修の呟き

「核の海の証言―ビキニ事件は終わらない」(修の呟き)

山下正寿氏は著書「核の海の証言―ビキニ事件は終わらない」(新日本出版社)の中で、「福島原発事故の政府対応やマスコミ報道を見て、『ビキニ事件に似ている』と直感した。消されようとしたビキニ事件の実相を知らせることが、『福島原発事故のこれからに立ち向かう道筋を示す』と考えた。あのビキニ事件を『第五福竜丸事件』にすり替え、事件の幕引きを強行した日・米政府の政治決着は何をもたらしたのかを再考しなければならない」と述べています。

同書によると、「1954年3月1日、アメリカはマーシャル諸島・ビキニ環礁で水爆実験を開始した。『ブラボー』と名づけられた水爆は、広島原爆の1000倍、『死の灰』は第五福竜丸ほか日本のマグロ船やマーシャル諸島そしてアメリカ中西部からフィリピンまで降りそそいだ」という。

次の日の3月2日、突如として原子炉予算が衆議院に提出され、3月5日に衆議院を通過。日本の原子力開発は、提案者の当時改進党・中曽根康弘代議士が「原子力開発10年史」で記しているように、学術会議が原子力の研究開発に否定的だったのに反し、「政治の力によって突破する以外に、日本の原子力問題を解決する方法はないと直感した」として、科学者の意見を政治家が無視することからスタートした、と指摘。そして、「このような政治優先の姿勢が、原発神話を育成し、科学的判断を軽視して、原発建設を強行し、福島原発事故をひきおこしたといえる」と、断じています。

一方、ビキニ事件をきっかけに反核運動が全国に広がり、日米政府間に政治的危機感をもたらした。鳩山一郎内閣は同年12月にマグロ検査を中止し、見舞金によるビキニ事件の政治決着が進められた。アメリカ大使館が原子力の平和利用を宣伝するために、読売新聞・日本テレビを率いた正力松太郎氏と手を組んで世論操作を展開。このようにして、ビキニ事件の幕引きと原子力開発は同時にすすめられた、と説かれています。

山下氏は、「今後もっとも注意しなければならないことは、東電・政府などが『原発事故で死亡した人はいない』と強調し続けて、放射線被災との因果関係を消し去ろうとすることである。高いレベルの放射線に長期間さらされる危険性のある原発労働者、ガレキ処理労働者、農民、漁民、潜水夫などや、低レベルでも影響を受けやすい子どもたちに病状が出た場合に、専門医によって精密検査を実施することと、その後の健康追跡調査が求められる。これをしなければ、放射線被ばくによる大規模な『完全犯罪』を許し、ビキニ事件の二の舞となる危険性も考えられる」と指摘されています。

同書を読んで、改めてビキニ事件に触れ、日本の政治が何も変わってないことに愕然としました。
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  1. 2012/11/25(日) 20:48:06|
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昨日今日明日(修の呟き)

昨日、祭日で集まりが悪いのではと思って参加した佐賀市の県庁前の毎週金曜日の脱原発パフォーマンスにはここ最近ではもっと多くの人が参加し、多くの行き交う車や人々に原発反対を訴えることができました。
今日は、海南友子監督の映画「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」を午前中鑑賞。午後は前佐賀大学学長で、現在玄海原発訴訟原告団長の長谷川照(はせがわ あきら)さんの「誰でもわかる!基礎から学ぶ原発の危険性」と題した佐賀県社会保障推進協議会の市民公開講演会に顔を出しました。長谷川さんはていねいに分かりやすく話されましたが、私には難しく、話していただいた大部分がちんぷんかんぷんでしたが、野田政権が「原発ゼロ」を閣議決定できなかった理由として、米政府が再処理事業を不許可とする警告をしたという話は納得できました。
明日はまた、佐賀げんき会運営のみょうが塾の仲間が行っている資源物回収作業のお手伝いに行ってきます。
  1. 2012/11/24(土) 19:54:05|
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目くらましに騙されまい─都知事選こそ総選挙勝利のカギ

      マスコミ九条の会HP「メディア・ウォッチ」61(2012年11月18日)
            http://www.masrescue9.jp/media/katsura/katsura.html


      目くらましに騙されまい─都知事選こそ総選挙勝利のカギ

                           桂 敬一

◆理解できないマスコミの首相解散決断への評価

 石原暴走老人の都政放り出し、「第三極」形成・国政乗っ取りの策動で、にわかに
政局が生臭くなった。民主・野田政権は支持率急減に直面し、安倍・自民党も、支持
率では民主党を抜いたものの、過半数制覇の見通しは立たない。両者は、かねて人気
の橋下維新の会と暴走老人とが野合、彼らのつくる「第三極」に出し抜かれるのを怖
れ、足元を掘り崩されないうちにと、体制立て直しを急ぎ、11月16日衆院解散、
12月4日告示・同16日投開票の日程による総選挙で手を打った。

これもまたりっぱな野合だ。公明党は選挙後、三つの勢力のどこが勝とうが、みんな
ドングリの背比べに終わろうが、どちら様とも適当にお付き合いいたします、という
風情。まるで寄生虫だ。

 情勢急変に色めき立ち、政局の行方に血眼になるのが新聞・テレビ。11月13
日、首相と自民党新総裁の初の本格対決、翌日の党首討論の予定を伝える段階でも、
すでに報道は上ずっていた。そして当日14日、討論相手の安倍総裁と見え透いたや
り取りをしていた野田首相が突然開き直り、「衆院定員削減の審議は次期国会で行う
という方針に同意してくれれば、明後16日の解散を約束する」と発言するや、意表
を衝かれた安倍総裁がこれを呑み、解散日が国会質疑のなかで決まるという、異例の
事態が出来した。

すると、テレビ各局はその日、夕方から深更に及ぶ時間まで、そのシーンを繰り返し
放映、翌15日の各紙朝刊は1面トップから社会面まで、解散決定ニュースのほか選
挙日程など、いろいろな関係記事を満載、お馴染みの「劇場型報道」で総選挙ムード
を煽った。

 社説をみると、朝日「『異常な選挙』の自覚もて」も、「首相の決断はやむを得な
い」とするものだし、毎日となると「首相の決断を評価する」と、前向き評価だ。読
売は「首相の重い決断を支持する」とさらに前向きなのに加えて、「民自公の信頼が
大切だ」と、選挙後の野合続行まで3党に促す始末。日経は「国民に信を問うときが
来た」というが、どのような信を問うべきかが、はっきりしない。そこへくると産経
「国難打破する新体制を」は、尖閣を中国から守れ、「脱原発」ではこの国が危な
い、憲法改正を争点とせよ、3党(民自公)の枠組みは堅持など、いうことがはっき
りしている。だが、これでは新旧取り混ぜた「国難」を、もっと多く招くに違いな
い。東京新聞「違憲状態で総選挙とは」は、首相が自公両党に衆院定数削減の審議方
針を呑ませ、その同意と引き換えに16日解散を約束したのは納得できない、と苦言
を呈した。定数削減は今度の選挙の重要争点ではない─消費税や原発を問うことこそ
争点だ、というわけだ。これは至極もっともな話。

◆総選挙を煽り立てるより、重要争点の明確化を

 東京新聞を除けば、なぜ選挙なのか、選挙でなにをどう変えるべきか、といった視
点を明確に示すメディアがほとんどなく、大方は、とにかく選挙だ、だれがだれと手
を組むか、どこが勝ちそうか、とにかく大変だ、といった空気を醸し出すだけなのが
実情だ。一体これはなんなのだ。一種の集団マインド・コントロールではないか、と
いいたくなる。

これから始まる”総選挙リーグ”にはいろいろなチームが出場し、注目の的の選手も
いる。どんな試合やプレーがみられるか目が放せない。とにかく試合が始まったら面
白くみせるのでご注目を、といった感じの報道・論評があまりにも多い。そうしたメ
ディア相互の同調的な流れが増幅されていくなかで、差し迫って争点とされるべき問
題の在処がぼやけ、その解決を追求する際の緊張感もはぐらかされる。

 振り返ってみれば、原発をどうするのかはすでに猶予ならない問題として立ちはだ
かっている。米軍の垂直離着陸輸送機・オスプレイの配備強行や米兵犯罪の横行に悩
まされる沖縄の人たちは、本土政府の不作為に怒り心頭に発する思いだ。消費税引き
上げはさらに次回が予定されているし、最初の増税と一体化して図られるべき社会保
障の充実はなされていない。むしろ給付水準切り下げを伴う年金制度の「改正」案、
生活保護の抑制など、後退の動きが目立つ。

野田首相は突然、TPP(環太平洋経済協力協定)参加が「公約」だといいだした
が、党内の意見統一もできていない。争点とするのなら、それに相応しい手順を踏む
べきではないか。教育の混乱も憲法改正をめぐる対立も、放っておけば選挙結果しだ
い、なりゆき任せということになりかねない。本来なら各党が選挙戦前に明確な方針
・所見を明らかにして議論を交わし、国民に信を問うべき問題であろう。

 このような現実の状況を具体的に見直してみると、今回の解散・総選挙が適切な時
期に妥当な方法で決められたかといえば、とてもそうはいえない。政府・政治家の自
己防衛・保身、混乱に乗じた機会利得漁り、つるむ相手の組み替えなどの動きばかり
が目につく。メディアにそれがみえないはずがない。だから不思議だ。なぜそういう
状況を事実に即して批判し、とくに前記のような諸課題については、自党の立場も明
らかにし、それを公約として国民に示せ、と問い詰めないのだろうか。

たしかに多少そういってはいる。しかし、まだまだ手ぬるい。一般的な”あるべき
論”、説教レベルだ。わが社はこう考えるとする立場をはっきりさせ、志を同じくす
る政党・候補には激励や助言を、反対の立場の政党・候補には、自社見解を対置して
批判を尽くす、などのところまではやっていない。もうそういう議論を読者・視聴者
の目前で行うときがきているのではないか。

◆政治状況の現実を具体的に示す市民たちの迫力

 11月11日(日)、永田町の国会周辺・霞ヶ関の中央省庁前で、反原連(首都圏
反原発連合)主催の「反原発百万人大占拠」の行動が展開された。私は午後3時ご
ろ、地下鉄・国会議事堂前駅から首相官邸前に出た。ここから主会場の国会正門前の
ほうにいこうとしたのだが、この日の規制が、国会裏を抜ける道路は、一般歩行者の
通行を許さなかったので、官邸とは広い道路で隔離された、

狭い歩道に押し込められた人たちの脇を抜け、官邸脇の坂を溜池方面に下り、文部科
学省の前に出た。教育関係労組・都庁職員労組を中心に、各地各種の市民団体の人た
ちが1000人近く集まっていた。シュプレヒコールのあと、歌手のTOMOKOさ
んが、カザフスタンの音楽家が故郷に残る放射能の惨禍を世界に訴えるためにつくっ
た歌、「ザマナイ(ZAMAN-AI=時代)」を、自分の日本語訳で歌った。冷戦
時代、ソ連の核実験場にされていたカザフスタンの地に残る放射能は、今も女性や子
どもに深刻な被害を及ぼしつづけている。

 文科省には原子力の研究・管理部門があるが、その道路=桜田通りの皇居側方向に
は、東日本大震災全体の復興費やその使途に関わる財務省がある。さらに国会に向か
う議事堂前通りを隔てて外務省も並んでいる。日本政府の原発ゼロに待ったをかけ、
沖縄に強引にオスプレイを配備したアメリカに、いいなりの外務省だ。この二つの役
所のまえにも「百万人大占拠」の市民が集まり、抗議の気勢をあげていた。そして、
桜田通りを隔てて財務省に対面するのが原発行政の総本山、経済産業省。その前には
2000人ほどの人が、桜田通りと議事堂前通りが交叉してつくる直角の歩道を占拠
し、一番賑やかだった。押し合いへし合いで、車道に溢れ出る人が絶えなかった。

雑踏のなかで、福島・浪江町からきた酪農家の男性が、「ふくしま 希望の牧場」と
書いた小さな飾り山車を引っ張っていた。その台の上に牛の頭蓋骨が安置してあっ
た。牧場に残すしかなかった、餓死した牛の真っ白に洗われた骨だった。放射線被害
対策は厚生労働省の管轄。祝田橋通り、日比谷公園に向かい合う厚労省前にも、医療
関係の市民活動家・労組員などが、多数集まっていた。

 日比谷公園を抜けて内幸町の交叉点に出た。議事堂前通りを振り返ると、主会場=
国会正門前に向かう、幟旗やプラカードを持った人たちの流れがみえた。行く手の交
叉点ごとに人数が増えていく。そのとき、ビルの谷間にこだまする、殷々たるドラム
の音が聞こえてきた。近づくに連れて、10人を少し超えるドラム隊の姿が目に入っ
た。激しいリズムを刻むたくさんの小太鼓。それにアクセントをつけるいくつかの胴
の短いバスドラム。重低音で大きなリズムを構成する胴長の大太鼓がひとつ。全体の
響きに華やかさを加えるシンバル。そして節目の区切りにはトロンボーンが高音で歌
う。隊は東京電力本社前の集まりに合流するために、経産省前から移動してきたの
だ。

私は交叉点で待ちかまえ、そこから後についていった。通行人がみな、驚いて振り返
りながら見送った。東電前の合奏は凄かった。集まった数百人の市民の「原発やめ
ろ」の叫びに合わせた大音響の連打は、辺りの空気を圧し、すぐそばの高架線を通過
するJR電車の騒音を跳ね返した。その迫力は、ブレヒトの構成劇「第三帝国の恐怖
と貧困」におけるシュプレヒコールの役割の重要性を思い出させてくれ、感動的だっ
た。

◆市民運動のなかにいち早くかたちをみせた都知事選

 11月11日に認められたこのような状況こそ、政治の現実そのもののありよう
と、そこに求められる変革がどのような方向でなされるべきかを、よく示している。
一番大事なのは、その変革をだれが求めているかが、はっきりしていたことだ。しか
し、その状況を、夜のテレビはほんの少ししか映さず、新聞は、12日朝刊がいかに
も間抜けな一斉休刊で、どこもなにも報じなかった。だが、多くの市民たちは、集会
に参加できなかったものでも、インターネット・テレビでその模様を克明に知ること
ができた。

アワプラ(OurPlanet-TV。白石草代表)、IWJ(Independe
nt Web Journal。岩上安見代表)、JVJA(日本ビジュアル・ジャ
ーナリスト協会。山本宗補氏ら3名が共同代表)、DAYS JAPAN(広河隆一
代表)が協力体制をとり、地上各所の自主取材のほかに、夕方と夜間にはジャーナリ
スト、広瀬隆氏肝いりの「正しい報道ヘリの会」(資金は市民カンパ)の空撮を実
施、共同取材・共同配信を行った。非営利の市民メディアには録画の無料アクセスも
受け付けた。

 重要なのは、都知事選にいち早く候補として名乗りをあげた宇都宮健児氏(反貧困
ネットワーク代表、日本弁護士連合会前会長)がこの日、国会正門前集会に「官邸前
見守り弁護団」として参加したほか、スピーチにも立ち「東京から脱原発を進めよ
う」と訴えたことだ。2日前の9日(金)に宇都宮氏は衆院第一議員会館で記者会見
に臨み、都知事選への立候補を表明していた。

暴走老人によってメチャメチャにされたまま放り出された都政を心配する有識者40
人が、東京を人間らしく生きられる街に戻すため、「当たり前の都政」を行う都知事
を生み出そうと呼びかけ、「人にやさしい都政をつくる会」を結成、そのひとりとし
て宇都宮氏も加わっていたが、その後、会の議論のなかから推され、同氏みずからが
出馬を決意するに至ったのだ。40人のなかには雨宮処凛、上原公子、内橋克人、大
江健三郎、岡本厚、大江健三郎、鎌田慧、早乙女勝元、佐高信、品川正治、辻井喬、
暉峻淑子、山口二郎、渡辺治氏らが含まれる。

◆都知事選のたたかいはおのずから総選挙に通じる

 宇都宮候補の基本政策は、「つくる会」が石原都政の欠陥を克服するために唱え
た、4つの要請に答えるものだ。会の要請の順序に応じて記すと以下のとおりだ。

(1)護憲で平和な近隣外交を推進。沖縄の米軍基地拡大・オスプレイ配備に反対。
(2)再生可能エネルギーを普及、東京から脱原発を進め、東北の被災地支援に努め
  る。
(3)「日の丸」「君が代」強制を止め、民主的な教育を子どもたちのために再建す
  る。
(4)雇用と社会保障に力を入れ、消費税引き上げに反対し、大規模開発を見直す。

 記者会見にはたくさんの支援者市民が駆けつけていた。みんなの見守るなか、宇都
宮候補は所信表明のあと、新聞・テレビの各社記者からの質問に答えていったが、取
材陣のなかにはアワプラ、IWJほか、マスコミ九条の会のインターネット・テレビ
など、いくつもの市民メディアも混じっていた。これらメディアは、むしろここを起
点とする射程のなかで、11日の国会正門前・霞ヶ関中央官庁周辺、そして14日の
国会解散をとらえてきた。

 どうであろうか。宇都宮都知事候補の4つの基本政策はすべて、国政選挙において
も重要な争点、基本的な課題を構成するものではないか。17に収まるのか、それよ
りもっと増えるのか、総選挙出陣の党会派の数は見当もつかない。さらに選挙後に、
それらがいくつに再編、収斂するのかもわからない。だが、どこに属そうが、今回総
選挙の候補者はすべて、宇都宮都知事候補の示した政策に真摯に向かい合い、賛成す
るにせよ反対するにせよ、自分の信ずるところを国民の前に開陳、国会議員となるべ
きものの見識を示すよう求められることになるのだ。

私たちは、「劇場型」総選挙の目まぐるしい動きに余計な気を遣う必要はない。宇都
宮候補を支持し、その当選、新しい都政の実現を追求する射程のなかで、その道筋に
合致する総選挙候補者を選べばいい。メディアの世論調査では、「投票したい党」を
党名で答えないと、「支持政党なし」とする。しかし今回は、宇都宮4基本政策
に合致する政見の保有候補者なら、所属党は問わず、敢然と国会に送ればいい。

         ◆                   ◆

 暴走老人と橋下維新の会の野合の展開は、噴飯ものだ。石原前都知事が新党名を
「太陽の党」としたのには唖然とした。報道によれば、芥川賞受賞作、『太陽の季
節』にちなんだという。主人公が自分のセックスで障子を突き破るシーンの描写が評
判になった小説だ。新党名を聞いて、「まだ立つのか」「また立つのか」と、面食ら
った。もちろん後者は総選挙進出のこと。そして、維新の会との合流で新党名が消え
たので、「本番前に萎えたか」と、納得がいった。

反対に橋下氏はまだまだ強そう。しかし、彼は国政には「立たない」といっており、
暴走老人の代わりはすまい。橋下大阪市長はむしろ、千里の大阪万博公園に立つ、岡
本太郎作の「太陽の塔」を見習うべきだろう。大阪という都市に新しい現代性を付け
加え、いまだにエネルギーを感じさせ、光彩を放っている。

 都知事選では石原前知事が、猪瀬直樹副知事に後事を託した。猪瀬副知事も出馬の
意向だが、正式表明をなかなかしない。後出しジャンケン狙いだとマスコミは噂す
る。猪瀬氏といえば、だいぶ前、テレビでだれかが、彼はファッションではアルマー
ニが好きで、いつもアルマーニを着ている、といっていたのを思い出した。

これに比べると、宇都宮候補のほうはいつも黒い背広の上下で、風采があがらない。
けっして高級ブランドではないだろう。だが、彼にはそれが似合っており、人柄の一
部になっていて安心する。国政選挙では石原・橋下連合を忌避する自民党が、早々と
都知事選での猪瀬候補支持を宣言した。これも野合臭い。これでは気の毒に、アルマ
ーニを着た猪瀬氏がエセ紳士臭くみえてしまう。

      (かつら・けいいち/元東京大学教授/日本ジャーナリスト会議会員)

  1. 2012/11/21(水) 19:33:50|
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記者たちには『官尊民卑』の思想が(修の呟き)

マーティン・ファクラー、ニューヨーク・タイムズ東京支局長が、テレビ局や全国紙の記者は有名国立大学や難関私立大学の出身者ばかりで、日本のキャリア官僚も同様の大学出身者が採用され、両者は似たような価値観を共有し、「国民よりも官僚側に立ちながら、『この国をよい方向に導いている』という気持ちがどこかにあるのではないか。やや厳しい言い方をするならば、記者たちには『官尊民卑』の思想が心の奥深くに根を張っているように思えてならない」(「本当のこと」を伝えない日本の新聞=双葉新書)と、指摘している。最近の状況をみると、私もそう思わざるを得ません。ところで最近の報道では第三極だけが一人歩きしていて、今日日本維新の会と太陽の党の合流が決まったというものの、合流に際しての具体的な政策についての報道はない。ないないづくしの合流報道で政治部記者として恥ずかしいと思わないところがいまのマスコミの異質さだと思う。また民、自、公以外の政党の政策は一切伝えない。いまの日本の新聞、放送の大マスコミにはほとほとあきれるばかりだ。政局慣れした政治部記者が第三極の派手な動きに振り回され、第三極の広報担当の役割を請け負っている、情けない姿を政治評論家と称する連中とともにさらけ出している。こんな報道しかできないマスコミの政治部は解体したほうが国民には役立つ。前にスコミの職場の片隅にいた私も反省しなければならない。
  1. 2012/11/17(土) 20:08:25|
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反原発集会、佐賀市で開催(STSニュース)=修の呟き

反原発集会、佐賀市で開催

福島第一原発の事故を受けて反原発を訴える活動を行っている市民団体が11日、佐賀市で集会やデモ行進を行い原発の危険性を訴えました。この反原発集会は「さよなら原発佐賀連絡会」が開いたものです。集会の冒頭、市民団体代表で佐賀大学理工学部の豊島耕一(とよしまこういち)教授が「原発は事故を起こさなくても放射性物質を生産する。次の世代のために私たちの世代の責任を果たしましょう」とあいさつしました。続いて、原発事故の影響を受けて千葉県柏市や福島県から県内に避難している2人が「人間関係や農作物のすべてを壊すのが原発事故」などと危険性を訴えました。集会のあと、参加者はプラカードやのぼり旗を手におよそ30分に渡り市内をデモ行進して道行く市民に反原発を訴えていました。(STS=サガテレビ=ニュースから)
DSCF0017.jpg
(佐賀市役所南公園で=力久修撮影)
  1. 2012/11/11(日) 20:22:07|
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「原発おことわり」11・11佐賀集会(修の呟き)

テレビの前では元気で威勢よく見える石原慎太郎氏は実はヨレヨレで、足取りも小刻みで以前のような精悍さは見られないようだ。登庁するのも週に1~2日だけで、公式の場で失礼にも経団連会長を「タヌキみたいなおっさん」と言い、新銀行東京への1000億円出資と400億円の追加出資の責任も取らず、中国が略奪を意図していたとしても、そのきっかけを与えた尖閣問題に火をつけた政治家としての責任も放棄する石原氏には何も期待できない。都民ではない私は投票できないけど、都民のみなさんにはこんな石原都政を引き継ぐような人だけには一票を入れてほしくない。私はつれあいと午後から、東京の「反原発100万人大占拠」集会に呼応して午後2時から佐賀市役所南公園で行われる「原発おことわり」11・11佐賀集会に私や未来に繋がる命を護るために参加します。
  1. 2012/11/11(日) 11:11:26|
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和解協議実現を(修の呟き)

DSCF0009.jpg
先週金曜日の脱原発行動には急きょ残業が入ったものの、少しだけ遅れて参加しました。この日はわざわざ武雄からも数人が駆けつけて参加されていました。寒さも加わったもののバルーンフェスタにともない点灯されたイルミネーションの明かりに照らされながら、約15人が脱原発に向けて元気よくパフォーマンスを繰り広げました。そして次の日曜日(11日)の午後2時から佐賀市役所南公園で東京の100万人集会に連帯して行う「原発おことわり」佐賀集会も合わせてPRしました。

今日、郡司農相が長崎を訪れ、諫干問題で国の対応について説明を行ったようです。事前に関係者に知らせるために農水官僚がリークしたと思われる内容の共同通信配信記事が昨日と今日、佐賀新聞1面に掲載されていました。たぶん長崎新聞にも掲載されていると思います。昨日は開門調査を来年12月から実施する方向で長崎県と最終調整する方針を固めたという内容で、今日は開門調査実施に備えて、干拓農業用水の確保策として349億円をかけ海水淡水化施設を整備するというものです。

NHKによると、郡司農相は諫早干拓地を見学したのち長崎県知事らに開門に向けた先にリークした内容の事業の説明を行い、開門調査で被害が発生した場合は国が補償すると述べたようです。が、長崎県知事らは開門撤回を訴えるだけで、全く協議に応じる様子はなかったそうです。

こうした中、佐賀では漁民や市民が、福岡高裁控訴審での和解協議実現に向けてのつどいが行われました。集会には大串総理補佐官も途中参加され、「関係者の合意に向け全力で頑張りたい」とあいさつされました。また、このほかにも自民党や共産党の県議も参加、それぞれあいさつをされました。和解協議の重要性について、馬奈木昭雄よみがえれ!有明訴訟団長は水俣訴訟の経験から「官僚は国民の利益に反することを平然とやっている」と述べられ、「国が和解に参加しないのは、長崎の反対を隠れ蓑にしているだけ」と指摘され、「協議でもめるような問題はない。問題は何を調査するか」と訴えられました。

このあと、熊本や長崎、佐賀の漁民が和解協議への意見や、漁場の状況などについて話されました。その中で、佐賀の漁船漁業の漁師さんはいま、これまで邪魔者扱いだったクラゲが、大量に中国に輸出できるようになったためクラゲ獲りで忙しいと、話されていました。最後にみんなで「がんばろう」を三唱して、つどいを締めくくりました。

  1. 2012/11/04(日) 20:38:32|
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プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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