修の呟き

「6月17日事件」60周年──立憲主義の定着に向けて(3)

 <おすすめ記事情報>

 「6月17日事件」60周年──立憲主義の定着に向けて(3)
 (水島朝穂「今週の直言」6月17日)
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2013/0617
 
  今回の選挙では、権力と政党と市民および市民社会の関係が、深いところで問題
 になっているように思う。水島朝穂・早稲田大学法学学術院教授の「今週の直
 言」。今週は今回は、60年前に旧東ドイツで起きた「6月17日事件」を発端
 に、「立憲主義の定着」についての推敲まで深められてゆく。
 
  旧東ドイツで起きた「6月17日事件」について、水島さんは以下のように整理
 する。
 
 ──1953年3月5日、旧ソ連の独裁者スターリンが死去した。凄まじい圧政と
 専制と粛清の権化がこの世から消えて、ソ連に抑圧されてきた東欧諸国にも変化が
 生まれた。その「最初の一突き」が、「労働ノルマ」10%引き上げに反対する旧
 東ドイツ労働者の職場放棄とデモであった。最初はベルリンの一工場で始まった労
 働者の動きは、東ドイツ全土に急速に広がっていった。ソ連軍のベルリン地区司令
 官は直ちに戒厳令を布告。「3人以上の集会」を禁止した。だが、デモは全国規模
 のものとなり、当初の切実な経済要求から、次第に自由・秘密・直接選挙の要求、
 政治犯の釈放、軍隊の即時解体、東西ベルリンの境界の即時撤廃など、明らかに政
 治的色彩を帯びた要求へと発展していった。労働者の決起におびえた党・政府首脳
 は、シェーネフェルト空港からモスクワに逃亡する寸前だった。ソ連は陸軍16個
 師団と戦車600両を投入して鎮圧をはかり、労働者・市民に向けて発砲した。労
 働者・市民に多くの犠牲者が出たが、他方で、市民に発砲する命令を拒否したソ連
 軍兵士40人が軍法会議にかけられ、銃殺された。たくさんの労働者・市民が投獄
 された。──

  <60年前のこの事件>を、私たちはどうみるべきだろうか。政権党は、「反革
 命・反ソ暴動」と喧伝、世界の社会主義勢力も当初、「帝国主義勢力による社会主
 義転覆の策動」というプロパガンダに乗り、乗せられ、リアルタイムでそこから抜
 けだすことはできなかった。流れが変わったのは、ソ連の「チェコ侵略」あたりか
 らである。そしていま、自民党の「改憲草案」および改憲発議条件を緩和する「9
 6条」改定の動きが浮上する中で、ようやく「立憲主義」の言葉にスポットがあた
 るようになった。憲法とは、国民が権力を規定し監視するためのものであるはずだ
 が、自民党の「草案」はその憲法に国民を縛り込む役割をもたせようとする真逆の
 性格を盛り込んでいる。これを通すようなことがあれば、平和主義も民主主義も人
 権尊重も、日本国憲法の基本理念を、私たち自身が根底から覆すことになる。日本
 社会は、「和」の精神(枠組み)を喪失するどころか、そのままさらなる「弱肉強
 食」社会に突入し、さらに極端な貧富の差、格差社会を通じて世界の「弱肉強食」
 の論理、 極端な資本の論理を呼び込み、日本社会はいたずらに亡国・滅亡の時代
 へと突入することになりかねない。
 
  古くは、君主と議会の緊張関係のなかから「国王といえども神と法の下に」の警
 句や後の「法の支配」「社会契約」、「議会主権」「人民主権」の定着にみるごと
 く、また市民革命による国民主権の宣言から自由と人権の保障の時代へと推移しな
 がらも、二度にわたる世界大戦や世界恐慌などを経るなか、国家による「管理」体
 制の導入、強力な国家権力の台頭が進む。自民党や(それに一定歯止めをかけつつ
 も同調する公明党)、そして維新やみんなの党などは、自民党のおかしな改憲を否
 定せずにそれぞれに歩調をあわせようとしている点で、近代の立憲主義を解さず、
 かたちだけの「立憲」システムを認め、自民党の主張する復古改憲型の社会システ
 ムへと日本社会を後ろ向きに誘導しようとする勢力といえるだろう(議員によって
 差はあるのだろうが)。
 
  そこに混乱が起きていることは、「決められない政治」から「決められる政治
 へ」という自民党のスローガンののようなものが、一定程度、マスメディアにまで
 ニュース判断の尺度として許容されていることにも現れている。絶対権力を「取り
 戻したい」自民党。かつての既得権者がそのままずばり「絶対君主」に返り咲きた
 いといっているに等しい。後ろ向きに国を作りかえて、ドックイヤーとも呼ばれる
 急速な社会変化に対応しようとする無理。それは「立憲主義」を社会内在しない
 「遅れてきた国」の脆さを、そのまま露呈するものである。
 
  一方でまた、水島氏が今回取り上げた「6月17日事件」の惨劇はじめ、その後
 のゴルバチョフのペレストロイカ(改革)・グラスノスチ(情報公開)を契機とし
 た東欧の社会主義諸国民主化に至るまでの長い期間、<少数は多数に従い、下級は
 上級に従い、地方は中央に従うという、非常時型の秘密結社の組織のありようを国
 家にまで押し広げた>「民主集中制」もまた、個人や社会から「自由と人権」を奪
 い、抑圧し弾圧するツールとして機能し続けた。水島氏は、これについて<「民主
 主義的」というのは粉飾的な形容詞にすぎず、本質は中央集権主義である>と喝破
 している。
 
 なお、<旧西ドイツの基本法、そして統一ドイツ の憲法となったドイツ連邦共和
 国基本法が、政党の内部秩序の民主的性格を要求し、「指導者原理」と「民主集中
 制」を否定しているのは象徴的である(21条1項)>。
 
  かたちだけ「立憲主義」の遅れた国で、かつ自民党の一党独裁が続いたような国
 では、この「民主集中制」の根幹に宿る<上意下達>の(軍隊型)<命令型組織>
 への志向は、まだ、依然、消えないのであろうか。
 
  20世紀には「笑顔のファシズム」が指摘されるようになったが、日本のほとん
 どの政党が身に着けたままだった<上意下達の(軍隊型)命令型組織>も徐々に変
 容を遂げるようになった。それに伴って、本部の意向(合っていようと間違ってい
 ようと)どおりに人を動かそうとする自民党に顕著にみられる自己責任とアメとム
 チで組織を統括す手法がはびこるようになっている。その際に、高度な(?)ホン
 ネとタテマエの使い分け(ごまかし)も、当事者資格の一環として求められる。
 
  <上意下達の軍隊型組織>は、非常時型の秘密結社ばかりでなく、現代のリーダ
 ーシップ論でも、成熟度の低い(情報力や技術力など)組織に典型して起こりやす
 く、また必要とされる傾向があるとの研究もある。精神論や体罰の横行は、そのま
 ま「自由と人権」のバロメータとのなりうるが、生活保護受給者に対するバッシン
 グなどの逸脱行為にも象徴されるように、目先の効率と忖度・服従・成果のみが強
 調される「崖っぷち」組織では顕在化しやすい。それが体質と化している場合に
 は、もはや時代とは無縁というほかなくなるだろう。
 
  しかしながら、この雇用不安の時代に、一部のブラック企業と呼ばれるようなと
 ころにおいては、成功を収めた創業者などのもつ「カリスマ」「成功譚」を軸に、
 <上意下達の軍隊型組織>が幅を利かせ、「命と自由と人権」を脅かす事例が出て
 いる。志を共有した同人型組織が、その勃興期から起動に乗るまでの過程で、切磋
 琢磨する姿が表面的にそれに似ることもあるが、成長期から安定期に至る過程で陣
 容を拡大してゆくなかでもまだ、非常時型の上意下達・軍隊型組織とリーダーシッ
 プからの卒業・脱皮を遂げなければ、再び衰退期をむかえ再生期を目指そうとする
 過程において重大な足かせとなる可能性がある。人が育たず、情報や技術のシナジ
 ーが広がらず、ゆえに自由と人権尊重の気風が、与えられた枠以上には広がらない。
 
  在世中に一度として甲斐に敵軍を侵入させなかった武田信玄の政治思想をまとめ
 た言葉に「人は城、人は石垣、人は堀」があるが、組織のミドル・ロワーマネジメ
 ント層では、これを「人を大事にした信頼関係」づくりではなく、「石垣のようで
 あらねばならない」と結束を強要する根拠として強調する者もいるという。組織の
 「(未)成熟度」のほどがみてとれるわけだが、精神論や忠誠心でがんじがらめに
 して人を酷使して、何とか体を保っているような企業組織に、どこまでの人的資源
 の深みがあるのか、疑いたくなる。
 
  マスメディアも同様である。かつて、労働組合がずっと強力だった時代に、経営
 側がGHQとのからみで「編集権は我にあり」として、記者や編集の内部から自由
 を奪い弾圧し統率しようとした時代があった。いまはその「編集権」や「編成権」
 という言葉は聞かないが、実質的に上からの内部監視・抑圧・押し付けの類が強ま
 っているとの報告もある。この事例は、組織の成熟度とリーダーシップの問題とし
 て片付けることはできない。まったく別の社会問題と企業内部の民主化の問題を包
 含しているといえるだろう。
 
  また、「革命政権」の維持のためと称して、専制と粛清を繰り返した陣営の未熟
 も、とうに卒業していなければおかしい。中国の「天安門事件」を引き合いに出す
 までもないだろう。対象の範囲や大きさにもよるが、リーダーの個人差もある。
 「専制と粛清」に類するものは、およそマネジメント能力の欠如とリーダーとそれ
 以外のメンバーの力の乖離や、あるいは支配層・中間層の保身にも目を向けておか
 ねばならないだろう。そこからときとして、とんでもない暴論が噴出してくること
 があるからだ。上意下達の軍隊型組織に慣れきっていると、その暴論を暴論と見分
 けることができなくなり、深刻な組織不信や組織崩壊へとつながる場合もある。
 
  民主党政権末期とその後の、「党内での徹底した議論を通じての合意と現実性・
 具体性のある政策、そして決めたことについて全党一丸となって追求する」といっ
 た言葉も、「決められない政治」と批判浴び、さらに官僚への依存を深めた民主党
 が消費増税やTPPへと突っ走り、そのまま党の分裂へとつながっていった経過も
 まだ昨日のことのようである。自民党もいまや、右派復古改憲国家主義の巣窟のよ
 うな姿になっている。
 
  さらに、きょう(21日)、産経新聞が1面で大きく報じているように、同社が
 憲法改正について全国会議員を対象にアンケートを実施(衆参717人を対象に実
 施、20日までに447人が回答、回答率62・3%)ところ、憲法論議の活性化
 を望ましいと答えた議員は(回答者の)9割を超し、憲法改正は「必要」と答えた
 議員は(回答者の)8割超に上った。
 
  同紙は、<民主党議員の半数も憲法改正は必要としており、参院選後をにらみ、
 憲法改正に向けた機運の高まりを反映>した結果となっている、と報じている。こ
 こにも日本のムラ社会の典型がみてとれる。このアンケートに回答し、また「憲法
 改正」を必要と考えるとした人たちは、本当に自民党の主張する右派復古改憲国家
 主義の実現に賛成なのだろうか。もしそうだとすれば、国連の委員会から次々と勧
 告を受け続ける状態であるのも仕方ない国、ということにしかならないだろう。
 
  日本の「民主主義」の「質」は、いまも依然として問われ続けねばならない状態
 にある。私たちはその事実を共有して、政党や役所や企業や団体や、私たちを取り
 巻く市民社会のありよう全般について、協同して模索を進め、変革の波を起こして
 ゆく必要があろう。自民党を軸とした「改憲」策動を跳ね返す運動の大事な一環と
 して、「立憲主義」を社会に根付かせる取り組みと、日本社会に根深い「民主集中
 制」の誤謬からの卒業は、並行して進行すべきものとの認識も広く共有してゆかね
 ばなるまい。
 
  日本社会はすでに、独裁状態を続けていた自民党を政権から引き摺り下ろした経
 験を共有している。また、それを引き継いだ民主党政権のふがいなさも目の当たり
 にした。それと並行するようにインターネットの急速な普及、携帯端末の爆発的普
 及・SNSによる市民のネットワークの広がりも経験し共有している。ネットを活
 用した選挙活動も解禁となった。いまこそ、日本国憲法を守り発展させる勢力によ
 る政権を樹立すべきときである。その担い手は、<上意下達の軍隊型組織>への回
 帰の可能性をしっかりと払拭しておく必要があるだろう。
 
  現在のネット社会では、たとえばツイッターが「バカ発見器」とも称されるよう
 に、政治家や公務員が信じられない「暴言」「失言」をさらせば、そのまま社会的
 大問題に発展する。メディアの報道についても、政党や政治家の動向も同様であ
 り、それは批判だけでなく賛同の渦も巻き起こす。指示待ち、方針待ちではなく、
 個々の日々の即座の発信が時代を突き動かしてゆく。個々が、各陣営に属していよ
 うとそうでなかろうと、個々がどこまで日常の情報共有と議論とを深め、活動に取
 り組んできたか、人と人のネットワークを広げてきたか、信頼関係を築いてきたか
 が、そのまま広大なネットワーク空間に表出され、流れを生み出すきっかけやひと
 つの要素となる。
 
  それがどこまで伸びるか、広がるか。その実験を日々行い、その実感を日々つか
 みながら猛スピードでの情報共有の進むいま、宣伝など情報発信力もさることなが
 ら、情報 収集力、情報共有力、あらゆる意味での情報検証力など、総合的な力
 が、共有の機 会を求めてやまない広大な市民のネットワークのなかでひしめいて
 いる。いま日本のすべての政党・政治家が、一枚も二枚も三枚もの脱皮を求められ
 るのは当然ことであろう。ひとつのアクションがリアルタイムに伝播し波及し、ま
 た次の波を呼び込み、呼び起こしてゆく。その民主化と時代発展と正のループを、
 自民党を軸として展開されている負のベクトルに対峙させていかねばならない。

  水島氏の次の指摘も、とても大事である。
 1)東欧民主革命のトップランナーとして民主的法治国家を実現したハンガリーに
 おいて、いま、立憲主義からの逆走が起きている、2)グローバル経済のもとで近
 代立憲主義というプロジェクトを維持することの『困難さ』についての指摘が出て
 いる。
 
  水島氏はさらに、中華人民共和国憲法53条=「国民は、憲法及び法律を遵守
 し、国家の機密を保守し、公共財産を愛護し、労働規律を遵守し、公共の秩序を守
 り、社会公徳を尊重しなければならない」を引き合いに出して、<自民党憲法改正
 草案の9条4項、12条、13条、29条2項、102条を一本にまとめたような
 イメージである。自民党改憲草案と中国憲法は、国民に対して、あれもこれも義務
 づける点でよく似ている>と指摘して、最後に<日本でも、旧社会主義国の憲法の
 ように権利制限に饒舌な改憲草案を、憲法とは何かも十分に理解しないまま振りか
 ざす首相が驀進している。立憲主義の定着には、まだまだ時間が必要なようであ
 る>と結んでいる。
 
  今週の「直言」も必読である。この機会にしっかりと読み込んで、議論を深めて
 おきたいところである。

                             Junzo Kowashi

安倍首相、「左翼の人達が演説妨害」Facebook投稿を削除か(ITmedia10日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/10/news052.html
復興庁参事官もツイッターで騒動「左翼のクソども」(スポニチ18日)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/18/kiji/K20130618006035570.html
高市氏撤回し謝罪 「原発事故で死者なし」発言(東京新聞20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013062002000111.html
憲法改正「必要」84% 衆参とも3分の2超す 本社、国会議員アンケート
(産経新聞21日)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130621/plc13062106580004-n1.htm

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  1. 2013/06/21(金) 19:30:55|
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「第37回福岡YWCA平和の集い~1日まるごとPEACE館!~」

「沖縄とむすぶ市民行動・福岡」の柴田です。

このたび、福岡YWCAの呼びかけに応えて、福岡YWCAが主催して開催する
「第37回福岡YWCA平和の集い~1日まるごとPEACE館!~」
http://fukuoka.ywca.or.jp/activity_02.html#3
に出展することになりましたので、お知らせします。

私達「沖縄とむすぶ市民行動・福岡」のブース以外にも、興味深いブース出展や
講演、ワークショップが開催されます。どうぞ6月29日(土)は福岡市中央区舞
鶴の福岡YWCA会館へお越しください。

なお、会場の福岡YWCA会館には駐車場がありません。近隣の有料駐車場をご利用
されるか、公共交通機関をご利用下さい。

以下、チラシより転載します。




第37回福岡YWCA平和の集い
~1日まるごとPEACE館!~

 福岡YWCAでは毎年「平和の集い」を開催し、その時々に合ったテーマで「平
和」について考え、学んできました。今回は「平和の集い~1日まるごと
PEACE館」として1日会館を開放します。あらためて「平和」について、考
え、行動してみませんか。
 今回は福岡で「平和のため」の活動している他の団体にもご協力いただき、児
童労働、フェアトレード、沖縄米軍基地問題、慰安婦問題など私たちの周りのさ
まざまな問題を考えるきっかけとなるようなプログラムをご用意しました。そし
て、問題を共有し、今後の活動に生かしていきたいと願っています。ぜひ、お誘
いあわせご参加ください。


日時 :2013年6月29日(土) 11:00開場

場所 :福岡YWCA会館(福岡市中央区舞鶴2-8-15)
    http://goo.gl/maps/zedpg
    http://fukuoka.ywca.or.jp/access.html
    ★地下鉄「赤坂駅」3番出口より徒歩5分 
    ★バス 法務局前/舞鶴1丁目/大名2丁目より徒歩5分
    ★西鉄「天神駅」から徒歩10分

入場無料(「身近な平和と世界の平和の作り方」のみ参加費必要、他は無料)

主催 :福岡YWCA平和グループ
    福岡市中央区舞鶴2-8-15
    TEL 092-741-9251 / FAX 092-712-2515
    E-mail:fukuoka@fukuoka.ywca.or.jp
    URL: http://fukuoka.ywca.or.jp/
共催:ACE福岡グループ、沖縄とむすぶ市民行動・福岡、「慰安婦」問題に取
り組む九州キリスト者の会


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■福岡YWCA 2つの講座を行います

「憲法を変えてよいのか」
講 師: 石村 善治先生(憲法学者)
時 間: 13:00~14:30 2階ホール 無料
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「身近な平和と世界の平和の作り方」
講 師: 石原 明子先生
    (熊本大学大学院准教授)
時 間: 17:00~19:30 2階ホール
参加費:一般1000円、学生無料
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■沖縄とむすぶ市民行動・福岡 http://www.okimusu.info/

私たちは、1995年に発生した在沖米海兵隊兵士による少女レイプ事件を契機に、
沖縄の米軍基地問題を解決する為に福岡の地で考え行動する市民グループとし
て、1996年に発足しました。米軍基地が過重に集中する沖縄の基地被害の実態を
展示パネルやビデオ上映で御覧下さい。またグッズ販売もおこないます。どうぞ
よろしくお願いします。
時間: 12:00~18:00
会場: 1階ホール  無料
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■ACE 福岡グループ

ワークショップ「おいしいチョコレートの真実」
時間: 14:30~16:00
会場: 2階ホール 無料

“カカオを割る子どもたちはチョコを食べたことがありません”
ACE(エース)は児童労働の撤廃と予防に取り組むNGOです。カカオ産業の児童労働
と私たちの生活のつながりを知り、みんなで児童労働の問題に対して何ができる
かを考えましょう!
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■「慰安婦」問題に取り組む九州キリスト者の会

ドキュメンタリー映画:「終わらない戦争」
監督: 金東元(キム・ドンウォン)
上映時間 11:00~/15:00~/17:00~(60分)
会場: 2階 Cルーム  無料

4ヶ国5人の被害者の証言を元に、被害体験やその後の人生を再構築していま
す。またこの問題に関わりのある研究者や政治家等の聞き取りを収録し、歴史的
な背景も含めて日本軍「慰安婦」問題を取り上げ、問題の本質に迫る映画です。
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その他、憲法関係、児童労働についての展示、Big Issue販売、共同作業所「ひ
まわり学園」のパン販売、フェアトレード商品販売などを予定しています。平和
を願って七夕の短冊を書くコーナーもご用意しています。



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第37回福岡YWCA平和の集い 特別企画  受講者募集

紛争解決(変容)・平和構築学に何ができるか?
                  ―震災やアジアの平和をみすえて

講師:石原 明子 先生
   熊本大学大学院社会文化科学研究科(紛争変容・平和構築学)准教授
日時:6月29日(土)17:00~19:30
場所:福岡YWCA会館
参加費:一般1000円 学生無料
申込み:6月25日までに福岡YWCAへメール・FAX・電話でお申込みくだ
さい。(お名前・連絡先)

講師の石原明子先生からのメッセージです。是非この機会に、国レベルの紛争だ
けでなく、身近な対立や葛藤を、変容へのチャンスと捉える視点や試みを学んで
みませんか。

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身近な平和と世界の平和の作り方
紛争解決(変容)・平和構築学に何ができるか?
                  ―震災やアジアの平和をみすえて

 私たちの社会は今、高齢化、震災・原発災害、経済衰退、環境問題、国際紛争
など、様々な大きな課題に直面し、それに対しての“右傾化”も含め、強硬な対応
を求める声も大きくなりつつあります。また、身近なところでも、いじめ、虐
待、コミュニティの分断、大小の犯罪など多くの葛藤や対立が起こっています。

 紛争解決(変容)・平和構築学は、対立・葛藤・問題を、非暴力な方法で解決
し、皆が幸せになれる未来社会への変容を支援していこうという新しい学問分野
です。個人のこころや関係性の葛藤から、組織や社会の葛藤・対立までを連続的
な視点でとらえて、変容へのチャンスと捉えて取り組みます。日本では熊本大学
に初めて、紛争解決学の専門大学院プログラムができました。

 このワークショップでは、前半に、紛争解決(変容)・平和構築学がどのよう
な学問なのかということを、原発震災後の被災地での人間関係の分断、学校での
いじめ、アジアの近隣諸国との問題などを事例としながら紹介したく思います。
後半では、その知見を使って、私たちの身近な社会の問題について自分たちで考
えてみる体験型のワークショップを行いたく思います。
-----

主催・申込:
 福岡YWCA平和グループ
 〒810-0073福岡市中央区舞鶴2-8-15 
 TEL 092-741-9251 FAX 092-712-2515
 fukuoka@fukuoka.ywca.or.jp




--
**********************
努力 未来 前進 平和
**********************

** 柴田 一裕(Kazuhiro Shibata)
** KFD03707@nifty.com
** http://www.kshibata.net/

  1. 2013/06/20(木) 19:58:37|
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被災地報告の続きを。。。

続編が届きましたので、転送します。

---------- 転送メッセージ ----------

日付: 2013年6月15日 15:31
件名: [attac_ml:3482] 被災地をまわって(つづき)
To: attac_ml@freeml.com


会員の山口です。被災地報告の続きを。。。

宮城県
震災前のこの季節はどこまでも水田風景が続いていたのでしょう。道を挟んで山側は田植えが終わっているのに、海側は津波の塩害で放置された田んぼが広がる風景を左右に見ながら石巻市へ。

その途中、近代的なビニールハウスが並んでいるかなり広い区画がありました。そこは国が土を使わない農業を試験的に行っていて、全てコンピューターでコントロールされ、殆ど人が要らないのだそうです。復興の名の下に農業の工業化、企業化の大きな実験場になってしまうのではないか、という印象を受けました。

多くの子供たちが津波の犠牲になった痛ましい大川小学校は胸が締め付けられました。

そしてその先の2年経っても冠水したままの荒野を行くと、静かで穏やかな長面浦がありました。浦に面した山から染み入る養分で牡蠣の養殖に最適な浦で、少し養殖が復活していましたが、「このあたりは全て家が並んでいた」と言われて驚く程に何もなく、誰もいなく、工事のトラックだけが行き来していました。

それから雄勝町、女川町、石巻をまわりましたが、二年経って被災した家屋は解体され瓦礫も整理されて、やはり「ここ一帯は住宅が立ち並んでいた」と教えてもらわなければ分からない荒地がどこもずっと広がっています。

その石巻が380度展望できる、大きな馬の背に乗ったような気分になる馬っ子山(Hさんたちが子供のころからこう呼んでいるオヤケ森山)に登りました。すぐ下には仮設住宅が延々と立ち並んでいました。

その後、昨年Tさんから報告を送っていただいた「夢ハンカチ、走れ仙石線」イベントがあった東松島へ。まだ仙石線は開通しておらず、住民の声を無視して、山を切り崩して建設中の被災者住宅の高台に駅が移る計画が進んでいます。

2年経ってなお肝心なことは何も進んでいないように感じましたが、反面、確実に被災者間に格差が生まれていて、老人や弱者、財力のない人たちがどんどん取り残されているそうです。国や自治体が今進めていることが、本当に住民の望む復興に結びついているのか、人々の暮らしに密着していた豊かな海と生活を引き離して大きな壁を作ることが、本当に津波から守ることなのか、至る所で考えさせられた一日でした。


案内してくださったTさん、Hさんありがとうございました。また、行きます。


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MLホームページ: http://www.freeml.com/attac_ml

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--
Junko Okura 大倉純子
Email: preabsanol@gmail.com


[このメッセージのテキスト以外の内容は省略されています]

  1. 2013/06/17(月) 20:23:51|
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福島と宮城の被災地をまわってきました

普段はフランス在住の友人のポストを、ご本人の許可を得て転送します。

おおくら

---------- 転送メッセージ ----------
日付: 2013年6月13日 10:23
件名: [attac_ml:3479] 被災地をまわって
To: attac_ml@freeml.com


会員の山口です。
今月初めにフランスの労組SUD-PTTの組合員と一緒に、福島と宮城の被災地をまわってきました。宮城在住のATTAC会員TさんとHさんに案内していただき、行く先々でショックを受けてきました。遠く離れていると、被災地とひとくくりに言ってしまいがちですが、それはとんでもない、それぞれ違う情景があり、そこに立たないと感じられない、映像では分からないものを知ること、考えることが出来ました。
二日間、時間の許す限り、多くの意味深い場所に連れて行ってくださったお二人に心から感謝します。そして、秋には今回のような被災地をまわる企画をされるとのことですので、みなさんに是非参加して欲しいと思いながら、今回の旅の報告を少しだけ……

福島県
─ 飯舘村 ─
静まり返って生活の気配がなく、除染工事の音とスピードを出して走り過ぎる車の音だけで、そんな中に郵便局が開いていました。窓口の若い局員に話を聞くと、その局は昨年の暮れから再開していて、彼は4月からここに配置され、局長だけが飯舘村出身とのこと。
莫大な費用をかけて除染しても放射能の値はすぐに戻り、大手ゼネコンが儲けるだけ。田畑は雑草が生え、もう前のように生活できないと分かっていても、昼間は家に帰りお茶を飲み、交替で村をパトロールする村民の姿がありました。

─ 希望の牧場・ふくしま ─
浪江町にあり、福島第一原発から14キロのエム牧場(現在は希望の牧場)には警戒区域で見捨てられた牛、政府が出した殺処分指示命令から逃れた牛たちが暮らしています。牧場に放たれた350頭の牛を一目見たときの印象深さはなんと言っていいのか、私たちは思わず「うわ~」と感動の声を上げていまいました。
この牧場の吉沢正巳さんから3.11から今に至るまでの話を聞きました。「牛たちはもう売り物にはならない。自分が被爆しながらなぜ餌を運んでいるのか」と自問自答しながら餌を運び続けた。でも、政府が殺処分指示命令を出した時、牛たちを生かすことを決意。今でも毎時3から6マイクロシーベルトあるこの牧場で「殺さずに生かしてこの姿をみんなに見に来てもらう。そして感じて考えてもらう」と。
事故後3月18日には東電本社、農水省、原子力保安院、首相官邸へ単身抗議に行った吉沢さんは、以来毎週のように東京各地で現状を訴え続け、原発のある地域をまわっているそうです。2日の国会前行動で見た「東電、国は大損害つぐなえ」と書いた街宣車は吉沢さんだったことを知りました。
「原発被災者は政府に見捨てられた棄民なんだ」と繰り返し、報告しきれないほどたくさんのことを話していただきました。秋の企画のコースには希望の牧場が入っていると思いますので、とにかく覚悟して行って見て聞いてきてください。

一日目の福島の被災地めぐりは絶望と隣り合わせで、正直つらかったです。
そのうえ折も折り、安倍首相とオランド大統領が原発推進でにこやかに手を握っていました。またしても原発被災者は国に見捨てられたのです。脱原発・反原発輸出・反核へ、なんとしても世界中の市民・労働者・農民・漁民あらゆる人たちが手を結ばなければ、と思います。
長くなってすみません。二日目の宮城は次のメールで。。。

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  1. 2013/06/14(金) 20:26:03|
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< 集 会 参 加 要 請 >

         < 集 会 参 加 要 請 >
      JCJ6月集会・憲法メディアフォーラムシンポジウム
         「危ない改憲騒動、危うい改憲報道」
     日時:6月15日(土) 13:30-16:30
     会場:明治大学リバティタワー1021号室
     資料代:1000円(学生500円)
     基調講演「改憲問題がはらんでいるもの」 東大名誉教授 奥平康弘
     パネルディスカッション「おかしいぞ! 憲法報道」
     奥平康弘 倉重篤郎 往住嘉文 コーディネーター:米倉外昭
  1. 2013/06/11(火) 18:42:40|
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第9回移住労働者と連帯する全国フォーラム・神戸

第9回移住労働者と連帯する全国フォーラム・神戸2013/神戸学生青年センターの飛田です。複数のメーリングリストに投稿します。重複して受け取られる方には申し訳ありません。6.15~16、以下のフォーラムを開催します。当日申し込みもOKです。ご参加をよろしくお願いします。

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「第9回移住労働者と連帯する全国フォーラム・神戸2013」
             http://ksyc.jp/2013kobeforum/
The 9th National Forum in Solidarity with Migrants in KOBE, 2013
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<日時>2013年6月15日(土)13:00~16日(日)12:00
<会場>甲南大学岡本キャンパス(神戸市東灘区岡本8-9-1)
     http://www.konan-u.ac.jp/access/surrounding.html
<テーマ>「私たちがつくる多民族・多文化共生社会」
<プログラム>
6/15(土)基調報告/シンポジウム(1)「私たちがつくる多民族・多文化社会」(東日本大震災と外国人支援、改訂入管法の現状と課題、韓国の移住者政策とNGOの取り組み、質疑応答)/分科会1移住女性の人権とその保障2.技能実習生3.外国人労働者の人権4.医療保障の現状と取り組み5.外国にルーツを持つ子どもの学ぶ権利6.改定入管法、その後7.困窮する難民申請者・長期収容問題8.反貧困-外国人の生存権9.地域に生きる外国人10.災害と外国人11.日系の子どもたちは今-国籍と来日問題12.医療通訳/コミュニティ通訳13.多文化ソーシャルワーク14.排外主義の広がりにどう対処するか/懇親会
6/16(日)シンポジウム(2)「これが言いたい!日本で暮らして」日本で暮らす、多民族、多文化のルーツをもつ10人の声/まとめと提言
<参加費>一般2000円、学生1000円、高校生以下無料(懇親会は別途2000円)
<申し込み>FAX 078-821-5878またはe-mail:2013kobeforum@ksyc.jp(当日参加も可)
<主催>第9回移住労働者と連帯する全国フォーラム・神戸2013実行委員会(NGO神戸外国人救援ネット、移住労働者と連帯する全国ネットワークほか46団体)/共同代表:中畠孝幸(甲南大学教授、六甲奨学基金運営委員長)、ロニー・アレキサンダー(神戸大学教授、ポーポキ・ピース・プロジェクト代表)、丹羽雅雄(弁護士、移住労働者と連帯する全国ネットワーク共同代表)
<問い合せ先>フォーラム実行委員会 〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター内(事務局長 飛田雄一) TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878 e-mail 2013kobeforum@ksyc.jp HP http://ksyc.jp/2013kobeforum/ Facebook http://www.facebook.com/2013kobeforum
<後援>兵庫県、神戸市、兵庫県教育委員会、兵庫県国際交流協会、神戸国際協力交流センター、兵庫県弁護士会、神戸新聞、朝日新聞、読売新聞神戸総局、毎日新聞、産経新聞、サンテレビ、甲南大学地域連携センター、大阪大学グローバルコラボレーションセンター、関西学院大学人権教育研究室、アジア福祉教育財団難民事業本部、神戸日本語教育協議会、移住労働者と連帯する全国ネットワーク、他
<フォーラム成功のために賛同金を募集中>団体:10000円、個人3000円 送金先:郵便振替<00980-4-282566 口座名:2013神戸フォーラム>

---------------------------------------------
飛田雄一 HIDA Yuichi 神戸学生青年センター 
http://www.ksyc.jp  hida@ksyc.jp
Kobe Student Youth Center
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
3-1-1Yamada-cho, Nada-ku, Kobe ,657-0064 JAPAN
TEL +81-78-851-2760 FAX +81-78-821-5878
hidablog  http://blog.goo.ne.jp/hidayuichi/

  1. 2013/06/10(月) 19:44:34|
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「東田<水>の映像祭’13」のご案内

「東田<水>の映像祭’13」のご案内

昨年開催しました「東田環境映像祭」、作品の内容もそして集客面でも、はたまた”祭”としても地味すぎる映像祭でした。とはいえご覧になったお客様の相応の評価もあり、今年も大変地味ではありますが、開催することになりました。

大変急な話で恐縮ですが、今月7~9日の3日間、「水」に特化した「東田<水>の映像祭」とタイトルを変え、8本の作品を用意しています。入場無料の催しなので、この機会にぜひご高覧頂ければ幸いです。

期間 6月7日(金)~9日(日)
会場 北九州環境ミュージアム内ドームシアター
   北九州市八幡東区東田2丁目2-6 TEL:093-663-6751
   http://eco-museum.com/access.html

【作品紹介】
◆アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓く~治水技術 7年の記録~ 
 7日(金)14:30/9日(日)15:15
2012年/日本/73分/監督 谷津賢二/ペシャワール会・日本電波ニュース社
「百の診療所より一本の用水路を!」「なぜ医者が水路を作るのか。」
戦乱と旱魃のアフガニスタンで、無謀とも思える土木工事に挑んだ一人の日本人医師・中村哲。
紛争に長年苦しめられてきたアフガニスタンで医療支援を行ってきた中村医師率いるペシャワール会は、2000年、大干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で水源確保事業を開始し、飲料用井戸約1600本と直径約5mの灌漑用井戸13本を掘削、さらにカレーズ(伝統的な地下水路)38ヶ所を修復。そして2003年3月から7年の歳月をかけて全長25.5キロの用水路を完工、3000ヘクタールの農地が甦った。現地農民の自立のために近代工法を最小限に抑え、日本の江戸時代に完成した伝統工法を採用しての治水事業は、農業土木の原点とも評価される。戦乱の地に真の平和をもたらすものは何か、静かに問いかける7年間の記録。

◆筑後川 いま、河童を生きる  
 8日(土) ①13:50~15:30 9日(日)10:30~12:10
2001年/日本/100分/監督赤桐芳夫/ポルケ
人には人柄があるように、土地には土地柄があり、水には水がらがある。筑後川は、九重山と阿蘇山に源を発し、筑紫平野を流れ、有明海に注ぐ九州一の大河。流域は、熊本、大分、福岡、佐賀4県にまたがる。この大河の上流部から河口までをたどり、筑後川流域の水がらに結ばれた人びとの暮らしと文化を四季折々の風景の中で丹念に紡ぎだしていく。
また、河童が筑後川流域の精神風土の象徴として登場する。河童伝説がどのようにして生まれ、この流域に他の地域よりもたくさんの河童たちが登場するようになったのかを辿る。

◆よみがえれ命の水  
 7日(金)13:00~13:30 8日(土)11:00~11:30
2008年/日本/30分/TVEジャパン/日本の公害経験シリーズ VI
今、世界では水がますます貴重な資源として重要視されている。安全な水の確保が難しいアジアの各国では、下水処理整備がされている地域は少なく、工場も汚水処理施設の設置はまだまだ不十分と言わざるを得ない。この状況は経済成長期に入った40年前の日本と重なる。この作品には当時、処理されない工場排水や家庭排水が環境中に垂れ流し続けられた日本の様子が描かれている。日本中の水環境は急激に悪化し、蚊さえ生きることのできない死の川や湖があった。そんな中、水俣病などが大きく取り上げられ、少しずつ事業者や市民の意識が変化するようになった・・・。

◆水は誰のものか  
9日(土)13:22~13:50
2005年/日本/28分/D鈴木敏明/PARC
地球上のすべての生き物に必要不可欠な水。しかし人類が利用可能な淡水は、地球上の水のわずか0.01%に過ぎません。人口増加や経済開発に伴って、水の使用量は増加する一方で、異常気象や環境破壊、都市化の影響で水資源は急激に減りつづけています。蛇口をひねれば水が出るのがあたりまえと思っている日本の私たちですが、世界には安全な水を利用できない人びとが12億人もいます。さらに経済のグローバル化のなかで、企業による水の民営化・商品化の流れが進行しています。いったい水は誰のものなのでしょうか?すべての人が生きていくための権利としての水、地球規模での「公共財」としての水のあり方を考えます。

◆巨大ダムの終わり-人びとは開発を問う
 7日(金)13:40~14:21 8日(土)13:00~13:41
1997年/アメリカ/41分/PARC(アジア太平洋資料センター)/日本語版
大きなダム開発は、人びとのためにほんとうに必要ですか。村が沈み、森や川が失われても、ダムを作ろうとするのはなぜ?
 ダム建設は開発とコミュニティの問題であり、基本的に公平な分配、そして社会正義の問題なんです。(インド/メダ・パトカー) もしダムがすばらしい技術の結晶だというのなら、なぜ開かれた議論が避けられているのでしょうか。(中国/戴晴)かつてこの川は清らかな流れで、魚が獲れ、水を飲むこともできました。でも、もう全部ダメになってしまった。(アマゾン/先住民族ワイミリアトロアリ女性)

◆長良川を救え!  
 7日(金)15:50~16:20 8日(土)11:40~12:10
1999年/日本/30分/撮影・監督伊藤孝司/長良川を救え!制作委員会
川の国・日本の復活は長良川の再生から始まる――
長良川河口堰は多くの反対を押し切って1995年に運用が開始された。それから5年、川はどうなったのか? カメラは源流から下流までの人々の暮らしと川を丁寧に追う。上流と下流の対比。激減するアユやサツキマス。漁師の証言。長良川河口堰周辺に堆積するヘドロ。その一つ一つの映像は、生態系の重大な危機を訴えている。ナレーションは根津甚八さん。

◆田んぼ~生きものは語る~  
 8日(土)10:30~10:51 9日(日)13:00~13:21
2008年/日本/21分/映画「田んぼ」制作委員会
日本の原風景とも言われている田んぼは、2,000年以上にわたって私たちの命をつなぐお米を作ってきた。同時に赤トンボ・カエル・ホタル・ドジョウなどさまざまな生きものたちを育んできた。
遠い昔から私たち人間と共に生き続けてきた生物の生活が立ちゆかなくなるような環境変化は、いずれ私たちの安全で豊かな生活も脅かすことになると考えなければなりません。
今、全国に広がる「田んぼの生きもの調査」の活動は、農家の生物多様性を活用した新しい米作りの指標として取り組まれている。さらに小学校の食育として、行政が進める地域政策では協同活動の一つとして、消費者と農家の甲理由では産直イベントとして取り組まれている。そこでは田んぼの生きものを見つめることによって新たな発見と感動を呼んでいます。

◆ペットボトルの水  
 8日(土)15:40~16:11 
2007年/日本/31分/D鈴木敏明/PARC
「安全だから」「おしゃれなイメージがあるから」「水道水はおいしくないから」と、ペットボトルの水を買って飲む人が増えています。ペットボトルに詰められた水の値段は、水道水のおよそ2000倍。2005年には、1年間で日本に降る雨の25倍にもあたる1638億リットルもの水が世界中でペットボトルに詰められました。日本をはじめ、アメリカ、パキスタン、タイ、インド、中国、そしてリサイクルの現場などの具体例を見ながら、「ペットボトルの水」を検証し、「公共財」としての水を考えます。【日本視聴覚協会 2007年優秀映像教材選奨 優秀賞受賞】

※ご来場を心よりお待ちしています。
東田環境映像祭実行委員会 増永研一拝

  1. 2013/06/01(土) 16:13:00|
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佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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