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日本のジャーナリズムの真価・真贋が問われている


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□■副総理の麻生氏、憲法改正で「ナチスの手口学んだら」と発言
  ──日本のジャーナリズムの真価・真贋が問われている

 7月29日、麻生太郎副総理兼財務相は、都内の講演で憲法改正について、「騒々
しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況
をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったもの
になりかねない」と語った。

 また、「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定
と安寧。改憲は単なる手段だ」とも主張した。

 麻生氏はこの一連の発言のなかで、憲法改正をめぐり、最も民主的と言われたワイ
マール憲法の下で、ヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの
間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がない
で、納得して変わっている」(読売新聞)と、戦前ドイツのナチス政権時代に言及し
た。

 この重大な問題発言について、スポニチが同日深夜に「麻生副総理 改憲でナチス
引き合い、都内の講演で語る」の記事、読売新聞が翌30日早朝に「ナチスの手口学
んだら…憲法改正で麻生氏講演」の記事、続いて共同通信が30日夕方、<韓国、麻
生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける>の記事を出した。

 共同通信の記事は、韓国外務省の趙泰永報道官が30日の定例記者会見で、麻生氏
が「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手口を学んだらどう
か」と述べたことについて、「こうした発言が多くの人を傷つけることは明白だ」と
批判したことを伝えた。

 時事通信も31日昼、<「ナチスの手口に学べば」=麻生氏、改憲めぐり発言>の
記事を出して、──麻生太郎副総理兼財務相が29日、東京都内のホテルで講演した
際、憲法改正に関し「いつの間にか騒がれるようになった。マスコミが騒いで、中国
も韓国も。ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も
気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べていたことが31日、分か
った──と伝えた。

 東京新聞も31日の朝刊で、「改憲でナチス引き合い 麻生副総理、都内講演で」
の記事を出し(スポニチの記事とほぼ同一)、あわせて<あの手口を学んだらどうか
 麻生氏の発言要旨>を掲載した。

 朝日新聞は29日の夜に、<「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総
理>の記事を出した。だが、「ナチスの手口に学べば」の発言にはまったく触れてい
ない。

 麻生氏の発言を、1)日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)
まったく違う、2)護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、
仮に改憲できたとしても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う、3)
改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒
々しい中で決めてほしくない、4)落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状
況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違った
ものになりかねない、と整理している。

 麻生氏のいわんとすることを、新聞社のほうで忖度して、「正確を期す」ためにと
して、「ナチスの手口に学べば」の発言を省いてしまったのだろうか。記者の段階で
すでに省かれていたのか、それとも次の段階か、あるいはそれよりも上か。気になる
ところである。

 朝日新聞が独自の判断で、麻生氏の発言をやんわりと丸めて、「護憲、護憲と叫ん
でいれば平和がくると思うのは大間違い」の点と、「改憲は単なる手段なのです。狂
騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない」の点に着目し強調するのは、ある意味、
自由であるし、それはそれで「判断」でもあろう。しかしながら、その指摘のあと
に、「ナチスの手口に学べば」の発言を付け加えることはできただろうし、それは必
要なことではなかっただろうか。欠かすべきではなかったのではないだろうか。

 たとえば麻生氏の発言が<「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わって
いた」>だけで終わっていたとすれば、どうだったか。これなら、麻生氏は、改憲を
進める立場であっても、<改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段
なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない><落ち着いて、我々を取り
巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべき>との立
場にあって、拙速な「改憲」推進で足をとられるような政治家ではないと、暗に描き
出すこともできたかもしれない。

 朝日新聞は、それならば、麻生氏が日本の改憲問題についてナチスを例に挙げて話
したことを報じただろうか、ということも考えたくなる。しかしながら麻生氏は同
日、靖国神社参拝について「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけ行く
ことはない」(産経新聞)とも述べている。憲法改正については、「やれる情勢はで
きつつあるが、冷静に取り組むべきだ」とし、「(安全を近隣諸国に委ねる書きぶり
の)前文を読んだだけで、『危ない』と思うのが常識だ」(同)とも指摘し、防衛費
について「減らし続ければ日本は自国を『守る気がない』と思われる」(同)として
増額の必要性を訴えている。

 まして麻生氏は実際には、<「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっ
ていた」のあとに、「誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と、は
っきりと話しているのである。記事にするにあたり「真意を確かめる必要がある」と
の判断がどこかからあがる可能性はあっても、麻生氏の「ナチスの手口に学べば」の
発言は改憲問題単独でなされたものではなく、「失言」の類として軽視したり、記事
からその発言を削除できるような内容とは到底思えないのである。

 3・11以降、マスメディアの停滞を感じてきた者の一人として、最近ようやく同
紙のがんばりを感じる記事と出会うことが多くなり、期待を膨らませていただけに、
ジャーナリズム学者の新井直之氏の<報道について判定するとき、「どのように報道
されたか」という基準よりも、「なにが報道されていないか」という基準のほうがは
るかに大事である>(『ジャーナリズム』(東洋経済新報社、1979年、p18
4)との指摘を思い出さずにはいられない、この件の同紙の扱いは残念至極である。
<朝日新聞はなぜ、それを伝えなかったのか>、同紙の判断とプロセスを詳しく知り
たいところである。

 副総理兼財務相の麻生氏のこの発言は、重大である。日本の民主主義、平和主義、
人権尊重社会を軽視し、それを主軸とする日本国憲法そのものをふみつけにして、日
本国憲法そのものの「有名無実化」をはかろうする姿勢を、露骨に顕した発言といえ
る。

 長く政権を握ってきた自民党は、2009年に政権から引き摺り下ろされ、12年
末、かろうじて政権に復帰した。そして、13年夏の参院選で大勝した。安倍氏や麻
生氏は、昨年末の総選挙時にも、また先日の参院選でも、投票日を前に日章旗や日の
丸の手旗を手にした集団を集めて、気勢をあげ、陣営を引き締めたりしている。彼ら
の「改憲」策動は、崩壊し続けてきた自民党の基盤を、最後のところで食い止めるた
めの水際作戦とみることができるだろう。

 それは、日本社会の民主主義、平和主義、人権尊重社会の構築を不断に求めてやむ
ことのない日本社会のありようを、彼らの「日本支配」のために後ろ向きに変えよう
としている点で、日本社会そのものを亡国へと追い込む道を指し示している。その意
味では、まさしく重大な国内問題であるが、麻生氏が「改憲」への道筋について今回
示した「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた」「あの手口に学
んだらどうかね」と発言したことは、参院選で大勝し「衆参のねじれ」を解消しても
なお、自民党の「改憲」路線には幾重にも歯止めがかかっている状況に対する「いら
だち」を示しているともいえるだろう。

 しかしながら、麻生氏が持ち出した「ナチスの手口」は、すでに彼らの「改憲」志
向と右翼カルト的言動が、すでに国内問題ばかりでなく、国際的な問題として認識さ
れつつあることを感じさせる。彼らを政権へと復帰させ、ねじれも解消させる原動力
となったと彼らが思い込み、頼みとし(かつ利用してやまない)ている日章旗や日の
丸の手旗の集団、足場としてのそれと、その路線に対する米国はじめ中国、韓国など
の「ガイアツ」。彼らは、参院選で圧勝しきたことで「国内はなんとかなる」と踏
み、すでに見下しているのかもしれない。だが、国際的には、自民党流の平和主義、
民主主義、人権尊重を覆そうとする「改憲」の動きは、大問題である。

 30日に、韓国外務省の趙泰永報道官が「こうした発言が多くの人を傷つけること
は明白だ」と批判したこと、それを共同通信がすばやく伝えてことは前にふれたが、
まず韓国各紙が、この件がなぜ国際的な問題なのかも含めて取り上げている。

 朝鮮日報(日本版)は31日の社説「ナチス式の憲法改正に言及した日本の極右政
治家」で、<第2次世界大戦終戦後、世界各国はヒトラーとナチスを肯定的に捉える
言葉や行動をタブーとしてきた>ことを、あらためて指摘し、<自民党が改憲に向け
て動き出すとしても、日本国内は決してこれを後押しするような状況ではない>とし
て、1)自民党と連立政権を組む公明党が憲法改正に反対している。毎日新聞が先日
行った世論調査によると、日本国民の51%が憲法改正に否定的な考えを持っている
ことも分かっている、2)韓国や中国などアジア諸国も、日本が平和憲法を改正して
再武装することに反対している>と書いている。

 そのうえで、このような状況の中、<麻生氏が「ナチス方式の改憲」について言及
した。麻生氏の発想は、平和憲法を見直すためにはヒトラーが使った超法規的な方法
も辞さないというものだ><日本は第2次大戦でヒトラーのドイツと手を組み、ドイ
ツがユダヤ人や欧州諸国に対して行った以上の虐殺や蛮行を、韓国や中国をはじめと
するアジア各国に対して行った。このような国が本当に歴史を振り返ることができれ
ば、いかなる場合でも「ナチスの手口を参考に」などと語るべきでないことくらい
分かるはずだ>と言及している。

 中央日報も(日本版)31日の社説<「ナチスのように改憲」主張した麻生副総
理、失言か信念か(1)>で、<ワイマール憲法は現代的憲法の最初で、「最も理想
的だった憲法」と呼ばれる。ナチスの首魁アドルフ・ヒトラーは1933年に首相に
なった後、これを無力化した。立法権など議会の固有権限を抹殺し、自身が率いる政
府がすべての権限を行使できるようにしたのだ>と前置きして、<麻生副総理の発言
は、改憲の議論は喧騒の中でするのではなく、落ち着いた雰囲気の中で行われるべき
だという主張とも受け止められる。しかしナチスを引用しながら日本の改憲問題を取
り上げたのは、その策略が結局、ヒトラー式の専制主義と軍国主義を内心指向してい
るのではという疑惑を招くのに十分だ。共同通信もこの日、「ナチス政権を取り上げ
た部分は論争の余地がある」と指摘した>と書いている。

 東亜日報も31日付の<麻生副首相「ナチスのように誰も気がつかない間に改憲
を」の国際記事で、以下のようにこの件を解説している。

1)日本の麻生太郎副首相が29日、ドイツのナチス政権の憲法無力化の手口を学ぶ
 べきだという趣旨の発言をし、波紋が呼んでいる。
2)日本経済新聞などによると、麻生副首相は同日、民間シンクタンク「国家基本問
 題研究所」の主催で東京で開かれた月例研究会の講演で、憲法改正と関連して、
 「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変
 わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。同研究所の理事長は、代表的な保
 守女性論客の桜井よしこ氏だ。
3)1919年に制定されたドイツのワイマール憲法は、国民主権と民主主義の原理
 を掲げるなど現代憲法に大きな影響を与えた。しかし、1933年に首相になった
 ヒットラーが授権法を制定し、議会と別に政府が立法権を行使できるようにした。
 その後、ナチスの独裁とユダヤ人虐殺が行なわれた。
4)このような発言は、日本でも大きな話題になりそうだが、多くの日本メディアは
 麻生副首相の発言を報道しなかったり、短く扱った。突発的な発言と考えているよ
 うだ。

 さて、どうなのだろうか。多くの日本メディアは、「麻生副首相の発言を突発的な
発言」と考えているのだろうか。それともいま、各社、それぞれ、動き出しているの
だろうか。上記で紹介したように、中央日報(日本版)31日付社説は、<ナチスを
引用しながら日本の改憲問題を取り上げたのは、その策略が結局、ヒトラー式の専制
主義と軍国主義を内心指向しているのではという疑惑を招くのに十分だ>としてい
る。

 朝鮮日報は、<日本は第2次大戦でヒトラーのドイツと手を組み、ドイツがユダヤ
人や欧州諸国に対して行った以上の虐殺や蛮行を、韓国や中国をはじめとするアジア
各国に対して行った。このような国が本当に歴史を振り返ることができれば、いかな
る場合でも「ナチスの手口を参考に」などと語るべきでないことくらいは分かるはず
だ。それが政治指導者に求められる最低限の常識であり教養だ>と指摘している。

 麻生氏の「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた」「あの手口
に学んだらどうかね」の発言は、第2次大戦で日本がヒトラーのドイツと手を組んだ
こととどう関係しているのか。麻生氏のなかで、第2次大戦当時のヒトラーのドイツ
は、どのような存在なのか。発言は、東亜日報が見出しにつけたように、「ナチスの
ように誰も気がつかない間に改憲を」という意味だったのか。麻生氏の発言につい
て、踏み込んで取り上げ始めた韓国各紙の「疑念」に、麻生氏はどう答えるのか。日
本のメディアは、この問題から何を引き出し、何を国内外に伝えるのか。

 日本の市民は、事実を知る権利がある。日本の市民だけではない、麻生氏の発言の
真意は、世界の関心事であり、知る権利がある。日本のメディアは、そのことを忘れ
るわけにはいかないだろう。

 私たちは、非常に重要な局面にいることを広く共有し、事実関係の掘り下げとその
共有と、自民大勝による「衆参のねじれ解消」のいまについての認識を深めねばなら
ないときを迎えているように思えてならない。


麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る(スポニチ7月29日)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/29/kiji/K20130729006320770.html
「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理(朝日新聞7月29日)
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201307290380.html
ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演(読売新聞7月30日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm
韓国、麻生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける」(共同通信7月30日)
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013073001002301.html
「ナチスの手口に学べば」=麻生氏、改憲めぐり発言(時事通信7月31日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013073100404
改憲でナチス引き合い 麻生副総理、都内講演で(東京新聞7月31日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000111.html
あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨(東京新聞7月31日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.html
【社説】ナチス式の憲法改正に言及した日本の極右政治家(朝鮮日報7月31日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/31/2013073101046.html
「ナチスのように改憲」主張した麻生副総理、失言か信念か(1)
(中央日報日本語版7月31日)
http://japanese.joins.com/article/507/174507.html?servcode=A00§code=A10
麻生副首相「ナチスのように誰も気がつかない間に改憲を」(東亜日報7月31日)
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013073134038

(JCJふらっしゅ 2280号より)
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— 県庁横・脱原発金曜行動1周年記念・飲み会 —

脱原発マチコン in Saga,8月2日19時30分

脱原発マチコン in Saga
— 県庁横・脱原発金曜行動1周年記念・飲み会 —

昨年の7月13日,大雨の中で始めた佐賀県庁横の脱原発アピール金曜行動は1年を過ぎました.一周年を記念しこれからの鋭気を養うため,8月2日19時30分より,誰でも参加歓迎のコンパをやります.金曜夕方に県庁横の通り過がりで見かけられた方々,参加したけど最近ご無沙汰の方々,そして常連の方々,皆様のお越しをおマチしています.

日時:2013年8月2日(金) 19時30分から2時間ほど
場所:佐賀市・東城内公民館(佐賀市城内2丁目2−21 ‎)
会費:1,000円(不足した時は追加をお願いします.)
主催:さよなら原発佐賀連絡会

準備の都合上,参加者の大まかな人数を知りたいので,参加を予定される方はできるだけ事前に杉野(090-5740-1441,hamonika@po.bunbun.ne.jp)または豊島(070-5195-7307,toyosima@ta2.so-net.ne.jp)までお知らせ下さい.

■原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”■

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■原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”■
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=脱原発を実現する原子力資料情報室(CNIC)のメールマガジン=

No.0215 『原子力資料情報室通信』第470号(2013/8/1)もくじ、他
【2013年7月31日】
原子力資料情報室(CNIC)Citizens' Nuclear Information Center

※購読の登録・解除・変更は読者の皆様ご自身でお願いいたします
(方法下記)

──────────────────────────────
◇今号の内容◇

[1]『原子力資料情報室通信』第470号(2013/8/1)もくじ

[2] イベント案内

[3] 原発再稼働にかかる審査状況

[4]「核燃料施設等に係る新規制基準骨子案」に対する意見募集
  
[5] 原子力資料情報室とは


────────────────────────────
■[1]『原子力資料情報室通信』第470号(2013/8/1)もくじ
────────────────────────────
会員の皆さまへの『通信』発送作業を7/30に行いました。

□新規制基準施行にあたって
[松久保肇]

□五里霧中の女川原発再稼働問題
[篠原弘典]

□原発立地自治体からの防災計画の視点(5)北海道
現実性がない泊の原子力防災計画
[佐藤英行]

□放射性廃棄物WG委員奮闘記(1)
出口を決めずに審議が始まる
[伴英幸]

□福島第一原発事故緊急作業員の内部被曝線量
[渡辺美紀子]
http://www.cnic.jp/5264

□ドイツの脱原発政策と廃炉・解体後の地域振興策を学ぶ
「みらい視察団」報告(下)
[澤井正子]

□タニムラボレターNo.013 
そこにあるはずの情報を見えなくすること
[谷村暢子]
http://www.cnic.jp/5262

□資料 原子力発電所および核燃料関連施設で発生したおもな事故
・故障(2010年度~2011年度)
[上澤千尋]

□短信/資料紹介/原子力資料情報室だより

────────────────────────────
■[2] イベント案内
────────────────────────────
□8/2 ウラン採掘の現場から~核被害のはじまり
    -アメリカ先住民は訴える~

日 時 8月2日(金)  18:30~20:30(開場18:00)
会 場 連合会館 501会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
資料代 500円
講 師 レオナ・モルガンさん
通 訳 振津かつみ(医師/ヒバク反対キャンペーン)
主 催 原水爆禁止日本国民会議/ヒバク反対キャンペーン
    /特定非営利活動法人原子力資料情報室
連絡先 原子力資料情報室(東京都新宿区住吉町8番5号 曙橋コーポ2階B 

TEL.03-3357-3800/FAX.03-3357-3801/[E-Mail] cnic@nifty.com )


核開発過程のはじまりにあるウラン採掘。軍事利用、「平和利用(商業
利用)」にかかわらず、採掘現場での被曝労働と環境への放射能汚染が
核開発の前提となっています。

ウラン採掘の多くは先住民の住む土地で行われています。先住民は低
賃金で被曝労働に従事し、ウラン残土などによる環境汚染にさらされ
ています。

今回、原水禁世界大会の国際ゲストとして来日されるレオナ・モルガ
ンさんから、アメリカのウラン採掘とその被害の現状を報告していた
だきます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

□8/10-11 反原発へのいやがらせの歴史展

日 時 ○2013年8月10日(土)午後1時~5時
    ○2013年8月11日(日)午前10時~午後4時

会 場 新宿区立区民ギャラリー
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
新宿駅から徒歩15分
丸ノ内線西新宿駅2番出口から10分
大江戸線都庁前駅A5出口から5分
新宿西口バスターミナル17番からバスに乗り、バス停「十二社池の下」下車1分

両日とも午後2時から主催者メンバー(海渡雄一・弁護士、西尾漠
・原子力資料情報室共同代表、西村トシ子・元動燃職員の妻)によ
る展示についての説明、懇談があります。


展覧会の開催に寄せて

原発反対運動への異常ないやがらせ

1986年4月にチェルノブイリ原発事故が起きました。その数年
後日本でも、原発反対運動が大きく盛り上がったことがありました。
1988年2月に伊方原発の出力調整試験の反対運動が空前の盛り
上がりを見せ、1988年4月には日比谷公園で2万人の集会が成
功しました。1992-3年にはあかつき丸によってフランスから
のプルトニウム輸送が行われましたが、これに対しても、世界的な
反対運動のネットワークが作られました。
この展覧会で明らかにしようとしている原発反対運動へのいやがら
せは1980年代の終わり頃から見え隠れし、1993年ころがピ
ークで、2000年頃まで続きました。あまりにも卑劣なやり方に
全国の活動家たちが集まり、1994年から準備して1995年7
月には日弁連に人権侵害救済の申し立てをしました。
私はその申立人らの代理人でした。
この人権侵害の特徴は、原発反対運動に係わる個人に対して、大き
な組織が結託して、執拗に継続されている権侵害であるということ
です。また、個人の自宅や自宅周辺の写真を送りつけるなど、身辺
への危害をほのめかす卑劣きわまりないものでした。
郵送されて来る文書の中には、明らかに違法に収集されたと思われ
るまったくの第三者宛の信書や税金関係などの請求書、使用済みの
大量のJR切符や運動内部で配布された文書や原子力推進機関の内
部資料などが含まれていました。これらの意味するところは、この
人権侵害の実行者たちは、目的のためには違法行為も辞さない、あ
るいは、自分たちは違法な行為をしても責任をとわれない集団であ
るという印象を与え、言いしれぬ恐怖感をもたらすものでした。

この展覧会の意味

 今日に至っても、このような嫌がらせを行った犯人はわかりませ
ん。日弁連は、行為者が不明という理由で結論を出すことができま
せんでした。しかし、現時点で見れば、このような嫌がらせは、電
力会社と公安機関、そしてキャンペーン活動のプロ集団が複雑に絡
み合った組織による組織的な運動破壊であったと思われます。
今年の秋から、原発の再稼働、新増設への動きに拍車がかかるでし
ょう。これに対応して反対の活動も活発となることでしょう。その
とき、手紙や写真という伝統的な形とは変わるかもしれませんが、
1990年頃と同じような目的で、ネットなどを使ったより巧妙な
反対運動への攪乱工作が行われるのではないかと強い危惧を感じま
す。
この展覧会の目的は、このような活動を未然に防止するために、過
去の嫌がらせの歴史を正確に多くの市民に知っていただきたいとい
うことです。さらにこの反倫理的な犯罪的行為に荷担したおそらく
は数百人に上る者の中から、過去の行為を認め、詳細を明らかにす
る者が名乗り出てくれることを願うところにあります。
私たちは、このような行為に手を染めた個人の責任を追及したいわ
けではありません。すでに法的には時効にかかっているでしょう。
しかし、どのような機関が責任を問われるべきかを明確にしておく
ことが、今後おなじような嫌がらせが起きないようにするため、何
よりも重要であると考えるからです。
(展覧会実行委員会代表 海渡 雄一)

────────────────────────────
■[3] 原発再稼働にかかる審査状況
────────────────────────────
新基準関連審査に関する設置変更許可申請書・工事認可申請書・保安
規定認可申請書の提出状況。

□泊1・2・3(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_01.html

□大飯3・4,高浜3・4(設置変更許可申請書・保安規定認可申請書)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_02.html

□伊方3(設置変更許可申請書・工事認可申請書・保安規定認可申請書)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/sekkei/shinsa1.html

□玄海3・4(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0712_01.html

□川内1・2(保安規定)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/press/PWR/25/07/0708_04.html

────────────────────────────
■[4] 「核燃料施設等に係る新規制基準骨子案」に対する意見募集
────────────────────────────
7月25日(木)より8月15日(木)までの22日間、核燃料再処理施設な
どに関する「新規制基準」案に対するパブリックコメント(意見募集
)が行われています。
是非皆様もご応募頂ますようお願い致します。

http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130724_1.html


────────────────────────────
■[5] 原子力資料情報室とは
────────────────────────────

【参加・支援をお願いいたします】
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くられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、
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  http://www.cnic.jp/books/5004
西尾漠『プロブレムQ&A─どうする?放射能ごみ〔増補改定新版〕』
  http://www.cnic.jp/books/4907
山口幸夫『ハンドブック 原発事故と放射能』
  http://www.cnic.jp/books/4822
原子力資料情報室『考えてみようよ原発のこと』
  http://www.cnic.jp/books/3322
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2011-12』
  http://www.cnic.jp/books/3330
原子力資料情報室『地震大国に原発はごめんだ vol.3』
  http://www.cnic.jp/books/3340
原子力資料情報室『増補 原発は地震に耐えられるか』
  http://www.cnic.jp/books/3344
高木仁三郎、渡辺美紀子『新装版 食卓にあがった放射能』
  http://www.cnic.jp/books/3358
反原発出前のお店:編『新装版 反原発、出前します』
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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第833目報告☆

青柳行信です。 7月31日。
☆最近体重が落ち続けていたので、胃検診して異常なし。
昨日大腸検診でポリープ二つ切除し一日入院で送信が少し遅れました。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第833目報告☆
呼びかけ人賛同者7月30日2916名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月30日2名。
   匿名2名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
経過の方はいかがですか。
作日のテントは たくさんの方の参加で賑やかでした。
毎日、毎日、日中の温度が高くなっていくようで、
今日も発汗と水分の補給のシーソーゲームでした。
NHKのニュースで オスプレイの飛行ルートについてのコメントがありました。
政府はまるで、アメリカ軍のスポ-クスマンそのものでした。
消費税と株価の問題でも まるっきり反対のことを言っていました。
消費税が上がると、景気はますます冷え込むことを隠しています
あんくるトム工房
株安 円高   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2550

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆農薬の減りし田圃にセシウム来てゲンゴロウに災難つづく(左門 7・
31-369)
※これまではの食物連鎖のなかで秩序が保たれていましたが、
放射性物質が空から降り、用水から流れ込み、
小動物の世界を根底から破壊しています。
稲もまた例外ではないので、
人間様もしっぺ返しを受けているのですが、
アベノミダスは裸の王様ですね。

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:第1回公判期日決まる!】
9/11(水) 午後2時~3時30分です。
当日は溢れかえるほどの傍聴希望者で、福岡地裁を埋め尽くしましょう!
どうぞよろしくお願い致します。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/post-78a5.html

【Kさんを支える会:今日のKさん(7月29日?30日)】
毎日面会に行ってる筆者(ブログ管理人金子)がお届けする
「今日のKさん」、その第一回です。
http://t.co/s5P5a1x44k ?#?Kさん? ?#?弾圧? ?#?不当逮捕?

★ 池田 年宏 さんから:
お知らせです。
1、 8月2日~8月5日に「西瀬戸ピースサイクル2013」走ります。
2日(金)小倉リバーウォーク前~築城~昼食~中津(中央公園平和の鐘)。
3日(土)中津中央公園~宇佐~別府~フェリー~八幡浜~伊方原発。
4日(日)八幡浜~松山~フェリー~呉。
5日(月)呉~広島・原爆ドーム前。
西瀬戸内海を周走し、平和と核・原発に思いを馳せつつペダルをこぐサイクリン
グツアーです。各地で地元の方々との交流会も行います。
部分参加、サポート参加(伴走車など)大歓迎です。

2、「平和の鐘まつり」開催!
8月2日(金)18:00~20:00 中津市「新博多町交流センター」
「主権在民 2 ~沖縄フクシマ 女たちのレジスタンス」上映。無料。
終了後、監督の西山さんを囲んでの交流会もあります。会費制。
映画の裏話や沖縄フクシマの現状と私たちのこれからについて語り合いませんか?
ピースサイクルおおいた 草の根の会 池田年宏090-4583-8797peaceby9@live.jp

★ 後藤富和
(原発なくそう!福岡市中央区の会、中央区9条の会準備会) さんから:
原発なくそう!九州玄海訴訟の原告である山本太郎氏や、同訴訟弁護団の仁比聡
平氏が参議院議員となるなど国政の場における脱原発の大きな力を得ました。し
かし、原発の廃炉をうたった自民党候補が当選直後に政府の方針に従うと発言す
るなど、原発推進勢力はますます増長しています。
また、改憲勢力が憲法改正に必要な3分の2の議席を確保することは阻止しまし
たが、麻生副総理がナチスを手本に改憲すると明言したり、政界再編の可能性な
ど予断を許さない状態です。
3年後の参議院選挙では憲法改正に向け3分の2の議席の確保を目指す動きが強
くなるはずです。

原発推進と憲法の改正はブレーキのない車の両輪となって国民を破滅の道に導き
ます。
次の選挙までの3年間で、私たちは、多くの市民に脱原発をアピールし、憲法の
意義と自民党憲法改正草案の恐ろしさを伝える必要があります。

そこで、この度、福岡市中央区の市民が中心となって「中央区9条の会」を結成
します。その結成総会を下記日程で行います。
この集まりの特徴は、企画運営を20代30代の「普通の」
若者たちが担っているという点です。脱原発の運動の中から風船プロジェクトに
集い、そして原発、改憲の恐ろしさに気付いた若者たちです。
スケジュールを見ても分かりますが、この総会のメインは若者とシニアのしゃべ
り場(トークライブ)です。これまで憲法を知らなかった「普通の」若者たちが
何を考え、何を求めているのか率直にトークします。話題は憲法、平和、原発、
労働と多岐にわたるでしよう。
また、ギターライブも行います。「ぜんぶウソだったんだぜ」をみんなで歌いま
しょう。
原発なくそう!九州玄海訴訟の訴えも行います。
ぜひお友達をお誘いの上、ご参加ください。
中央区在住かどうかに関わりなくどなたでもご参加いただけます。
お待ちしてます。

【日時】8月3日(土)14:00~16:30
【場所】福岡市立婦人会館大研修室(あいれふ9F)
     福岡市中央区舞鶴2-5-1
【参加費】100円
【当日のスケジュール】
14:00~14:20 福岡市中央区九条の会結成報告
14:20~15:50 若者とシニアのしゃべり場
15:50~16:20 ギター演奏、みんなで歌おう
16:20~16:30 “terra cafe kenpou" の紹介
【主催】福岡市中央区九条の会結成準備会
【連絡先】 弁護士 後藤富和
TEL 092-512-1636/FAX 092-512-1637
e-mail
gotou@ohashilo.jp

★ 木村(雅) さんから:
 経産省前テントひろば テント日誌 特別版 あおぞら放送などのお知らせ
  あおぞら放送は毎週金曜日午後4時からテントひろばで開催

 あおぞら放送「テントひろばから~」第44回(7月26日金)に山本太郎さんな
どが出演されました!
参院選投票日後、初の放送となった26日(金)あおぞら放送「テントひろばか
ら~」第44回に、社民党から全国・比例区に出馬された鴨ももよさん、無所属で
東京選挙区に出馬して当選された山本太郎さんが出演されました。

また、その他にも、1年前の8月1日に福島第一原発事故の関係者を東京地検に告
訴して受理された「福島原発告訴団」の武藤類子団長から8月4日にいわき市文化
センターで開催される
告訴受理1周年集会の告知、「脱原発といのちを守る裁判」の河合弘之弁護団長
から第二回口頭弁論の報告があり、豪華な顔ぶれとなりました。

山本太郎さんは「私だけでなくみんなでやろう。一人ひとりが議員になったつも
りで本気で取り組めばきっと脱原発は出来る。」、
河合弘之弁護団長は「やれる事を全部、ずっとたゆまずにやっていけば、必ずど
こかでチャンスが来る。毎日毎日続ける事が、勝利なんですよ。(中略)我々が
戦っているからまだこの程度で済んでいるんだという事を自信を持つべきだ、と
僕は思います。(中略)あなたの持ち分でしぶとく戦って下さい。僕達は心の中
でがっちりと連帯しているんだとその事に絶対的な自信と信頼を持って、お互い
にこれからも運動を進めて行きたいと思います。」
と発言されました。

以下のURLからご覧いただけます。必見の映像です。是非、ご視聴下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/36384269

<発言者>( )内は、大よその開始時間
武藤類子さん( 1:00~)鴨ももよさん (11:00~)
山本太郎さん(19:10~)河合弘之さん(30:35~)
【告知】福島原発告訴団「8月4日、告訴受理一周年企画に結集ください!」
昨年の8月1日に東京地検が、福島原発告訴団の告訴状を受理してから1年が経と
うとしていますが、未だに起訴が行われていません。
受理から、1周年にあたる8月1日、4日に「告訴受理一周年企画」の行動が行われ
ます。告訴団に参加していない方も参加可能です。奮ってご参加下さい。
 
☆☆8月1日(木) 福島地検要請行動【福島地検】☆☆
保険福祉センター前「森合町ふれあいパーク」集合
(ふれあいパーク地図)http://park.publicmap.jp/print/19101
10:00~ 集合、集会開始
10:30~ 地検に移動
11:30~ 地検に署名提出※外で激励行動
(福島地検地図)
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/fukushima/map_fukushima.htm
 
☆☆8月4日(日) 強制捜査はまだか!!~告訴受理から1年を迎えて~☆☆
と・き:8月4日(日)13:00~16:00
ところ:福島県いわき市 いわき市文化センター1F大ホール
    (地図) http://www.city.iwaki.fukushima.jp/map/1314/002593.html
資料代: 500円
・広瀬隆さんのゲストスピーチ
・神田香織さんの講談
・李政美さんのミニコンサート
・告訴人スピーチ
・弁護団(河合弁護士、保田弁護士、海渡弁護士)スピーチ 等
デモ出発→ 16:30 ~ 17:30
(いわき市文化センター →  いわき駅前)

☆★☆★☆★ 次回、第三回目口頭弁論期日は、9月12日(木) ☆★☆★☆★

次回、第三回目口頭弁論期日は、9月12日(木)。テント2周年の翌日です。
第一回、第二回を上回るように、東京地裁にお集まり下さい! 
★ 前田 朗 さんから:

★ 内富 さんから:
8・4映画『ひろしま』上映&米澤鐵志さんの講演『私の被爆体験~原爆も原発
もない世界を!~』(京都)
https://www.facebook.com/events/162669120586697/

ぜひぜひシェアお願いします!映画『ひろしま』上映と、『ぼくは満員電車で原
爆を浴びた』(小学館)を出版されたばかりの米澤鐵志さんの講演会です!ノー
モア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア・フクシマ!ノーモア・ヒバク
シャ!ノーモア・ウォー!
 原爆も原発も戦争も許さない!そうした体験をみんなで共有化しましょう!

映画『ひろしま』上映&米澤鐵志さんの講演

●日時:2013年8月4日(日)午後1時30分~3時15分上映(1時20分開場)
1、午後1時30分~映画『ひろしま』上映(1953年制作)
  (モノクロ/上映時間104分/関川秀雄監督作品)
2、午後3時20分~米澤鐵志さんの講演
(演題)『私の被爆体験~原爆も原発もない世界を!~』
3、質疑応答、感想・意見交流
  (午後4時40分頃終了予定)

●会場:ひと・まち交流館京都 第5会議室(3階)(定員90名)
    河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
    京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分      
    地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
    案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html      
    TEL:075ー354ー8711
●参加費:1000円  学生500円
●主催(共催):・ピースムービーメント実行委員会
        ・原爆と原発を考える京都市民の会          
●問い合わせ先:TEL:090-2359-9278(松本)
          Eメール anc49871@nifty.com(山崎)
■劇映画『ひろしま』
1953年作品 モノクロ 104分  日教組作品
監督:関川秀雄
制作:伊藤武郎、菊地武雄
原作:長田新編「原爆の子」
脚本:八木保太郎
撮影:中尾駿一郎、浦島進
音楽:伊福部昭
出演:月丘夢路、岡田英次、原保美、利根はる恵、
   山田五十鈴、岸旗江、薄田研二、信欣三

【解説】
 原作は長田新編「原爆の子」である。
 1945年8月6日、広島に原爆が投下された直後の惨状、その後の被災者た
ちの苦しみを、執拗なリアリズムの映像で再現している。
 どんなに悲惨でむごたらしい光景でも、過ちを再び繰り返さないために目をそ
むけることなく、しっかりと現状を見つめ、記憶にとどめておかなければならな
い時もある。
関川監督はその大切さを、この映画で訴えている。描かれた記録性は貴重な資料
として残る。
 世界最初の原爆をうけた日本人は、被爆地広島の現実を直視し、全世界に対し
その真相と罪悪を訴え続けなければならない。
 日教組は、多くの困難を乗り越えてこの映画を完成させた。

【映画『ひろしま』予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=y28tMyJjlns

【物語】
 戦後、何年かを経た広島。
 ある高校の英語の授業から物語が始まる。授業中に一人の女生徒が鼻血を出し
て倒れる。原爆症のためである。
 『この中に被曝したものは何人いるか?』
 英語の先生(岡田英次)の問いに、生徒の三分の一が手を挙げた。
 原爆投下の当日、彼らは小学生だった。むごたらしい惨状、地獄のような光景
がそれぞれの胸に甦って来る。
女生徒たちと元安川に逃げ、皆と一緒に死んでいった女教師(月丘夢路)、両親を
失い、幼い妹の手を引いて焼け跡を逃げ回った少年の思い出など。
最後の女生徒の死が、原爆の今に続く恐ろしさを訴えている。

【映画「ひろしま」へのメッセージ】
○肥田俊太郎(医師・医学博士)
この映画は原爆投下後の広島を描いた数々の映画の中で、一番事実に近く、迫真
性に富んだ映画です。?

○吉永小百合(女優)
「ひろしま」一人でも多くの人にみていただきたいと願っています。あなたの胸
に被爆した人たちの子供たちの切なる想いが届きますように!?

○小出裕章(工学者 京都大学原子炉実験所助教)
 技術に「軍事」と「平和」の区別はない。「平和」として開発された技術もい
つでも「軍事」として使える。原爆と原発は同じ技術で、原爆を手に入れたいた
めにこそ、日本の国家は原発に手を染めた。戦争は悲惨である。原爆は無差別大
量破壊殺人兵器である。それを廃絶させるためには、原発も廃絶させる必要がある。

○安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム終身名誉館長)
 映画『ひろしま』を観ずして安直にヒロシマを語ることは出来まい。核兵器を
国際政治の道具と弄ぶ人々よ。この映画から目を逸らすべからず。

○小林一平(「奇跡への情熱」核廃絶プロジェクト代表)
 核とはなにか、幸福とはなにか、平和とはなにか、を訴える映画。親子で一緒
に見て考えてほしい。この作品は哀しいけど世界の至宝である。

○月丘夢路(『ひろしま』主演女優)
 特別な思い出があります。私と家族はからくも被爆を免れましたが、一発の爆
弾で町が消えた衝撃が胸にあり、微力でも平和につながる作品に出たいと思った
のです。画面いっぱいに原爆の悲惨さが再現されていて、頑張って良かった。そ
んな作品が世界の人にも見られるようになるのはうれしい。世界から核兵器を廃
絶するヒントになってほしいと願っています。

●米澤鐵志(よねざわ・てつし)さんのプロフィール 【講演】
1934年生まれ。11歳のとき、広島で爆心地から約700メ-トル、
満員の路面電車内で被爆。「母といっしょに閃光と爆風を浴びた。目に
した惨状は忘れられない」。戦後、反戦・反核、被爆者運動に邁進。
いまも「原爆と戦争責任を生きている限り話しつづける」と、
被爆体験と戦後平和運動、原水禁・核廃絶運動の経験を語りついでいる。
・著書:『ぼくは満員電車で原爆を浴びた』
   ~11歳の少年が生きぬいたヒロシマ~
語り/米澤鐡志 文/由井りょう子(小学館/2013年7月11日発売)
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784092271661

★ ギャー さんから:
「在特会」の連中の"ヘイトスピーチ"は、「表現の自由」と言われる"表現"に当
たらない。
何故なら、"表現"と言うべきものは、生きている一人ひとりにとって、その存在
から発する生きるに欠かせない行為に他ならないからです。
「障害者」の訴えの凄さは、生きることの素晴らしさを表現していますよね。
こうしたことに向き合おうとしないのが、「在特会」のような連中です。
彼らのぬかしていることは、あるいは、彼らの行為自体は、原発を動かしたり、
原爆を使用したりするのと同じような、生きる上でまったく不必要なものです。
だから、彼らの行為を「表現の自由」などと擁護することは許されないのだと考
えます。テレビ局は、このような考えは「偏向している」として、日常的に偏向
番組を垂れ流している自己批判もせずに、私の映像を抹殺しましたよ(笑)まあ、
私が抹殺されたわけでもないし、相変わらず私は、いつものように、中央郵便局
前で(たまには、九電前で(笑))表現し続けて(歌って)いるだけですけどね(笑)明
後日は、築城に歌いに行ってきま~す。


○----------集会等のお知らせ----------○

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    実行委員会結成集会
日 時:8月18日(日)14時より 
場 所:福岡県教育会館(福岡市東区馬出4-12-22)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************



TPPに反対する弁護士ネットワークが設立会見

<TPPに反対する弁護士ネットワークが設立会見>

 29日、「TPPに反対する弁護士ネットワーク」は、東京弁護士会館で設立記者
会見を開いた。会見には、呼びかけ人の一人である宇都宮健児弁護士(前日弁連会
長)や、「TPP 黒い条約」の共著者の岩月浩二弁護士などが出席した。

 会見では、同会が内閣総理大臣宛提出した「政府への要望書」を改めて確認、ネッ
トワーク設立の趣旨や、弁護士がTPPの何が問題か(決して農業や医療だけの問題
ではない)と考えているかなどを説明し、改めて政府に対し、TPP交渉参加からの
撤退を強く求めた。

TPPに反対する弁護士ネットワーク設立会見(IWJ、USTREAM)
http://www.ustream.tv/recorded/36544827

…     …     …     …     …     …     … 
              「TPPに反対する弁護士ネットワーク」ブログより
              http://tpplawnet.blog.fc2.com/blog-entry-2.html


                      2013(平成25)年7月29日

内閣総理大臣 安倍晋三 殿

        TPP交渉参加からの撤退を求める弁護士の要望書

                  TPPに反対する弁護士ネットワーク一同

<第1 徹底した情報の公開を求める>

 TPP交渉は21分野にわたって行われている。食の安全や環境・労働を含む国民
の生活に大きな影響を及ぼす広汎な分野が交渉の対象となっており、農産品にかけら
れる関税の問題はそのごく一部に過ぎない。

 しかもTPPでは、自由化の対象とされた分野では、全加盟国の同意をもって例外
と認められない限り、統一的な規制に服する、いわゆるネガティブリスト方式が採用
されていることから、広汎な制度がTPPによって改廃を求められることになる。

 消費者団体や医療分野から反対の声が上がっていることに示されるように、TPP
は、国民の生命・健康・財産を保護するために行う国家の規制等についても幅広く改
廃を迫るものとなる危険がある。

 国民生活に重大な影響及ぼす事項については、国民的議論を尽くし、国民の理解と
同意を得て進めることは民主主義国家のあり方として当然である。

 よって、政府に対して、TPP交渉に関して取得し得た全ての情報を国民に公開す
るように求める。

<第2 ISD条項を前提とするTPP交渉からの即時撤退を求める>

1 ISD(投資家対国家紛争解決)条項の概要

 ISD条項は、投資協定に反する投資受入国政府の措置によって、損害を被った外
国投資家に対して、国際仲裁に付託する権利を認め、投資受入国政府が仲裁判断に服
することを事前に包括的に同意する条項である。この場合の「政府」には中央政府だ
けでなく、自治体や政府投資機関も含まれ、「措置」には行政府の行為だけでなく、
法律や制度、慣行等幅広いものが含まれる。

 二国間の投資協定に伴うISD条項は、古く1960年代から存在する。途上国の
司法制度の不備を理由として先進国企業の投資を保護することを目的として国際的な
仲裁制度を利用しようとしたものである。

 1994年に発効したNAFTA(北米自由貿易協定)にISD条項が存在したこ
とから、先進国間においてISD提訴が活発になされるようになり、ISD条項に基
づく提訴件数が急激に増加した。環境規制や犯罪規制等にまでISD条項が及ぶこと
が強い衝撃をもって受け止められた。

 2011年には判明している限り、過去最多の46件のISD提訴がなされ、累計
件数は450件に及んでいる。

2 日本国憲法76条1項との関係

 日本国憲法76条1項は、「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところ
により設置する下級裁判所に属する」と規定する。

 他方、ISD条項は、外国投資家に対して、投資受入国政府との間の具体的な法的
紛争を国際仲裁に付託する権利を認める。このような紛争が我が国裁判所の管轄に属
することは明らかであるから、ISD条項は、同項の例外をなすことになる。

 国際仲裁に付託することを認める実体規定(ルール)は僅か数箇条程度に過ぎず、
なかんずく「間接収用」や「公正・衡平待遇義務」はその概念が極めて不明確であ
る。このため広汎な政府措置に対して、投資協定に違反するとして、国際仲裁に付託
することが可能である。米韓FTAの締結に当たって、ISD条項の影響を検討した
韓国法務省は、あらゆる政府の措置が提訴の対象となり得ると結論している。

 2011年12月には、韓国の裁判官167名が米韓FTAのISD条項が司法主
権を侵害する可能性があるとして、韓国最高裁に対して、米韓FTAについて検討す
るタスクフォースチームを設置することを求める建議を行い、韓国最高裁もこれに応
じている。

 政府は、TPP参加問題が浮上するまで、国連自由権規約の選択議定書が定める個
人通報制度には「司法の独立」を規定する憲法76条3項との関係で問題があるとす
る見解を挙げて、選択議定書の締結を見送ってきた経緯がある。個人通報制度よりい
っそう包括的で強力な例外を認めるISD条項には、憲法76条1項の規定との関
係上、問題が生じることは、従前の政府の立場でも明らかである。
 よって、ISD条項は憲法76条1項に違反する。

3 政策決定の阻害

 前記した韓国法務省の検討によれば、ISD条項によって「巨大資本を保有する多
国籍企業の場合、制度的・慣行的障害を除去し、特定政府を手なずけるために
(tamig effect)勝訴の可能性が低い場合にも、仲裁を起こす傾向がある」と分析さ
れ、国家の政策判断に萎縮効果を及ぼすことが指摘されている。

 2011年には、ドイツ政府に対して、スウェーデンの電力会社が脱原発政策によ
って38億ドルの損害を被ったとして提訴する等、国家の中核的な政策決定にまで、
ISD提訴が及ぶようになっている。また、韓国は、低炭素車支援制度の実施を予定
していたが、米国自動車産業界から米韓FTAに反するとする意見を受けて、同制度
の実施を見合わせる結果となっている。

 一国の基本的な政策決定や立法まで、ISD提訴の対象となり、政策決定を阻害し
ているのである。

 日本国憲法41条1項は、「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機
関である」と定める。ISD条項は、国会の立法裁量すら、投資家国際仲裁のもたら
す萎縮効果によって、幅広くこれを阻害するものであり、国民主権原理の端的な表れ
である同項に違反する疑いがある。

4 結論

 多国間の投資条約の中にISD条項を設けようとした例には、WTOドーハラウン
ドやOECD加盟国の間で交渉された多国間投資協定(MAI)の例があるが、いず
れも主権侵害や環境規制を行う国家主権の侵害が指摘されて失敗に終わっている。T
PPについてもISD条項の入った草案が作成されていることがリークによって明ら
かになっているが、オーストラリア政府は、ISD条項の導入に強く反対している。

 このような実情を踏まえれば、司法制度が整備された先進国との間、なかんずく訴
訟大国と呼ばれるアメリカとの間でのISD条項が、日本国の主権を侵害するとする
意見が多数、提起されていることには理由がある。

 国家主権の法的形態が憲法である。主権が侵害されることは国内法的には国家の憲
法に違反する事態が生じることを意味する。TPPにおけるISD条項は、日本国憲
法76条1項に反するとともに、41条1項に反する疑いが強い。

 ISD条項は、日本国憲法の根本的改変に等しい事態を招く。
 よって、日本国政府は、ISD条項を前提とするTPP交渉への参加を即時撤回す
 ることを強く求める。

                                以 上

(JCJふらっしゅ 2279号より)
*「TPPに反対する弁護士ネットワーク」ブログより転載
http://tpplawnet.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第832日目報告☆

青柳行信です。 7月30日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第832日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月29日2914名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
福島原発の 建屋や地下から、説明のつきにくい 発熱や
多量の放射性物質が 次々 明るみに出ています。
そのうち 大爆発を起こすのではないかと 心配です。
あんくるトム工房
上は大水、下は大火事  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2549

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆核施設の極秘の手の内見せながら袖の下側広めに開ける(左門 7・
30-368)
※朝日新聞7・30、1・2面。「日本政府内には、同盟強化を喜ぶ一方で、
負担の押しつけを警戒する声も出ている」。
今回だけでははい。日米「同盟」そのものが金づるの為だ。

★ 若宮 藤嶋 さんから:
暑中お見舞い 申し上げます。
この暑さのテンとの皆さんには敬意を表します。
《イノチの倫理は資本主義・新自由主義を相容れない》
私達農民ははイノチの根源である食糧を作り続けます。

★ 西山進 さんから:
青柳行信様
 田宮さん、福島の子どもたちの様子が目に浮かぶようでした。
 夏休み中、丸まる長崎にいてもらいたいですね。
 68年目の夏、半死の状態で原爆の熱風にいぶられて「お母さん」と
呼びながら息を引き取っていった子どもたちの姿がまぶたから離れません。
 原発再稼動と憲法改定は絶対阻止しましょう。
 アベノミクスの賞味期限はとっくに切れました。
大本栄発表がマスコミも下請けになって広がっています。
大いに気をつけましょう。 

★ 中西正之 さんから:
青柳行信様
④ <東京電力のチャイナ・シンドローム対策>について報告いたします。
福岡県革新懇が6月25日に唐津の原子力規制庁玄海原子力事務所に「原子力規
制委員会」への申し入れをおこないました。
そのとき、別途資料原子炉に於ける「チャイナ・シンドローム」対策欠如の設計
ミスと改善計画の不具合に付いて 2013年6月25日

1.原子炉に於ける「チャイナ・シンドローム」事故の可能性
 国会事故調査報告書のP131~P135に「チャイナ・シンドローム」(メ
ルトスルー)
事故が起きた可能性が高い事を詳細に報告しています。
ただ、この報告も不備があるように思われます。
一般の建築に使用されるコンクリートはポルトランドセメントの反応を完全に行
うために、理論反応水分より多い添加水で製作されます。この余分の添加水は何
十年もコンクリートの中に閉じ込められます。
 そして、何らかの原因でコンクリートの表面が急激に加熱されると、余分の添
加水分が高圧蒸気になり、蒸気圧がコンクリートの引張強度を超えると、コンク
リートの爆発が起こります。
 専門用語では爆裂と呼びます。
従って、高温度に溶解された鉄や銅などの溶融金属を処理する設備では、建物の
床は水分を含まない高温度に耐える耐火物で保護することは、高温溶解設備を作
る時の常識です。
 そのような設計をしなくて、鉄や銅の溶解物がコンクリートの床に漏れると、
コンクリートは爆発し、高温の溶融金属も廻りに飛び散りますから、ひじょうに
危険です。
 鉄や銅は1600℃~1300℃程度で溶解されますが、核燃料は2800℃ほ
どの高温度で溶解するので、もっと危険です。
 この検討は国会事故調査報告書にはありません。
ただ、報告書は「チャイナ・シンドローム」といわれるように、溶融燃料は幾ら
厚いコンクリートでも打ち破って、地下水の多い土中で初めて固定化される可能
性が高いと推定しています。

2.設計ミス
 原子炉は核燃料のメルトダウンさえ起こらなければ、1000℃以上の高温度
に成る事は有りません。
 従って、東電の諮問機関の原子力改革監視委員会の第2回での資料のように、
1000℃程度の温度さえ測定できない温度計が使われています。

 名前は原子炉とついておりますが、炉の設計技術は殆ど検討されていなく、原
子反応器の設計が殆どと思われます。核燃料がメルトダウンしてメルトスルーが
起きたとき、大事故に成ったのは大きな設計ミスがあったからと思われます。

3.改善計画の不具合
  http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/121214j0102.pdf

 東電の諮問機関の原子力改革監視委員会の第2回での資料のP88~P90に
福島第一原発の溶融炉心落下対策に不備が有った事が記載されています。
 P-89には、今後の対策が記載されています。
しかし、検討内容はずさんなものです。
 参考として、耐熱素材に係わる既存技術の例として、
 過去の共研や他産業(製鉄、化学、航空宇宙 等)での実績より各素材の融点
は以下のとうりと論じています。
 耐火物の耐用は融点では論じられないのは、耐火物技術の初歩的な常識です。
又、保護構造をジルコニアタイルで検討していますが、耐火物の内張りは高温度
での使用時、表面が高温度になり、裏面が低温度で接着相手との温度差による熱
膨張差で剥離が起こります。

 耐火物は昔から使用されてきた石橋アーチの迫構造等の接着力に期待しない構
造で設計しなくてはなりません。
 スペースシャトルの保護にタイルの接着工法が使用されたので、一般の人はタ
イルの接着を想像しますが、耐火物に接着工法を使用してはいけない事は初歩的
な常識です。
 この検討は文献調査によって行ったものと思われ、内容に大きな不備が有ると
思われます。

4.九州電力の改善計画
 九州電力の原子炉の「チャイナ・シンドローム」対策はどのようになっている
のでしょうか。

5.原子力規制委員会の検討
 原子力規制委員会は原子炉の「チャイナ・シンドローム」対策はどう考えてい
るのでしょうか。
                 以 上
を提出し、回答を8月1日にもらう事にしました。今後この問題を追及したいと
思います。

★ 清水@グルントヴィ協会 さんから:
青柳さん、こんばんは。
原発関連情報97をお送りします。

1,最近の動向は以下のまとめサイトをご覧下さい。
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/index.htm
http://mainichi.jp/feature/20110311/index.html

2,河北新報の特集記事「第8部 核廃棄物の行方」です。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1098/index.htm

3,デマかどうか不明ですが、福島原発が非常事態というニュースがネットに出
ています。他の情報やニュースなどで慎重に判断する必要があります。
http://uramedia.blog119.fc2.com/blog-entry-87.html
ふくいちライブカメラ
http://www.youtube.com/watch?v=yldh_FlfCzA

4,東電は、外部有識者による「原子力改革監視委員会」をもっていますが、
デール・クライン委員長が広瀬社長に苦言を呈したという記事です。進歩がない
ですな。
http://toyokeizai.net/articles/-/16321

5,「シェーナウの奇跡」は映画上映運動で広まっていますが、その取材記事で
す。日本でも80年代に、同様のエネルギー生協などの試みはありましたが、電気
事業法などの壁に阻まれ、普及しませんでした。
http://midori1kwh.de/2013/04/28/3580
http://midori1kwh.de/2013/05/19/3687
http://midori1kwh.de/2013/06/23/3850
映画「シェーナウの想い」日本語版制作者インタビュー
http://midori1kwh.de/2013/07/21/4018

6,日本の電力会社がいかに政府に守られているか、一般の企業会計が適用され
ず、廃炉引当金などもいいかげんであるかを論じた記事です。電力会社の改革が
ないと、いつまでも国民が電気代で尻ぬぐいを続ける構図が残ります。
http://financegreenwatch.org/mono/?p=246#more-246

7,広瀬隆さん、広河隆一さん、藤田祐幸さん、中嶌哲演さん、相沢一正さん
ら、古くから反原発運動をやってきたみなさんが「3・11DAYS行動する会」を結
成したという記事です。福岡での11月の「さよなら原発!11・10九州集会」
にも参加するそうです。
http://torahigebeast.jugem.jp/?eid=3381

8,原発事故を描いた「朝日のあたる家」が一般映画館で上映をしてくれず、苦
難に陥っているという話です。
http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp

9,田中優さんが『放射能下の日本で暮らすには? ─食の安全対策から、がれ
き処理問題まで』という新著を出しています。被曝を避けるための実用書といえ
ます。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480878663/

★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さんから:
メールサービス 2013年7月28日 第381号
--------------
反原発行動
--------------
★全国原発関連デモ開催情報
http://www47.atwiki.jp/demomatome/

■定例金曜日「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」18:00~20:00
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3342

■定例金曜日「六本木規制庁前抗議行動」 19:00-20:00
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/市民アクション/#001

■緊急報告会&政府交渉】原発被災者の権利を守ろう!
「強制」される帰還?…避難指示解除と賠償打ち切り
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-6ab6.html
2013年 7月31日(水) (緊急報告会:14:00~ 政府交渉16:00~)
会場 参議院議員会館101
資料代:500円 (カンパ歓迎!)
主催:「原発被災者の権利を守ろう!」実行委員会
(FoE Japan、福島老朽原発を考える会)

■福島原発告訴団
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/06/blog-post_30.html
▼8月1日(木) 福島地検要請行動
福島地検へ、強制捜査などの厳正な捜査を求める要請行動を行います。
10:00 福島市保健福祉センター前の公園「森合町ふれあいパーク」集合
10:30~福島地検に移動 11:00福島地検前で「激励」行動
福島地検周辺は放射線量が比較的高い地域です。
子どもさんや若い方の参加はお控えください。
被曝低減のためにお気をつけ下さい。

▼8月4日、告訴受理一周年企画に結集ください!
原発事故で死亡者ゼロ? いいえゼロなのは逮捕者です
強制捜査はまだか?
集会 13:00~16:00 デモ 17:00~18:00
会場 いわき市文化センター

■福島集団疎開裁判
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
霞ヶ関アクション:毎月第1金曜日 
次回は8月は2日(金)文科省前に午後6時30分集合

■ウクライナ現地調査報告会
~チェルノブイリ原子力発電所事故の被害実態に学ぶ、事故被害対策~
8月7日(水)18時~20時(開場:17時30分)
場所 弁護士会館17階1701会議室
参加費無料・申込不要【定員120名】
主催:日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/130807.html
----------------
原発関連情報
----------------
■湯気 格納容器から漏出 福島第一3号機 上部損傷?注入窒素も外へ
(東京新聞 7月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072702000118.html

■除染危険手当どこへ 未払い認めず「解決金」
(東京新聞 7月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072702000126.html

■<官邸前・金曜日の声> いつかは届くんだ
(東京新聞 7月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072702000125.html

■福島第一2号機 23億ベクレルの汚染水確認
(東京新聞 7月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072702000243.html

■海汚染 再度拡大の恐れ 福島第一 複雑なトンネル構造
(東京新聞 7月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072602000110.html

■原発汚染水海へ なぜ発表は遅れたか
二十二日といえば、参院選投開票日の翌日である・・・
(東京新聞 7月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013072502000123.html

■<有権者発>参院選読者からの声 「憲法」「原発」に4割集中
(東京新聞 7月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013072502000105.html

■社説/山本太郎氏当選 「脱原発」求めるうねり
(東京新聞 7月23日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013072302000131.html

■福一5号6号再稼働を目論む利権還流組を撲滅:
我々が知らされていない本当の事10
(南相馬市議会議員) 大山こういちのブログ(7月11日)
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7240274.html
10の真実原発シロアリ帝国撲滅 YouTube
http://www.youtube.com/watch?hl=ja&client=mv-google&gl=JP&v=PYlOWgmJf98&feat
ure=youtube_gdata_player&nomobile=1

■『原発事故被害地における、医師らによる「被曝調査活動」の本質』
T&Jメディカル・ソリューションズ January 30, 2013
http://blog.livedoor.jp/medicalsolutions/archives/51966467.html

★ 木村(雅) さんから:
 経産省前テントひろば 687日目 テント日誌 7月28日(日)  穏か
に時は過ぎて…

 昨日の激しい雷雨でテントは大丈夫だったか心配しながら出かけました。
いつもよりチョット早めに着いたら、泊まり開けの人たちがZENKOの集会に出か
ける準備中午前中は少数精鋭の留守番になりました。でも雨のおかげで涼しい風
がふき日陰もあって気持ちよく座っていられた。

Rさんと昨日のレイバー映画際で見た「襤褸の旗」の話などで盛り上がる。
先日亡くなった三国錬太郎の迫真に迫る演技に感動、涙がこぼれました。
西田敏行はこの映画がデビュー作だったとのことですが、新人とは思えない演技
でした。私が足尾鉱毒の話は水俣のこと、福島のこと、などの原点のように思
え、身につまされたと言うと、Rさんいわく「政治がちっとも変わってないと言
うことだよ!」と本当にそうなんですね!

チョット立ち寄って下さった方、8月6日、11日、15日は在特が訪れるかも知れな
いので用心してと言い残された。調べたら、6日は核武装推進デモ、11日は韓国
天皇陛下への不敬糾弾デモ、15日は靖国行動だそうです。裁判が始まって招かれ
ざる客の訪問は無く、平穏な時間が過ぎたけれど、8月は要注意ですね。

午後になって日陰は無くなり太陽ぎらぎら、汗だくだくの座り込みになりまし
た。でも通りすがりにカンパしますと寄ってくれたり、手を振り返してくれる観
光バスの乗客に癒されて夕方までテントに!午後の暑さを除けば平穏な一日でし
た。(I.K)

 再稼働阻止全国ネットから二つの案内

経産省前テントひろばも構成団体のひとつである「再稼働阻止全国ネットワー
ク」からの案内です。

■ 8.8(木)再稼働阻止討論会
規制委が再稼働新基準を決定し4電力会社が申請(7月8日)した!
「原発現地と結んでどう再稼働阻止するか8・8討論集会」、再稼働阻止全国
ネットワーク

 原子力規制委員会が7月18日に東電からフクイチ海洋汚染の報告を受けてい
たにもかかわらず、東電が汚染水が海に漏れていたことを発表したのは参議院投
開票日の明くる日の22日(月)! これが規制委の実態だ!
 規制委が新規制基準を7月8日に施行し、堰を切ったように4電力会社が12
基の原子炉の再稼働申請を提出、更にフクイチ事故責任企業東電まで柏崎刈羽原
発の申請を目論んでいる。7月16日には最初の「原子力発電所の新規制基準適
合性に係る審査会合」を開始し、原子力マフィアが着々と再稼働に向けて走り出
した。
 再稼働阻止全国ネットワークでは、この重要な時期に如何にして再稼働を阻止
するか、どの原子炉が最初の本命か、現地と結びついてどう阻止していくか、そ
のためには何が必要か、などを考える討論集会を開催します。
是非ご参集願います

▼ 日時:8月8日(木)18時30分開場、19時開会、21時30分終了
▼ 場所:スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎が入っているビル4階、水道橋下車5分)
▼ 資料代:500円
▼ 内容:原子力規制委の罪状、評価会合から見える危険原子炉、どこが再稼働
本命か?、現地との共同闘争、再稼働阻止行動計画
▼ 主催:再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549、FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)

また、次の全国相談会も計画しています。
■ 8.24~25 再稼働阻止・全国相談会
再稼働阻止全国ネットワーク
▼ 日時:8月24日(土)13時~21時
       25日(日) 9時~13時
▼ 場所:スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎が入っているビル4階、水道橋下車5分)
▼ 資料代:1000円
▼ 全国の原発立地現地とともに如何にして再稼働を阻止するかを相談します。
 
★ 前田 朗 さんから:
7月27日に早稲田大学で開催された講演会の様子がユーチューブにアップされ
ました。
20130727 UPLAN 「慰安婦」ヘイトスピーチをどう乗り越えるか? 刑法&ドイツ
の克服
http://www.youtube.com/watch?v=sEr0166mbuw

【「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWWRAC)】
「慰安婦」ヘイトスピーチをどう乗り越えるか?刑法&ドイツの克服―
<ビッグ講演2本 立て実現!!>

■その1「慰 安婦」連行は誘拐罪―刑法から見る「慰安婦」連行
講師:前田朗(東京造形大学教授)
「強制連行を示す証拠はない」(安倍首相)、「慰安婦制度は必要だった」(橋
下大阪市?長)など、驚くような「慰安婦」ヘ イトスピーチが続いていますが、
今度は稲田朋美行政?改革担当大臣が「慰安婦制度は合法 だった」
(2013.5.24)と発言。
とんでもない!!
当時も、国際醜業条約や刑法から見れば、詐欺や甘言はもとより、女性たちを船
で国外の?慰安所に移送するのは犯罪でした。 当時、誘拐罪で裁かれたケース
は・・・・あったので?す!!

■その2「ア ウシュヴィッツのうそ」とドイツの「記憶の文化」
講師:岡裕人(フランクフルト日本人国際学校事務局長)
戦後ドイツの過去の取り組みについては、理想化して取り上げられることがよく
あります?が、実は、「忘却との闘い」の歴史 でもありました。
68年運動やブラント首相の新東方政策をきっかけに過去の克服が進められていく
も、そ?の後も歴史修正主義者たちの発言 や、それを盾にした極右やネオナチの
活動はおさまらず?、批判する勢力とのせめぎ合いを続 けてきたのです。
その中でドイツは、忘却に抵抗する文化が形成されてきたと言えるでしょう。

★ 吉田典子 さんから:
大学のAV室で淀川長治推薦のクラシック・ムービー『戦艦ポチョムキン』を観
ました。
私は、ロマノフ王朝を倒した革命前のロシアの共産主義者に、
明治政府が資金提供していたと知って、感心した事があります。
長い目で視れば、兎も角…。
日本海々戦に負けたとしても、そこで諦める気は毛頭なく、
何段もの構えで国の存亡の一戦に臨んだ明治の政治家は、強かで超シブトイ!
今の政治家…もとい日本の庶民様に、この納豆のような粘り強さは、あるでしょ
うか?
話を戻せば…。
『戦艦ポチョムキン』は、日露戦争前夜のロシアの戦艦での、水兵の反乱話。
ウジのわいた肉で作ったスープを出されてブチ切れた水兵達が反乱を起こし、
湊街は市民を捲き込んで鎮圧部隊の殺戮の巷に…という1925年ソビエト製作
の映画です。
ソビエト成立後まだ8年目。
カメラワークの素晴らしさが、後の世界の映画製作の御手本となった、プロパガ
ンダ映画です。
穿った見方をすれば
『日本海々戦に負けたのは、日本海軍が強かったからじゃなくて、
ロマノフ・ロシアの兵隊の扱いが、最低最悪だったから』と、言い訳しているよ
うな気も…。
この日露戦争は、意外な人物が、予測してます。
かのクーデンホーフ伯爵夫人・光子の夫、ハインリッヒ。
当時のオーストリア-ハンガリー帝国駐日代理公使です。
EUの礎となったパン・ヨーロッパ運動の提唱者、
リヒャルト・ニコラウス・クーデンホーフ・カレルギーのお父さんでもあります。
47才で謎の多い死を遂げている御方。この伯爵は超現実主義者。
「日清戦争の為だけにしては、蓄えている弾薬が多すぎる」
と、ちゃんと理由を上げて、報告していたそうです。
この情報の出元は、シュミット村木真寿美翻訳の「クーデンホーフ光子の手記」
です。
伯爵が報告した時は、笑い者にされたそう。
だけど、この後は、彼の慧眼を馬鹿にする者はいなくなった…という世界的に有
名なエピソードです。
これで若妻・光子さんからは「あったまいい方!!」と大尊敬されちゃって
「ラッキー!!」な伯爵。しかし、呆れたのは、当時の日本の軍人です。
他国の代理公使なんてスパイも兼ねてるのに、弾薬庫の中を見せてどうする!?
ノンビリした時代だったんですね~。
このよろず先見の明があった伯爵が、領地管理の為に外交官を辞めなければ、
少しは日独の歴史は変わってたかもしれませんね?

○----------集会等のお知らせ----------○

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    実行委員会結成集会
日 時:8月18日(日)14時より 
場 所:福岡県教育会館(福岡市東区馬出4-12-22)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第831日目報告☆

青柳行信です。 7月29日。

本日、<幸せの黄色い てるてる坊主つくり語り合う集い>
・日 時: 7月29日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色い てるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第831日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月28日2914名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
蒸し暑い1日でした。
今日は 唐津 波戸岬での風船プロジェクトに参加してきました。
たくさんの風船が 脱原発の想いを乗せて飛んでいきました。
あんくるトム工房
瀬戸内海   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2546
風船プロジェクトin 波戸岬 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2547
風船プロジェクトー2   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2548

      参加された方々 お疲れさまでした。
      写真は facebook (横田つとむ)にも掲載しました。 

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆原子力ムラの隠蔽体質くずれ始む懺悔せざれば再生あらじと(左門 7・
29-367)
※朝日新聞7・28、「3・11後 語りだした影たち」より、
「・・・・過去に隠したことも国民にさらさないと再生できない。
福島の人々が苦しんでいる中で、これ以上ウソはつきたくない」
(東電某職員)。
当初より、東電の「無惨無愧」を批判してきたが、「蟻の一穴」となれ!

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その10(7月22日~23日)】
http://t.co/3kCqAbHc73

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<③ チャイナ・シンドロームの日本国内研究不足>に付いて報告します。
 国会事故調報告書のP131~P135にチャイナ・シンドロームが報告され
ています。

過酷事故の中でもっとも代表的で、かつ炉心損傷に至らしめる発生頻度の高いも
のとして長年警戒対象だったのが、SBO{ステーションブラックアウト
(Station Blackout)の略。原子力施設における全電源喪失 状態。}である。
したがって、SBOをめぐっては、海外に置いて過去に実施された膨大な研究成
果がある。
上記のように報告されています。

この 国会事故調報告書のP131~P135に報告されているのは
米国NCR(米国原子力規制委員会)からの委託によりオークリッジ国立研究所
が実施し、昭和56(1981)年11月に発行されたブラウンズ・フェリー原
子力発電所1号機に対する解析書。

それから20年後、こんどはサンディア国立研究所がNRC職員の研修用に編集
した資料NUREG/CR-6042と比較しても、それほど有意な差異は見受
けられない。
ただし、NUREG/CR-6042には、さらなる詳細な知見も含まれている。
炉心溶融物がコンクリートを侵食していくプロセスに関しては、溶融物を熱した
鉄の円柱や山盛りのくぎで模擬した実験によって推測している。
これらの実験によれば、溶融物はコンクリートを溶かしながら沈降し、水蒸気、
水素、二酸化炭素、一酸化炭素などの気体を発生させ、鉄筋が存在する場合に
は、それが触媒になってメタンガスも発生させるという。

いわゆる「チャイナ・シンドローム(基礎版を貫通した炉心溶融物が、さらに降
下を続けていく現象)」の現実性に付いても
実験と解析が行われている。ドイツの研究機関が、同国の代表的な規模のPWR
型原子炉に対して行った解析結果によれば、炉心溶融は、コンクリートの層を
1050日かけて侵食し、深さ19mまで達するが、ついにこの時点で溶融物の
表面からの放熱と溶融物の発熱がバランスして成長が止まり、この先は縮小に転
ずるという。

この国会事故調報告書の記載から判るように、この3通の報告書は何れも米国や
ドイツの研究機関の報告書であり、文献調査からの考察が行われている。そし
て、日本の研究機関からの報告書は無い。

「チャイナ・シンドローム」を模擬するような試験は、大変な危険を伴うため
に、「溶融物を熱した鉄の円柱や山盛りのくぎで模擬した実験によって推測して
いる。」というような極端な簡略化が行われている。

昭和50年代に鉄や銅等を溶解して精錬する燃焼炉や電気炉では、それらに使用
される缶体保護材が耐火煉瓦から耐火コンクリートに変わり始めた。
そして、この時代に溶融金属と耐火コンクリートの反応が詳しく実験研究される
ようになった。
 その実験研究で一番危険なのは、脱水処理が行われていない耐火コンクリート
と溶融金属の反応であった。
脱水処理をされていない耐火コンクリートと溶融金属が接触すると、耐火コンク
リート中の自由水分が蒸発するときの
水蒸気圧が耐火コンクリート強度を超えた時、耐火コンクリートの爆発が起き
る。これを爆裂と呼びます。
 この現象が起きると、耐火コンクリートの破片と高温の溶融金属が周囲を直撃
するので、爆弾の爆発状態に成ります。
したがって、この実験研究は非常に危険が伴うので、極めて小規模試験しかでき
ません。

 不幸にして、漏洩事故等が起きた時、本当の爆裂事故が再現されます。その事
故の原因解明時に少しずつ真実が判ります。
 スリーマイル島のメルトダウン事故では、溶融核燃料とコンクリートの反応は
起こらなかったようですから、実際の溶融核燃料とコンクリートの反応が起こっ
たのは、チェルノブイリーの事故と福島第一のみと思われます。

そして、SBOをめぐっては、海外に置いて過去に実施された膨大な研究成果で
も、上記理由により、溶融核燃料とコンクリートの反応は正しくは解明されてい
ないように思われます。

一方、日本では、外国では例の無い原子炉安全神話の強固な信仰により、SBO
による過酷事故の研究はほとんど行われて来なかったように思われます。
もう、これからは日本では原子炉の新設も再稼動もありえないと思われるので、
SBOによる過酷事故の研究は必要ないのかもしれません。しかし、福島第一原
発の廃炉処理を適切に行うためには、SBOによる過酷事故の研究はきわめて大
切です。

私たちが、放射性を持った場所の放射性廃棄物処理設備の修理を行う場合には、
必ず放射性能を全く持たない設備の実物模型(モックアップ)
を造り、それで事前検証してから、放射線下の環境で補修工事を行います。

福島第一原発のメルトダウン事故を経験しても、外国の文献調査だけで、福島第
一原発の廃炉工事を行い、他の原発再稼動の新規制基準を決め、外国に世界一安
全な原発というまやかし原発を売って回るようなことが、はたして許されるので
しょうか。

★ 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン) さんから:
「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピールに
ご賛同いただいた団体のみなさん、ありがとうございました!
"311"団体となりました
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/123e.htm

インドのウェブページ「DiaNuke」にも掲載されています
http://www.dianuke.org/solidarity-statement-from-japan-to-the-peoples-nation
al-convention-against-nuclear-energy-india/

また、こちらもぜひご覧ください
ベトナムへの原発輸出:たれながされる安全神話(伊藤正子)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/122c.htm

原発輸出を止めるために (宇野田陽子)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/122a.htm

【悲しいお知らせ】
 台湾の反原発運動と日本の反原発運動を結ぶ、とても重要な
役割を担っていたダン・ギンリンくんが、事故で亡くなりました。
30歳でした。

 2005~6年、京都の大学に留学していたギンリンに通訳をして
もらい、貢寮反核自救会の呉文通会長、チェ・スーシン監督と私
は、大阪・東京・新潟・柏崎・北九州・下関・祝島・広島をまわり、
映画「こんにちは貢寮」上映と現地報告を聞く集いを開催しました。

 ギンリンは、いったん大阪で就職しましたが、「第四原発をと
めたい」と、台湾にもどりました。ギンリンは若者たちとともに、
貢寮に通いました。原発をとめたいという彼の気もちは「まっす
ぐ」でした。ギンリンは、「権威」をまとった立法委員(国会議員)
などはきらいでした。祝島や貢寮のばあちゃんやじいちゃんが好
きでした。「いなか」を歩くのが好きでした。

 日本から、元GEの菊地さんや、福島の人たちや、多くの人たち
が訪台し、原発震災の危険などを伝え、日立・東芝が輸出した第
四原発の建設反対運動を応援してきました。ギンリンは、コーディ
ネーター兼通訳として、8年間活躍してきました。ノーニュークス・
アジアフォーラム通信にも台湾の事情を伝える記事や、翻訳もたく
さんやってもらいました。ギンリンは、台湾と日本をいったりきた
りして、人々の心をつなげました。

「年内に行われる予定の第四原発国民投票の前にも何かしよう」
と話しあっていたのに・・

★ 満田夏花 さんから:
ご存知のとおり、政府は、避難区域を再編し住民を早期に帰還させる政策をとっ
ています。
伊達市の小国地区では、昨年12月、特定避難勧奨地点が解除され、その3か月後
には賠償が打ち切られました。解除にあたり住民説明会は開催されず、除染も終
了しないなかでのいきなりの解除でした。避難住民たちはあたかも「兵糧攻め」
のように帰還を強いられています。
同様に南相馬市でも特定避難勧奨地点の解除の動きがあります。
また、避難指示解除準備区域の田村市都路地区は、説明会で住民から「目標値ま
で国が除染すると言っていた」として再除染の要望が相次ぎましたが、政府側は
現時点で再除染に応じず、新型の個人線量計での被曝の「自己管理」を進めよう
としています。

政府は、「人」の被曝管理を重視するとしていますが、「場」の線量が蔑ろにさ
れていいはずはありません。除染で効果が上がらない中、帰還を進めるための論
理のすりかえではないでしょうか?
このように帰還を急がせる国の政策は、原発被災者がとどまるか、避難するか、
帰還するかの「自己決定」権を侵害するものです。

このたび、福島各地の避難区域再編や避難指示解除の状況について、緊急報告会
を行い、政府との交渉を行います。ぜひ多くのみなさまのご参加をお願いいたし
ます。
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【緊急報告会&政府交渉】
原発被災者の権利を守ろう!
「強制」される帰還?…避難指示解除と賠償打ち切り
7月31日@参議院議員会館
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-6ab6.html
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◆日時: 2013年 7月31日(水) (緊急報告会:14:00~ 政府交渉16:00~)
◆会場: 参議院議員会館101
(最寄駅:東京メトロ「永田町」「国会議事堂前」)
◆プログラム(予定)
<第一部>緊急報告会(14:00~16:00)
避難解除をめぐる情勢…満田夏花/FoE Japan
南相馬の状況…大山弘一/南相馬市議会議員
…吉田邦博/安心安全プロジェクト
伊達市小国地区の住民から(ビデオメッセージ)
測定結果より…青木一政/フクロウの会
田村市都路地区からの避難者として…浅田正文・浅田眞理子
川俣町の状況(予定)飯館村の状況(予定)
避難解除と賠償問題…福田健治/弁護士

<第二部>政府交渉(16:00~18:00) 
交渉相手先:原子力災害対策本部 生活支援チーム・復興庁・文部科学省
いずれも調整中
1.避難解除の基準/住民との協議/グローバー勧告への対応
2.避難者への賠償の打ち切り/帰還の際の新規賠償について
3.個人線量計の配布について
※政府に事前に提出している質問書は別添参照

◆資料代:500円 (カンパ歓迎!)
◆申込み資料準備の都合上、なるべくお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/6483043945737
◆主催:FoE Japan、福島老朽原発を考える会
◆問合せ
FoE Japan Tel: 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219携帯:090-6142-1807
※関連記事
避難指定解除の現実…3.8μSv/時で指定解除、住民の意見は聴かれず、賠償打
切りで「兵糧攻め」、住民の声をきいてください
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/38sv-549e.html

※伊達市小国地区の住民インタビュー映像(約7分)
http://youtu.be/R1d3pkdk0-E?t=41m47s

★ 伊藤孝司写真事務所 さんから:
 私が韓国・朝鮮人被爆者の写真を提供している「世界ヒバクシャ展」の、写真
展とイベントのお知らせです。
---
京都で開催される「世界遺産x人類の“記憶遺産”」と題した世界ヒバクシャ展の
ご案内です。
未来に誇るべき世界遺産とのコラボで、ヒバクシャについて知ってもらおうとい
う企画です。

http://www.no-more-hibakusha.net/event/
日時 2013年8月6日(火)~9月8日(日)
午前10時~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで。初日は午後1時開場)
場所 相国寺承天閣美術館 京都市上京区今出川通烏丸東入
主催 世界ヒバクシャ展@京都実行委員会
   実行委員長 有馬頼底京都仏教会理事長
構成団体 相国寺承天閣美術館 金閣寺 銀閣寺 京都仏教会 NPO法人世界ヒバ
クシャ展
後援 京都府 京都市 京都市教育委員会
入場 無料(承天閣展示品の鑑賞は有料=800円)
※来場呼びかけと期間中の運営のボランティアを募集中です。
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■□ 戦後68周年 韓国人被爆2世は今……
□■ 「韓国のヒロシマ」と京都を結ぶ
■□ ~戦後・被爆70周年に向けて、核のない世界を目指す交流会~

米軍によって投下された原爆では、広島で5万人、長崎で2万人の韓
国・朝鮮人が被爆しました。広島で被爆し帰郷した人たちが多く住み、
「韓国のヒロシマ」と呼ばれる韓国・ハプチョンの「平和の家」と結んで、
被爆から68年目の被爆二世、三世の今を伝えてもらいます。

8月6日から相国寺承天閣美術館で始まる世界ヒバクシャ展@京都に
写真を出展している写真家の伊藤孝司さんの話も交えて、2015年の
戦後・被爆70周年に向けて、京都の人たちができることは何なのかを
みんなで考えます。

◆日時 8月6日(火)午後7時~9時15分
◆場所 ベジタリアンレストラン「TOSCA」
       京都市左京区北白川追分町 67-7
        Tel 075-721-7779
         今出川通り沿い京大農学部の東隣り
         市バス「京大農学部前」下車すぐ
◆参加費 2500円
     (オーガニック・ベジ料理の立食パーティー、ワンドリンク付き)
     ※できるだけ事前にお申し込みください。

◆プログラム
◇「韓国のヒロシマ」の今
    ・韓国の被爆者とその子孫についての報道(ビデオ)
    ・「韓国・朝鮮人被爆者の今」 写真家・伊藤孝司さん
    ・ハプチョン平和の家からのメッセージ(ネット中継)
       韓国・原爆2世患友会・ハン・ジョンスン会長ら
◇交流会
 世界ヒバクシャ展@京都の開幕に当たって、2015年の戦後・被爆70周年に
向けて何ができるかなどを自由に語り合います。
◆主催 NPO法人世界ヒバクシャ展
◆参加申し込み 世界ヒバクシャ展事務局
 担当・安在 hibakushaten@gmail.com 080-3558-3369
●世界ヒバクシャ展@京都などの詳細は、こちら。
http://www.no-more-hibakusha.net/event/

★ 吉田典子 さんから:
『求む!幽霊
季節限定労働(…)
業務内容・エアコンの代わり
労働報酬日払い・蚊取線香一巻』
「………蚊取線香だって線香には違いないけど…。
成仏できない気の毒な幽霊相手に、そこまでケチるってあり!?
蚊取線香で幽霊をこき使おうなんて、あんた地獄の鬼以下!!
それ以前に、幽霊を働かせようって、どうよ!?」
な~に、可哀想な貧乏人に無償で尽くせば、いい事あるよ。
御釈迦様か何か(…)に成仏させてもらえるとかさ?

良く言えば宗教に寛容、悪く言えば、超いい加減かつムシのよさが窺える考え…。
こういう人間は、基本的に幽霊にも、期待してません。
死んでも、この世で迷ってるドジな奴が、役に立つかい!!
しかし、神仏も幽霊も『役に立つ気があるなら』いて欲しい…。
「立つ気がなかったら?」
そんなもんいらん!!
これくらい徹底した人間は、原発がなくても当然、平気♪♪♪
やれやれ!
夏だから涼しく…もといゾッとする節約話(…どこまでも現実的)を…と思ったんで
すが…。
一番、ゾッとするのは、祟り神でも幽霊でも貧乏でもなく、生きてる人間が作っ
た放射性物質の母・原発だった…というオチでいかが?
トンでもない鬼子母神!
しかし、節約話で涼しくなろうなんて、情緒がないなぁ…。
あ~…そうだ!
ひょっとすると、一番、涼しくなれるのは、財布の中を見た時…。
今、ムンクの叫びの顔になって
「ギャ~ッ!!」
と喚いたのは、どなた?
う~ん、これこそ現実主義者向け夏の超ホラー話でしょうか?

○----------集会等のお知らせ----------○

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    実行委員会結成集会
日 時:8月18日(日)14時より 
場 所:福岡県教育会館(福岡市東区馬出4-12-22)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第830日目報告☆

青柳行信です。 7月28日。

本日、 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第830日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月27日2920名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月27日1名
   古瀬宗治
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
福島の汚染水は高濃度になり、増え続けています。
あんくるトム工房
増え続ける汚染水  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2545
     蒸し暑いですね 健康にお気を付けください。

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「原発ゼロ」は日本の民度指標なり我人共に大衆たらむ(左門 8・
28-366)
※古典に「人衆(おお)ければ天に勝つ」とあります。
大きく難しい「天道(自然)」に対して勝ち得るというのです。
ましてや、「原発ムラ」の魑魅魍魎に勝つことは当然です。
反原連が「大衆」になるまで増やしてまいりましょう!

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その9(7月19日~21日)】
今回より「Kさんの伝言」は内容を抜粋・テキスト化してお届けします。
「Kさんの手紙をそのまま出すのはやめた方がいい」という
李弁護士の勧告に従ったものです。ご了承下さい。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/k-7-310a.html

★ 田宮 さんから:
みなさまへ
長崎でふくしまの子どもたちの保養があり、
わたしも7月24日・25日と短い間ですが、ボランティアスタッフとして参加した
ので、簡単にご報告します。
JR長崎駅から路面電車で移動し、船場へ。そこから船にゆられて数十分で高島に
到着。海は青く、空とつながりそう。小さなこの高島に、今夏、福島の子どもた
ちが招待されました。
福島原発事故の被災地の子どもたちを長崎で休養させたいとNAZENナガサキ
が企画しました。

24日、わたしより2日早く到着した子どもたちはもりもりと昼食をたいらげてい
ました。午後から一緒に泳ぎました。
青いきれいな発色の魚やニモ(熱帯魚)が泳いでいて、珊瑚ももぐると見えると
の話でした。
浮き輪を用意し、大きい子たちはばしゃばしゃ泳ぎ、小さい子は貝殻を集めたり
して夏の海を味わっていました。夕飯はバーベキューでした。
火起こしに時間がかかり、煙は出るのに炭に火がつかず、ベテランは遠くから見
守る中で、汗だくだくになりながらがんばりました。
食事のあとに花火をしようとしていたら、なかなか日が暮れず、子どもたちが走
り出しました。

「長崎のみなさん、こんにちは!!!」と、海の向こうにみんなで叫ぶ場面も。
とにかく走り回る!若いスタッフは一緒に走る!競争だ!
九州の子どもも一緒に走る!
くたくたになった(わたしだけ?)ところで日が暮れて花火をしました。
そして終わると宿泊施設にまた走って戻って行く子どもたち。・・・すごい!
外で思いっきり遊ぶ、たくさん食べる、また外で遊ぶ、いっぱい寝る。
そんな当たり前のことを本気でするのが子どもなんだなーと絶句しながら、自分
の子ども時代を振り返ります。

25日、朝食のあと、「今日は何したい?」と、スタッフ。「海で泳ぎたい!」
と、子どもたちの声。スタッフは日焼けと筋肉痛のため「・・・」
「山に行かない?」と、子どもたちに提案。
しかし「山は福島にある。いっぱいある。海がいい!」と無邪気な笑顔。
大きい子たちはこの日も海で泳ぐことになりました(スタッフも)
小さい子は一緒に絵を描いたり、拾った貝殻を使って工作をしたりしました。
22日~26日まで福島の子どもたちの西日本での保養が実現しました。
NAZENナガサキのみなさんの準備・計画・実行力によって実現しました。
またこの保養のために支援してくださったみなさんの思いと行動にわたしも心か
ら感謝します。
参加することができて、子どもたちの笑顔が見られて本当によかった。
同時に、「人類と共存できない原発は即時廃炉にしよう!」
と、それが大人であるわたしの「責任」と強く心に刻みました。
「原発再稼働やめて、いますぐ子どもたちの命と健康と心を守れ!」
と、大きな声で叫びつづけたい。子どもたちの「心」を守りたいです。
これを読んでくださっているみなさん、アクセスしてください。

◇もう一度、放射能と生命について、根本から学習し直そう!
テーマ  ”動かしてはいけない”-生命破壊のシステム・原発
日時  7月28日(日)  14時00分~
福岡市立西市民センター第2会議室
(地下鉄 姪浜駅下車、西区役所となり)
資料代 500円
主催:NAZEN福岡 
会員が増えてきましたので、今後適時学習会を行っていきます。
一緒に原発、絶対、全部なくしましょう!

★ 小野進一 さんから:
1982年<反核をどう考えるか>K・Sさんの警告は未だにいきている。当時
のまま引用しますので、若干違うかもしれませんが、超大国の過失は歴史から消
し去ることのできない汚点です。

【まず、最初に私たちが認識しなければならないのは、日本人は「唯一の被爆国
民」ではない、という事です。日本に強制連行され、広島や長崎で被爆した朝鮮
人、太平洋でアメリカ合衆国やフランスが行った核実験で被爆したミクロネシア
人、ポリネシア人、ミッテランのフランスは、今でも核実験を続けています。そ
して太平洋を汚染し、ポリネシアの人々を殺し続けています。したがって日本が
核開発するにあたって広めたキャンぺ―ン、「唯一の被爆国だからこそ原子力の
平和利用を」には、ごまかしがあるのです。
 
 私たちの回りには、「原爆には反対だけど、原発には賛成」という人が、まだ
まだ沢山います。しかし、原爆と原発は、切離して考える事ができない問題なの
です。
 核兵器の原料はプルトニウムという物質で、これは自然界には存在しません。
プルトニウムはウランを燃やす事によって、その燃えカスの中に生成されます。
では、ウランはどこで燃やすのかというと、それは原子力発電所の心臓部、すな
わち原子炉の中で燃やします。つまり、核兵器の原料は、原発で作られているの
です。「核の平和利用」を唱えている人々は、この事実を隠しています。また彼
等は、ウランを掘る労働者や原発で働く労働者の中に、ヒバクシャが生まれてい
る事実を隠しています。
 私たちは、核兵器に反対の立場をとるならば、原発にも反対しなければなら
ぬ、と考えます。当然、アメリカ合衆国の核の傘に組込まれている安保にも、反
対しなければなりません。私たちの反核とは、反原爆であり、反原発であり、反
安保なのです。
 ところが最近盛上がりをみせている反核運動は、反原爆のみを叫んでおり、後
の2つが含まれていません。原発抜き、安保抜き反核運動、これほど政府、独占
資本にとって喜ばしい無害な運動はありません。檻の中のライオンがいくら吠え
ても、ちっとも怖くはないのと同じで、彼の自由は檻の中だけなのです。
 エネルギ―や防衛に関する一方的情報を鵜呑みにするのではなく、私たちは私
たちの頭で自由に考え、学習し合い、そして行動しようではありませんか。】
  
 この反原発の思想がガリ版刷りの粗末な紙に、手刷りで発行され、旧筑豊炭田
の市民運動の機関紙に掲載されたものです。エネルギ―産業に翻弄された旧筑豊
炭田で、31年前、身銭をきって市民運動に参加された市民の良心に唾を吐きか
けるかのごとき、広島市長の原発神話へ回帰する、「反原発」と「反核」を切離
す「平和式典」の強行は、<被爆国民>の<私>を侮辱することになります。 
「あなたも、お金を優先させるんですね・・・・?」

★ 東本高志@大分 さんから:
東京新聞記事(2013年07月26日付)は共有しておきたいと思います。 
■再稼働もくろむ伊方原発 米軍機墜落の恐怖(東京新聞「こちら特報部」 2013
年07月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013072602000171.html
http://blog.livedoor.jp/shootque/archives/51905250.html#more

 原発上空を航空機が飛行することは厳しく制限されている。万に一つも墜落事
故が起こったら、取り返しのつかない大惨事
になるためだ。だが、例外もある。日本の空を縦横無尽に飛んでいる米軍機だ。
新規制基準後の再稼働第一号と目される
四国電力(四電)伊方3号機(愛媛県)の上空でも、目撃されている。またも
「想定」されていない最悪の事態とは。(中山洋子)
「やっぱり飛ばしてたんか」。地元紙「南海日日新聞」元記者の近藤誠さん
(66)が絶句した。

先月十九日の衆院経済産業委員会で原子力関連施設の上空を米軍機が飛んでい
るケースが二〇〇七年度以降、計七件確認されていたことが発覚。その一つは、
今年三月三十日に伊方原発の上空を飛んでいたからだ。

指摘したのは、共産党の塩川鉄也議員。青森県の東北電力東通原発や日本原燃
の核燃料再処理施設などから、防衛施設局にあった苦情のうち、六件が米軍機の
飛行と確認された。

これとは別に、四電が原子力規制庁に報告した航空機があった。塩川議員が
「これも米軍機ではないか」と追及すると、防衛省は「米軍に確認すると海軍所
属のP3Cだったとの回答を得た」と答弁し、米軍機であることを認めた。

一九九九年の日米両政府の合意で、在日米軍の航空機は学校や原発などの上空
は極力飛ばないことになっている。その約束がほごにされたばかりか、飛行情報
が県や地元自治体に知らされることもなかった。

とりわけ愛媛県では、八八年六月二十五日、米海軍の大型ヘリが、伊方2号機
からわずか八百メートルのミカン畑に墜落する事故も起きている。山口県の岩国
基地から沖縄県の普天間飛行場へ移動中の事故で、乗員七人が全員死亡した。
「もし原発に墜落していたら」という恐怖を生々しく思い出す住民も少なくな
い。当時、取材に当たった近藤さんも「あの時の事故に全く学んでいないのか」
と怒りを抑えきれない。

現場に駆けつけようとしたが、米軍と警察に阻まれ、取材もままならなかっ
た。「米軍が去るまで一カ月以上も、ミカン農家も国会議員も立ち入りできな
かった。事故原因はおろか、死亡した米兵の名前すら公表されない。訓練の実態
は政府さえ把握できていない」と、治外法権ぶりを振り返る。

四電側の対応もにぶく、事故後の会見などで「格納容器のコンクリート壁は厚
さ八十センチあり、そう簡単には壊れない」
「上空に定期航路はない」と繰り返すのみ。だが、実際には天井部の壁はそれよ
りずっと薄く脆弱(ぜいじゃく)。佐田岬半島
沿いには七二年から民間航路もあった。近藤さんは「四電はうそをつき続けた。
四電がやった対策はたった一つ。原発の位置を示す夜間ライトをつけただけ。か
えって『夜間訓練の目印になるだけじゃないか』と不安視する声もある」と話す。
実際、翌八九年にも愛媛県では米戦闘機が墜落する事故が起こっている。不時
着や目撃情報となると枚挙にいとまがな
い。
というのも、四国上空は岩国基地と普天間飛行場を結ぶ米軍機の飛行ルートに
当たり、低空飛行訓練も行われているからだ。徳島県南部から高知県北部を通
り、愛媛県今治市付近から瀬戸内海を抜けて岩国基地に向かう訓練空路は「オレ
ンジルート」と呼ばれる。墜落の危険性が指摘される米新型輸送機オスプレイも
たびたび目撃されている。

九四年にやはり米軍機が墜落している高知県本山町では、オレンジルートの進
入口付近に当たる徳島県海陽町と連携してオスプレイの飛行訓練の実態を調査し
ている。

本山町では、米軍機の低空飛行によるごう音が激しくなった九〇年から記録を
続けており、多い年で三百回を超える飛来がある。

今年も六月末までに六十三回の低空飛行が確認され、このうちオスプレイとみ
られる米軍機は五回。機体やプロペラの動きがはっきり確認できるほど低く飛ん
でいたこともあった。

愛媛県でもオスプレイの目撃情報は相次いでいる。これまでオレンジルートで
の訓練と思われる飛行が七回あり、松山、新居浜、西条市で計七十五件の目撃情
報があった。このほかにも、より原発に近い大洲市や内子町などで六回十九件
目撃されているという。

オスプレイの低空飛行訓練が始まった今年三月、愛媛県は国を通して米軍に、
原発上空などを飛行しないとする「日米合意の順守」を申し入れた。

伊方原発上空を米軍機が飛んでいたのは、その直後のことだ。

「結局、オスプレイも伊方原発上空を飛びよるかもしれない。これでは、いく
ら『飛ばさない』と言われてもとても信じられない」。伊方原発から約十キロの
八幡浜市に住む「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」の斉間淳子さん
(69)が憤る。

原発の新規制基準では、航空機などが墜落した場合の対策として、冷却作業を
遠隔操作する第二の制御室の設置が求められているが、五年間の猶予が認められ
ている。

四電は伊方3号機の再稼働に向けて安全審査の申請をした。申請があった全国
の六原発十二基のうち、伊方3号機が再稼働の条件が最も整っているとされる。
大きな津波は来ないとされているため、大がかりな防潮堤は必要ない。事故
時の対応拠点・免震重要棟の設置も済んでいる。敷地内の活断層も今のところ見
つかっていない。

だが、地震想定の甘さはたびたび指摘されているほか、事故が起こった場合の
町民の避難計画もまだ策定されていない。佐田岬半島に住む人々は海を越えて避
難するしかないが、天候に左右されやすいヘリや船を利用するしかない。

今月十六日にあった原子力規制委員会の安全審査会合では、四電の役員が伊方
3号機の特徴を踏まえた安全対策を問われたのに答えられず、規制委側から「自
分のプラントにどういう特徴があるのか答えられないのは問題だ」と指摘される
場面もあった。四電は、伊方3号機の燃料棒に付着物があったことを愛媛県に二
カ月間報告せず、厳重注意を受けた。

近藤さんは「福島原発事故を起こし、多くの避難者を出した国が、おざなりな
安全審査で原発を再稼働させるようでは、どんな悪い冗談か。まして、その頭上
では、米軍が好き勝手に訓練している。立地自治体の住民の命を軽んじ、不安も
お構いなしの状況は、何一つ変わってはいない」と話した。

<デスクメモ> 伊方原発の再稼働には、愛媛県の人たちだけでなく、海を挟ん
だ大分県や山口県の人たちも大きな不安を感じている。もし、事故が起きれば、
放射能は海を渡ってくる。良好な漁場として知られる豊後水道や瀬戸内海ま
でが汚染されてしまう。米軍機が墜落するはずがないなんて、信じられるわけが
ない。(国)

★ 味岡修 さんから:
経済産業省前テントひろば テント日誌7月24日(水) 

 経産省前テントひろば 683日目  選挙と裁判の余韻も残っていて

 朝早く目を覚ますと蝉の声が聞こえてきた。一日中というわけではなく、時折
聞こえるだけなのだが、蝉も時を選んでいるのだろう。雑音に掻き消されること
のない比較的静かな早朝を選んでいるのか。年々、蝉が少なくなって行くように
思えるのは寂しことである。誰か蝉の声のする風鈴でも発明してくれないか。土
用の鰻を人並みに食したが、値ばかり高くなってきているが、やがては手もとど
かなくなるのだろう。これも寂しいことだ。

 予想されたこととはいえ、与党(自公)の勝利に終わった参院選挙だった。こ
れで衆参の議席のねじれは解消したことになるが、政府の政治意志と国民の意思
のねじれがなくなったわけではない。そこでのねじれは残っていることをしるべ
きだ。アベノミクスと言われる経済政策は一定の形で国民に支持されたかもしれ
ない。これは、野党側がまともな経済政策を提示できなかった結果である。時が
経つにつれて、アベノミクスが地金を露呈させ、誰の目にもアホノミクスとして
映るように成るだろう。それ以上に、自民党の提起している憲法改正や原発推進
《再稼動推進》は国民の反対の方が強い。ここには政府と国民の間のねじれがある
のだし、その政策をめぐる闘いがある。選挙結果に落胆している人もいるかもし
れないが、選挙という方法以外で僕らの政治的意思を実現する道もあるのだし、
そのことに向かえばいいのだ。選挙だけが、国民の政治的意志実現ではない。原
発がそれを選挙の争点化として避けた政府で推進される欺瞞性と闘うにはそうい
う方法が不可避である。

それにしても今回の選挙で誰しもがおかしいなと思ったことは体制側の選挙に合
わせた情報操作などが目についたことだ。株価なども選挙までは高値維持を図っ
たように見えるし、原発関連の重要な情報は抑えられてきた。福島第一原発の汚
染水の海への流出などは選挙が終わるまで隠されてきたのだ。少しの情報から推
察の効く、つまりは想像力というアンテナが延びる事が大事だが、これは日ごろ
の鍛錬が必要だ。意識的で自覚的な鍛錬が必要なのだ。情報が洪水のように溢
れ、それも速いスピードで動いて行く時代の中で、本当に重大な情報は隠された
り、操作されたりする。それを見抜きながら推察し、判断する能力は、というこ
とは想像力が働くことだが、不断の鍛錬があって可能だ。かつては『読み書き』
の能力といわれたことがあるが、それは情報を判断する主体の力がということに
なる。メディアが権力の側の情報の隠匿や操作に加担しているのではないか、と
いう疑念はよく聞かれる。これに対応するには情報を判断する主体者としての僕
らがそれを超えて行く力を得ることであり、それには不断の切磋琢磨がいるの
だ。これが現在の知的活動でもある。僕らには闘いの武器は少ないが、本質的な
ものがあるのであって権力との闘いにはこれが大事だ。知識の獲得と知的能力が
同一化していた時代は終わった。これだけ情報が速いスピードで膨大におしよせ
てくる時代のなかで、こちらの判断力こそが知的なことなのだ。知という体力
(知力)も不断に練磨していないと衰えて行くもので、それに抗すことは時代と
権力に抗し続けることだ。

 テント日誌の特別版でも伝えられているように7月22日の第二回口頭弁論に
は多くの皆さんが参加していただき盛り上がった。被告の特定における経産省や
国側の人間違いという重大ミスはこの裁判(提訴)そのもののが疑念にみちたも
のであることを知らせる。次回が待たれる。

 暑さの中でも、テントではあれこれの討論が盛り上がる。23日の夜には弁護
士のみなさんがテントを訪れ話が弾んだ。夏だと蒸し暑そうなテントだけれど風
通しは悪くないし、それに議論が盛り上がれば暑さはどこかに行ってしまう。夏
に上京を予定している人は是非、テントによって欲しい。できれば泊りがけで来
てもらってテントの現状を伝えていただきたいと思っている。尽きせぬ議論でこ
の夏を乗り切ろう。(M/O)

 ☆★☆★ 次回、第三回目口頭弁論期日は、9月12日(木) ☆★☆★
次回、第三回目口頭弁論期日は、9月12日(木)。テント2周年の翌日です。
第一回、第二回を上回るように、東京地裁にお集まり下さい!

★ BARA さんから:
朝日新聞・WEB2013.7.25

9条の国、誇り高き痩せ我慢/森達也
http://digital.asahi.com/articles/TKY201307240705.html?ref=comkiji_redirect

アメリカでは銃の誤射や乱射事件が起きるたびに、銃規制についての議論が
高まるが、結局は尻すぼみとなってまた事件が起きる。

 昨年12月にコネティカット州の小学校で児童ら26人が殺害されたとき、
全米ライフル協会(NRA)の副会長は記者会見で、「銃を所持した悪人の
行為を止められるのは、銃を持った善人だけだ」と述べて銃規制に反対し、
アメリカ全土では銃の売り上げが急増したという。

 アメリカの銃社会をテーマとしたドキュメンタリー映画『ボウリング・
フォー・コロンバイン』でマイケル・ムーアは、黒人や先住民族を加虐して
きた建国の歴史があるからこそ、アメリカ市民は銃を手放せないのだと
主張した。
報復が怖いからだ。
つまり銃を手もとに置く人は勇敢なのではない。臆病なのだ。

 こうしてアメリカの正義が発動し、正当防衛の概念が拡大する。
丸腰の高校生を射殺した自警団男性の正当防衛が認められて、無罪評決
になったことは記憶に新しい。

 NRAの主張に同意する日本人は少ないだろう。
頭の回路がどうかしていると思う人もいるはずだ。
でも実のところこの思想と論理は、世界のスタンダードでもある。

 核兵器や軍隊の存在理由だ。

 我が国の軍隊は、他国に侵略する意図などない。
でも悪い国が軍隊を持っている。
だから攻められたときのために、国家は軍隊を常備しなくてはならない。
つまり抑止力。理屈はNRAとまったく変わらない。

 こうして誤射や過剰防衛が起き、それをきっかけに戦争が始まる。
人類はそんな歴史を繰り返している。

 しかし第2次世界大戦後にこの国は、新しい憲法で武力放棄を宣言した。
その憲法が公布される前の衆院本会議で共産党の野坂参三議員が、
「侵略の戦争は正しくないが自国を守るための戦争は正しいのでは?」との
趣旨で質問し、これに対して吉田茂首相は、「正当防衛や国家の防衛権に
よる戦争を認めるということが結局は戦争を誘発する」との趣旨で答弁した。
記録ではこのとき議事堂では、与野党を超えた議員の大きな拍手が響いた
という。

 もちろん日本の背後には、世界最強の軍隊と大きな核の傘を持つアメリカ
がいた。
だから不安や恐怖を押し殺して痩せ我慢ができた。
極論すれば憲法9条の1項は、すべての国に共通する理念でもある。
でも現行憲法には、軍事力と交戦権を放棄することを宣言した2項がある。
アメリカに軍事的に庇護される国は数多いが、ここまでラディカルな宣言を
した国はない。

 その後に冷戦の時代が幕を開ける。
ご近所はすべて銃を持っている。
でも暴力に対して暴力の抑止は成り立たない。
自衛の意識が戦争を起こすのだ。
だから我が家は銃を持たないと決めた。
アメリカからは何度も改正を要求されながらも、結果として日本は9条を60
余年間にわたって守り抜いた。
いろいろ妥協もしたけれど直接的な戦争には一度も参加せず、国民総生産
(GNP)世界第2位を達成した。

 改憲派は平和ボケなどと嘲笑するけれど、9条は抑止論にとらわれた
世界への、とてもラディカルな提言となっている。
スペインのグランカナリア島には、9条の碑が設置されている。
戦争地域ではよく、「日本は9条の国だ」と話しかけられる。
世界に対して日本は、身をもって稀有な実例を示し続けている。

 この街から銃が消える日はまだ遠い。
でもこの精神だけは手放さない。
誰もが銃を持たない社会。その実現のために、我が家は街で最初に銃を
捨てる宣言をした。
怖いけれど高望みを維持し続けてきた。

 自衛隊を軍隊にして誇りを取り戻そうと言う人がいる。
意味がわからない。
他の国と同じで何が誇らしいのだろう。
不安と闘いながら世界に理念を示し続けたこの国に生まれたことを僕は
何よりも誇りに思う。
 (もり・たつや 
56年生まれ。映画監督・作家。明治大特任教授。近著に『虚実亭日乗』)

★ 吉田典子 さんから:
「期待した結果にならなかった」と、悄気てる友人に、私はいつも
「何が幸いするか判らないよ」と、返すんです。
物事には何でも『その後』が、あるんです。
思い通りの結果が出せたら、その時は当然、嬉しいですよね。
でも、人生万事塞翁が馬。
宇宙飛行士の向井千秋さんじゃないけど
「努力はするけど、結果は気にしない」
くらいで、ちょうどなのかも。
反省は必要だけど、失敗に拘り続けるのは、時間の無駄。
なっちゃったものは、今更、取り返しがつきません。
肝心なのは
「あーしていたら、こーしていたら…」
と、後悔に時間を費やす事じゃなく、
「これから、どうするか?」
1888年の新聞を捲っていたら、会津磐梯山の噴火の記事をみつけた化け猫バ
アサン。
桜島を思い浮かべて、「やっぱり日本に原発は向かない…」と、呟きました。
川内原発近辺の人の御意見は如何に?

○----------集会等のお知らせ----------○

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    実行委員会結成集会
日 時:8月18日(日)14時より 
場 所:福岡県教育会館(福岡市東区馬出4-12-22)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

長崎県の妨害を告発(修の呟き)

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26日、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の早期開門を求めている「よみがえれ!有明訴訟」弁護団と原告漁民らが農林水産省幹部らと長崎市内で交渉しました。佐賀新聞や赤旗によると、弁護団らが早期開門に向け、安倍首相か内閣官房との協議の場を求めたのに対し、「内閣官房から回答がない」と説明。また開門反対の長崎県と一同に会し議論する場を設けるよう求めたのに対し、事実上拒否したといいます。そして長崎県が「国は十分な対応をせずに開門しようとしている」「開門すれば被害が起こる」などと誤った情報を流し開門を妨げていると弁護団が指摘し、「国は反論したのか」と質問。農水省側は、県の言い分が「国の認識とは異なる」と答えたものの、訂正や反論を行う考えは明示しませんでした。そして、島原漁協の中田猶喜さん(63)が「借金を苦にした自殺者が増えるかもしれない。開門して有明海を再生させたい」と早期開門を訴えられたそうです。

話は変わります。写真は「佐賀なう」です。一つは筑後川昇開橋です。1935年旧国鉄佐賀線の鉄橋として筑後川河口に架設された全長507mにもおよぶ東洋一の可動式鉄橋で、筑後川をまたいで福岡県大川市と佐賀市諸富街をつないでいます。現存する可動橋の中では全国最古で、平成15年5月30日に国の重要文化財に指定されました。二つ目は佐賀市の神野公園内の池に住み着いたカモ一家とトンボ池に咲いたハスの花。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第829日目報告☆

青柳行信です。 7月27日。

本日、「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第829日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月26日2913名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月26日5名
  山田幸江 藤田由紀 松尾展子 小鍋匠 匿名1名
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
今日も暑い一日でした。 心配していた雨も小康状態でした。
テントでは 汚染水が増え続けていること。再稼動なんてもっての外。
外国に原発を売るなんてとんでもない、という意見がでていました。
オリバー・ストーンていう監督さん、すごいですね。
あんくるトム工房
オリバーストーンはこう語った http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2543
きんしゃい金曜 脱原発  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2544

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「福島の不幸で原発は止められない」細田発言は自民の本性(左門 7・
27-365)
※血も涙も無い、経済界の「合理」のみだ。
この冷血動物でも子どもを大事にします。種族を守る努力もします。
日本政府は沈む船に石を積む者の声しか聞かない。
このような政府と電力会社がある限り沈黙することは出来ない。

★ 小野進一 さんから:
<暑中見舞い>
青柳さん、夏バテのほうは
解消されましたか
たまに 涼しい地下道へ
逃げ込んで
英気を養いましょう
時間の許されるかたは
週一度でも
青柳村長を手伝いましょう!

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:朗報!Kさんが逮捕後初めて固形物の食事をまともに摂る】
7月26日の面会で明るいニュース。
この日の朝食でKさんが逮捕後初めて固形物を含む食事をまともに摂ったそうです。
メニューは麦ごはん、ナスともやしの味噌汁、酢の物。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/k-7dc6.html

★ 清水@グルントヴィ協会 さんから:
青柳さん、こんばんは。
原発関連情報96をお送りします。諸事多忙でしばらくごぶさたしておりました。
舩津さんがご静養に入り、代理というわけではありませんが、
青柳さんより少しでも穴埋めにどうかということで、あいかわらず多忙なのです
が、また再開します。

1,最近の動向は共同通信や朝日新聞のテーマ別で追うことができます。
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/
http://www.asahi.com/special/energy/

2,古賀茂明氏が、電力会社がなぜ節電をいえないか、そのジレンマを書いてい
ます。
http://snn.getnews.jp/archives/125751

3,少し前ですが、元東電技術者の木村俊雄さんが東電は福島原発事故のデータ
を一部しか公開していないと記者会見したニュースです。
http://sun.ap.teacup.com/akkocw/775.html
それにかんして、後藤政志さんが木村さんより入手したデータを公開しています。
http://gotomasashi.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

4,その後藤さんに「通販生活」がインタビューしています。
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/gotoh/

5,汚染水についての田中規制委員会委員長の記事です。
http://toyokeizai.net/articles/-/16159

6,東電と泉田新潟県知事とのあいだの確執で、マスコミを使う官僚のあくどい
手口を知らせる記事です。
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/c2006794cfbca417881fe7754168c572

7,山本太郎さんが当選したことは、落ち込む結果の参議院選で数少ない希望で
したが、そのときのエピソードです。
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/12163

8,御用記者の多い朝日新聞科学部と違い、毎日新聞の科学部は(ひどい記者も
いますが)最近参考になる記事を出しています。プルトニウムをすべて買い取っ
てもらうのが一番でしょう。
http://mainichi.jp/feature/news/20130711ddm013070030000c.html
http://mainichi.jp/feature/news/20130725ddm013070027000c.html

9,毎日新聞の連載「虚構の罠」第三部、プルトニウムにかかわる「安全保障の
陰で」です。
http://mainichi.jp/feature/kakunen/

10、最近、当会はノルウェー人の若者二人と交流する機会がありましたが、ノル
ウェーでは水力発電で8割方まかっているそうです。日本も小型水力でかなり補
えるはず。長野県は水力を中心に電力の6割を自給し、2020年には自給率77パー
セントをめざすという記事です。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1307/16/news014.html

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<北九州市民間業者を誘致原発2基分>を報告します。
(2013年7月26日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130726-OYS1T00800.htm

 北九州市は26日、若松区の響灘地区で、火力発電所と洋上風力発電所の整備
を推進する計画を発表した。合計出力は最大250万キロ・ワットと原子力発電
所2基分を想定し、地場企業に安定・安価な電力を供給する狙いがある。事業規
模は3000億~5000億円に上る見込み。2020年度のフル稼働を目指す。
 計画の推進に向け、国や県、大学教授、エネルギー企業などによる会議を新設
し、8月に初会合を開く。会議では部会を設け、環境影響評価に必要な調査を事
前に行う。事業者による調査の手間やコストを軽減し、参入を促す。

 市によると、数基の火力発電所の整備を想定し、液化天然ガス(LNG)と石
炭を燃料とする最大出力計200万キロ・ワットの大型と、同20万キロ・ワッ
トの中型。同20万~30万キロ・ワットの洋上風力発電所の建設も見込む。

北九州市が若松区の響灘地区で、火力発電所と洋上風力発電所の整備を推進する
計画を発表しました。
この計画は北九州市が20万~30万キロ・ワットの洋上風力発電所の建設を含
む火力発電所主力の民間業者誘致計画で、原発2基分を目標にしています。

九州電力は玄海原発3・4号炉の再稼動を強行しようとしていますが、北九州市
の計画が進めば、玄海原発3・4号炉は不要になり、又佐賀県や玄海町は大型発
電所による雇用や税収を失うようです。また、九州電力そのもののも、お荷物の
原発を抱えて、安価に安定的に発電できる設備を他社に建設されて、自分自身が
やせ細るようです。
北九州市の建設計画には、よく注目する必要があるようです。

★ 白岩 さんから:
「福島の今 チェルノブイリの今」講演会のお知らせ
日 時 8月1日(木)午後6時から
場 所 中津市教育福祉センター多目的ホール
      (大分県中津市沖代1-1-11)
参加費 無料(カンパ歓迎!!)
主 催 「福島の今 チェルノブイリの今」を聞く会
問 合 shiraiwa40@softbank.ne.jp シライワ

<講師プロフィール>
黒田節子さん
福島県郡山市在住。パート労働者。「原発はいらない福島の女たち」世話人。
女こども・共同生活・農業(農的暮らし)・非正規労働・・・と「振幅」広く生
活を実験してきたが、足元近くで原発が爆発することは想定外。新たなもうひと
つの長い実験が始まってしまった。
共著に『福島と生きる』(新評論)など。

青山晴江さん
東京都葛飾区在住。自宅で学習指導35年目。反原発と環境保護の「たんぱぱ舎」
ボランティア。
(毎週土曜)新宿西口地下広場スタンディング。
詩人として石川逸子さんたちと共に「詩区かつしか」「つむぐ」「いのちの籠」
に参加。
著書に『父と娘の詩画集ーひとときの風景ー』(西田書店)

★ BARA さんから:
朝日新聞・WEB 2013.7.26
原爆投下「史実を伝えたい」 オリバー・ストーン監督
http://digital.asahi.com/articles/NGY201307250041.html

【井上未雪】8月に広島、長崎、沖縄を初訪問する米映画監督のオリバー・ス
トーン氏(66)が朝日新聞の書面インタビューに応じた。
ストーン監督は原爆投下の経緯に疑問を投げかけるドキュメンタリーを手がけて
いる。

今回の訪日で、当時の米政権内では多くの反対論を押し切って原爆投下が実行された
ことなど「憂慮すべき史実の数々を多くの日本人に知らせたい」としている。
ストーン監督は昨年、第2次世界大戦前夜の1930年代からオバマ大統領登場
に至る米国現代史を独自の視点で描くドキュメンタリーシリーズ「もうひとつの
アメリカ史」(全10本)を制作した。
脚本はアメリカン大学歴史学科のピーター・カズニック准教授(65)と共同執筆。
特に原爆投下には1本を充て、当時の米政権内には反対する声が多く、原爆を使
わずに日本を降伏させることができたにもかかわらず、最終的にあえて原爆投下
に踏み切った経緯を明らかにした。

 カズニック准教授が毎年夏、広島、長崎を学生と共に訪れており、今年のツ
アーにはストーン監督も同行することになった。
書面インタビューは、カズニック准教授のツアーをコーディネートする教育団体
「ピース・ フィロソフィー・センター」(カナダ)代表の乗松聡子氏(47)
を通じて朝日新聞が質問を渡し、ストーン監督が回答を寄せた。

 広島、長崎を訪問する目的について、ストーン監督は「被爆者に会い、彼らの
経験を聞きたい。
ドキュメンタリーで掘り起こした憂慮すべき史実の数々を、できるだけ多くの日
本の人々に 知らせたい」とした。

 沖縄については「沖縄は日本による抑圧を何世紀にもわたって受け、米国によ
る軍事的占領を約70年も受けている」と指摘。
在日米軍基地の7割が集中する現地住民らの声を取材したいとした上で、「沖縄
の人々の力強い運動は世界中の反基地運動に勇気を与えるものであり、私は連帯
を表明したい」と答えた。
 関係者によると、ストーン監督は8月4日から10日まで広島、長崎を相次い
で訪ね、平和式典などに参加。
その後、沖縄に渡り、15日に離日する。滞在中は米国学生らを連れて、戦争が
残したものに触れるツアーも企画しているという。
    ◇
 〈オリバー・ストーン氏〉米映画監督。
1946年生まれ。社会派監督として知られる。
67年にベトナム戦争に従軍。この体験を元にした「プラトーン」(86年)や
「7月4日に生まれて」(89年)でアカデミー監督賞を2回受賞。
その他の主な作品に「ウォール街」(87年)、「JFK」(91年)などがある。
    ◇
 「もうひとつのアメリカ史」
 第2次世界大戦前夜からオバマ大統領登場までの米現代史を追った米テレビド
キュメンタリーシリーズ。
オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック米アメリカン大歴史学科准教授
が共作した。
原爆投下が戦争終結のために必要で、本土決戦を防ぎ人命を救ったという米国の
歴史認識に疑問を投げかけている。
同名の本(邦題『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』早川書
房)も出版されている。
-------------
オリバー・ストーン監督の書面インタビュー(日本語訳)
――広島と長崎を初めて訪問するようですが、何を期待しますか。

「史実知って」オリバー・ストーン監督監督の書面インタビュー(英文)
 被爆者に会い、彼らの経験を聞きたい。
広島、長崎での平和式典への参加を待ち望んでいる。
アメリカ帝国主義と「安全保障にとりつかれた国家」の歴史を詳細に描いたド
キュメンタリー「もうひとつのアメリカ史」で掘り起こした憂慮すべき史実の
数々を、できるだけ多くの日本の人々に知らせたい。

――沖縄も初訪問となります。沖縄では何を期待していますか。
 沖縄の人々は軍国主義と植民地主義に対して最前線で戦っているがゆえに、沖
縄を訪れたい。
沖縄は日本による抑圧を何世紀にもわたって受け、米国による軍事的占領を約
70年も受けている。
沖縄の人々から、外国の軍隊と隣り合わせに生活する経験について直接意見を聞
きたい。

沖縄の人々の力強い運動は、世界中の反基地運動に勇気を与えるものであり、
私は連帯を表明したい。

――日本では憲法改正の議論が政権側から提起されています。この動きをどう思い
ますか。
 それは日本国民の問題だ。
我々は今、国家安全保障の名のもとに米国憲法を切り裂こうとする政府から、
我々の憲法を守る戦いで手いっぱいだ。
ただ、米国の立場から私が言えることは、日本の改憲が日本が米国との軍事的協
力関係を強化し、米国と軍事行動を共にすることを意味するのであれば、それは
とても危険な道だということだ。
日本の国民は米国の戦争にさらに引き込まれたいと本当に思っているのか。
私はそうは思わない。

★ 色平さんから:
日本国憲法 前文   

私たち日本人は 正しく選ばれた 国会の代表者たちをとおして 行動します。 私
たち日本人は すべての国々との 平和的な協力によってえられる実りと この国
土いっぱいに自由がもたらしてくれた恵みを かたく守っていくことを決心しま
した。 私たち自身と子孫たちのために。 私たち日本人は 政府によっておこさ
れる戦争の恐怖を もう二度と 私たちのところにやってこさせないことを 決意
しました。 私たち日本人は 人々こそが最高の力をもつことを 宣言します。 そ
して私たち日本人は 揺るぎない意志で この憲法を制定します。

政府は 人々の神聖な信頼によるものです。 その権威は人々から出され その力
は人々の代表者たちによって行使され その利益は人々によって楽しまれます。
これは人類すべてがもつ原則であり この憲法は その原則にもとづいています。
私たちはこれに反する どのような憲法 どのような法令 どのような詔勅も排除
します。 私たち日本人は 永遠の平和を願います。 私たち日本人は 人と人との
友好関係を支配している 高い理想を 心から自覚します。

私たち日本人は 平和を愛する世界の人々の 正義と信念を信じて 私たちの安全
と存続を 守っていくことを決めました。 平和を守り 専制政治や奴隷制、圧制
や偏狭を 地球から永久に追放しようとしている国際社会で 私たちは 誇り高い
地位を占めたいと願っています。 世界中の人々が 恐怖も欠乏もない 平和な暮
らしをする権利を持っているということを 私たちは認識しています。

どのような国でも 自分の国のことだけを考えてはいけない、という 政治道徳の
法則は 誰にもどこにでも通用するものだと 私たちは信じています。 自分の国
の主権を保ち 他の国々と対等な関係をもとうとする すべての国にとって この
法則に従うことは義務なのだと 私たちは信じています。 私たち日本人は 国の
名誉にかけ 全力をあげて これらの高い理想と目的を 達成することを誓います。
http://blog.greetings.jp/?eid=184   南風椎 訳

★ 前田 朗 さんから:
昨日開催した「領土とナショナリズム出版記念討論会 民族派と非国民派の対
話」の映像がUPLANに よってYouTubeにアップされました。
http://www.youtube.com/watch?v=IckRqXnqqjM

木村三浩・前田朗『領土とナショナリズム』(三一書房)の出版記念です。
http://tinyurl.com/kdgt7ul

UPLAN
http://www.youtube.com/user/77209088/videos

★ 吉田典子 さんから:
私達は、時計の時間では、皆、等しく2013年を、生きてます。
でも、同じ2013年でも、誰もが21世紀にいるとは、限りません。
人によって国によって、生活レベルも意識も、原始時代とあまり変わらない場合
もあるし、もしかしたら、未来に生きてる人も、いるかもしれません。
これに気付いたのは、アフガニスタンで長年、医療を始め援助活動をして来たド
クター・サーブ・中村が「アフガニスタンの国内は、日本の歴史で言うなら、
ちょうど戦国時代くらいのところ」と、言ったのを聞いた時です。
9.11をやらかしたテロリストは、飛行機の操縦が出来たけど、そういう技術
を身に付ける事は、アフガニスタン国内では無理だと説明した時、出た喩え話
だったと思います。
近代的な攻撃が出来るテロリストは、アフガニスタン国内にはいないんだから、
アフガニスタンを空爆してもテロリスト退治は出来ない…という話だったんじゃ
ないかと思います。
84年9月から11月にかけて、一人中国を彷徨いていた時、日本とのあまりの生活
レベルの差に驚いた私。
戦前の上海は、各国の疎開が乱立する国際都市。
建物を見ると、正に往時の栄華が窺えました。
でも、見た目は立派な建物の中は、すっかり倉庫状態。
それでも、建物その他インフラは、残されていたのです。
教育を受ける機会がなかった庶民の意識や生活レベルは低かったにしても、指導
者が残されたインフラを活かせなかったのは何故なのか?
そもそも各分野の専門家を排除して35年間、何をしていたのか?いたかったの
か?と悩んだもんです。
長時間、座り込んでイデオロギー談義に耽るのを好む人間は、現実の生活を変え
る役には立たない…と悟ったのは、正に自身の目で中国の現実を見たあの時でした。
だから、主義主張がどうだろうと、指導者はまず実務家である事が肝心だ…と思
うんです。
問題は、どういう方面にどういう形で、実務的であるかという事。
生活レベルを下げない為に、原発再稼働推進するのが実務的判断だとは、私には
思えないんです。
ツケを先送りしない為に、原発を停めといて貧乏するのも已む無し。
よって御協力下さいというのが、真っ当な政治家ではないか?
でも、短期に経済を上向かせられないからと、コロコロ総理の首をすげ替えたの
は、庶民。
そんな事されれば『嘘でも先ず経済がうまくいっているように見せないと、結果
を出すのに時間がかかる真っ当な政策の実行さえ出来ない』
と、政治家が思ったとしても、責められません。
何もかも一気に好転させられないのは当たり前。よって
「絶望は愚か者の結論だ!!」
と、猛暑にへたりながらも、化け猫バアサンは、ガッツポーズ!

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

2013年度JCJ賞の贈賞式について

          2013年度JCJ賞の贈賞式について

                   2013年7月26日
                   日本ジャーナリスト会議(JCJ)
                   代表委員:柴田鉄治 清水正文 白垣詔男
                    隅井孝雄 中村梧郎 守屋龍一 吉原功
                              事務局長:林 豊

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、1958年以来、年間の優れたジャーナリ
ズム活動・作品を選定して、「JCJ賞」を贈り、顕彰してきました。今年で56回
になります。7月13日の選考会議で、JCJ賞5本、特別賞1本、大賞は無しと決
定しました。お知らせします。

 JCJ賞選考委員は、以下の6人(50音順・敬称略)です。
諌山修(ジャーナリスト) 伊藤洋子(前東海大学教授) 清田義昭(出版ニュース
社代表) 酒井憲太郎(フォトジャーナリスト) 柴田鉄治(ジャーナリスト/J
J代表委員) 塚本三夫(中央大学名誉教授)

<贈賞式>
日時:8月10日(土)13:00~
会場:日本プレスセンター・ホール(東京・内幸町)

▼お問合せなどは、下記事務局まで、お願いします。
▼日本ジャーナリスト会議(JCJ)の沿革や活動、これまでのJCJ賞について
は、http://jcj-daily.sakura.ne.jp/jcjsho03.htm を参照してください。

日本ジャーナリスト会議 (JCJ)
〒101-0064東京都千代田区猿楽町1-4-8 松村ビル4F
電話 03-3291-6475  FAX 03-3291-6478
JCJ賞ホームページ http://www.jcj.gr.jp/jcjsho13.htm
Eメール jcj@tky.3web.ne.jp

                    JCJ賞推薦委員会 責任者 茂木章子
──────────────────────────────────────

           ☆  2013年度JCJ賞  ☆

              ●大賞は該当なし●

〔JCJ賞〕「標的の村~国に訴えられた東村・高江の住民たち~」
 〔受賞者〕琉球朝日放送
 オスプレイ普天間基地配備強行に反対する沖縄県民の闘いを、国に?標的?にされ
た東村・高江地区の安次嶺現達さん一家を軸に描いたテレビドキュメンタリーであ
る。普天間基地を完全封鎖した県民の歴史的な闘いを、5年8か月にわたる長期取材
をもとに構成し、米安保体制に対する沖縄県民の怒りが限界を超え、爆発寸前の状況
にある現実を抉り出し、告発した。
(2012年12月1日16:00~16:55)

〔JCJ賞〕シリーズ東日本大震災「空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う
~」
 〔受賞者〕NHKスペシャル取材班
 東電福島第一原発事故から早くも2年以上が過ぎた。爆発で放出された放射性物質
のうち半減期8日のヨウ素131は、子どもの甲状腺ガンとの因果関係が科学的に立
証されている。番組は、全国各地の科学者たちが住民の切実な要望にこたえようと、
被ばくの実情やヨウ素拡散の正確な実態把握に取り組む姿を描き、放射性物質の危険
性をあらためて伝えた。
(2013年1月12日21:00~21:50)

〔JCJ賞〕新聞連載企画「原子力 負の遺産 核のごみどこへ」
 〔受賞者〕北海道新聞取材班
 原発問題でも極めて深刻な「核のゴミ」問題に、多角・広範囲の取材と長期の連載
で挑んだ。10万年以上の密閉が不可欠な「核のゴミ」を人類がどう取り扱っていく
のか。核のごみや核燃料サイクル政策、放射能汚染などをテーマに、丹念で広範囲の
取材で現状を浮き彫りにし、問題の所在を的確に伝えた。
(2012年4月から13年2月まで、第1部から第6部にわたり朝刊1面で連載)

〔JCJ賞〕『ルポ イチエフ 福島第一原発 レベル7の現場』(岩波書店)
 〔受賞者〕布施祐仁
 フリーライターの布施氏が、2011年3月の福島第一原発事故後、15回も福島
に足を運び、事故処理に駆り出された労働者の過酷な実態を克明に描いた。「イチエ
フ」とは、福島第一原発の現場作業員たちの呼称。本書は7次に及ぶ下請け、孫請け
労働者に粘り強く取材し、重い口を開いてもらっている。過酷な労働条件のもと、労
災事故の実態、日当や危険手当のピンハネなど命と引き替えに過酷な現場で「復旧」
に当たっている労働者の実態を告発する。
(岩波書店 2012年9月27日刊)

〔JCJ賞〕写真集『福島 FUKUSHIMA 土と生きる』(藤原書店)
 〔受賞者〕大石芳野
 戦争や内乱、苦悩の中でも生き抜く人々を撮り続ける著者が2012年12月まで
の約1年半、福島の現地に通いつめ、取材・対話を繰り返して「土」を奪われた福島
の人々の生を切り取った。約230枚の写真は、原発事故の非情さ、被災者の苦悩そ
してその中から生まれる未来への希望の種をも写している。著者が「土と共に生きる
人たち、染みついた放射能に抗い格闘を続ける福島の人たちと問題を共有し」あった
記録である。
(藤原書店 2013年1月30日刊)

〔特別賞〕 相馬高校放送局の高校生たちが3・11大震災後に取り組む活動
 〔受賞者〕 相馬高校放送局
 3・11後の福島には、現代日本の矛盾が凝縮されている。原発事故や放射能につ
いて自由に語り話し合うことがタブーとされている。相馬高校放送局の生徒たちは音
声・映像、演劇などの作品群を通して、その「禁」を打ち破った。「安全」「収束」
の声に疑問をなげかけ、社会的現実を討論し見極め、今言わなければならないこと
を、心の奥底の不安、怒りとして表出した。日本の高校生の可能性を示す言論活動と
して評価される。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第828日目報告☆

青柳行信です。 7月26日。

明日、「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第828日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月25日2908名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さん
朝、早くからお疲れさまでした。
やはり、テントが立っていると 元気が出ます。
これからが 闘いです。
あんくるトム工房
平和の歩み 九電前に立ち寄る  
http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2542
東電 知っていた     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2541

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆糸数氏「平和の議席」と宣言す暗闇に咲く月桃の花(左門 7・26-364)
※原発推進・9条改悪・TPP加入・消費税アップの野合勢力に競り勝った結果を
「平和の議席」と高らかに宣言しました。
梅雨が明けたのに、政治気候は台風の連続です。
しかし、この「月桃の花」は平和の楔として・希望として
咲き・香りつづけるでしょう。連帯して!

★ 小野進一 さんから:
昨日は猛暑の中、横田様、井出様、久保君、「きみへ」の作曲者の御令嬢に会え
まして、
美味い缶ビ―ルも飲めて良い1日を過ごせました。
しかし、テントは気をつけないと熱中症で倒れます。
青柳さん一人では困難なめんがあります。
時間の許される方は、ひと月に一回でも良いのでテントの手助けをして、
青柳さんを涼しい地下道にでも散歩にやらせましょう。

★ 大分の島田雅美
<青柳行信さんへ>
ものすごい猛暑ですが、毎日本当にお疲れ様です。メールをいつもありがとうご
ざいます。
なかなか私の方は返信できずに、申し訳ありません。

ずいぶん前の御礼になりますが、7月8日はお世話になりました。
暑い中ありがとうございました。歌野さんとお友達のトラクターデモには感動し
ました。
ご自分のスタイル、ご自分のペースで、なぜか不思議なほど、
あのカンカン照りの福岡の街で、強烈なインパクトがありました。

テント広場の皆さんや株主の会の皆さんもお疲れ様でした。
何から何まで準備していただいてありがとうございました。
7月12日(玄海原発3・4号機の申請)は、大分では 9:00~17:00 まで
いつものメンバーで要請・情宣行動をしました。

今は、サマータイムを取り入れて、①9:00~10:00 ②17:00~18:00 に時間を変更
しました。
できれば、誰がいてもいなくても、どなたでもマイプラカードを持って、
九電大分前に立つ人がいればと願っています。

<舩津康幸さんへ>
とても残念でたまりません。毎朝舩津さんの「おはようございます。」で、
私の九電への要請書書きが始まっていたからです。
私はいつも舩津さんのメールの情報に助けていただいていましたが、
でも相当ご無理をされていたのではないでしょうか。7月8日にお会いした時、
朝2時に起きて情報を集めてまとめられていた由伺って、本当に驚きました。
どうぞ呉々もお身体大事に。手術が無事に済みますように。
回復されたら、また私たちに情報を発信して下さいネ。2013年7月26日 

★ ハンナ&マイケル さんから:
25日の福岡市役所から春日市役所までの平和行進に参加しました。
23日に西区での行進に参加した横田さんの報告に、
若い人たちがたくさん参加しているとあったので、楽しみにしていたら、
こちらはもっぱらシニア集団。70過ぎの方々が炎天下、
黙々と歩く姿に心打たれました。
休憩地での差し入れの冷たいトマトは地獄で仏。
広島でトマトがもっと食べたいといいながら死んでいった女の子を描いた
名作絵本「まちんと」を思い出しながら、平和のありがたさをかみしめました。
こんな催しは、組織の団体がやっていることで、
自分には関係ないと思い込んでいたので、今回、個人参加できてとてもよかった
です。
テントを訪問した折にお誘いを受けなかったら、
ずっと他人事だったと思います。情報ありがとうございました。

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんが福岡拘置所に移監、面会と差し入れのガイドライン
が変更に】
7月25日朝9時に突然Kさんは東警察署から福岡拘置所への移監になり、
10時に彼女と面会する予定だった私たちは、急遽午後に福岡拘置所へと向かいま
した。
http://t.co/vY3dYLaaQ7

【Kさんを支える会:「Kさんの健康状態の早急な改善を求める請願書」への東署
の回答】
この回答自体は殆どなんの意味もないものですが、人間後ろめたいことがあれ
ば、過剰に防衛的になるものです。このことがこの事件の本質を表していますね。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/716-8faa.html

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<②国会事故調報告書のチャイナ・シンドローム>に付いて報告します。
 国会事故調報告書のP131~P135にチャイナ・シンドロームが報告され
ています。

原子炉設備において発生する事故には、設計事故と設計外事故という分類がある。
設計外事故は過酷事故(シビアアクシデント)とも称されている。
過酷事故の中でもっとも代表的で、かつ炉心損傷に至らしめる発生頻度の高いも
のとして長年警戒対象だったのが、SBO{ステーションブラックアウト
(Station Blackout)の略。原子力施設における全電源喪失 状態。}
である。
したがって、SBOをめぐっては、海外に置いて過去に実施された膨大な研究成
果がある。
そのような研究成果の一つとして、米国NCR(米国原子力規制委員会)からの
委託によりオークリッジ国立研究所が実施し、昭和56(1981)年11月に
発行されたブラウンズ・フェリー原子力発電所1号機に対する解析書がある。
SBOの発生から後、炉心損傷、炉心溶融(メルトダウン)、原子炉圧力容器の
損傷(メルトスルー)、格納容器の損傷、格納容器底部のメルトスルー、原子炉
基礎版のメルトスルーという順に進んでいく。約14時間のうちに厚さ7mに及
ぶ原子炉建屋のコンクリート製基礎版も貫通してしまう。と報告されています。
www.tepco.co.jp/nu/f1-np/intro/outline/outline-j.html

福島第一原発の核燃料重量は1号炉69トン、2・3号炉94トンです。
我々が経験した、燃焼炉や電気炉で溶解された1600℃程度の鉄や1300℃程
度の銅は70トンから90トンも
の量が有れば、ひじように危険なもので、漏洩事故が有れば恐怖におびえます。
それが、強度の放射性を持ち、2800℃もの高温に成って、しかも自己発熱す
る溶融核燃料がどれほど恐ろしいかは想像に絶します。
しかも、一般の金属溶解炉は漏洩事故の対策がして有りますが、原子炉には漏洩
事故対策は全く行われていません。
9mの厚さのコンクリートでも2800℃の溶融核燃料が70トンから90トン
もあれば簡単に溶けてしまいます。
9mの厚さのコンクリートでも何の抵抗も無く、地中に潜ってしまい、何処で止
まるか判らない困難さを地球の反対側のチャイナ
までは行かないことは確かなので、顕した言葉がチャイナ・シンドロームです。
国会事故調報告書にちゃんと、チャイナ・シンドロームと書いてあります。

★ 谷口恭子@広島 さんから:
皆さまへ
ニュース動画の紹介です。
BBCのニュース。1分半です。
New worries for Fukushima workers(英BBC・動画 7/24)
福島第一原発3号機の湯気のBBC報道

http://www.bbc.co.uk/news/business-23429421
1分30秒ほどです。

こちらは7月24日の福島テレビのニュース。4分。
信じられないことが次々淡々と?報道されてます。
http://www.youtube.com/watch?v=RpY7KVr_7lg&feature=youtu.be

★ ギャー さんから:
黒田節子@ふくしま【転送】
カレンダー
福島の原発事故は終わってはいません。
健康被害(子どもの甲状腺ガンなど)、除染、被曝労働、廃棄物の焼却、避難の
権利・・・
福島を忘れないでください。
このカレンダーで「女たち」を支えてください。
*************
★福島おんなカレンダー 2014年版
(Fukushima Women’s Calender)

【ついに・・・女たちは立ち上がり、そして座り込む】

■ 頒価:1部1,000円+送料(10部以上は1部800円、送料無料) 
■ 発行:原発いらない福島の女たち(カレンダーチーム)
■ 制作協力:梨の木舎
<申込先>原発いらない福島の女たち:070-5018-7478(黒田)
梨の木舎:Mail nashinoki-sha@jca.apc.org
      Fax 03-3291-8090

★ 杉原浩司 さんから:
 ◆核燃料再処理施設などの「新規制基準」に関するパブコメ開始!
 8月15日が締切(全22日間)。声を届けよう!

ごぶさたしています。東京の杉原こうじ(福島原発事故緊急会議/緑の党
・脱原発担当)です。参院選は極めて厳しい結果でしたが、態勢を立て直
して、しぶとく頑張っていきます。

さて、原発再稼働に向けた動きが着々と進められる中、本日7月25日(木)
より8月15日(木)までの22日間、核燃料再処理施設などに関する「新規
制基準」案に対するパブリックコメント(意見募集)が行われています。

私もこれから資料を見て、勉強しながらパブコメを考えようと思っていま
す。ぜひ、忘れないように、しっかりと声を届けていきましょう!

☆「核燃料施設等に係る新規制基準骨子案」に対する意見募集について
(原子力規制委員会)
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130724_1.html

【参考】
核燃施設、原発並みの地震・津波対策…新基準案(7/24、読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130724-OYT1T01169.htm?from=ylist

原発きほん知識「とめよう!六ヶ所再処理工場」(原子力資料情報室)
http://www.cnic.jp/knowledgeidx/rokkasho

<動画>
小出裕章ジャーナル 第26回(7/6)
「六ヶ所再処理工場について」
http://www.youtube.com/watch?v=Q2OqeIda7o8

<資料集>
「六ヶ所再処理工場と核拡散」(核情報)
http://kakujoho.net/rokkasho/

<書籍>
「最悪の核施設 六ヶ所再処理工場」
(小出裕章、明石昇二郎、渡辺満久/集英社新書)
http://amzn.to/12NAFZr

★ 木村幸雄 さんから:
番組情報です。
●NHK『かんさい熱視線』
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/
 「それでも“在日”として生きる~朝鮮学校の1年~」
 中大阪朝鮮初級学校を1年間取材したドキュメンタリーが放送されます。
   日 時:7月26日(金)19:30~20:00

★ 坂井貴司で さんから:
● <猪飼野で生きてきた> 
 大阪市生野区は、かつて「猪飼野」と呼ばれました。ここは、日本で最も多く
の在日コリアンが密集して住む地区です。
 
 ヤン・ソギルの小説「血と骨」で描かれたように、日本の植民地支配下にあっ
た朝鮮、特にチェジュ島島民が、大正時代以降、雇用や教育の機会を求めて大阪
の「猪飼野」に移住しました。周囲の日本人の偏見と敵意に囲まれ、不当な差別
(賃金が日本人よりも安い)に苦しみ、貧しい生活に耐えながら、必死で生きま
した。満州事変、日中戦争、太平洋戦争、強制連行、大阪大空襲の苦難を経てか
ら、日本敗戦によって自由を得ました。しかし、祖国分断、日本国籍剥奪、4.
28事件、朝鮮戦争の荒波が押し寄せ、その度に在日コリアンは翻弄されました。

 それでも「猪飼野」の在日コリアンは、阪神教育闘争などを戦い、民族教育を
確立し、必死に働いて生きました。
 ことあるごとに日本社会からヨソ者扱いされてきた「猪飼野」の在日コリアン
の65年にわたる歩みを、関係者が証言します。
NHK教育「日本人は何をめざしてきたのか」4回 猪飼野 在日コリアンの軌跡
http://www.nhk.or.jp/postwar/schedule/schedule.html

放送日:7月27日放送時間:午後11時~翌0時30分

● 右翼や「自主規制」の攻撃に遭いながらも、累計一千万部が売れた漫画『は
だしのゲン』。原爆の悲酸さを徹底的にリアルに描いたことで圧倒的な支持を得
ました。
 『ゲン』は今、国境を越え、世界中で読まれています。
アメリカの学校では歴史教材として『ゲン』を使う所があります。国民に大多
数が核武装を支持するイランでは、『ゲン』のペルシャ語版が出版されました。
 世界で最も読まれる漫画となった『ゲン』の今を伝えます。

 NHK総合 クローズアップ現代「はだしのゲン 世界へ」
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/

放送日:7月30日放送時間:19時30分~19時56分 
再放送:午前0時10分~午前0時36分

● 桶川ストーカー事件で、警察のいい加減な対応を暴露したテレビ朝日の「ザ・
スクープ」が、原爆と原発に関する日米両政府の不透明なつながりを明らかにし
ます。日本の原子力政策は、常にアメリカの核戦略の下にあったことを、関係者
の証言で明らかにします。
 
 テレビ朝日 「ザ・スクープ」
  原発と原爆~日本の原子力とアメリカの影
 http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/index.html 
 
 放送日:8月11日 放送時間:13時55分~15時20分

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数  6473名(7/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第827日目報告☆

青柳行信です。 7月25日。

本日、九電本店前ひろばテント 午前8時20分に設営。

<国民平和行進で九電要請を>
25日(木)午前8時50分に
九電本社に「玄海原発再稼働中止」の要請を行います。
みなさんの参加をお願いいたします。(福岡市原水協)


「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第827日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月23日2908名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
身近なところからやって行こうと さっそく 23日、平和行進に参加しました。
いやあ、暑かったですね。
でも、若い方たちがたくさん参加していて 元気がでました。
あんくるトム工房
自民 横暴 民主 ドタバタ http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2540
平和行進     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2539

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆TPPに駆け込み訴えのアベノミクスなりふり構わぬ追従の道(左門 7・
25ー363)
※これまでに多くの批判と反対があっても、
「そこのけそこのけお馬が通る」のごり押しです。
この一茶が詠んだ「お馬」は参勤交代の大名行列の馬です。
普通ならば「危ない雀の子」を助けてやれるのに「狼藉はならぬ!」と
成敗されますので祈る思いで訴えているのです。
TPP行列は「アメリカ殿様」の独り勝手の・独り儲けの経済体制なのに!

★ 永野(グループ原発なしで暮らしたい・水俣) さんから:
舩津康幸さま
毎日情報ありがとうございました。
私は、船津さんの情報を自分の都合の良い時に活用させていただいています。
1日に3時間もかかるとのこと、頭が下がります。
どうぞ体調が回復されましたら、またよろしくお願いいたします。

★ 須河内隆夫 さんから:
青柳行信さん 舩津康幸さん 横田つとむ さん
毎日ご苦労様です、暑い日が続きますがお身体に気を付けて頑張って下さい。

舩津康幸さん
「退院後に、再開するか、考えます。」
大変な作業と思いますが、是非とも続けて下さい。
舩津さんの記事は長くても全然かまいません、私の情報源です。

横田さんのテントの様子をうかがう記事と毎日読ましていただいています。
また機会がありましたらテントへうかがいます。
手術の成功を記念しています、退院後、是非とも記事、続けて下さい。
では失礼いたします。

★ 福岡市東区「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告の会の立川 さんから:
おつかれさまです。
下記内容にて東区原告の会の総会が今週末となりました。
ぜひ、ご家族・ご友人・ご近所の方々などに
お声がけのほうよろしくお願いします。

<東区の原告の西田です。
今週土曜日となりました、玄海原発訴訟の
東区の会の立ち上げ総会を成功させましょう。
原発をなくすためのこの呼びかけを
広く大きくして、ますます原告を増やしましょう!
どうか皆様のお力添えを、なにとぞ宜しくお願いします。>

●福岡市東区「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告の会結成総会のお知らせ

私たち「福岡東区原告の会」はこの「九州玄海訴訟」に賛同し、原告の輪を広げ
るために立ち上げました。
今回の総会を機に集会、学習会、懇談会など原告のみなさんとの交流、新しい原
告の方を向かい入れる集まりの場となると思います。
みなさんのご参加をお待ちしております。

◯日時 7/27(土) 開会13:30(受付開始13:00)
◯場 所/福岡市立東市民センター第1・第2会議室 福岡県福岡市東区香住ケ丘
1丁目12-1 TEL : 092-661-1831
◯駐車場/24台(東体育館との共用40台)
◯交通アクセス/西鉄バス「女子大前」下車 徒歩6分(21・23・26・21A・26A系
列)西鉄貝塚線「香椎花園前」下車 徒歩5分
◯プログラム
 1.「福岡東区原告の会」結成総会 開会挨拶
 2.風船プロジェクト、模擬裁判のVTR放映
 3.結成総会 記念講演/仲秋 喜道氏(玄海原発対策住民会議副会長) 
 4.弁護団より報告
 5.意見交流会
◯お問い合わせ/
福岡東部法律事務所 担当:堀
〒813-0013 福岡県福岡市東区香椎駅前2丁目15-3 稲光ビル 2F
TEL : 092-662-1260 
福岡市東区在住のお知り合いの方などに広くお知らせしてくださいると幸いです。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。(報道各社のURLを紹介します)
毎日の新聞記事紹介についての、当面の最後のメール発信です。

参院選が終わって、福島の事故現場についても東電の新たな発表や、次の記事の
ような規制委委員長の本音など、とんでもない新たな発信が続けてされていますね。
1.「低濃度水『捨てられるように』=福島第1の汚染水増加で-規制委員長」
時事通信
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072400669
記事「・・・・福島第1原発で放射能汚染水が増え続けている問題に関し、原子
力規制委員会の田中俊一委員長は24日の定例会見で、『(放射性物質の)濃度
が十分低いものは捨
てられるようにしないと、にっちもさっちも行かなくなる』と述べ、海洋放出も
視野に入れる必要があるとの認識を示した。・・・田中委員長は第1原発の敷地
内を『水だらけ』と
表現。『きちっと処理して、排水レベル(基準値)以下になったものは排出する
ことは避けられないというのが、私の率直な気持ち』と述べた。」
・・・・さらに、他の報道では、規制委から、汚染された水が地下から海に流れ
出していると思われる、というような見解が今になって聞こえてきているようです。

さて、私が、これまで、被災地フクシマを忘れないために、紙面に掲載されない
記事を追って、検索してきた報道各社のURLをご紹介しておきます。(全国紙
等は除いて)
公式発表レベルの域を出ない報道もありますが、それさえ、こちらの新聞では掲
載されないこともありますので、毎日検索していたのは以下のURLです。
①大震災関連の動きを伝える通信社ページと、
②東北および関東圏の各県の報道各社のページ
通信社
・時事通信⇒http://www.jiji.com/jc/eqa#jmp_news
・共同通信⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news04/
福島県
・福島民友⇒http://www.minyu-net.com/news/menu.html
・福島民報⇒http://www.minpo.jp/
宮城県・東北全般
・河北新報⇒http://www.kahoku.co.jp/news/index_kgr.htm
秋田県
・さきがけ⇒http://www.sakigake.jp/p/akita/
岩手県
・岩手日報⇒http://www.iwate-np.co.jp/
山形県
・山形新聞⇒http://yamagata-np.jp/news/news_index.php
青森県
・津軽新報⇒http://www.shinpou.jp/index.htm
・デーリー東北⇒http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/past_news.htm 
・東奥日報⇒http://www.toonippo.co.jp/index.asp
東京都
・東京新聞⇒http://www.tokyo-np.co.jp/
栃木県
・下野新聞⇒http://www.shimotsuke.co.jp/
茨城県
・茨城新聞⇒http://ibarakinews.jp/news/index.php
・常陽新聞⇒http://www.joyo-net.com/
群馬県
・上毛新聞⇒http://www.jomo-news.co.jp/

何か気になる際には検索してみてはいかがでしょう。
ただし、いつの間にか時間が経っていきますので要注意です。
時事通信の東日本大震災のページは、毎日コンパクトに出来事を伝えてくれてい
ますので、規制委や政府、東電などの、とりあえずの動きをつかむ資料として役
立ちますのでこれだけでも検索してみるのもよいと思います。
以上です。

何か、これまでのことを含めて、お気づきのことなどがあれば、私のフェイス
ブックのページにも、このメール文を貼り付けていますので、そこにでも書き込
んでいただければ幸いです。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
または、ysykf@yahoo.co.jp まで。

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:祝!公判前整理手続、阻止さる!!】
先ほど速報が入り、Kさんの裁判の公判前整理手続の採用はなくなったと、
弁護士から連絡が入ったとのことです。
署名してくれた皆様、拡散してくれた皆様、本当にありがとうございました!!
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/post-89e3.html

★ 中西正之 さんから:
青柳行信様
<① チャイナ・シンドロームと汚染水制御>について報告します

毎日新聞の2013年5月31日版に福島第1原発:汚染水抑制、凍土で遮水壁
設置への記事が掲載されています。
政府の汚染水処理対策委員会は30日、建屋周りの地中の土を凍らせて壁を造り
水の流入を防ぐ「凍土遮水壁(地下ダム)」が有効とする対策をまとめ、東電に
設置を指示したとあります。
http://mainichi.jp/select/news/20130531k0000m040075000c.html

 東京電力福島第1原発の建屋に地下水が流入し放射性汚染水が増え続けている
問題で、政府の汚染水処理対策委員会(委員長=大西有三・京都大名誉教授)は
30日、建屋周りの地中の土を凍らせて壁を造り水の流入を防ぐ「凍土遮水壁
(地下ダム)」が有効とする対策をまとめ、東電に設置を指示した。建設費は数
百億円という。東電などは年末までに実現可能性や費用対効果を確認した上で、
2015年度中の完成を目指す。世界的に前例のない事業で、耐久性など課題は
山積している。

 対策委は地下水の流入抑止策として、建屋周囲に遮水壁を設置することを検
討。大手ゼネコンから寄せられた4案による効果を比較した。その結果、凍土式
は、1?4号機の建屋に1日計400立方メートル流入している地下水を最大で
50立方メートルにまで削減。他の案に比べ遮水性が高かった。工期も
18?24カ月で短く、凍土案を採用した。費用対効果などが低ければ他のゼネ
コンが提案した粘土、採石による遮水を試すという。

 計画案によると、凍土遮水壁は全長1.4キロで1?4号機建屋を囲むように
設置される。凍結管を1メートル間隔で地表から20?30メートルの深さまで
垂直に打ち込み、管内部に氷点下40度以下の冷却材を循環させて、周りの土を
凍らせて壁を造る。地震などでひびが入っても、再び凍らせれば済む。

 しかし、地下水がせき止められると、凍土遮水壁と原子炉建屋間の地下水位が
建屋内の水位より下がって、建屋の破損部から汚染水が外部に漏れかねない。こ
のため、ポンプで水位を調節する必要があるほか、冷却のための電気代など多額
の維持費もかかる。

 さらに、凍土遮水壁は大規模なもので10年以上の運用実績の例はなく、廃炉
まで30?40年かかるとされる福島第1原発で恒久的な有効策になるかは不透
明だ。政府は予算措置などを検討し、実現に向け支援する考え。東電の広瀬直己
社長は「技術的に難しい。凍土式だけではなく、いくつかの重層的な対策をとる
必要がある」と述べた。【鳥井真平、中西拓司】
どうして、1日に400トンもの地下水が流出するのか疑問ですが、流出を抑え
る恒久的な方法が見つからないようで、政府の汚染水処理対策委員会は「凍土遮
水壁(地下ダム)」の施工を東電に命じています。
廃炉作業が終了するまで、原子炉周りの土を電力で凍らせておかなければなりま
せん。
これから何十年経てば、凍土を中止でできるかわかりません。
このような深刻な状態がつぎから次へと起きています。

★ 味岡修 さんから:
経済産業省前テントひろば テント日誌 裁判傍聴記特別版(7月22日)

第2回口頭弁論を傍聴して(その1)
 「脱原発といのちを守る裁判」第二回口頭弁論は7月22日に開かれました。今
回は大法廷《103号》で開かれ多くの人が傍聴できました。とはいえ、当日傍聴に
参加しようと集まられた方は326名でした。傍聴席は85しかありませんか
ら、多くの方が傍聴できませんでした。法廷の様子や感想をお送りいたします。
今回はその1回目です。

国側のずさんさが暴露された公判でした。

7月22日、経産省前テント立ち退き訴訟の第2回口頭弁論(東京地裁村上正敏裁判
長)を傍聴しました。弁護団が要望した大法廷がかなえられ、地裁前に並んだ傍
聴希望326名のうち、抽選で85名が傍聴できました。まず前回の「この裁判の訴
えそのものが違法」という主張の続きを吉田弁護士が継続。川口弁護士は、第2
テントが福島で被災した女性たちのよりどころでありながら、この方たちを被告
にできなかった国の弱点と違法性を指摘しました。佐藤弁護士から戦争体験をも
とに、宇都宮弁護士から総括的に違法性が主張されました。

この日のハイライトは、国が敷地占有の証拠とした3枚の写真が、被告正清太一
さんとは別なAさんを取り違えていたことが明らかになったことです。傍聴席の
最前列にいたAさんは写真と同じ帽子に鉢巻をして見せ、裁判長もその間違いを
認めました。河合弘之弁護士は、「占有した人物が特定されておらず、訴訟その
ものが成り立たない」と主張、訴訟の取り下げを求めました。裁判長から、この
点で国側に、釈明と今後の裁判の方向性を示すよう求め、次回に持ち越されまし
た。国の訴訟準備のずさんさが浮き彫りになり、さらに次回追い詰めることにな
ります。さらに支援の輪を広げましょう。
≪文責・けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟)≫

1 東京地裁に328人大集合!

参院選投票日翌日の午後1時、晴天の東京地裁前には、再稼働反対!いのちと脱
原発テントを守ろう!など、様々な旗が翻り、地裁前集会は熱気に包まれて行わ
れました。被告とされている渕上さんや、福島から駆けつけた橋本あきさん、黒
田節子さんが力強くアピール。テントひろばの重要性を訴えました。河合弁護士
は「私たちは負けておるのではない、勝っているのだ。目前の結果に一喜一憂し
てはならない」と元気に呼びかけました。

その後、「東京地裁土地明渡し請求を却下せよ」という横断幕を掲げた福島の女
性たち5人を先頭に、みんなで地裁構内へ入り、傍聴券抽選へ。前回(298人)を上
回る328人が大集合し、そのうち、84人が傍聴券を得ました。

2 テントの意義?違法なスラップ訴訟を却下せよ!?
今回は東京地裁で一番大きい部屋の大法廷を、地裁への交渉で実現できました。
1階103号法廷傍聴席は福島の女性たちを含むテント支援者で埋め尽くされ、記者
席も、10席埋まっており、関心の高さを伺わせました。
(傍聴席1席が空いているという指摘が傍聴席からありましたが、裁判長はノーコ
メント。記者席も2席空席でした。

午後2時、開廷。最初に、被告側から前回途中で打ち切られた「本案前の意見陳
述」の続きが行われました。いずれも、国による今回の裁判は違法なスラップ訴
訟(嫌がらせ訴訟)であり、即刻却下されるべきであると訴えました。

陳述開始に当たり、一瀬弁護士は、テントが700日近く今も存続しているの
は、数多くの人が自主運営しているからであることを、裁判長に強調しました。

吉田弁護士は、【原子力マネーによってマスコミも取り込まれ言論の世界が歪め
られてきた中、資力の乏しい市民が自由に立ち寄り、表現活動できるテントひろ
ばは、表現の自由の拠点として重要である】と主張しました。「経産省はテント
ひろば側の敷地使用許可申請に対し「特定の団体には貸さない」とし、バリカー
で囲い込んだり、監視カメラを設置した
り、参加者に対し至近距離で執拗な撮影をしたりした。一方で、原子力事業者に
は様々な便宜を図り、自民党本部が40年にも渡って国有地を駐車場として不法使
用していることには一切対応していません。自民党本部に比べて、テントひろば
は比べものにならないほどごく一部の使用に過ぎないにもかかわらず。しかも、
テントは大多数の人の健康と生命に関わる公共性と公益性の役目を果たしてお
り、厚い保護を国によって与えるべき存在なのです。経産省は損害賠償請求して
いますが、その目的は損害の補填ではなく、表現活動の自由の
萎縮を狙っているのです。」

全くその通りとの共感から、「そうだそうだ!」と傍聴席から声が上がりました
が、裁判長は「傍聴席では発言しないでください!」と直ちに止めました。(こ
の後も度々、裁判長は傍聴席に上がる声を制止することになります。)

続いて、川口弁護士は、【第二テントの意義からみても、それをわざと無視した
今回の訴訟は違法訴訟であり、訴権濫用である】と主張しました。
「第二テントは2年余り前の10月に福島の女性たちが経産省前座り込みで拠点と
して以来、福島の女性たちが生活再建等の情報交換・発信の拠点としており、そ
れは経産省が誰よりも知っているはずです。それにもかかわらず、第一テントの
みに訴訟を提起したのは、福島の女性たちを敵にして国民の憎悪の的となること
を避けるためです。経産省は被告とされる2名だけを狙い撃ちしたことを恥ずべ
きです。」

浅野弁護士は、【テントひろばが実効性ある原発被害者支援や原発再稼働反対と
いった公的意見表明の場であることから、それを封じ込めようとする今回の訴訟
はスラップ訴訟そのものである】と主張。「テントひろばの建っている敷地は、
なんら経産省の具体的業務に使用されておらず、ベンチがあるなど元来市民の使
用に供されていた土地。したがって、損害は生じていない」

長老の佐藤弁護士は、ご自分の体験を踏まえ【国策への異論を一切排除し戦争の
惨禍を引き起こした戦前の反省の下、現行憲法で表現の自由が謳われたのであ
り、表現の自由の保障はそもそも権力批判の保障である】と主張。今回の裁判は
政府の気に入らない表現を排除しようというもので、表現の自由を侵害するもの
であると述べました。

宇都宮弁護士は、これまでの弁護団の主張をまとめつつ、【司法の責任を追及】
しました。
「東京電力福島第一原発事故原発の責任官庁である経済産業省の責任は重いもの
です。しかし、住民訴訟で住民側が勝ったのは、志賀原発差止め訴訟の金沢地裁
判決と、もんじゅ訴訟第二審判決のみです。1998年にドイツ連邦裁判所は、地震
が少ない国であるにもかかわらず、地震リスクを評価して、原発の稼働を認めな
い判決を出しています。司法は原発事故を防ぐことができたはずなのです。その
点で、司法にも大きな責任があります。
最近では、自民党政調会長の暴言、復興庁幹部のツイッター上での中傷がありま
した。原発事故などなかったかのように、被害者が置き去りにされたままの現状
に憤り、抗議の声をあげることは当然で、テントはその象徴なのです。裁判所は
国民の権利を守る観点から判断してください。表現の自由は最も基本的かつ重要
な人権であり、最大限尊重されるべきで
す。」

このあと、裁判史上、前代未聞の展開が!”

3 被告は別人!訴状の半分以上が虚偽!?
その後、大口弁護士が今後の訴訟進行について述べる前に、「なぜこの2人の被
告なのか」求釈明をしたいと述べました。
(民事訴訟法上、当事者に直接問いを発して釈明を求める権利は裁判所にありま
す(釈明権)。そこで、相手方の主張に不明確な点がある場合、裁判所に釈明を求
めてもらうよう、要求する必要があります(求釈明)。)

そこで河合弁護士が、訴状に添付された証拠(写真)を示しながら、「原告の国
は、被告としている正清さんとAさんをとり違えている」ことを明らかにしまし
た。すなわち、正清さんがテントを占有している証拠とされる写真に写っていた
のは、正清さんではなく、別人のAさんだったのです。

河合弁護士が傍聴席の最前列に座ったAさんに立ってもらい、写真と同じように
鉢巻をして帽子をかぶってもらって、写真に写っている人物が正清さんではな
く、Aさんであることを示すと、傍聴席からは訴訟の前提となる重大なミスに、
驚きの溜め息と失笑が漏れました。ふたりとも白髪という以外、一目で違う人物
と判るのを、法廷内の全員が確認しました。

裁判長は、あたふたと「正清さんの顔はわかっている」と、Aさんに座るよう命
じ法廷内での鉢巻等をとるように言いました。
そこで、大口弁護士が「人物特定に関する重要なことである」と念押し。
河合弁護士が「単に写真間違えの問題ではなく、原告側の提出している証拠はA
さんを正清さんと取り違えた上での証拠であり、この証拠に基づいて訴状が作成
されている。したがって、訴状の内容は基本的に全く間違っている。」と裁判長
に迫りました。傍聴席からも野次が飛ぶと、裁判長は「何度言えばわかっていた
だけるのか、傍聴席では話さないでください!」と制止ました。

更に、国側は証拠として、複数人について「誰がいつ頃テントにいたか」とい
う、出勤簿のようなものを作成し、それを証拠として訴状に添付し提出していま
したが、そもそも被告を取り違えているので、それ自体、事実であるか非常に疑
わしいことが、法廷であばかれました。

河合弁護士は「”出勤表”も詳細に確認したところ、訴状の半分が全く虚偽と確認
できた。このままの訴訟進行は許されない。原告は訴えを取り下げるか、裁判所
は原告に対し取り下げるよう、促して欲しい」と述べました。

そうだそうだと傍聴席から声が上がると、裁判長は顔を上気させながら机を小刻
みにたたき、「今は審理中です。私も考えながら聞いていますから、傍聴席から
発言があると神経集中して聞けないんですよ。やめてください!」と声を荒げま
した。

河合弁護士は、「詳細な求釈明書は用意してあるが、こんな誤った訴状に対して
釈明を求めるのも意味がないから、裁判所から訴えを取り下げるように監督する
よう検討して欲しい」と述べました。

これに対し、裁判長が国の代理人に、正清さんの占有の裏付けを整理するよう求
めると、代理人は「検討します。(被告側から)書面で出してもらえればそれにつ
いて、認める、認めないなど、認否することができる。」と述べました。

原告が被告を取り違えたのに、それに対して答える前に被告が書面を出せ、とは
酷い話です。河合弁護士も「原告としてやるべきことやってない。その前に答弁
してください!」と述べました。

結局、被告のテント側は、確認のために口頭で述べた「原告側の被告取り違い」
について書面で提出し、国側は、至急正清さんのテント占有事実を整理し、提出
することになりました。
それにしても、原告代理人は被告の取り違えに気づいていたのでしょうか?
河合弁護士が、原告席に向かって「この書面を書いたハルさんはいますか?」と
追及しましたが、原告側は誰も顔も動かさずシーンと黙り返っていました。

一瀬弁護士が「写真の間違いに今気づいたのか」と尋ねると、原告代理人は「回
答する必要はないと思います。」と回答を避けました。
大口弁護士も「別人であることを認めているか」と問うと代理人は「私が書面を
作ったわけではないので…」と、苦笑しながら、答えました。もう笑うしかな
かったよう。
「今見て別人だと思うか」と問うと「その点も含めて検討します」と。ここまで
お粗末な、いいかげんな訴状は聞いたことがありませんが、原告代理人もそうと
は言えず、如何にも官僚という回答でした。

その間に、淵上さんが発言を求め、「監視カメラ映像の悪用について」も意見を
述べました。
「経産省は、テント前でのテントへの威嚇・暴力行為などを撮影するために監視
カメラを設置するとの説明をしていましたが、設置前にテントひろばとして参加
者の肖像権侵害の危険があることを理由に、設置しないよう求める申入れをして
いました。申入れは無視され、監視カメラは強行に設置されました。なおかつ、
テント参加者の動向調査に使用されていたことが、国側の提出証拠で明らかに
なったのです。」 淵上さんはこの問題性を強く訴えましたが、裁判所はノーコ
メントでした。

最後に、一瀬弁護士が、今日も傍聴のために約330人が集まったことを述べ、次
回も大法廷を使用することと、裁判長が傍聴席に向かって怒鳴ったことは在野法
曹として見過ごせない、そういうことは謹んで欲しいと求めました。
これに対し、裁判長は、「大法廷使用についてこの場では明言できない。何度
言っても聞いてもらえなかったので、大きな声を出さざるを得なかった」などと
述べました。

午後3時、閉廷。閉廷後、ふつうなら裁判官たちは直ぐ席を立ちますが、裁判官
3人と国の代理人たちは微動だにせず席に着いたままでした。「なんで?何か話
し合うの?」と、聞こえよがしに囁く傍聴人たちの視線を受けながら、彼らは表
情を硬くしていました。振り返る傍聴人たちを、さっさと速く部屋を出るよう裁
判所職員は促し、法廷の扉はギイーと重い音を立て閉じられました。

次回裁判は9/12 (木)です。
次回も大法廷を使用できるよう、多くの方のご参集をお願いいたします。
脱原発の声をあげ続けましょう!みんなでテントを守りましょう!
(ひまわり)

★ 金野奉晴(甲府でもやるじゃんネット) さんから:
皆さ~ん、落ち込んでる場合ではありませんよ~!

脱原発ウォーク開催
7月26日(金)甲府駅南口・信玄公銅像前午後6時
第53回「甲府でもやるじゃん」

参院選の結果は原発推進と出たよ
それでも・・・ぼくらはあきらめない
「こども達の未来」より「景気回復」なんてあり得ない
貧しくたっていい、ぼくらは安心で安全な社会を目指すんだ
新しい基準に合格したって、それは新しい安全神話にすぎないのさ
絶対安全な原発なんてあり得ない、地震列島にあり得ない
第一に核廃棄物の最終処理方法が見つかってないんだよ
なんていい加減で危険なものに大事な1票を上げてしまうんだ
有権者の22%は考えが浅すぎる
有権者の22%は勉強してなぁ~い

有権者の22%は自分さえ良ければいいと思ってる
有権者の22%は今さえ良ければいいと思ってる
次の選挙までに脱原発が正しいって事に気づいてもらうために
みんなでがんばろう~ みんなで頑張り続けよう~
さぁ、みんなで歩きだそうぜぇ~♪ 止まっちゃダメだ、さぁ、歩きだそう~♪

★ 石垣敏夫 さんから:
このユーチューブは選挙後も一見に値します。
山本太郎が65万票、三宅洋平が17万票をどうして取ったかがわかりました。
<7/20 渋谷での最終ステージ 35:00より三宅洋平の歴史的スピーチ>
正式なサイト名は「三宅洋平を勝手に応援するネットワーク 参院選2013」
URLはhttp://ym.aso3.jp/です。
日本の新たな歴史の一ページだと思います。

★ 崔 勝久 さんから:
8・5集会
原発の再稼働・輸出に抗するー反核、反差別、反格差の立場から
~原発体制に抗する反植民地主義の闘いを地域社会から!~

「グローバル化や経済の危機、失業や貧困といった今日の問題にこそ、植民地主
義の本質がこめられている」(西川長夫)とすれば、今の日本は原発輸出を進め
ながら、国内の諸矛
盾を領土問題や民族学校弾圧でナショナリズムの喚起をはかり、過去の被害・加
害の歴史を隠蔽し、アベノミクスで経済復興の幻想をまきちらしているのではな
いでしょうか。

原発は被爆者をつくる、だから日本の被爆者2世の人を含めて、全ての人が核の
ない平和な社会のために協力しあおうと訴える韓国被爆者2世の声にも応えてい
きましょう。

講師:朴鐘碩(日立の嘱託現役社員)=日立の企業内植民地地主義の実態を語る=
日時:8月5日(月) 午後6時会場「日立就職差別闘争」のスライド上映、6時半開演
場所:日比谷公園内、千代田区立日比谷図書文化館
主催:No Nukes Asia Actioins-Japan(NNAA-J)
http://ermite.just-size.net/nnaa/index.html
連絡先:090-4067-9352(チェ)、 Che.kawasaki@gmail.com

★ 前田 朗 さんから:
既報ですが、報告がひとつ追加になり、いっそう充実した企画になりました。

  「慰安婦」ヘイトスピーチをどう乗り越えるか?
    ―刑法&ドイツの克服―
    <ビッグ講演2本立て実 現!!>

■その1  「慰安婦」連行は誘拐罪―刑法から見る「慰安婦」連行
     講師:前田朗(東京造形大学教授)
 「強制連行を示す証拠はない」(安倍首相)、「慰安婦制度は必要だった」
(橋下大阪市長)など、驚くような「慰安婦」ヘイトスピーチが続いています
が、今度
は稲田朋美行政改革担当大臣が「慰安婦制度は合法だった」(2013.5.24) と発
言。とんでもない! !
当時も、国際醜業条約や刑法から見れば、詐欺や甘言はもとより、女性たちを船
で国外の慰安所に 移送するのは犯罪でした。当時、誘拐罪で裁かれたケース
は・・・・あったのです!!

■その2 「ア ウシュヴィッツのうそ」とドイツの「記憶の文化」
     講師:岡裕人(フランクフルト日本人国際学校 事務局長)
 戦後ドイツの過去の取り組みについては、理想化して取り上げられることがよ
くありますが、実は、「忘却との闘い」の歴史でもありました。68年運動やブラント
首相の新東方政策をきっかけに過去の克服が進められていくも、その後も歴史修
正主義者たちの発言や、それを盾にした極右やネオナチの活動はおさまらず、批
判する勢力とのせめぎ合いを続けてきたのです。その中でドイツは、忘却に抵抗
する文化が形成されてきたと言えるでしょう。

 ☆日時:2013年7月27 日(土) 14:00~
 ☆場所:早稲田大学22号館 6F619号 室
  アクセス★国際会議場 前方左 にある黄色い建物の6階
  (http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html)
 ★東西線早稲田下車徒歩7分・バ ス西早稲田下車徒歩5分
  資料代  800円
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
TEL/FAX:03-3818-5903http://vawwrac.org/

★ 吉田典子 さんから:
読売新聞7月24日(水)「ロス近郊に慰安婦像」を読みました。
米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のグレンデール市は、姉妹都市の記念碑を
中央公園に建てる事を計画。
「戦争の悲惨さを伝えるもので、日本を非難する意図はない」
と、慰安婦像の設置を認めたそうです。
像の設置を申し入れたカリフォルニア韓米フォーラムの代表は
「米国人に問題を周知するのが目的。州内の複数の場所でも計画が進行中だ」
と言っているそうです。
そういう意図であるならば、将来、もしもベトナムの市も姉妹都市になり
「韓国が建てさせた慰安婦像の横に、ベトナム戦争で韓国兵にレイプされたベト
ナムの一般女性と、それによって辛い生を受けた三万人の子供達の嘆きの像を建
てたい」
と、言ったら?
米国人は公平に
「それは事実だから当然の事」
として認めるのでしょうか?
自国の女性兵士すら平気でレイプする米兵も、他国でその手の犯罪を一つも犯し
てないとは、勿論、言いますまいね?
グレンデール市議4人は、そういう事も考えた上で、許可したのでしょうか?
アメリカは、自国では既に原発を作らないのに、他国が建設したり輸出したりす
るのには、無関心。
それでいて、他国への軍隊の派遣には、第二次世界大戦後も、今に到るまで熱心。
アメリカの政治家は、国際社会のリーダーとして、口も手も出し処を間違えてい
る、と言ってやれる位の政治家がいないから、日本では投票の棄権率が下がらな
いんです。
安倍総理が、
「戦争という手段を放棄するよう世界に向かって訴えましょう」
と、ミッキー・オバマに言える政治家なら、尊敬できる人として、投票もしま
しょう。
それは、靖国参拝より遥かに、祀られている英霊への供養にも、なる筈です。

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

■ 8月1日(木)15時~「さよなら原発!福岡」事務局会議
 テント広場
■ 8月6日(火)18時30分~「さよなら原発!福岡」例会
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第865日目報告☆

青柳行信です。 7月24日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第865日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月23日2908名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月23日2名
  飛松美穂子 井田穂積
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
選挙の影響でしょうか? 
心配顔でテントに立ち寄ってくださる方が増えました。
この動き、原発廃止に つなげたいものです。
あんくるトム工房
テントに寄って行こう  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2538
選挙が終わって発表   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2537

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆自動車と原発で栄えしアメリカの衰退の轍踏み行く日本(左門 7・
34-362)
※デトロイトの破綻は日本の近未来を警告している。
しかし、アベノミクスはこの「神話」に恫喝されながら酔いしれて、
衰退へ逆落としを急いでいる。
アメリカの轍から脱出しよう!

★ 西嶋正男(福岡市原水協) さんから:
お疲れ様です。
<国民平和行進で九電要請を>
実行委員会で、2013年原水爆禁止
国民平和大行進を行っています。
福岡市は7月22日(月)新宮町~25日(木)
春日市まで行進します。

行進のなかで、25日(木)午前8時50分に
九電本社に「玄海原発再稼働中止」の要請を行います。
みなさんの参加をお願いいたします。

★ 豊田勇造 さんから:
青柳行信さま
テントでの暑い毎日ごくろうさまです。
選挙はこんな結果になりましたが、へこたれずことなく今までどうり、
いや今までよりもっと歌いたくなりました。
憲法についてすこし話しました。良かったら読んでみてください。
また博多へ行ったらお訪ねします。

豊田勇造音楽事務所
URL http://www.toyodayuzo.net/

憲法と私 毎日新聞にインタビュー記事
憲法と私:2013参院選 ミュージシャン・豊田勇造さん 良いものは受け入
れて /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20130718ddlk26010460000c.html

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その8】
Kさんの7月18日~19日付メッセージです。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/k-0a3c.html

【Kさんを支える会:福岡地裁前でビラ撒き、請願書と署名を提出】
7月23日は、午前8時から福岡地裁までビラ撒き、午後1時からは請願書・署名を
提出に行きました。
集まった署名は1,100名。皆様には厚くお礼申し上げます。
http://samadi.cocolog-nifty.com/ksan/2013/07/post-d741.html

★ 筒井 さんから:
7月17日、Kさんは不当にも公妨・傷害で起訴されてしまいました。
身柄は、代用監獄である東署にあります。
その為、東署抗議・激励行動は、今後下記の日程で継続します。
時間の都合のつく方、よろしくご参加下さい。
        記
毎週、木曜日18:00~19:00
   水曜日17:00~17:30
Kさんもこの激励行動を楽しみにしています。

★ 弁護士の八木 さんから:
「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告団主催の
玄海原発付近から1000個の風船を飛ばして風向き調査をする
風船プロジェクト第3弾を実施します。

日時:2013年7月28日(日)正午受付開始
風船発射時間 午後2時30分
場所:佐賀県唐津市鎮西町 波戸岬 海のトリム
参加費:大人500円 高校生以下無料

福岡地区は天神,日銀前から直行専用バスが出ます。
【事前申し込みが必要です】
集合時間:午前9時45分,天神日銀前 費用:高校生以上 往復2000円 中学生以下
往復1000円

【ファックス or メール申込フォーム】
→ 送り先 ファックス 092-741-6638
アドレス daiichi@f-daiichi.jp
氏名(代表者):
人数 :高校生以上 ●名
中学生以下 ●名
緊急連絡先(携帯電話番号):
必要事項を記入の上,当事務所(担当:弁護士八木)まで
ファックス(092-741-6638)をするか,

daiichi@f-daiichi.jp まで メールしてください。
沢山の方のご参加をお待ちしています!!

風船プロジェクトのホームページ
http://genkai-balloonpro.jimdo.com

★ 崔 勝久 さんから:
韓国の被爆2世からの心打つ、未来に向けたメッセージ
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_23.html
日本の被爆2世の中では自分たちと同じように肉体的、精神的な苦しみを持って
生きているはずであり、そのような人と手を組んでいきたい、隠すことでは解決
しない、だから一緒にやろうという提案でした。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
冒頭から私事で恐縮ですが、この新聞記事の紹介が、これまで九電前ひろばから
のメールの受信者の方にメールが長くなりすぎることにつながるためにご迷惑を
おかけしてきました
が、今朝を最後に、しばらくお休みいたします。走りすぎて体の一部の手術を受
けるために明日から入院です、命に関わるような重大な病気ではありません。ま
た、退院後に、再開するか、考えます。
この記事紹介の編集に費やす時間は、15社ほどのネット検索作業と、紹介する記
事の内容をすべてを読む必要があること.などから、どんなに少なくとも一日3時
間はかかります。
これまでの記事紹介でお分かりのことと思いますが、多数の記事が、たとえ政府
や行政の公式発表でさえ掲載されませんので、ご注意ください。テレビなどの映
像は形に残らず見ないことが多いので、情勢の動きを追いかけるのは大変です。
私も入院中の情勢ボケに注意しないといけないと思っています。

さて、新聞記事では、参院選が終わって、福島第一原発事故現場では、新たな事
実が発表されています。
地元では、新たな発表に“なぜ選挙が終わった今”になって、という不信の声が上
がっているようです。
福島第1事故現場、
1.「3号機建屋で再び湯気を確認 福島第1原発 昨夜の雨が原因か」産経新
聞 7月23日(火)12時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00000535-san-soci
記事「・・・・23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で湯気のよう
なものが出ているのを監視カメラで確認したと発表した。18日に湯気が確認さ
れたのと同じ場所
で、原子炉の温度や圧力などの計器に変化はなく、周辺の放射線量にも異常はな
い。」
1’.「線量は562ミリシーベルト=湯気確認の3号機5階で-東電福島第1」
時事通信07/2322:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300976
記事「・・・・・湯気が上がった箇所の放射線量を測定したところ、1時間当た
り562ミリシーベルトだったと発表した。・・・東電によると、湯気が確認さ
れた5階周辺の25
カ所を測定。最大値が同2170ミリシーベルト、最小値は同137ミリシーベ
ルトだった。・・・・報告を受けた原子力規制庁は線量が高いとして、さらに詳
細な調査を行うよう
東電に指示した。湯気は18日に確認された後、23日にも5階中央部付近で上
がったという。東電は格納容器内の温度や圧力に大きな変化はないとして、雨水
の蒸発との見解を示
している。」
・・・また、これまでと同様に、“実は・・・・”、という新たな見解が発表され
るような気がします。
2.「楢葉町の破片、36ミリシーベルト 東電再測定、経緯調査へ」西日本新
聞(最終更新07月23日 21時58分)
記事全文「東京電力は23日、福島第1原発から南に15キロの福島県楢葉町で
6~7月に見つかった高線量の破片四つを、より精度の高い測定器で調べたとこ
ろ、うち一つの表面
の放射線量がベータ線とガンマ線を合わせ毎時36ミリシーベルトだったと発表
した。事故の際に飛散したものかなど、汚染の経緯を詳しく調べる。・・・高線
量だった破片は約2
センチ角で厚さ約1ミリ、5日に発見された。発見時の測定では12ミリシーベ
ルトだった。・・・・四つの破片はいずれも、環境省が震災がれきの処理中、楢
葉町の避難指示解除
準備区域にある河原で見つけた。」
・・・爆発で15キロ先まで飛んでいた??
汚染水、
3.「内陸側地下水で汚染増大=福島第1、ストロンチウムなど-東電 」時事
通信07/2321:15
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300935
記事「・・・・23日、福島第1原発の港湾から約40メートル内陸側にある観
測用井戸で22日に採取した地下水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す
放射性物質が1リッ
トル当たり15万ベクレル検出されたと発表した。この井戸では過去最大値。東
電が汚染源の可能性として挙げている2号機ケーブル管路より内陸側にあり、依
然として汚染経路は
不明という。・・・・同じ井戸で18日に採取した地下水は、ベータ線を出す放
射性物質濃度が1リットル当たり12万ベクレルだった。12日に初めて採取さ
れた時の値は同9万
2000ベクレルで、測定するたびに濃度が上昇している。・・・・・・」
・・・・地下も相当の汚染が拡大しています、毎日400トンの回収される汚染
水以外にも大量の汚染水が地下に流れ出しているのは間違いないのではないか!
3’.「汚染水流出『重く受け止める』 経産相」西日本(最終更新07月23日 13
時20分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/28420
「・・・・・・23日、閣議後の記者会見で『報告を大変重く受け止めている。
流出防止策を急ぐよう指示している』と述べた。・・・・経産省に海洋流出の報
告があったのは、東
電が流出を認めた22日だったという。ただ東電は18日の時点で、流出を裏付
けるデータが存在する可能性や、観測用に掘った井戸の水位の数値を、経産省や
原子力規制庁に伝え
ていた。・・・汚染水が海へ漏れている可能性は以前から指摘されていたが、東
電に関連データの早期公表を求めたかどうかについて、茂木氏は明確な説明をし
なかった。」
・・・・18日には、わかっていた・・・・東電が流出を認めたのは選挙投票が
終わった22日・・・・影でこそこそと打ち合わせをしているのは間違いない。

被災地フクシマでは、
3”.「東電、汚染水流出を説明=地元漁協、試験操業延期も-福島」時事通信
07/2313:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300400
記事「・・・・・23日、福島第1原発で汚染水が海に流出した問題について、
地元のいわき市漁業協同組合(福島県いわき市)に説明した。東電は、汚染水増
加抑制策として汚染
前の地下水を海に放出する計画も説明し、理解を求めた。・・・・・」
・・・・あらたな汚染が革新されても、何が何でも継続する態度はどういうこと??
3”’.「<福島第1原発>汚染水海洋漏れ、地元漁民ら怒り」毎日新聞 7月22日
(月)21時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00000137-mai-soci
記事「・・・・福島県いわき市沿岸では今年9月から、シラスなどの試験操業が
原発事故後で初めて開始される予定で、この日は地元で漁協組合長らが専門家を
交えて協議してい
た。その後飛び込んだ最悪のニュースだった。県内のある漁協関係者は『海に流
れているのではないかということはうすうす感じていた』と話し、別の漁業関係
者は『選挙が終わっ
た日になぜ』と話していた。・・・・・」
3””.「漁業者『ショック』『やっぱり』 原発汚染水の海流出」福島民友
(07/23 10:20)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0723/news10.html
「既に試験操業を始めている相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長は『やっぱりか、と
あきれる思いだ。東電は湾内でとどまっていると説明しているが、海はつながっ
ており、潮の満ち引
きもある。影響がないとは言えず、早急な対策を求めたい』と厳しく指摘し
た。・・・・県漁連は、汚染水問題について国と東電に詳しい説明と早期の対策
を求める方
針。・・・・・24日に相双の漁業者を対象に説明会が開かれる。」

こんな発表も、
4.「除染費用は最大5兆1300億円 産業技術総合研が試算」東京新聞7月
23日 23時30分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072301002415.html
記事「・・・・・福島第1原発事故に伴い、福島県内で実施する除染費用の総額
が最大で5兆1300億円に上るとの試算結果を、産業技術総合研究所の研究グ
ループが23日、発
表した。これまで政府は1兆円を超える除染関連費用を計上しているが、将来の
見通しは示していない。・・・・研究グループは『エリアや工程ごとの費用や総
額がどの程度かを推
計することで、除染の在り方に関する議論の材料にしてほしい』としてい
る。・・・算結果によると、国直轄で除染する「除染特別地域」の費用が1兆
8300億~2兆300億
円。市町村が除染を進める『除染実施区域』で7千億~3兆1千億円だった。
(共同)」
・・・・福島県ないだけで、・・・あくまで試算でたたき台です、しかも除染し
て安全になる保障はない。

5.「避難住民が集団提訴=原発事故で賠償請求-新潟・山形」時事通信
07/2319:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300862
記事「・・・・福島第1原発事故で避難を余儀なくされ、精神的損害を受けたと
して、福島県から新潟県と山形県に避難した住民らが23日、国と東電を相手に
1人1100万円の
損害賠償を求め、新潟、山形両地裁に提訴した。・・・・・新潟地裁に訴えたの
は101世帯354人で、総額38億9400万円を請求。一方、山形地裁では
62世帯227人が
24億9700万円を求めている。弁護団によると、9月には群馬県に避難した
住民も提訴する。」
・・・・・準備が整ったようです、でもな、なぜ被害者が裁判まで起こさないと
補償されないか、未だに状況の変化のないのには疑問を感じます。
6.「浪江町の津波遺族が和解案に合意 原発事故で捜索遅れ」西日本(最終更
新07月23日 18時13分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/28467
記事「・・・東日本大震災による津波の犠牲者の捜索や収容が、東電福島原発事
故のため遅れたとして、福島県浪江町の遺族会が東電に賠償を求めた裁判外紛争
解決手続きで、遺族
会と東電は23日、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案に合意し
た。・・・・合意したのは、浪江町で津波のため死亡した173人の遺族374
人。浪江町では、第1
原発で水素爆発が起き、半径20キロ圏外への避難指示が出された2011年3
月12日から約1カ月間、警察や自衛隊による不明者の捜索ができなかった。」

7.「放射性物質検査を見学 福島のベラルーシ交流事業派遣団」福島民報
07/23 08:51
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307239810
記事「【ベラルーシ・ゴメリで鈴木仁記者】放射性物質からの食品の安全確保対
策を調査するためベラルーシを訪れている福島市のベラルーシ視察交流事業派遣
団は22日、ゴメリ
州衛生学疫学社会健康センターを視察し、食品の放射性物質検査の実施状況につ
いて理解を深めた。・・・・・同センターは国の機関で検査場全てを所管してい
る。・・・・派遣団
はセンター内の検査機器を視察した。研究者から平成24年に1万1500検体
を測定したことなど検査実績について説明を受けた。研究者は『情報を全て公開
することが、住民か
ら信頼を得る第一の条件だ』と語った。キノコ類や野生動物の肉を測定して放射
性セシウムが基準値を超える事例が多いという。・・・・・・視察の後、団員の
福島市自治振興
協議会連合会長の菅野広男さん(71)は「県内はゴメリ州と比べ、検査体制が
明確に一本化されていないと感じた。」

規制委の新基準に基づく審査では、
8.「泊1、2号機は審査保留=「明らかに準備不足」-各原発の論点提示・規
制委」時事通信07/2321:39
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300614
記事・・・・・規制委の更田豊志委員は、泊1、2号機について「申請書も、そ
の後の対応も明らかに準備不足だ」と指摘。北海道電の担当者は『大変残念な指
摘だが、速やかに補
正申請したい』と述べた。・・・・・・規制委は、泊1、2号機は1次冷却水の
循環系統が二つある『2ループ型』なのに、同社は過酷事故対策の有効性評価で
『3ループ型』の解
析結果を流用して申請したと判断した。他の基準適合性についても、規制委の聴
取に十分な説明ができていないとして、申請を取り下げるか、補正申請を行うよ
う求め
た。・・・・・」
・・・・・電力会社も、これまでと、なんら体質は変わって変わっていません。
子ども使いです。すぐに、ばれることを平気でやっています。
9.「玄海3、4号機も審査入り=『従来の考え方』に注文も-規制委 」時事
通信07/2317:34
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300735
記事「・・・・・・九電の説明に対し、規制委からは断層の調査方法や、火山や
竜巻に対する想定の確認方法などの質問が出た。また、同社が規制基準を超えて
『自主的に』整備し
た機器や設備などを申請書に記載しなかった点について、『申請書には基準をぎ
りぎり超えるものだけを記載し、要求を大きく超えるものは書かないのはなぜ
か』と、疑問の声が上
がった。・・・・・九電は『従来の考え方の延長で書いた』と釈明したが、規制
委側は『(基準を満たせばいいという)従来の考え方ではなく、新しい考え方で
書いてほしい』と要
望。更田豊志委員も『自主的に設置した機器があるかないかで手順や対応も変
わってくる。“自主的”であっても申請してほしい』と求めた。・・・・・・」
・・・・・九電は、従来の延長線で書いた、と。なんと人を馬鹿にした態度で
しょう!
10.「規制委、伊方3号など4基を先行 原発安全審査」7月23日 21時39分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072301001967.html
記事「・・・・原子力規制委員会は23日、電力会社4社が再稼働に向け申請し
た原発の安全審査を行う2回目の会合を開き、各原発の課題を議論した。申請が
あった6原発12基
のうち、地震や津波の面で課題が少ない北海道電力泊3号機(北海道)、四国電
力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)の審査が先行し
て進められる見通し
となった。・・・25日の次回会合で4基の過酷事故対策の審査に入る。・・・
23日の会合で規制委は、泊1、2号機は『明らかに準備不足で、審査に入れる
状況ではない』とし
て、審査の保留を決めた。(共同)」
・・・・昨日の会議は、このように、おさまったようです。

11.「大飯原発、3度目調査=現地で27、28日-規制委」時事通信
07/2317:28
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300730
記事「・・・・・・大飯3、4号機は国内で唯一稼働中の原発。3、4号機の非
常用取水路下を通っているとされる破砕帯『F-6』が活断層か調べるため、規
制委は南側に試掘溝
を掘って調べるよう関電に指示していた。・・・規制委の専門家調査団は、関電
が掘った試掘溝に入り、確認作業を行う。関電は活断層の存在を否定している。」

政府の動き、
12.「原子力委見直しで有識者会議」時事通信07/2313:12
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300453
記事全文「山本一太科学技術担当相は23日の記者会見で、原子力政策の基本方
針を策定してきた原子力委員会の在り方を見直すため、有識者会議を設けて、初
会合を30日に開催
すると発表した。同会議は、座長に就任する森田朗学習院大教授や増田寛也元総
務相ら10人で構成。政府は会議の提言を踏まえ、秋の臨時国会への関連法案提
出を目指す。」
・・・・・・これまでの延長線上の会議は不要ですよ!

電力会社、
13.「青森・東通原発断層 追加調査説明、全戸訪問開始 東北電」河北新報
(7/23 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130723t25008.htm
記事「東北電力は22日、東通原発が立地する青森県東通村で、敷地内で実施し
ている断層追加調査の状況などを説明するため、村内の全戸訪問を始め
た。・・・・初日は同原発に
勤務する社員6人が3班に分かれ、白糠地区を訪問。追加調査の概要や完了時期
の見通しなどをパンフレットを使って住民に説明した。・・・・同社は原発の事
業説明のため、1年
に2回、村内の全戸訪問している。今回は8月2日までの予定で社員約200人
を動員し、約2700世帯を訪問する。」
・・・・・努力の仕方の方向が間違ってませんか??

九州の記事、
14.「放射性物質どこまで飛散?28日風船で探る」佐賀新聞7月23日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2515937.article.html
記事全文「玄海原発(東松浦郡玄海町)で事故が起きた場合、放射性物質がどこ
まで飛散するかを探ろうと、風船1000個を飛ばすイベントが28日午後1時
半から、唐津市鎮西
町の波戸岬「海のトリム海浜公園」で開かれる。 ・・・・九州電力と国に玄海
原発全4基の操業停止を求めている「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告らが
昨年12月から実施し
3回目。飛ばした風船は7時間後に徳島県に到着したほか、香川や奈良県などで
約20個発見されている。
・・・訴訟弁護団の稲村蓉子弁護士は、参院選で自民党が大勝し、原発再稼働
の動きは加速するだろう。選挙の争点にはならなかったが、反原発を求める声が
根強いことをアピール
したい』と話す。一般も参加できる。問い合わせは電話
0952(25)3121。」
15.「論戦なき圧勝に戸惑い (佐賀)県内有権者反応」佐賀新聞7月23日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2514311.article.html
記事「与党自民党が独り勝ちし『1強』時代が再来した。原発や憲法の今後につ
いて選挙戦で明確に語らないまま『数の力』を得た安倍政権。参院選投開票から
一夜明けた22日、佐
賀県内では、衆参のねじれ解消後の安定した政権運営を期待する有権者の声が上
がる一方、その出方を警戒し、『国の行方を左右する政策の“後出し”は許されな
い』『全てを信任
したわけではない』という声も漏れた。・・・・・・『安倍さんは原発を使うと
言うけれど、自民党の地元候補者はそれについて何も語らなかった。住民にとっ
ては身近で大事な問
題なのに…』。玄海原発が立地する東松浦郡玄海町で暮らす藤井節さん(73)
の落胆は大きい。
・・・・・原発を再稼働させたとして、いつまで動かし続けるのか。使用済み
核燃料や廃炉後の廃棄物はどこでどう処分するのか。『問いたいことは山ほど
あった』。選挙期間中、
九州電力が再稼働に向けた手続きを進めたが、それでも論争にはならなかった。
『報道を見ると、世論は原発にしろTPPにしろ、反対や慎重な意見が多いの
に、どちらかといえば
それに相反する主張の自民党が圧勝した。ほんと投票行動って不思議です
ね』・・・・・・・・・」
16.「[<2013参院選>与党大勝] 数におごらず、着実な政策遂行を」南日本
新聞( 7/22 付 )
⇒http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201307&storyid=50020
記事「・・・・・・・参院選の争点としては、ほかにも消費税増税や社会保障制
度の見直し、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、原発の再稼働、憲法改正な
ど多々あった。自民
党はこうした問題についての政策を公約ではあいまいにし、選挙戦で誠実に説明
してきたとは言い難い。それでも選挙に勝利したのは、国民が長年続いたデフレ
からの脱却をなによ
り重視した結果である。・・・・・・・」
・・・・・この新聞でも、これ程度は書くようです。

選挙報道も終わり、新聞はいつもの時間に戻り配達されています、今朝は3時過
ぎには届きました。
その西日本新聞朝刊紙面では、1面左端に、選挙が終わったばかりなのに、“へ
え~”という見出しが一面にあります。
17.「(世論調査)内閣支持率56%に急落 野党再編『必要』」68%」07
月24日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20927/1/
2面に、その調査の続きの記事があります、
17’.「原発再稼動に反対58% 中高年層に抵抗感根強く」
記事「・・・若い(20~30代)では、反対47%賛成45.6%とほぼ二分・・・・」
・・・・ちょっと困った数字ですね。
17”.「自民支持層の40% 増税先送り要望」
・・・・ええっ?!そうだったら、自民党に投票しなければ良いのに、不思議な
人たちです。・・・・選挙は分かりにくいです。

3面に、すぐ下には、8.の記事も、
18.「川内原発の安全審査、先行実施へ 原子力規制委」07月24日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20914/1/
記事「・・・・・・・2回目になった川内原発の審査では、規制委が現時点の論
点として、(1)地盤・地震関係(2)津波関係(3)火山関係(4)設備関係
で計14項目を提
示。このうち、政府の地震調査委員会と九電で見解が分かれる敷地周辺の活断層
評価については、委員会の評価に沿って見直しを求めた。それに応じて津波の再
評価も要請し
た。・・・ほかに、事故時に拠点になる緊急時対策所(約180平方メートル)
に関し、広さや運用方法などの妥当性の説明も求めた。・・・・・23日は、安
全審査の申請が遅れ
た九電玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の審査もスタート。新規制基準で新
たに盛り込まれた火山対策について、九電は調査対象の50カ所の噴火間隔が数
万?数十万年であると

て、『大規模噴火発生の可能性は極めて低い』と主張。規制委からは『阿蘇山の
活動間隔は一定ではない。しっかり議論したい』との意見があっ
た。・・・・・・・」

13面経済欄、
19.「太陽電池パネルを4割軽量化 ソーラーフロンティア」[07月24日 03時
00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20916/1/
記事「・・・・昭和シェル石油の太陽電池製造販売子会社、ソーラーフロンティ
ア(東京)は23日、パネルの厚さを従来品の5分の1にして4割軽量化を実現
した新しい太陽電池
を9月に発売すると発表した。屋根の強度が足りず、設置が難しかった木造住宅
などにも対応できるという。10月から宮崎市の宮崎第2工場で生産し、11月
から出荷す
る。・・・・・同社の太陽電池は光の吸収性に優れた銅、インジウム、セレンの
化合物を原料に使用。他社製品に多い単結晶シリコン製太陽電池に比べ、100
分の1の厚さで同等
の光を吸収するという。ゆがみにくい特性もあり薄型化が可能になった。・・・・」
20.「積水ハウスがメガソーラー 鹿児島・湧水町[07月24日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20929/1/
記事「積水ハウスは23日、鹿児島県湧水町に大規模太陽光発電所(メガソー
ラー)をつくると発表した。積水ハウスとして初めてメガソーラーによる本格的
な売電事業を手掛け
る。
・・・・・ゴルフ場跡地を利用したメガソーラーとしては国内最大規模という。
積水ハウスはこれまで、自社工場の敷地内にメガソーラーを建設してきた。」

28面福岡都市圏欄、
21.「10月の原発防災訓練を控え (福岡)市、住民に初研修会」
記事「・・・・・玄海原発40キロの西区の住民対象に・・・・・」
22.「糸島市と医師会 災害時対応 教護協定締結」
・・・・一般的な内容のようです。
33面上方に、小さく、6.の記事があります。

原爆関連記事、
34面に、
23.「平和大使20人がユース非核特使に」
24.「被爆者手帳訴訟 長崎市控訴断念 韓国人に交付へ」
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/28454
6面に、
25.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って14回 “いまも残るカルテ” 被団協
谷口さん」
・・・・・今朝の紙面はこれだけです。

次の記事が紙面にありません、
「電気料金、値上げ幅を圧縮へ 東北、四国電で経産省」07月24日 02時03分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20937/1/
記事「・・・・経済産業省が東北電力と四国電力の家庭向け電気料金の値上げ幅
を2ポイント程度圧縮する方向で検討していることが23日、分かった。申請時
の値上げ幅は東北電
が平均11・41%、四国電が平均10・94%だったが、ともに9%前後に引
き下げられる見通し。・・・・・関係者によるとたたき台では、申請ベースで東
北電が平均年
2700万円、四国電が同2800万円とした役員報酬を、中央官庁幹部の
1800万円を目安に削減するよう求める。・・・・・・」
・・・・・生活するうえでは、こんなに要らないと思う、それにしても、官庁の
人たちも高いですね、これでは庶民のことは理解できないでしょうね。

きょうは以上です。作業開始からほぼ4.5時間でした。
最後に、フエイスブックに私のページがありますので紹介しておきます。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
それでは、きょうはこれで失礼します。

★ 中西正之 さんから:
<⑧ 玄海原発3・4号炉の原子炉格納容器の爆発>に付いて報告します。
7月12日に、九州電力より原子力規制委員会に再稼動が申請された玄海原発
3・4号炉は加圧水型原子炉で、大事故の有った東京電力の沸騰水型原子炉と
は、構造がかなり違います。
東京電力の他の原発や中部電力、中国電力、東北電力、北陸電力の沸騰水型原子
炉は東日本大震災で大事故を起こした原子炉と同じ構造なので、原子炉の欠陥な
どが良く判ってきたので、再稼動の為の新規制基準が厳しくなっており、現在は
再稼動の申請はありません。

一方、大事故の有った東京電力の沸騰水型原子炉とは、炉構造が大幅に異なる加
圧水型原子炉は、比較的には原子炉の欠陥が目立ち難いので、新規制基準は甘く
なっています。
 しかし、メルトダウンを起こしたスリーマイル島の原発は加圧水型原子炉で、
この時点から原子炉の欠陥などが良く判って、安全対策が検討されました。

 スリーマイル島の原発は原子炉格納容器内で水素爆発が起きており、幸い水素
爆発による原子炉格納容器の爆発は起こらなかったが、原子炉格納容器の爆発が
起きれば、取り返し
のできない大事故に成るので、原子炉格納容器の強度試験が行われました。
www.nrc.gov/reading-rm/doc.../nuregs/.../cr6906/cr6906.pdf

NUREG/CR-6906. SAND2006-2274P. Containment Integrity Research at. Sandia
National Laboratories. An Overview. Manuscript Completed: March 2006. Date
Published: July 2006. Prepared by. M. F. Hessheimer1. R. A. Dameron2.

アメリカのサンディア国立研究所の報告書ですが、P102~P110に詳細
な報告があります。玄海原発3・4号炉の原子炉格納容器と同じ原子炉の原子炉
格納容器の1/4モデルですが、試験結果は玄海原発3・4号炉の原子炉格納容
器と同じ原子炉の原子炉格納容器に悲劇的な爆発が起きることがわかりました。
 その原因は、玄海原発3・4号炉の原子炉格納容器は窒素封入が無いので、水
素爆発が起こりやすい事と、フイルター付きベントが無い事です。 今の玄海原
発3・4号炉を稼動させることは、再び福島第一原発の事故を繰り返す可能性が
ある事を意味すると思われます。中西正之

★ 吾郷健二 さんから:
第15回福岡オルターナティブ研究会のご案内
  緑の政治の可能性を考える(西欧と日本)
テーマ:「緑の政治の可能性-右でも左でもなく前へ」
講師:畑山敏夫さん(はたやま・としお、佐賀大学経済学部教授、政治学)
   1953年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科博士課程修了、法学博士。
   専門はフランス現代政治。著書に、『現代フランスの新しい右翼―――
   ルペンの見果てぬ夢』(法律文化社、2007年)、『フランス緑の党
   とニュー・ポリティクス』(吉田書店、2012年)、『ポピュリズム時
   代のデモクラシー』(共著、法律文化社、2013年)などがある。
日時:2013年7月27日(土)、午後2~5時。
  場所:西南学院大学大学院棟、2階講義室202/203
    (西南学院大学東キャンパス内の北西側の建物。前回の会場西南コミュ
     ニティ・センターから見れば、一つ北側の左手の建物です)
    〒814-8511 福岡市早良区西新6丁目2-92
   電話092-823-3952 (地下鉄西新駅1番出口から北側に徒歩5分)
報告要旨:来日したフランスのオランド大統領は、安部首相と会談して原発輸
出や核燃料サイクルの研究での協力で合意しました。オランドはフランスの大
統領であり、決してアレヴァ社のエージェントではありません。なのにそのよ
うに原発に肩入れするのは、フランスも日本と同様に成長戦略の目玉を必要と
していて、原子力産業による「欧州加圧水型炉」の輸出などに期待を寄せてい
るからです。
 社会民主主義政党であるフランス社会党は、1980年代に就任したミッテラン
大統領の時代から経済成長を優先し、フランス産業の国際競争力を重視する姿
勢をとってきました。政権掌握前に唱えられた「自主管理社会主義」は瞬く間
に忘れ去られ、フランス産業の「近代化」が最優先課題になりました。オラン
ド政権も、そのような流れの延長戦上にあるにすぎません。連帯や公正は二の
次で、競争力の強化と成長を優先する姿勢は保守勢力と共通しています。
 ヨーロッパ政治では、経済と金融の危機、失業の増加と雇用の不安定化、貧
困と社会格差の拡大を前に既成政党への不信と不満は高まり、選挙での棄権と
右翼ポピュリズム政党への支持は増大しています。そのような状況はある意味
で日本にも通じるものですが、ヨーロッパ政治を見たとき一つだけ相違がある。
それは新しい政治の選択肢が存在することです。欧州議会から各国の国政・地
方議会までエコロジー政党が参入・定着し、政権参加が実現している国もあり
ます。日本でも7月の参議院選挙に緑の党が挑戦しますが、先輩格であるフラ
ンス緑の党を題材にしながら、エコロジー政党の新しさとユニークさ、それが
登場してくる歴史的背景などについてお話してみたいと思います。新しい政治
的オルタナティヴとしてヨーロッパ政治で定着しているエコロジー政党につい
て知り、考えてみる機会になれば幸いです。
参考文献:畑山敏夫『フランス緑の党とニュー・ポリティクス』(吉田書店、
2012年)
  参加費:無料(会の趣旨に共感される方はどなたでも参加できます)。
    終了後、近くの居酒屋で講師を囲む懇親会を行います。
主催:福岡オルターナティブ研究会、FNA(ADB福岡NGOフォーラム)
 資料準備の都合上、参加を希望される方は事前にご連絡頂ければ助かります。
 連絡先:kenjialter@gmail.comまたはFax:092-885-1132

★ 松岡@高槻 さんから:
「教育サイバーネット」を更新しました。
<読む・視る>
・「悲惨な戦場ホロ島、父の戦死と中国侵略/1959年代の靖国神社遺児参拝
の実像(4)」を掲載しました。

・「渡辺清の『戦艦武蔵の最後』『私の天皇観』等を読む」を掲載しました。
ご覧いただければ、嬉しいです。

教育サイバーネット
http://www.jca.apc.org/~isao_m/

<book13-65『永続敗戦論/戦後日本の核心』(白井聡)>
白井聡著『永続敗戦論/戦後日本の核心』(太田出版)を読んだ。この本は「週
間文春」の池澤夏樹さんの書評で知った。読んでみて、大変刺激的な本だった。
「永続敗戦」というタームは、戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦
の否認」を意味する。国内及びアジアに対しては敗北を否認することによって
「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認し支えてくれる米国に対しては
盲従を続ける。敗北を否認するがゆえに敗北が際限なく続く、それが「永続敗
戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造が明らかに破綻に瀕して
いる。
(本の帯より)特に本の中の「対外関係の諸問題」についての分析(尖閣、竹
島、島、北朝鮮関係等)がおもしろかった。30歳代後半の若き研究者のようだ。
一度、じっくり話を聞く機会があるといいなと思った。なお、水野和夫氏(経済
学者)の書評は以下にある。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013061600014.html

<目次>
第1章 「戦後」の終わり
 第1節 「私らは侮辱のなかに生きている」――ポスト3・11の経験
 第2節 「戦後」の終わり
 第3節 永続敗戦
第2章 「戦後の終わり」を告げるもの――対外関係の諸問題
 第1節 領土問題の本質
 第2節 北朝鮮問題に見る永続敗戦
第3章 戦後の「国体」としての永続敗戦
 第1節 アメリカの影
 第2節 何が勝利してきたのか?
エピローグ/3つの光景

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第825日目報告☆

青柳行信です。 7月23日。

本日、さよなら原発!福岡 例会
日 時: 7月23日(火)18時30分~
場 所: 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第825日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月22日2906名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月22日3名
   古田茂稔 有吉泰徳 匿名1名
 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
てるてる坊主 たくさんできましたね。
参加してくれる方が増えることを期待します。
あんくるトム工房
早くも公約 破り捨て  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2536

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆アメリカの崩壊一気に加速せりデストロイとも読める街から(左門 7・
23-261)
※スプートニクでソ連に先を越された理由を聞かれた時、
「アメリカが自動車の尾ひれにウツツをぬかしている間に、
われわれは基礎科学に精を出していた」と答えられた。
自動車の便利よりも、それを商品として労働者と世界を搾取してきた
付けが今回ってきたのだ。
戦後に始まった「原子力の平和利用=原発」という商品は、
地球をデストロイするのだ!

★ いのうえしんぢ さんから:
Kさん署名提出期限が本日朝9時迄なので、時間一杯までたくさんの署名をして
いただきたいので再度(すいません)BCCでおしらせします。

最近「100年の谺~大逆事件は生きている~」という映画を観ました。
taigyaku-movie.net/

えん罪事件を追ったドキュメンタリーです。この刑事裁判も市民は傍聴も
許されない密室で全てが進められ、刑確定から、たったの1週間(!)
で12人が死刑にされた恐ろしい事件。もちろん、現代とは明治憲法下での
裁判は違いますが…同じ密室裁判の背景にあるものは、時代を越えて地続
きじゃないかと僕は疑ってしまいます。

署名がまだの方は、是非よろしくお願いします!
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脱原発運動の仲間である、Kさんが逮捕された件ですが、
7月17日をもって起訴されてしまいました…。

弁護士によると、これで少なくとも9月末まで(トータ
ル三ヶ月以上)Kさんは保釈はされない見通しとなり、
逮捕・勾留されたショックで固形物がほとんど食べられ
ない状態です。

この苦境から少しでも早く脱出させたい思いで、
「Kさんを支える会」ではあらゆる方法を尽くしていき
ます。まず、そのひとつとして、以下の新しいネット
署名キャンペーンをスタートします。

【Kさんを支える会:福岡で不当逮捕された原発事故避難者の
Kさんの裁判に「公判前整理手続」を採用せず、公開の裁判で
審理してください】

新しいネット署名キャンペーンをスタートしました。
署名とこのキャンペーンの拡散をお願い致します。
http://t.co/FwSaSw9Rgj

★ 大木町の田中 さんから:
青柳さん
ご無沙汰しています。
27日のイベントです。ネットでの周知をお願いします。

大木町道の駅イベント情報
7/ 27(土)10:00~11:00
場所:おおき循環センター分析室
参加対象:小学生~大人
参加定員:10名
参 加 費:100円
参加申込:大木町環境プラザ 33~2202 坂田
できた石けんは持ち帰りできます。

7/27(土)
19:30~21:00ナイトシアター上映
「パワー・トゥ・ザ・ピープル」(無料)
”人々にパワーを” これこそ究極の民主化といえるでしょう。
市民のパワーを活かしたとびきり
ハッピーな分散型社会って?

★ 前田 朗 さんから:
7月20・21日、原発民衆法廷第10回東京公判が開催された。2012年2
月の 東京公判に始まり、大阪(2回)、郡山、広島、札幌、四日市、熊本、福
島での公判を経て、最終公判である。法廷は、最終判決を言い渡して 閉廷し
た。判決等は法廷のブログに近日中にアップされる予定。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/07/1.html

★ 崔 勝久 さんから:
原発を問う民衆法廷ー第10回東京最終法廷、在韓被曝二世が
苦しみの中で得た知見、それは本物です。
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/10.html
韓正淳さんの証言を明日、川崎の中原市民会見で6時半から再び
聞くことができます。被爆二世の闘いを支援し、共闘しましょう。
反原発の姿勢も明確です。余分な飾り物は何もないのです。すくっと
現実の真っただ中に立つ一人の女性の生きざまに圧倒されます。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
ネット内の報道も、参院選の結果を受けての記事が多くを占めています。そんな
中で、また東電の福島第一事故現場の汚染水のことで新たな発表が行われました。
1.「東電 汚染水の海への流出認める」NHK7月22日 19時34分
⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130722/t10013211641000.html
記事「・・・福島第一原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から高い濃
度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は『地下水が海に流れ出して
いるとみられる』として海への流出を認める見解を初めて示しました。・・・・
海への影響については、原発の専用港の範囲にとどまっているとしていま
す。・・・・・・・ことし1月から今月までの井戸の地下水の水位と、海の潮
位、それに雨の量のデータを分析した結果、専用港内の海水と地下水は行き来し
ていて、雨のあと、地下水の水位が下がった分は海に流れ出しているとみられる
として、海への流出を認める見解を初めて示しました。・・・・・海への影響の
広がりについては、原発の専用港の護岸に近い場所で、放射性トリチウムの濃度が高
まっている一方、専用港の出口や沖合では濃度は低く、範囲は限定されていると
説明しています。・・・・漁業者『非常にショック』・・・・・・」
・・・・・流出の“範囲が限定されている”と、また付け加えた、海はつながって
います。東電の発表はいつもこうです。果たして、汚染水にだけ、目を奪われて
いてよいのか、と疑念が広がってしまいます。
1’.「汚染水流出対策で工事=土壌固め、来月まで-福島第1」時事通信
07/2222:45
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072200569
記事「・・・・・福島第1原発海側の観測井戸で高濃度の放射性物質が検出され
た問題で、東電は22日、汚染された地下水が海に流出するのを止めるための工
事を報道陣に公開した。現場では高い放射線量の中、港の岸壁から陸側に4~5
メートルの土壌に水ガラス(止水剤)を注入し、固める作業が続けられてい
た。・・・・・東電は当初7月末の完了を目指していたが、同原発の小野明所長
は報道陣に「(放射線量が高く)過酷な環境で作業が遅れている」と説明、8月
10日ごろにずれ込むとの見通しを示した。・・・工事は昼間に土壌の状況など
を確認し、気温が下がる夜間に実施。12~13人の作業班2班が2時間半交代
で、1日計10時間作業する。・・・・現場は1号機と2号機の取水口の間約9
0メートルの範囲。取水口やタービン建屋付近には、撤去されたがれきや津波で
壊れた機器などが山積みになっている。」
1”.「土壌固め、範囲拡大を指示=福島第1汚染地下水流出で-経産副大臣」
時事通信07/2222:27
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072201039
記事「経済産業省の赤羽一嘉副大臣は22日、東京電力福島第1原発の汚染地下
水が海に流出した可能性がある問題について、1号機と2号機の取水口間で行っ
ている流出対策工事の対象を2号機と3号機の間などにも拡大するよう、東電に
指示したことを明らかにした。・・・同原発視察後、報道陣の取材に応じ、『対
応が後手後手になっている。リスクを予見して手厚く手を打ってほしい』とも指
摘した。・・・・・」
・・・・・政府のほうこそ、後手になっていないか、廃炉作業がいつまでも東電
任せでよいのか???

規制委で、
2.「原発関連寄付など申告せず=福島事故分析委員、計135万円-規制庁
『有用な人』」時事通信07/2219:44
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072200916
記事「・・・・・規制委の外部専門家は就任前3年間に原子力関連事業者から受
け取った資金を申告する必要があるが、不申告が判明したのは初めて。同庁は
『技術的な知識があり、有用な人』とし、続投させる意向。・・・・規制庁によ
ると、奈良林教授の研究室は同原発事故後の2011年度に日本原子力発電から
45万円の奨学寄付金を受領。核燃料メーカーの『原子燃料工業』からも11年
度と12年度、共同研究費として計約90万円を提供されていたが、いずれも不
申告だった。」
・・・・関係者の多くが金まみれで、もらっていない人を探し出すのに、こまっ
ているのか?否、むしろそういう人でもよいと考えているのか! とんでもない
です。

被災地フクシマ、
3.「『なぜ原発やめない』『今回は迷った』…福島の有権者」朝日新聞デジタ
ル 7月22日(月)10時48分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00000019-asahi-pol
記事「・・・・原発事故の被害に苦しむ福島で、自民を選んだ人たちの心境は複
雑だ。・・・・渡部重達さん(72)は、約100キロ離れた福島市から知人の
車できた。『いつも以上に、今回は相当迷った』。決断は投票直前。『数が多く
て強い政党のほうが復興を進めてくれるだろう』と、現政権に期待を込め
た。・・・福島第一原発から約12キロの自宅は新築1カ月半で津波に流され
た。同居していた長男(41)は、工場の閉鎖で妻子を残し茨城県に単身赴任。
将来の不安ばかりが募る。経済政策を強調する首相の視界からは被災地が消えて
いる気がする。『でも、政権を持つ自民に頼るしかない。もう無駄に時間を過ご
したくない』」
・・・・・・こうした判断が果たして、よい結果を生むだろうか。他のことで
も、これまでだまされ続けてきたように思うが、・・・・、今回も景気が・・・
として、自民党に入れている人が多くいるようだが、これまで庶民の懐が潤う結
果になったことがないのでは。
次の記事、福島の記事ではないが、投票行動の一面を伝える記事を参考まで→
3’.「経済期待『まぁいいか』 有権者『白紙委任じゃない』」西日本デジタ
ル07月22日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20825/1/
4.「被災地で法人関係税が大幅増=復興需要受け-13年度予算」時事通信
07/2218:12
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072200805
記事「総務省は22日、47都道府県と20政令指定都市の2013年度普通会
計当初予算額(骨格予算の秋田、千葉両県を除く)を集計した。都道府県、政令
市を合わせた予算規模は前年度当初比0.6%減の59兆6772億円だった。
復興需要増に伴う企業業績の回復などで、東日本大震災の被災地での法人関係税
の伸びが顕著だった。・・・・全国の法人関係税の伸びは9.0%。被災地で
は、福島県51.4%増、宮城県29.5%増、岩手県28.8%増だった。税
収が伸びた分、財源不足を補う地方交付税は4.6%減少した。・・・・」
・・・・被災地の企業が仕事を請けているようにもみえるが、ほんの一部でしょう。
5.「福島、茨城に出張所=被災企業支援を加速-震災再生機構」時事通信
07/2217:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072200762
記事「東日本大震災で被災した企業などの『二重ローン』対策に取り組む『東日
本大震災事業者再生支援機構』は22日、福島県郡山市と水戸市に出張所を開設
したと発表した。・・・・復興加速を目指して、被災事業者の支援体制を強化す
るのが狙い。福島、茨城両県での出張所開設は初めて・・・・・・」
6.「相馬高校放送局にJCJ特別賞=原発事故被害発信で」時事通信07/23-00:11
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072300006
記事「・・・・・1958年度に創設されたJCJ賞で高校生が受賞するのは初
めて。演劇などを通じて、原発事故による被害や放射能の恐ろしさを訴えてきた
取り組みが『勇気ある行動』と評価された。・・・・・・・」

7.「IAEA専門家が福島入り 除染、放射線調査に協力」河北新報(7/22
12:55)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/2013072201001287.htm
記事「・・・・福島第1原発事故を受け、国際原子力機関(IAEA)の専門家
15人が22日、福島県を訪れた。IAEAと県が昨年12月に結んだ覚書に基
づき除染などに協力するためで、26日まで野生動物に対する放射線の影響や、
除染で出た放射性廃棄物の管理状況などを調べる。・・・・・」

反(脱)原発行動、
8.「被団協が東電に抗議 柏崎原発の再稼働方針で」河北新報(7/22 11:56)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/2013072201001198.htm
記事全文「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は22日、東京電力が停止中
の柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けた安全審査の申請を決めたことに抗
議、再稼働計画を取りやめるよう同社に要請した。首都圏在住の被爆者ら約20
人が東京都内で東電側に要請書を手渡した。・・・・要請書は、核兵器が人類と
共存できない悪魔の兵器であることを、被爆者が体をさらして告発してきたとし
た上で『原子力発電所は、原爆と同じウランを使って発電する施設だ』と指摘し
た。・・・『福島原発事故で周辺住民の暮らしと健康に甚大な損害を与えた責任
は解決されていない』と東電を批判、同社が所有する全原発の廃炉などを求め
た。(共同)」
9.「震災・原発 忘れさせない 山形で行進」しんぶん赤旗7月22日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-22/2013072212_01_1.html
記事「山形県幸せの脱原発日曜ウオーキングが21日、山形市内で行われまし
た。・・・・幸せの脱原発ウオーキングの横断幕を先頭に、手作りプラカードを
持ったり、ゼッケンをつけたりして東北電力山形支店前など山形市内を行進しま
した。・・・・・半年ぶりに参加した20代の女性は『原発事故が忘れられよう
としている。マスコミも取り上げなくなってしまった。意図的に思えてなりませ
ん。続けることが大事だと思います』と話しました。・・・・・」
・・・・参院選投票日でも、しっかりと取り組んでいます。

いま届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面に、参院選当選・非改選議員調査として、
10.見出し「『改憲』72%賛成 民主、公明からも22人」
10’.小見出し「96条先行は賛否拮抗 予定通り増税66%が訴える」
10”. 「自民40%『将来も原発残す』」
・・・・ネットには、記事はありますが、肝心の“原発”の部分の文章はありませ
ん、調査の概要のみ、
10”’.「参院196人、72%が改憲賛成 アンケート、96条は拮抗」07月
22日 19時41分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/28280
12面経済欄に、
11.見出し「原発の活用を 電事連 八木会長(関電社長)」
20・21面参院選分析の特集ページ
12.見出し「憲法、原発・・・有権者とずれ」
37面社会欄には、1の類似記事が図入りであります。
13.小見出し「『漁はどうなる』漁業者 悲痛な声」
38面に、有権者20人の投票先と意見・注文の欄にも再稼動反対を主張する声が紹
介されています。
6面に、
14.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って13回 米国調査団が撮影 被団協谷
口さん」
・・・・きょうは、よく知られているあの「背中の大やけどでうつ伏せに寝てい
る」写真の撮影されたいきさつです。山口仙二さんのことも紹介されています。
今朝は、以上です。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<⑦玄海原発の3号炉・4号炉は原子炉建屋を省略した超安普請原子炉>につい
て報告します。

日本の原子力発電所は長い間、原子炉圧力容器、原子炉格納容器、原子炉建屋の
3重構造で建設されてきました。
原子炉圧力容器は発電の蒸気を作るためのボイラーであり、トラブルがあって、
蒸気圧が設計値以上になれば、たとへ高濃度放射能廃棄物を含んだ蒸気でも、ボ
イラーの爆発防止のために、安全弁が働いて、原子炉格納容器に蒸気を噴出します。
そのとき、高濃度放射能廃棄物を含んだ蒸気が市街地に流れ出さないように、原
子炉格納容器、原子炉建屋の2重の保護壁で
守られてきました。
ところが、大飯原発3号炉・4号炉や玄海原発の3号炉・4号炉は原子炉建屋を
立てずに、原子炉格納容器のみの1重の保護壁
にしてしまうという、超安普請設計をしていますが、どうして安全性を50%落
とすような超安普請設計が認可されたのか、疑問に思います。又、福島第一原発
の大事故を経験した日本では、原子炉建屋を建て増しして、以前の原発並みの保
護機能を持たせなければ、操業の許可ができるはずかありません。

この事を、みんなにお知らせしようと思い、玄海原発の3号炉・4号炉の建物構
造図をインターネットで検索すると、全く建物構造図がみつかりません。
大飯原発3号炉・4号炉の建物構造図はインターネットに幾らか掲載されていま
すが、玄海原発の3号炉・4号炉の建物構造図がないということは、九州電力が
玄海原発の3号炉・4号炉の致命的な欠陥を良く知っており、建物構造図の公開
をひかえているからと思われます。
どなたか、玄海原発の3号炉・4号炉の建物構造図を持っておられる方が居られ
たら、公開下さる様お願い致します。

★ 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)さんから:
☆★「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール
団体賛同のお願い   (重複ご容赦ください、転載・転送歓迎)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/123e.htm

(☆別件ですが、インドネシアで8月に開催予定だった第16回ノー
ニュークス・アジアフォーラムについての緊急のお知らせがあります
ので、参加を検討しておられた方はメールの末尾をご覧ください。)

「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピールに、
ご賛同いただいた団体のみなさん、ありがとうございます!
21日現在、96団体です。(下記に掲載)
(諸般の事情により、団体賛同のみとしています)

 7月13日午後11時すぎ、インド政府は南インドのタミル・ナドゥ
ー州にあるクダンクラム原発1号機の準備的稼働を開始し、臨界に
達しました。21世紀インドでの最初の新規原発稼働となります。つ
い最近、ロシア原発建設会社での汚職事件から、この原発で使用さ
れた資材が不適正な品との情報があり、人びとの怒りと反対運動は
高揚していました。フクシマ事故からさらに原発の危険を知った多
くのインドの人びとの反対を押し切っての暴挙です。
http://cndpindia.org/cndp-statement-on-koodankulam-reaching-criticality/

 これに対して、現地の反対運動の人びとはウダイクマールさんを
中心として、7月15日に「運動700日達成」として大規模な集会と
「ダイイン」を繰り広げました。
https://fbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net/hphotos-ak-ash3/p480x480/58282_498721
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 商業運転は8月末からとされていますが、インドの人びとの怒り
は一段と燃え上がっています。7月25~28日に、西インド・グジャ
ラート州の州都と原発建設計画地ミティビルディで、
「原発反対 全インド民衆大会」
(the People’s National Convention Against Nuclear Energy)
が開催されます。 http://cndpindia.org/

 広大なインドで点在していた反原発の運動団体が一堂に集まり、
「原発反対 インド民衆憲章」
(The People’s Charter Against Nuclear Energy)を採択し、
さらに現地の反原発運動を支援する行動も行います。

 現在、サイト上では「憲章案」が、広く各団体や個人に閲覧でき
るようにされ、多くの意見を集め、最終的に「憲章」が確定すると
のことです。インドで反原発運動が一つになることは、画期的であ
り、「憲章」の内容も質の高いものです。
http://cndpindia.org/draft-the-peoples-charter-on-nuclear-energy/

 クダンクラム原発運転開始に反対し、「原発反対 全インド民衆大会」
に連帯するアピールを送りましょう。大会では、主催者より英文にて
紹介・配布してもらうこととなっています。

 どうかみなさま、下記の「連帯アピール」に
団体賛同をお願いいたします!
 賛同団体は、24日16時まで募ります。「団体名(日本語)」「団体名
(英語またはローマ字)」「都道府県」をメールしてください。
→ sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

「連帯アピール」呼びかけ発起人一同
    (連絡先:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール
      英文 → http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/123f.htm

「原発反対 全インド民衆大会」に、日本から連帯し、「憲章」に
賛同するアピールを送ります。

 日本メディアも、クダンクラム原発の「臨界」を報じました。私
たちは、インド政府が、クダンクラム周辺住民たちの強い反対運動、
そして多くのインドの人びとによる原発の危険性への告発を無視し
たことに抗議します。

 クダンクラムのみなさんが700日に及ぶ長く激烈な闘いを続けて
こられたことに、心から敬意を表します。みなさんの勇気ある行動
が、福島原発事故後に日本で原発に反対する人々にどれだけ力を与
えてくれたことでしょう。クダンクラム原発反対運動は、核のない
世界に向けた歴史の中で、非暴力での粘り強い戦いとして、重要な
位置を占めています。たとえ稼働が開始されたとしても、クダンク
ラムの皆さんに対する私たちの連帯の思いは変わりません。あの反
人道的で危険な怪物を止める日は、きっと来ると信じます。その日
まで、私たちもあなたがたに恥じることがないよう、核のない世界
をめざして日本で全力を尽くします。

 2011年3月11日のフクシマ原発事故では、約15万人の人びとが
避難を強いられ続け、廃炉への計画もできていません。しかし、日
本政府は停止中の原発の再稼働をめざし、さらに、原発の輸出を推
進しています。輸出対象国の一つがインドであり、「原発反対 全イ
ンド民衆大会」の開催地グジャラート州のミティビルディが候補地
です。

 私たちは、ヒロシマ・ナガサキにおける戦争被爆国として、フク
シマ事故を発生させた国として、原発と核兵器に強く反対します。
そして、日本の海外への原発輸出、インドにおける原発推進にも強
い反対を表明します。
 
 インドは、3.11以降も原発推進の政策を固持し、クダンクラム原
発の稼働により、フクシマ事故後に初めて原発を新設させました。
原発は「絶対的に安全」とする「ニセ安全神話」は、チェルノブイ
リ事故やフクシマ事故だけでなく世界各地の原発事故で、すでに崩
壊しています。

 こうしたなか、広大なインドから原発に反対する多くの人が集う、
「原発反対 全インド民衆大会」の開催は、まさにインド民衆の反
原発運動を飛躍的に発展させるでしょう。

 私たちはインド政府に対して、民衆の声を聞いて原発推進政策を
放棄することを求めます。クダンクラム原発の稼働中止とすべての
原発新設計画の断念を求めます。核のない世界を作るためにインド
が先頭に立つよう求めます。
  
 私たちは今後、日本からインドへの原発輸出を止めるため努めます。
 
 みなさんの大会が成功されるよう祈念します。そして、みなさん
が生活の場に戻られ、活力と工夫ある反原発運動を展開され、イン
ドが原発ゼロとなりますよう!

 みなさんが「脱原発」の新しいインドを実現できるよう、日本の
私たちも共に闘います。
 クダンクラム原発反対!
 インド政府は、原発推進政策を放棄しろ!

2013年7月25日

【北海道】 北海道自由エスペラント協会
【岩手】 放射能から子どもを守る岩手県南・宮城県北の会
【宮城】 原発のない未来を地域から創る会、
【秋田】 放射能を拡散させない市民有志の会
【福島】 脱原発の日実行委員会
【茨城】 地球カフェ・結、水戸平和フォーラム、 
【埼玉】 脱原発1000万人アクション新座の会
【千葉】 ティナラク織の会「カフティ」、避放射能子ども保養所プロジェク 
     ト、孫たちを放射能から守る全国ネットワーク・千葉支部、
【東京】 アジア連帯講座、グループ・南アジアの「原発」、経産省前テントひ
     ろば、原子力資料情報室、原水爆禁止調布市民会議、原発を考える品
     川の女たち、コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会、市民エ
     ネルギー研究所、東電前アクション!、日本ソーラーエネルギー教育
     協会、ノーニュークス・アジア・アクションズ、反原労(反原発労働
     者行動実行委員会)、ピープルズ・プラン研究所、ふぇみん婦人民
     主クラブ、ふろむ・あーす&カフェオハナ、劣化ウラン研究会、
【神奈川】 外国人への差別を許すな・川崎連絡会議、プルトニウムフリーコミ
      ニケーション神奈川
【新潟】 柏崎刈羽原発反対地元三団体、さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
【岐阜】 平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声
【静岡】 STOP!浜岡原発、浜岡原発を考える静岡ネットワーク
【愛知】 R-DAN名古屋、そらとも、不戦へのネットワーク、
【滋賀】 花風香の会
【京都】 アジア共同行動日本連絡会議、イタリア・ピサ、エコリレーかめお 
     か、グリーン・アクション、資料センター《雪の下の種》、マインド 
    ライフメンタルケアルーム、ロシナンテ社 
【大阪】 イラク平和テレビ局、9条改憲阻止共同行動実行委員会、原発やめよ
     う/つながろう関西・マダム会議、ジェンダーセンター大阪、STOP原
     子力★関電包囲行動、ストップ・ザ・もんじゅ、全港湾西成センター
     分会、ソウル・フラワー・ユニオン、のせ・かふぇ、平和と生活をむ
     すぶ会、放射性物質拡散NO!の会、放射能防御プロジェクト近畿、ま
     めてんカフェ、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の 
     会)、モンゴル核問題研究会
【兵庫】 アジアこどもプロジェクト、カトリック『働く人の家』有志、健康道
     場サラ・シャンティ、原発の危険性を考える宝塚の会、神戸国際キリ
     スト教会 
【奈良】 こどもの未来をまもる会・生駒、奈良脱原発ネットワーク、
【鳥取】 ウラン残土市民会議
【島根】 島根原発増設反対運動
【広島】 真宗遺族会広島地方支部、脱原発へ!中電株主行動の会、東北アジア
     情報センター、プルトニウム・アクション・ヒロシマ、ボイス・オ 
     ブ・ヒロシマ、
【山口】 原発いらん!下関の会、原発いらん!山口ネットワーク、田布施町ま
     ちづくり研究会、被爆二世の会
【香川】手わたしプレス
【愛媛】 MOX反対伊方の会、
【高知】 グリーン市民ネットワーク高知、たちあがる市民グループ@高知
【福岡】 環境教育ふくおか、さよなら玄海原発の会・久留米、
 さよなら原発!福岡、日本を変える会・フクオカ、仏教徒非戦の会・福岡、
【佐賀】 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会、プルサーマ
     ルと佐賀県の100年を考える会
【長崎】 古綿工房
【大分】 草の根の会・中津
【鹿児島】 脱原発だれでも参加できる大隅市民の会、反原発・かごしまネッ 
     ト、
【フランス】 エコーエシャンジュ、   (96団体、7月21日現在)

<インドネシアでの第16回ノーニュークス・アジアフォーラムについて>
8月に開催予定だったフォーラムは、インドネシア側の事情のため中止と
なりました。正式な連絡が来たのが21日(日)でしたので、間際になって
からの連絡となってしまいました。
参加を検討してくださっていた方、ご質問などある方は事務局まで連絡ください。

★ 坂井貴司 さんから:
 フェイスブックで知りました。
  美しいアイヌ語の歌声が聞けるアニメです。
  60のゆりかご
 http://www.youtube.com/watch?v=qJhRtXq30Wk

★ 色平 さんから:
ニッポン丸ごと徹底的に自由化せよ ヘリテージ財団論文にみる恐るべき
「TPP」の狙い
http://ameblo.jp/loansharks/entry-11490414617.html
三宅勝久 
事実上の日米自由貿易協定(FTA)といわれるTPP(環太平洋連携協定)に日本が
交渉参加する方針を自民党が決めた。「聖域なき関税撤廃が交渉参加の前提条件
ではない」という安倍晋三首相の表明を受けてのことだ。だが米保守系シンクタ
ンク「ヘリテージ財団」の論文によれば、「聖域」どころではない。公共サービ
スを含むあらゆる市場を徹底開放せよと、日本の早期参加を促している。津波の
ような自由化によって不況が進み、失業者が増えるのは必至だ。安倍政権がやろ
うとしているのは、米国に言われるままグローバル市場の前に国民と国有財産を
差し出す「ニッポン丸ごと安売り」計画ではないか。・・・

<内田聖子さん(PARC事務局長)によるTPP問題講演会のご案内>
市民連帯・東京 第9回CS東京懇話会
「私たちの暮らしを米国系多国籍企業に売り渡すTPP」

講師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター・PARC事務局長、
    STOP TPP !! 官邸前アクション実行委員会呼びかけ人)
日時:7月25日(木) 午後6時30分~8時50分(開場は6時10分)
会場:東京ボランティア・市民活動センター/会議室B (定員40名)
    (飯田橋・セントラルプラザ庁舎棟10階) 
     JR/地下鉄「飯田橋駅」下車すぐ
     地図 http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif
参加費:500円
主催:政治の変革をめざす市民連帯・東京 
    http://www.siminrentai.com/
Eメール:http://jp.mc1010.mail.yahoo.co.jp/mc
/compose?to=ctstky%40yahoo.co.jp

※事前予約・申込み等は必要ありません。当日直接会場にお越しください。
なお定員を超える参加者がありますときは、当日受付の先着順とする場合
もございますのでご了承ください。

講師の内田聖子さんは、現在、マレーシアで開催されているTPP交渉会合に、
国際NGOの一員として現地入りして、情報収集やTPP反対のロビー活動に
あたっており、この懇話会の直前に帰国予定ですので、一番ホットな話が
伺えるのではないかと思います。

★ いのうえしんぢ さんから:
興味深いインタヴューの動画です。
警察という「正義」の仕事を愛するからこそ、不正を糾弾された仙波さん。
DJポリスなど最近の話題への考察とかも印象深いですし、
「警察の内部には労働組合もないし、弁護士を敵だと思っている」
など印象的です。
仙波さんの言葉すべてに共感できるわけではないですが…実際に
現場いた人間の言葉として、説得力を感じました。
是非、一度動画を御覧ください。
(僕自身も身悶えするくらい)人間ってダメで弱い生き物ですね…
だからこそ、逆に愛おしくもありますけど。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 拡散 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【Oneness TVアーカイブ:現役警官として唯一、警察の裏金問題を
 実名告発 した愛媛県警の元警察官、仙波敏郎氏大いに語る!】

2013年6月20日、警察の裏金問題実名告発で一躍時の人となった
仙波敏郎さんにインタビューし、裏金問題から脱原発・脱放射能
運動に対する弾圧、オキュパイ大飯について、Oneness TV金子が
受けた家宅捜索について等…幅広く語ってもらいました。途中、
オブザーバー参加の米原幹太くん(経産省前でハンストをやった
4人の若者のうちの一人で、オキュパイ大飯にも参加)との激論も
見ものです。
http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/2013/06/post-0786.html

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第824日目報告☆

青柳行信です。 7月22日。

本日、<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)
てるてる坊主をつくろう  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2529

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第824日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月21日2903名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
選挙も終わりましたね。
予想していたとはいえ、かなりの振動です。
これから、市民運動の役割が ますます重要になってくると思います。
それと、若い世代の方々に どう理解してもらい、どう参加してもらうかが
大きなテーマになりそうです。
あんくるトム工房
参院選挙が終わりました http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2535

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「原発ゼロ」「9条堅守」にブレのなき紅党躍進この国の希望(左門 7・
22-360)
※多くのマスコミは「ネジレ解消」が争点であるかのように喧伝を怠らなかった。
もし、対決の中心は「原発ゼロ」と「憲法9条」であるとジャーナリズムに
相応しい報道をすれば、結果はもっと違っていたであろう。
だが、それらの「米・官・業・政・電」利権複合体(ペンタゴン)の
総力を挙げた宣伝戦に自民「圧勝」の因はある。
しかし、そうした中で、大阪の辰巳孝太郎氏の人柄・咬んで含める
正確な政策・ネットで新しい仲間を創り出すなどの新鮮な行動力は
今回の選挙の中で生み出された大きく・質的な前進であった。
また、東京の山本太郎氏の思考と姿勢も合わせてアベノミクスを破り、
民衆の政治を創り出す希望として輝いた。

★ 林田 力 さんから:
板橋茶論in世田谷「原発と倫理」
http://www.hayariki.net/10/30.htm

★ 味岡修 さんから:
経済産業省前テントひろば テント日誌 特別版

7・22第2回口頭弁論は大法廷(103号)使用!!
テント裁判がいよいよ本格的に始動~国の原子力政策を問う~
第1回を上回る圧倒的参加を!! 500名の参加意志表明を!!

――午後1時・東京地裁前前段集会~午後2時・傍聴~午後4時・報告集会(弁護士
会館)――
 「脱原発といのちを守る裁判」第二回口頭弁論がいよいよ明日開廷となりま
す。多くの方にお集まりいただく事が、今後の裁判へプラスに働きます。
万障繰り合わせの上、ご参集ください!

7月22日(月)の行動
午後1時~ 東京地裁前前段集会
午後2時~ 第2回口頭弁論傍聴行動 地裁前集会&経産省抗議行動
午後4時~ 報告集会(弁護士会館クレオA)
     発言者;宇都宮健児(テント裁判弁護団副団長)  
         澤地久枝(テント応援団呼びかけ人)
         駒崎ゆき子(原発いらない福島の女たち、郡山市議)他
<地図> http://tinyurl.com/lfmnqlg

★ くじゅう さんから:
みなさま、
 下記のサイトから「原発を問う民衆法廷」(7/21東京)における
在韓被爆者二世・韓正淳さんの証言が紹介されています。
 ぜひ、ご一読ください。 ↓
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/10.html    

★ 崔 勝久 さんから:
原発を問う民衆法廷ー第10回東京最終法廷、在韓被曝二世が
苦しみの中で得た知見、それは本物です。
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/10.html 
韓正淳さんの証言を明日、川崎の中原市民会見で6時半から再び
聞くことができます。被爆二世の闘いを支援し、共闘しましょう。
反原発の姿勢も明確です。余分な飾り物は何もないのです。すくっと
現実の真っただ中に立つ一人の女性の生きざまに圧倒されます。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
ネットで検索できる記事は、参院選の結果を伝える記事がメインで、原発・電力
と言った個別のテーマの新しい記事がほとんど見当たりません。20日の記事でつ
ぎのような記事がありました。
1.「原発輸出、想定外リスク 三菱重に138億円超請求 米社『契約上限は
無効』」朝日デジタル7月20日
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307190680.html (有料設定?)
記事「・・・・米カリフォルニア州のサンオノフレ原発の廃炉を決めた地元電力
会社が、配管の破損を起こした蒸気発生器を納入した三菱重工業に対する巨額の
賠償請求に動き出した。契約の上限を超え、顧客が被った損失も埋め合わせるよ
う求めている。日本メーカーの原発輸出に新たなリスクとなる可能性があ
る。・・・・・『三菱重工は必ず責任をとらなければならない』。サンオノフレ
原発を運営する南カリフォルニア・エジソン社のロン・リッチンガー社長は18
日、全面的な損害賠償を求める声明を出した。日本語でも発表文を出す力の入れ
ようだ。・・・・・・賠償を求める額は明らかにしていないが、米メディアによ
ると、原発の停止にともなう代替燃料のコストや、発電できないままの原発の維持
費用などが数十億ドルにのぼる。これらも請求対象にする構え
だ。・・・・・・・」
・・・・原発は、動かなくなってもほんとうにどうしようもないお荷物になるの
です。

次に、参院選の結果は開票速報等で結果が伝えられて周知のことと思いますが、
新聞をとっていない方のためにいくつかの記事を紹介します。
2.「参院選で自民圧勝、ねじれ解消 アベノミクス期待、民主惨敗」東京新聞
7月22日 00時39分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072101001638.html
記事「・・・・・与党は参院審議を主導できる安定多数(129議席)も実現し
た。・・・・・・・(共同)」
3.「参院選、投票率は52・61% 過去3番目の低さ」東京新聞 (7月22日
02:13)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072101001466.html
記事「・・・第23回参院選の投票率(選挙区)は共同通信社の22日未明の集
計で52・61%となり、前回2010年参院選の57・92%を5・31ポイ
ント下回った。参院選としては1947年の第1回以降で3番目の低投票率だっ
た。・・・・期日前投票者数は参院選で過去最高だったが、全体の投票率を押し
上げるには至らなかった。(共同)」
4.「脱原発の山本太郎氏が初議席 無所属・東京選挙区」東京新聞7月21日 22
時38分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072101001882.html
記事「・・・・東京選挙区で、脱原発活動を続ける俳優の山本太郎氏が初の当選
を果たした。・・・・・」

被災地フクシマでは、
5.「現職対決、森さん制す 金子さん定数減で涙 参院選・福島選挙区」河北新報
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130721t61030.htm
記事「『原発事故の被災地から選ばれた議員として、必ず福島を再生する』。改
選数が2から1に減った福島選挙区を制した自民党現職の森雅子さん(48)は
午後8時すぎ、いわき市の事務所に姿を見せ、支持者を前に抱負を語った。・・
6年前は、ともに初当選した民主党の金子恵美さん(48)に13万票差をつけ
られ、2番手に甘んじた。・・・・・・」
・・・・・・福島県は定員が減らされていた。・・・・・相変わらず、自民党が
圧勝、東北の各県もすべて。

選挙選を振り返っての記事、
6.「アベノミクス前面に 与党選挙戦 原発再稼働、改憲は封印」西日本電子
版07月22日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20826/1/  (有料設定?)
記事「・・・安倍晋三首相は参院選で自民党の大勝をもたらし、6年前に自ら招
いた『ねじれ国会』に終止符を打つ雪辱を果たした。野党が四分五裂のまま選挙
戦に突入したことも、与党への追い風となった。ただ東京電力福島第1原発事故
を踏まえた原発再稼働や憲法改正の是非などの重要争点で突っ込んだ論戦は展開
されず、多くの課題を持ち越した。参院選を検証した。・・・・結果は自民、公
明両党で70議席を超え、非改選を含めた過半数ラインを大きく上回った。首相
は『第1次政権時の2007年参院選で惨敗した悪夢が頭から常に離れないトラ
ウマ』(官邸筋)から解放された。・・・・・・・都議選翌日、自民党は『強い
野党が必要だ。そうでないと政治の緊張感が保てない』(小泉進次郎青年局
長)と、エールまで送る余裕を見せた。・・・・・・選挙戦終盤。多くの野党が
『与党が勝ちすぎれば政権は暴走する』と危機感を訴えるほか有効な手だてを
失った。『野党は攻め手がなくなってきた。高みの見物だ』。政権中枢がそうほ
くそ笑んだ通りの展開となった。・・・・・・」
・・・・・自民党は、原発再稼動ではダンマリを決め込み、野党の動きを見なが
ら高みの見物・・・・。

今朝は、新聞が選挙のために、いつもより1時間半遅い今(5時)に届きました。
その西日本新朝刊は、折り込み広告もなく、ページ数もいつもよりずっと少ない
20ページの参院選特集版です。裏表紙のテレビ番組欄も、きょうは、中面に移
動する特別編成です。
1面トップは、安倍首相の笑顔のアップ写真に、見出しは、
7.「自民圧勝 ねじれ解消 アベノミクス信任」
小見出しに
7’.「民主 結党以来の惨敗 共産躍進、みんな維新伸びず」
すぐ横に、
7”.「国民目線と謙虚さを」
・・・・東京支社長の解説的な記事。
18面下方に、4.と類似の記事が見えます。
こんな見出しも
9.「ネット『参考にせず』86% 出口調査 若年層でも限定的」07月22日
03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20824/1/
今朝は以上です。 

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<⑥ 原子炉水位計規制基準作成できなくても、見切り発車>について報告します。
www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-20/2013062003_02_1.html?

しんぶん赤旗6月20日付けに、原子力規制委員会が発表した新規制基準の問題
が指摘されています。
「新基準」作りは「スケジュール先にありき」でした。
 2012年6月、自民、公明、民主が賛成した原子力規制委員会設置法で、今
年7月18日が「新基準」の施行期限となっていたからです。そのため、「5年
かけてもおかしくない」(規制委の更田豊志委員)とされる基準作りは、議論を
尽くすどころか期限に間に合わせる議論に終始しました。

 一方、再稼働を急ぐ電力会社は審議過程の聞き取りで「工事が大規模になる」
「基準が厳し過ぎる」などと対策を“値切る”姿勢を露骨に示しました。

 さらに、時間のかかる対策などは軒並み先送りされています。たとえば、政府
事故調などが問題にしている、原子炉を監視する水位計。福島原発事故では水位
計が機能せず、初動対応に影響しました。規制委は、この規制基準作りの検討は
7月以降にするといい、福島原発事故の教訓すら後回しです。

原子力規制委員会は発表の時期までに、原子炉を監視する水位計の規制基準は決
められなかったようです。スリーマイル島原子炉のメルトダウン事故は原子炉を
監視する水位計の機能不十分が大きな原因に成りましたが、福島第一原発のメル
トダウン事故の対応が遅れたのも、原子炉を監視する水位計の機能不十分が大き
な原因となりました。
d.hatena.ne.jp/arcsecond/20111225/p1

これを見る限り、スリーマイル島では、福島の差圧式ではなく、何らかの手を
使って水面位置を直接求めていたようにも見える。
wikipediaでも、「すでに原子炉内の圧力が低下していて冷却水が沸騰しており
ボイド(蒸気泡)が水位計に流入して指示を押し上げたため加圧器水位計が正し
い水位を示さなかった。このため運転員が冷却水過剰と誤判断し」と書いてある。

他のサイトもいくつか当たったけれど、やっぱり蒸気や水の流動で水面検出器に
誤りがでたようだ。水位計が同形でないとすれば、福島の水位計の故障原因を
TMI事故から学ぶことは出来ない。「TMI事故で欠陥が証明された水位計をまだ
使っていた」わけではないけど、やっぱり水位計が壊れたと。

原子炉を監視する水位計の機能を改善することは、技術的には最も難易度の高い
課題と思われますが、原子炉のシビアーアクシデントを防止する上で、ひじよう
に重要な原子炉を監視する水位計の規制基準を決める能力が原子力規制委員会に
無いのに、どうして今回発表された新規制基準が世界最高水準などといえるので
しょうか。

★ 岡村澄江 さんから:
青柳さん、いつもお世話になっております。
平成25年度 福岡市 環境局が全国に先駆け集合住宅向け再生可能エネルギー導
入支援事業を始めました。
好感度を与えるエコロジー、制度を活用した資産計画、万が一のためのリスク軽
減、再生可能エネルギーを導入することで、明るい将来の扉を広げることができ
ます。福岡市はそんな管理組合の皆様の導入検討を応援します。
再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その
他の自然界に存する熱、バイオマスなど自然の力で補充されるエネルギーのこと
です。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時
に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しない優れたエネルギーです。
東日本大震災以降、再生可能エネルギーの導入による分散電源の確保などエネ
ルギー対策が急務となっています。福岡市住宅の約8割を占める集合住宅におけ
る再生可能エネルギー等の導入は、極めて少ないのが実情です。
そこには、屋根(屋上)防水など技術的なことや、長期修繕計画改定など意思決
定上のこと、税制、保険、資金調達、収支など、様々な点で導入の妨げとなって
いる要因があると考えられます。
そこで、福岡市内の分譲集合住宅の、太陽光発電等の再生可能エネルギー設備
やエネルギーマネジメントシステム等の普及促進を目的として、分譲集合住宅
の管理組合を対象に専門家を派遣し、エネルギー対策の検討を支援します。
福岡市内の分譲集合住宅管理組合 専門家派遣について費用はかかりません
第Ⅰ期 平成25年 7月1日[月]~ 8月31日[土] 第Ⅱ期 平成25年10月1日
[火]~11月30日[土]
※募集定員に達し次第、終了となります。 第Ⅰ期 30管理組合 第Ⅱ期 20管理組合

★ 栗山次郎 さんから:
青柳 様、
お元気でお過ごしのことと思います。
参院選の開票結果をウエブで見ながら書いております。
   --------
以前にも紹介させていただきましたが、「TPP影響試算・大学
教員作業チーム」が17日に第3次の試算結果を発表しました。
その様子や資料が
http://atpp.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/717-3-16e3.html
に掲載されています。

「関税撤廃の影響による生産の減少により約1.8兆円の所得の
減少をもらたす」
(これに関しては「TPP への影響は、農林水産業だけではなく、
地域産業全体の問題であることを数字が示している。この点で、
「TPP=農業」という認識を改めるべきである」と改めて強調さ
れています。)
「北海道においてはすべてのレベルの農家が赤字になる」
「農業純所得のレベルではすべてのレベルの農家が赤字にな
る」
などの予測が示されています。

それらを反映して、上記 URL のタイトルはーー「TPPによる農業
生産額の減少は都市部にも甚大な影響を与える」 東京都1兆
907億円、神奈川県2972億円、大阪府3729億円の損失ーー
となっています。
ご関心とお時間がありましたら、上記をご覧ください。
失礼いたしました。

★ 小野進一 さんから:
< 棄権は危険>
自民党は改選議席の5割近くを獲得し、公明党の議席とあわせて6割の議席を獲得
し圧勝と浮かれているが、
投票率は有権者の5割を越えたあたりで、自公を支持したのは、実は有権者の3割
ということになる。
この3割が憲法改正や原発推進をやって行くとしたら、棄権者は重大な過失を歴
史に刻むことになる。
この状況は猛暑の影響も手伝って、意識ある戦争体験者、高齢者の投票所へ向か
う足を阻んだか?
7月20日(土曜)飯塚コミニティーセンターで開かれた「原発講座」で元原発技術
者菊池洋一さんが語られていた
「無関心が一番だめですよ、、、」と暗黒の未来をなにが招くのかを今回の参議
院議員の改選は示した。

★ 吉田典子 さんから:
投票日。
迷いながら1日が終わって、結局、行かず終い。
棄権がいいのか悪いのか、正直言って判りません。
今のところハッキリ言えるのは、良い政治家を選べるだけの知識と情報を、自分
が持ってないという事。
そして、調べれば調べるほど、世界は白か黒かで割り切れるような、単純なもの
ではないという事。
日本だけで経済は回っていないので、他国についても知らなくちゃならなくて、
フーフー言ってます。
今、私の興味を惹いているのは、アメリカ南部出身の政治家ロング。
暗殺されなければ、フランクリン・デラノ・ルーズベルトを圧倒して、大統領に
なっていた、と言われている人。
この人がアメリカ大統領になっていたら、世界の歴史は大分、変わっていたかも?
どんな政策を考えていたかしら?
珍しく清廉な政治家だったらしいけど、アメリカではそういう政治家は暗殺され
るものらしい…。
本が出ていれば、いいですが。
ちょうど新聞に、自動車で栄えたデトロイトが完全に没落した、と記事が出たとこ。
日本も今は、自動車産業でならしてるけど…。
いつかは転換を図らなければならない日が来るでしょう。
私は、さして広くもない日本で、車がなければ暮らせないような街作りしている
事に、とても不合理を感じてます。
これは、日本と同じかもっと面積の狭い後進国でも、考えなければならない事。
自動車がなくても生活できる街作り。
資源の問題がある以上、なるだけ早く考えなくては、ならない事なのです。

★ 榊原晴美 さんから:
朝日新聞・WEB 2013.7.20
零戦設計者の夢 映画監督・宮崎駿さん
http://digital.asahi.com/articles/TKY201307190544.html?ref=pcviewer

映画監督・宮崎駿さんの新作「風立ちぬ」の劇場公開が、20日から始まる。
太平洋戦争を戦った日本の戦闘機・零戦の設計者として知られる堀越二郎を主人
公とする作品だ。
宮崎さんは映画づくりの傍ら、戦争や兵器のリアルな漫画を数多く描き続けてきた。
なぜ、兵器に魅了され、その設計者を描こうとしたのか。複雑な胸中を聞いた。

 ――かつて、米国にある本物の零戦を買おうとしたそうですね。

 「飛行機は空中にある時が一番美しい。飛んでいるのを見たい、と思ったんです。
それもアメリカ人ではなく、日本人が操縦しているのを。
スタジオジブリの横の高圧線の下を飛んで欲しいとか夢見ていたんですが、女房
に『バカもいい加減にしなさい』と一喝されて終わりました」

 ――そこまで思い入れる零戦の魅力とは何でしょうか。

 「僕自身を含め、日本のある時期に育った少年たちが、先の戦争に対して持つ
複雑なコンプレックスの集合体。
そのシンボルが零戦です。
日本は愚かな思い上がりで戦争を起こし、東アジア全域に迷惑をかけ、焦土と
なった。

実際の戦いでも、ミッドウェー海戦など作戦能力が低かったとしか思えないよう
な歴史しか持っていない。
そんな中で『負けただけじゃなかった』と言える数少ない存在が零戦です。
開戦時に322機あった零戦と、歴戦のパイロットたちは、すさまじい力を持っ
ていた」

 「零戦を一流機にしたのは、設計した堀越二郎のただならぬセンスです。
零戦と同時期、別の設計者が手がけた『隼(はやぶさ)』という戦闘機があった。
ほぼ同じ大きさで同じエンジンを積み、徹底的に軽量化した点も同じ。
ただし武装は零戦の方が重い。
なのに、並んで飛ぶと零戦の方が速く、はるかに遠くまで飛べた。不思議です。
言葉では説明できない空気力学の謎を彼はつかんだんです」

 「零戦、零戦と騒ぐマニアの大半は、コンプレックスで凝り固まり、何かに誇
りを持たないとやっていけない人間です。
思考力や技術力を超えた堀越二郎の天才的なひらめきの成果を、愛国心やコンプ
レックスのはけ口にして欲しくはない。
僕は今度の映画で、そういう人々から堀越二郎を取り戻したつもりです」

 ――戦争を批判する一方で、零戦という兵器に愛着を持つ。矛盾していませんか?

 「矛盾の塊です。兵器が好きというのは、幼児性の発露であることが多い。
だが、大学の財政学の講義で、戦争経済がどれほど国民経済を破壊するか、
という話を教授が余談として滔々(とうとう)と述べられた。
これは衝撃でした。僕が集めていた兵器の本や模型は無駄遣いの山だったと
思って、全部捨てました」

 「それでも、数年たってそういう本に出会うと、ついまた買ってしまう。
そしたら自分の見方が全然変わっていた。
工業力と資源を持っている国と戦う時、どういうことになるか。
それは日本と米英が戦争中にどれだけの数の飛行機をつくったか、比較すれば
一目瞭然なんです」

 「零戦も戦争の中盤以降は消耗戦に巻き込まれ、優秀なパイロットをみるみる
失った。
それからは敗戦一方でした。
機体の構造も大量生産向けではなかった。
欧州の航空史家は『こんなややこしい飛行機を1万機以上も作ったことが驚き
だ』と書いているぐらいです」
   ■     ■
 ――映画では敗戦後、飛行機の残骸の山を前に立ち尽くす堀越二郎の姿が描か
れます。
 「彼はずたずたになったと思います。
美しい飛行機を作りたい、という夢に向けて力を尽くし、1930年代に、映画
に登場する九六式艦上戦闘機と、それに続く零戦を設計しピークに達した。
だが、戦争中は技術者不足の中、新型機の開発や零戦の改良に忙殺された。
ジブリが『1年に5本新作映画をつくれ。
ただし人手は今のまま』と命じられたようなもの。
懸命にやったが、ほとんどものにならなかった。
でも、『自分が負けたのではない』という自負はあった。
『自分にも戦争責任があると言われているようだが、私はないと思う』とはっき
り書いています」

 ――堀越二郎を補佐した技術者の曽根嘉年は、零戦が特攻に使われるのを見て
「情けなくて、こんなに大勢の人が死ぬのなら、作らない方が良かった。
設計しなければよかった」と思ったそうです。
堀越二郎の思いは違うのでしょうか?

 「彼もそう感じたかもしれませんが、同時に『それは自分の関わることではな
い』とも思っていたはずです。
無論、堀越二郎も一人の日本国民としての戦争責任は背負っていますが、一人の
技術者が歴史全体に責任を持つ必要はない。
責任を問うのはくだらない、と思います」

 「曽根さんの『作るんじゃなかった』という気持ちは分かりますが、作らな
かったら、もっとつまらない人生だったと思います。
映画の中でも言いましたが、飛行機は『美しくも呪われた夢』です。
作りたかったものを作って、呪われ、傷を負う。
でも、後になって曽根さんは『仕方がなかった』と思ったに違いないんです。
そうやって、時代の中で精いっぱい生きた方がいい。
これが良くてこれが悪いなんて、時代の中では誰も偉そうに言えないんですから」

 ――お父さんは、軍需工場を経営し零戦の部品を製造していたそうですね。
震災や空襲を体験し、ニヒリズム的な考え方を身につけていたと聞いています。

 「ニヒリズムというと、クールで斜に構えて、という安っぽいイメージです
が、オヤジは違う。
『家族が一番大事だ』と思っていただけです。
世界が崩壊するような壮絶な経験をしたことで、『この価値観が大事』とか、
『人間はかくあらねば』という大言壮語を放棄した。
家族や知人。
守れる範囲は守ろうとしたが、国家や社会全体にまで責任を持てるはずがない、
と考えていた。『損をするな』が口癖でした」
   ■     ■
 ――ご自身も、今はそういう考えなのでしょうか。

 「半径30メートルか100メートルか。
それが自分のできる範囲の限界で、それでいい、と思うしかない。
以前は世界のためか人類のためか、何かしなきゃいけない、と思っていたが、
ずいぶん変わりました。
社会主義運動にも興味がなかったわけではありませんが、甘かった。
かつて毛沢東の写真を最初に見た時、なんて嫌な顔だろう、と思いました。
周囲が『大きな温かい人だ』と言うから、たまたま写りが悪かったんだ、と思お
うとしたけど、その勘を信じればよかった。
他にも色々、判断の間違いがありました。実によく間違える人間だと思います」

 ――映画の舞台となった大正末から昭和の初めにかけては、関東大震災があり、
世界恐慌があり、国際間の緊張も高まっていました。

 「今とそっくりです。
ただ、あの頃の人々は、健康で長生きしよう、などとは考えていなかった。
東京はかつて、世界で一番結核患者の多かった街です。
若者がどんどん死んでいった。
将来の保障は何もないから、生きられる間に力を尽くして生きねば、と思っていた」

 「去年から今年にかけて、一緒に仕事をした40、50代の友人が何人か死に
ました。
順番じゃない。
本当に死は後ろにあると思うしかない。
僕自身、精神的にマイナスになると死ぬのが怖くなる。
自分が生産的だと、どうでもよくなるんですけど」
   ■     ■
 ――「身近な範囲しか責任は持てない」と言いつつも、映画を通じて多くの人に
影響を与えていますね。

 「僕は文化事業ではなく仕事として映画を作っている。
それがたまたま売れただけ。
客が入らなかったら一瞬にしてつぶれる。
最近ジブリに入社した人は安定企業と錯覚しているが、ちゃんちゃらおかしいです」

 ――アニメーションの業界でも人件費の安い海外に仕事を発注することが増え、
空洞化が進んでいますが、ジブリは国内で多くの正社員を雇い続けている。
なぜですか?

 「ちゃんとしたものをつくるためです。
社員化のきっかけは二十数年前につくった『魔女の宅急便』です。
当時は作品ごとにアニメーターたちと契約し、出来高払いでやっていました。
だが、画面の密度を上げると作画ペースがその分落ちて、みんな貧乏になって
しまった。
出来高制では、労働者は損耗してしまう。
社員化すれば経営のために次々と新作を作らねばならず、能率も下がるでしょう。
大変になるのは分かっていましたが、映画を作り続けるにはそれしかなかった」

 「今度の映画では、3年前に入社した人たちが本当に戦力になりました。
泣き出したくなるぐらい複雑な群衆シーンを手を抜かずにやった。
自分たちで見ても圧倒されます」

 「国内で一定数の社員を抱えているアニメーションの会社は、ジブリ以外では
『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が経営する『カラー』ぐらいでしょう。
彼とは30年来のつきあいですが、作品づくりに力を尽くし、次世代の人材を育
成しようと、塗炭の苦しみを味わっている。
今度の映画では堀越二郎の声を演じてもらいました。
庵野は飾らず、時代を精いっぱい生きている。
現代で、堀越二郎に一番似ているのは彼だな、と思ったんです」 (聞き手・太
田啓之)
     *
 みやざきはやお 41年生まれ。学習院大卒。
63年東映動画に入社し、労働運動にも積極的に参加。
85年スタジオジブリ設立に参加。「紅の豚」など作品多数。

★ 桜井大子 さんから:
8.15反「靖国」行動の実行委から、前段の討論集会のご案内です。
もう一週間を切っています。運動現場は多忙で、なかなか議論の時間を
つくれません。それでもたまにはわざわざでも集まって議論した方がいい。
ということで以下のように開催します。ぜひお集まりください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「安倍改憲と8.15」7.27討論集会
●7月28日(日)13:15開場
●日本キリスト教会館4F会議室(地下鉄早稲田駅徒歩五分)
●課題と発言者
 ・生存権、格差問題:山口素明さん 
 ・弾圧、街頭行動の自由:園良太さん
 ・歴史認識、反差別:桜井大子
 ・沖縄・安保、反戦、反基地:竹内康人さん
 ・靖国問題、政教分離、慰霊・追悼問題:実行委から(天野恵一)

・主催:ゴメンだ!安倍政権 歴史認識を問う 8.15反「靖国」行動
・連絡先:090-3438-0263
・呼びかけ:アジア連帯講座、キリスト教事業所連帯合同労働組合、国連・憲法
問題研究会/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が
代」強制反対の意思表示の会/靖国・天皇制問題情報センター/連帯社/労働運
動活動者評議会

〈呼びかけ文〉
 またしても8月15日がやってくる。私たちは例年どおり集会とデモ、そしてこ
こ数年継続している8.15前段討論集会を今年も開催する。
 8.15は私たちだけではなく、さまざまな団体・グループが行動を準備し、それ
ぞれに少なくない人たちが合流してきた。その運動の歴史は長く、10年や20年の
ことではない。8月15日と「全国戦没者追悼式」、「靖国」問題は、社会がどの
ように変わろうとずっと問題であり続けているのだ。それは戦争・植民地主義の
歴史をいまだ克服しえず、その道にすらついていないことの証左でもある。そし
て事態はこの10年でより悪い方に動いていることは誰の目にも明らかだ。
 現憲法は天皇条項など少なくない問題をはらみつつも、運動の側に立つスタン
スも持ち得ていた。安倍改憲は、天皇元首化や9条改悪を目論むだけでなく、私
たちを縛る基本法として、その立ち位置を根こそぎ変えてしまおうというもので
ある。
 差別・排外主義、国家主義、歴史修正主義を本質とした「改憲」を推し進める
安倍政権下で迎える8月15日を前に、私たちは、これまで8.15行動を共にしてき
た友人たち、安倍改憲に不安をいだく人、8.15に行動に関心を持つ人たちと、安
倍改憲を軸に、8.15を含むさまざまな問題について意見を交換し、認識を深めて
いく時間を共有していきたいと考える。
 短い時間でできる議論は限られているが、それでも議論を積み重ね、深めてい
きたい。そこで見えてくるものをともに考えていきたい。多くの方の参加を呼び
かける。ともに!

○----------集会等のお知らせ----------○

●<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>●
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第823日目報告☆

青柳行信です。 7月21日。

明日、<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)
てるてる坊主をつくろう  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2529

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第823日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月20日2903名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
作日も暑い一日でした。
夜、少し涼しくなってから、中洲傍の出会い橋公園に行ってきました
国際色豊かで、こんな出会いから、平和が生まれると 実感しました。
 あんくるトム工房
出会い橋    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2534

       本日は投票日です。
あたらしい出会いを 作りましょう。

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆文明を誤る宰相許すまじ「原発ゼロ」の一票を投ず(左門 7・21-359)
※アベノミクスが参議院でも過半数をせしめたなら、
原発再稼動・原発輸出・憲法改悪・
TPP加入・消費税増税などが矢継ぎ早に射掛けられてきます。
そのような驕りを許さない一票を祈りを込めて投じます。

★ 木塚正明(福岡県飯塚市) さんから:
青柳様、先日(7月17日原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論)公判で
はお世話になりました。
裁判の傍聴は初めての経験でしたから、いい勉強になりました。
裁判に関しては知らないことも多くこれから学ばねばならないと思っています。
原告の梅田さんご夫婦と食事会の帰りに偶然一緒になり、
奥様とのほんの短い会話が果たせた事も何かの縁だと思います。
これからもよろしくお願いします。
 <傍聴記>    
私の思惑では、今回の裁判の傍聴がとても多いかなと思っていましたので、
301法定の前には朝の9時半頃到着しました。
昔、堀江邦夫さんの「原発ジプシー」を読んで現場の原発作業員の過酷で
ひどすぎるとしか云いようがない現場での作業に非常な驚きを覚えました。
最近、この本が加筆され「原発労働記」という名で再出版されました。
これも読み返しましたが昔と今も原発現場作業員の仕事の中身は変わっていない
のだなと痛感しました。
いくら大学出の頭脳明晰な技術者が原発を創ったにしても、
定期作業を実際、現場で行うのは下請け、孫請けの方達です。
常に被爆のリスクを負いながら炉心近くの最前線で働かなければなりません。
梅田さんが提訴した裁判については6月22日、中津であった「松下竜一9回忌」
に列席した際にチラシで知りました。
梅田さんご夫婦に出会うことも出来たのも何かの縁かも知れません。
奥様とほんの短い会話でしたけれども直感で、自分に正直な方だなと印象を持ち
ました。
梅田さんをはじめ、国及び所轄機関から恫喝されやむなく泣き寝入りされていた
り、すでに亡くなられた元原発作業員の方たちが全国にはたくさんおられると思
います。
この裁判が勝訴し、今後の布石になってくれれば、
これらの方達の未来に間違いなく光明が射すのではないかと期待しております。

★ 金子譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その7】
7月17日付けのメッセージ。三枚目のメッセージに差し入れを希望する本のリス
トがあります。
同じ本を差し入れすると無駄になってしまうので、
事前にその本を他の誰かが差し入れてないか確認してください。
http://t.co/fBGam75kl9

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうは、いよいよ参院選の投票日です。今朝は選挙がらみの記事が多いです。
原発の再稼動に反対し、なくすという考えを持つ候補が多数当選しますように。
さて、九州でまた、ひも付き施設がオープンした記事などもありますが、もう毎
日の定番のようになった福島第1事故現場からはじめます。
1.「東側トンネルで6億7000万ベクレル 第1原発3号機」福島民友(07/20
10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0720/news11.html
記事全文「東京電力は19日、福島第1原発3号機タービン建屋東の作業用の縦
トンネルから採取した水から、ベータ線を出す放射性物質が最大で1リットル当
たり6億7000万ベクレル検出されたと発表した。・・・東電によると、高濃
度のベータ線を出す放射性物質を採取したのは10日。このトンネルには原発事
故発生当初の汚染水が流入している。セシウム134は最大で同5000万ベク
レル、セシウム137は同1億ベクレルだった。」
・・・・恐ろしい数字です。
こちらもひどい、
2.「原子力機構、除染排水に二重基準 異なる管理基準を設定」東京新聞7月
20日 17時12分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072001001318.html
記事全文「福島県の除染モデル実証事業を発注した日本原子力研究開発機構が、
2011年11月に受注した三つのゼネコン共同企業体(JV)に、二つの異な
る除染排水の管理基準を設定していたことが20日、共同通信の調べで分かっ
た。・・・・鹿島と大林組の二つのJVには、政府が除染排水の目安としている
原発の排水基準「放射性セシウム濃度は1リットル当たり90ベクレル以下」を
適用。一方、大成建設JVには、当時「原発排水より甘い」と問題視され、政府
が見直しを検討していた暫定的な飲料水基準「200ベクレル以下」を認めた。
(共同)」

選挙であろうと何があろうと、こちらの行動は続きます、
3.「再稼働反対 廃炉を 官邸前」しんぶん赤旗7月20日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-20/2013072001_04_1.html
記事「首都圏反原発連合(反原連)は19日、原発の再稼働に反対する首相官邸
前抗議行動を行いました。再稼働を進めようとする安倍晋三内閣に、4500人
の参加者(主催者発表)が抗議の声をあげました。・・・・北海道小樽市から初
参加した女性(48)は大学生と高校生の子をもつ母親です。『官邸前はすごい
人数で、元気が出ます。泊原発の再稼働をとめようと地元でデモをしています。
福島の事故後、魚など食べ物の放射能汚染が心配です。原発はすぐになくしてほ
しい』・・・・・・・」
・・・・・・4500人、この暑い中、選挙中でもすごい人出です。

選挙に関する興味深い記事、
4.「脱原発候補 見極める 草の根運動 活発」東京新聞7月20日 朝刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013072002000115.html
・・・・この記事は興味深い記事です。記事の部分だけを紹介すると、あらぬ誤
解をうみそうですので、お時間のある方は検索して全文お読みください。果たし
て、個人を推薦するだけでよい結果につながるかは微妙ですよ。個人の意思は国
会の議決の中では、党の行動に埋没しますから。

被災地フクシマでは、
5.「情報不足で疎外感 21日投票の参院選で避難者」福島民友(07/20 09:50)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0720/news6.html
記事「『候補者の姿は見えず、チラシが届くだけ』。投開票が21日に迫った参
院選。東京電力福島第1原発事故に伴う避難者たちは選挙戦最終盤の19日、各
候補者の政策などの情報不足を口々に嘆いた。『期待しても変わらない』と失望
を隠さない避難者がいる一方、「投票直前にあらためて政策を比べたい」と、投
票に向けた最後の判断材料を求める声も。20日、各陣営は『ラストコール』に
臨む。・・・・。『選挙が終われば、政治家が県内を見て回る機会もほとんどな
くなるんじゃないか』・・・・・失望感を隠せない避難者は多い。・・・・・」
・・・・チラシが配布される党や候補者は、まだマシなほうか。
6.「6年後のフクシマ像二分 福島選挙区 6候補に聞く」河北新報(7/20
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130720t61021.htm
記事・・・・・・福島第1、第2原発の再稼働に前向きだ。『避難指示は6年後
には解除されている。政府に"福島県居住安全宣言”の発表を働き掛けたい』と
話した。」
・・・・・驚きです、こんな候補者もいる。
7.「『災害弱者』守る政策を 屋内遊び場整備して 政治に支援充実求める」
福島民報
07/20 08:39
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209730
記事「東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の影響が今も続く県内では、
『災害弱者』とされる母子やお年寄りらが健康を守るための支援の充実を政治に
求めている。・・・・」
・・・・“屋外活動がのびのびとできない”福島県内に留まり生活する人はこうし
た悩みを抱えて深刻です。
8.「34億4700万円賠償請求 田村森林組合『原木価値失われた』」福島
民報07/20 09:24
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209747
記事「田村森林組合は19日、東京電力福島第一原発事故で管内の原木林の価値
が失われたとして、約34億4700万円の損害賠償を東電に請求した。同組合
によると、立木の財物としての価値の賠償を求めるのは県内では初めてとい
う。・・・同組合は田村市の船引町と常葉町、三春町を管轄する。管内の山林の
うち、ナラなど広葉樹は原発事故前、シイタケ栽培などの原木として出荷されて
いた。・・・・請求では、管内の原木は出荷を制限されており、試験伐採した木
の放射性物質が国の基準値(1キログラム当たり50ベクレル)を超えたことな
どから、全域で資産価値が失われたと主張。組合員約3400人のうち、同意書
を出した1713人の所有する約2977ヘクタールについて請求対象とした。
・・・」
9.「埼玉の避難所 年内にも閉鎖 双葉町が方針 23日から住民に移転先希
望調査」福島民報(07/20 09:26
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209750
記事「双葉町は、東日本大震災後、唯一残る1次避難所となった埼玉県加須市の
旧騎西高避難所を年内にも閉鎖する方針を固めた。23日から避難所の住民に移
転先の希望を聞く調査を始める。・・・・町はいわき市内に移転先となる集合住
宅を確保した。埼玉県、加須市、福島県などの協力で、これ以外にも入居できる
見通しとなった住宅があるという。避難所内には介護が必要な住民もいるため、
年末まで段階的に移ってもらう方針だ。・・・・19日現在、旧騎西高避難所の
住民は107人いる。」
・・・・避難者の希望を必ずじつげんしてください。
10.「新生児 原発事故影響見られず 福島医大が調査結果発表」福島民報
(07/20 09:27
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209751
記事「福島医大は19日、東京電力福島第一原発事故後の県内での妊娠と出産に
ついて、放射線の影響は見られないとする調査結果を発表した。県内の新生児に
何らかの異常があった割合は2・7%で、一般的な発見率である3~5%と同程
度としている。・・・・・」
・・・・・大本営発表です、統計データに隠されていることの分析がない。
11.「県推計人口194万8898人 1日現在、減少幅は縮小」福島民報
(07/20 09:25
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209749
県の7月1日現在の推計人口は194万8898人で、6月1日現在より739
人減った。ただ、人口の減少幅は昨年同期に比べて縮小しており、県統計課は
「県民の県外流出が落ち着き、人口動態は震災前の状況に戻りつつある」と分析
している。県が19日、発表した。6月の1カ月間の社会動態は、転出が
1922人で、転入を136人上回った。自然動態は死亡者が1694人で、出
生者より603人多かった。平成24年の7月1日現在の推計人口は前月比で
1450人減少した。・・・今年6月1日現在の推計人口は減少数が前月比
704人で、ほぼ横ばいの状態が続いている。・・7月1日現在の世帯数は72
万657世帯で、239世帯増えた。」
・・・・死亡者が相変わらず多い? 世帯数が増えた―1人世帯が増加している?
 公式発表(大本営発表)にはこうした分析や解説がない。
12.「派遣団きょう出発 福島市ベラルーシ視察交流事業」福島民報07/20 09:23
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307209746
記事「福島市のベラルーシ視察交流事業派遣団は20日、ベラルーシとウクライ
ナに向け出発する。旧ソ連(現ウクライナ)で1986年に起きたチェルノブイ
リ原発事故で深刻な被害を受けた地域を訪れ、食の生産から消費までの安全確保
対策を学ぶ。・・・佐藤俊市郎市教育長を団長に、公募に応じた市民11人を含
む39人が参加する。・・・・・」
13.「クマ警戒態勢続く 美里で捕獲隊が捜索、発見できず」福島民友
(07/20 09:20)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0720/news2.html
記事「会津美里町で18日に男女3人がクマに襲われた被害で、現場周辺の住宅
地は19日も警戒態勢が続いた。早朝と夕方には町有害鳥獣捕獲隊員によるクマ
の捜索が行われたが、発見できなかった。町は捕獲隊による捜索を22日早朝ま
で続ける方針という。・・・・・」
・・・・一般的な記事のように見えるが、東北各県や北関東の地方紙では、クマ
の記事が毎日、複数ある、おそらくクマの料理が放射線量が高く禁止されている
ので狩猟がされないためにクマの数が急増しているように思う。
茨城県、
14.「県内有権者調査 東海第2、再稼働反対59・5% 脱原発賛成5割超」茨城
新聞7月20日(土)
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13742445398174
記事「・・・参院選に合わせ県内有権者を対象に19日までに実施した茨城新聞社
の世論調査で、日本原子力発電東海第2原発の再稼働に“反対”と答えた人は回答
者全体の6割近くに上り、原発依存から再生可能エネルギーなどへ移行する脱原
発方針に“賛成”の人は5割を超えた。東海第2の再稼働“賛成”脱原発“反対”はとも
に3割を下回った。・・・・」
・・・至極当然の結果のようにおもいます。九州の原発立地県でもこのように
あってほしい。
15. 「●復興予算返還しない (茨城県)知事、国に働き掛け 」常陽新聞7月20日
⇒http://www.joyo-net.com/ (常陽新聞ヘッドライン)
橋本知事は『岩手、宮城、福島の東北3県は返還を求められていないので、同じ
被災県として同様の取り扱いを求めている。今後とも県の事情を理解してもらえ
るよう頑張っていきたい」と説明。「復興に(関連の)薄い事業ということでは
なく、有効に活用できると考えている」と述べた。
16.「●県央首長懇話会、原電に申し入れ 東海第2で安全対策について、再
度」常陽新聞7月20日
記事「東海第2原発(東海村)をめぐって、重要事項情報を提供する覚書を交わ
しているのにもかかわらず、市町村への報告と防潮堤やフィルター付きベントの
着工が同時に行われたことを受け、県央9市町村の首長で構成する「県央地域首
長懇話会」(座長・高橋靖水戸市長)が19日、日本原子力発電(原電)に対し
て、安全対策について、再度申し入れを行った。・・・・・・申し入れ書は、工
事と市町村への報告がほぼ同時に行われたことは、覚書の趣旨を軽視し、市町村
への配慮を欠いたもの―と批判。工事についても、事前に説明がなされないのは
信頼関係を大きく損なうとしている。・・・・・」

九州は、この記事は恥ずかしい、
17.「玄海町が次世代エネパーク開業 原発マネー財源 総事業費15億円」
西日本デジタル07月21日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20806/1/
記事「佐賀県玄海町が整備した「次世代エネルギーパークあすぴあ」が20日、
九州電力玄海原発の隣にオープンした。“原発マネー”を主な財源として約15億
3千万円で建設。風力や太陽光などの再生可能エネルギーを体験型プログラムで
学ぶ施設となっている。・・・・町によると、県核燃料サイクル補助金と電源立
地地域対策交付金から計約10億円を充てた。九電産業への管理委託料(初年度
は約8800万円)を含めて年間約1億1千万円の運営費がかかる。物品販売な
どで見込む収益約2500万円を除く年間数千万円が町の支出となり、町議の一
部からは『後世に負担を残す』などと建設を疑問視する声も出ていた。」
・・・・“箱物”は、最後にはお荷物になる、運営も九電関連会社に委託・・・。
18.「玄海原発に県内で最も近い松浦市鷹島 再稼働にもどかしさ」(最終更
新07月19日 14時53分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/feature/sanin2013_n/article/27627
記事「・・・・・・玄海原発で事故があった場合、島民の避難は橋が頼りだが、
一時的に原発に近づく。唐津市内の道路が渋滞すれば避難が遅れる。風向きに
よっては、島全体が放射性物質にさらされかねない。・・・・『島民としては、
原発は廃炉にしてほしい。だが玄海町から作業員がおらんごとなると、旅館は大
変やろう。少なくとも期限を切って動かすのなら…』。胸中は複雑だ。・・・・
九電は12日、玄海原発3、4号機の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員
会に申請した。玄海原発から10キロほどの場所で石材工場を経営する大石重信
さん(72)は全く理解できない。『福島の事故の検証も復旧も不十分なまま、
なぜ再稼働なのか』・・・・・・」
・・・・この記事、2013/07/19付 西日本新聞朝刊 とあるが、こちらの紙面に
はなかった、長崎版に掲載か?

今届いた西日本新聞朝刊では、一面は当然参院選を伝える記事、争点を伝える記
事の中に、「原発」、「再稼動」と言った言葉がわずかに見えます。2面にも、
続いています。その見出しの中に、
17.「再稼動 自民は触れず」
・・・・過去の多くの例からして、ダンマリを決め込んでおいて、多数を取った
ら、「みとめられた」というのが常套手段なんでしょう。
28面社会欄に、17.の記事、その横に2.の類似記事があり、解説に、
18.「原子力とゼネコン」と題して、
記事「・・・・・・原子力開発機構は、・・・・2005年10月以降、除染事業がス
タートした11年末までの6年間で、大成建設、鹿島、大林組などゼネコン14社か
ら計84人の出向を受け入れた。原子炉メーカーや電力会社も多数の出向者を出し
ている。」
・・・・と記事は結ばれています。これでは、普通の人の目線でのまともな仕事
はできていないでしょうね。
今朝の紙面は、以上のようです。

★ 中西正之 さんから:
玄海原発3・4号がフイルター付ベントの設置が5年間猶予されている問題
はこれからの川内原発、玄海原発の再稼動阻止の為には、重要な問題と思われます。
私の提案に不備があればお知らせください。
また、川内原発の情報が有れば、お知らせください。
原子力規制委員会が再稼動の為の新規制基準発表し、九州電力が補強工事による
再稼動の申請書を提出しています。

 原子力規制委員会の再稼動の為の新規制基準にはたくさん問題が有ると思わ
れますが、経済産業省出先や九電渉外担当者、福岡市担当者、民主勢力もフイル
ター付ベンドの5年間の猶予による格納容器爆発の危険はあまり知られていない
のではないでしょうか。大事故の有った東京電力の福島第一発電所の原子炉に
は、参考図のような、ベンドと高層煙突のような排気塔が付いています。  メ
ルトダウン事故が有った場合、格納容器や原子炉建屋が水素爆発や蒸気爆発する
可能性がありますが、福島第一の格納容器は窒素封入がしてあるので水素爆発は
しません。又、水蒸気爆発を防止するために、ベントが付いています。  た
だ、福島第一のメルトダウン事故の時は、フイルターが無いので、大量の放射性
物質を放出する事をためらい、格納容器が爆発するかも知れないほど格納容器圧
が上がって、ベントをしようと試みると、ベントが開かずに、格納容器の一部が
爆発し、大量の放射性物質が排出されました。しかし、幸いにあの程度の排出で
すみました。そこで、新基準では、沸騰水型原子炉ではベントにフイルターを付
けないと再稼動が認められない事になりました。九電の加圧水型原子炉の格納容
器は容量が大きいので水素爆発や水蒸気爆発をしても格納容器圧力の上昇度がゆ
るいという理由で、ベントがありません。  しかし、格納容器には窒素封入が
無いので、水素爆発が起こりやすく、同じ加圧水型原子炉のスリマイル島の原子
炉では、水素爆発は起こりましたが、幸いにも格納容器は破損しませんでした。
最近になって、水素爆発防止のために、触媒式水素除去装置を設置して、フイル
ター付ベントがない事をごまかそうとしています。しかし、こんな設備で水素爆
発が防げるとは思われません。九電の玄海3・4号炉には、原子炉建屋が無く、
格納容器を原子炉建屋代わりにしています。  又、水蒸気爆発もしやすいの
で、1/4モデル試験のような格納容器爆発が起こりやすく、原子炉建屋の無い
九電の玄海3・4号炉の格納容器が爆発すれば、福島第一の大事故程度ではすま
ないと思われます。原子力規制委員会が格納容器の爆発防止設備の取り付けを5
年間免除して、稼動を許すことを追及しなければならないと思われます。

★ くじゅう さんから:
みなさま
  再度、7/22 韓国原爆被害者2世を囲む会集いお知らせ。
  広島原爆の朝鮮人被害者が韓国に帰国し、陜川(ハッチョン)という村に住
んでいらっしゃいます。
  その2世、3世の方々が、被ばくの影響(内部被曝)と考えられる障害・疾
患に今も苦しみ、同時に被ばくとの関連性について認められないまま、戦後、幾
重にも差別を受ける中で、貧困の日々を生き抜いてきていらっしゃいます。
  そうした中で、患友会を創り、互いに支え合いながら、その被害を訴え続け
てきました。

  7月19日から、その患友会会長の韓正淳さんが、来日されました。
この機会に、ぜひ、彼女のお話に、直接お耳を傾けていただき、その現実を知っ
ていただければ、と願うものです。

  日本が戦前、朝鮮半島を植民地化してきた責任問題として、こうした朝鮮半
島からの移民時の被ばく問題を、ご一緒に考え、支援していきたいと、考えます。

【交流会】韓国原爆被害者2世を囲む会
ゲスト : ハン・ジョンスンさん(「患友会」)、チン・ギョンスクさん(「患
友会」事務局長)
日 時 : 7月22日(月) 午後6時30分(開場6時) 
場 所 : 中原市民館2F第2会議室(東急・JR 武蔵小杉駅から7分)
所在地 : 川崎市中原区新丸子東3―1100―12パークシティ武蔵小杉
      ミッドスカイタワー1・2階(電話044-433-7773)
参加費 : 資料代として500円
主 催 : 日韓市民連帯の会・被爆2世問題を考える有志
連絡先 : 080-5051-7344(岡田)
※会場は姉妹団体「市民連帯神奈川」名で借りています。

プログラム:   
①DVD上映:韓国での被爆者・被爆2世の報道番組(予定)
②ハン・ジョンスンさん、チン・ギョンスクさんのお話
③経験談交換・質疑応答・討論 

 放射線被ばくかどうかの「認定は後、まず命を守ろう」と病を押して闘ってこ
られた 在韓被ばく者2世のお話を聞く会です。
 ご両親が広島で被ばくされたハン・ジョンスンさんは、無血症壊死症を病み、
お子さんは先天性脳性麻痺。被ばく2世の団体「患友会」第3代会長を務めました。
 チン・ギョンスクさんは、被ばくされた両親から生まれた子どものうち、
健常者だった人から生まれましたが、甲状腺機能亢進症を病んでいます。
現在は「患友会」事務局長。
 是非、お二人の声に耳を傾け、参加者みなで考えていきましょう。

★ 崔 勝久 さんから:
・韓国「脱核」市民交流報告 ~市民による国際連帯とアジア平和 のために
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_9850.html
7月20日(土)の報告会。「韓国ツアー」の報告と、
国際連帯を実現するために日本社会の実態をどのように見るのかということを
在日の立場から説明。真剣に耳を傾けてくださったことに感謝。

・「日立就職差別裁判糾弾闘争と植民地主義」企業内植民地主義-朴鐘碩
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_20.html
横浜国大での講演内容です。
民族差別を犯したこと、社内での沈黙を強いる力(体制)、それと
原発輸出を敢行する日立、それを内側からえぐります。

★ 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)さんから:
青柳行信さま
いつもありがとうございます
下記、どうか、皆様、よろしくお願いします

☆「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール
団体賛同のお願い   (重複ご容赦ください、転載・転送歓迎)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/123e.htm

 7月13日午後11時すぎ、インド政府は南インドのタミル・ナドゥ
ー州にあるクダンクラム原発1号機の準備的稼働を開始し、臨界に
達しました。21世紀インドでの最初の新規原発稼働となります。つ
い最近、ロシア原発建設会社での汚職事件から、この原発で使用さ
れた資材が不適正な品との情報があり、人びとの怒りと反対運動は
高揚していました。フクシマ事故からさらに原発の危険を知った多
くのインドの人びとの反対を押し切っての暴挙です。
http://cndpindia.org/cndp-statement-on-koodankulam-reaching-criticality/

 これに対して、現地の反対運動の人びとはウダイクマールさんを
中心として、7月15日に「運動700日達成」として大規模な集会と
「ダイイン」を繰り広げました。
https://fbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net/hphotos-ak-ash3/p480x480/58282_498721
920205902_1290523531_n.jpg

 商業運転は8月末からとされていますが、インドの人びとの怒り
は一段と燃え上がっています。7月25~28日に、西インド・グジャ
ラート州の州都と原発建設計画地ミティビルディで、「原発反対
全インド民衆大会」(the People’s National Convention Against
Energy)が開催されます。 http://cndpindia.org/

 広大なインドで点在していた反原発の運動団体が一堂に集まり、
「原発反対 インド民衆憲章」
(The People’s Charter Against Nuclear Energy)を採択し、
さらに現地の反原発運動を支援する行動も行います。

 現在、サイト上では「憲章案」が、広く各団体や個人に閲覧でき
るようにされ、多くの意見を集め、最終的に「憲章」が確定すると
のことです。インドで反原発運動が一つになることは、画期的であ
り、「憲章」の内容も質の高いものです。
http://cndpindia.org/draft-the-peoples-charter-on-nuclear-energy/

 クダンクラム原発運転開始に反対し、「原発反対 全インド民衆大会」
に連帯するアピールを送りましょう。大会では、主催者より英文にて
紹介・配布してもらうこととなっています。

 どうかみなさま、下記の「連帯アピール」に
団体賛同をお願いいたします!
 賛同団体は、24日16時まで募ります。「団体名(日本語)」「団体名
(英語またはローマ字)」「都道府県」をメールしてください。
→ sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

「連帯アピール」呼びかけ発起人一同
    (連絡先:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール

「原発反対 全インド民衆大会」に、日本から連帯し、「憲章」に
賛同するアピールを送ります。

 日本メディアも、クダンクラム原発の「臨界」を報じました。私
たちは、インド政府が、クダンクラム周辺住民たちの強い反対運動、
そして多くのインドの人びとによる原発の危険性への告発を無視し
たことに抗議します。

 クダンクラムのみなさんが700日に及ぶ長く激烈な闘いを続けて
こられたことに、心から敬意を表します。みなさんの勇気ある行動
が、福島原発事故後に日本で原発に反対する人々にどれだけ力を与
えてくれたことでしょう。クダンクラム原発反対運動は、核のない
世界に向けた歴史の中で、非暴力での粘り強い戦いとして、重要な
位置を占めています。たとえ稼働が開始されたとしても、クダンク
ラムの皆さんに対する私たちの連帯の思いは変わりません。あの反
人道的で危険な怪物を止める日は、きっと来ると信じます。その日
まで、私たちもあなたがたに恥じることがないよう、核のない世界
をめざして日本で全力を尽くします。

 2011年3月11日のフクシマ原発事故では、約15万人の人びとが
避難を強いられ続け、廃炉への計画もできていません。しかし、日
本政府は停止中の原発の再稼働をめざし、さらに、原発の輸出を推
進しています。輸出対象国の一つがインドであり、「原発反対 全イ
ンド民衆大会」の開催地グジャラート州のミティビルディが候補地
です。

 私たちは、ヒロシマ・ナガサキにおける戦争被爆国として、フク
シマ事故を発生させた国として、原発と核兵器に強く反対します。
そして、日本の海外への原発輸出、インドにおける原発推進にも強
い反対を表明します。
 
 インドは、3.11以降も原発推進の政策を固持し、クダンクラム原
発の稼働により、フクシマ事故後に初めて原発を新設させました。
原発は「絶対的に安全」とする「ニセ安全神話」は、チェルノブイ
リ事故やフクシマ事故だけでなく世界各地の原発事故で、すでに崩
壊しています。

 こうしたなか、広大なインドから原発に反対する多くの人が集う、
「原発反対 全インド民衆大会」の開催は、まさにインド民衆の反
原発運動を飛躍的に発展させるでしょう。

 私たちはインド政府に対して、民衆の声を聞いて原発推進政策を
放棄することを求めます。クダンクラム原発の稼働中止とすべての
原発新設計画の断念を求めます。核のない世界を作るためにインド
が先頭に立つよう求めます。
  
 私たちは今後、日本からインドへの原発輸出を止めるため努めます。
 
 みなさんの大会が成功されるよう祈念します。そして、みなさん
が生活の場に戻られ、活力と工夫ある反原発運動を展開され、イン
ドが原発ゼロとなりますよう!

 みなさんが「脱原発」の新しいインドを実現できるよう、日本の
私たちも共に闘います。
 クダンクラム原発反対!
 インド政府は、原発推進政策を放棄しろ!

2013年7月25日
以下、賛同団体名

★ 伊藤莞爾 さんから:
友人のみなさんへ
「100年の谺」上映会は、いよいよ本日となりました。
場所 小倉南区生涯学習センター4階ホール
とき 7月21日2時開場 2時30分開会

参議院選挙当日とも重なり、大変おいそがしいことと推察いたします。
マスコミの評価では、自民・公明が圧勝としています。
自民圧勝となれば、憲法改悪、原発の再稼働、TPP、消費税増税、公共料金引き
上げ、賃金切り下げ生活保護など社会保障予算の削減、などなどやってくること
は目に見えています。
また、民族主義をあおり、自衛隊を「国防軍」にし、中国や韓国、朝鮮を敵視し
て戦争のできる国にしようとするでしょう。
もちろん、国民の多くはこれに反対するでしょう。
反対する私たちに対して権力で押さえてくることは、あきらかです。

100年前の時代によく似ているといえるのではないでしょうか?
大逆事件の起こった1910年は、「日韓併合」がおこなわれ、朝鮮を完全に日本の
支配下に置いた年です。「外に侵略、内に抑圧」を強めた時代です。

もちろん、この時代と違うのはアジアの国々が政治的に独立し、経済的にも軍事
的にも強くなっています。
日本の軍事侵略を許すはずはありません。
日本人もかつての権力に従順な日本人ではありません。
100年前の轍を踏まないように、歴史を学びきしょう。
上映会に来てください。よろしくお願いいたします。

○----------集会等のお知らせ----------○

●<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>●
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


□■「ねじれ解消が最大の争点」の欺瞞(2)


  ◎◎◎◎┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓◎◎◎◎
      ┃Y・記・者・の・「・ニ・ュ・ー・ス・の・検・証・」┃
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

□■「ねじれ解消が最大の争点」の欺瞞(2)
  ──自民独走を許せば、ツケは破壊的に膨れ上がる

 参院選の中盤から終盤に差し掛かる状況を、まず数字でみておこう。

 共同通信社が13、14両日に実施した全国電話世論調査によると、比例代表の投
票先は、自民30・6%、民主7・4%、公明7%、維新4・9%、共産党3・8
%、みんな3・3%、生活1・5%、社民0・7%、みどり0・2%だった。ただ
し、「まだ決めていない」34・3%で、「情勢が変化する可能性」を指摘してい
る。この記事は15日に配信された。

 投票先を決める際に重視する課題としては、「景気や雇用など経済政策」35・1
%、「年金や医療など社会保障制度」26・6%、「消費税増税の是非」9・7%、
「原発再稼働の是非」6・8%の順だった。

 また14、15日実施のANN世論調査(テレビ朝日系列)によると、政党支持率
は、自民42・8%、民主10・6%.公明4・1%、みんな4・7%、生活0・6
%、共産5・5%、社民1・0%、みどり0・0%だった。

 テレビ朝日は、「参議院選挙の投開票日まで、あと5日になりました。これまで6
割前後をキープしてきた安倍内閣の支持率が、今回、46.4%と政権発足以来、初
めて5割を下回りました」と伝えた。

 「アベノミクスへの期待感に陰りが出てきているためとみられます」として、その
理由を「政権発足から半年以上がたったものの、景気回復への実感がない」と答えた
人が7割以上に上ることから、アベノミクスへの期待感が落ちてきているとみられま
す」と付け加えた。

 参議院選挙で重視する政策については、景気対策31%、年金社会保障19%、原
発11%、震災復興9%などの順。なお、原発関連では、原子力安全委員会の安全基
準に合格した「原発の再稼働」については、支持しない45%、支持する36%。今
後の原発政策については、「原発ゼロ」46%、「安全性高めて継続」41%。

 また、共同通信社が14~16日に実施した第23回参院選の終盤情勢調査では、
政党支持率は自民34・5%と、4、5両日の序盤情勢調査から5・4ポイント下落
した。続いて民主9・5%、公明5・1%、維新3・9%、みんな3・4%、共産
3・4、社民1・0%、生活0・7%、みどり0・3%、新党改革0・1%となって
いる。支持政党なしは29・2%(序盤情勢調査から6・6ポイント増)。
 自民支持層の75・7%が、比例代表で自民党に投票すると回答している。

 上記、最初の二つの調査を見ても、投票行動では、以下のようなテーマが重視され
るものと思われる。

1 「景気や雇用など経済政策」
2 「年金や医療など社会保障制度」
3 「原発再稼働の是非」
4 「震災復興」
5 「消費税増税の是非」

 雇用については、安倍政権は「限定社員制度」の促進に顕著なように、不安定就労
の形態を増やし、正社員の削減を推し進めている。ブラック企業の告発も相次いでい
る。小泉自公政権が進めた「弱肉強食」路線は破綻し、自公政権は退場へと追い込ま
れたが、安倍政権はそれにブレーキをかけるのではなく、それをさらに強化しようと
している。安倍政権には、崩壊しつつある日本社会の抜本改革、日本社会の再構築な
ど到底無理であることは、すでに明白である。

 景気については、いわゆるアベノミクスに象徴されるわけだが、「景気回復への実
感がない」「アベノミクスへの期待感に陰り」の報道ですでにその乱暴さが白日の下
にさらされつつあるが、依然、その浸透は遅れているのかもしれない。

 景気面では、神奈川新聞が14日から16日に実施した世論調査がある。
 アベノミクスを「評価する」は18・1%、「どちらかといえば評価する」は43
・7%。「どちらかといえば評価しない」16・4%、「評価しない」14・1%。
「分からない・無回答」は7・6%。積極的な肯定評価が18・1%、積極的な否定
評価が14・1%ということだけみても、依然、肯定評価が否定評価を上回っている
ようだ。

 この調査では、肯定的な受け止め(おそらく「評価する」「どちらかといえば評価
する」の合算と思われる)は20代73・2%、30代63・5%、40代66・8
%、70代以上でも53・1%を占めたという。

 一方、商工自営業の評価は、43・7%とやや低かったとしている。職業別でも全
般的に肯定的な受け止めだったことから、記事は、「経済政策の恩恵が行き渡るのに
時間がかかるとされ、中小経営者らの慎重な姿勢がうかがえる」としている。

 この調査では、<「評価する」「どちらかといえば評価する」を合わせた肯定的な
受け止めは、61・8%に上った>としていることから、一般的な期待や感覚をベー
スとした評価と、商工自営業などの確固たる売り上げや販売、利益などの数値を基礎
とした評価とが混同して出ている。

 また、この調査では、「評価しない」とした人の投票先は選挙区、比例代表ともに
「共産党」との回答が最も多かった。「評価しない」と回答した人の比例代表の投票
先は共産党が18・5%でトップ。次いでみんなの党13・8%、民主党8・4%と
続く。神奈川選挙区の投票先は、共産党元職が2割強でトップ、みんなの党新人が1
割強だった。その他の候補者は1桁以下にとどまった、という。

 現状は、この調査が示すように、期待と実感、実態が入り混じったところにあると
いえるのだろう。大事なところにここまで迫りながら、もう少し突っ込んだ取材や分
析があればと思う。そうすれば、「経済政策の恩恵が行き渡るのに時間がかかるとさ
れ、中小経営者らの慎重な姿勢がうかがえる」との見方は、もう少し違うものになっ
ていたかもしれない。

 アベノミクスは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦
略を掲げた。その第一とした金融緩和政策は、円安・株高を反応として引き出し、景
況感の好転と年度末の企業の決算数値の改善に一時的に寄与した。

 しかし、消費増税を見せ金に後代に膨大なツケを残しながら、一時的な景気刺激策
にとどまり、内需喚起につなげる政策のミックスを欠く。円安による輸入品価格の高
騰、国債の暴落と長期金利上昇のリスク、財政再建の遅れと消費増税圧力の増大など
によって、日本経済の構造を負のループへと陥らせる危険を秘めている。

 この点に、さらに次のロイター企業調査をかぶせて、検討を深めておきたい。

★ロイター企業調査
 「自民単独過半数かつ改憲勢力で3分の2以上」への期待は10%どまり

 ロイター通信が19日発表した企業調査(実施期間:7月1日から12日まで、対
象は400社、回答社数は260社程度)によると、アベノミクスの短期景気浮揚効
果への評価として「かなり大きい」46%、「あまり大きくない」51%だった(1
月調査とほぼ変わらず)。

 「消費マインドへの効果は予想以上だったが、投資マインドはあまり改善されてお
らず、当初の印象と大きく変わらない」(電機)とする指摘。「あくまで短期の政
策。実体が伴わないとむしろマイナスになる危険がある」(卸売)との見方もある。

 <アベノミクスについては、短期的景気浮揚効果も副作用も限定的とみており、政
権発足時と比較して、失望もなく予想以上の成果も伺えない。ただ、日本の財政が欧
州のような危機に3─5年以内に陥るとの見方が大幅に増え、財政への懸念が強まっ
ている>というのである。

 調査では、日本の財政状態が欧州のような危機を招く恐れがあるとすればいつごろ
かも聞いている。「3─5年以内」37%(1月調査=25%)、「10年以内」
68%(1月調査=57%)と、危惧する見方が大幅に増大している。この点も留意
しておく必要がある。

 企業人のなかでは、アベノミクスは、あくまで短期の政策と割り切った見方がかな
りはっきり存在しており、その短期の効果のほども「あまり大きくない」51%とい
う冷静な受け止めがなされていることがわかる。

 さらに、また、アベノミクスの「副作用」については、中長期的な副作用について
「あまり大きくない」との回答が61%(1月の62%とほぼ変わらず)だったが、
一方で、日本の財政状態が欧州のような危機を招く恐れがあるとすればいつごろか聞
いたところ、3─5年以内との回答が37%、1月調査の25%から大幅に増加、
10年以内の発生を予想する回答は1月の57%から68%に増えた、としている。

 アベノミクスは、短期的景気浮揚効果も副作用も限定的で、政権発足時と比較し
て、失望もなく予想以上の成果も伺えないが、ただ、日本の財政が欧州のような危機
に3─5年以内に陥るとの見方が大幅に増え、財政への懸念が強まっている、とまと
められるわけだ。

 この調査は、来る参院選挙で期待する結果についても尋ねている。
 企業の立場からは、<「自民・公明で過半数」が望ましい>が回答企業の46%で
トップを占め、「自民単独過半数」は31%にとどまっている。

 その理由については、「自民・公明で過半数」との回答が最多だったのは、「自民
単独過半数では牽制機能が働くなる恐れがある」(化学)との懸念からで、「アジア
強硬外交」や「改憲議論」への抑制役として、公明党への期待感を挙げる声が多かっ
たという。

 これは、「自民過半数割れで第1党」との回答でも、同様の「牽制の必要性」を挙
げる企業が多いという。「自民単独過半数」への期待を回答した企業では、「長期的
視野にたった安定的な経済運営」(輸送用機械)を期待しているようだ。

 また、「自民単独過半数かつ改憲勢力で3分の2以上」との回答は、10%どまり
だった。その理由は、「改憲までは行き過ぎであり、もっと議論が必要」(非鉄金
属)などで、敬遠されている。これは、「自民・公明で過半数」が望ましいとした回
答で、「アジア強硬外交」や「改憲議論」への突進を警戒する姿勢と共通する。

 企業人にとって、アベノミクスは、短期的景気浮揚効果も副作用も限定的で、読み
込み済み。それよりも、安倍政権の「アジア強硬外交」や「改憲」路線へ突進が要警
戒で事項であり、そうすれば日本の政治の安定感は失われるとみていることがわか
る。「自民単独過半数かつ改憲勢力で3分の2以上」への期待は10%どまりで、か
つ「自民単独過半数」は31%を占めるに過ぎないことも、しっかりおさえておく必
要があろう。

 アベノミクスの「金融緩和政策」は短期しか見込めず、「財政政策」では福祉の削
減と増税・負担増を国民に迫り、一方で公共事業などにばら撒きの可能性、「成長戦
略」には具体性が伴わず、労働者の保護基盤をさらに脆弱にする可能性もある、など
の見方が存在することについての予備知識があれば、神奈川新聞が行った世論調査の
分析では、アベノミクスを評価する回答と、商工自営業などが示した厳しい見方の相
違・乖離について、深く迫る必要に気づけたかもしれないと思う。

 さまざまな制約があるなか、せっかくいいところまで迫りながら、それを生かし切
れなかったように感じられて残念でならない。それにしても、アベノミクスへの企業
人の醒めた見方と、「評価する」の声のあまりの乖離、溝の深さはいったいどこから
発生しているのだろうか。

 マスメディアの手放しの煽り、検証の甘さ、批判の弱さについては、いまだに、言
い逃れのできない状況にあるのではないか。

★「白紙委任状」を渡してしまえば、ツケは払いきれないほど高額に

 続いて、参院選の投票日が迫る中、海外は安倍政権をどうみているのか。「HUF
FPOST」が17日付で<安倍政権の課題を海外メディアが指摘>の記事にまとめ
ている。そこからポイントだけ拾い上げてみる。

 フィナンシャル・タイムズ紙は、TPPについて安倍氏が「自民党は、TPPに参
加はしても、食糧が国の要であることは熟知している。食は必ず守る。安心してほし
い─-」との演説などに着目。

・米議会の承認手続きが必要なため、初参加の日本はTPP交渉の場に、23日から
の合流となる。関税関連の交渉には参加できず、知的財産権などが俎上に上がる会議
のみへの参加となる。

・安倍首相の選挙演説は、いかにも、「700%」の関税がかかる米を含め、現状維
持を確約するかのようだが、もともと関税の関税撤廃と自由貿易を標榜するTPPに
おいて、農業に「強い」米、豪などの各国が手つかずの聖域を守るとは考えにくいと
されている

・安倍首相は「守る」というが、「どうやって」には触れない。その論調からすれ
ば、しょせん、補助金頼りになりかねない。

 続いてブルームバーグ。日本通のコラムニスト、ウィリアム・ペセック氏は、「外
国人が日本国内から見た日本」を掲載、年金問題、高齢化社会、世界最大規模の借
金、急上昇するエネルギー価格、アメリカとの基地問題─日本が抱える問題は山積み
だとして、にもかかわらず「不安の声はなぜ上がらないのか。自民党の圧勝が既成事
実視されるのはなぜなのか?」「TPP参加表明によって、一種、切り捨てられた観
のあるこの人々はなぜ、その力を行使しないのか」

 これについて同氏は、20年に及ぶ経済低迷や貧困と失業者の蔓延であきらめムー
ドが漂い、リーダーがころころと変わることに嫌気がさしているに因を見出している
が、しかし、それでも、安倍氏になんでも思いのままにできるほどの「白紙委任状」
を渡してしまえば、そのツケは払いきれないほどの高額になるかもしれない。バラン
スを見極めて、選挙権を行使すべきだ、と提言している。

 さらに、ロイターが、自民の圧勝を予測しつつ、それがかえって安倍氏の仇となる
との見方を分析記事で示していることも紹介している。
 ロイターは、「本当に日本に必要なのは徹底的な改革だが、それを断行する度胸も
ビジョンも安倍にはなく、しょせん、大風呂敷を広げているに過ぎない」との識者の
談を紹介、種々の思い切った手を打たなければならないときだが、安倍氏は安定志
向、懐柔型で首相の持つ権力を活かした断行はできないとの見方を示している。

・皮肉にも「圧勝」こそが、安倍氏の「改革」足かせとなる可能性があるという。選
挙のために「国益優先」の姿勢を守っている候補者たちも、ひとたび当選すれば、次
の参院選、つまり2016年まで身分を保障される。そうなれば、それぞれの支持基
盤の「既得権益」を守ろうとし、総理に「物申す」可能性が高い。

・安倍氏にとって「悲願」である憲法改正にも通じる。同盟を組む公明党は改憲には
及び腰であり、国民の直接投票にかける要件である、議員の3分の2の票が集まるか
は怪しい。中国・韓国との関係を悪化させるにちがいない「アキレス健」、靖国参拝
についても同じで、結局、参拝を期待する支持者と、隣国との関係悪化を恐れるそれ
以外との板挟みに苦しんでどちらつかずになりかねない。

 以上、「HUFFPOST」のまとめをさらに要約したので、ぜひ、全文をお読み
になることをおすすめしておく。

★「大勢」が熟慮や議論や検討よりも前に形成され、権威づけられ補強される危険

 以上、いくつかの世論調査などについて、ざっとみてきたが、景気・賃金の浮揚、
社会保障制度の安定・拡充、原発再稼働なし・原発ゼロの実現、震災復興の速やかな
進行、消費増税の安易な実行反対など、民意の強さが伺える事項について、安倍政権
は消極的ないし、まっこうから対立する姿勢を示している。

 「政治の安定」を求める民意が高まって、それが自民党への高い支持につながりそ
うだという傾向もみえてきたが、そこには大きな落とし穴がある。安倍政権は参院選
にあたって「国会のねじれ解消が最大の争点」のようにいっているが、「最大の争
点」は、選挙民の要請・要求と、かろうじて政権についたあとの自民党の政策、今回
の公約とのねじれである。そこには昨年末の総選挙時に自民党が掲げた公約と、政権
に就いてからの政策転換(公約破り)も含まれる。

 「政治の安定」を求める声が高まっているいまだからこそ、この自民党自身の野党
時と与党になってからの転身・ねじれ、政権と民意の大幅な乖離こそが、いまの日本
社会にとって最大の課題になっていることを、政党もマスメディアは隠してはならな
い。

 マスメディアが垂れ流した誤謬──「衆参のねじれは、今度の参院選で解消できる
のか」は、「ねじれはないほうがよい」というゆがんだメッセージを発信している。
そこにはまた、誰が担うどのような政権であれ、「安定政権をつくることが、国内的
にも国際的にも必要なことだ」という短絡したメッセージが内包されてる。

 それは、いわれもなく不当に、ただ資本の論理によって断崖絶壁に立たされ、不安
と失望のなかで孤軍奮闘を余儀なくされている数多くの、広範な年代に広がる人々の
苦しみを代弁しているわけではない。

 公示とともに流された自民の「圧倒的勝利」を伝える選挙予測報道、そしてそれと
並行して流される政権の動きや政党などの動き。そこにどれだけ、いま私たち国民
が、公権力をゆだねる人物を選択するために、必要な報道や論評を行うという姿勢を
見出せただろうか。

 いま私たちが直面する危機を、率直に伝え、解決へと向かう道を探ったり指し示し
たりする番組や記事は、こぞってネットワークを介して広く拡散され共有もされた。
しかしながら、テレビはエンタテイメントと事件報道が主流を占め、いま必要なテー
マをいま必要だということを気づかせてくれる番組はそのなかのほんの一握りにとど
まる。新聞も大手紙ほど、いま欠かしてはならないこと、繰り返し伝えねばならない
ことを伝える努力を欠き、日常の紙面構成の枠を外すことなく推移してきた。

 昨年末の総選挙でかろうじて政権に復帰した自民党は、民主党政権が空中分解して
ゆく過程につけこみ、後代に膨大なツケを残すその場しのぎの金融緩和と景気刺激策
で人心をひきつける策を採用した。

 マスメディアの多くは、その政策に期待される効果やリスクについて、冷静に整理
し提示する姿勢を欠き、アベノミクスの喧伝に手を貸し、復帰した安倍政権の検証を
ないがしろにしてきた。5月以降に顕著に現れた円と株の乱高下に際しても、政権の
アナウンスを鵜呑みにして、それを右から左に垂れ流すのが精一杯だった。

 経済・福祉政策でも外交政策でも、弱肉強食の新自由主義に毒され、無策無能、乱
暴極まりない政治を行った自公政権に業を煮やし、彼らを政権から引き摺り下ろした
民意を、政権交代可能な日本づくりという古びた表面的な理屈のなかに纏め上げよう
としたマスメディアの上滑りは、そのまま民主党政権の時代にも引き継がれ、民主党
もそのまま上滑った政治で自己崩壊のプロセスをたどった。

 マスメディアは民主党政権の歴史的役割と功罪について深く掘り下げることなく、
時代の検証を怠ったまま、大規模金融緩和による円安・株高誘導という目先の短期
的、その場しのぎの政策でしかないアベノミクスを、時代の閉塞を打ち破る大事業で
もあるかのように持ち上げた。

 その化けの皮がはがれた5月下旬になっても、マスメディアからは、その「大胆な
金融政策」の限界とリスクを論じ、安倍政権のいう「財政政策」「成長戦略」の中身
のほどを検証し警鐘を鳴らす姿勢は、本流として出てくることはなかった。そして、
参院選が迫るなかでも、そのまま「ねじれはないほうがよい」「安定政権をつくるこ
とが、国内的にも国際的にも必要」という安倍政権の独りよがりを、そのまま根拠不
明、時代認識不明のまま垂れ流した。二大政党論に象徴されるメディアの貧困は、政
治を、政党と政党の力のゲームと矮小化した風潮へと引き継がれ、そのまま今回の参
院選へと突入してきたのだ。

 原発の問題、大量失業と貧困・格差の蔓延の問題、年金・福祉制度の再構築の問
題、税制の問題、それらすべてとかかわる経済政策の再構築の問題(関連するTPP
参加のリスクの問題)、米軍基地・オスプレイ導入の問題等々、いま日本社会が直面
する重要な課題について、報じ、論じ、検討を深め、問題を問題として共有し、問題
解決の方途を早期に見出してゆくプロセスを、日本社会は歩んでいない。

 マスメディアによる「大勢」が熟慮や議論や検討よりも前に形成され、権威づけら
れ補強される。その結果、その後の熟慮、検討による変化の伝達が遅れ、より広範な
議論、検討、熟慮が遅れたり形成されなかったりする現象を生み出している。

 マスメディアは、自分たちが送り出し、結果として形成している擬似環境について
の検証を、これ以上放置するわけにはいかないところまで来ているように思えてなら
ない。

 自民党はかつて、長期政権によって政財官の一体化を進め、公共事業などをめぐる
利権をテコに地域の金と票をまとめ、強固なムラを形成するなどして、日本の政治の
進展を滞留させてきたが、今度はマスメディアが、それを代替する存在へと堕そうと
してないか。

 意図してであろうと、そうではなかろうと、結果的にマスメディアが逃避の道を用
意し、目をふさぎ、口をふさぐ役割を果たしいるのであれば、これは安倍政権が指し
示している亡国の道と同類である。

 放送の編成、新聞の紙面のありようは、これまでのままでいいのか。同じ時代を生
きる私たちが、ともに時代を直視し、立ち向かい、改革を成し遂げてゆく力の源泉と
しての役割を果たすために、マスメディアはもういちど現状を真剣に見直し、態勢を
しっかりと立て直し、整え直す時期に来ているように思う。


自民30・6%で1位守る 共同通信世論調査(サンスポ15日)
http://www.sanspo.com/smp/geino/news/20130715/pol13071505090001-s.html
安倍内閣支持率“5割切る”政権発足後初…(テレ朝16日)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000008811.html
参院選の本社世論調査:アベノミクス評価は61%、批判票受け皿は共産
(神奈川新聞16日)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1307160027/
東北の経営者ら 参院選での経済論戦、物足りぬ(河北新報19日) 
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130719t72005.htm
参院選「大いに関心」31% 朝日新聞世論調査(朝日新聞18日)
http://www.asahi.com/politics/update/0718/TKY201307170782.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
ロイター企業調査:自民独走警戒で公明の抑止期待、財政危機不安高まる
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE96H08V20130718?sp=true
安倍政権の課題を海外メディアが指摘【争点:アベノミクス】(huffpost17日)
http://m.huffpost.com/jp/entry/3608990

メディアは真実を伝えているか!?


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<新着>
■07・25 メディアは真実を伝えているか!?
       横川和夫講演会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
主催 メディアリテラシー講座 実行委員会

日時:7月25日(木)10時~12時
会場:鎌倉商工会議所 301会議室 定員70名
    (JR鎌倉駅西口下車徒歩5分)
資料代:500円

講師:横川和夫氏(ジャーナリスト、元共同通信論説・編集委員)
        1937年生まれ。1993年日本新聞協会賞受賞。
        女子高生監禁殺害事件を取材した『かげろうの家』、
        『荒廃のカルテ』など編著書多数。)

 2001年1月に放送されたNHK教育テレビ「戦争をどう裁くか」の第2回『問
われる戦時性暴力』の内容が安倍晋三官房副長官(当時)ら国会議員の圧力によって
放送前に改変された事件を、今回の橋下大阪市長の従軍慰安婦発言で思い出された方
も多いと思います。改変されたNHKの番組は韓国、中国など8カ国から46人の元
慰安婦が参加して開かれた「女性国際戦犯法廷」の意義を報道しようとしたものでし
た。横川和夫さんは、この「女性国際戦犯法廷」を取材したジャーナリストの一人で
す。教育問題、少年事件を中心に日本社会の矛盾を一貫して追い続けてきた横川さん
からメディアの現場で何が起きているのか、お話をしていただきます。

<主催> メディアリテラシー講座 実行委員会
問合せ: nick0119@kamakuranet.ne.jp 090-1453-0243(清水)
参加される方は、連絡いただけると助かります。もちろん当日参加も大歓迎です。

生活と命が大切にされる政党を!(修の呟き)

花金の昨日、仕事の都合で途中からしか参加できませんでしたが、佐賀県庁前の橋の上での脱原発をアピールする行動に久々にご一緒させていただきました。このために準備をされている年配の女性がいるのですが、欠かすことなく毎回参加されていて、頭が下がります。
さて、私は先日期日前投票を済ませました。自民党圧勝がマスコミで伝えられる中、選挙区の投票先については悩みました。日本の未来のためには、原発推進でTPP推進、消費税増税推進、憲法改悪で私たちの命も生活も経済も農業も漁業も福祉も社会保障も破壊し、自由を奪い、子どもや孫を戦場に送る政策の自民党だけには勝たせたくないとの思いで、もしかして勝ちそうだったら民主党候補に多少は目をつぶって入れてみようと一時は思っていました。しかし、地元紙は自民党候補が断然優勢と伝えたため辞め、原発ノー、TPP反対、消費税増税反対、憲法改悪反対を掲げ、毎週金曜日の脱原発行動に参加し、有明海再生のためにも活動をしてくれている共産党のかみむら泰稔さんに投票しました。比例は有明海再生のために弁護士として活動し、各団体に協力要請でご一緒した共産党のもちろん仁比そうへいさんに入れました。
みなさん、ある牧師の話を思い起こしてください。「共産党員が迫害された。私は党員ではないからじっとしていた。社会党員が弾圧された。私は党員ではないから、やはり沈黙していた。学校が、図書館が、組合が弾圧された。やはり私には直接的な関係がなかった。教会が迫害された。私は牧師だから立ち上がった。しかし、その時はもう遅すぎた」と、ナチの運動が起こり、彼らがいろいろなことを始めたときに、自分が全く無関心であったことを悔い、恥じ入った。いま、無関心は許されません。どうか日本の未来を見据え、たとえ厳しい未来であっても、みんなの生活と命が大切にされる政党を選んでください。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第822日目報告☆

青柳行信です。 7月20日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第822日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月19日2903名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月19日1名。
野副与志也
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
暑い一日でした。 お疲れさまでした。
夕方の風が、テントでは心地よく感じます。
あんくるトム工房
来んしゃい 金曜 脱原発  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2533
甲状腺被曝 10倍   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2532
A列車に乗るな   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2531

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆賢人が「文明災」と叱りしを聞く耳もなき石頭宰相(左門 7・20-358)
※哲学者・梅原猛さんが、いち早く《原発事故は「文明災」。
自然との共存に帰ろう》(朝日新聞、2012・1・1)と訴え、
その主張を『人類哲学序説』(岩波新書、2013・4・19)にまとめられた。
第五章(結論)は、「森の思想」=「草木国土悉皆成仏」の実現は
「西洋哲学から、人類哲学へ」進化するのでなければならないと説いておられる。
石頭を柔軟にするために、シッカリ学び、思想・行動の原点にしたい。

★ 金子譲 さんから:
【Kさんを支える会:福岡で不当逮捕された原発事故避難者のKさんの裁判に「公
判前整理手続」を採用せず、公開の裁判で審理してください】
新しいネット署名キャンペーンをスタートしました。署名とこのキャンペーンの
拡散をお願い致します。 http://t.co/FwSaSw9Rgj

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<菊地洋一さんの講演会>をお知らせ致します。
青柳通信の7月1日に菊地洋一さんの講演会のお知らせが掲載されましたが、い
よいよ7月20日がきました。
以前の講演会のお知らせから日にちが経っており、その間に、九州電力が川内の
1・2号の原発の再稼動申請を7月8日に行い、玄海3・4号の申請を7月12
日に行い、原子力規制委員会が一斉に審査を始めたので、情勢が緊迫してきました。

新規制基準の問題と、新規制基準は原発の幾つもの危険性に目を瞑り、原発の再
稼動を一日も早く始めるための、お墨付きを与えるものであることを九州の市民
に知らせなければ成らないと思います。
いま、九電の申請があったので、再稼動反対の声は大きくなり始めましたが、新
規制基準の内容に踏み込んだ反対はあまり無い様に思われます。

菊地洋一さんは特に原子炉技術の専門家ですから、新規制基準の問題と、新規制
基準は原発の幾つもの危険性を無視している事の、詳しい話を聞いてこようと思
います。飯塚市出身の清水亜矢 さんからの報告を再度掲載いたします。

青柳さま
いつも情報のシェアをありがとうございます。
お忙しいところ恐縮ですが、講演会の情報の拡散をお願いできれば幸いです。

飯塚市にて、菊地洋一さんの講演会を開催致します。
再稼働について、もう一度みんなで考えてみようという企画です。
技術者の方のお話なので、男性向けの企画になればなあと言う気持ちもあります
が、菊地さんのお話はなんせリアルで身近な感じなので、女性にもおススメです!

「福島のプラントをつくった元GE技術者 菊池洋一氏 筑豊で語る」
7月20日土曜日午後 2 時から4時まで
イイヅカコミュニティセンター( 福岡県飯塚市飯塚14の?67)
2階展示ホール
チケット 700 円 ( 前売り or 予約 0948-72-0007 )
託児無料 要予約 0948-72-0007 *18日まで
主催 原発知っちょる会
講師プロフィール
1941 年岩手県釜石市生まれ。 1973 年 3 月からの 7 年 4 ケ月、米国の原発関
連会社 GETSCO(=GE)の原子力事業部極東東京支社企画工程 管理スペシャリスト
として東海原発2号、福島第1原発 6号機の建設に広く関わる。各セクションの調
整、日立、 東芝、IHI、ゼネコン等のスケジュールチェック、 米本社への現場
報告書の作成など。 古い原子炉内改造工事の安全管理者の仕事を終え退社。 宮
崎市串間市に在住。 元鹿児島大学非常勤講師(「地球環境エネルギー論」)。

 菊地さんは、もともと原発を造っておられた技術者です。「どうか事故りませ
んように。日本のためになりますように」と情熱を込めて原発を造っていらっ
しゃった菊地さん。今、原発について何を思うのか、語ってくださいます。
 技術者ですから機械のお話をされるのですが、目の前で起こっていたことのお
話なので、とてもリアルで分かりやすく、圧倒的な説得力があります。初めての
方にもおススメです。大切な方を誘っていらしてください。

ちなみに個人的な好みですが、菊地さんは、声となまり(東北なまりだと思いま
す)がとってもカッコ良く、渋いです。
先日幸運なことに鹿児島でお会いできたのですが、生で聞くとますます渋かった
です。よろしかったら是非(^^)/

★ 仲村渠政彦(Masahiko Nakandakari) さんから:
青柳様
暑中お見舞い申し上げます。

 懸崖に 仰ぐばかりの ぬける空 海鳴りしぶく デジャヴデジャヴュ

 そういえば、昔、半世紀近く前、寺山修司にこんな歌がありました。

「 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 」 

参院選 猛暑高湿度、お見舞い申し上げます。
沖縄の声 -山シロ博治-
http://www.youtube.com/watch?v=SVvT3isu-o8
山シロ博治CM
http://www.youtube.com/watch?v=SOg_P1Ik53U&feature=youtu.be

山シロ博治さん、スピーチ編集版
http://yamashirohiroji.com/NEWS/new014.html
http://yamashirohiroji.com/Interview/
http://yamashirohiroji.com/cheeringparty/

糸数けいこさん、スピーチ集105秒です。
http://www.youtube.com/watch?v=mrThLcIyvZQ

★ 京都の菊池 さんから:
福島県双葉町から埼玉県加須市の廃校に避難。
ドキュメント72時間「最後の避難所から」7/19放送
再放送7/22月曜 午後3時15分~3時40分(再)(一部の地域を除く) (
http://www4.nhk.or.jp/72hours/

「最後の避難所から」
http://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2013-07-19/21/27374/

さまざまな現場に3日間カメラを据え日本の今を切り取るドキュメント72時間。
今回は原発事故の影響で福島から避難してきた多くの人が暮らす埼玉の廃校に密
着する。

★ 網野沙羅 さんから:
九電本店前ひろば
青柳様
いつもお疲れ様です。
ご報告をありがとうございます。

ひとつ、誤りがあります。
原子力規制委員会の審査ですが
規制基準による「規制基準適合審査」です。
安全基準による安全審査ではありません。

▼原子力規制委員会の基準適合審査のページを見ればわかります。
どこにも安全基準や安全審査の言葉は出てきません。
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/index.html#kaisai

大手マスコミは安全基準による安全審査かのように報道していますが
原子力規制委員会はきちんと今年の4月3日、
安全基準から規制基準に名称変更しています。

「安全基準と言うと基準さえ満たせば安全であるという誤解を呼ぶ」とのことから
田中俊一が提案し了承されたものです。
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20130403-kisei.pdf
(P33付近あたりから)

原子力規制委員会は原発は重大事故を起こすものとし、
重大事故前提で基準を作っています。
つまり「重大事故前提の再稼働」なのです。

つまり原発の安全など誰も保証はできません。
安全審査でもありません。

最終的に原発の稼働は政治判断ですが
当然、政府による安全と判断されたとして稼働決定するはずです。
しかし政治判断意思決定の元になる安全保証はありません。

それを知られたくないためか、
大手マスコミを使って「安全審査」と言う言葉を使い
「規制基準適合すれば安全」と思わせるようにしています。
以上お伝えします。

★ 崔 勝久 さんから:
原発ゼロノミクス・ナイトー今こそ、社会を選択せよ!
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_19.html
新宿LOFTで開かれた催し物です。
選挙に行こう、原発はいらねえ、準備した人、出演した人たちの気持ちがよく伝
わってきました。
強烈なビートに身を委ねました。ウム、やることが一杯だ。スナップ写真を掲載
します。

★ 太田光征 さんから:
安倍政権は、米サンオノフレ原発で放射能漏れ事故を起こし、同原発の廃炉に追
いやった三菱重工製の蒸気発生器を海外に輸出しようというのか。
三菱重工に同原発所有の電力会社サザンカリフォルニアエジソンから紛争通知が
突き付けられた。
http://goo.gl/WpqMy
「三菱が自社製品の欠陥を修復することができなかったのは、その欠陥があまり
にも基本的かつ広汎であったため」と一刀両断。
三菱は「いまだ存在しない特殊ツールを使用して行う 」修理などの「理論的」
な提案を行っただけ。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
参院選もきょうを残すのみとなりました。ネットでは、なお"原発”が関心の
トップのようです。さて、昨日の朝日新聞の1面トップは、事故直後の福島第1
原発での被曝労働を伝える記事でした。今朝もその東電の一連の記事―被災地で
の問題の対応へと、つないでいきます。後段では、佐賀など動きも紹介します。
1.「甲状腺被曝者、公表の10倍 100ミリシーベルト超2000人 福島
第一原発作業員」朝日7月19日朝刊1面トップ
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307180654.html
記事「東京電力福島第一原発事故で、がんが増えるとされる100ミリシーベル
ト以上の甲状腺被曝(ひばく)をした作業員が、推計も含め2千人いたことが分
かった。対象を広げ詳しく調べ直したことで、昨年12月の公表人数より10倍
以上増えた。東電は、大半の人に甲状腺の異常を調べる検査対象となったことを
通知したというが、受検者は半数程度にとどまるとみられる。・・・・・東電は
昨年12月、一部の作業員の甲状腺被曝線量を初めて公表した。世界保健機関
(WHO)に報告していた、実測値のある522人のデータで、100ミリシー
ベルト以上の人は178人、最高は1万1800ミリシーベルトとしていた。
・・・・・東電はこれをきっかけに、対象を広げ、甲状腺の線量をきちんと実
測しなかった作業員についても、推計した。さらに今年に入り、東電からデータ
の提供を受けた国連科学委員会が、作業員の甲状腺被曝線量の信頼性を疑問視し
ていることが判明。厚労省も、東電と関連企業に内部被曝線量の見直しを指示し
た。 ・・・・・実測値を再評価したほか、体内に入った放射性ヨウ素の量が
はっきりしない場合、セシウムの摂取量をもとに、作業日の大気中のヨウ素とセ
シウムの比率などから推計した。この結果、100ミリシーベルトを超えた作業
員は1973人と分かった。中には、線量見直しで甲状腺被曝が1千ミリ以上増
えた人もいた。
・・・・・旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の経験などから、甲状腺に100
ミリ以上の被曝をすると、がんのリスクが高まると考えられている。従来は、
40歳以上はがんが増えにくいとされていたが、最近は40歳以上でもリスクが
増えるとの報告も出ている。東電広報部は「甲状腺被曝線量が100ミリを超え
ていた作業員全員に対し、東電の負担で生涯、年1回の甲状腺の超音波検査を行
う。検査対象者にはすでに通知した」としている。検査を受けた作業員の割合は
確認中というが、関係者によると、甲状腺検査を受けた作業員は半数程度にとど
まっている。」
次にも関連記事がある。
1’.「不十分な線量管理、国がチェックする仕組みを 福島第一の甲状腺被曝
者、公表の10倍」朝日7月19日
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307180733.html?ref=reca
記事「甲状腺がんのリスクが上がる作業員が2千人近くいることを、東京電力は
福島第一原発事故後2年4カ月たって、ようやくつかんだ。リスクについて知ら
されないまま検査を受けていない人も多く、健康を守る体制は整っていな
い。・・・・甲状腺被曝(ひばく)が100ミリシーベルトを超えるのは、事故
後すぐに現場に入り、放射性物質を吸い込んだ人が大半だ。東電の社員は976
人で、残りは元請け企業やその下請けの人たち。複数の作業員は「甲状腺被曝の
リスクについて詳しい説明がない」と証言する。下請けの作業員にはすでに辞め
ている人もいて、『甲状腺の被曝線量なんて教えてもらっていない。検査の案内
もこない』という人も多い。
・・・・背景には厚生労働省が甲状腺の被曝線量について把握せず、東電の
『自主的』な取り組みに任せていることがある。全身の被曝線量が低くても、甲
状腺の被曝線量が高ければがんのリスクは高まるとの指摘もあるが、厚労省は
『全身の被曝線量の管理だけで十分』との立場を崩さない。 ・・・甲状腺の被
曝は事故直後から危険視されていたのに、東電は本格的な調査をしてこなかっ
た。・・・・対象者にいつまでに検査を終えるのか、異常があった場合にどうす
るのかなど、今後の対応もはっきりしない。東電の自主性に任せるだけでは限界
があり、国が基準を示しチェックする仕組みが必要だ。作業員に甲状腺のがんが
見つかってから対応するのでは遅すぎる。」
・・・・有料設定だが、重要な記事なので、ほぼ全文転載した、事故直後の緊急
作業に従事した作業員、大量のヨウ素を加えるとこうなるということ。被曝労働
の管理がきちんと “できてない”、というより、"できない”、ということが、
また、明らかになった。

福島第1事故現場に対して、
2.「福島第1の湯気で原因究明を指示 規制委、東電に」西日本 (7月19日 17
時58分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/27673
記事「・・・・・福島第1原発3号機の原子炉建屋上部から湯気のようなものが
出た問題で、原子力規制委員会は19日、『東電の説明は不十分だ』として、原
因究明の徹底を東電に指示した。・・・・・・」

3.「東電が管理職に一律10万円支給 退職者急増でつなぎとめ」産経新聞 7
月19日(金)13時10分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130719-00000551-san-bus_all
記事「東京電力は19日、課長級以上の管理職に対し、今月22日の給料日に1
人10万円の一時金を支給する方針を固めた。対象は約5千人で、総額約5億
円。実質国有化された東電では一般職に比べ給与の削減幅が大きい管理職の退職
が急増しており、人材をつなぎとめなければ今後の経営再建に支障がでるとの危
機感が背景にある。・・・平成24年度のコスト削減額が当初の目標を約
1400億円上回ったため、この一部を臨時支給に充てる。・・・東電では福島
第1原発事故後、管理職の給与を3割削減した。一般職の削減幅は2割に留ま
り、残業手当なども付くため、一部では管理職と一般職で給与の逆転現象が起き
ている。・・・24年度の自主退職者712人のうち管理職やその候補者は約4
割を占
めた。22年度は約2割で、管理職の流出が加速している。」
3’.「東電、管理職に一時金10万円=5000人に総額5億円―退職増加に歯止め」
時事通信 7月19日(金)20時0分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130719-00000039-jijc-biz
記事「・・・・福島第1原発事故の処理や賠償が進まない中での支給は批判を呼
ぶ可能性もあるが、『(事故対応への)使命感の維持は非常に大事だ』(広瀬直
己社長)として、国とも協議の上で決めた。・・・・・ 対象となる課長級以上
の管理職は約5000人で、総額約5億円。・・・・・・」
・・・被災者への対応などもすべて東電任せにしている国の責任も大きい。

その東電、こちらでは、まだこんなことを言い続ける、
4.「新潟知事との再会談に意欲=『着地点見いだしたい』-東電社長」時事通
信 07/1919:24
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071900861
記事「・・・・広瀬直己社長は19日、東京都内で記者会見し、柏崎刈羽原発
6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働に向けた安全審査について『地元
の理解を踏まえ、早く(原子力規制委員会に)申請したい』と改めて意欲を見せ
た。東電の申請方針には新潟県の泉田裕彦知事が強く反発しているが、広瀬社長
は『話をさせてもらうことを通じ、着地点を見いだしたい』と述べ、再会談の調
整を急ぐ考えを示した。」
4’「『県への事前説明は筋』 原産協理事長、『古巣』へ苦言」河北新報
(7/19 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130719t63013.htm
記事「・・・・・日本原子力産業協会(東京)の服部拓也理事長・・・・・・東
電OBで副社長も務めた。会見では『自治体との安全協定に基づき理解を得て申
請するのが従来のやり方だ』と指摘。『東電は“石橋をたたいても渡らない”ほど
慎重な会社のはずだが、手順を無視して発表が先行したのは、よほど重大な決意
でもあったのか』といぶかしがった。・・・・、『福島第1原発事故で関心が高
まった安全対策面の重要な変更申請で、県に事前説明するのが筋だ』と苦言を述
べた。・・・・」

被災地フクシマでも、
5.「家財購入費を定額賠償=和解基準提示、東電は反論へ-原発ADR 」時
事通信07/1920:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071900917
記事「・・・福島県南相馬市小高地区の住民193世帯が、東電に賠償上乗せを
求めた裁判外の紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センター
は19日までに、家財購入費などについて、領収書がなくても世帯人数に応じて
一定額を支払うなどとする和解基準を示した。弁護団が明らかにした。・・・弁
護団によると、東電は、家財購入費などは実費賠償が原則として、和解基準に反
論する構えを示しているという。センターは、和解基準に基づき世帯ごとに和解
案を順次提示する。・・・・・」
・・・東電は被災者には値切る。
6.「東電に1981万円賠償請求 相馬市町村圏組合が2回目」福島民友7月19日
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307199726
記事「・・・・相馬地方広域市町村圏組合は18日、東京電力福島第一原発事故
対応に伴う損害賠償として、同社に対し1981万7893円を請求した。組合
の請求は952万円余を請求した昨年9月に続いて2回目。1回目の請求分に対
して同社は明確な回答をしていない。・・・・」
・・・・こちらでも、未回答・・・・・。

7.「福島で犬にかまれる事故増加 震災ストレスで攻撃的に?」朝日新聞デジ
タル 7月19日(金)10時46分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130719-00000022-asahi-soci
記事全文「東日本大震災の被災地に残された犬は人を攻撃しやすくなっていたこ
とが、福島県南相馬市立総合病院のデータで分かった。いきなり人をかむ事故が
増えていた。置き去りにされるなどの強いストレスで、犬の精神状態が悪化した
ことが原因と考えられるという。米医学誌電子版で発表された。・・・南相馬市
立総合病院の医師らの研究チームは外来受診記録やカルテから、犬にかまれた患
者の治療内容などを調べた。調査結果によると、1カ月の外来受診数100件あ
たりの犬の咬傷(こうしょう)は、震災前12カ月は平均0・21件。ところ
が、震災以降の2011年3月は2・2件、4月6・5件、5月3・5件、6月
1・3件と増えていた。受診件数は計27件で、飼い犬12件、首輪はあるが
飼い主不明の犬9件、野良犬3件、不明3件。」
8.「お盆の宿泊可能に=福島原発周辺の避難区域-政府」時事通信07/1917:17
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071900618
記事全文「政府原子力災害現地対策本部は19日、東京電力福島第1原発事故の
避難指示区域のうち、南相馬市、飯舘村、葛尾村、川内村の一部でお盆の時期の
自宅宿泊を認めると発表した。墓参りをしたいなどの住民の要望を受けた措
置。・・・実施期間は8月10日から18日まで。4市村の中で年間被ばく量が
50ミリシーベルトを下回る避難指示解除準備区域と居住制限区域の計約
2950世帯の約8060人が対象となる。ただ、南相馬市は鹿島区の一部のみ
で、それ以外の地域はインフラの復旧が進んでいないため除外された。」
9.「試験操業対象18種に いわき市が9月から60隻参加検討」福島民友
(07/19 09:40)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0719/news6.html
記事「・・・福島第1原発事故の影響で本県沖の漁自粛が続く中、いわき沖の水
深150メートルより深い海域で9月から実施する試験操業の計画案が固まっ
た。・・・・計画案では、放射性物質検査結果で食品の基準値(1キロ当たり
100ベクレル)を『超えてない』として、相双沖の試験操業で対象のタコやイ
カ、貝、魚類の一部など16種に、キアンコウとサメガレイを加え18種とする
よう求めた。うち沿岸部の対象はシラスとした。約60隻が参加を検討してい
る。・・・計画案は、いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協が相双沖の実績をほ
ぼ踏襲し作成、22日の県地域漁業復興協議会に提出する。案が承認されれば東
日本大震災から2年半ぶりに、いわき沖の漁業が動きだすことになる。・・・・た
だ、東京電力福島第1原発の港湾内への放射性物質拡散が疑われる問題もあり、
いわき沖での試験操業開始時期は流動的だ。・・・・」
・・・・・
栃木県、
10.「放射線量、低減策検討 那須塩原の市営団地 」下野新聞(7月19日 朝刊)
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130718/1091016
記事「・・・・・・・ただ環境省が「子ども空間」でないとして表土除去などを
認めていない市営住宅団地では、除染した4カ所の空間放射線量率が0・
47~0・36マイクロシーベルトと下がりきらなかった。そのため市は、日本原子
力研究開発機構などの意見を聞き、舗装面にアスファルトを重ねる工法などを含
め市独自に具体的低減策を検討するとした。
・・・同市内で除染を優先している5地区の住宅除染の中間結果は、6月末ま
でに3054件を除染、2525件で事後測定を終え、平均の空間放射線量率は
16%減の0・26マイクロシーベルトに下がった。特に18歳以下の子どもがいる家
庭で市独自に実施した表土除去の低減効果は、環境省が補助を出す低線量メ
ニューの作業より10ポイント近く大きいことも確認できた。」
11.「指定廃棄物処分場 各県1カ所49%が支持」下野新聞(7月19日 朝刊)
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130718/1091007
記事「・・・・下野新聞社が14~16日の3日間に実施した参院選に関する世論調
査によると、放射性物質を含む指定廃棄物処分場選定問題で、各県に1カ所の処
分場を造る国の基本方針について約半数の49・1%が『支持する』『どちらかと
いえば支持する』と答えた。 一方、東京電力福島第1原発周辺での一括処理に
ついては『支持する』『どちらかといえば支持する』が45・3%と、基本方針支
持率と拮抗。県民は『県内処理』に一定の理解を示しつつ、福島での処理を求め
る意見も根強いことが浮き彫りになった。」
東京新聞、こうした記事を書かざるをえない関東圏の状況、
12.「【飲食物への対応冷静に】」東京新聞7月15日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/feature/tohokujisin/hoshasen7.html
長文記事「水や野菜など、日常生活にも放射性物質の影響が及び始めている。複
合的な汚染に備え、安全基準の意味や、カタカナの並ぶ放射線や放射能の単位に
ついても、きちんと知っておきたい。 ・・・・・・・・安全な農畜産物 売れ
ず値下がり・・・・・・政府は、安全基準を超える放射性物質が検出される農畜
産物の場合、県単位で出荷を停止させている。別の品目への風評被害を食い止め
るための苦肉の策だが、停止品目の多い福島県産すべての野菜が売れなくなり、
関東一円の野菜の価格の値下がりが起きている。・・・・・・」
・・・・・前提として、政府は、もっとはっきりと、今の放射性物質による汚染
の現実を先ず、知らせるべきでは。

規制委は、
13.「ヨウ素剤服用、40歳以上も=被ばく防止で手引き-規制委」時事通信
07/1918:51
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071900820
記事「・・・・・・原発事故が起きた場合の住民避難の在り方などを定めた原子
力災害対策指針(防災指針)に基づき、事故直後の被ばく防止に効果がある安定
ヨウ素剤の配布や服用に関する手引きを公開した。従来は必要ないとされた40
歳以上についても、副作用などを考慮した上で服用することになった。手引きは
自治体向けと医療関係者向けにそれぞれ作られた。・・・・・・・」

電力会社、
14、「関電管内、電力需要高止まり 厳しい暑さで」西日本07月19日 20時48
分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20762/1/
記事「・・・関西電力の管内の電力需要は、厳しい暑さを受けて高止まりを続け
ている。19日は午後2時台に2311万キロワット(速報値)の最大電力需要
を記録した。関電は火力発電所をフル稼働させており、供給力に占める需要の比
率を示す使用率は86%にとどまった。家庭や企業には無理のない範囲での節電
を呼び掛けている。・・・関電が19日発表した来週(22?26日)の電力需
給見通しによると、使用率は82~85%で推移すると見込んでいる。使用率が
最も高いのは23日と25日で、両日とも2430万キロワットの最大需要を予
想している。」
・・・・大飯稼働中なので評価は???

海外でこんな記事が、
15.「ジャワ島の巨大発電所計画が難航 アベノミクス戦略の柱」東京新聞7
月20日 02時00分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071901001702.html
記事「【ジャカルタ共同】日本が官民一体となり、インドネシア・ジャワ島で進
める石炭火力発電所建設計画の用地買収が、地元住民の反対で難航していること
が19日、関係者の話で分かった。買収完了を条件とする資金の融資が受けられ
ず、10月6日の期限までに事業費を調達するのが極めて困難な状況に陥ってい
る。・・・・発電量がアジア最大級の同計画は、安倍政権の経済政策アベノミク
スの『三本の矢』のうち、成長戦略の柱とされるインフラ輸出の目玉案
件。・・・・」
・・・・アベノミクスはあやしいことの積み上げのよう。

九州では、佐賀新聞、
16.「核燃料税『出力割』導入 九電に提示」佐賀新聞7月18日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2510237.article.html 
古川康佐賀県知事は17日の定例会見で、九州電力から玄海原発(東松浦郡玄
海町)の核燃料価格に応じた税率で徴収している核燃料税について、原発の出力
に応じた課税方法の「出力割」を導入する方針を決め、既に九州電力に提示した
ことを明らかにした。
・・・・・【再稼働と避難計画】・・・・『再稼働の論議と避難計画の論議は別
だと考えている。』・・・・・・・・・」
・・・・・・このように知事は発言している、県民の命を後回しにする知事のよ
うです。
17.「原発安全協定、今月中に意見集約 県市長会」佐賀新聞7月18日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2510199.article.html
記事全文「佐賀県市長会の横尾俊彦会長(多久市長)は17日、九州電力と協議
を進めている玄海原発(東松浦郡玄海町)の原子力安全協定について、成案の取
りまとめに向け、7月中に各市町の意見を集約する考えを示した。 ・・・・横
尾会長は佐賀市で開いた市長会後、九電との安全協定に関し、既に協定を結んで
いる唐津市と玄海町を除く18市町に大まかなたたき台を提示、意見を聞いてい
る段階と説明。7月中に集約して、最終的な調整に入りたい意向を示した。
・・・・・協定締結に向けた最終的な意思決定の方法なども、今後調整してい
くとしている。協定の具体的内容は現時点で明らかにしていないが、『実効性の
ある中身にしたい。(協定は)市町、県、九電が連携し、地域防災を高めていく
ための新たなスタートにしたい』と述べた。」
・・・・・一網打尽にして突き進むつもりか??
西日本新聞では、
18.【原発リアルな視点】読者の声 現実と向き合い、考える」西日本07月20
日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20767/1/
長文記事「本紙「『ネルギー九州考』シリーズのインタビュー連載『原発 リア
ルな視点』(掲載は6月18日?25日、全7回)には読者から多くの意見が寄
せられた。リアル(現実的)に、本音で原発を語る識者の言葉に共感する意見が
多かった。原発推進派と脱原発派が自分たちの立場だけを主張し、二項対立する
ばかりでは『本当のことを知り、向き合い、考えていかなければならない』(福
岡県太宰府市の30代主婦)と思う人たちに応えるのは難しい。参院選では原発
問題の議論は深まっていない。政治はいつまで先送りするのか?。・・・・・・・」
・・・・2ページにわたる記事です、時間があればどうぞ。
19.「北九州の浄水場にメガソーラー建設へ キューデン・エコソル」西日本
[07月20日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20782/1/
記事「九州電力の100%子会社キューデン・エコソル(福岡市)は19日、北
九州市小倉南区の井手浦浄水場の遊休地に、大規模太陽光発電所(メガソー
ラー)を建設すると発表した。出力は1990キロワットで、一般家庭約750
世帯の年間消費量に相当する電気を発電。全量を九電に売る。来年3月着工、8
月に運用を開始する予定で、建設費は約6億円。・・・・・・」
20.「プレス機の上下動で発電装置 エスコム、10月にも発売へ」西日本07
月20日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20770/1/
記事「・・・・・・プレス機は電気モーターで動かすタイプが主流。上部が下降
して金型に圧力を加え、金属板を加工したり、切断したりして上昇する上下動を
繰り返す。・・・同社は上昇する動きに着目。プレス機の動作を妨げず、余剰エ
ネルギーで発電用の油圧シリンダーを押し上げる仕組みを確立した。・・・プレ
ス機発電で得られる電力は工場内の照明などに利用。プレス機が停止している間
は、一般電源に切り替える装置も備える。」
・・・・身近な発電事例で有効・・・おもしろい。
福岡市、
21.「原発50キロ圏外に避難所 福岡市が初の避難計画素案」西日本[07月
20日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20790/1/
記事全文「福岡市は19日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の事故を想定し
た原子力災害避難計画の素案を、市地域防災計画見直し検討委員会(委員長・善
功企(ぜんこうき)九州大工学研究院教授)に報告した。市が原発事故を想定し
た避難計画を策定するのは初めて。本年度内に成案をまとめる予定。・・・素案
では、玄海原発の事故で市内に放射性物質を含んだ空気の一団(プルーム)が到
達する可能性があると想定。原発50キロ圏外の市立小中学校(125カ所)を
避難所に指定し、校区などコミュニティー単位で避難者を収容する方針を示し
た。・・・・ルームが市に接近・到達した場合などには住民に屋内退避を指示す
ることや、スクリーニング(汚染検査)や除染の場所として西区、早良区を除
く6カ所の市民プールを活用することなども盛り込んだ。」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面に、5.の類似記事、
14面経済欄に、3.と19.の記事、その横に、
22.「大飯原発の審査は『遅れずと思わず』関電社長会見」
・・・・記事中に「新基準に適合・・・・事前確認をもらっている・・」、と。
23.「販売電力量0.3%減 6月需要は回復」・・電気事業連合発表。
15面経済欄に、20.の記事、
23面福岡都市圏欄に、21.の記事。
32面社会欄に、1.の類似記事と、18.の記事
33面社会欄に、
24.見出し「参院選ネット分析 『原発』なお関心トップに」
34面社会欄の下方に、
25.「来週のでんき予報」
・・・・来週は、89~89%、今週の実績は、97~93% (需要が減少する
土日を除く)
6面に、
27.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って12回 “殺してくれ” 被団協谷口さ
ん」 
今朝は、以上です。

★ 「月桃の花」歌舞団のかきうち さんから:
7/26(金)霞ヶ関99%オキュパイコンサートを開催します。
よろしくお願いします。
**************************************************
  原発なくせ! カネより命!
  霞ヶ関99%オキュパイコンサート

 日時:7/26(金)18:00?21:00
 場所:霞が関2丁目界隈(経産省前テントひろばのご近所)
*****************************************************
参議院選挙後、最初の金曜行動の日。
霞ヶ関99%オキュパイコンサートに、ぜひご参加ください。

◆出演
「月桃の花」歌舞団
オソヨンバンド(from Korea)
あんじゅな
阿部弘江
かのうさちあ
THE HAPPENING ...and more

◆出演者&スタッフ募集中。
詳しくは2013東京ZENKO実行委員会
http://2013zenko.digi2.jp/form.html
までお問い合わせください♪

Tel:03-5284-4970(全交事務所)
Tel:06-6885-8475(「月桃の花」歌舞団)
Fax:03-5284-4971 
メール:2013zenko [あっと] gmail.com

◆自転車発電のこぎ手、大募集中です。
音響の電力の一部を、自転車発電でつくります。
みんなで自転車をこいで、発電します♪

◆Speaker(予定)
ダラ・オスマン・ハマ(イラク青年学生連合)
イ・ユニョプ(非正規職のない世の中づくりネット)
渕上太郎(経済産業省前テントひろば)
ハン・ジヘ(韓国青年学生ユニオン)
ジョイス・ワグナー(IVAW・反戦イラク帰還兵の会) など
詳細は、http://2013zenko.digi2.jp/0726concert.html をご覧ください。

★ 前田朗 さんから:
ご紹介が遅れましたが、ヘイト・スピーチ禁止、差別煽動禁止に関するラバト行
動計画の翻訳が下記に掲載されて います。
http://www.beyond-the-racism.org/wp-content/uploads/2013/04/ded3a9da987e26787bdcbaa1229796e7.pdf
<要約>
国連人権高等弁務官事務所は、国民、人種又は宗教に基づく憎悪煽動の禁止につ
いて一

国連の専門家ワークショップを組織した。ワークショップでは、この問題に関す
る立法のパ ターン、司法実務、政策が検討された。この報告は、このイニシア
ティヴの諸結果を要約するものである。本報告は特に、2012年10月にラバ
トで開催された総括的専門 家会議の詳細を提供する。ラバト会議では、専門家
ワークショップの結論と提言がまと められ、差別、敵意又は暴力の扇動となる
国民的、人種的又は宗教的憎悪の唱道の禁止に関するラバト行動計画が、専門家
たちによって採択された。ラバト行動計画をこの報告の付録とする。

★ 色平 さんから:
田中良紹氏の視点ー(2013/07/18)
文月某日
「歴史認識」再発見を続けたい。1947年、冷戦の勃発は日本軍国主義の
解体を意図したアメリカに180度の政策転換を迫った。
「ソ連封じ込め戦略」を作成したジョージ・ケナンは、
「スターリンが日本に攻めて来るとは思わないが、日本が原料や市場を
東南アジアで手に入れられなくなれば、ソ連の政治的圧力がかかってくる」
と考えた。何よりも日本を貿易輸出国として経済成長させることが
「ソ連封じ込め」の要であり、アメリカの国益につながると考えた
のである。

1949年に中華人民共和国が誕生すると、GHQのフィリップ・テイラーは
「日本を大東亜共栄圏の中に戻さなければならない」と報告書に書いた。
日中戦争当時の日本の戦略を再現しないと日本経済を育成することは出来ない
という訳だ。一方、アメリカは中国共産党とソ連共産党は不仲になるとみて、
朝鮮戦争で戦火を交えるまでは中国をソ連の対抗勢力として育成しよう
とした。

中国共産党は日本との通商関係の回復を重視していた。日本でも吉田総理は
中国の存在がソ連の力を抑制し、またアメリカに対する牽制力にもなりえる
と考えていた。吉田は「赤だろうが緑だろうが」中国は「本来の市場である
と考える事が日本にとって必要だ」と主張した。アメリカはこうした日本人
の親中国感情に懸念を感じていた。

占領が長引くとアメリカの中に、「アメリカ支配に飽きた日本国民は容易に
共産主義イデオロギーの餌食になる」との心配が出る。
一方で軍部は「日本が再軍備し、かつアメリカが永久的に基地を使う事を
日本が認めるまでは占領を継続」と主張した。
そこに朝鮮戦争が勃発し講和条約の締結が急がれることになる。

ジョージ・ケナンは「ソ連が朝鮮戦争の終結に同意すれば、日本の中立と
非軍事化にアメリカは賛成しても良い」と主張したが、ダレス国務長官は
激怒し、ケナンの考えは無視された。
ダレスの主張は「アメリカの望む場所に米軍を置くことが出来、かつ日本が
再軍備すれば講和条約を締結できる」というものだった。

結局、講和条約と共に日米安保条約が締結され、在日米軍の地位協定は
NATO各国が駐留米軍と交わしている規定に比べはなはだしく不平等なもの
となった。その後は再軍備ののろさを批判するアメリカと、平和憲法を盾に
安保条約の不平等性や中国貿易の制限に不満を言う日本とのやり取りが
儀式のように繰り返された。

朝鮮戦争による軍需は、当時の一万田日銀総裁が「天の助け」と言った
ように、日本経済の復興を助けたが、1953年に休戦協定が結ばれると
日本は一転して経済危機に陥る。この年、日本の国会は中国との貿易拡大を
支持する決議を満場一致で可決した。
アメリカによる中国封じ込め、日本の貿易制限に対する不満の現れである。

翌54年、インドシナ半島でヴェトミンがディエンビエンフーの戦いに
勝利すると、「日本政府はアメリカの援助が増大されない限り、
共産圏により柔軟な姿勢を取ることになるかもしれない」との警告が
発せられ、アリソン駐日大使は「勝つのは我々の側である事を日本政府に
認識させなければならない」と不満をぶちまけた。

アメリカは再軍備に慎重な吉田茂に見切りをつけ、再軍備論者鳩山一郎の
登場に期待をかける。しかし鳩山が目指したのは日ソ国交回復だった。
冷戦が始まった時、ジョージ・ケナンは北方領土問題によって日ソ関係を
険悪にしておくことが出来ると考えていた。
ダレスはソ連がどの島かを日本に返還すればアメリカは強い沖縄返還要求
に遭うと懸念していた。

55年6月の日ソ交渉でソ連が歯舞、色丹の2島返還を申し出た時、
日本側は仰天し、重光外相はそれを鳩山総理に報告しなかった。
重光は交渉を妥結させないよう4島全面返還を主張した。ダレスも
4島返還でなければ沖縄は永久に返還しないと言った。
2島返還で交渉を妥結させようとした鳩山は交渉役を河野一郎に代える。
しかし社会党が全占領地域の返還を主張したほか、自民党も4島返還の
立場を取り、領土問題は解決されなかった。
アリソン駐日大使は鳩山の外交政策を「アメリカに対する一方的な依存」
からの脱却を目指す「最初の一手」と思った。

一方、小選挙区制を導入して政権交代可能な政治体制を作ろうとした鳩山に
対し、社会党と自民党吉田派が反対し、選挙制度改革も失敗に終わる。
この時に社会党と吉田派は国会に於いて三分の一を超える議席数を確保した
事から、ここに憲法改正を阻止できる体制が保証された。

鳩山に代わって石橋湛山が総理に選出された時、アメリカは震えあがった。
「占領中に公職追放という侮辱を受けた事を決して忘れない頑固な
民衆扇動家」とアメリカは見ていたからである。日米関係は危機に陥ると
アメリカは思った。しかし石橋は就任直後に脳梗塞のために退陣、
アメリカの望む岸信介が総理となった。

いよいよ安倍総理の祖父の登場となるが、対米従属の権化と見られる岸が
何をやったのかは次回に書く事にする。
しかし戦後の日米関係をアメリカ側の資料で見てくると、どの政権も
アメリカに従属しているようでいながら相手の弱みはしっかり突いている事
が分かる。またアメリカ側の対日政策も一本槍ではない。
そこのところを勘違いすると国益を損なう事になる。
フーテンから見て安倍政権の外交力に疑問符が付く現在、
もう少し「歴史認識」を磨いて日本の国益を考えていく事にする。

★ 大山嘉夫 さんから:
  <虹龍の手紙>
  子どもたちはようやく夏休みに入りましたが早くも秋の風が吹いて来まし
た。思うに四季が太陽暦に合わなくなっているのかもしれません。
専門家幻想の時代から、百姓の時代へ☆
日本ではいつの頃からか「百姓」とはバカにされる言葉になってしまいまし
たが、本来「百姓」とは100の名前を持つという、つまり「何でもやる人」と
いう意味だったようです。江戸時代は百姓の身分を特権階級の次においてうまく
やった例の無い独特の社会システムでした。

これまで世界中の主流になって来た「一人ひとりが自分の能力と努力で専門的
な立場に就く(=職業)」といった競争原理のシステムとは全然違う社会システ
ムだったのです。この「自我」のみを中心とする思想はほとんど白人の西洋から
出て、すべての個人を資本主義・経済最優先社会の部品にし、人間のそもそも
持っていた「自分のことは自分でできる能力」を「職業に就いてお金を得る能
力」「お金を使って自分のことを誰かにやってもらう能力」にすり替えてしまい
ました。

もともとあった「自分の健康を保つ能力」は「お金を出して病院に勤めている
医者に診てもらう授力」になり、
もともとあった「自分で学ぶ能力」は「学校に行って先生から教わる授力」に
なり、
もともとあった「自分で歩く能力」は「車などを利用して疲れずに移動できる
授力」になってしまいました。

もちろんこういった役割分担・サービスを利用すること自体は、それが全然足
りない国においては間違いなく必要なことですが、過剰になると人間自身を滅ぼ
しかねない凶器になってしまうようです…。

30年も前になされたイバン・イリイチの警告はずいぶん明らかになって来ま
した。東日本大震災と原発爆発以後、いっそう人々の政治離れが進んだのは「政
治に頼っても仕方がないことの方が多い」とたくさんの人々が気づいたと言うこ
とかもしれません。

「Do It Yourself」 と言う言葉が定着してきた日本は、西洋か
ら輸入した文化から学びつつも、また違った文化を創造しつつあるのかもしれま
せん。
ルソーの社会契約説もダーウィンの自然淘汰説もマルクスの労働力価値説も、
真実の一面を捉えているだけで、真実そのものでは無いのですから。

ブッダは「すべての物事には因果がある」という真実に気づいて覚りを得たよ
うですが、2000年以上たった今、物に対する科学だけが異様に発達し、人の
心に対する科学は少し発達しましたが、社会に対する科学だけはいまだに国に分
かれて、民族・政党・宗教・県や市町村に分かれて、親戚や家族と言った大小の
グループを作って、富と力を得る競争をいろんな形でしていて、ブッダの頃から
ほとんど進歩していないように思えます…★
拡散大歓迎!

○----------集会等のお知らせ----------○

●<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>●
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 原発なくそう!九州玄海訴訟・風船プロジェクト第3弾参加募集中●
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/
7月28日(日)13時30分~佐賀県鎮西町・海のトリム公園
「九州川内訴訟」団と同日同時刻に飛ばします!

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第821日目報告☆

青柳行信です。 7月19日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第821日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月18日2902名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
今日も暑い一日でした。
街で選挙の宣伝カーや街頭演説をみましたが、
まだまだ、関心の薄い方々が多いようです。
日本の将来を決める選挙に みんなが参加してほしいものです。
あんくるトム工房
てるてる坊主をつくろう  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2529
選挙の風景     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2530

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆アジアからユーラシア越え欧・南米に 核汚染地帯つくる暴挙ぞ(左門 
7・19-357)
※前日を受けて:地図を見ながら考えてみましょう。
狂気の沙汰という他ありません。
日本国民として止めさせなければ、後の世代に申し開きが出来ません。

★ 黄色い てるてる坊主のコージ さんから:
「幸せの黄色い てるてる坊主の集い」のおしらせ。
ハーイ
皆さん、暑い日が続いていますが、大丈夫ですか?
私の名前は黄色い てるてる坊主のコージでーす。
福島から来られた尼僧・倶會(くうえ)さんが、「健康と幸せ」を願って
連れて来てくれました。
未来の子供たちのためにも原発反対の声を大きくしましょう。
来週7月22日(月)14時から16時、九電本店前ひろばテント内で
倶會さんに習って私の仲間を増やしましょう。

みんな つながっている
 大地 水 空
生きとし生けるもの
信頼 絆 希望
いのち むすぶ さよなら原発

「幸せの黄色い てるてる坊主」を皆さんと一緒に
つくり、全国に拡げましょう。

皆さん、出会い、集って、語り合いましょう。
待ってまーす。

<幸せの黄色い てるてる坊主の集い>
・日 時: 7月22日(月)14時から16時
・場 所: 九電本店前ひろばテント
・呼びかけ: 黄色いてるてる坊主
・連絡先: 九電本店前ひろばテント内(080-6420-6211 青柳)

★ 西山進 さんから:
青柳行信様
 毎日ご苦労様です。
テントの活動は青柳さんの生活そのものですね。
奢らず、昂ぶらず、平常心で、時に怒り、笑顔を絶やさない姿が
私たちのくじけそうな気持ちを支えています。
 34度の熱風の中、汗をぬぐいながら、
梅田さんの裁判を支援する人たちが裁判所のなだらかな坂を上ってきました。
今日、何かの都合でこれなかった人も、勤めで、はずせなかった人も、
日本でたった一つの原発作業員の裁判をじっと見守っています。

 でも変ですよね。原爆の放射能も、原発の放射能もおなじ核種で、被爆と被曝
の違いだけです。
一番恐ろしい内部被曝は、原爆をはるかしのぎます。
なのに原発作業員の被曝や福島の人たちの被曝はたいしたことないような報道です。
不思議ですよね。

 広島、長崎に原爆が投下されて、アメリカが一番恐れたのは内部被曝の脅威です。
だから彼らは一貫して内部被爆の実態を明らかにしません。

 悲しいかな、日本国民の大部分は知らされないまま、
「原子力の平和利用」に眠らされました。そして今日を迎えています。
 再稼動も形式的に作られた規制委員会の新しい「原発神話」をよりどころに動
かそうとしています。
まさに一億総ヒバクシャです。桑原さんの「知らないふりをして」の詩の一遍を
思い出しました。
 こうして事態は推移していくようですが、
私の言いたいのは「原爆被害も原発被害」もまったく同じだということです。

 人間の命に代わりがないように、放射能被害に格差はありません。
いまや原爆被害者だけがヒバクシャではありません。
だから単に「労災認定」の否定、肯定だけに帰結してはなりません、
労災認定はもちろんのこと。
落しどころは「核は人類と共存できない」ということだと考えます。

 すでに延べ30万人の原発作業員が生まれたといいます。
ほとんどの作業員は被曝しています。
原発廃炉を説く学者さんに「原発作業員がどうなっているのか、
調べられないんですか』と質問したら、
「それをやったら私の命が危ないのです」と言い切りました。

 日本の原子力発電はまさに犯罪です。
裁判に立ち上がった梅田さんを励まして、原発労働者の命を守りましょう。
原発労働者よ、声を上げてください。
 そんな思いを抱いて帰路に着きました。  

★ 原発労災/梅田事件弁護団の徳永 さんから:
7月17日に、裁判がありましたので、報告します。
<原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論>

【門前集会】10時30分~@福岡地裁門前
司会: 青柳事務局長(梅田さんを支える会)
憲法学者の石村先生あいさつ(梅田さんを支える会・代表)
弁護団・岡部弁護士あいさつ
梅田さん、弁護団、梅田さんを支える会、支援者の方々で、裁判所の門前を埋め
ました。

【入廷行動】10時45分~@福岡地裁
門前集会参加者全員で、裁判所玄関まで入廷行動。

【弁論期日】11時~@福岡地裁301号法廷(大法廷)
弁護団で、梅田さん側の原告席はいっぱい、傍聴席も記者複数名のほか、支える
会、支援者の方々でいっぱいでした。
裁判長からは、今後も法廷傍聴得る機会を制限しない旨の発言がありました。

・ 原告(梅田さん)側から、
  詳細な梅田さんの原発内での労働実態やその後の病気での苦悩、
  当時の敦賀原発の特に酷い放射線管理について、書面や章子を提出。

・次回期日10/2(水曜)10時~@福岡地裁301号法廷(大法廷)
次回は、弁護団から医学的な知見を中心とした書面を提出する予定です。
今後は、梅田さんの尋問も控えています。
ますます、裁判は重大な局面を迎えていきますので、ぜひ裁判傍聴にお越し下さい。
そして、原発労働者の命と健康を犠牲にする原発再稼働に反対する力になってく
ださい!

【報告集会】11時30分~@福岡県弁護士会館3階ホール
裁判報告(弁護団より)
梅田さんあいさつ
・弁護団には、長時間の聴き取り、30年前の記録を精査して思い出す力にして
 もらった。
・原発作業員について報道されるようになってきた。今後同じ被害者が出ないよ
 うに、頑張っていきたい。

支える会より
・命と健康を犠牲にすることを前提となっているのが原発。
 福島の事故がなかったことのように再稼働申請がなされている。
 絶対にこの裁判を勝たなければならない。弁護団が集中的に頑張ってくれてい
 る。
・私たちにできるのは、支える会で支援を拡大していくこと。
 ぜひとも、支える会への入会、カンパをよろしくお願いしたい。

弁護団長より(椛島弁護士)
・昨日まで福島現地調査。浪江町の住宅まで視察。
 地震直後のまま、片付けられず、ネズミが繁殖。
 新聞小売店に2011.3.12朝刊が山積みになっていた(原発事故のため
 住民が避難)、
 床は線量計で32μSv、ブザーが鳴り響いていた。もっと酷いところもあっ 
 た。

・梅田さんは、その放射能のもとになった原発で労働されていた。
・再稼働審査が早期に終わる見込みとの報道、とんでもない。
・前の裁判長は小法廷でも期日を優先していたが、今の裁判長は大法廷を優先し
 てくれた。
 梅田裁判の重要性は増している。

梅田さんの講演についてPR(藤岡さん)
・福岡自由学校9/21@ココロンセンター
・裁判の重要性、支えていくために開催。

予定の時間をオーバーするほど、みなさん熱心に参加されていました。
今後とも裁判傍聴、ご支援をよろしくお願いいたします。

★ 金子 譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その5】
Kさんの7月12付メッセージです。
http://t.co/J48tBbAluu

★ 中西正之 さんから:
青柳行信様
<⑤九電の玄海3・4号機の新規制基準への適合性確認の申請>について報告しま
す。
www.kyuden.co.jp/var/rev0/0041/3564/v4937t11zl3.pdf

玄海原子力発電所3,4号機に係る新規制基準への適合性確認のための申請につ
いてが九電のホームページに公開されています。
この申請書をプラント技術者の目から見ると、原子力規制委員会の安全対策基準
は重大な事故を防止するために重要かどうかから判断せずに、安全対策にお金が
たくさんかかるか、少しで対策ができるかどうかで判断した事が、一目で判ります。

福島第一原発の大事故の経験から、少しお金をかけて対策しておけばよかったと
思われるものはたくさんありました。
その結果から判った、少しのお金で対策できることは、かなりな数の対策が行わ
れています。
しかし、莫大なお金のかかる本当の対策は、5年間の猶予を与えた場合と、対策
にひじようにお金がかかるので、既設原子炉では目こぼしをしたものとが有ります。

5年間の猶予を与えた物で、大きいのは免震重要棟とフイルター付きベントと思
われます。
免震重要棟は11ページに平成27年度の完成までは代替緊急時対策所で対応と
説明しています。
フイルター付きベントは全く記載がありません。
原子力発電所は5重の防護との歌い文句ですが、玄海原子力発電所3,4号機に
は原子炉建屋が無いので4重の防護しかありませんが、ほうかむりです。

又、福島第一原発の地下水汚染の最大の原因と成っていると思われるチャイナ・
シンドローム対策は全くできていません。
「玄海原子力発電所3,4号機に係る新規制基準への適合性確認のための申請に
ついては」一般市民向けの説明資料ですが、それでも安全対策が専門技術者の目
で見れば、か弱い対策かはよく判ります。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
参院選も投票日まで残すところ2日となりました。その“参院選で語られないこ
と”を指摘する記事などもあります。
今朝も福島第1事故現場から東電もめぐる動き、規制委の記事・・・・へと進め
ていきます。
1.「雨水蒸発で湯気か=東電、新たな放出否定-福島第1」時事通信07/1820:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071800866
記事「・・・・福島第1原発の3号機原子炉建屋5階で18日朝、確認された湯
気のようなものについて、東電は同日夕、4階の原子炉格納容器上部にたまった
雨水が蒸発して湯気
になった可能性が高いと発表した。付近の放射性物質濃度に変化はなく、東電は
『新たな放射性物質の放出はない』と説明している。・・・・」
・・・・・毎度のお決まりのパターンでの発表です。この程度の発表しかできな
くらいに今も状況を把握できない現場なんですね。
1’.「原発3号機、昨年7月にも湯気 東電当時は公表せず」西日本(最終更
新07月18日 22時09分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/27488
記事「福島第1原発3号機で、原子炉建屋上部から湯気のようなものが出た問題
で、東京電力は18日、昨年7月中旬にも3号機で湯気のようなものが確認され
ていたことを明らか
にした。当時は短時間の発生で東電は問題ないと判断、公表していなかっ
た。・・・・・東電は原因について『雨水が床の隙間から入り込み、格納容器の
ふたで暖められたことによ
るものではないか』としている。」
・・・・そして、いつも後から追加発表する、やはり、隠していた。信用できま
せん。

その東電に国が責任を取りたくないがために東電に後始末を押し付けて結果は、
2.「東電再建、議論なき夏 底つく賠償・除染費、再稼働見通せず 参院選後
に先送り」朝日(07月18日)朝刊
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307170889.html?ref=nmail_20130718mo&ref=pcviewpage
記事「・・・・・参院選で語られていないことがある。東京電力福島第一原発事
故の賠償や除染にかかる費用をこれからどうまかない、東電の経営をどう見直し
ていくかという問題
だ。安倍政権は議論を参院選後に先送りしているが、被災者のくらしにかかわる
とともに、利用者や国民の『負担増』につながる可能性もある。・・・・より深
刻なのは賠償や除染
の資金が底をつくことだ。東電は原賠機構の5兆円枠のうち、賠償だけですでに
3・8兆円の枠を使った。残り1・2兆円では除染の資金はまかなえない。
これから除染が本格化した時、原賠機構からの5兆円枠を超えた分をどうまか
なうのか。枠を引き上げれば、東電は電気料金を上げ、利用者に負担が回
る。・・・・・新潟県の泉田
知事は『原発を進めた国も賠償に一定の責任を持つべきだ』と言う。政府が税金
を投入するのであれば、国民に負担を求めることになる。」
2''.「『東電の対応見守る』=原発再稼働の遅れで-国部全銀協会長 」時事
通信07/1819:49
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071800832
記事「・・・・・『当初計画から、どういうふうに収支・事業計画が変わってく
るか、今後の計画の提示を待つ』と語った。東電が計画を提示する時期について
は『秋口ぐらいでは
ないかとみているが、時期は分からない』と述べるにとどめた。・・・・・東電
は、2013年度以降に柏崎刈羽原発を再稼働することなどを柱とする総合特別
事業計画に関し、政
府から12年5月に認定を受けた。これを踏まえ三井住友銀など3メガバンク、
日本政策投資銀行など金融機関は総額約1兆円の追加融資に応じることに合意し
ていた。」

東電の怪聞の続報、
3.「西松建設が無担保融資 原発立地の前楢葉町長親族企業 東電、働きかけ
か>」朝日(07月18日)朝刊
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307171020.html?ref=nmail_20130718mo&ref=pcviewpage
記事「・・・・・福島県楢葉(ならは)町の草野孝前町長の親族企業『草野建
設』に対し、西松建設側が2003~04年に計2億3千万円を無担保で融資し
ていたことが、関係者
証言や西松建設の内部資料で分かった。返済は全くなく、全額が焦げ付いた。当
時の東京電力役員が、草野建設の資金不足を西松側に伝え、融資のきっかけと
なった可・・・・」
(→以下、有料ページ)
・・・・・・原発立地地域ではどこでも同じ実態、記事の続きがなくとも分か
る。URLをクリックすると関係図が表示されるのでご覧ください。

規制委関連の動き、
4.「島崎氏『結論すぐ出ない』=敷地外の活断層評価必要-もんじゅ現地調査
終了・規制委」時事通信07/1819:00
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071800665
記事「・・・・・専門家調査団は18日、2日間の現地調査を終えた。規制委の
島崎邦彦委員長代理は現地で記者会見し、『私の印象としては、すぐ結論が出る
状況ではない』と述
べ、一定の時間がかかる可能性を示した。・・・・島崎氏は『さらに調査が必要
という感触は持っている』と説明。一方で、原子力機構に求めた敷地内破砕帯な
どの追加調査の結果
次第で、比較的早期に結論が出せる可能性もあるとした。」

政府は、
5.「来月にも本格運転=福島の放射能ごみ焼却施設-環境副大臣」時事通信
07/1812:46
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071800390
記事「・・・・福島県鮫川村に建設した放射能汚染廃棄物の焼却施設を視察し
た。井上副大臣は、8月にも施設の本格運転を始める意向を表明した。・・・施
設は、東京電力福島第
1原発事故で1キロ当たり8000ベクレルを超える放射能に汚染された稲わら
や牛ふんなどの焼却、廃棄物の容積を減らす減容化処理が目的。今月16日から
試験焼却を行い、排
気中にセシウムや有害な窒素酸化物などが混ざっていないかを調査してい
る。・・・・・」
・・・・・・稲わらなどを焼却、・・・・・・鮫川村―福島第1から南西に60キ
ロの位置。

被災地フクシマ、
6.「福島・双葉病院原発関連死 東電請求棄却求める」河北新報(7/18 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130718t63019.htm
記事「・・・・福島第1原発事故による避難後に死亡した双葉病院(福島県大熊
町)の患者と病院系列の介護施設入所者の遺族が東京電力に損害賠償を求めた訴
訟の第1回口頭弁論
が17日、東京地裁であった。東電は請求棄却を求める一方、原子力損害賠償法
に基づく『異常に巨大な天災地変』による免責は主張しない意向を示し
た。・・・・・東電は『原発
事故と死亡の因果関係が不明だ』として具体的な認否を留保し
た。・・・・・・・訴えによると患者らは2011年3~4月、避難時の過酷な
移動や避難先での不十分な医療などで
体調が悪化し亡くなった。いずれも自治体が関連死と認定している。・・・・・」
・・・・東電の態度―とんでもない。
7.「恩義か異議か 福島第1原発元労働者の投票は?」河北新報(7/18 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130718t63009.htm
記事「河北新報社は元福島第1原発労働者で原発事故の避難者でもある男性6人
に2009年衆院選、10年参院選、12年衆院選でどの党の候補者に投票した
のかを聞き、その上
で、今回の参院選(21日投票)でどんな投票行動をするのかを尋ねた。働く場
を提供してくれたことへの恩義か、古里を喪失させられたことに対する異議か。
原発再稼働に前向き
な自民党の優勢が伝えられる中、選択権を行使する元労働者の胸中は複雑
だ。・・・・・・」
・・・・個々の事情と選択の内容は検索で。
8.「機構が浪江町長に謝罪 南相馬農業用水への排水問題 説明なし認める」
福島民報(07/18 08:54)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307189710
記事「・・・・(日本原子力研究開発)機構の石田順一郎福島技術本部福島環境
安全センター長が二本松市の浪江町役場事務所を訪れた。除染に伴う排水の説明
をしなかったことを
正式に認め、陳謝した。一方、排水は、放射性セシウム濃度が当時の国の飲料水
の管理基準値未満だったと強調し、『汚染水ではない』との認識を示し
た。・・・馬場町長は『取水
と排水はセット。事前にきっちりと説明しなければならない』と指摘した。」
9.「飯舘の冬虫夏草が新種 伊達の貝津さんら発見」福島民友 7月17日(水)11
時44分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130717-00010010-minyu-l07
記事「・・・・・飯舘村で見つかった冬虫夏草が新種だったことが16日までに分
かった。日本冬虫夏草の会副会長の貝津好孝さん(58)=伊達市梁川町=らが発
見、ドイツの菌学専
門誌に掲載され、正式に新種と認められた。・・・・冬虫夏草とは、昆虫などに
寄生して昆虫の体からキノコを生やす菌類。・・・・・・ コブガタアリタケ
は、1986(昭和61)年
に同村で貝津さんが発見、2010年12月に新種として登録された。貝津さんは『飯
舘村長に報告に行こうと思っていた矢先に東日本大震災が起きてしまった。豊か
な自然を持つ飯舘村
は冬虫夏草の宝庫。これからもまだ、新種が見つかる可能性がある。今回の新種
登録で村民に少しでも勇気を与えられれば』と話している。」
・・・・・・豊かな自然の場所だったところが今は人がいけない場になった。
10.「常磐線の早期運行再開目指す 広野-竜田間 楢葉町長要望にJRが方針」
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307189701
記事「・・・・・・・JR東日本の広野-木戸-竜田駅間の被災状況の調査で
は、電化柱の傾斜が21カ所、線路のずれが2区間、橋の損傷が1カ所で確認さ
れている。町による
と、JR東日本側はいずれも被害程度は大きくはなく、復旧に時間は要さないと
の見通しを示しているという。」
・・・・楢葉町―福島第1から南20キロ圏内、広野町―さらに南へ20キロ超圏。
茨城県、
11.「県立15教育施設、国の目安下回る  県教委の放射線測定」茨城新聞7
月18日(木)
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13741594283166
記事「県教委は18日までに、3日?11日まで実施した県立青少年教育施設など15施
設の放射線量測定の結果について、全ての施設で国が年間の追加被ばく線量の目
安としている年間1ミリ
シーベルトに相当する毎時0・23マイクロシーベルトを下回ったと発表した。測
定は今回で10
回目。・・・・各施設の屋外5カ所の地表面(50センチまたは1メートル)を測定
し、平均
値が最も高かったのは
県立歴史館の同0・148マイクロシーベルトだった。地表1センチの局所測定で最
も高かったの
は同じく同館の同0・20マイクロシーベルトだった。」
・・・・放射性物質は全国に降り注いだが、茨城県は値が一桁多い高い汚染地域
です。

原発立地自治体では、
12.「東海第二再稼働準備に抗議文 原電に村上村長」東京新聞7月18日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130718/CK2013071802000162.html
記事「日本原子力発電(原電)が東海第二原発の再稼働の準備を進めていること
について、東海村の村上達也村長は十七日、『地元住民や自治体への説明がな
い』として、原電の山
本直人茨城総合事務所長を村役場に呼び、厳重に抗議する文書を手渡し
た。・・・文書では、原電が先月、地元自治体への事前説明なしに防潮堤とフィ
ルター付きベント施設に着工
したことに不快感を示し、『再稼働に向けて、なし崩し的に既成事実を重ねてい
く態度は、きわめて傲慢(ごうまん)』と断じている。・・・村上村長は『規制
委員会の規制基準を
クリアすれば再稼働できると思ったら間違い』とくぎを刺した。・・・・」
・・・・・他の自治体の首長もこのようにあってほしい。

今届いた西日本新聞で朝刊紙面では、
6面に、
13.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って 11回 大村海軍病院へ 被団協谷
口さん」
30面社会欄に、
4.のもんじゅの類似記事、その横に1.の“湯気”の記事、1’の追加された記
事はこの新聞社のところから取得したのですが紙面にはありません。
きょうは、これだけのようです。

★ 崔 勝久 さんから:
反核(核兵器・原発をなくす)を求める具体的なアクション・プランの提案書の紹介
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/07/blog-post_18.html

7月12日に、世界キリスト教協議会(WCC)総会(10月下旬から韓国、釜
山にて開催、世界170ヶ国、5000名が参加)で討議される議題について日
本側から提案書をだしてほしいという、韓国の「核のない世のためのキリスト者
連合」(「核キ連」、ANCN)の要望に応えて以下の提案書が提出されまし
た。執筆者の一人である私は以下の「核からの独立宣言文」を意識しました。

2012年6月12日火曜日
韓国の「核からの独立宣言文」
http://oklos-che.blogspot.jp/2012/06/blog-post_12.html
http://tinyurl.com/n2uuthd

★ 歌野 さんから:
参院選はドしらけですね。『世界』8月号から引きます。
(澤地久枝「『理性の経路』をえらぶとき」)
「82年という長さになった私の人生で、この6~7か月ほど、前途暗澹という
日々はかつてなかった。/安倍晋三首相は、史上最悪の総理大臣になろうとして
いる。」「考えられる選択肢は、そうだな。三つくらいかな。/A案:見捨てる
─『もういいよ、一度落ちるところまで落ちないと、この国は変わらないんだ
よ』と考える。自暴自棄っていうやつである。『もう亡命しようかな、ハハハ』
とか。/B案:それでも希望を捨てない─『』いや、そんなに簡単にあきらめ
ちゃダメだ』と考える。……最期まで頑張るぞ。オー! C案:
負けを覚悟する─何のおもしろみもないが、結局これしかないのである。逆転の
切り札が見つからない以上、どうせ自民党は勝つだろう。である以上、反自民派
も『どうせ自民党が勝つ』ことを前提に、次の選挙(おそらく2016年夏の衆
参同時選挙)を目標に定める。で、それまでの3年、せめて与党の暴走を食い止
めるべく声を上げ続け、同時に『次の受け皿』となる政党の育成をマジメに考え
る」(斎藤美奈子「『どうせ』を超えて)

斎藤美奈子の意見に従えば、私はA案とC案の間を彷徨っている感じですが、ア
ベノミクスの失敗か、安倍のボロ出しで自壊する可能性が高いと高をくくってい
るところがあります。甘いかもしれないけれど。それにしてもしらけます。棄権
はしませんが。

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば 676日目 テント日誌 7月17日(水) 

 参院選挙と第二回裁判が近づいて

湿気が高く凌ぎやすい日々ではないが、まだ、熱帯夜とか真夏日とかいう程では
なく、朝夕は過ごしやすい。テントの下を捲り上げ、蚊帳の中で寝て居ると肌寒
いほどだ。高原でのひんやりして空気を思い浮かべることもできる。テントの周
りに置かれている鉢植えの日々草が可憐だ。鬼灯(ほおずき)も一部で赤くなっ
た実をつけているが、こちらもこころを和ませてくれる。「恐れ入谷の鬼子母
神」と言われる入谷の朝顔市は行ってみたいと思っているが、今年もかなわずと
いうことで、連れ合いと「向島百花園」に出掛けてきた。スカイツリ―を見て浅
草に寄るというコースを暑い中を歩きながらである。百花園はよかった。「紫の
ゆかりのすみれ江戸生まれ」という句碑等を見ながらの散策であったが、やは
り、スカイツリ―にはいい気分はしなかった。こんなものが観光のためには必要
なのか複雑な気持ちだった。

参院選挙も近いせいで、多くの人が出掛けているのだろう、テントはその分だけ
閑散としている。テントには立ち寄って話をして行く人、道を聞きに来る人など
いつもの通りだが、門前市をなすという具合には行かないようだ。それでもいろ
いろに人が差し入れをして下さる。チオビタドリンク、夏の和菓子、それと太陽
エネルギーを使かう扇風機である。これはテントにはエアコンも扇風機もないと
書いたからか、贈って頂いたのかと想像するが、早速とりつけた。真夏日や熱帯
夜には威力を見せてくれるだろう。昼も近くになるとSさんがやってきて道行く
人にマイクで話しかける。テントに出入りする人では最高齢に近いのであるが、
達者なもので僕もこんな風に老いていければいいなと思う。

参院選挙も近い。与党が過半数を超えるという予想が新聞の見出しにあるが、そ
うかもしれんという思いがする。まだ、民主党政権の結末の政治的反動が続いて
いることがある。これがある程度、払拭されて人々が反転した政治的気持を持ち
始めるのはこの参院選挙後からであろう。また、アベノミクスの化けの皮がはが
されるのも時期を同じくしてだと思う。
今回の参院選挙にはまだ与党有利な条件が生きているのだと思う。国民の意志と
乖離する政治的構想やビジョンを掲げる政党が与党であるのは、不思議である
が、これが強固な存在にならない程度に選挙が結果することを願ってはいるが、
選挙とは別の形で国民の意志を展開し、国家意志と対峙する道もある。これをや
り抜くしかない。

規制委員会には電力会社の原発再稼働申請がなされている。新安全基準で審査さ
れるというが、かつての安全基準についての反省と検証ということも明瞭ではな
い。福島第一原発事故は現在の収束せずに続いているのであり、原因究明もなさ
れたと言えないし、新安全基準と言っても納得できない。それが人々に明瞭に示
されているわけではない。専門家たちの審査による科学的判断という形式《名目》
を踏まえるというだけのことで、科学的判断に対する信頼を誰も持ってはいな
い。専門家と称する原子力関連科学者たちの福島第一原発事故にいたる過程での
言動への不信は消え去ってはいない。彼らは福島原発の事故を総括し、国民に向
かって自己の判断を明らかにし、問うて行くという最低元の事も出来てはいな
い。「原子力ムラ」と呼ばれた閉鎖的な構造のなかでのかつてのあり方とどう変
わったのか。権力のための弁明、その合理化にしかなりえなかった専門家《科学
者》たちは科学者(知者)としての自己によってたとう立とうとしているのか。
この日本的なありようは変わっていないのではないか。

「原発は科学なのだから撤退できない。科学技術の観点からそうだ」と語った吉
本隆明のことを何度も思い浮かべ、その言葉を反芻している。もちろん、その彼
だって経済的、経営的理由の原発の存続には反対だと言っていたのだから、現在
の再稼働には賛成ではないだろう。これは当たり前のこととして、やはり、原発
の存続の根拠であり、再稼動を推進する政府や官僚や、それに賛同する知識人に
聞いてみたいものだ。本当に科学《科学技術》的な観点から原発は必要であり、存
続すべきと考えているのか。このことを自分で考え抜き、自分の言葉として語っ
ているのか。それだけの人はどこにいるのか。これは、今、疑われ考え直すべき
であり、科学的なものについての認識や判断が問い直されるべきだ。これは僕の
考えだが、それをこの間も考え続けてきた。原発は撤退すべきであり、科学技術
は廃炉も含めてそちらに振り向けられるべきだ。

福島第一原発事故は原発における敗戦の告知である。もう戦争をやめるべきだと
いう予告である。かつての日本は絶対勝利する、神風が吹くという幻想にしがみ
つき取り返しのつかない段階に至った。敗戦を多くの人は感じてもいた。が、ど
うやめるかの方法を誰も見つけられなかった。戦争を既得権益とした軍隊の力に
抵抗するすべもなかったのだ。電力業界(独占体)と官僚と政府の原発推進は同
じ構造だ。福島第一原発事故を超える事故が起こらない前に方向転換をすべきで
あり、戦前と違ってその抵抗する力も可能性も残っている。
戦後世代は試されているのかもしれないが、ここがロドス島でもある。(M/O)

7月22日(月) 第二回 口頭弁論に参加する意思表示をして下さる方を募って
います!目標500人!
テントの受付で直接参加意思表明者カードにお名前をご記入いただくか、テント
ひろば(070-6473-1947)までお電話下さい。(「第二回口頭弁論当日に参加希
望します」とお伝え下
さい) http://tmblr.co/ZtOapwpQjkjL

★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さんから:
----------------
反原発行動
-----------------
★全国原発関連デモ開催情報
http://www47.atwiki.jp/demomatome/

■定例金曜日「六本木規制庁前抗議行動」
7月19日19時から
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/市民アクション/#001

■定例金曜日「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」
7月19日 18:00~20:00
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3342

■原発を問う民衆法廷
7月20日(土) 午後1時~午後6時  ”世界の民衆の叫びを聴く”
7月21日(日) 午前11時~午後5時 ”人類の未来へ勧告する”
新宿区牛込箪笥(たんす)区民ホール
http://genpatsu-houtei.blogspot.jp/2013/06/72021.html

■福島原発告訴団
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/06/blog-post_30.html
▼8月1日(木) 福島地検要請行動
福島地検へ、強制捜査などの厳正な捜査を求める要請行動を行います。
10:00 福島市保健福祉センター前の公園「森合町ふれあいパーク」集合
10:30~福島地検に移動 11:00福島地検前で「激励」行動
福島地検周辺は放射線量が比較的高い地域です。
子どもさんや若い方の参加はお控えください。
被曝低減のためにお気をつけ下さい。

▼8月4日、告訴受理一周年企画に結集ください!
原発事故で死亡者ゼロ? いいえゼロなのは逮捕者です
強制捜査はまだか?
集会 13:00~16:00 デモ 17:00~18:00
会場 いわき市文化センター

■福島集団疎開裁判
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
霞ヶ関アクション:毎月第1金曜日 次回は8月は2日 文科省前に午後6時30分
集合有楽町アクション:毎月第3土曜日ですが、次回7月20日は選選挙前日のた
め、7月27日に延期。数寄屋橋交差点午後1時集合
----------------
原発関連情報
----------------
■広瀬隆さんのラジオフォーラム(内容書き出し)
ブログ:みんな楽しく Happy がいい
2013年7月13日(土)~19日(金)

▼「ドイツの電力会社が東京電力に『我々は協力します』って言ったのに東電が
断ったんです」広瀬隆氏 ドイツの廃炉事情
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3120.html

▼「原発廃炉でその立地自治体は?『町の人がホームレスになったとか、そんな
ことは全くありません』」広瀬隆氏 ドイツの廃炉事情レポート
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3121.html

▼「地下1000m核廃棄物の地獄~いま我々はその先を見ておかないと、これ
から大変なことになります」広瀬隆氏 ドイツの廃炉事情レポート
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3122.html

▼<メルトダウンした燃料>「回収できません。絵に描いた餅です」「そりゃ重
いですよ、ウランですからね」小出裕章ジャーナル
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/507.html

■経産省が新組織
原発マネー1300万円もらった研究者も 再稼働後押しか
(しんぶん赤旗 2013年7月17日(水))
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-17/2013071701_04_1.html

★ 松岡 さんから:
<book13-63『井上二郎の自伝的反天皇制論』(井上二郎)>

今春に亡くなられた井上二郎さんの遺著『井上二郎の自伝的反天皇制論』(「反
天皇制市民1700」誌号外)を読んだ。井上さんは靖国合祀取消訴訟の弁護団
長だった方で、私は1年遅れで訴訟の原告に合流し、大変お世話になった。いつ
も笑みを絶やさず、温厚な方だったが、その実は原則的に生きてこられた人生を
背骨にした反骨精神にあふれた方だった。それがこの自伝を読むと生き生きと感
じられた。和歌山県で生まれた少年時代から始まり、中学生・高校生時代、そし
て、民間企業時代、司法試験に合格するまでが書かれているが、いつも理屈が通
らないことには断固反対の主張を通され、闘っていかれた抱腹絶倒の半生だ。そ
のなかでも、この世のなかの最大の不合理である「天皇制」と闘ってこられた堂
々たる姿に感動する。私が非常に興味を引かれたのは、お父様が農本主義者で、
井上さんの思想形成とは対立する思想家だったが、井上さんが学校当局と対立す
るとき、お父様が井上さんを支持して当局と渡りあわれるところだった。お父様
の反抗精神は井上さんに受け継がれているのではと思った。残念なのは、この自
伝が司法試験に合格した33歳で終わっていることだ。元気に長生きをし、弁護
士時代の後半生を書いていただけたらよかったのにと思った。なお、この冊子
(500円)の入手は、市民共同オフィスSORA(ファックス 06-777
7-4925)まで。

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6447名(7/17現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第820日目報告☆

青柳行信です。 7月18日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第820日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月18日2902名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月18日2名。
三浦耕吉郎 島崎みどり
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
今日は 歯科医に行ったり、 小学校に行ったりしました。
選挙は 自民が安定多数を取るなどというマスコミの誘導があります。
冷静に 彼らの 牙城を 突き崩しましょう。
原発、TPP,憲法、消費税、基地問題 等々 たくさんの課題があります。
最後まで 原発再稼動をやめさせる 政党と候補者を応援しましょう。
あんくるトム工房
これはあぶない    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2527
そんなに払えない   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2528

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆アベサイン・ポチハブストフ国の名は原発セールス協定先なり(左門 7・
18-356)
※原発の海外輸出はケシカランと思いつつ、何カ国か記憶していませんでした。
驚くなかれ11ケ国!覚えにくいので、
カードにして並べ替えるうちに七・五調になってくれました。
先ず答えを見ないで当ててみてください。
【答え】アラブ・ベトナム・サウジアラビア・インド/
ポーランド・チェコ・ハンガリー・ブラジル・スロバキア・トルコ・フランスです。
「おどろき・もものき・原子の木」ですね。(参照『しんぶん赤旗 日曜版』
7・7号)

★ 三浦耕吉郎(関西学院大学社会学部・教授) さんから:
青柳様
昨日は、<原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論で>
皆様とお会いできてとてもありがたかったです。
今後とも、よろしくお願いします。

★ 新井 健治(民医連新聞編集部) さんから:
青柳様、
メールありがとうございます。
広島の被爆者医療を取材していて返信遅れました。
九電本店前ひろばが経産省前テントの元祖と聞き、びっくりしました。
今後もよろしくお願いします。写真お送りします。      

★ 金子譲 さんから:
【Kさんを支える会:2013/7/17 Kさんの起訴が確定、起訴された容疑に公務執行
妨害が付け加えられた。その知らせを受けた直後に面会】
意外なほど落ち着いて、しっかりした口調で、今日に関して言えば、Kさんの気
丈さに圧倒される思いがしました。
http://t.co/Ab0VlP8tBW

【Kさんを支える会:7月23日以降の面会希望者を募集します】
残念ながら起訴されてしまったKさんの面会希望者を継続して募集します。現在
今週いっぱいまでは予定が埋まっており、来週の23日(火)以降になります。
http://t.co/C4yvpWIOrg

★ 栗山次郎 さんから:
皆さん、
お元気でお過ごしのことと思います。
久しぶりにブログを更新しました。
テーマは、「ハノイのバス」と「ベトナムからのハガキ」です。
お時間のあるときに
http://berichtundandere.cocolog-nifty.com/butterflyreports/
をご覧ください。

日本からのニュースやメールを見ますと、各地とも相当な暑さの
ようです。
ハノイも暑いことは暑いのですが、朝夕は既に「秋」の風情です。
4,5日前は赤トンボが飛んでいました。
薄い夏布団では夜中に目が覚めることがあるくらいです。

2日、3日に1回はスコールがあります。
そしてスコールの後は得も言われぬ涼しい風です。
日本でも夕立の後は涼しくなりますが、ベトナムの方がスコール
の前と後の風の温度差が大きくて、且つ風も強いので、日本に
はない季節感を味わっています。

スコールは時にはものすごい風雨になります。
ほとんどの場合雷を伴っていますから、落雷のせいだと思うので
すが、スコールが来ると停電を心配しなければなりません。
50年も60年も昔の話ですが、台風が来ると停電を覚悟してロウソ
クやマッチを手許に置いていたことを思い出します。
猛暑の時期、どうぞご自愛ください。

★ 後藤富(原発なくそう!福岡市中央区の会)
昨日、第一回口頭弁論が開かれた「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の
訴状の冒頭をご紹介します。

ゆたかなる故郷-福島(うつくしま)-
福島は、東には豊かな漁場である太平洋を望み、中通りには果樹の栽培が盛んで
豊かな平野が広がる。会津地方は磐梯山と猪苗代湖に代表され、米作が盛んであ
り秋ともなれば黄金色の稲穂が風に揺れる。これら地域の周囲には山々が深く広
がり、春には山菜、秋には茸狩りと自然の恵みは尽きない。

原告らは、この美しい福島(うつくしま)に住んで、それぞれの生業と生活を営
んできたものである。
中通りの農家は、長い年月にわたる養生が必要な桃・梨などの果樹栽培に精を出
してきた。浜通りの漁師は、ふるさとの漁港から暗いうちに漁に出て海の幸を求
めて家族を養ってきた。港に揚げられた魚介類の仲買の仕事によって生活してき
た者、また、地元で水揚げされた新鮮な魚介類を自慢とした民宿を営んできた者
もいる。

人々は、福島で生まれ、福島の学校で学び、福島で出会い・結ばれ、それぞれの
生業を営みながら、子をもうけ、自分と同じように、わが子を美しい福島で育て
ることを当然のこととしてきた。
みな、父・母・きょうだいなどの家族や、夫婦の結びつきがあった。田舎では、
昔からの集落における人と人の結びつきは、まつりや儀礼などを通じて、親せき
以上ともなっている。
一人で生きてきたものは一人としていない。その結びつきの場が、美しい福島で
あった。

<藤田祐幸先生講演会の感想>
先日行われた藤田祐幸先生の講演会に参加した原告さん(大橋法律事務所の事務
員)から感想をいただきましたので、お伝えいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013年7月6日に、藤田祐幸先生の講演を聴きに行きました。
テーマは、「原発とエネルギー、九州の私たちにできること」でした。

2011年の東日本大震災の際、津波・地震だけなら元に戻れた。
原発事故があったからこそ、元の世界に戻れない。
放射能は時間・空間を越えた問題である。
それなのに、事故からたった2年で原発の危険性を忘れて、むしろ新たな安全神
話を作り出し、国は原発再稼動をしようとしている。
国や電力会社は、原発の廃棄燃料を10万年後まで責任を持つと言っているが、
今から10万年前はネアンデルタール人の時代。責任を持てるはずが無い。
第二次世界大戦で原爆の被害があった日本。戦後60年以上経っても、その被害
の残酷さを風化させないために毎年平和集会などをしているが、福島原発事故に
ついては正しい報道もされず、放射能被害が無いように装って、その被害を風化
させようとしているように思える。
しかし、我々が忘れてはならない。
現在は、資源を使ってエネルギーを作り、社会に利用し、廃棄物しか残らない自
滅的なサイクルになっている。
それでは、資源がなくなり、または環境が破壊され、資源が無くなれば文明は滅
びてしまう。
これからは、自滅的から持続的なエネルギー利用へシフトチェンジすることが大
事である。
今、この時代に生きる大人たちは、人類の子孫のために、原発をやめる選択をす
る必要がある。
日本の技術は世界的に見ても優秀で、原発に代わる発電技術も開発されている。
当面のコストはかかるかもしれないが、それらは長い目で見れば取るに足らない
問題であり、何より大事なことはこれ以上、放射能汚染地域を増やしてはならない。
それができる技術もあり、何より原発・放射能の危険性を良く知ることになった
日本が率先してやるべきことである。
 福島原発事故後、九州は日本の中でも放射能によって汚染されていない貴重な
場所となっている。
九州の私たちにできることは、非汚染地域である九州をこれ以上放射能によって
汚染されないよう、守っていくことである。

 この講演を聴いて、私はハッとしました。
今、大橋法律事務所では九州玄海訴訟に取り組み、玄海原発の再稼動を止めるた
めの活動をしています。
また、よみがえれ!有明訴訟では、諫早干拓によって壊された自然を取り戻そう
としています。
まったく別の取り組みだと思っていましたが、どちらの活動も私たちが安心して
生活をするために、また、今後の日本の為に環境や自然を守ることは必要なこと
である、という目的が一緒であることに気付きました。
さらに、今の日本にとって九州の自然を守る事の重要性にも気付きました。
  原発を再稼動しないと電気が足りない、電気料金が上がってしまうなど、目
先の問題や不安に目を向けがちですが、私たちは福島原発事故で一度事故が起きてし
まうと住む場所を奪われるだけではなく、より深刻な問題が起きる事を知り、気
付いているはずです。間違いや失敗はあるとは思いますが、その問題を知り、気
付いたなら、同じ失敗を繰り返さない努力は必要だと思います。
 何が目的かを見失わない目と自分の頭で考える力を養いつつ、日々の生活や仕
事を頑張ろうと改めて思いました。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<④フイルター付きベントとは>に付いて報告いたします。

http://www.jaero.or.jp/data/02topic/fukushima/knowledge/61.html
格納容器ベントとは
ベントには排出口という意味があり、原子炉格納容器の中の圧力が高くなって、
冷却用の注水ができなくなったり格納容器が破損したりするのを避けるため、放
射性物質を含む気体の一部を外部に排出させて圧力を下げる緊急措置です。東京
電力(株)福島第一原子力発電所をはじめ沸騰水型(BWR)原子力発電所に、こ
の「格納容器ベント」を行う設備が設置されています。

今回の福島第一原子力発電所の事故では、津波による全電源喪失のために原子炉
を冷却できなくなり、原子炉内の温度や圧力が上昇したため、原子炉の安全弁を
開けて蒸気を原子炉から格納容器へ放出しました。これが長時間にわたって続い
たことから格納容器の中の圧力が高まりました。圧力の上昇により格納容器が破
損し大量の放射性物質が放出されることを避けるため、「格納容器ベント」の操
作が行われましたが、これにより放射性物質を含む気体の一部が外部へ放出され
ました。

これを教訓に、「格納容器ベント」を行うような事態になっても周辺への放射性
物質の放出が抑えられるよう、放射性物質を1000分の1以下に低減できる
フィルタを通してから気体を放出する「フィルタ付ベント」が全国の原子力発電
所で設置されることとなりました。

上記のネットにフイルター付きベントの説明があります。
又、次のような説明もあります。

ベントとは圧力容器に取り付けられた排気弁、排気ラインである。
(排気=ベンチレーション)
化学反応でも、通常は圧力容器の中で正常な温度と圧力で反応を行うのである
が、何かの異常で正常な圧力を越えることがある。・・・異常反応、暴走反応と
呼んでいる。
圧力容器には容器が耐えられる圧力の限界がある。限界を越えてしまうと、容器
の破裂、爆発になってしまう。
そんな事態を回避するため、限界を超える前に圧を抜く装置なわけだ。
排気するにも段階がある。
危なくなりそうだと判断し、人の判断で圧を抜く。
もうこれ以上はダメだと自動的に判断して、自動的に圧力を逃がす。・・・安全
弁そして排気の行き先は通常大気へと向かうわけだが、内部の気体が危険物の場
合は除害装置を通して大気放出することもある。

フイルターは一般には、エアコンのフイルターなどが良く知られていますが、原
発の格納容器に取り付けられるフイルターは溶液が充填された大きなタンクです。

この中の溶液に、圧力容器の圧力が上がり、爆発防止のために逃がした、放射性
排気物を大量に含む上記や空気、水素等を潜らせて、放射性排気物を除去します。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
16日、規制委が申請を受け、作業を開始していますが、その横では東電が相変
わらず再稼動へ前のめりの行動を新潟で、そして福島で進められている裁判では
事故の責任はないと主張した、と。あきれてしまいます。一方、九州でも次々と
動きが、佐賀県知事が記者会見で何か発しているようです、記事は後段に。
はじめに、東電をめぐる動き、
1.「再稼働へ地元議会に説明=新潟・柏崎刈羽原発-東電社長」時事通信
07/1713:01
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700049
記事「東京電力の広瀬直己社長は17日午前、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈
羽村)6、7号機の再稼働の前提となる原子力規制委員会への安全審査の申請方
針を説明するため、刈羽村議会を訪問した。広瀬社長は「6、7号機は申請する
準備ができている。(安全)対策が新しい規制基準に合っているのか、独り善が
りではないのかチェックしてもらいたい」と述べ、申請への理解を求め
た。・・・・・・」
1’.「東電の申請方針に賛否=柏崎刈羽原発の安全審査-地元議会」時事通信
07/1719:58
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700871
記事「・・・新潟県刈羽村と柏崎市の・・・・両議会では、原発の再稼働に反対
する意見と並んで、早期申請を容認する意見も出された。・・・・広瀬社長はま
た、泉田知事と再び会談する可能性について「(地元)調整の過程も踏まないと
いけない。とにかくお会いして、もう一回お話をさせていただきたい」と語っ
た。再会談のめどは立っておらず、泉田知事は22日まで海外出張中のため、再
会談は早くても同日以降となる。・・・・・」
福島の裁判では、
2.「国と東電、過失責任の認否留保=原発避難者ら集団訴訟-福島地裁 」時
事通信07/1620:09
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071600837
記事「・・・・・福島第1原発事故の放射能汚染で平穏な生活を奪われたとし
て、避難住民ら800人が国と東電を相手に慰謝料など計約28億6000万円
を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、福島地裁(潮見直之裁判長)で開かれ
た。原告側が主張する原発事故の過失責任について、国側と東電側は認否を留保
した。・・・・」
・・・・・国・東電ともに事故の責任はないと主張・・・。
過去の金バラマキの実態の続報、
3.「元むつ市長側に金銭支援 西松、核燃施設めぐり1億円 『東電に相談
後』融資朝日デジタル130717
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307160750.html?ref=nmail_20130717mo&ref=pcviewpage
記事「・・・・青森県むつ市で建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設を誘致した
杉山粛(まさし)・むつ市長(当時、2007年死去)を支援するため、西松建
設が03~04年、市長側に子会社の資金で計1億円を融資したことが、関係者
証言と西松建設の内部資料で分かった。西松側は東京電力に相談してから融資し
たという。(→有料設定)
・・・・・西松建設―過去、いまどこぞ党首になっている人の金銭疑惑でも登場
してました。

福島第1事故現場では、
4.「海水から放射性物質 3号機取水口で1000ベクレル」福島民友(07/17
09:45)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0717/news10.html
記事「・・・・福島第1原発タービン建屋海側の地下水から高濃度のストロンチ
ウムやトリチウムが検出されている問題で、東電は16日、3号機タービン建屋
東側の取水口内の海水から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1
リットル当たり1000ベクレルが検出されたと発表した。海水のベータ線を出
す放射性物質の濃度としてこれまでの最高値だが、東電は『14日までの降雨の
影響で放射性物質が海水に入り込み濃度が上昇した可能性があり、再検査する』
として『地下の汚染水が漏れ出たのかは判断できない』としている。・・・・」
・・・・東電の発表はいつもこの様です。

被災地フクシマ、
先の2.記事を別の角度から、
5.「国と東電が争う姿勢 福島原発訴訟で原告7人、意見陳述」福島民友
(07/17 09:00)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0717/news2.html
記事「・・・・・口頭弁論では原告7人が意見陳述した。原告側は「国や東電
は、原発が全電源喪失し、重大事故を招くことを予見できたにもかかわらず、対
策を取ってこなかった」などと主張。この主張について、国と東電は認否を明ら
かにしなかった。裁判所は認否を明らかにするよう求めた。・・・・・・・・・
原告約250人は同日、福島市内を行進した。同原告団は法廷で傍聴できない市
民のために、同市の県文化センターで模擬裁判を行い、100人を超える市民ら
が裁判を傍聴した。」

規制委の動き、
6.「原発安全審査で初会合=電力4社が申請内容説明-規制委」時事通信
07/1612:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071600043
記事「・・・・・8日に申請があったのは川内、泊両原発のほか、四電伊方原発
3号機(愛媛県)、関電大飯原発3、4号機(福井県)、高浜原発3、4号機
(同)。九電は12日に玄海原発3、4号機(佐賀県)も申請したが、この日の
会合では議論されない。」
横からこんな発言、
7.「規制委の人員拡充を=原発の早期再稼働で-日商」時事通信 07/1718:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700794
記事「日本商工会議所は17日、東京都内で開いた夏季政策懇談会で、原発再稼
働に向けた原子力規制委員会による安全審査について「可能な限り迅速、効率的
に審査を行うべきだ」とし、規制委の予算や人員拡充を求めることで一致し
た。・・・・また、原発の再稼働では『関係自治体の理解を得るためにも、国が
説明責任を負うことを明確にすべきだ』との見解でまとまった。・・・・・柏崎
刈羽原発(新潟県)に絡めた見解ではないことを強調した。」

既存の原発施設の調査では、
8.「追加調査の必要性指摘=もんじゅ直下の断層-規制委」時事通信07/1719:50
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700863
記事「・・・原子力規制委員会の専門家調査団は17日、1日目の現地調査を終
えた。島崎邦彦委員長代理は記者会見し、『(敷地内の地盤で)剥ぎ取りできる
所が残っている』と述べ、追加調査が必要との認識を示した。調査団は同日、原
子炉建屋直下で最も長い『a破砕帯』の延長部とみられる断層を試掘溝で確認し
た。この断層の状況を詳しく把握するため、原子力機構に調査範囲を拡大するよ
う求めたという。・・・・・」
9.「もんじゅ断層調査開始 直下の活動性 焦点」東京新聞7月17日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013071702100031.html

政府も、再稼動ありきの行動を次々と、
10.「原発安全確保へ新機関検討=事業者の取り組み促進-経産省WG」時事
通信07/1721:24
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700922
記事全文「原発事業者が自主的に安全性向上に取り組む仕組みづくりを目指す経
済産業省総合資源エネルギー調査会のワーキンググループ(WG)が17日、初
会合を開いた。電力会社や原子炉メーカーなどで組織する新機関設置を視野に、
具体策を検討。今年度末をめどに提言をまとめる。」
こういうところでも、
11.「原子力委、福島原発対策が最重要 14年度予算方針」東京新聞7月17
日 20時07分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071701001868.html
記事全文「国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は17日、2014年度の原子
力関係予算について、引き続き東京電力福島第1原発事故への対応を最重要課題
に挙げ、汚染水など新たな異常が起きないよう対策を進めるべきだとする基本方
針を決めた。国と東電には『廃炉の成功の鍵を握っているのは作業員の働きだ』
として、作業の安全確保を強く求めた。政府が原発の再稼働を進める方針を打ち
出したことを受け、電力会社は原発の新規制基準への適合だけではなく、福島事
故の根本的な原因を深く認識した対策を確実に実施し、国民の信頼を得ることが
必須だとした。(共同)」
・・・再稼動はだめといっているわけではない・・・・動かすために事故現場で
は、うまくやれ、といっているだけ。

原発立地自治体では、
12.「原発審議の2委員に寄付 業界が280万、愛媛県」西日本 (7月17日
12時30分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/27104
記事「四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の安全性を審議する愛媛県の専門部会
の2委員が、2009年度以降、原発関係の企業・団体から計280万円の奨学
寄付金を受けていたことが17日、分かった。企業や委員らが明らかにした。愛
媛県原子力安全対策課は、伊方原発3号機の再稼働是非の検討には影響がないと
している。部会はことし3月、伊方原発の安全性の審査や評価を目的に、学識者
8人を委員として設置された。」
・・・・わずかなお金で人の命を売る?

九州では、
九州、こちらも再稼動の是非の議もなく、再稼動への手順にいきなり踏むこむ、
13.「原発再稼働の判断過程を開示=佐賀知事」時事通信 07/1713:29
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071700441
記事全文「佐賀県の古川康知事は17日の定例記者会見で、九州電力玄海原発
3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働について、県による可否判断の過程を県民
に開示する方針を示した。古川知事は『結果的にこうだったではなく、あらかじ
めお知らせできるようにしたい』と述べた。」
反原発団体は、
14.「玄海原発安全審査、事前了解めぐり抗議 」佐賀新聞7月17日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2509503.article.html
記事全文「反原発の市民団体『玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁
判の会』など2団体は16日、同原発の安全審査申請の際、佐賀県と東松浦郡玄
海町が九州電力に安全協定に基づく「事前了解願」の提出を求めなかったことに
ついて抗議文を提出した。 県と玄海町は、九電が原子炉施設を変更する際、安
全協定に基づき事前了解が必要としている。ただ、今回のケースについて、県は
「福島原発事故を受けた緊急安全対策などで既に着手しており、事前了解にはな
じまない」として、九電に事前了解願の提出を求めなかった。
・・・・抗議文では『(事前了解事項とせず)報告を聞くだけは、住民の命と
財産を守る責任ある立場の判断とは到底思えない』と批判。県と玄海町、九電の
3者で協議して決めた経緯についても『密室で隠ぺい体質が改まっていない』と
指摘し、事前了解事項にするよう求めている。」

川内でも、
15.「川内原発、緊急対策所の整地進む 申請後初の公開」西日本 (7月17日
18時30分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/27161
記事「九州電力は17日、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)で、「緊
急時対策所」の整地作業など安全対策工事の様子を報道陣に公開した。・・・重
大事故で指令拠点となる『免震重要棟』が2015年度に完成するまでの代替施
設として、九電は100人を収容できる緊急時対策所を9月末に完成させる予
定。予定地は1号機の南東約470メートル、海抜約25メートルの地
点。・・・工事は同日施行された原発の新しい規制基準への対応が目的。
・・・・・こちらも次々と再稼動に向けてアピール。

さて、今朝の西日本新聞では、
一面に、
16.原発再稼働、賛成多数は佐賀のみ 鹿児島は賛否拮抗、本社世論調査」07
月18日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20656/1/
記事「西日本新聞社が14?16日に実施した参院選の電話世論調査で、九州の
有権者に原発再稼働の賛否を尋ねたところ、九州7県全体では反対派が50・
1%と、賛成派の43・1%を上回ったのに対し・・・・」→以下、有料設定。
・・・・URLをクリックする各県別のグラフは見ることができる。でもこんな記
事を有料設定!
3面に、8.の類似記事、紙面の4分の1を使って、
17.見出し「30年前ずさん審査 もんじゅ因縁の断層 規制委が追加調査求める」
6面に
18.聞き書きシリーズ「原発を背負って10回 半世紀後の再会 被団協谷口さん」
15面経済欄、
19.「スマートメーターを競争入札で調達へ 九電、コスト削減」[07月18日
03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20651/1/
記事「・・・・・遠隔操作で電力使用量の検針ができる機器「スマートメー
ター」の調達に2014年度から一般競争入札を導入すると発表し
た。・・・・・・」
・・・・いままでどこかの企業が独占していた??
32面に、12.の伊方の記事と、15.の川内原発の記事、そのすぐ横に、
20.「原発停止中も佐賀県課税へ 知事会見で表明」
・・・稼動しなくてもお金を取れる、何が何でも原発依存・・・。

次の記事はネットにあって、紙面にない、
21.「佐賀・古川知事『事前了解はなじまない』 原発安全審査申請[07月18
日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20650/1/
記事全文「九州電力が玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に向けて原子力規制委
員会に安全審査を申請した際、県と玄海町が「事前了解」の手続きを九電に求め
ず、報告を受けるにとどめたことについて、古川康・佐賀県知事は17日の定例
会見で、『(審査に出された安全対策は)実施済みか着手済みばかりで、事前了
解にはなじまない』と述べ、県の対応に問題はないとの考えを強調した。川内原
発(鹿児島県薩摩川内市)の申請では、原子力安全協定に基づき、九電が鹿児島
県と薩摩川内市に事前協議書を提出し、今後は県側が『了解』を出す手続きと
なった。玄海原発ではこの手続きをとっていないが、古川知事は『県が事前了解
するまで安全対策に手がつけられなくなるのはおかしい』と述べた。また会見
で知事は、再稼働の是非をめぐる地元自治体の『同意』の手続きが定まっていな
いことを問題視。国や電力会社と協議し、県民に説明する考えを示した。」
22.「再稼働問題に揺れる玄海町 『積極的に論戦深めて』と参院選に注文」
[07月18日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20659/1/
記事「九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)が運転停止した2011年12月から
約1年半。地域経済を支える基幹産業の停滞に、原発を頼りに生計を立てる人々
には苦悩や戸惑いがにじむ。九電は12日に玄海原発3、4号機の安全審査を申
請したばかり。参院選の最中、原発に揺れる玄海町を訪ねた。・・・・・13カ
月ごとの原発の定期検査では、約3千人の臨時作業員が訪れる玄海町。町人口の
半分にも匹敵する人の流れがさまざまな“特需”を生むが、原発停止中の今、その
勢いは見られない。原発近くを往来する車はまばらで、閑散とした雰囲気の商店
も目立つ。・・・・・・・・・・・・原発の動向を注視する人々の思いと裏腹
に、参院選佐賀選挙区では原発をめぐる論戦はまだまだ低調だ。『将来、原
発をどうするかは、この地域で避けて通れない問題。当たり障りのない言葉でな
く、もっと積極的に論戦を深めて』。候補者の訴えに耳を傾けた玄海町の男性
(64)が注文した。 」
今朝は、以上です。

★ 永尾佳代(熊本・原発止めたい女たちの会) さんから:
九州電力の原発再稼働申請に対して、7月12日九電への抗議パレードに続いて、
17日は、再稼働申請に対する抗議文を提出してきました。

原発ゼロの会が、毎月行っている抗議行動に、協同で取り組んだ形です。
パレードの時は、総勢30人程度でしたが、今回は女たちの会から5人、ゼロの
会から10人程度でした。
2団体からそれぞれ、抗議文を手渡しました。

その後、午後1時から1時間、質疑応答の時間を取っていただきました。
九電側は広報課3人。
その際のQ&A詳細は、追って送りますが、九電側の応答は、判で押したように

「電力の安定供給のためには、原発の再稼働は必要だと考える」でした。
しかし、いくつか、重要な返事もありました。

なんと、今、建設中の(完成はH25年。完成前に稼働させるつもり!?)
緊急対策所と免震重要棟の建設に、川内、玄海合わせて2千数百億円かかるそう
です。

あれ、九電の今季赤字額は3150億円って言ってましたよね。限りなくこの数
字に近いです。
29999億円であれば、ほゞ原発稼働のための安全対策費ではないですか?
火力燃料代が嵩むって言っていたけど、あれは、何?
不信が募ります。

それにしても、なんというアバウトさでしょう?
1億近い数字を数百億円程度と言い放つ、親方日の丸的字数字感覚!
かかった経費をすべて電気代に上乗せできる「総括原価方式」ですから、こうな
るのでしょうか?

詳細は、追って、Q&Aで、流します。取り急ぎ。
========================================

九州電力株式会社
代表取締役社長 瓜生 道明  様

川内原発1,2号機と玄海原発3.4号機の
「再稼働」申請を取り下げてください

   熊本:原発止めたい女たちの会
                  代表  永尾 佳代

九州電力は、7月8日に川内原発1号、2号機、12日に玄海原発の再稼働に向
け、原子力規制委員会の「安全審査」に申請されました。
いまだ東電福島第一原発爆発事故の収束どころか、メルトダウンした放射性物質
(核燃料)がどうなっているのか、誰にもわかりません。4号機の使用済み燃料
プール瓦解の危機もさらず、高濃度に汚染された地下水の行き場さえなく、海に
漏れ出している状況です。

また、今もなお福島県だけでも15万人もの方々が、放射能に汚染された故郷に
帰れずにいます。いったん、事故が起これば直径500キロ以上が汚染され、
水・空気・海により地球規模に広がることが、今度の事故でも証明されております。

 川内原発の周辺には、連続した活断層が確認され、政府の地震調査委員会か
ら、見直すよう指摘を受けているにも関わらず、九州電力は、それを一切無視す
るおつもりでしょうか?
 また、玄海原発近くにも地震の巣が指摘されております。老朽化し、耐用年数
を過ぎている玄海原発では、わずかな地震でも、大きな事故につながる危険性が
指摘されております。
熊本は、川内原発から54キロ、玄海原発から80キロの近さにあります。立地
県と同様、大きな影響を受けることは、フクシマ事故で証明済みです。
日本の西に位置する九州で、一旦事故が起きたら、偏西風により九州全域、本州
まで放射能汚染が北上することは、風船プロジェクトなどで証明されておりま
す。そうなれば、もう、日本に住むところはなくなるのです。

また、川内原発近の潮流は、黒潮、親潮に乗って日本全体の海域をなめるように
北上します。もし原発事故でもあれば、日本の海は全滅、日本の魚も、一切、食
べられなくなります。
そんなことはありえないと思っている人もいるでしょうが、想定外の事が起こり
うるという事で、私たちは行動すべきではないでしょうか?
未来の子どもたちのために、私たちは原発のない九州を死守すべきだと考えま
す。絶対に、玄海原発、川内原発を再稼働してはなりません。脱原発は世界の潮
流なのです。

3月11日の前に、福島原発は止められませんでしたが、玄海原発、川内原発
ははまだ間に合います。私たちは歴史に学ぶ賢い人間になりましょう。
ぜひとも川内原発・玄海原発は再稼働しないよう、申請を取り下げてください。

★ 弁護士 八木大和 さんから:
「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告団主催の
玄海原発付近から1000個の風船を飛ばして風向き調査をする
風船プロジェクト第3弾を実施します。

日時:2013年7月28日(日)正午受付開始
風船発射時間 午後2時30分
場所:佐賀県唐津市鎮西町 波戸岬 海のトリム
参加費:大人500円 高校生以下無料

福岡地区は天神,日銀前から直行専用バスが出ます。
【事前申し込みが必要です】
集合時間:午前9時45分,天神日銀前 費用:高校生以上 往復2000円 中学生以下
往復1000円

【ファックス or メール申込フォーム】
→ 送り先 ファックス 092-741-6638
アドレス daiichi@f-daiichi.jp

氏名(代表者):
人数 :高校生以上 ●名
中学生以下 ●名

緊急連絡先(携帯電話番号):
必要事項を記入の上,当事務所(担当:弁護士八木)まで
ファックス(092-741-6638)をするか,

daiichi@f-daiichi.jp まで メールしてください。
沢山の方のご参加をお待ちしています!!

風船プロジェクトのホームページ
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/

★ 松元 さんから:
みなさまへ    
ここに紹介する拙訳は、ナチ・ホロコーストのユダヤ人・サバイバー(生存者)
として象徴的な証言者となってきたエリ・ ヴィーゼルの「無関心に傍観しては
ならない」という思想を受けて、中東研究の歴史家ローレンス・デヴィッドソン
が考察した「無関心の罪 という短い論考で す。また、デヴィッドソンがこれ
を書くきっかけとなったウリ・アヴネリのイスラエル人の無関心についてのハ・
アレツ紙の記事も後半に付し ました。

ホロコーストをくぐり抜けたユダヤ人として「傍観してはならない」と啓発する
エリ・ヴィーゼル、アメリ カ人として同じ植 民国家であるイスラエル人がつく
りあげた集団意識「無関心の罪」を指摘するローレンス・デヴィッドソン、イス
ラエル人左派として「占領の 無関心」を警告す るウリ・アヴネリ、あなたは日
本人として、この「無関心」をどのように考えますか?

参考までに、訳者の感想を述べておきます。

先日、パレスチナのヘブロンで5歳の子どもが「石を投げた」罪でイスラエル兵
に逮捕されたという記事を紹介したが、日本では、福島の避 難者が補償もなく
打ち棄てられ、在日朝鮮人が言葉の「石を投げられ」、ともに「無関心」という
大きな構造に被害者が喘いでいる。ともに加害者が罪責を問わ れることなく、
集 団の「無関心」が加害と被害の双方をうやむやにしてしまっている現実がある。

しかし無関心は、強烈な関心の裏側である。占領と人種差別をよしとする強烈な
関心の裏側が無関心であ る。5歳の子どもの逮捕が人種 差別であるとは考えた
くない強烈な占領体制への関心、アイヌの墓の盗掘が人種差別だとは思いたくな
い強烈な自己弁護、在日朝鮮人差別が人 種差別だと思いた くない強烈な排外自
己中、戦争責任に頬被りしてたえず侵略された側の北朝鮮や中国を攻撃する強烈
な自己正当化、沖縄や福島の犠牲者が我が身と関係ないと思 いたがる強烈な自
己保身、こうした強烈な自己関心の裏側に対となった「無関心」があるのではな
いか。

期せずしてRestorationは、「復興」であり、「維新」である。イスラエルは
「ユダヤ国家の復興」がどんな戦争犯罪も占領犯罪も 正当化されると信 じてい
る。日本も靖国神社と天皇制侵略国家を生み出した「維新」を自ら断ち切ること
なく(この「ねじれ」がいま顕在化しているが)連続し た近代国家だと信 じて
いる。イスラエル人として生きることは、シオニズムの人種差別を実践して生き
ることだ。日本人として生きることは、明治以来の膨張排 外主義を取り戻し
「ガンバレニッポン」として生きることだ。イスラエルも日本も、その
Restorationという神話から離れられないようだ。ありもしない「神話」への強
烈な関心ゆえに、その無責任と犠牲者をどこまで拡大 してゆくのか?「何かが
間違っている」ことの根は深い。

☆ご参考最新記事:「イスラエル愛国者の最後の切り札はボイコットだ」ギデオ
ン・レヴィ(ハアレツ 2013年7月14日)
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20130715/1373904886

※訳注 1:エリ・ヴィーゼルの聖書の言葉は、「汝の隣人の血が流されるとき、
無為に傍観する勿れ」レビ記19:16。

※訳注2:著者ローレンス・デヴィッドソン博士は、米国ペンシルバニア州の
ウェスト・チェスター大学の 歴史学教授。中東史研究を中心に、中東と米国の
関係史、および現代ヨーロッパ思想の研究者。Intifada-Palestineの常連投稿者。

●出典:Intifada-Palestine,Posted: 01 Jul 2013 05:29 AM PDT
http://feedproxy.google.com/~r/intifada-palestine/yTiY/~3/diAOT-LESn8/?utm_source=feedburner&utm_medium=email

*The Crime of Indifference -- An Analysis by Lawrence Davidson***

*無関心の罪***

*ローレンス・デヴィッドソン博士(松元保昭訳)****
2013**年**7**月**1**日***

***パー トⅠ、無関心***

エリ・ヴィーゼルは、世界的に著名な人物である。ナチズムの強制収容所にかん
する心を揺り動かす描写の 著作によって、彼 はホロコースト犠牲者の象徴的人
物となった。彼の多くの洞察のなかに、「愛の反対は憎しみではない。無関心で
ある。」という有名な言葉が ある。ヴィーゼルは繰り返しこのモチーフを語っ
てきた。セントルイスのワシントン大学で行われた2011年の卒業式のあいさ
つで、彼は聴衆に語った。「私にとって、もっと も大切な戒めが聖書のなかに
あります。『汝、無関心でいる勿れ』これは、あなたが不正を目撃したなら無関
心に傍観してはならない、という ことを意味しま す。」また2012年、ボス
トン講義のあと、ヴィーゼルはボストン大学の学生たちに語った。「…傍観ゆえ
に無関心にさせる無知こそ、最大の危険であると私 は思う。…もし誰かが苦痛
を受けており、彼または彼女の苦痛を軽減するために私が何もしなければ、私の
どこかが間違っている。」

残念なことに、シオニズムを支持し行動を共にすることでヴィーゼルは、モラル
の象徴のような彼の評価が 疑われる矛盾と ディレンマに必然的に陥っているこ
とになる。実例として、2010年3月、ちょうどイスラエルがパレスチナ住民
を立ち退かせていたとき、 彼はエルサレム問 題をめぐってイスラエル政府にい
かなる圧力も与えないようオバマ大統領に公開の嘆願を訴えていた。そうするこ
とで、彼はイスラエルの目的 と行動という現実 の姿に、彼自身の無関心をさら
け出していたのである。その結果、100人のイスラエル知識人と活動家たち
は、彼の態度と振る舞いに「失 望」と「怒り」を表 明した公開書簡を送った。

それにもかかわらず、無関心と無反応についての彼の評言は、重要であり洞察に
満ちている。例えば、「も し誰かが苦しんでいるなら、彼または彼女の苦難を
軽減するために私が何もしないのであれば、私のどこかが間違っています。」こ
うしたヴィーゼルの格言は、 何十年ものあいだ 「無関心に傍観してきた」彼の
多くの仲間のシオニストの誰彼を審査する基準として用いることができるもので
ある。

***パートⅡ、イスラエルの無関心*

最近、ウリ・アヴネリがここで示した事実に注意を促す幾つかの記事があった。
(ハ・アレツの同記事全文 を下段に紹介しています。=訳注)

「われわれ[イスラエル人]は、われわれがいつも見ているこの状況[「我が家
からたった2,3分のドラ イブで行く」占 領]に慣れるようになってしまっ
た。」ニューヨークタイムズの前エルサレム支局長エタン・ブローナー氏は、イ
スラエルの政策と差別的な常 習行為が引き起こ す苦しみに対するこの広がる無
関心を確認した。「[イスラエル人の」わずかな人でさえパレスチナ人について
話をしません。…長い間彼らの 中心的な課題と見 えていたこと―他民族とこの土
地をいかに分かち合うか―に焦点を当てる代わりに、イスラエル人の大部分はそ
れを無視しています。」**

さらに具体的には、第二次インティファーダが勃発した2000年9月以来、イ
スラエル軍は1500人以 上のパレスチナ人 の子どもたちを殺害した、例えば
現実のこうした事実を見て見ないふりをしている。中東モニターによれば、「ほ
ぼ13年間で、3日ごとに1 人の子どもがイス ラエルに殺害されている」こと
になる。同じ期間に、負傷した子どもは6000人に達し、18歳以下の子ども
は約9000人が逮捕されてい る。ヒューマン・ ライツ・ウォッチのような民
間NGOはもちろん国連によっても立証されているパレスチナ人の苦難は、実
際、平均的なイスラエル人によって 顧みられることなく依然として進行している。

そして状況としては、少しも改善されそうにない。イスラエル人がパレスチナ人
の苦難に無関心を決め込んでいるあいだ、イ スラエル政府はこの苦難の体制を
無期限に続行し維持するという意向をほのめかした。「イスラエル内閣の新星」
通商大臣ナフタリ・ベネットによれば、パレス チナ国家という発想は「死ん
で」おり、西岸の相当な範囲を併合すべきである。国防副大臣ダニー・ダノンは
これに同意し、「われわれは、1967年のライン の内側にパレスチナ政府を
創設するような政府ではない。国家主義者(ナショナリスト)の政府である。」
と述べている。その間に、彼らがそれ(パレスチナ人 の苦難)を考えようと考
えまいと、イスラエル人の相当数は、パレスチナの土地の不法な占領をますます
拡大することで利益を得ているのである。

*パートⅢ、無知の役割*

**われわれはヴィーゼルの言葉を使ってこのように問うことができる:

パレスチナ人の65年もの苦難をまったく気にかけないイスラエル人は何が間
違っているのか?イスラエル 人の何が悪いのか?彼が「傍観ゆえに無関心にさ
せる…無知」と述べるなら、ヴィーゼル自身が解答の一部をもっていることになる。

無知とは何か?平均的なイスラエル人は、この問題で本当に無知なのか?最初は
この主張がばかげているよ うにみえる。そもそもアヴネリが注意を引きつけた
ように、パレスチナ人のこの苦難は、大部分のイスラエル人の裏庭からけっして
「ちょっとの間」以上の距離 ではないし、とき どきイスラエル・ユダヤ人の上
にブーメランとして返ってくることもある。それにもかかわらず、一種の仕組ま
れた意図的な無知が効果を示し始めるのだ。人 は、無関心を引き起こしては、
自らの役割と他者の苦難をともに否定する歴史観を身に着け、無知のなかで育て
られることが可能である。集団 全体は、純粋に (その無知を)信じている人々
の中でも最も忠実な適合の仕方をする人々によって、心理学的にそのような人格
形成を行うことができる。このように条件付けら れた無知が、他者の運命にた
いする無関心の基盤になっている。イスラエル人はこのプロセスの完成品を作り
上げているのだ。

しかし、このシナリオはシオニストやイスラエル人のオリジナルではない。事
実、多くのシオニストはこの ように世界を見る 観方をアメリカ人から学んでい
た。数年前に私は、この遺産を探究した『アメリカのパレスチナ』という本を出
版した。結論から言うと、1920年代のシオニ ストの主題のひとつは、現地
のパレスチナ人が文明化と現代化の勢力に激しく抵抗する先住民アメリカ・イン
ディアンと同等のアラブ人であっ たということで あった。これらのインディア
ンの破滅―残忍な略奪と民族浄化に対する平均的なアメリカ人の態度はどうで
あったのか?それは、やがては大部分のアメリカ人が、インディアンや彼らの運
命をまるで考えようとしないまでに大きく成長した無関心というものであっ た。

数年前、ペンシルバニア大学で討論したとき、イスラエル・ペンシルバニア領事
館の副領事と彼のシオニス ト・グループの学生たちに、この関連の説明を試み
たことがある。長期にわたるシオニストの戦略は、パレスチナ人を民族浄化する
ことであっ た。それゆえ世界に対しては、そのうち時がたてば慣れてゆき、つ
ぎにはこの罪を忘れるよう期待することであった、とそれとなく言ってみた。
100年あるいは150年たって、誰がパレスチ ナ人を思って泣くだろうか?
今日同じ集団について、アパッチ族やシャイアン族を嘆くように?しかしまた、
私は、今日のポスト帝国主義者の 世界において、この歴史的なシナリオが同じ
ことを繰り返すとは考えられなかった、と彼らに話した。領事と彼の取り巻き連
中みんなの反応は否定的だった。彼らは退場していった。 

*パートⅣ、結論*

ヴィーゼルがそれほど恐れている傍観にいたる無関心は、すぐにもわれわれの人
生の習慣的な一部となりう る。そもそも、わ れわれの人生の多くは、まさに
「与えられた立場で合理的に有用か不合理に不適切か」どちらも可能な「習慣的
な行動の連続」である。後者の 場合、われわれは トラブルを起こすことにな
る。イスラエル人がパレスチナ人の苦難を無視しているとき、この点で彼らは
「彼らの与えられた立場で不合理で不 適切な」行動をしており、それは、
ヴィーゼルの言い方では、彼らの「何かが間違っている」という意味になる。あ
まりにこの行動様式を繰り返し振る舞ってき たわれわれは、ア メリカ人とし
て、この症状を認めるべきである。シオニストがこの無感覚をモデルとしたよう
に、現在この無関心は、イスラエルの土地にかん するわれわれの「特別な関
係」の指標となっている。
(以上、*ロー レンス・デヴィッドソンの*翻訳終 り)

○----------集会等のお知らせ----------○

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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尖閣諸島は本当に日本固有の領土か?

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<新着>
■08・06 アジア記者クラブ7月定例会
       尖閣諸島は本当に日本固有の領土か?
       日中両国間で翻弄されてきた琉球・沖縄
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●主催 アジア記者クラブ(APC)・社会思想史研究会

日時:8月6日(火)18時45分~21時
会場:明治大学リバティタワー7階(1073教室)
   (東京都千代田区神田駿河台1-1)
   交通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
費用:ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方1000円

ゲスト 村田忠禧さん(横浜国立大学名誉教授)

 日中両国の対立の溝が埋まらない。尖閣諸島や両国の軍事プレゼンスを巡って双方
が非難の応酬を続けている。世論調査による中韓両国の対日好感度は 悪くなるばか
りだ。日本側でも中国の脅威を口実にした米国の対中封じ込め政策に加わり、経済分
野でも中国に先を越されるなという反中気運が高まっ ている。安倍首相の「いつで
も日本側の対話の門戸は開かれている」という口癖も、冷静に中国側の主張に耳を傾
ければ、「対話の糸口がない」「約束 (合意事項)を反故にして、対話の席につい
ても意味がないじゃないか」という問いかけに聞こえる。むしろ、門戸を閉ざしてい
るのは日本政府の方で はないのか。
 尖閣報道で新聞・TVは何の疑問も持たずに、「沖縄県の尖閣諸島」と切り出す
が、歴史や文献を自らが精査・検証したことがあるのだろうか。中国政 府や台湾の
主張が本当に荒唐無稽なのか、メディアは自ら事実関係を検証した上で、世論に迎合
するのではなく、世論が付和雷同しているのならば警鐘を鳴らす役割があるはずだ。
 7月定例会は今夏、『日中領土問題の起源』を上梓されたばかりの村田忠禧さんを
ゲストにお迎えします。村田さんは、明治政府が尖閣諸島の領有を宣言した1895
年のはるか以前、明代、徳川時代に遡って文献検証を重ね、日本政府の公文書の不都
合な事実を明らかにしました。丹羽宇一郎元在中国大使に、日中国交回復40年の努
力が水泡に帰したと言わしめた現在の悪化した日中関係をどうすれば正常化できるの
か、日中の緊張関係が沖縄をどの ように翻弄してきたのか、当日は踏み込んで議論
したいと考えています。

<主催>
 アジア記者クラブ(APC)・社会思想史研究会
 連絡先 アジア記者クラブ(APC)
 〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
 Tel&Fax:03-6423-2452 
 http://apc.cup.com E-mail:apc@cup.com

※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。
※会場等の都合で8月開催です。8月定例会は別途開催します。
★当日、『日中領土問題の起源~公文書が語る不都合な真実』(花伝社)の予約販売
を行います。定価2,650円のところ2,100円で販売します。ご希望の方は必
ず、下記のEメール宛に、お名前と携帯電話番号を添えて事前購入予約をお願いしま
す。E-mail:apc@cup.com

□■「ねじれ解消が最大の争点」の欺瞞


  ◎◎◎◎┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓◎◎◎◎
      ┃Y・記・者・の・「・ニ・ュ・ー・ス・の・検・証・」┃
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

□■「ねじれ解消が最大の争点」の欺瞞
  ──メディアは安倍政権のめくらましに騙されるな

 参院選公示以後、マスメディアはいっせいに自民の「圧倒的勝利」の予測を垂れ流
した。民意の形成を阻害し、政治的無関心を増大させる情報公害は、いま抜本から見
直すべきときであろう。

 選挙前の予測報道だから、この段階でも「4割が選挙区、比例とも投票先を決めて
おらず」状況は流動的などと報じている。特に今回も、マスメディアは自民対民主に
焦点を当て、与野党の攻防にばかり目を奪われる傾向が強かった。ひどかったのは、
衆参の「ねじれ」にだけ焦点を当てた報道の仕方だ。

 「衆参のねじれは、今度の参院選で解消できるのか」というテーマで選挙を追う姿
勢には、おのずと「ねじれはないほうがよい」というゆがんだ視点が紛れ込む。衆参
で主導権を握る勢力分布が異なるのは、民主政治の健全性をあらわすバロメーターの
ひとつでもある。ただ効率性のみを政治に求めて、「決められない政治」と揶揄する
傾向の強かったマスメディアは、その勢いに乗って政権に返り咲いた自民党を「よい
しょ」するかのように、「ねじれの解消」がそのままいいこと、今度の参院選の最大
の「争点」でもあるかのように、報じた。

 しかしながら、中盤以降、そもそも自民の勢いはさほどでもないことが隠しようが
なくなってくる。それでも各社の「選挙情勢」の報道では、政党名を自民、民主、維
新、公明、みんな程度しか出さずに報じる記事(二重の意味で予測報道の危険を増大
させる)や、あくまで自民の優勢を演出しバンドワゴン効果を引き出そうとする新聞
もある。

 読売新聞のきょう(17日)の記事は、<参院比例選、自民の第1党確実に…読売
新聞分析>とあり、見出しの「自民の第1党確実に」だけでも自民の勢いに伸びがな
いことがわかる。それにしても、まるで、競馬新聞のようだ。この記事を眺めただけ
では、投票先を決めていない人の比率もわからない。

 きのうのテレビ朝日の報道<安倍内閣支持率“5割切る”政権発足後初…>は、
「これまで6割前後をキープしてきた安倍内閣の支持率が、今回、46.4%と政権
発足以来、初めて5割を下回」ったこと、理由は「アベノミクスへの期待感に陰りが
出てきているため」(政権発足から半年以上がたったものの、景気回復への実感がな
い」と答えた人が7割以上)とみている。

 それでも安倍内閣の支持率は、46.4%(先月から10.1ポイント減)あると
いう。政党別では、<自民党が依然、高い支持率を維持し、民主党など野党を大きく
引き離し>ていること、今回の参議院選挙で有権者が重視する政策については、「景
気対策」が最も高く、次いで「年金・社会保障」、「原発問題」などだったという。
また、「原発の再稼働方針」については、支持しない人が支持する人を9ポイント上
回ったが、「原発をゼロにするか継続するかについては、ほぼ拮抗」としている。

 テレビ朝日の報道の詳細は、下記URLをクリックして、映像をみてほしい。
 各紙・各局とも、それぞれの調査シートのフォームの問題や、調査の実態、調査結
果に加味して分析する種々の情報にも差異がある。

 マスメディアの垂れ流す「選挙予測報道」の類に、一喜一憂しないこと、振り回さ
れない市民社会を構築してゆくことが、まるで競馬か競艇などレース中継と見まがう
「選挙予測報道」からマスメディアを脱皮させていくためにも必要だろう。

 そうした上っ面の「選挙予測報道」ではなく、地道に今回の選挙の重要テーマを追
っている新聞などもある。ネット上では、中身のある記事を紹介し合う動きも高まっ
ているようだ。ネットをただ政党の宣伝ツールにしようと意気込む人々もいるが、そ
れだけでは読んでくれる人は少ないまま終わる。フェイスブック上で、自分のところ
の党員に、「他党の宣伝を流すな」と強圧している輩もいる。恥ずかしいことであ
る。ネットワーク社会を少しも理解していないのである。

 原発・米軍基地、大量失業・消費税・TPP、そして憲法。
 私たちは、これらの重大問題に直面している。
 東京新聞によると、ツイッターでは、原発、経済、外交・安全保障、TPP、憲
法、社会保障、東日本大震災・復興の順で関心が高い。首相の安倍氏は、選挙活動を
通じて、これらの重大問題から逃げ回ってばかりいた。マスメディアでは、各紙・各
局、それぞれに濃淡があるが、参院選がらみの報道はレース中継が主軸で、いま取材
し広く共有すべき争点を、自ら浮き彫りにしてゆく試みは、一部を除き弱いという印
象を否めない。

 記者によるのか、デスクによるのか、それとも各社の方針によるのか。

 それでも、選挙は政治家のためにやるのではないことを、忘れるわけにはいかな
い。選挙民が、国民社会、国民生活のために、公権力をゆだねる人物を選択するため
にやるのである。どうも、とくに自民党の政治家たちは、その「立憲主義」そのもの
を理解していない疑いが濃厚である。そしてマスメディアはどうか。マスメディアも
同様に、政権党に引きずられ、政局に引きずられ、目先の出来事引きずられ、あるい
は広告主などに引きずられて、国民が公権力をゆだねる人物を選択するために必要な
報道や論評を行うという本道を見失ってはいないだろうか。

 いかにネット社会が高度化しようが、ジャーナリズム機能を弱体化させた社会は脆
い。民主主義社会そのものが危機へと陥ってゆく。企業としてのマスメディアが、重
大な分岐点にいることはそのとおりだが、報道や論評機能の低下は、その危機に拍車
をかけるだけである。一部には、もはやすでに新聞というより、自民党の機関紙だっ
たり宣伝紙だったりとしか思えないところもあるが、そのままで済まされるような甘
い時代とはいいがたい。

 ジャーナリズム学者の新井直之氏は、「いまジャーナリストがしなければならない
のは、時代の正体を的確に摘出し、日本はどのような方向に進みつつあるのか、を正
しく民衆に提示することである。大きな社会の流れ、大状況を具体的に、率直に示す
ことである」(『ジャーナリズム』(東洋経済新報社、1979年、p217)と提
起している。

 そして、「政府権力やジャーナリズム経営者やジャーナリストたちは、あくまでも
多量に、多様に、正確なる事実を民衆に伝えるべき義務を有する。その義務が怠られ
ているところに、今日の問題の一つはあるのである」(同、p209)とも。

 さらに、<報道について判定するとき、「どのように報道されたか」という基準よ
りも、「なにが報道されていないか」という基準のほうがはるかに大事である>
(同、p184)との指摘もある。この点は、いまや広く常識と化しつつあるように
思うが、この傾向に気づかず、そのままメディア企業内に定着してしまえば、<自主
規制は、マス・メディアの外からの権力・財力・暴力など、なんらかの「力」に屈し
たことによって起きる。…呼応者が上級管理者であればあるほど、規制は強まり、言
論・表現は容易に改変され、企業内における言論・思想の自由もまた認められなくな
る>ということへと結びついてゆく。(同、p144)

 行き着く先は、ジャーナリズムの役割を喪失した、ただマスメディアである。それ
を長く続けられるかどうかは、事業の多角化など経営基盤と、読者の質、社会の質し
だいということになってくるのだろう。プロパガンダだけを好んで読んだり、接する
ことを新聞に求める人は、やはり限られてくるに違いない。報道や論評に求められる
要素を欠いたマスメディアとは何なのか。もし通信社などの力を欠けば、高度情報社
会における情報紙誌の部類にはあっても、それ以外の何かとはいえなくなってくるの
ではないか──。心配である。

 産経新聞が16日、<安倍首相、ついに“封印”解く 9条改正を明言>を出し、
<安倍晋三首相(自民党総裁)が15日、ついに“封印”を解いた>と嬌声をあげん
ばかりに、安倍氏の「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記し
ていく。これがむしろ正しい姿だろう」という発言を報じた。

 遊説先で長崎国際テレビ番組のインタビュー(12日収録、15日放送)に応じた
ものだが、同紙は<憲法9条改正の必要性を明言した。これまでの選挙戦でも憲法改
正の発議要件を緩和する96条改正に意欲を示してきたが、いよいよ“改憲の本丸”
に攻め込んだ格好だ>と書いている。まったくおかしな新聞だとあらためて思う。

 96条の改定については、日本国憲法に忠誠を誓って政権を担っているはずのもの
たちが、まるで試合の途中でルールの変更を言い出すのだから、これほどおかしなこ
とはないはずなのに、この新聞は「歓喜、乱舞」の反応なのだ。いったいどこの国の
新聞なのかと疑いたくなる。

 そのうえ、首相の安倍氏が9条の改定に言及したとして「いよいよ“改憲の本丸”
に攻め込んだ格好だ」と書くわけだから、何をかいわんやである。記事によると、首
相側近からは最近、「もう少し候補者を出せばよかった…」という声が聞かれるそう
だ。

 これによると、上記で紹介した読売新聞が、自民党が「2010年参院選の12議
席を大幅に上回って比例選第1党となるのは確実だ。ただ、支持はわずかに下がって
頭打ちとなっている」と書いているのとは、トーンが違う。読売が自民の陣営の緩み
をしめ、産経がちょうちんもちの構図か。いや、そういう連係プレーの跡は見えな
い。

 ただ産経新聞の記事で、頭のすみにメモっておきたいことが二つ。「首相の危機
感」の話。

<憲法改正に慎重な公明党を除くと、今回の参院選で101議席を得なければならな
い。改憲に前向きな新党改革などの非改選2議席を加えても99議席と、ハードルは
高い。今回の世論調査によると、自民党は69議席を獲得するものの、憲法改正で選
挙後の連携を想定していたみんなの党と日本維新の会は各7議席にとどまる見通し
だ。3党では計83議席となり、101議席に遠く及ばない>

 そこで、「民主党は潰れる運命にある。党を飛び出す改憲派との連携が憲法改正を
実現する上でカギを握る」(安倍氏の4日の産経新聞のインタビュー)として、民主
党改憲派の自民への結集を呼びかけている。

 民主党は、自民党を政権から引き摺り下ろすために結集した選挙民の力を甘く見、
次第に忘れ、政権という舞台を自らの自己満足のために踊り、拍手など得られる玉で
はないことをさらけ出した。そこでさらに狼狽し、仲間割れを始め、自ら失速した。

 政党やマスメディアが考えるより、はるかに選挙民の眼は厳しい。
 かろうじて政権に復帰した自民党も、マスメディアを総動員しなければ、延命でき
ないほど自らの足元が脆弱であることを、わかっているはずだ。マスメディアを総動
員しようとしたところで、それでは容易に民意をコントロールすることなどできな
い。そのこともわかっている人物は、自民党のなかに何人残っているのか。

 自民党は綱渡りで政権復帰を果たし、綱渡りのまま政権についている。繰り出す愚
かな復古改憲国家主義の「冒険」が、どこまで通用するか。そんなものが、政権の求
心力を生み出す力として働くことはない。

 その裏にある対米従属の卑屈、多国籍企業へのもみ手は、徐々に見破られつつあ
る。
 
 それにしても、首相の安倍氏が96の改定を言い出し、そして9条の改定を口に出
したというだけで、こうまで踊ってみせる新聞(宣伝紙)があるということには、ま
ったくあきれるばかりである。

 16日には、自民党の石破茂幹事長が、4月に出演したテレビ番組で、同党のかか
げる改憲草案で自衛隊を「国防軍」にするとしている件に関連して、現行憲法では禁
じられている軍法会議(軍事法廷)の設置、国防軍に「審判所」という軍事法廷を設
置することに強い意気込みを見せたことを、東京新聞が伝え、再度大きな問題になっ
ている。

 前述した新井直之氏は、同著で、こうも指摘している。

──ファシズムは……まるでガンのように、まったく知らぬ間に社会のあちこちにひ
っそりと忍び込んでおり、あるときふっと痛みに気がついてみたら、どこもかしこも
がっちりと病巣になっていて、もはや手遅れだった、というようなものではないだろ
うか──と。(同、p214)

 メディアの衰退は、民主主義の衰退を招き、社会全体の衰退をも招きかねない。い
ま、この、さまざまな意味で危機を迎えている時代、日本社会は総体から見直され、
変革を遂げねばならない。しかしながら、権力に安住し、無為無策のまま、そうした
状況へと時代を放置、誘ってきた自民党の責任は重い。彼らにその変革の担い手を任
せることはできないし、また、政権復帰前、復帰後の状態を見ている限り、やはり、
彼らには荷が重過ぎることは明白である。

 選挙民のなかには、一度政権を追われ、そして再度復帰した自民党に、なんらかの
魅力と期待とを抱いて、自らをゆだねようとする人々もいるに違いない。しかしなが
ら、いまの安倍政権をみればわかるように、政権維持に自信がもてず、いつまた引き
摺り下ろされるか戦々恐々としながら、後代に膨大なツケを残すアベノミクスで人心
を引き寄せ、その結果が出ないうちに、この参院選で時代錯誤もはなはだしい「改
憲(壊憲)」路線へと日本社会を引きずり込むルール違反のやり方で、なんとか政権
の延命をはかろうとだけしている。

 二度と政権を追われるような目にあいたくないがゆえなのだろうが、自民党のあの
「改憲草案」なるものを見る限り、時代遅れもはなはだしい。どこかの強国の属国へ
と自ら進んで売国を進め、さらなる亡国路線をつき進むことは明白である。

 この段階で<9条改正を明言>(産経新聞)したのも、陣営の引き締めをはかる必
要が高まったから、とみておくほうが正確ではなかろうか。昨年の総選挙の折、長年
の野党生活に危機を迎えていた自民党は、12月15日、安倍氏と麻生氏は、日章旗
をかかげた集団の前で演説をするという演出をしてみせた。結果はかろうじて政権復
帰となったが、けっして磐石ではない。

 産経新聞が賛美の記事を書いた<9条改正を明言>は、その後ろ向きの「改憲(壊
憲)」パワーになんとかもう一度あやかろうとしての儀式のようなものではないか、
と思えてならない。日本社会では信教の自由は保障されているが、それとも異なる種
々の事情をかかえながら、首相の安倍氏はなんとか踏みとどまりながら、小さなパン
チを繰り出して見せているというところなのではないか。

 原発再稼働、米軍基地問題、大量失業問題、消費税の問題、TPPへの参加問題、
そして日本国憲法。いずれも、安易な対応は許されない重大問題である。安倍政権に
これらの問題を解決したり着地させたりする能力はない。だから、民意とは逆の方向
へとどんどんずれていくだけなのである。アベノミクスは、目くらましでしかない。
そのようなものにだまされることなく、この政権には勢いも、求心力も、問題解決
能力も存在しない、と私は思っている。

参院比例選、自民の第1党確実に…読売新聞分析(読売新聞17日)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130717-OYT1T00249.htm?from=main1
安倍内閣支持率“5割切る”政権発足後初…(テレビ朝日16日)
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_politics/articles/000008811.html
安倍首相、ついに“封印”解く 9条改正を明言(産経新聞16日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130716-00000073-san-pol
平和憲法に真っ向背反 石破幹事長の「軍法会議設置」発言(東京新聞16日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013071602000128.html
新井直之BOT
https://twitter.com/arainaoyukibot

──────────────────────────────────────

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第819日目報告☆

青柳行信です。 7月17日。

本日の九電前ひろばめテントはお休みいたします。
下記の公判ご参加よろしくお願いします。

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁ばば論 福岡地裁 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第819日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月17日2900名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
    
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
今日も暑い1日でした。
水ものばかり飲んでいると、食欲がなくなってきます。
健康管理には気を付けましょう。
あんくるトム工房
 西松建設で裏金   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2526

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆二百種の相馬の芸能危篤なり放射能とふ文化の天敵(左門 7・17-355)
※『プロメテウスの罠』「踊り残そう」13、
「高濃度の放射能汚染があった地域で~」。
農薬・化学肥料・原発が里山・里海を壊し続ける。
荒ぶる恐竜を石棺に閉じ込めなければ文化も死滅する。

★ 鎌倉の神谷扶左 さんから:
青柳さま、
いつも本当に並々ならぬ情熱を感じさせてくださるアクションに感銘を受けてお
ります。
今朝、私は大船駅で90分間、メガホンで山シロ博治さんの応援をして来ました。
何とか当選して頂きたいものです。
ところで、私の父はナガサキ被爆者なので、いつか絶対長崎を訪問したいと思っ
ていましたが、
行けたなら、西岡由香さんとぜひともお会いしたいと希望しています。
以前からそう思っておりましたがこの西岡さんの文章に接して鼻の奥がつ~んと
しました。
          
★ 手嶋 さんから:
久しぶりです。
818日目ですか。よく頑張られましたね、感謝・感服しています。
私も術後、順調に回復してきました。早く戦列に復帰したいと願っています。
先月、6月21日、不当労働行為問題で、中央労働委員会に行きました。
その折、経産省前テント村に激励に立ち寄りました。
皆さん元気で、逆に激励されたようでした。
熱中症には気を付けられ、頑張って下さい。

★崔 勝久 さんから:
東京新聞で「脱原発へ日韓市民連帯」(韓国原発地域ツアー)の報道
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_17.html
7・20は都内、3-5時、本郷3丁目のドリームィンスティテュートにて。
問い合わせはNPO研修・情報センター
emailは、ticn@mui.biglobe.ne.jp

★ 後藤富(原発なくそう!福岡市中央区の会)
福島現地調査2日目。
相馬市の原釜漁港。
水ダコ、ツブ貝の操漁。放射線検査をして100ベクレル以下のものだけを出荷し
ていますが、実際には、セシウムとヨウ素しか調べていないそうです。ストロン
チウムその他は測っていません。検査機械は8ベクレル以上しか測れず7ベクレル
以下は未検出となります。
漁師たちは漁でしか生きていけないから漁をしていますが、事故後、漁獲は激減
し、しかも買取価格も低いため、借金を重ねています。
鮮魚を扱うスーパーも福島産の魚介類を消費者に提供して良いのか葛藤し苦しん
でいます。

相馬市から伊達市へ。
相馬市の海沿いの空間線量は0.1μSv/h台ですが、山側に入った途端に2~3倍に跳
ね上がりました。
途中に立ち寄った霊山町(りょうぜんまち)では空間線量が0.96μSv/h、地面が
1.28μSv/h。

伊達市
霊山町の椎茸栽培農家。震災以降一度も出荷できていません。椎茸栽培には阿武
隈山系の原木が適していましたが、それが使えなくなったので、現在は秋田の原
木を使っているとのこと。50ベクレル以下の原木でないと使えない。昨年は出荷
できなかったそうです。秋田の原木は10ベクレル程度ですが、砂埃を浴びたりす
ると40ベクレル程度になる。50ベクレル以下の原木で100ベクレル以下の椎茸を
作ろうと努力している。しかし、厚労省の栽培マニュアル通りに作るのは大変。
椎茸原木は、これまでは桑畑の中で作っていたが、今は新設のハウスの中でしか
作れない。栽培マニュアル通りに作っても100ベクレルを超えてしまった場合、
東電が補償してくれるかどうかは決まっていない。もう椎茸はダメだとも言われ
るが、俺のせいじゃないのに何でやめなければならないのか。農地を汚染して、
どうしてくれるんだという気持ち。放射線を測って出なかったから大丈夫という
のではなく、汚染された農地を元に戻せと言いたい。
汚染された原木は家の周りに置いているが、近所からは線量が高くなるから処分
してくれと言われる。しかし、汚染物質なので処分ができず、どこにも持ってい
けない。

県北農民連では、太陽光発電に取り組みはじめ、第一発電所として100kw、市民
出資型50kwをはじめるそうです。本日から建設開始し9/3に運用開始。全量、東
北電力に売電。総工費5
千数百万円。市民出資者には年利1.2%で配当。14年でペイする。原発に頼らない
発電を示したい。

午後は、福島地裁で、生業を返せ!地域を返せ!福島原発訴訟の第1回口頭弁論。
福島県庁そばのあぶくま法律事務所から裁判所までパレードします。
この辺の空間は0.16μSv/hですが(これでも年間許容量を超えています)、足元の
苔があるあたりにガイガーカウンターを向けると9.99μsv/hを示し計測上限を超
えてしまいました。
徹底的に除染がされているはずの県庁のすぐそばですらこの有様です。
県庁の裏の住宅地の空間線量は0.52μSv/h。
子ども達の遊び場である「こども広場」の真横で除染作業が行われています。こ
この空間線量は0.6μSv/hを超えていました。
どれも福島県庁から数百mの範囲です。

口頭弁論と同じ時刻に福島県文化センターで模擬法廷。
この裁判では国も東電も原発事故の責任を否定しています。あろうことか東電
は、今回の震災は想定外のものであり東電には原発事故の責任がないと主張して
います。
原告からは、原発事故後父親が自殺をした樽川さん、主婦の新関さん、スーパー
を経営する中島さんが意見陳述を行いました。原発事故が単に経済的被害に留ま
らず、父親の命を奪い、家族を引き裂き、これから子を生む女性たちの未来すら
も奪う甚大な被害をもたらしていることを自分の言葉で切々と語り、胸を打ちま
した。
弁護団からは、福島在住の渡邊弁護士、玄海原発訴訟の馬奈木、板井弁護士、生
業弁護団共同代表の安田弁護士が意見を述べました。
幼い子を持つ親としての渡邊弁護士の言葉、水俣病以来繰り返され、福島でも繰
り返される国と企業の加害構造に対する馬奈木弁護士の厳しい追求、水俣病もカ
ネミ油症も国の基準を満たしていた、安全基準をクリアしたからと言って安全だ
ということにはならないとの板井弁護士の訴えに私達は心を強くしました。
板井弁護士の意見陳述に対して国から、福島の事故とは無関係であるから不適切
との意見が出ましたが、弁護団は国に対して原発の廃炉を求める要求は福島でも
九州でも同じであると反論しました。

帰路。
福島駅前の空間線量は0.18~0.2μSv/h。福島駅新幹線ホームは0.18μSv/h。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<③玄海原発と川内原発の排気筒に付いて>お知らせいたします。

九州電力が川内原発1・2号炉の再稼動許可申請書を7月8日に申請し、玄海原
発3・4号炉の再稼動許可申請書を7月12日に申請しました。
原子力規制委員会は九州電力の加圧水型原子炉はフイルター付きベントは5年以
内に設置すれば、再稼動を許可する基準を決定しました。

最近、私が「東京電力福島第一原発は高層煙突のような高い排気塔とベンドは
有ったが、ベントにフイルターが取り付けてなかったので格納容器が爆発寸前に
なるまでベントの開放の決断ができず、1・3号は格納容器のマンホール等
の隙間から水素が噴出して、原子炉建屋上部が爆発し、2号炉はいざというとき
にベントの開放が出来ずに格納容器下部が爆発して、大量の放射性物質が放出さ
れ、大惨事となった。東京電力福島第一原発のベントにフイルターが付いていれ
ば、あれほどの大惨事には成らなかったと思う。

九州電力の川内原発1・2号炉と、玄海原発3・4号炉にはフイルターどころ
か、ベントも無いので、東京電力福島第一原発と同じシビアーアクシデントが起
こったら、格納容器が爆発し、福島以上の大惨事になる」と説明して廻ると、九
州電力の原発には高層煙突のような高い排気塔が有ったと思うという人が何人か
居られました。
そこで、インターネットで玄海原発と川内原発の排気塔の記事を検索すると、排
気筒の記事が有りました。

玄海原発の排気筒
http://www.kyuden.co.jp/nuclear_real_genkai_qa_ex

川内原発の排気筒
http://www.kyuden.co.jp/nuclear_real_sendai_qa_ex

玄海原発3・4号炉は原子炉格納容器頂部にちょこんと排気筒が乗っており、川
内原発1・2号炉は原子炉建屋頂部にちょこんと排気筒が乗っている事が判りま
した。
原子力規制委員会は、シビアーアクシデントが起こった時、原子炉格納容器の爆
発防止が出来る、安全装置のフイルター付きベントは5年間の免除を行うと決定
しましたが、福島第一原発の大惨事と同じ事故が起きる事を防ぐのに、一番大切
な安全装置を5年間は取り付けなくても良いと決定した事は、自ら原子力規制委
員会の存在を否定したことに成ると思います。

★ 紅林進 さんから:
明日7月18日(木)に東京・新宿歌舞伎町の「新宿ロフト」で開催される
トーク&ライブ「原発ゼロノミクスナイト 後編」のご案内を転載させて
いただきます。

6月18日(火)に開催された「原発ゼロノミクスナイト 前編」に引き続く
後編です。なお前編と会場が異なりますのでご注意ください。

会場:新宿ロフト
    地図http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/access.html

【詳 細】http://zeronomics.seesaa.net/article/356101340.html
     http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft/15992

☆7/18 トーク&ライブ 「原発ゼロノミクスナイト 後編」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゼロノミクマ、制服向上委員会、千葉麗子ほか出演の豪華ライブ!
Presented by 原発ゼロノミクスキャンペーン with eシフト、緑茶会

【日 時】2013年7月18日(木)18:00開場 18:30開演
【場 所】新宿ロフト(東京・新宿、定員:500人)
     地図http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/access.html
【参加費】前売り2500円 当日2800円
      ※入場時に別途ドリンク代500円かかります。
【発売】LAWSON・eplu・LOFT 5/25~
●Lコード:71685

【出演】
  【Main-stage】
    MAGUMI & THE BREATHLESS
    JUNIOR
    LOUD MACHINE
    PUNiK
    the JUMPS
    制服向上委員会
    ゼロノミクマ
  【Bar-stage】
    宙也+幸也
    SoRA
    Pinch of Snuff
  【DJ】
    BAKA BILLY
    susie
    KAKEI (THE WILD ROVER)
    HIDETO (THE WILD ROVER)
  【Talk】
    千葉麗子
    ミサオ・レッドウルフ
    橋本美香
  【Foods】
    cafe garage Dogberry
※このイベントは自然エネルギーの電気で開催されます!

★ 寺尾 さんから:
原発を民衆の手で裁く「原発民衆法廷」は、昨年2月から、東京、大阪、
郡山、大阪、広島、札幌、四日市、熊本、福島と公判を続けてきました。

今回、第10回・最終公判を、7月20~21日に東京で開催いたします。
ぜひご参加ください。

海外から多くの証言者を招待することもあり、多額の費用がかかります。
カンパを是非お願い致します。
  郵便振替口座:原発民衆法廷実行委員会
  口座番号:00150-0-688570

ヤブロコフ「チェルノブイリ被害の全貌」(岩波書店刊)の
割引販売(限定20冊)も行います

【「原発を問う民衆法廷」東京最終法廷開催のご案内】

日 時:7月20日(土) 午後1時~午後6時
      21日(日) 午前11時~午後5時
場 所:新宿区箪笥(たんす)区民センターホール
    新宿区箪笥町15番地
    大江戸線牛込神楽坂0分、東西線神楽坂徒歩10分
参加費:1日券1000円、2日通し券1800円
    (チケットの事前お申し込みについては、
     下記矢野までお問い合わせ下さい)

 原発を問う民衆法廷は2012年2月から国内9カ所で巡回法廷を
開催し、福島第1原発の核災害によってもたらされた惨状を
つぶさに検証するとともに、「核の原罪」に対する民衆の
心からの叫びと、正義を求める多くの良心の声に耳を傾けて
きました。
 東京最終法廷は、これらを集約して国・東京電力を初めとする
当事者に重大な勧告を行います。同時に、日本国民、国際社会に
広くこれを訴えるものです。

 3.11以降の「核のない世界」に向けて、世界の核被害者とともに
議論したいと思います。奮ってご参加ください。

7月20日 =====“世界の民衆の叫びを聴く”=====

∮  開会あいさつ、訴状朗読
∮  申立人意見陳述
  ①ピーター・ワッツさん
    (ウラン採鉱反対住民、オーストラリア反核連合共同代表)
    オーストラリアにおけるすべてのウラン採掘と
    核廃棄物放棄の中止を求めている。
  ②シュテフォルク・バレンティン・ビクトロビッチさん
    (原発事故被災者(チェルノブイリ))
    チェルノブイリ事故被害者ミーシャさん(甲状腺がん、
    心臓病により2012年40才で死亡)の父親。
  ③原発事故被災者(武藤類子さん(フクシマ))
  ④シナン・マビボさん(核廃棄物処分場被害住民(台湾))
    少数民族タオ族の一人。先住民族の権利や
    蘭嶼(らんしょ)島における放射性廃棄物処理施設反対を
    訴えている。
∮  アミカスキュリエ反論
∮  判事コメント、休廷

7月21日 =====“人類の未来へ勧告する”=====

∮  申立人陳述(つづき)
  ⑤原発労働者(斎藤征二さん(フクシマ))
  ⑥ヒロシマ・ナガサキ被爆者
  ⑦ハン・ジョンスンさん(韓国・被曝2世)
     韓国原爆2世患友会会長。韓国人原爆被害者とその
    子どもへの支援を韓国政府に求めている。
∮  判事団コメント
∮  証人調べ
  ①国際法学者 浦田賢治さん
   (早稲田大学名誉教授・国際反核法律家協会副会長)
  ②憲法学者 澤野義一さん
   (大阪経済法科大学教授)
∮  代理人団最終陳述
∮  アミカスキュリエ最終陳述
∮  判決言い渡し
   (判事団:鵜飼哲、田中利幸、前田朗、岡野八代)
   閉廷 

原発を問う民衆法廷(原発民衆法廷) (連絡先)
 090-2466-5184(矢野) FAX 045-434-4225
 Email qqq568d9k@extra.ocn.ne.jp
 URL http://genpatsu-houtei.blogspot.com/ 

■資金協力(カンパ)のお願い
 東京法廷ではチェルノブイリ、オーストラリア、台湾、
韓国から証言を予定しています。海外からの招請費用、
会場費など多額の費用がかかります。
 法廷成功の向け、皆さまのご協力をお願い申し上げます。
  郵便振替口座:原発民衆法廷実行委員会
  口座番号:00150-0-688570

【原発民衆法廷呼びかけ人】
青柳行信(人権・正義と平和連帯フォーラム代表)、
足立昌勝(関東学院大学教授)、阿部浩己(神奈川大学教授)、
上原公子(元国立市長)、河合弘之(弁護士、脱原発弁護団
全国連絡会議代表)、黒田節子(原発いらない福島の女たち
世話人)、澤野義一(大阪経済法科大学教授)、谷百合子
(無防備平和のまちをつくる札幌市民の会)、田部知江子
(弁護士)、新倉修(青山学院大学教授)、新村繁文
(福島大学教授)、萩尾健太(弁護士)、布施哲也(反原発
自治体議員市民連盟)、渕上太郎(経産省前テントひろば・
9条改憲阻止の会)、武藤類子(ハイロアクション
福島原発40年実行委)ほか

★ 前田 朗 さんから:
女性のエンパワーメント諸原則です。
http://www.unwomen.org/wp-content/uploads/2011/10/Women-s-Empowerment-Principles_en.pdf

「ヘイト・スピーチ処罰は世界の常識である(6)」をブログ にアップしました。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/07/blog-post_14.html

★ 坂井貴司 さんから:
 これも面白いものです。
  自民党が大勝した2012年12月の参議院選挙において、九州では異変が起
きました。原発推進の候補者が乗った街宣車の後ろを、ショパンの葬送曲を流し
ながら、「この方は原発推進の候補者です」とアナウンスしながら追いかけ回す
怪しげな車がありました。

 福岡市在住の反原発右派、「ファシスト」で、投獄されたこともある外山恒一
さんです。
 当然のことながら、選挙妨害だと訴えられ、公安に監視されますけれど、それ
にもめげず原発推進の候補者を追いかけ回します。
 もちろん、マスコミからは徹底的に無視されました。
 超面白いです。

原発推進派懲罰遠征01
http://www.youtube.com/watch?v=g2NjTqC4H2c

原発推進派懲罰遠征02
http://www.youtube.com/watch?v=ujR_GAyjJM0

原発推進派懲罰遠征03
http://www.youtube.com/watch?v=iVd5rigxomI

原発推進派懲罰遠征04
http://www.youtube.com/watch?v=DsZE4za25Ew

原発推進派懲罰遠征05
http://www.youtube.com/watch?v=va9RoLsFRGU

 賛否両論が巻き起こるでしょうが、超笑えます。
 反原発右派を名乗る福岡市在住の「ファシスト」外山恒一さん。投獄された経
験があります。
 東京都知事選挙に出馬し、NHKの政権放送で、「こんな国、滅ぼすしかな
い!」と演説して人々の度肝を抜きました。

外山恒一の政見放送
http://www.youtube.com/watch?v=B0Qa9-KiRUo

 驚くと同時に、腹の皮がよじけるほど笑いました。
 今、外山さんは「原発推進派ほめご...大絶賛ツアー」をしています。
「原発推進で日本を滅ぼす自民党を断固支持します」と街宣車で各地を回ってい
ます。7月16日現在、北海道を回っています。

外山恒一「原発推進派ほめご...大絶賛ツアー」?新潟? 2013.7.5
http://www.youtube.com/watch?v=-zmrD5_xWa4

 とにかく笑えます。
 このツアーは、マスコミからは徹底的に無視されています。
  外山さんはフェイスブックとツイッターをしています。

○----------集会等のお知らせ----------○

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第818日目報告☆

青柳行信です。 7月15日。

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 福岡地裁 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第818日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月15日2900名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
    
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
この3日間 広島、近郊を訪問しました。
物事 何と言っても 持続することが大事ですね。
あんくるトム工房
雑草のように しぶとく  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2524
日本焚火学会      http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2525
          山間は 街と比べ 4℃くらい涼しかったです。

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆トルコでは国で六割地元では八割の多数が原発反対(左門 7・16-354)
※昨日に続く。アベノミクスのアは「アナクロニズム(時代錯誤)」だけではなく
「同時代認識欠症」でもあるのだ。
山紫水明の故郷を売る黒幕たちとのみ通じ合って
「地獄の沙汰を金次第」で推進している。
大きくて決定的なシッペ返しを受けることになるだろう。 

★ 大阪の金澤知成 さんから:
青柳行信様
12日はお世話になりました。
初めて訪れた九電前テント。パワーをいただきました。
これからも長く続く闘い、共に頑張っていきます!
玄海原発も、川内原発も、他のあらゆる原発も再稼働は許せません。
唯一稼働させている関電に対する闘いも益々強固にしていくことが問われています。
頑張ります!
ありがとうございました。
          
★ M さんから:
青柳行信さま
原発廃止の運動お疲れさまです。
そして、ありがとうございます。
私は一年半くらい前に福岡の九電前で青柳さんの署名活動に参加しました。
再稼働に傾きそうな今般、どうして…と心折れそうな気持ちになりますが、
原発廃止への思いは枯らさずにいたいと思います。
また福岡へ行きましたらお伺いできるようにしたいとおもいます。
暑さ厳しい折、お身体お大事に。
では、よろしくお願いします。

★ 西岡由香 さんから:
青柳さま
こんにちは。
11月10日に福岡で開かれる集会の長崎呼びかけ人の一人になりました。
九州から脱原発を力強く訴えていきたいです!

 <41年目の邂逅>
8月9日に出版される「週刊金曜日 敗戦特集号」の企画で、漫画家の大大先輩で
ある巴里夫(ともえ・さとお)先生と対談してきました。
そもそも巴先生のマンガを初めて読んだのは7歳のとき。
「りぼん」に載っていた「赤いリュックサック」というマンガは満州引き揚げ
の悲惨を描いていて、今でもはっきり覚えているほどの衝撃でした。小学校の作
文に「将来漫画家になって、<赤いリュックサック>のようなマンガを描きたいで
す」って書いたくらい。

絶版になっていたので、再び読む機会はないと思っていたら、某新聞社の記者
さんがネットで見つけてくれたではないですかー!なんと巴先生、80を超してま
だお元気で、再出版のリクエストにこたえて著作を自費出版されているのです。
手元に届いた「赤いリュックサック」のページをめくりながら、ああ、私の原点
はここにあったのだと涙があふれました。

週刊金曜日の担当者さんに巴先生の御本を送ったら「対談企画」をとおしてく
ださり、先週、41年目の邂逅をはたしてきました。
梅雨明けの空をいく飛行機でタイムトンネルをくぐっていく気分でした。7歳の
私に会いに行くような。

やがて入ってこられた巴先生。私は興奮していて何を話したかよく覚えていない
のですが、先生は、戦争中のこと、マンガのこと、約3時間熱く語ってください
ました。
戦争中は中学校一年生。爆撃で地面にあいた穴を埋めるために、毎日石はこび
をやらされた。夕方5時になると作業を終えて帰宅。時々米軍の爆撃があるけれ
どそれが「日常」なので、別に家族で話もしなかった。「実に妙な日常でした」

友達の父親が戦死して「軍神」となり、「軍神の子は神の子」と、友達が先生
にまで最敬礼をされたこと。
友達の妹がケガして輸血が必要になったとき、その子の父は「この体は天皇陛
下のものだから、血をあげると戦争に支障をきたす」と輸血を拒否し、子どもは
亡くなってしまったこと。

戦争中は「図工・音楽」が授業からはずされたそうです。「戦争の役に立たな
い」から。
「戦争の最初の犠牲者は“真実”」というけれど「二番目の犠牲者は“文化”」な
のですね。

学校では午前、授業で午後は竹やり訓練。農村での働き手が出征したので時々
畑の手伝い。戦死者の遺骨が帰ってきたときには、駅までみんなで出向いて「行
進」をしなければならなかったそうです。

学校の先生たちは、米軍の爆撃にさらされる飛行場での作業に生徒を動員する
ことに抵抗し、無理やり「夏休み」という形で軍から生徒たちを引き離してくれた。
ある日、友達が「銭湯に行こう」と誘ってくれた日――その日が8月15日だった
そうです。
その夜、地元の映画館を占拠してお祭りがあっていると思ったら、「解放」され
た朝鮮の人々が宴を開いていたのでした。

戦後、貸本マンガを描いていた巴先生は集英社の専属になり、「昭和40~50年
代に流行っていた」戦争マンガを手掛けるようになったのだそうです。その頃は
空襲や疎開、引き揚げ経験者が編集部におられて、取材にも同伴してくださった
とか。
「戦争マンガはなぜ少なくなっていったのですか?」と尋ねたら
「流行らないからでしょう。出版社は売れるかどうかで判断しますから」。

戦争体験をお話しいただいたあと、私の本のご批評をいただいて超恐縮しまし
た~。
「普通の人の感性に訴えるために、わかりやすくすることは立派なことですよ」
「“ひどいこと”を並べるだけでは、亡くなった人はたまらない。何気ない日常
のエピソードも入れることです」
「シナリオづくりは一歩ずつ開眼していくものです」
「“原爆資料館”という“観光名所”に来る人をどう引き込むのか、そのために、
“字が読めるなら誰でも読める”マンガという媒体を最大限活用すること」
「1コマ、1コマの演出にこだわりを」
などなど・・
私の隣で、7歳の私がちぢこまって聞いているようでした。
7歳の私に、心の中でよびかけました。
「がんばってマンガを描き続けていれば、41年後、巴先生があなたを指導して
くれるよ」って。

★ 金子譲 さんから:
【Kさんを支える会:Kさんの伝言 その3】
7月8~10日付けのKさんのメッセージです。
http://t.co/yM4Hzr51XO

★崔 勝久 さんから:
地域の変革と国際連帯の運動によって日本をよりよい社会へ
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_15.html
生活クラブの月刊『社会運動』398,399号に掲載
①福島事故は脱アジアを掲げ近代化を求めてきた結果
②Act and think, locally and globally

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日、連休最終日、被災地フクシマ・原発・電力関連の記事も参院選がらみのも
のが多く見られます、そちらの記事からはじめます。
政府や電力会社の金にまつわることを伝える記事は後段で紹介します。
1.「参院、自民で単独過半数」賛成36%・反対47% 連続世論調査」朝日
デジタル7月15日
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307140440.html?ref=com_top_pickup
記事「朝日新聞社は13、14の両日、参院選の連続世論調査(電話)の3回目
を実施した。比例区投票先は自民が43%(6、7日の連続調査2回目41%)
と、依然として他の党を引き離し、最も多かった。しかし、自民が単独で参院の
議席全体の過半数(122)を「占めた方がよい」は36%で、「占めない方が
よい」の47%の方が多かった・・・・・原発再稼働については、賛成28%
(同29%)、反対56%(同53%)で、内閣支持層でも38%対48%、自
民投票層でも40%対45%と反対の方が多い。」

被災地フクシマでは、
2.「参院選 原発再稼働、乏しい論戦」河北新報(7/15 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130715t71008.htm
記事は結ぶ「・・・『政権も電力会社も原発事故から学ばない“懲りない人々”
だ。真正面から事故に向き合わなければ、過ちを繰り返す』。脱原発東北電力株
主の会の篠原弘典代表は憤りを隠さない。・・・・東北学院大経済学部の斉藤康
則准教授(地域社会学)は『原発再稼働が地域再生につながるのか、廃炉にする
場合は新たな地域産業をどう育成するのか、といった視点での訴えは与野党とも
に乏しい』と指摘する。」
2’.「「参院選福島選挙区 各陣営、原発避難者票に照準」河北新報(7/15
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130715t61006.htm
記事「参院選福島選挙区(改選数1)で、各陣営が福島第1原発事故で福島県内
外に避難した有権者の支持を得ようと、あの手この手の戦術を繰り広げている。
避難者の期日前投票の票を当て込んだり、県外避難者』と躍起になってい
る。・・・・・」
・・・・15万もの人々の票は大ききが、こういうときだけ訪ねていく、というこ
とのないように避難者と一緒に将来を考える行動をしてください。
3.「川内の現状、課題に意見 関東に避難の村民東京で村長らと懇談」福島民
報7月15日
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307159647
記事「・・・川内村の住民懇談会は14日、東京・上野の東京文化会館で開か
れ、関東地方に避難している村民と遠藤雄幸村長らが村の現状と課題について意
見を交わした。関東地方での懇談会開催は、東日本大震災と東京電力福島第一原
発事故後、初めて。 ・・・・・・住民12人と村幹部のほか県、復興庁、東京
都の担当者が出席した。・・・・意見交換は冒頭を除き非公開で行われた。村に
よると、除染の徹底を求める声のほか、帰村による子どもの健康への影響を心配
する意見が出されたという。同村下川内から東京都武蔵野市の公営住宅に避難し
ている主婦志賀サチ子さん(65)は「帰りたい気持ちはあるが、持病のことを
考えると村の医療機関で大丈夫か不安」と複雑な心境を語った。
・・・・村によると、東京都など関東地方には約260人が避難している。 」
・・・・全村帰還を進めている村です。先日除染の効果を疑う事実が発覚し
た・・・。
次、連休中も被災地は不安の中でときを過ごす、
4.「福島・いわきで海開き=原発事故後2カ所目」時事通信07/1516:18
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071500246
記事「『海の日』の15日、福島県いわき市の四倉海水浴場で3年ぶりに海開き
が行われ、親子連れなどでにぎわった。東日本大震災のがれき撤去作業が終わ
り、県の調査では海水から放射性セシウムは検出されなかった。・・・県内には
海水浴場が17あり、同市南部の勿来海水浴場が昨年、再開。しかし、例年15
万~20万人の海水浴客は約8500人まで落ち込んだ。・・・・県や市は海水
検査を続けるほか、毎日の空間線量を掲示し、風評被害の払拭(ふっしょく)に
努める。」
・・・・検出されなかった、というのが正確な表現か?
5.「『いつか古里から…』 相馬野馬追の出陣式」福島民友(07/15 08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0715/news1.html
国指定重要無形民俗文化財『相馬野馬追』(27~29日)を前に、東京電力福
島第1原発事故で全会員の避難が続く標葉(しねは)郷(浪江・双葉・大熊
町)、小高郷(南相馬市小高区)両騎馬会の出陣式は14日、福島市と南相馬市
でそれぞれ行われた。昨年に続き『通常開催』となる野馬追だが、旧警戒区域
(原発20キロ圏)ではほとんどの行事が中止となる。・・・・・・林会長は
『区域再編が行われても、われわれの避難生活は何ら変わっていない。いつか古
里から出陣できることを願っている』と述べた。」
・・・・原発は、人間の歴史も破壊する。
除染作業は、
6.「一部少年、連日除染作業従事か 勤務の実態解明急ぐ」福島民友(07/15
09:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0715/news3.html
記事「田村市で6月、少年4人を18歳未満と知りながら除染作業に従事させた
とされる事件で、労働基準法違反(危険有害業務の就業制限違反)の疑いで棚倉
署に逮捕された棚倉町、除染会社社長の容疑者(53)が、一部の少年をほぼ連
日のように働かせていたとみられることが14日、捜査関係者への取材で分かっ
た。・・・・・」

政府のとんでもない実態、
7.「国、事故後も『安全』PR 原子力広報 まだ存続」東京新聞7月15日 朝刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013071502000113.html
記事「・・福島第一原発事故の後、原発の安全性ばかりを強調して推進を図って
いた国の原子力関連の広報事業を国自らが見直したはずなのに、事業に効果があ
るのかどうか分からないなど疑問符のつく事業が、いまだにいくつも存続してい
ることが分かった。本紙は、事故前の二〇一〇年度から、事故後で最新の一二年
度までの経済産業省資源エネルギー庁と文部科学省の契約を調べた。・・・事業
数は一〇年度に約六十あったのが一二年度には二十五へと六割減り、事業費は約
二十一億円から十一億円へと半減。原発を宣伝するパンフレットや冊子などの製
作は一掃された。しかし、いまだ問題のある契約も散見された。・・・・実用化
のめどが立たない高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)についての
文科省のPR事業も続く。地元テレビ局の番組や住民との意見交換会で、もん
じゅの安全性や研究成果などを強調する。・・・・ 『安全性向上対策をしてい
ます』『さまざまな成果を生み出しています』。今年三月まで放送された広報番
組を見ると、都合のいい内容ばかり。厳しい実用化の現実や、発覚している機器
約一万点の点検漏れには一切触れていなかった。・・・・・」
・・・・何にも変わっていない。

電力会社の汚いお金にまつわる記事、あの東電から、
8.「東電用地買収に裏金疑惑 西松建設、2億円肩代わり」朝日デジタル7月
16日3時0分
⇒http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201307150312.html
少し長い記事「東京電力が青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設
をめぐり、2007~08年に西松建設の裏金2億円で用地買収工作を進めてい
たことが、関係者証言や西松建設の内部資料で分かった。東電の清水正孝元社長
と皷(つづみ)紀男元副社長(当時はいずれも副社長)が西松側に資金支出を依
頼したという。原発関連施設の立地で東電首脳が関与した裏工作疑惑が表面化し
た。・・・・東電『承知せず』 西松『資料ない』・・・・・」
.8’.「『東電の影』、裏交渉役 施設誘致から画策か」朝日デジタル7月16日3
時1分
⇒http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201307150315.html
記事「『原子力施設の立地は裏仕事なしに実現しない』。東京電力幹部はこう語
り、日本初の使用済み核燃料中間貯蔵施設の立地に貢献した警備会社ニューテッ
ク会長の白川司郎氏(67)を評価していた。白川氏やその側近らは、施設用地
の買収だけではなく、青森県むつ市に誘致する段階から東京電力に先行して重要
な役割を果たしていたという。地元関係者は白川氏らを『東電の影』と呼ん
だ。」 →有料記事設定です。

原発新基準審査申請した電力会社では、
9.「再稼働審査申請の電力4社 提出者は自民献金常連」しんぶん赤旗7月14日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-14/2013071415_01_1.html
記事「原発再稼働にむけた安全審査の申請書を原子力規制委員会に手渡した九
州、四国、関西、北海道の電力4社の幹部が自民党への献金常連者だったことが
13日、本紙の調べでわかりました。早期の再稼働で一致する自民党安倍内閣と
電力会社が政治資金面でも強いつながりがあることがあらためて浮き彫りになり
ました。・・・8日に規制委員会を訪れ、申請書を提出したのは九電の吉迫徹副
社長、四電の谷川進原子力本部副本部長、関電の森中郁雄原子力事業本部長代
理、北海道電の酒井修副社長の4人です。九電の吉迫氏は12日にも玄海原発の
申請書を提出しました。8日に規制委員会を訪れ、申請書を提出したのは九電の
吉迫徹副社長、四電の谷川進原子力本部副本部長、関電の森中郁雄原子力事業本
部長代理、北海道電の酒井修副社長の4人です。九電の吉迫氏は12日にも玄海
原発の申請書を提出しました。・・・・・政治資金収支報告書によると、4人は
自民党の政治資金団体、国民政治協会(国政協)に2007年から10年の4年
で総額80万円を献金していました。・・・・・4人のこれらの献金は、こうし
た“企業献金”の一環で行われたものとみられます。」
・・・・・ちゃんと裏では金でつながって、“阿吽の呼吸”で、行動しているので
すね、

海外では、
10.「フランス、原発敷地に活動家侵入 施設閉鎖求め横断幕」西日本新聞
(最終更新07月15日 19時58分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/26786
記事「【パリ共同】フランス南部にあるトリカスタン原発で15日早朝、環境保
護団体グリーンピースの活動家数十人が敷地内に侵入、施設の閉鎖を求める横断
幕を掲げるなどし、約20人が拘束された。・・・・グリーンピースは『トリカ
スタン原発は1号機の原子炉に亀裂が見つかったこともあり、フランス国内です
ぐに閉鎖すべき原発の一つだ』との声明を発表した。・・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊では、被災地フクシマ・原発・電力といった文字が見出
しにある記事が見当たりません。
1面トップに、
11.特集記事「2013参院選 私はどこ? 平成ニッポン 右と左① 『サヨ
ク』でしょうか」
・・・・・記事中に“左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びてられる集会に
出席・・・”と復興庁の幹部がツイッターに書き込んだ例などをあげて、気に入
らないことをすぐに左の人という言葉で決め付ける風潮を伝えていま
す。・・・・「自分たちは故郷を守りたいだけなのに」、「そもそも『右』や
『左』って何?」・・・・・
6面に、
12.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って 8回 被爆6日目に出血 被団協谷
口さん」

今朝はこれだけです。今から離福します、明日朝の新聞記事紹介は休みます。

★ 後藤富(原発なくそう!福岡市中央区の会)
福島に来ています。
福島駅前はかなり線量が高いです(0.27μSv/h)。でも線量計を見なければ普通の
地方都市の様子です。ちなみに福岡は0.05μSv/h。
福島市から川俣町、飯舘村を通って南相馬市へ。
道の駅川俣で線量を測りました。空間線量は0.52μSv/h、雨樋の下は4.21μSv/hで
した。
飯舘村はの豊かな水田は雑草で荒れ放題に。
車内で放射線量を測ると1.04μSv/h。

南相馬市原町区。震災前は国道から海が見えなかったのですが、津波で建物や防
風林がなぎ倒され、海まで視界を遮るものがありません。
南相馬市の海岸沿いは福島市などの中通りと比べて線量は低めです。これは、原
発が爆発したあと、海側から内陸部にかけて風が吹いたため放射性物質が飯舘村
や福島市などに流れ込み、そこに雪が降り定着してしまったからだそうです。単
純に原発からの距離に比例するわけじゃないということが分かります。

南相馬市小高区の牛舎を訪問しました。この辺りは20km圏内なので、自由に立ち
入りはできますが宿泊は許されていません。
牛舎の前のシロツメクサが咲いているところに死んだ牛を埋めたそうです。
牛舎の中では放射線の影響を調べるために解剖される牛達がいます。牛達はガリ
ガリに痩せ、死んだ子牛が放置されています。牛舎の前には大量の牛の骨。
ここの放射線量は1.41μSv/h。

小高中学校近くの民家を訪問。
所有者は東京に避難しているため、震災後そのままの状態です。線量が高くて片
付けもできません。

浪江町に入りました。浪江町役場から検問を超え市街地へ。今年4月まで立ち入
りが許されなかった地域です。
漁業者は、今も原発から放射性物質が流されている以上、もう漁業はできないん
じゃないか。ちゃんと廃炉するまで漁はできないとおっしゃっていました。
浪江駅前の駐輪場は自転車が置きっ放し。引き取りに来れなかったんです。
駅前の新聞販売店には配達されなかった3/12の朝刊が山積み。「東北で巨大地
震」の見出し。
ここの空間線量は1.29μSv/h。
ここの地面に線量計を置いた瞬間、9.99μSv/hを示し測定完了。線量計が一瞬で
振り切れてしまいました。同行していた方の高性能線量計は32.29μSv/hを示しブ
ザーが鳴りっ放しでした。

高校の先生からもお話を伺いました。
30キロ圏内に高校が10校。そのすべてがサテライト校での授業となっている。生
徒たちは4月末まで自宅待機。その間に多くの生徒が他地域に避難して行った。
子ども達が未来が見えなくなっている。

農産物の直売所では放射線測定器を購入し持ち込まれる野菜を計測しています。
それは広く真実を知ってもらうこと、そして少しでも放射能の影響を受けない農
業を確立するためということです。

夜は地域の方々からお話しを伺いました。
・家があるのに帰れない。町があるのに人がいない。その悔しさ。
事故前は相馬の魚や野菜が最高と思って食べていたのに、今は県外の農産物を選
ばなければならない。南相馬市の魚からは9800ベクレルが検出。飲料水に不安を
持つ市民は多い。せめて飲料水だけでも配給して欲しい。安全というのならばど
うぞ福島に来て暮らしてください。
子育てサロンのすぐ横で作業員が除染作業を行っている。それでも行政は安全で
すと言う。
・家族がバラバラ。仮設に入っている人達の中でも絶望的になっている人と新し
く家を建てて頑張ろうと思う人などバラバラ。
年寄りは散歩に行く気力もなく閉じこもっている。とても後1年で出ていけるよ
うな状態にない。
・30年前の福島原発訴訟を404名の原告で闘った。現地の人は原発から金をも
らっていたとか批判されるが、現地でも戦っている人たちはいた。30年前は負け
たけど、今度は勝つ。
・私達も原発ゼロ金曜行動をはじめた。南相馬は分断されてみんなが一つになる
ことは難しいが、裁判を戦う中で南相馬が団結していくことを願っている。
・浪江町役場から4kmのところにすんでいる。平成20年に有り金すべてかけて家
を新築した。それがこんなことになった。騙す自民党が悪いのか、騙される国民
が悪いのか。
・津波だけだったら復興できた。それが放射能で復興もできない。原発は地域を
根こそぎ奪うということ。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<②原発の水素爆発、水蒸気爆発>についてお知らせいたします。

戦前から生きていた人は、爆弾の爆発や原子爆弾の爆発を経験していますが、戦
後は国内では爆弾による爆発はなくなったので、爆発を経験する事は、ほとんど
いなくなりました。しかし。私は職業上、1000℃以上の高熱で、素材を生産
したり、加工したりする仕事に長年関係して来たので、爆発を何度か経験しまし
たし、一緒に仕事をしていた人が爆発で死亡した事も有りました。

 東日本大震災で、福島第一原発の原子炉建屋が爆発したとき、遠方から撮影し
た映像は繰り返しテレビで放映されましたが、近接撮影の爆発映像の放映は一切
禁止され、爆発報道も禁止されました。

 そして、長い時間が経って、初めて水素爆発によって、原子炉建屋上部が崩壊
したとの報道が始まりました。
 初めて、納得しました。

化学の教科書を読むと、発電機がまだ無く、水の電気分解で水素が生産できるよ
うになる前は、水素は銅版を赤熱し、それに水を掛けて、水素を発生し、それを
捕集して、工業用水素を生産したと書かれています。

 福島第一原発でも、原子炉圧力容器の水が少なくなって、核燃料棒が水中から
顔を出し、高熱に成って、核燃料棒の被服金属のジルカロイの温度が高くなり、
水素発生装置になって、水素が格納容器内、原子炉建屋内に充満しました。

 空気中で水素の含有率が4%以上となり、何かの点火源があると、水素は爆発
燃焼して、極めて短時間に急激膨張し、ひどい爆発をします。福島第一原発の
1・2・4号炉とも水素爆発をし、原子炉建屋の上部が吹き飛びました。

 一方、水や水蒸気は燃えないので、燃焼爆発はしません。水蒸気爆発は、原子
炉のボイラー容器の中は70気圧から160気圧になっていますが、装置に異常
が起こり、圧力がもっと上がりすぎて、ボイラー容器が耐え切れなくて、破断が
すると、水蒸気の体積が急激に70倍以上に膨張して、起こります。

 しかし、原子炉のボイラーは圧力が設計圧力より過大になると、自動的に安全
弁が働いて、余分な蒸気を原子炉格納容器内に放出します。格納容器は密閉され
ているので、放射性物質は外部には放出されません。

 原子炉格納容器は円筒の直径が余りにも大きいので、4気圧程度までしか、爆
発防止ができません。
 原子炉格納容器内の水蒸気が4気圧を超えると、原子炉格納容器は水蒸気爆発
をします。

東京電力福島第一原発の原子炉格納容器には、高層煙突のような高い排気塔に繋
がる爆発防止弁(ベント)が付いています。福島第一原発の大事故で、1・2・
3号炉の原子炉格納容器の圧力がどんどん高くなり、爆発寸前に成りました。ベ
ントを開くと、高濃度の放射性物質で汚染された蒸気が高い排気塔から広い地域
に拡散されるが、ベントを開かないと原子炉格納容器が水蒸気爆発するので、ベ
ントを開きました。

 1・3号炉のベントは開けましたが、2号炉のベントは電動ベントは電気が無
くて開けず、手動ベントは故障していて開けなく、2号炉の原子炉格納容器は下
部の弱い部分が水蒸気爆発し、高濃度の放射性物質で汚染された蒸気が発電所敷
地内に拡散されました。

 そこで、原子力規制委員会は新基準では、ベントには放射性物質除去のフイル
ターをつけないと、再稼動を許可しない事になりました。

 しかし、九州電力の加圧水型原子炉の格納容器は大型なので、ボイラーに異常
が起こり、安全弁が開いて格納容器内に水蒸気を緊急放出しても、圧力の上昇が
ゆっくりとしているので、格納容器の水蒸気爆発は東京電力の原子炉よりは起こ
りにくいとの事で、ベントの取り付けは免除されていました。

 原子力規制委員会は九州電力の加圧水型原子炉の格納容器には、もともとベン
トは無くても操業してきたので、ベントが無ければ、フイルターも必要ないとの
事で、5年間はフイルター付ベントが無くても、再稼動許可を出す事を決定しま
した。

 再稼動が始まり、5年間の間にシビアーアクシデントが起これば、九州住民は
福島第一原発2号炉と同じように、格納容器の弱い所が水蒸気器爆発し、容器の
全体が水蒸気爆発をしないことを祈るしか、選択手段が無い事になりました。

★ 木村(雅) さんから:
経産省前テントひろば 673日目 テント日誌 7月14日(日) 

19時過ぎにテント到着。Iさんが「原発いらない女たちのテントひろば」のぼ
りを備え付けた。子どもの絵が入った柔らかいタッチののぼりがテント広場をほ
んわかとさせてくれる。宇都宮健児さん選挙応援で最寄駅前で毎朝のようにビラ
まきしたことを思いだす。

夜はオーストラリアから来た学生M君を囲って日本語・英語ちゃんぽんで環境・
原発論議。M君は医学を志したが身体に影響する環境問題に関心が移った。まず
はレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を紹介する。アイゼンハワーの「アトム
ズフォーピース」で、東西冷戦勝利と原発売込と核管理を目指した米国戦略に
従った日本。連休ゆえに泊まってくれたOさんが、原発が最初に稼働したのはソ
連だと教えてくれる。オーストラリアには原発は一基だけでそれも使われていな
いらしい。熱帯雨林を奪われたサラワク先住民が日本の豊かな森林を見てショッ
クを受けた話もM君の興味を引いた。M君は15日朝から徒歩(ヒッチハイク)で
仙台に行くという。M君が東京に戻ってきたら再会して東北で見てきたことを聞
きたいと思う。

さて、原子力規制委員会が明日16日に新規制基準による再稼働評価会合を開始
する。昨年9月に発足して以来、既存の原発の稼働を容認する新規制基準作りに
専念してきて新基準施行にこぎつけた規制委が、いよいよ比較的新しい加圧水型
原発を稼働させていくことはこの10か月の規制委・規制庁の行動を見れば明ら
かだ。田中委員長は、再稼働の安全性を科学的・技術的に判断するだけで政治的
判断や地元判断をしないと言うが、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する泉田新潟県
知事を特殊と非難して政治的発言を繰り返す。規制委・規制庁を監視し続け各原
発の再稼働を阻止する運動ももうすぐ正念場。(K.M)

日曜日 テントひろばの朝は静かだ。10時ごろ着くと西東京市からいらしたご夫
婦がRさんと話しこんでいたほかOさんがひとり座っていただけ。お二人 が帰ら
れて、高崎から来た方、渋谷のハチ公前での選挙フェスに行く前に寄って下さっ
たそうです。選挙フェスには若者に大人気のミュージシャンたちが参加するとの
こと、若い人たちが大勢集まって投票率が上がると良いですね。午後になって犬
と一緒に毎週来て座ってくださる方 たち、応援に来ましたと初めてテントを訪
れた言う方たちも居て用意した椅子が満員になる。見慣れない男の人が黙ってテ
ントの写真を撮っていたので「原発をどう思いますか?」と聞くと「中立です。
でも原発がないと困るでしょう」と言 う。

そして テントに対して「こういうやり方は良くないと思う。自分の家の玄関の
前に脱原発のテントを張られたらどうしますか?」と、これはチョット違う話だ
と思ったけれど、的確な反論が出来ないうち彼が去りそうだったので読んで下さ
いとテントのチラシをお渡した。ゴミ箱行きにならなかった事を願います。テン
ト の裁判が始まってから招かれざる客は来なくなったけれど、この手の方が
時々訪れる。賛否はともかく考えるきっかけになる事は良い事だと思う。もっと
ゆっくり話していって下さればもっと良いけれど……

3時ごろオーストラリアのシドニーからと来たという若い男性がやってきた。学
生だ とのこと、日本語もかなり話せ何でも知りたいと言う。彼が来て間もなく
激しい雨が降り出したので皆テントの中へ、そこで原発の事TPPの ことなどを説
明、片言の英語、日本語が飛び交ってとても面白かった。彼はTPPについては良
く知らなかったようだ。

私たちのつたない説明では10分 の1も 理解できたかどうだか? 彼は日 本に来
て反原発のバッジをつけていたり、運動しているのが皆年寄り(?)なのにびっ
くりしてカルチャーショックを受けたと言う。オーストラリアではデモをしたり
するのはほとんど若者だからとのこと。話の途中、外から大きな声が聞こえてき
て、さては!と思ったら、奨学金制度に関するデモだった。オーストラリアの彼
にはよほど珍しい光景だったらしく、カメラを持って飛び出して行ったきりなか
なか戻ってこない。雨は激しくなるし、荷物を置いたまま出て行ったので迷子に
なったのではないかと心配 になったが、雨が小降りになるのを待って帰宅の途
に、後で無事テントに戻ったことを知ってほっとする。今日も一日色々なことが
ありました。(1、K)

★ 京都生協の働く仲間の会 さんから:
井戸謙一弁護士の報告(その2)
(その1)に続くものである。資料自身が、極めて重要なので、ぜひ、ユー
チューブで確認されたい。また、資料「茨城県学校健診
平成12年度~平成24年度の速報まで(心電図異常)」(茨城県のHPより)
のようなものを、皆さんで資料が集められるなら、お教えいただきたい。.

2013年7月11日
20130623 《索引付》1a/2 井戸謙一弁護士@滋賀「いのちが一番!大飯を止めて、
原発ゼロを求める集い」
滋賀弁護士会所属弁護士井戸謙一弁護士の報告「平成25年6月23日ふくしま集
団疎開裁判仙台高裁判決に見る被曝の実態と闘いの方向」
於 於ピアザ淡海(主催 脱原発☆滋賀アクション)

1、
今後集団疎開裁判をどうするのか?という問題は、後回しにしまして、先ほど峯
本さんからの報告にあった県民健康管理調査の結果、これを改めてご説明したい
と思いますが、6月5日に発表がありました。
資料「県民健康管理管理調査の結果公表
(H25/6/5第11回検討会)平成23年度分
平成23年度 県内実施対象市町村」を指摘しながら、話す。
平成23年度と平成24年度検査対象。平成23年度検査対象は、ここにずっと
あるように、だいたい
浜通り、原発の近くのところが多いわけですが、1次検査約4万人のうち、2次
検査対象205人ですか、2次検査対象になっているのが、だいたい0・5%で
すね。そのうち2次検査実施者が166人で、そのうちがんの疑いが11人、そ
の割合が6%と。
166人で、まだ40人ほど2次検査を受けていませんから、同じ割合で行けば
さらに増える可能性があります。
2、
資料「県民健康管理管理調査の結果公表
(H25/6/5第11回検討会)平成24年度分
平成24年度 県内実施対象市町村」を指摘しながら、話す
これが、平成24年度分ですね。これが、福島、郡山をはじめとする中通りです。
1次検査約13万人のうち、2次検査対象935人ですか、2次検査対象になっ
ているのが、だいたい0・69%ですね。で、浜通りの子供たちより、中通りの
子供たちのほうが、2次検査の対象が多いです。そのうち2次検査実施者が
255人しか実施していなくって、そのうち悪性(疑いを含む)が16人、その
割合が6・27%と。同じ割合で2次検査の対象者から甲状腺がんが出るとする
と、24年度分だけで、58人。
23年度分と合わせると、70人を超える子供たちが、甲状腺がんにかかってい
る可能性があると。そういうことになります。
3、
で、私は、あの、低線量被ばくの危険の問題が議論されているときにですね、こ
んなことはしばらく経てばすぐ事実が明らかになって、
そうなればどちらが正しかったかということは明らかになるし、世論も変わる
し、政策も変わらざるを得ないだろうという風に思っていました。
そういう意味で去年の秋に、甲状腺がんの子供が一人出たと、これは大変な
ニュースだと思っていたんですが、一人といっても、本来100万人に一人の病
気ですから、福島で一人出たらそれだけでも大変なことだと思っていたのです
が、それでは全然世論なんか動かなかった。
それが今年の
2月、10人ということになる。それでも、スクリーニング効果だと、検査した
からそれだけ出たんであって、検査しなければそれだけ眠っていた甲状腺がんな
んだと、だから、別に問題はないと、あるいは、放射能による甲状腺がんは、
4、5年たってから出るんだから、今の甲状腺がんとは関係ないという言われ方
をしてですね、それにみんなが納得するのかな、っておもったら、社会がなんと
なく納得するような感じになった。
今度は、27人ですね。これで、納得できないだろうと思っていたが、なんとな
く、それでも納得しているかのような、社会全体が、だからどうかと、騒がない
ですよね。
で、高市政調会長が、あの問題発言に対しても、千数百人の方が関連死してい
る、それをどう考えるんだ、それは勿論その通りなんですけど、それだけじゃな
いだろう。これから起こってくる健康被害をどう考えるのか、それを一緒に言っ
てほしいと思ったけど、あんまり、そういうことは言わないですよね。
これは、甲状腺がんの、国立がん研究センターのがん統計で、1975年から
2008年までの統計ですね。
資料「国立がん研究センター「がん統計」cancer incidence」
(1975年から2008年)
より「甲状腺がんの罹患率(発生率)10万人あたり」です。
人口発生率10万人当たり、0歳から4歳、発生率0、
まあ、ずっとほとんどないんです。0歳から19歳で、0・25から0・3とい
うことは、100万人当たり2人から3人、大体15歳から少し増えてきます
が、14歳までは、100万人に1人、そういう数字なんです。男女、計で。
4、
次、お願いします。
資料「事故時0歳
~10歳だったチェルノブイリ周辺の子供たちに行った事故から5~7年目に詳
しい甲状腺超音波検査を行った山下チームの調査結果(松崎医師のスライド)」
スクリーニング効果だということに対する反証としては、これはもうはっきりと
しています。これは、このスライドは、山下俊一がチェルノブイリで同じよう
に、普通の、
病気でない子供たちの甲状腺のエコー検査をした。これが事故から5年後から7
年後、事故後5年から7年ですね
。大体結果は、こういうことなのですが、一番高いゴメリ、非常に高い高線量
で、甲状腺がんの子供もたくさん出たのですが、このゴメリで9000人のうち
2人、4500人に1人ですね。じゃあ、日本ではどうかというとですね、今、
17万人ですね、検査している子供、17万人で検査を終わってないんで、仮に
70人とするとですね、17000人に7人でしょ、8500人で、3・5人、
これ、ゴメリは、8900人で2人ですから、ゴメリよりも、すでに甲状腺がん
の発生割合は高いんです。
5、
資料「2003年3月9日今中哲二:Malko講演会の概要とコメントより
(松崎医師のスライド)
「図2ベラルーシにおける甲状腺がん発生率の変化」(1975ー2001)」
しかも、ゴメリで、今の検査は、1990年から1993年くらいにされてい
るんですね、山下さんの調査時期は。これは、甲状腺がん
が増えだした時期です。この後、ぐっと増えていくわけですが、この増えだした
時期のゴメリよりも、事故から2年後の福島のほうが、甲状腺がんの発見率が高い。
(注:チェルノブイリの事故では、1986年4月26日に事故が起き、4年
後の1990年ごろから甲状腺がん
が増えだした。福島事故は、2011(平成23)年3月11日であり、その1
年もたたないうちから甲状腺がんが増えだした。)
チェルノブイリの場合は、こういう風に増えていったわけですから、山下氏の調
査時期を境にして、ぐっと増えていったわけですから、そ
れはもう、福島でも、こんなに、この辺まで来ているわけですから、2年後にゴ
メリを超えるまで来ているわけですから、今後どういう風に増えていくのか?大
変気がかりです。6、
次、お願いします。
資料「ゴメリ地域(ベラルーシ)の小児の疾病発症率(1985~1997 人
口10万人当たり)
(核戦争防止国際医師会議ドイツ支部:チェルノブイリ原発事故がもたらしたこ
れだけの人的被害)
2012年合同出版」
問題は甲状腺がんだけではないということですよね。国際
原子力村は甲状腺がんしか認めてないので、まるで放射能による被害は甲状腺が
んだけであるかのような言われ方がしていますが、チェルノブイリの例を見て
も、もう心臓疾患から、呼吸器疾患から、内分泌系の疾患からですね、それか
ら、出産の、異常出産とかですね、いろんな、ありとあらゆる病気が出てきます。
これは、今まさに話題に出たゴメリ地域の子供の疾病発症率。
一番左は、1985年チェルノブイリ事故前です。(チェルノブイリの事故は、
1986年)。ここから90年から97年まで、人口10万人当たりです。
事故前は、人口10万人当たり9771.2人子供が疾病にかかっていた。それ
が、1990年7万3000、93年10万、94年12万、95年12万、
96年12万、97年12万4000人。12万人というのは、1人の子供が、
複数の疾病にかかっているということですよね。桁が二つくらい違うんです。
呼吸器疾患が、事故前85年は、760・1人、それが、97年8万
2688・9人です。多い、循環器系ですね、心臓関係ですね、それが、多いん
ですが、
事故前85年は、32・3、それが、97年425・1です。
内分泌系が、3・7が、1111・4とかですね、もう大変な数字です。
甲状腺がんが、増えているということは、それだけ被ばくしているということな
ので、それは、甲状腺がんだけに終わらずに、漸進的な各種の疾病というのがで
すね、これから2から3年後ですね、ぐっと福島で増えていくそういう危険があ
るのではないうかということです。
6、
資料「ウクライナ政府(緊急事態省)
報告書「チェルノブイリの事故から25年、”セイフティー フォア ザフーチュアー
・健康な子供の比重は、1992年の24・1%から2008年には5・8%に
減少し、慢性疾患のある子供の数は、1992年の21・1%から2008年の
78・2%に増加。
・1997年ー2001年に30キロメートルゾーンに避難した子供(A)と汚
染地域の子供(B)の間で健康な子供の減少というのは、はっきりとした傾向が
観察された。
Aグループ(%) Bグループ(%)

健康である 0 0・3
慢性疾患のリスクがある 23・4 26・1
慢性疾患がある 63・9 57・5
重篤な疾患がある 12・7 10・1

これは、ウクライナ政府の公式報告書ですね。チェルノブイリ事故から25年
(2011年)という公式報告書ですが、健康な子供、1992年24・1%、
これはもう事故後ですが、これ自体非常に少ないのですが、もちろん、事故前は
健康な子供は、8割から9割の子供が健康だったわけですが、事故後でも、事故
後6年1992年で24・1%、それが事故後年月がたてばだんだん回復すると
思ったらそうじゃなくって、どんどん悪くなるんですね。2008年には、5・
8%しか健康な子供はいない。慢性疾患のある子供が、1992年21・1%
だったのが、2008年には、78・2%に増加している。
これも同じですね。
30キロメートルゾーンから避難した子供と、汚染地域の子供、汚染地域の子供
というのは、あの、今の低線量の福島、あるいは、北関東のレベルですけれど、
健康な子供は、避難した子供はゼロ、慢性疾患がある、ほとんどが病気だという
ことですね。
7、
次、お願いします。
資料「取手市の小中学校の各1年生の心電図検査結果
・茨城県取手市の市立小中学校の学校検診。検査は小中学校の1年生に実施。毎
年度5月に1600人から1700人が受診。精密検査が必要とされた子供は、
2010年度までは、最高で1・79%(書き起こし者注、以下同じ:1700
人として、約28・9人)だったのが、11年度には、2・38%(約40・
46人)、12年度は5・26%(約89・42人)になった。

また精密検査で疾患や異常が見つかった子供は、2010年度までは、最高0・
71%(約12・07人)だったのが、11年度は、1・28%(約21・76
人)、12年度は1・45%(約24・65人)だった。ただし、12年度は、
「要精密検査」とされながらも、公表時点で受診していない子供が、3分の1以
上おり、3団体は、「受診者が増えれば数値が上がる可能性がある。」とみている。
・QT延長症候群 2008年~2010年 各1人 2011年2人 2012年8人
(なお、書き起こし者注:

*家族性突然死症候群(QT**延長症候群)**とは*

突然、脈が乱れて立ち眩みや意識を失う発作が起こる遺伝性の病気です。意識を
失う発作が止まらない場合は死亡することがあります。しかし、発作がないとき
は自覚症状は全くありません。=難病情報センター)」
じゃあ、そういう兆候がすでに表れているのではないかということで、なかなか
福島のデーターは表れてこないのですが、これは、取手市(茨城県)の小中学校
の各1年生の心電図検査結果で、要精密検査の子供の数ですね、それが、23年
度、24年度と、それまでに比べてぐっと上がっている。
8、
資料「茨城県学校健診 平成12年度~平成24年度の速報まで(心電図異
常)」(茨城県のHPより)
これは茨城県全体の子供の心電図検査で、「心電図異常」と判定された子供の数
です。で、22年度、23年度、24年度ですね、急に24年度、増えている。
9、
資料「牛久市学校健診(心電図関連)
「 平成23年度 平成24年度
要精密検査・小学校 0・40% 0・55%
要精密検査・中学校 0・15 0・89
要精密検査・合計 0・28 0・71
要管理者・小学校 0・13 0・55
要管理者・中学校 0・15 0・73
要管理者・合計 0・14 0・64」
これは、牛久市の、茨城県ですね、茨城県の牛久市の学校健診の心電図検査で、
やはり異常が発見された子供の割合、23年度と24年度で、小学生中学生すべ
て増えているという。(続く)

○----------集会等のお知らせ----------○

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第817日目報告☆

青柳行信です。 7月15日。

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第817日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月14日2900名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
    
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆黒海は山紫水明のシノップ村に原発押売る日本の首相(左門 7・
15-353)
※『しんぶん赤旗 日曜版』7・14号。
グリンピース・インターナショナル 核エネルギー・プロジェクトの
トルコ出身のアリスハン・テューマさん(33歳・女性)へのインタービューから。
かつてアメリカが日本の山紫水明の僻地にしたことを、
今に!と時代錯誤のアベノミクスはやろうとしているが、
そうはトルコ国民が許さない。
国民的連帯を創り出すことが大切ですね!

★ 蔦川正義 さんから:
青柳 行信様
暑中お見舞い申し上げます。大変ご無沙汰して申し訳ありません。

昨年の本日・7月14日、筑後地域の大水害発生日、「くるめ革新懇」の発足総
会がありました。その時の総会記念講演を青柳さんにお願いして早くも1年です。
その節は有難うございました。そして私は本年1月に久留米に引っ越しました。
一度、「原発とめよう!九電本店前ひろば」に出かけたいものと気にしていなが
らとうとう半年経ちました。メール・アドレス変更の御連絡もせずにすみません
でした。

福島原発事故の終息の見通しもないままに、原発再稼働の策動や外国への原発
プラント輸出の話など、とんでもない状況です。私たちの国はどうなっているのか?
多くの国民は原発を止めたいと願っています。久留米市や筑後地域でも「原発を
とめよう! やめよう!」の運動がさまざまに進められています。九電本店前ひ
ろばまで出かけられなくともいろいろな場で頑張りたいと思います。
これからもよろしくお願いします。            

★金子譲 さんから:
【Oneness TVアーカイブ:2013/7/11 Kさんを起訴しないで!福岡地検へ請願書
提出】
当初、地検職員が10人以上で入り口を固め、庁舎内に一歩も入れない構え。交渉
の末、代表者3人だけが入ることを許されました。
http://t.co/nzwe8xuaHu

【Oneness TVアーカイブ:2013/7/11 Kさん支援!東警察署前抗議 & 激励】
午後3時からの福岡地検への請願書提出のあと、5時からは東署に移動して抗議 &
激励です。大阪から駆けつけてくれたかなさんのスピーチが印象的。
http://t.co/XT5Rw9dIYw

【Oneness TVアーカイブ:2013/7/11 来んしゃい金曜!脱原発 第53回抗議行動】
毎週金曜日の東京の官邸前抗議行動にリンクする形で福岡で始められた、脱原発
抗議行動の53回目。1周年のこの日、粘り強い抗議行動の継続を宣言。
http://t.co/fPuov77oER

★ 後藤富和(原発なくそう!福岡市中央区の会) さんから:
作日、再生可能エネルギーの講演会(原発なくそう!中央区の会主催)を開催しま
した。
40名の市民が集まりました。
原発なくても電気は足りるということがバレてしまって、コスト的にも原発が見
合わないことが明らかとなり、次に政府と電力会社は、原発はCO2を排出せず環
境に優しいというキャンペーンを張ってくるでしょう。原発が本当に環境に優し
いかどうかについては、現在、原発なくそう!九州玄海訴訟で私が準備書面を起
案しています。ただ、原発がひとたび事故を起こせばCO2どころじゃない途轍も
ない環境破壊をもたらすことは明らかです。そんな危険な道を選択しなくとも、
再生可能エネルギーによれば、エネルギーと環境問題の調和が図れ持続可能な発
展ができるのではないでしょうか。こういうことを言うと、再生可能エネルギー
はまだ発展途上の未成熟な技術だとか、安定しないといった声が出てきます。本
当にそうでしょうか。講演会では、私が実際に現地に足を運び、直接確認してき
たことを報告しました。
・ヴェクショー市(スウェーデン)における脱化石燃料と森林資源を活かしたバイ
オマスエネルギーの取り組み
・檮原町(高知県)における森林資源を活かしたバイオマスエネルギーの取り組み
・真庭市(岡山県)における森林資源を活かしたバイオマスタウン構想
・祝島(山口県)における反原発の戦いと自然エネルギー100%を目指す取り組み
・環境ネットワークくまもと(熊本県)の市民発電所「おひさまプロジェクト」の
取り組み
・九重観光ホテルの地熱発電
・九州大学伊都キャンパスの風レンズ式風力発電
・スターバックスコーヒー大濠公園店の環境への取り組み
・大橋法律事務所のバイオマス発電(グリーン電力証書)、森林認証、環境マネジ
メントシステムの取り組み
などを報告しました。
その後、原発なくそう!中央区の会メンバーから
・原発なくそう!九州玄海訴訟の原告拡大の訴え
・7/28の風船プロジェクト第3段の呼びかけ
・8/11の趙博ライブのお知らせ
・8/20の八丁原地熱発電所見学ツアーのお知らせ
・11/10のさよなら原発!福岡集会のお知らせ
・中央区9条の会から、8/2の中央区9条の会結成総会のお知らせ
を行いました。
参加者の意識が高く、活発な意見交換ができました。
原発なくそう!中央区の会では、これからも脱原発社会の実現を目指し様々な企
画を行います。楽しみにしていてください。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日、福岡市内で開かれた催しで、NHK ETV特集 「ネットワークでつくる放射能
汚染地図」で福島での活動された獨協医科大学准教授・木村真三氏のお話を聞く
機会を得ました。福
島に移り住んだ理由や活動の狙いなど大いに学ぶものがあります、というような
紹介をするのもおこがましいほどの行動に言葉もありません。“フクシマが忘れ
去られることを恐れ
る”という氏の言葉は、公式発表が多い新聞記事でも、それさえも紙面に登場し
ない今、記事紹介を続ける意義もあるか、と。
氏の思いが掲載されている雑誌の記事、長文ですがネットで検索できますので、
先に紹介しておきます。現地の事実で積み上げているのは貴重です。時間がとれ
るときにどうぞ。
1.「双葉町には160年帰れない 放射能現地調査から 木村真三」新潮45
 13年3月号
⇒http://www.gruri.jp/topics/13/03081400/index.html

きょうは、連休の中日のためか、ネットで検索できる記事が少ないです。
今あっている参院選関係のことからはじめます。
2.「世論調査、原発再稼働反対50% 比例自民、内閣支持堅調」東京新聞7
月14日 17時10分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071401001418.html
記事「共同通信社は13、14両日に、参院選での有権者の動向を探るために全
国電話世論調査(第4回トレンド調査)を実施した。政府が安全性を確認した原
発の再稼働につい
て、反対が50・6%、賛成40・0%だった。・・・・・」
2’.「原発再稼働反対」50%超 内閣支持率65% 参院選世論調査」西日
本デジタル07月15日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20522/1/
記事「・・・・・投票先を決める際に重視する課題では「景気や雇用など経済政
策」35・1%、「年金や医療など社会保障制度」26・6%、「消費税増税の
是非」9・7%、
「原発再稼働の是非」6・8%の順だった。・・・・・原発再稼働の質問は、8
日の新規制基準施行に伴う電力各社の安全審査申請を受け、今回の調査に初めて
盛り込んだ。」
・・・・こちらでは少し詳しい。

被災地フクシマでは、
2”.「福島再生の道筋は 避難者『具体策聞きたい』」東京新聞7月14日 朝刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013071402000110.html
記事「・・・・福島第一原発事故から二年四カ月たった今も、約十五万人の福島
県民の避難生活が続く。事故の収束や廃炉への道筋、そしてこの先も原発に頼り
続けていくのか-。
今回、改選数が二から一に減った福島で、参院選(二十一日投開票)の候補者は
真正面から語っているのだろうか。十三日、事故で浪江町を追われ、今は家族と
離れて福島市で暮ら
す朝田英洋さん(45)と、中盤にさしかかった選挙戦を見た。 ・・・・・福
島市内の仮設住宅・・・朝田さんと同じ浪江町の人たちが暮らす、・・・・・・
『候補者が来たのは
初めてじゃないかねえ』。この日まで候補者に接する機会はなかった。『浪江に
いたころは、地域の付き合いで街頭演説とかに誘われたけど、今は何の情報も
入ってこない』。
地域の絆ばかりか、時には家族の絆さえ断ち切られて生きる人たち。政治との距
離は近いとは言えない。『故郷に帰ることのできない人々のコミュニティーをど
う再生できるのか。
仕事の基盤をつくって自立できる道筋は何か。もっと聞きたい』。朝田さんから
候補者への『訴え』だ。・・・」
・・・・よく読んでみると、党派の姿勢の違いが鮮明だ。
2”’.「住民帰還、主張割れる 福島第一原発周辺の今後、主要10政党に聞
く」朝日デジタル7月15日
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307140383.html
記事「・・・・福島第一原発周辺の住民が帰還するため、放射線量を年1ミリ
シーベルト以下にする国の除染目標について主要10政党にアンケートしたとこ
ろ、9党が1ミリ以下
まで除染を徹底するべきだと答えた。一方、5党が一部地域で帰還をあきらめ、
補償を優先するべきだとの考えを示した。 ・・・各党の姿勢を鮮明にするため
二者択一で質問し、自
由記述欄を設けた。自民は選択肢では答えなかった。・・・・・・・・自民は
『政権を担う立場』として二者択一の回答を避けたが、・・・・・・・住民の中
でも意見が割れ、簡単
に結論を出せないテーマだからこそ、現実に目を背けず、政権党として実態に即
した政策を主導して欲しい。 」
・・・・政権党だから答えない、ということは今も意思があいまいなまま政権を
ただ、“運営”しているだけだと困る。

3.「少年ら複数回除染か 労基法違反さらに捜査」福島民友(07/14 09:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0714/news3.html
記事「・・・・・・労働基準法違反(危険有害業務の就業制限違反)の疑いで逮
捕された棚倉町、・・・・・・除染会社社長・・・・(53)が、6月上旬と中
旬以外にも複数回に
わたり少年らに除染作業をさせていたとみられることが13日、捜査関係者への
取材で分かった。同署が裏付け捜査を進めている。・・・・同署は4人以外にも
少年に除染作業をさ
せていなかったかなど調べている。」
4.「福島で『3.11』シンポ 研究機関情報共有化を 日本学術会議」福島
民報07/14 08:33
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307149624
記事「・・・・公開シンポジウム『3・11後の科学と社会~福島から考える』
は13日、福島市の福島銀行本店地下会議室で開かれた。東京電力福島第一原発
事故による損害賠償
の問題などをテーマに意見交換した。・・・約150人が来場した。・・・・総
合討論では、学術会議会員と来場者が、原発事故に対する責任や損害賠償などに
ついて意見を交わし
た。・・・学術会議第1部は福島第一原発事故に対する科学の在り方に議論を重
ねてきた。」
・・・・果たして、被災地の貢献する成果は生まれているか?

原発のコスト、
5.「首相『安上がり』と言うが… 原発こそ究極の高コスト」しんぶん赤旗7
月14日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-14/2013071403_01_1.html
・・・・記事中の小見出しは、「隠された国民負担」、「超巨額の事故費用」、
「安易な(電気料金)値上げ許されない」・・分かりやすく整理された記事です。

再生エネのこと、この新聞社にしての記事ですが、
「地熱発電推進…地元反発根強く 再生可能エネルギーの模索続く」産経新聞 7
月14日(日)15時32分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130714-00000553-san-soci
少し長い記事「・・・・・『せめて調査だけでもさせてください』。宿主が『一
度始めたら元を取るまでやるでしょ。途中で引き返したりしますか?』と尋ねる
と、あいまいな返事
しか返ってこなかった。2人は磐梯朝日国立公園で計画される地熱発電の開発企
業担当者。福島県の7市町村、300平方キロ超に及ぶ地域で泉質や地質を分析
する地表調査に向け
た“地元対策”だ。戸別訪問は、協議が難航している裏返しでもある。・・・・宿
主は担当者に誠意は感じた。それでも『代々受け継がれてきた温泉にどんな負荷
がかかるか。一度
スタートしてからでは遅い』との思いは変わらない。・・・・・■地熱発電と国
立公園  火山地帯などでマグマが浅い所へ上がる地点まで穴を掘り、蒸気で
タービンを回す発
電方式。昭和41年に運転を開始した松川地熱発電所(岩手県八幡平市)が日本
初。国立公園では保護が必要な『特別地域』の外から斜めに掘り進む方式は認め
られていたが、環境
省が昨年、地元の合意や環境影響を最小限にとどめるなどを条件に『垂直掘り』
も容認した。調査から発電まで10年程度かかるほか、掘削しても地熱貯留層に
当たらない可能性も
ある。」

海外では、
6.「インド南部の原発運転開始 反対運動を押し切り」共同通信 (2013年7月
14日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/07/post-7988.html
記事「【ムンバイ共同】インド原子力発電公社は14日、稼働を控えていたイン
ド南部タミルナド州にあるクダンクラム原発1号機の運転開始に成功したと発表
した。原子力発電公
社によると、13日深夜、1号機の原子炉内でウランの核分裂反応に成功した。
機器の安全性の確認などをした上で、45日以内に南部4州に電力供給を開始す
る。・・・・・福島
第1原発事故の発生後、近隣住民らの反対運動が激化し、運転開始が予定より大
幅に遅れていたが、電力不足解消に必要としてインド政府が押し切っ
た。・・・・・」
7.「台風で台湾の原発緊急停止 避雷装置が破損」共同通信 (2013年7月14日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/07/post-7987.html
記事「【台北共同】台北郊外にある台湾電力の第1原発2号機が、台湾を直撃し
た台風7号の影響で13日に緊急停止したと14日付台湾紙、中国時報などが報
じた。同紙による
と、台風が原因の緊急停止は異例。台湾電力は、主変圧器の避雷装置が強風で破
損したのが原因で、環境への影響などはないとしている。・・・・事故を起こし
た東京電力福島第1
原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)。・・・1979年に営業運転を始めた。」
・・・・台風でも・・・天災の影響は計れない。
8.「原発近くの湖に放射性物質 スイス」東京新聞7月15日 01時52分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071401001821.html
記事全文「【ジュネーブ共同】スイスのフランス語紙ルマタンは14日、首都ベ
ルン近郊にあるミューレベルク原発近くの湖から放射性物質のセシウム137が
検出されたと報じ
た。・・・・湖水は飲料水にも使われているが、人体に影響がない程度とみられ
ている。原発のそばには冷却水をくみ上げるための川が流れており、その川は湖
にもつながってい
る。専門家は原発からの排水にセシウムが含まれていた可能性も指摘してい
る。・・・・・スイス政府は東日本大震災を受け、原発は50年を寿命として
2034年までに国内5基
全ての原発の稼働を順次停止する方針。ミューレベルク原発は22年に稼働停止
の予定。」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面に、
9.「問う2013参院選 福島で原発語らぬ自民 『推進へかじ』本音封印 
住民も複雑『絶対いらない』『難しい』」
・・・・・・2”’.の記事と同じく卑怯な態度ですね。
すぐ横に、2’の世論調査の記事があります。
5面国際欄下方に小さく、7.の記事があります。
6面に、
10.「聞き書きシリーズ  原爆を背負って 7回 守り抜いた郵便物 被団
協谷口さん」
11.社説「長崎原爆史跡 平和語り継ぐ決意新たに」
社説検索⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu?page=1 (11時頃に)
・・・今朝も紙面は以上です。

★ 田宮星 さんから:
獄中から3.11フクシマ被災地へ。チェルノブイリ、沖縄、パレスチナ。
今日(15日)までの絵画展のお知らせです。
13日・14日、暑い中、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます。
西山進さん、快くサインしてくださり、ありがとうございました。
◇◇◇
◇獄中38年。無実を証明する全証拠開示を!
◇星野文昭絵画展
◇7月15日(月)10:00~17:00
◇福岡市健康づくりセンター(あいれふ)
◇1階コミュニティプラザ(地下鉄駅赤坂駅4分)
◇無料
◇会場にはイラストレーターの黒田 征太郎さんが星野さん解放のため、
◇寄贈されたイラストも展示されています。
◇ぜひ、足をお運びください。
ブログに絵画展の様子を載せています↓
http://blog.goo.ne.jp/nazen-hukuoka1114

★ 紅林進 さんから::
7月22日(月)に川崎市の中原市民館(下車駅は武蔵小杉駅)
で開催されます<【交流会】韓国原爆被害者2世を囲む会>の
ご案内を転載させていただきます。

ゲスト : ハン・ジョンスンさん(「患友会」)、チン・ギョンスクさん(同会
事務局長)
日 時 : 7月22日(月) 午後6時30分(開場6時) 
場 所 : 中原市民館2F第3第4会議室(東急・JR 武蔵小杉駅から7分)
所在地 : 川崎市中原区新丸子東3―1100―12パークシティ武蔵小杉
      ミッドスカイタワー1・2階(電話044-433-7773)
地 図 :http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/cmsfiles/contents/0000030
/30258/annnaizu.pdf
参加費 : 資料代として500円
主 催 : 日韓市民連帯の会・被爆2世問題を考える有志
連絡先 : 080-5051-7344(岡田)
※会場は「市民連帯神奈川」名で借りています。

プログラム:   
①DVD上映:韓国での被爆者・被爆2世の報道番組(予定)
②ハン・ジョンスンさん、チン・ギョンスクさんのお話
③経験談交換・質疑応答・討論 

放射線被ばくかどうかの「認定は後、まず命を守ろう」と病を押して闘って
こられた在韓被ばく者2世のお話を聞く会です。ご両親が広島で被ばくされた
ハン・ジョンスンさんは、無血症壊死症を病み、お子さんは先天性脳性麻痺。
被ばく2世の団体「患友会」第3代会長を務めました。チン・ギョンスクさんは、
被ばくされた両親から生まれた子どものうち、健常者だった人から生まれま
したが、甲状腺機能亢進症を病んでいます。現在は「患友会」事務局長。
是非、お二人の声に耳を傾け、参加者全員で考えていきましょう☆
詳細=>http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64519966.html

★ 大山千恵子 さんから:
<獄殺の足跡たどる猛暑の夜 丸岡修「自述」せり>

「丸岡修自述 元・日本赤軍軍事指揮官告白録/newitems/2013/05/post_3510.html>」
丸岡修 /39cdbad07f5905874e9cb0de9c858f2e>風塵社

大谷恭子弁護士/39cdbad07f5905874e9cb0de9c858f2e>の
「現代の拷問 - 施錠された独房の中での苦悶死」のくだりは、涙が止まらな
かった。

重信房子を同志たちが「おばはん」と呼んでいたんだ。なぜかの問いと答えが
346頁から。

----------目 次 -------------------
黒の告白
1. 自分史
2. 重信房子公判 丸岡修証人出廷証言
3. 遺稿
4. 関係者の証言: 足立正生%8B%E6%AD%A3%E7%94%9F>浴田由紀子
重信房子 /41e9daaad9f5e88bffe506361684b64e>戸平和夫
山本万里子 弁護士・大谷恭子

○----------集会等のお知らせ----------○

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第816日目報告☆

青柳行信です。 7月14日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第816日目報告☆
呼びかけ人賛同者7月13日2900名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
    
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆原電は廃炉回避へ再申請 地球存続への反逆である(左門 7・14-352)
※現在の日本の財界と政界とマスコミ界は「百鬼夜行」そのものですね。
再稼動へラッシュ状態。
普通の頭と心で考えれば危険な事が考えられない。
今年度の採算を黒字にすることだけが支配していて、
総合的に高コストであり、地球壊滅になることは考える余地がない。
「ノー・ニュークス!」の声よ、澎湃と起れ!

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

★ 池永修 弁護士 さんから:
来たる7月17日午前11時から、元原発労働者梅田隆亮さんの労災認定を求め
る裁判の第6回口頭弁論が開かれます。

今回の口頭弁論に向けて、弁護団からは、原発建設ラッシュに湧く昭和54年当
時、梅田さんをはじめ全国からかき集められた下請け労働者たちが、ろくな安全
教育も受けないまま島根原発や敦賀原発の炉心部に送り込まれ過酷な被曝労働を
強いられた生々しい体験や、被曝の影響に苦しみ続けたその後の半生などを詳細
に聴取した陳述書を提出しました。

梅田さんも、体調がすぐれない中、弁護団からの連日の厳しい聴き取りに耐えて
くれました。

17日の口頭弁論では、弁護団を代表して、これまで梅田さんの聴き取りの中心
となってきた岡部史卓弁護士(いとしま法律事務所)が大法廷(301号法定)
で意見陳述を行います。

梅田さんの裁判もいよいよ山場に入りました。
皆様の多数の裁判傍聴と、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

★ 田中章史(原水爆禁止日本会議・全国担当常任理事) さんから:
 早速ありがとうございます。
 暑くなりましたので健康に留意されご活躍ください。
 長崎の世界大会にもご参加くださるとうれしいですが、座り込みもありますか
 ら大変 でしょうか?
 写真を添付します。今後ともよろしくお願いします。頑張りましょう。

★ 西山 進 さんから:
青柳行信様
 暑いですね。朝5時に起床して机についています。
今日は漫画の締切日です。
 夏休み前の平和学習(小学校)も一段落して、今までに7つの学校に行き、子ど
 もや先生方に励まされました。
 子どもたちや親たちも先生たちも、ほとんど戦争を知りません。
その中で「ゲンバク』を伝えることの難しさをひしひしと感じています。
 原爆はその残虐性はもちろん,そこに至った『背景と思想』を語ることが重要
 です。
 
 しかし、現在の政治の目指す方向が『強い日本の回帰』です。
被爆者の話が、「原爆をなぜ落とされたか」という分野に及ぶや、
それは今進行しようとしている自民党の方向とは反することになります。
 かって長崎で、被爆者が『政治的な話をすることを自粛しよう』という声が起
 こりました。

 私たちは勇気を持って克服しましたが、

 心配なのはマスメデァの自己規制です。
 そんな中で今一生懸命、日本の民主主義を守ろうとする記者さんや学校の先生
 方がたくさんいます。

 だからまだ大丈夫だと思っていますが、平和学習もひところから比べるとかな
 り減りました。
由々しきことです。
 
 原発もそうですが、国策としては『原発再稼動』 『原発輸出』を国是として
 動いています。
そういう意味では今度の参議院選挙は重要です。
公明党などは、共産党の進出を恐れて、自民党に入れたくなければ民主党に。
 と動いています。

 もう私たちはこうした党利党略にだまされないようにしましょう。
 新聞やテレビは 賛成と反対を同列に並べていかにも公平を装っていますが,
いま福島がどうなっているかは細切れに脈絡なく報道するだけです。
もっぱら関心は、『景気』に向けられているようですが、
働いている人たちの賃金が上がらなくて、どうして景気がよくなるでしょう。

 周りの小さな商店は次々と閉店しています。これがアベノミクスの本当の姿で
 す。

 福島の状況は、毎日のように青柳さんからつぶさに出てきますのでよく分かり
 ます。
しかし専門的な知識を必要とするものもあり、われわれ凡人は何度も読み返し
 て理解するしかりません。

 もっと素朴な意見どんどん出しましょう。そこから連帯が始まります。
 もっと多くの人が率直な意見を述べることで、今日本がどういう方向を目指し
 ているのか。
本当の国民の味方は誰なのかをしっかり捕まえましょう。
『だまされてはいけませんぞ』『知らないふりをして』はなりませんぞ。

 私たちのやっていることが「国策に反する」ということになったら、日本は右
 傾化。
自ら作り上げた民主主義は崩壊です。それほど弱い民主主義ではありませんが
 手をつなぎましょう。
しつこく粘り強く続けましょう。 
九電前テントを守りましょう。私たちの願いです。

★ 春口和子(憲法九条の会春日・大野城 世話人) さんから:
いつもありがとうございます。
多くの方に観ていただきたくお知らせいたします。

「渡されたバトンーさよなら原発」の上映会(120分)
と き    2013年8月25日(日) ①10:30~ ②14:00~
ところ    クローバープラザ(JR春日駅前)1階クローバーホール
参加費   ひとり 1000円 障がいがある方 500円 (高校生以下無料)
主 催   憲法九条の会春日・大野城(世話人代表・郡島恒昭)
連絡先    TEL&FAX 092-584-6355 (春口)
携帯   090-1979-3057 (深野)
       どうぞ当日会場に直接いらしてください。

★ 崔 勝久 さんから:
「自らの足場を持ち、問いを立て、考えてきた人たちに聞いた」、朝日新聞の好
企画です
http://oklos-che.blogspot.com/2013/07/blog-post_13.html
在日の被害者としての立場は同時に地域に関わることから距離を置き、原発輸出
を支える加害者になっていることを認識できなくさせます。
市民による国際連帯、地域住民としての地道な活動に国民国家の壁を乗り越える
活路を見出したいですね。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日、玄海原発の審査申請を受けての記事が佐賀・長崎の地方紙にありました。
経済同友会の視察団が福島第1事故現場を見て、「それでも再稼動」と言ったな
ど、とんでもない記事がありますが、後段にまわして、はじめに事故現場の汚染
水問題から紹介します。

1.「新設井戸でも高濃度汚染水=建屋側で9万ベクレル-福島第1」時事通信
07/1300:37
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071300013
記事全文「東京電力は12日、福島第1原発2号機タービン建屋海側に新たに
堀った観測用井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質を1リッ
トル当たり9万2000ベクレル検出したと発表した。東電は昨年末に掘った井
戸から放射性物質が検出されたため、周囲4カ所に新たに井戸を掘り、汚染経路
などを調べている。9万2000ベクレルが検出されたのは、このうち西側の建
屋寄りの井戸で、最初に問題になった井戸より放射性物質の濃度が約60倍高
い。4カ所のうち南側の井戸では90万ベクレルが検出されており、東電はこの
近くで2011年4月に高濃度汚染水が海に大量漏出した際、地中に残った分が
井戸に浸透したとみていた。だが、南側だけでなく西側の井戸でも高い濃度が確
認されたことで、他にも地中に漏れたルートがある可能性が出てきた。」
・・・・ことを小さく小さくみせようとする立ち位置から説明したり、調査をす
すめると、いつまで立っても事態を正しく把握できない、早くまともな立ち位置
にたってことを進めてください。

電力の動き、
2.「猛暑で電力需要急増 老朽火力もフル稼働」東京新聞 (7月13日 19:03)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071301001748.html
記事「猛暑が日本列島を襲い、電力各社でこの夏の最大需要更新が相次いでい
る。8日以降、冷房使用が一気に増えたためで、12日には北陸電力、中部電
力、九州電力が速報値で最大需要を更新した。・・・・・・・・・・・(共同)」
・・・・・原発に安易に頼り、老朽化した火力発電施設を更新しなかったつけは
利用者へ請求したというのが今回の電気料金の値上げの本質です。早く原発ゼロ
を決めて、設備更新にも着手して高効率の火力発電設備をつくってください。

海外―中国では、
3.「核燃料工場計画を中止、中国 江門市、市民が反発」東京新聞 (7月13日
12:53)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071301001394.html
記事「【広州共同】新華社電(電子版)によると、中国広東省江門市共産党委員
会などは13日、同市で計画されていた核燃料工場建設を中止すると明らかにし
た。同市では12日、計画撤回を求める大規模なデモがあった。・・・・・」

特集記事、
4.「【参院選2013】原発再稼働、地元の思いは」YAHOOみんなの政治最終
更新日:2013年7月13日
⇒http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1323/
記事「原発再稼働が参院選の争点のひとつとなっています。原発事故のあった福
島、電力会社が再稼働申請を届け出た新潟、国内で唯一運転している福井など、
立地自治体の人たちはどのような思いなのでしょうか。・・・・・・」
・・・時間があれば、検索を。

被災地フクシマでは、
5.「農業用水に汚染水 原子力機構が南相馬市長に排出経緯説明」河北新報
(7/13 09:24)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130713t61026.htm
記事「日本原子力研究開発機構が発注した福島県南相馬市小高区の除染事業で処
理水が農業用水に放出された問題で、機構の石田順一郎福島技術本部福島環境安
全センター長が12日、市役所を訪れ、桜井勝延市長に経過を説明し
た。・・・・石田センター長は放出水の総量は609トンで、うち放射性セシウ
ムを含む処理水は430トンだったと報告した。・・・・・・桜井市長は『市に
事前説明のあった放出量は120トン。放出方法に問題があったとは認識してい
ないが、住民に不安を与えないよう情報は全て明らかにしてほしい』と話した。」
6.「(福島県の)小中学生の運動能力が低下 原発事故後、運動量が減」福島
民友(07/13 08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0713/news1.html
記事「(福島)県教委は12日、2012(平成24)年度の児童生徒の体力・
運動能力調査結果をまとめた。運動能力の指標となる総合得点の平均値は、小学
1、2年女子と高校生を除く全学年で、比較可能な11年度の全国平均を下回っ
た。東京電力福島第1原発事故で運動する機会が減ったことを背景に、特に小中
学生の運動能力低下が際立っている。・・・・・調査は、相双を除く県内各地区
から小学校52校、中学校44校、高校20校を抽出。走力や握力、跳躍力など
8種目の得点を合計し平均値を集計した。」
7.「(福島)県の現状踏まえ判断を 原発再稼働の動きで知事」福島民友
(07/13 10:05)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0713/news8.html
記事「・・・・・(福島)県外の原発再稼働の可否について原発事故で被災した
本県の現状を踏まえて判断すべきとの認識を示した。・・・原発の新規制基準が
8日施行されたのを受け、電力各社には県外の原発再稼働に向けて安全審査を申
請する動きが広がっている。佐藤知事は『(原発事故で)15万人以上が避難を
余儀なくされている。(事故を起こした東京電力福島第1原発では)頻繁にトラ
ブルも起きており、そのようなことを見極めて考えてほしい』と述べた。
8.「福島原発元作業員が提訴 雇い主に3000万円請求 仙台地裁」河北新
報(7/13 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130713t63010.htm
記事「・・・・福島第1原発の廃炉関連作業に従事したが、危険手当や合意した
賃金が支払われない上、違法に解雇されたとして、元作業員で東北の40代男性
2人が12日、雇い主だった宮城県亘理町の業者に計約3000万円の支払いを
求める訴えを仙台地裁に起こした。・・・・・ 11年7月以降、2人は福島県
広野町を生活拠点にして軽油を原発へ輸送した。軽油は発電機やダンプ、原発関
係者の移動車両などに使われた。知人男性は建屋付近にも足を踏み入れた。『ど
れだけの線量を浴びていて、将来的に体がどうなるのか』と身を案じたとい
う。・・・・昨年10月、2人は軽油運搬に関わる東京の業者から『今までの給
料は出せない』と言われた。解雇を危惧し『新しい作業員が来るのか』と聞くと
、業者は『来る』と答えた。業者からは念書も求められ、『仕事で放射能を浴
び、健康被害が起きても会社を訴えない』と記したという。・・・男性は『私た
ちが行動を起こしたことで、少しでも原発労働者の条件が改善されれば』と望む。」
9.「(栃木県)那須塩原市の住宅除染、放射線量率は平均16%低減 」下野新
聞(7月13日 朝刊)
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130712/1086557
記事「・・・・・同市内でも放射線量率が高く、優先的に除染を実施している5
公民館地区の対象約1万5千件のうち除染を希望したのは約6600件。6月30
日までに3054件(約46%)を除染し、事後測定を2525件で完了した。
・・・・2525件の事前測定と事後測定を比較すると、国補助で行われる低線
量メニューで実施した除染(1269件)では敷地内の平均空間放射線量率は平
均13%低減、0・32マイクロシーベルトが0・28マイクロシーベルトになった。
表土除去を含む除染(1108件)だと、0・32マイクロシーベルトが0・25マ
イクロシーベルトと、22%下がった。」
・・・それでも国の基準を超えたまま。福島県外でも相当の汚染があるのが現実。
10.「東電、謝罪したとウソ~自殺遺族に金を払うが加害者意識ゼロ 」7デー
タマックス7月12日 11:36
⇒http://www.data-max.co.jp/2013/07/12/post_16454_ymh_1.html
記事「・・・・・東電は、記者会見場には、和解した相手がいないことをいいこ
とに、すぐにばれるウソをついて、マスメディアに『謝罪した』と思い込ませ
た。典型的な情報操作だ。『謝罪拒否』と報じられたのが痛かったのだろうが、
原発事故と自殺の因果関係を認めていながら、加害責任を感じてもいない東電の
姿勢を示す発言だ。・・・・遺族側弁護士は「東京電力が遺族宅を訪問する前提
として、本件自死について会社としての見解が示されるべきだ」と指摘。今回の
東電の姿勢は、『被害を生じても賠償さえ支払えばよい』とするもので、反省が
欠如した姿勢を象徴していると批判し、真摯な謝罪を求めていくとしてい
る。・・・・」

原発立地自治体では、
11.「原電社長、東海第2再稼働へ意欲 地元首長、強く反発」茨城新聞7月13
日(土)
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13736383584801
記事「・・・・・原電はこれまで、フィルター付きベントや防潮堤工事に着手し
ながらも『再稼働ありきではない』と説明していた。従来から踏み出した浜田社
長の方針表明に対し、地元東海村の村上達也村長や再稼働に反対するグループは
反発を強めている。
東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉で、建設から34年がたつ東海第2は30
キロ圏内住民の避難計画策定が進まない上、運転期間を原則40年に規制する『40年
ルール』の期限も迫り、再稼働のハードルは高い。県への反対署名も約30万人に
上っている。・・・浜田社長の発言について、村上村長は』非常識だ。会社だけ
の立場だけで言っている。地域への気配りもできていない。もちろん抗議する』
と強い憤りを示した。ひたちなか市の本間源基市長も『これでは信頼関係を築け
ない』と反発。・・・・・」

反原発運動、
12.「好評 原発問題考えるマガジン 反原連 第3弾は『電気料金編』」し
んぶん赤旗7月13日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-13/2013071314_01_1.html
記事「政府や電力会社は、さかんに『原発を再稼働しなければ電気料金が上が
る』と宣伝しています。その疑問に答えるリーフレット『NO NUKES 
MAGAZINE(ノーニュークスマガジン)』の第3弾『電気料金編』が好評
です。首都圏反原発連合(反原連)が作製しました。・・第1弾『ベーシック
編』、第2弾『放射能編』に続くもの。『原発がなくなると電気料金が上がるっ
てホント?』がテーマです。・・・反原連のホームページに申し込み方法が記載
されています。」

九州、
佐賀新聞では、
13.「(佐賀)県民、怒りと安堵交錯 原発安全審査申請」 07月13日更新
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2507475.article.html
記事「九州電力が12日、玄海原発の安全審査を申請した。東京電力福島第1原
発事故から2年4カ月。安全性への疑念がぬぐえず、佐賀県内からは『福島事故
を忘れたのか』『なし崩し的な再稼働につながる』と批判する声が上がった。一
方、原発で暮らしを立ててきた立地地域からは『光が差した』と安堵(あんど)
も漏れた。・・・・・「原発のない暮らしに、すっかり慣れた。クーラーを28
度に設定して、扇風機を同時に使うのは普通だし」。8カ月になる男の子を育て
る佐賀市の主婦石橋たか子さん(40)は、連日の猛暑に午前中からクーラーが
欠かせない。『それでも電気は足りているし、高いけど電気代も払えている』。
急いで原発を再稼働する必要性を感じていない。
・・・・原発停止後、組合を挙げてスポーツ大会を誘致。今では大学などから
合宿の予約が舞い込む。今後も新規の誘客は続けるつもりだ。“地域経済がどう
あるべきか、こんなに考えた時期はなかった。原発関係者は大切な顧客に変わり
はないが、『依存』から『共存』に変わらなければ、また3・11の前に戻って
しまう”。・・・・・九電が主導した2011年6月の『やらせメール』問題
で、舞台になった国主催の説明番組に出演した玄海町の農業平田義信さん
(51)は、原発政策に関して当時ぶつけた疑問がそのまま残っている。“廃炉
や核のごみの問題はどうなったのか。故郷の将来像とともに2年たっても見えて
こない。行政も電力会社も国民も、当事者意識を持って考えてほしい”」
14.「原発再稼働 知事・首長アンケート」 07月13日更新
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2507474.article.html
記事「九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の新規制基準に基づく安
全審査申請に合わせ、佐賀新聞社は知事と県内20市町の首長に玄海原発の再稼
働や将来的な原子力政策について聞いた。再稼働は21人のうち、玄海町長が
『賛成』、14人が『条件付き賛成』、『反対』が5人、『その他』が1人だっ
た。今年3月時点のアンケートと比べ、「反対」が2人増えた。ただ、『条件付
き賛成』『反対』のいずれも、『地元理解』を求める意見が多く、再稼働に向け
ては、安全協定の締結を含めた同意手続きの在り方が焦点になりそう
だ。・・・・・・」

長崎新聞では、
15.「九電が玄海原発再稼働申請」7月13日
⇒http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2013/07/13083303010951.shtml
記事「・・・・・・・〈首長>・・県には九電長崎支社の中西章夫支社長が訪
れ、佐伯長俊危機管理監に説明報告書を提出。県は中村法道知事名で『再稼働に
ついては国が責任を持って安全確認し、県民に説明してほしい』とのコメントを
発表。・・・・壱岐市の白川博一市長は『新基準は重大な事故が起こり得るとい
う前提で、再稼働は容認できない。事故防止策を十分に説明してほしかった』。
平戸市の黒田成彦市長は『国には将来に向けたエネルギー政策を決定してもら
い、市民に丁寧な説明をしてほしい』と注文を付けた。・・・・佐世保市の朝長
則男市長は『九電は法律に基づいて手続きを行っただけであり現段階でコメント
することはない』とした。・・・・・」

紙面では、昨日の西日本新聞朝刊の社説は、
16.「(社説)震災復興 寄り添う姿勢を忘れるな」(最終更新07月13日 10
時37分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/26356

昨日夕刊では、8面に、かなりの面を使って、(ネットに該当記事はない)
17.「原発補償金 揺れる島 上関予定地の対岸 山口・祝島 地元漁協、一
転受け取り 住民に溝 葛藤続く」
・・・・2月に受け取ると決めて以後の様子、反対運動などを伝えています。

今届いた朝刊では、
2面に、2.の類似記事、
18.猛暑で最大需要次々更新 電力供給 綱渡り 九電など」
ネットでは、
18’.「猛暑で電力需要急増 老朽火力もフル稼働」07月13日 19時04分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20502/1/
・・・・紙面はもっと詳しくあります。
3面に、
19.「『被害予想以上』『それでも再稼働を』 経済同友会、福島第1原発視
察」07月14日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20506/1/
記事「増え続ける汚染水との戦いに苦闘し、廃炉への道のりは遠く感じた?。
13日、東京電力福島第1原発を視察した経済同友会の長谷川閑史(やすちか)
代表幹事たちメンバー18人に同行して所内に入った。事故から2年4カ月たっ
たが収束の見通しは立たない。原発の再稼働を強く求める経済界。長谷川氏は視
察後、『それでも再稼働は必要』と強調した。・・・・・・・・・・」
・・・・この人たちの頭の中では、“金”以外のことは判断の材料にはならないよ
うだ。
すぐ横に、
19.「公約検証2013参院選 エネルギー政策 向かう先は 原発推進 自
民のみ 生活、共産、社民、みどり 再稼動一切認めず」
・・・再稼動を容認する党は多数ありますから要注意です。
その下に、3.の中国の類似記事があります。
今朝の紙面はこれだけです。

★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さん:
-----------------
反原発行動
-----------------
★全国原発関連デモ開催情報
http://www47.atwiki.jp/demomatome/

■再処理とめたい定例デモin渋谷
日時 7月15日(月・祝日)13:30~
集合 渋谷「宮下公園」(原宿寄り)雨天決行
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/市民アクション/

■福島集団疎開裁判
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
霞ヶ関アクション:毎月第1金曜日 次回は8月は2日 文科省前に午後6時30分
集合有楽町アクション:毎月第3土曜日ですが、次回7月20日は選選挙前日のた
め、7月27日に延期とのことです。数寄屋橋交差点午後1時集合

■福島原発告訴団
8月4日、告訴受理一周年企画に結集ください!
原発事故で死亡者ゼロ? いいえゼロなのは逮捕者です
強制捜査はまだか?
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/06/blog-post_30.html
----------------
原発関連情報
----------------
■「原発」つぶやき突出 世論調査と「ねじれ」も
(東京新聞 2013年7月13日 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013071302000129.html

■「原発より命」官邸前行動
しんぶん赤旗(2013年7月13日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-13/2013071301_08_1.html

■福島第1原発:高濃度汚染水検出 建屋海側全域汚染か 3,4号機側からも/福島
(毎日新聞 2013年07月13日)
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130713ddlk07040191000c.html

■自民、原発再稼働問題で沈黙 争点回避
(日本経済新聞 2013/7/13)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1202R_S3A710C1PP8000/

■驚愕! 東電幹部 原発再稼働へ向けて猛暑を念じ、経産省幹部へメール
(週刊朝日 7月19日号 7/10 )
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130710-00000002-sasahi-soci

■泉田知事、東電社長に不快感~原発再稼働めぐり
(OurPlanet TV)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1614

■福島第一原発 別の井戸でセシウム上昇
(NHK ニュース 7月9日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130709/t10015906171000.html

★ 国際環境NGOグリーンピース さんから:
[2013年7月13日発行]
こんにちは!
早くも梅雨明け。本格的な夏がやってきました。
皆さまにはいつもグリーンピースの活動を応援してくださり、ありがとうござい
ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
決して後悔しない未来を選ぶために
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7月4日、第23回参議院議員選挙が公示され、17日間の選挙戦が始まりました。
今回の選挙の最大の争点は、衆議院と参議院それぞれの最大議席数をもつ
政党が異なる「ねじれ国会」が解消されるか否かにあるといわれています。
安倍首相は「国会のねじれを解消し、政治を安定させる」と訴えていましたが、
むしろ対立意見との調整と成熟した議論があるからこそ、
政治は安定するのではないでしょうか。

グリーンピースはこれまで、世界の各国政府や企業に環境保護を訴え、
ときにはそれぞれの利益に反する方針転換も求めてきました。
これは、グリーンピースの理念として「対立を通じて新しいものを創造する」
ことも環境をまもるための手段ととらえているからです。
「対立」というプロセスを経ることで、課題が明確になり、解決の方向性が
見出しやすくなることが「創造的対立」の利点なのです。

この「創造的対立」のもと、世界中で多くの環境問題が解決に向けて
大きく前進しました。
詳しくはウェブサイトでご覧ください。
ブログ:「ねじれ」が嫌な方へ、「創造的対立」のすすめ
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M276777&c=49050&d=6f1e

今回の参院選からはインターネットでの選挙活動が解禁されました。
一般の有権者でも、HPやSNSを使って選挙についての情報発信ができます
(※有料広告や電子メールによる特定の政党・候補者への投票要請、
 他人の選挙運動メッセージの転送、未成年者の選挙活動は公職選挙法に
 抵触しますので要注意)。

ひとりでも多くの方に投票していただくことで、私たちがほんとうに求めている
未来を、私たち自身の手で選ぶために、ご家族、お友だち、同僚、親しい人た
ち、お近くの方々に投票を呼びかけましょう。

たとえば、それぞれの政党が原発再稼働についてどう考えているか、
グリーンピースでまとめてみました。
参考にご覧ください。
ブログ:げんぱつにNO!せんきょにGO!
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M276778&c=49050&d=6f1e
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●わたしたちの活動をご支援ください。
只今、グリーンピースに新規でご寄付を頂いた皆さまに、
FSC認証リサイクル材で、木工職人さんが手づくりした
グリーンピース・オリジナルグッズを数量限定でお届けしています。
詳細はこちら http://greenpeace.org/japan/ja/donate/eco-present/?gv20130713
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*******************************************************
お知らせ
********************************************************
■ 第20回目放射線調査
6月15~17日に福島県内5ヶ所の港で対象:11種の魚介類、4種の海藻、4種の貝
類、合計25サンプルの調査を行いました。
うち8サンプルより放射性セシウムが検出されました。
詳細はウェブサイトにてご覧ください。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M276779&c=49050&d=6f1e

■「夏本番 エアコン買うなら 原発フリー」
原子炉を作っているのは、エアコンも作っているお馴染みの大手電機メーカー各
社。現在の法律では、エアコンが壊れて事故が起こればメーカーは責任を問われ
ますが、もし原子炉が壊れても一切の責任が問われません。
詳しくはこちらから
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M276780&c=49050&d=6f1e

この「原発メーカーの責任」をテーマしたハガキを作りました。
暑中見舞い用にいかがですか?
プリントして、ぜひ、多くのお友達やご知人に送ってください。
下記のURLから無料でダウンロードいただけます。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/summer_greeting_postcard.pdf

■「再稼働ありき」の新基準にNO
7月8日、原子力規制委員会の新規制基準が施行されました。
グリーンピースはこれを受け、田中俊一委員長あてに『規制基準の審査にあた
り、東電福島原発事故の教訓を生かすことを求める要請書』を送付、声明を発表
しました。

プレスリリース:http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M276781&c=49050&d=6f1e

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メッセージをお送りいただいてもお答えすることが出来ません。
お手数ですが、メッセージはウェブサイトのお問い合わせフォームからお送りく
ださい。
https://secured.greenpeace.org/japan/ja/form/inquiry/?gv20130713

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(URLをクリックすると、登録されているメールアドレスが表示された画面に移
動します。
メルマガを転送される際は、ご注意ください。)
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発行元:一般社団法人グリーンピース・ジャパン
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 8-13-11 NFビル 2F
Tel: 03-5338-9800 Fax: 03-5338-9817
http://www.greenpeace.org/japan/

Copyright: Greenpeace Japan, all rights reserved
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○----------集会等のお知らせ----------○

● 原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30~
     〇入廷行進 10:45~
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
〇報告集会11:30~(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

自民党員のみなさんにお願い(修の呟き)

自民党員や自民党を支持してこられた方は、戦後日本を経済大国として、またそれなりの民主的国家として育まれてきたという自負があると思います。私もこれまでの自民党は他の政党の提案も政策の中に組み込まれ、市民の声にも耳を傾け、十分とはいえなくてもそれなりに政策に生かされてきました。対立もあったものの、それなりに安心できる社会でした。ところが、小泉政権以後は弱者を切り捨てていく新自由主義がはびこり、してはならない分野を含めて規制緩和が推し進められ、その結果非正規雇用労働者が40%弱となり、年間所得200万円以下が20%弱にも達するという極めて困難な社会が創出してしまいました。そして安全神話に胡坐をかいた結果、福島の原発事故が起こってしまいました。
安倍政権は事故原因も分からないまま、まだ約15万人が避難と厳しい生活を強いられているなかで原発の再稼動を進めようとしています。同時に、基本的人権の尊重・国民主権(主権在民)・平和主義(戦争の放棄)をうたった現憲法の三原則を放棄し、「国防軍の設置」や「基本的人権」を「公益、及び公の秩序」の範囲内に制限するなど、憲法の改悪を目指しています。徴兵制の導入さえ言い出す幹部がいます。確かに自民党は自主憲法の制定を目指していますが、自民党員のみなさんは安倍政権が目指すような改憲でいいですか。みんなが不安を抱えながら生活する社会、子や孫を戦場に送り出さざるを得ない社会でいいですか。また改憲のハードルを衆参各院で3分の2以上で発議するルールを過半数に下げるとしています。以前の自民党だったら、こんなルール破りをすることに反対する毅然とした党員の方がいましたが、現在の自民党にはそういう方を見ることができません。だから、今の自民党の暴走が怖いのです。
自民党員のみなさん、以前のように党内で自由闊達な議論が行われるように、そしてバランスが取れた政策を実現させ、日本国民や周辺諸国民が安心して生活できるよう、尽力していただくようお願いします。そのためには、参院選で自民党の大勝を許してはいけません。維新の会以外の政党に投票していただくように、大変勝手なお願いですが自民党員の皆さんに切にお願いします。
プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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