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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第925日目報告☆

青柳行信です。10月31日。

明日、「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第925日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月30日迄3056名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月30日1名。 
   魚住昭三
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
夕べ 遅くまで起きていたので、眠くて、眠くて。
パソコンが故障して、今は 古いパソコンを引っ張り出して
メールや 写真の入力、ブログの作成をしていますが、
スピードが遅くて、作業に時間がかかります。
おかげで、睡眠時間が減ることになりました。
あんくるトム工房
 排水溝でストロンチウム90   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2694
 食品の偽装       http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2693

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆放射線の専門家らが「地獄」といふ困難区域の線量は減らず
     (左門 10・31-461)
※プロメテウスの罠、医師たちは危険を知りながら、
覚悟を決めて被曝者らの検診・調査に当たっている。
政治家らは、安全地域にいて、東電の安全の心配をしている。
朝まで生テレビで、政府機関は浜通りに住んで実情を見ながら・
体験しながら政策を練りなさいと被災者の代表が言っていました。
政治が一番決定的に遅れている。環境大臣は何処に居る?

★ 秋本裕恵 さんから:
九電前テント青柳さん
こんにちは。
お疲れ様です☆ 毎日のメールありがとうございます。
いつも発信して下さってる 舩津康幸 様が福島を訪問されるそうですね。
汚染水も次々と問題ありで放射線量もまだまだ落ち着かない日々
来月は4号機の燃料棒取り出し開始とか・・危険・不安ですね
いつも記事紹介ありがとうございます&どうぞ 気をつけて とお伝え下さい。
                         by akimoyan
★ 山本弘之(司法ジャーナリスト) さんから:
さよなら原発!九州沖縄集会<ホームページHP http://bye-nukes.com>
の記者会見がNET-IBに掲載されましたので、ご連絡します。

記者会見では、吉岡斉九州大副学長、グリーンコープ共同体の田中裕子代表理事
が発言しました。

吉岡九州大副学長、田中グリーンコープ代表理事らよびかけ~11月10日、さよな
ら原発!九州沖縄集会
http://www.data-max.co.jp/2013/10/30/1110_1_ymh_3.html

「再稼働はあり得ない」~吉岡斉・九州大副学長・元政府事故調委員の発言(要旨)
http://www.data-max.co.jp/2013/10/30/post_16455_ymh_2.html

また、風船プロジェクトファイナルを報じた記事がNET-IBに掲載されましたの
で、あわせてご覧いただければ幸いです。

「原発なくそう」と玄海原発から風船飛ばす~ピース&グリーンボートからも参加
http://www.data-max.co.jp/2013/10/29/070004_ymh_01.html

★ 筒井 さんから:
<Kさん11/2保釈歓迎集会のお知らせ>
「おかえりKさん、ありがとう!みなさん」
 日頃よりKさんのご支援ありがとうございます。
先日、10月23日にKさんが保釈となりました。
裁判は11月8日論告求刑、11月22日判決とまだ続きますが、
不当な長期勾留が解かれたことをともに喜びたいと思います。

 集会「おかえりKさん、ありがとう!みなさん」を開催し、
Kさんの保釈歓迎と問題の共有をしたいと思っています。

 この4か月間、遠くの方からもたくさんのカンパ、支援を頂きました。
私たちも検察庁申入れや福岡東署への抗議行動、毎日の面会・差入れとやってき
ました。
Kさんも記録的な夏を乗り切り、不自由な勾留生活をがんばりぬきました。
急なこととは存じますが、ご参加をお願い致します。

 日 時 11月2日(土) 14:00~16:30 (13:30開場)
 場 所 福岡市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)501号会議室
     福岡市中央区荒戸3丁目3-39(地下鉄唐人町駅から徒歩6、7分)
 ゲスト 関西大弾圧救援会  ぱぉんさん「11・13がれき説明会弾圧」被告人
     Kさん本人からのメッセージも予定しています。
     李弁護士へも交渉中です。。
共催:Kさんを支える会・福岡市民救援会 連絡先:092-651-4816
☆☆ Kさんの公判日程 ☆☆
 第5回公判 11月 8日 13:30~15:00 論告求刑、最終弁論
 第6回公判 11月22日 10:00 判決!!
☆☆Kさん弾圧事件とは☆☆
 今年6月25日に佐賀駅で逮捕されたKさんは、関東からの福島原発事故避難者で
した。
福岡に避難してきましたが住居や仕事が見つからず転々とし、
なんとか受けていた生活保護が打ち切られ再申請した後、傷害事件をでっち上げ
られました。
「福岡市民救援会」と「Kさんを支える会」がKさんの救援・支援を行っています。

★ 奥道直子(在ドイツ)さんから:
「女性が輝く社会!」
安倍首相は去る9月28日、国連総会後の記者会見で世界に向けて二つのメッセー
ジを発表しました。「積極的平和主義」の方は不気味ですが、他方の「女性が輝
く社会の実現」は興味津々です。
さてドイツでは、去る日曜日の10月27日、二人の女性が壇上で輝いていました。
カルメン・ホック=ヘイルさんとウルズラ・スラーデクさんです。ドイツ連邦大
統領はこの二人の女性に、2013年「ドイツ環境賞」を授与しました。賞金は50万
ユーロ(約5千万円)で、ヨーロッパで最高額の「環境賞」。ウルズラ・スラー
デクさんの活動は「原発廃止運動」ですから、下記「動画」を紹介させてください。
「ウルズラ・スラーデクさんから日本へのメッセージ」
www.youtube.com/watch?v=NSp2tk3dNpQ

「ショーナウの想いー自然エネルギー社会を子どもたちに」
www.youtube.com/watch?v=KD_2CAAA9gs

そのほかにも、連続動画「ショーナウの思い」がありますのでご覧になってくだ
さい。

★ 大山千恵子 さんから:
<国会を放りだしてもトルコへの 原発セールス国賊アベと>
首相「原発導入国の人材育成支援」
トルコ首相と会談/DGXNASFS30009_Q3A031C1EB1000/>日経新聞10月30日

>「福島原発事故の経験と教訓を世界と共有し、世界の原子力安全の向上を図る
ことは日本の責務だ」

福島では今後、何万人もの放射能による死者が出るだろう。
因果関係を調べる術も無いまま、保障もなしで病に苦しむひとが増えていくだろう。
自分の国の安全も図れないのに、世界に吠えるな。
なーにが、日本の責務だ。
これは国賊というより世界賊かも。
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/f16c7246a7ee43b773f5943e7a654ddf

★ 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』さんから:
<『美味しんぼ 110』風評も批判>
雁屋哲原作、花咲アキラ画『美味しんぼ 110』は「福島の真実」編に突入する。
福島第一原発事故後の福島の現状を紹介する。『美味しんぼ 110』では原発事故
が福島の農業に与えた打撃の大きさを描く一方で、福島の農業の復興に期待が持
てる内容もある。主人公一行は行く先々で福島の料理を味わっている。私も福島
米を購入し、食べて復興を応援する立場である。

雁屋氏は福島第一原発事故直後に原発を推進してきた政治を批判する一方で、会
津米の安全性を主張して風評を戒めた。福島を差別し、傷つける放射脳カルトが
横行する中で、雁屋氏のバランス感覚は健全であり、支持できる。『美味しんぼ
110』でも原発に加えて風評も批判している。

当初の『美味しんぼ』は不良社員・山岡士郎と食の権威・海原雄山の対決という
フィクションのストーリーに魅力があった。しかし、海原雄山が単なるヒールで
はなく、尊敬に値する人物と分かり、両者の対立も「お約束」のツンデレ的なも
のになってしまった。フィクションのストーリーの魅力減少に代わって、全国各
地で安全で美味しい食の提供に取り組む人々を紹介したルポルタージュの要素が
強まった。これは漫画作品として評価する上では賛否が分かれる。

「福島の真実」編は実際の取材を元にしたと銘打っており、ルポルタージュの要
素が濃厚である。一方で主要登場人物のルーツ(自分の生えてきた根)が福島に
あるという謎を提示する。福島を差別することで自己の優位性を確認する惨めな
放射脳カルトではなく、福島に思い入れがあるからこそ、脱原発の思いに説得力
がある。そしてルーツが福島にあるという謎によってフィクション作品としての
魅力も増した。

★ 坂井貴司 さんから:
<母はダイオキシンを食べた>再放送
「お母さんが、あんな物を買って食べさせたから、私の身体はメチャクチャにな
った!」

と、自分の母を責める言葉が今から40年前西日本各地で飛び交いました。母親
たちは涙を流して「ごめんね、お母さん知らなかったの。まさか毒入りの油だっ
たなんて・・・」と謝りました。

 社員に日の丸の旗を持たせて神社へ行進し、「天皇陛下バンザイ!東郷元帥閣
下バンザイ!」を叫ぶ右翼の社長が経営していた福岡県北九州市の「カネミ倉庫」
が1968年に製造販売した食用ライスオイル(米ぬか油)を食べた約1万人以
上の人々がいました。「安くて健康に良い」との触れ込みで、主に長崎・福岡・
広島で販売されました。このライスオイルには、「人類が生み出した最悪の化学
物質」ダイオキシンが混入していました。同じ頃、ベトナム戦争が繰り広げられ
ていたベトナム南部のジャングル地帯に大量に散布された枯れ葉剤の主要成分と
同じものでした。
 
 ライスオイルで天ぷらを揚げ、サラダドレッシングを作って食べた人々は、枯
れ葉剤を浴びた人たちと同じ症状が出ました。全身の吹き出物、激しい嘔吐、脱
力感、ガン、脱毛、パニック障害など、「病気の百貨店」(原田正純医師)と言
われるほどの病気が襲いました。

 そして、色素が沈着して肌が黒い「黒い赤ちゃん」が続々と生まれました。ヘ
ソの緒を通して、ダイオキシンが新生児の体内に入ったのです。この子ども達も、
親と同じ症状が出ました。さらに、孫にも症状が現れています。

 損害賠償と謝罪を求めて訴訟に立ち上がった被害者はいましたけれど、差別と
偏見(カネ目当ての運動だとの陰口、就職、結婚に支障がでる)を恐れて多くが
名乗り出ませんでした。

 発覚してから40年、ようやく被害者であることを名乗り出た母子を通して、
カネミ油症事件を追います。

 再放送です。NHK教育 ETV特集
 「【アンコール】毒と命~カネミ油症 母と子の記録~」
   http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0525.html
 放送日:11月2日 放送時間:午前0時45分※金曜日深夜  

★ 前田 朗 さんから:
拷問禁止委員会傍聴(ポーランド報告書審査)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2013/10/blog-post_30.html

★ 松岡@高槻 さんから:
<読む・視る>
・「大岡昇平の戦争文学を読む」を掲載しました。
教育サイバーネット
http://www.jca.apc.org/~isao_m/

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:11月5日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第924日目報告☆

青柳行信です。10月30日。

本日、「さよなら原発!福岡」例会 
    10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第924日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月29日迄3055名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月29日5名。 
松永智子 梅崎幸子 花畑三郎 匿名者2名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳様
お疲れ様です。
気持ちのいい 秋晴れの一日でした。
11.10 さよなら原発!に向けて、ある方は 団体回り、ある方は賛同金の
依頼に、
また、ある方は会場の準備に飛び回っています。
もうすぐです。 
皆さんの参加と、 カンパの要請をお願いします。
<ホームページHP http://bye-nukes.com>
夜は Terra カフェで 板門店、日本軍「慰安婦」問題についての
学習会があり 参加しました。
あんくるトム工房
ナヌムの家 板門店   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2692
風船 その後     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2691

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆人減らしで工期優先の現場ゆえ汚染水タンクの安全後回し
(左門 10・30-460)
※元原発作業員で現在沖縄在住の上地剛立さんが実名で告発。
東電は、人間と自然の安全よりも経済合理性のみを追求するので、
杜撰な工事やメンテナンスしかできないから、すぐ劣化が起こって、
液体がもれるのは「火を見るよりも明らか」だ。
新しい諺ができそうだ。
「水を見るよりも明らか」。

★ 石田真奈美 さんから:
青柳様
ご無沙汰しております。
以下、セミナーのご案内です。
ごく一般向けで短時間なので、それほど詳しい内容ではないと思いますが、興味のあ
る方はご参加を…。
■公益社団法人 福岡県医師会/県民健康づくりセミナー
日 時:11月12日(火)14:00~15:00
場 所:福岡県医師会館(博多駅南2丁目)
テーマ:(1)原子力防災訓練に対する福岡県診療放射線技師会の取り組み
       講師:福岡県診療放射線技師会会長・篠原久男氏
    (2)放射線治療の実際(乳房を例に解説)
       講師: 同会副会長・川田秀道氏
※予約不要、入場無料

★ 中西正之 さんから:
NNNドキュメント'13「チェルノブイリから福島へ 未来への答案」のおしらせ
BS/CSで再放送。
11/03 11:00~ BS日テレ
11/03 18:00〜 CS 日テレNEWS24

再放送で原発問題の良い放送が有りますので、お知らせいたします。
私が青柳通信で連載報告した、「原発爆発」の著者の倉澤治雄氏が関係した番組
のようで、期待できます。
NNNドキュメント'13「チェルノブイリから福島へ 未来への答案」再放送。
(http://www.ntv.co.jp/document/)

爆発から27年のチェルノブイリ。廃炉は未だ手つかずだ。それは爆発原発の廃炉
の困難さを物語る。だが長年難題と向き合った彼らのノウハウは福島第一のこれ
からの道標だ。

爆発した原発の廃炉は、通常の廃炉より格段に難しい。福島第一の廃炉にあたる
のは下請けの下請け、原発での作業経験がない人が多い。被曝線量がオーバーす
ると働けなくなり、どこからか補填される。これでは想定の30~40年で廃炉を完
了できるとは思えない。事故後、幹部が投獄されたチェルノブイリでは作業員養
成の訓練所が作られた。「廃炉にプロを!」福島とチェルノブイリの大きな違い
に光をあて日本が取るべき道筋を探る。

ということで、NNNドキュメントが25分拡大でチェルノブイリ原発を取材。
ナレーター:あおい洋一郎

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
原発セールスに行った首相は、
0.「三菱重工、トルコの原発正式受注 福島事故後初めて」朝日デジタル10月
29日21時07分
⇒http://www.asahi.com/articles/TKY201310290402.html
記事「【イスタンブール=小野甲太郎】三菱重工業の企業連合が29日、トルコ
政府と原発受注で正式合意した。安倍晋三首相のトルコ訪問にあわせ、日本側と
トルコ側が合意書に調印した。同日午後(日本時間30日未明)に行う首脳会談
後の共同記者会見で公表する。2011年3月の東京電力福島第一原発事故後、
日本企業が原発を正式受注するのは初めて。・・・安倍首相はトルコのエルドア
ン首相との会談で、原発輸出に向けた協力を改めて確認し、原発受注の正式合意
後、両首脳で調印への歓迎を表明する。」・・・・以下、有料設定)
・・・・・・国会を放置して驚きのセールス成果。

さて、日本国内ではいつもの“きょうの福一作業現場”を伝える記事が見えません
がその関連の記事からはじめます。
1.「地下で汚染水貯蔵も=5、6号機廃炉後、東電検討-福島第1原発事
故」時事通信10/2918:21
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102900843
記事「東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は29日の記者会見で、
福島第1原発5、6号機を廃炉にした場合の対応に関連し、放射性物質を含む雨
水の一時的な貯蔵施設として、タービン建屋の地下の利用を検討していることを
明らかにした。・・・・・・・・」
・・・・・・・膨大なタンク群の代わりができるくらいに、原発の建屋はとてつ
もなく巨大な構造物なんですね。かつて福一で勤務した経験を持ち、東電退職後
熊本で医師となった小野俊一氏が講演で「原発と比較できる人間がつくったもの
では“ピラミッド”か“万里の長城”くらいしか知らない」、と発したことを思い出
します。

そして、こちら、その東電を告発する、
2.「原発汚染水タンクずさん管理 元作業員 今度は実名で告発 人減らしの
なか工期優先 ■ 悪化する作業環境」しんぶん赤旗10月29日(火)
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-29/2013102901_04_1.html
記事「・・・放射能汚染水の漏出、海洋への流出が繰り返される東京電力福島第
1原発。本紙(10月)1日付1面で『汚染水タンク、ガムテープでふた』と匿
名で告発した元作業員が、今回は実名で証言しました。・・・沖縄県在住 上地
剛立さん・・・・証言したのは昨年7月から年末まで、沖縄県から福島第1原発
の収束作業についた元作業員の上地剛立(うえち・よしたつ)さん、48歳で
す。大成建設が元請けの2次下請け作業についていました。半年間の原発作業の
なかで、汚染水漏れの原因が『東電のコスト削減』にあることを実感していま
す。・・・・・・・・・油分があると、さび止め剤をはじいてしまい『ピンポー
ル(気泡)』ができます。ここがさびれば腐食の原因になり、汚染水の漏出につ
ながる、といいます。現場ではこのピンポールをごまかすためにさび止めの厚塗
りが指示されました。上地さんは『厚塗りは乾燥に時間がかかり、生乾きで水分
が付着するとさび止めが溶け落ちて結局、腐食につながる』と指摘しま
す。・・・・・診断書をにぎる手に力をこめて言います。『安倍首相は汚染水漏
れについて“状況はコントロールされている”“ブロックされている”といったが、
コントロールされているのは原発事故の実態を隠すこと、ブロックしているのは
廃炉と再稼働反対を求める国民の声だ』」
・・・・・・・と、結ばれています、記事の間には、労災に至るまでの作業現場
のひどい実態がつづられています。
東電は、こうした手抜きと不法労働の積み重ねの結果、
3.「中間決算、3年ぶり黒字に=事故後初、コスト削減で-東電 」時事通信
10/2913:29
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102900147
記事全文「東京電力が2013年9月中間連結決算で、1200億円程度の経常
利益を確保することが29日、分かった。修繕費などコスト削減や家庭用電気料
金の値上げが寄与した。福島第1原発事故前の10年9月中間決算以来、3年ぶ
りの黒字。必達目標としている14年3月期通期の経常黒字転換が視野に入りそ
うだ。」
・・・・・・・銀行や株主の顔色をうかがう、すべて金優先・・・・。
3’.「東電社長 作業員不足認める 規制委員長と面談」東京新聞2013年10月29日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102902100004.html
記事「・・・・・これまで東電は、福島第一の作業員は基本的に足りていると強
調してきた。東電社員も退職者が増え、下請け作業員も長引く収束作業で、被ば
く線量が増え、原発を離れる人が増えてきたのに、ずっと「足りている」を繰り
返してきた。・・・・この日、広瀬氏は一転して『作業員の確保が非常に困難に
なっている』と認めた。・・・・・・・」
3”.「将来的確保は不透明 第一原発廃炉の人員」福島民報 (10/29 12:06)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8497.html
・・・・昨日も「当面は問題なしと伝える」類似の記事があった。

与党は、
4.「原発汚染水で東電分社化 自民が復興3次提言」共同通信 (2013年10月30日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8519.html
自民党の東日本大震災復興加速化本部がまとめた第3次提言案の全容が29日、
判明した。・・・・・・・原発事故に伴う避難指示が6年を超える被災者への追
加賠償について年内に方向性を示すよう要請したほか、除染作業や福島県内の廃
棄物を保管する中間貯蔵施設の建設・管理に国費投入を求めた。・・・・東電分
社化や、国の関与強化によって原発事故対応の体制を立て直し、被災者の早期帰
還と賠償充実につなげる狙い。」
4’.「原発汚染水で東電分社化 自民が復興3次提言」西日本10月30日 02時15
分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26209/1/
記事「・・・・・提言案は廃炉と汚染水対策を担う東電の実施体制に関し(1)
社内分社化(2)完全分社化(3)一部組織の独立行政法人化―を選択肢として
提示した。・・・」
政府は、
5.「環境省、東電に延滞金請求 除染未払い約340億円」共同通信 (2013
年10月29日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8517.html
記事「・・・・福島第1原発事故に伴う除染の費用をめぐり、大半の支払いを拒
んでいる東電に対し、環境省が延滞金を課す方針を固めたことが29日、分かっ
た。11月中にも未払い分約340億円について告知書を送り、支払いを求める。」
5’.「除染費、国負担に前向き=自民党と調整-主要閣僚」時事通信10/2912:29
記事全文「菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、自民党内で東京電力福島
第1原発の除染費用の一部などを国が負担する案が出ていることに関し、『提言
されれば、政府としてもしっかりと受け止めていきたい』と述べ、前向きな姿勢
を示した。麻生太郎財務相も閣議後記者会見で、原発について、『基本的に国策
で進めたこと。東電1社に全ての責任があるかのような話をするのはいかがなも
のか』と指摘。除染費用などの国負担に関して、『よく話を聞かないといけな
い』と語った。また、茂木敏充経済産業相も記者会見で、『総合的に勘案しなが
ら、検討したい』と述べた。」
・・・・何をしているんでしょうね。請求しながら、一方では肩代わりを検討、
腰が引けているこれまでの国の姿勢に反映です。

こちら、税金の無駄遣いを伝える、
6.「開発教材活用されず=被災地の人材育成支援事業-検査院」時事通信
10/2917:22
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102900764
記事「東日本大震災の被災地支援のため、文部科学省が各地の専門学校に委託し
た復旧・復興の人材育成支援事業で、開発されたテキストなどの多くの教材が被
災地の専門学校ではいまだに活用されていないことが29日、会計検査院の調査
で分かった。・・・・・・事業では、被災地で需要の高い医療や介護、農業など
の分野で教育プログラムやテキストなどの開発を被災地内外の専門学校に委託。
岩手、宮城、福島の専門学校に導入する。2011年度は事業費約5億円で計
30プログラムが採択された。・・・・今年4月時点でも活用されていないもの
が5件、被災地以外にある委託先が自校での導入を検討するにとどまっているも
のが61件に上った。・・・・・・」
7.「6億円余を過大配分=震災復興特別交付税-会計検査院」時事通信
10/2917:216
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102900761
記事「・・・・・・2県と15市村に対して計約6億2500万円が過大に交付
されていたことが29日、分かった。災害復旧事業に該当しない経費を含めた
り、経費の重複があったりしたという。・・・・・・昨年度まで2年間に支払わ
れた同交付税は1兆5780億円で、うち地方単独事業分は2368億
円。・・・・・・・」

会談を予告する伝えられていた、
8.「小泉元首相、脱原発へ世論喚起=「主張続ける」―吉田社民党首と会談」
時事通信 10月29日(火)16時31分配信
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102900682
記事「小泉純一郎元首相は29日午後、社民党の吉田忠智党首と東京都内で会談
し、原発政策について意見交換した。吉田氏によると、小泉氏は『政府に脱原発
を決断させるには世論(の力)しかない。自分も主張を続けていく』と述べ、脱
原発に向けて世論への働き掛けを強める考えを示した。・・・・・・・小泉、吉
田両氏は約45分間会談。吉田氏は会談後、記者団に『小泉氏と考えを共有した。
脱原発に向けたうねりをつくっていくきっかけにしたい』と強調した。『会って
いただけたことが連携の一環だと思う。今後も折々に意見を伺いたい』とも述べた。
8’.「脱原発新党『作る気ない』小泉元首相、社民袖に読売新聞 10月29日
(火)23時11分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000960-yom-pol
記事「小泉純一郎元首相は29日、東京都内で社民党の吉田党首と会談した。吉
田氏が脱原発での連携を要請したところ、小泉氏は『それぞれの党が脱原発に向
けて努力すべきだ。自分も主張を続けていく』と話すにとどめた。脱原発を結集
軸とした新党結成については『新党を作る気はない』と否定した。会談後、吉田
氏が記者団に明らかにした。・・・・」

こちらの党は、
9.「民主、福島で2月に党大会」時事通信10/2915:54
記事全文「民主党は、来年の定期党大会を2月に福島県で開く方針を決めた。党
幹部が29日明らかにした。東日本大震災からの復興や原発問題に取り組む姿勢
をアピールしたい考えで、郡山市内での開催に向け調整している。」
・・・・・・くれぐれも宣伝のためだけにしないでください。

こんな記事が、
10.「林のセシウム土壌にとどまる 深さ10センチまでに」共同通信 
(2013年10月29日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8518.html
記事「福島第1原発事故で放出され森林に降り積もった放射性セシウムは、ほと
んどが土壌の深さ10センチまでにとどまり、地下水を通じた周辺への流出は考
えにくいと日本原子力研究開発機構の研究チームが29日、発表した。・・チー
ムは『表土を5センチ程度削り取るという除染の手法は問題ない』としてい
る。・・・降り積もったセシウムの大部分は、11年12月までに雨水により土
壌の深さ0~5センチに浸透。その後、土壌中でのセシウムの移動はごくわずか
で、13年3月までに深さ10センチに到達したのは全体の0・3%程度だった。」
・・・・・・「問題ない」?・・・降り積もったものをすべて除くのは不可能、
除染で発生する汚染物質はどこに置く?

被災地フクシマ、
地元紙で新しい連載が始まっています、
11.「第五部 汚染水の行方(1) 苦悩の現場 規制委の理想と隔たり」福
島民報10/29 11:28
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8494.html
記事「・・・・・・・・・後手に回った東電は、規制委が求めた排出手順を省略
し、さらに使わないはずの地下貯水槽に移送するという2つの約束事を結果的に
破った。・・・・・・・福島第一原発で、タンクからの汚染水漏れや処理設備で
のトラブルが相次いでいる。東電や国、関係機関は汚染水処理をどのように進め
ようとしているのか、海洋への流出を防ぐ手だてはあるのか。汚染水対策の現状
と課題を追う。」
・・・・少し、長い記事です。
12.「モデル除染開始 双葉の帰還困難区域で」福島民報 (10/29 12:01)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8495.html
記事「環境省は28日、双葉町の帰還困難区域でモデル除染を開始した。初日は
双葉厚生病院で作業員約50人が除草や建物壁面の拭き取り作業などを行っ
た。・・・・年間積算線量が50ミリシーベルトを超える帰還困難区域のモデル
除染は、浪江町内でも行われている。環境省は両町の線量低減の結果を年内にま
とめ、高線量地域における効果的な除染法の確立を目指す。」
・・・・50ミリシールトを越す・・・・。
13.「倒壊家屋の撤去始まる 浪江の避難指示解除準備区域」福島民報10/29
12:04
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8496.html
記事「浪江町の避難指示解除準備区域で28日、東日本大震災で倒壊した家屋の
撤去作業が始まった。双葉郡の避難区域では初めて。・・・・・・・・・」
・・・・上の両記事とも添付写真にものものしい作業員の姿、被曝労働です。

14.「29日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・集会所の放射線モニタリング結果・(農産物の)放射性物質の検査結果」福
島民報10月30日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
15.「都路再生の姿考える 農業再開の歩み紹介 田村で復興シンポ」河北新
報(10/29 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131029t63007.htm
記事「福島第1原発事故に伴い一部で避難指示が続く田村市都路地区の地域再生
の姿を考える『復興シンポジウム2013』が26日、同市文化センターであっ
た。住民が農業再開の歩みなどを紹介し、復興へ向けた思いを語っ
た。・・・・・・・」
・・・・・・田邑市-福一から西へ40キロ付近
16.「メガソーラー運転開始 出力約2000キロワット 相馬」河北新報
(10/29 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131029t65003.htm
記事「福島県相馬市のニューパワー相馬合同会社が同市光陽に大規模太陽光発電
所(メガソーラー)を建設し、運転を始めた。出力約2000キロワットで一般
家庭約600世帯分に当たる。全量を東北電力に売電する。敷地は5.8ヘク
タールの市有地で20年間貸与する。」
・・・・・記事とは関係ないが、2日にここ相馬市内の旅館に宿泊予定です。
17.「飯舘・比曽簡易郵便局が福島の仮設で業務再開」福島民友(10/29 10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1029/news6.html
記事「・・・・・・帰還困難区域に指定されている飯舘村長泥地区の比曽簡易郵
便局が28日、多くの村民が避難する福島市松川工業団地第2仮設住宅の敷地で
約2年半ぶりに業務を再開した。日本郵便によると、原発事故による避難先での
仮設郵便局開設は初めて。・・・・同郵便局長で自身も川俣町の借り上げ住宅に
避難する佐野くに子さん(66)は村民の避難先で営業を再開したいと、1年前
から日本郵便と村に再開を打診してきた。」

北海道・釧路沖、
18.「クジラの内容物、マイワシが最多 釧路沖の調査捕鯨終了」西日本(10
月29日 12時30分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/49131
記事「北海道・釧路沖でミンククジラの胃の内容物から沿岸漁業に与える影響を
調べる捕鯨が終了し、調査団が29日、釧路市内で記者会見した。・・・・・・
捕獲数は予定より少ない58頭だった。東電福島第1原発事故後に始めた放射性
物質検査では、3頭から放射性セシウムを検出したが、基準値以下だった。」

原発立地自治体、
19.「核燃寄付金、代替支援を 市長会・町村会、県に要望 青森」河北新報
(10/29 06:10)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131029t21005.htm
記事「青森県下北半島の核燃料サイクル施設から離れた25市町村を対象とする
電力業界の寄付金が、2013年度で打ち切りとなる見込みが大きいことから、
同県市長会(会長・鹿内博青森市長)と町村会(会長・舘岡一郎板柳町長)は
28日、代替となる支援制度の創設を県に要望した。・・・・・・・・寄付金
は、電気事業連合会がむつ小川原地域・産業振興財団(青森市)に拠出して
1994年度に開始。原子燃料サイクル事業推進特別対策事業として、12年度
は11億9744万円が市町村に配分され、施設整備や産業育成に充てられた。」
見逃していた記事。
20.「ヒラメからセシウム微量、健康影響なし/県・9月判明分」東奥10月
26日
記事全文「(青森)県は25日、日本原燃、東北電力と行った県内原子力施設周辺
などの環境放射線モニタリングの測定結果(9月判明分)を発表した。ヒラメか
ら微量の放射線セシウムが検出されたが、健康に影響を与えるレベルではないと
いう。・・・・・・・県原子力安全対策課によると、六ケ所村海域で採取したヒ
ラメから、セシウム134と同137が合計で1キログラム当たり7.9ベクレル検出され
たが、食品衛生法で定めた基準値の約12分の1だった。このほか、東通村やむつ
市、青森市、六ケ所村で採取した土壌からも1キログラム当たり最大26ベクレル
のセシウム137が検出されたが、いずれも微量─としている。・・・同課は、東京
電力福島第1原発事故の影響とみている。」
21.「再処理工場の完成時期未定に」東奥10月29日
記事全文「日本原燃は29日、六ケ所村にある使用済み核燃料再処理工場の完成時
期を予定の10月から延期し、「未定」に変更したと県に報告した。近く原子力規
制委員会に届け出る。」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、4’.の記事に、8.の記事、その解説的な記事が横に、見出しは、
22.「脱原発もいろいろ “「即時原発ゼロ” “計画的廃止” “30年代目標”」
・・・・・同じ紙面に首相動静を伝える記事がありますが、肝心の頭の0.の記
事内容はありません。
32面社会欄に
23.「『原発作業でてんかん』 福島第一 元作業員が大成建設提訴」
・・・・提訴は9月24日付、だったことが分かったそうです。
31面社会欄にはこんな記事が、
24.「韓国女性に交付認めず 被爆手帳 長崎地裁 当時の住所に『矛盾』」
25.「現行制度を維持 手当て盛り込まず 原爆症認定骨子案」
ネットでは、
25’.「原爆症認定基準の明確化を要請 見直しで骨子案」(10月29日 21時34分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/49236
今朝の朝刊紙面は以上です。
※おことわり:
明日より新聞記事紹介は休みます。被災地福島県を訪問するため。再開は、早く
とも11月6日頃です。
ネット上には、次のところに関連記事をまとめたページがありますので参照くだ
さい。
⇒http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
私がいらないコメントを書着込んでいるこの紹介よりすっきりしていて読みやす
いかもです。

★ 丹波博紀(ピープルズ・プラン研究所PP研事務局) さんから:
みなさん
いよいよ秋も深まってまいりました。
来月16日(土)にラウンドテーブル「オリンピック異論――原発・改憲・バブ
ル」を開きます。

現在、2020年五輪で盛り上がっておりますが、このことで8割の人が「復興
が後回しにされる」と考えています(朝日新聞調査)。また、湾岸 をはじめと
する再開発にともない(に並行し)、野宿者排除や都市景観の破壊、さらには社
会福祉費の削減なども予想されます。こうした五輪にた いして、やはり異論を
明確に唱える必要があると思います。

今回はスポーツジャーナリストで、長年にわたり五輪問題に取り組んでこられた
谷口源太郎さんをお招きして、五輪異論について徹底的・多角的に 考えていき
たいと思います。フロア討論をしっかりとります。また終了後は谷口さんを交え
て懇親会も開く予定です。
ぜひぜひご参集くださくい♪
【ピープルズ・プラン研究所 ラウンドテーブル(RT)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2013.11.16(土)
「オリンピック異論――原発・改憲・バブル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なぜオリンピックを開くのか。2008年のことだが、当時東京都知事だった石原慎
太郎は、「理念な んかどうにでもつくれる」と言い放った。では2020年東京五
輪が決まった現在ではどうなのか。たとえば招致委のいう「今、ニッポンにはこ
の 夢の力が必要だ」は、なるほど一見理念らし く感じる。

だが、そもそもその「ニッポン」人の半数近くが、「この夢の力」のせいで「復
興が後回しにされる」と感じているし、その8割近くが福島原発の 「状況はコン
トロールされている」とは思ってない。では、この「理念」はいったい誰のため
のものなのか。結局、2008年に石原が夢見た「大 規模な再開発」こそ、ホンネ
であり、そのためにつくられただけじゃないのか。めざすは「湾岸バブル」、も
うかるのはゼネコンと広告代理店。そ のうしろでは政治家がエサを待つ。

そうして再開発が進められるなかで、やはり「復興」は後回しにされ、社会福祉
費も削られ、野宿者などへの締め付けは厳しくなり、都市景観は無 思慮なまで
に破壊されていく。そして「状況コントロール」発言の背後で、福島原発の「本
当の」状況と、現にその被害のもとにある人びとの分断 状況は、隠ぺいされて
いく。その水面下では安倍首相の念願である「改憲」が虎視眈々と進められてい
く――。

今回は、長年にわたってオリンピック招致反対の論陣をはってきたスポーツ
ジャーナリスト・谷口源太郎さんをお招きして、オリンピックのもたら す問題
について討論したいと思う。
古い迷夢よ、さらばである!
    * * * * * *
■講師:谷口源太郎さん(スポーツジャーナリスト)
【*著者プロフィール】 スポーツ評論家。早稲田大学中退後、講談社、文藝春
秋の雑誌記者を経て、現在はフ リーとして活動する。スポーツを社会的な視点
から捉えた切れ味のいい文章には定評がある。中でも、98年の長野冬季オリン
ピックの招致問 題では、コース 開発による自然破壊とJOC会長堤義明氏が経営
するスキー場との関わりで大論陣をはり、堤義明JOC会長辞任劇の真相を暴いた
ことで知られる。著書に「ス ポーツを殺すもの」(花伝社)「日の丸とオリン
ピック」(文藝春秋)「冠スポーツの内幕 スポーツイベントを狙え」(Nikkei
Neo Books)などがある。

■日時:2013年11月16日(土)
 17時半開場、18時開始(21時終了予定)
*フロアとの討論時間をたっぷりとります(終了後、講師を囲んで懇親会予定)

■参加費:会員500円/非会員800円/生活困窮者・学生など500円

■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室(東京メトロ有楽町線江戸川橋1-b出口
より徒歩5 分、東西線早稲田駅・神楽坂駅よりそれぞれ徒歩15分) 
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5

■主催:ピープルズ・プラン研究所
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
TEL: 03-6424-5748
FAX: 03-6424-5749
E-mail: ppsg@jca.apc.org 
http://www.peoples-plan.org/jp

★ 近藤ゆり子 さんから:
<学者声明 「憲法の3原則侵害」>
昨日の「学者声明」、要旨が中日新聞に載っていました、添付します(PDFファ
イル)
さらにもっとコンパクトな要旨が東京新聞ウェブに載っていました(JPGファイル)

☆ 東京新聞  2013年10月29日 朝刊
秘密保護法案 265人反対 憲法の3原則侵害
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013102902000154.html

写真 (要旨)
 憲法・メディア法と刑事法の研究者が二十八日、それぞれ特定秘密保護法案に
反対する声明を発表した。声明に賛成する研究者は憲法・メディア法が百四十
人、刑事法が百二十人を超えた。憲法の「知る権利」や「国民主権」を損なう法
案の実態が明らかになるにつれ、成立を急ぐ政府とは逆に反対の声が広がっている。

 反対声明は憲法・メディア法と刑事法の研究者が二十八日、国会内で合同で記
者会見して発表した。

 憲法・メディア法研究者の声明は呼び掛け人が二十四人、賛同者百十八人の計
百四十二人。刑事法は呼び掛け人二十三人、賛同者百人の計百二十三人。

 会見で、憲法・メディア法の呼び掛け人の山内敏弘一橋大名誉教授は「法案は
憲法の三つの基本原理である基本的人権、国民主権、平和主義と真っ向から衝突
し侵害する」と指摘。刑事法の呼び掛け人代表の村井敏邦一橋大名誉教授は
「(軍事機密を守る目的で制定された)戦前の軍機保護法と同じ性格。戦前の影
響を考えれば、刑事法学者は絶対反対しなければならない」と呼び掛けた。

 声明はいずれも法案の問題点として、特定秘密を第三者の点検を受けず政府の
判断で指定し、漏えいや取得に厳罰を科して、調査活動をする市民や記者も罪に
問われる点を挙げた。その上で「国民の『知る権利』を侵害し憲法の国民主権の
基盤を失わせ、憲法に基づいて国民が精査すべき平和主義に反している」などと
批判した。憲法・メディア法は奥平康弘東京大名誉教授、東北大や東大などで教
授を歴任した樋口陽一氏、杉原泰雄一橋大名誉教授、刑事法は斉藤豊治甲南大名
誉教授ら研究者が呼び掛け人、賛同者に名を連ねた。

☆ 朝日新聞 2013年10月28日17時35分
秘密保護法案「憲法原理踏みにじる」 学者らが反対声明
http://www.asahi.com/articles/TKY201310280264.html

安倍政権が国会に提出した特定秘密保護法案について憲法やメディア法の研究
者が28日、「基本的人権の保障、国民主権、平和主義という憲法の基本原理を
踏みにじる危険性が高い」として、制定に反対する声明を発表した。

 奥平康弘・東大名誉教授(憲法)や田島泰彦・上智大教授(メディア法)ら
24人が呼びかけ、118人が賛同した。声明は、同法案について「重要で広範
な国の情報が行政機関の一存で特定秘密とされる」恐れがあると指摘。報道の自
由や市民の知る権利、国会議員の調査活動などが侵害・制約されかねず、平和主
義の観点から精査されるべき防衛情報を広く国民の目から遠ざける、としている。
 刑事法の研究者もこの日、同法案は「刑事法の人権保障をも侵害する恐れが大
きい」として反対声明を発表。呼びかけ人・賛同者は計129人にのぼった。

★ 前田 朗 さんから:
拷問禁止委員会傍聴
http://maeda-akira.blogspot.ch/2013/10/blog-post_29.html

欧州経済危機とジェンダー平等に関する包括的な研究報告です。
http://ec.europa.eu/justice/gender-equality/files/documents/130410_crisis_report_en.pdf

★ 服部一郎 さんから:
私たちルネサンス研究所で公開の研究会を行いますので関心をもたれた方はご参
加ください。
第7回(第2クール1)定例研究会
『反差別運動と3・11以後の反原発』
昨年来、連日の首相官邸前デモを担った反原発運動の主な担い手は、従来の政治
的左翼とも様々な社会運動の担い手とも異なる、運動のビギナーともいうべき、
比較的若い男女だった。そのエネルギーには目を見張るものがあったが、そこに
は<奇形児が生まれる原発は嫌だ>という障害者差別や、<子を生む母として原
発はいや>という母性主義の思想的基調低音が流れていたことも一面の事実であ
る。反原発運動が持久戦の局面に耐えている現在でも、この傾向は克服されてい
ない。原発廃止は現代日本の直面する最大の課題である。その実現には反差別
(基軸は障害者解放運動と女性解放運動)運動と反原発の統一戦線が不可欠であ
る。チェルノブイリの時から判っていたことでありながら、今なお矛盾対立を
力に替える運動の叡智が未だ十分に獲得されているとはいえない。障害者解放と
女性解放の運動の交点で闘って来られた米津知子氏の提起とフェミニズムの理論
家金井淑子氏の発言を受けて、論議を深めたい。
●ゲスト :米津知子さん  / ? コメンテーター:金井淑子さん
*司会&趣旨説明 菅孝行

●日時 : 11月7日(木)18:30~21:00(開場18:00)
●会場 : 専修大学神田校舎・一号館13F・13A会議室
*住所・千代田神保町3-8 TEL・03-3265-5963
*一号館は、下記マップ参照ください。一番高い建物です。
●資料代 : 500円
●交通 :水道橋駅(JR)西口・7分
神保町駅(三田線・都営新宿線・半蔵門線)出口A5・3分
九段下駅(東西線・都営新宿線・半蔵門線)出口5・3分
……………………………………………………………………
第1回・山家歩さん、第2回・伊吹浩一さん、第3回・菅孝行さん&島薗進さん、
第4回・友常勉さん&趙景達さん(千葉大学教員)、
第5回・中村勝巳さん、第6回・太田昌国さんのライブは下記をごらんください。
http://www.ustream.tv/recorded/30863163

★ 内富 さんから:
【原子力市民委員会(CCNE)報告書「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成の
ための中間報告」】京都で、全国で勉強会を開きましょう!

本日のエントロピー学会@京都精華大学で井野博満さんによる報告「原子力市
民委員会の活動について」を聞き、原子力市民委員会(CCNE)の報告書「原発ゼ
ロ社会への道――新しい公論形成のための中間報告」を10冊ゲットしてきました
(10月に出たばかり)。汚染水問題を含めてこうした全原発廃炉に向けた具体
的な政策論議こそが今こそ問われています。

 そうした点でこの中間報告書は議論の出発点になる重要な文書です。つきま
しては京都でもこの中間報告書の勉強会を開きたく(正式の京都での報告会は井
野さんによれば来年1とのこと、原子力市民委員会(CCNE)の事務局長は京都精
華大学の細川弘明さん、事務局研究員にはなんとATTAC京都代表であった春
日匠さんが名を連ねているではありません!)、この中間報告をテキストとして
使用します。皆さん、この勉強会を京都で行いましょう!
 1冊200円ですので、必要な方は下記までご連絡下さい。
 muchitomi@hotmail.com 070-5650-3468(内富)
> ///////////////////////////////////////////////////////
>
> 今年4月発足した原子力市民委員会(座長:舩橋晴俊法政大学教授)は、10月7
日に「脱原子力政策大綱中間報告:原発ゼロへの道―新しい公論形成のための中
間報告」を発表する。序章、1章:福島原発事故の被害の概要と「人間の復
興」、2章:放射性廃棄物の処理・処分、3章:原発ゼロ社会を実現する行程、4
章:原子力規制はどうあるべきか、より成る。来年3月までに、全国各地で様々
な人たちと意見交換を重ね、市民委員会の名にふさわしい政策提言の実現をめざ
している。エントロピー学会での鋭いご批判を期待する。
>
> (以下、「原子力市民委員会」のHPより)
>
> 「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成のための中間報告」
> を発表、脱原発実現のプロセスの全体像を示す
> http://www.ccnejapan.com/?p=1909
>
> 原子力市民委員会(CCNE)では、2014年春に作成を目指している「脱原子力政
策大綱」の準備資料として「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成のための中間
報告」を公表いたしました。
> http://www.ccnejapan.com/?page_id=1661
>
> 今後は、半年ほどかけて、各地で意見交換会や報告会などを開催し、幅広い
方々との議論をふまえて、「脱原子力政策大綱」を作成していく予定です。
>
> 原子力市民委員会は、7日、「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成のための
中間報告」(A4判、113ページ)を発表した。中間報告は、
>
> ●福島原発事故による被害の深刻さ、原発ゼロ社会を実現すべき理由、脱原発
政策実現のための政治的
>  条件、脱原子力政策大綱をどのような方法で作成するか(以上、序章)
> ●福島原発事故被害の全容と「人間の復興」(第1章)
> ●「ゼロ社会」実現に伴う難題・放射性廃棄物処理(第2章)
> ●「ゼロ社会」実現への具体的道筋(第3章)
> ●「ゼロ社会」になるまで残存する国内原発50基への規制基準や 法制度・組
織のあり方(第4章)
>  からなっている。
>
> 「市民委員会」は、今年4月発足。6月19日には、「原発再稼働を3年間凍結
し、原子力災害を二度と起こさない体系的政策を構築する」ことを求める緊急提
言、8月28日には、福島原発の汚染水対策に関する緊急提言を発表しているが、
脱原発実現に向けた全体像を公表するのは初めて。中間報告は、福島原発事故の
凄まじい被害をみれば、脱原発こそが必要で可能な選択だとし、原発利用にとも
なう「負の遺産を賢明に管理する社会」実現を目指すとする。
>
> 第1章は、福島第一原発からの膨大な汚染水流出、デブリ(溶解した炉心)の
位置や原子炉の破損箇所も不明な現実、終わりの見えない「除染」などを指摘、
「収束宣言」(2011年12月、野田政権)が「実態を無視」したものだとして、国
が被害を過小評価し、「復興」の美名のもとで被ばくのリスクを伴う「帰還」を
事実上強制していると、厳しく批判する。
> 法制定から14カ月後の今年8月末、復興庁がようやく発表した「原発事故子ど
も・被災者支援法」基本方針案については、基準線量を明確にしないまま支援対
象地域を限定していることなど根本的な欠陥を指摘。被災者の基本的人権として
の「被ばくを避ける権利」が守られ、被災者ひとりひとりの健康な暮らし、生き
がいと希望を取り戻す「人間の復興」こそ、被災地復興の目標とすべきだとす
る。県にまかせず、国が責任をもつ統一的な健康管理と医療支援態勢を提言。ま
た、収束作業や除染作業にたずさわる労働者については、生涯にわたる健康管
理、補償、多重下請けによる賃金・危険手当の「ピンハネ」「中抜き」防止など
の施策を急ぐべきだと主張している。
>
> 第2章は、放射性廃棄物を扱う。2万トン(うち、六ヶ所村に3千トン)に及ぶ
使用済み燃料について 原則として現在の場所で暫定保管の後、直接処分という
案を提示、六ヶ所村と東海村の再処理施設はすみやかに廃止することを提言して
いる。プルサーマルはおこなわず、プルトニウムと回収ウランは「廃棄物」とし
て処理するとしている。
> 最終処分場を六ヶ所村に集中することは、倫理的にも地元との協定からも不可
能だが、全国の原発サイトなどへの分散にも技術的・社会的な問題があると指
摘、高レベル廃棄物処分の難しさを認め、原発事業によって利益や損害を受けた
関係者のみならず、広く国民の間で徹底した議論をするためのプロセスを示して
いる。
> 「核のゴミ」処分や福島第一原発の事故処理にあたっては、①陸と海の環境汚
染の最小化、②労働者と住民の被ばくの最小化、③無駄なコストをかけない国民負
担の最小化――を原則として提示している。
>
> 第3章は、「原発ゼロ社会」を実現するための「行程」と方策を提案。その実
現に向けた国民的合意プロセスのあり方を示しつつ、原発ゼロを実現する手順の
基本的アウトラインを提示する。経済や電力需給に対する短期的影響の緩和、現
行の原子力損害賠償制度の見直し、東京電力を始めとする電力会社の経営問題へ
の対処についても提言している。さらに、化石燃料の大量消費や深刻な気候変動
の問題を踏まえて、本格的な省エネルギーや再生可能エネルギーの導入を主軸と
する「持続可能なエネルギーシステムへの根本的転換」が必須であるとし、その
ための政策として「エネルギー転換基本法」(仮称)の策定と行財政改革の実行
についても提言する。あわせて原発輸出問題における国際的な責任のあり方にも
言及している。
>
> 第4章は、原発ゼロ社会を実現する過程で、50基に及ぶ既存の原発と関連施設
に対する規制を扱っている。福島で経験したように、原発は、炉心損傷・爆発に
至る過酷事故を起こし、修復不能な環境汚染を招く特殊な技術であり、交通機関
や石油プラントなど他の技術と同様に扱ってはならないと指摘する。机上の計算
はあてにならず「確率を使ったリスク評価で安全性を論じてはならない」と強
調。「原発ゼロ」が安全を確実にする道だが、原発が現存する以上、その規制基
準は、安全性を唯一の判断基準として「その時点で技術的に可能なすべての対
策」を要求すべきだとしている。仮に原発を再稼働するのであればこのような厳
格な規制基準の下に置かれるべきだが、7月に施行された原子力規制委員会・規
制庁の「新基準」は欠陥だらけであり、安全の担保にはならないと指摘する。
> 安全性を高めるためには、基準を超える地震動による「残余のリスク」への注
意義務、「立地指針」などの復活・強化、自然災害などで複数機器が同時に損傷
をおこす「共通要因故障」を考慮した設計基準の作り直し、ECCS(緊急炉心冷却
装置)や格納容器など安全に不可欠な設備設計の抜本的なやり直し、外部交流電
源や計測器類の信頼性向上、などの対策が確立されねばならないと指摘している。
>
> 市民委員会では、この中間報告が、広く一般市民や地元住民、専門家、自治体
関係者や政治家に読まれて国民的議論が起こることをめざし、全国各地での意見
交換会等で市民の意見を聞き、原発立地・周辺自治体および事業者側からのヒア
リング等も経て、「脱原子力政策大綱」にまとめ、2014年4月の発表を予定して
いる。
>
> 以 上
> プレスリリースPDFpdficon_s
>
> 目次
> 序章
>  はじめに   
>  0-1 福島原発事故による被害の深刻さ
>  0-2 原発ゼロ社会を実現すべき理由
>  0-3 脱原発政策実現のための政治的条件
>  0-4 脱原子力政策大綱をどのような方法で作成するか
> 第1章 福島原発事故の被害の全容と
>     「人間の復興」
>  第1章の構成と概要
>  1?1 福島原発事故の実態と未解明課題
>  1?2 被害の全貌と本質
>  1?3 広域汚染の全容と対応策
>  1?4 健康を守る ──「被ばくを避ける権利」の保障
>  1?5 農業・漁業の再建と食の安全
>  1?6 生活と地域の再建のための支援
>  1?7 損害賠償のあり方
>  1?8 除染と廃棄物政策
>  1?9 作業員の健康管理と被ばくの低減
> 第2章 放射性廃棄物の処理・処分
>  第2章の構成と概要
>  2?1 議論と合意のための「場」の形成
>  2?2 福島第一原発の事故炉処理、事故廃棄物の処理
>     ・処分政策
>  2?3 核燃料再処理政策の転換
>  2?4 使用済み核燃料のリスク低減政策
>  2?5 プルトニウム処理・処分政策(プルサーマル政策
>     を含む)
>  2?6 高レベル放射性廃棄物の最終処分
> 第3章 原発ゼロを実現する行程
>  第3章の構成と概要
>  3?1 原発ゼロを実現するための基本的アウトラ
>     イン
>  3?2 原子力損害賠償制度の見直し
>  3?3 持続可能な社会を実現するエネルギーシス
>     テムへの転換
>  3?4 電力需給・経済影響などの緩和措置
>  3?5 廃炉プロセスと電力会社などの経営問題
>  3?6 原発ゼロの国民的合意形成プロセスのあり方
>  3?7 原発輸出と国際的責任
> 第4章 原子力規制はどうあるべきか
>  第4章の構成と概要
>  4?1 安全はいかにして実現可能か ─規制の役割
>     と限界─
>  4?2 新規制基準の構成上の欠陥
>  4?3 規制基準における耐震性をめぐる問題点
>  4?4 立地評価を適用しないことの重大性
>  4?5 設計基準を見直すべきである
>  4?6 新規制基準の過酷事故対策では事故の進展
>     を防げない
>  4?7 信頼性に関わる重要な技術課題の欠落
>  4?8 原発立地・再稼働について同意を求めるべ
>     き自治体の範囲と防災対策の問題点
>  4?9 老朽化原発の20 年延長問題
>  4?10 原子力規制と司法審査
> おわりに

★ まっぺん さんから:
沖縄意見広告運動主催、山シロ博治勝手連・東日本共催の
討論集会を下記の要領で行いますので、ぜひご参集ください。
――――――――――――――――――――――――――――
第5期沖縄意見広告運動事務局です。
【11.2討論集会「今、沖縄と結び、どう戦うか」のご案内】
上記討論集会の開催が11月2日に迫ってまいりました。
お時間のある方は是非ご参加くださりますよう、
お願いいたします。

■集会詳細
11.2 討論集会「今、沖縄と結び、どう戦うか」
オスプレイNO!
辺野古の埋立てを許さない!
名護市長選に向けて!

現在、来年1月の名護市長選を前後して、安倍政権が姑息な手段で沖縄県に辺野古の
海を米軍海兵隊の新基地のために埋め立て申請したことに対して、仲井真知事が承認
するか、不承認かの重大な局面にあります。今月3日に開催される「2プラス2」日
米会談でオスプレイ全国低空飛行訓練実施を表明。これに対してどうたたかうか。皆
さんの参加を!

日時:11月2日(土) 午後6時開場/午後6時半開演
会場:中野勤労福祉会館3階大会議室
(中野駅南口下車徒歩2分 電話:03-3380-6946)
MAP:http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/162000/d002456.html
講演:安次冨 浩(沖縄・ヘリ基地建設反対協議会共同代表)

主催:沖縄意見広告運動(第五期)
協賛:山シロ博治勝手連・東日本

【沖縄意見広告運動】
WEB SITE:http://www.okinawaiken.org/
E-MAIL:info@okinawaiken.org
Twitter:@okinawaiken
Facebook:https://www.facebook.com/okinawaiken

■関東事務所
東京都中野区中野2-23-1 ニューグリーンビル301
協同センター・東京気付
tel:03-6382-6537 fax:03-6382-6538

■関西事務所
大阪市東淀川区淡路3-6-31 協働会館アソシエ内
意見広告運動・関西事務所
tel:06-6328-5677 fax:06-6328-5777

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:11月5日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第923日目報告☆

青柳行信です。10月29日。

明日、「さよなら原発!福岡」例会 
    10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第923日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月28日迄3050名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月28日3名。 
  樋口宏樹 山崎ちえ 石橋和子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
後藤先生の報告、風船の着地点を見ておどろきました。
佐賀、大牟田、菊池、阿蘇 まで飛んでいっています。
まさかと思うような結果でした。
私たちは 逃げるところを 塞がれてしまいました。
残る手段は、廃炉です。 きっぱり廃炉しかありません。
あんくるトム工房 
みんなで止めよう 危ない原発
  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2690

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆自衛隊員の胸に椿の様変わり 救援をこそ本務とすべし
    (左門 10・29-459)
※テレビの報道で、自衛隊員が「大島の人々の心に通うもの」として
大島の象徴えある椿を胸に付けて救出活動をしていた。
アメリカ軍の子分になって海外侵略の手伝いをする「積極的平和主義」などでは
なくて、胸にも心の中にも花(平和と愛)を抱く「災害予防救援隊」へ生まれ変
わるならば憲法違反ではなく、憲法改悪の必要も無くなる。

★ 柳原@「風船プロジェクト」リーダー さんから:
10/27に開催しました「風船プロジェクト」は約300名の参加で大きく成功し、
finalを迎えることができました。
今回は紙製の風船500個をリリース致しました。

集会では和太鼓のオープニングの後、アコースティックギターライヴに「ピース
アンドグリーンボート」からのご挨拶、
三好九大名誉教授による分析の説明などが行われました。
集会後、参加者全員で雲一つない青空に風船500個を放ちました。
finalに相応しい「風船プロジェクト」となりました。

10/28(月)17:30時点で、11件の発見情報が寄せられております。

これまで「風船プロジェクト」にご協力頂いたみなさま、この場をお借り致しま
して厚く御礼を申し上げます。
今後は分析等のまとめを行います。
今後ともよろしくお願い致します。ありがとうございました。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<「原発ホワイトアウト」は原発再稼動阻止の大きなキーワード>について報告
します。

青柳通信の10月24日号には☆ 内富 さんから:
【週刊現代】スクープ 現役キャリア官僚が告発「原発汚染水は海に流すしかな
い」それが日本政府の本心です
こう話すのは、電力利権の闇と再び発生する原発事故を描いて反響を呼んでいる
『原発ホワイトアウト』(講談社刊)の著者、若杉冽氏だ。

ところが日本の原発は、老朽化が問題になっているうえ、最新型でもヨーロッパ
製のものより安全性が劣っています。ヨーロッパの加圧水型炉は、二重の原子炉
格納容器の底に、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」が組み込ま
れ、万が一メルトダウンを起こした際には核燃料がコアキャッチャーを通して冷
却プールへと導かれるようになっている。

日本の原発には、このような仕組みはありません。IAEA(国際原子力機関)が策定
している国際的な安全基準自体が、日本から出向している職員によって骨抜きに
されています。近年ではヨーロッパ型の炉を採用している中国の原発のほうが、
日本の原発よりも安全性が高いでしょう。こう言うとみなさん驚きますが、紛れ
もない事実です。

日本の原発がコアキャッチャーなどの安全装置を付けないのは、特許絡みで海外
のメーカーに高額なライセンス料を払わねばならないためです。このことには原
子力ムラの人間はもちろん、国産原発メーカーの日立、東芝、三菱重工も絶対に
触れませんし、メディアも報じません。こういうことを誰も言わないのはおかし
いと思いませんか。

青柳通信の10月28日号には☆内富一 さんから:
毎日新聞 2013年10月22日 東京夕刊
 ナゾの覆面作家が現れた。若杉冽(れつ)さん。現役のキャリア官僚である。
9月に出版した小説「原発ホワイトアウト」(講談社)で、原発再稼働にひた走
る経済産業省と電力業界、政治家を結ぶ闇のトライアングルを描き霞が関からの
「内部告発」として波紋を広げている。本人に胸の内を聞いた。【吉井理記】

この二つの記事で、「原発ホワイトアウト」は原発再稼動そしの大きなキーワー
ドである事が判りました。

ウエーブで「原発ホワイトアウト」のキーワード検索すると
内部告発か?「原発ホワイトアウト」 覆面官僚を直撃 - Dailymotion動画
2013年10月22日 - ABCテレビ・キャスト 2013.10.22. 話題作「原発ホワイトア
ウト」著者の覆面現役官僚に テレビ初取材。
原発再稼働など日本の原子力行政を小説の形で内部告発している。 「 電力会
社、政権政党、霞が関がどのように無理矢理に再稼働しよう ...
www.dailymotion.com/.../x169ovx_内部告発か-原発ホワイト... - キャッシュ

のようにテレビでも報道され、NHKの「特報フロンティア」問題よりも広く拡
散されている事がわかりました。

NHKの「特報フロンティア」と「原発ホワイトアウト」を重ねあわすと、いか
に日本の原発の再稼動が不条理なのか
が良く判り、広く拡散すると、玄海原発3・4号炉、川内原発1・2号炉再稼動
阻止の大きな力となると思われます。

又、原子力ムラが隠し続けたキーワード、コアコンクリート反応、コアキャッ
チャーの資料添付します。
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/core_catcher

★ 海渡 雄一(日弁連東日本大震災・原子力発電所事故等対策本部副本部長)さ
んから:
本日29日12時から14時まで、
日弁連院内学習会「汚染水漏えい どうすれば止められるか」
を開催します。

この学習会は、IWJによりUstream中継されます。
→ http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

私が基調報告する予定ですが、プラントエンジニアをされていた川井 康郎(株
式会社K&Cプロジェクトサポート代表取締役,元東洋エンジニアリング技術者
)と筒井 哲郎(プラント技術者の会 元千代田化工プロジェクトマネージャー)
の両氏に現状の問題点と克服の方途を報告していただく予定です。
大変興味深い内容になると思います。
ふるってご参加下さい。

ご面倒を掛けますが、メールまたはFAXで参加申し込みを頂きますようお願い
いたします。
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/131029_2.html
  **
院内学習会
「汚染水漏えい どうすれば止められるか~問題点の整理とあるべき方向」
東京電力福島第一原子力発電所事故について、汚染水の漏えいが大きな問題に
なっています。政府は、汚染水のコントロールができていると説明しましたが、
環境への汚染水の漏えいは続いています。本年9月には、汚染水問題への対応策
として、国が合計470億円を投じ、遮水壁の設置や放射性物質除去装置を増設
することなどが決定しました。

しかし、汚染水保管タンクや配管から高濃度汚染水が漏えいするという新たな地
下水の汚染が発生しており、汚染の拡大する危惧はぬぐえません。

事故対応に関し、国際社会からの信頼を取り戻すためには現状を正しく認識し、
政府に対し、組織・人材・予算等あらゆる資源を投入し更なる抜本的な対策を講
じることを求めていく必要があります。その一環として、本集会は、元プラント
技術者の方々をお招きし、実情の正確な説明、抜本的な体制及び漏えいを止める
ための方策について問題提起をいただきます。

是非とも多くの皆様にご参加いただけますようお願いします。

日時 2013年10月29日(火)12時~14時
場所 衆議院第一議員会館地下1階大会議室
参加費等 参加費無料

参加人数確認のため、できましたら、添付のチラシをプリントアウトの上FAX
等でお送りいただくか、下記メールアドレスまで事前にご連絡ください(当日参
加も可能です)。
PDF チラシ兼申込書(PDFファイル;290KB)

内容(予定) ※プログラムは変更される場合があります

開会の挨拶
基調報告
海渡 雄一(日弁連東日本大震災・原子力発電所事故等対策本部副本部長)

報告1 汚染水問題の実情と原因
川井 康郎(株式会社K&Cプロジェクトサポート代表取締役,元東洋エンジニ
アリング技術者)

報告2 問題解決のあるべき方向
筒井 哲郎(プラント技術者の会 元千代田化工プロジェクトマネージャー)

パネルディスカッション
国会議員の方々からの発言

主催 日本弁護士連合会
問い合わせ先 日本弁護士連合会 人権部人権第二課
TEL:03-3580-9956/FAX:03-3580-9957
MAIL:jfba-saigai-honbu@nichibenren.or.jp
(※スパム対策として、@を大文字にしています。小文字の@に変換して送信して
ください。)
※御提供いただいた個人情報は、日本弁護士連合会の個人情報保護方針に従い厳
重に管理いたします。なお、個人情報は統計的に処理・分析し、その結果を個人
が特定されないような状態で公表することがあります。

※当連合会では、本院内学習会の内容を記録し、また、成果普及に利用するため
、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び
録音した内容は、当連合会の会員向けの書籍のほか、当連合会のホームページ、
パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。撮影
されたくない参加者の方は、担当者に申し出てください。
また、報道機関による取材も予定されており、撮影された映像・画像はテレビ、
新聞等の各種媒体において利用されることがあります。撮影されたくない参加者
の方は担当者に申し出てください。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、首相は国会もほったらかして、原発セールスの出かけてしまいました。
とんでもないです。
さて、今朝も福島第一をめぐる記事からはじめます。

1.「地下貯水槽に3700トン=せきの水、台風接近で移送-福島第1」時事
通信10/2821:19
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102800911
記事「・・・・・福島第1原発の汚染水タンク群を囲むせきから放射性物質を含
む水があふれた問題で、東電は28日、台風27号の接近に伴う先週末の雨でせ
きにたまった水のうち、計1600トンを地下貯水槽2基に緊急移送したと発表
した。大雨に備えてせきを空にするため事前に移した分を含めると、2基に計
3700トンがたまっているという。」
・・・・・・・・水漏れを起こして使っていなかった地下貯水槽に・・・なし崩
しですね。
1’「福島第一、堰内の水800トン排出 台風27号の対応で」10月28日19時59分
記事全文「東京電力は28日、台風27号への対応として、福島第一原発の汚染
水タンクを囲む堰(せき)内にたまった雨水のうち2カ所から約800トンを堰
外に排出したと発表した。26日に堰内の水の放射性物質の濃度を測り、原子力
規制委員会が了承した暫定基準を下回っていることを確認した。基準を上回るな
どした他の堰の約1660トンは、地下貯水槽やタンクに移したという。」
1”.「港湾内フェンスまた破損 第一原発、台風影響か今年4回目」福島民報
(10/28 10:52
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102811786
記事「東京電力は27日、福島第一原発港湾内の5、6号機取水口近くで、放射
性物質の拡散などを防ぐために設置した水中カーテン『シルトフェンス』が破損
したと発表した。東電によると、台風の影響とみられる。シルトフェンスの破損
は今年に入ってから4回目。シルトフェンスとは、水の中にカーテンを張ること
で放射性物質が拡散するのを防ぐほか、港湾内の海底土砂が取水口に流入するこ
とを防止する目的で設置している。今回破損したのは二重に設けているうちの南
側の1枚。東電は『外洋への影響はない』としている。・・・・・・」
・・・・・発表に、いつもお決まりの文句がつきます。
その東電に対して、
2.「汚染水漏れ『抜本改革を』『結果を』 規制委員長、東電社長と異例の面
談」産経新聞 10月28日(月)12時1分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000522-san-soci
記事「原子力規制委員会の田中俊一委員長は28日、東京電力の広瀬直己社長を
呼び、福島第1原発で汚染水漏れをめぐるトラブルが相次いでいる問題で東電の
管理体制をただした。田中委員長は被曝(ひばく)を防ぐなどの作業環境の改善
を指摘した上で、『ドラスチック(抜本的)な改革を』と求めた。再稼働に向け
た安全審査を申請済みの柏崎刈羽原発(新潟県)については触れなかっ
た。・・・・・中立性を標榜(ひょうぼう)する規制当局のトップが事業者と面
談するのは異例。・・・・面談は冒頭以外非公開で約1時間行われ、原子力規制
庁の池田克彦長官が同席。」
2’.「規制委員長、被ばく対策求める=東電社長『全体で人員確保』-福島第
1汚染水で面談 」時事通信10/2812:30
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102800033
終了後に記者会見した池田克彦原子力規制庁長官によると、田中委員長は作業ミ
スが相次ぐ同原発の現状に懸念を示し、作業員の被ばく線量低減策などを求めた
という。・・・・広瀬社長は作業員の確保が難しく、慣れない仕事が多くなって
いることがミスの原因と説明。柏崎刈羽原発(新潟県)も含め、東電全体で福島
第1原発の要員を確保すると述べた。・・・・・・・」
2”.「作業員確保「中長期心配」=福島第1、当面は問題なし-東電副社長」
時事通信10/2820:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102800893
記事「・・・・・28日、・・・・・・・定例記者会見で、福島第1原発の作業
員確保について『中長期的には非常に心配だ』と述べ、数年後は確保が難しくな
るとの認識を示した。・・・相沢副社長は『当面作業員が不足する心配はない』
と説明し、2~3年先の見通しは立っていると強調。その上で『東京五輪の開催
などで景気が良くなり仕事が増える中で、きつい現場で働く人をいかに集める
か、重要な問題だ』と話した。・・手当ての上乗せなど、作業員の確保に向けた
具体策については『今後検討していく課題』と述べるにとどめた。」

その東電が、わがままな主張、(すこし長い記事)
3.「東電 除染費負担を全面拒否『賠償と二重払い』主張」東京新聞
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102802100003.html
記事「東京電力が、数兆円に上ると想定される福島第一原発事故による放射能汚
染の除染費用を全面的に返済しない方針を政府に伝えていることが分かった。費
用は政府が復興予算から立て替え払いし、東電が後に返済することが法律で定め
られている。しかし、東電は「家や土地に対する損害賠償に加え、除染費用まで
払えない」などと主張。このまま返済が滞れば、復興予算に穴があく事態もあり
得る。・・・・除染特別措置法では、東電が除染費用を負担することが明記され
ている。・・・・東電は政府が四回にわたって請求した除染費用四百三億円のう
ち六十七億円しか払っていない。残る支払いが遅れている理由を「書類を精査し
ているため」と説明してきた。・・・・・・・」
・・・・・実は、違っていたのです。
その東電に対して、早速、
3’.「経産省、東電の除染費免除を検討 支払い義務4700億円のみ」共同
通信10月28日 
記事全文「東京電力福島第1原発事故に伴う除染費用をめぐり、経済産業省が、
東電の支払い義務をこれまでの実施分約4700億円に限定し、今後実施される
除染や中間貯蔵施設の費用は免除する案を検討していることが28日、分かっ
た。東電の経営再建へ向け、負担軽減を図るのが狙い。・・・・・だが環境省や
財務省では、東電の全額負担を明記する特措法の改正が必要として慎重論が強
く、東電救済のための国費投入は国民の間でも反発が出るのは必至だ。」
・・・・・・東電をかばう、もう、原発事故対応は、破綻してます。

その東電は、こんなことにもお金を使う、
4.「東電、スマートメーター設置期間を3年前倒し 平成32年度までに完了
へ」産経新聞 10月28日(月)13時13分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000530-san-bus_all
記事東京電力は28日、電力使用量を30分ごとに把握できる次世代電力計(ス
マートメーター)の設置を当初計画から3年前倒しして、平成32年度までに管
内全体で約2700万台の設置を完了させると発表した。あわせて同日、家庭用
エネルギーデータ解析を手がける米ベンチャー、オーパワー(バージニア州)と
業務提携することで基本合意した。スマートメーターで得たデータを活用して節
電策を助言する新サービスを26年7月から開始する。・・・・・・・・・」

フクシマの先も見えない中で首相は、
5.「原発受注を確実に…首相、異例のトルコ再訪へ」読売新聞 10月28日(月)10
時46分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000404-yom-pol
記事「安倍首相は28日午前、トルコ・イスタンブールを訪問するため、政府専
用機で羽田空港を出発した。首相のトルコ訪問は5月以来で、半年以内に同じ国
を再訪するのは異例だ。30日に帰国する予定。・・・・・首相はトルコ建国記
念日の29日午後(日本時間同日夜)、ボスポラス海峡のアジア側と欧州側を海
底トンネルでつなぐ地下鉄の開通式典に、エルドアン首相とともに出席する。地
下鉄は円借款を利用して建設され、大成建設が工事を手がけた。29日夜(日本
時間30日未明)のエルドアン氏との首脳会談では、トルコの原子力発電所建設
計画について意見交換し、優先交渉権を得た三菱重工業などの受注を確実にした
い考え。トルコ隣国のシリアの難民支援などについても協議する。」
・・・・・・国会や自ら設置した会議まで欠席して、原発セールスの奔走、とん
でもない。
5’.「首相、トルコへ出発 国会開会中の平日は異例」東京新聞10月28日 13時13分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013102801001611.html
記事「・・・・・5月に続き約半年で2度の訪問は異例。国会開会中の平日に国
際会議出席以外の目的で外国訪問するのも珍しい。首相は野党側の批判に対し
『首脳外交で国益を確保、増進していくことも大事で、野党の皆さんにも理解を
いただいていると思っている』と強調した。トルコ再訪の意義に関しては『戦略
的に極めて重要な国だ。首脳間の信頼関係を強固なものにしてきたい』と説明し
た。」
・・・・・嘘をいったり、国民生活無視の政策ばかりすすめて追及される場面と
なる国会が嫌で、お客さん扱いされて居心地の良いところばかりに出かけます。

こちらも行き詰まり、破綻、
6.「地層処分」ゼロから再検証=使用済み核燃料処理-経産省部会」時事通信
10/2819:24
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102800835
記事「経済産業省総合資源エネルギー調査会の地層処分技術作業部会(委員長・
杤山修原子力安全研究協会研究所長)の初会合が28日、同省内で開かれた。原
発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物を地中深く埋設する『地層処
分』の安全性を再検証し、年度内をめどに結果をまとめる。・・・杤山委員長は
会合後、記者団に『できるかどうかをゼロに戻って判断したい』と強調、議論の
結果次第では地層処分を取りやめる可能性もあるとの認識を示した。」

世論調査、昨日、紙面の一部を紹介しました、その全体が見えます、
7.「秘密保護法反対が半数超  汚染水「制御」83%不信  共同通信世論調
査」共同通信10/28 11:39
⇒http://www.47news.jp/47topics/e/247016.php
記事「共同通信社が26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、政府
が今国会に提出した特定秘密保護法案に反対が50・6%と半数を超えた。賛成
は35・9%だった。慎重審議を求める意見は82・7%を占め、今国会で成立
させるべきだとする12・9%を上回った。東京電力福島第1原発の汚染水漏れ
に関し『全体として状況はコントロールされている』との安倍晋三首相の説明を
『信頼できない』とした人は83・8%で、『信頼できる』は11・7%だっ
た。・・・・・・・・・・」
・・・・ここまできて、まだ「信頼できる」と答える人が居る不思議さ。

こちらで、こんな動き、
8.「社民・吉田党首、小泉元首相と会談へ 脱原発で連携模索」朝日新聞デジ
タル 10月28日(月)17時46分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000027-asahi-pol
記事「社民党の吉田忠智党首が29日、「脱原発」発言を続ける小泉純一郎元首
相と都内で会談することが決まった。小泉氏と脱原発で連携を模索するため、吉
田氏が面会を申し入れていた。・・・・・・・」
8’.「小泉元首相と社民・吉田氏 脱原発で29日会談」西日本電子版10月29
日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26119/1/
記事「・・・・・・吉田氏は西日本新聞の取材に『発信力のある小泉元首相が脱
原発の主張をしてくれ、大変心強い。その一点で、超党派で力を合わせ取り組ん
でいきたい。率直な意見交換をしたい』と期待感を示した。・・・・・・菅義偉
官房長官は28日の記者会見で『戸惑いも何もない』と平静を装ったが、与党幹
部の一人は『どんな会談になるか注目している』と警戒感を示し
た。・・・・・・・・・会談は、小泉氏が顧問を務める都内の国際公共政策研究
センターで行われる。報道陣には非公開。・・・・・」

被災地フクシマ、
9.「28日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定値・
集会所の放射線モニタリング結果」福島民報10月29日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・・・・震災関連死の数字が9人増えました、郡山市で保育所での屋外活動
制限を解除だそうです。

九州、
昨日、他社既報ですが、
10.「風船500個、放射性物質の拡散範囲を調査」佐賀新聞10月28日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2572445.article.html
記事「風船を飛ばし、原発事故が起きた際の放射性物質の拡散範囲などを調べる
「風船プロジェクト」を締めくくるイベントが27日、玄海原発から約4キロ離
れた唐津市鎮西町の波戸岬海浜公園であった。約200人が大空に舞い上がる風
船に「原発をなくしたい」との思いを込めた。・・・・・・・・」
・・・・・・・実際には300人だそうです。昨日紹介したさがテレビの記事で
はそうなっていましたね。

11.「販売電力量3年ぶり増、九電 猛暑で需要増、4?9月期」西日本電子
版[10月29日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/26099/1/
九州電力が28日発表した2013年度上半期(4?9月)の販売電力量は、前
年同期比0・5%増の422億8900万キロワット時となり、3年ぶりに前年
を上回った。夏の記録的猛暑で冷房需要が伸びたのが主因。・・・用途別では、
家庭など一般需要が1・3%増の302億3800万キロワット時で、3年ぶり
に増加。・・・・・九電は今夏、数値目標を設けない節電を利用者に要請。昨夏
と同程度の節電効果があり、販売電力量を10年度比で約5%押し下げたとみて
いる。

12.「海に浮かべた風車で発電 実証機が長崎・五島沖で始動」西日本電子版
[10月29日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/26110/1/
記事「環境省が長崎県五島市椛島の南東約1キロ沖で進める国内初の『浮体式洋
上風力発電実証事業』で、直径80メートルの風車を持つ実証機の運転が始まり
28日、船上で開所式典が開かれた。・・・・・・・・・・」

13.「再生可能エネ規制緩和を要求 九州知事会議が決議」西日本電子版[10
月29日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/26121/1/
記事「九州・沖縄・山口9県知事でつくる九州地方知事会議が28日、佐賀市で
開かれ、地熱や太陽光、風力発電といった再生可能エネルギーの利用について国
の規制緩和を求める決議を採択した。・・・・・具体的には、国立・国定公園で
地熱発電を行う際の許可基準の明確化▽太陽光発電に使う土地の農地転用の許可
基準緩和▽風力・洋上風力発電を実施する際の環境影響評価の手続き迅速化?など
を求める。・・・・・・・・・・・・」

いま届いた西日本新聞朝刊では、
2面に、関連記事が5つあります、2.と3.と3’と6.と13.の記事です。
下方に、トルコへ行った首相動静があります、
13面経済欄に、11.と12.の記事、
31面社会欄に、こんな記事、
14.「訴訟中死去の韓国人男性 被爆者手帳なしで(死没者)名簿に 長崎市
異例の対応」
今朝の紙面は以上です。

★ 木村(雅)さんから:
●経産省前テントひろば 775日目テント日誌 10月26日(土) 特別版
 第二テントのブログの紹介
経産省前の第二テント(女性用テント)があります。このテントの活動はテント日
誌などではあまり紹介されてきませんでした。番外編として紹介した程度でし
た。この活動がブログとして報告されています。このブログは写真も豊富です。
以下は一例です。「原発いらない女たちのテントひろば-~福島とともに」を是
非開いてみてください。

原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに
10月16日 福島原発告訴団 検察審査会に審査申立

■経過
1. 福島原発告訴団(団長武藤類子さん)は2012年6月11日に、福島原発事故を
引き起こした東電幹部や国の役人など33人の刑事責任を問う告訴・告発状を第一
次分として福島地方検察庁に提出した。福島県民の告訴者の数は、県外避難者を
含めて1324人。

2. 告訴・告発は全国に広がり、福島県外の人たちが第二次分として、1万3262
人分を11月15日、福島地検に提出した。

3. 2013年9月3日、福島原発告訴団は、団長の武藤類子、副団長の石丸小四郎・
佐藤和良の3名で、東京電力福島第一原発・放射能汚染水海洋放出事件に関し
て、東京電力の新旧経営幹部32名、及び法人としての東京電力株式会社を、「公
害罪」の被疑事実で福島県警察に刑事告発した。→10月11日、告発状が受理。

4. 2013年9月9日、福島地検は提出されていた告訴を東京地検に移送し、その直
後、東京地検が被告訴人全員の不起訴処分を発表。

5. 9月29日郡山市ユラックス熱海で「不起訴処分に抗議する集会」開催

6. 10月16日、河合弁護団長ら東京検察審査会に審査申立

■10月16日の告訴団の行動
福島原発告訴団のホームページhttp://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
☆10月16日は福島からも60名の告訴人がバスで上京して、申立を行う予定でした
が、台風26号のため、代表だけが新幹線で上京して、弁護団長・副団長の3名が
11時50分に東京検察審査会へ審査申し立てを行いました。

☆海渡弁護士ら戻る

☆10月16日13時から参議院議員会館講堂で報告集会を開きました。

○最初に武藤類子告訴団団長が発言
☆武藤類子さん
 本日、東京検査審査会に審査を申し立て、受理された。福島県民の告訴を福島
地検にしたが、福島地検は東京地検に移送し、東京地検が不起訴処分にした。告
訴が不起訴になることも予想できたので、その場合は、福島の検察審査会に申し
立てを行い、福島県民によって審査されるようにしたいと考えた。しかし、地検
は東京に回し、福島での審査をやらなくさせた。それで申し立ても東京で行うこ
とになった。もう一度審査してほしい。東京都民11名に審査されることになっ
た。『これでも罪は問えないのですか』ブックレットを拡げながらみんなの関心
を深めて、闘って行きたい。

○河合弁護士の発言
一つは、検察審査会への申立では、被告訴人を6名に絞ったということ。
 勝俣恒久/ 鼓紀男/ 小森明生/ 武藤栄/ 武黒一郎/ 榎本聡明
 (6人の経歴等は告訴団ホームページ参照http://kokuso-
fukusimagenpatu.blogspot.jp/)
地震・津波の被害を予測できる直接の、むき出しの責任者。何故絞ったかという
と、審査会は法律の専門家ではなく都民で行われるので、罪が明確にわかる方が
いいのでそうした。
二つは、検察は告訴状を受けても強制捜査をしなかった。告訴団はそれを再三要
求したが「東電は任意捜査に協力してくれたので強制捜査をする必要はない」な
どと言って、東電の証拠の山を放置した。証拠を手に入れて読もうともしなかっ
た。強制捜査をすると「起訴になるのではないか」という“期待感”が持たせるの
で、それはやめたと新聞報道にもある。検察はどうやって不起訴にするかをはじ
めから考えていた。
三つは、福島地検は東京地検に「移送」した。福島地検と東京地検でそれぞれ判
断すればいいのに、検察は「判断の統一性、安定性」のためにそうしたなどと
言っているがヘリクツ。検察審査会の審査を東京でやるようにしたのだ。なぜな
ら検察審査会での審査を原発被害にあっている福島県民にはさせないようにした
のだ。告訴を封殺した。許せない。検察審査会で徹底的に闘おう。闘っているこ
と自体が勝利だ。告訴告発がなかったら検察は指一本動かさない。犯罪は明らか
にされない。闘い続けよう。

▲山本太郎さんも参加

○海渡弁護士の発言
6人に被告訴人を絞り込んだ。「業務上過失致死傷」に絞り込んだ。念入りに審
査してほしいということでそうした。
 そういう観点で「不起訴処分を不当とする理由」を述べた。
等々、6人の犯罪、法的な証拠などを、審査会に提出した書面のページを示しな
がら詳しく述べました。略。
 申立書は告訴団ホームページの資料集に収録

○その後、記者からの質問及び質疑が行われた。

○11月に第二次の申し立てを行うことが佐藤副団長から表明された。

▲地脇さん
○最後に「福島告訴団声明」を地脇さんが読み上げて、報告会を終わりました。

●経産省前テントひろば 778日目テント日誌 10月27日(日) 国内原
発稼働ゼロ 42日目

雲ひとつ無い青空に飛んでいく鳥の群れ、飛行機がくっきり見られる気持の良い
朝だ。鳥の群れは渡り鳥の一種「メスリ」では?といわきから来たYさんが教え
てくれた。聞いたことの無い名前だが地方の呼び名なのかなと思う。台風の影響
なのか強い風が吹くのでのぼりを片付けた。つい先日まで汗を流していた気がす
るが、もう寒さ対策をしなくてはならな。

<中略>

炉心溶融―溶融燃料の存在が根本問題
10月27日の日曜日午後に開催された福島原発事故緊急会議主催のシンポジウ
ム「拡大する汚染水漏れと被爆労働 再稼働なんてありえない」でピースデポの
湯浅一郎さんの話が印象に残ったので簡単に要約する。

■ 港湾内魚類の高濃度汚染
港湾内魚類は本年3月15日に74万Bq/kgのアイナメを検出(食品基準の7千
倍!)。原発から放射能汚染水が出続けている! この頃から「汚染水の海洋へ
の漏えい」が政治課題に。だが発表は参議院選挙直後。

■ 政府の政策パッケージは対症療法
汚染水を「取り除く」(高濃度汚染水の除去、高濃度汚染水の浄化)、汚染源に
「近づけない」(凍土壁)、汚染水を「漏らさない」(水ガラス、タンク管理)
などの対策は、東電が既に計画していたパッケージで対症療法に過ぎない。

■ 根本問題をはぐらかす東電の水処理対策
地下水の流入が本質ではない。本質は、原子炉、とりわけ溶け落ちたと言われる
燃料デブリの存在状態や、それに即しての冷却作業そのものが、どう行われてい
るのかに関わること。この問題の正面からの記述はない。

■ 燃料デブリが半減期に応じて崩壊熱を出し続けている
7月10日の原子力規制委員会で更田委員が「いまだに元がわからない」と言っ
たのに会議ではそれ以上の議論にならずスルーした。国会事故調報告にも「溶融
燃料が、現在、どこにどのような状態で存在しているのかについてはなにもわ
かっていない」と記述されている。

■ 放射性物質の収支を示せ
冷却用の水は滞留汚染水を使用して冷却後は再び滞留水に入る「循環冷却ライ
ン」は閉じて循環する冷却系統ではない。重要な放射性物質の収支が示されてい
ないので、滞留水の濃度がどのように低下していくのかわからない。問題の根源
は所在が不明な溶融燃料(燃料デブリ)。

確かに、10月23日の記者会見で田中原子力規制委員長も、「溶けた燃料は、
ではどうやって冷やすのだ、冷やさなくて済むレベルまで行っているかという
と、必ずしもそこの評価も、これから少し詳細にやらないと分からないのです
よ。どんな状態で溶けているのか、どこにどういうふうに溜まっているかも分か
らない」と話している。
放射能汚染水量の収支とともに、放射性物質の収支に着目し、これを追及してい
かなければならないことを湯浅一郎さんに教えられた。
(K.M)

★ 前田 朗 さんから:
待望の新刊、ついに出版、です。――図々しくも、自分で「待望の新刊」などと
言ってます(笑)。
前田朗(編)『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』(三一書房)
http://tinyurl.com/k65avyr
三一書房
http://31shobo.com/

これまでヘイト・スピーチとは何かを正しく理解せずに、「表現の自由か、ヘイ
ト・スピーチの規制か」といった短絡的な二者択一が語られてきました。ヘイト・
クライムとしてのヘイト・スピーチとは何であるのか、その本質と実態を把握す
れば、このような間違った議論をすることもなくなるでしょう。

本書は、在特会などによる差別と排外主義の実例を詳細に検討したうえで、ヘイ
ト・スピーチ対策の法と政策について国際常識を提示します。「表現の自由だか
らヘイト・スピーチを処罰できない」などという珍奇な非常識を一掃しましょう。
「民主主義国家ではヘイト・スピーチの処罰はできない」などという憲法学者の
嘘に騙されないようにしましょう。
本書は、ヘイト・スピーチと闘うための基本書です。
<目次>
はしがき  前田朗
Ⅰ なぜいまヘイト・スピーチなのか
ヘイト・スピーチを理解するために  前田朗
コラム① 在特会を追いかけて  安田浩一

Ⅱ 憎悪犯罪の被害と対応
京都朝鮮学校襲撃事件  冨増四季
「高校無償化」制度からの排除―朝鮮学校に対する差別政策  金東鶴
水平社博物館差別街宣事件  古川雅朗
フジテレビデモからロート製薬攻撃へ  岡本雅享
アイヌ民族に対する差別  阿部ユポ
沖縄における憎悪犯罪  西岡信之
被害者が受ける苦痛と被害  中村一成
コラム② 「レイシズム」を語ることの意味  鵜飼哲
コラム③ 被害者の魂を傷つける暴言は人権侵害  坪川宏子

Ⅲ ヘイト・スピーチ規制の法と政策
日本におけるヘイト・スピーチ対策の現状  金尚均
ヘイト・スピーチ処罰は世界の常識  前田朗
人種差別を克服するための国際人権基準に合致する法制度の検討  師岡康子
あとがき  前田朗

★ 宮原宣子 さんから:
<女たちのサバイバル作戦>
  前田 朗さま みなさま
 大変興味深い新書をご紹介くださりありがとうございました。
実は私も、先週読んだばかりでした。
昨日の朝日新聞に日本の「男女平等ランキングが135ヶ国で105位という過
去最低

だった記事を読んでも、もう笑う気にもなりません。
 安倍総理は国連での演説で「女性の活用に本気で取り組む」と演説したようで
すが、

それは、少子化(将来の労働力不足)の危機感から女性を活用するしかないと
か、経済活性化のために
女性の視点を云々といった動機での政策であり、女性差別の現状解消を真剣に是
正しなければ
日本の社会はいよいよ閉塞状況に陥るという危機感からではなさそうです。
女性の労働がいつまでも「家計の補助(低賃銀)」として位置づけられたままで
は、老後の女性の貧困率は
膨大になると上野千鶴子氏は指摘してきました。さらに、女性が働き続けること
と「結婚」や「出産」と
いうごく当たり前の選択が両立しづらく、結局は離職においこまれるという状況
はなかなか改善しません。
女性が家事(食事つくり、掃除、洗濯など)や育児、介護を担うのは当然とされ
る「男女役割分担」は
日本では連綿と続く強固な社会規範であり、ジェンダーの代表例といえます。

 上野千鶴子さんは何と、この家事、育児を担う「主婦とは何か」が最初の研究
テーマだったようです。
京都大学在学中、担当教授に「主婦」の研究をしたいと申し出たところ、「主婦
などが社会学の研究対象
になるのかね」と冷笑されたとのこと。
 しかし、女性が担う「家事労働」こそ女性差別の本質だったことを、上野千鶴
子氏は「家父長制と資本制」
という著書の中で見事に分析、理論化されました。「家事労働とは『愛』という
名の無償労働である!」
それまで私は、なぜ女性が家事を担うのが当然とされるのか?という疑問さえ持
てませんでした。
この定義を知った時の衝撃を、私は忘れることが出来ません。
 
 15年くらい前、福岡市男女平等センター「アミカス」の講座で、女性の生涯
の家事労働時間と有償労働時間、
と収入の総量、夫の生涯の家事労働時間と有償労働時間と総収入をシュミレー
ションし両方を比較、グラフに
して発表したことがあります。
あくまでも仮定のシュミレーションでしたが、生涯の夫と妻の収入格差と家事労
働(ただ働き)の時間の膨大な差
に、驚きましたし、夫に従属するしかない妻の立場を身をもって理解したものです。

 上野千鶴子さんの数々の研究成果によって、私たち女性はどれほど勇気づけら
れ、意識を覚醒させられ
希望を持つことが出来たか分かりません。
前田氏が上野千鶴子氏の著書をかなり読んでおられることに、私は敬意を表した
いと思います。
男性にとって、女性がどのように差別され、それをどのように自分に納得させ、
忍耐しているか、
あるいは憤慨しているかについて、どのような折に気づき、どんな感想を持たれ
るのか知る機会があればと
時々考えることがあります。
昭和ひとけた生まれの夫に関していえば、私が病気でもしない限り何の関心もな
いようなのです。
別に愚痴っているわけではありませんが・・・。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
日時:10月29日(火)午後6時00分~
場所:天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920 
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣
問い合わせ先: ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:11月5日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


いついつ BOSS 通信

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2013.10.29. Vol.40

☆☆☆☆☆  いついつ BOSS 通信    ☆☆☆☆☆
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私の友人・知人のみな様、こんにちわ!!

いつ来るか分からない。いつか来る。いつでも来る。(不定期発行)”の
「いついつ BOSS 通信」は、私、山口久臣が、皆様に、
環境教育、野外教育、国際交流、国際協力、自然学校、体験活動、ツーリズム、
地域づくり等のおもしろい&耳よりな情報や私の”思い”をお伝えさせていた
だく勝手なメールです。

手前勝手にメールを送らせて頂きまして申し訳ありません。

皆様、お元気でしょか!? ますます、ご活躍の事と存じ上げます。

今年の日本列島に関わる台風もやっと終わりでしょうか!?

さて今回は、私が27年間関わって活動に参加・参画しております認定NPO法人
地球市民の会(TPA)の設立30周年の記念誌に書かせて頂きました原稿を少
しでも多くの方に読んで頂けるかも知れないチャンスになればと考え配信させ
て頂きます。すみません。

今回初めて、お送りさせて頂きます方々へは、大変失礼致します。

BOSS(ボス)は、私のキャンプ・ネームです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
”そんなのいらんゾ!!”という方は、いつでも”お断りメール”を下さいませ。
                            山口久臣(BOSS)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
●地球市民の会は、何故にアジアを目指したのか!?
1.そもそも、ことの始まりは・・・。
 1983年に全国に先駆けて、“地球市民”と云う言葉を使い、その概念をその
まま名称とする地球市民の会(当時は、民間国際交流団体と呼んだ。)を主導
して創設した前会長の故古賀武夫は、当初は欧米との交流に傾注していた。
 彼が、アジアとの交流を始める切っ掛けとなったのは、1986年の秋に鹿児島
のNGO南方圏交流センター(当時)が、「からいも交流」と云う草の根型国際
交流を活用した地域づくりを鹿児島県内で広く展開する中の一環で開催したア
ジア・シンポジウムに招かれて来日していた当時のノルウェーのNOGレッドバ
ーナー財団のタイ・コーディネーターであったジャナロン・メキンタラクラと
の出逢いからだ。ジャナロンは、そのシンポジウムの中で当時の九州人たちに、
こう呼び掛けたそうだ。「あなたたち日本人は、アジア人であるにも関わらず、
アジアの方は向かずに欧米の方ばかり見ている。」と。この話を聴いた古賀は、
たいそうショックを受けた。そして早速、翌年にジャナロンをコーディネータ
ーとするタイランド・スタディツアーを企画し数人の仲間たちと共にタイの田
舎へと出掛けて行った。そこで古賀たちが観た当時のタイの田舎の現状とジャ
ナロンによるインタープリテーション(解説)は仰天の連続であった。

2.“タイ病患者”続出のタイランド・スタディツアー
それらの仰天の一番の要素は、経済的な貧富の格差が産み出す生活の貧しさや
教育の惨状等、現代(当時)の日本ではもう疾うに忘れ去られた様な貧困の現
状にあった。しかしながら、そんな物・金の貧しさの中にあって何よりも衝撃
を受けたのは、子どもたちの屈託のない笑顔や心の豊かさ(と表現すべき大ら
かさか)であった。これらを企画・コーディネートする衝撃の古賀&ジャナロ
ン・ツアーは、たちまちの内に口コミで広がり全国から、この“タイ病患者”
続出のタイランド・スタディツアーへと参加して行った。

3.地球市民の会は、アジアとの交流から何が観えて来たのか!?
そんな“タイ病患者”続出のタイランド・スタディツアー等の交流活動やタイ
の田舎の子どたちへの給食支援、教育支援等の国際協力活動やその考え方等を
とおして地球環境問題や世界の南北問題の一端が観えて来るにつれ、多くの
“タイ病患者”の心に浮かび上がって来る課題があった。それは、人間にとっ
ての“真の豊かさとは!?”一体何なんだ!? 人は、人生を如何に生きるべ
きか!? 私たちに出来ることって何なのだろう!? 等と云う人間の生き方
にとって本質的とも云うべき命題であった。
古賀にとって地球市民の会にとって、アジアとの交流から観えて来たものとは、
そこに尽きると云っても過言ではなかったかもしれない。

4.夢とロマンと冒険と感動の人生を生きる!!
古賀は、生前よく“感動のない人生なんて、何が人生ゾ!!”と云っていた。
また多くの出逢いや感動に出くわしては、よく感涙していた。人の人生には、
3つの出逢いがあると思う。それは、人との出逢い。事との出逢い。物との出
逢い。である。そして、人と人、人と自然、人と文化との縁(えにし)は、
とても広く、深く、そして、感動的である。思い起こせば、地球市民の会に
とって、タイランドの田舎との出逢いは、これらが凝縮された大いなる人生の
旅への始まりだった様に思われる。今は亡き、古賀武夫もジャナロン・メキン
タラクラも、そして多くの志士たち、仲間たちも、確かに夢とロマンと冒険と
感動の人生を駆け抜けて行ったに違いないと思うのだ。



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★------------------------------------------------------------------★

またまた長くなってしまいました。ごめんなさい!!

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 山口久臣(やまぐちひさおみ)Yamaguchi Hisaomi

自然学校プロデューサー&ツーリズム・プロデューサー

〒861-8039熊本市東区長嶺南2丁目5-31
TEL.096-387-6922  FAX.096-387-7139 (H.P.)090-1369-6360
E-mail:boss@ioe-j.com(山口専用) URL:http://www.ioe-j.com

一般社団法人アイ・オー・イー代表理事(野外教育研究所IOE所長)
九州自然学校協議会代表
特定非営利活動法人阿蘇ミュージアム理事長
認定NPO法人地球市民の会理事・副会長&ミャンマー事業委員長
子どもの生きる力研究会

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第922日目報告☆

青柳行信です。10月28日。

明日、<原 発 ゼ ロ 対 談 >  
青柳行信さんに 
   九電前広場座り込みの交流体験、脱原発の思いを聞く
聞き手:憲法学者石村善治先生  
10月29日(火)午後6時00分~  
福岡市天神ビル11階 5号会議室 -920
http://ameblo.jp/yaaogi/

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第922日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月27日迄3047名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
玄海原発の傍、波戸岬から 風船を飛ばす
風船プロジェクトに参加しました。
今回は 前回と違い、南東に飛んで行きました。
佐賀市の西、江北町 大町 あたりです。
南の方に飛んだので、びっくりしました。
これでは、避難するにもできない状況にもなりかねません。
原発は 廃炉にするしかないのです。
あんくるトム工房
風船は 南東に飛んだ  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2689
風船プロジェクト   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2688 

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆廃炉こそ新生フクシマの基盤なりと玄侑和尚無策を叱る
    (左門 10・28-458)
※三春町の福聚寺住職の宗久さんが、『しんぶん赤旗』10月24日1面に登場
されて、
「県民がふたたび歩き出すための”地盤”がしっかりしないといけない。
その地盤とは東電福島第1、第2の廃炉です」と明確に。
「これ以上、放射能で海を汚さないことが大事です。
まして原発輸出など無責任の極みで、不誠実なことだと思います、と。

★ 伊藤絵里子 さんから:
青柳様
ご無沙汰しております。
毎日の九電本店前ひろば運営、本当にお疲れ様です。
お忙しい中、いつも報告メールを有難うございます。
これから日毎に寒さが増してくる折、
くれぐれもご自愛下さいますよう

★ 増井玲子 さんから:
青柳さん
 お疲れさまです。
教派を超えたクリスチャンで、オスプレイ&米軍基地反対の意思表示をするた
め「ゴスペルを歌う会」を行っています。
 これは沖縄(普天間基地前、東京、福岡で連動する行動で、今月の予定は以下
の通りです。クリスチャンでない方も大歓迎。
 第1回の先月は、西南学院大学神学部の教授や学生たちで、アメリカ領事館
前で実施されました。楽譜は用意されています。道路使用許可取得 済みです。

 と き:11月28日(月)午後6時~同7時
 ところ:福岡三越ライオン前に集合。
     その後、警固神社前のアメリカンセンター近く(ローソン辺り)へ移動
 内 容:米軍人、米国政府へ反戦を訴えるゴスペルを合唱、アピールなど
      さよなら原発のビラ配布

★ まえだけいこ さんから:
6/25に不当逮捕され、7/17に起訴された福岡の原発事故避難者
Kさんが10月23日12:45、3度目の保釈請求でようやく福岡拘置所から保釈されま
した。

10月25日に第4回公判があり、13:30から15:30くらいまで、
お母さんの証人尋問と本人(Kさん)質問でした。
本人質問では、検察側からの尋問がなく予定より早く公判が終わりましたが、
Kさんもお母さんも大変疲れているということで、
報告集会も挨拶と弁護人からの公判説明程度で終わりました。

次回公判予定は以下の通り、傍聴支援お願いします。

第5回公判 11月 8日 13:30~15:00 論告求刑、最終弁論
■11月2日(土)14:00~17:00 ふくふくプラザ 
  「Kさん、お帰り!ありがとう!みなさん」
第6回公判 11月22日 10:00判決!!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうは、ネットに貼り出された関連記事はすくないが、見逃せない記事があり
ます。
今朝も福島第一の現場を伝える記事から始めます。

1.「第1原発、4万5千ベクレル検出 再び上昇、排水溝から」共同通信 
(2013年10月28日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8508.html
記事「東京電力は27日、福島第1原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約
300トンの水漏れがあった『H4』エリア付近の排水溝で27日に採取した水
から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大4
万5千ベクレル検出されたと発表した。・・・・・26日採取分では低下傾向に
あったが、再び上昇した。東電は、放射性物質が付着した周辺の土壌が、雨で流
れ込んだことが原因とみている。過去最高値は、23日採取分の14万ベクレ
ル。・・東電は測定地点の下流を土のうでせき止めており、海への影響はないと
している。」
次の記事に驚く、
1’.「福島第1 津波の高さ 測定できず 県沖でM7.1 計器故障のま
ま」しんぶん赤旗10月27日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-27/2013102701_03_1.html
記事「・・26日午前2時10分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード
7・1の地震があり、東北と関東で最大震度4の揺れを観測しました。気象庁は
福島、岩手、宮城、茨城各県と千葉県九十九里・外房に津波注意報を出しまし
た。・・・・・津波注意報が出た福島県沿岸の東京電力福島第1原発では事故後
設置された仮設の防潮堤があるだけで、潮位計も壊れたままで津波の高さも測れ
ない状況でした。・・・・・・・東電は「夜間だったこともあり、沿岸で作業を
している人も少なかった・・・・・・1~3号機では今も溶け落ちた燃料を冷却
するための注水が続いています。日中は多くの作業員が重機を使ったがれきの撤
去や地下水の汚染調査などを行っており、前例のない困難な状況が続いています
。11月からは4号機の使用済み核燃料プールから本格的な燃料取り出しが予定
されており、大きな地震や津波があれば、作業自体に支障を来しかねないだけで
なく、事故の拡大も懸念されています。」
・・・・・・なんと「仮設の防潮堤があるだけで、潮位計も壊れたままで津波の
高さも測れない状況」が今の福一の実態です。

その東電は
2.「東電、顧客の流出加速=前半5800件、昨年度上回る勢い」時事通信
10/2802:31
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102700059
記事「東京電力との契約を打ち切った企業などの大口顧客が、2013年度は
10月1日までの半年間で5800件に達したことが27日、明らかになった。
12年度は1年間で11年度比10倍の7000件が流出したが、これを大幅に
上回るペースだ。12年4月に実施した企業向け料金の値上げを受け、大口顧客
の間で東電離れが加速している。・・・・・・・自由化分野の東電の顧客数は今
年9月26日時点で約22万5000件。自由化以降に東電から流出した顧客は
累計で2万8250件に上り、同分野の顧客の1割強を失った計算になる。」
政府も加担して、とんでもない状況、
3.「東電、2月時点で除染費支払い拒否 74億円、国も黙認」10月27日05時00分
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131027-00000004-asahi-soci
記事「東京電力が除染事業の大半の項目について費用の支払いに応じない考えを
2月時点で国に明確に伝えていたことが、朝日新聞が環境省への情報公開請求で
得た文書でわかった。国はこれを公表せず、支払い拒否を黙認してい
る。・・・・・国が除染費用を立て替えた後、東電に請求するのが『放射性物質
汚染対処特別措置法』の規定だ。環境省は現在までに計404億円を請求した
が、東電が支払ったのは67億円。国や東電は『内容の確認に時間がかかってい
る』し、手続き上の問題と説明してきた。・・・・・・ところが、東電は2月
21日付で環境省に送った文書で、昨年11月の第1回請求分の大半について
『支払いが困難であるとの結論に至った』と拒否。環境省が説明を求めると2月
27日付の文
書で、第2回請求分をあわせた149億円(118項目)のうち、74億円
(95項目)について個別に支払わない理由を列挙した。さらに、賠償交渉を仲
介する『原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)』に委ねることを検討する
よう提案した。・・・・・・・例えば、除去した土などを保管する中間貯蔵施設
の事前調査などの1億円について、東電は『相当因果関係を認めることができる
か疑義がある。事前調査や研究などは、国の政策的な努力義務』として支払い不
能と回答。除染技術を試すための4・4億円や広報業務費9・6億円も『特措法
に基づく措置ではない』と主張していた。・・・・環境省は3月1日付で『特措
法の解釈権は国にあり東電に支払いの責任がある』と反論する文書を送ったが、
ADRへの申し立てなどの対抗策はとっていない。・・・・・東電は国から最大
5兆円の支援を受けることを前提に再建計画を作成。住民らへの賠償費用として
3・8兆円を見込む一方、除染費用は『必要額が予測できない』として52億円
しか入れていない。国の除染予算は今年度時点で1・3兆円に上り、再建計画は
すでに崩壊状態だ。東電は除染費用の支払いを渋り、最後は税金での穴埋めを
狙っているとの疑念を招いている。・・・・・この結果、除染をどこまで徹底す
るのかという根本的問題は放置され、住民の帰還計画は定まらない。地元の反発
を恐れて国も東電も支払い拒否の事実さえ公表せず、責任の所在をぼかしてい
る。このままでは「除染の加速」はおぼつかない。」

4.「東電の賠償支払い、4人家族で9千万円 9月までの平均」朝日デジタル
10月26日11時11分
⇒http://www.asahi.com/articles/TKY201310260007.html
記事「文部科学省は25日の原子力損害賠償紛争審査会で、東京電力が実際に支
払った損害賠償事例のうち、帰還困難区域に住んでいた家族4人のケースを抽出
すると、1世帯あたり平均9千万円に上ることを明らかにした。同省によると、
9月20日までに東電が和解した帰還困難区域の4人家族に支払った額は、土地
や建物、家財など財産に関する賠償が平均4910万円、所得に対する賠償が同
1090万円、慰謝料が同3千万円。・・・・同省は審査会や東電が定めた基準
を4人家族のモデルケースに当てはめると、賠償額の見積もりは計6303万円
になると試算していた。実際の支払額との差について、同省は『和解した例をみ
ると、集合住宅のオーナーや広い敷地を持っている富裕層が多いため、モデ
ルケースよりも多くなっている』と説明する。」
・・・・・支払った後、慰謝料も止めるのはだめですよ。
被災地フクシマ、
5.「帰還時期」誰が決める 政府と被災地との温度差嘆く」福島民友(10/26
10:20)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1026/news8.html
記事「『賠償の終わりを先に決めてしまうのは乱暴』『地域の実情にあった柔軟
な対応があってもいいのでは』。原子力損害賠償紛争審査会で避難指示区域の住
民に支払う精神的損害賠償を原則解除後1年間で打ち切る方向で大筋合意した
25日、東京電力福島第1原発事故で先が見えない避難生活を送る同区域の住民
からは不満や批判が相次いだ。「帰還や復興を進めるためには妥当な期間」と容
認する声もある一方、『社会基盤の整備ができておらず、元の生活に戻れる保証
はないのに』と政府と被災地との温度差を嘆く声もあり、同審査会の方針が住民
の帰還時期の判断に影響を与える懸念も出てきた。・・・・・・」
・・・・・・・被災者の苦悩はさらに深まる。

6.「27日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定値」
福島民報10月28日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・・・・関連死の数字が2人増えました。
7.「基準大幅に下回る=原発20キロ圏のコメ-福島」時事通信10/2717:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102700110
記事「・・・・福島第1原発の警戒区域(半径20キロ圏)に指定されていた福
島県田村市都路地区で取れたコメの放射性物質濃度を調べる全袋検査が27日、
市内の検査場で行われた。対象の93袋(1袋30キロ)すべてが食品の基準値
(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回った。・・・・コメは農業坪井久
夫さん(63)が生産し、1袋は同10ベクレル未満、残りは同9ベクレル未満
だった。市場には流通させず、以前からの顧客や作付けを知って購入を希望した
個人に販売する。旧警戒区域で取れたコメが販売されるのは初めて。」
8.「帰還、仮役場めぐり質疑 福島大熊町、避難先で町政懇談会」河北新報
(10/27 06:10)
記事全文「東京電力福島第1原発事故で全町民が避難している福島県大熊町は
26日、住民の避難先を回る町政懇談会をいわき市で始めた。今後、会津若松市
などの県内のほか、仙台市や東京都など計40カ所で懇談会を開く。福島県いわ
き市の仮設住宅での懇談会には町民約20人が参加。放射線量の高い帰還困難区
域が町のほとんどを占めることから、『町民の多くは帰還を諦めている。町が帰
還できない地区を決めてほしい』との意見が出た。町が会津若松市に置いている
仮役場についても『いわき市に住む町民が今は一番多い。仮役場も移転できない
か』との要望があった。渡辺利綱町長は『放射線量の予測値を町で試算してまと
める予定だが、帰還するしないは個人の判断になる。役場は学校の継続性の問
題もあり、当分は会津若松市に置く。いわき市の連絡事務所を出張所に格上げす
るなどして、住民サービスの強化を図る』と述べた。」
・・・・・・福一のある町です、「帰還するしないは個人の判断になる」とは驚
くべき発言。

原発立地自治体、
7.「<原発>30キロ圏内自治体、避難計画7割未策定 本紙調査」毎日新聞
10月27日(日)7時0分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131027-00000005-mai-soci
記事「国の原子力規制委員会が原子力災害対策指針(新指針)に基づき、全国の
原発30キロ圏内にある21道府県136市町村に策定を求めている原発事故時
の避難計画について、策定済みが38市町村(約28%)にとどまっていること
が毎日新聞の調査で分かった。・・・・・一方で、避難計画策定の義務がない
30キロ圏外の21市町村が、避難や避難者受け入れを想定した独自の防災計画
作りに取り組んでいることも判明した。・・・・・・・・・新指針
は・・・・・・・・該当する自治体は15道府県45市町村から21道府県
136市町村に増え、各自治体に(1)地域防災計画原子力災害対策編(2)避
難計画--の策定を義務づけた。・・・・・毎日新聞がこの21道府県に取材し
たところ、9月
現在で(1)は121市町村(約89%)が策定済みだが、(2)は38市町村
と約28%だった。避難手段や避難道路の選定に時間がかかっているケースが目
立ち、高齢者や障害者ら『災害時要援護者』の避難先が決められない市町村もあ
るという。」
・・・・・・・つくった自治体でも実際に事故が起きれば実行ができるか疑問も
ある。

政府与党の動き、
8.「復興法人税 自民、廃止前倒し容認へ2013年9月27日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013092702100005.html
ッ記事「自民党税制調査会は二十六日の幹部会合で、消費税増税による景気への
影響を和らげるとの理由で、東日本大震災の復興特別法人税を一年前倒しして廃
止する政府方針の取り扱いを野田毅(たけし)会長に一任することを決めた。野
田氏は最終的に廃止を受け入れる意向で、党としての事実上の前倒し容認にな
る。・・・・・・・・・党側の出席者からは、野田氏に一任にしたものの「政府
の説明は不十分だ」「法人税だけの廃止は問題だ」などの異論や注文が相次いだ。」
・・・・・・庶民には消費税増税、年金削減などを進めて、とんでもないです。

九州、
9.「太陽光発電の需要増加見込み実習 佐賀県立産業技術学院」西日本デジタ
ル10月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26046/1/ 
記事「佐賀県立産業技術学院(多久市多久町)電気システム科の学生8人が住宅
用発電システムの設置実習に取り組んだ。佐賀県は、住宅用の太陽光発電システ
ム普及率が11年連続で日本一。・・・・・」(以下、有料設定)

いま、届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に囲み記事、
10.「首相の『汚染水制御』発言 自民支持層も疑問視」
記事「「共同通信の世論調査・・・・・自民支持層の74.5%が『信頼できな
い』と回答、公明支持層でも82.7%、・・・・安倍内閣を支持するとした人
も77.4%、・・・・・・・無党派層でも90.9%に達した。」
・・・・・・野党支持者はこぞって80%超え、共産党支持者にいたっては
100%だそうです。
すぐ横に、
11.「秘密保護法反対 50%超 慎重審議82%が要求」
・・・・・首相は世論に耳を傾けるべきです。
・・・・・このような世論調査の記事は1面トップにすべきです。
今朝の紙面も以上です。

昨日あった、玄海原発そばからの風船飛ばしは、つぎのところにニュースとして
ありました。同じページに「高校生も非核一万人署名活動」を報じる記事もあり
ます。
12.「放射性物質拡散…風船で検証 」STSさがテレビ10月27日 18:06
記事全文「玄海原発で事故が起きた場合、放射性物質がどのように広がるのか検
証しようと、市民団体などが27日、風船500個を飛ばしました。今回で4回
目となる『風船プロジェクト』は、玄海原発の停止を求める市民団体が中心と
なって企画しました。(ピースボート日韓クルーズ・吉岡達也代表あいさつ)
『いま福島という悲劇を体験しています。いま私たちが原発をなくすんだという
声を、世界であげなくて誰があげるんですか』波戸岬海浜公園には、九州各地か
らおよそ300人が集まり、『最大の安全は原発をなくすこと』などと記した風
船500個を飛ばしました。季節ごとに風向きが変わることから、この検証は年
に4回実施し、今回が最後となりました。今後はこれまでの検証結果について、
専門家の意見を交え本にまとめる予定です。」
13.「核廃絶訴え署名活動」STSさがテレビ10月27日 18:08)
記事全文「核兵器のない平和な世界の実現をめざして、高校生たちが署名活動を
実施しました。県内の高校生12人は27日、JR佐賀駅前で、核兵器の廃絶な
どを訴え署名活動を行いました。この活動は1998年にインド、パキスタンで
相次いだ核実験をきっかけに、若い世代が平和の重要性などを訴えるために始め
られました。(高校生平和大使・古川慧月さん)『長崎県の隣の県に住んでいる
のに(核兵器など)知らないことがたくさんある。私が学んだことや感じたこと
をたくさんの人に伝えていけたらいいなと』署名活動は12月にも予定され、集
められた署名は国連欧州本部に送られます。」
・・・・・両記事とも映像は、まだ準備中となっています。

★ さいたま市 石垣敏夫 さんから:
福島の避難民木田さんが以前から話されていた福島第一の原発労働者についての
ガーディアン紙の記事を紹介していただきました。      
  
原発労働者のことが気になっているなか
イギリス・ガーディアン紙の記事の紹介があったので
ご紹介します。

◆福島原発 収束する前に労働者が過労でいなくなる
Fukushima workers will collapse first

ジェイコブ・チェンバーレン記者(イギリス:コモン
ドリームス 2013.10.16)
http://www.commondreams.org/headline/2013/10/16-2

「惨害状態の福島原発を安定化させようと働いている
労働者たちは、進行中の危険状態、健康問題、低賃金、
労働意欲の低下などの中で、作業を維持するよう闘って
いる」(イギリス・ガーディアン紙 2013.10.16 より)

東京電力に雇用されている約6000人の労働者が現在、
福島第一原発で働いている。被曝線量が限界になって多
くの労働者が離れたため、事故以前より東電労働者の数
は減っている。

全ての労働者の賃金は2011年当時より20%減っている。
福島原発で働いている労働者の大多数は今では、賃金の
低い下請け、二次下請けの労働者たちです。

労働者たちは労働意欲の低下、健康問題、将来への不安
に苦しんでいる。福島原発が安定化するまでには少なくとも
あと40年かかる。
福島の労働者たちは人員不足と過重労働の中で働いてい
るが、その上、彼らの肩には「日本の将来」が掛かっている
と安倍晋三首相は最近労働者たちに語った。

「福島原発の東電労働者の70%はメルトダウンにより、家庭
を避難しなければならなかったが、彼らは津波、原発爆発、ど
れだけ被曝したか分からないことなどにより、心に傷を負って
いる。それらは急性症状だが、さらに今はうつ、意欲減退、
アルコール依存などの慢性症状に悩まされている」と防衛
医大精神科講師・福島事故労働者精神カウンセラー班代表
しげむら・じゅんさんはガーディアン紙に言った。

最近の配管からの汚染水漏れで、被曝した6人の労働者
たちの件に関連して、原子力規制委員会(NRA)田中俊一
委員長は「間違いは労働意欲と強く関係している。人は普
通、やる気があるとき、良い労働条件で働いているときは
馬鹿げた、不注意な間違いはしない。良い条件でなくなっ
たことが最近の多くのトラブルに関係していると思う」と記者
たちに話した。

「東京電力は技術的な問題点の改善にはお金を使っている。
しかし、その業務を実行している人たちにもお金を使わなけ
ればいけない。作業員の不足を大変心配している。東京電力
が、このことについてすぐに手を打たなければ、原発が崩壊
する前に、原発の人員体制が崩壊してしまう」14年間、東京
電力に勤めて、最近退職したよしかわ あきひろさんはこう話
した。

(ガーディアン紙より)
東京電力の発表では、2011.3月から2013.7月までに138人の
従業員が100ミリシーベルト(msv)の上限値に達した。別の
331人が75~100msvの被曝をした。この人たちは間もなく原発
で働けなくなる。被曝量が限界近くに来た人たちは原発以外の
部署に移るか、休職させられているといわれている。後日また
福島原発に戻る。(中略)
今年初めに、東京電力は下請け、二次下請けを含む1973人の
労働者が甲状腺被曝量で100msvを超えたと発表した。この値
は甲状腺ガンが始まるレベルであると多くの医師が言っている。
(ここまで)

福島原発建設に関わってきた技術者で、いまはゼネラルエレクト
リック社を退職したなか ゆきてるさんは次のように話した。
「福島原発には十分に熟練した従業員がいない。東京電力にとっ
ては、お金が最優先です。次が原発技術、三番目が安全です。そ
れが事故が起きた理由です。東京電力の経営者たちは会社の
存続のことばかりを考えている。彼らは株主、銀行、政府のこと
ばかりを気にしている。福島の人たちのことは考えていない」

◆福島原発作業員座談会
週刊現代(2013.10.26)より

作業員B?大変なリスクをおかして、手当もピンハネされてロクに
もらえんなら、イチエフを選ぶ理由はない。

作業員B?一緒に働いていた人で、東京の人と広島だか山口だか
の人が突然死しましたわ。被曝とは関係ないって言われとるけど…
…。ただ、労働条件が過酷なのは間違いない。夏なんて、シャワー
浴びたのかってくらい、汗をかく。

作業員D?汚染水以外のことが後回しになっています。たとえば
1号機、2号機の排気筒のヒビ。崩壊すれば毎時10シーベルトの
放射性物質が放出されかねないのに、まったく報道されない。
これ、1時間浴びれば死んでしまうレベルの線量です。

作業員D?もちろん、我々にもやらなくちゃいけないという思いはあ
るんですが、正直キツい。作業員の数は変わらないのに、仕事は
増えていくばかり。キャパシティを超えて、みんな疲れきっています。

作業員C?労働者の中には借金などでヤクザに送り込まれた人や
食い詰めたヤクザ本人がいる。現場はヤクザとど素人ばかりです
……。
昨業員D?汚染水はどんどん増えるのに、作業員はどんどん減って
いく。

★ 内富一 さんから:
特集ワイド:「内部告発小説」の現役官僚に聞く 「再稼働いいのか」問いたい

毎日新聞 2013年10月22日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20131022dde012040012000c.html

 ■「日本の原発は世界一安全」はウソ

 ■政界への献金「モンスターシステム」

 ■電力業界に冷たい職員のチェックリスト

 ナゾの覆面作家が現れた。若杉冽(れつ)さん。現役のキャリア官僚である。
9月に出版した小説「原発ホワイトアウト」(講談社)で、原発再稼働にひた走
る経済産業省と電力業界、政治家を結ぶ闇のトライアングルを描き霞が関からの
「内部告発」として波紋を広げている。本人に胸の内を聞いた。【吉井理記】

 東京都内の料理屋に現れた若杉さん、もちろん覆面姿ではなく霞が関の住人特
有の、特徴に乏しいスーツ姿だ。「尾行対策にね、後ろを気にしながら道をあち
こち変えて。時間かかっちゃいました」。ささやきながら腰を落ち着け、ようや
く表情を緩めた。

 東京大法学部卒、国家公務員1種試験合格、霞が関の省庁勤務??公にされた素
性はこれだけだ。もちろん執筆は役所には秘密。近親者にしか明かしていない。

 小説は参院選で政権与党が大勝するところから始まる。電力業界の政治献金で
飼い慣らされた与党政治家と業界幹部、両者と軌を一にする経産官僚が原発再稼
働に向けて暗躍する姿を縦軸とし、役所のあり方を疑問視する若手官僚の抵抗、
原発テロ計画といったエピソードが横軸として交錯していく。「柱の部分は私の
知る事実がベース。役所では表立って話題にしませんが、裏ではみんな『詳しす
ぎる。作者はだれだ』と大騒ぎです」。静かに笑う。

 リスクを冒してまでなぜ執筆を? 「現実世界は原発再稼働に向けて着々と動
いています。一方で私は、電力業界のずるさや安倍(晋三)首相の言う『日本の
原発は世界一安全』がウソなのを知っている。私は公僕です。そうした情報は国
民の税金で入手したとも言える。もちろん国家公務員として守秘義務もある。だ
から小説の体裁を借りて『みなさん、このまま再稼働を認めていいんですか』と
問いかけたかった」。声が知らず知らずのうちに高くなり、テーブルに広げた著
書を何度かたたいた。

 「電力業界のずるさ」の最たるものが、若杉さんが「モンスターシステム」と
呼ぶ巨大な集金・献金システムだ。作中で描いた構図とは??。

 電力会社は資材や施設の修繕工事などを、随意契約で相場より割高な価格で業
者に発注する。業者は割高分の一部を加盟する電力業界団体に預ける。団体はそ
の預託金を政治献金やパーティー券購入に充て、「大学客員教授」などのポスト
を買い、浪人中の政治家にあてがう。政治資金収支報告書上は関連企業や取引先
企業の名前が使われるため、電力会社は表に出ない。業界団体「日本電力連盟」
に“上納”される預託金は年間400億円。これで業界に有利な政治状況をつくり
出す、というわけだ。

 「これは私が見聞きした事実を基にしています。東京電力福島第1原発事故
後、東電の経営状況を調べた国の調査委は、東電が競争入札にした場合より1割
強、割高な価格で業務発注していたことを明らかにしました。私は昔は2割だっ
たと聞いていますが」。預託金の原資、元はといえば電気料金だ。割高発注はコ
ストを増やし当然、料金にはね返る。「企業献金がすべて悪いとは言いません。
でも国が地域独占を認め、競争環境にない電力会社は別。国民にとって電気料金
は税金と同じ重みがあり、税金並みの透明性が欠かせない。業務発注だって競争
入札にする規制が必要です」

 多額の選挙費用がかかる政治家が電力マネーに弱いのは理屈としては分かる。
では公正であるべき官僚は。

 「上層部ほど電力業界にねじ曲げられている。退職後の天下りポストが欲しい
というのもありますが、一番の理由は出世です。これは本には書きませんでした
が……」と、あるエピソードを語った。

 霞が関には省庁の垣根を越えたネットワークがある。かつて、その中で知り
合った人物が経産省資源エネルギー庁の電力担当の幹部になった。上司にあたる
同省官房長からは「電力と酒飲んで遊んでればいいから」と言われたそうだ。だ
が電力業界に「従順」と思われたその知人、真面目に電力自由化をやろうとし
た。「その矢先、ピュッとトバされてしまったんです。もう退職なさった方ですが」

 背景にはある「リスト」の存在が絡んでいた。「電力会社が役所の電力・ガス
部門に来てほしい職員、そうでない職員を記したものです。『業界に冷たい』職
員には印を付け、電力マネーに浸った与党政治家に渡す。政治家は経産省上層部
に職員をトバすよう求めるんです」。上層部人事は事実上、政府・与党が握って
いるから、出世したい幹部は政治家に迎合する。「実は昨年末の衆院選で、まだ
野党だった自民党のマニフェスト作成に関わった再稼働推進派の経産省幹部すら
いる。今は安倍政権に非常に近い人物です。もはや役人としての一線を越えてい
る……」。覆面作家の顔が紅潮している。

 小説では、冬場の「爆弾低気圧」に覆われた北国の原発をテロリストが襲う。
非常用発電機や電源車も動かせない暴風雪と酷寒の日、まさに「ホワイトアウ
ト」状態の中、外部電源を支える送電線鉄塔を爆破して「第二の福島」を引き起
こす。「今年7月に施行され『世界一厳しい』との触れ込みの新規制基準では、
原発敷地内のテロ対策は盛られましたが、敷地外は手つかずのまま。その盲点を
描きました」

 政府が再稼働や海外輸出の錦の御旗(みはた)にしている新規制基準の「穴」
はまだある。「欧州や中国で導入されている最新型原子炉は炉心溶融に備え、溶
けた核燃料を冷却する『コアキャッチャー』という仕組みがある。抜本的な安全
策ではないが、万が一の際にかなりの時間稼ぎができるのです。これが日本の新
規制基準では無視された。電力業界や役所、原子炉メーカーも高額の費用がかか
るから国民に知らせない。今や世界的に見ても日本の原発の安全性が劣るのは明
らかです」

 毎週末、首相官邸や霞が関で行われる脱原発デモ。彼らの声は庁舎の窓越しに
若杉さんにも聞こえている。「恥ずかしながら私も福島第1の事故までは、原発
があれほどの被害を出す危険な代物だとは思わなかった」。ぽつり漏らした。心
情的には脱原発に共鳴する。だが霞が関の中にいるからこそ「デモをいくらやっ
ても原発推進の流れは止められない。電力業界、役所、政治家のモンスターシス
テムを内部から変えない限りは」との思いが深まる。

 「まだまだ驚くべき事実はたくさんあるんです。こうした情報が国民に届け
ば、きっと世論のうねりが起きる。私が役所に残り続け、素性を明かさないの
は、情報をとり続けるためです。さらに第二、第三の『若杉冽』を世に送り出す
ためにもね」

 若杉さんは再び街に溶け込んでいった。次回作の構想は「すでに固まりつつあ
る」と言い残して。
==============
 ◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を t.yukan@mainichi.co.jp ファクス
03・3212・0279

★ 紅林進 さんから:
福島第一原発の漏洩・流出事故についての2つの国際緊急オンライン署名
のご案内を転載させていただきます。

(1)「福島第一原発汚染水漏洩・流出事故についての緊急国際署名」
日本語版オンライン署名はこちらから http://p.tl/9YXI
団体賛同は http://p.tl/I_Pu

(2)Avaaz - 手を携えて福島の未来へ
 http://www.avaaz.org/jp/japan_itff_d/?bxYTCdb&v=30712

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社 9月26日
あえて、9条削除論 法哲学者・井上達夫さん
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310250587.html?ref=pcviewer

憲法をめぐっては、護憲、改憲両派が互いを批判する声ばかりが
耳に残り、「型通りの話」を超えた思考はなかなか深まらない。
なぜか。
自分の都合の良いところだけ憲法を「つまみ食い」する両派はともに、
自己欺瞞にとらわれているからだと、法哲学者の井上達夫さんは言う。
さあまずは9条を削除して、自己欺瞞を乗り越えよ――。

 ――安倍政権は「集団的自衛権は行使できない」という従来の憲法
解釈の変更を目指しています。

 「集団的自衛権行使を容認すれば、日本は米国の軍事戦略に際限なく
巻き込まれます。
『集団的自衛権は憲法上NO』はそれに対する拒否権カードです。
安倍政権が日本の外交力を強化したいなら、なぜこの『貴重』な対米
交渉カードを自ら手放そうとするのか。
理解不能です。日本は米国にとって必要不可欠かつ代替不能な戦略的
拠点を提供しており、さらにこんな愚かな『貢献』をする必要はない。
『米国は日本にそんなにひどい要求はしてこないはずだ』と考えているの
なら、タカ派の平和ボケと言わざるを得ません」

 「ただ一方で、『解釈改憲だ。許されない』とする護憲派の安倍政権
批判にも、私は違和感を覚えます」

 ――どういうことですか。

 「『自衛隊は9条2項が禁じる戦力ではない』という歴代自民党政権の詭弁を
追認した内閣法制局の見解も、明白な解釈改憲です。
しかし護憲派の大勢はそれを黙認ないし是認している。
集団的自衛権行使容認は政治的に筋が悪いですが、解釈改憲という点では
同じです。自分たちに都合のいい解釈改憲ならOKというのは欺瞞です。
こんな護憲派の姿勢は、憲法の規範的権威を毀損し、『うそ臭い念仏』化
させることに一役買ってしまったと思います」

 ――護憲派は憲法を守ってこなかったということですか。

 「護憲派は他人頼みなのです。
『専守防衛で集団的自衛権はNO』を日本の公式見解として守ってきたのは、
自民党と内閣法制局ですよ。
護憲派はこの自民党と法制局の『自己規制』に頼りながら、それを自分たちの
手柄のように言ってきた。
安倍政権はいま、護憲派のこの甘えを突いてきています。
集団的自衛権行使容認が目的の内閣法制局長官人事は大いに問題がある。
しかし護憲派はそれに憤慨する前にまず、自分たちの欺瞞と甘えを反省
すべきです」

 「だからといって、改憲派には護憲派の欺瞞を難じる資格はない。
『押し付け憲法』を改正して日本の国家的主体性を回復するのだと息巻く
改憲派は、占領の主役だった米国に軍事基地を忠実に提供し続けている。
さらに、集団的自衛権容認に向けた9条の解釈改憲で対米従属構造を一層
強化しようと。
これは究極の自己欺瞞です」

 ――ただ、自民党は集団的自衛権行使を可能にすると訴えて選挙に勝ち、
民意を得たとの声もあります。

 「集団的自衛権行使に道を開きたいのなら、憲法9条を改正すべきです。
政治とは、政治的アクターがそれぞれの政策構想の実現をめざして闘う
ゲームで、憲法はそのゲームのルールです。
だからこそ、プレーヤーが自分に都合のいいようにルールを変更できない
よう、憲法改正には高いハードルが課される。
これは立憲主義の要諦です。
安倍政権は、96条改正でこのハードルを下げようとしたがうまくいかないので、
改正手続きをバイパスする解釈改憲をしようとしている。
これは立憲主義の否定であり、許されません」

 「ゲームの勝者が好きなようにゲームのルールを変えられるというのは、
単なる『勝者の正義』の押し付けです。
勝者には、その勝者の正義を超える『正統性』の調達が要請されるのです。
なぜか。敗者が『勝者の決定は間違っているが、次の挑戦機会に覆せる
までは尊重する』と言えるようなフェアなゲームのルールが保持されない限り、
この政治社会は成り立たないからです」

 「かつて中曽根政権は、靖国神社参拝問題に関する私的諮問機関の
メンバーに違憲論の憲法学者、芦部信喜を加え、閣僚の公式参拝を
容認する内容の報告書には違憲の主張があったことが付記された。
中曽根政権にはまだ、批判者の意見も聞いたという体裁をとらないと
正統性の調達ができないという意識がありました。
しかし、安倍政権の諮問機関や法制局長官の人選には、このような
最低限の正統性調達への配慮も感じられない。
このような勝者の正義の押し付けは、政権の正統性も少しずつ掘り
崩し、墓穴を掘る結果になるのではないでしょうか」

 ――しかしそういう状況に対する歯止めが見当たりません。

 「理由のひとつに、日本の立法システムの基盤変動があります。
立法過程において法制局や法制審議会などの専門家集団は強い
チェック機能を有していましたが、これが弱まっています。
選挙で勝った政治家が決めることに専門家は口出しせず援護だけ
しろ、というポピュリスト的な政治が人気を得ているからです」

 ――右も左も欺瞞だらけだと。じゃあ、どうしたらいいでしょうか。

 「9条は固守するでも改正するでもなく、端的に削除すべきです」

 ――条文まるごと、ですか。

 「そうです。
9条は、自衛隊の肥大化や、日本が米国の軍事行動に巻き込まれる
ことを抑制してきた。
しかしそれは事態の進行を遅らせる程度の抑止力でしかなく、既成
事実はどんどん広がっています。
イラク戦争への自衛隊派遣が好例です。
人道復興支援などとごまかしていますが、イラクの抗戦勢力にすれば
日本は完全な交戦当事国です」

 「護憲派は9条だけは守っていると良心を満足させ、既成事実の
拡大を止められない責任を深刻に自覚せずに済ませてきた。
その積み重ねが、集団的自衛権の行使容認という新しい局面に
対して、大規模な対抗運動を組織できない現状を生んでいる。
法制局がダメだから、今度は公明党頼みですかと。
護憲派は憲法を『凍結』させて9条の条文を守れればいいという甘え
から脱却し、9条の思想を現実の政策に反映させるべく、民主政治の
闘技場に自らの足で立ち、不断に闘うべきです」

 「改憲派もそうです。
押し付け憲法が日本をダメにした、9条が日本の国際的立場を弱く
したなどと、何でも憲法のせいにして自分たちの政治的主体性の
欠如を隠蔽してきた。
責任転嫁できる9条がなくなったとき、米国に振り回されない主体的な
安全保障体制を構築できるのか、国民にちゃんと答えてみなさいと」

 ――それは一種の精神論ですね。

 「いえ、心構えではなく立憲主義の枠組みの問題です。
立憲主義の基本は公正な民主的政治競争の条件と基本的人権、
特に被差別少数者の人権の保障です。
安全保障問題は、政治という闘技場の中で争われるべきことで、
闘技場の外枠である憲法で規定すべきではありません」

 「加えて、国際情勢の変化に応じて見直す必要のある安全保障
戦略を憲法に取り込むと、憲法自体が時々の政治力学の変動に
翻弄され、解釈改憲へのインセンティブを生み、立憲主義は形骸化
してしまいます」

 ――「あるべき論」としては理解できなくありませんが、ご指摘の
ようにこの国の政治が欺瞞で成り立ってきたのならば、そんな
峻厳な「べき」を担えるとは思えません。

 「少なくとも当分はそうでしょうね。
まわりが欺瞞に浸っているときに、欺瞞の根を断てと主張する私の
ような者は狂人扱いされます」

 「それにしても立憲主義の基本があまりに理解されていない。
これは改憲派の方がひどい。
96条先行改正のもくろみしかり、『土下座外交反対』を叫んで、
政教分離違反という根本問題を無視する靖国公式参拝論しかりです。
自民党憲法草案では基本的人権の不可侵性を宣明する97条が
全文削除されている。特定秘密保護法案も、失政や悪政を隠せる
ように、知る権利や表現の自由を制約する口実を政府に与えています」

 ――なぜ日本では、立憲主義が浸透していないのでしょうか。

 「55年体制下で、軽武装と経済成長による利益分配政治への
広範な国民的コンセンサスがあり、深刻な政治的対立も政権交代も
なかったため、政治闘争を公正化するルールとしての憲法の重要性を
あまり意識せずに済んできた。
しかし政治的対立が先鋭化し、安倍政権が勝者の正義で政治を
動かそうとしているいま、立憲主義の意義を国民も考え始めたのでは
ないでしょうか」

 ――考え始めたということは、護憲派の「憲法凍結」もひとつの知恵
だったのではないですか。

 「憲法凍結論には、国民に憲法を変えさせると危ないという愚民観が
漂います。
しかし私たちは、そういう愚民観をもつエリートも含めて一様に、
近視眼的利益や独善のわなに陥りやすい愚かな存在です。
だからこそ、自分や他者の手痛い失敗から学び成長していくしかない。
その試行錯誤の回路を凍結してしまっては、成長することができません」

 「国民が自己の失敗から学び成長できることを信じられないのであれば、
民主主義は成り立ちません。
民主主義は冒険です。私たちは挑み続けていくしかないのです」
(聞き手・高橋純子)
    ・・・・
 いのうえたつお
 54年生まれ。
千葉大学助教授などを経て95年から東京大学法学部教授。
主な著書に「世界正義論」「法という企て」「共生の作法」など。

★ 松岡 さんから:
<book13-98『カテリーナの旅支度』(内田洋子)>

内田洋子著『カテリーナの旅支度』(集英社)を読んだ。私の好きな作家の内田
洋子の最新作で、イタリアに生きる人々を描いた20の短編が入っている。とて
も繊細で感受性豊かな本だ。そのうちいくつかをあげる。未来のエネルギー源を
研究するルイジはその資質と実力を評価され大学に残ると誰もが期待したが、逆
にその実力が疎まれ研究室に残れなかった。そして、山から伐採した木を建築資
材として売る仕事をする父の元に帰り、山の木々と対話して生きる父の姿を見、
子供の頃に父と山に入った経験を思い起こすなかで、父の生き方を学び直す。そ
して、今はあたらしいエネルギー源の開発を目指す研究所の所長として活躍する。
『里山資本主義』を思い浮かべる話だ。(「赤い小鳥の絵」)東洋学(日本学)
を専攻生するドナテッラはナポリから日本に留学する。その彼女は下宿先(彼女
の友だちの私宅)と国会図書館と神保町の古本屋街の三角形で結んだ線上を動く。
まさに本とともに生きる人生である。なんか身近に感じる話だ。(「めくるペー
ジを探して」)エクアドルからイタリアに働きに来たデルマとの出会いのなかで、
イタリアの外国人差別を描く短編。(「硬く冷たい椅子」)それぞれが心が洗わ
れる掌編であり、今年行く予定で中断したイタリア旅行(シチリアに行くつもり
だった。)に来年は絶対行こうと思わせた小説集だった。なお、内田洋子の作品
には、『ジーノの家、イタリア10景』(文藝春秋社)、『ミラノの太陽、シチ
リアの月』(小学館)、『イタリアの引き出し』(阪急コミニュケーション)等
がある。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
日時:10月29日(火)午後6時00分~
場所:天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920 
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣
問い合わせ先: ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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カクマクシャカが語る沖縄のこと、基地のこと、平和のこと

福岡の柴田です。
同報メールにて失礼します。
重複して読まれた方はご容赦下さい。

「11・10さよなら原発!九州・沖縄集会」にも出演する沖縄在住のラッパー・
ミュージシャンのカクマクシャカをお招きして、沖縄のこと、基地のこと、平和
のことについていろいろ語っていただきます。ミニライブもやります。


沖縄からのメッセージ
 ~カクマクシャカが語る沖縄のこと、基地のこと、平和のこと

地元・沖縄に根を張り活動する若きラッパー・ミュージシャンのカクマクシャ
カ。音楽に乗せて発せられる彼の歌詞の中には「米軍基地」「平和」「原発」と
いったさまざまな社会的なメッセージが盛り込まれています。彼の視点から見た
沖縄のこと、基地のこと、平和のことを語ってもらいます。彼のメッセージを受
け止め、そして語り合って下さい。ミニライブもやります。

■日時 11月9日(土)18:30~20:30

■場所 NPO環境未来センター「希望」 研修室
     福岡市中央区薬院4丁目3-7 大林フローラ薬院2階
     地図 http://goo.gl/maps/75k4o
    地下鉄七隈線「薬院大通」駅より徒歩5分
    西鉄天神大牟田線「薬院」駅より徒歩8分
    西鉄バス「新川町」バス停下車すぐ
    (天神・博多駅方面から来ると道路渡って反対側になります)
     ・天神「天神福ビル前(12)」「天神協和ビル前(10)」より
                 [51][52]柏原営業所 行きで14~16分
     ・博多駅「博多駅前A」より[50]桧原営業所 行きで14分
    ※会場には駐車場はありません。
     お車でご来場の際は近隣の有料駐車場をご利用下さい。

■入場料 500円

■主催 沖縄とむすぶ市民行動・福岡
     福岡市東区舞松原5-27-25 おかもと小児科クリニック気付
     TEL 090-1364-2261(木下)・090-3326-4706(柴田)
     E-mail info@okimusu.info
     WEB http://www.okimusu.info/

カクマクシャカ
 沖縄在住のラップのアーティスト。1982年生まれ。
 2004年の沖縄国際大米軍ヘリ墜落事件を題材にした「民(たみ)のドミノ」を
はじめ、社会問題をテーマにしたメッセージ性の高い楽曲群をリリース。
 2006年坂本龍一らによる「stop-rokkasho」という青森県六ヶ所村の再処理工
場に対してのプロジェクトに取り組み、リリースした「無知の知」という楽曲で
は、原発、核、無関心、想像力などを高らかにメッセージへ織り込む。
 また、加藤登紀子やShingo02などとの共作、共演もやっていて、まだ若い彼の
発展性と拡がりに期待が集まっている。
▼カクマクシャカ公式ホームページ
 http://kakumakushaka.com

▼カクマクシャカ来福スケジュール
・11月8日(金)livehouse graf主催のクラブイベント「FRY NIGHT」出演決定!
 会場:livehouse graf(福岡市中央区天神3丁目4-19WITH TENJI B1)
 開演:23時/出演は深夜1時頃
 入場料:1,000円(1ドリンク付)

・11月10日(日)12:30頃~
 「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」のステージに出演。
 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
 参加費:無料
 集会後のデモ、路上パフォーマンスも?!




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努力 未来 前進 平和
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** 柴田 一裕(Kazuhiro Shibata)
** KFD03707@nifty.com
** http://www.kshibata.net/

「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)

青柳です。10月27日。

「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
 皆様ご参加よろしくお願いします。

■日 時: 11月1日(金)18時~ 
■場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
  地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

■沖縄では、世界一危険と言われる普天間基地の閉鎖と返還、辺野古への移設計
画に反対する声が高まっています。沖縄県議会で初めて全会一致で「普天間基地
の県内移設反対」を決議したのに続き、「オスプレイ配備反対」の決議が採択さ
れました。今年1月、県議会議長をはじめ沖縄全市町村の代表150名が上京し
て、オスプレイ配備反対、普天間基地の県内移設断念を求める『建白書』を安倍
首相に手渡しました。

 しかし、政府は沖縄の総意を無視し続け、沖縄県に対し辺野古の海の埋め立て
申請(公有水面埋め立て申請)を行い、基地固定化をはかろうとしています。仲
井真県知事が埋め立て申請の可否を判断するのが年末から来年2月にかけてと言
われており、辺野古への移設計画は重大な局面を迎えています。

 稲嶺名護市長は記者会見を開き2期目への出馬を表明し、名護市への施設計画
については「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」との反対の意思を
表明しました。名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)が3カ月後に迫り、
その結果が、普天間基地の辺野古への移設計画に決定的な影響を与えることか
ら、辺野古のたたかいは最大の山場を迎えています。

現在、日本の国土の0.6%の沖縄県に在日米軍基地の74%が集中していま
す。そのほとんどが沖縄本島に存在し、沖縄本島面積の18.4%を占めていま
す。復帰後、米軍機の墜
落事故は45件、米軍による婦女暴行や住居侵入などの犯罪被害は5,700件
起きています。去る8月5日には米軍ヘリが墜落事故を起こすなど、沖縄県民の
暮らしと安全を脅かしています。

 日米両政府は欠陥機と呼ばれるMV22オスプレイ全24機を普天間基地に配
備し飛行訓練を行っています。高江村ではオスプレイパッドの建設が強行され
6ヵ所のうち1ヵ所が完成しています。基地問題は沖縄だけの問題ではありませ
ん。全国に展開されるオスプレイ訓練や在日米軍基地問題など日本の平和と安全
をめぐる私たち福岡県民にとっても黙過できない問題となっています。

 私たちは辺野古への「新基地建設」を断念させ、普天間基地の無条件撤去を実
現するためには、沖縄県民の基地撤去をめぐるたたかいに連帯して、全国各地で
運動を広げ世論を高めることが必要であると考えています。

普天間基地の辺野古への移設計画をめぐる緊迫した情勢のもとで、本集会を多く
の県民の参加で成功させ、辺野古への「新基地建設」断念、米軍基地撤去の声を
大きく広げていきま
しょう。

■ <沖縄辺野古への「新基地建設」断念、米軍基地撤去の声を大きく広げ「12.18
沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)を成功させましょう。>

■開催日時と会場と企画(案)
(1)日時: 12月18日(水)18時30分~20時30分
(2)会場: 福岡市立中央市民センターホール
     福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel:091-714-5521
     地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

(3)企画(案)(みなさんからの提案・アイデアをよろしくお願いします。)
   ①文化企画:会沢 芽美(あいざわ めみ)さんの「語りとうたごえ・辺野古
    の闘いを伝える『命の海の話』」
   ②仲本興真さん(ヤンバル統一連代表)
   ③集会アピール・その他
    ※演者は山田吉勝さん(ヤンバル統一連)などに相談する。
(4)集会規模:300名~500名。
(5)正式集会名称を第一回実行委員会で検討。
(6) 参加費:無料。

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青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp

青柳行信です。10月27日。

青柳行信です。10月27日。
<つづき>
宮城県、
14.「汚染稲わら行き場なく 一時保管期限、無期限延長へ 登米」河北新報
(10/26 09:20)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t13041.htm
記事「・・・・福島第1原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む汚染稲わ
らについて、宮城県登米市迫町新田の十五丸地区で25日、一時保管の開始から
市が当初の期限とした丸2年がたった。稲わらなど指定廃棄物の最終処分場建設
に向けた国の作業が遅れ、期限を設けないまま保管が続く。『延長やむなし』と
する住民の間からも、処分場の早期建設を求める声が上がっている。・・・・登
米市では市内24カ所で計2235トンの汚染稲わらを指定廃棄物として一時保
管している。十五丸地区を皮切りに、来年10月10日までの間に各保管場所で
順次、保管開始から2年を迎える。市は24カ所すべてで保管期限を延長する方
針だ。」
15.「除染違法派遣 2業者を書類送検 職安法違反の疑い」河北新報 
(2013/10/26)
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131026_03.htm
記事「・・・福島第1原発事故に伴う除染作業員の違法派遣事件で、宮城県警暴
力団対策課と仙台南署は25日、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)の疑
いで、岩沼市の土木工事会社と同県大河原町の建設会社の2社を書類送検し
た。・・・・・・・・土木工事会社の送検容疑は国の許可を得ないで3月
7~30日に計95回、除染事業の2次下請け業者で林容疑者が勤める建設会社
に男性労働者6人を派遣した疑い。建設会社は福島市小倉寺の除染現場で派遣さ
れた6人を働かせた疑い。・・・・・・・」

秋田県、
16.「東電に2億2600万円3回目の賠償請求 秋田県など」河北新報
(2013/10/26)
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131026_01.htm
記事「秋田県と県内15市町村などは25日、東京電力福島第1原発事故で必要
になった放射性物質の調査、農畜産業の支援などの費用約2億2600万円の賠
償を東電に請求した。請求は3回目。・・・請求対象は2012年度分が大半
で、ことし4月分以降の費用を請求するかどうかは検討中。これまでの請求額は
計約4億2100万円だが、支払われたのは約3370万円にとどまっている。」
・・・・・請求額の一割も支払われていない。

電力会社、
17.「中部電力、29日にも値上げ申請=5~10%、来年4月計画」時事通
信10/2600:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102501085
記事「中部電力は25日、家庭向け電気料金の値上げについて、政府への認可申
請を今月29日にも行う方針を固めた。政府認可を必要としない企業向けと合わ
せ、2014年4月から実施したい考え。家庭向け、企業向けの値上げ幅は平均
5~10%とする方向で調整している。来年に実施されれば第2次石油危機後の
1980年以来34年ぶりの本格的な値上げとなる。・・・・・・・・・・・・」

18.【金曜日の声 官邸前】 原発も隠蔽怖い」東京新聞10月26日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kinyoubinokoe/list/CK2013102602000110.html
記事「・・・・首相官邸前では25日夜、原発再稼働への抗議活動の後、特定秘
密保護法案にも反対する人々が声を上げた。・・・・・・東京都杉並区の会社員
 木村亮さん(28) 特定秘密保護法案は、表現の自由という民主主義にとっ
て最も大切な価値を真っ向から否定する法案で反対だ。国会は自民と公明が多数
で厳しい状況だが、できる限り反対の声を上げたい。・・・東京都北区の自営業
 松田青子(せいこ)さん(50) 原発問題で政府や東電は国民が知りたい真
実を隠してきた。さらに隠蔽(いんぺい)を正当化し、真実を暴こうとする人を
犯罪者にする特定秘密保護法案は恐ろしい。通すわけにはいかない。・・・・・
東京都練馬区の事務員 鈴木順子(よりこ)さん(45) 原発問題も片付
いていないのに特定秘密保護法ができると情報が出てこなくな
る。・・・・・・・・・」
18’.「放射能で海を汚すな 雨の首相官邸前抗議行動」しんぶん赤旗10月26日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-26/2013102615_01_1.html
記事「首都圏反原発連合(反原連)は25日、雨のなか原発に反対する首相官邸
前抗議行動を行いました。福島第1原発では、放射能汚染水の流出や放出が相次
ぐという非常事態が続いています。・・・・この日は、台風接近のため官邸前の
抗議エリアのみで行動しました。カッパや傘の参加者たち1100人(主催者発
表)が、『汚染水 海にすてるな』などのプラカードを掲げ、『汚染をとめろ』
『原発いらない』『再稼働反対』と声をあげました。・・・・・・」

参考記事
19.「(核リポート)最果ての地の廃炉業者」朝日デジタル10月25日20時46分
⇒http://www.asahi.com/articles/OSK201310250070.html
記事「英国本土グレートブリテン島の最北端に、サーソーという人口1万足らず
の町がある。大西洋に面した小さな港が近くにあり、ノルウェーに向かうフェ
リーが夏の間だけ出港する。首都ロンドンからは1千キロ以上。まさに最果ての
地だ。・・・ここに「JGC」という企業があり、廃炉を専門としていると知っ
たのは、英国貿易投資総省が今年発行したパンフレットからだった。廃炉作業に
かかわる英国内の企業65社の活動を紹介するなかで、JGC社についても触れ
ていた。・・・・・・・・・・・・・」

20.「【伊方から探る?地域と原発】(下) 廃炉時代、刻々と近づく」西日本
10月26日 08時51分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26024/1/
記事「広々とした敷地に雑草が茂る。往時の面影はもう見当たらな
い。・・・・・・愛媛県伊方町の民宿「大瀧荘」は昨年末、約35年の歴史を静
かに閉じた。四国電力伊方原発の定期検査や工事で町に長く滞在する作業者が寝
泊まりする、いわゆる『定検宿』。50人超が一度に寝泊まりでき、町内にある
十数軒では最大規模だった。2階建ての建物は6月に解体され
た。・・・・・・・・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、5.と7.の類似の記事、
今朝も紙面はこれだけですが、
18.の記事にある「秘密保護法」に関する記事が二つあります、
25面福岡欄、
21.「特定秘密保護法案で講演会『知る権利』侵害訴え 県弁護士会」
・・・・・・近藤弁護士が話した、と。
31面社会欄、
22.「民主主義が空洞化 沖縄密約報道で逮捕の西山さん 秘密保護法に警鐘」
・・・・・有罪にされてしまった元毎日新聞の記者だった西山さんのこの事件、
1972年頃のこと、若い人は知らないでしょうね、いま北九州の小倉北区に在住だ
そうです。

★ 坂井貴司 さんから:
<秘密保護法は恐ろしい> 
 作日(10月26日)、福岡裁判所敷地内にある福岡県弁護士会館で、
 シンポジウム
「秘密保護法で社会はどう変わるのか?ー外交・防衛の決定権限のゆくえー」
http://www.fben.jp/whatsnew/2013/09/post_318.html
がありました。
 出席した友人がメールで送ってきた報告です。
200人入る会場は満席だったそうです。。

(ここから)
■ 近藤恭典弁護士
・「秘密保護法は国会議員の国政調査権を剥奪する」、「特定秘密を扱う人の個
人情報は全て調べられる。本人だけでなく家族や親戚、友人までも聞き取りをさ
れる。思想も調べられる。出世したいなら、危険思想を持たないことが求められる」
・「特定秘密保護法案を、自民、公明党は何が何でも成立させようとしているわ
けではありません。法案成立に消極的な議員はいます。そこで戦う余地はあります。

■ 前泊博盛沖縄国際大学教授
・「秘密保護法が成立すると私はここで講演するすることはできなきくなります」
・「太平洋戦争中、沖縄の新聞記者が、特別高等警察に逮捕された。一切理由は
言わなかった。しばらくして釈放された。考えてみると、どうも床屋で東條首相
について軽口を叩いたことを、監視していた特高警察に聞きつけられたらしいと
い結論に達した」
・「秘密保護法が成立する前に、私が書いた日米地位協定の本を買って下さい。
発禁処分されますので(爆)
・「情報公開法ができると、マル秘スタンプを押した文書が二万件から五万件に
増えました」
・「極秘、マル秘のスタンプが押された国家機密文書の99パーセントは、役所が
ヘマをしたり、国民に害を与えることがバレたくないものです」
・「東京オリンピックを誘致できたので、福島第一原発の汚染水はコントロール
できている、と日本国民はしているのではないでしょうか」
・「日本国民は、護られるべき国民と、犠牲にしても構わない国民に分けられます。
米軍基地問題と原発はここで共通しています。沖縄と福島です。
 福島を犠牲にすることで東京などが原発の電気を供給されます。沖縄を犠牲に
することで、日本本土は安全を保障されます」
・「日本の大学で教えている中国人の教員が、日本国内でインターネットを使っ
て中国政府の政策情報を見て研究し、論文を書きました。中国に帰国したら、国
家機密を入手したと逮捕されました。秘密保護法が成立したら、同じ事が日本で
起こります」
・「復帰前の沖縄では月40件以上の犯罪とそれ以上のレイプ事件が米兵によって
起こされていました。それらは、沖縄でも本土でも報道されませんでした。
 告発して明るみにしたのは、アメリカのジャーナリスト、フランク・ギブニー
さんでした。『忘れられた島沖縄』というルポを出版しました。それを読んだア
メリカのキリスト教関係者が、人道問題だと騒ぎ始めました。アメリカのマスコ
ミが注目し始めました。それで日本本土のマスコミが報じるようになりました」
・「沖縄の軽減負担と言って本土でオスプレイ訓練をしています。これは沖縄の
負担を増やすだけです。なぜなら、沖縄に配備されるオスプレイの数が増えるか
らです」
・ 私にとって理解できないのは、尖閣諸島をめぐって日中が武力衝突し、アメ
リカが日本を助けてくれるという妄想を、多くの日本人、日本本土の人々が信じ
込んでいることです。
  最大の貿易相手国である中国と戦争になるなんて誰が信じますか?自分で自
分を破滅させたいのですか?
 アメリカが助けに来てくれる?
 米国は尖閣諸島の二つの岩礁を訓練場にしているくせに、尖閣諸島の領有問題
に対して高見の見物を決め込んでいます。最初から日本に味方する気はありませ
ん。
 日中対立はどちらに転んでもアメリカの利益になります。尖閣諸島問題で、反
日感情を強めた中国人は日本製品を買わなくなりました。その代わりアメリカ製
やドイツ製の製品を買うようになりました。日本は大損してアメリカは大もうけ
しました。
 その事実を多くの日本人は直視しようとしません。未だに、アメリカが助けて
くれるから、オスプレイは沖縄に配備しなければならない、と思い込んでいます。
・「なぜ、安倍首相は『主権回復の日』を祝ったのか。サンフランシスコ講和条
約調印以前の主権が無かった時代に公布・施行された日本国憲法は無効だという
メッセージだったのではないでしょうか」
・「在日アメリカ軍はNHK受信料を一円も払っていません。また、騒音公害裁判
で払うべき損害賠償金も払っていません」
・「西山事件でわかったように、日本には特定秘密保護法に類似する法はあります」
・「特定秘密保護法の次は、治安維持法が来るでしょう」
・「日米地位協定改定をすると、日本が困る状況にあります。
 日米地位協定はアメリカに優位な不平等条約です。
 日本は同じ事を自衛隊を送ったイラク・クエート・ジブチに対して行っていま
す。これらの国々と結んだ地位協定は、日本が優位なものです。
 もし、日米地位協定を双方が平等なものに改訂したら、同じ改訂をこれらの
国々としなければなりません。それが嫌だから、日米地位協定を改定しないのです。
・「戦争が始まると基地がある所は真っ先に攻撃されます。なぜハワイの真珠湾が
攻撃されたのでしょうか。なぜ、広島・長崎に原爆が投下されたのでしょうか。
軍事基地があり、軍需工場があったからです。
米軍基地がある沖縄は、戦争になればいの一番で攻撃されます」
・「在日アメリカ軍が中国に対する抑止力になるなら、尖閣諸島から中国の船は
すぐに出ていくはずです。でもそうなっていません。沖縄では『抑止力』のこと
を『ゆくし力』と言っています。『ゆくし』とは沖縄の言葉でウソという意味です」
・「特定秘密保護法は戦争への道を切り開きます。
 今の国会はブレーキを外した車に高出力のエンジンを付けてアクセル全開の状
態です。この法案が 成立したら、全てがお終いです」

■ 村井正昭弁護士
・「でも、秘密保護法を破壊活動防止法のように適用させない、という道はあり
ます。破防法反対の声は今の秘密保護法反対よりもはるかに大きなものでした。
それでも成立しました。しかし、適用されたのはオウム真理教だけです。それだ
け国民の反対の声を恐れていたからです。秘密保護法が成立したとしても、それ
を適用させない戦いをすることです」
・額賀福志郎議員に秘密保護法反対のFAXを集中させて下さい。
  FAX03ー3592ー0598
彼は秘密保護法案成立の重要人物です」

★ 前田 朗 さんから:
女たちのサバイバル作戦を読む
http://maeda-akira.blogspot.ch/2013/10/blog-post_26.html
上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
日時:10月29日(火)午後6時00分~
場所:天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920 
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣
問い合わせ先: ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

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★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第921日目報告☆

青柳行信です。10月27日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第921日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月26日迄3047名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
秘密保護法案が出されました。
とんでもない法案です。
なにが秘密かは 為政者が勝手に決める。
共謀、教唆、扇動 としてみんなに網をかける。
秘密にしたものは5年ごとに延長して ずーーと隠す。
まったく 日本を闇にしてしまいます。
そんなものができたら、原発をなくす運動でさえ、
押さえ込まれて、活動できなくなってしまうでしょう。
背後には、アメリカの影が見えます。
恐ろしいですね。放っておいてはいけませんね。
あんくるトム工房
ゾウの檻(オリ) http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2687

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆除染費を支払い拒否の東電は「無慚無愧にて果てぞせん」
    (左門 10・27-457)
※東電の鉄面皮・鉄の心臓の度合いは超一流だ。
国に(税金で)払わせて平然としている。
歴史上の「莫迦殿」の如し。
「慙愧」を辞書で引くと、「取り返しのつかない事をしたと強く悔やむと共に、
自ら愧じること」(新明快国語辞典)とある、
そのいずれも無いのを「無慚無愧」という。
親鸞さんは和讃で、
弥陀の本願がなければ私は「無慚無愧で果てたであろう」と告白しているのです。
東電に「慙愧に堪えない」という人の心があるだろうか?

★ 大原 さんから:
  <反原発デーのヴェスナの日に>
1998年と刻まれた、のぼり旗が揺れる。
「守ろう!豊かな島 命の海 上関原発絶対反対」
海の青にも空の青にも負けないその色は、祝島の原発反対の歴史を物語るように
深くなっていた。
それに比べ、のぼりを持つ彼らの頭にまかれた鉢巻きはおおむね真新しい。一体
何代目なのだろう。かけがえのない暮らしを守るため、闘わざるを得なくなって
31年も経つのだ。

昨日、山口市での「いのちの海を守れ!さようなら上関原発!10・26反原発デー
県民集会」では、とっくに失効していた上関原発建設予定地の公有水面埋立免許
を1年も先送りした県知事に対し、その即時失効を求める集会アピールが宣言さ
れた。

3月8日には山口市維新公園で、上関原発を心から止めたいと願う1万人が集まる
会をしよう。
その前の12月1日には、松山で伊方原発反対集会が。
11月10日には福岡舞鶴公園で、我々のお膝元・九電の原発に永遠の眠りに入って
もらう集会と目白押しだ。
  <ホームページHP http://bye-nukes.com>
集会だけではない。諦める前に、できることを考え抜こうと感じた秋の長州路
だった。

★ 「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称) から:
   第一回実行委員会開催
 皆様ご参加よろしくお願いします。

■日 時: 11月1日(金)18時~ 
■場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
  地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

■沖縄では、世界一危険と言われる普天間基地の閉鎖と返還、辺野古への移設計
画に反対する声が高まっています。沖縄県議会で初めて全会一致で「普天間基地
の県内移設反対」を決議したのに続き、「オスプレイ配備反対」の決議が採択さ
れました。今年1月、県議会議長をはじめ沖縄全市町村の代表150名が上京し
て、オスプレイ配備反対、普天間基地の県内移設断念を求める『建白書』を安倍
首相に手渡しました。

 しかし、政府は沖縄の総意を無視し続け、沖縄県に対し辺野古の海の埋め立て
申請(公有水面埋め立て申請)を行い、基地固定化をはかろうとしています。仲
井真県知事が埋め立て申請の可否を判断するのが年末から来年2月にかけてと言
われており、辺野古への移設計画は重大な局面を迎えています。

 稲嶺名護市長は記者会見を開き2期目への出馬を表明し、名護市への施設計画
については「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」との反対の意思を
表明しました。名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)が3カ月後に迫り、
その結果が、普天間基地の辺野古への移設計画に決定的な影響を与えることか
ら、辺野古のたたかいは最大の山場を迎えています。

現在、日本の国土の0.6%の沖縄県に在日米軍基地の74%が集中していま
す。そのほとんどが沖縄本島に存在し、沖縄本島面積の18.4%を占めていま
す。復帰後、米軍機の墜
落事故は45件、米軍による婦女暴行や住居侵入などの犯罪被害は5,700件
起きています。去る8月5日には米軍ヘリが墜落事故を起こすなど、沖縄県民の
暮らしと安全を脅かしています。

 日米両政府は欠陥機と呼ばれるMV22オスプレイ全24機を普天間基地に配
備し飛行訓練を行っています。高江村ではオスプレイパッドの建設が強行され
6ヵ所のうち1ヵ所が完成しています。基地問題は沖縄だけの問題ではありませ
ん。全国に展開されるオスプレイ訓練や在日米軍基地問題など日本の平和と安全
をめぐる私たち福岡県民にとっても黙過できない問題となっています。

 私たちは辺野古への「新基地建設」を断念させ、普天間基地の無条件撤去を実
現するためには、沖縄県民の基地撤去をめぐるたたかいに連帯して、全国各地で
運動を広げ世論を高めることが必要であると考えています。

普天間基地の辺野古への移設計画をめぐる緊迫した情勢のもとで、本集会を多く
の県民の参加で成功させ、辺野古への「新基地建設」断念、米軍基地撤去の声を
大きく広げていきま
しょう。

■ <沖縄辺野古への「新基地建設」断念、米軍基地撤去の声を大きく広げ「12.18
沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)を成功させましょう。>

■開催日時と会場と企画(案)
(1)日時: 12月18日(水)18時30分~20時30分
(2)会場: 福岡市立中央市民センターホール
     福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel:091-714-5521
     地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

(3)企画(案)(みなさんからの提案・アイデアをよろしくお願いします。)
   ①文化企画:会沢 芽美(あいざわ めみ)さんの「語りとうたごえ・辺野古
    の闘いを伝える『命の海の話』」
   ②仲本興真さん(ヤンバル統一連代表)
   ③集会アピール・その他
    ※演者は山田吉勝さん(ヤンバル統一連)などに相談する。
(4)集会規模:300名~500名。
(5)正式集会名称を第一回実行委員会で検討。
(6) 参加費:無料。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日未明の地震での津波は無事にやり過ごしたようです。実は、東北では毎日の
ように次のような地震速報がニュースにあります。今でも頻繁に地震が起きてい
るのです。
これは今朝の未明です。
1.「宮城、福島で震度3」時事通信10/2700:03
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102700002
記事「・・・・26日午後11時36分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があ
り、同県岩沼市、福島県田村市などで震度3の揺れを観測した。気象庁による
と、震源の深さは約60キロ、地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定さ
れる。主な各地の震度は次の通り。・・・震度3=宮城県岩沼市、福島県田村
市、伊達市・・・・・・・・」
昨日の地震について次のような記事があります。
1’.「未明の福島沖地震…懸念された「アウターライズ型」」産経新聞 10月26
日(土)11時47分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000532-san-soci
福島県沖で26日未明に起きた地震について気象庁は、日本海溝の東側を震源と
するアウターライズ(海溝外縁部)型と呼ばれるタイプだったと発表した。東日
本大震災で誘発が懸念されていた余震の一つで、巨大地震の影響が現在も続いて
いることを示した。」
次の記事は、その図解です、
1”.「M7・1地震はアウターライズ型、大津波危険も」読売新聞 10月26日
(土)13時22分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000527-yom-sci.view-000

さて、福島第一の現場は、台風も去って、どうなっているか、
2.「タンク群せき2カ所で排水=東京電力福島第1原発 」時事通信10/2611:04
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600137
記事全文「東京電力は26日、緊急時の措置として、福島第1原発の放射能汚染
水を貯蔵するタンク群を囲むせき2カ所で、たまった水を外部に直接排出したと
発表した。台風27号の接近に伴う降雨が、原子力規制委員会の認めた緊急対応
を取れる状況に当たると判断した。東電によると、排水した2カ所のせきは4号
機原子炉建屋から南側と南西側にある。いずれも、せき内の水を排出できる暫定
基準値である放射性物質濃度を下回っていたという。」
2’.「福島第1 2号機雨水注入400トン 3号機建屋でも始まる」河北新
報(10/26 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t63027.htm
記事「・・・・福島第1原発の雨水問題で、東京電力が2号機タービン建屋に注
入したタンクのせきの雨水量は約400トンに上ることが分かった。同社が25
日、明らかにした。・・・・東電は同日、3号機タービン建屋への雨水注入も始
めた。・・・・・・・」
規制委に対して、
3.「ふらつく規制委=放射能低減装置や排水手順-汚染水対策、一貫性欠く」
時事通信10/2615:38
記事全文「東京電力福島第1原発での放射能汚染水トラブルが後を絶たない中、
作業を監視する立場の原子力規制委員会の姿勢もふらついている。汚染水から放
射性物質を減らす装置『ALPS(アルプス)』の稼働や、汚染水の貯蔵タンク
群を囲むせきにたまった水の排水手順などで一貫性のない対応が相次いでいる。」
・・・・“基準以内”であれば流しても良い、と考えている田中委員長の認識の反
映でしょう。
この記事敷地の図解入りです。
3’.「規制委 地下貯水槽利用を容認/排水手順『東電が守れる範囲で』」 し
んぶん赤旗[2013.10.26]
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-26/2013102615_02_1.html
記事「東京電力が福島第1原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)でたまった放射
性物質を含む水を地下貯水槽に移送するとしていることに、原子力規制委員会は
何ら問題にせず容認する姿勢であることが25日、明らかになりまし
た。・・・・・・2時間の会合は、手順をめぐる議論に終始し、問題が多い放射
性物質を含む水を地下貯水槽に移す問題は一切、話されませんでし
た。・・・・・・・・・」
・・・・・会合の内容を伝えています。

その規制委は、
4.「伊方3号機を現地調査=安全審査で規制委-愛媛」時事通信10/2617:40
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600224
記事「原子力規制委員会は26日、原発再稼働の前提となる安全審査を受けてい
る四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)を現地調査した。調査団の更田豊志
委員は終了後、『非常に良い印象を受けた。万一の事故に真剣に向き合う姿勢が
見られた』と評価した。九州電の川内、玄海原発と並んで再稼働に向けた準備が
進んでいるとし、『重大事故対処設備については先頭集団にいると考えていい』
と述べた。・・・・・・・・・」
・・・・・こまったコメントです。

政府は、
5.「島サミットの福島開催決定=海洋紛争を平和的解決-議長総括 」時事通
信10/2617:30
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600161
記事「日本と太平洋島しょ国・地域が共通の課題を話し合う「太平洋・島サミッ
ト」の閣僚会合が26日、外務省飯倉公館で開かれ、次回の首脳会合を2015
年5月に福島県いわき市で開催することを決めた。・・・・・共同議長を務めた
岸田文雄外相はこの後、記者団に、次回サミットの福島開催について『東日本大
震災からのわが国の復興を目の当たりにしていただくいい機会になる』と指摘。
日本政府としては、東京電力福島第1原発事故や汚染水漏れの影響封じ込めを国
際社会にアピール、風評被害払拭(ふっしょく)につなげたい考えだ。」
・・・・・・2015年、まだ先の見えない人が多数いるのにこんなことばかりに福
島を使う。
こちらも、
6.「福島物産展を継続開催=企業にも協力要請-経産省 」時事通信10/2604:13
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600045
経済産業省は、中央省庁の庁舎が集まる東京・霞が関で、福島県産のコメや野
菜、果物などの特産品を直売する物産展を継続的に開催する方針を固めた。経済
団体を通じて企業にも福島産品を積極的に取り扱うよう要請した。東京電力福島
第1原発事故による風評被害で福島産品の価格が依然低迷しているため、消費者
に安全性をアピールしたい考えだ。」

与党は、
7.「中間貯蔵施設に国費建設案 自民党、原発汚染廃棄物で」共同通信 (10
月26日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8507.html
記事「・・・福島第1原発事故後、除染などで発生した福島県内の汚染廃棄物を
保管する中間貯蔵施設の建設・管理をめぐり、国費で負担する案が26日までに
自民党内で浮上した。経営再建に向け、東電負担を軽減する狙い。来年度予算編
成も念頭に働きかけを強める。ただ除染や中間貯蔵の費用は東電が支払うと規定
した放射性物質汚染対処特措法の改正が必要になるため、政府内には慎重な意見
もある。・・・・・・・・」

被災地フクシマ、
8.「『解除後1年』で大筋合意 避難区域の精神的賠償」福島民友新聞 10月26
日(土)13時23分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00010008-minyu-l07
記事「・・・・・・原則として解除後1年間で打ち切る方向で大筋合意した。避
難指示を解除する時点で住民と政府の間で十分な協議が行われることを前提に、
1年間の準備期間により生活環境は整うと判断した。地域や避難の状況に応じて
賠償期間を見直したり個別に例外を認める道も残す方針だが、原発事故が収束し
ない中で1年間とする根拠や例外の判断基準が避難住民側からは不透明で、反発
は必至だ。・・・・解除後に賠償を打ち切るまでの期間を「1年」とした根拠に
ついて、〈1〉避難指示解除は政府と住民の協議で決まるため、事前に予想が可
能〈2〉学校や仕事上の節目に合わせて帰還することもできる〈3〉一般的に住宅
の修繕期間として十分―などを挙げた。」
8’.「首長から不満相次ぐ 精神的賠償支払い期間で」福島民報 (10/26 17:15)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102611738
記事「・・・・・・・・避難区域がある市町村の首長からは不満や要望が相次い
だ。・・・・県内では住宅改修の業者が不足しており、楢葉町の松本幸英町長は
「原発事故から2年7カ月が過ぎ、家屋の損傷やネズミなどの被害は想像以上。
わずか1年では自宅を元通りにして帰還するための余裕がない」と指摘した。双
葉町の伊沢史朗町長は「町の実情をよく把握し、被害実態に沿った賠償指針の検
討をお願いしたい」とコメントした。・・・・・行政と地元住民の合意が前提と
なっている避難指示解除時期の決定に影響する可能性もある。・・・・・・・」
・・・・・・最終的には、切捨てをねらっている。
9.「再除染基準の明確化要求=避難指示解除へ要望書案-福島・田村
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013102600286
福島第1原発から20キロ圏内の福島県田村市都路地区の住民代表者らが、避難
指示の解除に向け、再除染の実施基準の明確化などの要求を盛り込んだ政府への
要望書案を取りまとめたことが26日、分かった。住民の了承を得られれば、
11月中にも政府へ提出する方針。・・・・政府は、宅地などの除染完了を受
け、今月14日の住民との意見交換会で11月1日の避難指示解除を提示した
が、住民の反発を受け解除時期を来春に延期。22日には同地区住民121世帯
に、8月に始まった帰還準備のための長期特例宿泊の延長を通知してい
た。・・・・関係者によると、要望書案では、宅地や山林を再除染する放射線量
基準の提示や、避難指示解除後の賠償継続期間の明確化、飲料水の放射性物質検
査の継続な
どを要求する。避難指示解除の時期は明記せず、来年2月末までに改めて住民説
明会を開催し、回答するよう求めている。」
その田村市で、
9’.「震災復興紹介で、シンポ=住民の帰還意識向上-福島県田村市」時事通
信10/2617:58
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600228
記事・・・・・福島第1原発から20キロ圏内の福島県田村市都路地区の住民を
対象に、震災復興の取り組みを紹介するシンポジウムが26日、市内で開催され
た。住民の帰還意識を高めることを目的に、被災地で生活支援を行うNPO法人
が企画した。・・シンポジウムには同地区住民ら約160人が参加。20キロ圏
内で初めて出荷用のコメを収穫した坪井久夫さん(63)らが講演
し、・・・・・・講演を聞いた都路地区の無職宗像勝男さん(68)は『復興を
担うのは住民だと感じたので、頑張っていきたい』と話した。」
10.「震災がれき炉で除染廃棄物焼却 相馬市、来年1月から」河北新報
(10/26 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t63012.htm
記事「福島県相馬市は来年1月、市内で出た福島第1原発事故の除染廃棄物の焼
却処分を、同市光陽の国の震災がれき仮設焼却炉で始める。試験焼却で安全が確
認されたと判断した。処分対象は山間部の住宅、農地の除染で出た枝葉や牧草な
ど約7500トンで、震災がれきと一緒に燃やす。・・・・・・・排ガスから放
射性セシウムが出たら運転を中止する。・・・・試験焼却は今月9~12日に実
施した。除染で出た枝葉100トンを震災がれきに混ぜて焼却し、排ガスからセ
シウムが検出されなかった。」
11.「会津若松への県外校修学旅行 原発事故前の4割超す」河北新報 
(2013/10/25)
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131025_02.htm
記事「福島県会津若松市に福島県外から修学旅行で訪れた小中学校が、4~9月
の半年間で361校に上ったことが市のまとめで分かった。福島第1原発事故で
一時落ち込んだが、事故前の2010年度1年間(841校)の42.9%に回
復した。・・・同市に修学旅行で訪れた県外校は、原発事故のあった11年度に
100校に減った。12年度は210校と増加に転じ、本年度も回復傾向を加速
させた。・・・・・・・・・・」
12.「県議会米国視察(5・おわり) 【TMI原発・施設内/外観】 廃
炉・除染関係、エネルギー政策 視察成果、本県に生かす」福島民報
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8467.html
13.「26日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値」福島民報10月27日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。

宮城県、
14.「汚染稲わら行き場なく 一時保管期限、無期限延長へ 登米」河北新報
(10/26 09:20)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t13041.htm
記事「・・・・福島第1原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む汚染稲わ
らについて、宮城県登米市迫町新田の十五丸地区で25日、一時保管の開始から
市が当初の期限とした丸2年がたった。稲わらなど指定廃棄物の最終処分場建設
に向けた国の作業が遅れ、期限を設けないまま保管が続く。『延長やむなし』と
する住民の間からも、処分場の早期建設を求める声が上がっている。・・・・登
米市では市内24カ所で計2235トンの汚染稲わらを指定廃棄物として一時保
管している。十五丸地区を皮切りに、来年10月10日までの間に各保管場所で
順次、保管開始から2年を迎える。市は24カ所すべてで保管期限を延長する方
針だ。」
15.「除染違法派遣 2業者を書類送検 職安法違反の疑い」河北新報 
(2013/10/26)
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131026_03.htm
記事「・・・福島第1原発事故に伴う除染作業員の違法派遣事件で、宮城県警暴
力団対策課と仙台南署は25日、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)の疑
いで、岩沼市の土木工事会社と同県大河原町の建設会社の2社を書類送検し
た。・・・・・・・・土木工事会社の送検容疑は国の許可を得ないで3月
7~30日に計95回、除染事業の2次下請け業者で林容疑者が勤める建設会社
に男性労働者6人を派遣した疑い。建設会社は福島市小倉寺の除染現場で派遣さ
れた6人を働かせた疑い。・・・・・・・」

秋田県、
16.「東電に2億2600万円3回目の賠償請求 秋田県など」河北新報
(2013/10/26)
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131026_01.htm
記事「秋田県と県内15市町村などは25日、東京電力福島第1原発事故で必要
になった放射性物質の調査、農畜産業の支援などの費用約2億2600万円の賠
償を東電に請求した。請求は3回目。・・・請求対象は2012年度分が大半
で、ことし4月分以降の費用を請求するかどうかは検討中。これまでの請求額は
計約4億2100万円だが、支払われたのは約3370万円にとどまっている。」
・・・・・請求額の一割も支払われていない。

電力会社、
17.「中部電力、29日にも値上げ申請=5~10%、来年4月計画」時事通
信10/2600:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102501085
記事「中部電力は25日、家庭向け電気料金の値上げについて、政府への認可申
請を今月29日にも行う方針を固めた。政府認可を必要としない企業向けと合わ
せ、2014年4月から実施したい考え。家庭向け、企業向けの値上げ幅は平均
5~10%とする方向で調整している。来年に実施されれば第2次石油危機後の
1980年以来34年ぶりの本格的な値上げとなる。・・・・・・・・・・・・」

18.【金曜日の声 官邸前】 原発も隠蔽怖い」東京新聞10月26日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kinyoubinokoe/list/CK2013102602000110.html
記事「・・・・首相官邸前では25日夜、原発再稼働への抗議活動の後、特定秘
密保護法案にも反対する人々が声を上げた。・・・・・・東京都杉並区の会社員
 木村亮さん(28) 特定秘密保護法案は、表現の自由という民主主義にとっ
て最も大切な価値を真っ向から否定する法案で反対だ。国会は自民と公明が多数
で厳しい状況だが、できる限り反対の声を上げたい。・・・東京都北区の自営業
 松田青子(せいこ)さん(50) 原発問題で政府や東電は国民が知りたい真
実を隠してきた。さらに隠蔽(いんぺい)を正当化し、真実を暴こうとする人を
犯罪者にする特定秘密保護法案は恐ろしい。通すわけにはいかない。・・・・・
東京都練馬区の事務員 鈴木順子(よりこ)さん(45) 原発問題も片付
いていないのに特定秘密保護法ができると情報が出てこなくな
る。・・・・・・・・・」
18’.「放射能で海を汚すな 雨の首相官邸前抗議行動」しんぶん赤旗10月26日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-26/2013102615_01_1.html
記事「首都圏反原発連合(反原連)は25日、雨のなか原発に反対する首相官邸
前抗議行動を行いました。福島第1原発では、放射能汚染水の流出や放出が相次
ぐという非常事態が続いています。・・・・この日は、台風接近のため官邸前の
抗議エリアのみで行動しました。カッパや傘の参加者たち1100人(主催者発
表)が、『汚染水 海にすてるな』などのプラカードを掲げ、『汚染をとめろ』
『原発いらない』『再稼働反対』と声をあげました。・・・・・・」

参考記事
19.「(核リポート)最果ての地の廃炉業者」朝日デジタル10月25日20時46分
⇒http://www.asahi.com/articles/OSK201310250070.html
記事「英国本土グレートブリテン島の最北端に、サーソーという人口1万足らず
の町がある。大西洋に面した小さな港が近くにあり、ノルウェーに向かうフェ
リーが夏の間だけ出港する。首都ロンドンからは1千キロ以上。まさに最果ての
地だ。・・・ここに「JGC」という企業があり、廃炉を専門としていると知っ
たのは、英国貿易投資総省が今年発行したパンフレットからだった。廃炉作業に
かかわる英国内の企業65社の活動を紹介するなかで、JGC社についても触れ
ていた。・・・・・・・・・・・・・」

20.「【伊方から探る?地域と原発】(下) 廃炉時代、刻々と近づく」西日本
10月26日 08時51分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26024/1/
記事「広々とした敷地に雑草が茂る。往時の面影はもう見当たらな
い。・・・・・・愛媛県伊方町の民宿「大瀧荘」は昨年末、約35年の歴史を静
かに閉じた。四国電力伊方原発の定期検査や工事で町に長く滞在する作業者が寝
泊まりする、いわゆる『定検宿』。50人超が一度に寝泊まりでき、町内にある
十数軒では最大規模だった。2階建ての建物は6月に解体され
た。・・・・・・・・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、5.と7.の類似の記事、
今朝も紙面はこれだけですが、
18.の記事にある「秘密保護法」に関する記事が二つあります、
25面福岡欄、
21.「特定秘密保護法案で講演会『知る権利』侵害訴え 県弁護士会」
・・・・・・近藤弁護士が話した、と。
31面社会欄、
22.「民主主義が空洞化 沖縄密約報道で逮捕の西山さん 秘密保護法に警鐘」
・・・・・有罪にされてしまった元毎日新聞の記者だった西山さんのこの事件、
1972年頃のこと、若い人は知らないでしょうね、いま北九州の小倉北区に在住だ
そうです。

★ 坂井貴司 さんから:
<秘密保護法は恐ろしい> 
 作日(10月26日)、福岡裁判所敷地内にある福岡県弁護士会館で、
 シンポジウム
「秘密保護法で社会はどう変わるのか?ー外交・防衛の決定権限のゆくえー」
http://www.fben.jp/whatsnew/2013/09/post_318.html
がありました。
 出席した友人がメールで送ってきた報告です。
200人入る会場は満席だったそうです。。

(ここから)
■ 近藤恭典弁護士
・「秘密保護法は国会議員の国政調査権を剥奪する」、「特定秘密を扱う人の個
人情報は全て調べられる。本人だけでなく家族や親戚、友人までも聞き取りをさ
れる。思想も調べられる。出世したいなら、危険思想を持たないことが求められる」
・「特定秘密保護法案を、自民、公明党は何が何でも成立させようとしているわ
けではありません。法案成立に消極的な議員はいます。そこで戦う余地はあります。

■ 前泊博盛沖縄国際大学教授
・「秘密保護法が成立すると私はここで講演するすることはできなきくなります」
・「太平洋戦争中、沖縄の新聞記者が、特別高等警察に逮捕された。一切理由は
言わなかった。しばらくして釈放された。考えてみると、どうも床屋で東條首相
について軽口を叩いたことを、監視していた特高警察に聞きつけられたらしいと
い結論に達した」
・「秘密保護法が成立する前に、私が書いた日米地位協定の本を買って下さい。
発禁処分されますので(爆)
・「情報公開法ができると、マル秘スタンプを押した文書が二万件から五万件に
増えました」
・「極秘、マル秘のスタンプが押された国家機密文書の99パーセントは、役所が
ヘマをしたり、国民に害を与えることがバレたくないものです」
・「東京オリンピックを誘致できたので、福島第一原発の汚染水はコントロール
できている、と日本国民はしているのではないでしょうか」
・「日本国民は、護られるべき国民と、犠牲にしても構わない国民に分けられます。
米軍基地問題と原発はここで共通しています。沖縄と福島です。
 福島を犠牲にすることで東京などが原発の電気を供給されます。沖縄を犠牲に
することで、日本本土は安全を保障されます」
・「日本の大学で教えている中国人の教員が、日本国内でインターネットを使っ
て中国政府の政策情報を見て研究し、論文を書きました。中国に帰国したら、国
家機密を入手したと逮捕されました。秘密保護法が成立したら、同じ事が日本で
起こります」
・「復帰前の沖縄では月40件以上の犯罪とそれ以上のレイプ事件が米兵によって
起こされていました。それらは、沖縄でも本土でも報道されませんでした。
 告発して明るみにしたのは、アメリカのジャーナリスト、フランク・ギブニー
さんでした。『忘れられた島沖縄』というルポを出版しました。それを読んだア
メリカのキリスト教関係者が、人道問題だと騒ぎ始めました。アメリカのマスコ
ミが注目し始めました。それで日本本土のマスコミが報じるようになりました」
・「沖縄の軽減負担と言って本土でオスプレイ訓練をしています。これは沖縄の
負担を増やすだけです。なぜなら、沖縄に配備されるオスプレイの数が増えるか
らです」
・ 私にとって理解できないのは、尖閣諸島をめぐって日中が武力衝突し、アメ
リカが日本を助けてくれるという妄想を、多くの日本人、日本本土の人々が信じ
込んでいることです。
  最大の貿易相手国である中国と戦争になるなんて誰が信じますか?自分で自
分を破滅させたいのですか?
 アメリカが助けに来てくれる?
 米国は尖閣諸島の二つの岩礁を訓練場にしているくせに、尖閣諸島の領有問題
に対して高見の見物を決め込んでいます。最初から日本に味方する気はありませ
ん。
 日中対立はどちらに転んでもアメリカの利益になります。尖閣諸島問題で、反
日感情を強めた中国人は日本製品を買わなくなりました。その代わりアメリカ製
やドイツ製の製品を買うようになりました。日本は大損してアメリカは大もうけ
しました。
 その事実を多くの日本人は直視しようとしません。未だに、アメリカが助けて
くれるから、オスプレイは沖縄に配備しなければならない、と思い込んでいます。
・「なぜ、安倍首相は『主権回復の日』を祝ったのか。サンフランシスコ講和条
約調印以前の主権が無かった時代に公布・施行された日本国憲法は無効だという
メッセージだったのではないでしょうか」
・「在日アメリカ軍はNHK受信料を一円も払っていません。また、騒音公害裁判
で払うべき損害賠償金も払っていません」
・「西山事件でわかったように、日本には特定秘密保護法に類似する法はあります」
・「特定秘密保護法の次は、治安維持法が来るでしょう」
・「日米地位協定改定をすると、日本が困る状況にあります。
 日米地位協定はアメリカに優位な不平等条約です。
 日本は同じ事を自衛隊を送ったイラク・クエート・ジブチに対して行っていま
す。これらの国々と結んだ地位協定は、日本が優位なものです。
 もし、日米地位協定を双方が平等なものに改訂したら、同じ改訂をこれらの
国々としなければなりません。それが嫌だから、日米地位協定を改定しないのです。
・「戦争が始まると基地がある所は真っ先に攻撃されます。なぜハワイの真珠湾が
攻撃されたのでしょうか。なぜ、広島・長崎に原爆が投下されたのでしょうか。
軍事基地があり、軍需工場があったからです。
米軍基地がある沖縄は、戦争になればいの一番で攻撃されます」
・「在日アメリカ軍が中国に対する抑止力になるなら、尖閣諸島から中国の船は
すぐに出ていくはずです。でもそうなっていません。沖縄では『抑止力』のこと
を『ゆくし力』と言っています。『ゆくし』とは沖縄の言葉でウソという意味です」
・「特定秘密保護法は戦争への道を切り開きます。
 今の国会はブレーキを外した車に高出力のエンジンを付けてアクセル全開の状
態です。この法案が 成立したら、全てがお終いです」

■ 村井正昭弁護士
・「でも、秘密保護法を破壊活動防止法のように適用させない、という道はあり
ます。破防法反対の声は今の秘密保護法反対よりもはるかに大きなものでした。
それでも成立しました。しかし、適用されたのはオウム真理教だけです。それだ
け国民の反対の声を恐れていたからです。秘密保護法が成立したとしても、それ
を適用させない戦いをすることです」
・額賀福志郎議員に秘密保護法反対のFAXを集中させて下さい。
  FAX03ー3592ー0598
彼は秘密保護法案成立の重要人物です」

★ 前田 朗 さんから:
女たちのサバイバル作戦を読む
http://maeda-akira.blogspot.ch/2013/10/blog-post_26.html
上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
日時:10月29日(火)午後6時00分~
場所:天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920 
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣
問い合わせ先: ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
   第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時~ 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
   福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
    TEL092-483-0431 
    地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信 石川捷治 石村善治 西表 宏 緒方 満 岡本茂樹
  酒井嘉子 末永節子 ハンナ&マイケル 前海満広 三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第920日目報告☆

青柳行信です。10月26日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第920日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月25日迄3047名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月25日5名。 
アスカ銀次 阿部正之 匿名者3名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
風は時おり、強い風が吹きましたが、
雨は 福岡はたいしたことなかったので一安心です。
ニュースでNHKの経営委員の人選を聞きましたが、安倍氏のコネクションとのこと。
公共のものですから公募するべきではないでしょうか。
大企業の会長や 顧問を据えたのでは、マスメディアの基本精神が死んでしまい
ます。
あんくるトム工房
NHK ますます政府寄り http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2686

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆CO2に放射性元素の付着して水で洗えぬ憂き世となりぬ
    (左門 10・26-456)
※「洗う」ということがどんなに大切なことか、
「水に流す」ことも世間知の一つであったが、
終に人類は水まで汚染し続けている。
「流す」と言えないので「排水」「漏水」と言葉を濁しているだけだ。
キール海洋研究所のシュミレーション(既報)を政府は重大に受け止めよ!

★ 永井宏幸(社会につながるアカデミックカフェ) さんから:
青柳様
27日(日)に福岡市東区で原発技術者の講演記録のDVDを上映を行います.
みなさまご参加よろしくお願いします。

10月27日(日):2時30分~4時30分
平井憲夫(故)さんの講演「ここが危ない日本の原発」のDVD上映

場所:みゆき通り商店街みゆきビル2階「コミュニティー ギャラリー」
福岡市東区千早5丁目14-30
入場無料 30席 予約優先

平井憲夫さんは,福島第一、第二、浜岡、敦賀、東海などの原発の建設や定期検
査で配管工事を20年以上監督してきた1級プラント配管技能士です。1988年に,
監督下の労働者の被曝事故をきっかけに自分の仕事に疑問を持つようになり,原
発の実態を国民に知ってもらう活動を始めました.

上映するDVDは法律家を志望して伊藤塾に集まった若者に平井さんが講演したと
きのものです.伊藤塾の御好意により,アカデミックカフェで上映することが可
能になりました.
この講演が行われたのは1996年10月ですが,翌年1月に平井さんは58歳で亡く
なっています.この講演を「平井憲夫さんの遺言」というひともいます.
近くのお住まいの方,どうぞ気軽にご参加ください.

ポスターをホームページに置いてありますのでご利用ください。
HP: http://academic-cafe.blogspot.com/
世話人 永井宏幸
予約メール nagai.koko@gmail.com
予約・問合せ電話 090-5932-9234

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
先ほど、次のようなニュースが流れました。福島沖でM7.1とのこと、地震と
津波が再び今の福島第一を襲ったら、と思うとぞっとします。
1.「東北・関東5県に津波注意報=福島など到達か-気象庁」時事通信10/2603:11
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013102600027
記事「気象庁によると、26日午前2時10分ごろ、東北、関東地方で震度4の
揺れを観測した。同庁は岩手、宮城、福島、茨城各県と千葉県九十九里・外房に
津波注意報を出した。最大1メートル程度の津波が予想され、午前3時前には第
1波が5県に到達したとみられる。東京電力によると、福島第1原発の放射能を
測定するモニタリングポストの値に異常はないという。・・・・・・・・・・」
1’.「福島・宮城・岩手に津波=最大40センチ、原発異常なし-東北・関東
で震度4」時事通信10/26-04:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102600027
記事「・・・・・・・・・4時5分、5県の津波注意報を解除した。・・・・東
京電力によると、福島第1、第2原発の放射能を測定するモニタリングポストの
値に異常はないという。福島第1原発で夜間作業を続けていた作業員2人は、免
震重要棟などのある高台に避難した。・・・・・」
こちら、台風のほうも心配です。
2つの台風は、日本列島を避けて東側の北上していくようですが影響はどうで
しょう。
2.「台風27号、26日朝にも激しい雨 東日本に厳重警戒」朝日新聞デジタ
ル 10月25日(金)19時21分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-00000039-asahi-soci

さて、それでは今朝も福島第一の記事からはじめます。
3.「海近くの排水溝で最高値=2500ベクレル検出-福島第1」時事通信
10/2512:58
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500496
記事「・・・・・25日、福島第1原発港湾外の外洋につながっている排水溝
の、海から150メートルの地点で24日採取した水から、ストロンチウムなど
ベータ線を出す放射性物質が過去最高の1リットル当たり2500ベクレル検出
されたと発表した。・・東電は『周辺の汚染土が大雨で流入したことも考えられ
る』と説明している。水は直接外洋に流れ出ている可能性があるという。」
3’.「福島第1、台風対策急ぐ=タンクのせき、水位低下-東電」時事通信
10/2521:50
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102501046
記事「・・・福島第1原発の汚染水貯蔵タンクを囲うせきから放射性物質を含む
水があふれ出た問題で、東電は25日、台風27号の接近に備え、これまでの雨
でたまったせき内の水を移送し、水位を下げる作業を急いだ。23あるタンク群
のうち、2カ所を除き、せき内の水位は20センチ(せきの高さは30センチ)
未満になったという。」
3”.「規制委、直接排水を追認 福島第一台風対策」東京新聞10月25日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102502100003.html
記事「・・・・・雨水用タンクのほか、過去に水漏れを起こしたのと同タイプの
貯水池三つが移送先に加わったが、漏れの心配がある池に、いつまでも入れてお
けない。・・・・・2、3号機のタービン建屋地下に移送し、高濃度汚染水と混
ぜて処理することになっているが、建屋地下も残り容量が少なくなっている。」
・・・・・少し長い解説的記事、現地の図入りです。

政府は、
4.「汚染水「完全にブロック」=政府答弁書 」時事通信10/2511:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500339
記事「・・・・・政府は25日の閣議で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れに
ついて「放射性物質の影響は港湾内の0.3平方キロメートルに完全にブロック
され、全体として状況はコントロールされている」とする答弁書を決定し
た。・・・・・・この根拠について、答弁書は『発電所の港湾外の海水の放射線
モニタリングの結果によれば、放射性物質の濃度は検出できないほど低いか、基
準濃度をはるかに下回っている』と説明した。」
・・・・・根拠の言い回し、やはり、詭弁です。
5.「原発30キロ圏のおにぎり試食=安倍首相」時事通信10/2516:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500699
記事「・・・・・・首相は25日、首相官邸で福島県広野町の山田基星町長か
ら、同町産の新米を贈られた。同町は東京電力福島第1原発の30キロ圏内に位
置し、事故以来、ほとんどの農家で作付けを中断していた。・・・・・・風評被
害の払拭(ふっしょく)に向け『福島のお米はおいしい、安全に問題はないと発
信していきたい』と語った。」

6.「原発輸出、EPAで進展確認=安倍首相、28日からトルコ再訪」時事通
信 10/2518:20
記事全文「菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、安倍晋三首相が
28~30日の日程でトルコを訪問し、エルドアン首相と会談すると発表した。
首脳会談では、トルコへの原発輸出に向けた調整の進展を確認するとともに、日
トルコ経済連携協定(EPA)交渉入りに向けた協議の加速化で一致する見通し。」
・・・・・・福島第一の見通しも全くたたないことがますますはっきりする中
で、日本政府の対応が問題だが、受け入れる側もおかしい

7.「779件の技術提案=汚染水対策」時事通信10/2516:37
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500728
ッ記事「・・・・福島第1原発の放射能汚染水対策をめぐり、「国際廃炉研究開
発機構」が実施した技術提案の募集に対し、779件の応募があった。電力各社
や原発メーカーなどが発足させた技術研究組合の同機構が25日、政府の汚染水
処理対策委員会に報告した。・・・・技術募集は『港湾内の海水浄化』や『地下
水の挙動把握』など6分野にわたって、9月下旬から今月23日まで実施した。
約3割が海外からの提案で、特に困難とされる放射性トリチウム処理の関連技術
には182件の応募があった。汚染水対策委はこれらの技術の実効性を検証した
上で、採用可能なものは年内に取りまとめる対策の全体像に盛り込む。」
 
8.「震災がれき、85%処理=環境省 」時事通信10/2511:10
記事全文「環境省は25日、東日本大震災で発生した岩手、宮城、福島(東京電
力福島第1原発周辺を除く)3県のがれき1605万トンのうち、9月末時点で
1372万トンを処理したと発表した。処理率は前月末時点から3ポイント上昇
し85%となった。3県別では、岩手82%、宮城91%、福島58%だっ
た。・・・・津波で海岸などにたまった土砂などの堆積物1037万トンについ
ては、69%に当たる720万トンを処理した。」

使用済み核燃料問題の解説的記事、
9.「原発使用済み核燃料 中間貯蔵の明確化を」河北新報10月25日
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20131025_01.htm
記事「年内策定へ佳境に入った国のエネルギー基本計画の議論で、使用済み核燃
料の中間貯蔵の明確な位置付けを求める声が出ている。背景には、原発に使用済
み燃料を留め置かれる立地地域の不安がある。国は対策を協議する場を設ける方
針だが、相手となる都道府県側の反応は鈍い。・・・・・・青森県は全国の使用
済み燃料を六ケ所村で受け入れている。再処理までの一時貯蔵だが、国は本年
度、使用済み燃料の直接処分の研究開発に着手。先行きは不透明だ。(青森)県
は『協議会の論点が分からないが、再処理の前提が崩れれば、使用済み燃料を各
原発に返すだけだ』と強調する。」
・・・・各原発の保管容量等の表があり、玄海は容量超過まで3年とあります。

被災地をめぐって、
10.「原発慰謝料、1年継続=避難解除後も-紛争審」時事通信10/2513:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500094
記事「・・・・政府の原子力損害賠償紛争審査会は、・・・・・25日、国の避
難指示が出た区域の住民への精神的損害の慰謝料として支払う月10万円の賠償
を、避難指示解除後も原則1年間続ける方針で大筋一致した。・・・・・・現行
の賠償指針では、避難指示が解除されるまで、事故から最長6年間支払うと規定
されているが、その後については、方針が示されていなかった。このため、避難
指示解除後も病院などのインフラが整わない事態に備え、住民への生活支援を続
ける必要性が指摘されていた。」
・・・・・たかだか一年で元の生活は取り戻せない、これは原発保障打ち切りを
宣言するようなものです。
11.「見えぬ放射線、写真で表現=被災地の土などで感光、作品展-札幌」時
事通信10/2516:51
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102500737
記事「東京電力福島第1原発事故で周辺地域などに広がった放射能の影響を、目
に見える写真という形で表現したい。札幌市のフリーカメラマン野口隆史さん
(53)が、昨年12月から今年2月にかけて福島県の被災地で採取した土や落
ち葉などを利用し、放射線の「視覚化」に成功。芸術性も兼ね備えた作品13点
を札幌市のギャラリーで展示し、話題を呼んでいる。27日まで。東日本大震災
以降、たびたび福島県を訪れている野口さんは、セシウムなどから出る放射線に
フィルムを感光させる力があることに着目した。・・・・浪江町や飯舘村などの
被災地で撮影したフィルムを、現地で採取した土や落ち葉、木の実、コケ類と一
緒に密封。暗所で1カ月程度保存してから現像してみると、写真に放射線の影
響とみられる白い斑点や黄、青、緑などさまざまな色の感光の跡が現れた。札幌
市内で採取した土などでも試したが、変化はなかったという。・・・・・・・・」
12.「25日からモデル除染 環境省、双葉の帰還困難区域」福島民報(10/25
08:49)
記事全文「環境省は24日、双葉町の帰還困難区域で予定しているモデル除染を
25日に開始すると発表した。対象地域は双葉厚生病院一帯の2・4ヘクタール
と、ふたば幼稚園を含む2・6ヘクタール。建物や道路、生活圏から20メート
ル以内の森林を除染する。初日は同病院で実施する。年間積算線量が50ミリ
シーベルトを超える帰還困難区域のモデル除染は、1日に浪江町内で始まった。
同省は両町の線量低減の結果を年内にまとめ、高線量地域における効果的な除染
法の確立を目指す。」
・・・・福一直近、高い線量の下での被曝労働が前提・・・・・。

被災地フクシマ、
13.「25日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質検査結果(野菜・果
実)」福島民報10月26日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
14.「県議会米国視察(4) 【廃炉】 燃料取り出しに10年 作業高度な
技術が必要」福島民報 (10/25 11:24)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8464.html
記事「昭和54(1979)年に事故を起こした米国ペンシルベニア州のスリー
マイルアイランド(TMI)原発2号機では事故翌年から、溶けた燃料の取り出
しに向けた作業が行われた。道具や技術の開発、現場での除去作業に時間がかか
り、完了までに約10年を要した。 ・・・『東京電力福島第一原発は、さらに
長い時間が必要だろう』。・・・・・・・県原子力対策監を務める角山茂章氏
(69)=会津大理事長兼学長=は福島第一原発の廃炉に向け、関係機関が総力
を挙げて技術開発を急ぐべきだと主張する。『TMI原発事故とは要求される技
術レベルが異なる。現状では、間違いなく難航する』。」
15.「東電に初の賠償請求 楢葉町が税減収分など」福島民報 (10/25 11:30)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8465.html
記事「楢葉町は24日、東京電力福島第一原発事故に伴う平成22年度から24
年度までの税減収分など9億9909万5601円を東電に賠償請求した。同町
の行政賠償請求は初めて。・・・・・・松本町長は報道陣に『迅速な対応を求め
たい。町有財産など(これ以外にも)さまざまな項目を精査し追加請求する』な
どと語った。」
・・・・・原発直近自治体です。
関東圏、
16.「賠償、国が東電指導を 関東知事会、13項目の要望書」茨城新聞10月
25日
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13826214441806
記事「10都県が参加する関東地方知事会議(会長・阿部守一長野県知事)は24日、
東京・平河町の都道府県会館で定例会合を開いた。東京電力福島第1原発事故に
伴う損害賠償について、賠償金打ち切りが通知された風評被害の被害者などに対
し、東電が配慮を尽くすよう国に指導を求めることなど13項目の要望書をまとめ
た。11月中に各省庁に要望書を提出する。・・・・・・・・」

原発立地自治体、
17.「福井県が「廃炉・新電源対策室」 立地自治体で初」共同通信 (2013
年10月25日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8502.html
記事「全国最多の14基の原発を抱える福井県は25日、今後生じる原発の廃炉
問題に対応するため『廃炉・新電源対策室』を新設した。県によると、こうした
組織を自治体が設立するのは初めて。・・・・・廃炉に関する技術的な課題への
対応や廃炉関連のビジネスの育成、中間貯蔵施設の県外立地に向けた協議などを
担当する。福井県内では敦賀原発2号機が直下に活断層があると認定。廃炉とな
る公算が高まっているほか、商業炉8基が運転開始から30年を超え、うち3基
は40年を超えるなど高経年化が進んでいる。」
青森県、規制委、
18.「東通断層の結論は越年/規制委・島崎委員長代理」 【東奥日報】10月
25日(金)
⇒http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131025095949.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
記事「原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理が24日、原子力規制庁で東奥日報
社のインタビューに応じた。東北電力東通原発の敷地内破砕帯(断層)につい
て、個人的な意見と断った上で「活断層」との見解をあらためて強調する一方、
東通の断層は非常に珍しく分かりづらい-との認識も示した。最終的な断層調査
結果の取りまとめ時期は越年するとの見通しを示した。・・・・・・・・・・・・」
19.「東海第2、安全優先 ひたちなか、那珂、東海3首長、再稼働に慎重」茨
城新聞10月25日
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13826178866475
記事「ひたちなか青年会議所(JC)主催のフォーラム『那珂大地は一つ』が22日
夜、ひたちなか市勝田中央のひたちなか商工会議所会館で開かれた。本間源基ひ
たちなか市長、海野徹那珂市長、山田修東海村長によるパネル討論が行われ、日
本原子力発電東海第2原発の再稼働問題などについて、住民の安心安全を最優先
にすると強調、再稼働に慎重な姿勢を示した。・・・・・・・・・」

電力会社、
20.「『原発を重要電源に』と電事連 継続には増設必要と強調」共同通信 
(2013年10月25日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8504.html
記事「電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は25日の記者会見で、
12月にも策定される国のエネルギー基本計画に関して『原発を重要電源と位置
付けてほしい』と述べ、安定的なエネルギー供給には原発が必要と強調した。加
えて原発継続のためには『新増設や(既存の原子炉を新型炉に置き換える)リプ
レースが必要』と強調した。・・・・・・八木会長は『止まるプラントがあるの
で、新陳代謝がないと原発比率が下がっていく』と指摘した。」
21.「中部電、29日にも値上げ申請へ 家庭向け5%前後で調整 」東京新
聞(10月26日 02:00)
記事全文「中部電力が家庭向け電気料金の値上げを29日にも政府に申請する方
針であることが25日、分かった。値上げ幅は平均5%前後で最終調整している
とみられる。国の認可を必要としない企業向けは8~10%程度とする方向で検
討しており、いずれも来年4月からの実施を目指す。政府要請で2011年5月
に運転を停止した浜岡原発(静岡県御前崎市)の代わりに稼働する火力発電用の
燃料費などが負担となり、経営の健全化を図るには値上げが必要と判断した。」
(共同)

九州、
22.「佐賀県の17市町と九電が玄海原発連絡会の初会合」西日本10月26日
03時00分 更新
記事全文「九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の30キロ圏外にある佐賀県内の
17市町と九電は25日、佐賀市で原発の安全対策について意見交換する連絡会
を開いた。8月に結んだ安全協定に基づく開催で、九電が30キロ圏外の自治体
と原発について会合を持つのは初めて。・・・会合には県内20市町のうち、
30キロ圏内の玄海町、唐津市、伊万里市を除いた17市町の首長らが出席。九
電の鎮西正直副社長などに対し『異常事態の場合は担当部署に加え、首長に迅速
に連絡を』『安全対策が十分に機能するか念入りに確認して』と要望した。連絡
会は今後、情報共有の必要に応じて年1回以上開く。」

今届いた西日本新聞では、
1面に、
23。「九電 冬賞与見送りへ」
14面経済欄、
24.「再稼動を容認76% 『原発ゼロ目指す』47.5%」
・・・・九州主要企業へのアンケート結果ですが、ネットに公開されている記事
には原発部分の文がありません。詳細は紙面で確認してください。
38面社会欄、
25.「伊方から探る 地域と原発(下) 廃炉時代、刻々と近づく」
・・・今朝はネットに貼り出されていないようです。
今朝も紙面は以上です。

★ 木村(雅) さんから:
(11月の予定)
首相官邸「裏」からの抗議行動
11月も、反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸前抗議行動の時間帯に、
独自に首相官邸「裏」から行動します。
常連さんも、通りすがりの方も、あるいは「表」に参加している方も、
どうぞお立ち寄りください。
志を同じにする方のアピール・コールも歓迎します。

(名前) 首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的) 首相官邸により近いところで官邸に向かって脱原発・反戦等を訴える
(呼びかけ) 木村(連絡先:080-5062-4196)
(日時)2013年11月1日、8日、15日、22日、29(金)
 18時半~19時半
(場所)首相官邸「裏」官邸西側(地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口
すぐ)
(抗議内容)
反原発(被害者を守れ、再稼働反対、汚染水放置抗議、自民党は原発推進の責任
をとれ、原発廃炉、原発輸出止めろ、東電解体)、
秘密国家化・戦争国家化反対(特定秘密保護法反対、集団的自衛権反対、NSC反
対、オスプレイ配備・訓練反対、普天間閉鎖・撤去、辺野古新基地建設反対、高
江ヘリパッド建設反対)など。
(注意)「表」の行動とは独立の行動です。
警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。

★ 中田 さんから:
 ●<自民・村上氏>秘密保護法案 「首相の趣味」身内も批判 (毎日新聞)
 ●「戦争のために準備をするのか」
 ● “今一度言う 秘密保護法は自衛隊を米軍に供するための措置だ  孫崎 享 ”
  どのことばも、身震いする不気味な言葉です。国民は身近に迫っているとイ
メージ出来るのか。

http://blog.zokkokuridatsu.com/201310/article_11.html
属国離脱への道ブログ
■秘密保護法案。自民議員もゴロツキ首相を批判「戦争のために準備をするのか」
 ごく少数残っている自民党の真っ当な議員さんが、米国戦争屋の手先を務める
安倍晋三偽首相の政策を批判した。

 ● 前にも書いたが、秘密保護法案はCIAの実行部隊を務める統一協会と、その
影響下にある保守系議員や言論人がプッシュした、
  スパイ保護法案の導火線となる悪法。自分たちの悪だくみが追求されないた
めに制定しようとしている。

  また、国家安全保障会議(日本版NSC)は日本が米国の属国である以上、
残念ながら米NSCの手先機関となるのは明白。

  こうした政策を実行しようという根性が米戦争派の手先であることを物語っ
ているとしかいいようがない。
  安倍は処置なしの馬鹿だ。CSISの言いなり。

 ● “今一度言う 秘密保護法は自衛隊を米軍に供するための措置だ  孫崎 享 ”
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/422.html

■<自民・村上氏>秘密保護法案 「首相の趣味」身内も批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000033-mai-pol
 
 安全保障に関する国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案について、
自民党衆院議員の村上誠一郎元行革担当相(61)が毎日新聞の取材に「財政、
外交、エネルギー政策など先にやるべきことがあるのに、●なぜ安倍晋三首相の
趣味をやるのか」と述べ、今国会での成立を目指す安倍内閣の姿勢を痛烈に批判
した。25日の閣議決定を前に、法案に身内から強い反発が出た形だ。

 ●村上氏は特定秘密保護法案と国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案に
ついて「戦争のために準備をするのか。もっと平和を考えなければいけない」と
懸念を表明。さらに「(特定秘密保護法案には)報道・取材の自由への配慮を明
記したが、努力規定止まりだ。●本当に国民の知るべき情報が隠されないか、私
も自信がない。報道は萎縮する。●基本的人権の根幹に関わる問題だ」と、国民
の「知る権利」が侵害を受ける危険性に言及した。

 村上氏は22日、自民党総務会を途中退席して法案了承に反対の意向を示し
た。村上氏は「党総務会は官邸の意向を振りかざし、熟議のないまま進んでい
る。慎重な上にも慎重にしなければいけない」と合意を急いだ党運営を批判。退
席者が自分一人だったことには「小選挙区制では党が公認、カネ、人事の権限を
握る。●政治家の良心として言わねばならないことも言えなくなっている」と話
した。衆院本会議での採決については「懸念する点が解消される修正があるかど
うかだ」と審議を見守る考えを示した。

 村上氏は衆院政治倫理審査会長。愛媛2区選出で当選9回。新人時代の
1986年11月、谷垣禎一氏(現法相)、大島理森氏(元党幹事長)ら自民党
中堅・若手国会議員12人の一員として、中曽根康弘内閣の国家秘密法案への懸
念を示す意見書を出した。【青島顕】

★ 色平 さんから:
安倍総理! 民の悲鳴が聞こえぬか!  亀井静香

 安倍政権の推進する消費増税やTPPは、確実に日本国民の生活を蝕み、格差
を拡大させる。アベノミクスで景気が良くなったなどと言っているが、それは一
部の人間だけで、中小零細企業は悲鳴をあげている。
 それにもかかわらず大手マスコミはそれに反対の声をあげようと
しない。彼らは皆、カネ、カネ、カネの論理で動いている。
 どうすればこの金権主義の世の中を打ち破ることができるのか。
我々には何が必要なのか。そのことについて真剣に考えねばなるまい。  

『月刊日本』11月号
「安倍総理! 民の悲鳴が聞こえぬか!」より
http://gekkan-nippon.com/?p=5763

安倍総理は夢遊病状態だ

安倍政権がついに消費増税に踏み切った。

一方、政府与党は法人税減税を検討している。
【亀井】 今の政治というのは絶望的だ。まったくおかしな事になっている。
庶民の寂しいフトコロに手を突っ込んで、儲かっている企業には減税をする
なんて、日本の歴史上まれに見る悪政だ。江戸時代の悪代官だってこんな
無慈悲なことはしなかった。こんなことをすればどんな結果になるか
わかりきっているからね。消費は必ず冷え込むし、そうなれば経済全体も
下がっていく。国民生活の水準はどんどん落ちていくよ。

 安倍総理だって、こんなことをすればどんな結果になるかわかって
いるんだ。だけども自分ではどうすることもできない。夢遊病者みたいな
政治家になってしまったんだな。現実とは関係なく体が勝手に動いている。
置かれた立場の中でいたずらに右往左往しているだけだ。人間としては
いい人なんだが、政治家、とりわけ総理としての資質には欠けると
言わねばならん。

しかし各種世論調査では消費増税賛成の声が過半数に達している。

【亀井】 それは国民がおかしくなっているということだ。
政府が自分たちの財布に手を突っ込んでくるのを喜ぶなんて、自分たちが
何をされているのかわかっていないからだ。今の政治家、政党はおかしい、
頼りにならない、あてにならない、嘘つきばかりだという声はよくあるが、
結局、そういう政治家を送り出している国民がおかしいということなんだ。

 消費増税という痛みに耐えて財政規律を、という議論もあるが、
消費税率を3%から5%へ上げた97年橋本内閣の失敗から何も学んで
いない。国民の所得が落ちていく中で税率だけ上げたって、税収は増える
わけがない。消費が冷え込めばますます税収は落ちていく。
小学生でも分かる話だよ。

 経済というのは消費と投資でまわっているという当たり前のことを
みんな忘れている。税収を増やすには消費を増やすしかない、経済を活性化
するしかない。日本には一億二千万人という巨大な内需があるというのに、
それを活かそうとしていない。

 経済を冷え込まさないように法人税減税をするというが、今の企業は
内需を掘り起こすことなんか考えていないじゃないか。
外国に投資し、外国で物を売ろうとばかりしている。
結局、いくら法人税を下げても、企業の資金は日本に還流せず、外国に
出て行くだけだ。

 今は一部の富裕層の消費が増えているという話もあるが、たかだか
国民の2%程度の富裕層の消費効果なんて微々たるものだ。
その他の90%の国民の需要を刺激しなければ経済は好転しない。
その90%というのは、地方の中小、零細企業だよ。そこに金が回るように
しなければ意味が無い。だが今の公共事業の構造はスーパーゼネコンが
独占し、地方零細企業にまで資金が回らなくなっている。

 アベノミクス、異次元緩和と言っているが、その資金が実体経済、
地方の産業に回って行かないんだ。どこへ行くかというと、株式市場で
あり、米国債の買い支えなんだ。結局、国民の仕事に直結しない、
だから収入も増えないどころか減っていく。こんなことでは国家は維持
できませんよ。

消費増税ではなく、国民に仕事を創出し、収入を増やし、
需要を喚起する必要がある。

【亀井】 それと今、市中に眠っている資産が市場に出回り、国内を
循環させるようにする工夫が必要だ。銀行にも預けられていないタンス預金、
アングラマネーも含めた隠し資産というのは2000兆円以上ある。
こういう金を吐き出させる仕組みを作ればいい。たとえば無利子国債も検討
する価値がある。利子がつかない代わりに相続税を免除するなどして、
眠っている死に金を消費に回るように仕向ければ良い。
相続税による税収なんて2兆円程度だから、2000兆円以上が市中に出回る
経済効果のほうがはるかに大きい。

 こういう話をするとすぐにあれこれ難癖をつける奴が出てくるが、
細かいテクニカルな話はあとで考えればいいんだ。政治家の仕事は、
大きな方向を決めることだ。その方向がしっかり決まれば、細かいところを
官僚が詰めるんだから。今は政治家自体が小役人みたいな発想になっていて、
何も大きな方向性を示せていない。

 増税といえば、本当は大手メガバンクなんかに真っ先に課税すべき
なんだ。かつて国から支援を受けておきながら、今、メガバンクは利益を
出しても税金は払っていないからね。それに、相続人のいない老人が資産を
銀行に残したまま亡くなると、その資産は銀行の利益になる。
こんなふざけたことが横行している。死に資産が銀行の利益になるぐらい
なら国が接収すればいい。知恵を絞ればいくらでも税収を増やす方法、
経済を良くする方法はあるんだ。

人類は文明から復讐を受けている

しかし政府も国民も、ジリ貧の方向へ向かっているように思える。

【亀井】 これは日本だけではなく世界的傾向だ。人類全体が抱えている
問題なんだ。人類は今、文明によって復讐を受けているんだよ。文明という
のは人間の欲望を肥大させてきた。カネよカネよとカネだけを追い求める
から、企業はなるべく人を安く使おうとする、官僚は庶民の寂しいフトコロ
からさらにカネを搾り取ろうとする。カネによって精神が退廃していくんだ。
その行き着くところが原発じゃないか。福島では原発処理もできていない、
放射能汚染水も全部垂れ流しだ。にもかかわらず、地震大国のトルコに原発
を売り込もうとしている。これは完全なモラルハザードだよ。
カネさえあればという精神がこんな事態を生み出してしまう。(以下略)

★ 前田 朗 さんから:
<在特会差別街宣京都地裁判決について>
弁護士ドットコムに下記の記事です。
「ヘイトスピーチへの抑止効果を期待」 在特会「賠償判決」の意義はどこにある?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/antiforeignism/?id=6095083

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社/夕刊 9月23日

文化こそ戦争を滅ぼす いま顧みたい金森徳次郎の憲法論
鈴木正(日本思想史家)
すずき・ただし1928年名古屋市生まれ。
名古屋経済大学名誉教授。
『憲法を愛していますかー金森徳次郎憲法論集』を編集・解説。
今月、『戦後思想史の探究』(平凡社)を刊行。

平和提唱へ「文一道」の精神
律義なねばりで制定へ導く

11月3日の「文化の日」は日本国憲法の公布日にちなんでいる。
敗戦から昭和21(1946)年11月3日にいたる国の変化は新日本の「創世記」
にあたる。
そういえば私たちは日本国憲法を長く「新憲法」と読んで慣れ親しんできた。

その生みの親ともいえる第1次吉田内閣の憲法担当国務大臣・金森徳次郎
には、日本の侵略戦争を深く反省して語った「文化をして戦争を滅ぼす」と
いう名言がある。
「今回の憲法は、あらゆる未練な考えをすてて一直線に真剣に、日本は世界
平和を提唱するために、自ら戦争を放棄し、しかも、その戦争放棄の実行面を
確保するために、武力をもたないこと、交戦権を有せざることを宣言した」。
それは有史以来はじめての、世界に誇るべき「歴史的な日本の大乗的活動」
だと誇らしく語っている。
そして、戦争放棄は正しいが、世界の諸国が従前通りなら、日本だけでは
意味をなさないという議論に対し、「正しいことを行うのに、ひとより先に着手
すれば損をするという考え方をもつならば、永久にその正しいことは実現されない」
「その困難な第一主張の役割を日本が買って出たわけである」と説いた。
1950年代末に憲法第九条の改正議論がわき起こった時には改めてこう
書いた。
「われわれは侵略戦争はやらない(第一項)。
自衛戦は理論上出来るのだが、戦力を持たないし、交戦権を持たないのだから、
実際非常にやりにくい。
つまり日本が平和国家たるの事実を挙げる保障が発生するのだ」

金森は明治19(1886)年に名古屋で生まれ、一高・東大法科を卒業したエリート
官僚だ。
戦前に法制局長官となった。
だが、天皇の権力を絶対視せず、内閣や議会とともに政治を行う最高機関だ
とする憲法論が災いして退官し、戦争中、晴耕雨読の暮らしに耐えた苦難の
日々を経験した。
だから、金森には戦争遂行のために思想弾圧を強行した権力にたいする
怒りがあり、文化の独立を否定するのは「人類そのものに対する反逆」とまで
断罪した。
昭和22年に書いた「国会論」では、主権在民を人類普遍の原理とみて、
それが憲法の上にあるとした。
「われわれが権力に従うというも、権力に反抗するというも、要するに自分の
意思の命ずるところだ」というシンプルな考えには、抵抗権・革命権が公然と
出ているではないか。
これほどリベラルな思想を持つ金森が請われて憲法担当大臣となり、制定
まで百日を超す期間中、千数百回も答弁に立った。
ときには一回の答弁が一時間半を超えたという。
名古屋人らしい律義なねばりで憲法の出産を助けた功績は大きい。
ソクラテスは街頭で人びとと議論をかわして道義に目覚めさせる産婆役を
果たしたといわれている。
戦後に新しい憲法が生まれたことによってアジアの国々は、かつての
侵略者日本に対し寛容になった。
昨今、日本の首相が8月15日の戦争を反省する催しでアジアの人びとに
迷惑をかけたという言葉を削り、集団的自衛権の行使を可能にすることを
目指すという。
再び近隣諸国から疑いの眼で見られている。
侵略戦争を深く反省し、戦争放棄を「美しい企て」だとみて、文武両道の
伝統を捨て「文一道」でいいとまでいいきった金森。
その理想は、いま一度、顧みるに値するであろう。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
日時:10月29日(火)午後6時00分~
場所:天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920 
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣
問い合わせ先: ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


●連続企画「棄民」の国で希望をつむいで 第五回

 ふくおか自由学校の大山です。

  田中正造翁没後100年の今年、「水俣条約」批准会議が開催され、
 水俣病は決して終わっていないことを患者さんたちは世界に発信しました。
 足尾鉱毒事件、水俣病事件、福島第一原発大事故という「公害事件」を
 学んだ後、現地の水俣を訪ね、その声に耳を傾けたいと思います。
 貴重な機会ですので、是非ご参加ください。 
 

  ●連続企画「棄民」の国で希望をつむいで 第五回

 「公害の公とは国家のこと」
~足尾鉱毒事件、水俣病事件、福島第一原発大事故から学ぶ~

 戦前の足尾鉱毒事件と終生たたかった田中正造は、「公害の公
とは国家のことである」という認識を明確に持っていた。公害を引
き起こす企業の責任は確かに大きい。しかし、国民の生命・健康・
福祉を守り、企業を監督・規制すべき国家が、企業と癒着してその
責任を放棄し、かえって助長するなら、その害は果てしない。戦前・
戦後の2大公害事件と福島第一原発大事故を取り上げて考えて
みたい。

☆問題提起 安藤榮雄さん                   
☆日時 11月 9日(土)18:00~20:30
☆会場/福岡人権啓発(ココロン)センター研修室
地下鉄中洲川端駅下車 ℡092-262-8464
☆参加費/一般1000円 学生500円  ☆定員/70名

◎安藤榮雄(あんどうひでお)さん
 1958年、和歌山開拓伝道所に牧師として赴任し、12年後に、子ども
たちの生命と未来の危機を感じて、東京で日本消費者連盟初代事務
局長などを歴任し、有害な食品・危険な商品などの追放運動、反公害・
反原発などと取り組んだ。 現在、福岡地裁で国を相手に係争中の
「原発労働裁判 梅田さんを支える会」事務局の書記を務めている。

☆主催 ふくおか自由学校
〒815-0037福岡市岡市南区玉川町1-16 鍼灸院えんあん内           
℡:090-7157-1873(菊川)     
※ホームページもあります。ふくおか自由学校で検索してください。


☆☆☆ 水俣スタディーツアー ☆☆☆

今回のツアーでは、1泊2日の日程でチッソと水俣病に関する施設・遺構・
資料館などを巡り、患者さんの講話を聞き、また交流を行います。

◎日時 11月23日(祝)~11月24日(日)
◎集合場所・時間 九州新幹線新水俣駅に11/23 午前10時15時間までに集合
            11/24午後3時頃新水俣駅解散
◎案内人・講師 谷洋一さん(水俣病被害者互助会事務局)
   講師 佐藤秀樹さん(水俣病被害者互助会会長)
   講師 溝口秋生さん(母の水俣病認定を求めて提訴。今年最高裁で勝訴)

◎訪問予定地 水俣市立水俣病資料館、水銀埋立地(エコパーク水俣)
 相思社歴史考証館、遠見の家、ほっとはうす、百間排水口跡、八幡
残渣プール跡、乙女塚、湯堂・茂道地区(被害が大きかった漁村)など。
※講師の方、訪問場所については変更する場合があります。

◎定員 25名
◎参加費 一般1万円 学生6千円
        (但し、現地までの旅費、2日間の飲食費は自己負担です。)

◎申込み締め切り 11月21日(木)
   ※定員となり次第、締め切ることになります。

☆主催 ふくおか自由学校
〒815-0037福岡市岡市南区玉川町1-16 鍼灸院えんあん内           
℡:090-5945-2118(江浜)     
E-mail:ohyamayairochou@yahoo.co.jp

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第919日目報告☆

青柳行信です。10月25日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第919日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月24日迄3042名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。 

★<九州沖縄集会ホームページHP http://bye-nukes.com> 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
よく降っています。
今日の台風状況が 気になります。
レストランのメニュウの偽装、
お米の産地偽装
汚染水はコントロールできているという偽装
なんというひどい社会現象でしょうか。
あんくるトム工房
ごまかし   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2685

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆六十八年在外被爆者を差別せし大阪に判決医療費払へと
(左門 10・25-455)
※援護法が制定される迄の長い期間が差別され、
法が制定されても差別は続けられた。
今回、地裁でようやく認められたが、当局は差別を、
いいかげんに止めんかい!

★ 田中みゆき さんから:
青柳さん、お疲れ様です。
【風船プロジェクトファイナル】
もしも玄海原発が再稼働され、過酷事故が起こったら、
放射性物質はどのように、そしてどこまで飛散し、
私たちに降りそそいでくるのでしょうか?
市民の手で検証する「風船プロジェクト」。
これまで3回取組んできましたが、いよいよファイナルです。
過去最大規模の参加でファイナルを成功させましょう。
ぜひ、ご参加ください。過去の結果はコチラからご覧いただけます↓
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/

日 時:10月27日 (日)12時受付開始、リリース14時予定 
ステージ企画 「日輪」太鼓とソーラン節 ミニライブ 山北順二さん、ウエム
ラ×ケンジ
ピースボート日韓クルーズメンバーも参加します!
http://www.pbcruise.jp/peacegreen/2013/

場 所:波戸岬海のトリム海浜公園 参加費 大人 500円 高校生以下 無料
主 催:「風船プロジェクト」実行委員会
※今回はすべて紙風船。数も500個するなど環境に配慮します。

貸し切りバスが運行しますので、ぜひご参加ください!(公共交通機関より便利
で格安です!)
【直行バスのご案内】便利で格安!
①天神発
 集合場所:福岡市天神日本銀行前
 集合時間:午前10時15分
 出発時間:午前10時30分
 所要時間:約2時間20分 ※途中トイレ休憩あり。
 費用(往復):出発時回収 高校生以上 2000 円 中学生以下 1000 円 (風
船参加費別)
《バス申込連絡先》
 TEL: 092-721-1211 FAX: 092-741-6638 (福岡第一法律事務所 弁護士八木)

②小倉発
 集合場所:小倉駅北口KMMビル前
 出発時間:午前8時
 JR黒崎駅前(井筒屋前)午前8時40分
 費用(往復)出発時回収 高校生以上3000円(風船参加費込み)中学生以
下2500円(風船無料)
《バス申込連絡先》
TEL: 093-571-4688 FAX: 093-571-4048(北九州第一法律事務所 塩田)
※又はメールにて!
①代表者氏名  ②申込人数 (内訳:高校生以上○名、中学生以下○名) 
③緊急連絡先(携帯電話) をご記入の上balloonpro2012@gmail.comまでメールく
ださい。

★ 弁護士 後藤富和 さんから:
九州弁護士会連合会では、第66回定期大会を記念し、下記のシンポジウムを開催
します。
一般の方もご入場いただけますので、是非ご参加ください。
再生可能エネルギーが普及するための課題はどこにあるのか。
エネルギー政策に関心を持って主体的に関わっていく社会を目指し、
いっしょに考えていきましょう。
【入場無料】
テーマ 再生可能エネルギーの課題と展望
日時 2013年10月25日(金)9時~12時
場所 リーガロイヤルホテル小倉4階「ロイヤルホール」(北九州市小倉北区浅野
2-14-2)
基調報告 再生可能エネルギーの現状と課題
パネルディスカッション
・高橋洋(株式会社富士通総研主任研究員)
・原育美(NPO法人環境ネットワークくまもと副代表理事)
・後藤富和(弁護士)
・緒方剛(弁護士、コーディネーター)
主催 九州弁護士会連合会、福岡県弁護士会
http://kyubenren.org/event/general/20131025.html

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<過酷事故対策にコアキャッチャーの採用>を報告します。

10月24日の青柳通信に内富 さんから:
【週刊現代】スクープ 現役キャリア官僚が告発「原発汚染水は海に流すしかな
い」それが日本政府の本心です

ところが日本の原発は、老朽化が問題になっているうえ、最新型でもヨーロッパ
製のものより安全性が劣っています。ヨーロッパの加圧水型炉は、二重の原子炉
格納容器の底に、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」が組み込ま
れ、万が一メルトダウンを起こした際には核燃料がコアキャッチャーを通して冷
却プールへと導かれるようになっている。

日本の原発には、このような仕組みはありません。IAEA(国際原子力機関)が策定
している国際的な安全基準自体が、日本から出向している職員によって骨抜きに
されています。近年ではヨーロッパ型の炉を採用している中国の原発のほうが、
日本の原発よりも安全性が高いでしょう。こう言うとみなさん驚きますが、紛れ
もない事実です。

日本の原発がコアキャッチャーなどの安全装置を付けないのは、特許絡みで海外
のメーカーに高額なライセンス料を払わねばならないためです。このことには原
子力ムラの人間はもちろん、国産原発メーカーの日立、東芝、三菱重工も絶対に
触れませんし、メディアも報じません。こういうことを誰も言わないのはおかし
いと思いませんか。

最近、北岡逸人さんから、ヨーロッパ勢、コアキャッチャーの採用の情報を教え
ていただいて、
コアキャッチャーに注目していましたが、【週刊現代】がスクープした事は、情
報の拡散に
大きな意義があったと思われます。

インターネットで、コアキャッチャーを検索するとかなり情報が拡散されています。
http://tinyurl.com/lucmb3y

出色はNHKの「特報フロンティア」に出演して、コメントしている後藤政志氏が
2013年1月23日に参議院議員会館の原発新安全基準院内集会で報告した
「新安全基準は妥当か?」と思われます。
この22ページに
*溶融炉心のペデスタル冷却で、水蒸気爆発を起こさずに冷却できる構造にする。
EUでは実現しているといわれている「コアーキャッチャー」を全プラントに義
務つける。
と提言しています。
後藤政志氏はNHKの「特報フロンティア」では何も発言していませんが、後藤
政志氏
も格納容器の水蒸気爆発のことは良く判っていたようです。
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/core_catcher

コアキャッチャー update2
フクイチはコアキャッチャー未装備だからメルトダウンし、
23億5千万Bq/Lに汚染された地下水が太平洋にダダ漏れになってる。
第3+世代原発はコアキャッチャーを標準装備。仏EPR、露のVVER-1000のcore
catcher、ESBWRのBiMACとか。

このブログは写真入りなので、わかり易いと思われます。
今、汚染された地下水が太平洋にダダ漏れになってる事を心配するなら、原発の
再稼動には「コアーキャッチャー」対策
が必用な事を訴えなければ成らないと思われます。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
台風の影響もあり、昨日からずっと雨が続いています。
今朝も、台風が近付く福島第一を伝える記事からはじめます。

1.「放射能濃度さらに上昇=14万ベクレル、外洋への排水溝-福島第1」時
事通信10/2408:05
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400098
記事「・・・・・・・24日、福島第1原発港湾外の外洋につながっている排水
溝から23日に採取した水で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質
が最大で1リットル当たり14万ベクレル検出されたと発表した。この場所での
過去最高値を更新し、同じ場所の前日の値と比べても2.3倍に上昇し
た。・・・・東電によると、この場所は外洋まで直線距離で約600メートル、
排水路の長さで測ると約800メートルの地点。22日に採取した水にも同5万
9000ベクレルが含まれており、21日の値と比べると11倍超に急上昇して
いた。・・・・」
1’.「地下貯水槽への移送開始=タンクせきの水、規制庁容認-福島第1」時
事通信10/2412:05
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400160
記事「・・・・・・・・せきの中にたまった水について、東京電力は24日、台
風27号の接近に備え、地下貯水槽への移送を開始したと発表した。原子力規制
庁が、一時的な措置として貯水槽の利用を容認したという。・・・・・地下貯水
槽は、移送先に使用したのとは別の3基で汚染水漏えいが確認され、使用が中止
されていた。・・・・・・・・・・」

規制委は、
2.「せきの水、直接排出認める=規制委が転換、条件付きで-福島第1原発」
時事通信10/2421:34
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400984
記事「福島第1原発で放射能汚染水が貯蔵されたタンク群を囲むせきの水につい
て、東電が定められた手順を守らず直接排水を繰り返していた問題で、原子力規
制委員会の汚染水対策作業部会は24日、これまでの姿勢を転換し、東電の直接
排水を条件付きで認めることを決めた。・・・・・・作業部会は大雨で対応が間
に合わない場合は、直近の測定値が2回連続で基準を下回ったせきの水について
直接排水を認めた。測定方法もタンクに移すのではなく、せき内4カ所以上で採
水して濃度分析する方法にした。」
2’.「汚染水問題 東電の対応 規制委が批判『柏崎から福島に人回せ』」しん
ぶん赤旗10月24日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-24/2013102401_01_1.html
記事「・・・・・・・原子力規制委員会の23日の定例会で、「東電は現場管理
ができていない」などの意見が相次ぎました。この問題では当事者能力を欠いた
東電の実態が浮き彫りになるなか、国が全面的に責任を果たす体制が不可欠で
す。・・・・・田中委員長も現場の作業員の状況を示しながら『ますます事態が
悪くなってきているのではないか。そのことを経営陣が認識しているのか』と述
べました。・・・・・・・」
・・・・・・・首相が「汚染水はコントロールされている」などといい続けるこ
とで東電のこのような状況を助長している。

いまさらですが、
3.「民主・大畠氏「大いに反省」=遮水壁先送りの非認める」時事通信10/2421:59
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102401004
24日、東京電力福島第1原発の汚染水対策として政権与党時に遮水壁の建設を
計画しながら、先送りした問題に関する経緯を公表した。大畠氏は『民主党政権
として大いに反省しなければならない』と述べ、当時の対応に非があったことを
認めた。・・・・・・・当時の建設取りやめの決定について『冷温停止が最優先
だった』と理解を示しつつ、『12月に原子炉の冷温停止状態に達したときに、
恒久的な対応をどうするかの検討に入るべきだった』と語った。」

東電は、
4.「高濃度汚染がれき」原発敷地内に埋設 東電社長が方針(10/24 09:25)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1024/news6.html
記事「東京電力の広瀬直己社長は23日の参院予算委員会で、福島第1原発の廃
炉作業で出る高濃度の汚染がれきを同原発敷地内に埋める方針を明らかにした。
立地している双葉、大熊両町との安全協定に基づき、両町から埋設に了解を得た
い考えも併せて示した。同原発敷地内のがれきは現在、約6万5000立方メー
トルあるという。がれきの処理について広瀬社長は、材質や汚染の度合いに応じ
て分別し保管場所を決めると説明した。」
・・・・・・福島第一周辺は半永久的に人が生活できるような場には戻らな
い・・・・・。

政府は、
4.「島サミット、福島開催で調整=復興・原発事故処理アピール-政府」時事
通信10/2411:21
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400309
記事「政府は2015年の「第7回太平洋・島サミット」を福島県で開催する方
向で調整に入った。政府関係者が24日明らかにした。東日本大震災と東京電力
福島第1原発事故に見舞われた福島で開催することで、復興や原発事故処理が進
んでいることを各国にアピールしたい考えだ。島サミットは、日本と太平洋島
しょ国・地域の首脳らによる国際会議。・・・・・・」
4’.「原発ゼロは『無責任』=小泉氏と一線画す-安倍首相 」時事通信10/2418:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400771
記事「安倍晋三首相は24日のテレビ朝日の番組で・・・・・・・国会答弁では
『国として責任あるエネルギー政策を構築する』と述べるにとどめていたが、番
組では小泉元首相と一線を画する姿勢を鮮明にした。」
その人について、
4”.「汚染水、ぶれる首相答弁 『完全』言ったり抜いたり」朝日新聞デジタ
ル 10月24日(木)7時19分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000007-asahi-pol
記事「・・・・福島第一原発の汚染水漏れ問題をめぐり、安倍晋三首相が微妙に
国会答弁の修正を重ね、東京五輪招致で『コントロール』『ブロック』を交えた
言いぶりを変えている。首相自身は現状認識を変えた自覚はないが、一貫しない
答弁は後退した表現と受け取られ、野党から「招致の時の言葉は間違いではない
か」との批判も出ている。・・・・・・」
こちらの人からも、
4”’.「安倍政権の原発政策批判=橋下氏 」時事通信10/2411:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400365
記事「政府の原発政策について『原発に依存せざるを得ない日本のエネルギー供
給体制をどう変えていくのかという大きな議論の場をつくっていくのが政治の役
割だ。安倍政権にはそれが足りない』と批判した。市役所で記者団の質問に答え
た。・・・橋下氏は『使用済み核燃料の最終処分地を政治的に決着させるのは、
ほぼ不可能だろう』とも指摘した。・・・・」

5.「原子力大綱廃止、正式了承=有識者会議」時事通信10/2417:11
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400706
記事「原子力委員会の組織見直しを審議する政府の有識者会議(座長・森田朗学
習院大教授)は24日の会合で、10年程度の原子力政策の基本方針として原子
力委が策定する『原子力政策大綱』を廃止する改革案を正式に了承した。原子力
関連予算の方針策定や、試験研究に対する助成などの一部業務も合わせて取りや
める。政府が来年の通常国会への提出を目指す関連法案に盛り込む。」

与党もひどい、
6.「<原発>『建て替え』明記検討 政府、依存を継続」毎日新聞 10月24日
(木)2時32分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000002-mai-bus_all
記事「政府・自民党は23日、中長期の原子力政策として、既存の原発の敷地内
で旧炉を新しい炉に更新する『リプレース(建て替え)』を打ち出す検討を始め
た。年内にまとめる政府のエネルギー基本計画に明記する方向で調整する。安倍
政権は規制基準をクリアした原発の再稼働を進める構えで、将来も一定の原発比
率を保つ方針を明確にする狙い。しかし東京電力福島第1原発事故の収束が難航
するなか、原発依存の継続と受け取れる表現には強い反発が見込まれ、調整の難
航は必至だ。・・・・政府・自民党や財界では安倍政権の成長戦略も踏まえ、
『日本経済の維持には一定の原発が必要だ』との意見が強い。同党の原発推進派
でつくる電力安定供給推進議連(会長・細田博之幹事長代行)は、エネルギー
基本計画への提言を12月初旬に提出する方針。議連幹部は『リプレースや新増
設は考えないといけない』と述べ、計画策定を担う経済産業省・資源エネルギー
庁を後押しした。・・ただ原発の維持にあたっては放射性廃棄物の最終処分場が
ないなどの課題も解消されていない。このため安倍首相は今後の原発再稼働の見
通しや、世論の動向も見ながら方向性を最終判断する考えだ。」
6’.「原発新増設に異論、自民部会 エネルギー基本計画めぐり」共同通信10
月24日
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8498.html
記事「自民党の資源・エネルギー戦略調査会と経済産業部会が24日に開いた会
合で、政府が年内の策定を目指すエネルギー基本計画をめぐり、出席した議員か
ら『計画に原発の新増設や、比率を高めると書くべきではない』と、原発の維持
や推進への批判が相次いだ。・・・・・自民は一定程度の原発を維持したい姿勢
だが、党内では異論も根強い。」
7.「『汚染水対策は国負担』と明記 自民の特措法案概要」共同通信10/24 19:59
⇒http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102401001965.html
記事「・・・・・・・・地下水の建屋への流入と汚染水の海洋流出の防止事業に
ついて「国が費用負担する」と明記。放射線量を監視するため国に原発敷地など
への立ち入り権限を付与し、測定結果の公表を義務付けた。来年の通常国会に議
員立法として提出することも視野に入れ、党内論議を進める方針
だ。・・・・・・・」

被災地をめぐって、
8.「被ばく線量下げる努力すべき 浪江町長が井上環境副大臣に」福島民報
10/24 11:55
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8461.html
記事「・・・・・国が追加被ばく線量の長期目標に掲げる年間1ミリシーベルト
について、浪江町の馬場有町長は23日、『1ミリシーベルト以下にならなけれ
ば、町内での学校再開は(町民の理解が得られず)なかなか難しい』との見解を
示した。『時間をかけてでも(放射線量を)下げていく努力をすべき』と述べ
た。・・・・国際原子力機関(IAEA)の専門家チーム団長が、住民の同意が
得られれば『必ずしも年間1ミリシーベルトでなくてもいい』という認識を21
日に示したことを受け、・・・・・・・・・」
9.「浪江の災害がれき処理、町内に『仮設焼却施設』建設へ」福島民友
(10/24 09:45)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1024/news11.html
記事「環境省は23日、東京電力福島第1原発事故で避難区域が設定されている
浪江町の災害がれき処理で、同町棚塩地区の町関連施設『マリンパークなみえ』
に仮設焼却施設を建設すると発表した。がれきなどを燃やして容量を減らす計画
で、2015(平成27)年度の運用開始を目指す。・・・施設は、1日約
500トンのがれきを焼却できる機能を持たせる。300トン規模の処理機能を
持つ施設を先行して造り、200トン規模の施設を追加する。
10.「公共事業価格で買い上げ 中間貯蔵施設の建設地」福島民友(10/24
08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1024/news1.html
記事「石原伸晃環境相は23日、参院予算委員会で、県内の除染で出た汚染土壌
などを保管する中間貯蔵施設の建設用地について、国の公共事業による土地取得
と同等の価格で買い上げる方針を示した。・・・・石原氏は、中間貯蔵施設の建
設用地取得をめぐり『公共用地の取得と同じような補償で(地権者から)土地を
買わせていただく』と述べ、周辺に整備する関連施設の建設用地も買い上げの対
象に含まれるとした。地権者の同意が得られない際に土地収用に踏み切るかどう
かには言及しなかった。」
11.「JVと3社指名停止 楢葉除染現場死亡事故で環境省」福島民友
(10/24 09:05)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1024/news3.html
記事「国が直轄で除染する楢葉町の除染現場で3、5月に発生した2件の死亡事
故を受け、東北地方環境事務所は23日、工事を請け負った前田・鴻池・大日本
土木特定建設工事共同企業体(JV)と、同JVを構成する3社を3カ月間の指
名停止にした。国直轄除染での業者の指名停止は初めて。」

12.「猪瀬都知事が郡山で米の全袋検査視察 厳しい出荷基準を理解」福島民
報(10/24 11:31)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102411698
12’.「被災3県で合宿の可能性 猪瀬知事が東京五輪の波及効果で明言」福
島民報 (10/24 11:53)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8459.html
・・・・・・この人、経済効果の話ばかり、果たして海外の選手が福島に宿泊を
受け入れるかは未知数。

被災地フクシマ、
13.「原発事故関連死 避難時の診療経過 東電側追加求める 双葉病院賠償
訴訟」福島民報10月24日
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8458.html
記事「・・・・・福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して亡くなったとし
て、大熊町の双葉病院と隣接する系列の介護老人保健施設の患者・入所者計2人
の遺族が東電を相手取り損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きは23日、東京
地裁で開かれた。東電側は、原告側が提出した2人の容体を記した医師の報告書
に、避難時の診療経過などを加えるように求めた。・・・・・訴状によると、双
葉病院の男性患者=当時(98)=と介護老人保健施設の女性入所者=当時
(86)=はそれぞれ一昨年3月14日に自衛隊に救助された。その後、約8時
間にわたり約230キロの移動を強いられ、ともに翌15日に死亡したとしてい
る。」
14.「県議会米国視察(3) 【電力業界】 『多重構造』の安全策 『福
島』の過酷事故教訓に」福島民報(10/24 11:30)
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8457.html
記事「・・・・・ 『福島の経験を基に、電力業界は新たな対応能力を持っ
た』。チェツネヴィッチ氏は自信を示した。・・・福島第一原発では廃炉に向け
た作業が行われているが、汚染水漏れなどトラブルが頻発している。今後も重大
な事故が起きないとは断言できない。原発事故の収束は見通せない状況だ。一
方、日本国内の電力事業者には、停止中の原発の再稼働に向けた動きが出てい
る。 ただ、東電や日本の電力業界には、米国の業界が独自に対策センターを整
えたような『多重構造』の対策は見られない。米国の電力業界の説明を受けた県
議は『過酷事故が自国でも起こり得ると考え、早急に対策を講じていた。東電は
じめ国内の業界も危機管理をさらに強める必要がある』と指摘する。」

15.「24日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質検査結果(野菜・果
実)」福島民報10月25日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
16.「ワカサギ釣り」1日解禁 北塩原・桧原湖、小野川湖」福島民友
(10/24 09:05)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1024/news2.html
記事「・・・・・両湖のワカサギは、県の検査で食品の基準値(1キロ当たり
100ベクレル)を下回っていることから解禁を決めた。今後も定期的にモニタ
リング検査を行う。漁期は来年3月31日まで。・・・・・・・・」

栃木県、
17.原発事故賠償、2億4千万円を追加請求 那須町? 」下野新聞10月24日 朝刊
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20131024/1391668
記事「・・・・・・・・請求書を受け取った東電側は内容を審査し、合意できる
部分については早期に賠償する考えを示した。・・・追加請求の内訳は、風評被
害による入湯税の減収分(9千万円)、町共同利用模範牧場で牧草の代わりに乳
用牛に与えた飼料代(7千万円)、放射能対策に関する町職員人件費(4500
万円)、放射性物質を含む焼却飛灰の仮置き場設置費(3200万円)など。」

茨城県、
18.「東電風評被害・賠償打ち切り40事業者 知事『説明が不十分』」茨城新
聞10月24日(木)
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13825375957280
記事「・・・・・福島第1原発事故に伴う風評被害への損害賠償で、東電から
『売り上げ減少と事故との因果関係は認められない』と賠償打ち切りを通知され
た県内事業者は、食品加工など約40事業者に上ることが23日分かった。同日の県
議会予算特別委員会で、橋本昌知事が明らかにした。橋本知事は『事業者への事
前の説明や協議が不十分』との認識を示し、『個別事業に応じた丁寧な協議』の
必要性を強調した。・・・・・通知は『事故から相当期間が経過した現時点で
は、新たな取引先の開拓や新たな事業の展開などが可能であると考えられ、売り
上げが減少したことと事故との間には相当の因果関係を認めることが困難』との
内容。調査している社民党県連によると、県内各事業者に8月以降送られてきた。同
党から打ち切り撤回を求められた東電茨城補償相談センターは『通知書は私たち
の考え方を示している。合意があるから通知書を出したわけではない。通知書を
出したから協議を受け付けないということでもない』と答えた。」
19.「最古の農村歌舞伎舞台が復活=茨城県常陸大宮市〔地域〕」時事通信
10/2410:19
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102400210
記事「・・・・・・地元の地芝居団体などに加え、東日本大震災からの復興を祈
念して福島県の二つの保存会が歌舞伎を披露。詰めかけた約6000人の観客を
魅了した。・・同舞台は、江戸時代後期から伝わる引き幕など古い舞台道具を使
う一方、屋根に使う竹は公演ごとに伐採して用いる。舞台中央部分は回転して場
面を切り替えられる仕組みで、県の有形民俗文化財にも指定されてい
る。・・・・・」
・・・・・・原発事故さえなかったら、福島でも開催できるだろうに。

電力会社、
参考記事、この新聞にしてこの見出し、
20.「冬の電力供給綱渡り 火力酷使トラブル、停電リスク消えず」
SankeiBiz 10月24日(木)8時15分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131023-00000007-fsi-bus_all
記事「・・・・電力各社は、原子力発電所の再稼働が見通せない中、火力発電を
定期検査の延長などで最大限活用したり、電力を融通し合ったりして今冬の電力
危機を乗り切る方針だ。しかし、火力酷使によるトラブルで大規模停電となるリ
スクは消えない。今冬は、安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」の影響で電
力需要が高まる可能性もあり、綱渡りが続く。・・・・需給検証小委員会がまと
めた報告書案によると、沖縄を除く9電力のうち、2桁の予備率を確保できるの
は東京(10.2%)だけ。東日本大震災前、発電電力量の4~5割を原発に
頼ってきた関西と九州の予備率は、最低限必要とされる3%台だ。・・・・」
・・・・・・・原発に頼り、火力発電設備の更新をしなかったのは電力会社自
身、利用者に転嫁しない様に。

こんな記事も、
22.「被爆樹木の8割爆心地向く 筑波大」西日本(10月23日 19時56分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/47988
記事「原爆投下による爆風を浴びた被爆樹木の約8割が爆心地を向いて傾斜して
いることが23日、筑波大環境デザイン研究室の鈴木雅和教授らのグループの研
究で分かった。幹の爆心地側が被爆で傷つき、反対側に比べ成長が遅れたためと
みられる。・・・・・鈴木教授は『傾いた樹木は、人間が忘れそうな被爆の記憶
を無言で訴えている。長崎でも同様の研究をしたい』と話している。・・・・研
究は被爆樹木のうち、幹が1本で傾きが測定できるクスノキやイチョウなど計
56本を2009~13年に調査。」

九州、
23.「福岡市、初の原発訓練 玄海事故を想定 住民ら120人参加」西日本
夕刊(10月24日 13時20分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/48143
記事「福岡市は24日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の事故を想定した初
めての原子力災害避難訓練を実施した。同市は、事故時に対策が必要となる「緊
急防護措置区域」(UPZ=原発から半径30キロ圏内)からは外れているが、
災害時の備えを高めるため、独自に訓練を計画した。・・・玄海原発の事故によ
り、放射性物質を含んだ大気が東に流れ、福岡市に到達したと想定。原発から半
径40キロ前後の地域に暮らす西区の住民約100人や老人ホームの入所者のほ
か、福岡県、同県警、九州電力など7団体も参加した。・・・・・・・・・・西
区の公民館補助員、吉丸由美さん(45)は『目に見えない放射線の怖さをあら
ためて感じた。事故があったときにうまく避難できるか不安なので、訓練は
いい経験になった』と話していた。」
23’.「地域連携やっぱり大事 福岡市初の原発防災訓練」西日本朝刊10月25
日 01時11分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/48292
記事「・・・・避難訓練に参加した住民約100人が暮らすのは、原発から半径
40キロ前後の地域で、マンションや住宅の建設が続いている。被ばくの有無を
調べるスクリーニング検査を受けるため、総合西市民プールに到着した西区周船
寺の里登喜男さん(77)は『突然避難が必要な状態になったときに、全ての世
帯に必要な情報が行き渡るのか』と不安を口にする。・・・・◆計画作成急
ぐ・・・・・福岡市は、6月に策定した市地域防災計画の中で原発事故を想定し
た避難計画を作成中。ただ、5万人を超える避難者を収容する避難所やスムーズ
な避難経路の確保、要援護者への対応など課題は山積しており、市防災・危機管
理課は「今回の経験も生かして検討を進めたい」としている。・・・訓練には、
福島市で震災被災者の就職支援などに取り組むNPO法人副理事長の本田紀生さ
ん(56)も招かれた。『防災の基本は町内会。地域で話し合って危機管理をし
ておけば、人口150万人の福岡市でも対応できるはずだ』と本田さんは助言し
た。」
・・・・・・・福島の事故でわかってしまった「避難=もう戻れない」を宣告さ
れるに等しいことを冷静に受け止めれる人は少ないと思う。

24.「【伊方から探る?地域と原発】(中)避難計画、再稼働条件に」西日本
電子版10月25日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25932/1/  (有料記事)
記事「愛媛県西部に細長く延びる佐田岬半島(東西に約35キロ)の付け根に、
四国電力伊方原発(伊方町)はある。22日、同原発3号機で放射性物質が漏れ
る事故が起きたと想定し、屋内避難を含め約1万3千人が参加して
防災訓練があった。.・・・・・・・・・・・・・規制委の安全審査に加え、
実効性のある避難計画は、再稼働に備える必須要件ではないのか?。『(原子力
防災は)立地には大変重要。(各原発が)安全基準を満たしているかに加え、
(防災についても)再稼働の判断にある種の関連を持つ視点があってい
い』・・・・・・16日の原子力規制委員会。11、12日に鹿児島県薩摩川内
市の九州電力川内原発であった国の総合防災訓練を受け、大島賢三委員がそう発
言した。・・・・・一方、地元・鹿児島県の伊藤祐一郎知事は7月の定例会見
で、避難計画の策定に時間がかかることを挙げ『再稼働の要件になることはあり
得ない』と、反対の意見を述べている。両者の食い違いは、原子力防災の位置づ
けが依然と
して定まっていないことを象徴する。・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・住民の安全を優先しない、この人、知事にふさわしくない。
昨日の記事、
24’「【伊方から探る?地域と原発】(上) 安全検証、国任せでなく」西日本
電子版10月24日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25838/1/ (有料記事)
記事「・・・・・・愛媛県原子力安全専門部会。・・・・・・・・・『大分県の
九重山が噴火した場合、火山灰の影響があるのは分かったが、地震も同時発生す
るはずだ。その影響も考慮したのか』。16日の会合では、委員から質問が相次
ぎ、予定の審議時間を大幅に過ぎた。専門部会長で愛媛大の望月輝一教授(放射
線医学)は『規制委より厳しい突っ込みでした』と話した。・・・・・・・原発
の再稼働には規制委の安全審査をクリアした後、知事の同意が必要になる。今後
まとめられる部会の報告書が知事の判断に大きな影響を与えるとみられ
る。・・・・・・同様の組織は立地県の青森、新潟、福井各県などにもある。だ
が九電の原発を抱える佐賀、鹿児島両県には今も設置されないまま。安全性は「規制
委が判断するもの」というのが、両県知事の考えだから
だ。・・・・・・・・・・・・規制委の安全審査の進捗(しんちょく)で九州電
力とともに先頭を走り、再稼働に最も近いとされる四国電力伊方原発。大分県と
は海を隔てるが最短45キロと近い。伊方原発から、地域と原発問題を探った。 」

今届いた西日本新聞朝刊では、
1面に、
25.「在外被爆者も全額医療費 被爆者援護法 『国内限定は不合理』大阪地
裁判決」
2面に、4’.の記事、その近くに、
26.「吉田(社民党)新党首 国会デビュー 脱原発や護憲全面に」
3面下方に小さく、7.の記事、
30面に、23’の記事、
35面社会蘭に、1’.の記事、
36面社会蘭に、24.の記事、
今朝の紙面は以上です。

★ 東京の杉原浩司 さんから:
本日10月25日(金)の深夜1時25分~4時25分に放映されるテレビ朝日系
「朝まで生テレビ」<激論!止まらない汚染水 ド~する?!原発>に、
森園和重(かずえ)さん(原発いらない福島の女たち/郡山市在住)が、
パネリストの一人として出演されます。

森園さんは東京にも何度も来られており、私も脱原発・脱被ばくの様々な
活動の現場でご一緒してきました。

パネリストは場慣れした男ばかりですが、森園さんの思いを臆することな
く堂々と発言していただきたいと思います。

なお、今回は生中継ではなく、25日(金)夜に事前収録したものを、すぐに
放映する形です。ぜひ視聴または録画をしてください。全国から応援しま
しょう。

※ちなみに、木幡ますみさん(福島県大熊町から会津若松市に避難中)と
阪上武さん(福島老朽原発を考える会)と私、杉原の3人が同行して、ス
タジオで傍聴する予定です。

<「原発いらない福島の女たち」ブログ>
「朝まで生テレビ」にメンバーが出演します!(10月24日)
http://onna100nin.seesaa.net/article/378438814.html
--------------------------------------
テレビ朝日系【朝まで生テレビ】
10月25日(金) 深夜1:25~4:25
激論!止まらない汚染水 ド~する?!原発
福島原発は“コントロール”されているのか?!
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/contents/theme/cur/

ド~する?!汚染水問題
ド~する?!原発再稼働問題
ド~する?!東京電力
ド~する?!除染・帰還・賠償問題
ド~する?!最終処理問題
ド~する?!日本のエネルギー戦略
    …等々を気鋭の論客で徹底討論!

塩崎恭久(自民党・衆議院議員、党政調会長代理、元内閣官房長官)
馬淵澄夫(民主党・衆議院議員、元国土交通大臣、元原発事故担当首相補佐官)

東浩紀(作家、思想家)
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
池田信夫(アゴラ研究所所長)
澤昭裕(NPO国際環境経済研究所所長)
野村修也(元国会事故調委員、中央大学法科大学院教授)
長谷川幸洋(ジャーナリスト、東京新聞・中日新聞論説副主幹)
松井康真(テレビ朝日報道局原発担当記者)
森園和重(原発いらない福島の女たちメンバー、郡山市在住)

★ 近藤ゆり子 さんから:
 <転送です>
アムネスティ・インターナショ ナル日本という組織は、なかなか個別の国内課
題には意見表明をしません。
今般「この法案に対して深刻な懸念を表明する」と踏み込みました。それだけ
<この法案は、
「表現の自由」や市民の「知る権利(情報へのアクセス権)」を著しく制限しか
ねないもの>なのです。
声明発出を働きかけた会員の粘り強い努力に敬意を表します。

【アムネスティ 日本支部声明 2013年10月23日】
------------------------------------------------------
▽特定秘密保護法案、表現の自由の侵害に対する深刻な懸念
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/1023_4249.html
------------------------------------------------------
日本政府は、10月15日から始まった臨時国会において、「特定秘密の保護に関
する法律案」(以下、特定秘密保護法案)を提出する予定であるとさ れる。
この法案は、「表現の自由」や市民の「知る権利(情報へのアクセス権)」を
著しく制限しかねないものである。アムネスティ・インターナショ ナル日本
は、国際的な人権基準に鑑み、この法案に対して深刻な懸念を表明する。

日本が批准している自由権規約第19条第2項は、「すべての者は、表現の自由
についての権利を有する」と定めている。同時に、同条は「この権利に は、…
あらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由を含む」と規定し、
表現の自由の根幹に、情報へのアクセス権を置いている(注1)。 情報へのア
クセス権は、単に配慮や努力規定としてではなく、明確に権利として保障され
なければならない。

自由権規約の第19条第3項は、情報へのアクセス権を例外的に制限する場合を
特定している。この制限は、「他の者の権利又は信用の尊重」及び「国 の安
全、公の秩序又は公衆の健康若しくは道徳の保護」を目的とし、それがどうし
ても必要な場合のみに、厳密に限られている。

政府が発表した特定秘密保護法案の概要および最終案では、安全保障に関する
特に秘匿が必要である情報を、行政機関の長が「特定秘密」として指定 し、
その漏えいを処罰するとしている(注2)。特定秘密に指定されうる事項は、
「防衛」「外交」など極めて曖昧かつ広範囲にわたる規定となってお り、自
由権規約が認める制限の範囲を超え、政府の恣意によって多くの公的情報が特
定秘密にされる恐れがある。また、秘密とされる期間は上限なく延 長可能で
あり、いかなる情報が特定秘密に指定されたのかも秘密とされるため、永続的
にその情報が開示されなくなる危険がある。

これは、表現の自由の根幹である情報へのアクセス権を、政府が不当かつ大幅
に制限するものである。特に、公衆の健康に関する情報、国際人権法及び 国
際人道法に反する事実などに関係する情報、自由権や生命権、拷問・虐待の防
止に関わる情報などは、積極的に公開・開示されなければならない情報 であ
る(注3)。しかし、現在の法案では、「特定秘密」の名の下に隠される危険が
ある。その上、そのような情報が隠されたとしても、同法案の下で は隠され
たこと自体が秘密にされ、指定の妥当性や運用を審査する独立した監視機関が
存在しない(注4)。

同法案は、このような広範かつ不透明な特定秘密について、未遂や共謀、教
唆、扇動も含めた漏えい行為を処罰するとしている。これについては、配慮
規定が設けられた報道機関だけでなく、政府の活動に関する調査や情報公開を
求めるNGO・NPOやジャーナリスト、研究者、労働組合など、市民の 表現の自
由に関する様ざまな活動が罪に問われる可能性もある。

自由権規約委員会は、規約第19条第3項の情報へのアクセス権の制限につい
て、「権利自体を危うくするものであってはならず」、また「十分な明確 性
をもって策定されなければならず、…表現の自由の制限のために自由裁量を与
えるものであってはならない」。さらに、「制限の対象は広範すぎては なら
ない」との見解を示している(注 5)。今回の法案は、これらに照らして、明
らかに広範すぎる制限を課すものであり、強い懸念を抱かせる。

同法案は、特定秘密を取り扱う行政機関や民間企業の職員、さらにその家族や
関係者に対して調査を行うとしている(適性評価)。この規定によれば、 調
査事項の定義が曖昧かつ広範囲に及ぶため(注6)、評価対象者とその家族、関
係者の思想信条や、関係するとみなされた団体(NGO・NPOや労 組など)の活
動状況の調査が行われる危険がある。また、評価対象者以外の家族や関係者に
は、本人の同意なく調査を行うことが可能になっており、し かも、そうした
調査に対する不服申し立ての手続きも存在しない。このような調査は、表現の
自由に対する不当な干渉にあたるだけでなく、自由権規約 17条が定める「プ
ライバシー、家族、通信等の保護」に違反する恐れがある。

さらに、もし個人が、同法案に定める特定秘密の漏えいに関する罪に問われた
場合、具体的にどのような特定秘密の漏えいに該当するのかが被告人およ び
弁護人に開示されないまま裁判が行われる恐れがある。これは、裁判の公開や
裁判における被告人の防御権を定めた自由権規約14条に違反する可能 性がある。

アムネスティ日本は、このように、表現の自由をはじめ複数の国際人権基準に
違反する恐れのある今回の法案について、深刻な懸念を表明する。日本政 府
は、自国が批准している国際人権基準を誠実に遵守し、表現の自由の根幹にあ
る、人びとの情報へのアクセス権を明確に保障する立法や政策をこそ実 施し
なければならない。情報へのアクセス権の制限は、そうした原則が確立された
上での、あくまでも例外的かつ限定的な措置なのである。

注1
自由権規約委員会は、その一般的意見34において、「第19条2項は、公的機関
が保有する情報へのアクセス権を包含する」(パラグラフ18)、 「情報アク
セス権を実効あらしめるため、締約国は、政府が持つ公益情報を、積極的に公
開すべきである」(パラグラフ19)と明確に指摘している。

注2
「特定秘密の保護に関する法律案の概要」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903

「特定秘密保護法案の最終案詳細」(朝日新聞、2013年10月17日)
http://www.asahi.com/politics/update/1017/TKY201310170125.html

注3
アムネスティを含む世界70カ国の22の団体は、500人以上の研究者、国連の特
別報告者らと協議を重ね、2013年6月に「国家安全保障と情報 への権利につい
てのグローバル原則」(Global Principles on National Security and the Right
to Information、以下、ツワネ原則)を採択した。その原則10で、政府
が公開および積極的に開示すべき情報として以下の情報を具体的に列挙してい
る。

・国際人権法および人道法の違反に関する情報
・自由権および人の安全、拷問や虐待の予防、生命権に関する情報
・政府の機構と権限に関する情報
・軍事力の行使または大量破壊兵器の所持についての決定に関する情報
・諜報活動に関する情報
・国家財政に関する情報
・憲法や法令の違反、およびその他の権力乱用に関する説明責任
・公衆の健康、治安あるいは環境に関する情報

ツワネ原則(英語)は以下で参照できる
http://tinyurl.com/keekmy9

注4
ツワネ原則の原則3は、情報へのアクセス権への制限について、「国家安全保
障上の情報へのアクセス権の制限は、法によって定められ、正当な国家安 全
上の利益を保護するために民主主義社会において必要性があり、および、濫用
に対するセーフガードを法によって定めていない限り、制限してはなら な
い。セーフガードには、制限の妥当性についての独立した第三者機関による迅
速で徹底、アクセス可能で効果的な審査や、裁判所による十分な審査が 含ま
れる」と規定している。

注5
自由権規約委員会・一般的意見34パラグラフ21、25、26、34。

注6
最終案によれば、「特定有害活動(公になっていない情報のうちその漏えいが
我が国の安全保障に支障を与えるおそれがあるものを取得するための活 動…)
との関係に関する事項」など、曖昧かつ広範な調査事項が列挙されている。

★ 色平 さんから:
※長野県弁護士会が全国初のTPP反対会長声明を出しました!
http://nagaben.jp/index.php?id=101

※大震災逆境からの再出発~高齢者を支える医師たちの挑戦~
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1025/  
シリーズ東日本大震災逆境からの再出発~高齢者を支える医師たちの挑戦~

★ 前田 朗 さんから:
自由権規約委員会の新しい審議方式
http://maeda-akira.blogspot.ch/2013/10/blog-post_23.html
人権NGOにとっては重要情報です。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


<JCJ(日本ジャーナリスト会議)ふらっしゅ 2314号 G記者の「報道クリップ」より>

▽「秘密保護法案はさらに見直しが必要だ」=日本経済新聞
 「特定秘密保護 この法案には反対だ」=毎日新聞

 日本経済新聞は20日付で「秘密保護法案はさらに見直しが必要だ」を掲載して、
以下を指摘している。

1)修正案には国民の知る権利や取材の自由に配慮する条文が盛り込まれた。国によ
る情報統制が強まるとの批判を受けての対応だ。「半歩前進」といっていいが、これ
らは努力規定にすぎない。

2)修正後もなお、秘密の指定範囲は曖昧で、厳罰化によって公務員が萎縮し、知る
権利を損なう恐れがある。政府は法案の成立を急ぐのではなく、さらに議論を尽くし
て見直しを進めるべきだ。

3)機密の漏洩を防ぐ仕組みの必要性は理解できる。しかし修正案でも秘密に指定す
る要件は曖昧なままで、都合の悪い情報を隠す形で使われかねない。政府は有識者の
意見も聴いて指定の基準を設けるというが、外部の第三者機関をつくるのも一案では
ないか。

4)秘密指定が妥当かどうか検証する手段は不十分なままだ。一定期間すぎれば開示
したり、指定解除後の文書の廃棄を厳しく制限したりする策を検討すべきである。

5)取材活動については「著しく不当な方法でない限り正当な業務」と規定した。こ
れも「著しく不当」の内容が不明確だ。そもそも何が正当な取材行為かは、国が決め
るようなものではないだろう。取材する側が原則として罰則の対象外になったとして
も、公務員の側は罰則の重さから取材への対応をためらってしまいかねない。必要な
情報まで開示されなくなってしまう恐れがある。

6)政府は、国の持つ情報は本来、国民のものであるとの大原則に立ちかえり、いま
一度法案を見直してほしい。これと並行して、公文書の適切な作成・管理や、使い勝
手のいい情報公開の仕組みを整える努力も怠ってはならない。


 毎日新聞は21日付で「特定秘密保護 この法案には反対だ」を掲載し、以下を指
摘している。

1)修正された最終案では、「国民の知る権利の保障に資する報道・取材の自由」へ
の配慮をうたうが、広く定義された特定秘密を行政機関の裁量で指定でき、指定が適
切かどうかをチェックできないまま、半永久的に国民の目にさらされない恐れが依然
残る。

2)特定秘密に接触する国会議員へ罰則の網も広くかけている。国会による政府への
監視が利かない懸念があり、国会を国権の最高機関とする憲法の規定に照らしても疑
問だ。

3)「知る権利」が条文上書かれていても、実質的に国民の「知る権利」が保障され
る内容にはなっていない。こうした骨格が変わらない以上、法案には反対だ。

4)市民活動を通じ、情報を取得しようとする側も処罰の対象だ。公務員だけでな
く、広く国民が刑事罰に問われかねない立法によって担保されるべきかどうかは別問
題だ。

5)特定秘密保護法案が成立すれば、外務省が所有する外交文書、あるいは警察情報
などが新たに次々と指定される。国民には何が特定秘密か分からない。5年ごとに更
新可能だ。30年目に内閣の承認があればさらに延長でき、歯止めにならない。

6)特定秘密の指定や解除に当たっての統一基準を定めることと、その際に有識者の
意見を聞くことを義務づけた。だが、あくまで統一基準作りに関与するだけで個別の
指定の適否が判断できるわけではない。行政機関、特に官僚の判断で都合よく拡大解
釈できる余地が残る。

6)解除後の文書の扱いや保存について、法案の条文では触れられていない。そもそ
も行政機関で集めた情報は国民の公共財だ。短期的には伏せられても、将来的に国民
の「知る権利」に応えて公開すべきものだ。

7)防衛省は、防衛秘密の指定期間が過ぎた文書全てを保存せず大量に廃棄してい
る。こうした隠蔽体質がある以上、行政機関の判断をそのまま信じることは到底でき
ない。情報公開法や公文書管理法などを見直し、公文書を適切に保管し、国民が情報
を入手しやすいシステムをしっかり構築することこそ、まず取り組むべきことだ。

8)議会制民主主義の下で、国民の代表者としての国会議員の役割が制約され得る点
について重ねて指摘しておきたい。国会議員が特定秘密を知った場合、その内容に問
題があると考えても、同僚議員や政党、あるいは学者ら専門家に相談や照会すること
ができない可能性が強い。結果として議論は封じられ、議員の役目を果たせない。議
員はその深刻さをしっかり認識し、法案の審議に当たってもらいたい。

社説  秘密保護法案はさらに見直しが必要だ(日本経済新聞20日)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO61347840Q3A021C1PE8000/
社説:特定秘密保護 この法案には反対だ(毎日新聞21日)
http://mainichi.jp/select/news/20131021ddm005070148000c.html
社説[秘密保護法修正案]「危うさ」は解消されぬ(沖縄タイムス21日)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-21_55567
【社説】「戦前を取り戻す」のか 特定秘密保護法案(東京新聞23日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013102302000123.html

<JCJ(日本ジャーナリスト会議)ふらっしゅ 2314号より>

▽秘密保護法案に広がる抗議の輪

 「特定秘密保護法案」に対して、市民の抗議行動が相次いでいる。
 ourplanetTVは22日、「21日夜、新橋や高円寺では街行く人に秘密
保護法の問題点などがアピールされ、大井町では街頭シール投票が行われた」ことを
伝えた。

 記事によると、大井町駅では18時から20時まで、秘密保護法を考える市民の会
が街頭シール投票を行った。2時間で248人の回答を得て、結果は反対156、わ
からない84、賛成はわずか8だった。<マスコミが行った世論調査では、TBSの
調査で、7割が賛成という結果が報道されたが、街頭でのアンケートとは大きな開き
が出た。一方、NHKの調査で7割の人が秘密保全法の内容を知らないと結果だった
が、街頭調査では過半数が内容は知っており、この数日間で、内容が知られ、反対が
増えている可能性がある>と伝えた。

 22日夕には、特定秘密保護法案に反対する市民やメディア関係者らが、首相官邸
前で集会を開いた。「何が秘密? それは秘密です」などと記したプラカードを掲げ
た市民ら約400人が参加した(共同通信など)。

 23日、日本テレビは「特定秘密保護法案 私たちの生活に影響も」のニュースを
流し、1)安倍首相がこだわる“特定秘密保護法案”とは、一体どんな法律なのか、
2)なぜ、このような法律を作ろうとしているかを振り返った上で、「しかし、法案
作成の過程では、いくつかの懸念が示された」ことを指摘、A)日弁連などは、国民
の“知る権利”などを保障する規定がなく、報道機関などの取材行為が制限されるお
それがあると指摘し、B)このため、政府は条文を修正したが、C)法案では報道・
取材の自由について“十分に配慮しなければならない”としたほか、罰則の対象とな
る取材について、“著しく不当な方法によるもの”とするなど、あいまいな表現が残
ったことを指摘した。

 あわせて、情報公開制度の法整備を求めるNPO団体・情報公開クリアリングハウ
ス理事長の三木由希子理事長のコメント、「特に配慮しますよ、という形になってい
ますけど、やはりそこだけでは、知る権利が確保されたとはいえない」を伝えた。

 さらに法案では、秘密の指定を30年を超えて延長する場合は、内閣の承認を必要
とすることも規定されたが、重要な情報がいつまでも公開されないのではないかとい
う懸念もあることを挙げ、三木氏の「秘密をちゃんと時間をかけてでも解除をして公
開するという、そういう仕組みにまだ十分になっていない」とのコメントを紹介、野
党・民主党なども、情報公開制度の整備を求めていく方針であることなどを伝え、政
府は法案を25日に閣議決定し、11月から国会での審議が始まる見通しであること
を報じた。

「秘密保護法案にNO!」市民の抗議相次ぐ
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1660
市民ら約400人、秘密保護法案反対の集会
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO61484400T21C13A0CR8000/
首相官邸前で秘密保護法案反対訴え(朝日新聞23日)
http://www.asahi.com/articles/TKY201310220673.html
特定秘密保護法案 私たちの生活に影響も(日テレ23日)
http://news24.jp/articles/2013/10/23/04238846.html
秘密保護法案、マスコミ労組などが反対集会(朝日新聞16日)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310150661.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201310150661
秘密保護法案、小沢代表が反対 「国民の言動脅かす」(朝日新聞16日)
http://www.asahi.com/politics/update/1016/TKY201310150502.html

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第918日目報告☆

青柳行信です。10月24日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第918日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月23日迄3042名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
   
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
また、雨になりました。
台風の影響が心配です。
今日は、サウンドデモ裁判の傍聴に行ってきました。
警察の十分でない、不親切な対応に 疑問が湧きました。
市民のための警察なら、もっと親切に教えてくれるのが筋でしょうに。
やっぱり、嫌がらせをやって、規制をするのかなと かんぐりたくもなります。
サウンドデモ裁判は 「手作り」の裁判で 共感を覚えました。
自分たちの目線でやっている裁判でした。
あんくるトム工房
サウンドデモ裁判   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2684
汚染水と核燃料    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2683

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆アワダチソウ三メートルになりしとふ南相馬の秋の夕暮れ
(左門 10・24-450)
※松川無罪確定五〇周年記念集会のオプションとして、
私は「八重の桜」で会津若松へ、他の同僚はいわき市から南相馬へ行きました。
今も生々しい放射線量の現実が報告され、
その印象が3メートルにまで伸びたセイタカアワダチソウに託して語られました。
私が訪ねた2年目は2メートルくらいでした。
「ノー政治」を示すバロメーターのように伸びている。

★11.10九州沖縄集会の成功に向け、記者会見を行います。
日時:10月29日(火)15時30分~
   集合:15時15分に福岡県庁1Fロビー集合。    
場所: 福岡県政記者クラブ(8F北棟)
福岡県庁内 電話092-651-1111
  福岡市博多区東公園7番7号
   地図:http://tinyurl.com/k95lv3b
<九州沖縄集会ホームページHP http://bye-nukes.com> 

★ まえだけいこ さんから:
6/25に不当逮捕され、7/17に起訴された福岡の原発事故避難者
Kさんが10月23日12:45、福岡拘置所から保釈されました。
みなさんの温かい支援のおかげです。
本当にどうもありがとうございました。

保釈されたとはいえ、まだ、裁判は続きます。
次回裁判は、25日です。
みなさん、どうぞ、今後も引き続き宜しくお願い致します。

  第4回公判 10月25日 13:30~17:00 Kさんの母親の証人尋問、Kさん本人質問
           12:45~13:10門前集会  17:30~19:00 報告集会(弁
護士会館)
  第5回公判 11月 8日 13:30~15:00 論告求刑、最終弁論
  第6回公判 11月22日 10:00判決!!

そして、11月2日(土)14:00~17:00 ふくふくプラザ
 タイトルは、「Kさん、お帰り!ありがとう!みなさん」

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日から雨模様、今、土砂降りの様子です。
昨日も国会で、「汚染水はコントロールされている」と繰り返す首相の姿があり
ました。
今朝も、その福島第一の現場を伝える記事からはじめます。

1.「排水溝で過去最高値=放射性物質濃度、大雨の影響か-福島第1」時事通
信10/2311:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300249
記事「・・・・・23日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンク近くを流れる排水溝
で22日に採取した水から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が過
去最高値の1リットル当たり5万9000ベクレル検出されたと発表した。21
日採取分の同5000ベクレルから10倍以上に上昇した。・・・・タンク群を
囲うせきでは、20日の大雨で放射性物質を含む水があふれ出たほか、タンク内
の汚染水が漏出するトラブルが相次いでいる。東電は「大雨で周囲の放射性物質
が排水溝に流れ込んだために上昇した」と説明している。・・・この排水溝は外
洋につながっており、東電はこの地点より海側の下流に土のうを積み、たまった
水を吸い上げる措置を取っているが、水の流れを完全に遮断する効果はない
という。・・・・・」
1’.「せきの水、また直接排出=汚染水タンク群2カ所-手順守らず、福島第
1・東電 」時事通信10/2309:07
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300171
記事「・・・23日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵するタンク群2カ所
で、周囲を囲むせきの水があふれる恐れがあるとして、外部に直接排水したと発
表した。定められた手順では、せきの水は1度タンクに移し、放射性物質濃度が
均一化した状況で測定した後、排水することになっているが、守られなかっ
た。・・・・・・東電によると、直接排水したのは同原発内陸側に設置された2
カ所のタンク群のせき。高さは30センチだが、22日夕方の段階で、水位が
26~28センチまでになったという。」
1”.「せきの水、地下貯水槽3基に=東電が計画、台風27号備え-福島第1」
時事通信10/2322:08
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300952
記事「・・・福島第1原発で汚染水の貯蔵タンクを囲むせきから放射性物質を含
む水があふれた問題で、東電は23日、台風27号の接近に伴う大雨に備え、せ
きにたまった水の移送先として地下貯水槽3基を利用する計画を明らかにした。
地下貯水槽は全7基のうち別の3基で汚染水の漏出が判明し、使用を中止してい
る。原子力規制庁が計画の是非を検討している。・・・・・東電は20日の大雨
でも、緊急措置として地下貯水槽1基に1000トンを移送したが、今回は3基
の使用をあらかじめ大雨対策に盛り込んだ。・・・・・」
・・・・・確認をしないまま緊急避難的に使用する、もう八方ふさがりの様相です。
2.「原発4号機、燃料取り出し前倒し 11月上旬開始へ」共同通信 (2013年
10月23日)
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8494.html
記事「・・・・・当初計画より1週間程度早めて11月上旬に開始する方針を固
めたことが廃炉が決まっている1~4号機のプールからの本格的な燃料取り出し
は2011年3月の事故以来、初めてとなる。・・・・・・・」

被災地の地元では、
3.「福島県廃炉協が雨水せき視察 漏水防止を委員注文」河北新報(10/23
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131023t63015.htm
記事「・・・福島県原発廃炉安全監視協議会のメンバーが22日、福島第1原発
に立ち入り、台風26号で雨水をせきから排出したタンク群を見て回っ
た。・・・・・委員は『せきの高さが低すぎ、漏水防止対策が不十分』『ンクに
屋根を付け、せきに水がたまらない構造にすべきだ』と、大雨に見舞われても雨
水が漏れ出ない対策を東京電力に求めた。・・・・・」
一方では、こんなことも、
3’.「タンク堰の雨水、『緊急排出』容認の構え 県監視協」福島民友(10/23
08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1023/news1.html
記事「・・・・・・・規制庁の定めた排出手続きでは緊急時に対応できないとし
て、緊急排出について規制庁と協議する意向を表明。週末にも接近が予想される
台風27号に向け監視協は、安全性の理論的な裏付けが示されれば緊急排出を容
認する構えだ。・・・・・」

こちらの方々でさえ、こんな指摘、
4.「汚染水、炉心溶融以来の難題=緊急の優先事項-IAEA事務局長」時事
通信10/2309:17
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300181
記事「【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は22
日、訪問先のスロバキアで行ったAFP通信とのインタビューで、東京電力福島
第1原発の汚染水漏れは、2011年の事故発生直後に起きた炉心溶融(メルト
ダウン)以来の重大な課題との認識を示した。・・・天野氏は『汚染水の処理は
最も緊急性の高い優先事項』と強調。・・・・」
・・・・・規制委は、先日ある汚染水漏れを「レベル0」という甘い評価をした
ことがあるが。
規制委は、
5.「規制委、東電社長を直接指導へ 汚染水報告書『不十分』」 日経新聞
10/23 13:24
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG23008_T21C13A0EB1000/
記事「原子力規制委員会の田中俊一委員長は23日の定例会合で、東京電力が提出
した福島第1原子力発電所の汚染水問題の報告書が不十分だとして、東電の広瀬
直己社長を呼び直接指導する方針を決めた。同原発や再稼働を目指して審査を申
請した柏崎刈羽原発の安全管理体制について経営者の認識をただし、現場の作業
環境などの改善を求める。・・規制委は『(相次ぐトラブルの)背景には現場の
困難や苦悩がある』と指摘し、報告書が作業員の士気の低下などを重視していな
いことを問題にした。柏崎刈羽原発では十分に安全管理できるとした点について
も、『それなら(柏崎刈羽原発の)職員を福島第1原発の対応にあてるべきだ』
(田中委員長)と苦言を呈した。・・・中村佳代子委員は『報告書は現場の
状況をあまり理解していない」と指摘。『紙のやり取りを続けていても生産的で
はない』(更田豊志委員)との意見もあり、報告書の再提出は求めなかっ
た。・・・・・柏崎刈羽6、7号機の安全審査(は)、・・・他原発のように本
格審査が始まる見通しは立っていない。」
・・・・・再稼動のための審査なんて、とんでもない。
やはり、これが面談の目的、
5’.「柏崎刈羽審査、面談後に判断=汚染水問題-規制委」時事通信10/2316:42
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300666
記事「・・・福島第1原発の汚染水問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長
と東電の広瀬直己社長の面談が決まったことを受け、規制委は23日、東電が再
稼働の前提となる安全審査を申請した柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の扱い
について、面談後に判断することを明らかにした。・・・・・・1週間以内を目
標に面談の日程調整を急ぐが、・・・・」
・・・・・何をそんなに急ぐ?!

その東電のこんな動き、
6.「東電が調達・発注見直し 競争入札4倍、1000億円削減 日本経済新聞
10/23 2:00 ⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF2200L_S3A021C1MM8000/
記事「東京電力は資材の調達や工事の発注方式を見直す。競争入札を4倍以上に
増やすほか参加業者を増やしてなれ合いを排除し、年1.2兆円もの調達・設備費
用を5年後までに1割減らす。原発の再稼働が遅れるなど経営環境が厳しさを増
しており、外部の専門家主導で遅れていたコスト構造改革にメスを入れる。他電
力にも同様の動きが広がる可能性がある。・・・・東電は2014年3月期にまず
170億円程度の調達・設備費を削減する計画で・・・・(以下、有料設定)」
・・・・ここまでの文で十分伝わります。ぬるま湯から少し脱出を試みる?
ちょっと努力するだけで庶民感覚では理解しがたい金額が浮く。

政府は、
11.「『コントロールされている』発言を野党追及]日本テレビ系(NNN) 10
月23日(水)13時55分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20131023-00000023-nnn-pol
記事「・・・・・・民主党・増子副代表は、安倍首相の発言と国民との認識とが
ずれているなどと厳しく指摘した。増子氏『福島県民のほぼ100%、国民の
80%近くはコントロールされていないと思っている。国民と総理のずれは、ど
こから生じるのでしょうか』・・・・・・安倍首相『気持ちにおいて、私は全く
ずれていないと思う。私は行政の最高責任者として、状況を把握していて、それ
に対する対処を行っているということで申し上げた訳であります』・・・・・安
倍首相はその上で、『放射性物質の影響は、発電所の港湾内の0.3平方キロ
メートル内で完全にブロックされている。外洋においても基準値をはるかに下回
る値だ』と述べた。・・・・・・・また、増子氏が、汚染水が出続ける中、『貯
蔵するタンクが足りなくなるのでは』と指摘したのに対し、東京電力・広瀬社長
は『タンクを作っていく土地の確保を行うとともに、建物に流れ込む地下水その
ものを減らす努力をしている』などと説明した。」
・・・・・・・両人ともに、驚くべき認識。東電任せも危ないが国が担っても、
もっと危ないか!
次の記事、報道機関によってもこうも異なる報道内容、
11’.「汚染水めぐる海洋測定『信頼高める努力』 首相 参院予算委」日経新
聞10/23 10:46
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS23009_T21C13A0MM0000/
記事「参院予算委員会は23日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席する基本的質疑
を始めた。首相は東京電力福島第1原子力発電所の汚染水漏れに関して放射線量
を測定する海洋モニタリングについて『様々な公表の数値について信頼性を高め
る努力をしていかなければいけない』と語り、公表・計測方法の改善に意欲を示
した。国内外で広がる不安を払拭する。・・・・・・・」

与党は、
12.政府、原発内に立ち入り=放射能測定、国の責任で-汚染水対策・自民特
措法原案 」時事通信10/2317:51
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300662
記事「自民党の調査会がまとめた東京電力福島第1原発の放射能汚染水漏れ対策
に関する特別措置法の原案が23日、判明した。汚染水対策を主務大臣の直轄事
業と位置付け、必要に応じて政府の職員が原発敷地内に立ち入る権限を付与。現
在は東電が行っている原発周辺の放射能測定(モニタリング)も、国の責任で実
施する。汚染水対策で政府が関与できる範囲を大幅に拡充し、『国が前面に出
る』(安倍晋三首相)体制を整えるのが狙い。
・・・・・早ければ今国会に議員立法での提出を目指す。」

再び政府は、
13.「北海道、節電数値目標を=冬の電力需給で報告書案了承-経産省小委」
時事通信10/2312:40
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300241
記事「経済産業省は23日、有識者による電力需給検証小委員会(委員長・柏木
孝夫東工大特命教授)を開いた。今冬の電力需給に関し、寒さが厳しい北海道電
力管内では『数値目標付きの節電要請を含む対策を講じ、万全を期すべきだ』と
明記した報告書案を大筋で了承した。政府は今後、報告書の内容を踏まえ節電対
策を決める。・・・報告書案は沖縄を除く電力9社について、電力需給の余裕を
示す予備率がいずれも最低限必要とされる3%以上となる見通しを提示。北海道
電は風力発電を供給力に加えることで、予備率が当初見込んだ6.9%から
7.2%に上昇する。・・・・・・ただ、北海道電は本州の電力会社から電力の
融通を受ける設備の容量に制約があり、発電所がトラブルで停止すると大規模停
電につながる懸念がある。・・・・・・」

14.「『伝統文化、世界に』=福島の農家も歓迎-『和食』無形文化遺産で」
時事通信 10/2312:32
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300390
記事「・・・・・政府の提案書には、「福島第1原発事故で風評被害を受けてい
る日本食の信頼を回復する必要がある」と盛り込まれている。・・・・・・・・・」
14’.「和食登録勧告を歓迎=菅官房長官」時事通信10/2311:52
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300401
記事「・・・風評被害にあえいでいる福島県の食物への理解にもつながるよう努
力したい」と強調した。・・・・・・」
・・・・・風評被害という言い方は適切ではないでしょう、政府が曖昧にしてい
るからです。

被災地フクシマ、
15.「23日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・牧草・飼料の放射性物質検査結
果・海底土壌のモニタリング結果」福島民報10月24日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・「魚体二検体基準超える」、という見出しがあります

16.「全員1ミリシーベルト未満 いわき市の内部被ばく検査 4~9月の
5031人」福島民報10/23 08:45
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102311667
記事「・・・いわき市は22日、今年4月1日から9月末までに実施した内部被
ばく検査の結果を公表した。受検者数は5031人で、預託実効線量(成人は今
後50年間、子どもは70歳までの内部被ばくの累積を示す数値)は全員が1ミ
リシーベルト未満だった。・・・・・・市が今回の発表分以前に実施した内部被
ばく検査では、4万6557人が受検し、全員が預託実効線量1ミリシーベルト
未満となっている。」
・・・・・・
17.「揺れる『1ミリシーベルト』基準 除染問題…複雑さ増す」福島民友
(10/23 09:50)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1023/news8.html
記事「・・・・・・・国際原子力機関(IAEA)専門家チームの団長が、日本
政府が除染の長期目標に掲げる年間追加被ばく線量1ミリシーベルトについて
『必ずしもこだわる必要はない』との認識を示したことを受け、一夜明けた22
日、避難住民の反応は賛否が分かれた。団長の発言に理解を示す声がある一方、
揺れ動く除染目標を不安視する声もあり、受け止め方に大きな差がある除染問題
の複雑さを際立たせた。・・・・帰還へ前向きな住民からは、団長の発言に理解
を示す声が聞かれた。・・・・・(以下、住民の声)・・・・・」

栃木県、
18.「原発事故後 首都圏で初 シイタケ出荷再開へ」東京新聞10月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102302100004.html
記事「・・・国の出荷制限が続いている栃木県産シイタケについて、県は二十二
日、矢板市の農家一軒の制限解除を国の原子力災害対策本部に申請した。・・・
シイタケの出荷制限が解除されるのは首都圏では初めて。・・・・・・・・」
18’.「『安全なシイタケ』育てる 矢板の農家1軒 出荷再開へ
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102302100019.html
福島第一原発事故後に出荷制限がかかっていた栃木県産のシイタケで、矢板市の
農家「君嶋きのこ園」が施設で栽培した原木生シイタケが首都圏で初めて、近く
出荷制限を解除される。・・・・汚染されていない県外の原木を使う。菌を植え
る作業は施設内で行う。土やほこりに極力さらさない。シイタケの発生前には原
木を高圧洗浄する-。約六十項目にも及ぶマニュアルを作った。・・・・・生産
工程はかなり増えた。「高圧洗浄の人手は最低二人必要だし、一~二時間はかか
る。風評被害が続く中、このコストを価格に転嫁できないし」と君嶋さ
ん。・・・・・・」
・・・・・膨大な作業が追加されて、原発事故さえなければ・・・・・。

再び、規制委、
こんな認識を露呈、
19.「年1ミリシーベルト『独り歩き』 被ばくで田中規制委員長」共同通信
 (2013年10月23日)
記事全文「・・・・福島第1原発事故に伴う除染で国が掲げる長期目標の年間追
加被ばく線量1ミリシーベルトに関し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は
23日の記者会見で『(1ミリシーベルトという数字が)いつの間にか独り歩き
している』と述べた。・・・・除染を支援するため来日した国際原子力機関
(IAEA)専門家チームのフアン・カルロス・レンティッホ団長が21日、年
間1ミリシーベルトについて『必ずしもこだわる必要はない』と述べた見解を容
認した形。」
・・・・・一体誰を信用してよいのか、とんでもない。
審査は、
規制委の今の審査の状況を伝えています、
20.「原発再稼働 審査資料提出11月下旬~12月 事故リスク評価ないま
ま」しんぶん赤旗10月23日(水)
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-23/2013102314_01_1.html
記事「原発再稼働の前提となる新基準への適合性を審査する原子力規制委員会の
審査会合は、北海道、関西、四国、九州の4電力が7月に申請した6原発の資料提
出計画を明らかにしました。4社とも、耐震評価や重大事故対策を踏まえた設備・
機器の工事計画書は11月下旬から12月としています。・・・・・6原発の審
査は7月からほぼ週3回、公開で開かれ、さらに事務方の原子力規制庁と電力各
社による非公開の面談が頻繁に行われています。・・・原発ごとにどういった事
故が起こる可能性が高いかなどを評価した『確率論的リスク評価(PRA)』は
どの社も未提出です。・・・・規制庁は今月、適合性審査に当たる人員を4人増
やすと決めましたが、福島第1原発の現場に常駐する職員は10人のまま
です。」
21.「もんじゅ断層判断、来春以降に=規制委」時事通信10/2311:49
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102300399
記事「日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の原子炉建屋直下など
にある複数の破砕帯(断層)が活断層の疑いを指摘されている問題で、原子力規
制委員会は23日、原子力機構が来年3月までに最終報告をとりまとめると報告
した追加調査計画について議論した。・・・規制委は一部調査をさらに加える必
要性を示したが、計画のスケジュールは了承した。・・・・・・」

こんな記事も、
22.「小泉元首相に脱原発で会談要請 社民党首」共同通信 (2013年10月23日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8496.html
記事「社民党の吉田忠智党首は23日の記者会見で、脱原発の主張を繰り返して
いる小泉純一郎元首相に会談を要請したと明らかにした。共闘関係を構築して党
の存在感アップにつなげる狙いで、小泉氏の回答待ちという。・・・・・・」
・・・・・“存在感アップ”といわれるレベルでは困る。

23.「9月訪日客、前年同月比3割増 汚染水問題で韓国伸び悩み」共同通信
 (2013年10月23日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8493.html
記事「政府観光局は23日、9月に日本を訪れた外国人旅行者が、推計で前年同
月比31・7%増の86万7千人だったと発表した。9月としては過去最高。し
かし国・地域別で2位の韓国の伸びが鈍化、16万4500人となり、今年初め
て月間で20万人を切った。東京電力福島第1原発の汚染水問題への不安が原因
とみられ、政府は年間目標の1千万人達成に影響が出かねないと懸念してい
る。・・・・国・地域別で1位の台湾をはじめ、中国、香港、タイなどが9月と
して過去最高を記録した。」
23’.「訪日韓国人、伸び鈍化 汚染水問題で敬遠」西日本10月24日 03時00分
更新
⇒http://qbiz.jp/article/25837/1/
・・・・グラフ付の長文記事です。

九州、
24.「規制庁職員ら参考人招致へ 県議会原子力徳委 」佐賀新聞10月22日更新
記事全文「佐賀県議会原子力安全対策等特別委員会は21日の理事会で、11月
18日に委員会を開き、新規制基準の審査を担当する原子力規制庁の事務方職員
と、玄海原子力規制事務所職員の2人を参考人として招致することを申し合わせ
た。新規制基準の概要や審査方針、玄海原発の審査状況について聞く。 また、
出席した理事によると、規制庁職員の参考人招致後の11月議会(25日開会予
定)中に、原発再稼働に賛成、慎重どちらか一方の立場の専門家を参考人として
招き、議論することで一致した。日程の都合上、もう一方の専門家は別の機会に
招致する。」

25.「【伊方から探る?地域と原発】(上) 安全検証、国任せでなく」西日
本電子版10月24日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25838/1/  (有料設定)
記事「『基準の約2倍の揺れにおおよそ耐えられる』・・・・10月16日。松
山市内であった愛媛県原子力安全専門部会。同県伊方町にある伊方原発を運営す
る四国電力の担当者が、部会に参加した7人の学者委員に説明した。
..・・・・・以下、有料設定)・・・・」
・・・・新しい連載が始まったようです。

26.「福島支援、教育でも 長崎大、学生を現地派遣へ 」西日本(10月23日
00時20分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/47817
記事「・・長崎大学は22日、東京電力福島第1原発事故で一時全村避難を余儀
なくされた福島県川内村で行ってきた放射性物質の測定や健康相談などの支援を
教育支援にまで広げ、住民の帰村も促していく取り組み『福島復興支援タスク
フォース』を発表した。山下俊一副学長は『他大学の復興支援のモデルとなる活
動にしたい』抱負を語った。・・・・」
・・・・この人、いまは副学長なんですね。

今届いた西日本新聞朝刊では、
1面左側に囲みで25.の記事、その下に、2.の類似記事、
2面中段に、23’.の記事、その横に、首相の国会答弁についての見出しに、
27.「首相答弁に窮し、むきに・・・・」
記事「・・・・・・・・首相が『汚染水は安倍政権で突然起きたことではない』
と反論すると、野党から一斉にやじが飛んだ。むきになった首相は『何が後ろめ
たいのか』と声を荒げた。」、
・・・・・・“嘘”を追及されて、居直る、こんな人が首相です。
30面に、1.の類似記事があります。
今朝も紙面は以上です。

昨日の訂正
冒頭の文章中:誤「港湾街」⇒「港湾外」

★向原祥隆(反原発・かごしまネット) さんから:
みなさま
鹿児島の川内原発現地、薩摩川内市で、史上最大規模の集会を行います。
2000人以上集まろうというものです。

川内で行う集会としては、建設当時1974年6月、
川内市議会推進陳情強行採決 抗議集会に2000人が参加
して以降、最大規模となります。

午前11時からのノーニュークスライブもすごい!!
宮崎からHOUちゃん、熊本からは風太郎&カンナヴィーナサヨコ
地元鹿児島からは、ぢゃん、西聖夜、赤星バンド

川内の史上最大規模の集会を成功させましょう。
お誘いあわせの上、ご参加、よろしくお願いします。

名称:集まろう ストップ再稼働!12.15 in川内
日時:2013年12月15日(日)
  11:00-2:00ノーニュークスライブ
   2:00-3:00集会
   3:00-4:00パレード
場所:向田公園(川内市役所となり)
主催:ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会
事務局 〒892-0873 鹿児島市下田町292-1
TEL 099-248-5455 info@nanpou.com

★ 内富 さんから:
【週刊現代】スクープ 現役キャリア官僚が告発「原発汚染水は海に流すしかな
い」それが日本政府の本心です
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37184

タンクからの流出は、おそらく止まらない。国民の目をそらし、忘れた頃にこっ
そり片をつける?もうやり口はお見通しだ。原発行政を熟知するキャリア官僚
が、この国に巣食うモンスターを暴く。

私はこの目で見てきた

福島第一原発の汚染水問題が深刻化していますが、われわれ官僚、あるいは政
府、東電に解決策があるのか、と問われれば「そんなものはない」と答えるほか
ありません。

結論から言えば、いずれ汚染水は薄めて海に流すしかなくなるでしょう。これは
福島第一原発事故の発生当時から、原子力関係者の間で共有されてきたいわば
「前提」であり、いまはそのための時間稼ぎをしているにすぎません。

もちろん、そんなことは誰一人口には出さない。しかし残念ながら、それが東京
電力や経済産業省、そして日本政府の考えていることなのです。

2020年東京オリンピックが決まったおかげで、いずれは福島の汚染水問題に対す
る危機感も薄まるだろう?霞が関と永田町には、いまそんな空気が充満していま
す。原子力ムラは息を吹き返し、曖昧な安全基準のまま原発再稼働に向けて着々
と手を打っている。それが現状です。

こう話すのは、電力利権の闇と再び発生する原発事故を描いて反響を呼んでいる
『原発ホワイトアウト』(講談社刊)の著者、若杉冽氏だ。同書は、小説のかたち
で日本が抱える原発問題の核心を抉った、迫真の「告発ノベル」である。

著者名はペンネームであり、「霞が関の省庁に勤務する現役キャリア官僚」とい
う以外は、素性をいっさい明かしていない。

私自身は、官僚としてこれまで原発に関する数多くの矛盾、腐敗を見聞きしてき
ました。しかし、大多数の国民には何も知らされていない。この情報の格差、不
公平を埋めたいというのが、執筆の最大の動機です。

国家の行く末にかかわる重大な情報を、官僚だけが独占するのはおかしい。なぜ
なら、国民はわれわれ官僚にとっていわば「株主」であり、説明責任を果たす必
要があるからです。

ただ、一方で公務員には守秘義務があり、私が知り得た情報をノンフィクション
の形で伝えることはできません。また、原発問題と闘うには少しでも多くの時間
が必要で、いまクビになるわけにはいかない。そのためにも覆面で小説を書くの
が最もよいと考えました。

原発事故はまた起きる

物語は、「関東電力」から「日本電力連盟」に出向し、政・官・財の各界に電力
会社の影響力を振るおうと暗躍する小島巌、資源エネルギー庁で原発再稼働を画
策するキャリア官僚・日村直史、元アナウンサーで反原発活動に身を投じる玉川
京子の3人を中心に進みます。誰がモデルかすぐに分かるような人物も出てきま
すが、官僚については複数の人物像を組み合わせています。ただし、台詞や作品
中のディテールは、基本的に私自身が見聞きした事実に基づいています。

物語をつらぬく軸は、電力会社の主導する「モンスター・システム」です。これ
は、電力会社が取引先への業務発注額を相場より2割ほど高く設定し、余った利
益を電力会社自身が主導する業界団体に預託するというしくみです。

作中に登場する「関東電力」の場合、預託金は年間800億円にのぼる。この潤沢
な資金を原資に、電力会社は政治献金やマスコミ対策を行うわけです。この集
金・献金システムは全国10社の電力会社で構築され、日本を裏側からコントロー
ルしている。

このようなシステムが政治やマスコミを支配しているのは異常事態であり、正し
い情報が国民に知らされるはずもありません。

一例を挙げましょう。多くの国民は、福島で事故が起きたとはいえ、それでも日
本の原発は海外の原発に比べればはるかに安全だと思っているはずです。

ところが日本の原発は、老朽化が問題になっているうえ、最新型でもヨーロッパ
製のものより安全性が劣っています。ヨーロッパの加圧水型炉は、二重の原子炉
格納容器の底に、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」が組み込ま
れ、万が一メルトダウンを起こした際には核燃料がコアキャッチャーを通して冷
却プールへと導かれるようになっている。

日本の原発には、このような仕組みはありません。IAEA(国際原子力機関)が策定
している国際的な安全基準自体が、日本から出向している職員によって骨抜きに
されています。近年ではヨーロッパ型の炉を採用している中国の原発のほうが、
日本の原発よりも安全性が高いでしょう。こう言うとみなさん驚きますが、紛れ
もない事実です。

日本の原発がコアキャッチャーなどの安全装置を付けないのは、特許絡みで海外
のメーカーに高額なライセンス料を払わねばならないためです。このことには原
子力ムラの人間はもちろん、国産原発メーカーの日立、東芝、三菱重工も絶対に
触れませんし、メディアも報じません。こういうことを誰も言わないのはおかし
いと思いませんか。

原発の立地自治体が定めた避難計画がお粗末であることも大きな問題です。

そもそも1999年にJCOの臨界事故が起きるまでは、原子力事故はあり得ないとい
うことが前提で、避難訓練を行うとかえって住民の不安を煽るとされてきまし
た。当然、避難計画や防災計画など作られるはずがありません。

避難計画がないままに北陸などの原発で重大事故が起こり、住民が自家用車で避
難すれば、大渋滞でパニックになります。車での避難を禁じ、避難バスを運行さ
せる必要がある。ただ、大変なのはバスの運転手です。原発事故という緊急時
に、自分や家族の安全よりも地域住民の安全を優先しろというのは酷でしょう。

となれば、頼れるのは自衛隊だけです。しかし自治体が自衛隊と緊急時に備えて
話し合いをしているかというと、全くしていない。

福島第一原発事故以前と同じく、安全対策はないがしろにされたままなのです。

放射能は漏れ続ける

作中では、電力業界が政治家をカネで籠絡する場面も生々しく描かれている。

日本電力連盟常務理事の小島は、わざわざ飛行機で長崎へ飛び、総選挙で大敗し
たリベラル政党・民自党の落選議員を、さもついでに立ち寄ったという風情で訪
ねる。

粗末な事務所を構え、明日の生活費にも事欠く議員に、地元女子大の客員教授の
ポストを紹介する小島。議員は、小島に土下座せんばかりにして感謝するのだった。

野党議員にも目配りを欠かさず、起こりうる政界再編に向けて保険をかけてお
く。大学の客員教授や非上場企業の顧問などのポストには、電力会社がカネで押
さえているものが少なくない。

これも、若杉氏が官僚として見聞きした「事実」に基づく描写である。

モンスター・システムは、どうすればなくせるか。要は政治献金をなくせばいい
わけですが、かつて民主党は政治献金廃止を謳っていながら、政権を取ったとた
んに自らが力に溺れ、うやむやになってしまいました。

政治献金がすべて悪いとは言わないけれども、少なくとも電力会社のような独占
企業については、政治献金やパーティー券購入を根絶する仕組みづくりが必要だ
と思います。

同時に、税金の使い道が一応は透明化されているのと同じように、国民から集め
た電気料金についても使い道を明確に開示すべきです。電気がないと生活できな
い国民にとって、電気料金は税金のようなもの。これを法制化しない限り、モン
スター・システムの息の根を止めることはできない。

さらに、電力会社の仕事の発注は競争入札にすべきです。東京電力の下請け企業
は毎年、発注の順番や受注比率が同じですが、ここにも切り込まなければなりま
せん。

折しも、福島第一原発の汚染水問題は国が引き受けることになりました。汚染水
対策に国費を投入する条件として、東電の政治献金の禁止、電力料金の用途透明
化、公開競争入札の3つをパッケージにして東電に突き付けるべきです。

思い出してもみてください。東電はあれほどの大事故を起こしておきながら、結
局生き残り、事故処理に国費を使い、あげく自民党に手を回して「廃炉は国が負
担してくれ」などと言い始めています。これはつまり「廃炉庁」を新設しろとい
うことであり、「あとは国に押し付けて逃げ切ろう」という虫のいい話です。

原発やその関連施設では、これまで信じがたいほど杜撰な工事が行われてきた。
作中には、ある原発で工事の目的さえ知らされていない現場作業員たちが、非常
時のベント用配管を組み立てながらこんなやりとりをする。

〈「おい、これズレてるけど、どうやって繋ぐんだ?」「一応、関東電力にお伺
い立てとくか?」

「でも、あいつらに聞いたら、本社に確認するとか言って、平気で一週間くらい
放置されるぞ」

「こんなのをいちいちお伺い立ててたら、俺たち死んじまうぜ」〉

結局彼らは、大きくずれた配管をありあわせの材料で適当に繋いでしまう。非常
時には、そこに放射性物質を含む排気が通ることも知らずに。

電力会社は、なるべく多くの下請け企業を潤すためにひとつの工事を複数の企業
に発注することが多いのですが、そのせいで配管の継ぎ目が合わないといったこ
とが日常茶飯事です。業者の間で設計寸法の書き方が食い違い、配管をつなぎ合
わせた際に誤差が生じるわけです。

青森県六ヶ所村の使用済み核燃料プールでは、これが原因で水漏れが起きていた
のに、何年もの間水漏れ箇所を特定できなかった。似たような例は今後も見つか
るでしょう。

みなさんは、メルトダウンを引き起こす原因というと地震や津波を思い浮かべる
でしょうが、実はそれだけではありません。

原発に通じている1~2系統しかない専用送電線が、万が一切れたらどうなるか。
原発の炉心はスクラム(緊急停止)し、そこから先は現場の非常用電源で炉心を冷
却し続けなければならなくなります。

しかし、寒い地域の原発?たとえば新潟県の柏崎刈羽原発は豪雪地域にあります?
であれば、厳冬期には非常用ディーゼル発電機が凍りついて動かなくなる危険も
あります。雪に埋もれ陸の孤島となった原発は、作業員が近寄ることさえできな
いまま、静かに暴走を始めるでしょう。メルトダウンが起きるのです。

真実から目を背けるな

福島原発事故の直後、原子力安全・保安院は送電線の脆弱さに気づき、一度点検
を行いました。しかし、このとき保安院は重大なことを見落としている。テロの
可能性です。

送電線の鉄塔には鉄条網などで囲いが施され、「立ち入り禁止」「高圧電線危
険」などの注意表示が設置されていますが、警備員が監視しているわけではない
ので容易に侵入することができます。

福島原発の事故以後、国土地理院が提供する最新の電子国土基本図からは、送電
線の表示が削除されました。しかし以前発行されていた2万5000分の1地図、また
旧電子国土基本図ではすべての送電線が正確に記載されている。作中では、この
送電線の鉄塔を狙った原発テロ計画を詳細に描いています。

日本という国には、こうした最悪の事態について想定することを禁じるような空
気があります。それは不吉なことを口にすると現実になるという、一種の言霊信
仰に根差した考え方なのかもしれません。

本来ならば、われわれ国や官僚が最悪の事態をシミュレーションし、対策を整え
なければなりませんが、官僚の間にさえ同じ空気が蔓延している。これは、電力
会社のモンスター・システムが陰に陽にもたらしている力でもあるでしょう。

そして「汚染水はいずれ海に流せば問題ない」「その時が来るまで国民には何も
知らせなくてよい」という不遜な考え方も、その延長上にあるのだと思います。

ただ、官僚全てが真っ黒だというわけではありません。われわれも人間ですか
ら、常に白と黒の狭間で揺れている。

電力という権力がいかにこの国に染みわたり、手に負えないほど複雑なしがらみ
となっているか。国民にその真実を伝えるとともに、内心「これでいいのか」と
感じている官僚にも、勇気を持ってもらいたい。そのために、私はこれからも執
筆を続けてゆくつもりです。
「週刊現代」2013年10月12日号より

★ 前田 朗 さんから:
女性差別撤廃委員会(CEDAW)56会期で採択された「一般的勧告30号
(紛争予防、紛争、紛争後状況における女性に関する一般的勧告30号、CEDAW/
C/GC/30)」(2013年10月18日)が、人権高等弁務官事務所のサイトに
掲載されました。24頁。
http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/CEDAW/GComments/CEDAW.C.CG.30.pdf

よくまとめたというか、人によっては「これしか書いてないの?」と思うかもし
れませんが、とにかく今日の到達点です。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第917日目報告☆

青柳行信です。10月23日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第917日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月22日迄3042名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月21日5名。
   山本由美 匿名者2名 三井文勝 西仲間 綾
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
11.10も間近になりました。
カンパの依頼を ブログにも載せました。

汚染水、一向に止まりませんね。
溶け落ちた核燃料はどこにいったのでしょうか。
あんくるトム工房
あふれる汚染水   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2682
パイナップル    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2681

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆皇后が憲法の常道を説きたまふ宰相の妄動常軌を逸すれば
    (左門 10・23-453)
※東京新聞:皇后さま79歳 回答前文(TOKYO Web)。
東日本大震災についての真摯なコメント、親しい友人・高野悦子さん、ベアテ・
シロタ・ゴードンさんらへの追悼、皇族に関するコメントなどは、いつものよう
に配慮に満ちたものであるが、今回の宮内記者会の質問への回答は出色の内容が
あった。★《「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲
法の公布(明治二十二年)に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が、寄り
合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自
由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由な
ど、二百四条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時こ
れに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも四十数か所で作られていた
と聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、
自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を
経た十九世紀末の日本で、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録する
ものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います》。

★ 九州玄海訴訟 福岡市東区原告の会 さんから:
「11.10さよなら原発九州・沖縄集会」に賛同します!!
私たち、「九州玄海訴訟 東区原告の会」は福岡市東区在住の原告をメインに
なんとかして原発をなくしたいという思いのある方を中心に会をたちあげました。
3.11の事故後、事態は深刻の一途をだどっています。
運動のチカラ、司法のチカラをあわせて日本の原発、地球上の原発を廃炉に、
そして原子力にたよらない未来のエネルギー政策を進めていくよう、
みなさん、ともに頑張っていきましょう!
ホームページHP http://bye-nukes.com ↑メッセージ。

★ 堤和子 さんから:
久しぶりにお便りします。
11月10日の 九州沖縄集会が近づいてきました。
原発再稼働が危ぶまれるこの時期にあって、
脱原発の為に 決してあきらめず 粘り強く 行動を重ねている人達に 敬意を表し
ます。
最近 体調が良くなくて 原発反対の各集会や催しに あまり参加できないので
安倍首相宛に 一枚のハガキを書いて出しました。
もし よければ参考にしてください。〈安倍首相へのハガキ〉
「福島第一原発の事故現場から 流れ出ている放射能汚染水の深刻な被害は、拡
大する一方です。
福島の汚染水問題は、コントロールされていません。
このままでは 7年後の東京の飲み水が 安全だという確証は どこにもないで
しょう。
2020年の東京オリンピックを ただちに辞退し オリンピックに使うお金を、
東日本大震災と福島原発事故の被災者や被曝者や避難者の人達の救済と補償に充
てる(あてる)べきです。
そして 一度(ひとたび)事故を起こせば、人間の命と生活を破壊し、
あらゆる命を育む(はぐくむ)自然を壊滅させ、
ひいては人類を滅亡させる原発の再稼働は 絶対にやめて、
全国各地の原発を ただちに廃炉にしてください。
2013年 10月 日本を変える会・フクオカ」
《安倍首相の住所》 〒100ー0014 東京都 千代田区 永田町2ー3ー
1 首相官邸 安倍晋三》

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日の西日本新聞夕刊一面トップの見出しには、日本人であれば“あれっ?”と思
いそうな 「非核声明 日本発初参加 国連委・・・」とあります、なんと核の
傘に配慮してこれまで参加してこなかったと、また、その横には、「港湾街また
セシウム フクシマ原発沖1キロ検出値、前回越す」という見出しもあります。
今朝もその福島第一原発を伝える記事からはじめます。

1.「港湾外また微量セシウム=福島第1原発沖、2回目-東電」時事通信
10/2212:32
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200410
記事「・・・22日、福島第1原発の約1キロ沖合で18日に採取した海水か
ら、放射性セシウムが1リットル当たり1.6ベクレル検出されたと発表した。
同原発の港湾外で調査を始めた8月以降、セシウムが検出されたのは8日採取分
の同1.4ベクレルに続き2回目。・・・東電は『検出限界値をわずかに超える
値で、環境に影響はない』と説明している。」
・・・・「環境に影響はない」、もう十分に汚染している、原因をつくった人が
勝手に決め付けて言う、こちらの記事に図がある、
1’.「港湾外から再びセシウム 沖合1キロ最高値 福島第一」東京新聞10月22日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102202100010.html
記事「・・・・・・・セシウム137を原発から排出する場合の法定基準は一
リットル当たり九〇ベクレル、世界保健機関(WHO)のガイドラインで飲料水
の基準値は同一〇ベクレルで、今回の数値は下回っている。」
1”.「手順通りの雨水排出不可能 東電所長、規制委と協議へ」共同通信 (10
月22日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8489.html
記事「・・・・福島第1原発の小野明所長は22日、汚染水タンク群の漏えい防
止用せきにたまった雨水があふれた問題で、せきの水を仮設タンクに移して放射
性物質の濃度測定後に排出する手順について『せきの水を全部出すにはこの手順
を千回とか繰り返す必要があり、大雨の中であふれさせずに作業することは不可
能』と述べた。・・・・・この日原発を視察した福島県の廃炉安全監視協議会の
質問に答えた。福島県側からは「東電の手法で安全が担保されたとは言えない」
と批判が出た。」
・・・自ら作った手順書も実践「不可能」-“居直り”発言です。
1”’.「核燃料取り出し開始 6号機、プールに移送」福島民報(10/22 10:56)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102211658
記事「・・・・・21日、福島第一原発6号機原子炉から核燃料を取り出し、使
用済み燃料プールへの移送を始めた。東日本大震災以降、同原発1~6号機の原
子炉から燃料を取り出すのは初めて。・・・・6号機原子炉には計764体の燃
料があり、11月下旬までに全て移す。・・・・・・5号機の燃料は平成26年
度上期に取り出す予定。・・・・一方、1~3号機は溶けた燃料の状態が全く分
かっていない。4号機は原子炉内に燃料がなかった。」

こちらでは、こういう指摘が、
2.「『もう一つの災害』か=福島原発汚染水問題-米紙」」時事通信10/2215:26
記事全文「【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は21日、東
京電力福島第1原発の放射能汚染水問題を取り上げ、東電の度重なる失策によ
り、東日本大震災と津波の被害から2年半が経過して、「もう一つの災害」にな
りつつあると警告した。・・・同紙は、東電がほとんど毎週のように新たな汚染
水漏れがあったことを認めていると説明。国会議員や原子力産業専門家が指摘す
る東電の失策として、(1)原発の弱点を過小評価(2)外部からの警告を無視
(3)事態悪化に備えた計画策定を怠る-といった点を挙げた。」

そう指摘される日本政府は、あいかわらず、
3.「『完全ブロック』変わらず=安倍首相 」時事通信10/2217:44
記事全文「安倍晋三首相は22日午後の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原
発の汚染水漏れについて、『モニタリングを行い、基準値をはるかに下回る数値
しか出ていない』とした上で、『影響は完全にブロックされている』と明言し、
9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で用いた『完全に』との表現を改
めて使った。共産党の笠井亮氏への答弁。」
・・・・・“完全”という日本語に意味がねじ曲げられています。
3’.「汚染水、湾外流出否定せず=放射能は『基準値以下』-茂木経産相 」時
事通信10/2212:59
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200386
記事「茂木敏充経済産業相は22日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第1
原発の汚染水漏れについて、『水は当然行き来する。湾外、湾内の入れ替わりは
ある』と述べ、港湾外に流出している可能性を否定しなかった。ただ、福島近
海、外洋で行った放射能のモニタリング結果は『基準値以下か測定できない値
だ』と強調した。・・・・・・・『湾内と外洋の水は混ざる。そして希釈もされ
る』と述べ、汚染水が湾外に出ても海水によって希釈され、高濃度のまま外洋に
出るわけではないとの認識を示した。」
・・・・こちらも、とんでもない居直りです。
その政府は、IAEAを取り込んで海域調査、
3’.「汚染水、IAEAが海域調査へ…政府、受け入れ」読売新聞 10月22日
(火)14時31分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000622-yom-sci
福島第一原子力発電所の汚染水問題を巡って、政府は国際原子力機関
(IAEA)に原発周辺海域の水質調査を要請し、11月にも調査団を受け入れ
ることが22日わかった。・・・・・・政府は、これまでの周辺海域などの調査
で日本産水産物の安全性を確認しているが、IAEAによる調査を受け入れるこ
とで、安全性を改めて国内外にアピールする狙いがある。・・・・・調査自体は
来年1月以降に着手する見込みだ。・・・・水質調査を巡っては、原子力規制委
の田中俊一委員長が今月7日、IAEAのほか、韓国や東南アジア諸国など周辺
国と共同で行う考えを示していた。・・・・・韓国など周辺国との共同調査は見
送る。・・・周辺国に参加を要請した場合、『調査の客観性が損なわれる可能性
もある
』(政府筋)などの点も考慮した。」
・・・・・日本の信頼は、もう損なわれています。

首相は、「原発ゼロ」に対しても
4.「『原発ゼロ』拒否 首相、小泉氏発言に言及」東京新聞10月22日朝刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013102202000139.html
記事「・・・小泉純一郎元首相が政府・自民党に求める『原発ゼロ』への政策転
換に応じない考えを示した。『政権の責任者としては、エネルギーの安定供給、
費用低減の観点から責任あるエネルギー政策を進めていくことが必要だ』と述べ
た。首相が小泉氏の一連の発言に具体的な見解を示したのは初め
て。・・・・・・・・」

その政府を支える与党は、原発再稼動への道を示す、
5.「電源構成で提言へ=自民議連 」時事通信10/2218:39
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200795
記事「自民党の『電力安定供給推進議連』(細田博之会長)は22日、党本部で
会合を開き、・・・・・細田会長は会合の冒頭あいさつで、原発停止を補う火力
発電の燃料費負担が日本経済の重しになっていると指摘した上で『一日も早く安
全性を確認して(原発の)再開を目指す』と強調。当面は原発をエネルギー源と
して活用すべきだとの考えを示した。」

東電も、未だに原発再稼動の道をすすむ、
6.「7号機でベント本体工事=再稼働申請の柏崎刈羽原発-東電 」時事通信
10/2212:09
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200069
記事「・・東京電力は22日、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の7号機
(出力135.6万キロワット)にフィルター付きベント(排気装置)を設置す
る本体工事を開始した。東電は7号機の再稼働に向けた安全審査を9月に原子力
規制委員会に申請しており、今年度中に完成させる予定だ。・・・・・」
・・・・・ベントは、放射性物質を外部へ排出する装置、本来、自治体が受け入
れるべきでないもの。

被災地フクシマをめぐって、
7.「原発賠償「中間指針」改定を=研究者191人が紛争審に意見書」時事通
信10/2218:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200769
記事「・・・・福島第1原発事故の被害回復は適切に行われているとはいえない
として、国内の社会科学と人文科学の研究者191人が22日、賠償範囲を検討
する政府の原子力損害賠償紛争審査会に対し、被害実態把握のための調査と賠償
の考え方を示した『中間指針』の改定を求める意見書を提出した。・・・意見書
では、2011年8月に策定された中間指針の検討の際は、現地視察や住民への
聞き取りなど必要な調査が実施されていないと指摘。適切に権利回復されるよ
う、徹底した実態調査と被害の実態に即した改定を求めた。」
8.「原発賠償打ち切りで申し入れ=東電支店に社民党-茨城」時事通信10/2220:23
h⇒ttp://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102200899
記事「・・・・・東電側は『原発事故前の水準に(売り上げが)回復するなど、
状況が変わっているため』と通知発送の理由を説明。『通知は会社としての意思
表示で、事故と売り上げ減少との因果関係を示す詳しい資料があれば(継続の)
協議を進める』と述べ、一方的打ち切りではないとしたが、『(一方的と受け止
められるのは)一部やむを得ない』と話した。」
・・・・・「・・・やむを得ない」・・居直りです。
9.「東電賠償後も27億円未返還=肉牛農家への緊急支援金-検査院」時事通
信 10/2217:16
記事全文「・・・・・福島第1原発事故で出荷停止などの影響を受けた肉牛農家
の資金繰りのため、農林水産省所管の独立行政法人が一時的に交付した緊急支援
事業で、東電の賠償金が支払われた後も農家から返還されていない額が岩手、宮
城、福島の3県で計27億円あることが22日、会計検査院の調査で分かっ
た。・・・窓口となる3県の畜産協会で、賠償金の受け取り状況や返済計画の管
理など農家の実態把握が十分ではなかったといい、検査院は22日、事業主体の
農畜産業振興機構に対し農家の状況を確認し、困っているところには経営指導を
行わせるなどの改善を要求した。」
・・・・・だからといって、事故後、一貫して苦しみ続けている被災者から一方
的に取り上げるな。
昨日既報の記事、こちらに図があります、
10.「福島沖1000~3000キロで測定 汚染水懸念、範囲拡大」河北新
報(10/22 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131022t63008.htm

被災地フクシマ、
11.「22日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質の検査結果(野菜・果
実)」福島民報10月23日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・・・・「いわきの米基準超、汚染源乾燥機か?」という見出しも見えます。

12.「福島沖試験操業 漁獲対象に9魚種追加 漁業復興協承認」河北新報
(10/22 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131022t63007.htm
記事「福島県地域漁業復興協議会は21日、福島第1原発事故に伴い県沖で実施
している底引き網漁の試験操業の漁獲対象に、アカガレイなど9魚種を追加する
案を承認した。計25魚種となる。30日の県漁連組合長会議で決める。9魚種
はほかにサメガレイ、アカムツ、チダイ、ヒレグロ、マアジ、メダイ、ケンサキ
イカ、ジンドウイカ。・・・・いずれも県の検査で放射性セシウム濃度がゼロか
基準値(1キログラム当たり100ベクレル)未満だった。・・・・・・・・」
13.「ウメの出荷停止解除 福島、伊達、桑折、国見4市町」福島民友
(10/22 11:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/topic/131022/topic5.html
記事「・・・・・政府は21日、原子力災害対策特措法に基づき福島、伊達、桑
折、国見4市町のウメに出していた出荷停止の指示を解除した。・・・一方、県
は同日、川俣町(山木屋地区を除く)のウメについて収穫自粛の要請を取り下
げ、政府の指示解除とともに関係市町などに伝えた。山木屋地区で生産されたウ
メについては引き続き、収穫を自粛するよう県が町などに要請している。 」」
14.「107人増の359人合格 教員採用試験、倍率は8.1倍」福島民友10月22日
⇒http://www.minyu-net.com/news/topic/131022/topic6.html
記事「・・・・・・・受験者数は2891人で、倍率は8.1倍となり昨年度よ
り2.0ポイント下がった。・・・・・退職者増と県外に避難する子どもたちの
帰還が進んでいることなどを理由に、本年度は小学校教員の募集を倍増させるな
ど、県教委は各教員の募集定員を大幅に増やした。この結果、受験倍率は小学校
5.6倍(昨年度比3.1ポイント減)、中学校11.8倍(同5.2ポイント
減)、高校10.9倍(同1.1ポイント減)などとなり、定員が一緒だった特
別支援学校以外は下落した。」
15.「福島の入院期間が大幅短縮 震災で病床限られやりくりか」西日本 (10
月22日 18時32分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/47751
記事「・・・・福島県内の医療機関を2012年9月に退院した患者の平均在院
日数は28・3日で、08年の前回調査より6・7日短くなったことが22日、
厚生労働省が公表した同県分の患者調査で分かった。直近の11年の全国調査で
は短縮幅は2・8日にとどまっており、福島県で入院期間が顕著に短くなっ
た。・・・・・・」
・・・・・・こんなところででも我慢を強いられる。

茨城県、
16.「取手・守谷・常総・つくばみらい4市1団体 東電に2億6000万円
請求」東京新聞10月22日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20131022/CK2013102202000160.html
記事「取手市など常総広域圏内四市と一団体は二十一日、東京電力福島第一原発
事故に伴う放射能汚染対策事業費総額約二億六千万円を東電に損害賠償するよう
求めた。六回目となる請求は、これまでに賠償を求めてきた小中学校校庭や公園
の除染費用など、二〇一二年十月までに実施済みの放射能対策経費に加え、一三
年九月までに実施した放射能対策の関連事業経費。・・・内訳は、取手市が十七
件約一億円、守谷市が十三件約三千四百万円、常総市が十一件約八千六百万円、
つくばみらい市が六件約三千六百万円。常総地方広域市町村圏事務組合が、ごみ
焼却場焼却飛灰搬出作業費など三件約九百万円。・・・・・・」

原発立地自治体、
17.「原発で放射性物質漏れ想定訓練 伊方3号機、愛媛など6県参加」共同
通信 (10月22日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8486.html
記事全文「四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機で大規模な放射性物質が漏
れる事故が起きたとの想定で、愛媛県は22日、防災訓練を実施した。四国のほ
かの3県と、事故時の情報共有で合意する山口、大分2県も加わった。同様の訓
練は昨年に続き2回目だが、放射性物質漏れの想定は初めて。・・・・訓練は地
震発生により伊方3号機から放射性物質が漏れ、国の定める避難基準となる毎時
500マイクロシーベルトを超える値が測定され、原発から半径30キロ内の住
民に避難指示が出されたと想定。住民は30キロ圏外の公民館などに避難した。」
・・・・・・“避難=もう戻れない=先の見えない生活に向かう”ための練習、こ
うした記事を見る度に虚しくなる、。
18.「宮城知事選 女川原発の再稼働 論戦かみ合わず」河北新報(10/22
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131022t11016.htm
・・・・・・・・・選挙の様子を伝えています。

電力会社、 
19.「中部電、年収2割削減へ 料金値上げで、労組に提示」朝日新聞デジタ
ル 10月22日(火)13時24分配信
記事全文「中部電力は22日、来年4月に予定している電気料金の値上げに合わ
せて、月給を5%、来夏のボーナスを5割減らすと労働組合に提案した。年収の
2割の削減を目指す。・・・・2013年3月期の有価証券報告書によると、中
部電の平均年収は約801万円で、他の電力会社よりも高い。削減の対象は、こ
こから基準外賃金を除いた部分で、2割減らすと590万~630万円程度とな
る見込みだ。」

非核をめぐって、
20.「日本、核不使用声明に初賛同=文言修正で安保政策に合致―国連加盟国3
分の2が支持」時事通信 10月22日(火)6時26分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000012-jij-int
記事「【ニューヨーク時事】核兵器の不使用と廃絶への決意を宣言する共同声明
が21日、国連総会第1委員会(軍縮)で発表された。日本など国連加盟国全体の
約3分の2に当たる125カ国が声明を支持。同種の声明は過去3回出されたが、今回
初めて日本が賛同し、支持国も半数を超えた。米国など核保有国は声明に賛同し
なかった。・・・日本はこれまで、米国の核抑止力に頼る自国の安全保障政策に
合わないことを理由に支持を見送っていたが、声明の文言が修正されたことなど
を受け方針を転換した。声明は「核兵器の人道的結末に関する共同声明」と題
し、ニュージーランドが主導した。核兵器のもたらす「壊滅的な人道的結末」に
深い懸念を表明、「いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことが人類の生
存そのものにとって利益」とし、核不使用への決意を強調している。 
20’.「『核の傘から離脱を』=日本被団協」時事通信 10月22日(火)11時47分
配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000055-jij-soci
記事「核兵器不使用と廃絶に向けた共同声明に日本が初めて賛同したことについ
て、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協、東京都港区)は22日、政府に
『アメリカの核の傘から離脱し、核保有国に核兵器廃絶を迫り実現する責務を果
たすこと』を求める声明を発表した。声明は『核の使用を前提とする核抑止力政
策と共同声明の理念とは相いれない』と指摘。政府に政策を改めるよう求めた上
で、『日本被団協は核兵器のない世界の実現に力を尽くす』と表明した。」

海外、
21.「英、約30年ぶりに原発新設…中国も出資」読売新聞 10月22日(火)10時
52分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000370-yom-bus_all
記事「【ロンドン=中沢謙介】英国政府は21日、英南西部ヒンクリーポイント
に原子力発電所を新設することで、仏電力公社(EDF)などと合意したと発表
した。・・・新原発は2023年に稼働する予定。英国での原発新設は、
1995年に稼働した『サイズウェルB』原発以来、約30年ぶりとなる。運転
中の原発は17基ある。・・・総工費は160億ポンド(2兆5600億円)。
建設・運営を担う事業体に、EDFが45~50%を出資し、仏原発メーカーの
アレバが10%、中国原発事業会社の「中国広核集団(CGN)」と『中国核工
業集団(CNNC)』が計30~40%をそれぞれ出資する。・・・・・総工費
は160億ポンド(2兆5600億円)。建設・運営を担う事業体に、EDFが4
5~50%を出資し、仏原発メーカーのアレバが10%、中国原発事業会社の
『中国広核集団(CGN)』と『中国核工業集団(CNNC)』が計
30~40%をそれぞれ出資する。・・・・・・欧州では、東京電力福島第一原
発の事故を受けて、ドイツが2011年、脱原発を表明した。これに対して、英
国は地球温暖化対策などを理由に、凍結していた原発の新設を再開する計画を打
ち出している。日立製作所は昨年11月、原発事業会社『ホライズン・ニューク
リア・パワー』を買収しており、英国での原発建設を目指している。」
・・・・・この記事に登場する原発推進する国・企業等の名に「日本」の名がある。

今届いた西日本新聞朝刊では、
3面に、20.の類似記事、その横に、1.と1”.の記事、
6面に、
22.社説「思考停止 抜け出す契機に 核不使用声明」
29面、
23.「被爆地 『これから』 核不使用声明参加 一歩前進と評価」
今朝もこれだけのようです。

★ 味岡修 さんから:
 経産省前テントひろば テント日誌 10月20日(日)771日目  日曜
の雨夜と月曜の朝

 10月20日の日曜日、伊豆大島で土砂崩れへの警戒から避難とのニュースを
聞いて家を出て、大雨の中をテントに到着、以外にも中はにぎやか。連れだって
K温泉で保養してきたテント仲間4人が立ち寄ってぺちゃくちゃしゃべってい
る。いつも原子炉論議をしかけるOさん、記録ノートとパソコンに立ちむかうHさ
んに私も加わって、テント運営に関して喧々諤々の議論。お手製の料理を届てく
れたTさんも参加して、宵が深まるに連れてだんだん理解が深まった。テントを
守り脱原発を実現する為にやるべきことを共有化できた。テント裁判は、来年2
月の口頭弁論予定も決まった。越年に向けて心と身体とともに衣類やカイロの準
備が必要だ。

皆が宵闇に消えた後、泊り当番が交代で仮眠。雨も止みそれほど冷えず毛布2枚
で熟睡できた。夜が明けて明るい月曜の朝、沢山のダークスーツ通勤者がテント
前を歩く中で、初めて泊まるFさんにご近所のトイレ事情を伝えたら喜ばれた。
日本でいち早く東電フクイチ3号炉の核爆発を主張したFさんは原子炉の設計基
準を見直すべきことを強調した。

9時頃になっていつもの経産省担当者が見回りに来る。テントへの警告はともか
く、東電フクイチの未汚染対策はどうなっているの?毎週のように新たな問題が
出ているではないか?経産省も資源エネルギー庁も何やっているの、と責めた。
資源エネルギー庁は今必死だと言う、確かに今朝3時頃も別館の一部の電気が点
いていたが、どんな悪たくみを考えているのか(?)

10時頃、「脱原発 五輪どころではない? 汚染水対策を」と訴えるゼッケン
を前後に着けた年配の方が来訪。生きているうちに脱原発を是非とも訴えておこ
うと大阪から来た老科学者さん、首相官邸付近を歩いていたら警官に遮られたそ
う。強圧的な警官はけしからんですねと私が言うと、でも表現の自由を制限した
その警官が、科学者さんに経産省前テントひろばを紹介・案内してくれたそうだ。

その方と参議院議員会館までご一緒して、「特定秘密保護法」の超党派議員によ
る省庁交渉に参加した。とんでもない悪法だ、留保事項に騙されず何としても廃
案に追い込まねば。

★ 近藤ゆり子 さんから:
  10/21(月)第3回 秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強会
「~愛知の会」のブログにリンクに簡単に(といっても結構長い)まとめてあり
ます。
第3回秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強会  省庁交渉
http://nohimityu.exblog.jp/20861389/

最新の政府側資料もリンクしてあります。
配布資料(10/22現在) 特定秘密の保護に関する法律案のポイント
 http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/data/tokuteihimitsuhogohouannopoit.pdf
 特定秘密の保護に関する法律案 説明資料
  http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/data
/tokuteihimitsuhogohouansetumeishiryou.pdf
 (法案) 
  http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/data/tokuteihimitsuhogohouan.pdf

詳しくは、動画を御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/107723
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1659

★ 浅井健治@週刊MDS編集部 さんから:
世界の反戦運動は、おそらく歴史上初めて、「始まる前に戦争を止める」ことに
成功しました。対シリア軍事攻撃阻止の意義を明らかにしたアメリカの運動体
UFPJ(平和と正義のための連合)のアピール「平和が勝った!」を週刊
MDSホームページにアップしていますので、ご一読ください。
http://www.mdsweb.jp/doc/1299/1299_03u.html

アメリカの運動と並んで、戦争を止める大きな力になったのが、イギリスのイラ
ク戦争検証運動でした。ロンドン反戦通信・樺浩志さんが以下のような記事を以
前寄せてくれています。
【イラク調査委で開き直るブレア 喚問包囲した英反戦運動】
http://www.mdsweb.jp/doc/1123/1123_03k.html
【「あんたの嘘で息子は死んだ」 イラク検証委にブレア再喚問】
http://www.mdsweb.jp/doc/1169/1169_03k.html

一方、日本政府の「検証」は、外務省がわずか4ページの報告書を出しただけです。
http://www.mdsweb.jp/doc/1265/1265_06m.html

きのう参院議員会館で行われた「秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強
会」で、沖縄密約事件の元毎日新聞記者・西山太吉さんがこんな指摘をしていま
した。「アメリカもイギリスもイラク戦争の大義名分のウソを徹底的に検証して
いる。当たり前のことだ。ところが、どんなに資料が出ても、どんなに客観的な
証拠が出ても、なお『ない』と言うのが日本の政権だ。こんな国は世界を探して
もない。日本だけだ。航空自衛隊の輸送機は『国連の人道支援のため。アメリカ
への軍事協力ではない』と言っていた。市民団体が情報公開を求めても、出てき
た資料は真っ黒。政権交代後に再度公開請求すると、70%近くが武装米兵を運ん
でいたと分かった」「外務省のレポートには何も書いてない。肝心かなめのこと
は国民にウソをつく
」「情報操作というより情報犯罪だ。情報公開法の改正は完全に潰して、秘密
保護法だけが動いている。民主主義は完全に空洞化する」「新聞は『知る権利』
と言うが、今まで1回でも知る権利を自分たちが行使して日本の国家情報をとっ
たことがあるか」(『世界』最新号に同趣旨の西山さんの文章が掲載されていま
す)。秘密保護法を粉砕し、政府にイラク戦争参戦の検証を行わせましょう。

★ 色平 さんから:
TPPとテレビ・新聞の正体
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/106937
これは日本農業新聞の緒方さんへのインタビュー動画です、
23日までの無料公開なので、紹介しておきます。

JAは日本の農業をダメにした元凶の一つと思っていますが、

この農業新聞編集部はJA系にも関わらず、そこからは一線を引いて、
この問題に真摯に取り組んでいるところを感じます。

今朝TBS系の「サンデーモーニング」というテレビ番組内で、
日本の野党がどうして内部でゴタゴタを繰り返すのかというテーマの時に、
面白い風景を目撃しました。

そのテーマに対して詩人のアーサー・ビナードさんが、アメリカが自身に
楯突くような政治家を許さない現状があり、ゆえに野党がおかしく
なるような趣旨の事を述べたのです。

この見解はおそらくテレビなどではタブーのはずなので、司会者の
関口さんも慌てていましたが、 特にコメンテーターの毎日主筆の岸井さん
(TPP推進派!で反小沢の急先鋒)などは、話を反らすのに必死の
ようでした。

この光景は見ていてとても滑稽でしたが、でも反面この現実はとても
恐ろしいとも感じました。

アメリカは政争(世界では当たり前の国民健康保険制度を作ろうとする
オバマと、反対する共和党保守派との戦い)でデフォルト寸前まで
行きましたが、 万一そうなれば日本は大量の米国債を抱えていますので
日本自体にも大変深刻な影響があります。

ゆえに同じく米国債を大量に抱える中国はアメリカに対して強硬に抗議を
したようです。
しかし日本は何も申し入れをしていません。
正直情けないです。

国民の貴重な財産がアメリカの財布代わりに使われているのですから
腹立たしい限りです。

植草さんの提唱するように、東日本震災や原発事故で大変な時なのです
から、逆に米国債を売って財源にすればいいのです。

でもしません、できません、絶対に。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/107157
さてこちらの動画はバリで開かれていたTPP会議の模様についての
篠原議員の報告会です。

テレビや新聞では報じられない現地での本当の姿が見えてきます。
必聴必見です。

ちなみにテレビなどではオバマと共和党保守派の争いの原因をなかなか
報じようとしません。

日頃はアメリカの事ばかり報じるのですから、この機にアメリカの
医療の現状と、公的保険制度の不備と、民間保険の実態も詳しく報じれば
いいのにです。

この問題になかなか触れようとしない、消極的なのは、TPP後の民間保険
への移行が霞が関のスケジュールに組み込まれているからではない
でしょうか。

本来ならば日本がいかにアメリカなどより優れているのかを報じればいい
のに、いずれ民間保険移行で広告料で稼げると踏んでこういう姿勢なの
でしょうね。

勿論、国民皆保険制度が崩れ民間保険に移行したらどうなるか、本当の事
を国民に伝えたくない霞が関の思惑にも配慮しているのでしょう。

ジャーナリズムの志を捨てて、消費税でも自分らだけは別扱いを求め、
まさに体制側の犬として胡坐をかき、国民に背を向ける。

最低だと思います。
(植草事件の真相掲示板より転載)

★ 坂井貴司 さんから:
 再放送です。
 社員に日の丸の旗を持たせて神社へ行進し、「天皇陛下萬歳!東郷平八郎元帥
閣下萬歳!」を叫ぶ右翼の社長が経営していた「カネミ倉庫」が製造販売した米
ぬか油。その中に、「人類が作り出した最悪の化学物質」ダイオキシンが混入し
ていました。熱媒体に使ったPCBがパイプから漏れて混入し、化学変化を起こ
してダイオキシンになったのです。

 この米ぬか油は九州北部を中心に販売されました。「安くて健康にいい」とい
う触れ込みで売られました。女性たちはダイオキシン入りの天ぷらやサラダドレ
ッシングを作って家族に食べさせました。

 結果は、吹き出物、ガン、色素沈着(黒い赤ちゃん)、パニック障害、倦怠感、
内臓疾患という悲惨なものでした。
 
 この食品公害が発覚すると。カネミ倉庫の社長は「この罪はカルマ(罪業)と
して一生背負います」と言って陳謝しました。しかし、被害者が補償を求めると
態度を一変させ「零細企業の我が社にはカネがない!」と支払いを拒否しました。
現在に至るまでカネミ倉庫は補償金を払っていません。

 ダイオキシンを直接口から体内に取り込むという、世界でも例がない食品公害
は発覚から45年が経ちました。今、ダイオキシンの毒が子や孫の世代にまで及
んでいるという問題が起こっています。胎児性水俣病と同じことが起こっていま
す。

 これをNHK教育が取り上げます。ETV特集
【アンコール】「毒と命~カネミ油症 母と子の記録~」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0525.html

放送日:10月26日
放送時間:10月26日
再放送:11月2日(土)午前0時45分※金曜日深夜

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第916日目報告☆

青柳行信です。10月22日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第916日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月21日迄3042名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月21日2名。
   川添徳愛 光安恭子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳様
風が強かったですね。
雨で 放射性物質が流れ出るのが心配です。
抜本的な対策が必要ですね。
東電は当事者能力がないですね。
倒産させて、大銀行や大企業が責任の一端をになって責任を負担し、
新たな新会社を国の主導で造るべきです。
JALが倒産しすでに新会社でやれているのですから、東電だってやれますよ。
そのときに発電部門と送電部門を分けてしまえばいいのです。
あんくるトム工房
台風   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2680

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆全国民に被曝手帳の交付される夢を見たりき夢ならぬ現実
     (左門 10・22-452)
※52基+アルファの原発からも常時漏れている放射線
+際限の無い汚染水の線量+その他のあり得る原発事故により、
私たちは十分に潜在的被曝者である。
その時になって慌てなくていいように、
今から被曝手帳を持って、安全管理・危機管理をすべきである。

★ 弁護士 後藤富和 さんから:

中国残留孤児国賠九州訴訟弁護団長の馬奈木昭雄弁護士
(よみがえれ!有明訴訟弁護団長、原発なくそう!九州玄海訴訟弁護団)を講師
にお招きし
「憲法を未来へつなぐ」と題し、
中国残留孤児の悲劇を生みだした大日本憲法下での戦争を中心に、
日本国憲法の意味、そして、改憲論者が意図するもの、
憲法を未来へつなぐ意味などについてご講演いただきます。
馬奈木先生からはすでに詳細なレジュメをいただいております。

子を生み育てていく若い世代にとって必聴の内容です。
また、年齢や国籍に関わりなく、どなたでもご参加いただけます。
子や孫、教え子を戦地に送らないための貴重な講演です。
ぜひご参加ください。

日時 10月22日(火)19時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
会費 無料

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝も、福島第一原発の現場の状況の記事からはじめます。
1.「6カ所で排出基準超=タンクせきの水、最高70倍-福島第1・東電」時
事通信10/2112:10
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102100055
記事「福島第1原発で、放射能汚染水が貯蔵されているタンク群を囲むせき内の
水があふれ出た問題で、東電は21日、水に含まれる放射性物質を測定した結
果、6カ所で暫定排出基準を超えるストロンチウム90が検出されたと発表し
た。せきの周囲には土のうなどを積んでおり、東電は『直接海に流出した可能性
は低い』説明している。・・・・また東電は、水が流出したせきを12カ所から
11カ所に訂正した。放射性物質の測定はいずれも大雨でせきの水があふれた後
に実施されており、流出した水より濃度が薄まっている可能性がある。残る5カ
所のせきの水についても、流出時点で濃度が基準値以内だったかは不明とい
う。・・・・・・・福島第1原発で、放射能汚染水が貯蔵されているタンク群を囲む
せき内の水があふれ出た問題で、東電は21日、水に含まれる放射性物質を測定
した結果、6カ所で暫定排出基準を超えるストロンチウム90が検出されたと発
表した。せきの周囲には土のうなどを積んでおり、東電は『直接海に流出した可
能性は低い』と説明している。・・・また東電は、水が流出したせきを12カ所
から11カ所に訂正した。放射性物質の測定はいずれも大雨でせきの水があふれ
た後に実施されており、流出した水より濃度が薄まっている可能性がある。残る
5カ所のせきの水についても、流出時点で濃度が基準値以内だったかは不明とい
う。」
12時間前の記事では、
1’.「せきの水12カ所で流出=雨で増水、タンク群の半数-過去に放射能基
準超・福島第1」時事通信10/2100:59
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102000146
記事「東京電力は20日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵する11のタンク
群で、せき内の水が降雨で増加し、あふれ出たと発表した。せきの水が一度にあ
ふれた箇所数としてはこれまでで最多。海に流出した可能性も否定できないとい
う。・・・・別の一つのタンク群では、せきのコンクリートのつなぎ目から水が
漏れていることも判明。23あるタンク群の半数で、せきの水が外部に出たこと
になる。一部のせきでは9月以降、東電が定めた暫定排出基準値を上回る放射性
物質濃度が測定されたことがある。」
地元紙の記事、敷地内地図があります、
1”.「手順省き雨水また排出 福島第一原発 12カ所あふれる 外洋流出の
可能性」福島民報10/21 08:29
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102111618
記事「・・・・・あふれた理由について東電は『ポンプでせき内の水をタンクに
移送したが、予想以上に雨量が多く処理が追い付かなかった』としてい
る。・・・・」

対応策は?、
2.「台風27号でも直接排出か 汚染水タンクせき内の水」共同通信 (2013
年10月21日)
記事全文{東京電力は21日、福島第1原発の汚染水タンク群を囲む漏えい防止
用のせきから排出基準を超える放射性物質を含んだ雨水があふれた問題で、今週
中にも接近する恐れのある台風27号に対策が間に合わない可能性があるとし
て、これまでと同様に緊急時には基準を下回る水をせきから直接排出する考えを
示した。
3.「ポンプの移送容量不足=せきの水流出問題-大型発注も間に合わず・福島
第1」時事通信10/2122:21
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102100799
記事「・・・・・・・福島第1原発で、放射能汚染水が貯蔵されているタンク群
を囲むせき11カ所で水があふれ、うち6カ所で排出基準値を上回るストロンチ
ウム90が検出された問題で、東電は21日、ポンプの容量が足りなかったこと
が原因の一つとの見方を示した。東電は大型ポンプを発注していたが、大雨の
降った20日に間に合わなかった。・・・・東電によると、現在せきで使われて
いるポンプは67台あるが、1台当たりの移送能力は毎時7.2~36トンと比
較的小さく、単純に合算しても同660トン程度。20日の大雨では水位の上昇
に移送が追い付かず、外部への流出を招いた。」
・・・・・とても、コントロールできる状態にない、自然をなめている対応はい
までも継続されている。
規制委、
3.「規制委、福島沖の60地点で測定 沖合千~3千キロ、汚染水懸念で」共
同通信 (10月21日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8483.html
記事「福島第1原発の汚染水漏えい問題を受け、原子力規制委員会は21日、福
島県の沖合千~3千キロの北太平洋の約60地点で、本年度内に海水の放射性物
質の濃度を測定する方針を明らかにした。汚染水漏えいの影響を懸念する声が海
外でも高まっており、範囲拡大が不可欠と判断した。・・・・規制委事務局の原
子力規制庁によると、これまで定期的に実施している約300キロ沖の調査で、
海水中の放射性物質濃度は第1原発事故前の水準で落ち着いており、3千キロ沖
でも同様の傾向が予想されるという。」
そして、お隣の国は、
4.「西太平洋で6回目の放射能調査へ=中国」時事通信 10/2121:37
記事全文「【北京時事】中国国家海洋局は21日までに、東京電力福島第1原発
事故による海洋への放射能汚染状況を調べるため、観測船「向陽紅6号」を福建
省アモイから出港させた。日本の東方の太平洋海域で観測を実施する。中国によ
る海洋放射能調査は2011年の事故発生以来、6回目。」

政府・自民党の動きは、腰が定まらず、、
被災地では厳しい指摘、
5.「汚染水」言及乏しく 本県視察の安倍首相」福島民友
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1020/news9.html
記事「・・東日本大震災の復興状況視察のため19日に相馬、南相馬、新地、飯
舘4市町村を訪れた安倍晋三首相は、昨年末の就任後5回目とな
る・・・・・・・・緊急課題の東京電力福島第1原発の事故収束や汚染水問題に
ついて県民の前で直接言及する場面は乏しく、被災者からは『国が前面に出ると
表明したのだから決意を聞きたかった』と率直な声が漏れた。・・・・視察先は
滞在時間約5~20分の駆け足。『県民の切実な声に耳を傾ける』という状況に
は程遠い。・・・・・」
6.「福島原発対応で自民の足並みに乱れ 提言が乱立 」日経10/21 1:30 (有
料設定)
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2000I_Q3A021C1PE8000/
記事「東京電力福島第1原発事故への対応で、自民党内の足並みがそろわない。
被災地の除染に国費を投入するかどうかや、汚染水対策の進め方をめぐり、方向
性の異なる提言や主張が乱れ飛ぶ。政府は『東電任せにせず、国が前面に出る』
との姿勢を強めている。党内の意見をまとめられなければ、政府の方針決定が遅
れる恐れもある。■国費投入で波紋・・・・・福島第1の廃炉や汚染水対策を
巡っても議論はもつれている。・・・4日に自民党資源・エネルギー戦略調査会
の福島原発事故究明小委員会が首相に提出した提言は、原子炉建屋への地下水流
入を防ぐために政府が検討している『凍土遮水壁』の再考を求めた。■政府方針
と矛盾・・・・・・廃炉などで議論がもつれる(東電福島第1原発)・・・原
子炉建屋を凍った土で囲う凍土遮水壁は『長期間、莫大な費用がかかる』として
コンクリート壁による遮水方式を提案する内容だ。ただ、それは凍土遮水壁を進
める政府方針とは明らかに矛盾する。・・・・・・・・・・主張が乱立する背景
には、民主党政権が決めたいまの東電再建・事故対応の枠組みが限界に近づいて
いることもある。現行の枠組みでは、国が賠償に必要な資金を5兆円まで東電に
無利子で貸し付け、東電を中心に電力業界全体で返済する。事故を起こした東電
が賠償、廃炉、除染をすべて負担するのが基本になっているが、汚染水問題の広
がりは東電任せの限界を浮き彫りにした。・・・いまの東電の経営再建計画は
2012年5月にまとまり、年内をメドに大幅に改定される予定。東電は新たな計画
で廃炉、除染、賠償などで国と東電の役割分担を明確にするよう国に求めてい
る。政府・与党内で今後、見直しの議論が本格化しそうだが、自民党内の調整が
遅れれば政府の方針決定の時期にも影響が及びかねない。」

被災地フクシマをめぐって、
こちらからはこういう報告が、
7.「住民との意思疎通重要=除染検証で報告書-IAEA」時事通信10/2120:53
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102100812
記事「・・・・福島第1原発事故に伴う除染を検証するため来日中の国際原子力
機関(IAEA)の調査チームは21日、石原伸晃環境相に除染に関する報告書
を提出した。報告書は除染作業が良好に進捗(しんちょく)していると評価した
上で、住民との信頼関係の構築に向けて、コミュニケーションを深めることが重
要だと助言した。・・・・・・・・」
8.「『1ミリシーベルトこだわらず』 除染目標でIAEA団長」共同通信 
 (2013年10月21日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8481.html
記事「・・・・・福島第1原発事故に伴う除染を支援するため来日した国際原子
力機関(IAEA)専門家チームのフアン・カルロス・レンティッホ団長は21
日、都内で記者会見し、除染の目標として『必ずしも(国が長期目標に掲げ
る)1ミリシーベルトにはこだわらない。利益と負担のバランスを考え、地域住
民の合意を得るべきだ』と述べた。・・・・・・・」
・・・・・結局、決めてはない、“利益とバランスを考えて”とはどういう意味?
・・・・・できないならできないと、住民に正しく状況を伝えるべきです。

被災地フクシマ、
9.「汚染と闘う農家見て 福島・天栄村舞台の映画公開」河北新報(10/21
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131021t65006.htm
記事「福島第1原発事故による放射能汚染に立ち向かう、福島県天栄村のコメ農
家の人々を追ったドキュメンタリー映画『天に栄える村』が公開されている。監
督の原村政樹さん(56)は『福島の農家が厳しい状況から立ち上がり、未来を
築こうとする姿を見てほしい』と話している。・・・原村さんは事故前から農家
21人による『天栄米栽培研究会』を取材し、2009年から12年までの活動
を映画にした。・・・・・・・」
10.「地元産鮮魚 2年7ヵ月ぶり店頭に いわき」河北新報(10/20 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131020t65007.htm
記事「・・・・・買い物に来ていた同市の男性団体職員(55)は『われわれ中
高年なら食べてもいいが、若い長女や孫に食べさせるのは抵抗がある』と語っ
た。・・・・・18日の試験操業では7魚種が捕れた。福島県漁連のサンプル検
査で放射性セシウムは不検出だった。21日にはボイル加工したタコが出荷され
る。」
11.「秋雨に負けず 馬30頭が疾走 南相馬で草競馬」河北新報(10/21
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131021t65004.htm
記事「・・・・草競馬は、相馬野馬追の振興を目的に毎年春と秋に開催。福島第
1原発事故で避難生活を続ける騎馬武者らも参加し、ジョッキー姿で互いの手綱
さばきを競った。・・・・」
12.「除染違法派遣事件 身元の分かる人に限定して選別か」河北新報
(10/21 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131021t73008.htm
記事「・・・・・・・・・仙台市内にある会社のアパートで、西村容疑者は「写
真付きの身分証明書がない人は除染作業に行けない」と労働者に説明。運転免許
証や住基カードを持つ人だけを除染作業員に選んだ。・・・・・◎激務の対価、
すずめの涙・・・・・除染事業への作業員違法派遣事件で、派遣された男性が過
酷な実態を証言した。『仕事はきつい上に給料は安い。末端の労働者の環境を改
善してほしい』と訴える。・・・・・就寝は午後10時を過ぎた。道具代や作業
服代などは給料から天引きされ、手にした賃金はわずか。1カ月分が赤字になる
時もあった。男性は、『・・・・・元請け業者が支払ったお金が末端まで行き渡
らない。これが現実だ』と憤る。」
13.「廃炉事例の説明聴く 県議会調査団が米の電力公社訪問」福島民報
(10/21 09:06)⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013102111630
記事「・・・・・・・ランチョセコ原発は1975年に商業運転を開始したが、
トラブルが相次いだ。1979年のスリーマイルアイランド(TMI)原発事故
などを受け、住民に稼働反対の声が出た。1989年の住民投票で閉鎖に『賛
成』が過半数を占めたことに伴い、同社が1997年に廃炉作業を始め、
2009年に完了した。・・・・・現在は敷地内に除染が済んだ冷却塔、乾燥さ
せて固化した燃料などが残っている。」
14..「21日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果」福島民報10月22日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
15.「木戸川で放射性物質濃度検査 遡上のサケを捕獲」福島民友(10/21
10:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1021/news9.html
記事「木戸川漁協(松本秀夫組合長)は20日、楢葉町の木戸川で放射性物質検
査を目的に遡上(そじょう)したサケを捕獲した。同漁協は12月にかけて計
10回実施し、捕獲したサケのうち300匹を町やいわき市のアクアマリンふく
しまで切り身や卵などにして放射性物質の濃度を調べる。・・・木戸川のサケの
遡上数は例年約7万匹で、多い年には10万匹を超える。東日本大震災で漁協の
施設は甚大な被害を受け、サケの放流と孵化(ふか)事業などはほぼ休止してい
るが、同漁協は早ければ2015(平成27)年春の放流事業再開を目指してい
る。・・・・・・・・」

茨城県、
16.「東電原発風評 賠償金打ち切り 取手の業者 売り上げ回復せず『顧客
 元に戻して』」東京新聞10月21日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013102102100004.html
記事「・・・・福島第一原発事故による風評被害の賠償金打ち切り問題で、事故
による風評被害で売り上げが大幅に減ったと訴える茨城県取手市の米穀販売業者
も対象となった。東電側は、業者が自主的に事業を縮小したことが減少の原因と
するが、業者にしてみれば事故がなければ、自ら事業を縮めることなどありえな
かった。『被害者を切り捨てるのか』。怒りは募る。。・・・・・・菅谷さんは
事故前、県内や新潟県産のコシヒカリを農家から仕入れ、宅配で販売していた。
東京都内など全国に約七千五百世帯の顧客を持ち、年間一億二千万円超の売り上
げがあった。・・・しかし、二〇一一年の事故後は売り上げが激減。何とか新規
客を開拓しようと、同年秋には都内で新聞折り込み広告を入れたが、購入申
し込みはわずか十世帯だった。・・・・その後も回復は見られず、菅谷さんはや
むなく、仕入れを大幅に減らすなど事業を縮小。現在は、知人の米を売る程度
で、収入は月十万円ほどだ。・・・・・・・・・・<東京電力による賠償金打ち
切り> 東京電力福島第一原発事故による風評被害で売り上げが著しく落ちた農
家や食品加工業者、旅館・ホテル業者などの一部に対し、東電が売り上げ減少分
の賠償金支払いを今年3月ごろから打ち切った問題で、少なくとも茨城、栃木両
県で確認されている。東電は事業者に了解を得て打ち切りを通告しているとする
が、一方的に通告されたり通知なしに打ち切られたとする事業者も出ている。」
・・・・・・・たとえ賠償があっても、二度と元の生活には戻してもらえない。

原発立地自治体、
17.「5キロ圏住民避難に7時間強 北電泊原発で想定」共同通信 (2013年
10月21日)
記事全文「北海道は21日、北海道電力泊原発(泊村)の重大事故時の避難シ
ミュレーションを公表した。事故発生時に即時避難する泊原発から5キロ圏内の
住民約3千人が、30キロ圏外に避難するには7時間15分が必要とした。・東
京電力福島第1原発事故後の被災地アンケートなどを参考に、夏場の日中に住民
の40%が自主避難し、95%が自家用車を利用すると想定した結果。・・・一
方、夜間の想定では、交通量が少ないため5時間15分、冬場は積雪により避難
時間が長くなるとして日中の避難で8時間15分、夜間で6時間かかると推定し
た。」
・・・・・8~8時間・・・いずれにしても、すでに大量に被曝することに変わ
りはない。

政府は、
18.「電力大手顧客情報開示を義務付け 小売り自由化の16年めど」東京新
聞10月21日 12時36分
記事全文「経済産業省は21日、大手電力会社に対し、顧客データを新規参入の
電力会社に開示することを義務付ける方針を明らかにした。大手と新規参入会社
が公平に競争できる環境を整え、値下げやサービスの多様化につなげるのが狙
い。電力小売りを全面自由化する2016年をめどに本格運用を目指す。・・・
全面自由化が実現すると、顧客は電力会社を自由に選べるようになる。新規参入
の電力会社が競争力のある料金やサービスを設定するためには、大手の既存の条
件を細かく把握する必要がある。」(共同)
19.「送電網利用料を認可制に 透明性確保し参入促す、経産省方針」西日本
10月22日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/25701/1/
記事「経済産業省は21日、新規参入した電力小売り会社が、既存の送電網を利
用する際に電力会社に支払っている料金について、現行の「届け出制」から、国
が適正かどうかを厳格に審査する『認可制』に変更する方針を決め
.・・・・・・・・(以下、有料設定)」.

電力会社は、
20.「関電、MOX燃料の年内検査申請 プルサーマル発電」共同通信 
(2013年10月21日)
記事全文「関西電力は21日、フランスから海上輸送し6月に運び込んだプルト
ニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料16体について、高浜原発3号機(福
井県高浜町)のプルサーマル発電に向けた国による検査を年内に実施するよう原
子力規制委員会に申請した。・・・検査は、規制委の事務局である原子力規制庁
が実施。MOX燃料を実際に使用する前に受ける必要がある。関電はこれまで検
査を受ける期限を『未定』としていたが、変更した。ただ、規制庁が申請通りに
検査するかは見通しが立っていない。」

今届いた西日本新聞朝刊では、
3面に、見出し、
21.「首相 ・・・・・TPP、汚染水は慎重答弁・・・・」
その横に、3.と6.の類似記事、
12面経済欄に、19.の記事、
今朝の紙面も以上です。

★ T.kazu さんから:
10月本日22日学習会のご案内。
===========================================
第4回「放射線被ばくを学習する会」のお知らせ
===========================================
案内チラシ・ダウンロード
(短縮)http://p.tl/fxdo

《プログラム》
第4回被ばく学習会
10月22日(火)午後6時開場、6時15分~9時20分
アカデミー文京(文京シビック・文京区役所地下1階)
文京区春日1-16-21 電話03-3812-7111

◇「子ども被災者支援法の現状と課題」福田健治弁護士 60分
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)副代表
◇「東葛地域の被ばくと対政府交渉の実際」阿部はるまさ氏 40分
放射能からこどもを守ろう関東ネット(千葉県流山市議会議員)

団体名は「安全な環境を考える会」です。参加費(資料代込み):700円
資料準備のため、参加される方はanti-hibaku@ab.auone-net.jp
へご連絡ください。まだ若干席は残っています。

主催:放射線被ばくを学習する会
anti-hibaku@ab.auone-net.jp
http://www57.atwiki.jp/20030810/
-----------
子ども被災者支援法は、昨年6月の国会で、全会派一致で可決され即施行されま
した。しかし、総選挙の結果安倍政権が誕生するや、この法律は「たな晒し」に
されてしまいました。そのかん福島では放射能汚染に目をつぶってしまえといわ
んばかりの、「帰還促進キャンペーン」が繰り広げられてきました。

「たな晒し」とは、この法律の執行に欠かせない「基本方針(第5条)」の策定
を、政府がサボタージュしてきたことです。今年6月、所管官庁である復興庁の
水野参事官が、サボタージュの本音を漏らしたことも、明るみになりました。

こうして、法律の「死に体」化を図ってきた安倍政権ですが、8月末になって突
如「基本方針」なるものを発表し、福島と東京で1回ずつおざなりの説明会を行
うだけで、10月11日、それを閣議決定してしまいました。避難した福島県民の声
を聞いてくださいという強い要求や、パブコメにも見られた多くの異議申し立て
を無視して、閣議決定は強行されたのです。

パブコメの多くは、「基本方針」の骨格として策定すべき「支援対象地区」(第
8条)に関するものでした。放射線量によって「支援対象地区」を指定すべきこ
とが法律に書かれているにも関わらず、政府はそれをないがしろにしてしまった
のです。市民側は、法律が定めている「線量限度:年間1ミリシーベルト」を越
える地域を指定することを一貫して求め続けています。

また復興庁は、「支援パッケージ」と称したものを宣伝しました。これは「支援
法」による新規の施策を立案するのではなく、別の法律に基づく現行施策の列挙
をしたものです。放射線・放射能による健康不安解消のための施策を!という支
援法の本旨が、施策の羅列によってまるで手品のように埋没隠蔽されたのです。
大きな問題です。

おそらく「基本方針」の強行決定は、平成26年度予算の概算要求では殆ど金額を
盛り込まない、という安倍政権の方針化を目くらましで行なうためのものだった
と思われます。
さて、こうした状況にある子ども被災者支援法は、いまや私たちには、何の役に
も立たないものなのでしょうか?

第4回学習会には、2人の講師をお招きします。

福田健治さん は弁護士さんです。
子ども被災者支援法には立法化の始めからコミットしてこられました。法律によ
る住民の基本的権利、人権擁護という観点から、今一度、この法律の意義を捉え
なおしていただきます(60分)。

阿部はるまさ さんは、ホットスポットである千葉県流山市の市会議員です。
「放射能からこどもを守ろう関東ネット」の、子ども被災者支援法実の実効化を
めざす活動を報告していただきます(40分)。

質疑応答の時間もたっぷりとります。皆様、ふるってご参加ください。

参考
◆福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(略称:SAFLAN)
http://www.saflan.jp/
◆「分断されるコミュニティと『避難する権利』」

『オルタ』2012年3月・4月号
http://www.saflan.jp/opi/590
◆被ばくを避ける権利はなぜ具体化しないのか

201309「世界」
◆放射能からこどもを守ろう関東ネット
http://kodomokanto.net/
◆7回目の省庁交渉を行いました
http://kodomokanto.net/archives/733

★ 木村(雅) さんから:
10月27日(日)昼の集会案内です。
海洋物理学の専門家による海洋汚染についてのお話、
東京新聞原発取材班で何度も現地にも足を運んでいる記者さんのお話、
どちらもとても貴重と思います。ぜひぜひ、ご参加ください。
================
【シンポジウム】
拡大する汚染水漏れと被曝労働
~再稼働なんてありえない~
http://2011shinsai.info/node/4754
================
◆湯浅一郎(ゆあさいちろう)さん
(ピースデポ代表、海洋物理学研究)
「海洋放射能汚染の実態」

◆山川 剛史(やまかわたけし)さん
(東京新聞原発取材班キャップ)
「福島第一原発の現場で何が起きているか」

【日時】 2013年10月27日(日)14:00~17:00
【会場】 日本キリスト教会館4F(早稲田奉仕園内、AVACOビルとなり)
 地図 http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
 ◎東京メトロ東西線「早稲田駅」より
   出口2または3b 徒歩約5分
 ◎JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅」より
   バス約10分
 ◎東京メトロ副都心線「西早稲田駅」より
   出口2 徒歩約8分

【資料代】 500円 (カンパ歓迎です!)
【主催・問合せ先 】福島原発事故緊急会議
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F 
ピープルズ・プラン研究所気付
Tel:090-6185-4407(杉原)、090-6146-8042(かいどう)
fax:03-6424-5749
http://2011shinsai.info/

★ 坂井貴司 さんから:
※ 福島第一原発は廃炉作業が行われています。
 運転よりもはるかに難しい廃炉作業には高度な技術と知識が必要です。

 しかし、福島第一原発の廃炉作業に当たる労働者は、全国からかき集めた3次、
4次、5次下請けなどの原発作業をしたことがない人ばかりです。4,50年で作
業が終えるとは到底思えません。

 一方、ウクライナにあるチェルノブイリ原発には廃炉・除染の作業員を養成す
る訓練センターが作られました。日本にはないものです。

 福島第一とチェルノブイリの違いをNNNドキュメントが追います。

NNNドキュメント
「3・11大震災 シリーズ チェルノブイリから福島へ 未来への答案」
http://www.ntv.co.jp/document/

放送日:10月27日
放送時間:24:50~ 

※10月26日(土)、福岡市で福岡県弁護士会主催の秘密保護法を考えるシン
ポジウムが開催されます。

シンポジウム
「秘密保護法で社会はどう変わるのか?ー外交・防衛の決定権限のゆくえー」
http://www.fben.jp/whatsnew/2013/09/post_318.html

【日時】  2013年10月26日(土)
       14時~16時
【会場】  福岡県弁護士会館 3階ホール(福岡地方裁判所別館横にある建物
3階)
      http://www.fben.jp/map/

【内容】  1 近藤 恭典弁護士による基調報告
       2 沖縄国際大学 前泊博盛教授による講演

 「本当は憲法よりも大切な『日米地位協定』」の著者である前泊博盛さんは、
「秘密保護法が制定されると在日アメリカ軍基地に関する情報が国家機密に指定
され、知ることを禁止される」と指摘しています。米軍基地に対して「見ざる、
言わざる、聞かざる」になってしまうのです。

※10月26日、福岡市総合図書館映像ホールシネラで、ベアテ・シロタ・ゴー
ドンさんの生涯を描いた映画が上映されます。
 
 福岡映画サークル協議会
 http://fukuoka-eiga-circle.jimdo.com/

 『ベアテの贈りもの』
 http://www.beateg.com/
  上映日:10月26日
  上映時間:11時~12時40分
  上映会場:福岡市総合図書館映像ホールシネラ
  http://www.cinela.com/index.htm

 婚姻における男女平等を明記した日本国憲法第24条第1項は、大日本帝国憲
法下で、意に沿わない結婚を強制された多くの日本の女性を見てきたゴードンさ
んが、なんとしても条文にしようと力をそそいだ条項でした。

 戦後、日本国憲法草案作成に参加したゴードンさんは、女性や子どもを保護す
る多くの規定を盛り込もうとしました。その大半は『それは法律にすべき条項で
あって、憲法に盛り込むべきではない」と却下されました。それでも、ゴードン
さんの考えは第24条、第25条、第27条に盛り込まれました。また憲法第14条一項
(法の下の平等)草案もゴードンさんが起草しました。

 ゴードンさんが日本国憲法に果たした役割は長く忘れられてきましたけれど、
1992年に明らかになってから、注目されるようになりました。

 日本を第二の故郷と心から愛し、民主国家としての再生を願ったベアテ・シロ
タ・ゴードンさんからのメッセージです。

★ 石垣敏夫 さんから:
TPP参加の問題点とこれからの農業の包括的な視点

◆日時 10月26日(土) 午後6時から午後9時(開場午後5時30分)
参加費 500円(資料代含む)
場所 アカデミー茗谷(めいだい)7階 学習室A
東京都文京区春日2-9-5 TEL03(3817)8306 地下鉄 東京メトロ丸ノ内線 茗荷
谷駅下車(1番出口) 徒歩8分
都バス 大塚駅から錦糸町間 都02系統
小日向四丁目(茗荷谷の次)下車3分(本数7分おき)

◆お話 鈴木 宣弘(すずき のぶひろ)さん
東京大学農学部卒。農林水産省入省。九州大学農学部助教授、教授を経て、2006
年9月から東京大学大学院農学生命科学研究科教授。 専門は農業経済学・国際経
済学。
研究テーマの一つとして、WTO(世界貿易機関)の農業交渉や活発化するFTA(自
由貿易協定)の締結交渉による農産物貿易自由化の国民経済・環境への影響や国
内関連政策の国際貿 易へのインパクトの解明、日本だけでなくFTAによる域内国
や域外国を含めた世界の様々な階層への影響とその調整政策の解明に取り組んで
いる。
著作
『WTOとアメリカ農業』(筑波書房, 2003年)
『FTAと日本の食料・農業』(筑波書房, 2004年)
『現代の食料・農業問題?誤解から打開へ?』(創森社, 2008年) 他多数
最近のTV出演番組[]
NHK スペシャル「世界同時食糧危機 - アメリカ頼みの“食”が破綻する」(2008-10-17
連絡先
市民が求め創るマニフェストの会
石垣 048-686-7398:090-4373-0937
大津 090ー9136ー6215

★ 梶野(反安保実) さんから:
井上澄夫 さんのコメントを転送します:
<沖縄・辺野古速報 10・22 安倍政権、「辺野古移設」を国家戦略に位置
づけ>

【へのこ速報】 10・22

●衆院予算委員会が始まっていますが、「辺野古移設」はまだ審議のテーマに
なっていないようです。
しかし政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」が21日まとめた「国家安
全保障戦略」の要旨には「安定的な米軍プレゼンス確保、在日米軍再編を日米合
意に従って着実に実施」が明記されています。
これは10月3日の「2プラス2」(日米安全保障協議委員会)での合意を策
定中の「国家安全保障戦略」にはめ込み再確認したものといえます。
 安倍政権は、何が何でも、辺野古新基地建設を強行する気です。もはや沖縄の
声に耳を傾ける気は毛頭ありません。井上

 ※ 参考記事 10・21付時事記事「国家安保戦略概要の要旨」
   http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013102100816

★ 前田 朗 さんから:
新刊案内です。
前田朗『国民を殺す国家 非国民がやってきた!Part.2』(耕文社、2013年)
http://www.kobunsha.co.jp/sinkan.html

「日本という国では、国民は粗末に扱われ、踏みつけにされ、放り出されます。
公然と文句を言うと弾圧されます。他人を犠牲にし、引きずり降ろし、自分の
『自由と安全』を確保しようという空気がこの国を覆っています。息苦しく暮ら
しにくい世の中に、かつて人々はどのように抗い、どのように毅然と生きようと
したのでしょうか」
(著者あとがきより)

第1章  軍隊は国民を殺す
第2章  非国民群像
    1 石川啄木
    2 伊藤千代子
    3 小林多喜二
    4 槇村 浩
    5 治安維持法と闘った女たち
    6 治安維持法と闘った男たち
第3章  差別のライセンス
    1 朝鮮学校差別
    2 朝鮮人差別―在特会という排外主義集団
    3 ヘイト・クライム法はなぜ必要か
第4章  平和主義と平和的生存権
    1 平和主義のリアリズム
    2 ガンジーの非暴力抵抗
あとがき

Part.1は、前田朗『非国民がやってきた! 戦争と差別に抗して』(2009年)

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第915日目報告☆

青柳行信です。10月21日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第915日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月20日迄3040名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月20日6名。
   熊野直樹 今冨 誠 横山孝雄 原口政俊 新谷肇一 匿名者1名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
 関東以北は 雨がひどいようです。
被害の出ないことを祈ります。
クリをフライパンで炒っていたら、ポンと大きな音がして、
クリの実が粉々に飛び散ってしまいました。
クリの実だったからよかったようなもの。

原子炉が爆発したら、その被害は計り知れません。
玄海の1号機は 老朽化して壊れる危険性があります。
今の内に 原子炉を止めましょう。
あんくるトム工房
クリがはぜた   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2679
古代の食事    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2678

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆様変わり「後は野となれ山となれ」「後は野となれ海へ棄て」とへ
     (左門10・21-451)
※昨日を受けて。オリンピック招致を決定する場で、
あのように鉄面皮なウソ、
心臓に鋼鉄の毛がはえたような狂言を言わしめる背景は何か?!
虚構の「絶対多数」のお化けだ。
海洋汚染の進行でオリンピックをボイコットする国が出始める日が想定される。

★ 小野進一 さんから:
<西山進さんの言うとおり!>
時間の余裕のあるかたは
テントの住人を
一人にしないため
世間話し かてがて
でかけましょう
寒くなってきているので
厚着をし
自分を守ることま忘れずに!

★ 永尾@熊本 さんから:
急に寒くなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、署名用紙をURLにおいていただきましたので、転送しやすくなりました。
ぜひ、転送、拡散していただき、原発再稼働ノーの意思を表明していきましょう。
===================================
皆様へ
今、日本の原発は一基も再稼働しておらず、原発ゼロの状況ですが、電力不足は
起こっておらず、原発以外のエネルギーだけで、過ごしています。
しかしながら、九州電力は、川内原発と玄海原発の再稼働をするために、国の原
子力規制委員会へ申請を出しており、
現在、審議がなされております。NHKの番組でも数回、報道されておりますが、
九電の審議は進んでいる方で、
早ければ来年にも結論が出ると言われております。

そこで、九州の各県知事に、再稼働反対の意思表示をしていただきたく、私たち
は以下のように署名を集めることにいたしました。
熊本は原発立地県ではありませんが、過酷事故が起きれば、九州全域当事者県と
なることは、福島の事故でも明らかです。
立地県のみならず、九州のすべての県知事たちが、再稼働反対の意思表明をして
いただくことが重要です。
熊本では以下のような署名用紙を準備して署名を始めました。
居住県は問いませんので、ぜひ、ご協力いただければ有難いです。

署名用紙(熊本版)
http://byebyegenpatsu.web.fc2.com/pdf/2013syomei.pdf

資料
http://byebyegenpatsu.web.fc2.com/pdf/20131017.pdf

また、再稼働の何が問題か、資料もつけておりますので、参考にしてください。

私たちは、原発のない、(少しでも)安全な九州を未来の子どもたちへ残したい
と願っております。
福島事故の原因究明もまだ明らかでなく、汚染水の流出も止まらない状況下、原
発の再稼働など論外だと思っております。
国は、電力会社の経営の方が、国民の命よりも大事というつもりなのでしょうか?
署名と資料では、原発以外の経済振興も提案しておりますので、ご覧下さい。

来る12月議会、3月議会に向けて、広く、この署名を集めていただき、万単位の
署名で県知事へ提出したいと願っております。
どうぞ、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
第一次集約は11月末、最終集約は2月末です。
熊本の送付先は以下の住所です。

なお、来る11,10は、九州全県から福岡の舞鶴公園に集って、大規模な集
会、デモをする予定です。
詳しくはHPをご覧くださり、ぜひ、ご参加ください。
九電本社前を、福岡の町を私たちの原発ノーの意思で埋め尽くしましょう!
http://bye-nukes.com

※熊本からもバスが出ます。希望者は以下に連絡ください。
**********************
さよなら原発!九州沖縄集会・熊本実行委員会
代表世話人
永尾 佳代
kayo.na@athena.ocn.ne.jp
【署名送付先】
〒861-8039
熊本市東区長嶺南7-8-115
永尾方  さよなら原発!九州沖縄集会・熊本実行委員会 宛
*************************

★ 中西正之 さんから:
10月19日玄海訴訟八幡西原告団の会と、さよなら原発!八幡西連絡会の共催
でフタバから遠く離れての映写会がありました。午前と午後に二回映写されまし
たが、午前中の映写会を観てきました。午前中は100人以上の参加者がおられ
ましたが、さよなら原発!熊本実行委員会の署名用紙添付資料を見終わって帰ら
れる方に、主催者許可を頂いて、配布しました。資料は、パソコンのプリンター
で裏表に印刷し、70部用意していきましたが、足りませんでした。
 今日の、10月20日は福岡県自治体フォーラムが有り、午後の第1分科会で
福島原発は今、どうなっているか・・・原発ゼロへの道が有りました。講師は、
岡本良治九州工大名誉教授、入江敬一福岡県民医連事務局次長、青柳行信原発止
めよう!九電本店前広場代表でした。
 講演の後で、参加者の原発再稼動阻止で今、何をやっているかの報告がそれぞ
れありました。そこで、今回は熊本実行委員会の署名用紙添付資料を120部用
意して、各人に2~3枚ずつ位は持って帰ってくださいといって、NHK「特報
フロンティア」の放映とそこで報告された、九州電力技術者の世界的にも全く前
例の無い、恐るべき過酷事故対策の内容を簡単に説明させてもらい、今「特報フ
ロンティア」問題を精力的に拡散していることを報告しました。参加者の殆どの
方は、初めて聞く話で、そんなことがあったのですかとの反応でした。
 最近は、人の集まる集会で、主催者の許可を得て、帰る人に配っていますが、
殆どの方が「特報フロンティア」の事を知らないので、砂漠に少しの水をまい
て、オアシスを作っているようなものです。しかし、言わなければ誰も判りませ
んので、少しずつ広げています。ダビングDVDも1枚お渡しし、廻して観ても
らうことにしました。

★ いのうえしんぢ@風邪っぴき さんから:
仕事も忙しいのに風邪で寝込んでいます(関係者各位に平
謝り…)。
神様は「貧乏」「忙しさ」「病気」どれかひとつに絞って
いただきたい!と抗議したい心境です。

突然ですが…
「歌」という漢字は、神様に向かって抗議する姿が象形文
字になったそうです。
祈りの文をいれた器を木の枝で打ち鳴らしながら、声をあ
げ訴える姿。
今よりも自然災害が命取りだった大昔の時代、人々は「こ
の訴えが効果的だろう」だなんて思ってやったわけではな
いでしょう。そう叫ばずにはいられなかったから…。

そのせつなさにも似た気持ちは、改めて311以降にも路上
や電力会社、官公庁の前で行われてきた直接行動のなかで、
みなさんと共有されてきたに違いありません。
僕らや次世代も続けていくだろう行動(デモ)を、そんな
太古からの「歌」を、誰かの力で握りつぶされないように
と、起こした「福岡サウンドデモ裁判」は提訴から2年が
経ちました。

今週10月23日(水)から、いよいよサウンドデモ裁判は
第11回でやっと「証人尋問」にはいります。重要な証人を
法廷に呼んで、質問をする「証人尋問」によって、2011
年5月8日の脱原発サウンドデモが警察から妨害された事件
の構図が浮き彫りにされるでしょう。

今回は僕ら原告側から、僕いのうえ原告、S原告の主尋問
(原告側からの質問)、反対尋問(被告側からの質問)が
あります。
是非、傍聴にご参加していただいて、一体どんな歴史の
1ページが書き加えられるのか目撃してください。

///////

福岡地方裁判所(〒810-8653福岡市中央区城内1-1)
[アクセス:福岡市地下鉄空港線:赤坂駅から徒歩5分]
門前アピールは、13:00から。
法廷は、13:30~17:00@301大法廷です。

///////

福岡サウンドデモ裁判
http://demosaiban.blog.fc2.com/

★ 永島(脱原発・放射能汚染を考える北摂の会) さんから:
青柳 さま
いつもご苦労様です。
「脱原発・放射能汚染を考える」のチラシNo.61ができました。
安倍政権は、今国会で「特定秘密保護法」を成立させようとして
います。公明党とは、「報道の自由」と「取材の自由」の形だけの
修正で合意しました。

「特定秘密保護法」の問題は「報道の自由」と「取材の自由」だけ
ではありません。特定秘密を口実にした、関係する人と家族・友人
に対する警察の令状もない調査権限が認められ、秘密事項は秘密
のままにした「罪状」で捜査と逮捕が行なえるなど、その矛先は
原発反対運動などにも向けられようとしています。日本を警察国家に
してしまうこの法案を許すことは出来ません。

福島原発の汚染水問題は、毎日セシウム137とストロンチウム90が、
それぞれ300億Bqずつ海に放出され続けている深刻な事態となっ
ています。対策とされる「凍土壁」は半年かけて研究してからという、
まさに「泥縄」の状態です。

今月の関電本社前での抗議行動は、10月は25日の午後6時半
から8時まで行なわれます。是非ご参加下さい。

★ 崔 勝久 さんから:
「昨日は熱気溢れるよい集会でした」ー10・19集会参加者より
http://oklos-che.blogspot.com/2013/10/blog-post_20.html

第一部の渡辺牧師の原発を作るという考え方の起源からはじまりそれに対抗する
生き方とはどのようなものかについての講演、島弁護団長の訴状の説明、
NNAFの佐藤大介さんの3・11以前から取り組んできたアジアとの交流の歴
史、日立嘱託社員の朴さんの力強い発言、満田さんと私の発題からはじまる5人
のパネルディスカション、フロアーからの質問と大変盛り上がりました。

★ ギャー さんから:
です0ck26k3v725114j@ezweb.ne.jp さんのコメントを転送します:
「いいもの」
いいもの
きもちがいいこと
ごはんがおいしく食べられること
春には春の花が咲いているだけで心がうきうきすること
わきあがる夏の雲に原爆の影がないこと
秋の風と虫たちの歌に耳を澄ましていられること
冬枯れと木枯らしの冷たさにくじけないでいられること
いいもの
おたがいのきもちが通じあっていること
持てる者と持たざる者とがいない世界に向かっていること
いがみあいと憎しみあいとうばいあいの根が絶たれている世界の実現に努力する
こと
いいもの
あなたのいいものと出会えること
あなたのいいものを分かち合えること
あなたのいいものに見守られていること

もう一つ(題はないのです(笑))
丸あるい地球に上も下もない
上と下とを分けへだてるとげとげしい社会があるだけ
未来の子どもたちから借りているだけの地球を
一人占めしてしまおうとする人たちが
私たちの上にのしかかり
しぼりとることばっかり考えている
うばいあい殺しあうことを
生きることであるかのごとく押しつけて
一方的にうばい殺すことを正当化している
それが法でありお金であり警察や軍隊として
国家とやらで地球に傷をつけ続ける

以上でえす。(そうそう、「地球」とでもでっかく題をつけましょうか?(笑))

★ 中川哲也 さんから:
皆様
滋賀の中川です。
「福島原発事故の避難者への放射能被害にかかる健康診断をはじめとする滋賀県
独自施策を求める滋賀県民署名」を開始しました。ダウンロードして紙ベースで
使用することも、ネット署名もできます。
 滋賀県独自施策決議は9月県議会で可決まであと一歩のところまできたことを
踏まえ、県民世論を大きく作るための署名です。もちろん、県民でなくてもOKです。
「だれでもどこでも放射能健診」100万人署名ともどもご協力をよろしくお願
いします。

 滋賀署名はこちらから ↓
 http://chn.ge/1d435Yk
 
なお、滋賀県議会では
・「避難者支援滋賀県独自施策の実現決議請願」  10/11 本会議  22対
23で否決
・「支援法基本方針案は不十分 パブコメ、法の理念反映させる意見書請願」
 10/11 本会議  24対21で可決 被災者生活支援等施策の推進に関する
基本的な方針(案)に関する意見書」として可決 政府へ提出
・「汚染水対策専念、再稼働審査延期意見書」10/11 本会議  9対36で否決
 となりました。
 今後、県民世論を署名や集会でつくり、対県交渉や新年度予算への会派要望、
12月議会での決議再請願などで滋賀県独自施策を実現させるつもりです。
詳しくは、脱原発・滋賀☆アクションのブログの10月11日をご覧ください。
http://nonukesiga.exblog.jp/i0/

★ 森広@アジア記者クラブ(APC)さんから:
<秘密保護法の危険性、狙いを詳細に解説( 23 日、山下幸夫弁護士)>
今臨時国会で秘密保護法が成立する可能性が強くなってきました。
法案成立後、通信傍受法(盗聴法)の法改正が来年の通常国会か
秋の臨時国会に提出される可能性があります。共謀罪法案も同様
に矢継ぎ早に治安立法が強行される流れにあります。

下記の23日の体お例会では、今国会に提出された法案のどこが
修正され、何が問題なのか、最新の法案を配布し、問題の危険性
を詳細に確認したいと考えています。90分かけて山下弁護士に
解説していただきます。

これまでに昼間の院内集会に参加できなかった方、具体的かつ詳
細な説明を聞いていない方は、上記の流れの中で、タイムリーな
機会になると思います。記者職の方、原発事故に関心のある方も
必聴です。ご参集いただければと思います。

アジア記者クラブ(APC)
http://apc.cup.com

*******(転送・転載はここから)********

アジア記者クラブ10月定例会
民主主義社会を破壊する秘密保護法
2013年10月23日(水)18時45分~21時
明治大学リバティタワー12階(1125教室)
ゲスト 山下幸夫さん(弁護士)
「特定秘密保護法案」が15日から始まる臨時国会に提出される。継続審議に
なっている日本版「国家安全保障会議(NSC)」創設法案とセットでの成立を
目指す。CIA元職員のスノーデン氏のリークで明らかにされた監視国家米国を
モデルにした法案である。安倍政権は5年前から検討されてきた「秘密保全法」
の名称をオブラートに包むように改称して今日に備えてきた。法案の骨子は、防
衛、外交、特定有害活動の防止、テロリズムの防止の4分野を行政機関の長が
「特別秘密」に指定し、故意に漏曳したり、管理を害する行為(特定取得行為)
をすれば最高で懲役10年の厳罰に処すという内容だ。罰則規定では、従来の自
衛隊法や国家公務員法を超越しており、この点に批判が集まっている。
 国家秘密とジャーナリズムの関係では、取材の自由が保障されるのかが議論を
呼んできた。政府による法案原案は、「報道の自由に十分に配慮する」との規定
を設けようとしているが、「報道の自由」を保障する米国で横行してる内部告発
者狩り、記者への盗聴や監視の実態を考えれば、そのような抽象的な解釈条項を
入れても、何の意味もないことは明らかだ。
10月定例会は、『秘密保全法批判-脅かされる知る権利』(日本評論社)の
執筆者の一人、山下幸夫さんをゲストにお招きします。メディアだけでなく、
「国権の最高機関」である国会すら骨抜きしてしまいかねない危険性について解
説していただきます。

■会 場 明治大学リバティタワー12階1125教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方
1000円
■主 催 明治大学軍縮平和研究所・アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
Tel&Fax:03-6423-2452 http://apc.cup.com E-mail:apc@cup.com
※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社 9月19日
情報収集、無制限に広がる 元北海道警釧路方面本部長・原田宏二さん
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310180647.html?ref=pcviewer

あちこちの大学に招かれて「監視社会と警察」といったテーマで講義をしています。
「みんなが使っているスマホの通信履歴なんて、警察は簡単に取れるんだよ」と
話すと、学生たちはびっくりする。(つづきは↑http:)

★ 梶野(反安保実) さんから:
集会案内です。
*最後の歯止めまて?外すのか!? **
**安倍「壊憲」政権による**
**戦争のて?きる国つ?くりを許すな!*

「集団的自衛権行使」と「秘密保護法」を問う11・16集会
***************************
[講 師]
清水雅彦さん(日本体育大学教員・憲法学。近著『憲法を変えて「戦争のホ?タ
ン」を 押しますか?』)
   「集団的自衛権行使と憲法(改憲・解釈変更)問題」
宮崎俊郎さん(やふ?れっ!住基ネット市民行動)
   「秘密保護法の問題点と反対運動の課題」

日 時 ◎ 2013 年 11月 16日 (土) 午後 6:30 開始(6:15 開場)
場 所 ◎ 富士見区民館(洋室 A・B)
 http://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/annai/images/fujjimi_anaizu.png
 *国連・憲法問題研究会の名前て?取っています。
資料代 ◎ 500 円
主催◎*反安保実行委員会*
東京都千代田区神田淡路町1-21-7 2A 淡路町事務所気付
FAX:03-3254-5460

★ 緒方貴穂 さんから:
皆様
第2回油症学フォーラムのお知らせです。
ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

<題目>
食品公害を考える!
~カネミ油症事件の歴史的展望~

本フォーラムでは、日本最大の食品公害・カネミ油症事件の歴史認識に基づく
安心安全な地域の食育環境の育成を図ることを目的とします。今回は、全国で
活躍する油症問題の研究者やジャーナリスト、支援団体などが集まり、食品公害
について討論を行い、情報発信します。ここから社会環境学の基礎的な学問の
融合研究として、後世に伝える「油症学」へと発展させる取り組みです。
皆様方のご参加をお待ちしております。

日時 2013年10月24日(木) 14:40~16:10
場所 福岡工業大学 A棟1階 A11教室
座長 長山 淳哉  (元・九大准教授、環境遺伝毒性学)
明石 昇二郎 (ルポルタージュ研究所代表) 
   田中 あつ子 (油症患者)
    川名 英之 (ジャーナリスト)
   石澤 春美 (カネミ油症被害者支援センター(YSC)共同代表)
司会 コーディネーター
   坂井 宏光 (福工大社会環境学部教授、環境科学)
主催  福岡工業大学「油症学懇話会」
共催  福岡工業大学 環境科学研究所  
入場  無料 定員100名 *事前の申し込みの必要はありません
問い合わせ先  福岡工業大学社会環境学部
        坂井 宏光(TEL 092-606-6186)

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第914日目報告☆

青柳行信てす。10月20日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第914日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月19日迄3034名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
天神でのチラシ配布。
若い方の 関心が薄いのには驚きました。
もっともっと、たくさんの方に11.10さよなら原発の案内をしていかなけれ
ばならないですね。
あんくるトム工房
さよなら原発 街頭宣伝 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2676
博多灯明ウォッチング   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2677
  夜は 御供所の灯明ウォッチングを見にいきました。

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆汚染水はタンクの容量に限りあれば台風豪雨を天佑とする
    (左門 10・20-450)
※今更始まったことではない。
「ベント」という施設の名前そのものが放出のいみだから、
原発設計の思想の本質に、「後は野となれ山となれ」があること、
新しい諺として警告しよう―「後は野となれ海へ行け」。

★ 西山進 さんから:
青柳様
 通信届きました。1週間とまりましたが、日ごろ何気なく見ていますが、
情報がなくなるということがどんなに損失かということが分かりました。
情報を知るということはわたしたちのたたかいの要(かなめ)、団結の要と思い
ました。
世のなかが放射能になれっつこになっていく上で、テントを守り、
青柳さんを一人にしてはならないと思いました。
 原発反対は私たち自身の問題です。
これから社会が反動化する中で、
憲法に規定された基本的人権を自ら無視する行動や攻撃も深まってくると思います。
 これから寒くなりますが、テントにはたびたび足を運び、連帯を深めましょう。

★ 中西正之 さんから:
北岡逸人さんより、伊方原発1号炉のタービン発電機架台が「アルカリ骨材反
応」で大変な劣化をした事が有った事を教えていただきました。

”伊方1号機 タービン発電機架台の経年変化事象について(四国電力?HP)
以下、四国電力?の上記HPの内容について・・
1. まず、指摘しなければならない点は、ひびの入っていることは認めたもの
の、どの程度のひびがどの程度入っているのか不明である点。朝日新聞速報(上
記リンク参照)は「ひびは最大で幅約3ミリ、長さ約5メートルのものもあり、
架台の底を除き、全面に広がっているという。」とありますが、四国電力?のHP
からは不明です。
2. 次に、耐震性の評価に関する内容が無い点です。「アルカリ骨材反応 」に
よる劣化でひびの入った架台が、どの程度の強度を保っているのか?最低、想定
する最大の地震(動)に耐えられるのか?という点です(もっとも、複数の有名
な地震学者らが、原発建設で想定する以上の地震(動)が起こる危険性を指摘し
ています)⇒ (参考)原発震災を防ごう HomePage
3. そして、「タービンミサイル」についてですが、問題なのは地震の場合にど
うなのか?であり、地震時、ひびのあるコンクリート架台の影響で、タービンを
止める間も無く破壊されないのか?が確認すべき点だと思います。
4. 更に、一番重要な点は、果たしてこのコンクリートの劣化が、原子炉建屋等
の重要施設にもあるのかどうかです。そちらにも劣化があった場合には、耐震性
などにどのような悪影響があるのか?という点だと思います。”

「アルカリ骨材反応」と有りますが、これはコンクリート中のセメントに含まれ
るアルカリ(NaやK)と骨材中のシリカ(SiO2)が反応し、体積膨張を起
こし、コンクリートがぼろぼろになる反応です。

”アルカリ骨材反応
セメント中のアルカリ成分が骨材中のある種の鉱物と反応を起こし、コンクリー
トが過度に膨張する結果、コンクリートに粉状化、ひび割れの発生、湾曲、崩壊
などが起こることを言う。1982年頃より阪神高速道路にこの被害が発見されるに
および、広く関係者の関心の的となった。
アルカリ骨材反応は、主としてアルカリ・シリカ反応によるといわれる。アルカ
リ骨材反応と判定されたコンクリート中に使用されている骨材の種類は、安山岩
の頻度がもっとも高く、けい長岩、砂岩、ホルンフェルスの順に低くなっている。 ”

シリカ(SiO2)の含有量が多いコンクリートの骨材は火山の噴火によってで
きた火山岩で、日本の岩石の多くを占めると思われます。
 原子力発電所のコンクリートは一般の高架道路や橋に比べても、コンクリート
の強度の保持は特に重要です。
 しかも、これまでの原発の格納容器は大きな圧力がかかるので、厚い鋼鉄製の
鉄板で作られてきたのに、玄海原発3・4号炉はプレストレスコンクリートと
6.4mmの薄い鋼鉄製の鉄板で置き換えられたので、アルカリ骨材反応 」が
起こると致命傷になります。
 そこで、シリカ(SiO2)の含有量が少なく、CaCO3の含有量の多い骨
材を選んだために、原子炉格納容器のコアーコンクリート反応で、一酸化炭素の
発生量が膨大になり、一酸化炭素爆発を起こし、爆発により崩壊するように思わ
れます。
 私は耐火コンクリートの専門家ですが、土木建築用コンクリートの専門家では
ありませんので、土木建築用コンクリートの専門家の方の意見をお寄せください。

★ 国際環境NGOグリーンピース さんから:
<福島県で放射線測定調査を行いました>      

2011年3月11日の事故発生から2年7ヶ月が過ぎました。
東京電力福島第一原発では、事故収束はおろか、汚染水の流出も
コントロールできず、15万人以上の人が自宅を離れたまま、
いまだに元の生活に戻れずにいます。

グリーンピースは10月1日(火)~5日(土)、福島県田村市で
住宅や道路の放射線量の調査および土壌や野菜のサンプル調査と
住民の皆さんへの聞き取りを実施しました。

この11月にも避難指示の解除を目指しているとされる避難指示解除準備区域
(20キロ圏)、旧緊急時避難準備区域(30キロ圏)とそれ以外が混在する
田村市。
大規模な除染作業は行われましたが、事故前のような家族や自然と共にあった
豊かな暮らしを送ることは、非常に困難です。
いま政府が取り組むべきは、原発の再稼働などによる原子力産業の延命ではなく、
事故によって多くを失った人々の声を真摯に聞き、その声を確実に政策に
生かすことです。

こちらで調査とインタビューの模様が動画でご覧いただけます。
http://youtu.be/vmFyYMewJlo

20キロ圏内にお住いの住民のお一人は
「3・11の地震によって屋根が痛み雨漏りが発生したが、
原発事故で事故直後から2年半も帰宅ができず、修理もできず、
家じゅうの畳を床板から張り替えなければならなかった。
いまは自宅に戻ってきたが、孫たちの足は遠のいている。
自宅付近の放射線量の測定は自治体や政府が実施しているが、
結果の詳しい説明などは受けていない。放射線量について心配している」
と語られました。

グリーンピース・ウェブサイトで調査の詳細を是非ご確認ください。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M287382&c=49050&d=6f1e

★ 林田力 さんから:
※第5回「都民参加への模索」研究会
日時 11月2日 17:30~21:00
場所 千駄ヶ谷区民会館中会議室 (80人収用、原宿駅徒歩5分)
話題提供 豊田栄一郎さん 「税理士の目から見た、脱原発」
1.東電自己破産は脱原発の1丁目1番地
2.東電自己破産を妨害する2011年東電救済法
3.2013年10月経産省「電気事業会計規則等の一部改正」の裏
http://www.hayariki.net/mosaku/

※宇都宮健児さんを講師にお迎えしての憲法学習会を来週開催します。
ぜひ多くの方にご参加いただきたくご案内いたします。
 10月23日午後6時45分~ 世田谷区民会館集会室
生かそう憲法の会主催 憲法学習会
憲法破壊を許さないために、いま知っておきたいこと、すぐ実践したいこと」
    講師 宇都宮健児さん(弁護士)
    入場無料です(会場でカンパを呼び掛けます)

★ 中山武敏 さんから:
九州・福岡地方の方へ
狭山市民の会の事務局長をされている鎌田慧さんや
福島原発事故問題を取材報道している朝日新聞木村英昭記者出席の
下記集会が開催されます。
木村記者からのメールを転送します。
皆様、シンポジウムのご案内をさせていただきます。

今年は三池炭じん爆発から50年の節目の年に当たります。この節目の年にあ
たってシンポジウム「原田正純追悼 三池、水俣…そして福島 ~ 専門家の責任と
は何か」を福岡市内で
開催いたします。 主催の三池CO研究会は設立当時から故・原田正純も一員とし
て資料収集などに当たってきました。最後は副会長として史料集刊行の任に当た
りました。水俣とともに「車の両輪」(本人談)だった三池での原田の業績をた
たえ、その死を悼むため、ご遺族の了解を受けた上で、本シンポでは原田の追悼
を掲げることに致しました。

●企画趣旨
三池の炭じん爆発は死者458人のほか、労災認定されただけで一酸化炭素(CO)
中毒患者839人を出す戦後最悪の炭鉱事故となりました。
この事故で問われた最も重要な論点が「専門家の責任」でした。
「風化砂岩説」を持ち出して会社側の過失を放免しようとしたのは九州鉱山学の
権威とそれに付き従う工学の専門家でした。また「組合原性疾患」という非科学
的な見方を医学の診断に持ち込み、患者の切り捨てに手を貸したのは九州大学医
学部を中心とする医学者たちでした。行政は「専門家の意見に従った」と言い、
専門家は「決めたのは行政だ」と言いました。当事者たちはこうした専門家の
「お墨付き」をひっくり返すのに膨大な時間と費用を強いられました。こうした
専門家が当事者と対立する構図は時期を重ねるように水俣でも起こりました。
三池や水俣で起こった歪な専門家の立ち位置はただされたのでしょうか。
主催者の三池CO研究会で副会長を務めていた原田正純は三池や水俣での体験に根
ざして、亡くなる直前まで福島原発事故を招いた「専門家の責任」を問うてきま
した。
事故から2年半が経ちましたが、いっこうに収束の道筋さえも見えず、いまも
15万人以上もの人たちが避難生活を強いられています。「安全神話」を振りま
いていた専門家は沈黙を守るばかりです。また、福島県は県民健康調査を実施し
て県民の「被曝と健康」の関連を探っています。多くの子どもたちに小児性甲状
腺ガンの疑いが指摘されていますが、「被曝との関係はない」と片付けていいも
のでしょうか。三池や水俣にかかわり、いま福島でも発信を続ける講師の方々を
お招きして、三池や水俣を通じて光を当てられた「専門家の責任」を明確にしな
がら、その教訓はどのように福島などで生かされるべきか、当事者と専門家はど
のような関係にあるべきか、それらを考えていきたいと思います。

●問い合わせ
福岡城南法律事務所(美奈川弁護士):092・771・3228

●主な式次第
■演題
原田正純追悼 炭じん爆発50年
三池、水俣…そして福島 ~ 専門家の責任とは何か
■主催
三池CO研究会(会長・美奈川成章、副会長・大原俊秀)
■日時
2013年11月9日12時~(終了予定:16時30分)
■場所
九州大学医学部百年講堂会議室(福岡市東区馬出3?1?1、電話:092-643-8867)
■入場料
700円(資料代として)
■主な内容
《基調報告》
美奈川成章(三池CO研究会会長)
「炭じん爆発50年 ~ その教訓と課題を探る」(仮題)
《報告》
鎌田慧氏(ルポライター)「三池と福島」(仮題)
津田敏秀氏(岡山大学教授)「水俣と福島」(仮題)
《現地からのメッセージ(ビデオ)》
松尾蕙虹(三池CO研究会、元三池CO家族訴訟原告)
《パネルディスカッション》
テーマ「専門家の責任とは何か」
司会 木村英昭(三池CO研究会、朝日新聞記者)
パネラー 鎌田慧氏、津田敏秀氏、美奈川成章
《総括報告》
黒田光太郎氏(名城大学教授)

【講師・パネリスト略歴】
■鎌田慧(かまた・さとし)/1938年青森県生まれ。ルポライター。早稲田大学
卒業後、新聞・雑誌記者を経てフリーに。『自動車絶望工場 ある季節工の日
記』『去るも地獄残るも地獄 三池炭鉱
労働者の二十年』『国鉄処分 JRの内幕』など労働問題に関する著作は多数。
原発に関する著作も多く、中でも『六ケ所村の記録 核燃料サイクル基地の素
顔』は毎日出版文化賞を受賞し
た。福島原発事故を巡っては、作家の大江健三郎さんらと「さようなら原発一千
万人署名市民の会」の共同代表を務めている。
■黒田光太郎(くろだ・こうたろう)/1949年福岡県生まれ。名城大学教授。工
学博士(材料科学工学)。九州大学大学院博士課程後期課程単位取得退学。名古
屋大学教授、高等教育研究センター長、教養教育院副院長などを歴任。柏崎刈羽
原発の耐震性などを審議する新潟県設備小委員会の委員を務めている。共編に
『福島原発で何が起きたか 安全神話の崩壊』(2012年、岩波書
店)がある。科学技術と人間のあり方を論じた発信も多く、技術者として責任あ
る仕事をするための指針を提示した編著として『誇り高い技術者になろう 工学
倫理ノススメ』(第2版、2012年、名古屋
大学出版会)がある。
■津田敏秀(つだ・としひで)/1958年兵庫県生まれ。岡山大学大学院環境生命
科学研究科教授。専門は疫学、環境医学。岡山大学医学部卒業。昨年、水俣病と
疑われる人を鹿児島や熊本県の保健所に届けることで、実態調査を怠る両県の姿
勢を批判した。〈3・11〉後は、福島県双葉町のアドバイザーも務め、疫学の
立場から福島県民の「被曝と健康」の問題について発信を続けている。11月には
『医学的根拠とは何か』を岩波新書で出版予定。著書に『医学と仮説 ― 原因と
結果の科学を考える 』(2011年、岩波科学ライ
ブラリー)、 『医学者は公害事件で何をしてきたのか』(2004年、岩波書店)、
『市民のための疫学入門 ― 医学ニュースから環境裁判まで』(2003年、緑風出
版)。

【「三池CO研究会」とは】
1971年、三井鉱山を相手取った裁判の可能性を検討する会として発足した(1
次)。その後、提訴に向けた原告支援の活動を本格化させるため、1972年12月1
日に再発足した(2次)。美奈川成章、増子義久、原田正純(故人)ら、法律家
や医師、ジャーナリストらが参加した。1993年3月にあった福岡地裁判決後に自
然解散したが、史料集を刊行する目的で、1999年10月25日、新たに立ち上げ、現
在に至る(3次)。史料集は2期にわたって『三井三池炭じん爆発事件史料集
成』として柏書房から刊行された。1次から3次まで、会長は技術論が専門の星
野芳郎(故人)が務めた。3次では原田と美奈川が副会長を務めた。星野、原田
の死去を受けて、2013年8月7日、会長には美奈川、副会長には大原が就く。

★ 東本高志@大分 さんから:
この8月31日に東京・四谷区民センターで開かれた「死刑と新しいファシズム
――戦後最大の危機に抗して」と題された辺見庸
講演会(主催:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90)のために記され
た辺見庸氏の講演草稿を同氏が修正・加筆し
たものの転載記事を弊ブログにアップしました。3時間超に及ぶ講演記録ですか
ら非常に長いものです。弊ブログにおいて「前
編」と「後編」に分けてアップしています。ご参照ください。

■辺見庸「死刑と新しいファシズム 戦後最大の危機に抗して」(2013年8月31日
の講演記録)【前篇】(弊ブログ 2013.10.19)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-689.html
■辺見庸「死刑と新しいファシズム 戦後最大の危機に抗して」(2013年8月31日
の講演記録)【後篇】(弊ブログ 2013.10.19)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-690.html

なお、辺見庸氏の同講演会における最新の写真(大島俊一氏撮影)も6枚アップ
しています。辺見氏の顔も68歳という年齢に
ふさわしい相貌になってきました。

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社 9月19日
米英無人機、市民犠牲479人 04年以降で 国連依頼、初の調査
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310180704.html?ref=pcviewer

マララさんも無人機攻撃を批判 「テロをあおっている」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310180805.html?ref=reca

無人機、軍事費削減で多用 民間人巻き添え相次ぐ
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310180804.html

★ 緒方貴穂 さんから:
皆様
カネミ油症新認定裁判控訴審(第一回口頭弁論)のお知らせです。
10月28日(月)13:30~福岡高裁で開かれます。
裁判終了後、記者会見と報告集会も予定されています。
~10月28日 福岡高裁でのカネミ油症新認定裁判の傍聴をお願いします~

●10月28日(月)13時30分~14時30分
新認定裁判控訴審 第一回口頭弁論
場所:福岡高等裁判所 501号法廷(傍聴席100席)
裁判所への行き方
地下鉄:赤坂駅2番出口 徒歩4分
バ ス:警固バス停 徒歩6分

2013年3月21日、福岡地方裁判所小倉支部は、
カネミ油症事件の新認定者55名が提起した「損害賠償請求訴訟」において、
被告カネミ倉庫(株)がPCB・PCDF(ダイオキシン)で汚染された食用油
を製造・販売した責任は明らかであり、
原告全員に対する賠償責任についても明らかであると判断をしながら、
20年が経過した時点で請求権がなくなる、除斥期間 (20年)という法律論
で、原告55名全員の請求を棄却しまた。
これに対して、原告らはカネミ油症事件の実態を無視した不当判決であるとして
控訴しました。

その控訴審が場所を福岡高等裁判所に移していよいよ始まります。
第一回の口頭弁論です。

被害者たちがこの裁判を通じて求めていることは、2点
1.新認定被害者を含む全被害者に、加害企業であるカネミ倉庫(株)は正当な
賠償をすること。
2.カネミ油症など化学物質中毒に対する治療・研究を充実させ、専門家を育成
し、被害者の治療を抜本的に充実させること。

カネミ油症は、事件当初に現れた皮膚症状などの急性障害と、
ガンなどの疾病、次世代へ続く生殖異常などの晩発性障害があります。
今回の判決は、事件発生から時間の経過した後に現れる「晩発性障害」は一切認
めないというものです。
 これは、カネミ油症事件だけでなく、福島原発事故の賠償請求や、
今後も起こりうるであろう様々な消費者事件、生命・健康に係わる事件の
被害者救済にも悪影響を及ぼしかねないものであり、
この様な判決を認めることは決してできません 。

今回の法廷は傍聴席100席という大法廷です。
ぜひ、多くの方の傍聴をお願い致します。

裁判終了後に記者会見及び報告集会を開きます
~カネミ油症 新認定訴訟 控訴審 裁判勝利を目指して~
時間:15時00分~17時00分
場所:TKP天神シティセンター(福岡天神センタービル)
    8階 S-4会議室
    http://tkptenjin.net/access.shtml
TEL:092-720-8003
(主なプログラム)
1.記者会見(原告、弁護団、YSC)
2.控訴審の争点、今後の進行について説明と解説(弁護団)
3.原告の皆様、支援の皆様から

以上に関してご不明な点があれば、伊勢までお問い合わせください。
よろしくお願い致します。
  -----
カネミ油症被害者支援センター
事務局長 伊勢一郎
メールアドレス:i-ise@ceres.dti.ne.jp
携帯 090‐9321‐8607

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第913日目報告☆

青柳行信です。10月19日。

本日、■ 11.10九州沖縄集会 情宣の統一行動■
 10月19日(土)17時から18時 
  福岡市天神コア前で街頭情宣とチラシ配布。
 呼びかけ:「さよなら原発!福岡」

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第913日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月18日迄3034名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月18日1名。
  ピレスデリマ雪菜
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
  青柳様
  お疲れ様です。
東電の対応能力のなさには あきれ返る始末です。
潰して 新しい組織にするしかないですね。
「コントロールできる」ように変えましょう。
あんくるトム工房 
東電 処理能力なし  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2674
金曜日の集会     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2675

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆直轄除染は最長三年遅れとふオリンピックなぞにウツツぬかして
    (左門 10・19-449)
※環境省が内示していた新工程表で、
相馬市、川俣町、浪江町、富岡町、飯館村、葛尾町が遅れている。
最長の飯館町が3年という。これらの工程も延びるのは明白だ。
国家は事の軽重が判らず、ゼネコンの風見鶏に成り下がっている。
世論を喚起しよう!

★ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会 さんから:
  第295回例会

原 発 ゼ ロ 対 談

  青柳行信さんに
    九電前広場座り込みの交流体験、脱原発の思いを聞く

聞き手:憲法学者石村善治先生

 安倍首相は、世界に向けて、「福島原発による汚染水状況はコントロールされ
ている。」
と表明しましたが、実際は、汚染水対策の糸口すら見つからないまま、
新たな汚染水漏れが次々と明らかになってきている状況です。
 そのため、安倍首相の再稼働政策に抗して、国民の脱原発を求める声は、
日増しに大きくなってきています。
 福岡でも、九州玄海訴訟が提起され、又、九電本店前広場では、
「原発を止めよう」、「原発をなくそう」を合言葉に、
およそ2年半くらいに亘って座り込みを続けられている方々がおられます。
 そこで、今例会では、その座り込みを続けられている方のお一人である青柳行
信さんに、
座り込みによる交流体験並びに脱原発の思いを語っていただくことになりました。

 貴重なお話が聞けると思いますので、誘い合わせてご参加いただきますようご
案内いたします。
  2013年10月
          憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
             10月例会のご案内           
日 時  2013年10月29日(火)午後6時00分~
 場 所  天神ビル11階 5号会議室 ℡ 0120-323-920
福岡市中央区天神2-12-1 福岡銀行本店東隣

テーマ  原発ゼロ対談
        憲法学者石村善治先生が、
         脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
         青柳行信さんにその体験と思いを聞く
参加費  会員300円 会員外500円
   問い合わせ先 ℡ 092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日未明の発表から次々と福島第一の敷地内から採取される水の汚染度を示す数
字が更新されていきます。そして、相変わらず発表の最後に「原因が分からな
い」という言葉が付け足されます。台風で、湾を区切るシルトフェンスが再び破
壊されていた、との報道もあっています。
今朝もその福島第一原発の記事から始めます。

1.「トリチウム濃度が最高値=79万ベクレル-漏えいタンク北の井戸水・福
島第1」時事通信 10/1820:58
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101800879
記事「・・・・・・18日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク
のすぐ北側の観測井戸で17日に採取した地下水から、放射性トリチウムが1
リットル当たり79万ベクレル検出されたと発表した。16日採取分の同23万
ベクレルから3倍以上に上昇した。同原発の井戸で採取した地下水のトリチウム
濃度としては最高値。東電によると、この井戸で同じ17日に採取した地下水か
らは、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質を同40万ベクレル検
出。前日の約6500倍に急上昇していた。・・・・トリチウム濃度も上昇した
原因について、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は記者会見で「台風に
よって生じた影響があるかもしれない」と説明。台風26号の雨によって、近くの
トリチウムが井戸の地下水に混入した可能性があるとの見方を示した。ただ、ト
リチウムはストロンチウムに比べ地中を早く進む性質があるといい、なぜ同時期
に両方の濃度が上昇したかは分かっていない
1’.「排水溝1800ベクレルに上昇=福島第1」時事通信 10/1812:32
記事全文「東京電力は18日、福島第1原発の海まで約300メートルの排水溝
で、17日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1
リットル当たり1800ベクレル検出したと発表した。16日採取分の同
1400ベクレルから上昇しており、2日連続で最高値を更新した。」
台風で、
1”.「せきからの排水、2400トン=福島第1のタンク群、台風26号で-
東電」時事通信10/1820:26
記事全文「東京電力は18日、台風26号の大雨で福島第1原発の汚染水貯蔵タ
ンク群を囲うせき内にたまった水のうち、敷地内に排水した量は2400トンと
の推計値を発表した。排水したのは9タンク群のせきで、いずれも放射性物質の
濃度は暫定基準値を下回っているという。」
1”’.「『水中カーテン』1枚目破損 第1原発、台風26号影響」福島民友
(10/18 09:25)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1018/news5.html
記事「東京電力は17日、福島第1原発港湾内で、5、6号機の取水口近くに設
置した水中カーテン『シルトフェンス』が破損したと発表した。台風26号の影
響による高波が原因とみられる。シルトフェンスは9月にも台風20号の影響で
破断したが、10日に二重化された。今回破損したのは外側に張られた1枚。東
電は『機能に問題はない』としている。・・・・・・」
1””.「排水溝の排出先変更 外洋から港湾内に 第一原発所長示す」福島民報
(10/18 09:13)
記事全文「福島第一原発の小野明所長は17日、同原発で福島民報社の取材に応
じ、排水溝の排出先を外洋から港湾内に変更する考えを示した。近く工事に入
る。・・・港湾側に新たに排水溝を設け、外洋に直接、流出しないようにする。
放射性物質を含む水や土壌が流れ込んでも、一定程度は港湾内にとどめることが
できるという。 ・・・排水溝にはモニターなどを設け、どの程度の水が流れて
いるかを瞬時に確認できる態勢も整える。 ・・・・港湾内の排水位置は現在、
検討している。放射性物質の拡散防止効果があるシルトフェンス内への排水も想
定しているが、新たな放射性物質が流れ込んだ場合、フェンス内にとどまってい
る放射性物質が外側に押し出される可能性もあり、慎重に検討している。」
・・・・よく読んでみると、何もかも手探り状態、これでコントロールされてい
るといえるのか。

その東電は、
2.「東電、子会社の事業を日立に売却 130億円で 料金計算などのシステム
運用」日経10/18 2:00
⇒http://www.nikkei.com/markets/kigyo
/ma.aspx?g=DGXNASDD170H1_17102013MM8000 (有料設定)
記事全文「東京電力は2014年3月に子会社が手掛けている電気料金の計算など業
務システムの運用事業を日立製作所に売却することを決めた。売却額は130億円
程度の見込みで、原子力発電所事故の損害賠償などに充てる。東電は再建計画で
13年度末までの3年間で総額7074億円の資産を売却する目標を掲げた。今回で目
標達成にほぼメドがつくことになる。・・・東電の全額出資子会社、テプコシス
テムズ(東京・江東)から料金徴収や顧客管理などシステムの保守・運用事業を
切り出して新会社を設立。ここに日立の本体と子会社が7割近くを出資し傘下に
収める。テプコシステムズの12年度の売上高は約380億円。日立に売却する事業
の規模は半分程度。送電網の制御など基幹システムの開発・運用部門は東電側に残す
。日立はインフラ向けシステムに強い。電力分野も安定的な収益が見込めると判
断した。東電向けだけでなく、新電力などからもシステム運用の受託を増やす考
えだ。・・・政府は16年に家庭向けの電力小売りを全面自由化。18~20年をめど
に電力大手の送配電部門を分社化する発送電分離を実施し、料金規制も撤廃する
方針。電力への新規参入が増えるほか、料金メニューも多様になるため、料金・
顧客管理には高度なシステム運用が必要。日立は東電子会社の事業部門買収でノ
ウハウを蓄積しシステム事業の拡大につなげる。」
・・・・あえて記事全文を紹介、ムラの中でのやりとり、それぞれの思惑が垣間
見えます。

国会・政府等の動き、
3.「原発輸出『安全に貢献』=安倍首相、減災に全力-参院代表質問」時事通
信10/1818:05
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101800664
記事「安倍晋三首相は18日午後、参院本会議の代表質問で、原発輸出について
『東京電力福島第1原発事故の経験と教訓を世界に共有することで原子力安全に
貢献することがわが国の責務だ。相手国の意向や事情を踏まえ、技術を提供する
考えだ』と述べ、推進する方針を強調した。共産党の市田忠義書記局長への答
弁。・・・・市田氏が脱原発を主張したのに対し、首相は『原発停止で化石燃料
への依存を高め、燃料輸入費増加や電力料金上昇という形で大きな影響を受けて
いることを忘れてはならない』と反論。また、課題の高レベル放射性廃棄物の処
分に関し、『地層処分は技術的に実現可能と評価されている。処分地選定に向け
責任を持って検討する』と語った。・・・・・・・・・」
・・・・・・・何がなんでも原発推進、福島第一で毎日発表されることをどう
思っているのか。
この人も、
4.「昭恵さん、復興支援で稲刈り 」時事通信10/1819:14
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101800881
・・・・・・岩手県陸前高田市でなぜ? 行くなら福島県でなにか手伝いをすれ
ばどうでしょう。しかも民間企業の取り組んだ田んぼで。政府の広告塔です。

規制委、
5.「泊3号機を現地調査=原発安全審査で規制委-北海道」時事通信 10/1819:36
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101800897
記事「原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会は18日、北海道
電力泊原発3号機(北海道泊村)の現地調査を行った。・・・調査は午前9時に
開始。更田豊志委員や原子力規制庁の職員ら約20人が、原子炉の冷却機能が失
われた場合に使うポンプ車の送水などを確認した。重大事故の際に拠点となる免
震重要棟の建設予定地も視察した。・・・・更田委員は終了後、『機器が置かれ
ているスペースが広く、的確に配置されている。最新の3号機の有利さを感じ
た』と評価。一方で『工事中の場所や整備中の機器が多く、本来あるべき場所に
ない機器があった。臨場感を持った調査にはならなかった』とも述べた。」

被災地フクシマ、
6.「住宅除染、44%完了=福島県以外で-環境省」時事通信 10/1818:06
記事全文「環境省は18日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染について、福
島県を除く7県58市町村の8月末時点の進捗(しんちょく)状況を公表した。
住宅除染は対象となる約15万戸のうち、作業が完了したのは44%。6月末時
点と比べ、14ポイント増加した。」

7.「IAEA調査チームが川内の森林除染現場や仮置き場視察」福島民友
(10/18 10:50)
⇒http://www.minyu-net.com/news/topic/131018/topic1.html
記事「・・・・・・調査チームは21日まで滞在。今後の除染の進め方や課題を
まとめ、最終日に政府に提言する。」

8.「福島市が水道料金請求へ=減収分、ADRで東電に」時事通信10/1820:59
記事全文「・・・・・福島第1原発事故で、福島市が減収した上水道利用料の賠
償を東電に求め、今月中にも裁判外の紛争解決手続き(ADR)機関の原子力損
害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立てることが18日、分かった。同
市が原発賠償でADRを利用するのは初めて。・・申立額は、事故のあった
2011年度の減収分で約1億8000万円。水道利用者が市外に避難するなど
して料金収入が減ったため、事故がなければ得られたはずの分を請求する。」

9.「18日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定値・
観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質の検査結果(農業生産物
等)」福島民報10月19日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・・・・・・関連死の数字が行使されています。
10.「汚染水漏れで緊急海水モニタリング 影響考えにくい」福島民報10/18
23:51
記事全文「福島県は17日、東京電力福島第一原発で地上タンクからの汚染水漏
れなどを受けて実施した緊急海水モニタリングの結果を発表した。9月27日と
今月3日に北放水口付近など6地点で採取した海水1リットル当たりのトリチウ
ムの濃度は南放水口付近で0・43ベクレル、北放水口付近で1・1ベクレル
だった。放出に関する法定基準は1リットル当たり6万ベクレル。県は「今年度
の測定値の範囲内で、特別な影響は考えにくい」としている。・・・・・福島第
一原発周辺の南放水口付近、北放水口付近、取水口付近、沖合2キロ、大熊町の
夫沢・熊川沖2キロ、双葉町の前田川沖2キロの計6地点で調査を実施した。」
11.「避難区域の本格除染視察 大熊町議会議員」福島民報10/18 12:18
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/10/post_8405.html
記事「大熊町議会の議員14人は17日、町内の居住制限区域と避難指示解除準
備区域で行われている本格除染を視察し、作業内容などの説明を受けた。
・・・・本格除染は町内の大川原区と中屋敷区、両地区を結ぶ国道、県道を対象
に6月から行われている。環境省から委託を受けた建設会社の社員ら約1250
人が作業しており、平成25年度内に終える予定。
・・・視察では農地の除染方法や仮置き場の概要などについて建設会社や環境
省の担当者から話を聞いた。大川原字西平の農地では表土剥ぎ、覆土をそれぞれ
5センチ行い、空間放射線量が毎時3・05マイクロシーベルトから0・63マ
イクロシーベルトまで低減したとの説明を受けた。・・・・・・・・環境省の担
当者は『一律にどこまで下げるという基準はなく、それぞれの現場において、今
ある手法で可能な限り下げることで信頼性を担保したい』と述べた。」
・・・・・どんなに除染しても通常の0.05マイクロシーベルトにはならない。
12.「県南部でも試験操業=原発事故後初-福島・いわき」時事通信10/1812:16
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101800161
記事「福島県のいわき市漁業協同組合などは18日、東京電力福島第1原発の汚
染水問題で延期していた県南部海域での試験操業を開始した。県北部では試験操
業が行われていたが、南部では原発事故以来初めて。水揚げされた魚介類は検査
で安全性を確認し、県内の市場に出荷される予定。・・・福島県漁業協同組合連
合会によると、試験操業に参加したのは、いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協
に所属する計13隻。18日午前2時半ごろ、いわき市の小名浜漁港など4港を
出て、約40キロ沖の水深150メートル以上の海域で操業。午前11時ごろ入
港し、ミズダコやスルメイカなど7種類の魚介類を水揚げした。」

13.「『原発非常時』態勢確認 米・州政府緊急事態管理庁訪問(10/18 09:50)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1018/news11.html
記事「・・・・県議会の海外行政調査団(渡辺義信団長)の廃炉・除染調査班は
16日(日本時間17日)、米ペンシルベニア州政府の緊急事態管理庁
(PEMA)を視察した。東京電力福島第1原発事故を受け、米国内の原子力産
業界が共同で準備を進める非常時に移動可能な電源やポンプの供給システム構築
などの取り組みを確認した。・・・・チェツネヴィッチ氏は福島第1原発事故に
ついて『複数の原子炉での事故、長期間の電力喪失、被害が甚大で原子炉に近づ
けない状況が重なるという新しいケース』との認識を示し、『私たちの取り組み
が福島第1原発事故への米原子力産業界の回答と考えている』と語った。」

青森県、
14.「漁業者不満、きょう説明会/水産物風評被害賠償」東奥日報10月18日
⇒http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131018104015.asp
記事「・・・・福島第1原発事故による風評被害の賠償をめぐり、政府の中間指
針が見直され、本県水産物が賠償の対象となってから9カ月。県漁連は18日、青
森市で県内の漁協関係者を対象に説明会を開き、被害額の算定基準など東京電力
側と協議した案を示す。県漁連を窓口にした手続きが本格的に始まるが、この間
も魚価下落に悩み、県漁連の動きに先行する形で賠償仮払い合意にこぎ着けた八
戸市などの漁業者からは『県漁連の対応は遅い』という声が漏れる。県漁連の担
当者は『統一的な基準を詰めるまでに時間がかかった』と説明している。」
15.「マダラ風評被害 東電が賠償合意」東奥日報10月18日
⇒http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131018083454.asp
記事「・・・・福島第1原発事故による水産物の風評被害をめぐり、八戸市と階
上町の一部漁業者が、マダラ分の損害賠償の仮払いを東電から受けることで合意
したことが17日、県漁連など関係者への取材で分かった。賠償額や算定基準は明
らかにされていない。政府の原子力損害賠償紛争審査会が定めた中間指針が見直
され、本県水産物が風評被害の賠償対象となった今年1月以降、漁業者への賠償
合意は県内で初めて。・・・・・東電と風評被害賠償の仮払いで合意したのは、
八戸みなと、八戸鮫浦、八戸市南浜、階上の4漁協に所属する9漁業者。小型底引
き網船やマダラはえ縄船で操業し、主に八戸港に水揚げしている。」

原発立地自治体、
16.「島根原発で安全協定締結を要求 周辺3市」共同通信 (10月18日)
記事全文「中国電力島根原発(松江市)から30キロ圏内の島根県の安来、出
雲、雲南の3市の市長が18日、中国電力島根支社を訪れ、再稼働の事前了解な
ど、原発立地自治体並みの権限を持つ安全協定を締結するよう要求書を提出し
た。清水希茂副社長は『社内で検討して回答を申し上げたい』と述べるにとど
め、回答時期については明言を避けた。・・・・雲南市の速水雄一市長は『万が
一の場合には、雲南市でも住民の多くが県外などに避難する。3市の意見を反映
できるように協定の締結をお願いしたい』と述べた。」
新潟県、
17.「抗議受け、小学館が記事訂正へ 食品が放射能汚染と週刊誌誤報」西日
本10月19日(最終更新10月19日 01時19分)
記事全文「新潟県は18日、10日発売の週刊誌『女性セブン』の記事で、県産
農産物などから放射性物質が検出されたとの内容が『消費者に誤解を生じさせ
る』として、発行元の小学館(東京)に抗議文を送った。同社は誤りを認め、
24日発売の同誌に記事の訂正と謝罪を掲載する。・・・記事は『中国&韓国産
 放射能汚染 この食品が危ない!』とのタイトル。新潟を含む17道府県の野
菜や魚介類から検出されたとする放射性物質の値を一覧表で示し、厚生労働省や
自治体、市民団体の検査結果を根拠としている。」
・・・・週刊誌の記事を見ていないのでよくわかりません。

電力会社、
18.「上半期、販売電力量2年ぶり減少 春の暖房需要減少」西日本10月18日
12時34分 更新
記事全文「電気事業連合会が18日発表した2013年度上半期(4?9月)の
電力需要実績(速報)によると、電力10社合計の販売電力量は、前年同期比
1・0%減の4181億5900万キロワット時だった。上半期の減少は2年ぶ
り。夏場は猛暑で冷房需要が増えたが、春先の気温が高く暖房需要が減少し
た。・・・産業用の大口電力量は1・2%減の1352億6400万キロワット
時だった。1カ月ごとにみた減少幅は小さくなる傾向にあり、景気の回復傾向を
うかがわせている。・・・・家庭の需要を示す「電灯」の販売電力量は1・0%
減の1308億3400万キロワット時だった。・・・・・電力各社によると、
九州電力と沖縄電力を除く電力8社で前年同期の水準を下回った。減少幅は関西電
力の1・5%が最大で、東北電力、東京電力などが続く。九州と沖縄は9月の気
温が高かったため、冷房需要が増加した。・・・同連合会が同時に発表した9月
の電力需要実績(速報)によると、10社合計の販売電力量は前年同月比2・
7%減の743億3700万キロワット時だった。減少は3カ月ぶり。」

九州・山口-エネルギー問題、
19.「市民エネルギーやまぐち設立~市民出費で被災地支援付き再生ソーラー
ファンド事業化へ 」データマックス10月17日 10:21
⇒http://www.data-max.co.jp/2013/10/17/post_16455_yng_1.html
記事「・・・・・・・・・ファンドを募り、そのお金で太陽光発電施設を普及さ
せていく。そして出資の一部を山口島根豪雨災害の復興に充て、それをとり行な
うのが非営利型株式会社であるということ。自分たちの街は自分たちで守るとい
う気概が感じられる構図だ。ファンドも関係省庁からの認可が下り次第、販売を
開始していくとしている。募集規模は数億円程度を目指す。市民による自分たち
の街の改善と復興。今後の展開が期待される。」
20.「メガソーラー建設を断念 由布市の農地に計画」西日本10月19日 03時
00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25605/1/
記事「大分県由布市湯布院町の民有地約2万平方メートルに、ソーラーパネル
4800枚を設置する大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を予定してい
た市内の業者が、住民らの反対を受け計画を断念したことが18日、分かった。
業者は『反対運動が根強く、将来的なトラブルを避ける方が得策と判断した』説
明している。・・・・・・9月ごろになって計画を知った地元住民らが『景観が
損なわれる』として反対運動を開始。市や業者に計画中止を求め、市も業者に
『住民説明会を開いてほしい』などと要望していたという。」
21.「高さ172メートル、海に浮かぶ風力発電 五島市沖」西日本10月18
日 18時48分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25577/1/
記事「環境省が五島市椛島沖で進める国内初の「浮体式洋上風力発電実証事業」
で使用される最大出力2千キロワットの実証機が同島沖で組み立てられた。今
後、発電を開始する予定で、2016年ごろの実用化を目指す。・・・次世代エ
ネルギーとして注目される浮体式洋上風力発電装置は、土台が不要で海上にいか
りを使って係留し、風車を浮かせる。・・・・・・環境省によると、実証機は長
さ40メートルの羽を3枚備え、高さ172メートル。海面から突き出た部分は
96メートルになる。今後、同島の変電施設と海底ケーブルでつなぎ、同島の一
般家庭などに送電する。2015年度まで運転を続け、発電量の変化や送電の安
定性などを調査するという。・・・・・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊では、1~3面の国会・政府の動きで3.の原発部分の
記事がありません。意図して外したか?
3面下方に小さく、
22.「原子力規制庁が11人中途採用へ 追加募集も」
記事「・・・・・・20人程度の追加募集をしていたが定員に満たず、21日か
ら10人程度追加募集する・・・・38人の応募があったが・・・・・」
16面経済蘭下方に小さく、
23.「『エネ地産地消』31自治体候補地に 総務省委託調査」
24.「原発の再稼動や防災を国に要望 西日本経済協議会」
36面に、1.の記事、その横にルポとして12.の記事を膨らませてすこし大
きく扱った記事があります、見出しは、
25、「福島南部沖 初の試験操業 2年7ヶ月待った海」(共同)
今朝も紙面はこれだけです。 
※20、21日は、離福のため新聞記事紹介は休みます。

★ 中西正之 さんから:
<九電に格納容器緊急水張り対策を行わせた佐藤暁氏の提言>
NHK放送の「特報フロンティア、徹底検証・原発新基準九電の審査を追う」に
専門家の意見を聞く所で、佐藤暁氏のコメントが有りました。佐藤暁氏の経歴か
ら、原発の安全問題に詳しそうなので、佐藤暁氏の事をインターネットで調べて
みました。
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000159/159434/26.mondai.pdf
佐藤暁氏の「発電用軽水型原子炉施設に係わる新安全基準骨子案の問題点」を読
んでみて驚きました。
 原発メーカーの技術者が一番安全の事を良く知っており、次に電力会社の技術
者が安全の事を良く知っており、日本の官庁の技術者は少ししか知らないという
諺を体言するようなレポートと感じました。
佐藤暁氏は元米国GE社原子力事業部に勤務しており、原子炉の安全性の事は非
常に良く知っているようです。
たった1人で(しかも1人だからできたのかも知れませんが)原子力規制委員会
の再稼動の新規制基準の問題点を非常に的確に指摘しています。
 その中に私と岡本良治九州工大名誉教授が主張している、溶融核燃料とコンク
リートの反応による大量の水素と一酸化炭素の発生と爆発の可能性の問題が既に
正確に報告されていました。
 資料添付します。
佐藤暁氏の「発電用軽水型原子炉施設に係わる新安全基準骨子案の問題点」の指
摘が余りにも専門的だったので、九州電力技術者は無視できなくて、過酷事故発
生時のメルトスルー対策として、原子炉格納容器に緊急に水張りし、圧力容器か
ら落下する溶融燃料を大量の水で冷却する対策を立てたと思われます。
 しかし、さすがに原子力規制委員会も九電技術者の対策案には首を傾げています。
 本当の対策は、北岡逸人さんから教えていただいた、海外勢が行っているコ
アーキャッチャー対策と思われます。海外では、溶融核燃料とコンクリートの反
応による大量の水素と一酸化炭素による格納容器の爆発対策に水を使用する例は
無いそうです。
 九州電力技術者の方法は、溶融核燃料とコンクリートの反応による大量の水素
と一酸化炭素による格納容器の爆発対策を行う為に、大量の水を使用して、格納
容器を水蒸気爆発させる方法と思われます。

★ <北岡 逸人 さんのコメント>
各位
 原発の技術的問題の具体的な指摘内容のレベルにおいて、佐藤暁氏の指摘内容
の水準はかなり高いと思います。
あのPDFを読むといかに規制委員会の「世界最高水準」を目指すというセリフ
が、空虚で現実性の無い嘘であることかがよくわかります(日本の規制基準の水
準は今も欧米より低いのです)。
 しかし、その佐藤氏でも、311における未解決の極めて重大な問題を検討し
たり取り上げていない様です。それは深江さんらが指摘している核爆発が起きて
いたであろうという問題です。
状況証拠的にはその可能性が極めて高いのに、東電などはその検証を邪魔してい
ると思われます(これが確定したら原発の再稼働問題は一気に暗礁に乗り上げる
と分かっているからでしょう)。
 この件ではいろいろな参考サイトがありますが、以下のサイトが良くまとまっ
ていると思い、また、まとめている方もそうとう知識と経験があり覚悟もあるだ
ろう方なのでご紹介します。

「素人にもわかる福島3号核爆発の論拠11点」
https://groups.google.com/forum/m/#!topic/nuclear-whistlebiow-in-jnes/3Hkc5ip4sx0
 これをまとめている方は以下の方です。
藤原 節男(Fujiwara Setsuo、原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ)
単行本「原子力ドンキホーテ(藤原節男著、ぜんにち出版)」絶賛発売中
元原子力安全基盤機構検査員 元三菱重工業(株)原発設計技術者

 福島原発事故の検証が済んでいないことが問題と良く言われますが、核爆発が
起きていたのかどうかという点は極めて重大です。
なにしろ、規制委員会の規制基準にそうした問題を具体的に想定し、安全対策を
電力に求める姿勢も取り決めもないはずだからです。
もっとも、原発で核爆発が起きてしまうことが事実から確定した時点で、今ある
原発の全てを廃炉と決定するのが当然なのですが・・

★ <青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)さんのコメント>
添付ファイルにあった原子炉破壊実験の一部が下記動画にあります。
核の警鐘 【前編】 問われる原発の安全性 3/4
http://www.youtube.com/watch?v=_kWREW7GtrQ

尚、下記動画には、原子炉建屋からのヨウ素の直接放出の映像もあります。全然
話題になっていないので、これについて分かる方がいれば教えてください。
核の警鐘 【前編】 問われる原発の安全性 2/4
http://www.youtube.com/watch?v=be5ryxDoGb0

★ <中西正之 さんのコメント>
青木幸雄 様
貴重な映像を教えていただいてありがとうございました。
尚、下記動画には、原子炉建屋からのヨウ素の直接放出の映像もあります。全然
話題になっていないので、これについて分かる方がいれば教えてください。
川内原発の格納容器は鋼鉄製でできており、その外部にコンクリート製の原子炉
建屋があるから、上記の問題はあまり話題にならなかったのではないかと思います。
玄海原発3・4号炉の格納容器上部には原子炉建屋がありませんので、格納容器
はプレストレスコンクリートで作られており、鋼鉄製の格納容器はありません。
ヨウ素などの放射性物質は比較的低温度で完全なガスに成ると思います。
一般には、コンクリートは水や空気をあまり通さないように思われていますが、
実際には30μほどの穴が無数に開いています。そして、コンクリート製の格納
容器の中が
4気圧ほどになったら、1.2m程度の厚みのあるコンクリートでも、この映像
のようにヨウ素はいくらでも屋外に放出されます。

そのために、玄海原発3・4号炉の格納容器はプレストレスコンクリートの内側
に6.4mmの薄い鉄板を張って、ヨウ素などが漏洩する事を防いでいます。
このように、玄海原発3・4号炉は格納容器と原子炉建屋の建設費を半分程度に
コストダウンするために、特殊な構造をしています。
そのために、玄海原発3・4号炉の格納容器は川内原発1・2号炉よりもはるか
に簡単に爆発してしまう事に成っています。

★ 兼崎暉 さんから:
<10月25日(金)九電北九州支店前、脱原発行動>
10月26日「原子力の日」に毎年(30年以上)「原発なしで暮らしたい!共
同行動」をやってきましたが、今年は同日が(土)で、九電が休みとなるので、
10月25日(金)13:30-15:00、九電北九州支店前(チャチャタウ
ン横)で行います。ビラと横断幕は用意しますが、各自、思いを込めたアピール
方法でご参加をお願いします。再稼働止めて!原発を廃炉に! 

★ みずかみ(菊地洋一講演会実行委員会) さんから:
<10/26菊地洋一講演会のお知らせ>
「さよなら 原発」のみなさんへ
 10月26日14時から北九州市小倉北区大門二丁目の生涯学習センターで、
菊地洋一さんを招いての講演会を行います。
 福島原発の事故は、危機的状態です。
 菊地さんは、20年も前から福島原発が大変危険であることを訴えてきた人で
す。福島原発の建設にかかわった人です。原発メーカーGEの社員でした。
 「福島原発の事故について」、「巨大地震と原発」、「低線量内部被曝」、
「原発輸出」、「核燃料サイクル」などのお話をされることになっています。原
発は、はたして必要なのでしょうか。
 菊地さんの話を聞き、考えましょう。
 「さよなら 原発」事務局長 深江さんが、11/10 「さよなら 原発」
九州・沖縄集会の呼びかけ挨拶もあります。
多くの皆さんの参加をお願いします。

★ 三藤忠良 さんから:
朝日新聞連載『プロメテウスの罠』証言
木村俊雄さん「福島原発事故の真相」の講演会のお知らせ

日時 11月30日(土)13時30分開場・14時開演
会場 毎日西部会館5階(小倉北区紺屋町13-1)
(参加費無料、どなたでもご参加いただけます)

原発なくそう! 九州玄海訴訟原告団公開講座」

木村 俊雄さん
元東電技術者、蓄電方式の太陽光発電を創り土佐清水市で自給自足の生活。
福島第一原発で「炉心屋」をしていたとき、毎日のように過度現象記録装置の部
屋に行き、生データを視ていました。プラント挙動の把握にはそれが最適でした。
ところが原発事故のあと、そのデータが断片的にしか出ない。原子力規制委員会
に過度現象記録装置を知っていますか、そのデータが役に立ちますよ、とメール
したこともあります。
今年の5月10日になって東電は唐突に過度現象記録装置の1分刻みデータを公表
しました。
しかし出たのは一部だけ。「1分周期だろうが、100分の1秒であろうが、
データをさらけ出して並べるのが正しい事故評価です。原発の再稼働に関する安
全審査が始まっていますが、原因究明が終わっていない段階で再稼働するなんて
愚かな行為です」。

<<<過度現象記録装置は語る>>>

希望の叫び!
原発事故の人的、経済的損失は類を見ない!
津波対策だけで稼働できますか!
規制委員会、技術者の誇りはないのですか!
それでも原発を動かしますか!

主催・お問い合わせ先  
原発なくそう!九州玄海訴訟北九州地域原告団
北九州市小倉北区金田2丁目6番4号リーガルタワー2階
北九州第一法律事務所気付
電話093-571-4688 FAX093-571-4048

★ 中西正之 さんのコメント:
<木村俊雄さんの講演会>
今の原発再稼動の大きな問題は、この事故の原因調査が政府事故調査委員会や国
会事故調査委員会で行われたが、原子炉建屋内の高濃度放射性物質汚染に妨げら
れて、原子炉格納容器や圧力容器の損傷の十分な調査ができないまま、両調査委
員会は解散しました。
日本では、原発の稼動促進と安全規制の二つの目的が同じ組織で実行されてき
て、福島第一原発の過酷事故発生後、国際的にも非難される事になった。そし
て、政府の一般的な機関とは独立した、原子力の安全規制を行う組織として、原
子力規制委員会が設立された。

しかし、原子力規制委員会は、政府事故調査委員会や国会事故調査委員会の事故
調査結果をあまり引き継がず、福島第一原発の事故原因を曖昧にしたまま、新安
全基準を作成しました。
そして、福島第一原発の過酷事故(シビアアクシデント)の原因調査が十分には
できていなく、特に原子炉そのものの安全対策の検討が極めて不十分な事は明ら
かである。従って、原子力規制委員会が新安全基準と命名できずに、新規制基準
と自ら安全対策水準を引き下げて、少しくらいは危険性が有っても、原発の再稼
動を一日でも早くする事を目的とした許しがたい新規制基準を策定した。
木村俊雄さんは、その余り解明されていない原発事故原因を、自分の経験で解明
された方ですから、非常に重要な内容を持っておられると思われます。
講演会に期待しています。

★ 「原発メーカー訴訟」の会 さんから:
10・19「原発輸出問題を考える」集会

 私たちは、「原発メーカー訴訟」の会を設立し、福島原発事故を起こし
た原発メーカーの日立・東芝・ゼネラル・エレクリック(GE)の社会的
責任を問う訴状を本年11月11日に提出する予定です。
 原発メーカーは事故の責任を免責され、世界中に原発を輸出しようとし
ています。私たちは福島の惨状を見るにつれ、再稼働に反対し、日本は二
度と海外への加害者になってはいけないと考えます。どうして原発メーカ
ーは事故の責任を問われないのか、原発輸出がはらむ問題は何なのか、皆
さんと考えたいと集会を準備しました。多くの方のご参加をお願いします。

Ustream中継(IWJ)
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

1.日時
10月19日(土)14:00~17:00

2.場所
日本キリスト教団 信濃町教会 2階集会室
(JR信濃町駅から四谷三丁目方向に徒歩3分)
地図 http://www.shinanomachi-c.jp/access.html

3.参加費 500円(資料代・会場費)

4.プログラム
13:30 開場
13:45 関連映像の映写

<第一部>
14:00 開会挨拶 司会者(矢吹一人)、渡辺さんの紹介
14:05~14:30 基調講演
渡辺信夫牧師「原発輸出問題と私~歴史的観点からの考察」
14:30~14:50 島昭宏弁護士 講演「原発メーカー訴訟を何故起こすのか」
14:50~15:00 質疑応答
休憩

<第二部>
15:10~15:20 5分間スピーチ(問題提起)
・佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)
・朴鐘碩[パクチョンソク](日立闘争元原告、現日立嘱託社員)

15:20~16:50 パネルディスカッション
パネラー:  
満田夏花(FoE Japan) 福島の現状
崔勝久[チェスング](ノーニュークス・アジア・アクションズ) 市民の国際連帯
島昭宏(弁護士)
渡辺信夫(牧師)
コーディネーター:河合弘之(弁護士)
司会:大久保徹夫
質疑応答

16:50~17:00 海外からの挨拶~モンゴル・韓国・台湾・アメリカ
17:00~ 司会 今後の予定
(訴状の提出、韓国でのWCC世界教会協議会総会出席など)の報告

主催:「原発メーカー訴訟」の会
   http://ermite.just-size.net/makersosho/

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 ■
集会やあらゆる機会に宣伝しましょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(土)17時から18時 
  天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第912日目報告☆

青柳行信です。10月18日。

明日、■ 11.10九州沖縄集会 情宣の統一行動■
 10月19日(日)17時から18時 
  福岡市天神コア前で街頭情宣とチラシ配布。
 呼びかけ:「さよなら原発!福岡」

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第912日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月17日迄3033名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月17日4名。
  黒木淑子 橋本あき 野中宏樹 匿名者1名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
先日来の皆様のメールで、私がずーーと知りたかったことが
判りました。 水素 トリチウム(三重水素)がなぜ最近になって
増え続けているのかということです。
溶けた核燃料が コンクリートと化学反応を起こしているのだそうです。
危険な状況をはらんでいますね。
あんくるトム工房
水素の発生   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2673

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆エネルギー基本計画分科会 原発維持へ衣替えする
     (左門 10・18-448)
※18日、朝日新聞。この分科会会長は、新日鉄住金相談役。
豊田正和・新日本エネルギー経済研究所理事長は、
「一定の規模を維持するための原発の新増設が可能となるメッセージを、
今回の基本計画に明確に盛り込んでいただきたい」と念を押す。
たまたま、入力ミスしたら「未来終末」が出てきた。
彼らには、小泉氏のまともな考えも「耄碌」なのだろう。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝はさらに気温が下がっています、20℃を切っています。
昨日、米国の放射性物質漏れ事故を起こして廃炉に絡んで、その事故の原因と
なった日本のメーカーに対して4000億円の要求をされている、という報道があり
ます、重大事故にならなくてもこの始末、それでも原発輸出をするるめる政府や
メーカー、とんでもないです。

さて、今朝も福島第一事故現場を伝える記事から始めます。
先ほどの最新記事から
1.「井戸から40万ベクレル 福島第一原発、前日比1万倍」朝日デジタル10
月18日3時8分
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201310180001.html?ref=com_top6_1st
記事「・・・・福島第一原発で8月に発覚した高濃度汚染水が300トンがタン
クから漏れた事故で、東電は18日、そのタンクから10~20メートル北に
掘った観測井戸で、17日に採取した水から放射性ストロンチウムなどベータ線
を出す物質が1リットルあたり40万ベクレル検出されたと発表した。前日の
16日午前の採取では同61ベクレルで、1万倍近くに急上昇しており、これま
でで最高という・・・・・・・・・」
1’.「排水溝からは3万4千ベクレル 福島第一、台風の影響か」朝日デジタ
ル10月18日3時8分
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201310180002.html
記事「東京電力は18日、福島第一原発の敷地内を通る排水溝の水から、放射性
ストロンチウムなどベータ線を出す物質が2万8千~3万4千ベクレル検出され
たと発表した。排水溝ではこれまでで最高値。台風26号の大雨で地表の放射性
物質が流れ込んだことや、8月に発覚した300トンの高濃度汚染水漏れなど過
去の汚染水漏れの影響などもあるとみられる。・・・・・・・・・・」
昨夜までの記事、
2.「汚染地下水あふれる=タンクから、海に流出なし-福島第1」時事通信
10/1713:08
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101700247
記事「東京電力は17日、福島第1原発2号機タービン建屋海側にある仮設タン
クから、放射性物質に汚染された地下水があふれたと発表した。あふれた水はタ
ンクを囲むせき内にとどまっており、海や周辺土壌への流出はないとい
う。・・・・・1、2号機の護岸近くでは、汚染地下水の海への流出を防ぐため
地下水をくみ上げている。くみ上げられた地下水は仮設タンクで土砂などを取り
除き、ポンプで別のタンクに移してから2号機タービン建屋に移送している。こ
のポンプが止まったため水があふれたといい、東電が原因を調べている。」
2’.「漏電で発電機が停止=汚染地下水のタンク-福島第1」時事通信10/1720:30
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101700907
記事「・・・・・・・・地下水が仮設タンクからあふれた問題で、東電は17
日、タンクから水を送り出すポンプに電源を供給するディーゼル発電機が停止し
たことが原因と発表した。同じ発電機につないでいた予備ポンプの漏電を検知
し、自動的に送電が止まったという。」
3.「海寄り側溝で1400ベクレル=台風が影響、過去最高値-福島第1」時
事通信10/1712:44
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101700228
記事「東京電力は17日、福島第1原発の海に近い側溝で16日に採取した水か
ら、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり1400
ベクレル検出したと発表した。水を採取したのは海から約300メートルの地点
で、この地点の測定値としては最も高い。側溝を流れた水が海に流出した可能性
もあるという。同じ地点で前日に採取した水の測定値は同19ベクレルだった。
東電は地中に染み込んでいた放射性物質が台風26号の大雨によって側溝に流れ
込んだとみている。」
・・・・・・地中に染み込んでいたものが・・・・事故現場はとんでもない汚染
地帯。
4.「大雨対策 吹き飛ぶ 福島第一 台風でまたも危機」東京新聞(2013年10
月17日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013101702100004.html
記事「台風26号が接近した東京電力福島第一原発では十六日、これまでの大雨
を踏まえて準備した対策が機能せず、またもぎりぎりの対応を迫られた。事前に
定めた排水手順も守れず、現状の設備の限界がはっきりし、追加の対策が急がれ
ている。・・・・・・・・・」
・・・・・・以下、台風当日の実態を伝えています。 

被災地からは、
5.「(福島)県や首長ら不満の声 第一原発せきの雨水排出」福島民報10/17
11:30
http://www.minpo.jp/news/detail/2013101711551
記事「台風26号による降雨で東京電力が福島第一原発の地上タンク群に設けた
せきの雨水を緊急措置で排水したことについて、県や原発立地町長らからは確実
な管理対策を求める意見や、不満の声が上がった。・・・・・・・『海への排出
は納得できない』・・・・・」
・・・・・・声を伝えています。

その東電、昨日も類似記事がありましたが、
6.「東電賠償 競争入札や不動産売却 努力不足」東京新聞10月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013101702100003.html
記事「・・・・・・・また、完全子会社の『テプコインターナショナル』が海外
投資の配当で得た二億ドル(二百億円)の利益をはじめとした、多額の資金を内
部留保として蓄積しており、この資金を生かす必要があると指摘した。」
・・・・・・・いろんなところに隠し財産があるようです。
そして、支払いを渋る、
7.「東電賠償金、請求から支払いまで1年超が120件」福島民友((10/17 10:10)
http://www.minyu-net.com/news/news/1017/news10.html
記事「会計検査院が16日公表した東京電力の検査では、被災者が損害賠償を請
求してから賠償金が支払われるまでに1年以上かかった請求が、2011(平成
23)年4月から今年3月末までに120件あったことが分かった。総額は3億
4000万円に上り、最長では497日もの期間を要していた。検査院は審査期
間が長期化した場合、被災者の経済的負担が増える可能性があるとして東電に改
善を求めた。・・・・・賠償請求では、請求内容の誤りの訂正や賠償請求の裏付
けなどに一定の時間を要しているが、一部被災者から賠償金の支払いが遅れる
ケースが指摘されていた。・・・・検査院によると、損害賠償の請求から支払い
までの平均日数は35・1日で、避難や帰宅費用や一時立ち入り費用などの賠
償では支払いまでの平均が40日を超えていた。」
・・・・・・・とんでもない。

国会周辺の動き、
8.「安倍首相『汚染水、安易に放出せず』=原発再稼働、安全最優先-衆院本
会議 」時事通信10/1720:48
記事全文「安倍晋三首相は17日午後、衆院本会議での代表質問で、東京電力福
島第1原発の汚染水漏れについて『トラブルが続いていることは大変遺憾だ』と
指摘するとともに『汚染水の増加防止、汚染源の除去、タンク増設による汚染水
管理などの手当てを講じ、海への安易な放出は行わない』と述べ、対策に万全を
期する考えを強調した。共産党の志位和夫委員長への答弁。・・・・首相はま
た、原発再稼働について『安全が最優先だ。世界で最も厳しい規制基準を満たさ
ない限り再稼働はない』と言明。みんなの党の渡辺喜美代表は、小泉純一郎元首
相の発言に触れて『脱原発』の推進を求めたが、首相は『国民生活や経済活動に
支障がないよう、安定供給やコスト低減の観点も含め、国として責任あるエネ
ルギー政策を構築する』と否定的な見解を示した。・・・・渡辺氏は東電の破綻
処理も求めたが、首相は関係企業との取引債権の支払いや電力供給が滞る危険性
を指摘、『民間企業として損害賠償、廃炉、汚染水対策、電力安定供給を確実に
実施すべきだ』と述べ、応じなかった。」
・・・・・「安易に放出しない」?言い換えれば、「やむなく放出もありうる」
ということ。
9.「『廃炉機構』設置を提言へ=民主 」時事通信10/1721:15
記事全文「民主党の東京電力福島第1原発対策本部(本部長・大畠章宏幹事長)
は17日の会合で、原発の汚染水対策や廃炉に専門的に当たる新組織『廃炉機
構』(仮称)の設置を政府に提言する方針を決めた。機構は国と東電が共同で出
資し、福島第1以外の原発の廃炉も担う。」
10.「脱原発、小泉氏との連携期待=志位氏 」時事通信10/1718:06
記事全文「共産党の志位和夫委員長は17日の記者会見で、小泉純一郎元首相が
原発ゼロを主張していることについて、『理が通っている。私たちとも接点はあ
る。原発ゼロの一点でどんな立場の人とも大いに協力を図っていく』と述べ、脱
原発に絞っての連携に期待を示した。」

韓国からも指摘され続ける、
11.「汚染水漏れ防止の抜本対策を=日本水産物規制問題-韓国外務省」時事
通信10/1720:17
記事全文「【ソウル時事】韓国外務省報道官は17日の定例記者会見で、日本政
府が世界貿易機関(WTO)の委員会で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れを
理由とした韓国の日本産水産物の輸入禁止措置撤回を求めたことについて、
『(韓国は同委で)食品安全と関連した十分な情報公開と、汚染水漏れがこれ以
上発生しないよう根本的な対策を実施することが重要だと強調した』と説明した。」
・・・・正論の一方で、この国、原発大国でなおかつ事故多発、自国内への飛び
火を警戒の意味合いも強いか?

被災地フクシマ、
12.「17日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質の検査結果(農業生産
物等)」福島民報10月18日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
13.「原発事故関連死 遺族、来月にも東電提訴 避難中不明女性に「失踪宣
告」 双葉病院賠償訴訟」福島民報10/17 11:11
記事全文「東京電力福島第一原発事故に伴い、双葉病院からの避難途中に行方不
明になった認知症の女性=当時(88)=に対し、家裁相馬支部は16日までに
失踪宣告をして、民法上、女性は死亡扱いとなった。女性の遺族は『死亡は原発
事故と因果関係がある』として、11月中にも東電を相手取り約3300万円の
損害賠償を求めて東京地裁に提訴する。同病院からの避難をめぐる提訴は7件
目。女性の遺族は昨年11月、同家裁に失踪宣告を申し立てていた。申立書によ
ると、女性は一昨年3月14日午後を最後に行方不明になり、同月15、16の
両日に自衛隊が捜索しても発見できず、1年以上が経過したとしている。同家裁
は、女性は重度の認知症で原発事故により全住民が避難した地域を徘徊(はい
かい)した結果、死亡したとするのが相当と認定した。」
14.「がんリスク測定時期尚早 国際研究機関部長が講演(」福島民報10/17 11:30
http://www.minpo.jp/news/detail/2013101711549
記事「・・・・・・・シュッツ氏は放射線と甲状腺がんとの関係について『放射
線ががんのリスク要因であることは確立されている』と述べた。一方で『(東京
電力福島第一原発)事故後2年半の現在、事故と関連したがんのリスクを測定す
るには時期尚早』とした。 ・・・・・チェルノブイリと福島の原発事故による
甲状腺がんのリスク評価を行う際、『実際に拡散した放射性物質の量に基づいて
行うべき』と述べた。・・・・・・・・・」
15.「避難区域の小高で寺院全焼 住職ら避難中で留守」福島民友(10/17
09:25)
http://www.minyu-net.com/news/news/1017/news3.html
記事「・・・・・同寺は100年以上の歴史を持ち、夏は盆踊りなどでにぎわう
など交流の場だった。・・・・同寺の檀家(だんか)で、自宅に一時帰宅してい
た女性(72)は『炎を見て駆け付けた。震災前は毎年お参りに行っていた場
所。残念でならない』と話した。」
・・・・・・・・住職ら避難中で留守・・・大事な資産が消失、原発事故さえな
ければ・・・。

規制委、
16.「高浜原発を現地調査=規制委、津波対策など確認-福井」時事通信
10/1719:12
記事全文「原子力規制委員会は17日、再稼働の前提となる安全審査が行われて
いる関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)を現地調査し、津波対策など
を確認した。18日は、敷地内の破砕帯(断層)調査現場などを視察する。」

原発立地自治体、
17.「愛媛県が伊方原発視察 事故時の対応確認」共同通信 (2013年10月17日)
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8465.html
記事「四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の安全性を審議する愛媛県の専門部会
の委員が17日、四国電が早期再稼働を目指す3号機を視察した。再稼働要件を
厳しくした新規制基準の施行後では初めてとなる。この日は、専門部会を構成す
る学識者8人・・・・・」

原発関連施設、
18.「来年4月にも原型炉材料開発試験」東奥日報10月17日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131018000934.asp
記事「日本原子力研究開発機構は17日、国際熱核融合実験炉(ITER)の関連研究
で、液体金属『リチウム鉛』を使った、核融合原型炉の新たな材料開発試験を六
ケ所村にある国際核融合エネルギー研究センターで2014年4月にも開始すること
を明らかにした。・・・」
・・・・・・以下、会員限定記事。

海外、
19.「三菱重に4000億円請求=国際仲裁申し立て-原発事故で米電力」時
事通信10/1710:31
記事全文「【ニューヨーク時事】放射性物質漏れ事故を起こして廃炉となった米
カリフォルニア州の原子力発電所をめぐり、この原発を所有する電力大手サザ
ン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)は16日、事故の原因となった蒸気
発生器の製造元の三菱重工業に対し、40億ドル(約4000億円)の損害賠償
を求めて国際商業会議所(ICC)の国際仲裁裁判所に仲裁を申し立て
た。・・・・・・契約上の三菱重の賠償限度額は1億3700万ドルだが、
SCEは、三菱重が速やかな修理を怠るなどの契約違反を犯したとして全損害の
賠償を請求する。原発事故の責任を設備メーカーに対して無制限に求めるのは異
例。三菱重は契約上の義務は果たしたとして争う構えだ。」

九州、
昨日、他紙でもあった記事、
20.「原発再稼働の審査資料 12月の完了目指す」佐賀新聞10月17日
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2566095.article.html
記事「原発再稼働に向け、新規制基準への適合性審査を申請している九州電力な
ど電力4社は16日、審査資料提出のスケジュールを公表した。九電は玄海3、
4号機(東松浦郡玄海町)と川内1、2号機(鹿児島県)のうち、川内が先行す
る見込みで、12月中旬までの完了を目指す。・・・・・九電の中村明上席執行
役員は『川内を優先するというよりも、玄海もほぼ同じように進めていくつもり
だ。できるだけ前倒ししたい』と述べた。」

今届いた西日本新聞では、
2面下方に小さく、
21.「韓国水産物禁輸 WTOで『懸念』表明 日本政府」
13面経済欄、
22.「のり面で太陽光発電 佐賀県が全国初、事業者を募集」10月18日 03時
00分 更新
http://qbiz.jp/article/25522/1/ (有料設定)
記事「佐賀県は、県が管理する有明海沿岸道路ののり面を太陽光発電に取り組む
事業者に無償で貸し出す。4月の道路法施行令改正で、道路管理者が許可すれば
民間事業者も道路やのり面で発電できるようになったことから、敷地を有効活用
する。県によると、こうした取り組みは都道府県では全国初という。・・・・の
り面は除草で年間400万円の維持管理費がかかるが、事業者に管理してもらう
ことでコストが削減される。古川康知事は『再生可能エネルギーを推進しなが
ら、維持管理費を減らせる』と期待している。・・・・・・・」
・・・・・・・・佐賀県知事はソーラー発電に御執心の様子。
31面福岡ワイド面、
23.「原発訓練24日実施 福岡市」
・・・・・・市西部に到達したと想定し住民役00人が参加するそうです。
今朝も紙面はこれだけです。

★ 木村(雅)さんから:
 「再稼働より汚染水対策!」10・23規制委員会前抗議行動
日時:10月23日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
(http://www.nsr.go.jp/nra/map.html)
 港区六本木1丁目9番9号 TEL:03-3581-3352(規制庁)
東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク 協力:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:再稼働阻止全国ネットワーク070-6650-5549

東電福島原発事故の状況は「コントロール」されていない、拡大している
 2011年3月11日以降、東電福島第一原発事故は収束したこともコント
ロールできたこともない。大量の汚染水流出問題はレベル3の非常事態となり、
事故は「レベル7+3」に拡大した。東電福島第一原発は、核燃料の状態も分か
らず、高濃度汚染され、労働者に高い被曝を強いて使い捨てにしており、全体の
リスクの説明も明らかにされず、廃炉への道筋が全く見えていない。

汚染水は港湾内に「ブロック」されていない
 放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であることは、海洋の放射能測定や魚介類
の調査で明らかである。港湾内にブロックされていない。毎日次々に明らかにさ
れる報道は、海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水が、東日本の漁民を恐怖
に陥れているのみならず、全地球的問題として海外メディアも注視している。一
刻の猶予もならない現在の日本の最大問題なのだ。

電力会社は再稼働ラッシュ
 このような状況下、各電力会社は新規制基準施行直後から原発12基を再稼働
申請した。福島原発事故の責任を負う東電は、国から事故収束のために多額の支
援を受けながら、一方で無責任にも柏崎刈羽原発2基の再稼働申請をした。今す
ぐにでも東電は破綻させるべきだ。

規制委は汚染水問題に責任を負え!安倍の大ウソへの加担を許さない!
 規制委は、以上の東電福島原発事故の状況を一年間放置し、汚染水の海洋投棄
を容認し、安倍「嘘」発言を誘発・容認してきた。今も「環境に有意な影響があ
るような汚染はまだ生じていない」と、大海の希釈と海洋食物連鎖を無視した非
科学的な説明によって、民衆を騙そうとしている。

規制委は再稼働適合審査を中止して、汚染水対策・廃炉に注力せよ!
 汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進
のために適合審査を優先し、毎週3回も審査会合を開催し、電力会社の尻叩きさ
えしている。
事故が拡大している中で何が再稼働審査だ! 
事故が拡大している中で何が原子力総合防災訓練だ! 
今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策と事故収束に向けるべきだ! 
現場にはりつくべきだ!
再稼動に向けた現地調査に行かずに、フクチの現場にはりつくべきだ!

★ 中田 さんから:
泉田知事「再稼働する可能性はゼロ」「日本の民主主義の熟成度が試される」
( 脱原発の日のブログ)  
<本音を語る。(BS朝日)=放送された内容が( 脱原発の日のブログ)さ
んで、まとめられ紹介されています。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11636226190.html
【結論】 全く、再稼働に値するような、状況にはなっていない。 番組中で
は、前福島県佐藤栄佐久知事のように、 泉田知事が「消される」可能性につい
ても言及された。 【結論の、結論】 今回の、柏崎刈羽の再稼働問題は、 「日
本の民主主義の熟成度が試される」 これが、泉田知事の、結論である。 写真:
「現在の基準、体制では、住民の命は守れない」.
https://fbcdn-sphotos-e-a.akamaihd.net/hphotos-ak-prn2/1375044_532696520157291_305460864_n.jpg


★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さんから:
メールサービス 2013年10月17日 第388号
--------------
反原発行動
--------------
★全国原発関連デモ開催情報
http://www47.atwiki.jp/demomatome/

■定例金曜日「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」18:00~20:00
1018 再稼働反対!首相官邸前抗議!
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3737

■定例金曜日「六本木規制庁前抗議行動」 19:00-20:00
10/18(金)規制庁前抗議
http://www.kiseikanshishimin.net/%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%
B7%E3%83%A7%E3%83%B3/#001

■「終焉に向かう原子力」第16回
福島原発事故いまだ収束せず全原発と再処理工場を即時廃止しよう
わたしたちとわたしたちの子孫のために
田中三彦氏、後藤政志氏、
2013年11月16日(土) 18:00~21:30 (開場17:40)
場所: 横浜市開港記念会館
(JR関内駅、地下鉄関内駅、みなとみらい線日本大通り駅)
参加費: 1000円 (高校生以下無料) 先着順480名・予約不要
http://shuennimukau.blog.fc2.com/blog-entry-13.html
-------
署名
-------
■原発事故子ども・被災者支援法の幅広い適用と早期実施、賠償の時効問題の抜
本的な解決を求める請願署名
(直筆署名)一次集約10月末、二次集約11月末
http://www.foejapan.org/energy/action/130827.html

■福島第一原発汚染水漏洩・流出事故についての緊急国際署名
二次集約10/10(木)、三次集約10/31(木)
http://2011shinsai.info/node/4682

■子どもの緊急避難を求める署名のお願い
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
----------------
原発関連情報
---------------
■「子ども・被災者支援法」基本方針の閣議決定、メディアはどう伝えたか?
政府説明をうのみにせずに、独自取材で報道した毎日新聞、東京新聞、NHK(一
部ニュース)
「避難の権利」ブログ(2013年10月17日 (木)
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/nhk-122e.html

■被災者支援法 基本方針を閣議決定 「対象切り捨てやめて」
東京新聞(2013年10月11日 夕刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101102000248.html

■「県民健康管理調査の闇」ダイジェスト
福島原発事故 県民健康管理調査の闇 (岩波新書) [新書] 日野 行介 (著)
とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 10月9日
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7354877.html

■石原環境相:県立医大視察 県内甲状腺がん症例、「被ばく影響なし」全面支持
/福島 毎日新聞(2013年09月29日 地方版)
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130929ddlk07040041000c.html

■「世間が汚染水問題に注目してる間に静かに着々と確実に物事を進めてるんだ
ね。:ハッピー氏」 晴耕雨読(10/6)
http://sun.ap.teacup.com/souun/12232.html

■【人生を徹底的に破壊される、あなたはその苦しみを想像することが出来ます
か?】
ダミール・サルゴジュ / ロイター通信 / アメリカNBCニュース 10月3日
星の金貨プロジェクト(2013年10月6日)
http://kobajun.chips.jp/?p=14251

■ヨウ素100万Bq/kgを超えていたフクシマ葉物野菜-311直後の放射能汚染実
態(院長の独り言10/1)
http://onodekita.sblo.jp/article/77087148.html

■「新○県知事、逮捕」 現職官僚・告発小説のリアル
田中龍作ジャーナル(2013年9月28日)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/795.html

★ 木村幸雄 さんから:
<ジュゴンの生きる辺野古の海>
突然ですが、Change.orgをご存知ですか?
Change.orgは「変えたい」気持ちを形にする、ソーシャルプラットフォームです。
先ほど、 「私たちの宝、ジュゴンの生きる辺野古の海の埋め立てを承認しない
でください」というキャンペーンに署名しました。
一緒にこのキャンペーンを応援していただけますか?
以下のキャンペーンのリンクからネット上で署名ができる仕組みになっています。
http://www.change.org/ja/キャンペーン/私たちの宝-ジュゴンの生きる辺野古
の海の埋め立てを承認しないでください?share_id=nYfewOEQRW&
utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しま 
しょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第911日目報告☆

青柳行信です。10月17日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第911日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月16日迄3029名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月16日2名。
   森野幸子 山北順二
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
国会の討論が 始まりましたが、どうしてあんなにも、嘘がしゃあしゃあと
つけるのだろうかとあきれ返ってしまいます。
新聞もテレビも 大本営発表よろしく批判もしないし、検証しようともしない。
そんな姿でいいのだろうかと心配します。
あんくるトム工房 
オスプレイ うそ ウソ 嘘  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2672

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆事故調の田中三彦氏告白す 原発メーカーと己が責任
    (左門 10・17-447)
※原子炉中心部の機器を設計した本人として、重大なミスのあった時、
会社まもるために技術的無理(危険)を強行したり、
退職して批判をすると脅迫されたり、生々しく拝聴。
会社人間は多いが社会人間が教育されていないことなど、
☆もっと広く知らせたい内容です。

★ 崔 勝久 さんから:
10・19「原発輸出問題を考える」集会のお知らせ
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2846.html
当日のプログラムを公開します。
放言を繰り返す首相、選挙で負けて徹底して問題点を追求できない野党、
市民運動の抱える問題点は何か、福島の「棄民政策」を前にして原発輸出
の持つ問題点を探り具体策を模索します。

原発のないアジアの平和を実現する方策を模索してー李大洙
(『福音と世界』2013 11号 掲載)
http://oklos-che.blogspot.com/2013/10/blog-post_16.html …
韓国の「アジア平和市民ネット運営委員長」。日韓の市民運動に
長年関わってきたイ・デスさんの今後の活動に注目されます。

イ・デスさんはインドツアーから帰るや否や、「脱核、アジアの平和を
求める日韓市民の西日本ツアー」及び「仙台・福島ツアー」に参加
する韓国側のメンバーを集めて来日されました。

韓国の全原発立地地域の活動家や反原発の全国組織の共同代表まで
参加された素晴らしい一行でした。多くのことを学びました。今後の活動に
つながる素晴らしい人選でした。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、東日本に大きな被害を与えた台風が通り過ぎました。福島第一では汚染
された水を放水しています、一方で国会では安倍首相が「全体として制御」と答
弁をした、という報道があっています。日本語の意味が霞ヶ関付近では変わって
きているようです。
それでは今朝も福島第一原発のことからはじめます。

1.「せきの水を排出、緊急移送=台風で水位上昇-福島第110/1613:14
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600144
記事「東京電力は16日、台風26号による大雨で福島第1原発の放射能汚染水
の貯蔵タンク群を囲むせきにたまった水の水位が上昇したため、9カ所のタンク
群で、せきの排水弁を開き敷地内に排水したと発表した。総量は不明だが、いず
れも放射性物質の濃度は暫定基準値を下回っていた。また、想定を上回る雨量
で、高濃度の汚染水を貯蔵する専用の仮設タンク(容量4000トン)の水位が
5割以上に上昇したため、別の2カ所のタンク群では、せきの水を地下貯水槽に
移送した。地下貯水槽は7基あり、一部で4月に汚染水漏出が発覚したが、今回
移送した貯水槽は未使用で、緊急の一時的な措置という。」
1’.「ポンプ容量不足で移送できず=台風で水位上昇の水-東電 」時事通信
10/1622:56
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101601004
記事「台風26号の大雨により福島第1原発の汚染水貯蔵タンクを囲うせき内に
たまった水について、東電は16日、水を送り出す仮設ポンプの容量が足りな
かったため、専用のタンクまで水を送れず、使用を中止していた地下貯水槽へ緊
急的に送ったことを明らかにした。東電は『想定以上の雨だった』と説明してい
る。・・・7基ある地下貯水槽は、4月に一部で汚染水の漏出が発覚したため、
使用が中止されていた。」
・・・・・たとえ、台風であろうと、これが「コントロールされている」と言い
張ることができますか。
規制委は前もって、放水を認めていた、
1”.「せきの排水基準、大筋了承 第一原発で規制委、台風迫り緊急性高く
」福島民報10/16 08:34
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101611510
記事「・・・・・福島第一原発で汚染水をためる地上タンク群に設けた漏水防止
用のせきに関し、原子力規制委員会の作業部会は15日、降雨でたまったせき内
の水を排出するため東電が設定した放射性物質の濃度基準を一部厳格化させた上
で了承した。台風26号の接近が予想され、緊急性が高いと判断し
た。・・・・・・・・・・・・・・」
その規制委は、
1”’.「東電報告書『不十分』=汚染水漏えいで規制委10/1611:48
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600411
記事「福島第1原発で、放射能汚染水の漏えいが相次いだ問題に関し、原子力規
制委員会の田中俊一委員長は16日の定例会合で、東電が提出した報告書につい
て『指示の趣旨と違うと率直に感じる』と不満を述べた。報告書には安全審査を
申請している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全管理体制も記載されてお
り、同原発の本格審査入りにも影響しそうだ。原子力規制庁は4日、池田克彦長
官が東電の広瀬直己社長を呼び、汚染水の管理体制強化策や、柏崎刈羽原発の管
理体制についての報告を指示。東電は15日、福島第1原発の要員を約200人
増員するなどの対策を報告した。」
関連記事
1””.「汚染水漏れ “人員不足が原因”東電が報告書提出 水の移送ミス 1人で
作業」しんぶん赤旗10月16日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-16/2013101601_03_1.html
記事「東京電力は15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で相次いでい
るタンクからの放射能汚染水漏れ事故について、原因や対応策をまとめた報告書
を原子力規制庁に提出しました。そのなかで、対策に不可欠な要員配置や体制を
とらないまま作業を進めていたことなどが根本原因であることを認めまし
た。・・・・・・・・・・・」
2.東電、3号機のがれき撤去完了 福島第1原発」共同通信 (2013年10月16日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8462.html
記事「東京電力は16日、福島第1原発の3号機原子炉建屋の上部にあったがれ
きの撤去を完了したと発表した。2015年度前半に始まる使用済み核燃料プー
ルからの燃料取り出しに向けて建屋カバーを設置するため、最上部の5階部分で
除染などを進める。・・・・・・・」

以下、先に東電関連の記事を紹介します、
3.「東電、来月下旬に新計画=経営再建の道筋示す」時事通信10/1623:06
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600996
記事「東京電力が、2013年度の黒字化など経営再建の道筋を示す「総合特別
事業計画」を修正し、11月下旬に新たな計画を策定する方針を固めたことが
16日明らかになった。東電が同日、金融機関に対して説明し
た。・・・・・・・東電の経営再建には、福島第1原発事故に伴う除染などの費
用負担の見積もりも不可欠だ。12年5月に政府の認定を受けた現在の計画で
は、総額で10兆円を超える可能性があるこれらの費用のうち、東電の負担分が
定められておらず、再建の具体的なめどが立たない状況だ。東電は新計画で一定
の方向性を示すため、政府との折衝を急ぐ見通し。」
次も見ておこう、膨大な国費が投入される、
4.「国民負担最高474億円=原発賠償支援の金利―東電初検査で試算・検査院」
時事通信 10月16日(水)17時9分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131016-00000107-jij-soci
記事「東京電力に対して会計検査院が行った初の検査で、福島第1原発事故の賠
償資金などに充てるため国から受けている財政支援の弁済期間と、国が税金で負
担する利息を試算した結果、現在の支援総額3兆7893億円では弁済に11~23年か
かり、利息は約235億~474億円に上ることが16日、分かった。・・・・・・・支
援額が上限の5兆円の場合は14~31年、利息も約374億~794億円となるが、賠償
総額は今後さらに膨れ上がる可能性もある。・・・・・・・・毎年の弁済額とし
て、原発を保有する電力各社が分担する1600億円に加え、東電が支払う特別負担
金を(1)なし(2)各年度の税引き前純利益の半分(3)同4分の3―の3ケースで試算し
た。・・・・・・現在の支援総額のままの場合、返済期間は11~23年で国の利息
負担額は約235億~
474億円。5兆円の場合は14~31年で約374億~794億円となった。東電の負担割合
は、特別負担金があるケースで6~7割だった。」 
5.「<原発事故>1億円以上の東電発注 38件中37件随意契約」毎日新聞
10月16日(水)20時11分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131016-00000116-mai-soci
記事「福島第1原発事故の損害賠償業務について会計検査院が調べたところ、
2011~12年度に東京電力が外部に発注した1億円以上の業務38件(約
838億円)のうち37件(約820億円)は、入札などの競争がない随意契約
だったことが分かった。関連会社との随意契約も13件(約94億円)あった。
これらの費用は電気料金の原価に算入されており、検査院は16日、『競争の導
入で費用を減らす必要がある』と、改善を求める報告書を国会に提出し
た。・・・・・・・・民間企業の東電は本来、検査の対象外だが、事故後に多額
の公的資金が投入されたため、検査院は昨年8月に検査実施を決定。経営合理化
や原発事故の賠償状況などについて調べている。」
・・・・東電にとっては、人からもらったお金、使い方もずさんになります。
こちらは、
6.「市民団体が検審申し立て=原発事故、東電元幹部ら不起訴で」時事通信
10/1612:59
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600166
記事「福島第1原発事故で、検察当局が東電元幹部らを不起訴処分としたことを
受け、告訴・告発した市民団体の一つである福島原発告訴団(武藤類子代表)は
16日、処分を不服として、東京検察審査会に審査を申し立てた。・・・告訴団
には福島県民ら約1万4000人が参加。昨年6月に勝俣恒久前会長ら事故当時
の東電幹部ら33人を業務上過失致死傷容疑などで福島地検に告訴・告発し
た。・・・・検察当局は事件を東京地検に移送。同地検は今年9月、他の市民団
体などが告訴・告発した菅直人元首相ら政府関係者を含む計42人全員を不起訴
処分とした。」
・・・・・・対象人数が異なります、告訴した範囲を正しく認識しておこう。報
道内容にも注意して。

霞ヶ関周辺、
国会では、
7.「安倍首相、汚染水「全体として制御」=秘密法案、早期成立に意欲-衆院
代表質問 」時事通信10/1617:41
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600657
記事「安倍晋三首相は16日午後、衆院本会議での代表質問で、東京電力福島第
1原発の汚染水漏れについて『近海の放射性物質の影響は、発電所の港湾内の
0.3平方キロメートル内にブロックされている。全体として状況はコントロー
ルされている』と述べた。その上で、政府として汚染水対策に全力を挙げる意向
を表明した。民主党の海江田万里代表への答弁。・・・・・・・・・・同日の答
弁では『全体として』との表現を追加することで、断定調の発言の修正を図った
とみられる。・・・・・・・・・・」
・・・・・・なんと、言い回しを変えて、ごまかそうと、姑息な手段。
関連記事、
8.「福島第1汚染水制御 首相発言に(福島県)知事が異議 『漏れは事
実』」河北新報(10/16 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131016t61018.htm
記事「佐藤雄平福島県知事は15日、「現実問題として汚染水が漏れたのは事
実」と語り、安倍晋三首相が『(汚染水の)状況はコントロールされている』と
述べた発言に異を唱えた。原発視察後、記者団の質問に答えた。・・佐藤知事は
『安倍首相は(汚染水は港湾内0.3平方キロで完全にブロックされていると)
国際公約したのだから、ブロックしていることを国が示してほしい』と話し
た。・・・・・・・・・・・・」

9.「日本政府、韓国に撤廃要請=水産物の輸入規制問題-WTO」時事通信
10/1700:50
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101700009
記事「【ジュネーブ時事】日本政府は16日、世界貿易機関(WTO)で開かれ
た衛生植物検疫措置に関する委員会で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れを理
由とした韓国による日本産水産物の輸入全面禁止措置に懸念を表明、措置の撤廃
を求めた。日本がこの問題をWTOで取り上げるのは初めて。」
・・・・・撤回を求め得る立場にはないでしょう、数字も明らかにしないし、汚
染水もコントロールもされていないのに。
こちらの人は、相変わらず、
10.「原発推進では国民説得できず=小泉元首相」時事通信 10/1617:43
記事全文「小泉純一郎元首相は16日午後、千葉県木更津市で講演し、日本のエ
ネルギー政策について「原発が必要という論理で国民を説得することはできな
い。むしろゼロにすべきだということなら説得は可能だ」と述べ、現状では原発
事故を防ぎ切れないなどとして『脱原発』の必要性を訴えた。」

規制委、審査状況は、
11.「断層連動想定、再考求める=泊原発の安全審査-規制委」時事通信
10/1619:45
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600900
記事「原発再稼働の前提となる安全審査で、北海道電力は16日、泊原発(北海
道泊村)で想定する津波を起こす日本海側の断層を、従来の約131キロから南
側に延長、約200キロにしたと原子力規制委員会の審査会合に報告した。規制
委側は、北側の断層が連動しない根拠が不十分と指摘。根拠が示せない場合は、
北側にも延長した上で、津波の高さを想定し直すよう求めた。」
12.「安全審査、年内終了は困難=電力4社が資料提出計画を説明」時事通信
10/1619:08
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600868
記事「原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会の審査会合が16
日開かれ、北海道、関西、四国、九州の4電力が、申請済みの6原発の資料提出
計画を明らかにした。4社とも、耐震評価や重大事故対策を踏まえた実際の設
備・機器の工事計画の説明資料提出は11月下旬から12月になるとしており、
年内の審査終了は厳しい状況だ。」
関連記事、
13.「原発安全対策費1・6兆円超に 新基準で、電力9社」共同通信 
(2013年10月16日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8460.html
経済産業省は16日、原発の新規制基準の施行に伴い追加的に必要となる安全対
策の投資額が、沖縄電力を除く電力9社の合計で1兆6572億円を超えるとの
試算を明らかにした。この日開かれた、中長期のエネルギー政策を議論する総合
資源エネルギー調査会の基本政策分科会で説明した。・・・・安全対策費は、各
社がそれぞれ決算などで公表している。新基準が電力会社の経営に与える影響を
検討するため、経産省が総額をまとめた。・・・・経産省はさらに、現存する全
ての原発が新基準で定められた原則40年で運転を終えると2028年に出力が
現在の約半分となり、49年にはゼロとなるとの試算も公表した。」

規制委で、被災地について、
14.「有識者から異論相次ぐ=原発事故避難者の帰還検討会-規制委」時事通
信10/1622:23
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101600993
記事「・・・・福島第1原発事故の影響で避難している人たちの帰還対策を議論
する原子力規制委員会の検討会が16日、東京都内で開かれた。規制委側は被ば
く線量の把握方法などについて具体的な議論を進めようとしたが、メンバーの外
部有識者からは『(まずは)避難している方々にお話をうかがいたい』などの異
論が相次いだ。・・・・・・・京都大の丹羽太貫名誉教授は避難している人につ
いて『放射線に対する不安も大きいが、生活に対する不安はもっと大きいと思っ
ている。放射線についてだけ議論しても機能しない』と指摘。これを受け、規制
委側は今後、避難住民のヒアリングや現地調査を検討する考えを示した。」
・・・・・生身の人間を対象とした議論、指摘は正論。

被災地フクシマ、
15.「16日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地での放射線モニタリング調査結果・放射性物質の検査結果(農漁業の
生産物・牧草飼料等」福島民報10月17日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
16.「(福島)県議会廃炉調査団が出発 米国スリーマイルなど視察」福島民
報10/16 10:00
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101611524
記事「県議会議員海外行政調査団は15日、米国の原発廃炉・除染関係の取り組
み、エネルギー政策などを調査するため現地へ出発した。・・・・・・・一行
は・・・16人。15日(日本時間16日)、1979年に事故を起こしたス
リーマイルアイランド原発を視察した後、『廃炉・除染関係調査班』『エネル
ギー政策関係調査班』の2班に分かれて調査活動に入る。・・・・・・・廃炉・
除染関係調査班は米国の原子力規制委員会、ハンフォード核施設などを視察す
る。エネルギー政策関係調査班は国立再生可能エネルギー研究所、ルカ・イン
ターナショナルなどを訪問する。21日に帰国する予定。」
17.「富岡駅周辺に都市機能集積 まちづくり計画たたき台」福島民友
(10/16 09:40)
http://www.minyu-net.com/news/news/1016/news5.html
・・・・・・・・福島第一から20キロ圏内でもこのような画が書かれています。
宮城県、
18.「除染作業員違法派遣容疑、新たに宮城の1人逮捕 一部否認」河北新報
(10/16 13:44)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131016t13041.htm
記事「福島第1原発事故に伴う除染作業員の違法派遣事件で、宮城県警暴力団対
策課と仙台南署は16日、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)の疑いで、
仙台市太白区中田7丁目、建設会社社員斎藤明容疑者(44)を逮捕した。事件
の逮捕者は5人目。・・・・・・斎藤容疑者は福島市の除染現場に派遣される労
働者を岩沼市の会社事務所に集め、『所属会社を聞かれたら2次下請け業者の従
業員と答えるように』などと指示していたという。」
・・・・不当労働行為が横行。

九州、
19.「原発安全審査、終了越年へ 資料提出の遅れ響く 西日本10月17日 03
時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25458/1/
記事「・・・・・・・◆九電、12月中旬に提出予定・・・・・九電の川内原発
(鹿児島県薩摩川内市)、玄海原発(佐賀県玄海町)とも、12月中旬提出が2
点、同月上旬も3点あった。機器の詳細な設計などを決める計画に関する資料で
遅れが目立つ。・・・・・・・1番の原因は、想定される最大規模の揺れ(基準
地震動)と最大規模の津波(基準津波)を確定できていないこと。基準地震動と
基準津波に耐えられる機器の設計や体制を考え、資料を作らなければならないの
に、前提となる「基準」が決まっていないのだ。・・・・・準地震動の決定がさ
らに遅れれば、九電の資料提出もずれ込む。原子力規制庁幹部も『(提出時期
は)見込みなので、その通りいくとは限らない』とくぎを刺す。・・・・・・
・・・また、資料の基になるデータの分析依頼が大手原発メーカー1社に集中し
ていることも、提出遅れの原因の一つという。・・・・・・・・・・」
・・・・・・“ムラ”が以前のまま作業をしているようです。

今届いた西日本新聞朝刊では、
2面に、7.の類似記事、
3面に、19.の記事、その横に、4.の記事があり見出しが
20.「国民負担 最高794億円」となっています、
その下に、1’.記事があります、
14面経済欄、
21.「関電、2年ぶり黒字へ 9月中間決算 コスト420億円圧縮」10月16日 21
時04分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25446/1/  (有料設定です)
記事「関西電力は16日、2013年9月中間連結決算の業績予想を上方修正
し、純損益は従来の320億円の赤字から150億円の黒字になると発表した。
修繕費計上の年度下期への繰り延べなどで、コストを計420億円減らしたこと
が黒字化につながった。前年同期は1167億円の赤字で、中間期の純損益が黒
字化するのは2年ぶり。ただ下半期は修繕コストの反動増に加え、原発停止によ
る火力発電の燃料費増も避けられないため、14年3月期の連結純損益は赤字と
なる可能性が高い。・・・・・・・売上高も従来予想の1兆5800億円から、
1・9%増の1兆6100億円に上方修正した。節電の定着で企業や工場などの
電力使用量は減ったが、猛暑で家庭などのエアコン使用量が増えたことが寄与
した。・・・・・・14年3月期の業績予想は、原子力規制委員会へ安全審査を
申請した大飯原発3、4号機(福井県おおい町)などの再稼働時期が依然として
不透明なため、引き続き未定とした。」
今朝の紙面は以上です。

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社 9月14日

線量超えればポイ捨て 福島第一原発、作業員は今
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310130388.html?ref=pcviewer

東京電力福島第一原発で9月以降、単純な作業ミスによるトラブルが続いている。
放射線量の高い現場で働き、汚染水まで浴びた作業員もいる。
ミスの背景に何があるのか。

 「浴びちゃったな」「きょうも高かったな」

 第一原発の出入り口「入退域管理棟」。仕事を終えた作業員たちが、渡された
レシートのような紙を見てつぶやく。
無言で数字を見つめる人もいる。
記された数字は、被曝量。
1日で2ミリシーベルト近く被曝する作業員もいるという。
一般人の年間被曝限度の2倍近い。

 建屋周辺は今も毎時100ミリシーベルト超の場所がざら。
作業ごとに浴びる線量を想定して計画を立てて現場に向かうが、1年間の被曝限度
50ミリシーベルトを超えると、その年は現場では働けなくなる。

 「被曝線量がパンクすれば、ポイ捨てされるだけ」。
10年以上、第一原発などの原発で働いてきた30代の男性は、そう自嘲する。
-----
疎外感、そがれる士気 福島第一原発、単純ミス相次ぐ 下がる日当「割に合わ
ない」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310130406.html?ref=pcviewer

原発作業員が「ポイ捨て」されると語った男性は、事故前は原子炉建屋内などの
作業で
チームの責任者も務めた。
事故直後、避難先から志願して戻り、原子炉に水を入れるために建屋にホースを
運んだ。
被曝量が1時間で10ミリシーベルトを超え、「死ぬかと思った」こともある。
 五輪に沸き返る東京の様子や、消費税増税がメディアをにぎわす一方で、第一
原発の
報道はトラブルばかりで、作業員の声はほとんど報じられない。
被災地に著名人が慰問に訪れても、作業員には会わずに帰る。

 「今は社会全体で応援してくれる空気が感じられない。モチベーションがどん
どんなくなる」
とぼやく。
 入退域管理棟で働くベテランの男性は、汚染水絡みのトラブルが相次いだ夏ご
ろから、
作業員の肌や下着の汚染が増えたと感じる。

 防護服に全面マスクを身につけてはいるが、マスクを外す際に汚れた手袋で首
筋に触れる
人もいるという。
「事故後にゼネコンが集めた作業員は経験も知識も浅く、防護服も上手に脱げない」

 しかも、第一原発は通常の発電所と違い、がれき撤去やタンクの据え付けなど
で少しずつ
様子が変わっていく。
事故前の作業経験が通用しない現場もあるという。

 20代の男性作業員は、周りで除染の仕事に移る人が増えたと感じている。

 国が進める除染では、日当とは別に1万円の「危険手当」が支払われる。
この男性の日当は、事故の年は3万円近かったが、今は2万円を下回る。
除染の賃金との差はほぼなくなった。
「第一原発で浴びる線量は除染作業の数百倍になることもある。
割に合わないと思う人が増えているんだろう」

 休憩所には、仕切りもなく、床にマットを敷き雑魚寝するだけの場所もある。
 高線量の被曝にポイ捨て。疎外感と士気の低下。割に合わない待遇……。
厳しい労働環境の中、作業員の確保も容易ではない。
 それでも第一原発に戻る人がいる。
 30代男性は、母親から「何であんたが、あんなところで働き続けるのか」と
言われた。覚悟の上だ。

 1999年に茨城県で起きたJCOの臨界事故で大量の放射線を浴び、亡くなった
人の画像をタブレット端末に入れて持ち歩いている。
「こうなるかもしれないと考えながら働いてる」
 地元で暮らし、第一原発で働いてきた。「この業界には『マイプラント意識』
という
言葉がある。お金の問題じゃない。俺らがやり続けなくちゃ」
 (根岸拓朗、笠井哲也、岡本進)

 ■要員、下請け頼み
 国や東電は福島第一原発で働く人が年間約1万2千人必要とみて要員計画をつ
くった。
だが作業員には年間被曝量の上限があり、新たな人を確保し続けないとすぐに人
不足に
陥る。無理な人集めによって違法な偽装請負が横行し、要員計画は事実上破綻し
ている。

 実際に最前線で働く作業員のうち、東電社員は1割ほどだ。
危険な作業の大半を担うのは下請けの人々。
地元だけでは足りず、全国各地から原発作業に不慣れな人も集められる。
募集業務を担うのもまた下請け業者だ。

 東電を頂点にプラントメーカーなどの元請け、その下に中小業者が連なる多重
請負構造は、
こうしてできる。
雇用責任はあいまいになり、偽装請負の土壌が広がる。

 東電が昨年、作業員4千人を対象にしたアンケートでは、半数近くが偽装請負
の状態で
働かされている恐れが判明。
賃 金が中抜きされ、安全管理も不完全だった。
国は「指導を強化する」というが、東電や元請けは人件費を抑えるため社員の新
規採用に
慎重で、「下請け頼み」は改善されないままだ。(多田敏男)

 ■東電、問われる現場管理
 福島第一原発で相次ぐ作業ミスについて原子力規制庁の池田克彦長官は4日、
東電の
広瀬直己社長に「初歩的な確認の不足で引き起こされた。
現場管理能力が著しく低下している」と詰め寄った。
ほかの発電所から作業員を回してでも、福島第一原発で適切に作業管理をするよ
う指示した。

 しかし、ミスはその後も止まらない。
7日、経験不足の作業員が配電盤の操作を誤り1号機原子炉の注水が一時低下。
9日には誤ってホースを外し、作業員が汚染水を浴びた。

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は9日、「現場の一人一人の士気をきちっ
と保てる
ようにしないと。不注意によるトラブルは規制でなおるものではない」と発言。
東電が作業を下請け任せにしている現状や、作業環境の悪さについて懸念を示した。

 東電原子力・立地本部の尾野昌之本部長代理は11日の会見で「構造的なもの
なのか、
うっかりしたからか、整理して改善したい」と述べた。
2日に起きたタンク上部から汚染水が漏れて一部が海に流出した問題では、現場
担当者の
要求が幹部に伝わりにくく情報共有ができていなかったことなどを原因に挙げた。

 30~40年続く廃炉作業の担い手を確保するには、作業員が抱える健康への
不安の
払拭が欠かせない。
国は東電や協力会社に、半年に1回作業員の健康診断を義務づけている。
事故後9カ月の間に働き、累積の被曝線量が50ミリシーベルトを超えた作業員
に限り、
離職後に白内障の検査などの費用を国が補助する。

 支援団体「被ばく労働を考えるネットワーク」(東京都)の中村光男さんは
「会社から
放射線管理手帳をもらっておらず、自分の被曝線量を知らない人もいる。
50ミリ以下の被曝でも、国の責任で離職者に定期的な健診をすべきだ」と話す。

 ■福島第一原発で最近起きた主なトラブル
 9月15日 台風18号の影響で汚染水をためているタンクを囲む堰(せき)
から雨水が
あふれる
   27日 タンク内にゴムパッドを置き忘れ、放射性物質除去装置ALPS
が処理停止
10月 1日 ホースの誤接続で雨水が5トン漏れる
    2日 タンクに雨水を入れすぎ汚染水430リットルが堰外に。一部が
海に流出
    7日 配電盤の誤操作で電源が止まり、1号機原子炉への注水が一時低下
    9日 汚染水淡水化設備の配管を誤って外し、作業員が汚染水を浴びる

★ 紅林進 さんから:
原子力市民委員会(CCNE)では、来年春に作成を目指している「脱原子力
政策大綱」の準備資料として「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成の
ための中間報告」を10月7日に発表しましたが、「脱原子力政策大綱」を
まとめていくにあたって、この中間報告を「たたき台」として、各地で幅広い
人々との意見交換会を行いますが、東京では、10月22日(火)に四谷の
上智大学にて、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)と
共催で意見交換会を開催します。

※中間報告、要約版はこちらからご覧いただけます。
 当日ご参加の方には、冊子をお配りします。
http://www.ccnejapan.com/?page_id=1661

※この中間報告に対する意見はオンラインでも募集しています。
http://www.ccnejapan.com/?page_id=1661

以下、ご案内転載。
**********************************
   「原発ゼロ社会への道──新しい公論形成のための中間報告」
┏┓    原子力市民委員会 10.22 意見交換会(東京)
┗□─────────────────────────────□  

 原子力市民委員会(CCNE)では、2014年春に作成を目指している「脱原子
力政策大綱」の準備資料として「原発ゼロ社会への道――新しい公論形成の
ための中間報告」を10月7日に発表いたしました。

 原子力市民委員会では、「脱原子力政策大綱」をまとめていくにあたって、
この中間報告を「たたき台」として、各地で幅広い人々との意見交換会を行
っていきたいと考えております。つきましては、10月22日(火)に上智大学にて
意見交換会を開催いたします。
ぜひみなさまにご参加いただければ幸いです。

※中間報告、要約版はこちらからご覧いただけます。
 当日ご参加の方には、冊子をお配りします。
http://www.ccnejapan.com/?page_id=1661

 ■日 時:2013年10月22日(火)
      17:30 ~ 19:45 (17:15開場)

 ■場 所:上智大学 四谷キャンパス 中央図書館8階 L-821
 http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
 http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya

 ■参加費:500円
    (資料代含む:「原発ゼロ社会への道──新しい
            公論形成のための中間報告」1部)

 ■主 催:原子力市民委員会 http://www.ccnejapan.com/
      eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会) 
http://e-shift.org/

 ■出席メンバー:
      島薗 進(上智大学神学部教授)
      細川弘明(京都精華大学人文学部教授)
      荒木田岳(福島大学行政政策学類准教授)
      伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
      松原弘直(環境エネルギー政策研究所主席研究員)
      筒井哲郎(プラント技術者の会)
      菅波 完(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・
           技術者の会事務局長)
      奈良本英佑(法政大学名誉教授)
      竹村英明(エナジーグリーン株式会社取締役副社長)
      吉田明子(FoE Japan)         ほか

 ■プログラム:
   17:15 開場
   17:30 はじめに
      (経緯、意義、目的、意見交換の進め方の説明) 
   17:40 中間報告についてのプレゼンテーション
   18:20 休憩(質問回収)
   18:30 会場質疑
      (各部会ごと15分×4=60分)
   19:30 まとめ
   19:45 閉会
*******************************

■みなさまのご意見をお寄せください!
 参加者におかれましては、原子力利用への賛否、原子力やエネルギー政策
に関する専門知識の有無などは問いません。ぜひともみなさまの率直なご意
見をお伺いし、互いにこうした問題への理解を深めていければと思います。

(なお、本意見交換会で提出されたご意見は、記録の上、広く原子力市民委
員会のメンバー全体に共有し、「脱原子力政策大綱」をとりまとめる過程で
参考にしていく予定です。ご意見は個人情報を除き、公開させていただくこ
とがあります。)

※オンラインでも募集しています。
http://www.ccnejapan.com/?page_id=1661

■原子力市民委員会とは
 原子力市民委員会(CCNE)は、2011年3月の東日本大震災による福島原発事
故を受けて、脱原発社会の構築のために必要な情報の収集、分析および政策
提言を行う市民シンクタンクを目指して、2013年4月15日に設立されました。
 2014年春を目処に「脱原子力政策大綱(第一次)」を発表する予定です。
その「中間報告」が10月7日に発表されました。

-----------------------------------------
原子力市民委員会 事務局
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4F
TEL/FAX: 03-3358-7064  
URL ? : http://www.ccnejapan.com/
e-mail : email@ccnejapan.com  
-------------------------------------------
「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)メーリングリスト
より転載

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しま 
しょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

メディアは真実を伝えているか!? 

<JCJ(日本ジャーナリスト会議)ふらっしゅ 2311号より>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<新着>
■11・22 メディアは真実を伝えているか!? 第2回
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●主催 メディアリテラシー講座 実行委員会

日時:11月22日(金)10時~12時
会場:鎌倉生涯学習センター 第6集会室(定員50名)
   JR鎌倉駅東口
資料代:500円

講師:横川和夫氏

 第1回は、「女性国際戦犯法廷」を報道したNHK特集番組「戦争をどう裁くか」
の2回目「問われる戦時性暴力」(2001年1月放送)が、政治家の圧力で番組内
容が改ざんされた問題を取り上げました。
 今回は、1999年山口県光市で起きた母子殺害事件についての講演です。この事
件は、その残虐性と被害者の夫の主張がマスメディアに多く取り上げられたことで、
ご記憶の方も多いと思います。一方で、加害少年の成長過程、家庭環境などを伝える
報道はほとんどなく、ただ強姦目的という検察のストーリーが広く伝えられていまし
た。そして、一審、二審が無期懲役だったのに、最高裁で死刑判決になったのは何故
でしょうか。この事件に限らず、メディアは本当に事実を伝えているのでしょうか?

 折りしも、マスメディアの取材・報道の自由が侵害される恐れのある、秘密保全法
案が秋の臨時国会に提出されようとしています。横川和夫さんは、共同通信記者時代
から一貫して、教育問題、少年事件を中心に日本社会の矛盾を追い続けてきたジャー
ナリストです。横川さんにメディアの現場で何が起きているのか、お話をしていただ
きます。
 
<横川和夫氏>(ジャーナリスト、元共同通信論説・編集委員)
 1937年生まれ。1993年日本新聞協会賞受賞。女子高生監禁殺害事件を取材
した『かげろうの家』、東京綾瀬母子強盗殺人冤罪事件を取材した『ぼくたちやって
ない』、競争から共生への道を探る『もうひとつの道』など編著書多数。

<主催>メディアリテラシー講座 実行委員会 
問合せ:nick0119@kamakuranet.ne.jp 090-1453-0243(清水)
※参加される方は、連絡いただけると助かります。もちろん当日参加も大歓迎です。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第910日目報告☆

青柳行信です。10月16日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第910日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月15日迄3027名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月15日3名。
   松岡絋一 幸尾直子 西山ゆき
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
またまた、昨日、台風が接近してきました。
大したことがなければいいですが。
先日の 山崎豊子さんに続いて、やなせたかしさんも亡くなりなりました。
あの人たちが鳴らした警鐘を 受け継いで、平和で安心して暮らせる世の中に
したいものです。
あんくるトム工房
やなせたかしさん他界  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2671

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「積極的平和主義」なり臣民ら「各員一層奮励努力せよ」
     (左門 10・16-446)
※アジア・太平洋戦争では、「大東亜共栄圏」と称して
「(欧米の)東亜侵略100年の野望をここに覆す ああ聖戦の時来る」
と歌わせながら戦争に動員されました。
アベノミダス王の狂気に乗せられてはならない!
15年戦争を再点検しましょう!

★ 奥道直子(在ドイツ)さんから:
青柳行信様、
「11月10日 九州沖縄集会」が、迫ってきましたね。
当日プログラムに「田中三彦氏」の名前を見て、「これは素晴らしい方が応援に
来られる!」、と大変嬉しく思いました。
というのも、「福島惨事」の後、それまで原発に関してまったく無知識であった
私が、色々と学ぶことができたのが、「原子力資料情報室」の動画に出演されて
いた「田中三彦氏および後藤政志氏」の解説によってでした。
半年ほど前の動画で、すでに見ておられる方々がおられると思いますが、何度見
ても良いものだと思いますのでお薦めしたいと思います。

田中三彦氏および後藤政志氏「原発体制と原発メーカーの責任」
http://www.youtube.com:80/watch?v=tw_OT0KVuQk

後藤政志氏の動画:「福島第一原発汚染水問題について」
http://www.youtube.com:80/watch?v=ZvP7bONhTXc

鈴木真奈美氏動画:「Atoms for Peace の真実。。。」
http://www.youtube.com/watch?v=Vd05RsrwHMA

★ 木村幸雄 さんから:
“ 原発のない社会をめざして!福島を忘れない!”
10/14日、落合恵子さんの講演会に参加しました。
彼女の生き方をかけた闘いとそこから発せられる“言葉”にその重みと、一方で楽
しくカッコ良く運動しようというメッセージに感動と納得された方も多かったで
しょう。私たちは、社会を変えようと訴えますが、まず、私(たち)自身から変わ
らねばならないと、強く感じました。
参加できなかった方もおられますので、私のメモからエキスだけでも送ります。
***
①反原発など闘いのテーマは大変重い。だけど可能な限りカッコいい活動として
訴えよう。私たちの運動はまだまだ若者が少ない。原発事故は、子ども・若者に
大きく影響するのに。だから、若者に「カッコいい」「一緒にやりたい」と思っ
てもらえる運動が求められている。
②今は、「主流」が大きくなっている。私たちは「周辺」の声が中心に来るよう
な運動を、どこまで腹をくくってできるかだ。
③私たちは、スリーマイルやチェルノブイリで学んだはずだ。そして反原発に取
り組んだ。でも、なぜそれが続けられなかったのか。そして、3.11を招いて
しまったか。それは、チェルノブイリで学んだ扉を閉めてしまったか、又は半開
きのままにしてしまったからだ。
④♪「空より高く」(『CD絵本 空より高く』) 私の心よ、高く、深く、広く、強
くなれ。
⑤大事なものを「under control」できていないのに、できているとウソを言い
放った首相。一方被災地では、自らの心を「under control」している(させられ
ている)被災者・市民がいる。
⑥「年寄りは足手まといになるだけです。私はお墓に避難します」と自死した人。
⑦会社(クレヨンハウス)などにも脅迫が来る。でも、脅迫メールなどが来ている
間は大丈夫だ。「脅迫がこなくなったら・・・」と社員に問われると困ってしま
うが。
⑧タバコのポイ捨てはやめようといいながら、人間をポイ捨てする国。原発労働
者は、被ばく線量を超えたら、ポイ捨てされている。
⑨自国の民を「おもてなし」出来ない国に、どうして海外の人に「おもてなし」
できるか。「おもてなし」とは、まず安全、そして人権だろう。
⑩絶望はいつだってできる。だから、今は絶望するわけにはいかない。屈服しな
いために生きる。
⑪母の介護の時から、今のヘアスタイルになった。私の「たてがみ」は年齢とと
もに少し腰が弱くなったが、元気に闘っていきたい。
*******
他にも書き漏らしている大切なメッセージがいくつもあります。
参加者は、約450名、ウオーク参加者は250名とのことでした。*******

先月4日は、足尾鉱毒事件を追及し、谷中村廃村・強制破壊と体をはって闘った
田中正造が亡くなってちょうど100年という日でした。
安倍政権の下で、震災復興よりも五輪、原発廃炉ではなく再稼動と輸出、人民の
利益-幸福よりも国家の利益-野望を追求する政治が進む中で、田中正造の「真の
文明は 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」は、現代におい
てなお、真理の輝きを放っているといえるでしょう。

法学館憲法研究所のサイトに飯田進(栃木県私立学校教職員組合連合副委員長、
田中正造を現代に活かす会事務局長)さんの下記テーマの文章がありますので、
皆さんに読んでいただきたく、送ります。

田中正造・立憲政治への熱い思い
      ――没後100年に寄せて――
http://www.jicl.jp/hitokoto/index.html#top

正造は、帝国憲法下であっても、立憲主義を踏まえて、天皇にも憲法遵守義務が
あるとし、その上で、 「人権は亦(また)法律より重し。人権に合するは法律
にあらずして天則にあり。国の憲法は天則より出づ。只惜む、日本憲法は日本的
天則に出しなり、宇宙の法則より出でたるにあらざるなり。」と帝国憲法を批判
しています。

「震災復興よりも五輪」・・復興はまだまだなのに、建設資材などは被災地で不
足や高騰が進んで、さらに、人手が東京に流れていく(現在は設計関係者、いず
れ工事関係者か)。復興は、東京五輪のために、遅れたり進みにくくなるのは間
違いない。

★ まえだけいこ さんから:
福岡に台風は関係ないと信じていたのに、今夜10/15は凄い風です。
みなさん、ご無事ですか?
福岡市民救援会のブログをアップしましたので、ご覧ください。
<6/25に不当逮捕され、7/17に起訴された福岡の原発事故避難者Kさんの>
第二回公判で、車いす使用者の闘い
http://blog.livedoor.jp/fukukyuen/

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は国会も開会となり、それらに関連する記事もあり、多彩です。
今朝は、関東方面を移動中の台風の影響で、ここ福岡でも夜半から強風が吹く続
けています、かなり大きな台風のようです。
きょうも、いつものように福島第一をめぐる記事からはじめます。

1.「台風備え排水基準=汚染水タンク雨水対策-福島第1」時事通信 10/1600:41
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500883
記事「台風26号の接近に備え、東京電力と原子力規制委員会は15日、福島第
1原発で放射能汚染水の貯蔵タンク群を囲むせきにたまった水について、排水可
能な暫定基準を決定した。セシウム137の濃度が1リットル当たり25ベクレ
ル未満なら排水する。また、これまで高い放射性物質濃度が検出されたせきで
は、雨で水があふれ出るのを防ぐため、新設した4000トンの仮設タンクにせ
きの水を移送する。」
・・・・・セシウムが混じっていても排水する基準を暫定的に設けた、と。

2.「東電、報告書を提出=汚染水漏れで規制委に-福島原発 」時事通信
10/1512:35
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500369
記事「・・・・放射能汚染水が貯蔵タンクから相次いで漏えいした問題で、東電
は15日、対応策をまとめた報告書を原子力規制委員会事務局の原子力規制庁に
提出した。・・・・」
3.「汚染水漏れ原因 パッキンの一部ずれたため」毎日新聞 10月15日(火)19
時57分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131015-00000086-mai-soci
記事「・・・・15日開かれた原子力規制委員会の作業部会で東電が報告し
た。・・・・・福島第1原発の貯蔵タンクから汚染水約300トンが漏れた問題
で、東電は15日、漏れの原因は、鋼材の間に挟んでいた止水材(パッキン)の
一部がずれたためと発表した。気温の変化でタンク底部の鋼材が膨張・収縮し、
パッキンが水圧で外部に押し出されたと考えられるという。敷地内にある同型タ
ンク約1000基でも漏れが起きる恐れがあり、東電はタンク底部に水漏れ防止
材を塗るなどの新たな対策をとる。・・・・・・・・・」
・・・・東電は、暗に施行ミスではないと主張している? 図入りで紹介してい
ます。
こちらでは、
3’.「タンクの傾斜を幹部ら把握せず 汚染水漏れで東電報告書共同通信 (10
月15日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8447.html
記事「福島第1原発で汚染水漏れが相次いでいる問題で、東電は15日、再発防
止に向けた報告書を原子力規制委員会に提出した。傾斜地に設置されたタンクの
天板部から汚染水があふれた事故については、第1原発幹部やタンクの運用部門
がタンクの傾きを把握していなかったとした。東電によると、社内のタンク設置
部門は、設置場所が傾斜地であることやタンク自体が傾いていることを把握して
いたが、社内で情報共有されていなかった。・・・・・・・・」
・・・・・・言い訳ばかりが先行する。

4.「汚染水対策『効果見えず』=海水の放射能濃度上昇-規制委」時事通信
10/1522:08
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500898
記事「・・・・福島第1原発で放射能汚染水が海に流出している問題で、原子力
規制委員会の汚染水対策作業部会は15日、海水への影響を議論した。東電が示
した一部の海水の放射性物質濃度データが上昇傾向にあることから、座長役の更
田豊志委員は、東電が汚染地下水の流出を抑制するため護岸付近で行っているく
み上げや止水剤注入について『効果は海水側で見えないというのが結論』と述べ
た。」

福島県知事は、
4.「リスク管理の徹底要請=佐藤福島知事、第1原発視察」時事通信10/1519:52
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500828
記事「福島県の佐藤雄平知事は15日、廃炉作業の状況や汚染水漏れ対策などを
確認するため、東京電力福島第1原発を視察した。視察は昨年3月以来で、事故
発生後2回目。視察後、知事は東電の広瀬直己社長と面談し、リスク管理の徹底
を求めた。・・・・・・」

霞ヶ関周辺では、
5.「汚染水、TPPで論戦=16日から代表質問-国会」時事通信10/1518:39
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500744
記事「・・・・・・・代表質問は衆院で16、17両日、参院で17、18両日
に実施。・・・・・・」
6.「野党、政権追及の姿勢強調 」時事通信10/1512:56
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500387
・・・・・・各野党の党首の声。
7.「安倍首相、19日に福島訪問」時事通信10/15-19:00 
記事全文「安倍晋三首相は19日に福島県を訪れる意向を固めた。相馬市内など
で、漁業の復興状況や東京電力福島第1原発の事故による風評被害の実態を視察
する方向で調整している。政府関係者が15日、明らかにした。」

8.「<電事法改正案>電力の地域独占に風穴、戦後最大の改革へ毎日新聞 10
月15日(火)11時15分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131015-00000023-mai-bus_all
記事「政府は15日、通常国会で廃案になった電気事業法改正案と、企業競争力
強化を目指した産業競争力強化法案を閣議決定した。同日午後開会する臨時国会
に提出する。政府は、両法案ともアベノミクスの成長戦略の柱に位置づけてお
り、早期成立を目指す。・・・電気事業法改正案は、今年6月の通常国会で衆院
通過したものの、参院選前の与野党対立のあおりを受け参院で採決されず、廃案
となった。閣議決定した改正案は、発送電分離に向けた電力システム改革を進め
ることが柱で、大手電力会社による地域独占体制を崩す戦後最大の電力改革の入
り口に当たる。改正案は2015年をめどに全国規模で電力を融通する『広域系
統運用機関』の創設が柱だが、付則には16年の電力小売りの全面自由化や、
20年までの発送電分離の実現など改革全体の工程表も盛り込まれてい
る。・・・・・・」

9.「地中埋設『5年ごと再検討』=核廃棄物の最終処分-経産省」時事通信
10/1520:02
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500833
記事「経済産業省は15日、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄
物の処分方法をめぐり、恒久的に地中に埋設する『最終処分』の是非を『5年ご
とに見直す』と明記した新たな方針案をまとめ、有識者会議に提示した。地中埋
設より安全な処理方法が確立された場合に、埋設計画を変更できる再検討の仕組
みを約束することで、最終処分施設受け入れに対する自治体の理解を得やすくし
たい考えだ。」

10.「3町同時に要請へ=中間貯蔵施設の建設-井上環境副大臣」時事通信
10/1519:50
記事全文「環境省の井上信治副大臣は15日、記者会見し、東京電力福島第1原
発事故に伴う汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設について、『3町足並みをそ
ろえて(建設受け入れの)要請をしたい』との考えを示した。施設は福島県の双
葉、大熊、楢葉3町に設置する方針。大熊、楢葉両町の現地調査は9月までに終
了しているが、現在調査中の双葉町の結果を待って、設置場所など詳細な計画を
決めた上で3町同時に要請する。」
・・・・・・・他紙の記事では、「地元自治体への建設受け入れ要請について
『年内は困難』との認識を初めて示した。」
11.「WTOで懸念表明へ=韓国の水産物輸入規制-政府」時事通信10/1516:44
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500607
記事「政府は、スイスのジュネーブで16日から開かれる世界貿易機関
(WTO)の衛生植物検疫措置に関する委員会で、東京電力福島第1原発の汚染
水漏れを理由に韓国が日本産水産物に対する輸入規制を強化したことに懸念を表
明する。韓国側に規制強化の早期撤回を求める方針だ。・・・・・・科学的根拠
に基づく対応を求める。・・・・・・・・・・」
・・・・・・相手に要求する前に、事実を正確に公表すべきではないか。

12.「電気料金の審査要領厳しく 経産省専門委で了承」共同通信10月15日
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8449.html
記事「経済産業省の電気料金審査の専門委員会は15日会合を開き、電気料金の
抜本値上げを審査する際の基準となる『要領』を見直し、より厳しくすることを
了承した。人件費をガス、水道、鉄道の3業種と比較することなどが含まれてい
る。・・・・・9月に値上げ方針を表明した中部電力の審査が始まれば、新要領
が適用される。・・・・・・・・・」

13.規制委の動き、
「再稼働審査加速 電力に規制委“資料早く” 新規制基準3カ月」しんぶん赤旗
10月14日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-14/2013101414_01_1.html
記事「・・・・・・・・規制委は事業者に注文をつけながらも、再稼働の資料提
出を促すなど審査を早めようとする動きをみせています。・・・・・・・・規制
委の担当者は『われわれのマンパワーがいっぱい、いっぱいということもある。
(再稼働を)申請しているんだからちゃんと(資料を)出してほしいという事業
者へのメッセージ』と述べ、審査を加速させる構えを示しています。・・・・・・」
・・・・・昨日も、毎日新聞に類似記事がありました。
 
自民党内の動き
14.「小泉元首相「ピュアで短絡的」=脱原発を批判-甘利再生相」時事通信
10/1520:50
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500864
記事「・・・・・甘利氏は、小泉氏がフィンランドの核廃棄物最終処分場の視察
後に脱原発の主張をしていることについて、『“こういう立派なものができれば
いいが日本では難しいのではないか。そうだとしたら政策を軌道修正すべきでは
ないか”と(小泉氏は)良い意味で言えば純粋に、悪い意味で言うと短絡的に
思ったのではないか』と述べた。・・・甘利氏はまた、原発停止に伴うエネル
ギーコスト増が家庭や企業の負担増、国内の投資減少につながるとの認識を示
し、『総合的に考えていかなければならない』と原発の必要性を強調した。」
関連記事、
14’.「米紙、小泉氏の脱原発主張を評価 『健全な論議を』」西日本(10月
16日 04時02分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/46451
記事「【ニューヨーク共同】15日付の米紙ニューヨーク・タイムズは社説で、
小泉純一郎元首相による原発ゼロの主張を取り上げ『日本は小泉氏の介入を歓迎
し、原子力発電の将来に関する健全な議論を始めるべきだ』と訴えた。・・・福
島第1原発事故後も健全な議論は行われていないと指摘。国会の事故調査委員会
が『福島(の事故)は人災だったと結論づけたのに、国会での真剣な議論にはつ
ながらなかった』と批判した。社説はまた、小泉氏の『大胆で新しいスタンス』
は、原発の再稼働や海外輸出を追求する安倍晋三首相に対する異議申し立てにな
ると分析している。」
15.「自民内にも『脱原発』の声 再稼働、輸出、核燃サイクル疑問視」東京
新聞10月14日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013101402100004.html
記事「・・・・自民党内で『脱原発』を訴える意見が目立ち始めている。安倍政
権が原発推進政策を進める中、『脱原発』はまだまだ多数派には程遠いが、多様
な意見が政権与党内から出ていることは注目に値する。・・・・・・小泉純一郎
元首相や、・・・・・・将来的な再稼働は否定しないものの、現状では時期尚早
だと主張する考えも表面化してきた。党資源・エネルギー戦略調査会『福島原発
事故究明に関する小委員会』の村上誠一郎委員長は四日、原発の新増設に慎重な
対応を求める提言書を安倍首相に提出。『党は政府の言う通りであるべきではな
い』と主張する。・・・・・・・『元祖・脱原発派』で知られる河野太郎衆院議
員は超党派の『原発ゼロの会』のメンバーとして、使用済み核燃料を再利用
する核燃料サイクルの中止や原発輸出禁止を主張。河野氏は、政府が原発輸出を
可能にするためにトルコと結んだ原子力協定に核兵器開発に道を開きかねない文
言が盛り込まれていたため、党内の了承手続きに一時待ったをかけ
た。・・・・・ゼロの会には、河野氏に加え、永岡桂子、秋本真利両衆院議員、
長谷川岳参院議員の三人が参加している。」
・・・・・冷静にみておきましょう。

原発関連施設、
16.「新型炉の開発施設完成=核燃料再処理工場-日本原燃 」時事通信
10/1516:49
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101500614 
記事「日本原燃が青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の敷地内で建設を
進めていた新型ガラス溶融炉の研究開発施設が完成し、15日、報道陣に公開さ
れた。・・・溶融炉では原発の使用済み核燃料の再処理後に出る高レベル放射性
廃液を、溶かしたガラスと混ぜて安定性の高い『ガラス固化体』を製造する。日
本原燃は2017年度に、新型の溶融炉を本格導入する予定
だ。・・・・・・・・・」

被災地フクシマ、
17.「14.15日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量
測定値・観光地での放射線モニタリング調査結果」福島民報10月16日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
・・・・・「震災関連死16人認定・・・」の見出しもあります。
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。

18.「福島県飯舘村の再開願い、稲刈り 帰還困難区域」共同通信 (2013年
10月15日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8446.html
記事「福島第1原発事故のため全村民が避難している福島県飯舘村の中で、特に
放射線量が高い『帰還困難区域』の長泥地区で15日、菅野典雄村長や、区長の
鴫原良友さん(63)が稲刈りをした。・・・コメは、将来の農業再開へ期待を
込め、村が除染後の水田で試験的に栽培した。放射性セシウムがどれぐらい含ま
れているか検査する。出荷はできず廃棄されるが、来年以降も試験栽培を続ける
予定。・・・・・・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面に、国会での首相の所信表明の関連記事、
ネットでは、
19.「TPP、汚染水…難題ずらり 安倍首相所信表明 意気込み前面 具体
策なく」10月16日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25370/1/
記事・・・・・・・首相が『コントロールされている』と国際社会に公言した福
島第1原発の汚染水は『これからも必ず漏れ続ける』(政府高官)。国が前面に
立ち『責任を果たす』という廃炉計画は緒にも就いていない。原発再稼働には触
れず、国民生活や企業活動を支えるエネルギー戦略の方向性も示されなかっ
た。・・・・・・」
すぐ横に、8.と3.の類似記事、
6面、
20.社説「触れないことが気になる 首相所信表明」
社説検索は10時半過ぎに⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/

7面に、所信表明の全文があります、
今朝の紙面もこれだけです。

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば テント日誌 10月13日(日) 特別版
 霞ヶ関―国会周辺は脱原発~反原発の声響きわたる
■10月15日(月)には臨時国会が開かれる。なるべく国民の前で問題を議論こと
を避けてきた政府がいやいやに開く国会である。オリンピック招致のために世界
に向かって「大嘘」をついた安倍首相の言辞を国民は信用してはいない。政府は
ひたすら時間を稼ぎ、事が鎮静化するのを待ってきたが、事は政府の思惑通りに
行ってはいまい。放射能汚染水を含めた福島第一原発事故問題は今や全世界の注
視するところになっているからだ。なるべく福島で第一原発事故を小さく見せ、
隠蔽しながら現在停止中の原発の再稼動→原発保存をという戦略(シナリヲ)も
それを揺るがせ押し戻す闘いがじっくり組みあった状態にある。

■10月13日(日)には霞ヶ関―国会周辺は4万人が結集し、脱原発―反原発の声を響
きわたらせた。経産省前のテントに顔を出し、13時からはじまる日比谷公会堂に
向かった。すでに11時から配られた整理券は手に入にすることが出来ずに、再び
テントに戻る。集会も近づき、再び日比谷公園へ。外にはみ出た人々向けのス
ピーカーの声を聞きながら、公園を歩く。人ごみをかき分け、時折、会う顔見知
りと挨拶を交わす。日比谷公園の霞門の方で14時からのデモを待つ人たちと談笑
をしていた。霞門の方ではデモ隊の先頭をなすドラム隊やそのあとのファミリー
隊等に続いていくつかのグループが準備を整えて居た。テント方で会いに来た人
がありそちらに回る。だから、テント前で次から次へと続くデモにエールを送る
ことになったが、それにしても警察側の隊列の分断はひどい。デモを部分的の分
断し、デモとデモの間に空きを作る。そのために後続部隊は待機させられること
がながく、この日の三部目の国会前周辺抗議行動が始まる予定の17時を過ぎて
も、経産省の前を通るデモが終らない。警察側はこれらの行動全体を分断し、デ
モ参加者に待機が長過ぎて嫌気がさすのを誘導しているようだ。デモはもっとス
ムースに流れずはずだし、こうした警備は問題がある。嫌がらせの警備に対する
対応を考えるべきである。17時~19時の抗議行動は予定が後ろに押す形であった
が、きちんと終了した。          

■全体的に見れば持久戦的な様相の中にある脱原発―反原発の運動出はあるが、経
産省前テントひろばの持続、あるいは毎週金曜日官邸前抗議行動などをはさんで
存在している。国民が現在、政府に望んでいる最大のことは、原発問題の解決で
ある。このことを僕らがしったかりと頭に入れておくなら、この持久戦を自信
もってやり抜くべきだ。10月13日のような大きな意思表示とテント前ひろばの存
続などを結びつけてじっくりとやって行こう。臨時国会に対して、国民の声を対
置しながら進んで行こう。(M/O)

今後のいくつかの予定から    
脱原発テント裁判 第4回口頭弁論 日時:11月29日(金)午後1時東京地裁前抗
議 午後2時開廷 東京地裁103号法廷 午後4時から裁判報告集会(場所未定)

東電解体 東電本店合同抗議
日時:2回目 11月6日(水) 3回目 12月4日(水)  場所;東京電力本社前
   時間:18時30分~20時

10・27(日)トーク・イベント 三宅洋平さん
■ 日本教育会館8階第一会議室 ■ 会場18時 開会18時30~20時30 ■ 主催:経
産省前テントひろば応援団 

★ 金野奉晴@山梨県北杜市 さんから:
皆さん
やっと、やっとです。福島県警が福島原発告訴団の告発を受理したようです。
「東電福島原発汚染水放出事件」告発内容は下記です。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_5.html

過去にこれほどまでに多数の国民に被害を与えた、一企業による事故があったで
しょうか。
あの笹子トンネル事故の時でもすぐさま警察は現場検証に入りました。なのにです。
何故原発事故になると司法も行政もダンマリを決め込もうとするのでしょう。
(理由は分かっていますがが)
原子力マフィアの強大な力の前には一国の法律は無力なのですか?
1%族がそのつもりなら99%族は黙っていては「やられ放題」です。
黙っていてはいけません。
福島県警がやる気になってくれるように99%からのメッセージを福島県警に届
けましょう。
手紙、メール、電話は下記の通りです。FAXは見あたりませんでした。
    ※見つけた方お知らせ下さい。
■ 福島県警本部
〒960-8686 福島県福島市杉妻町2-16
電話・024-522-2151
■ 福島県警本部ウエブサイト
http://www.police.pref.fukushima.jp/
メール fp-sohgou@police.pref.fukushima.jp
福島県警本部連絡先一覧
http://www.geocities.jp/toraburukyukyutai/keisatu/touhoku/hukusima.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
告訴団にも応援のメッセージを
☆福島原発告訴団 ウエブサイト
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html
 メール 1fkokuso@gmail.com

★ 井出 さんから:
2013年10月20日(日)<国際反戦デー行動>のご案内を致します。
(1)街頭宣伝行動  14時30分~15時30分 福岡市天神コア前
(2)学習会 18時30分~20時45分
福岡市早良市民センター(地下鉄藤崎駅上階)第2会議室
安倍政権の道は戦争だ!憲法改悪と集団的自衛権の行使を許さない!
 ●呼びかけ 「アフガン・イラク戦争を阻止する会」
(連絡先:青柳080-6420-6211)

★ 松岡 さんから:
 <book13-94『新・通貨戦争/次に来る危機の「正体」』(浜矩子)>
先日、浜矩子さんの講演会を150名近くの参加者を得て開催し、盛会でした。
グローバル経済の現状と「アベノミクス」の危険性を非常に明快に話され、この
後のあり方として「共生」の意味を説かれました。切れ味のいい名講演で、司会
をしていて感心をしました。その前日に大阪で浜さんの新刊書『新・通貨戦争/
次に来る危機の「正体」』(朝日新書)を購入し、読み終わった。この本はグロー
バル経済の展開のなかで新たな「複合型通貨戦争」が始まっていることを、日本
の「異次元緩和」とその批判、ユーロ圏の現状と「共同ユーロ債」の行方、消え
ゆくドルの行方、そして「古典的通貨戦争」(1930年代のパックス・ブリタ
ニカ終末の通貨戦争)と現在の「複合的通貨戦争」と分析が進み、今、通貨をめ
ぐる状況は破局的段階に近づきつつあること、そしてアベノミクスの向かう最悪
の事態に警鐘乱打がなされる。ニクソン・ショック後のアメリカが目指したのは、
財政出動による内需主導型成長→ドル安進行による輸出伸長であったが、安倍首
相によるアベノミクスが異次元緩和による円安進行、輸出伸長であり、まったく
瓜二つでの「通貨戦争」である。「我々は、決して意図的にドル安を追求してい
るわけではありません。我々の関心は、アメリカの内需喚起にあるのです。」
(当時のアメリカの反論)「我々は、決して意図的に円安を追求しているわけで
はありません。我々の関心は、日本のデフレ脱却にあるのです。」(安倍首相)
アベノミクス批判をタイムリーに展開がされているこの本はおすすめです。

<目次>
序 章 通貨のいま/グローバル時代の通貨的風景
第1章 アベノミクスの通貨的読み方
第2章 張り子の獅子のユーロ圏
第3章 消えゆくドルの行きつく先は?
第4章 古典的通貨戦争の世界
第5章 複合型通貨戦争の時代
おわりに

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しま 
しょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第909日目報告☆

青柳行信です。10月15日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第909日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月14日迄3024名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
   
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
朝日の記事で見ましたが、原発に関わっている作業者のひどい労働条件のことが
載っていました。
「使い捨て」、何というひどい言葉でしょうか。
作業員はものではありません。 
人を犠牲のする原発を動かしてはいけません。
あんくるトム工房
使い捨て    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2670

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆10・13ノー・ニュークスデイなり4万人国会を囲む全国でも囲む
    (左門 10・15ー445)
※「参加者は 多彩な顔ぶれ 親子連れ 
ノーニュークスは 民の声なり」という状態です。
それに対抗しようとするアベノミクスが如何に
アナクロニズム(時代逆行)であるかが明瞭に描き出されてきました。
今日から開かれる臨時国会で、着実の炙り出して行きましょう!

★ 奥道直子(在ドイツ)さんから:
青柳行信様、
毎日、ご苦労さまです。
<首都圏反原発連合デモ・日比谷公会堂登壇者の話し>
10月13日に大規模なデモが東京であったとのことで、Internet検索の結果、
下記「動画」が見つかりました。
ドイツ語の広告が途中に入り、少々煩わしいですが、是非、視てください。
中でも特に「医師・肥田舜太郎氏」の話しに強く心打たれ考えさせられました。
この「動画」は海外の報道者たちにも見てもらいたいものだと思いました。   
http://blog.livedoor.jp:80/hanatora53bann/archives/52125764.html

●日比谷公会堂集会の登壇者
Misao Redwolf(首都圏反原発連合)
篠原義仁 (自由法曹団団長/原発をなくす全国連絡会)
和田 央子(福島から 鮫川村焼却炉問題連絡会)
肥田舜太郎(日本被団協中央相談所前理事長/全日本民医連顧問)
大江健三郎(作家/さようなら原発 1000万人アクション 呼びかけ人)
鎌田慧(ルポライター/さようなら原発1000万人アクション 呼びかけ人)
(敬称略)
*上記 http://の 広告をスキップ>>をクリックして、始まりを速めて見て下さい。

★ 石垣敏夫(さいたま市在住) さんから:
<田中正造は今も生きています>
10月13日栃木県佐野市で行われた「田中正造・未来への大行進」に参加してきま
した。
心をうたれたのは約150名の一般女性陣の踊り「ありがたや 正造さん」でした。
普通の盆踊りと同様リズミカルな踊りです。
しかし、歌詞は異なります。

ありがたや ありがたや 正造さん ソーレ ソーレ
あれあれ魚が 浮いている 渡良瀬川が はんらんし ヨイショ 
お米も野菜も 枯れている
足尾のお山の 鉱毒で ドッコイショ ドッコイショ みんなの為に 立ち上がり
国会議員で がんばった がんばった。
(以下お囃子略)
白いお髭の 三角目 いつも着物で わらじはき 蓑(みの)傘つけて 袋下げ
みんなの幸せ 守るため 命かけて直訴した。
国の計画 とめようと 谷中の村に 移り住み 自分のことは 考えず
一緒に村を 守ろうと 村人たちを 励まして がんばり通した 偉い人
日本一の 遊水池 ハート形の 池がある 昔々の 歴史あと
百年たっても 忘れない 命のかぎり つらぬいた お墓は六つも
あるそうな あるそうな。 

若い人では 関口由紀さんが自作の曲を明るくみんなと一緒に歌いました。
テーマソング「渡良瀬の夢」
助けてくれと 誰かの叫び声
騒音でかき消し なかったことにして
都合のいいことだけを 真実と呼んでいる
いがみ合うことに 精一杯で
たとえ目の前 倒れてる人がいても
気づかぬふりして 踏みつけて 通り過ぎて行く
一体いつまで大人たちは ああそんなことしているの
手を取り合うことでしか 生み出せない力がある

百年の桜よ 千年の川よ
万年のいとなみよ 今
愛する人の 明日を守るため
遙か時をたずねよう
青き山の心を 水の心を
響く大地の声を
共に感じよう 共に生きよう
渡良瀬の夢よ

私は東京での脱原発集会には参加できませんでしたが、田中正造の闘いが、脱原
発の闘いと重なり、
難しい説教を必要としない、上記の歌と踊りが庶民の歴史の中に浸透しているこ
とに心を強くしました。
また、感激したことは元「谷中村」の強制避難民が北海道佐呂間の地に永住し、
そこから今回この集会に笑顔で参加されたことです。既に4代目とのことでした。

★ 崔 勝久 さんから:
10・13デモ、100人を超える人が結集。
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/10/blog-post_14.html
皆さん、お疲れさまでした。モンゴル、台湾の反核運動に支持、連帯
の意思を明確にしました。
「東アジア脱核連帯」「臺灣第四原発廃炉 断固、支持・連帯」
「No Nukes Garbage to Mongolia」、私たちの気持ちを伝えることができました。

「脱核ツアー」を報道した、世界最大の韓国ネット新聞の記事を紹介
http://oklos-che.blogspot.com/2013/10/blog-post_7128.html
「脱核、アジアの平和を求める日韓市民ツアー」及び「仙台・福島ツアー」の
10日間の 同行取材内容が、韓国で公表されました。日本語に翻訳したもの
をみなさんにお知らせします。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます・
福島第一原発の現場からの発表はこの二日間はないようです。
きょうは新聞休刊日です、ネット検索でフクシマ・原発・電力の関連記事をざっ
と拾ってみます。

先ず、被災地フクシマから、こんな訓練がありました、
1.「廃炉トラブル想定、震災教訓に総合防災訓練」
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1014/news8.html
記事「南相馬市は13日、大地震による廃炉作業中の東京電力福島第1原発での
トラブルや、津波被害を想定した大規模な総合防災訓練を住民が避難し居住して
いない小高区を除く
市内一円で行い、震災の教訓を踏まえた各種訓練で万一に備えた。・・・・・・・」
1’.「原発事故を想定、震災後初の訓練 南相馬市」河北新報(10/14 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131014t63007.htm
記事「福島県南相馬市は13日、東日本大震災後初めて、総合防災訓練を実施し
た。高台への避難訓練のほか、原発事故が起きたとの想定で住民の被ばくを検査
するスクリーニング
訓練などを行った。・・・・・・・・廃炉作業中の福島第1原発の異常で空間放
射線量が上昇したと想定し、住民を市外へ避難させる手順などを確認し
た。・・・・・・・近くの仮
設住宅で暮らす建築業渡辺猛さん(70)=小高区=は『訓練は必要だが、原発
事故と同じような状況にはなってほしくない』と話した。・・・・」
・・・・・・廃炉作業中の福一で事故を想定・・・・・廃炉しても危険は変わり
ない。

2.「避難区域の市町村で高い増加率 12年度要支援・要介護」福島民友
(10/14 09:50)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1014/news6.html
記事「(福島)県内で2012(平成24)年度、新たに介護保険の要支援・要
介護の認定を受けた高齢者は2万4150人で、11年度より1225人減少し
たことが13日、県
のまとめ(速報値)で分かった。しかし、東日本大震災前の10年度と比べると
3438人多く、2年連続で高い水準が続いた。京電力福島第1原発事故による
避難の長期化や、生
活環境の激変から屋内に閉じこもりがちになる『生活不活発病』などで体調を崩
したことが主な原因とみられ、依然として高齢者の健康対策の充実が求められて
いるのが実態
だ。・・・県によると、避難区域がある市町村で増加率が高い傾向にあるとい
う。・・・・・・・・」
・・・・・・・避難の長期化に加え、先の見えない状況が助長します。

3.「避難指示の解除、来年春に=旧警戒区域、11月から延期-住民が要望-
福島・田村」時事通信10/1418:59
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101400184
東京電力福島第1原発から20キロ圏内の福島県田村市都路地区に設定している
避難指示の解除時期について、政府は14日、予定していた11月1日から来年
春ごろに延期する方
針を固めた。解除されれば、旧警戒区域で初めて自由な帰還が実現するが、同日
開かれた意見交換会で住民側が延期を要望。政府は今後、意向を踏まえて正式な
日程を決め
る。・・・・・・・田村市の冨塚宥※(※=日ヘンに景)市長はこれを踏まえ、意
見交換会の冒頭で「再度宿泊できない地域へと後戻りすることは絶対にあっては
ならない」と強
調。11月1日に避難指示も解除されるのが望ましいと、住民に理解を求め
た。・・・・これに対し、住民側は学校や農業の再開に合わせて「来年の春あた
り」と要望。冨塚市長は
これを
受け入れ、『来春を目安に再検討したい』と述べた。長期宿泊については政府に
延長を申請するという。」
・・・・・・何がなんでも“帰還”なんです。
こちら、政府も周辺自治体も同様、
4.「帰還支援に全力=福島、岩手知事と会談-小泉政務官」時事通信10/1417:06
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101400196
記事「・・・・東京電力福島第1原発事故による避難者の帰還支援に全力を尽く
す考えを強調した。・・・・・・・・・」
・・・・・何がなんでも“帰還”・・・・・。

IAEAがからんだ動き、
5.「除染作業『最適化へ助言』=専門家チームが検証着手-IAEA」時事通
信10/1414:18
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101400091
東京電力福島第1原発事故に伴う除染の状況を検証するため来日した国際原子力
機関(IAEA)の専門家チーム・・・・・・・『これまで行われてきた除染に
関して詳細な分析を
し、除染活動の最適化と、発生した廃棄物の処理に関してアドバイスしたい』と
述べた。・・・・・・同チームの来日は2011年10月以来で、2回目。日本
政府の要請に応じた
もので、各国の専門家ら16人で構成する。21日までの日程で検証作業を行
い、最終日に報告書を公表する。16~18日は福島県川内村などの除染現場を
視察する。」
6.「焼却灰からセシウム分離 県とIAEA 来年中にも実証実験」福島民報
(10/14 08:56)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101411486
記事「県と国際原子力機構(IAEA)は平成26年中にも、ごみ処理施設など
で出る焼却灰から放射性セシウムを分離する実証実験に入る。県内では現在、約
13万トンに上る焼
却灰の受け入れ先が決まらず、今後も増える見通し。自治体などは保管場所確保
に苦慮しており、昨年締結した両者の国際協力プロジェクトの一環として取り組
む。セシウムを焼却
ガスに取り込み、灰に残さない焼却法を確立する。実現すれば、埋め立てや工業
用資材としての再利用が進むと期待される。・・・・・・・・ 放射性物質汚染
対処特措法の規定
で、セシウムが1キロ当たり8000ベクレル以下の焼却灰は、埋め立て処分や
アスファルト材などへの再利用が可能だ。8000ベクレル超~10万ベクレル
以下は富岡町の管
理型処分場に運び込む計画となっている。・・・・県は市町村と連携し、焼却灰
の安全性を訴え、埋め立てや再利用を加速させる。燃え残りはセシウム濃度が
8000ベクレルを超
えるとみられ、中間貯蔵施設か富岡町の管理型処分場に搬入することを想定して
いる。・・・県によると、県内の自治体や衛生処理組合などの約20のごみ焼却
施設では8月末現
在、13万2000トンの焼却灰が処分できず、施設内などに保管されている。」

栃木県、
7.「【全県】(栃木県)環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野新
聞 10月14日 17:26
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20131014/1382264
・・・・・この新聞社では、毎日この記事が更新されています。休刊日でも昨日
の14日分の記事を作っています。

東電、“汚染に対する懸念は変わっていない状態と認めた”、
8.「東電副社長 汚染水漏れを謝罪=大邱世界エネルギー総会」聨合ニュース
10/14 20:10
⇒http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2013/10/14/0400000000AJP20131014003200882.HTML
【大邱聯合ニュース】東京電力の相澤善吾副社長は14日、韓国・大邱で開催中
の世界エネルギー総会で『福島原発事故が残した課題』をテーマに基調演説を
行った。その後の質疑
応答で福島第1原発の汚染水漏れと関連した質問に対し、放射能流出により水産
物の汚染に対する懸念は変わらない状態で、韓国国民はもちろん全世界に不安感
を与えて申し訳ない
と述べた。相澤副社長は放射能汚染が深刻だと判断した一部地域での漁獲を禁止
する一方、水産物の安全性確認を続けているが、汚染に対する懸念は変わってい
ない状態と認めた。
 ・・・・・日本の原発政策に関しては、エネルギーを安定供給し、製造業が競
争力を失わないために原発の維持は避けられないと主張。環境と電力生産コス
ト、多様なエネル
ギー源が必要だという点を考慮すれば、原子力発電は依然として重要なオプショ
ンであり、2011年の福島原発事故以後に提起されている『原発ゼロ』政策は
有効ではないと強調
した。・・・・相澤副社長は原発の担当者としてヨーロッパの一部国家の決定を
残念に思うと指摘。再生可能エネルギーの比重が低い日本の場合、原発の稼動を
完全に止めれば火力
発電に対する依存度が高まり、環境汚染などの問題が出る可能性があると強調し
た。」
・・・・・・・事故を起こした人が、原発は必要と言いにいった。
その韓国で、
9.「韓国、原発の割合引き下げへ 41%→20%台に」朝日デジタル10月15
日5時2分
⇒http://www.asahi.com/international/update/1013/TKY201310130096.html?ref=com_top6_2nd
記事「韓国政府は、エネルギー源に占める原子力発電の割合の目標値(2030
年)を現行の41%から20%台に引き下げる方針を決めた。韓国の新たなエネ
ルギー基本計画の骨
格を検討していた官民合同の委員会が13日までにまとめ、政府に提案した。
・・・委員会には学界や産業界のほか、環境保護団体の代表も参加。提案では
『福島の原発事故を機に、安全性の面で原発が社会的に受け入れられなくなっ
た』と指摘した。朴槿恵
(パククネ)大統領はこの提案を尊重し、年末までに新たなエネルギー基本計画
をまとめる。・・・・・・ただ、建設中を含む原発の増設は今後も続く見通し
で、環境団体『エネル
ギー正義行動』の李憲錫(イホンソク)代表は『原発推進の路線に変わりはな
い』と指摘している。
・・・・・韓国には4カ所に計23基の原発があり、米仏日ロに次いで世界で
5番目に多い。・・・・・・韓国では昨年2月、最も古い釜山市の古里(コリ)
原発1号機で全電源が
一時機能しない事故が起きるなどトラブルが続出。部品納入をめぐる検査書類の
偽造や贈収賄などの不正も次々と発覚し、原発への信頼が下がっている。」

東電の再稼動問題、
10.「柏崎刈羽、再稼働へ正念場 福島の汚染水深刻化 管理能力に厳しい
目」SankeiBiz 10月14日(月)8時15分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131013-00000000-fsi-bus_all
やや長文記事「東京電力が、経営再建の大前提となる柏崎刈羽原子力発電所6、
7号機(新潟県)の再稼働に向けた安全審査の申請にこぎ着けた。東電は来春以
降の再稼働を目指し
安全対策を急ぐが、福島第1原発の放射能汚染水漏れ問題が深刻化。原発の管理
能力に対し、厳しい目が向けられている。汚染水問題、原子力規制委員会による
審査、新潟県の同意
という3つの壁が立ちはだかる中、正念場を迎えている。・・・・・・原発1基
の再稼働は、東電に年間1200億円の収支改善をもたらす。今月末、三井住友
銀行や地銀など28
金融機関からの約770億円の融資の借り換え期限を迎えるが、28金融機関は
借り換えに応じると東電側に伝えた。11~12月には、昨年5月に政府認定さ
れた総合特別事
業計画を見直した新たな収支計画を策定し、年末にも3000億円の新規融資を
受けたい考えだ。・・・・・・年明け以降も再稼働の見通しが立たなければ、電
気料金の再値上げと
いう事態が現実味を帯びる。来春、消費税率が8%に引き上げられる中、柏崎刈
羽の再稼働の遅れは国民生活を直撃する死活問題になりかねない。」
・・・・・・・再稼動を容認するこの新聞にしての記事です、“収支改善をもた
らす”は、あくまで現状の会計処理上のこと、将来の廃炉作業を気の遠くなる程
の期間の施設管理費
用を含まない話です。

原発メーカーと規制委、
11.「原発機器輸出:10年間で4割が『安全確認』手続きなし」毎日10月14
日 13時27分
⇒http://mainichi.jp/select/news/20131014k0000e040136000c.html
記事「原発関連機器の輸出を巡り、2012年までの10年間に輸出された約
1248億円分の機器のうち、少なくとも約4割の約511億円分は、機器の品
質などを調べる国の
『安全確認』と呼ばれる手続きを経ていないことが毎日新聞の調べで分かった。
輸出先はブラジルやスウェーデン、台湾など18カ国・地域に及び、原子炉圧力
容器など原子炉の主
要な部品も含まれていた。国内向けなら厳しい検査を受ける原発が、海外には
ノーチェックで輸出されている実態が浮かんだ。・・・・・・・・原発関連機器
を輸出する際、国が品
質を調べる制度は安全確認だけ。政府系金融機関『国際協力銀行』の融資か、有
事に備えた独立行政法人『日本貿易保険』の保険を利用した場合に限り実施され
てきた。書類上の
簡単な審査で『元々不十分』(伴英幸・原子力資料情報室共同代表)と批判され
てきたが、それさえ経ない巨額の輸出が存在することが初めて明らかになっ
た。・・・・・・・輸出
した原発関連機器が故障すると、日本メーカーは多額の損害賠償請求を受ける。」
12.「ことば:原発輸出に伴う安全確認」毎日新聞 2013年10月14日 東京朝刊
⇒http://mainichi.jp/opinion/news/20131014ddm001020188000c.html
記事「日本貿易保険か国際協力銀行の融資金を利用する場合、メーカーが両機関
を通じ、経済産業省資源エネルギー庁に安全確認を申請する。エネ庁から照会を
受けた同省産業機械
課は対象機器の品質をチェックし、旧原子力安全・保安院は輸出先の国や地域が
適切な規制体制を整備しているかをエネ庁に回答していた。昨年9月に発足した
原子力規制庁が旧保
安院分の業務引き継ぎを拒否し、手続きは実施不能に陥っている。」
 
規制委が、電力各社に資料提出加速化を指示、
13.「原子力規制委:安全審査進まず 電力各社、資料提出遅れ」毎日新聞
(10月13日 23時50分)
⇒http://mainichi.jp/select/news/20131014k0000m020072000c.html
記事「原子力規制委員会は、再稼働に向けて安全審査中の電力4社の6原発10
基について、29項目に分類した審査の着手状況をまとめた。7月の審査開始か
ら約3カ月たつが、
必要な説明資料の提出に各社が手間取っている影響で、審査が最も進む四国電力
伊方3号機(愛媛県)でも、項目別では着手は3割程度にとどまる。規制委は審
査を加速化するた
め、16日の審査会合で4社に資料提出や説明の時期を示すよう求めてい
る。・・・・・」
今朝は以上です。

★ 木村(雅) さんから:
経産省前テントひろば 764日目 テント日誌 10月13日(日)
<1013原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関>

10.13NO NUKES DAYの日曜日、好天に恵まれて4万人が霞が関に集い、「福
島を忘れるな!!再稼働を許すな!!全国の想いをひとつに」した。
 第1部日比谷公会堂集会では、肥田舜太郎さんの原発を無くしてから死んでも
らいたいが、大江健三郎さんのユーモアが、満員の聴衆に感銘を与えた。
 第2部では、日比谷公園内で暑い日差しを受けながら長時間待った後、タンポ
ポ舎・テント・再稼働阻止ネット他多数市民450名近くの梯団でゆっくり霞門
を出て、何度もデモ
隊を止める警備警察に抗議しながら、霞ヶ関を練り歩いた。もちろん、東電前で
は東電解体を、資源エネルギー庁前では原発推進政策を、一瞬立ち止まって糾弾
した。デモコース
は、新橋駅に近づきながらSL広場など人の波に達せず、日比谷公園西幸門に戻る
終着点がデモコースを横切って後発デモ隊と交差する、など課題を残した。が、
多数の人で霞ヶ関を
埋め尽くすことができた。
 第3部では、夕暮れを迎えた国会前に集まった参加者が原発立地現地からのア
ピールを聞き、再稼働阻止の闘いへの決意を新たにした。経産省前テントひろば
は、お茶やお汁粉を
出して「峠の茶屋」を務め、一方日比谷公園から国会・官邸に向かう人たちに
「10.27三宅洋平トークイベント(いのちをつなぐ、世界をつなぐ、未来を
つなぐ)」(テントひ
ろば応援団主催)のチラシを配布した。
 第3部終了後も、テントひろばには全国からの参加者が立ち寄って旧交を温
め、それぞれ近くの飲み屋で交流した。夜更けになってもテントはいつになく賑
わい、宮城から来た若
者2人がいっしょに泊番を務めてくれた。
福島の厳しい状況のお話を交流会で聞いたが、
「原発ホワイトアウト」(若杉冽、講談社)で描かれ、
「国際原子力ロビーの犯罪」(コリン・コバヤシ、以文社)でも明らかにされた、
原子力マフィア(原子力ロビー、原子力ムラ)の汚い恐ろしいひどいやり口に対
抗して、私達は闘い続けねばならない、と思う。

★ M さんから:
昨日は休日でしたが、九州電力の共創館と本店で日の丸を掲げる「業務」が怠り
なく行われているのが朝出勤中のバスの中から見えました。
対向車線は右翼の街頭宣伝車の列ががなりたてていき、車内の外国人旅行客も興
醒めの様子でした。
直後にPRONTOでも、また九電の後には三越デパートでも。JRが祝日に日の丸を各
駅前に掲揚するのは前から見て知っていましたが、それ以外にもあんなにたくさ
んの老舗企業が日の
丸の旗を立てているとは全く知らず、今日は原発に固執する企業の本質を改めて
見せつけられたように思いました。
国旗掲揚の是非については賛成のかたも反対のかたもいらっしゃると思います
が、美しい自然を原発で汚し人の健康が放射線で蝕まれてもその責任を他人事の
ように考えようとする
のですから、さすが国策を推進する組織ですね。もちろん九州電力を誉めている
わけではなく、わたしに考えられる最大限の皮肉の意味でそう呼ぶだけですが。
そもそも自衛隊でさえ建前上は人命を最優先する御時世ですから現代の企業とし
て建前では人命の安全を最優先するのが当然でありながらも、みんなから見えな
いところで命を軽く
扱うという点の根っこにはやはり軍隊的な考え方があると考えざるを得ません。
さて、対する我らのテントは休日は休みなのです。わたしも含めて最近は反原発
の方々も多くが以前よりは疲れを溜め込んでしまっているようですが、あの旗と
街宣車を見て敗北的
現状を痛感したことを率直に報告します。

★ 嘉指Kazashi信雄(ICBUW運営委員) さんから:
皆様
昨日、『ガーディアン』オンライン版に掲載になった記事の抄訳です。ご参考ま
でに。
***
「WHOはイラクの放射能汚染悪夢を、いかに隠蔽しているか――
戦後の環境汚染・健康被害の惨状に関する科学的証拠をもみ消すためになされた
政治的介入を、元国連職員たちが明かす」
Dr. Nafeez Ahmed,
Executive director, the Institute for Policy Research & Development

[以下、抄訳]
先月、WHOは、イラクにおける先天性障害(CBD)発症率に関する調査結果の概要
その発表が長らく待たれていたものだが概要を公表した。多くの専門家は、イラ
クにおける先天性障
害の増加は[米・英]連合軍による劣化ウラン弾の使用と関係があると考えている。
今回発表された「概要報告」によると、「自然流産、死産、先天性障害の率は、
国際的な推定値に一致するか、あるいはそれよりも低いものである。調査結果
は、イラクにおける先
天性障害発症率が異常に高いと示唆する明確な証拠を提供するものではない」。
WHOイラク・ミッションのヘッドであるジャファール・フセインは、今回の報告
は、「世界的に認知さ
れた」調査方法に基づくものであり、国際的な専門家たちによって「広く」査読
されたものだと述べた。

前言撤回
しかし、今回の報告の結論は、調査に関わったイラク保健省(MOH)係官たちが
調査結果について述べていたことと大きく異なる。
今年初め、BBCニュースは、イラク保健省の調査官たちと話をしたが、その際、
彼らは、イラク保健省とWHOによる共同報告書は、2003年の戦争で激しい戦闘を
経験した地域における
出生異常の増加を示す「のっぴきならない証拠」を提示するものとなるだろうと
認めていた。
WHOも同様に、初期のプレス・リリースにおいては、調査のために選ばれた「ハ
イリスク」地域における「先天性障害が多いことをイラク保健省の統計は示して
いること」を認めてい
た。
WHOのホームページで公表された「概要報告」に対しては、独立した専門家たち
や、国連やWHOの元係官たちから、調査結果の妥当性や、報告書執筆者が匿名に
されていることに関し
て疑問が出されている。[中略]
何年にもわたりイラクの医師たちは、「高レベルの出生異常」を報告してきてい
るし、いくつかの査読付き研究は、米国の爆撃を受けた地域における、幼児死亡
率、がんや白血病の
劇的な増加を立証している。
ファルージャの医師たちは、「前例のない数多くの」心臓病や神経系障害の増加
に直面している。2003年以前と現在のデータを比較分析すると、先天性心臓障害
の発症率は、1000の
出生あたり95ケースであり、ヨーロッパにおける率の13倍となっている。
WHO調査の目的は、こうしたデータをさらに徹底的に調べることにあったのだ
が、このプロジェクトには大きな欠陥があると指摘されている。

政治化した科学
東フィンランド大学の環境科学部のキース・ベイヴァーストック博士は、WHOの
放射線健康部門に13年務めた経験をもつ。博士によれば、「この報告書は科学的
なものとは言えず、最
もレベルの低いジャーナルでも査読に通らないだろう。方法的問題が沢山ある
が、その一つは、イラクの病院が持っている医学的記録を見ようとさえしていな
いことだ。(中略)そ
の代わり、報告書は、診断の基礎として、母親たちへのインタビューに焦点を
絞っているが、母親たちの多くは、トラウマを経験しており、その記憶は不確か
で、診断の基礎とする
には相応しくない」。(中略)「この報告書が作成された仕方はきわめて疑わし
い。米国と英国の役割に関して疑問符がつけられる。出生異常の増加と劣化ウラ
ンの関連を確証づけ
る事実が見つかれば、補償問題になるだろうから、こうした調査は両国の利害と
衝突するものだ。両国は、劣化ウランが使用された地点に関する情報公開に関し
ては、異常の増加と
の相関関係をさらに明確にすることになるかもしれないので、とても消極的なの
です」。(以下略)
***
さらに、『ガーディアン』の今回の記事は、イギリスの医学専門誌『ランセッ
ト』に最近掲載された同様の批判記事や、東京に拠点をおく「ヒューマン・ライ
ツ・ナウ」がまとめた
ファルージャにおける先天性障害の増加に関するリポート、さらには、国連で事
務総長補佐及びイラクへの人道支援コーディネーターを務めたことのあるハン
ス・フォン・スポ
ネッック氏の批判的コメントなどを取り上げている。特にスポネック氏は、イラ
クにおける劣化ウランの影響を調査しようとするWHOの試みが米国によって押し
潰されてきていると明
言している。(以上)

★ 末永節子 さんから:
青柳様
お疲れさまです。今年も10/21国際反戦デー集会を開催します。
集会名称 10・21国際反戦デー福岡地区集会
主催 戦争への道を許さない福岡県フォーラム
日時 2013年10月21日(月)18時30分から20時30分
会場 須崎公園野外音楽堂
集会のあとデモあり
スローガン 予定 憲法改悪阻止 オスプレイ沖縄配備反対 集団的自衛権反対
  核兵器のない世界を作ろう さようなら原発!玄海.川内廃炉へ!

集会の中で4人の方から運動アピールをお願いします。その中で「原発止めよ
う!九電前広場」からのアピールを青柳さんにお願いしたく、よろしくお 願い
いたします。5分程度の時間を予定しています。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しま 
しょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第908日目報告☆

青柳行信です。10月14日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第908日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月13日迄3024名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
   
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
福島では トリチウムが増え続けています。
原因が 判らないそうです。
最近急に増えているのだから、私は溶け落ちた核燃料が、化学反応を起こしてい
るのでは無いかと思っています。
東電や科学者が 原因は不明だと、口をつぐんでいるのが、奇怪なことだと思っ
ています。
あんくるトム工房
トリチウムが増え続ける http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2669

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆トンデモナイ・ペテンだらけの・プログラム(TPP)「聖域」といふ言葉
も怪しく (左門10・14-444)
※5つの「聖域」が崩され始めている。
586という品目も200台に減らされているようだ。
「無条件降伏」が待っている気配だ。イワンコッチャナイ!

★ 栗山次郎 さんから:
青柳 さん、
毎日のご活動、お疲れ様です。
------
TPP交渉について、政府は交渉内容を国民に少しずつ知ら
せて、国民の不満を言わせるだけ言わせる一方で、ウラで
はさまざまな業界トップと利益の配分と損益の補填方法に
ついて打ち合わせを重ねています。
その打ち合わせはほぼ終わったのでしょう(それはとっくの
昔に終わっていた、という意見もあります)西川公也・自民
党TPP対策委員長が聖域を放棄する旨の発言をしています。

政府はこれで諸業界のトップとの約束は守ったのですが、
選挙民との約束(公約)には舌を出してあざ笑っているのです。
このような事態を目の前にして、9日にTPP参加交渉からの
即時脱退を求める大学教員の会はTPPに反対する弁護士ネットワーク、
主婦連合会と連名で、西川議員の聖域放棄発言に抗議するとともに、
改めてTPP交渉から即時脱退を政府に求める要望書を西川議員と
安部首相に提出しています。

淡々とつづられている文章のうちにTPP参加交渉の理不尽さ
と政府への怒りが読み取れます。
詳しくは↓をご覧ください。
http://atpp.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/tpp-fa5d.html

★ 奥森 さんから:
=====================================================
        放射能から子どもたちを守ろう!
福島の子どもの甲状腺ガン多発(43例)は異常事態だ!
=====================================================
10・14高松勇医師
(高松子どもクリニック院長・医療問題研究会)講演会

◆日 時  2013年10月14日(月・休)体育の日
       13時00分開場 13時30分開会
◆場 所  京都市 伏見いきいき市民活動センター別館 集会室
      http://fushimiikiiki.wix.com/ikik243#!untitled/c1np5
       別館は、京都市第二児童福祉センターの2階にあります。
 〒612-8434 京都府京都市伏見区深草加賀屋敷町24-26

◆駐車場 会館には駐車場はありません。近くにコインパーキングがあります。
◆公共交通機関のご案内
 市営バス〇81系統 特81系統 西墨染通 下車すぐ
 近鉄〇京都線 伏見駅下車(徒歩 約8分) 竹田駅下車(徒歩 約10分)
 京阪〇京阪本線 墨染駅下車(徒歩 約10分) 地下鉄〇烏丸線 竹田駅下車(徒
  歩 約10分)
◆参加費 一般 500円 避難・移住者・学生 200円
◆プログラム(予定)
 13:00 開場 受付開始
 13:30 事務局からの報告  原発事故こども 被災者支援法に基づく基本方針
     案 について
 13:50 高松医師講演 福島の子どもの甲状腺 多発は異常事態 (仮題)
 15:20 質疑応答
 15:40 今後の取り組みについて
     第2回 避難者こども健康相談会きょうと について
     原発賠償京都原告団を支援する会結成集会について
 16:00 終了予定

◆よびかけ
 福島県の18歳未満のこどもに対する健康調査において、43人の子どもたちに甲
状腺ガンが発見されました。甲状腺ガン多発(アウトブレイク)という異常事態が
発生しています。
 県民健康管理調査検討委員会の山下俊一座長は「人数だけ見ると心配するかも
しれない。しかし、20~30代でいずれ見つかる可能性があった人が前倒しで見つ
かった」と効果説を唱え、福島第一原発事故による影響を否定しています。

 しかし、高松医師は、「甲状腺ガンのアウトブレイクを否定する『スクーリン
グ効果』説には科学的根拠がない」「甲状腺がんのアウトブレイクの事実は、相
対的低線量地域で相当の被曝量の存在を示し、今後の健康被害の発生を意味して
いる」と力説します。

 さらに、今直ちに行わなければならないこととして、「被ばく軽減策 つまり
避難、保養、食の安全確保が必要であり、放射能健康診断、科学的な治療、補償
などの援助体制が重要である」と指摘しています。
 みなさん!高松医師緊急講演会にぜひご参加ください。甲状腺ガン多発の異常
事態を正しく認識し第2回目となる「避難者こども健康相談会きょうと」をとも
に成功させましょう

◆高松勇医師のご紹介 (高松こどもクリニック院長・医療問題研究会)
 低線量被ばくの危険性を指摘し、山下俊一氏などによる「100ミリシーベルト
以下ではガン等の健康障害は確認できない」との主張に対して、公表された科学
的事実から反論し、「低線量でも危険性がある」ことを明らかにしてきた。
 福島をはじめ、避難者が多い大阪や京都での「こども健康相談会」の活動も精
力的に行っている。
 著書 「低線量・内部被曝の危険性」(共著、耕文社2011年)
 +++++
(主催)避難者こども健康相談会きょうと
(連絡先)〒612-8082 京都市伏見区両替町9丁目254
 北川コンサイスビル203号 京都・市民放射能測定所気付
 Tel:090-8232-1664(奥森) Fax:075-622-9870  E-
mail:rentai@s3.dion.ne.jp

★ 京都の菊池 さんから:
9月15日に、「避難者こども健康相談会おおさか」に続けてセミナーが開かれ
 高松勇さん(小児科医)は、
「福島第1原発事故による健康被害の実態~甲状腺がん多発を受けて」のテーマ
で講演を行っています。
よろしければ2013年09月27日発行 1298号
【4回目の健康相談会おおさか 「甲状腺がん多発は異常事態」】
寄稿「小児甲状腺がん異常多発は重大 多発否定のごまかしは許されない」
http://www.mdsweb.jp/doc/1298/1298_07a.html
を参照ください。
甲状腺がんについてと、
震災直後、被災地支援 プロジェクト「トモダチ作戦」で三陸沖に停泊した原子
力空母「ロナルド・レーガン」。その飛行甲板で除染作業に当たった乗組員で
あった米国海兵隊員が起こした裁判。
東京電力に損害賠償を求めて昨年12月、カリフォルニア州サンディエゴの米連邦
地裁に提訴した。
原告は全員20代の若者で、健康被害を訴えている。ことについても話されまし
た。とのこと。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、東京で大規模な脱原発の行動がおこなわれました。
今朝はその記事からはじめます。
(福一の現場の最新の発表を伝える記事は現時点で見当たりません)

1.「稼働ゼロ後、最大デモ=こだまする脱原発の声-『首相発言はうそ』・東
京 」時事通信10/1320:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101300117
記事「・・・脱原発を求める市民らが13日、各省庁の集まる東京・霞が関や国
会議事堂前などで大規模なデモや集会を行った。主催者発表によると、参加者数
は延べ4万人で、9月15日に全国で稼働する原発がゼロになって以降、最大規
模とみられる。集まった人々は「原発反対」「再稼働反対」と声を響かせなが
ら、都内を行進した。・・・デモに先立ち日比谷公会堂で行われた集会では、
2000人収容の会場が満員となり、入れない人が屋外にあふれた。主催団体
『首都圏反原発連合』のミサオ・レッドウルフさんは、安倍晋三首相が東京電力
福島第1原発事故の汚染水問題で「状況はコントロールされている」と発言した
ことに触れ、『うそがまかり通り、本当に腹立たしい。誰もどうすれば良いか分か
らない中で、原発を再稼働するのは許せない』と語気を強めた。・・・・・・」
1’.「大江さんらが原発ゼロ統一行動 集会や都心練り歩く」共同通信10月
13日
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8443.html
記事「・・・・・・・・・・大江健三郎さんは『3・11の後、原発全廃が日本
人の考えだと感じたが、今は正面に押し出す人が少ない。2年半前の決意が危う
くなっているのではないか』と、集会で脱原発を訴え続ける重要性を強調した。」
1”.「『再稼働反対』『汚染水止めろ』 都心で大規模デモ」朝日デジタル
10月13日
⇒http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY201310130146.html?ref=com_top_pickup
記事「・・・・集会後、参加者らは経済産業省や東電本店の前などを通り、デモ
行進。娘(3)を連れた会社員水野真由子さん(39)は『なし崩し的に再稼働
に向かいそうで娘の将来が心配。声をあげ続けたい』と語った。・・・・・」
・・・・・・・・福岡で計画している11.10集会も大きく成功させましょう。

次に福島第一での作業現場を伝える記事、きょうの朝刊紙面か?
2.「福島第一、頻発する作業ミス 現場管理能力が低下か」朝日デジタル10月
13日19時15分
⇒http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY201310130071.html?ref=com_top_pickup
記事「・・・・・福島第一原発で相次ぐ作業ミスについて原子力規制庁の池田克
彦長官は4日、東電の広瀬直己社長に「初歩的な確認の不足で引き起こされた。
現場管理能力が著しく低下している」と詰め寄った。ほかの発電所から作業員を
回してでも、福島第一原発で適切に作業管理をするよう指示した。 ・・・・作
業員『線量パンクでポイ捨て』・・・・東電は、柏崎刈羽原発(新潟県)の6、
7号機について新基準適合申請をしているが、池田長官は『(福島で)こういう
状況が続く中、柏崎刈羽の安全管理を適切に行うことができるのか』と疑義を呈
した。
・・・・しかし、ミスはその後も止まらない。・・・・・・・・・・
30~40年続く廃炉作業の担い手を確保するには、作業員が抱える健康への不
安の払拭(ふっしょく)が欠かせない。国は東電や協力会社に、半年に1回作業
員の健康診断を義務づけている。事故後9カ月の間に働き、累積の被曝線量が
50ミリシーベルトを超えた作業員に限り、離職後に白内障の検査などの費用を
国が補助する。 ・・・支援団体『被ばく労働を考えるネットワーク』(東京
都)の中村光男さんは『会社から放射線管理手帳をもらっておらず、自分の被曝
線量を知らない人もいる。50ミリ以下の被曝でも、国の責任で離職者に定期的
な健診をすべきだ』と話す。
2’.「作業員『線量パンクでポイ捨て』 福島第一、下がる士気」朝日新聞デ
ジタル 10月13日(日)19時15分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131013-00000029-asahi-soci
記事「・・・・・五輪に沸き返る東京の様子や、消費税増税がメディアをにぎわ
す一方で、第一原発の報道はトラブルばかりで、作業員の声はほとんど報じられ
ない。被災地に著名人が慰問に訪れても、作業員には会わずに帰
る。・・・・・・・入退域管理棟で働くベテランの男性は、汚染水絡みのトラブ
ルが相次いだ夏ごろから、作業員の肌や下着の汚染が増えたと感じる。・・・・
防護服に全面マスクを身につけてはいるが、マスクを外す際に汚れた手袋で首筋
に触れる人もいるという。『事故後にゼネコンが集めた作業員は経験も知識も浅
く、防護服も上手に脱げない』・・・・しかも、第一原発は通常の発電所と違
い、がれき撤去やタンクの据え付けなどで少しずつ様子が変わっていく。事故前
の作業経験が
通用しない現場もあるという。」

被災地フクシマ、
3.「避難長期化で自殺増 県内、被災3県で最多1」福島民報10/13 08:47
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101311469
記事「・・・・東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に関連する県内の自殺
者が増加傾向にあることが内閣府のまとめで分かった。今年は8月末現在で15
人に上り、昨年1年間の13人、1昨年の10人を既に上回っている。岩手県の
5倍で被災3県で最も多い。専門家は古里を離れての避難の長期化が精神的な負
担を増大させていると指摘。増加傾向に拍車が掛かる懸念があり、対策が急務と
なっている。・・・・・・・震災が発生した23年は本県が10人で被災3県の
中で最も少なかった。24年は岩手、宮城両県が大幅に減少した一方、本県だけ
が増加し最多となった。各県の人口が違うため単純に比較できないが、今年は岩
手県の5倍、宮城県の約1.7倍となっている。・・・・・・・・・男女別
は男性24人、女性14人。年代別は50代が最も多く12人。80歳以上の8
人、60代の7人、20代の5人、70代の3人、30代の2人、40代の1人
と続く。本県の自殺者が増加傾向にある状況について内閣府は「原発事故が影響
している」としている。・・・・・」
・・・・・原発事故での避難は、時間が経過するにつれ、先が見えないことが一
層鮮明になる結果だと思う。
4.「福島除染・帰還目安線量 算出精度に疑問」東京新聞10月13日 07時14分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013101390071259.html
福島第一原発事故で汚染された地域で、家が放射線を遮る効果を、国がまるで環
境の異なる場所の調査で計測した値を基に、算出していたことが分かった。放射
線量は除染や住民帰還の目安になるが、この算出方法ではデータのばらつきが大
きく、専門家も精度を疑問視している。・・・・・・・問題なのは、被ばく線量
を推定する際に重要となる家屋の遮へい効果の数字だ。国際原子力機関
(IAEA)は、鉄筋コンクリートなら屋外の放射線を九割、木造家屋なら六割
カットするとしているが、国は日本でも当てはまるかどうかを、独立行政法人日
本原子力研究開発機構に調査を委託。機構は調査で、この値の正しさを確かめた
という。・・・・・本来は、庭先など野外と、居間など屋内の線量を実際に測って比
較すべきだが、そうしていなかった。・・・・・・本紙は今年八、九月に福島県
田村市や川俣町、楢葉町などの二十六軒で実測。木造家屋の遮へい効果は二割ほ
どとの結果を得た。・・・・・・・」
そんないい加減な除染した地域で避難解除して、
5.「政府、帰還へ賠償上積み 田村・都路の避難区域解除」福島民友10月13日
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1013/news1.html
記事「・・・福島第1原発事故に伴う避難指示解除準備区域の初の解除が田村市
都路地区で近く見込まれる中、早期帰還者への賠償を優遇する措置の導入に向け
た調整が、政府と原子力損害賠償紛争審査会との間で本格化していることが12
日、関係者への取材で分かった。解除後も一定期間継続される精神的賠償に金額
を上積みして早期帰還を促すという見方が強い。一方、都路地区では、放射線へ
の不安や賠償打ち切りへの異論などから帰還に慎重な住民も多く、帰還が早期に
進むかどうか不透明な状況だ。・・・・・避難指示区域は、解除後も1年から数
年は精神的賠償を受けられる方向で検討されており、仮設住宅や借り上げ住宅へ
の居住も一定期間継続できる。」
・・・・・・7.の記事にあるように突然打ち切られる可能性がある。

6.「港湾外、また検出 放射性物質、福島県調査」河北新報(10/12 06:10)
記事全文「福島県は11日、福島第1原発の港湾出口の取水口付近の海水から1
リットル当たり2.9ベクレルの放射性ストロンチウム90が検出されたと発表
した。同地点での最高値で、外洋汚染が進んでいることを裏付けている。・・・
県によると、採水は8月で、7月の前回採取(0.015ベクレル)の200倍
近い。法定基準(30ベクレル)は下回っている。この地点の海底土からも
0.89ベクレルが出た。・・原発の南東5キロ先の沖からは放射性セシウム
137が初めて検出された。濃度は0.06ベクレルで法定基準(90ベクレ
ル)を下回っている。」
・・・・同じ県の同日の発表を扱っても、昨日紹介した福島民報の記事と全く
テーマが異なる。

全都道府県-東電のいうとおり被災地は全都道府県です、
7.「<東京電力>風評被害の賠償打ち切り突然通知…事業主ら困惑」毎日新聞
10月13日(日)7時0分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131013-00000002-mai-soci
記事「・・・・・福島第1原発事故に伴う風評被害の賠償を、東電が打ち切り始
めている。東電は『全都道府県が対象』といい、茨城・栃木両県で十数社の個人
事業主が既に打ち切られた。東電からの通知文書は、事故後2年が過ぎ新規事業
などもできるはずで、今春以降の損害は『因果関係がない』と説明。業者側は
『突然で、廃業に追い込まれる』『一方的に判断し通知するのは問題』と反発し
ている。打ち切りに遭ったのは少なくとも茨城県の食品加工業者など11社、栃
木県の製麺業者など2社で、いずれも個人事業主。今年の『3~5月分』や
『6~8月分』の賠償を請求したところ、8~9月に賠償打ち切りの文書が郵送
された。・・・・・文書で東電は、事故から『相当の期間』が過ぎたので、新規取
引先の開拓や代替事業への転換などが『通常は可能と考えられる』と指摘。今春
以降の売り上げ減などは『事故と因果関係のある損害とは認められない』として
賠償を拒んでいる。・・・・・・栃木県日光市で製麺業を営む男性(60)は
『前触れも事前の説明もなく、封筒を送りつけられた』と憤る。・・・・・・東
電本社広報は取材に、国の原子力損害賠償紛争審査会の中間指針が・・・・・打
ち切りの根拠と認め・・・・・賠償を受けていた全国の「観光業者、農業関係、
水産加工業者など」が打ち切り対象としつつ、文書の送付数や開始時期などは明
らかにしなかった。・・・」
・・・・とんでもないです。
8.「13日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定値」
福島民報10月14日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※このページ、毎日同じURLなので、夕方の遅い時間に翌朝の紙面に切り替わりま
すので保存したい場合は、PDFデータとしてコピーを保存されるとよいです。

原発立地自治体、
9.「新潟・長岡市が屋内退避訓練 東電柏崎原発事故を想定」共同通信 
(2013年10月13日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8441.html
記事「東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の事故を想定し、同県長
岡市は13日、原発から約10キロ離れた同市大積町などで、住民約6300人
が参加する屋内退避の訓練を実施した。長岡市によると、屋内退避を重点にした
避難訓練は全国的に珍しい。・・・・広報車やラジオなどで屋内退避の指示が伝
えられると、同町の公民館で市職員がドアや窓を閉めたり、換気扇やエアコンを
止めたりして外気が入るのを防ぎ、テレビで情報を収集した。」
9’.「柏崎刈羽原発:長岡で避難訓練 屋内退避と風向きを考慮」毎日新聞 
2013年10月13日 21時51分
⇒http://mainichi.jp/select/news/20131014k0000m040075000c.html
記事「・・・東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の事故を想定した
同県長岡市の『原子力防災訓練』が13日、原発8~15キロ圏内の大積地区な
ど3地区(住民数約6300人)で実施された。市の防災計画に基づき、屋内退
避と風向きを考慮した避難訓練で、市によると全国的に珍しいという。・・・・
大積地区では高齢者や身体障害者などの要援護者約100人が避難訓練を実施。
気象台などの情報で北西の風が吹いていたことを把握した上、放射性物質の拡散
方向を避けるように直角の北東方角へバスなどで避難した。・・・・・」

政府は、
10.「政府・与党、成長戦略実行へ全力=臨時国会、15日に召集」時事通信
10/1314:26
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101300054
記事「・・・・・第185臨時国会は15日召集される。・・・・野党各党
は、・・・・・福島第1原発の汚染水漏れ問題や環太平洋連携協定(TPP)交
渉を取り上げ、安倍政権に論戦を挑む・・・・・・。」

海外、
11.「福島へ祈り込め特別展=チェルノブイリ博物館」時事通信10/1318:35
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101300011
記事【キエフ時事】1986年にチェルノブイリ原発事故を経験したウクライナ
の首都キエフの国立チェルノブイリ博物館で、東京電力福島第1原発事故がテー
マの特別展『福島への祈り』が開かれている。12日にはセレモニーが行われ、
来館者は事故被害だけでなく、伝統芸能『相馬野馬追』など避難住民が後にした
故郷の生活に光を当てた展示に見入った。セレモニーにはチェルノブイリの元事
故処理作業員ら100人近くが参加。地元の女子学生ら6人がウクライナ民族衣
装で唱歌『ふるさと』を歌い、東日本大震災被災者の望郷の思いに心を重ねた。
特別展は入場無料で年末まで。・・・・・特別展は日本国内外のカメラマンによ
る写真120点などを展示。・・・・・・・・・・」

九州、
12.「[原子力防災訓練] 想定の甘さが気になる」南日本新聞( 10/12 付 )
⇒http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201310&storyid=51870
記事「・・・・・・・・今回の訓練ではまず5キロ圏、次に30キロ圏内の住民
が整然と避難することになっている。しかし、実際には事故発生と同時に5キロ
圏外の住民も一斉に行動を起こすことが予想され、交通渋滞など混乱は避けられ
そうにない。・・さらに川内原発で事故を起こすのは2号機だけで、1、2号機
がともにストップすることは想定されていない。だが、福島第1原発事故が物語
るように複数の原子炉が同時被災する恐れは十分に考えられる。・・・川内原発
の周辺に複数設置されたモニタリングポストもすべてが正常に作動することを前
提にしているが、現実的ではない。ほかにも指摘される課題は少なくなく、訓練
の想定の甘さを責められてもやむを得まい。・・・民への情報伝達はスムー
ズだったか。住民の避難は計画通り順調に進んだか。訓練であぶり出された問題
点をきちんと検証することが重要だ。それを鹿児島県や原発から30キロ圏内の
自治体が作成する原子力防災計画の広域避難誘導計画に生かさなければならない。」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面の下方の今週の予定蘭の一項目に4行、
13.「・・・IAEAが(福島)現地調査~18日」
6面、
14.社説「原発を減らす契機 節電の定着」
社説検索は、10時半すぎに⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/
30面社会欄、
15.「玄界灘 発電実験 部品落下で延期 佐賀」
ネットでは、
15’.「ハイブリッド洋上発電の実験延期 唐津沖で部品落下」10月14日 03時
00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25286/1/
記事全文「佐賀県と三井海洋開発(東京)は13日、佐賀県唐津市沖の玄界灘で
今月から予定していた洋上風力発電と潮流発電を組み合わせた世界初の複合型発
電装置の実証実験を延期すると発表した。同社が装置を造った香川県から唐津市
まで船で運搬していた12日夜、潮流発電用の水車を誤って海中に落としてし
まったため。17日に落成式を予定していたが、佐賀県は『水車を造り直さなけ
ればならない可能性があり、実験開始は早くて年明けになる』と説明している。
装置は全長約63メートル。海に浮かべる発電機の上に風力発電の風車があり、
水中部分には潮流発電用の水車がある。」
今朝の紙面はこれだけです。明日は休刊日だそうです。

紙面はなくこの社のネットにある記事、
16.4万人『原発の火を止めて』 東京都心で脱原発デモ」 [10月14日 03時
00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25289/1/
記事「・・・・広島で自ら被爆しながら被爆者治療を続けてきた医師、肥田舜太
郎さんも『皆さんが生きている間に必ず原発の火を止めてほしい』と呼び掛け
た。・・・・・・」
・・・・・・・・・高齢をおして参加されています。
17.「原発災害時の課題共有 長崎県と松浦市が連絡会[」10月14日 03時00分
更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25292/1/
記事全文「九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏内にある長崎県松
浦市と同県が13日、情報共有を図る県原子力安全連絡会を松浦市役所で開い
た。原発の安全対策や防災訓練などについて意見交換した。緊急時に避難や屋内
退避が必要となる地域が緊急防護措置区域(UPZ)の30キロ圏に拡大された
ことに伴い、鷹島地区が中心だった連絡会の構成を、松浦市内全域の自治会担当
者や各団体代表者に変更して開催した。・・・・九電側は、出席者に玄海原発の
安全対策や、新規制基準への適合審査の状況について報告。市や県からは11月
30日に実施される県原子力防災訓練の概要などについて説明があっ
た。・・・・・・市全域が30キロ圏内に入る松浦市は、避難先が3町に分か
れ、県境を
またいで避難するケースもあることから、参加者からは交通渋滞を懸念する声が
上がった。県側は『交差点の数や地域ごとの車の数など、福岡、佐賀、長崎の3
県合同でシミュレーションを実施している。結果に応じて対策を講じたい』と答
えた。」

★ 嘉指Kazashi信雄(ICBUW運営委員) さんから:
[ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)創設10周年にあたって]
皆さま
ICBUW(International Coalition to Ban Uranium Weapons/ウラン兵器禁止を
求める国際連合)は、この10月12日で創設10周年を迎えます。
1991年の湾岸戦争以降、劣化ウラン弾は、無差別的被害を人体・環境に及ぼしう
る非人道的兵器として論争の的となってきましたが、旧ユーゴ紛争に続いて、イ
ラク戦争においても繰り返し使用されました。こうした現実を深刻に受け止めた
平和活動家・科学者・法律家などが、2003年10月、ベルギー・ブリュッセル郊外
のベルラールに集まり、ICBUWを結成しました。
ICBUWは、創設以来、各国と各地域でウラン兵器禁止の様々なキャンペーンを展
開し、現在、世界33カ国、159団体が参加しています。国連など国際機関の本部
があるジュネーブ、ニューヨーク、ブリュッセルなどで、軍縮関係者・一般市民
向けのワークショップ・国際会議や写真展を開催するなど、様々な取り組みを
行ってきました。また、2009年からは、ノルウェー外務省からの助成金も得て、
イラク・バスラ地域での疫学調査支援、劣化ウラン兵器の拡散・製造・売買につ
いての調査、バルカン半島における劣化ウラン汚染調査などにも取り組んできま
した。日本でも、2006年8月には、広島で第三回ウラン兵器禁止国際大会が、
「ヒロシマから世界に届けよう“劣化ウラン・ヒバクシャの声を!」の標語のも
とに開かれ、3日間の延べ参加者数は1000名余りに上りました。

4回の「劣化ウラン兵器国連決議」をはじめとする同兵器反対の国際世論
2007年12月には、国連総会で「劣化ウランを含む兵器・砲弾の使用の影響に関す
る決議」が、賛成136票の圧倒的多数で採択されました。しかし、国連決議は、
残念ながら、“有害性の科学的実証”をめぐる論争が壁となって、端的にウラン兵
器の使用禁止を求めるものでなく、国連加盟国と関連国連機関に対して劣化ウラ
ン兵器の影響に関する意見の提出を求めたものに留まりました。しかし、1990年
代からずっと論争の的となってきたウラン兵器の問題が、ようやく国連総会の場
で国際軍縮の課題のひとつとして取り上げられた意義は極めて大きいと言えま
す。同様の決議は2008年にも採択され、2010年には、使用国側に対し、被害国政
府の要請があれば、使用した量や地域に関する情報開示を求める決議が圧倒的多
数で可決されました。反対したのは、アメリカ・イギリス・フランス、イスラエ
ルの4カ国のみ。なお、これらの決議案は、「非同盟運動」(NAM)諸国によって提
案されたものです。
さらに2012年12月には、4度目となる決議が圧倒的多数(賛成155、反対4)で採
択されました。反対したのは前回同様、アメリカ・イギリス・フランス・イスラ
エルの4ヵ国のみでした。
日本政府は、これら4回の決議のいずれにも賛成票を投じています。この決議で
は、新たに前文に、「劣化ウラン兵器の使用に対する予防的アプローチを呼びか
ける」という、2010年にUNEP(国連環境計画)が国連事務総長に提出した意見書
から引用した文章が加わりました。これは、「予防原則」をひとつの論拠に禁止
を求めてきたICBUWの主張を反映するものであり、圧倒的な賛成多数で採択され
たことには大きな意味があります。
国連決議の他にも、この10年間、ICBUWの国際キャンペーンと国際世論の力
で、下記をはじめ、いくつかの前進がありました。

2007年には、世界に先駆けてベルギーで「劣化ウラン兵器禁止」法が採択され、
2009年6月発効。2011年、同様の禁止国内法かが、中米コスタリカ国会でも成
立。(ニュージーランド、アイルランドでも、国内法制定の努力がされている。)

2008年5月に欧州議会で、また2009年9月にラテンアメリカ議会人権委員会で、ウ
ラン兵器使用のモラトリアムと、国際的禁止に向けた一層の努力を求める決議が
採択された。

「非人道的無差別殺傷兵器」であるクラスター爆弾が、対人地雷に引続き、禁止
を求める国々の政府とNGOとの連携した動き(オスロ・プロセス)をつくる中
で、2008年末に「禁止条約」締結を実現したことも、「次はウラン兵器の禁止
へ」との国際的な関心に繋がった。
・ 2009年1月、バルカンなどから帰還した後に、がんや悪性リンパ腫などの疾病
に罹患した退役軍人やその遺族か?、国に対して補償を求める裁判が相次いでい
るイタリアでは、国防大臣が初めて「劣化ウラン被害」を公に認め、被曝した兵
士に対する補償を行うことが閣議決定された。

・ 2009 年 11 月、オランダ政府に対し、予防原則に基づいて、劣化ウラン兵器
のモラトリアムに向けて取り組むよう求める内容の国会決議が採択された。
国連決議は条約のように加盟国に国際法上の規制等を課すものではありません。
しかし、ICBUWのキャンペーンと国際世論を背景にした、これら一連の動きに
よって、2003年のイラク戦争の後には、ウラン兵器を所有している国々が実際の
戦闘において同兵器を使用することを事実上阻止してきたといえるのではないで
しょうか。

イラク保健省・WHO調査への批判
今年8月、シリアにおける化学兵器使用をめぐり、当初、アメリカのオバマ大統
領は、国際法違反を犯したシリアに対する「懲罰」攻撃の必要性・正当性を声高
に唱えました。しかしながら、劣化ウラン弾をめぐる長き論争を考えるならば、
あたかも「正義の使者」を自任しているかのようなそのレトリックは、まさに、
偽善の極みとしか響きませんでした。シリア攻撃に積極的な姿勢を見せていたア
メリカ・イギリス・フランスは、国連の劣化ウラン弾決議にそろって反対し続け
ている国なのです。しかし、こうした明々白々たる矛盾・虚偽を指摘する声は主
要メディアから挙ることはなく、国際社会は劣化ウラン弾をめぐる論争など忘れ
てしまったかのような感を持ちかねません。

しかし、アルジャジーラとともに、BBCも含めた英国メディアは、イラクにおけ
る、とりわけ2004年に米軍による猛攻が行われたファルージャにおける先天性障
害などの増加に関する報道を、ここ3、4年、頻繁に行っています。例えば、
『ガーディアン』は、2009年11月13日、「ファルージャで先天性障害急増」と題
された現地リポートを掲載し、「あまりの事態の深刻さに圧倒されている医師た
ちは、国際社会からの支援を訴えている」と伝えました。また、2010年の12月30
日にも、「ファルージャでの先天性障害やがんの増加は、米軍による攻撃が原因
か?新たな調査が示唆/新生児障害は平均の11倍」と題された記事を掲載し、ウ
ラン兵器を含む、戦争による環境汚染の被害を示唆するものと報道されました。

WHOも、こうした一連の報道を無視できなかったのか、遅まきながらも、イラク
における「先天性障害の規模、分布、傾向」を明らかにするための予備調査を、
イラク保健省を支援する形で行いました。WHOのイラク・セクションのホーム
ページによれば、そのための準備は2011年半ばから始められ、バグダッド、バス
ラ、それに、ファルージャのあるアンバール州など9地域におけるデータ収集が
2012年半ばに着手され、同年10月には完了、今年初頭にも公表される予定でし
た。しかし、WHOとイラク保健省からは、半年経っても調査結果の公表はなかっ
たため、7月末にはファルージャの医師の呼びかけで「データを至急公表するよ
う求める国際署名」が始まりました。ICBUWもこの署名に協力し、現在署名数は
5万筆を越えています。
このような国際世論に押され、ようやく9月13日、WHOのホームページに調査結果
が公表されました。しかし、その結果は、「異常な高さを示す証拠はなし」とい
うものでした。すでに半年ほど前、BBCはイラク保健省の話として、「WHOは、イ
ラクにおける先天性障害に関するパイロット調査の結果を近く発表するが、その
内容は、先天性障害の増加を確認するものとなりそうだ」と報じていましたの
で、今回の発表は、こうした報道と真っ向から矛盾するものです。

今回の結果発表に関しては、多くの激しい批判が出されています。医学専門
ジャーナルのLancet(ランセット)も、10月1日、”Questionsraised over Iraq
congenital birth defectsstudy”(イラクの先天性障害調査に向けられた疑問)
のタイトルの記事を掲載しました。(http://bit.ly/17n3BfH)多くの専門家か
ら、今回のWHOとイラク保健省の調査は、調査方法に問題があるとの指摘がされ
ています(調査地域の選択の基準が不明瞭。アンケート調査のみに基づくもの
で、医療機関による記録が反映されていない。先天障害の診断は、そもそも簡単
ではない。調査内容やデータの公開と説明が不十分であり、調査責任者が明記さ
れておらず、「査読」を経た報告とはいえない。等々)。また、『ハフィント
ン・ポスト』も、『ランセット』の記事を受けて、10月4日、"IraqiBirth
Defects Covered Up?"(イラクの先天性障害は隠蔽?)のタイトルの記事を掲載
しています。(http://huff.to/18DDAse)
ウラン兵器の使用など戦闘による環境汚染の健康影響調査については、調査方
法、解析、結果公表の全課程において透明性のある、独立した調査が必要です。
また、被災地域で地域医療に携わっている医師らが調査に参加できるようにすべ
きです。そして被災地域の住民の健康管理と医療への支援と結んで行うべきで
す。そのような点からすれば、今回のWHOとイラク保健省による調査とその公表
は、被害地域の実情を隠蔽するための政治的なものと言わざるをえません。私た
ちICBUWのキャンペーンの中でも、イラクの医師らを支持し、引き続きこの問題
についてWHOを追及していきたいと思います。

日本での取り組み?劣化ウラン兵器を放射性廃棄物の軍事利用として改めて問
い、禁止へと前進しよう?
この10年間、日本でも思いを同じくする多くの方々がICBUWの活動に参加し支
えて下さいました。日本からのICBUW賛同団体は30にのぼります。毎年、広島で
の交流会、全国各地で11月国際共同行動、集会、写真展など、様々な取り組み
を展開し、また対政府要請などにも取り組んできました。

ヒロシマ・ナガサキを経験した日本が、放射性物質の軍事利用である劣化ウラン
兵器の全面禁止に向けた先導的役割を果たすべきであることはいうまでもありま
せん。私たち日本のICBUWの働きかけもあり、国連決議に対して日本政府は、ア
メリカなどが反対票を投じる中、4回とも賛成票を投じてきました。また、国連
決議の要請に応えて日本の外務省が提出してきている見解では、「NGOとの対
話」に言及しています。しかし、未だにウラン兵器の国際的禁止や米軍基地内の
貯蔵兵器の撤去には、踏み出さず、消極的なスタンスのままです。国連へ提出し
た見解でも、残念ながら、「関連機関の科学的調査の行方を注視する」と述べる
に留まっています。

ウラン兵器禁止を求める市民の声にも応える形で、「劣化ウラン兵器禁止を考え
る国会議員勉強会」が超党派で結成され、第1回会合が2010年2月に開かれまし
た。この超党派の「勉強会」は、ICBUW-Japanが働きかけ、10名の超党派の国会
議員が連名で呼びかけて立ち上げられたもので、2013年3月までに7回開催され
ました。(今年3月には、イラクの医師や、ウラン兵器禁止法を成立させたコス
タリカからICBUWのメンバーを迎え、各地で講演会を行うとともに、議員勉強会
での講演も行われました。2012年秋以降は、総選挙、政権交代と大きな政局の変
化もあり、いかに超党派の動きを継続できるかが課題となっています。)

東日本を襲った大地震と大津波、そして、その直後に起こった東京電力福島第一
原発の重大事故により、私たちは、文字通り身も心も震撼させられました。他な
らぬヒロシマとナガサキの国・日本において、チェルノブイリにも迫るかと思わ
れる放射能汚染事故が引き起こされてしまったのです。脱原発と再生可能エネル
ギーへの転換をめざして、根本的な政策転換を行うかどうかが迫られています。
それにもかかわらず、政府や「原子力ムラ」の専門家は、事故直後から「緊急時
の放射線防護基準」を採用し、市民と労働者に被ばくを押し付ける政策を進めて
います。
東電福島第一原発事故によって、核利用の危険性が改めて明らかになった今、核
兵器と原子力発電、そして、ウラン採掘から放射性廃棄物の軍事利用である劣化
ウラン兵器の使用までが一連のサイクルをなす核/原子力体制を、改めてその根
底から問い直さなければなりません。そして、核被害者を支援し、これ以上の核
被害をなくしていくために、核の軍事利用も平和利用もなくしてゆく運動を強め
ねばなりません。そのような流れの中で、劣化ウラン兵器問題を放射性廃棄物の
軍事利用として改めて問い、禁止へと前進したいと思います。
劣化ウラン兵器禁止キャンペーンに対しても、一層のご支援・ご協力をお願い
する次第です。何卒宜しくお願いいたします!
ICBUW運営委員:嘉指信雄、振津かつみ、森瀧春子
http://icbuw-hiroshima.org/
岩波ブックレット(2013年8月発売)『劣化ウラン弾 軍事利用される放射
性廃棄物』(嘉指信雄、振津かつみ、佐藤真紀、小出裕章、豊田直巳:)

★ ギャー さんから:
   <へんてこな詩ができました。つながりがない感じは、何日かの分をつな
ぎ合わせたからです(笑)>
「糸の端」
猫のような大人になって
かろうじて
意識する
脳みその中のような
便器の中をのぞいて
うんこをすると
にょろにょろと
巨大なにしきへびが
「平和のときも用意周到
戦時中は準備万端」
と、わめいているぜ
荒っぽい大きな声だけが地球上を埋め尽くしているように見えるけど
小さなものの言い分に 声なき声に耳を澄まし
聞こえてはいない息づかいを感じ
そこに息づくいのちに勇気づけられる 人が人を言いなりにし、自分だけが得し
ようとする支配の欲で
ゴチャゴチャになってしまっている世界の
グチャグチャになっている一本の糸を 人の自由をしばり、時には殺す国家の暴
力にぶつかることで
ほぐしほどいていく
未来の子どもたちのへその緒として
今、おれのもとにとどけられている
この糸の端をつかみ
もう一方の糸につながる過去の出来事のほつれをほぐす道すじを明らかにしてき
たように
あの人たちが果たしえなかった夢として その人たちが果たしてほしい夢として
たくさんの人たちから夢見られながら
そこに結びついている今のおれのたいせつないのちを
この星に生まれ息づいているすべてのいのちとともに
思う存分生きぬいてやるんだ

★ 木村幸雄 さんから:
アムネスティ発表ニュースからの転送です。
袴田(はかまだ)事件の再審を求めるアクションにご参加を。
///////
日本では、2012年に7人の死刑執行が行われ、2013年、すでに6人が
執行されています。また、死刑確定者の中には、長年えん罪を訴え
続けている方が複数人います。

47年もの間拘禁され、えん罪を訴え続けている袴田巌さんもその一
人です。アムネスティは、袴田さんを2008年より「危機にある個人」
と認定し、世界各国で支援活動をしています。

死刑廃止デーの今日、アムネスティ日本は、袴田さんを支援するオ
ンライン・アクションを開始しました。袴田さんの体調などを考え
ると今回が最後のアクションになるかもしれません。

今、あなたの声が必要です。ぜひ、アクションに参加してください。

▽袴田事件:再審を実現し、袴田さんの苦しみに終止符を!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/hakamada_201310.html?mm=1
////////

ちなみに、10月10日は、世界死刑廃止デーでした。
///////
▽アクション要請文は以下。

■ アクションメッセージ
静岡地方検察庁

検事正 長野哲生殿

静岡地方裁判所が袴田巌さんの再審開始の決定をした場合、即時抗告などによっ
て妨げないよう求めるため、お手紙を差し上げます。

今回DNA鑑定の結果が出された衣服は、1968年に袴田氏に対する死刑判決の有罪
認定を基礎づけた証拠であり、鑑定結果はこの証拠に証拠能力及び証明力がない
ことを明らかにしました。この鑑定結果は、袴田氏の無罪を基礎づける新規の証
拠であるといえ、直ちに再審開始を決定すべきです。

袴田事件は当初から、その取調べ過程における不公正な手続きが問題となってき
ました。現在、袴田さんの精神の健康状態が懸念されており、彼の年齢や健康状
態を勘案すれば、審理を長期化させる猶予はありません。袴田事件における究極
的な不正義に真摯に向き合い、今こそ司法の正義を実現すべきです。従って、再
審開始の決定がなされた場合は、即時抗告などで再審開始手続きを妨げることの
ないよう強く求めます。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しま 
しょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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修の呟き

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 本日の佐賀市の空は秋晴れで、そんな中で私が住む佐賀市嘉瀬町中原の八幡神社の秋祭りが行われ、鉦や太鼓、笛を奏でながら法被をまとい花で飾った笠をかぶった子どもたちが浮流を舞いながら町内を練り歩きました。秋祭りは中原町内の三地区が1年ごとの持ち回りで担当し、今年が私が住む有重地区が当番で、さらに私の家が班長の年で、それなりに大変でした。当地に転居して約6年ですが、初めて経験することばかりで、特にお祭りのしきたりは全く分からず、お隣や町内会長にお尋ねしながらなんとかお努めしています。

 嘉瀬町史によると、この中原の八幡神社のご神体は八幡大菩薩で応神天皇が主神で、仲哀天皇、神功皇后を祭神として祀ってあるそうです。弓矢の神として信仰厚く、安元元年(1175)地頭の徳善太郎平益信が鶴岡八幡の分霊を勧請、建久6年(1195)祭殿を建立し、のちに鍋島平右衛門清久(直茂の祖父)の保護をうける。鍋島氏に由緒ある社であったので直茂の代となり祭祀を興し、寛永2年(1625)社殿が造営された、といわれています。

 写真は我が家の前で、浮流を舞う子どもたちと、我が家が提供したお菓子や飲み物に「群がる」子どもたちです。

 さて、子どもたちを見送ったあと、妻が12月に姪の結婚式に出席するための飛行機のチケット取りに街に出たついでに、本日告示された佐賀市議選に立候補した日本共産党の山下明子前市議の街頭演説を聴きに、佐賀駅南街角広場に行きました。というのも、応援に有明海再生に積極的に取り組まれている同党参議院議員仁比聡平さんが来られるというので、挨拶に伺いました。共産党はこれまでの2人から3人に増やして市議選を闘っています。素人の私がみても大変厳しい闘いだろうと思います。以前仕事の都合でよく市議会を覗いたが、2人しかいない共産党市議の存在感が一番目立った。一層の活躍を期待し中山重俊前市議と林きよとし同党市議会事務局長と合わせた3人の当選をぜひ実現して欲しい。写真は佐賀駅南街角広場での街頭演説の様子です。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第907日目報告☆

青柳行信です。 10月13日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第907日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月12日迄3024名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
   
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
昨日は 所用で 山陽、山陰方面へ行ってきました。
山陽も山陰も、原発の事故が起こると 深刻な影響が考えられるところです。
島根原発、伊方原発、そして建設が取りざたされる、上関。
世界文化遺産や 重要文化財が多く、それらをベースに観光で立地を目指すとこ
ろに原発などはいりません。
日本の各地から、廃炉の動きを 推し進めましょう。
あんくるトム工房
世界遺産と原発  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2667
文化伝来の地  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2668

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「ウソつきは泥棒のはじまり」の名言が決定打となる元泥棒の証言
      〈左門10・13-443)
※土蔵破りの泥棒が、張り込まれたと思ったのは、
脱線させるために現場へ赴く20人ばかりの作業員だった。
英語をしゃべる日本人離れした大男たちであった。
弁護団の努力で、この元泥棒が法廷に立って、この名セリフを言った。
今は亡き三国錬太郎さんの名演技に涙と爆笑のシーンが忘れられない。
今、政府も東電もウソツキに溢れている。

★ 崔 勝久 さんから:
日本のキリスト者へ、市民の国際連帯運動への呼びかけ
ー「原発メーカー訴訟」を始めるに際してー (「福音と世界」11月号より)
http://oklos-che.blogspot.com/2013/10/blog-post_8787.html

★ 筒井修(福岡市民救援会) さんから:
<6/25に不当逮捕され、7/17に起訴された福岡の原発事故避難者>
Kさん保釈請求は、10月8日却下され、10日準抗告も棄却されました。
予想されたこととはいえ、本当に頭に来ます。理由は、「罪証隠滅の恐れ」です。
10月22日の公判で、検察側立証が終わるので、その後の保釈は間違いないと
思います。
【Kさん公判】 (福岡地裁304号法廷)
第3回公判 10月22日 10:00~12:00 香椎療養所と木村外科の証人尋問
第4回公判 10月25日 13:30~17:00 Kさんのお母さんの証人尋問
第5回公判 11月 8日 13:30~15:00 論告求刑、最終弁論
第6回公判 11月22日 10:30判決!!

福岡市民救援会のブログ
http://blog.livedoor.jp/fukukyuen/archives/33046163.html

★ 遠藤百合香 さんから:
ご参考までにお知らせします。
「大気汚染防止法施行規則及び水質汚濁防止法施行規則の一部を改正する省令
案」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195130046&Mode=0

10月30日が〆切みたいです。

放射性物質による環境の汚染の防止のための整備に関する法律附則第1条の規定
に基づき施行される大気汚染防止法規則及び水質汚濁防止法規則の一部を改正す
る省令案を本年12月中に公布及び施行することが必要であるところ、第3回放射
性物質の常時監視に関する検討会(本年11月22日に開催)での検討結果を考慮す
ること及びパブリックコメントによる国民の意見の反映等に必要な時間を確保す
るため。

★ 京都の菊池 さんから:
東京新聞10/11夕刊記事/被災者支援法 基本方針を閣議決定 「対象切り捨て
やめて」 ぜひお読み下さい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101102000248.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、ずいぶんと気温が低くなっているようです。
昨日のTVでは、川内でおこなわれた原発事故避難訓練の2日目の様子、“首相も
参加”というニュースを伝えていました。大震災後初めて国が主催、その訓練が
“川内”ということは何を意味しているのか、気になります。
さて、今朝も福島第一原発の汚染水が「コントロールなんかされていない」こと
からはじめます。

1.「港湾出口でセシウム最高値=6月以降で、他2カ所も-福島第1」時事通
信10/1223:15
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200315
記事「・・・・福島第1原発で放射性物質に汚染された水が海へ流出している問
題で、東電は12日、外洋とつながっている同原発港湾出口付近で、11日に採
取した海水から放射性セシウムが1リットル当たり10ベクレル検出されたと発
表した。測定を始めた今年6月以降で最も高い濃度。他に港湾内の2カ所でもセ
シウム濃度が同月以降の最高値を計測。東電は『原因は分からない』と話してい
る。」
2.「トリチウム、法定基準の5倍超へ 福島第1、観測用井戸で検出」共同通
信 (2013年10月12日)
記事全文「東京電力は12日、福島第1原発で高濃度汚染水約300トンが漏れ
た地上タンクの観測用井戸で、地下水から放射性物質のトリチウムが1リットル
当たり32万ベクレル(法定基準は6万ベクレル)の濃度で検出されたと発表し
た。水は10日に採取した。漏えいがあった『H4』タンク群周辺では過去最高
値。この井戸では6日採取分で23万ベクレルを検出して以降、トリチウム濃度
が上昇している。・・・・・・・・また第1原発港湾口で11日に採取した海水
から1リットル当たりセシウム134を2・7ベクレル、セシウム137を7・
3ベクレルそれぞれ検出。いずれも6月以降で最も高い値。」
・・・・・・・・・・・・・・・最近、東電は“原因はわからない”ということば
を連発しています。ただコントロールされていないことは間違いない。
そのフクイチの現場では、
3.「作業員の被ばく2割過小評価か=福島第1原発事故で国連委報告」時事通
信10/1220:50
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200300
記事「【ニューヨーク時事】人体への放射線の影響評価などを行う国連の『原子
放射線の影響に関する科学委員会』は12日までに、東京電力福島第1原発事故
による放射線被ばくに関する報告書をまとめた。日本政府、東電、国際原子力機
関(IAEA)などの関係機関から提供されたデータを基に分析。事故直後、同
原発で働いた作業員の内部被ばくが東電などにより約20%過小に評価された可
能性があると指摘した。・・・報告書によると、事故発生から2012年10月
末までに同原発で対応に当たった作業員は東電や下請け企業などの約2万
5000人。被ばく量の最も多かった作業員12人に関するデータを精査したと
ころ、半減期が約8日間の放射性ヨウ素131による内部被ばくについては、東電
が報告した数値と委員会の評価とがおおむね一致した。・・・しかし、それより
も半減期の短いヨウ素、とりわけ約20時間を半減期とするヨウ素133などを
作業員が吸入した可能性は考慮されておらず、報告書は『結果として、内部被ば
くの放射線量が約20%過小に評価された可能性がある』と結論付けた。」
・・・・・これは、住民でも同様のことが言えると思います。初期のヨウ素によ
る被曝は公表されていないはずです。

その東電にたいして銀行は、
4.「<金融機関>東電融資770億円を継続 収益改善へ見通し」毎日新聞
10月12日(土)7時16分配信
記事全文「三井住友銀行など28の金融機関が、今月末に借り換え期限を迎える
東京電力への約770億円の融資の継続を決めた。東電の主要取引行でとりまと
め役の三井住友銀に対し、地銀や農協系など他の27金融機関すべてが、合意期
限の12日を前に継続の意向を伝えた。東電が先月末、柏崎刈羽原子力発電所
(新潟県)6、7号機の再稼働に向けた安全審査を、国の原子力規制委員会に申
請したことなどで、各金融機関とも東電の収益改善に一定の見通しが立ったと判
断した。東電は昨年5月にまとめた総合特別事業計画で、柏崎刈羽の再稼働を前
提に、2年連続の経常赤字から今年度に黒字転換する見通しを示していた。しか
し、再稼働を急ぐ東電に地元の新潟県知事が反発。今夏以降、審査申請もでき
ない状態が続き、一部の金融機関が10月の借り換えに難色を示してい
た。・・・ 安全審査には半年程度かかるため、今年度内の再稼働は見込めない
が、東電の広瀬直己社長は設備改修の先送りなどで今年度は黒字化できるとの見
通しを示している。・・・・・東電は12月にも三井住友銀や日本政策投資銀行
などから3000億円の新規融資を受ける予定で、10月の借り換えはその前提
だった。」

政府は、
5.「首相官邸で模擬会議=「冷却不能」で緊急事態宣言-政府原子力防災訓
練」時事通信2日目10/1212:22
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200159
記事「・・・・・・福島第1原発事故後初めてとなる政府の原子力総合防災訓練
が12日、前日に続いて行われた。九州電力川内原発(鹿児島県)の冷却機能が
失われたとの想定で、安倍晋三首相が原子力災害特別措置法に基づく『緊急事
態』を宣言。原子力災害対策本部を設置し、首相官邸で模擬会議を開いた。」

経産相は、
6.「シェールガスで協力強化=ハイレベル協議創設-日加」時事通信10/1207:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200090
記事「【バンクーバー時事】茂木敏充経産相は11日、カナダのオリバー天然資
源相と当地で会談し、カナダ産シェールガス輸入の早期実現に向け、日本、カナ
ダ両国の協力関係を強化することで合意した。今後、ハイレベル協議を定例化
し、カナダからの輸出に必要となる港湾や液化天然ガス(LNG)化施設の整備
など政策課題を話し合う。・・・カナダからのシェールガス輸入開始は2019
年ごろと見込まれる。カナダは世界第5位のガス生産国。・・・」
こちらでは、
7.「原発輸出、安全確認に遅れ ベトナム事業に影響も」共同通信 (2013年
10月12日)
記事全文「日本からベトナムへの原発輸出をめぐり、ベトナム側の原子力安全規
制などを点検する日本政府の『安全確認制度』が整っていないことが12日、関
係者への取材で分かった。安全確認は国際協力銀行(JBIC)によるベトナム
への支援融資の条件になっており、融資の実行やベトナムの原発建設計画に影響
が生じる可能性がある。・・・・・経済産業省資源エネルギー庁は有識者らによ
る安全確認などを検討しているが、新制度の取りまとめ時期は未定。安倍政権が
成長戦略の一環と位置付ける原発輸出は、具体的な仕組みづくりの立ち遅れが鮮
明になった。」

国会は、
8.「11月30日に合同総会=2年ぶり、東京で-日韓・韓日議連 」時事通信
10/1214:13
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200178
記事「・・・・・・超党派の日韓議員連盟は、・・・・・2年ぶりとなる合同総
会を11月30日に東京で開くことを決めた。両国関係が冷え込む中、北朝鮮核
問題や東京電力福島第1原発の汚染水問題、経済など幅広い分野で意見交換す
る。・・・・・・・・」

被災地フクシマでは、
9.「『影響考えにくい』汚染水漏れで県、海水調査結果公表」福島民報(10/12
09:40
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101211464
記事「(福島)県は11日、東京電力福島第一原発で2日に発生した地上タンク
からの汚染水漏れなどを受けて実施した緊急海水モニタリングの結果を発表し
た。5日に北放水口付近など6地点で採取した海水1リットル当たりの放射性物
質の濃度は放射性セシウムが検出下限値未満~1・06ベクレル、ベータ線を出
す放射性物質が0・02~0・23ベクレルだった。県は『今年度の測定値の範
囲内で、特別な影響は考えにくい』としている。 福島第一原発周辺の南放水口
付近、北放水口付近、取水口付近、沖合2キロ、大熊町の夫沢・熊川沖2キロ、
双葉町の前田川沖2キロの計6地点で調査を実施した。」
・・・・・・・“影響ないと”いいたいようです。

こちら、出荷や漁開始などの記事が並びます、
10.「南相馬産柿の出荷自粛解除 避難区域除き 全域で出荷可能に」」福島
民報(10/12 09:35)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101211459
記事「(福島)県は11日、南相馬市産の柿について、避難区域を除く地域につ
いては出荷自粛要請を解除した。東京電力福島第一原発事故後、柿の出荷自粛は
同市のみだったため、今回の解除で避難区域を除く県内全域で出荷が可能となっ
た。・・・・・ 県は9月30日から今月1日にかけて採取した7点を分析した
結果、最大値は42ベクレルで、全て基準値以下となった。・・・・・・・干し
柿など加工品については今後、加工試験を実施し、出荷自粛要請解除の可否を判
断する。 ・・・・避難区域内の柿は出荷自粛要請を継続する。」
11.「漁船の復旧、新造本格化 県内で漁再開へ準備加速」福島民報(10/12
09:34)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101211458
記事「・・・東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県漁業の復興に
向け、漁船の修理と新造が本格化している。県内の造船会社には注文が相次ぎ、
完成まで数年待ちのケースも。試験操業が本格化する中、漁業関係者は漁再開に
向け、準備を加速させている。
・・・・・・・国と県は平成23年度から共同利用漁船等復旧支援対策事業と
して震災で被害を受けた漁船を対象に補助している。県によると、県内の漁業者
が国と県の補助を受けて購入した新造船や中古船は平成23年度と24年度の2
年間で142隻に上っている。・・・・・相馬双葉漁協の担当者は「試験操業が
本格化するのに加え、国の補助事業がいつまで続くのか分からないため、漁船の
購入に踏み切る漁業者が多いのではないか」と分析。「県内の造船所では完成ま
で2、3年待ちのところもある」と話す。漁業者の一部は千葉県や北海道、九州
まで通い、新造しているという。・・・・・・・・・ 」
12.「サケのやな漁」開始 相馬・宇多川下流」福島民友(10/12 10:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1012/news9.html
記事「相馬市の宇多川下流で11日、サケのやな漁が始まった。サケは放射性物
質のサンプル検査を実施した結果、不検出だった。加工業者に卸され、切り身な
どで出荷される。時期が進み、卵が成熟すれば、一部は採卵に回る。・・・・・・」

13.「12日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値」福島民報10月13日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf

反原発運動は、
14.「原発ゼロ 声あげよう 国会正門前」しんぶん赤旗10月12日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-12/2013101215_01_1.html
記事「首都圏反原発連合(反原連)による抗議行動が11日、国会正門前のファ
ミリーエリアでおこなわれました。・・・この日の抗議行動は、13日の『ノー
ニュークスデイ 原発ゼロ☆統一行動』準備のため、ファミリーエリアだけで開
かれました。・・・・・」

九州、
15.「原発防災訓練、2日間の日程終了 5キロ圏、離島で『避難』 」共同
通信 (2013年10月12日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8439.html
記事「九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の事故を想定した国の原子力総
合防災訓練は12日午後、原発の半径5キロ圏で孤立した住民や、30キロ圏に
ある離島の住民の避難訓練などを実施し、2日間の日程を終了した。・・・・・
原子力規制委員会の田中俊一委員長は終了後、従来と異なり詳細な予定を参加者
に伝えない形式の訓練だったことに触れ『参加者が考えるチャンスだった』と評
価。大きな混乱はなかったが、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は『秩序ある避難をす
るためには、工夫しないと実際には混乱するというのが実感だ』と話した。」
15’.「『緊急事態』の避難検証 川内原発防災訓練、30キロ圏住民も参
加」西日本10月13日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25266/1/
記事「・・・・・・同日の訓練は午前11時すぎに始まり、防災服に身を包んだ
安倍首相や菅義偉官房長官らが官邸に集まった。テレビ回線でつながった九電本
店(福岡市)から『(炉心冷却の)給水ポンプが故障した』と一報が入り『原子
力緊急事態』に該当すると報告。田中委員長が緊急事態と判断した。・・・・薩
摩川内市では午前11時半ごろ、防災無線で市内全域に広報。半径5キロ圏の予
防防護措置区域(PAZ)の150人が同県姶良市の県立蒲生高校などに避難し
た。・・・・・午後には風下の南側に放射性物質が漏出した想定で、田中委員長
が30キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)のうち、いちき串木野市の7地区に
『1週間以内に一時移転』を指示。しかし指示内容が分かりにくいとして、
伊藤祐一郎知事と同市の田畑誠一市長が『避難準備でいいのか、すぐ避難すべき
か』とテレビ回線で詰め寄る一幕もあった。・・・住民83人は救護所となった
同県日置市の中央公民館に移動。同公民館などでは放射線被ばく量測定や除染、
模擬ヨウ素剤の配布などがあった。海上避難訓練は、PAZの薩摩川内市の川内
港と、UPZの同市の上甑島(かみこしきじま)であった。・・・・・・福島の
原発事故後初となる国の防災訓練には、両日で約3300人が参加し
た。・・・・・・・・・訓練を監視した『川内原発建設反対連絡協議会』の鳥原
良子会長(64)は『ヨウ素剤の使い方などがきちんと指導されていなかった』
などと問題点を指摘。『有意義な訓練だったが、(実際に)避難するのに(訓練
のよう
な)時間的な余裕があるのか』。終了後、鹿児島県の伊藤祐一郎知事はそう話し
た」
15”.「高齢者多い離島、不安拭えず 川内原発防災訓練」西日本[10月13日
03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25268/1/
記事「・・・・・・・・12日は、炉心の冷却機能を失ったことを踏まえ、原発
から30キロ圏外への広域避難も行われた。同圏内の人口は約21万6千人。訓
練で避難した住民は数百人。『事故時、みんな本当に逃げられるのか』?。訓練
後も参加者の多くが不安を解消できないままだ。・・・川内原発から西方26キ
ロ。薩摩川内市の離島、上甑島(かみこしきじま)。市の計画では、島西方の
30キロ超の学校などに避難し、放射性物質の流れをみながら最終的に本土に逃
げるとしている。今回は本土に見立て、南西に船で1時間ほどの下甑島へ避難し
た。・・・・・・・参加した石材業の男性(61)は『風次第では島に逃げ場は
なくなる。島民千数百人が避難するとなれば船も足りない』と険しい表情。自
治会長の純浦嘉孝さん(66)も『島は高齢者が多い。迅速に逃げられるのだろ
うか』と話した。・・・・・・・・・国の想定は、5キロ圏内の住民約5千人
は、原子力緊急事態宣言が出された後、国のルールに基づいて全員避難する、と
いうものだった。しかし訓練に参加した圏内の住人は150人。・・・」
・・・・・・・・避難の非現実性がはっきりしたのではないか。それでも、再稼
動させるつもりなのか?

昨日既報ですが、こちらの新聞社では、
16.「玄海原発は11月30日 県訓練3県連携 」佐賀新聞10月12日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2563761.article.html
記事「・・・・・・訓練は福岡、長崎両県と連携して行う。3県が同じ日に実動
訓練を実施するのは初めてになる。 ・・・訓練では、情報収集や伝達などの通
信連絡体制や通信機器の運用などを3県で連携して確認。住民避難では計画改定
に伴い、対象を昨年までの20キロ圏内から30キロ圏内に拡大して行う。広報
訓練では玄海町、唐津市、伊万里市で緊急速報メール(エリアメール)訓練を初
めて実施する。 ・・・・・このほか、緊急時のモニタリング訓練や緊急被ばく
医療訓練、避難所設置・運営訓練なども行う。訓練内容は今後、関係機関と調整
して正式に決め、あらためて公表する。」

いま届いた西日本新聞朝刊では、
1面トップは、昨日同様に福岡市の病院火災がトップです、その下方に、見出し、
17.「『緊急事態の』避難検証 川内原発防災訓練 30キロ圏住民も参加」
・・・・・きょうもトップになり損ねました。
3面に、15’.と15”.の記事、その小見出しに、次のような文言も、
18.「伝わらない緊張感 首相 官僚 発言シナリオ通り」
・・・・・「閣議では、締めくくりの発言までシナリオどおりだった」とありま
す、原稿を棒読みしたのでしょう、お粗末。
これらの記事の横に、3.の記事があります。
5面に、
19.「核廃絶 幅広い政策重視 不使用声明草案 ヒロシマの悲惨さ強調」
ネットには、
19’.「核廃絶声明、広島の悲惨さ強調 草案、『いかなる状況も使わず』」
 (10月12日 12時39分)
記事全文「【ニューヨーク共同】核兵器の非人道性とその不使用を国連総会で訴
えるため、日本も加わった有志国が準備している共同声明草案の内容が11日判
明した。『いかなる状況下でも核兵器を使わないこと』を求めたほか、核兵器の
非人道性は『最初に使われた瞬間から明白になった』と述べることで、地名は明
示していないが広島の被害の悲惨さを強調している。・・・同種の声明は過去3
回出されたが、日本は参加していなかった。『いかなる状況下でも核兵器を使わ
ない』の文言が米国の『核の傘』に依存する安全保障政策と矛盾することを問題
視してきたが、今回は方向転換した。」

26面社会欄、「新聞だからこそ」という囲み記事で、
20.「原発の町 揺れる心探る 唐津支局 山下真記者」
・・・・・・原発の立地する地域の取材の苦労が見えます。
・・・・・・10月15~21日は新聞週間だそうです。
今朝の紙面はこれだけです。

★ 国際環境NGOグリーンピース さんから:
こんにちは!
事務局の傍の金木犀の木。華やかな香りで、小さな花が咲いているのに気づきま
した。
***** お知らせ *****
■速報:福島県で放射線測定調査を行いました。

グリーンピースは10月1日(火)~5日(土)、福島県田村市で
住宅や道路の放射線量の調査および土壌や野菜のサンプル調査と
住民の皆さんへの聞き取りを実施しました。
詳しくは次週メルマガでお伝えします。

プレスリリース:グリーンピース放射線調査:福島県田村市 除染後も政府目標
値を上回る放射線量を測定
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M286474&c=49050&d=6f1e

★ 阪上 武(福島老朽原発を考える会)さんから:
みなさまへ
ご協力いただいている福島原発事故汚染水事故緊急国際署名ですが、期間を延長
し、10月31日を第三次集約とすることとしました。引き続きご協力のほどお
願いいたします。
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2013/09/post-0114.html

署名フォーム http://p.tl/9YXI
団体賛同も募集中です http://p.tl/I_Pu
国際版(英語版)はこちら https://fs220.xbit.jp/n362/form2/
紙版はこちらから http://p.tl/WYL0

10月2日の交渉お疲れさまでした。交渉の際に第一次集約分として以下、経済
産業省と原子力規制委員会に提出しました。海外とあるのは英語版です。

◆第一次集約分提出 2013年10月2日

 国内/個人・・・ 8,799筆
 国内/団体・・・   165団体
 国内/合計・・・ 8,964筆

 海外/個人・・・ 9,935筆
 海外/団体・・・   459団体
 海外/合計・・・10,394筆

国内・海外合計  19,358筆

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば テント日誌 10月12日(土) 特別版
 10月13日(日)原発ゼロ★統一行動へ参加を 
日比谷公会堂集会(13時)巨大デモ(14時)国会議事堂周辺抗議行動(17時~19
時》主催;首都圏反原発連合、
共催:さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会。協力:経産
省前テントひろば

 ■原発をめぐる動きは新聞でも報道の通り、依然として福島第一原発は収束せ
ずに放射能汚染水はその深刻さを日々深めています。これがまず確認すべき事です。
オリンピック招致プレゼンにおける安倍首相の大嘘は今や全世界の知るところと
なっています。この事態を招いた経緯や、東電や政府の対応については多くに人
がしるところですが、彼らは世間向けの繕いは熱心ですが、本格的な取り組みは
出来ていません。彼らが本格的に取り組む力を持っていないこともありますが、
福島投げ捨てが本音のところにあるからと推察されます。「人の住めない福島に
焼却灰は置けばいい」という桜田・文科省副大臣の発言はこれを物語ります。さ
らに、彼らは原発再稼動に熱心でそちらに原発問題の本筋を考えています。福島
第一原発の現状にもかかわらず、柏崎刈羽原発の再稼動を申請したことはそれを
示しています。これは彼らの本音なのです。                
     
 ■事故処理は復興のみせかけの下で原発再稼動→原発保存の道を進めるのが東電
や政府の基本的な動きですが、一見すると膠着状態にも見える中で、脱原発の動
きにも新しい様相も出てきています。小泉元首相の脱原発発言などもその一つで
す。体制や権力の内部から沈黙を破った動きが出始めています。この背後には国
民の揺るぎない脱原発の意志があり、それが時間の風化に抗して存在しているこ
とがあります。国民の意志には変化はないのです。脱原発―反原発運動は持久戦
の様相を呈していますが、それを支える国民的な基盤は強力なものがあるので
す。週末の各地での活発な脱原発の集会はそれを現わしています。      
                
 ■この国民的意思を意思表示として示す行動を必要です。10月13日(日)はも
う明日ですが、日比谷公会堂の集会、日比谷公園からのデモ。さらには国会周辺
での抗議行動という意思表示行動があります。この日は全国の各地地域で意思表
示の行動があります。それぞれの工夫を凝らした参加を!(M/O)

★ なかもりけいこ さんから:
ご案内<10.15秘密保護法院内集会>
みなさまへ おはようございます。
9日、自民党は秘密保護法案を了承し、来週15日から始まる
臨時国会で成立させようとしています。
昨日(10日)超党派議員と市民による勉強会には250人が
参加、この法案に反対する人たちが広がっていることを
実感しました。
知る権利が奪われ情報統制された社会にさせないために、
市民の力で跳ね返していきたいと思います。
国会開会初日に院内集会を開催します、ご参加ください。

<転送歓迎>
=============================
 市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案に反対する院内集会
=============================
とき  10月15日(火)午後4時30分~6時
ところ 衆議院第1議員会館・多目的ホール

基調報告
「市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案-厳罰化と処罰の早期化-」
  海渡雄一さん(日弁連秘密保全法案対策本部 委員)

特別報告
「歴史の闇に消される秘密文書」
  三木由希子さん(情報公開クリアリングハウス 理事長)

発言
 国会議員 市民団体 ほか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
共催
盗聴法に反対する市民連絡会 090-2669-4219(久保)
東京共同法律事務所(海渡雄一・中川亮) 03-3341-3133
日本国民救援会   03-5842-5842
反住基ネット連絡会 090-2302-4908(白石)
許すな!憲法改悪・市民連絡会 03-3221-4668 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 いま、市民の生命と安全を脅かすような情報が主権者である市民の目から
隠されてしまう危険な法案が臨時国会に提出されようとしています。それが
「秘密保護法案」です。中曽根政権が1980年代に制定しようとした「スパイ
防止法」=「国家秘密法」を「特定秘密保護法」と名前をかえ、適用範囲も
拡大して制定しようとしています。
 同法は、政府・官僚が重要とする外交、防衛、安全脅威活動(スパイ活動)・
テロ活動の防止(=有識者会議では「公共の安全と規律秩序の維持」とされて
いたもの)にかかわる情報を「特定秘密」とし、これらの情報を公務員などが
もらしたり、記者などが取材しようとすれば最高懲役10年の厳罰が科されます。
さらに、既遂に至らない未遂、教唆、共謀、煽動など非常に早い段階から処罰
可能としています。国家公務員法の秘密漏洩の処罰とは全く質的に異なる弾圧
法規だと言えます。
 何を「秘密」とするかは行政機関の恣意的判断で決められ、判断が正しくな
されているかどうかをチェツクする第三者機関はありません。外交、防衛、テロ
活動の防止などは市民の生活に広範にかかわることがらであり、どのような情報
が「特定秘密」とされてしまうか、主権者である市民には皆目見当がつきません。
 福島原発事故における情報隠しをみれば、原発情報などは、まずテロ対策の防
止などを理由に広範に「秘密」とされるでしょう。再処理などプルトニウム関連
の情報は軍事機密とされるでしょうし、原発の安全性に関するやりとりや原発輸
出にかんすることなどは外交上の秘密とされるでしょう。アメリカでは1961年に
B52から広島型原爆の260倍ににあたる水素爆弾が地上に落下し大惨事寸前の事故
をおこしたことがずっと「秘密」とされてきたことが、最近情報公開で明らかに
なりました。アメリカの市民は危険極まりない「核」の上で生活をしてきたので
す。
 しかも同法は、安倍政権がめざす国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案と
一体のものとされています。日本版NSCは、アメリカとの軍事機密や武器開発に
関する情報の共有化を前提としていることを考えれば、日本をアメリカの戦争準
備に組み込んでいく危うい法案です。
 「秘密保護法案」は、市民の知る権利、報道の自由、表現の自由を侵害し、市
民の生命と安全そして平和を脅かす違憲の法案です。国会上程を許さず、廃案を
求めましょう。

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 11.10九州沖縄集会 宣伝の統一行動 集会やあらゆる機会に宣伝しましょう。
「さよなら原発!福岡」として
 10月19日(日)17時から18時 天神コア前で街頭宣伝とチラシ配布。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

修の呟き

 佐賀弁を自由に駆使して人々の笑いと涙を誘う「佐賀にわか」の第一人者、筑紫美主子(ちくし・みすこ)さんこと古賀梅子さんが10日朝、亡くなりました。92歳でした。

 佐賀新聞は筑紫さんについて、「1921年、北海道旭川市で、亡命したロシア軍人の父と佐賀市出身の母との間に生まれた。3歳の時、佐賀市の親類の養女に。赤い髪と青い目で偏見にさらされながらも、厳しく仕込まれた京舞で役者人生の土台を築いた。40年に旅役者の古賀儀一さんと結婚。翌年、20歳で「筑紫美州子劇団」(45年に美主子と改名)を旗揚げした」「一座の本拠を福岡県の玄海温泉センターに拠点を移したこともあったが、20年ほど前に帰佐。長男の三馬さん(本名・秀恒さん)とともに舞台を続けたが、老齢のため2002年に一座を解散した。近年体調が優れなかったが、11年11月には芸道75周年記念公演に車いす姿で出演、最後の舞台になった」と紹介しています。座長としての苦労も並大抵ではなかったようです。また、九州大谷短大や佐賀女子短大の講師を努められたり、佐賀県文化功労賞など受賞も多数で、著書に「旅役者の唄」があります。

 紹介が長くなりましたが、私は前職場在籍中に一度取材をさせていただきました。約20年前ですが、ご長男とお二人で「佐賀の仁○加(にわか)塾」を開設されるというので、紹介記事を書かせていただきました。「方言の持つ飾り気のない温かさ、懐かしさを大切にしたい」という思いで、方言を「にわか」を通じて伝えるのが開設の狙いでした。応募された塾生は約30人で、医師や教師、公務員など多彩な職業の方が参加されていたようです。その時に初めてお会いしたのですが、なんともいえない品がある方で、早口の「にわか」とは違い、優しくゆっくりとていねいに話されたことを覚えています。

 その後お会いする機会がなかったのですが、患者様を病院などに車でお連れする通院介助の今の仕事で会いすることになりました。月に1,2度のご利用でしたが、車いすをご使用されていましたので、ご自宅でご家族様とご一緒にベッドから車いすへ移乗、車いすのまま乗車していただき、病院までご家族様と一緒に病院までお連れするという内容でした。1度だけの取材でしたから気付かれなかったと思いますが、私はお会いして小さくなられたように思いました。そして相変わらず優しく、必ず「ありがとうございます」とねぎらいの言葉を掛けて下さいました。取材の際、筑紫さんは「都会で田舎の方言を聞くとほっとする。こうした方言を伝え、にわかの後継者の育成に当たりたい」と言われていました。いま「佐賀にわか選手権大会」が開催されるなど、ささやかな動きではありますが筑紫さんの想いは着実に佐賀で根付いているように思います。ご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第906日目報告☆

青柳行信です。 10月12日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第906日目報告☆
呼びかけ人賛同者10月11日迄3024名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】10月11日3名。
   児島昭子 田中美央 本間晃平
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆松川の無罪判決50周年覚えて集ふ人権守りし人々
    (左門 10・12-442)
※米軍の謀略によって、革新的な組合員を排除するために、
貨物列車脱線事故を起こして、
無実の組合員たちを死刑判決にまで追い込んだが、
全国的な支援運動もあって再審で無罪を勝ち取った。
この裁判勝利の意義は深く大きく、語り伝え、
運動を継承することが大切なので、
区切りの年に記念集会をしてきました。

★ 舩津康幸 さんから:
昨日は、大変暑い日となったところもあるようです、「電力使用率、今年最高=
季節外れの猛暑で」などの記事もあります。
さて、大震災から2年と7ヶ月となった昨日、川内で原発事故を想定しての避難訓
練、政府が不十分な「支援法」を閣議決定、福島で漁再開などなど、きょうも記
事が多彩です。
それでもやはり、きょうも福島第1原発の記事からはじめます。

地元紙は、
1.「港湾外からセシウム 第一原発福島民報 10月11日(金)9時6分配信
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013101111434
記事「・・・・・10日、福島第一原発の港湾外の海水から放射性セシウム
137が1リットル当たり1・4ベクレル検出されたと発表した。第一原発の沖
合約1キロの「港湾口東側」と呼ばれる地点で、今年8月の調査開始後、検出さ
れたのは初めて。・・・・セシウム137を原発から排出する場合の法定基準は
1リットル当たり90ベクレル、世界保健機関(WHO)のガイドラインの飲料
水の基準値は同10ベクレルで、今回の数値はこれらを下回っている。10日に
採取した海水はいずれも検出下限値未満だった。・・・・・・・」
1’.「東電、原発港湾内の観測強化 セシウム濃度上昇で」共同通信 (2013年
10月11日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8434.html
記事「・・・・・東電は11日から1週間、港湾内と外洋を分ける「港湾口」な
ど5地点で観測回数を増やし、海水に含まれる放射性物質の濃度を毎日測定す
る。・・・・・・・」

新たな発表、そして以前の記事の修正・・・落着きません、
2.「汚染水タンク3基周辺で高線量=福島第1、最大69ミリシーベルト-東
電」時事通信10/1111:56
記事全文「東京電力は11日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵するタンク3
基の周辺で、最大毎時69.9ミリシーベルトと、高い放射線量を計測したと発
表した。計測したのは、3基とも1号機原子炉建屋の西側のタンク群。このタン
ク群では、9月上旬にも複数の高線量が確認され、最大で毎時2200ミリシー
ベルトだった。・・東電は「汚染水漏れの形跡は確認されておらず、タンクの水
位にも変化はない」と説明。原因を調べている。」

3.「せき内の流出は17トン=福島第1、タンク汚染水漏れ-東電」時事通信
10/1120:18
記事全文「・・・福島第1原発でタンクの天板部分から汚染水が漏出した問題
で、東電は11日、タンクを囲うせき内に漏れた汚染水の量が約17トンだった
との推計値を発表した。タンクに水を入れ始めた時点と、漏出が止まった時点の
水位差から算出した。

4.「東電、淡水化装置を再起動 漏えい11トンと訂正」共同通信 (2013年
10月11日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8435.html
記事「・・・・・作業員が誤って配管を外し6人が高濃度汚染水を浴びた問題
で、・・・・・・当初7トンとしていた漏えい量を11トンと訂正し
た。・・・・・配管から漏れた水は全て装置周辺のせき内にたまっていた。装置
のある施設外部への流出はなかった。・・・・・・」

その東電は、
5.「東電、3年ぶり新卒採用「将来の幹部候補」 来春331人内定」
SankeiBiz 10月11日(金)8時15分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131010-00000007-fsi-bus_all
記事「・・・・原発事故に伴って人材流出が続く東京電力が、新戦力の採用に踏
み切る。2014年3月卒業予定の大学、高専、高校卒の計331人に対し、こ
のほど内定を出した。新卒採用は3年ぶりで、福島第1原発事故前の採用規模を
大幅に下回る。だが、厳しい経営環境にかかわらず東電を選んだ学生もおり、会
社側は「将来の幹部候補」と期待する。・・・・内定者の内訳は、大卒が122
人(事務系24人、技術系98人)、高専・短大卒が37人(すべて技術系)、
高卒が172人(すべて技術系)。全内定者331人のうち女性は24人。福島
県の復興を支えるため、同県出身者を対象にした『福島枠』の内定者は32人
だった。・・・・・」
一方、東電の下請け会社では、
6.「違法ぎりぎり過酷労働 福島第一作業員 10時間超えも」東京新聞2013
年10月11日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013101102100003.html
記事「国から一刻も早い汚染水問題の解決が要求される中、東京電力福島第一原
発の作業員らは、労働基準法ぎりぎりの過酷な長時間労働を強いられている。作
業員らの証言では、法定の十時間近くになると、身に着けている線量計のアラー
ムが鳴るため、途中で線量計を取り換え、違法な残業をしている事例もあ
る。・・・原発は放射能と隣り合わせのため、労働基準法は、通常の八時間のほ
かは二時間の残業しか認めていない。このため、線量計は九時間半で鳴るように
設定されている。・・・・・・・・・・東電は『労務管理は元請け会社にしても
らっている』とコメント。大手プラントメーカーは『当社社員に十時間超の労働
はさせておらず、下請けについては、各社で労務管理している』。一次下請け会社
の担当者は『線量計を借り換えさせたこともないし、(違法なことは)させてい
ない』と話した。」
・・・・・現実はもっとひどいことが横行しているか。

政府・自民党の動き
7.「被災者支援法、対象拡大 基本方針を閣議決定」共同通信 (2013年10月11日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8430.html
記事「政府は11日、東京電力福島第1原発事故の避難者らを援助する『子ど
も・被災者支援法』の基本方針を閣議決定した。・・・・・・・・・」
7’.「被災者支援限定に過半数が疑問 基本方針で復興庁発表」共同通信 
(2013年10月11日)
記事全文「復興庁は11日、東京電力福島第1原発事故の避難者らを援助する
「子ども・被災者支援法」の基本方針案に4963件の意見が寄せられ、このう
ち『支援対象地域』を福島県内33市町村に限ったことへの疑問や見直しを求め
る意見が2707件あったと発表した。・・・・復興庁は基本方針案を8月30
日に発表し、9月23日まで意見を公募した。これを踏まえて政府は11日、対
象地域以外でも、除染や健康診断実施などの対象になり得ることを新たに明記し
た基本方針を閣議決定したが、対象地域の範囲は見直さなかった。」
こちら栃木県でも、
7”.「被災者支援法で決定プロセスに異論 本県などの市民団体」下野新聞 10
月11日 朝刊
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20131011/1378124
記事「・・・・・・本県の市民グループなども参加する『原発事故子ども・被災
者支援法市民会議』は、・・・・・・基本方針案を『被災者の意見や要望がいっ
さい反映されていない』などと決定プロセスを含め批判、11日以降も訴えを続け
る方針だ。・・・同会議は、基本方針案に約4900件寄せられたパブリックコ
メントの意見が反映されていないとして問題視。全国各地で公聴会を開くなど、
あらためて被災者と意見交換するよう訴えている。・・・・・・・」
こちらでも早速、問題を指摘しています、
7”’.「子ども・被災者生活支援法、基本方針を閣議決定~対象は福島33市町
村」データ・マックス 」10月11日 19:26
⇒http://www.data-max.co.jp/2013/10/11/_iws1011.html
記事「・・・・・・<縦割りの弊害>、・・・・・・復興庁の担当者は、『復興
庁の立場が上位に位置付けられているので、以前よりはだいぶやりやすくなって
いる。それでも、縦割りの弊害が感じられる。夜を徹して各省庁とやり合ってき
たが、被災者の声の反映は不十分で申し訳ない』と話した。」
・・・・先立つ根本的な問題は、記事にあるよう「支援対象地域の選定に関し
て、被災者から多くのパブリックコメント(公募意見)が寄せられていたが、こ
の被災者の声に十分に答えることがないままの閣議決定となった」ことです。

8.「福島復興特措法を提言=自民委員会」時事通信 10/1113:26
記事全文「自民党の『原発事故被害者の生活支援および事故収束に関する委員
会』の額賀福志郎委員長は11日、首相官邸で安倍晋三首相と会い、東京電力福
島第1原発の汚染水対策や廃炉に国の関与を強める『福島復興加速化特別措置
法』の制定を柱とする提言書を手渡した。首相は『福島の復興は一番大事なこと
だから政府も頑張る』と応じた。」
・・・・・・立ち位置が違っているので、“復興”ということば先走ります。

9.「双葉町でボーリング調査開始=中間貯蔵施設建設で-環境省」時事通信
10/1116:33
記事全文「環境省は11日、東京電力福島第1原発事故に伴う放射能汚染土を保
管する中間貯蔵施設の建設に向け、福島県双葉町でボーリング調査を同日始めた
と発表した。地盤の固さや地下水の状況などを確認する。」

10.「東北以外「考えてない」=医学部新設で下村文科相」時事通信 10/1112:55
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100464

被災地フクシマ、
11.「汚染水問題、(福島)県警が捜査へ=市民団体の告発受理-福島第1」
時事通信 10/1119:49
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100922
記事「・・・・福島第1原発の放射能汚染水漏れ問題で、福島県の市民団体は
11日、『県警に公害罪法違反容疑で提出した東電に対する告発状が受理され
た』と発表した。・・団体代表の武藤類子さんは、県警で受理の報告を受けた後
に記者会見し、『汚染水問題は日々、深刻化している。一刻も早く、東電本社へ
の強制捜査をしてほしい』と述べた。県警の捜査については、『警察は本当に勉
強している。前向きな姿勢に期待している』と話した。
12.「津波予見可能性を否認=原発避難者訴訟で国-千葉地裁 」時事通信
10/1116:25
記事全文「福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民20人が国など
を相手取り、慰謝料など計約10億3000万円を求めた集団訴訟の第3回口頭
弁論が11日、千葉地裁(多見谷寿郎裁判長)であり、国側は、敷地の高さを超
える津波の到来は予見できなかったと訴えた。国側は準備書面で、2006年に
旧原子力安全・保安院が設置した勉強会では、大規模津波による原発施設への影
響は検討されたが、実際に津波が到来することは想定されていなかったと主張し
た。」

13.「11日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定
値・観光地の放射線モニタリング結果・放射性物質の検査結果・公共用水域での
放射性物質の検査結果」福島民報10月12日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
14.「沿岸でも試験操業再開 相馬市『魚取ってなんぼ』」西日本(最終更新
10月11日 12時18分)
記事全文「福島県北部の相馬双葉漁業協同組合は11日、東京電力福島第1原発
の汚染水問題で中断していた沿岸部の試験操業を再開し、約50隻がシラス漁を
した。松川浦漁港(相馬市)では小雨の中、漁を終えた船が次々に帰港。相馬市
の安達広昭さん(51)は『漁師は魚を取ってなんぼ。やりがいがあるし、やっ
ぱり海はいい』と笑顔だった。・・・・シラスはサンプル検査で放射性物質を測
り、ゆでるなど加工して週明けにも店頭に並ぶ予定。佐藤弘行組合長は『慎重に
検査して安全を確認しているので、消費者に理解してほしい』と話した。」
15.「『コメ実証栽培』手応え 楢葉・大谷地区などで収穫」福島民友10月11日
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1011/news10.html
記事「・・・・ほぼ全域が避難指示解除準備区域となっている楢葉町で10日、
実証栽培されたコメの稲刈りが行われた。・・町は2015(平成27)年度の
営農再開を目指している。今年は農林水産省が作付け制限を緩和したことを受
け、農地除染が終了した町内15戸の3.4ヘクタールで実証栽培に着手した。
同日は大谷地区など2カ所で稲刈りを実施。・・・・同町で実証栽培したコメは
今月下旬から放射性物質調査を行う。12月には品質などを評価・検討し、安全
性を確認した上で試食するという。」

16.「双葉町、小中と幼稚園 来春いわきで再開」河北新報10/11 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131011t61015.htm
記事「福島県双葉町は10日、福島第1原発事故で休止中の町立の小中学校と幼
稚園の授業を来年4月に福島県いわき市で再開させると発表した。原発事故で全
域が避難区域に指定された7町村全てで授業が再開する。・・・・再開対象は双
葉北小、双葉南小、双葉中、ふたば幼稚園。予定地はいわき市錦町の幼稚園跡
で、町仮役場の約1キロ南西。11月に合同仮校舎の建築を始め
る。・・・・・・・・・」
こんな珍事も、
17.「福島第2に侵入容疑=検問突破の男逮捕-福島県警」時事通信10/1200:13
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101200004
記事「・・・・・『警察の検問を突破し、逃げ込んだ先が福島第2原発だった』
と供述しているという。・・・・」

原発立地自治体、
18.「再稼働の決断要請=福井4市町」時事通信 10月11日(金)16時24分配信
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100701
記事「福井県内の原発立地4市町(高浜町、おおい町、敦賀市、美浜町)で構成
する『原子力発電所所在市町協議会』の野瀬豊会長(高浜町長)らは11日午後、
首相官邸に菅義偉官房長官を訪ね、原発再稼働を速やかに決断するよう求めた要
請書を手渡した。・・原子力の必要性を明確にした新たなエネルギー政策を早急
に示すことなども併せて求めた。・・・・」

電力会社
19.「六ケ所村への漁業振興費継続へ 」東奥日報10/1111:00
⇒http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131011110013.asp
記事「東北電力の増子次郎・執行役員青森支店長は10日、青森市で開いた定例会
見で、六ケ所村に同社が支払っている漁業振興費について「東通原発2号機の建
設に必要な資金。約束に基づき実施する」と述べ、来年度も支払いを継続する考
えを表明した。・・・・・・」
・・・・・・続きは、登録会員のみ閲覧可。

20.「電力使用率、今年最高=季節外れの猛暑で-東電」時事通信10/1118:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100833
記事「東京電力管内で11日、供給力に占める最大需要の割合を示す「使用率」
が、午後2時台に今年最高の95%(速報)を記録した。これまでの最高は1、
2月に記録した94%。季節外れの猛暑で冷房の使用が急増した上、火力発電所
がトラブルで停止したことが影響した。」
20’.「福島の広野火力6号機が停止 東電、暑さで需給厳しく」西日本電子
版10月11日 22時46分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25215/1/
記事「東京電力は11日、福島県の広野火力発電所6号機(広野町、出力60万
キロワット)に設備の不具合があり、運転を一時停止したことを明らかにした。
季節外れの暑さでエアコンの使用が増えたこともあり、東電管内はこの日、供給
力に対する最大需要の水準を示す使用率が、「需給が厳しい」とされる95%を
今年初めて記録した。・・・・・・東電は11日の供給力を4176万キロワッ
トと計画していたが、広野火力の停止で4161万キロワットに落ちた。一方、
最大需要は午後2時台に、当初予想の3810万キロワットを超えて3976万
キロワットとなり、使用率が今年1月と2月に計3回記録した94%を上回っ
た。・」

九州、
21.「事故後初、原子力防災訓練=「想定外」含め実効性重視―国主催、川内
原発で2日間」時事通信 10月11日(金)10時23分配信
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100250
記事「政府は11日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で重大な事故が起
きたと想定し、2日間にわたる原子力総合防災訓練を実施した。同訓練は2011年
の東京電力福島第1原発事故後初めて。事故の教訓を踏まえ、参加者には事前に
知らせていない「想定外」のアクシデントを入れるなどの内容に改めたほか、放
射性物質放出後の対応も含めるなど実効性を高めた。・・・・訓練には内閣官房
や原子力規制委員会のほか、防衛省、警察庁、消防庁など政府機関に加え、鹿児
島県や地元市町村、近隣住民など計約3300人が参加。新たな原子力災害対策指針
(防災指針)で設定され、事故時には直ちに避難する原発5キロ圏内の地域
(PAZ)や、半径30キロに拡大された避難準備区域(UPZ)の一部住民、援護が必
要な入院患
者らの避難訓練なども行う。・・・・外部電源喪失後に接続した電源車が突然故
障するなどのアクシデントも盛り込まれ、より実際の事故に近い状況で進められ
た。」
21’.「高齢者施設で避難訓練=川内原発で電源喪失想定-鹿児島」時事通信
10/1117:34
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013101100772
記事「『川内原発2号機で全ての交流電源が喪失しました』。鹿児島県薩摩川内
市の九州電力川内原子力発電所から半径5キロ以内で事故時には直ちに避難が必
要な区域(PAZ)で11日午後0時45分すぎ、市の防災行政無線から高齢者
や体の不自由な人に避難を促す放送が流れ、政府の原子力防災訓練が始まっ
た。・・・PAZ内にある高齢者福祉施設『わかまつ園』では、デイサービスや
グループホームを利用する高齢者らが参加。介護士に付き添われ、消防のバスな
どに乗り込み、避難先の病院へと移動した。・・・・」
21”.「川内原発で国の原子力総合防災訓練始まる」南日本新聞(10/11 13:00)
⇒http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=51859
・・・さらっと同様の内容を伝えているだけの記事です。
一方、こちらの新聞では、
21”’.「要援護者の避難に課題 国の原子力防災訓練」佐賀新聞 10月11日更新
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2563499.article.html
記事「国の原子力総合防災訓練初日の11日、川内原発2号機が全交流電源を喪
失したとの想定で行われた原発から5キロ圏内の予防防護措置区域(PAZ)内
の「要援護者」避難訓練。玄海原発(東松浦郡玄海町)の周辺地域と同様、施設
ごとの避難計画づくりは進んでおらず、参加者は不安を抱えながら訓練に取り組
んだ。・・・・・ 川内原発から約1キロしか離れていないグループホーム『お
多麻さんの家』。訓練では防災無線で避難指示を受けた後、職員2人を含む4人
が消防の支援車などに乗り、原発から約10キロ離れた総合病院などに避難。大
きなトラブルなく終えた。
・・・・・ただ、受け入れ先となる病院や施設、車などの移動手段、避難ルー
トなどを定める避難計画づくりは進んでいない。昼間は職員約10人の自家用車
で18人の入所者を避難させることになるが、夜間は職員1人だけ。移動手段の
確保は見通しが立たず、原発から30キロ圏外で独自に受け入れ先を探すのも困
難だ。 ・・・・佐賀県も玄海原発から30キロ圏内にある高齢者福祉施設で、
寝たきりの入所者を移送する寝台車両が大幅に不足していることが明らかになっ
ている。個別に入所者の受け入れ先を決めるには、ほど遠い状況
だ。・・・・・・・」
・・・・・・・と、問題を指摘しました。
21””.「川内で原発防災訓練 福島事故後初の国主催」西日本電子版 [10月12
日03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25224/1/
・・・・・2日間の予定が一覧表で示されています。
こちらには、3ページにわたる長文記事です、
21””’. 「見えない物質」に緊張 川内原発防災訓練ドキュメント」西日本電
子版10月12日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25220/1/
⇒http://qbiz.jp/article/25220/2
⇒http://qbiz.jp/article/25220/3
記事「◆「慌てるな」と怒号も・・・・・・・◆想定外対応、なお未知数・・・・・」

22.「原発防災計画、自治体任せ 国の責任あいまい 」西日本電子版[10月
12日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25243/1/
記事「原子力総合防災訓練の焦点の一つである地元自治体の地域防災計画は、国
の責任があいまいだ。防災計画は、福島第1原発事故を教訓に原子力規制委員会
が抜本的に見直した災害対策指針に沿って地元自治体がそれぞれ策定。その責任
は自治体にあり、計画の実効性を検証する権限は国にはなく、国が原発再稼働の
前提として進める安全審査でも取り上げられない。・・・・・・・・防災計画の
策定や運用は自治体が責任を負う。事故の規模や天候によって想定される自治体
をまたぐ広域避難の調整が難航しているケースもあり、現に川内原発の30キロ
圏内の9市町で広域避難の段取りが整備できたのは薩摩川内市といちき串木野市
だけ。福島第1原発事故から2年半以上経過しても、防災体制が整ったとは
いえない。・・・・・住民の生命を守る防災体制が『訓練でチェックするしかな
い』原子力規制庁)という現状に対し、国会事故調査委員を務めた野村修也教授
は『新規制基準に地域防災の視点を取り入れるべきだった』と批判。城山英明・
東大政策ビジョン研究センター長は『国は個々の防災計画の実効性を確かめる作
業もするべきだ』と指摘する。」

23.「九州再生エネ26%増 7県で382万キロワットに」西日本電子版
[10月12日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/25230/1/
記事「九州経済産業局は11日、再生可能エネルギー(再エネ)の固定価格買い
取り制度が始まった昨年7月からの1年間で、九州7県で稼働する再エネ発電設
備出力が80万キロワット増え、合計で382万キロワットになったと発表し
た。昨年6月末の制度開始前と比べ26%の増加で、全国の18%増を大幅に上
回った。認定を受けた設備の合計出力は521万キロワットあり、九州経産局は
『再エネ発電の出力はさらに高まる』とみている。・・・・再エネの増加分の電
源別内訳は、太陽光が78万キロワットと99%を占め、風力2万キロワット▽
バイオマス0・3万キロワット▽中小水力0・05万キロワット▽地熱0・01万
キロワットだった。昨年6月末時点の九州の再エネ発電出力は302万キロ
ワットで、電源別では中小水力が105万キロワットで最大だったが、制度開始
から1年で太陽光が95%増の160万キロワットとなり、中小水力を抜い
た。・・・・今年6月末時点の全国の再エネ出力は合計2426万キロワット
で、1年間で366万キロワット増えた。・・・・・・・・・・・」
24.「日創プロニティ、利益89倍 社長も『びっくり』」10月11日 20時40
分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/25209/1/
記事「・・・・・・・・・昨年7月にスタートした再生可能エネルギーの固定価
格買い取り制度が追い風となって大規模太陽光発電所(メガソーラー)用の架台
受注が好調で、いずれも過去最高だった。・・・・同社は07年に福岡証券取引
所の新興企業向け市場『Qボード』に上場後、太陽光発電用の架台に本格参入。
立地や風の強さなどを考慮した設計を提案する強みを生かして受注を伸ばした。
大幅な増収増益となったことについて記者会見で石田利幸社長は『びっくりして
いる』と述べた。先行きについては『5?10年は太陽光発電の需要は続くだろ
うが、商材を増やすためにM&A(企業の合併・統合)の可能性を探っている』
と話した。・・・・・・・・・・」

いま届いた西日本新聞朝刊では、
1面トップに、博多の病院での火災がトップにあり、その下方に、21.の川内
での訓練の記事、32面に関連記事とあります、火事がなければ、訓練がトップ
だった、かもです。
32面に、大きく21””’.と22.の記事が扱われいます、そのすぐ下に、
25.「『玄海』事故想定 来月に防災訓練 福岡、佐賀、長崎」
ネットに
25’.「11月に原子力防災訓練 佐賀など3県合同で 」(10月12日 00時24分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/45737
記事「・・・・訓練には原発から半径30キロ圏内に暮らす住民と自治体、警
察、消防などが参加する。11月30日におこなう。昨年は県職員だけの参加だった
長崎県から住民も初参加する。・・・・・」
2面に、見出し、
26.「非核声明参加を外相が正式表明」
3面に、4.と7.の記事、
17面経済欄に、23.と24.の記事があります。
今朝の紙面は以上です。

★ 川崎哲 さんから:
<核兵器の非人道性 新しいビデオができました>
皆さま
「核兵器の非人道性に関する声明」への日本の署名が話題になっています。
こうした中、新しいビデオ「核兵器の禁止へ 人道の視点から考える」(6分
間)ができました。制作は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)、日本語版
制作は核兵器廃絶日本NGO連絡会です。

こちらから↓

http://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/2013/10/11/humanitarian_imperative_jp/

http://youtu.be/oIMTixshyQI

ぜひみてください! そして、拡散、お願いします!

★ 京都の菊池 さんから:
・・・
理不尽な原発事故によりばらばらに引き裂かれた被災者は、
山のあちら側にもこちら側にもいます。

支援法の趣旨に反した基本方針案のもと、
被ばく影響に関して予防原則に基づいた施策への転換がなされず、
とどまること、元の場所に帰ることを構造的に強いる施策がさらにすすめられて
いくとしたら、
それは私たち被災者をさらに引き裂き、再生の芽を摘んでしまうことになるで
しょう。

支援法は、山の両側を照らす太陽のようなもの。
その光を受けて、私たちひとりひとりに本来ある再生の種を育てていきたいと、
心から願います。
・・・
と、
うのさんは

しえんほう京田辺だより(13)原発事故被災者の再生の種に光を

の中で書きました。

下記、うのさんに転載の了解いただきました。
ぜひ多くの人に伝えてください。

しえんほう京田辺だより(13)原発事故被災者の再生の種に光を

東の山の上が朝日で金色に輝き出しました。
桃色に染まった小さな雲がふたきれ、浮かんでいます。
「おひさまがこっちにきたら、やまの向こうは夜になっちゃうのかな」
「おひさまはすごく高いところにいるから、どちらも照らせるんだよ」
***

おはようございます。京田辺より、うのさえこです。
原発事故子ども・被災者支援法のご縁でつながった皆様にBccでお送りします。
おたより12号をお送りしてから、10日が過ぎました。
この間、支援法基本方針案を支援法の基本理念を実現する内容にしていくために、
各地で、国会議員などへの働きかけや復興庁への要請が
活発に行われてきました。
京都フォーラムでも、支援者の皆様のおかげで、与党の議員さんや秘書の方に、
この間の経緯や問題点や避難者の要望などをお伝えしてきました。

今週、与党内での検討と折衝が行われていましたが、
以下のような若干の修正を加えた形で、閣議決定がなされる見込みとなりました。
◆子ども被災者支援法修正文書(全文)
http://www.ourplanet-tv.org/files/20131009.pdf

この情報を受けて、10月9日、被災当事者434名が連名で、復興庁に要望書を提出
しました。
http://shiminkaigi.jimdo.com/2013/10/09/meeting-report/
◆原発事故避難者が支援法で地域拡大を要望(NHK 10月9日21時48分)
◆被災者訴え届かず 対象地域限定・県外避難の補助除外(東京新聞 10月10日朝
刊)
同日、
先日の記者会見時発表に若干の修正を加えて、京都フォーラムからも要望書を提
出しました。
(添付資料)※添付できません。
昨日10日は、「原発事故子ども・被災者支援法」推進自治体議員連盟が、浜田昌
良復興副大臣に 要請書を提出(添付資料2)、
「子ども・被災者支援法を活かそう 市民の会」は、1255名の連名と共に、復興
庁に要請と交渉を行いました。
・10/10 市民会議 緊急プレスリリース
http://shiminkaigi.jimdo.com/2013/10/10/pressrelease/
・10/10 支援法を活かそう市民の会 復興庁交渉
http://shiminkaigi.jimdo.com/2013/10/10/meeting-report/
・10/10 自治体議連 要請書(個人情報除いたもの)
http://shiminkaigi.jimdo.com/2013/10/10/request/
この間の復興庁とのやりとりの中で分かったのは、根本的な問題点が各所から指
摘されている中で、
4900件を超えるパブリックコメントの検討も未完のまま、
本日、先述の基本方針案が閣議決定されようとしているということです。
今日も東京で、記者会見や自治体議連の院内集会などが予定されています。
http://shiminkaigi.jimdo.com/2013/10/11/precon-meeting/
今後の推移をぜひご注目いただきたく、なにとぞよろしくお願いいたします。

***

理不尽な原発事故によりばらばらに引き裂かれた被災者は、
山のあちら側にもこちら側にもいます。

支援法の趣旨に反した基本方針案のもと、
被ばく影響に関して予防原則に基づいた施策への転換がなされず、
とどまること、元の場所に帰ることを構造的に強いる施策がさらにすすめられて
いくとしたら、
それは私たち被災者をさらに引き裂き、再生の芽を摘んでしまうことになるで
しょう。

支援法は、山の両側を照らす太陽のようなもの。
その光を受けて、私たちひとりひとりに本来ある再生の種を育てていきたいと、
心から願います。

2013年10月11日 原発事故子ども・被災者支援法 京都フォーラム うのさえこ

★ 崔 勝久 さんから:
*10月13日「原発ゼロ統一行動」へのお誘い*

*私たちNNAAは10月13日午後2時に日比谷公園内の図書館前で集まります*
。組織に属さない人たちは私たちの隊列に参加しませんか。ご自分の旗を自由に
掲げてください。そして自由にチラシを播き、ご自分の意見を主張下さい。人間
解放の運動に規制があってはいけません。ご一緒にどうぞ。お待ちしておりま
す。世界の反核を願う市民との連帯を求めて。

安倍首相の福島の汚染水は完全にコントロールできているという大嘘の後、日本
全国は、東京オリンピック開催でこれで日本の経済はよくなるとばかりに湧き湧
きました。一方福島の現実はまったく変わらず、15万人が避難してもまるで何
事もなかったかのように沈黙が日本社会を支配しています。福島事故は「人災」
(国会事故調査委員会)なのです。
*「人災」であれば徹底して原発を計画し、建設し、運営してきた者たちの責任
を追求しなければなりません。*

被害をもたらした事態に対する徹底した追求のないことが、加害の忘却、無視に
つながります。このような事態に至ったのに原発の再稼働、新規建設が策動され
ているのです。そしてあろうことか、事故の原因も明らかにされていないのに原
発を輸出するという計画が進められています。

*私たちNo Nukes Asia
Actions(NNAA)は「原発メーカー訴訟」を11月に始め世界中から原告を募り、
世界中に原発を売りまくる原発メーカーの社会的責任を問います*
。被害者を出し続け、核による世界支配を目論む原発体制に否を言うためです。
反核・反差別・反植民地主義を打ち立て、全世界の市民と共に国際連帯運動に
よって原発体制に立ち向かうしことでしか、私たちは自分の命を守れません。自
分自身と子孫のために、そして隣人のために立ち上がりましょう。

* 10.13 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 -福島を忘れるな・再稼働を許すな-
<6.2 No Nukes Dayに続き、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アク
ション、原発をなくす全国連絡会が合同で大規模アクションを呼びかけます!>

日時:2013年10月13日(日) 13:00~
会場:日比谷公会堂

内容:
○13:00~ 集会 会場:日比谷公会堂
(共催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす
全国連絡会)
○14:00~ 巨大デモ
(共催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす
全国連絡会)
○17:00~19:00 国会前大集会 (主催:首都圏反原発連合)

ちらしはこちらから
http://coalitionagainstnukes.jp/wp-content/uploads/2013/09/1013ver2.pdf

郵送のご注文も受け付けています
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3505

主催:首都圏反原発連合
共催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
事務局会議
日 時:10月22日(火)18:00~
場 所:福岡県民主医療機関連合会(民医連)会議室
 福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
 TEL092-483-0431 
 地図: http://tinyurl.com/nyhy6go

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10日(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00~   〇入廷行進1:15~
   〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
   午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
原告総数 原告総数 6883名(10/11現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
  <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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