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原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS

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■原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”■
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=脱原発を実現する原子力資料情報室(CNIC)のメールマガジン=

No.0225 新入会案内パンフレットができました、他
【2014年6月30日】
原子力資料情報室(CNIC)Citizens' Nuclear Information Center

※購読の登録・解除・変更は読者の皆様ご自身でお願いいたします
(方法下記)

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◇今号の内容◇

[1] 新入会案内パンフレットができました

[2]『原子力資料情報室通信』第481号(2014/7/1)もくじ

[3] この間発表した原子力資料情報室の声明

[4] TWO SCENE 7 エネルギー基本計画

[5] イベント紹介

[6] 原子力資料情報室とは


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■[1]新入会案内パンフレットができました
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 原子力資料情報室の新しい入会ご案内パンフレット「原発のない世界をつくろう。
たしかな情報と市民の力で。」ができました。
 原子力資料情報室の主張、活動、沿革、会員制度をわかりやすくご案内するほか、
各界でご活躍の方々から応援のメッセージをお寄せいただきました。

 原子力資料情報室へのご入会・ご支援をご検討の方、集会・イベントで配布して
くださる方へご希望の部数を無料でお届けいたします。すでにご入会・ご購読の皆
様も、ぜひお知り合いの方などへご紹介ください。

・A5サイズ/フルカラー/本文10ページ/郵便振替用紙1枚つき
 巻末の郵便振替用紙をご利用いただくと、ご送金手数料が無料となります。

※PDF版はこちらからダウンロード頂けます。
http://www.cnic.jp/files/20140627_cnic_flyer.pdf

★ご請求は…
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5 曙橋コーポ2B 原子力資料情報室
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801 
cnic@nifty.com

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■[2]『原子力資料情報室通信』第481号(2014/7/1)もくじ
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会員の皆さまへの『通信』発送作業を6/30に行いました。

『原子力資料情報室通信』第481号(2014/7/1)もくじ

□福井地裁大飯原発運転差止訴訟判決解説
[大飯原発運転差止訴訟弁護団 笠原一浩・鹿島啓一]

□川内原発:適合性審査の欠陥
[伴英幸]

□福島第一原発
きびしい作業環境の中、高い被曝状況は続く
すべての収束作業者を疫学調査の対象にして、健康管理の徹底を
[渡辺美紀子]
http://www.cnic.jp/5916

□タニムラボレター No.023
東京を流れる荒川の堆積物の調査(2)
[谷村暢子]
http://www.cnic.jp/5912

福島はいま(3)
[山口幸夫・松久保肇]

□短信・資料紹介・原子力資料情報室だより

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■[3]この間発表した原子力資料情報室の声明
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この間、原子力資料情報室は以下の声明を発表しております。
是非、ご覧ください。

2014年6月11日 
田中知氏は原子力規制委員会委員就任を辞退すべきである
http://www.cnic.jp/5897


 田中知氏が原子力規制委員会委員とする案が衆参両院本会議で承認された。

 以下に述べるように、あってはならない人選である。

 田中氏は長らく原子力推進の論陣を張ってきた人だ。原子力委員会の新大綱策定会
議委員や経済産業省の総合資源エネルギー調査会原子力部会部会長などを歴任し、民
主党時代の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会では原発比率にかんする3つの
選択肢で20~25%を主張した。また、原子力学会の会長であり、学会としての福島原
発事故調査の部会長を務めた。さらに、一般社団法人日本原子力産業協会の理事を直
近まで務めていた。
 田中氏には業界からの寄付金の問題もある。田中氏個人への原子力関連企業などか
らの760万円を超える寄付金に加えて、2008年から2011年までに東京電力から1億円
の寄付があったと報じられている。田中氏が担当した核燃料サイクルに係る研究や人
材の育成をめざす講座だった。
 このような人物が「電力の虜」にならずに規制をきちんとできるとはとうてい考え
られない。田中氏が原子力を推進する立場として原子力利用の将来を心配するのなら、
原子力規制委員就任の提案を断るべきだったし、今からでも辞退するべきだ。
 また原子力規制委員会が、福島原発事故という極めて痛恨の犠牲を払って作られた
独立した委員会であるとの自覚を、政府が持つなら、このような人選をするべきでな
かった。

 政府は今回の人事選定にあたって、民主党政権時代に定めた「原子力規制委員会委
員長及び委員の要件について」と題した委員選任ガイドラインを考慮せず、また今後
もガイドラインを定める予定は無いとしている。
 ガイドラインは、前政権が制定したものはあるが、原子力規制委員会の中立性・公
正性・透明性を担保するためのものであり、自民党・公明党を含めた国会の審議を受
けて策定されたものである。なぜ、考慮しないのか、中立性・公正性・透明性はどう
担保するのか。政府は説明する責任がある。
 また、現政権は、規制当局が「規制の虜」となる状況をつくりだした自民党が担当
している。自らに福島第一原発事故にかんする大きな責任があることを自覚するべき
である。

 こうした人選がどこで議論されて出てきたのか知る由もないが、これが原子力規制
委員会の骨抜きの第一歩とする意図からだとするなら、福島原発事故の再来を待つよ
うなものと言わざるを得ない。

以上

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■[4]TWO SCENE 7 エネルギー基本計画
────────────────────────────

原子力資料情報室が発行する、原子力や放射能を考えるフリーペーパー『TWO SCENE』。

7号では「エネルギー基本計画」を特集しています。

イベント等で配布いたしますので、どうぞみなさま、お手をとってご覧ください。

なお、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.cnic.jp/files/TW0SCENE/TwoScene007_2014Summer.pdf

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■[5]イベント案内
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●7/10 被ばく労働に関する関係省庁交渉(東京)

◆日時:2014年7月10日(木)13時30~16時00分
※13時10分から会館ロビーにて通行証を配布します。
◆場所:衆議院第一議員会館第6会議室

詳細は以下をご覧ください。
http://www.cnic.jp/5904

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●6/28 川内原発を再稼働させない!さようなら原発6・28集会

◆日時:6月28日(土)13:00開会
◆場所:東京都新宿区霞ヶ丘町、渋谷区千駄ヶ谷一丁目明治公園
(アクセス)JR中央線「千駄ヶ谷」下車 徒歩5分
      都営地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車 徒歩2分
      東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩15分

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●7/19・20 大MAGROCK vol.7

◆日時:2014年7月19・20日
◆開催地:青森県下北郡大間町 大字大間 字小奥戸(大間原発敷地隣接地)

主催:ohmagrocks

■大MAGROCKとは 青森県大間町に建設されている大間原発の敷地に囲まれた『あさこは
うす』で行われてきたロックフェスティバル。五回目の2012年からは場所を「あさ
こはうす」近くの共有地に移動し開催。世界で唯一の原発敷地内での反核ロックフェス
ティヴァル。
■主催 2010年のvol.3までは八戸市の『PEACE LAND』が主催。2011年vol.4からは反核の
意志を持つ個人や団体が一つとなった『OhMAGROCKS』が主催者として運営。
■主旨 青森県の下北半島は核施設が立ち並ぶ「核半島」でもありますが、六ヶ所村再処
理工場のこと以外は、報道もされませんし、あまり話題にもの ぼりません。そして本州
最北端の町、大間に建設中の大間原発については、青森県内でも知る人があまりいない
ような状況です。 こ の大間原発の敷地に囲まれ、約1haの土地が故熊谷あさ子さんの土
地として未買収のまま残っています。驚くべき ことに、大間原発の炉心は「あさこはう
す」から300mの距離に計画されています。しかも世界初のフルモックスの原子力発電所で
す。こん な不条理を未だに 続けているのが日本の原子力政策です。
「MAGROCK」は、2008年大間原発着工の年に始まりました
■イベントインフォメーション■
開催日:2014年7月19・20日
開場/開演:未定
開催地:青森県下北郡大間町 大字大間 字小奥戸(大間原発敷地隣接地)
主催:ohmagrocks
■チケットインフォメーション■
入場券:無料
駐車場:無料
宿泊:イベント会場での宿泊はできません。
大間崎近辺の民宿を各自ご予約ください。
■ステージインフォメーション■
約200人収容可能。原発敷地に面しているため、フェンスと監視カメラが多数設置されて
います。アーティストは海をバックに演奏するため、参加者は広大な大間の海と空を背景
にLIVEを楽しめます。晴れていれば、北海道もくっきりと見ることができます。
■facebook■
大MAGROCKページ https://www.facebook.com/OhMAGROCK
イベントページ https://www.facebook.com/events/497132353702095/

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●7/26 トーク&ライブ 原発のない未来へ~上関原発を建てさせないために~

◆日時:7月26日(土)13:00~15:30(開場12:30) パレード出発16:00
◆場所:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)

「上関原発計画」をご存知ですか? 
瀬戸内海・周防灘に浮かぶ山口県上関町(かみのせきちょう)長島に原発を新設するとい
う、中国電力による計画です。
計画浮上から30年あまり。予定地からほど近い祝島を中心に今も反対運動が行われていま
す。
今さら新しい原発?と言われそうですが、政府も中国電力もあきらめていません。
長年、祝島で反対運動を続けている清水敏保さんと、「原発は地域に貢献しない」と訴え
ている東海村前村長の村上達也さんをお招きしてお話を伺います。
そして、脱原発を熱く訴える寿[kotobuki]のライブの後は、青山通りをにぎやかにパレ
ード!

原発のない未来を求めて、電力の巨大消費地である首都圏に住む私たちにできることを考
え、一緒に行動しましょう。

詳細は以下をご覧ください。
http://www.cnic.jp/5872

────────────────────────────
■[6]原子力資料情報室とは
────────────────────────────

【参加・支援をお願いいたします】
原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつ
くられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、
原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行ない、それらを
市民活動に役立つように提供しています。

このメールマガジンをふくむ当室の活動は、毎年の総会で議決に加
わっていただく正会員の方々や、活動の支援をしてくださる賛助会
員の方々の会費・寄付などに支えられて私たちは活動しています。
ぜひ私たちと一緒に、原子力のない世界への取り組みの輪に加わっ
てください。
会員案内はこちらです。
http://www.cnic.jp/support

●CNIC(原子力資料情報室)公式Twitter
 http://twitter.com/CNICJapan
●CNIC Facebookページ
 http://www.facebook.com/CNICJapan

■原子力資料情報室・最近の書籍(ご注文は原子力資料情報室へ)

原子力資料情報室 編 西尾漠・文 今井明・写真
『日本の原子力60年 トピックス32』
  http://www.cnic.jp/books/5832
『はんげんぱつ新聞』編集部 編
『許すな!再稼働 そして原発廃止へ』
  http://www.cnic.jp/books/5476
西尾漠『歴史物語り 私の反原発切抜帖』
  http://www.cnic.jp/books/5454
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2013』
  http://www.cnic.jp/books/5243
『はんげんぱつ新聞』編集部 編
『原発再稼働なんてできない! 溜まり続ける使用済み燃料』
  http://www.cnic.jp/books/5004
西尾漠『プロブレムQ&A─どうする?放射能ごみ〔増補改定新版〕』
  http://www.cnic.jp/books/4907
山口幸夫『ハンドブック 原発事故と放射能』
  http://www.cnic.jp/books/4822
原子力資料情報室『考えてみようよ原発のこと』
  http://www.cnic.jp/books/3322
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2011-12』
  http://www.cnic.jp/books/3330
原子力資料情報室『地震大国に原発はごめんだ vol.3』
  http://www.cnic.jp/books/3340
原子力資料情報室『増補 原発は地震に耐えられるか』
  http://www.cnic.jp/books/3344
高木仁三郎、渡辺美紀子『新装版 食卓にあがった放射能』
  http://www.cnic.jp/books/3358
反原発出前のお店:編『新装版 反原発、出前します』
  http://www.cnic.jp/books/3368
高木仁三郎『新装版 チェルノブイリ原発事故』
  http://www.cnic.jp/books/3370

□ご注文はこちらから~CNICの本屋さん
http://cnic.cart.fc2.com/

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原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”No.0225
以上

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特定非営利活動法人 原子力資料情報室(CNIC)
Citizens' Nuclear Information Center
共同代表:山口幸夫・西尾漠・伴英幸
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

e-mail:cnic@nifty.com
URL:http://cnic.jp
開室:月~金/10:00~18:00
=====================================
Citizens' Nuclear Information Center(CNIC)
2F-B Akebonobashi co-op 8-5, Sumiyoshi-cho,
Shinjuku-ku, Tokyo, 162-0065, Japan
phone 81-3-3357-3800, fax 81-3-3357-3801
http://cnic.jp
cnic@nifty.com
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◎原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000066670/index.html
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7月4日で100回目を迎えます

みなさま



毎週金曜日、小倉駅南口で行っている金曜日行動。

7月4日で100回目を迎えます。

金曜行動100回目を記念して、時間帯を広げて、大集会を行う予定です。



日時:7月4日(金)17:30~19:30

場所:小倉駅南口2F歩道上



みなさまの参加をお待ちしています。



深江

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1167目報告☆

青柳行信です。6月30日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1167目報告☆
呼びかけ人賛同者6月28日3400名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆第4回「ノー・ニュークスデイ」の人の波 川内原発(せんだい)止めろと
首都大行進
      (左門 6・30ー703)
※《「28日に東京・明治公園で開かれた
「川内原発を再稼働させるな!!さよなら原発大行進」で・・・・。
原発をなくす全国連絡会の伊東達也さんは、
「福島は震災から3年が経過しても、事故収束は程遠い・・・・。
苦しみを怒りに変え、怒りを行動に変えて、希望を見出していきましょう」と訴
えた》。
こうした積み重ねられる運動の「結晶」として出された福井地裁の「大飯原発」
差止め判決は
大きな力であり希望となって人々の胸の中に行動の行く手に輝いていた、
と報道されています(『しんぶん赤旗》6・28、1・15面)。

★ 崔 勝久 さんから:
http://oklos-che.blogspot.jp/2014/06/blog-post_27.html
韓国の三星系の保守的な新聞である中央日報でさえ、脱原発に関する前向きなコ
ラムを掲げています。先の地方選挙では反原発を掲げ
た市長が誕生しました。これをきっかけにしてセ・ウオル号沈没事件から安全管
理を全国的に問題にしはじめたのですが、その先に2
3基の原発をどうするのか、新規建設を許すのかという闘いになっていきます。
彼らの闘いを支持し、連帯の声をあげましょう。

★ いのうえしんぢ さんから:
7月1日に閣議決定が濃厚とされる前日の夜に、またまた三度目の
反戦の街頭アピールをします。

(この現実を直視するのが辛いからなのか)この国が坂から転が
り落ちそうなのに、街は相変わらずまどろんで見えます。
平和そうに過ごす多くの人たちと、自分のなかの危機感とのギャ
ップに悩みます。
それでも…あきらめるわけにもいかず、黙ったままで現状を許す
わけにもいかない。そんな人たちと一緒に路上に立てればと思い
ます。

┏┳┳┳┓  やだよ戦争!反安倍政権アクションVol.3
┃┃┃┣┻┓       2014年6/30(月)
┣┻┻┻┓┃18:00~20:00@天神コア前(福岡市中央区天神)
┗┓  ┏┛ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ┃  ┃  反安倍政権アクション(福岡)いのうえしんぢ

1.フラッシュモブ(安倍首相オメーン隊闊歩)
2.プラカード掲示
3.マイクアピール
4.ハガキアクションなど。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
6月30日、2014年の半分、年度の4分の1が過ぎてしまいました。明日から「節電
協力要請期間」です。今朝はそれに関連する記事も見られますが、先ず川内(せ
んだい)原発に関連する記事からはじめます。

1.<川内原発:再稼働、鹿児島市長「県と薩摩川内市で」 出水市長の6市町
協議受け>毎日新聞 2014年06月28日 地方版
記事全文<九州電力川内原発の再稼働を巡って、渋谷俊彦・出水市長が自治体同
意の必要性について30キロ圏の6市町で協議していく考えを表明したが、森博
幸・鹿児島市長は27日の定例会見で「(国のルールがない中で従来通りの)県
と薩摩川内市でいいと考えている」と述べた。今後「推移をみていきたい」とい
う。26日の市議会一般質問で、出水市の同意の必要性を問われた渋谷市長は
「できるだけ広い範囲の同意があれば、住民の安心も広がっていくのではない
か」と答弁。薩摩川内、いちき串木野、阿久根の立地・近隣3市を除く6市町で
「協議してみたい」と述べていた。>
・・・・“できるだけ広い範囲の同意”この渋谷市長の言葉はおかしいですね、住
民の安心は、そんなことでは保障されない。

2.<川内原発:再稼働反対で要請書 障害者らの避難計画実効性ない 県共闘
会議と社民党県連合、県社会福祉協などに>毎日新聞 2014年06月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140628ddlk46040644000c.html
<九州電力川内原発1、2号機で重大事故が起きた時の障害のある人たちなど要
援護者の避難計画について、川内原発増設反対県共闘会議と社民党県連合は27
日、県社会福祉協議会など15団体に、実効性ある避難計画がされない中での再
稼働に反対することを求める要請書を提出した。・・・・・共闘会議の荒川謙議
長は「要援護者の避難先の態勢をきちんと整えることが何より大事」と訴え、現
時点での再稼働反対への賛同を求めた。>

昨日、他紙既報ですが、
3.<川内再稼働食い止めろ 「経済より命が大事」>東京新聞6月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014062902100004.html
<・・・・・・川内原発がある薩摩川内市に隣接するいちき串木野市で再稼働に
反対する署名を行い、市人口の半数超を集めた。集会後、野呂さんは「本音では
賛成の人なんていない。川内のために東京で多くの人が集まってくれた。これか
らの力にしたい」と語った。福島県郡山市の人見やよいさん(53)は「国も東
京電力も本当のことを言わず、私たちを見殺しにしようとした。『さようなら原
発』という当たり前の結論に、日本がいまだにたどり着いていないことが不思議
だ」と憤った。「原発被害は、風評や福島差別の問題に置き換えられている。避
難支援や子どもの保養に重点を置いてほしい」と訴えた。経済評論家の内橋克人
さんは「原発再稼働の行き着くところは、戦争の抑止力としての核武装」と
、集団的自衛権の行使容認問題とも絡めて反対を訴えた。川内原発は現在、原子
力規制委員会の優先審査が進んでおり、審査終了は九月以降の可能性が高い。再
稼働を阻止しようと、鹿児島地裁で住民らによる運転差し止め訴訟が審理中
だ。・・・・・・・・>

3’.<川内再稼働させない 首都大行進>しんぶん赤旗6月29日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-29/2014062901_04_1.html
<・・・・・鹿児島市から駆けつけた男性(26)は「福島をはじめ全国の人と
手を取り合い、再稼働させない運動を広げたい」。福島市の男性(40)は「安
倍首相のやり方に、怒りと悲しみを覚えます。原発ゼロは福島全体の声です」と
語ります。・・・・・・・・・>

4.<川内原発再稼働の危険性を指摘 鹿児島県弁護士会がシンポ>西日本電子
版2014年06月30日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40877/1/
鹿児島県弁護士会は28日、シンポジウム「川内原発の再稼働問題を考える」を
鹿児島市で開いた。日本弁護士連合会との共催。住民避難計画などの専門家が講
演し九州電力川内原発の再稼働の危険性を指摘、130人が聴き入っ
た。・・・・・・「福島老朽原発を考える会」の阪上武代表は、川内原発の火山
リスクについて、原子力規制委員会の審査で九州電力が「周辺の破局的噴火の周
期は9万年で、運転中に起きる可能性は十分低い」としたことを「巨大噴火は予
知不能で、薩摩川内は原発の立地不適地」と反論した。 >

被災地フクシマ、
5.<一体で山林除染と森林再生 林農相が県森林組連に示す>福島民報2014/06
/29 09:14
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062916580
<林芳正農林水産相と県森林組合連合会の意見交換会は28日、郡山市役所で開
かれた。会議後、林農相は「(東京電力福島第一原発事故で放射性物質が拡散し
た)山林の除染と森林再生を一体的に進める必要がある」と間伐などに一層取り
組む姿勢を示した上で「災害公営住宅に県産材を使うなど需要対策にもしっかり
と取り組んでいく」と述べた。県内の林業関係者や県担当者ら約50人が出席。
国井常夫連合会長が「原発事故発生前の環境を取り戻すには伐採と植栽による森
林の更新が不可欠。本県を特別区にして、森林再生事業を40年間続けなければ
ならない」と継続支援を求めた。双葉地方森林組合の秋元公夫組合長は避難区域
の森林管理の指針と制度設計を早急に示すよう要望した。馬場久一伊南村森
林組合長と早川英二田村森林組合長は、シイタケ栽培用の原木や山菜、野生キノ
コなどの出荷が困難な状況にあると訴えた。畠利行県農林水産部長と品川萬里
(まさと)郡山市長も林業の復興に支援を求めた。・・・・・・・・>
・・・・・昨日の10.の記事の「しいたけ試食」はこの会合の後のことです。

6.<戦いの構図依然見えず 知事任期満了まで4カ月余>福島民報?6月29日
(日)10時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000042-fminpo-l07
11月11日の任期満了に伴う福島県知事選は、告示日として有力視される10
月9日まで3カ月余りとなったが、依然として戦いの構図が見えない。現職の佐
藤雄平氏(66)が7月2日の6月定例県議会会期末までに進退を明確にしない
のは確実な情勢。・・・・・・
■想定外 自民党県連は28日、郡山市で開かれた政経パーティーで独自候補の
発表を見送った。「今後の状況を見極めながら、候補者を選考したい」。・・。
■動きだせず  前回、前々回の知事選で佐藤氏を支援した民主、社民両党県連
や連合福島も、選挙戦へ動きだせない状況が続く。・・・・
■相乗り 各党間の水面下の駆け引きが激しさを増す中、自民、民主などの関係
者には相乗りを模索する動きも出ている。ある県議は「原発事故による特殊事情
を抱える本県の復興を優先に考えれば、政党の枠を超え、団結する考えも必要」
と強調。・・・共産党県委員会、日本維新の会県総支部はそれぞれ独自候補の擁
立を視野に、佐藤氏や他党の動向を見守っている。>

7.<広野(町)で「町営学習塾」開始 住民帰還へ教育環境整備>福島民友新
聞?6月29日(日)12時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00010002-minyu-l07
<広野町は28日、町の中学生を対象にした町営学習塾事業をスタートした。首都
圏の大学生らの協力で、週末や長期休暇中に無償の学習支援を行う。町は事業を
通じて町内の教育環境整備を図り、住民の帰還にもつなげたい考えだ。首都圏の
学生で組織する「原発事故後の生活環境改善のための学生ネットワーク
(AAO)」(森雄一郎代表)の協力で実現した。今年3月の春休み中に実施した学
習支援事業が好評だったため、「町営学習塾」として位置付け、年間を通しての
実施を決めた。初日は広野中の生徒ら10人ほどが避難先などから参加。慶大1年
の森代表ら学生4人がボランティアで指導した。・・・・町営学習塾は来年2月ま
で計25回開き、AAOの学生が毎回指導に当たる。・・・>

8.<今を生きる 85歳 最前線貫く 「高齢でも力に」村診療所勤務>福島
民報2014/06/29 11:33
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/06/post_10271.html
<■東京から鮫川に移住 医師 佐藤蕃さん 生涯現役が私の信念です-。東白川
郡医師会に今月、85歳の医師、佐藤蕃(しげる)さんが入会した。東京都から
鮫川村に移り住み、4月1日から週3日、村国民健康保険診療所に勤務してい
る。離島の診療や都会の夜間往診に豊かな経験を持つ。県医師会によると、平成
23年2月末で会員数は2650人だったが、今年5月末では2543人まで
減った。医師不足が続く県内に身を投じ、地域医療の最前線を走り続け
る。・・・・・・・・>
・・・・・・福島で、医師が減少・・・・・。

9.<29日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月30日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

10.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月29日 17:43
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140629/1640996
<▼空間放射線量率(29日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・>

11.<(宮城県)福島第1原発事故 「処分場に断固反対」 緊急住民集会に
800人??加美 /宮城毎日新聞 2014年06月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140629ddlk04040176000c.html
<加美町の「放射性廃棄物最終処分場建設に断固反対する会」(高橋福継会長、
42団体)は28日、「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める緊急住
民集会」を開いた。町民ら約800人が参加し、処分場候補地の1つである同
町・田代岳の詳細調査にあくまで反対するとともに、県内のどこにも処分場を造
らせない幅広い活動を展開することを確認した。猪股洋文町長は、環境省による
田代岳候補地選定以来の経緯を説明。・・・参加者の1人、同町中新田地区在住
の高校1年生、斎藤航(こう)さんは「大好きな加美町が危機に直面しているこ
とがよく分かった。友人たちに伝えたい」と話した・・・・>

12.<(東京)被災した小中高生ら交流 子ども復興博、東京で開催>秋田魁
新報2014/06/29 22:41 更新
http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2014062901001660
<福島から東京に避難した被災者と、東北の被災地で復興支援の取り組みを続け
ている小中高生らの交流会「子ども復興博」が29日、東京都内で行われた。手
作り新聞やダンス、花を描く活動が紹介され、被災者から励ましの拍手が湧き起
こった。参加したのは、校舎のがれきや仮設住宅の壁に生徒たちが花を描く福島
県立保原高(同県伊達市)の「がれきに花を咲かせようプロジェクト」のほか、
避難所や仮設住宅でダンスの慰問を行った同県いわき市の小中高生チーム「エク
スプレションD.S.」、宮城県気仙沼市で津波被害を受けた子どもたちが「大
人を励まそう」と手作りした「ファイト新聞」の3グループ。>

13.<(静岡県)菊川市:原発再稼働反対、市民の半数超す??市アンケート>
毎日新聞 2014年06月29日 地方版
記事全文<菊川市は、市民アンケートで、10キロ圏にある中部電力浜岡原発の
運転停止継続を求める回答が半数を超えたと発表した。「(同原発の)今後につ
いてどう思うか」との質問に「停止しておいた方がよい」が56・1%、「安全
が確認できれば稼働した方がよい」22・6%、「どちらともいえない」15・
5%、「わからない」3・8%、無回答2%だった。アンケートは4月3日?5
月2日に実施。20歳以上の市民2000人を無作為で抽出。質問用紙を郵送し
返送してもらった。回収率は50・6%だった。ほかに市政に関する満足度や重
要度を質問。ごみ政策を評価する回答が昨年に続き1位だった。市民アンケート
は毎年行っているが、原発を扱うのは今回が初めて。太田順一市長は原発問
題の回答結果について、すでに公表されている周辺自治体のアンケート結果など
を踏まえ、「(数字は)予想した通り」と述べた。再稼働判断について「結果を
参考にする。アンケートは継続したい」と語った。>

14.<(兵庫県)原発ゼロ社会フォーラム:「反対が多数派の国民意識を反
映」??神戸>毎日新聞 2014年06月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20140629ddlk28040187000c.html
<脱原発社会の実現に向けた「原発ゼロ社会への道 兵庫フォーラム」が28
日、神戸市中央区のあすてっぷKOBEで開かれた。原発のコスト問題に詳しい
大島堅一・立命館大教授が講演し、「原発反対が多数派となった国民の意識を反
映し、原発ゼロ社会を目指していくことが賢明だ」と訴えた。県内の6市民団体
でつくる実行委の主催。市民ら約150人が耳を傾けた。・・・・また、「脱原
発をめざす首長会議」事務局長の上原公子・元東京都国立市長が、再生可能エネ
ルギーによる発電が進むドイツについて報告し、「持続可能な社会に向け、小水
力発電など地域でできる産業を考えてほしい」と呼び掛けた。>

15.<(香川県)放射性廃棄物:地層処分に疑問の声も 高松でシンポジウ
ム>毎日新聞 2014年06月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20140629ddlk37040342000c.html
<高レベル放射性廃棄物の処分問題について学ぶシンポジウム「地層処分を考え
る」(原子力発電環境整備機構主催)が28日、高松市サンポートのかがわ国際
会議場で開かれた。地中に埋める処分方法が活発に議論され、処分候補地の選定
が進まない中、問題に関心を寄せる市民ら64人が参加。有識者らの多様な意見
に耳を傾けた。・・・・・・パネルディスカッションでは、有識者や市民ら計5
人が意見を交わした。香川大の男子学生は「地表での保管は、将来の世代に負担
を残すため適さないと言うが、地下でも次世代に負担を残すと思うが」と率直な
疑問を投げかけた。また、谷口学・共同通信元論説委員は「脱原発を決めたドイ
ツでも頭を悩ませている問題。専門的で難しいこともありあまり認知されて
いない。(同機構は)設立から10年間、国民に認知される努力が足りなかった
のでは」と指摘した。・・・・>

福島第一の現場で、
16.<福島第1 「氷の壁」凍結せず 同じ技術 凍土壁に影響も>産経新
聞?6月29日(日)7時55分配信 (添付図あり)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000060-san-soci
福島第1原発の汚染水問題で、2号機タービン建屋から海側のトレンチ(地下
道)へ流れ込む汚染水をせき止める「氷の壁」が2カ月近くたっても十分に凍結
していないことが28日、分かった。事態を重く見た原子力規制委員会は、来月
にも開かれる検討会で対応を議論する方針を決定。特に氷の壁は、2日に着工し
た「凍土遮水壁」と同じ凍結技術を使っており、凍土壁の信頼性にも疑問の声が
出ている。・・・・2号機海側の地下には、配管やケーブルを敷設するためのト
レンチがあり、高濃度の汚染水が1万トン以上たまっている。トレンチは海側の
取水口付近とつながっており、海洋流出の危険があることから、早急に汚染水を
取り除く必要があった。・・・・しかし東電が今月中旬、内部の温度を測った
ところ、十分に凍結していないことが判明。トレンチ内には障害物があり、均等
に汚染水が凍らなかったことが原因とみられる。・・・・・原子力規制庁幹部は
「海側に滞留している汚染水は濃度が高く、最もリスクが高い。なぜうまくいか
ないのか原因分析とともに、凍土壁の有効性も議論していく」と話し、次回会合
で議題に上げることを明らかにした。>

17.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月30日03時15分
 東京朝刊  
<29日正午現在 1.5マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.5マイクロシーベルト毎時>

電力会社、
18.<(節電要請)原発頼らぬ夏…7月1日スタート、初の稼働ゼロ>毎日新
聞?6月29日(日)22時6分配信 (添付図あり)  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000061-mai-bus_all
<政府による夏の節電協力要請期間が全国(沖縄を除く)で7月1日からスター
トする。2011年の東京電力福島第1原発事故後で初めて稼働原発がゼロの夏
となり、事故前に原発比率の高かった関西電力や九州電力管内では電力の安定供
給に最低限必要な水準しか確保できず、電力需給が逼迫(ひっぱく)する可能性
もある。・・・・・・・
◇過去3年、混乱なし 節電要請期間は9月30日まで(8月13~15日を除
く)の平日午前9時~午後8時。政府はエアコン温度を28度以上に設定するな
どの節電に無理のない範囲で協力するよう呼びかけている。政府による夏の節電
要請は今年で4年目だが、過去3年は大きな混乱もなく終了しており、政府が原
発再稼働の方針を打ち出す中、今年の動向が注目される。・・・・・政府の今夏
の需給見通しは、10年並みの猛暑(中部、関西、九州電管内は13年並み)を
想定し、水力や太陽光などの発電量も過去の実績で少なかった水準をベースに見
積もるなど厳しいケースを前提にしている。政府の節電要請は震災後の11年夏
から始まり、政府は同様の需給見通しを事前に発表してきたが、過去3年の
供給予備率の実績はほとんどが見通しを上回った。・・・・・>

18’.<節電の夏 7月1日から 「原発ゼロ」で初>西日本電子版2014年06
月30日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40881/1/
<・・・・九電は最低限必要とされる供給余力を確保したが、トラブルによる火
力発電所の停止が懸念材料。・・・・九電管内の今夏の需給見通しは、昨夏並み
の猛暑だと供給余力を示す予備率が安定供給の最低限の目安とされる3.0%。
川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働は盛夏には間に合わない情
勢で、他電力からの電力融通などで供給力を積み増す。ボイラーの配管損傷で運
転再開が遅れている苓北発電所1号機(熊本県苓北町、70万キロワット)の復
旧に時間がかかれば、需給状況が厳しくなる可能性もある。>

18”.<クローズアップ2014:あすから節電要請 西日本、綱渡り 政府見
通し、企業頼み>毎日新聞 2014年06月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140630ddm003020188000c.html
<・・・・・・九電管内の佐世保重工業・佐世保造船所(長崎県佐世保市)は、
午後1~5時に最大電力使用量を10年比で10%以上減らすと料金が割り引か
れる契約を結んだ。昨夏も同じ契約をして自家発電をフル稼働させ、電気使用量
が最も多い工程を夜にずらした。自家発電の燃料代が1カ月で200万円増えた
が、電気代の割引で差し引き400万円節約ができた。しかし今年は原油高で自
家発電の燃料代が膨らみ、割引を差し引いても赤字になる恐れがある。それでも
要請を受け、悩んだ末に「地域全体の電力需給に貢献したい」と契約を決めた。
ただ、関電と九電が24万キロワットの供給余力を確保しても、供給予備率が安
定供給に最低限必要な3%ぎりぎりであることには変わりない。ある電力会
社幹部は「原発は国策で推進してきたのに、原発ゼロ時の供給確保策は電力会社
と企業任せ」と指摘する。・・・・
◇需要3割、家庭での有効策は? エアコンの設定、カギ   政府の夏の需給
見通しが前提とするのは、電力各社管内で企業や家庭による自主的な節電が行わ
れ、電力需要のピークが抑制されることだ。約3割を占める家庭の役割も重要に
なる。政府の見通しによると、電力9社管内で想定する自主的な節電は2010
年比で3?11%。関電は8・5%(263万キロワット)、九電は9・2%
(161万キロワット)で、2割前後を家庭が占める。だが電力不足に対する消
費者の意識は薄れている。・・・・・・・・みずほ情報総研の「節電に関する行
動・意識調査」では「電力不足は非常に深刻」と答えた割合は、東京電力管内
(調査対象約400人)で11年6月に55%だったが13年9月には23%に
減少。同総研は「節電の取り組みが後退する懸念も残る」と指摘する。家庭で効
果的に節電するにはどうすれば良いのか。経済産業省の担当者は「エアコンの使
い方が鍵」と語る。経産省の推計では、家庭の電力消費量(東北?九州地域)の
うち、午後2時ごろのピーク時はエアコンが58%を占め、冷蔵庫の17%、テ
レビの5%と続く。冷房の設定温度を26度から28度に上げれば約10%の節
電につながる。・・・・・・・・>

19.<電力各社、老朽火力の事故警戒>時事通信?6月29日(日)20時0分配信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062900102&g=soc
<電力需要が急増する夏場を控え、老朽化した火力発電所のトラブルに対する警
戒感が、電力各社で強まっている。突発的な事故などによる停止の件数は、沖縄
を除く電力9社の合計で2013年度は169件と、東日本大震災前の10年度の1.7倍に
増加した。全原発が停止しているため、夏を乗り切るには老朽火力をフル稼働さ
せる必要があり、電力各社は事故の予防に全力を挙げる。・・・・・・運転開始
から40年以上の老朽火力発電所は、東日本大震災前の10年度は沖縄以外で
36基だったが、休止設備を電力確保のために相次いで再稼働させたため、13
年度には67基と全体の26.2%に達した。・・・・> 

20.<全国電力10社、8月の電気料金の一斉値下げを発表>フジテレビ系
(FNN)?6月29日(日)0時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140629-00000523-fnn-bus_all
記事全文<全国の電力10社は、8月の電気料金を一斉に値下げすると発表した。
電力各社が発表した「燃料費調整制度」に基づく8月の電気料金は、2カ月連続
で、10社そろって値下げとなった。標準的な家庭の電気料金は、7月に比べ、東
京電力が32円安い8,509円となるなど、15円から36円の値下げ。また、都市ガス
大手4社のうち、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスも2カ月連続で値下げする。火力
発電用の石炭や、LNG(液化天然ガス)など、輸入燃料の価格が下落したことが要
因。>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
1面真ん中に小さな囲みで、17’の記事、
26面に、
21.<平和運動けん引 山口仙二さん死去1年 最終稿で「ノーモア・
ウォー」 82年国連演説 [長崎県]>2014年06月30日 01時32分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/98264
<長崎原爆で被爆し、反核運動の先頭に立った山口仙二さんが82歳で亡くなっ
て7月6日で1年。日本原水爆被害者団体協議会(被団協、東京)に「ノーモ
ア・ヒバクシャ」と絶叫した1982年の国連演説の原稿が残る。原稿は何度も
書き直され、最終稿で「ノーモア・ウォー(戦争)」の言葉が加わった。政府が
集団的自衛権の行使容認に動く中、核兵器や戦争を指弾した山口さんの訴えは重
みを増している。原稿は昨夏、被爆者運動の資料を集めているNPO法人「ノー
モア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」(東京)の栗原淑江さん(67)が被
団協の資料を整理中、4種類の原稿のコピーを見つけた。・・・・・・・・・
【ワードBOX】山口仙二さん  14歳の時に学徒動員の作業中に長崎原爆の
爆心地から約1・1キロで被爆。上半身に大やけどを負い、顔や体にケロイドが
残り、後遺症にも苦しんだ。1982年6月の米ニューヨーク国連軍縮特別総会
で、被爆者として初めて演説。顔にケロイドが残る自らの写真を手に「ノーモ
ア・ヒロシマ ノーモア・ナガサキ ノーモア・ウォー ノーモア・ヒバク
シャ」と訴えた。>
今朝の紙面は以上です。(6.30.3:50)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ 長崎の石田 さんから:
知人の行動に賛同し、被爆地長崎から「集団的自衛権行使容認に抗議」のメッ
セージ情報をお届けします。
 訴えているのは土山秀夫元長崎大学長、川野浩一原水禁議長、舟越耿一長崎大
名誉教授の3人です。
 ~~~
 以下は知人の言葉です。
 皆さま 
 御存じのように集団的自衛権の行使が自民党と公明党の密室協議で合意され、
今週早々閣議決定されます。
 アメリカなど他国のために戦う集団的自衛権は、歴代政権が憲法上認められな
いとしてきたもので、本来なら憲法改正の手続きを踏むべきです。
 この問題点を知って頂くために長崎の3人の方のビデオメッセージを制作しま
した。
 多くの国民に問題点を知って頂き、集団的自衛権を発動させないためにお知り
合いに拡散して頂ければ幸いです。
 よろしくお願い致します。

集団的自衛権行使容認に抗議!被爆地長崎からの訴え
http://www.youtube.com/channel/UCJsPObflGm2GjMl4q9h9pnA

★ 前田 朗 さんから: 
レイシズムの社会学に学ぶ(1)日本型排外主義とは
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/06/blog-post_28.html

★ 池田@中津 さんから: 
琉球新報に安次富さんらの記事がありましたので
紹介します。
http://blogs.yahoo.co.jp/article9s/67470095.html

★ 井上澄夫 さんから:
  へのこNEWS 2014・6・29
◆「高江の森は宝庫」座り込み7周年集会に450人 6・29 沖縄タイムス
 【東】村高江のヘリパッド建設に反対する抗議の座り込み7周年報告会(主
催・ヘリパッドいらない住民の会)が29日、村農民研修施設で開かれ、工事の
再開を目前に、政府の強行姿勢に危機感を募らせる約450人が村内外から結
集。「高江の森は野生生物の宝庫。力を合わせ、闘っていこう」と拳を突き上げた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=74765&f=m

東村高江のヘリパッド建設に反対する抗議の座り込み7周年報告会(主催・ヘリ
パッドいらない住民の会)が29日、村農民研修施設で開かれました。

28日、辺野古で海上パレードを交えて行なわれた海底ボーリング阻止集会は、
同日付東京新聞夕刊でも報道され、また29日午前1時のNHKニュースも伝え
ました。
 埋め立てのための調査阻止闘争の立ち上がりが全国に伝わったと思います。

仲井真知事が次期知事選に事実上出馬を表明し、名護市辺野古の埋め立て承認に
言及して「歯車を前に進めたつもりだ。いったん前に進めたら、どんどん前へ進
めて落ち着かせてしまうことが大変重要ではないか。現実的な進め方ではないか
と思っている」と強調しました。新基地建設反対県民世論への明確な敵対宣言です。

6・29付沖縄タイムス記事「沖縄の基地負担減決議 岩国市議会」、ぜひご一
読を。岩国市議会のこの決議をどう評価すべきでしょうか。
 普天間所属KC130空中給油機部隊の岩国移駐を福田岩国市長は進んで誘致
しました。しかし安倍首相が8月末までの「移駐」を表明した直後、在沖米海兵
隊は岩国に移駐する部隊は「沖縄で訓練を続ける」と発表しました。つまり「移
駐」は沖縄の負担軽減になりません。しかも「移駐」の見返りは岩国基地の一部
返還ではないかという報道もあります。

 岩国基地については、普天間のKC130のほか、厚木基地(神奈川県)の空
母艦載機59機の移駐も決まっていますが、多くの岩国市民が艦載機部隊の移駐
に反対しています。

政府は7月1日に集団的自衛権の行使を正当化する閣議決定を行なうかまえで
す。関連記事はいろいろありますが、次の2記事と、沖縄戦でもあまり知られて
いない「尖閣諸島遭難事件」に関する投書は特におすすめです。
 ◆米の戦争 息子は死んだ アフガン 英中尉の母問う 6・29 東京
 ◆集団的自衛権行使 かたずのむ自衛官、家族 6・29 佐賀新聞
 ◆語り継ぐ重み─尖閣諸島遭難事件の悲劇  黒島健 6・29 八重山毎日
 ・投稿

第一次世界大戦の引き金になったサラエボ事件から今年で百年になります。当時
欧州には複数の錯綜した軍事同盟=攻守同盟条約関係がありました。オーストリ
ア・セルビア間の戦争がそれらの軍事同盟関係に波及し、それが連鎖反応を起こ
して戦争がどんどん拡大していったのですが、これは前線の兵士たちには「何の
ためかわからない戦争」でした。
 サラエボ事件が起きたのは1914年6月28日、その一ヶ月後の7月28日
にオーストリアがセルビアに宣戦布告して第一次世界大戦が始まったのですが、
日本はそのすぐあと8月23日にドイツに宣戦布告し、赤道以北のドイツ領南洋
群島を占領し、続いて中国の青島を占領しました。日本は自国に関係ない戦争に
介入し、まさに家事泥的に中国内に利権を獲得し(対華21ヵ条要求に基づく日
華条約)、南洋群島を委任統治領という名の植民地にしました。
 百年後の今、日本は再び〈自国に関係ない戦争に関与する国〉になろうとして
います。 

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

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★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
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【修の呟き日記】

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【修の呟き日記】
 先週は雨の日が多く、家や施設から車にお乗せしたり、病院で降車したりする際にいかに雨に濡れないように乗降していただくかが大変でした。歩行ができる方は転倒に注意しながらも傘がさせますが、車いすの方は片手で移動させるのは危険で傘はさせません。家族や病院の方が手伝ってくれる場合もありますが、手伝ってもらえない場合が多く、その場合は手持ちの合羽を頭からすっぽりと被ってもらっています。でも体調が悪い方や酸素呼吸器を使っている方の場合は注意しながら利用しています。雨も必要ですが、それでも私たちのような仕事では嫌ですね。
 待機場所を私は何カ所か決めていて、そのうちの一カ所、佐賀市の神野公園で見かけた猫や鴨、咲き始めたハスの花を紹介します。以前、木の根っこのような猫を紹介しましたが、やっぱり死んでしまったようです。今回紹介する猫は別の猫です。鴨は、以前親子4羽で生活していたのですが、いつの間にか3羽になり、ついにこの1羽だけしか見なくなってしまいました。
 先週の金曜行動は欠席してしまいました。安倍政権は日本をどうしたいと思っているのでしょうか。今週は日本に住む人々にとって正念場かもしれません。私たちに繋がる子どもや孫、未来の人々のためにも、戦争に巻き込まれない、自由に言える、原発のない安心・安全の日本を目指し今後も頑張り続けたいと思います。

佐賀県介護集会

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EPSON148.jpg
 佐賀県労連や県医労連、県自治労連の呼びかけで、「いきいきと働ける介護職場をめざして」と題した佐賀県介護集会が7月5日(土)午後1時半から、佐賀市の県教育会館で行われます。第1部は、日本ノーリフト協会代表の保田淳子さんが、持ち上げない看護、かかえない介護など自らの身体を守りながら寄り添う介護について講演。第2部では分散会形式で意見交流が行われます。
 私も通院等介助を行うホームヘルパーの端くれとしてぜひ参加したいと思っています。ぜひ多くの方の参加で実りある集会になればと期待しています。参加費無料ですが、定員100名で、定員になり次第締め切りになるそうです。

 日時 7月5日(土) 午後1時30分~午後5時
 会場 佐賀県教育会館(佐賀市高木瀬町東高木227-1 電話0952-31-7131)
 プログラム
  13:10~開場
  13:30~開会あいさつ、講演
  15:40~分散会
  16:50~閉会あいさつ
*連絡先 県労連(稲富) 電話0952-25-5021(平日9:30~18:00)

「うつけんニュース」vol.40


【転送・拡散歓迎!!】
  
──・○・「うつけんニュース」vol.40
  (2014年6月29日)をお届け致します。・○・──


みなさん、こんにちは。

東京都議会──。
これは単なる「やじ」ではありません。
人権侵害、差別発言です。
女性だけに対して向けられたものではなく、
議会への冒涜、人を人として見ていないことの表れでもあります。

そんな都議会ってどんなところ? 都政って何?
ホットなテーマの討論会が開かれます! 詳しくは、以下をご参照ください。




─────・○・CONTENTS・○・─────

1. 明日★7/1(火)TOKYOを取り戻せ!
   「都政監視委員会」緊急発足会議
2. 宇都宮けんじ出演予定
3. 「韓国社会運動の“いま”を知ろう
  ~市民の政治参加を考える」 by 安周永
──────────────────────



──────────────────────
1. 明日★7/1(火)TOKYOを取り戻せ!
   「都政監視委員会」緊急発足会議
──────────────────────

 折しも、都議会で女性議員への人権侵害にあたる野次が大きく報道されており
ますが、
そもそも私たち都民が都議会に対して、ほとんど無関心であったことが
都議会内でこうした野次を容認する風土を生んでしまった一因。
 「これからも一緒に都政をウォッチしていきましょう!」と誓った
あの雪の日の都知事選からもうすぐ半年。
6月定例会も終了直後。都政はグングン動いています!
税金14億円も東電に支払う?!
オリンピック施設見直しを、知事が所信表明?!
都政の裏話や、議会終了直後の旬なテーマを
宇都宮さんと、豪華ゲストと、会場のみなさんで
飲みながら、食べながら、語りつくします。

 いつものセミナー等とはまた違うトークライブハウスという会場で
食事やお酒もまじえて、客席と壇上が一体感あるリラックスした討論をお楽しみ
ください。

 企画自体は、6月定例会以前に決定していましたが
都議会での人権を脅かす不規則発言についてもテーマに取り上げます。

出演:
おときた駿 人気ブロガー都議(みんなの党 Tokyo)
宇都宮けんじ 元日本弁護士連合会会長、都知事選次点候補
山内和彦 映画「選挙」「選挙2」の主人公、元自民党川崎市議
奈須りえ 市民政策アナリスト・前大田区議
宮部彰 「みどりの選挙&政治スクール」講師

日時:2014年7月1日(火)19:00~
会場:新宿ロフトプラスワン
チケット:前売\1,600 / 当日\1,800 ※要1オーダー(500円以上)
詳細・申し込みはこちら
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/24565





──────────────────────
2. 宇都宮けんじ出演予定
──────────────────────


今日です!!◆2014年6月29日(日)13:30~
@八王子労政会館 ホール
JR中央線「八王子駅」北口下車徒歩10分、京王線「八王子駅」下車徒歩5分

八王子労政会館をなくさないで!
宇都宮けんじさんと一緒に考える
 ──労政会館廃止計画の現状と今後の取り組み

資料代:300円
主催:八王子労政会館の存続を求める会
https://ja-jp.facebook.com/8rousei




◆2014年7月6日(日)13:30~
福井県教育センター

第46回福井県母親大会
「今、憲法があぶない 憲法改悪を許さないために 憲法を守り生かそう」




◆2014年7月13日(日)14:00~
@西宮市勤労会館

押し寄せる貧困と戦争への道

主催:憲法を生かす阪神連絡会議
https://sl-si.facebook.com/events/865637483450992/?ref=22




◆2014年7月19日(土)13:30~
@足立区・エルソフィア〈梅田地域学習センター〉
宇都宮けんじの 家族に贈るしあわせレシピ講座

消費者金融問題など、被害者の救済に取り組んでこられた弁護士、宇都宮さんに
お越し頂き、一人ひとりがよりハッピーになれる社会とは?についてお 話いた
だきます。
《20-40歳代 先着40名様 限定企画》

●参加費 800円(保育利用者は+200円)
●お申込 yoshiiaki@hotmail.co.jp(吉井)まで以下の項目をご記入の上、メー
ルをください。
①お名前 ②年齢 ③住まい(例:足立区梅田)④メールアドレス ⑤保育の有無

主催:秘密保護法を考える女子会@足立
https://www.facebook.com/events/763787387005648/




──────────────────────
3. 「韓国社会運動の“いま”を知ろう
  ~市民の政治参加を考える」 by 安周永
──────────────────────

6/16日、韓国の社会運動に詳しい安周永(アン・ジュヨン)さんを講師に迎えて
韓国の政治運動、労働運動、社会運動のいまについて勉強会を開きました。
http://utsu-ken.seesaa.net/article/397810117.html

・民主化以降の韓国の各種選挙の系譜
・韓国の政治、経済のポイント
・労働運動の状況
・民主党が保守と進歩派の合同政党
 ……などについて、分かりやすく解説いただき、とても貴重なお話でした。

内容はこちらをご覧ください!
→ http://utsu-ken.seesaa.net/article/400422026.html





*********************************************************************

 これまで、多くの応援メッセージや、ご意見・指摘、情報、質問などをお寄せ
くださりありがとうございました。頂戴したお便りはすべて拝読し、参 考とさ
せていただきました。そのお一つおひとつにお返事することができませんでした
こと、この場を借りてお詫び申し上げます。

 このニュースは、「うつけんニュース」に登録された方、および宇都宮けんじ
に応援をいただいているみなさんへ、宇都宮けんじや「希望のまち東京 をつく
る会」に関連したニュースをお届けしています。本ニュースに関するお問い合わ
せはこちらへ
メール : office@utsunomiyakenji.com

 今後も、報告会のご案内などをお送りしていく予定ですが、配信解除をご希望
される方は、公式ホームページの右下、「配信解除」から。もしくは、 件名に
「配信停止」と書いて、「mail-magazine@utsunomiyakenji.com」までお願い致
します。


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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1166目報告☆

青柳行信です。6月29日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
『1000日目記念誌冊子』6/28
鹿児島薩摩川内市民さん3冊。
・・・・・
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。
<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1166目報告☆
呼びかけ人賛同者6月28日3400名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆原発は「避難困難」立地なり 「帰還困難」出す前に止めよ
      (左門 6・29-702)
※6月27日の朝日新聞、「声」欄。《原発所在地へ「最終処分場を」》の意見。
自治体として決断して招致したのだから、最後まで責任を取るべきだとの論理で
ある。
避難の計画が無いのに建設し、稼働したことの冒険・暴挙は言語道断である。
直ちに、自治体を主体として、政府と電力会社と第三者による廃炉決定と
最終処分の方法について協議に入るべきである。
電力会社の総会の傲慢ぶりをみるにつけて、
この地球汚染と破壊を全く意に介さないヤクザ集団であることが露骨である。
もっと世論を!

★ 福島(福岡市) さんから:
青柳さん、毎日お疲れさまです。
<6/26>九電の株主総会で、終り頃、社長の正面の男性が、
手を挙げて「緊急動議」と10回くらい叫びました。
社長は、完全に無視して、顔を上げるとその男性が見えるので、
下を向いたまま喋り続けて、総会を終了させました。
これって法律違反じゃないんですか。
終わったから、もう何も言えないんでしょうか?
マスコミに流すとか、九電に文書で抗議するとか、できないんですか。

★ 青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)さんから:
第100回「再稼働反対ウォーク」に約150人/宮崎
 100回目にして一番の雨。一昨年7月13日に始めた「原発再稼働反対ウォーク」
が6月27日で100回目だった。毎週金曜日の行動である。延べ人数は約4,000人を
上回っているから、平均毎回40数人ということになる。1回目は約30人。一番多
かった節目の50回目は125人。100人を越えたウォークが3回はあり、少ない時で
も約30人は維持しながら続いてきた。その結果むかえた100回目は、雨、雨、
雨。朝から激しい雨模様だった。そんな悪条件でも集まった参加者は約150名。
初めての参加者も少なからずだ。県庁玄関前には沢山の傘が開いた。いつもより
15分早めて5時45分にスタート。初回を除き毎回参加のTさんのスピーチを皮切り
に、薩摩川内から駆けつけた岩下さんらのスピーチが続いた後、散歩のつもりで
毎回参加のGさんが「継続は力なり」と力説。気負わずに当たり前の感覚でやっ
て来れたので、この日がむかえられたのだろう。
 スピーチ後は、長い列となって繁華街の橘通へ。繁華街とは言え、繁華したの
はずっと昔の話。新婚旅行のメッカと言われ、お土産を求めて新婚さんであふれ
たこともあった通りである。それでも橘通と言えば、宮崎の繁華街。デパート前
が最も人が行き交うところだ。そこへ向かうウォークの先頭には、いつもの太陽
マークの横断幕。それに続いたのがNONUKES と書かれたサーフボードが2本。海
を愛するサーファーらは、鳴りものを持って賑やかに駆けつけた。スタッフが用
意していた風船は子どもらも手にわたり華やかなパレードとなった。若者や子ど
もが参加すると色もとりどりとなり華やかになる。宮崎はこれらの明るさがよく
似合う。
 最も人が行き交うデパート前交差点では替え歌が登場、掲げられた歌詞をみん
なで熱唱。そして、宮崎を熱してやまないミュージシャンがギターをかかえて即
興の反原発ソング。その盛り上がりを持っていざ九電宮崎支社へ、しかしアー
ケードはここまで。交差点から九電までの間は傘さしパレードとなったが、一行
の熱意は全くさめず九電前で再稼働反対を訴える参加者のスピーチが続いた。最
後は、東京から避難してきたSさんの声に合わせてシュプレヒコール。「未来を
守ろう!」「川内原発再稼働ハンターイ!」。全国の人々と手を取り合って川内
原発再稼働を止めていくことを誓った。

★ 崔 勝久 さんから:
連続講座第3回、「脱原子力、世界平和のためのアジア市民の役割」
韓国、イ・デス氏の講演
たんぽぽ舎にて。6月23日の報告
http://oklos-che.blogspot.com/2014/06/blog-post_26.html
「福島世代」の市民の責任と課題をやさしい言葉で話されました。
「大きな希望」を目指す日本の市民運動への期待でした。

★ 田中美由紀 さんから:
<7/5 早乙女勝元さん講演会 ご案内>
  チラシ:http://tinyurl.com/oapn736
平和は特別なものではない。ごくありふれた日常なのだと 思う。その日常が非
日常に一遍したのが3・11の原発による災害だった…

東京大空襲の語り部として、戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないの思いを
込めて、未来世代の明日のために、いのちの尊さを体験的に語ってきた作家・早
乙女勝元さんが、戦争・原発、平和について語ります。

7月5日(土)開会13:30(受付開始13:00、16:00終了予定)
光円寺本堂(福岡市中央区天神3丁目12-3)
チケット前売り500円、当日700円 ※中学生以下は無料

※早乙女勝元さんプロフィール
庶民の生活と愛と平和を書きつづける下町の作家。
「東京大空襲」で日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞。
1992年、映画「戦争と青春」(今井正監督、工藤夕貴主演)で、
日本アカデミー賞特別賞を受賞。映画「軍隊をすてた国」など。

主催:「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団
お問合せ:福岡第一法律事務所 担当:毛利
福岡市中央区大名2丁目10-29福岡ようきビル2F
TEL:092-721-1211

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、時間が取れず、川内(せんだい)原発の言のある記事などざっ~と紹介
します。

1.<(鹿児島)川内原発の再稼動問題を考えるシンポジウム>南日本放送
[06/28 19:00]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062800003525
川内原発の再稼働問題について考えるシンポジウムが鹿児島市で開かれました。
これは、原発の再稼働や事故の際の避難計画について市民に考えてもらおうと県
弁護士会が開いたものです。県が先月示した原発事故時の避難にかかる時間の推
計=シミュレーションについて法政大学講師の上岡直見さんが講演しました。こ
の中で上岡さんは、「避難する人の自家用車の利用率を50パーセントと設定し
ているが、残りの10万人あまりの市民をバスで輸送することは、非現実的だ」
と指摘しました。また「昼間は家族がそれぞれ異なる場所にいる可能性が高く、
車に乗り合わせるのは難しい」と述べ、「県の避難計画やシミュレーションは実
効性があるものとはいえない」と訴えました。

1’.<(鹿児島)避難計画など問題点指摘 原発再稼働でシンポ>朝日デジタル
2014年6月29日03時00分
記事全文<県弁護士会が主催する「川内原発の再稼働問題を考える」シンポジウ
ムが28日、鹿児島市で開かれた。再稼働に向けた原子力規制委員会の審査が大
詰めを迎えるなか、自治体の避難計画などの問題点を、2人の講師が指摘した。
環境経済研究所の上岡直見代表は、薩摩川内市の津波ハザードマップと避難計画
を重ねると、多くの避難路が浸水する可能性があることを紹介。「今の避難計画
は実効性がないが、検討を進めるほど避難は無理という方向になっていく」と
語った。福島老朽原発を考える会の阪上武代表は、約3万年前に巨大噴火のあっ
た姶良カルデラに対する九州電力の監視方針を了承した規制委を批判。火山学者
から「巨大噴火の観測事例がない」と、前兆の把握を疑問視する声が上がってい
ることを紹介し、「噴火の兆候を把握した場合でも、核燃料をどこにどうやって
運ぶのか」と問いかけ、川内原発を再稼働しないよう訴えた。>

2.<川内原発の再稼働「NO」 東京都心デモに5500人 >西日本2014年
06月29日 00時07分?
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/98060
<九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える市
民団体が28日、東京都内の明治公園から原宿までの約3キロをデモ行進した。
「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会などの主催で約5500
人が参加した。明治公園で集会を開き、ルポライターの鎌田慧さんは「川内原発
は秋にも再稼働と言われているが、私たちは経済の犠牲にはならない」。川内原
発増設反対鹿児島県共闘会議の野呂正和事務局長は「川内原発の避難計画は周辺
自治体の住民受け入れ態勢が全くできていない」と訴えた。原子力規制委員会は
川内原発の審査を優先し、再稼働第1号となる公算が大きい。参加した埼玉県狭
山市の公務員女性(50)は「こんなに反対の声がある。再稼働は許されな
い」と話した。>=2014/06/29付 西日本新聞朝刊=

2’.<都内の反原発集会に5千人 「再稼働認めない」>西日本2014年06月28
日 17時28分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/98045
<・・・・鹿児島県で反対運動に取り組む男性が「(事故時の)避難計画はずさ
ん。川内原発を動かさないために一緒に闘ってほしい」と呼び掛けると、拍手が
湧き起こった。・・・・・・・>

3.<JR九州:鹿児島・川内原発事故想定「地元と協議」 薩摩川内市長、避
難に新幹線活用を>毎日新聞 2014年06月28日 西部朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140628ddp041020018000c.html
<九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で重大事故が起きた場合の対応につ
いて、JR九州の青柳俊彦社長は27日の就任会見で「議論をしたうえで、でき
ることを示したい」と述べ、地元自治体との協議に前向きに取り組む考えを示し
た。川内原発はJR川内駅の西約12キロにある。事故時の対応について、薩摩
川内市の岩切秀雄市長は今月2日、九州新幹線を住民の避難に活用する方向で
JR九州と協議したいとの考えを示した。青柳社長は会見で「放射能で退避すべ
き事態に陥った時に、社員を逆向きに向かわせることは私としてはできない」と
述べる一方、「どういった協力を求められているかをよく協議し、できる範囲内
で公共交通機関としての使命を果たしたい」と述べた。・・・・・・・・>

4.<どうなる川内原発再稼動 軽視できない火山噴火リスク>エコノミック
ニュース?6月28日(土)19時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000036-economic-bus_all
<2014年6月時点において、日本国内における稼働中の原子力発電所数はゼロ。
13年9月に福井県の大飯原発が停止して以来、一基も稼動していない。そんな
中、年内の再稼動に向け審査が佳境を迎えている原発がある。鹿児島県川内原発
だ。川内原発が再稼動へ向けて大きく動き出すきっかけとなったのが12年に行わ
れた鹿児島県知事選挙である。選挙戦は現職で再稼動容認派の伊藤祐一郎氏と、
川内原発の即時廃炉を訴える向原祥隆氏の一騎打ちとなり、その結果得票率
66.3%で伊藤氏が再選を果たした。川内原発は、昨年7月に施行された原発規制
基準に基づく審査を、他の原発に先駆けて合格する見通しとなっている。しか
し、川内原発の付近には、阿蘇カルデラや姶良カルデラなど十数万年以内に巨大
噴火を起こし
たとみられる火山が複数確認されているのだ。しかもこの規制基準では火山対策
について、実はほとんど白紙状態なのである。規制基準をクリアしており、再稼
動に問題無しとの見方には大きな疑問符が付く。・・・・・・・・・・原発の運
用に当たって、安全神話の存在を許してはならない。我々は3年前にそのこと
を、身をもって思い知らされた。このまま審査が進めば、遅くとも年内には川内
原発の再稼動は開始されるだろう。地元自治体には、経済効果に対する期待と安
全性への不安という二つの相反する感情が複雑に渦巻いている。>

5.<再稼働はありえぬ 官邸前行動>しんぶん赤旗6月28日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-28/2014062815_03_1.html
<首都圏反原発連合(反原連)は27日、首相官邸前抗議行動を行いました。川
内(せんだい)原発(鹿児島県)の再稼働をねらう安倍内閣に対し、2400人
(主催者発表)の参加者は「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と声をあげま
した。時折、雨が降るなか、続々と参加者が官邸前に駆けつけました。
・東京都港区の会社員の男性(37)は「“原発いらない”という圧倒的な国民の
声を無視して再稼働なんてありえない。安倍政権に怒り心頭です」と話します。
・千葉県船橋市の男性(60)は、仕事帰りに参加。「大飯原発(福井県)の運
転差し止め判決に勇気をもらいました。官邸前をはじめ全国の運動が判決に影響
していると思います。私も粘り強く参加していきたい」と語ります。
・山形市から初めて参加した男子学生(20)は「原発は早急にやめてほしい。
再稼働も輸出も安全を犠牲にしている。原発ではなく、自然エネルギーにかえる
べきだ」。・・・・・・・・・>

5’.<【金曜日の声 官邸前】政治見て「踏ん張らねば」>東京新聞6月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kinyoubinokoe/list/CK2014062802000127.html
・横浜市旭区の自営業 藤井洋子さん(63) 最近、少し足が遠のき「私の中
で風化が始まっている」と自問していた。でも、集団的自衛権をめぐる政治の様
子を見て、踏ん張らないとと思った。個々人が意志を持ち続けることが大事。
・群馬県太田市の自営業 星野直道さん(69) 地元では、遊休農地を使った
太陽光発電がすごく増えてきた。民間レベルでは再生可能エネルギーがどんどん
作られている。節電を心掛ければ、原発を稼働させなくても電力は足りる。
・茨城県坂東市の無職 松本英一さん(39) 原発事故は、2000年間も守
られてきた日本の国土を、人が住めない地にしてしまった。福島が収束していな
い状況で再開を急ぐことには反対。原発ありきの政策をまず見直すべきだ。

6.<福島原発避難者:「傍聴サポーター」募集中…「札幌訴訟」>毎日新聞 
2014年06月28日 12時26分
http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000e040207000c.html
記事全文<東京電力福島第1原発事故に伴う避難者訴訟の原告、宍戸隆子さん
(41)=札幌市厚別区=が、裁判の傍聴に協力する「サポーター」を募集して
いる。「札幌訴訟」の原告は66世帯200人以上に増えたが、80席ある地裁
の法廷を埋めきれない時もある。「原告とともに傍聴席を埋めて、避難者を支え
てもらえたら心強い」と話す。福島県から北海道へ避難した人たちが国と東電に
1人当たり1650万円の損害賠償を求めた集団訴訟は昨年6月、13世帯43
人が札幌地裁に提訴。これまでに4回、口頭弁論が開かれた。1回目は満席に
なったが、以降は7割程度に減っている。原告の傍聴がかなわないのは、裁判が
平日の昼間に開かれるためだ。経済的な厳しさを抱える中、仕事を休んで参加す
るのは難しいという事情がある。宍戸さんも福島県ではフルタイムの仕事に就い
ていたが、札幌ではパートの介護職。夫も非常勤職員となり、世帯収入は減っ
た。さらに母子避難世帯では、子育てしながら不安定な家計をやりくりしている
人も多いという。昨年6月の提訴から1年。原発事故への関心を持ってもらうと
ともに避難者を支えてほしいと、「サポーター」の募集を思いついた。裁判で
は、原告が避難の動機や現在の生活状況を説明する意見陳述もある。宍戸さんは
「原発事故はまだ収束していない。傍聴を通じて『北海道で原発事故が起きたら
どうなるか』を考えるきっかけにしてもらえたら」と呼び掛けている。参加希望
者には、裁判の日程や勉強会のお知らせをメールで連絡する。問い合わせはメー
ル(ippohumidasu@gmail.com)>

7.<この流れを全国に 大飯原発差し止めの原告団ら、京都で報告集会>京都
新聞?6月28日(土)22時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000020-kyt-l26
<大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転を認めなかった福井地裁判決の
報告集会が28日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開かれた。原告代表
で福井県小浜市の住職中嶌哲演さん(72)らが「この流れを全国に波及させた
い」などと協力を呼びかけた。京都地裁で大飯原発運転差し止めを求めて係争中
の原告弁護団らが、京都での勝利につなげようと企画。約350人が参加し
た。・・・・・・・・・・・・・>

福島第一の現場で、
8.<7月に1号機建屋カバー解体開始 福島第1原発>共同通信
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/06/post-9319.html
記事全文<東京電力は27日、水素爆発で大破した福島第1原発1号機の原子炉
建屋カバーの解体作業を7月初旬に始めると発表した。カバー解体後に建屋上部
に散乱しているがれきを撤去し、使用済み核燃料プールからの燃料取り出し用ク
レーンを設置する。東電は2017年度中に1号機プールからの燃料取り出しを
始める予定。
東電は事故後の11年10月、1号機からの放射性物質拡散を防ぐため建屋カ
バーを設置。当初は昨年度中に解体する計画だったが、がれき撤去に使う遠隔操
作クレーンのアームが昨年9月に折れ、計画が延期された。東電は年度内に建屋
カバーの解体を終えがれき撤去作業を開始する計画。>

9.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月29日03時12分 
東京朝刊  
<28日正午現在 1.5マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

政府が、
10.<風評被害の対策徹底=福島で栽培シイタケ試食―林農水相>時事通信?6
月28日(土)20時18分配信
記事全文<林芳正農林水産相は28日、福島県二本松市を訪れ、森林再生に向けた
間伐作業などを視察した。県内のシイタケ栽培が東京電力福島第1原発事故の影
響で大幅な縮小を強いられる中、県外から調達した原木を使って栽培されたシイ
タケを試食。林業関係者との会合で「(シイタケの)出荷制限の解除や風評被害
対策に取り組みたい」と述べ、放射能検査の徹底などを約束した。>
・・・・・“試食”いつもパターンです・・。

被災地フクシマ、
11.<28日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月29日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・・・「いわきで、本県沖産のカツオ水揚げ・・・」という記事があります。

12.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月28日 17:28
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140628/1639954
<▼空間放射線量率(28日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・>


13.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:19 決断した引っ越
し>朝日新聞デジタル?6月28日(土)16時0分配信 (有料記事)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11213691.html
<◇No.962 2011年3月12日に福島第一原発の1号機が爆発したと
き、宮城県丸森町北部の耕野(こうや)地区の林業小山田竜二(おやまだりゅう
じ)(38)は、一度は逃げ出そうと考えた。耕野地区も福島県境で、第一原発
から60キロしかない。
 だが、避難できなかった。ガソリンがなかったこともあるが、もっとも大き
かったのは、地元住民が転入者を「世話になっておきながら、いざとなったら逃
げ出すなんて」と批判しているという話を聞いて、動くに動けなくなったから
だ。小山田は仙台市からの転入者だ。09年、自然の中で、自然を相手にした仕
事をしたくて移住してきた。その2年後の事故だった。11年3月末、ガソリン
も手に入るようになり、仕事を再開した。・・・・・・・・友人から借りた線量
計で自宅の周囲を測った。毎時1・5マイクロシーベルト。それが7月にはコン
マ以下にまで下がった。しかし、風が吹くと空間線量が上がった。野山に積もっ
た放射性物質が飛んでくるとしか考えられない。子どもを外で遊ばせるのは危険
だ、と思うようになった。・・・・「やっぱり、引っ越そう」 伊織は「夫が決
めてくれて、ほっとしました」という。世話になった地元住民への感謝は大き
かったが、子どものことを考えると引っ越したい気持ちは強かった。小山田一家
は丸森を出た。福島第一原発の事故から1年が過ぎた12年3月だった。>
 ???????


13’.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:20 移住者の支援始
めた>朝日デジタル2014年6月29日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11215473.html
<◇No.963
2011年10月、宮城県丸森町耕野(こうや)地区からの移住を決めた小山田
竜二(38)・伊織(42)夫婦は、そのことを打ち明けられずにいた。豊かな
自然が気に入ってこの町に住んだ。しかし原発事故で、丸森で得られる良さがな
くなったと思う。となれば、丸森にいる意味はない。「でも、避難しないことを
決めた人たちもいる。だから打ち明けられなかったんです」丸森は、その後12
月に国が定めた「自主的避難等対象区域」から外れた。移住する場合、国や東京
電力からの補償はなく、費用は自腹だ。県境で接する福島県伊達市は、賠償金が
もっと出るのに。移住先は奈良県宇陀(うだ)市だった。20代のころ、奈良県
内の知人宅で居候したことがある。そのときの経験からたどりついた。・・
・・小山田は、丸森を去ったことを避難とはとらえていない。丸森から遠く離
れ、少なくとも丸森よりいい場所へ移住する。そう考えないと、気に入っていた
丸森の生活をなげうつ意味がない。だからこそ、原発事故の影響は大きかったと
考えている。・・・・これまで、福島県などから9世帯21人が小山田家に滞在
した。宮城県からはまだいない。小山田は、丸森を出ると決めたときに、後ろめ
たさや不安が大きかった。だからこそ、移住を考える人がいれば、積極的に受け
入れてあげたいと思うのだ。「自分たちにしかできないことだと思ったんです」
そんな小山田が相談を重ねていたのが、同じ耕野の養蜂業石塚武夫(いしづかた
けお)(43)だった。千葉県から耕野へ1997年に移住した。石塚も原発
事故直後、妻と3人の子どもを千葉の実家に一度避難させた。だが約1カ月後、
小学校の始業式に合わせて戻した。以後は避難していない。>

参考資料、
14.<(佐賀県)バイオマスで佐賀市の未来は? 地域振興の柱と位置づけ>
西日本2014年06月29日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40863/1/
<下水や食品廃棄物などバイオマス(生物資源)の活用を佐賀市が積極的に進め
ている。目指すのは、国が公募する「バイオマス産業都市」。環境だけでなく経
済にも生かす市町村を国が支援するもので、選ばれれば九州第1号の可能性も。
地域振興の柱と位置づけるこの構想、どう展開していくのだろう。「新しい資源
を取り出すと同時に地球温暖化を抑える。佐賀だけでなく地球に住む全てのもの
にとってうれしい話だ」。日米の合弁企業と佐賀市が、ごみ焼却時の二酸化炭素
(CO2)を使った藻類培養に取り組む協定を結んだ24日、秀島敏行市長は胸
を張った。・・・・・・・こうした事業は、国に来月提出する「バイオマス産業
都市構想」に基づく。ふん尿や食品残さなど廃棄物系バイオマスの市内の利
用率は59%(2012年度)。18年度までに10%程度上げるのが目標だ。
バイオマス利用に関しては、農林水産省が募る「バイオマスタウン構想」があっ
た。策定したのは佐賀市を含めて300自治体を超す。だが「目標を掲げること
が目的で、採算がとれないものも多かった」と農水省バイオマス循環資源課の担
当者は明かす。福島第1原発事故後、エネルギーの在り方が見直されたことを受
けて、内閣府や農水省など7府省が昨年度から「バイオマス産業都市」を進める
ことになった。ごみや下水を処理する「迷惑施設」のイメージを変えようと、佐
賀市は発電や余熱利用、下水汚泥堆肥を使った野菜作りなどに取り組んできた。
産業都市構想を中心的に進める市環境調整監の前田純二さん(64)は「佐
賀は条件がそろっている。乗っかるしかないと考えた」と話す。・・・>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、34面社会欄にちいさく2.の記事があるだ
けです。
今朝の紙面は以上です。
昨日のしんぶん赤旗の14面に、
15.<福島の避難小中学校57校 事故後調査 児童生徒 今なお3割>
<・・・・県内の通学する生徒数が事故前の31.8%で、この3年間大きな増
減のないままであることが27日までに本紙の調査でわかりました。・・・・>
・・・・・市町村別の一覧表もついている記事ですが、残念ながらネットにはあ
りません。興味のある方はどこかでご覧ください。
・・・・・後ほど、私のフェイスブックのページに貼り付けましょう。
今朝は以上です。(6.29.5:49)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2211】
2014年6月28日(土)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
              
━━━━━━━
☆1.千葉県習志野市議会の「原発再稼動促進」の決議は6月27日、
   議員総数30名(全員主席)で賛成4、反対25で否決
             内山 昭雄(習志野ちいさい風の会 事務局)
☆2.川内原発再稼働阻止!決意固める 6月12(木)-14日(土)川内行動に参加して
   鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<下> 
       渡辺寿子(原発いらない・ちば)
☆3.新聞より
◆福島の被災者は苦しんでいる  「東電にイジメラれてズタズタ」
     (6月27日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
◆政治見て「踏ん張らねば」 (金曜日の声) (6月28日東京新聞より抜粋)
◆ ひ・と・も・よ・う:東電、緊迫の49時間を記録:白石草さん
     (6月23日毎日新聞より)
  ◆原発コスト 火力より割高 専門家試算 福島第一の対策費増加
     (6月27日朝日新聞見出し)
━━━━━━━
※6/30(日)「国会記者会館屋上取材拒否裁判」傍聴のお願い
日時:6月30日(月)15時半~
場所:東京地方裁判所民事第6部法廷(地裁の721号室)
  白石草さんが意見陳述します。
   以下に、裁判資料を全てアップしました。
     http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1795
━━━━━━━
┏┓
┗■1.千葉県習志野市議会の「原発再稼動促進」の決議は6月27日、 
 │  議員総数30名(全員主席)で賛成4、反対25で否決
 └──── 内山 昭雄(習志野ちいさい風の会 事務局) 
◇ 全国の皆様
 全国の皆様へご心配を掛けました習志野市議会の「原発再稼動促進」の決議は
6月27日、議員総数30名(全員主席)で賛成4、反対25で否決されました。
 再稼動促進に賛成した真政会は4名+議長の5名ですので議長は裁決に入って
いませんので実施の再稼動賛成は5名です。
今回の経過を振り返りますと
1.6月19日(木曜日)の環境経済委員会で「再稼動促進の陳情書」可決された。
2.この情報を習志野市民フォーラムがキャッチする。
3.21日(土)上記情報をプラント技術者の会が入手する。
4.22日(日)習志野ちいさい風の会に所属するプラント技術者の会員より情報
を得る。
5.習志野小さい風の会は市議会に対する反対活動方針を決定
 1)議員全員へ電話を掛け反対するよう説得する
 2)メール・フエースブック・ツイター等で出来る限り拡散する。
6.23日(月)電話作戦の失敗を確認する:登録されている固定電話は全員留守
電にセットされており議員との会話に成らなかった。
7.23日(月)連絡の取れた議員より議長及び議員全員へ再稼動促進決議へ反対
するよう添付要望書を作成配布したらとのアドバイスを受ける。
(要望書の件を議会事務局へ相談したら会派事務所(議会前にある)のポス
ト(書類受け)に投函してくれるとのことであった。)
8.24日(火)要請文作成。
9.25日(水)要請文を午前中に議会事務局へ30枚(全議員分)渡す。
10. 26日(木)公明党所属の議員と連絡取れる。反対するよう要請文の説明を行う。
  この時、公明党は勘違いで賛成したらしいとの事が判明、公明党5名の反対
の意思を確認。
11.27日(金)習志野小さい風は市議会傍聴に行く(目的は再稼動に賛成する議
員を確認し、次回の選挙では必ず落選させる運動を創るため)

◇今回の騒動で判明したことは習志野市には反核・反原発・9条の会等反原発の組
織が多々あるが有機的に機能する横の連絡が取れなかった。
 次回の市議選挙に向けて横の連絡体制を作成する必要性を痛感した。
 更に、既成政党の公明党、日本共産党、新社会党、みんなの党その他の会はと
も情報を共有できるように考える。
(地域の問題では対立することは少ないと思う?今から模索してみます)
 短期間でしたが全国の仲間から励ましとアドバイスを頂きました、本当にあり
がとうございました。
反戦・反核・反差別の旗を高く掲げ前進して行きます。
今後も宜しくお願いいたします。
※習志野ちいさい風の会 事務局 内山 昭雄
携帯:090-9360-6268   Mail:nijiken-rcs@seaple.ne.jp

┏┓
┗■2.川内原発再稼働阻止!決意固める 6月12(木)-14日(土)川内行動に参加して
 │  鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<下>
 └──── 渡辺寿子(原発いらない・ちば)

◇歴史的愚行を食い止めよう!◇
 集会と並行して県議会傍聴があり、その後県議会各派と知事へ川内原発再稼働
を容認しないようにとの要請行動を行いました。
 本会議で知事は従来通り国が安全性を保障するなら再稼働を推進するとの見解
を示しました。本会議終了後知事に要請文を手渡そうとしましたが、知事は面会
を拒否し、危機管理室長に渡しました。知事は反対派に一切会おうとはしないそ
うです。
 最後に「川内原発の再稼働を強行するな!歴史的愚行を食い止めよう!」との
行動集会アピールを採択しました。平日の午後暑い中、集会参加人数は約1000名
に達しました。
 集会終了後九電鹿児島支店へ向けてデモ行進、再稼働するな!の声をぶつけま
した。代表が九電へ再稼働するなの要請文を渡しました。
 解散後鹿児島市の繁華街・天文館でビラまきなど街頭宣伝に参加する者と再稼
働阻止するための討議を行う相談会に参加する者に分かれ、私は体調が心配だっ
たので、屋内の相談会に参加しました。
◇潮目が変わりつつある◇
 相談会では、北は泊から南は鹿児島まで各地の活動、闘いの報告がありまし
た。とくに鹿児島県内は川内原発が再稼働一番手にされるのではとの危機感から
でしょう、街宣、議員などへの要請行動、署名、各戸訪問、ビラ入れなど地道な
努力を重ねているのが印象に残りました。鹿児島県全体で123364筆の署名を集
め、いちき串木野市では全戸訪問が二巡目になったそうです。
 鹿児島現地の人が最近潮目が変わってきているのを感じるといいました。保守
的な南日本新聞が6月12日付の紙面で見開き2ページに渡って、巨大噴火リスク
と原発の関連記事を大きく掲載したことは画期的であるとしました(この中で火
山学者はそろって巨大噴火の前兆予測はできない。川内原発は巨大噴火のリスク
を抱えていると警告している)。
 また街宣の反応が良く、高校生の反応が特に良いと言いました(当日の街宣で
もビラの受け取りは非常に良かったと参加者の話)。
◇規制委への攻勢を強めよう◇
 川内原発を止めていくための具体的行動として再稼働推進機関となってしまっ
ている規制委への攻勢を強めることが提案されました。川内原発は重要免震棟も
ベント設備もなしで再稼働の適合審査が進められています。規制委は自ら定めた
規準すら守らせずに、再稼働を容認しようとしています。現在水曜に行われてい
る規制委の定例会にあわせた抗議行動を続ける。川内原発審査書案提示、パブコ
メ募集があったら、パブコメを全国から集中すること、また審査書案を決定する
Xデーには全国から集まり、抗議行動、傍聴、記者会見をすることなどが提案さ
れました。
夜は140名もの参加で懇親会、全国の人と交流し、盛り上がりました。
◇警官、有刺鉄線、監視カメラ 市民寄せ付けぬ川内原発◇
 14日は早朝から川内原発へ向かう。原発の門前へ行く前にPR館に寄ることに
なっていました。しかしこの日の見学は前もって申し入れてあり、おまけに年中
無休だと豪語しているのに、突如臨時休館にしてしまいました。私達をそんなに
恐れているのか、笑ってしまいました。
 原発の正門前に行くと、大勢の警察官が配置されていて、鉄製の車止めでガー
ドしている。敷地をぐるりとフェンスで囲い、上にはぐるぐると有刺鉄線を巡ら
し、10メートル毎に監視カメラを付けている。原発建屋がどこにあるのか分かり
ません
 原発を囲むフェンス前に机を置き記者会見と集会をしました。東電への怒りを
込めた東北弁の詩を原発でふるさとを奪われた木田節子さんが朗読し、感動しま
した。
 原発敷地に向かって再稼働やめろ!の声を思いきりぶつけました。最後に再稼
働やめよの申し入れ書を各団体が読み上げ、無表情の総務課長に手渡しました。
再稼働を諦めるまでまたこの門前に来ることを伝え、行動を終了しました。
◇再稼働阻止が犠牲に報いる道 子どもの未来がかかっている◇
 今回の一連の集会、行動は川内原発止めるための行動の第一歩です。九電の規
制委への申請書の不備により当初より適合審査が遅れているようですが、秋
9~10月頃には再稼働のゴーサイン出てしまう可能性があります。川内の再稼働
を許してしまうと全国の原発が次々と再稼働してしまうおそれがあります。
 広瀬隆さんはいいました。「福島の人達は今も苦しい思いをしている。福島の
人達を救えなかったので私は今も苦しい。この福島の人達の犠牲に報いるのは、
川内原発の再稼働を止めることである」このツアーに11か月の赤ちゃんを連れて
参加した若い夫婦がいました。お母さんは「この子の未来がかかっている」とい
いました。原発再稼働を止められるかに子ども達と私達皆の未来がかかっていま
す。私達は、さらに多勢でまた川内現地に来ましょう、まずは川内原発再稼働を
止めるため現地とつながって頑張りましょうと誓い合いました。

┏┓
┗■3.新聞より
 └──── 
◆福島の被災者は苦しんでいる  「東電にイジメラれてズタズタ」

 世間の忘却と反比例するように、苦悩が深まっている。福島原発事故の被災者
たちだ。自殺を防ぐ電話相談「福島いのちの電話」には昨年、過去最多の相談が
あった。自殺の増加にも歯止めがかからず、アルコール依存症も深刻化してい
る。仮設住宅での孤独死も後を絶たない。被災者たちの心の疲れはもはや限界に
近づいている。閣僚の「金目」発言は、そうした心にまた一つ重荷を加えた。
◇孤独死 二本松の仮設で4日
 今月4日、福島県二本松市の仮設住宅。浪江町から原発事故で避難していた一
人暮らしの男性(74)が、自室で息絶えているところを自治会長に発見された。
(中略)
 一人暮らしの人が誰にもみとられずになくなる「孤独死」は、仮設住宅で暮ら
す浪江町民に限っても最近2カ月で3件あった。浪江町以外でも、避難者の孤独死
は決して珍しくない。原発事故から3年がたつが、大半の避難住民の心は疲れ
切っている。「福島いのちの電話」の昨年の相談件数は、過去最高の18194件
だった。
    (略)
◇「お金いらない元に戻して」心のケアでは解決せず・・・法整備しかない
(6月27日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

◆ 政治見て「踏ん張らねば」 (金曜日の声)

○横浜市旭区の自営業 藤井洋子さん(63) 最近、少し足が遠のき「私の中で
風化が始まっている」と自問していた。でも、集団的自衛権をめぐる政治の様子
を見て、踏ん張らないとと思った。個々人が意志を持ち続けることが大事。
○茨城県坂東市の無職 松本英一さん(39) 原発事故は、2000年間も守られて
きた日本の国土を、人が住めない地にしてしまった。福島が収束していない状況
で再開を急ぐことには反対。原発ありきの政策をまず見直すべきだ。
(6月28日東京新聞より抜粋)

◆ ひ・と・も・よ・う:東電、緊迫の49時間を記録 白石草さん

 東京電力福島第1原発事故(2011年)で、対応に追われる東電内部の様子を記
録したドキュメンタリー「東電テレビ会議 49時間の記録」(206分)が、優れ
た科学報道をたたえる今年の「科学ジャーナリスト大賞」を受けた。制作統括を
務めたインターネットテレビ局「OurPlanet?TV」代表の白石草(は
じめ)さん(44)は「原発で何が起きたかを多くの人に知ってほしい」と話す。
 東電が公開した数秒?10分程度の映像274本(計49時間)を時系列で並べ直し、
専門用語の解説や字幕を足した。刻々と悪化する状況を見る人に共有してもらう
ため、加工は最小限に抑えた。背広(本店)と作業着(現地)との本音のやりと
りから、事態の深刻さが伝わる。
 大手テレビ局で経験を積み、01年に独立した。非営利のメディア。人権や環境
といった従来のテーマに「福島」も加わった。「大メディアが忘れてしまうこと
もしつこく追いかけます」。
自主上映希望はウェブサイト(http://www.touden49.net/)へ。
(6月23日毎日新聞より)
※編集部より:先日「スペースたんぽぽ」で上映会を開催しました。大変好
評でした。 再度の上映会を計画しています。

◆原発コスト 火力より割高
  専門家試算 福島第一の対策費増加
       (6月27日朝日新聞見出し)

★ 坂井貴司 さんから: 
<占領を跳ね返す沖縄> 
 2012年末に死去した写真家・東松照明は、1950年代から「占領」とい
うテーマで撮影を開始しました。各地の米軍基地の存在を通して、アメリカ化し
た地域を見つめてきました。
 その「占領」の集大成としてレンズを向けたのが、沖縄でした。
 しかし日本本土以上にアメリカ化していると思っていた沖縄は、彼の想像以上
に「独自性」を保っていました。
 沖縄に魅了された東松は40年間に渡って沖縄を撮影しました。
 写真から見た戦後の沖縄です。
 NHK教育 日曜美術館
 「沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~」
  http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2014/0622/index.html
 放送日:6月29日 放送時間:20時~21時

★ 井上澄夫 さんから:
【へのこ速報】 2014・6・28
辺野古も高江も国の動きの予定が煮詰まってきました。
 6・28付琉球新報記事「辺野古ボーリングと高江ヘリパッド 国が来月同時
着手」から。ボーリング開始を「7月下旬をめどに」としています。
 〈政府は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査
と、北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯の建設工事を、ほぼ同時期
に着手することを含めて検討に入った。辺野古沖では移設に反対する住民らの活
動を排除するため提供水域内への進入を防ぐ浮標(ブイ)を設置し、7月下旬を
めどにボーリングを始める方針だが、ヘリ着陸帯も同じころに着工することを検
討している。

海底ボーリング調査の着手時期について小野寺五典防衛相は27日の会見で
「具体的なスケジュールはまだ決まっていない」と説明。だが政府は調査の前提
となる米軍提供水域の拡大や、本年度予備費からの関連費計上などについて、7
月1日にも閣議決定する方針。

水域の拡大は2日に官報に告示される見通し。ボーリング調査はブイで囲む水
域内で行うが、移設に反対する市民らが進入してきた場合は米軍施設・区域への
立ち入りを禁じた刑事特別法(刑特法)に違反する「海上犯罪」に当たるとし
て、船舶停止や航路変更などを指示。従わない場合は逮捕も視野に入れる。〉

 6・28沖縄タイムス記事「辺野古制限区域、7月2日にも告示」から。「臨
時制限区域について7月2日にも官報で告示する方向」とあります。
 〈【東京】政府は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設作業に向けて、
日米が合意した常時立ち入り禁止とする臨時制限区域について、7月2日にも官
報で告示する方向で調整していることが27日、分かった。
 告示後、防衛省は制限水域の境界線に沿ってブイ(浮標)を設置する予定で、
7月下旬にも海底ボーリング調査の着手を目指している。
 ボーリング調査は、岩礁破砕について県との協議が残っており、調整次第で
は、着手が8月にずれ込む可能性もある。
 ブイは、キャンプ・シュワブの陸域側から、調査の進捗(しんちょく)に応じ
て設置していく。設置の関連予算は、既に契約済みの埋め立て設計事業費に含ま
れている。〉

大浦湾周辺の辺野古区などを除く10区の住民で構成される住民の会が基地建設計
画の白紙撤回を求め沖縄防衛局と県へ署名を提出しました。

名護市辺野古の海で28日、基地建設に反対する市民グループによる海上集会が開
かれました。
 およそ200人が参加。20隻以上のボートやカヌーで「ボーリング調査を許す
な」「ジュゴンやサンゴを守ろう」などとシュプレヒコールを上げました。

◆辺野古ボーリングと高江ヘリパッド 国が来月同時着手 6・28 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-227697-storytopic-3.html

◆辺野古制限区域、7月2日にも告示 6・28 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=74591

◆移設反対署名を防衛局に提出 6・28 NHK沖縄 ・動画あり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095446921.html

◆名護・二見以北10区の住民ら署名を提出 6・27 QAB ・動画あり
http://www.qab.co.jp/news/2014062755297.html

◆「基地建設反対」辺野古で海上集会 6・28 QAB ・動画あり
http://www.qab.co.jp/news/2014062855307.html 

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************

<障佐協ニュース>

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<障佐協ニュース>

 障害者(児)の生活と権利を守る佐賀県連絡協議会の「障佐協ニュース」(6月号)を紹介します。
 6月号では、1面トップに九州で初めて佐賀県嬉野市で制定された「手話言語条例」について紹介。嬉野市はユニバーサルデザインのまちづくりを推進していて、障害者にやさしいく、誰でも気楽に温泉を楽しめる旅館やホテルの施設作りも推進しています。この条例は、「心の架け橋手話言語条例」として7月1日から施行されます。
 1面ではこの他、65歳になる重度障害者が福祉サービスから介護保険優先になり、福祉サービス削減問題について佐賀市への質問内容を伝えています。佐賀市は「介護保険に移行する場合でもサービスが途切れなく受給できるように配慮している」と応えています。
 2面以降は、「この笑顔いつまでも」の企画で、県内の特別支援学校で学ぶ子どもたちをお母さんたちが紹介するコーナーや県内の作業所の歩みや現状などを取材して紹介するコーナーなどがあります。
 同協議会では年会費2500円の賛助会員も募集しています。問い合わせは、0952-76-5206の興梠(こうろぎ)会長まで。
 同協議は7月17日(木)午後2時から、県の障害者別枠採用試験の要請、8月21日(木)午後2時から、障害者総合支援法の施行や障害者権利条約批准・発効に伴い、公正、公平に地域格差のない、使いやすい法律にするための要望をそれぞれ県に要望します。時間的に余裕がある方はぜひご参加ください。

<佐賀で7月26日(土)に「ひまわり」上映会>

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<佐賀で7月26日(土)に「ひまわり」上映会>

二つの米軍機墜落事件をモチーフに、オスプレイ配備に揺れる今の沖縄・日本に平和とは何かを問いかける問題作がついに佐賀にやってきます。長塚京三、須賀健太、能年玲奈、福田沙紀さんらが出演、ぜひ多くの佐賀県民に鑑賞してほしい映画です。当日は会場で「石川・宮森ジェット機墜落事故」と「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故」の写真展示もあります。

日時 7月26日(土)①11:00 ②14:00 ③19:00
場所 アバンセホール(佐賀市)
料金 一般 前売1200円(当日1500円) 学生 前売当日共に800円
主催 映画「ひまわり」佐賀実行委員会
後援 佐賀市教育委員会
*連絡先 090-3070-5307(森さん)/090-5735-7672(田中さん)

<7・11佐賀地裁間接強制異議審への傍聴を!>

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<7・11佐賀地裁間接強制異議審への傍聴を!>
 再度のお知らせです。
 農水省は福岡高裁執行抗告で、漁民側の間接強制が認められたにもかかわらず、開門反対派の強固な抵抗と二つの相反する決定に板挟みにされたことを理由に、開門、開門差し止めのどちらの立場も取れないと佐賀地裁の間接強制異議申し立ての裁判をはじめ福岡高裁、最高裁と漁民側と最後まで争うことを表明しています。
 制裁金を払っても確定判決を守らず、開門しない農水官僚の国民無視の態度は絶対に許せません。開門実現のためにも大切な裁判です。一人でも多くの漁民、市民の参加を呼び掛けます。
【7・11佐賀地裁間接強制異議申し立て傍聴行動】
 と き 7月11日(金)午後1時
 ところ 佐賀県弁護士会館駐車場集合
   午後1時10分、佐賀地裁に向け出発
   佐賀地裁門前で馬木奈弁護団長あいさつ
   午後2時、裁判傍聴
   終了後、県弁護士会館で報告集会、記者会見
*連絡先 0952-25-3121 「よみがえれ!有明訴訟」を支援する全国の会まで。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1165目報告☆

青柳行信です。6月28日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
『1000日目記念誌冊子』6/27
舩津康幸さん4冊。
・・・・・
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。
<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1165目報告☆
呼びかけ人賛同者6月27日3400名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月27日2名。
    冨田眞子 永江まゆ子
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
<6/26>の株主総会の応援アクション お疲れさまでした。
まだ、変わるところまでは行っていませんが、それでも少しづつ、
少しづつ、変わっていることが感じられます。
歴史の歯車を 押していきましょう。
あんくるトム工房
電力会社の株主総会  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3067
103回目の金曜行動  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3068

 明日から 中国 大連に行ってきます。
しばらく(3日~4日)ブログは お休みさせていただきます。
日本と中国の関係は よくない感じの報道がなされています。
本当はどうなのでしょうか?
歴史的に見ても関連の深い隣の国です。 しっかり見て、交流して
その現実をご報告します。  

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆一宗の上御一人を守るためめ憲法の根幹を曲げる愚昧は
      (左門 6・28-701)
※表現上のことで「抵抗」しているかに見せながら、
自民とその黒幕から「信教の自由」の問題で揺さぶりをかけられてから、
公明党は急旋回して、自民のレールに乗ってしまった。
元々、信教の自由や平和は二の次の集団であったのだから、
元に戻ったというだけの事なのだが、
多くの選挙民を欺瞞したことを閻魔大王に裁いてもらわなければならない。

★ y.I.(大分県)さんから:
青柳様
昨日は、ありがとうございました。
お会い出来て、お話しも出来、寄って見て良かった!と思いました
日々のニュースで、川内原発の一番手の再度稼働を聞く度に心をいためていまし
た!(気絶寸前)
もう二度と、どちらの原発も再度稼働がないように願っています。
情報送って下さりありがとうございました。

★ 青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)さんから:
青柳さん
お疲れさまです。なぜか今日は全面文字化けです。
宮崎は今日6.27が100回目の再稼働反対ウォークです。
現在まで延べ人数4,000人。
今日は雨模様ですが、いつもよりは多数の参加があるでしょう。
冬でも毎日九電本店前テントで頑張る青柳さんらを思えば楽なものです。
冬は、博多と宮崎ではコート1枚違います。
夏になればなったで、都市部は田園部より暑くなります。
体調気をつけて。

★ 中西正之 さんから:
原発再稼働の反対運動にとっても、原発再稼働の推進勢力にとっても、
再稼働が始まるかどうかは、原子力規制委員会の新規制基準適合審査の終了が
最大の天王山になっています。

原子力規制委員は新規制基準適合審査は科学的・技術的のみで審査を行ってお
り、倫理的、経済的、政治的な検討や避難計画等の検討は一切しないと説明して
います。
ですから、いま原発再稼働の反対運動は原発再稼働の科学的・技術的な問題で真
正面から対決しなければならないと思われます。

玄海原発の再稼働問題については、佐賀大学の先生方を中心としたグループが玄
海原発の問題の検討を続けてこられましたので、玄海原発の公聴会と意見公募の
為の準備として、今年の3月から特に玄海原発の過酷事故対策問題のまとめを
行ってきました。

そのまとめを「月刊タウン情報誌さが」5月号、6月号に掲載させてもらいました。
6月25日に「月刊タウン情報誌さが」の7月号が届きましたので、5月号、6
月号の掲載記事のインターネット公開の許可を編集部からもらいました。
参考に添付いたします。
http://tinyurl.com/pfvq7gq

なお、「原子力あなたはどうむきあいますか?の」第1回から第25回までの連
載記事は
http://www.tjsaga.co.jp/tjs/gensiryoku/gensiryoku.html
に掲載されていますので、お知らせいたします。
拡散をお願いいたします。 

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝も電力会社の株主総会関連の記事が少し残っています、川内(せんだい)原
発の地元の記事、玄海原発の地元、九州電力関連、九州、山口・上関関連の記事
と進めていきます。

きょうです、
1.<(鹿児島県)シンポジウム:人権の視点から原発問題考える あす鹿児島
で県弁護士会が>毎日新聞 2014年06月27日 地方版
記事全文<「再稼働第1号」の公算が大きい九州電力川内原発の再稼働問題を多
くの市民に考えてもらおうと、県弁護士会は28日、鹿児島市荒田の「サンエー
ルかごしま」でシンポジウムを開く。シンポでは、原発からの避難時間を研究す
る民間団体「環境経済研究所」の上岡直見代表が避難計画の実効性について、ま
た火山問題について市民団体「福島老朽原発を考える会」の阪上武代表が、それ
ぞれ講演する。県弁護士会が薩摩川内市など原発から30キロ圏内9市町を対象
に実施した避難計画に関するアンケートの結果報告もある。これらは11月開催
の人権擁護大会のプレシンポジウムで、大会で原発問題を扱うことについて県弁
護士会の堂免修会長は「福島第1原発事故は生命、身体、財産、人格権の侵
害であり、原発は人権問題」と指摘している。シンポは午後1時半?4時。聴講
無料。県弁護士会099・226・3765(27日まで)。>

2.<薩摩川内市で2回目の避難計画説明会>南日本放送 [06/27 19:10]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062700003509
記事全文<川内原発から30キロ圏内の9つの市や町では、現在、重大な事故が
おきた場合の避難計画の説明会が県と共同で順次、開かれています。26日夜は
原発の立地する薩摩川内市で2回目の説明会が開かれましたが、参加者は少な
く、その開催方法への疑問や避難計画の実効性を心配する声も聞かれました。薩
摩川内市の川内文化ホールで開かれた避難計画説明会。薩摩川内市での開催は、
5月の入来地区に続いて26日で2回目です。参加者からは、避難計画では風や
地形の影響が考慮されていないと、不安の声も上がりました。また、市の中心部
での開催だったにもかかわらず、参加者は120人にとどまり、開催告知が十分
ではなかったのではないかといった声も聞かれました。県と薩摩川内市による
避難計画の説明会はこれで終了しますが、2回の説明会の参加者はおよそ250
人にとどまり、30キロ圏に一部がかかる甑島では開かれませんでした。薩摩川
内市では今後、市独自の説明会も開きたいとしていますが、広域避難などで大き
な役割を果たす県が不在で十分な説明ができるのか疑問の声もあるだけに、市が
今後、どのように説明会を開いて住民への周知を図るのか注目されます。>
・・・・・“参加者は120人にとどまり”・・・・そうでしょうね、開催したと
いうアリバイをかさねているだけのようにも見えます。

薩摩川内市の北隣の市では、
3.<(出水市)川内原発:再稼働、30キロ圏6市町で協議を 出水市長が同
意の必要性>毎日新聞 2014年06月27日 地方版
記事全文(出水市の渋谷俊彦市長は26日、九州電力川内原発(薩摩川内市)の
再稼働に対する自治体同意の必要性について、30キロ圏6市町で協議していく
考えを明らかにした。この6市町は出水、鹿児島、日置、姶良、さつま、長島で
2012年末に九電と安全協定を結んだ。同日開会の市議会一般質問で出水市の
同意の必要性を問われ、渋谷市長は「福島第1原発事故の影響は広範にわたって
いる。できるだけ広い範囲内での(自治体の)同意があれば、住民の安心も広
がっていくのではないか」と答えた。その上で、薩摩川内、いちき串木野、阿久
根の立地・近隣3市を除く6市町で「協議してみたい」と述べた。また、再稼働
を巡る市民アンケートの実施については「社会情勢などを総合的に勘案し、取
る、取らないを含め市議会と協議したい」と今後の課題とした。>

昨日他紙既報、
4.<川内原発 市民を守る避難計画に 鹿児島 いちき串木野市意見書>しん
ぶん赤旗6月27日????????????
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-27/2014062704_01_1.html
<鹿児島県いちき串木野市議会は26日、九州電力川内(せんだい)原発1、2
号機(薩摩川内市)の重大事故に備えた避難計画について、伊藤祐一郎県知事に
対して「市民の生命を守る実効性のある避難計画の確立を求める意見書」を全会
一致で可決しました。避難計画策定を求められる30キロ圏内の9市町で同様の
意見書を可決したのは初めて。意見書は、▽30キロ圏内全ての要援護者、災害
弱者が確実に避難でき、避難先でも同じサービスを受けられること▽30キロ圏
外へ数時間以内で避難できること▽風向きを考慮し複数の避難先・避難経路の設
定▽姶良(あいら)カルデラ等の火山リスクを想定し計画に盛り込むこと―など8
項目を要望しています。提案理由では、実効性ある避難計画のない中での
再稼働に反対する緊急署名が、いちき串木野市の人口の半数を超える1万
5464人から寄せられたと強調。「市民の意思表示」として3万市民の不安を
払拭(ふっしょく)し、いのちとくらしを守る計画の確立を求めまし
た。・・・・福田道代市議は「過半数の市民が避難計画に不安を持っているとい
う世論の力が実った」と話しました。>

5.<(佐賀県)原発避難計画 具体的役割を文書化 連携強化へ>佐賀新聞
2014年06月27日 10時32分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/78379
<佐賀県議会は26日、総務、文教厚生、産業、県土整備の各常任委員会の質疑
を行った。県は、玄海原発(東松浦郡玄海町)の事故時に備えた住民の避難計画
について、避難する玄海町など2市1町と受け入れる17市町が、具体的な役割
分担などを文書に明記し共有する仕組みをつくって連携を強化する考えを示した。
=県議会 常任委ピックアップ=
■原発避難計画 原発の避難計画で、坂口祐樹議員(自民)が、避難者を受け入
れる自治体が避難人数を正確に把握していないという報道などに触れ、市町間の
調整不足について県の対応をただした。
山下宗人消防防災課長は、各市町の避難先や役割などを定めた県地域防災計画の
策定経過を説明し「市町の一部で知らないことがあったことは、県として十分な
説明ができていなかった」と周知不足を認めた。その上で「市町の防災担当者を
集め、避難誘導や避難所運営のサポートなど具体的なあり方を協議するよう要請
した」とした。〈総務〉
■原発再稼働問題 原子力規制委員会の審査終了後から再稼働までのプロセスに
ついて、宮崎泰茂議員(市民リベラル)が質問した。
政府が再稼働に際し「安全性は規制委の専門的判断に委ね、政治判断しない」と
の姿勢を示していることに関し、新エネルギー課の瀬戸口健司課長は「立地県と
してそれでは困る。国として安全性を判断し、説明責任を果たしてもらいたい」
と答えた。
 政府はエネルギー基本計画で「国も前面に立ち、立地自治体等関係者の理解と
協力を得るよう取り組む」と記しているが、具体的プロセスを示していない。瀬
戸口課長は「審査終了後に国から納得のいく説明がなければ、県として再稼働に
対する理解はできない。理解できなければ先には進めないということ。国が地元
理解を含め、どのように再稼働を進めていくのか、明確に示すよう求めている」
とした。〈産業〉・・・・・・・・・・・>

6.<(九州電力)佐賀・玄海原発:1・2号機、廃炉判断先送りへ>毎日新聞
 2014年06月27日 西部朝刊
記事全文<運転開始から30年超の九電玄海原発1、2号機(佐賀県玄海町)の
廃炉判断について、瓜生道明社長は26日、「今秋までに判断するかは、現時点
では申し上げられない」と話した。2月の定例会見などで「秋までに詰める必要
がある」としてきた発言の事実上の修正で、判断時期が先送りされそうだ。2基
のうち、玄海2号機は3月に運転開始から33年が経過し、九電で最も古い玄海
1号機は今年10月に39年を迎える。改正原子炉等規制法は運転期間を原則
40年、例外規定として60年まで動かすことができると定めており、1号機を
来年以降も稼働させるためには、来年4~7月に、国に運転延長申請する必要が
ある。瓜生社長はこれまで、遅くとも今秋までに、新規制基準に適合させるた
めに必要な改修工事費用を精査し、存廃の判断をするとしてきた。2基より新し
く、原子力規制委員会で安全審査中の玄海3、4号機の再稼働時期も同社の当初
見込みより遅れ、今秋までに見通しが立つかも分からない状況だ。経済産業省の
有識者会議が今月、廃炉についての議論を始めたこともあり、瓜生社長は「論議
を踏まえつつ判断したい」と話している。>

7.<九州電力:株主総会 原発巡り賛否交錯>毎日新聞 2014年06月27日 西
部朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140627ddp041020022000c.html
<◇危険言えばキリない。早く再稼働を・・・・・・・・原発の周辺自治体が作
成する避難計画の後方支援について問われた担当役員が「情報連絡、モニタリン
グ、放射性物質の除去をやっていく。可能なものがあれば協力していきたい」と
紋切り型の回答を繰り返し、質問者が声を荒らげる場面もあった。他方で再稼働
の遅れを心配する声も。男性株主の1人が「再稼働はいつごろになるのか。一刻
も早い再稼働をお願いしたい」と述べると、会場からは拍手が上がっ
た。・・・・・・・・>

7’.<九州電力:株主総会 瓜生社長の質疑応答 役員報酬「平均2000万
円」>毎日新聞 2014年06月27日 西部朝刊
株主総会では、役員報酬額などについて株主が瓜生社長を質した。主なやりとり
は次の通り。
株主 原子力規制委員会の審査を根拠に再稼働することに不安はないのか。
瓜生社長 今後得られる知見も活用し、安全性向上に自主的に取り組みたい。
株主 2年連続の無配だが、役員報酬はいくらか。
社長 平均で2000万円ぐらいだ。
株主 取締役候補に女性がいない。原発依存が続くのは、男性しかいないからで
はないか。
社長 男女に関係なく、本人の知見や能力を総合的に勘案して選ぶ。
株主 無配の代わりにグループ会社のゴルフ場利用の株主優待を出したらどうか。
社長 ご意見として承る。>

昨日の3”.の記事関連、
8.<九州電力:社長、避難計画に「人的支援」 原発事故時、積極的関与を表
明>毎日新聞 2014年06月27日 西部朝刊
記事全文<九州電力の瓜生(うりう)道明社長は26日、株主総会後に記者会見
し、原子力発電所で重大事故が起きた場合の避難計画について、「自治体から要
請があれば要援護者の避難を中心にサポートしたい」と述べた。鹿児島県が5月
に公表した川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の計画では、支援が必要な高齢者へ
の対応がほとんど考慮されていないと指摘されており、後方支援に積極的に関わ
る姿勢を明らかにした。・・・瓜生社長は「支援できることは支援すると自治体
にお伝えしている。(具体的な要請が)ある自治体も、ない自治体もある」と
語った。具体的な支援の内容は「(社内には)大型免許を持っている人間が何十
人かいる。物というよりも(重大事故が起きた際に)誰が動くかが大事だと思
っている」と、人的な支援の可能性に言及した。一方で、株主総会で株主が「自
治体で実効性がある避難計画が策定されるまで原子力発電所を再稼働しない」と
提案し、否決されたことには「全てがそろわないといけないというのは少し悩ま
しいと思う」と語った。>

9.<九電、平均年収211万円減 ボーナス見送り響く>西日本電子版2014年
06月28日 03時00分 更新
記事全文<九州電力の2013年度の従業員平均給与が年間570万円で、12
年度より211万円下落したことが、27日に公表された同社の有価証券報告書
で明らかになった。昨春実施した33年ぶりの抜本的な電気料金値上げに伴い、
賃金カットや夏と冬のボーナス支給見送りなどを行ったため。2年間で31・
5%の減少で、国の料金値上げ審査の中で事実上求められた28%減を上回る減
額となった。同報告書によると、九電の平均給与は09?11年度は830万円
前後あったが、12年度は782万円になり、13年度は大幅に下がった。従業
員数は1万1千人台でほぼ横ばい。国の審査では、電気料金原価として認める九
電社員の年間給与を598万円と査定し、給与の28%削減を求めた形だった
。13年度の平均給与が査定額を下回ったことについて九電は「国の査定額はあ
くまで目安。実際の支給額には残業代などが含まれるため、単純には比較できな
い」としている。九電は国から役員報酬の削減も求められ、会長、社長の年間報
酬を70%程度カットするなど半分以下に削減。役員報酬は平均で約2千万円に
なったという。>
・・・・・それでも、高い、働く人の賃金を下げることに積極的な同意はしない
が、そもそも九州の全住民を対象の事業=賃金もその平均水準設定ですべきで
しょう。?

10.<電気値下げ、ガス横ばい 8月分料金>西日本電子版2014年06月28日
03時00分 更新
記事全文<九州電力と西部ガスは27日、石油や液化天然ガス(LNG)の輸入
価格に料金を連動させる原料燃料調整制度に基づき、8月分の電気、ガス料金を
発表した。電気料金は燃料価格が下がりモデル家庭(月300キロワット時使
用)は前月から21円値下げの7567円で、値下げは2カ月連続。ガス料金
は、原料価格がなお高く3カ月連続で上限額となり、モデル家庭(月23立方
メートル使用)は前月と同額の6468円。>

昨日の紙面、43.の記事、
11.<九州経産局が節電広報強化 7月1日にイベント>西日本電子版2014年
06月27日 03時00分 更新
記事全文<九州経済産業局は、節電協力要請期間が始まる7月1日に九州電力や
福岡県、福岡市と共催で夏季「節電・省エネ集中実施月間(7?9月)」推進大
会を福岡市・天神のアクロス福岡で初めて開くなど、節電の広報活動を強化す
る。大会では瓜生道明九電社長が今夏の電力需給見通しを説明し、企業や市民に
無理のない範囲で節電を呼び掛ける。九州経産局と九電などは1日正午から、福
岡市・天神の新天町商店街や北九州市小倉北区のJR小倉駅前、熊本市中央区の
下通商店街、大分市のトキハ本店前で節電PRのチラシを配る。省エネや節電の
先進事例などを紹介する「九州省エネキャラバン」も1日以降、福岡、熊本、長
崎、北九州の各市で開く。節電協力要請期間は9月30日までのお盆を除く平
日の、午前9時から午後8時まで。4時台の電力需要が伸びているため、夕方の
意識的な節電を呼び掛ける。>

12.<(山口県・上関)中国電力:株主総会 苅田社長、上関原発「重要な電
源」 /山口>毎日新聞 2014年06月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140627ddlk35020468000c.html
<26日に広島市中区の中国電力本社で開かれた株主総会で、同社は改めて原発
堅持の姿勢を示した。島根原発(松江市)の再稼働や運転開始、上関原発(上関
町)の建設計画を巡る質問に対して、日本のエネルギー自給率の低さや火力発電
の燃料費の高さなどを挙げて、原発の必要性を強調。一般株主からは容認の声な
どさまざまな反応がある一方で、脱原発を求める株主からは憤りの声が上がっ
た。・・・・・・(社長は)、また、上関町に建設が予定されている上関原発に
ついても「引き続き重要な電源」と強調し、山口県への周辺海域の埋め立て免許
の申請を取り下げない考えを示した。・・・・・
◇脱原発など提案、関連5議案全て否決 「脱原発へ!中電株主行動の会」の
79人から提案された原発事業からの撤退と廃炉事業への転換、さらに上関原発
計画の白紙撤回を求めるなどした提出された関連5議案は、全てが否決された。
両親が上関原発の建設予定地沖の祝島出身で、約30年前に株主となり、約5年
前から島で暮らす藤本寿代さん(63)は、計画を白紙撤回し、建設予定地を自
然保護や再生エネルギーの展示をする場所にするよう求めた。他の株主からも、
32年に渡って宙に浮いたままの建設計画で「地元が分断されている」として白
紙撤回を求める声が上がったが、経営陣は「重要な電源」と繰り返し、回答は示
さなかった。藤本さんは「質問にちゃんとした返事がなかった。今まで通り(
運動を)やっていく」と語った。>

被災地フクシマ、
13.<(浪江町)東電回答「誠意ない」 和解案拒否で浪江町民、失望の声>
福島民友新聞?6月27日(金)11時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00010003-minyu-l07
<東京電力福島第1原発事故に伴い、浪江町の町民約1万5000人が慰謝料の増額を
求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、東電が「一律に月5万円増額」との和解
案を拒否したことが分かった26日、集団申し立てに参加した住民からは東電の姿
勢に失望する声が上がった。これまで同手続きで「和解案を尊重する」としてき
た東電。回答期限を先延ばしして示した「拒否」の判断に、町民は「誠意ある対
応でなく残念」「和解案を拒否できない仕組みが必要」と反発し
た。・・・・・・・・・・>

13’.<東電、和解案を拒否 浪江の精神的賠償増額「公平性保てず」 
ADR形骸化懸念>福島民報2014/06/27 08:55
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062716529
解説含む長い記事<・・・・・・・・ADRは、和解案提示までの時間が民事訴
訟に比べて短く、被災者の早期の生活再建につながるのがメリットとされる。し
かし、和解案に法的な強制力がなく東電が一部拒否したり、受諾するかどうかの
回答期限の延長を求めたりするケースが出ており、専門家からはADRの形骸化
を懸念する声も上がる。東電は昨年12月にまとめた再建計画で、原子力損害賠
償「三つの誓い」の一つとして「和解仲介案の尊重」を掲げている。今後、東電
側の受諾拒否による和解不成立が相次げば、センターの和解仲介能力が問われ、
センターの存在意義を失う事態になりかねない。>

14.<「集中復興期間延長を」 本県など被災4県が合同要望へ>福島民友
(06/27 10:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/0627/news9.html
<東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復旧・復興に向け、国が予算
枠を確保している「集中復興期間」が2015(平成27)年度で終了すること
を見据え、県は7月、宮城、岩手、青森の被災4県合同で政府に対し、期間の延
長を要望する。26日の県議会企画環境委員会で示した。佐藤雄平知事は11日
の政府予算要望で、菅義偉官房長官や根本匠復興相(衆院福島2区)らに期間の
延長を要望しているが、16年度以降も復興に必要な財源と体制を十分に維持す
るよう被災4県が一致してあらためて強く求める。国は阪神大震災での復興状況
を踏まえ、震災から5年間に25兆円の予算枠を設け、被災地に集中投入する方
針を決めている。しかし、津波と原発事故による住民の長期避難が続く本県
を中心に、他の被災3県も防災集団移転や復興公営住宅への入居が遅れており、
被災者の生活再建が順調に進んでいないという共通の課題を抱えてい
る。・・・・・・・・・・>

15.<通報装置導入進める 高齢者入居の仮設住宅 県が孤独死防止対策で>
福島民報2014/06/27 09:54?
記事全文<県は65歳以上の高齢者らが入居する仮設住宅で、孤独死防止対策な
どとして周囲に異変を知らせる緊急通報装置の導入を進める。26日の6月定例
県議会土木常任委員会で示した。県によると、東日本大震災と東京電力福島第一
原発事故に伴い県内に建設された1万6800戸の仮設住宅の約35%には、装
置が設置されている。県は高齢者の安全・安心の確保に向け、市町村と連携して
高齢世帯を中心とした設置の要望に積極的に応じる。緊急通報装置は仮設住宅で
急病や火災、事件、事故などが発生した際、住民が室内でボタンを押し、音と光
で周囲に助けを求める仕組み。県内では仮設住宅で一人暮らしの住民が亡くなる
ケースが相次いでおり、対応が急がれている。>

16.<(福島・岩手)被災地支援事業「1年雇用後、解雇相次ぐ」 元従業員
ら実態解明要望>東京新聞6月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2014062602000161.html
<東日本大震災の被災者雇用を促進するために国の助成を受けている企業で、実
際には事業所の閉鎖や解雇が相次いでいるとして、岩手、福島両県の元従業員ら
でつくる「コールセンターへの委託事業を考える会」が二十五日、従業員の救済
と実態解明を求める要望書を厚生労働省に提出した。要望書などによると、この
企業はコールセンター業の「ディオジャパン」(本社・東京都中央区、本門のり
子社長)。デ社は、被災地の求職者を雇用すれば一年間に限り人件費などの経費
全額を国費で賄う国の緊急雇用創出事業を利用する形で、震災発生後から被災地
各地で子会社を設立してコールセンターを開設。被災者を雇っている。しかし、
二〇一二年度に開設された岩手県洋野(ひろの)町の二カ所のセンターでは
、うち一カ所が今年三月末に閉鎖され、もう一カ所も従業員全員が今月末の解雇
を通告されている。福島県いわき市でも、研修期間中の二年前には二百人いた従
業員が四十五人に激減し、賃金遅配も起きているという。・・・・・・・・・・>

17.<27日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月28日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(野菜・果実・山菜・キノコ)」、「環境放射
線モニタリング・メッシュ調査結果⑮」・・・・・。

18.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月27日 17:35
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140627/1638912
<▼空間放射線量率(27日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・>

19.<(栃木県)那須で29日 住民説明会 原発ADRに申し立て>東京新
聞6月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20140627/CK2014062702000171.html
<・・・・・・福島第一原発事故で、東電への損害賠償を求める原子力損害賠償
紛争解決センター(原発ADR)への集団申し立てに関する住民説明会が二十九
日、那須町寺子乙の町文化センターで開かれる。協力する弁護団も出席し、申し
立てに参加する方法や、今後のスケジュールなどを説明する。
 説明会は那須塩原、大田原、那須の三市町の住民による「栃木県北ADRを考
える会」が主催。三市町には現在も、空間放射線量が福島県内と変わらない地域
が残されている。福島県では、線量を下げるのに効果的な表土除去や健康調査が
行われてきたが、栃木県などの近隣県は対象外だった。会は事故当時、三市町に
住んでいた人の参加を募り、大人十二万円、子どもと妊婦各五十二万円を請求す
る方針。説明会は午前十時~正午。参加無料。請求に参加する場合、弁護士費用
として一世帯二千円の負担が必要となる。今後、県北部の各地で説明会が開か
れ、年末には申し立てる見通し。問い合わせは同会=電
090(7013)0330=へ。>

20.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:18 毎時4マイクロ
「ええっ?」>朝日新聞デジタル?6月27日(金)11時30分配信 (有料記事)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11211676.html
<◇No.961 福島県境の宮城県丸森町民は放射能の影響に戸惑い続けた。?
筆甫(ひっぽ)の隣の大内(おおうち)地区に住む福祉施設職員本多誠朗(ほん
だせいろう)(51)は、2011年4月上旬、友人から線量計を借りて自宅母
屋の四隅を測ってみた。地上1メートルの高さの空間放射線量は毎時4マイクロ
シーベルトだった。「ええっ?」 仰天した。たしか、通常の線量はコンマ以下
ではなかったか。場所を変え、掃き出し窓の前で測った。数値はほとんど変わら
ない。本多は妻真由美(まゆみ)(41)と小学生の長女花子(はなこ)
(11)の3人暮らしだ。・・・・「こりゃあだめだ。絶対に」
本多はその場で、真由美と花子を避難させると決めた。・・・・・・・数日
後、真由美と花子はバスで大阪に向かった。ありったけの荷物を軽トラックに積
み、本多も丸森と大阪とを何度も往復した。大阪の家賃は月5万5千円。安くは
ないし、自腹だ。冷蔵庫や洗濯機など家電製品の多くは運んだが、ホームセン
ターで衣装ケースを買うなどで、万単位の出費もあった。・・・・・本多は福祉
施設の仕事があり、丸森に残った。家族離ればなれの生活。「会いに来て」とい
う真由美と花子に、本多は「仕事でいけない」。けんかになることもあった。
すでに11年夏に、自宅周辺はコンマ以下に下がっていた。真由美と花子は1年
後、丸森に戻ってきた。11年秋、「移動費用が東京電力から出る」と聞いた。
東電のホームページを見て書類を書き、提出した。「証拠として必要だろう」
と、別紙に高速道路の領収書をつけた。家賃、衣装ケースなどの領収書も。後
日、封書が届いた。中には紙が1枚。「補償金の支払い対象にならない」と書か
れていた。福島のような自主的避難等対象区域ではないからだ。領収書も戻って
こなかった。>

21.<(宮城県)最終処分場と医学部キャンパス 取引懸念、栗原で再び>河
北新報6月27日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140627_11012.html
<福島第1原発事故により発生した指定廃棄物の最終処分場建設地選定をめぐ
り、宮城大医学部栗原キャンパス構想と取引に使われないかとの懸念が宮城県栗
原市内でくすぶっている。24日閉会の栗原市議会6月定例会で「市民が心配し
ている」との質問が相次いだ。バーター(取引)を懸念する声は春先からあり、
処分場建設に対する警戒感の根強さをうかがわせる。「医学部構想が処分場問題
と取引材料になるのではないか、と市民から心配の声が出ている」18日の市議
会一般質問で議員がただした。・・・・・・・・・・>
・・・・・いつもこうした取引の話が付きまといます。

22.<(岩手県)一関の汚染土砂、旧病院3年仮置き 住民反対相次ぐ>岩手
日報(2014/06/26)
記事全文一関市は25日、同市東台のアイドームで東京電力福島第1原発事故で
飛散した放射性物質を含む道路側溝の土砂除去に向け、仮置き場候補地について
の住民説明会を開催した。市は仮置き場候補地を同市真柴の旧県立南光病院建物
としており、「期間を3年間と考えている」と説明。一方、参加者からは「住民
の不安を全く無視した提案だ」と反対が相次いだ。一関20区の住民147世帯
を対象に開かれた説明会に約80人が参加。4月の説明会は、通知方法などをめ
ぐり住民が反発し紛糾。説明会の進め方について地元区長らと協議を続け今回の
開催となった。市側は、放射性セシウムを99・6%吸着する鉱物ゼオライトが
内包された除染用土のう袋を会場に持ち込んで安全性を強調。「降雨時に水
があふれ、側溝機能が著しく損なわれている」と除去の必要性を説明した。住民
からは「荒れ果てた旧病院建物には、不審者も入っている。安全を確保できな
い」「近くに住宅も多く、別の候補地を考えるべき」など反対意見のみ出た。勝
部修市長は「まずは、市の考えを説明させていただいた。不安を解消するのは難
しい」と述べ、厳しい住民の声を受け止めた。>
・・・・各地にこうした堆積物が・・・まだまだみかいけつのまま。

23.<(埼玉県)避難女性ら手作り つるし雛色鮮やか>東京新聞6月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140627/CK2014062702000162.html
<熊谷市永井太田の能護(のうご)寺で、つるし雛(びな)など色鮮やかな布細
工が展示され、寺を訪れた人たちの目を楽しませている。東京電力福島第一原発
事故で福島県楢葉(ならは)町から同県いわき市に避難している女性らが、長引
く避難生活に不安を抱える中で「心の復興を」と手作りした作品だ。展示は七月
六日まで。本堂の天井から下がるつるし雛は長さが二・五メートルほど。一つ一
つ絵柄が違う円形の雛が飾り付けてある。「輪」をテーマに布人形を円を描くよ
うに配置した作品も目を引く。作品を寄せたのは三十~八十代の楢葉町民の女性
約六十人。同町の高原カネ子さん(65)がいわき市内で開いている布細工教室
「和布細工工房ほのぼの」のメンバーたちだ。・・・・・・・・・・>
・・・・・・・伝統行事も町外で何とか継続されています・・。

24.<(茨城県)原発とまちづくり 神栖で公開学習会>東京新聞6月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20140627/CK2014062702000164.html
<公開学習会「原発とまちづくり」が29日午後1時から神栖市平泉の平泉コ
ミュニティセンターで開かれる。市民の立場で原発の研究に取り組む牛久市の小
川仙月さんが講演。小川さんが主宰し、脱原発を目指す市民グループ「原発とま
ちづくり研究会」が主催する。小川さんは、1986年に旧ソ連で起きたチェル
ノブイリ原発事故をきっかけに原発の問題点を調査、日本原子力発電東海第二原
発(東海村)の再稼働の危険性を指摘している。当日は、東海第二原発を動かし
てはいけない七つの理由、東京電力福島第一原発事故で世界で初めて発生した海
洋汚染と地下水汚染のメカニズムなどについて話す。参加費無料。・・・・・>

福島第1原発、
25.<1号機の建屋カバー解体…7月から作業開始>毎日新聞?6月27日(金)20
時35分配信?
記事全文<東京電力は27日、福島第1原発1号機の原子炉建屋を覆うカバーの
解体作業を7月上旬から始めると発表した。建屋上部のがれきを撤去し、
2017年度から使用済み核燃料プール内の燃料を取り出すのが目的。東電は、
撤去に先立ち、放射性物質が付着したほこりなどが外部に漏れないよう、カバー
上部から飛散防止剤や水を散布し、吸引除去する。カバーの撤去は年明けに終え
る予定。撤去後の放射線量については、同原発の敷地境界で年間0.03ミリ
シーベルトと試算し、「影響は少ない」としている。当初、解体作業は13年末
から始める予定だった。しかし、放射性物質が付着した粉じんなどの飛散防止
や、撤去作業に必要なクレーンの準備で、半年遅れたという。>

26.<汚染水抑制、効果見えず=開始1カ月の地下水バイパス―福島第1>時事
通信?6月27日(金)20時29分配信
記事全文<東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増加し続けている問題で、東
電は27日、抑制策として5月から始めた「地下水バイパス」と呼ばれる対策の効
果が確認できていないと明らかにした。地下水バイパスは、高濃度汚染水がた
まっている1~4号機の原子炉建屋などに地下水が入る前に、一部を井戸でくみ上
げて海へ放出することで、汚染水増加の抑制を目指す対策。東電によると、5月
21日から放出を開始し、これまでに1日平均約300トンの地下水をくみ上げ、計
8635トンを排水した。しかし、原子炉建屋近くに掘った3カ所の観測用井戸で
は、地下水バイパス開始以降も降雨があった日に水位が上昇する傾向が顕著で、
明確に水位が下がっていることは確認できなかった。東電福島第1廃炉推進カン
パニーの増田尚
宏代表は記者会見で、「ゆっくりとやりながら効果を待つ」と述べ、数カ月程度
の時間が必要との見方を示した。>
・・・・・最近、毎日のようにこうした記事があります、地下水は“コントロー
ル”できない!

27.<放射性物質汚染防止に港湾内の海底にセメント>読売新聞?6月27日
(金)9時8分配信
記事全文<東京電力は26日、福島第一原子力発電所の港湾内の海底を、セメン
トなどで固める工事を今月末から始めると発表した。港湾には放射性物質に汚染
された水が流れ込んでおり、海底の土から高濃度の放射性セシウムが検出されて
いるため。約18万平方メートルを今年度末までに工事し、港の外に汚染が広が
るのを防ぐ。東電によると、2月の観測で、海底から土壌1キロ・グラムあたり
最大で19万ベクレルと高濃度の放射性セシウムが検出されたという。>

28.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月28日03時58分
 東京朝刊  
<27日正午現在 1.6マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

政府、
29.<電力、異常事態に=原発停止継続なら―甘利再生相>時事通信2014年6月
27日(金) 14時34分
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6121202
記事全文<甘利明経済再生担当相は27日の閣議後記者会見で、原発の代替電源で
ある火力発電の燃料費上昇が電力会社経営を圧迫していることに関し、「事態を
放置すれば、産業用の電気料金が東京電力福島第1原発の事故前より5割上がる」
との見通しを示した。さらに、電気料金を値上げせずに据え置けば、「電力会社
で債務超過が続出する。異常事態が迫りつつある」と指摘した。>
・・・・また、脅しの発言です。

30.<原発事故の調書、年内にも公開へ 本人同意分をHPで>朝日新聞デジ
タル?6月27日(金)20時54分配信
記事全文<東京電力の福島第一原発事故を調査した政府事故調査・検証委員会が
聴取した772人について、内閣官房は27日、調書の公表について聴取を受け
た本人に対して意向調査を始めた。本人の同意を得た場合、第三者の権利を侵害
したり、国の安全に関係したりする部分を除き、年内に内閣官房のホームページ
で公開する予定だ。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「本人の同意が得られた
ものは、準備が整ったものから順次公開したい」と述べた。ただ、福島第一原発
の吉田昌郎元所長(故人)の調書は、本人が上申書で非開示を求めているとして
開示しない。一方、安倍内閣は同日、調書について「公文書管理法に規定する公
文書等に該当する。秘密指定はなされていない」とした答弁書を閣議決定。
情報公開法に基づく開示請求の対象になることを明らかにした。朝日新聞の取材
では、吉田氏のほか、政治家11人が聴取を受けたことを認め、うち福山哲郎元
官房副長官ら10人が公開を容認している。>

関連記事、
30’.<メディア時評:政府・国会事故調資料の公開促進を=九州大大学院教授
(科学技術史)・吉岡斉>毎日新聞 2014年06月28日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140628ddm005070009000c.html
筆者は東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)
の委員を務めた。その作成過程で収集した772人のヒアリング記録及びその他
の資料について、情報公開のルールを定めぬまま収集が進められ、やがて委員会
の解散によりルール制定の機会が失われたことを残念に思っていた。資料が今
後、事故原因究明・再発防止等のために有効に活用されぬまま、内閣官房に死蔵
される危険性を強く危惧する。また同じ危惧を、国会事故調が収集した資料につ
いても抱いている。二つの事故調の記録は人類が福島原発事故という重大な犠牲
を代償に獲得した遺産であり、調査研究に活用されないのはあまりにももったい
ない。・・・「吉田調書」は、福島第1原発の所長だった吉田昌郎氏に対し政
府事故調が断続的に行ったヒアリング記録を文章化したもので、400ページ以
上ある。スクープ当日、筆者には情報提供を求めるマスコミからの電話が殺到し
た。だが筆者は吉田調書を借り出したことはない。調書を借り出すには厳格な情
報秘匿の誓約手続きが必要で、コピーすると痕跡が残る仕掛けがある。従って他
の委員・技術顧問からの流出も考えにくい。・・・筆者もこれを機会に適切な資
料保管・公開ルールが制定されることを願う。それらを一元的に保管し新しい資
料(物的証拠を含む)を増やすための常設の事故調査組織と資料館(アーカイ
ブ)の設置がぜひとも必要である。その実現のためには、他の新聞社・テレビ局
等が共同歩調をとってほしい。毎日新聞も含め、マスメディア各社はこの問題
について沈黙を続けているが、残念でならない。(西部本社発行紙面を基に論評)>

31.<「核のごみ」理事長に近藤東大名誉教授就任=茂木経産相が27日中に認
可 >時事通信 2014/6/27 12:14??
記事全文<茂木敏充経済産業相は27日の閣議後記者会見で、原発から出る高レベ
ル放射性廃棄物の最終処分場選定を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)の理事
長人事に関して、近藤駿介東大名誉教授の就任を同日中に認可することを明らか
にした。副理事長には元関西電力社長の藤洋作氏が就く。茂木経産相は「いずれ
の方も知見や経験を持っており、昨年決定した(最終処分施設の候補地を選定す
る)新たなプロセスを進めるに当たり、最もふさわしい体制になると考えてい
る」と述べた。>
・・・・・すでに予定は報じられていました。

32.<国連科学委の評価重視 被ばく線量の健康影響で>福島民友新聞?6月27
日(金)11時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00010010-minyu-l07
<環境省は26日、東京電力福島第1原発事故を受けた本県や周辺住民の健康管理
の在り方を検討する専門家会議を都内で開いた。原発事故による被ばく線量が健
康にどう影響するか(リスク評価)についての議論を開始することを確認した
が、独自の審議ではなく原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR=
アンスケア、事務局ウィーン)が4月に公表した最終報告書の評価を重視する方
向性が強まった。会合では、座長の長滝重信長崎大名誉教授が「国連科学委の報
告書の内容について議論してきた。リスク評価についてこれ以上の議論は必要
か」と述べ、最終報告書の評価を基本的な考えとして活用することについて意見
を求めた。委員から明確な反論はなかった。・・・・・・・・・・長滝座長は終
了後、
福島民友新聞社の取材に対し「科学委の報告書は良くできている。現段階では報
告書を利用して行うということ。(専門家会議としての)独自の評価は行いた
い」と述べ、科学委の評価を基にする方向性を示唆した。>

規制委、
33.<島根原発:地震動引き上げも継続審議…規制委>毎日新聞 2014年06月27
日 19時27分
記事全文<中国電力は27日、再稼働に向けた原子力規制委員会の安全審査で、
島根原発2号機(島根県)で想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」につい
て、現行の600ガル(ガルは加速度の単位)から620ガルに引き上げる方針
を示した。規制委は想定する地震の検討が不十分として、審議は継続となった。
中国電は、活断層の存在が知られていない場所で起きた「北海道留萌支庁南部地
震」(2004年、マグニチュード6.1)などを想定に追加。再計算したとこ
ろ、基準地震動が引き上がった。>

自治体、
34.<(千葉県)(習志野市議会)原発再稼働陳情、本会議で不採択 千葉>
毎日新聞?6月27日(金)21時13分配信
記事全文<千葉県習志野市議会は27日の6月定例会本会議で、環境経済委員会
で採択された「安全が確認された原発を再稼働するよう国に意見書を提出するこ
とを求める陳情」を賛成少数で不採択とした。これに伴い同委員会の賛成議員が
発議した「原発再稼働を求める意見書」は、本会議審議前に撤回された。市議会
は東日本大震災直後の2011年6月、「原発からの撤退を求める意見書」を全
会一致で採択したが、19日の同委員会は正反対の内容といえる陳情を賛成多数
で採択した。>
・・・・・油断してはいけませんね、再稼働賛成の意見書提案などもってのほか
です。
次の記事に議会内の事情があります、
34'.<(千葉県)原発再稼働の陳情採択 「脱原発」一転市民から懸念も>東
京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140627/CK2014062702000157.html
習志野市議会(定数30)の6月定例会に、速やかな原発再稼働を国に求める陳
情が出され、環境経済常任委員会(7人)が賛成多数で採択した。・・・・・陳
情は「電力量料金が高騰して生活維持が大変です。『安全が確認された原子力発
電所を一刻も早く再稼働する』よう、市として国に対し、意見書を提出してくだ
さい」との内容。十九日の環境経済委で委員長を除く六人で採決され、四人の賛
成多数で採択された。・・・・・・動向が注目されるが、環境経済委で賛成した
公明党議員(58)が「委員会で(賛成に)手を挙げたのはミスだった。本会議
では会派として反対する」と話しており、陳情、意見書はそれぞれ不採択、否決
となる公算が大きい。・・・・・・市民団体「習志野市民フォーラム」の川
辺俊一・事務局代表(61)は「三年前の決議当時と議員は同じで、整合性が取
れない。原発再稼働や輸出に躍起になっている安倍政権の意向を受けているので
は」と批判。「もし本会議で可決されれば、全国でもまれなことになる。こうし
た事態が他自治体にも広がりかねない」と懸念している。>

電力、
35.<新電力会社:7割事業せず 207社中152社 国のチェックなし>
毎日新聞 2014年06月27日 東京夕刊
記事全文<ビルや工場などの大口需要者への電力供給事業を行うとして経済産業
省に届け出ている「新電力会社」207社(4月末現在)のうち、約7割の
152社が実際に事業を開始していないことが、経産省への取材で分かった。経
産省も東日本大震災後に急増する新電力の実態を把握できておらず、専門家は
「電力供給の全面自由化に向け行政のチェック機能を強化すべきだ」と指摘して
いる。経産省によると、新電力は自前の発電所などの電気を大手電力会社の送電
網を使って販売する業者。届け出のハードルの低さもあり、再生エネルギー市場
の拡大が見込まれた東日本大震災以降は新規参入が急増。しかし、電力販売量に
占める新電力のシェアは3・6%から4・2%へと0・6ポイントの伸びにとどま
っている。>

36.<東京ガス株主総会 火力発電事業に自信示す>産経新聞?6月27日(金)12
時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000533-san-bus_all
<東京ガスは27日午前、東京都港区の本社で株主総会を開き、4月に就任した
広瀬道明社長が初めて議長を務めた。会社側は、電力小売り全面自由化を見据え
て強化する電力事業について、「グループの柱として育成する」と意欲を示し
た。「火力発電所の建設には巨額の投資が必要。電力事業の見通しはどうか」と
の株主質問に対し、エネルギー事業を担当する救仁郷(くにごう)豊副社長が
「原子力発電所が再稼働すれば電力各社の発電単価は下がってくるが、当社は最
新鋭のコンバインドサイクル発電のため、十分に競争力を確保できる」と自信を
見せた。・・・・・・・・・・>

電力会社、
37.<9電力に「原発ゼロ」提案 全株主総会否決も 国民の強い声反映>し
んぶん赤旗6月27日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-27/2014062701_04_1.html
<原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社が26日、一斉に株主総会を開
きました。原発からの撤退など「原発ゼロ」を求める株主提案が東日本大震災後
9電力全てに初めて出されました。いずれも反対多数で否決されましたが、「原
発ゼロ」を求める国民の声の強さを示しました。・・・・・東京電力・・・・関
西電力・・・
九州電力の株主総会では、川内(せんだい)原発(鹿児島県)の廃炉、核燃料サイ
クルからの撤退など5件の株主提案が出されました。瓜生道明(うりうみちあ
き)社長は、「一日も早い再稼働を目指して全社を挙げて対応してまいりたい」
と述べるなど、原発推進の姿勢を改めて鮮明にしました。住民の過半数が署名し
た鹿児島県いちき串木野(くしきの)市の川内原発再稼働反対署名について、九
電は「内容について詳しく存じ上げない」と回答しました。・・・・・・・・
九電 会場前「再稼働ノー」  川内(せんだい)原発が全国の再稼働の突破口
として狙われている九州電力の株主総会が行なわれた福岡市内のホテル前には、
川内・玄海両原発の再稼働中止、廃炉を求める市民100人がつめかけました。
脱原発や経営の透明化を求める株主らでつくる「九電消費者株主の会」の木村京
子代表は、川内原発再稼働の動きにふれ、「九州電力に『再稼働ノー』の声を突
き付け、株主に再稼働がいかに誤った選択か言いたい」とあいさつしました。同
会は株主総会で、避難計画策定まで再稼働を見合わせることや、地震や火山活動
の危険性が指摘される川内原発の廃炉、核燃料サイクル事業からの撤退など5議
案を提出しました。支援に駆け付けた鹿児島、佐賀など九州各地の脱原発を
訴える団体の代表が活動を報告。参加者らは会場から繁華街に向かってデモ行進
し、替え歌やシュプレヒコールで「原発いらない」の声をあげました。生後11
カ月の子どもを抱いてデモに参加した女性(34)は「子どもの健康が心配で東京
から避難してきた。事故が起きれば水や空気への不安で普通の生活はできない。
汚染水問題や被災者の救済が未解決のままで再稼働はおかしい」と話しました。
関電 「経営陣は無責任だ」・・・・・・・>

38.<東北電、電気料の再値上げ否定 再生エネ、事業者と連携>福島民友新
聞?6月27日(金)11時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00010009-minyu-l07
<東北電力は26日、仙台市で株主総会を開き、取締役選任など会社提案の2議案
を可決した。海輪(かいわ)誠社長は終了後に会見し、電気料金の再値上げの可
能性を否定したほか、再生可能エネルギーについて、開発事業者との連携に意欲
を示した。
■会見一問一答・・・・・・・・>

38’.<「脱原発」など3議案否決 東北電力株主総会>福島民報?6月27日
(金)9時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000003-fminpo-l07
<東北電力の株主総会は26日、仙台市の電力ビルで開かれ、株主221人が提
案した「脱原発会社宣言」を定款に加えることなどを求めた3議案を全て否決し
た。議決権を持つ福島県と県内19市町村のうち三春町が3議案に賛成した。浪
江町は「脱原発会社宣言」の議案に議決権を行使しなかったが、定款に「将来計
画の策定」と「情報公開」を新設する2議案に賛成した。会津美里、楢葉の2町
は3議案に反対した。県と福島、郡山、いわき、須賀川、喜多方、相馬、田村、
南相馬、伊達、桑折、川俣、西会津、泉崎、石川、大熊の15市町村は賛否を示
す議決権を行使しなかった。・・・・・・・・・・・>

39.<再稼働「反対」「容認」交錯 四国電力株主総会>愛媛新聞ONLINE?6月
27日(金)11時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-09287001-ehime-l38
記事全文<愛媛県伊方原発3号機の再稼働が見通せない中、開かれた26日の四国
電力の株主総会。長引く運転停止による経営悪化を理由に再稼働を急ぐ四電に対
し、脱原発を訴える株主らが「原発がなくても経営は成り立つ」と次々に批判の
声を上げた。一方、会場では四電の答弁に賛同の拍手も目立ち、2期連続で無配
に陥っている不満を背景に再稼働を容認する意見と反対の声が交錯した。「経済
効率性ばかりが前面に出ている」と四電の姿勢を追及した男性は、「原発は人格
権より劣位にある」として関西電力大飯原発(福井県)の再稼働を認めないとし
た5月の福井地裁判決に触れ、「事故が起きたとき、命がどのように担保される
のか見えない」と不安視した。>?

40.<(青森県)原燃が再処理工場10月完成を事実上断念>デーリー東北
2014/6/27?23:43
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20140627/201406270P014121.html
<日本原燃の川井吉彦社長は27日の定例会見で、使用済み核燃料再処理工場
(六ケ所村)の完成時期について、新規制基準適合に向けた安全審査が想定より
大幅に遅れている情勢を踏まえ、10月の目標は「現実的には非常に厳しい。審
査の動向をぎりぎりまで見極めて(延期について)検討したい」との認識を示し
た。「現時点で完成目標の旗は降ろさない」と強調したものの、審査期間に加
え、工事認可や使用前検査などにも相応の時間を要することから、当初組んだス
ケジュールが成立せず、事実上、10月完工を断念する形となった。>

参考記事、
41.<原発コストは火力より割高に 専門家が試算、発表へ 編集委員・小森
敦司>朝日デジタル2014年6月27日08時00分 有料記事 添付資料あり
http://www.asahi.com/articles/ASG6M4WMJG6MULZU00H.html
<運転を止めている全国の原子力発電所が2015年に再稼働し、稼働40年で
廃炉にする場合、原発の発電コストは11・4円(1キロワット時あたり)とな
り、10円台の火力発電より割高となることが、専門家の分析でわかった。東京
電力福島第一原発の事故対策費が膨らんでいるためだ。政府は原発を再稼働する
方針だが、「コストが安い」という理屈は崩れつつある。
電力会社の経営分析で著名な立命館大学の大島堅一教授と、賠償や除染の調査
で知られる大阪市立大学の除本理史(よけもとまさふみ)教授が分析した。近く
専門誌に発表する。両教授が、政府や東電などの最新資料を分析したところ、福
島第一原発の事故対策費は約11兆1千億円に達した。政府が昨年12月に示し
た「11兆円超」という見積もりを裏付けた。・・・・・・・・・・>

42.<原発コスト、国民に転嫁 火力より割高、専門家試算 賠償金、料金原
価に組み込み>朝日デジタル2014年6月27日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11211679.html
<東京電力福島第一原発事故で原発の発電コストは膨らみ、その負担は国民に押
しつけられている――立命館大学の大島堅一教授と大阪市立大学の除本理史(よけ
もとまさふみ)教授は、原発のコストとその負担が厳しく問われるべきだと主張
している。(▼1面参照) 両教授の分析で出た東電の原発事故対策費約11兆
1千億円は・・・・・(以下、有料)・・・>

43.<家族の視点から「福島」を描く――映画「あいときぼうのまち」>オルタ
ナ?6月27日(金)13時34分配信?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140627-00010000-alterna-cul
<「福島に生きる四世代の家族」を通して、3・11と東電原発事故に至る日本の
姿を描いた劇映画「あいときぼうのまち」(菅乃廣監督、2013年製作、126分)
の上映が21日から始まった。・・・作品は3つの時代を行き来する。太平洋戦争
中、福島第一原発から50キロほど離れた石川町では、原爆開発のためにウランが
採掘されていた。1966年、双葉町で、福島第一原発の誘致に向けて反対運動が切
り崩された。そして2011年、南相馬市は3・11の大津波と原発事故に見舞われ
る。福島が日本の核をめぐる歴史と縁の深い土地であることが明かされるの
だ。・・・・劇中の東京はネオンもまばゆく、3・11など無かったかのようだ。
映画の題名は、大島渚監督の映画「愛と希望の街」から取ったという。福島、そ
して日本に「あい
ときぼう」はあるのか。問いかける作品だ。>

43’.<4世代翻弄した核 映画「あいときぼうのまち」関西公開>朝日デジ
タル2014年6月28日01時39分
http://digital.asahi.com/articles/ASG6D6RT8G6DPTIL02K.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6D6RT8G6DPTIL02K
<・・・・・28日、関西で始まる。・・・・・・・・公開は、大阪市北区のテ
アトル梅田(06・6359・1080)と京都市下京区の京都シネマ
(075・353・4723)で28日から。神戸市中央区の元町映画館
(078・366・2636)でも秋以降に予定されている。>

44.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](6)火力誘致に動いた柏崎>新潟
日報2014/06/27 09:34
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140627120432.html
<1961(昭和36)年、柏崎市長の吉浦栄一と助役の小林治助は新潟市の東
北電力新潟支店で、支店長舘内(たてうち)三郎から意外な言葉を聞いた。「こ
れからの主流は原子力になっていく。柏崎で原子力発電所をどうですか」 後に
市長となる小林の評伝によると、吉浦の訪問の目的は火力発電所の誘致だった。
背景には石油の街・柏崎が高度経済成長に取り残され始めているとの危機感が
あった。地域経済を長い間支えてきた日本石油柏崎製油所の閉鎖問題が56年に
浮上していた。西山油田を擁した柏崎地域は、日本における近代石油産業発祥の
地である。油井に櫓(やぐら)が林立し、停車場近くの製油所まで鉄管線(パイ
プライン)が延びていた。「石油会社とおてんとさまがなけりゃ この世はし
んのやみ」と歌われたほどだった。1888年に石地村(現柏崎市)で創立され
た日石はその代表格と言えた。本社はその後、東京へ移ったものの、製油所の存
在は地域経済にとってなお大きかった。しかし、経済成長をけん引する太平洋沿
岸の石油化学コンビナートに比べて日本海側の開発は立ち遅れ、次第に柏崎製油
所の老朽化が目立つようになった。柏崎製油所はひとまず存続となったが、いず
れ閉鎖されるのではないかとの懸念は消えなかった。・・・・・・・・・・吉浦
による火力発電所の誘致活動は、こうした状況の打破が狙いだった。企業進出の
ネックだった電力事情の改善を図り、柏崎製油所が作り出す重油の使い道を広げ
る一石二鳥の策だ。ところが、舘内から返ってきたのは「原子力」という聞
き慣れない言葉だった。小林は「問題をすり替えられた」と感じた。実際、東北
電からその後、具体的な提案はなかった。2年後、市長になった小林は、東京電
力柏崎刈羽原発の誘致活動の中心になる。きっかけは、ある財界の大物からもた
らされた。>・・・・・・・興味のある方は会員登録してご覧ください。

45.<連絡帳>朝日デジタル2014年6月27日05時00分 こんな記事まで有料設定!
http://www.asahi.com/articles/DA3S11211603.html
< ■福島原発事故による環境汚染についての講演会 28日午後1時~3時、
東京都豊島区の学習院大中央教育研究棟404教室。学習院大理学部の村松康行
教授が、福島原発事故直後からの環境調査結果をもとに、放射性物質の農産物へ
の影響などについて講演する。豊島区と区内6大学が共同で行っている「としま
コミュニティ大・・・・・・・・(以下、有料設定)・・・>

46.<(兵庫県)講演:原発ゼロ社会テーマに あす中央区で >毎日新聞 
2014年06月27日 〔神戸版〕
記事全文<市民団体6団体でつくる実行委員会は28日午後1時半、神戸市中央
区橘通3のあすてっぷKOBEで「原発ゼロ社会への道 兵庫フォーラム」を開
く。原発のコスト問題に詳しい大島堅一・立命館大教授らが講演する。「原発ゼ
ロ社会への行程」をテーマに大島教授が講演。元東京都国立市長で脱原発をめざ
す首長会議事務局長の上原公子さんが「脱原発を果たす地方自治体の役割」につ
いて話す。市民アピールもある。参加費500円。問い合わせは高橋秀典さん
(090・3652・8652)。>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
32面に、9.と10.の記事。
今朝の紙面はこれだけです。相変わらずでね!!(6.28.4:53)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2210】
2014年6月27日(金)地震と原発事故情報
━━━━━━━
☆1.強い地震が決して少なくない首都圏、関東地震以後だけが異常に
   少ない状態だった 東日本大震災後は「地震が多い状態に戻る」傾向
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその57
       島村英紀(地震学者)
☆2.川内原発再稼働阻止!決意固める
   鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<上>
        渡辺寿子(原発いらない・ちば)
☆3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆シンポジウム「自公政権の原発再稼働・輸出攻撃とメディア」
   7月5日(土)13時~ 京都
━━━━━━━
※速報
 昨日27日(金)の千葉県習志野市議会本会議において、原発「再稼働賛成」の
陳情は、賛成少数で「否決」されました。委員会で賛成した2人も、本会議
では不起立(反対)?にまわりました。いろいろとありがとうございました。
          川辺(習志野市)
(習志野市議会に提出されたこの陳情は、『電力量料金(電気代)が高騰(約4
割増)して生活維持が大変です。「安全が確認された原子力発電所を一刻も早く
再稼働する」よう、市として国に対し、意見書を提出してください』という件名
で、6/19の「環境経済常任委員会」で突如可決され、その後、市内外から多数の
抗議が寄せられていました。)
━━━━━━━
※本日28日(土)「川内原発を再稼働させるな!さようなら原発6.28集会」
 場所 東京・明治公園(JR千駄ヶ谷、地下鉄 外苑前、国立競技場)
 【12:45からトーク&イベント】【14:30から首都大行進(デモ)】
 (集会のスタート時刻は変更になりました)明日は雨の予報です。
 雨対策をお願いします。たんぽぽ舎は11:30から13:00ビラまきします。
 ご協力できるかた、どうぞよろしく。
━━━━━━━
※本日28日(土)18時から 場所:スペースたんぽぽ
学習会「東電解体講座第7回 - 元原発技術者の 伝えたい本当の怖さ」
講師 小倉志郎さん(冊子「原発を並べて自衛戦争は出来ない」の筆者)
18:00~20:00 参加費:800円(学生400円)
☆☆☆ぜひご参加ください☆☆☆
━━━━━━━
┏┓
┗■1.強い地震が決して少なくない首都圏、関東地震以後だけが異常に
 │  少ない状態だった 東日本大震災後は「地震が多い状態に戻る」傾向
 │  日本でいちばん揺れた街を超える千代田区の「怪」
 │  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその57
 └──── 島村英紀(地震学者)

◇震度4とは歩いていても車を運転していても地震だと感じる揺れだ。天井から
つり下げているものが激しく揺れたり、すわりが悪い置物が倒れる。しかし建物
にはまず被害はない。
 震度5になるとタンスなど重い家具が倒れたり棚にある食器類や書棚の本の多
くが落ちる。マンションの入り口の鉄のドアが変形して開かなくなることもある。
◇第二次大戦後、震度5を超える地震に16回も遭ったという町がある。北海道の
襟裳(えりも)岬の近くにある浦河町である。
 この同じ期間に大阪も札幌も、あるいは北海道の同じ太平洋岸にある室蘭でも
震度5は1回もなかった。地震の起こりかたは世界的にはもちろん、日本の中で
もとても不公平なのだ。浦河では平均4年に1回ずつ、震度5という大きな揺れ
を経験しているわけだ。うち5回は震度6だった。
 しかし浦河ではどの地震でも犠牲者は一人も出さなかった。
 浦河の町に行ってみると、その秘密がわかる。瓦屋根はなく家はトタンの屋根
だ。屋根が軽いことは地震の揺れには十分強いことなのだ。そのうえ雪が積もっ
てもつぶれないように家も丈夫な作りになっている。
 また町の中の道は広く、地震で火が出ても延焼することが少なくなっている。
商店では地震で揺れても商品が落ちないような工夫がされている。つまり「地震
馴れ」している町なのだ。
 浦河に地震が多い理由は、約2000万年前、北海道の東半分と西半分が別々の島
だった歴史にさかのぼる。北海道東部の地形がのびやかで、西半分の景色とはち
がうのはもともと別の島だったせいなのだ。
 その二つの島がプレートの動きに乗って近づいてきて、やがて衝突した。北海
道の中央部を南北に走る日高山脈がその二つの島のつなぎめになっている。
 日本列島はプレートに押されていて、そのために地震が起きたり火山が噴火し
たりしている。だが北海道では、そのほかに昔の衝突の「残り火」が日高山脈の
地下に残っているのである。
 このため浦河付近では太平洋沖で起きる「海溝型の大地震」のほかに「日高山
脈直下型の地震」も起きる。それゆえ海溝型地震が目の前に起きる釧路よりも地
震が多い。
◇ところで東京(千代田区)はこの間の震度1の地震は2170回で、浦河の1960回
よりも多い。全国でも多いほうなのである。小さい地震はプレートの活動の活発
さ、つまりいずれ起きる大地震も含めて平均的な地震活動を反映するバロメー
ターのはずなのだ。
 しかし不思議なことに東京都千代田区では震度5が東日本大震災(2011年)と
さる5月5日の伊豆大島近海の地震を入れても4回しかなく、震度6は1回もない。
 だが、ここ数百年の期間で見れば首都圏での強い地震は決して少なくはない。
関東地震(1923年)以後だけが異常に少ない期間が続いているのだ。東日本大震
災以後、これが「普通」の、つまりもっと地震が多い状態に戻る傾向があるのが
気がかりである。  
   (6月27日『夕刊フジ』より)

┏┓
┗■2.川内原発再稼働阻止!決意固める
 │  鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<上>
 └──── 渡辺寿子(原発いらない・ちば)

◇首都圏から120名鹿児島へ◇
 鹿児島(薩摩川内市)の九電川内原発が再稼働の一番手にされようとしていま
す。地震、津波の他に火山の爆発、それに伴う火砕流や降灰の危険を抱える川内
原発。原発はどこも危険ですが、こんな超危険な川内原発の再稼働を止めよう
と、6月13日の鹿児島県議会初日に合わせて地元鹿児島県内の反原発団体が共同
で川内原発再稼働反対の意思表示をする行動集会を持つことになりました。
 たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネット、経産省前テントなどが川内原発動かす
な!東日本決起集会実行委員会を立ち上げましたが、この実行委員会が中心に
なって13日の鹿児島現地の行動集会参加を含めた二泊三日の鹿児島ツアーを企画
したので、これに参加してきました。ツアー参加者は約120名に及びました。
広瀬隆さんも2泊3日の全行程を私達と行動をともにしました。
 ツアー一行は12日の午後成田を立ち、鹿児島空港に降り立ってすぐバスで鹿児
島県庁前に直行しました。現地の人と合流し、県庁前の路上で早速記者会見と集
会をしました。
◇再び火をつけるな!◇
 広瀬隆さんは「事故後3年3ヶ月経って、核燃料もだいぶ冷えてきた。ここで
また核燃料に火をつけることは絶対してはならない」と強く訴えました。
 福島の被災者で今は水戸市で避難生活を送っている木田節子さんは「事故の時
東電社員は(住民に知らせずに)真っ先に家族を逃がした。今は福島のことだ
が、川内原発再稼働したら(この事態が)鹿児島のことになるといいました。
 大熊町から会津若松に避難している木幡ますみさんは、福島原発が危機的状況
になった時吉田所長が事故対応にあたっていた人たちに、自分の大切な人たちに
電話をするようにいったという話をし、本当に死を覚悟しなければならないよう
な状況だったといいました。又木幡さんは福島の人々の健康状況について、自分
が知るところでは、最初は鼻血を出す人が多かったが、その後皮膚炎が多くな
り、今は肝臓が悪い人が多いといいました。
◇原発ゼロのマグマ爆発を!◇
 13日の鹿児島県議会開催初日にあわせて県内の90団体で作るストップ再稼
働!3.11鹿児島集会実行委員会主催で朝から6.13県議会「再稼働させない」行動
集会が県庁前で持たれました。
 傍聴希望者は集会前に傍聴受付に並んでいたのですが、途中で県外者は20名ま
でといわれ、集会場に戻りました。九電関係者を多く入れるためだったのではと
思いました。
 集会では鹿児島県内の様々な反原発グループや県議、全国各地で活動している
人、また福島からの被災者達も発言しました。
 原発ゼロをめざす鹿児島県民の会の井上さんは、川内原発は地元の抵抗が少な
いと見られている。伊藤知事は9月議会で再稼働を決めるのでは遅い、その前に
臨時議会を開いて決めてしまいたい腹積もりのようである。原発ゼロをめざすマ
グマを爆発させようではないかと訴えました。
◇避難計画は非現実的◇
 基調報告では川内原発の避難計画について県の策定のいいかげんさが指摘され
ました。川内原発の30キロ圏には22万人が住んでいる。避難の車両はどうするの
か、渋滞が起きたら、避難の途中で風向きが変ったらどうするのかなど問題山積
みなのに何も決まっていない。要援護者の避難計画のひどさも指摘しました。
 知事は要援護者の避難計画について10キロ圏だけは7月までに作るが、国が求
める30キロ圏(10~30キロ)については作らないと13日明言しました。知事は
「時間をかけて空想的なものは作れるが、実際に機能しないだろう」といいまし
た。要援護者は避難しなくてよいのでしょうか。避難が不可能なら、再稼働など
しなければよいのです。
 薩摩川内市の鳥原良子さんは、「住民アンケートをすると80%以上が再稼働に
反対と答えている。ある商店の人は、自分の息子が原発で働いているが、再稼働
は反対とはっきり言う。議会と住民の意思が乖離している。九電は再稼働でな
く、廃炉作業に力を傾注すべき」といいました。 
 廃炉作業についてドイツの現状を見てきた広瀬隆さんは言及しました。原発廃
止を決めたドイツでは今廃炉作業を進めていて、廃炉作業で雇用が生み出されて
いるそうです。
 広瀬さんは鹿児島を再稼働一番手にしようとしているのは地元首長が再稼働に
前のめりであることの他に高レベル廃棄物処分場問題もあるのではと指摘しまし
た。鹿児島県には高レベル処分場の候補地として11もの場所の名前が挙がってい
るそうで、南大隅町もその一つとのことです。 <下>へつづく。

┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 
 ◆シンポジウム「自公政権の原発再稼働・輸出攻撃とメディア」
    (事前申し込みが必要です)
 日時 7月5日(土)13時~17時(開場12:00)
 会場 京都市、同志社大学今出川校地明徳館21番教室 参加費 無料
               (京都市営地下鉄烏丸線:今出川駅)
 http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html?meitokukan_building#campusmap
【内容】
 第一部(基調講演):小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
 第二部(パネル討論):「原発と記者クラブ」
 パネリスト:小出裕章さん、浅野健一(同志社大学大学院教授=地位係争中)、
       学生・市民代表
 問い合わせ シンポ実行委(070‐6507‐8165)
 チラシが同志社大学公式HPにある行事欄に出ています。
 http://www.doshisha.ac.jp/event/2014/0625/event-detail-855.html

 ※事前申し込み優先制 メール:dodai.koike7.5@gmail.com 宛てに、
  参加人数・名前を明記し送信を。事前申し込がなくても、座席に余裕が
  あれば入場できます。

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば1021日 テント日誌 6月27日(金)商業用原発停
止282日

国会周辺は集団的自衛権行使容認への抗議の声が

 深夜の散歩に日比谷公園に向かうとカモメ広場のところでベンチで寝ている人
を見かける。「…気がつきゃホームのベンチでごろ寝」というのは僕らが学生時
代に植木等が歌っていたものだが、風邪を引かなければいいがと思う。そっと横
目でにらみ足は日比谷公園を超えて有楽町の方に。気になって帰りにのぞいて見
たらいなくなっていたので一安心。官僚の帰りを待つタクシーの運転手と雑談を
する。「おたくたちも頑張るなぁ…」から、「残業代ゼロの影響はでないの」と
とりとめもない話をしただけだが、雑談はいつの間にか深夜の散歩に欠かせない
ものになっている。

 朝早く、椅子に座っていると自転車の中年の婦人に話しかけられる。集団的自
衛権のこと、安倍のことなどいろいろと悪口を並べ、テントは応援しているの
よ、と言って去って行った。冬だとまだ薄暗く、人の通りも少ないが、やはりい
い季節になってきたのだ。朝早くから人の通りも多くなっている。朝早くからな
く雀だけが広場を賑やかにするのではない。人をあまり怖がらない雀は平気でテ
ントの中まで入ってくるが、雀さんよ、俺たちはいいけどな、世の中には怖い人
もいるぜと声をかけたくなる。座間市の勝新のセリフではないが、そんな風に声
をかけたいのだが、それはこちらの呟きである。

 今日は朝早くから官邸前で「集団的自衛権行使容認の閣議決定」の動きに対す
る緊急の抗議行動があった。官邸前には600人余の人が集まり抗議の声をあげ
た。この集団的自衛権行使は個別的自衛権発動の要件「不正な侵略、排除に他の
手段がない、必要最小限の実力行使」であったのに、「他国に対する武力攻撃が
発生し、これにより我が国の存立が脅かせれ、国民の生命、自由及び、幸福追求
の権利が根底から覆されるおそれがあるとき」に変えられている。他国に対する
武力攻撃により、我が国の存立が脅かされるという事態は明瞭ではなく、解釈に
よってはとんでもないことになることは明白である。今、イラクでは内戦状態に
あり、アメリカの参戦も想定外ではない。かつてのイラク戦争ではイギリスがア
メリカ軍への攻撃を我が国の存立が脅かされるとして参戦したのだが、今度は日
本がイギリスの替わりに出掛けていくのかも知れない。そんなことは拡大解釈だ
と言ったところで安倍内閣には通じまい。要するに自衛隊を海外の軍事行動に参
加させ、それで国民の意識を変えたいのだ。そうしたくて仕方がないのであり、
こういう目的がある限り、拡大解釈なんて織り込み済みというだろう。僕が今度
の集団的自衛権の論議をみていて思うことは、自衛隊の海外での戦争をやること
に目的というか、意義を見いだしている政府であるということであり、そのため
には何でもやるということだ。これが安倍や側近だけのことか、自民党全体のこ
とかは判断できないが、戦争を自己目的にする連中が出てきたということであ
る。これと闘うのは容易なことじゃないが、道はある。阻止する道は国民の戦争
の同意を阻止することであり、国民の意志を戦争の否定として固めることだ。戦
争は政府の行為として行われるが、それには国民の同意がなければできない。そ
れを阻止するために様々のしかも永続的な闘いが必要なわけでそれをやり抜いて
いくしかない。

M・フーコーが日本で、赤紙一枚で兵への召集が可能だったのは、国家権力(政
治権力)に協力する社会権力があったからだと述べていることを想起したい。戦
争は国家権力が主導するのだけれどもそれだけではできない。社会の側での協力
というか、それに応じる体制を必要とする。ここでのつまりは社会という日常場
での戦争同意体制と闘う道がある。地方自治体・職場・学校・家という場での日
常的なところに浸透してくる戦争同意の動きと闘うことである。今度の議論をみ
ていて僕はあらためてその必要を感じた。今から権力の側の戦争同意体制形成の
動きと永続的な闘い(抵抗)の局面に入ったことを認識し、その抵抗方法の検討
も含めて僕らは進むしかない。でもそこは広大な闘いの場であるが、これまで考
えられなかった道もあるのだと思う。長い射程と広がりの中で戦争を否定する非
戦の道を創り出して行くことは可能であり、それを考え抜こう。考え、行動し、
また考える。それを繰り返そう。ヒントは歴史の中にあるはずだ。明治維新後、
日本の国家権力は国民の戦争への同意を獲得するために、長い時間の中で社会へ
の浸透を図ってきたのであり、この過程を見れば自ずと抵抗の道も見えてくる。
彼らがどのように戦争に同意するように国民意識を変えようとしてきたか、それ
に抵抗する部分は何で、どこで敗北したか、この歴史を知ることで、僕らの未来
の闘いの道は見えてくる。そこに可能な道も見えてくるし、創りだせるはずだ。

集団的自衛権の官邸前抗議行動が終わって少し経った頃から、雨が降ったりやん
だりして、夕方の官邸前行動を危ぶんでいた。そうしているうちにベルギーの
ジャーナリズム志望の学生さんたちから取材を受けた。学生さんたちしては本格
的な取材のようでこちらもそれに対応した。第二テントで取材を受け、久しぶり
にテントのことを振り返りながら、先の話もした。そのうちに官邸前抗議行動も
はじまり、彼らもそちらに向かった。何となしに騒がしかったが、気持ちの充実
した一日だった。官邸前抗議行動も雨のぱらつく中であったが、緊張もあり良
かった。(三上治)

テントからのお知らせ
6月28日(土)川内原発を再稼動させるな!さよなら原発6・28大行進
場所:明治公園 13時~14時集会 14時30分デモ行進

これについてはフランスからのメッセージも届いています。
28日に明治公園で行われる脱原発大集会に、フランスから支援メッセージを送
ります。パリのグループはこの週末、エイズ予防、患者援助のための大コンサー
トSolidaysに脱原発
のブースを出し、フクシマ、再稼働反対のこともアピールします。
では、デモ、集会に大勢集まりますように!そして、安倍の暴走と民主主義壊し
に対しても、大勢が声を上げるようになりますように!
飛幡祐規よそものネット・フランス Sortir du Nucleaire Paris(脱原発パリ)

7月2日(水)第10回東電本店前合同抗議 東京電力本店前[18時30
分~20時)、呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば、賛同92団体
7月3日(木)「原発いらない福島の女たち」の7・3緊急!環境省抗議行動 
14時環境省前集合
7月16日(月)テント裁判「第7回口頭弁論」14時~地裁103号法廷(13
時東京地裁前集合) 16時報告集会(衆院第一議員会館 地下1階大会議室)

★ 井上澄夫 さんから:
6・27付琉球新報・社説「移駐後も県内訓練 「負担軽減」の偽装はやめよ」
はぜひ熟読を。安倍の空疎な演技への怒りがみなぎっています。
 〈羊頭狗肉(ようとうくにく)、有名無実。そんな言葉が思い浮かぶ。日米両
政府が示す「負担軽減」が形だけで、見掛け倒しだった例は数多いが、また一つ
新たに加わった。

 普天間飛行場のKC130空中給油機15機の岩国基地(山口県)への移駐に
関し、在沖米海兵隊は移駐後も沖縄で訓練を続ける方針を示した。移駐は空中給
油機由来の騒音被害
をなくすのが目的のはずだ。訓練を沖縄で行うなら騒音被害は変わらず続く。そ
れでは移駐が意味をなさない。目的に照らせば、訓練も県外で行うのが当然だ。
そうでなければ「沖縄の負担軽減」などと空疎な演技を続けるのはやめてもら
いたい。
海兵隊発表の前日、安倍晋三首相は移駐実施を高らかに表明した。訓練が変わ
らず沖縄で行われることは、その時点でも当然、日本政府も知っていただろう。
それなら首相の表明
は何だったのか。
訓練が始まれば「負担軽減」が虚構にすぎないと沖縄で露見するのは分かり
切っている。だとすれば首相の宣言は沖縄以外の全国向けだったということになる。
在沖海兵隊の発表など県外ではまず知るはずがない。全国的には首相の移駐表
明、すなわち「沖縄の負担軽減に努力」した姿だけが印象に残るはずだ。移駐後
も沖縄が「負担軽減
になっていない」と反発すれば、国民は「政府が努力したのに沖縄はなぜ反発す
るのか」と疑問視するだろう。首相の空疎な移駐宣言は、沖縄から全国世論を引
き離すのが狙いでは
ないか。〉

名護市が沖縄防衛局に岩礁破砕に反対する意見書を提出しました。
弁護士などで構成する稲嶺市長支援グループである懇話会が国によるボーリング
調査の動きに対し臨機応変に対応できる態勢をとることを確認しました。

沖縄戦の記録についての沖縄タイムスの広告です。
具志頭村『空白の沖縄戦』69年目の夏 戦没者の足取りをたどる
 6月23日の「慰霊の日」に、沖縄タイムス社は特設ページ「具志頭村『空白
の沖縄戦』69年目の夏 戦没者の足取りをたどる」をアップしました。データ
ジャーナリズムへの
挑戦の第一歩です。ぜひご一読ください。
http://www.okinawatimes.co.jp/feature/01/
 米陸軍が撮影した映像を含む貴重な企画です。おすすめします。

6・27付八重山毎日記事「前津さんが戦争体験講話  大小6年生が平和学
習」から。
 〈石垣市立大浜小学校(佐事安弘校長、児童331人)は26日午前、6年生児童56
人を対象に平和学習「命どぅ宝?地域の先輩から学ぶ」を行い、校区に住む前津
すみ子さん(85)から
戦争当時の状況を聞いた。

 戦時中、10代後半だった前津さんは米国の500㌔爆弾が近所を直撃し家が吹っ
飛んだことや、女学校時代に空襲やマラリアで同級生が死亡したことなどを話
し、「戦争は学校も友達
も奪い去った。平和な時代に生きていることに感謝してほしい」と呼びかけた。
 前津さんの講話に先立ち、沖縄戦や学童疎開船対馬丸の悲劇、八重山の戦争マ
ラリアなどそれまで学んだことをスライドを見ながら復習した。
 児童らは今月下旬に沖縄本島への修学旅行があり、県立平和祈念資料館などで
平和学習を行うことにしている。〉
 安倍首相が陸自配備を画策する石垣島で平和の芽を育てる教育が粘り強く続け
られています。

集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が7月1日にも強行されそうです。骨抜
きにされ続けてきた9条にとどめが刺されます。 

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1164目報告☆

青柳行信です。6月27日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
『1000日目記念誌冊子』6/26
庄山智美さん2冊。許斐美徳(大分)さん1冊。飯野マサ子さん1冊。
南伝枝さん1冊。熊谷博夫さん1冊。匿名者さん1冊。
・・・・・
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。
<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1164目報告☆
呼びかけ人賛同者6月26日3398名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月26日6名。
許斐美徳 清水恒輔 飯野マサ子 南 伝枝 熊谷博夫 匿名者 
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
九電株主総会の応援アクション
サウンドカーの音が出ないというトラブルがありましたが、
参加者の声で 脱原発を市民に広く 訴えることができたと思っています。
あんくるトム工房
脱原発 応援アクション  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3063
応援アクション    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3064
応援アクション ウォーキング  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3065
6月26日Q電前テント  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3066
      お疲れさまでした。  

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆避難計画杜撰な川内原発(せんだい)動かすな! いちき串木野市の人口過
半数  (左門 6・27-700)
※《「市民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急行
動」が人口約3万人の過半数を超える1万5464人に達し・・・・田端誠一市
長に提出・・・・。
市長は「福島原発事故が収束しない中で市民は(再稼働は)不安だと思う」と述
べた》。その通りに実行することを望む。

★ 堤静雄 さんから:
今晩は
<6/26九電株主総会行動>本日もお疲れ様でした。
1つ提案です。
市民には、「こんにちは」と呼びかける方が、反応が少しいいような気がしま
す。次回からは、シュプレヒコールの間に、
「市民の皆さんこんにちは。お仕事やお買いもの、お疲れ様です。
私達は、原発反対のデモをしています。今日は九電の株主総会があってます。
今頃、株主からも原発廃炉の提案があっているはずです。
一緒に歩きませんか。皆さんの参加を心から期待しています。」
郵便配達員とかタクシーの運転手に職業名で直接呼びかけることもありかと思い
ます。よろしく。  

★ ギャー さんから:
 「ドレイ解放!」
なんて生きづらい世の中なんだ/一人一人の人が生きづらくされているから
おたがいに助け合って生きるのに/こんなことがいけないことで
一人で生きられないと/競争に勝ち残れないと「ダメ人間」の烙印を押されて
殺されたり/野垂れ死にを強いられたりする
こんな世の中を前提とした「快適な生活」を求めれば
「奇形児が生まれるから原発に反対」なんていう論も飛び出してくる
「障害者」が生きてはいけないとされる世の中は
「健常者」と言われる人たちにだって/「あれをしてはだめ」
「これをしてはだめ」と/制約を加えられ
動きたくても動けない世の中だ/自分一人で自由に動けないのなんか
「健常者」だろうと「障害者」であろうと/同じだ
一人一人が自由に生きるには
みんなで力を合わせて /おたがいの立場を理解し合って
競争で成り立っているこの社会を/なくす闘いしかない
他人の犠牲の上で成り立つ生活なんぞは/自分のだいじなものを
自分から殺して成り立つ/ドレイの暮らしだ/ドレイの暮らしに甘んじるなんて
まっぴらごめんだ/「障害」を持つことや /死ぬことが苦痛になる世の中は
原発や戦争が/「障害」や死を強制してくる世の中だ
一人占めのための競争ではなく/誰もがこのいのちの星のいのちどうしとして
分かち合い/助け合って生きるならば/「障害」を持つことも死ぬことも
自然なものとして/苦痛ではなく/むしろ/おたがいの人生を豊かに彩る
きわだつ個性として/輝くものなのだ/闘いバンザイ!/ドレイとしての自らを解
放しよう

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、電力会社の株主総会が一斉に開催されて、ネット上でもその記事が多く
締めています。
そうした中でも、川内(せんだい)原発周辺の最新の動き、九電関連記事、他の
電力関連記事へと進めていきます。39.にも火山関連の記事があります。
※4’の記事にある「他電力会社からの融通の会社別内訳」この意図はなに? 九
電出身の方々に、今後発表される数字の監視をお願いしたいです。

1.<川内の避難計画、修正求め意見書 いちき串木野市議会>2014年06月27日
03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40728/1/
<鹿児島県いちき串木野市議会は26日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)
の過酷事故に備えた現行の市の避難計画に不備があるとして、実効性のある計画
を市に作らせるよう伊藤祐一郎知事に求める意見書案を全会一致で可決した。い
ちき串木野市など川内原発から30キロ圏の9市町は、昨年末までに避難計画の
策定を終えているが、議会が計画修正を求める意見書を出すのは初めて。意見書
は、伊藤知事が原発10~30キロ圏の要援護者(入院患者や施設入所者)の避
難計画を「作らない」と発言したのに対し、30キロ圏すべての要援護者や高齢
者が確実に避難でき、事故前と同じ治療を受けられるような計画策定を市に指導
するよう求めた。また、市が風向きに応じた複数の避難先や経路を設定でき
るよう、必要な情報を提供することも要請している。同市では、現状の避難計画
では川内原発の再稼働は認められないとして市民団体が署名を募り、団体側は人
口の過半数が集まったと発表している。>

他紙でもこれまで伝えられきた次ぎの行動の結果が結びました、
1’.<「川内」再稼働反対 人口過半数に 鹿児島・いちき串木野 避難計画に
不安>しんぶん赤旗6月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-26/2014062601_03_1.html
<・・・・「市民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する
緊急署名」が人口約3万人の半数を超える1万5464人に達しました。「避難計画
を考える緊急署名の会」は24日、署名を田畑誠一市長に提出しまし
た。・・・・署名提出で石神斉也(まさなり)代表(81)は、「負の遺産を子
どもや孫に残したくない。市長はこの署名を重く受け止めてほしい」と市長に求
めました。「会」のメンバーも「再稼働と避難計画は対のもの。原発事故が起き
てからでは遅い。市民の声を聞いてほしい」「本当に安全に避難できるかと市民
の多くが不安と強い関心を持っている」と要請しました。田畑市長は、「福島原
発事故が収束をみていない中で市民は(再稼働は)不安だと思う。重く受け止める」
とのべ
ました。日本共産党の福田道代市議が同席しました。>

2.<九電株主総会に脱原発提案>データ・マックス? 2014年6月26日 17:18
http://www.data-max.co.jp/2014/06/26/post_16457_ymh_1.html
<6月26日に開かれた九州電力の株主総会で、株主から原発廃炉などの提案が出
された。提案したのは、九電消費者株主の会の株主で、原発周辺自治体の避難計
画が策定されるまで原発を稼働しないことや、川内原発の廃炉などを求める5つ
の議案を事前に提案していた。取締役会は、「川内原発の耐震安全性に問題がな
いことを確認している」などとして、いずれも反対の意見を表明。株主総会でい
ずれも賛成少数によって否決された。消費者株主の会は、「川内原発は危険であ
り、再稼働すれば株価はさらに下がる」「原発の安全対策費にかけている3千数
百億円で、3割配当ができる。リスクが大きい無駄な投資をするより、原発から
の撤退が賢明な選択」と、株主らに訴えている。代表の木村京子さん(66)は
、株主総会に臨むにあたって、「規制委員会も政府も電力会社も安全に対し誰も
責任を持たないまま再稼働を進めようとしている。『国は悪いことをしない』と
思っている株主に、原発推進について疑問に感じてもらい、(九電の)空気を変
えたい」と話していた。「九電は『ずっと先まで明るくしたい』というが、原発
があることによって、私たちはお先真っ暗。事故が起きたら、住めなくなり、故
郷を追われ、過去も現在も未来も何もかも失う」と語るのは、消費者株主で、大
分市の島田雅美さん(67)。「大分にも原発事故で避難してこられた人がいるが、
『原発さえなければ』とおっしゃる。避難の元になる『難』、原発をなくすのが
一番だ」と訴えた。株主総会が開かれた福岡市のホテル・ニューオータニ前で
は、市民ら約80人が集まり、株主や取締役らに再稼働反対を呼びかけ
た。・・・・・・・参加者らは株主総会が始まると、同市・天神までデモ行進を
して、「危険な原発、今すぐ廃炉」「火山と地震はどうすると。避難計画はどう
すると」と唱和した。・・・・・・・
消費者株主の会が提案した議案は、定款の一部変更として、「原発の再稼働にあ
たっては、当該自治体において実効性ある避難計画が策定されたと判断されるま
での間、これを行なわない」「川内原発の近傍に、相次いで活断層が確認され
た。近い将来、M7.3規模の直下地震に襲われる可能性が否定できない。よっ
て、川内原発の速やかな廃止措置を取ることとする」との条文を新設・追加する
ように求めていた。ほかにも、熱電供給システム(コジェネレーション)に取り組
むこと、核燃料サイクル事業から撤退する意思を明確にするために日本原燃と原
燃輸送への出資などの中止、総括原価方式の見直しを定款に追加することを求め
た。>

2’.<会場前100人「再稼動反対」 九電株主総会>西日本2014年06月27日
03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40729/1/
<・・・・福岡市早良区の森部聡子さん(76)は「川内原発が再稼働すれば、
それをきっかけに、なし崩し的に全国の原発も再稼働するのではないか」と懸念
を口にした。デモに参加した同市東区の団体職員、西田真奈美さん(43)は
「事故に備えた避難計画や損害賠償の準備が不十分。私たちの暮らしを守るため
に、再稼働は許されない」と強調した。>

3.<「まずは復配を」「10年後、原発ゼロに」 九電総会、揺れる株主>西
日本2014年06月27日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40724/1/
<全国の原発のうち再稼働に向けた国の審査が最も進む川内原発(鹿児島県薩摩
川内市)を抱える九州電力の株主総会が26日、開かれた。参加した株主らに聞
くと、安全が確認された原発の再稼働で早期の配当復活(復配)を望む一方で、
中長期的には脱原発は不可避との意見が少なくなかった。原発を今後のエネル
ギー政策にどう位置付けるのか?。国も、九電自身も、将来像を示しきれない中
で、株主も揺れている。・・・・・・「日本は資源がないから再稼働もやむを得
ないが、10年、15年後をめどに原発ゼロを目指すべきだ」と話すのは、福岡
市城南区の元建設会社社長の男性(72)。熊本県荒尾市の男性会社員(55)
も「電力不足を考えると川内原発の再稼働は不可避」としながらも「原発はな
い方がいい。核のごみの行き場が未定で、核燃料サイクル政策の行方もはっきり
しないまま再稼働してほしくない」と複雑な胸の内を明かした。福岡県朝倉市の
男性(70)は「配当が出ないのは困るので再稼働は必要だと思うが、安全性の
確認が絶対にいる」と経済性だけを求めない考えを示した。しかし、九電側は総
会で「原発は総合的に優れた電源で、失うべきではない」と、将来の具体的な電
源構成などを示せないまま、従来通り原発を維持する考えを強調するばかり。福
岡県小郡市の男性(66)は「原発がなくてもやっていけるような長期戦略が必
要だ」と批判した。脱原発の立場から質問に立った大分市の市民団体の代表、小
坂正則さん(60)は「現在、配当がなく株価が下がっているというのは原
発はそれだけ経営的にリスクが高いということ。今後も重要電源と位置づけるの
はおかしい」と話した。福岡市の男性弁護士(64)は総会をこう総括した。
「会社は目の前の再稼働だけを主張し、即時原発ゼロを求める市民とは、かみ合
わないやりとりが続いた。いずれにせよ九電の原発の安全性に対する回答では、
不安は解決されなかった」>

3’.<瓜生九電社長:電気料金の再値上げは「最後の手段」>時事通信
(2014/06/26-20:04)
記事全文<九州電力の瓜生道明社長は26日、福岡市で記者会見し、電気料金の
再値上げについて「(原発の)再稼働時期が遠のいていくと、いずれは料金の再
値上げという経営判断をせざるをえないこともあるかと思う」と述べた。ただ、
客離れなどの影響を指摘し、「最後の最後の手段ということで慎重に検討してい
く必要性がある」と強調した。>

3”.<要援護者避難、九電が支援へ>西日本2014年06月27日 03時00分 更新
記事全文<九州電力の瓜生道明社長は26日の株主総会後の記者会見で川内、玄
海両原発の関係自治体が策定した事故時の避難計画に絡み、自治体側の要請があ
れば九電として要援護者の避難を支援する方針を明らかにした。瓜生社長は「大
型免許を持った従業員が何十人もいる。(事故時に人員が)手薄になった場合に
お手伝いしていきたい」と述べた。一方で「実効性ある避難計画を再稼働の条件
にすべきだ」との株主提案が総会で否決されたことに対しては「一緒にしなけれ
ばならないという(法)体系になっていない」として、否決は妥当との考えを示
した。>

3”’.<再値上げ「年度内ない」 瓜生・九電社長一問一答 >西日本2014年06
月27日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40717/1/
・・・・・・・時間があれば検索してどうぞ。

3””.<九電「再稼働へ全力」 株主総会、2年連続の無配陳謝>西日本電子版
2014年06月26日 14時12分 
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/97555
<・・・・・・・・福岡市であった九州電力の総会では、原発停止に伴う赤字継
続で年間配当を2年連続で見送ることについて、瓜生道明社長が「深くおわび申
し上げます」と陳謝。原子力規制委員会の優先審査を受け、全国で最も早く再稼
働する可能性が高い川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と、玄海原発
3、4号機(佐賀県玄海町)の早期再稼働に向けて「国の審査に全力を挙げて対
応してまいります」と強調し、理解を求めた。会社側は2013年度事業報告
で、昨年4月以降に電気料金を値上げしたものの、原発再稼働が想定より遅れ火
力発電燃料費の増大で連結純損益が960億円の赤字となったことを説明。経営
安定化に向け、議決権がない「優先株」を日本政策投資銀行に発行し1千億円の
資本増強を行うことを報告。関連の定款変更議案を提出、承認された。質疑で
は、株主から原発に依存する経営姿勢や、無配が続くことへの批判があった。株
主からは、原発再稼働について「実効性ある避難計画が策定されたと判断される
までしない」とする定款変更案など5議案が事前に提出されたが、いずれも取締
役会が反対しており、否決。総会は閉会した。総会には午前11時現在、昨年の
同時刻より102人少ない573人が出席。・・・・・・・・>

3””’.<九電、見えぬ赤字脱却 2年連続無配を陳謝>西日本2014年06月27日
03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40713/1/


3”””.<九電「再稼働へ努力」 電力9社株主総会、脱原発議案全て否決>西
日本2014年06月27日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40730/1/
<・・・・・・・・・・川内原発への影響が指摘されている火山の大規模噴火に
ついて、原発担当の山元春義副社長は「数十年前から兆候を確認できるので、十
分に時間がある」と回答。「九電の経営は原発に依存し過ぎているのではない
か」との質問には、瓜生社長が「資源のない国では原発が必要」と応じた。>

4.<【人事】九州電力>西日本2014年06月26日 21時12分 更新
http://qbiz.jp/article/40698/1/

4’.<【九州電力】「でんき予報」の掲載内容の追加について>西日本2014年
06月25日 15時33分 更新
http://qbiz.jp/article/40571/1/
<九州電力は25日、電力の需給状況や見通しを示す「でんき予報」を、26日
から9月30日まで、従来の内容を追加してホームページに掲載すると発表し
た。追加内容は、他電力会社からの融通の会社別内訳など。>
「でんき予報」の掲載内容の追加について
http://qbiz.jp/apdf/1aa5a4e6c4ce219f4aa5ec743ec5029c.pdf
別紙
http://qbiz.jp/apdf/9e7b5876bfaa7d6cd91e330c989c4e8b.pdf

5.<「脱原発」全て否決=東電、汚染水漏れ陳謝―電力9社株主総会>時事通
信?6月26日(木)15時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000092-jij-bus_all
<」原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社が26日、一斉に株主総会を開
いた。東日本大震災後、原発からの撤退など「脱原発」を求める株主提案が9電
力全てに初めて出されたが、いずれも反対多数で否決された。各社は、政府の方
針に沿い、原発の再稼働を目指す方針を改めて説明した。
東京電力の総会は、福島第1原発事故の影響で実質国有化されてから2回目。株主
提案は過去最多だった昨年の15議案から10議案に減った。福島第2原発(福島
県)、柏崎刈羽原発(新潟県)の廃止などが要求された。広瀬直己社長は、放射
能汚染水の流出や福島第1原発の廃炉作業で混乱が続いている現状を踏まえ、
「広く社会の皆さまに多大な迷惑と心配を掛ける事象があった。深くおわび申し
上げる」と陳謝した。
関西電力の筆頭株主の大阪市は、原発に代わり再生可能エネルギーや火力発電所
を増やすことなどを求める5議案を京都市と共同提案した。大阪市の橋下徹市長
は2年ぶりに総会に出席し、会社の答弁次第では市の全保有株を売却する可能性
を示した上で、「原発再稼働と言ってたら会社はつぶれる。経営陣の継続はあり
得ない」と経営責任を厳しく追及した。これに対し、八木誠社長は、引責辞任を
否定した上で「原子力を重要電源として活用する」と原発の必要性を改めて強調
した。
国内の原発は2013年9月15日から稼働ゼロが続いている。北陸を除く8社は現在、
再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請済み。審査が最も先行す
る九州電力川内原発(鹿児島県)以外は再稼働時期のめどが立っていない。
九州電力の総会では、今夏以降の稼働を目指す川内原発の廃止を求める株主提案
が出されたが、否決された。瓜生道明社長は「引き続き国の審査に全力を挙げて
対応する」と述べ、再稼働を急ぐ考えを示した。 ?????

5’.<(電力株主総会)全9社で脱原発提案>毎日新聞?6月26日(木)11時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000043-mai-bus_all
<・・・・・・・・今年は初めて北陸電力の株主が脱原発を提案し、9社すべて
の総会で脱原発が議論されることになった。各社は原発の代わりに運転している
火力発電用の燃料代がかさんでいると強調。再稼働への理解を求めた。また、北
海道電力の川合克彦社長は「(電気料金の)再値上げを実施しなければならない
と認識している。そう遠くない時期に決めたい」と表明した。泊原発(北海道泊
村)の再稼働時期が見通せず、業績悪化が避けられないと判断した。>

6.<東電株主総会で2人倒れる 株主と社員、一時騒然>朝日新聞デジタル?6
月27日(金)0時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000003-asahi-soci
<・・・・退場を求められた株主の男性と、退場を促していた東電社員の男性の
2人が倒れ、病院に運ばれた。警視庁丸の内署によると、搬送時は2人とも意識
があり、命に別条はないという。総会は一時、騒然としたが、中断することなく
続けられた。株主の男性は、東電株主代表訴訟の原告代表で神奈川県相模原市の
堀江鉄雄さん(66)。株主総会で福島第一原発事故の検証不足などについて経
営陣に質問していたが、決められた3分を超え、議長の数土文夫会長から退場を
求められた。複数の出席者によると、堀江さんが質問用マイクから離れようとし
なかったため、男性スタッフらが取り囲み、出口に誘導しようとした。直後、堀
江さんと東電の男性社員の計2人がマイク近くに倒れ込んだ。>?

6’.<(東電株主総会)「責任」「安全」を強調…株主から不満噴出>毎日新
聞?6月26日(木)22時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000116-mai-bus_all
26日の東京電力の株主総会では、経営陣が「福島第1原発事故の責任を果たす
ためにも成長していきたい」と経営再建を目指す姿勢を強調した。しかし、経営
再建の柱と期待する柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働の時期については「現時点
で申し上げる状況にない」と具体的な道筋を示せないままだった。・・・同社の
総会は、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、2150人が参加し
た。・・・・・・株主からは「原子力を推進したために、経営が傾いた。原発が
経営上マイナスと示せないのか」などと脱原発を求める声が相次いだ。
新潟県出身の男性株主は「再稼働をするには地元同意が必要だが、(柏崎刈羽原
発の立地する新潟県の)泉田裕彦知事を説得するのは大変だ」と東電の対応をた
だした。広瀬社長は「知事の心配は、地元の安全をいかに確保するかが原点にあ
る。その点は私たちも全く同じだ」と述べるにとどめた。東電が今年1月に策定
した新たな総合特別事業計画(再建計画)は、柏崎刈羽原発を今年7月以降に再
稼働させ、最低計4基が稼働することが前提。それにより毎年1500億円程度
の経常黒字を確保する計画だ。再稼働の見通しが立たない状況が続けば収益計画
を見直さなければならなくなる。>
・・記事のまとめ方がおかしいぞ。

6”.<東電が株主総会、会場外には脱原発を訴える人々>AFP=時事?6月26
日(木)21時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000046-jij_afp-int
<・・・・・・・会場の外では、反原発派の人々による抗議行動があり、拡声器
やプラカードを掲げ、2011年の東日本大震災に伴う東京電力の福島第1原子力発
電所の事故を繰り返してはならないと訴えた。なかには会場入りする株主たちに
接近しようとして、警備員ともみあう参加者の姿もみられた。国際環境保護団体
グリーンピース(Greenpeace)のメンバーは、震災の津波による福島第1原発の
メルトダウンで自宅を離れざるを得なくなった住民たちの苦難を思い出してもら
おうと、放射線防護服にマスク姿で株主に訴えた。>?

7.<関電株主総会>橋下市長2年ぶり出席「経営陣は失格」毎日新聞?6月26日
(木)12時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000050-mai-bus_all
<沖縄電力を除く9電力は26日、一斉に株主総会を開いた。東日本大震災後、
初めて9社全てに「脱原発」を求める株主提案が出されたが、会社側は反対を表
明しており、全て否決される見通しだ。関西電力の総会には、筆頭株主である大
阪市の橋下徹市長が2年ぶりに出席し、「経営陣は失格。将来的な(電力小売り
の)自由化に耐えられる会社ではない」と批判した。八木誠社長は「安全が確認
された原発の再稼働に取り組み、経営責任を果たしていきたい」と理解を求め
た。>?

7’.<橋下市長、関電株を「物言う株主」に売却方針>朝日新聞デジタル?6月
26日(木)21時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000047-asahi-pol
<関西電力の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長は26日、「市が株主で居続け
る必要はない。物言う株主が関電をチェックしないとダメだ」と述べ、関電株を
外資系ファンドなどに売却する意向を示した。大阪市役所で記者団に答えた。橋
下氏はこの日、2年ぶりに関電の株主総会に出席。原発再稼働にこだわる経営陣
の責任を追及し、「答弁次第では本日をもって物言う株主に売り渡す」と迫って
いた。市は現在、関電株のうち8・9%(8374万株)を保有。26日の終値
(949円)で換算すると、時価は800億円近くなる。ただ、市の条例では1
億円以上の株式を売却するには市議会の承認が必要。市幹部は「市場への影響が
大きく、全株売却は非現実的だ」と指摘する。一方、関電の八木誠社長は総
会後の会見で「引き続き株主の皆様に株を持ってもらえるよう努めたい」と述べ
た。>

7”.<京都市が脱原発を提案 関電株主総会>京都新聞?6月26日(木)14時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000013-kyt-l26
<京都市が脱原発や経営の透明性確保など6議案を株主提案し、中国出張中の門
川大作市長に代わって塚本稔副市長が賛同を求めた。塚本副市長は「福島第1原
発事故から得た反省や教訓を風化させてはならない。中長期の経営方針に脱原発
依存を明確に位置付けてほしい」と訴えた。ただ、短期的な電力安定供給に向
け、「なお原発の再稼働が必要なら世界最高水準の安全性を確保し、周辺住民の
理解と信頼を得た上で判断してほしい」と述べた。・・いずれも否決されている。>
・・・・・再稼働反対ではないようです。??

被災地フクシマで、
8.<(東電)5万円増額拒否 浪江の賠償、ADR案>毎日新聞?6月26日
(木)21時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000101-mai-soci
<福島第1原発事故に伴う原子力損害賠償紛争解決センターの和解仲介手続き
(原発ADR)で、福島県浪江町民約1万5000人の精神的賠償を1人当たり
月5万円増額し15万円にする和解案について、東京電力が全面的に拒否する異
例の回答書をセンターに提出したことが26日、分かった。ADRの存在価値が
揺らぎかねない事態で、町側は「被害者の痛みを全く理解しない回答」と反発、
東電への説得を求めてセンターに上申書を提出した。同町が代理人として昨年5
月に申し立てたADRには町民の約7割が参加。・・・・・・・・・・・・・・
東電は昨年12月に経済産業省に提出した新・総合特別事業計画の「三つの誓
い」で、「(ADRの)和解案を尊重する」と明記。東電社員以外との和解案で
拒否が確定した事例はない。浪江町の馬場有町長は「『三つの誓い』を自ら破る
ことで、信義に強く反し、著しく不誠実」と抗議した。>
・・・・・・・・東電が拒否できる立場ではないはずなのに、したい放題、とん
でもない。

8’.<東電、一律5万円増拒否 浪江町民慰謝料の和解案>東京新聞6月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014062602000251.html
<・・・・・センターは、一律五万円に加え、七十五歳以上の高齢者にはさらに
三万円増額するとの和解案を示していたが、東電は「高齢者で持病のある人」に
限定し、月二万円増額すると回答した。・・・・・・・・浪江町側は二十五万円
増やし一律三十五万円を支払うよう求め、センターが和解案を提示した。町は既
に和解案の受け入れを表明している。<ADR> 原発事故の損害賠償交渉を裁
判以外で行う手続き。法律家の仲介委員が、東電との交渉で合意できないケース
で和解案を示す。今月25日現在、申立数は1万1992件。審理終了分
9047件のうち和解成立は7351件。>

9.<最終処分場、県外に設置を 福島・双葉町村会が要望>共同通信2014/06
/26 19:24
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062601001737.html
<石原環境相(左端)に、除染で出た廃棄物の最終処分場の福島県外への設置な
どを求める、福島県大熊町の渡辺利綱町長(右手前から2人目)=26日午後、
環境省 東京電力福島第1原発周辺8町村でつくる福島県双葉地方町村会長の渡
辺利綱大熊町長らが26日、環境省を訪れ、石原伸晃環境相に対し、除染で出た
廃棄物の最終処分場の福島県外への設置や、放射線量の高い帰還困難区域での本
格的な除染に関する来年度予算の確保を要望した。・・・・・>

10.<県、認定格差是正目指す 原発事故関連死 市町村の事例共有化推進>
福島民報2014/06/26 08:45
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062616507
県は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う避難生活などで命を落と
す震災(原発事故)関連死の認定判断が市町村によってばらつきがあるため、市
町村間で認定事例を共有することで格差是正を目指す。現行の災害弔慰金制度は
自然災害を前提としている。死因と原発事故の因果関係の見極めなどで市町村間
に差が出ており、遺族らに不公平感が生じている。・・・・県は認定された県内
全ての関連死を把握しており、市町村に参考事例として情報を積極的に提供し、
認定判断を平準化させたいとしている。
関連死をめぐっては、統一的な認定基準がない上、うつ病などを患って自殺し
た人を関連死と認めるかどうかなどで市町村の判断が分かれている。2月末現在
の県の集計では、避難区域が設定された12市町村の認定率に最大で約2倍の開
きが出ている。 県内最多の457人を関連死に認定している南相馬市の桜井勝
延市長は「自然災害による弔慰金制度に、原発事故で長期避難を余儀なくされて
いる方々を適用することに無理が生じてきている。原発事故関連死という概念で
新たな制度を創設すべきだ」とした。■現行の制度では「限
界」・・・・・・・・・・・>
・・・・・・・どう基準をつくろうと、被災者はもとに戻れない。

11.<県人口1万4289人減 減少幅、震災前の水準に>福島民友(06/26 10:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/0626/news8.html
<総務省が25日発表した住民基本(住基)台帳に基づく1月1日時点の人口動
態調査によると、県内の日本人の人口は前年同期より1万4289人減少した。
人口が減った全国39道府県の中で4番目の減少数だった。減少率は0.72%
と国内10番目となったが、前年度から0.32ポイント改善した。県による
と、震災、原発事故から調査時点で約3年が経過し、県外への母子避難者らが県
内に戻っていることや、復興需要で労働力の流入が続いていることなどから、減
少幅は震災前の水準に戻りつつある。1月1日時点の県人口は196万6594
人。・・・・・・>

12.<県外避難者4万5279人 前月より575人減>福島民報(2014/06
/26 12:54)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/06/post_10257.html
<東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う県外への避難者数(自主避難
を含む)は12日現在、4万5279人で、前回公表の5月15日現在に比べ、
575人減少した。県が25日発表した。 都道府県別の避難状況は【表】の通
り。最も多いのは東京都で6393人となっている。19日現在の県内避難者は
8万1921人で、県内外の避難者合計は12万7200人となっている。>
・・・・6月12日現在の県別一覧表が添付されています。

13.<県民所得、前年度比で9.2%減 原発事故が影響>福島民友(06/26 10:00)
http://www.minyu-net.com/news/news/0626/news6.html
<内閣府が25日発表した2011(平成23)年度の1人当たり県民所得は、
27都道府県で前年より増加する中、本県は、東日本大震災と東京電力福島第1
原発事故の影響で前年度比9.2%減の232万4000円と大きく落ち込ん
だ。?経済成長率は、名目でマイナス8.2%と5年連続、実質でマイナス
6.0%と2年ぶりのマイナスとなり、名目、実質とも減少幅は過去最大だっ
た。実質経済成長率は全国最低。震災と原発事故により電気・ガス・水道業や製
造業、農林水産業など多くの産業で総生産が大幅に減少したことが要因とみられ
る。ただ、12年度の県民経済計算(早期推計)によると、経済成長率は名目で
前年度比プラス6.1%で6年ぶりにプラス成長に転じている。・・・・・・・・>

14.<原発避難訓練実施へ 福島知事意向、住民参加震災後初>河北新報6月26日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140626_61004.html
<福島県の佐藤雄平知事は25日、原発の過酷事故を想定した県の原子力災害広
域避難計画に基づき、住民の避難訓練を行う意向を示した。福島第1原発事故
後、住民が参加する初の大規模訓練となる。県議会6月定例会の一般質問で答え
た。・・・・・・・・県は4月、福島第1、2原発で新たな原子力災害を想定し
た県独自の原子力災害広域避難計画を策定。両原発で同時に過酷事故が起きた際
の避難対象市町村を「暫定重点区域」とし、原発30キロ圏の13市町村全域を
指定した。>

15.<「余生は故郷で」高知へ陸路1500キロ 福島・大熊で被災の岡林さ
ん>河北新報6月25日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140625_73009.html
?<福島第1原発事故に伴って福島県内で避難生活を強いられていた高齢の男性
が、半世紀以上離れていた高知県への帰郷を果たした。入所施設が男性の希望を
聞き入れ、昨年10月に車で1500キロ走って送り届けた。親戚は「施設の思
いやりに感謝している」と話す。男性は岡林邑尚さん(73)。福島県大熊町の
高齢者施設に入所中に被災し、東日本大震災の1週間後、同県三島町の特別養護
老人ホーム桐寿苑(とうじゅえん)に避難していた。・・・・・・岡林さんは高
知市の西隣の高知県いの町で生まれ、中学卒業後に上京。福島第1原発の建設
や、保守に携わり、大熊町の自宅に1人暮らししていた。震災の1年ほど前に、
町内の特別養護老人ホームに入所した。身元引受人となった親戚の女性(59
)=高知県香南市=は「桐寿苑の好意は生涯で一番うれしいことだった思う」と
話している。>

16.<26日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月27日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(野菜・果実)」、「環境放射線モニタリン
グ・メッシュ調査結果⑭」・・・・・。

17.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月26日 17:35
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140626/1637853
<▼空間放射線量率(24日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・>


18.<(宮城)銀ザケ出荷、震災前以上に 宮城・南三陸>佐賀新聞2014年06
月26日 16時38分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10206/78019
<宮城県南三陸町で養殖銀ザケの水揚げが最盛期を迎えている。昨年施設が復旧
し今年の出荷量は1500トンほどを見込んでおり、震災前の水準を超えそう
だ。・・・・戸倉地区の養殖施設は津波ですべて流されてしまったが、稚魚は無
事だったため2011年11月に養殖を再開した。しかし翌年の出荷量は震災前
の半分程度にとどまった。東京電力福島第1原発事故による風評被害や、外国産
の銀ザケが流通を拡大するなか、昨年は8割まで回復した。収穫したサケは全国
に出荷される。・・・・>?

19.<(宮城)(プロメテウスの罠)県境の先で:16 未認定の損害認め
て>朝日デジタル2014年6月25日05時00分
記事全文<◇No.959
国は2011年8月の「原子力損害の範囲判定に関する中間指針」で、宮城県の
風評被害を認定した。賠償については牛肉と肉用牛が対象で、農作物は対象にな
らなかった。だが、丸森町の農業北村保(56)は、未認定の原発事故直後から
7月までの営業損害も、東京電力に認めさせることが重要だと考えていた。東電
は原発事故が起きた3月にさかのぼり、丸森町の子どもと妊婦に精神的損害への
賠償金を支払っている。影響が丸森に及んだと認めているのだ。だったら農作物
に対する影響も認めるべきだ――。北村は13年9月、東電に損害賠償を請求し
た。11年4月から12月までの逸失利益として、10年の販売実績と放射能検
査費用を加えた167万680円。そう東電の書類に記入した。すると13
年11月、東電の東北補償相談センターから連絡が来た。「宮城県で風評被害が
認められたのは11年8月からなので、本社ではねられる可能性がある。8月か
ら12月分で出し直してほしい」納得がいかなかったが、交渉を前に進めるた
め、期間を短縮し、金額も108万1115円に修正した。今年1月下旬、半額
しか認められないとの通知が来た。「あなたは休業している」という理由だっ
た。北村は今年4月上旬、改めて「11年4月~7月分」を東電に請求した。中
旬、東電から書類が来た。「ご請求いただきました賠償金につきましては、中間
指針を踏まえて確認させていただきました結果、お支払いさせていただくことが
できないとの結論に至りました」冗談じゃない。東電が事故を起こしたからこそ
、出荷ができなかったんじゃないか。北村はすぐさま、原子力損害賠償紛争解決
センターに和解仲介手続きを取るための準備に入った。紛争解決センターも国の
機関で、東電への損害賠償請求が合意しなかった場合に和解を仲介する。今年5
月に申し立てた。金額は41万3575円。11年4月~7月の減収額だ。理由
は以下の通りだ。――11年3月24日に自主的に出荷を止めたのは、放射能汚染
を恐れたのが原因だ。宮城県とはいえ、第一原発から55キロしか離れていな
い。――当時、福島県では農作物の出荷停止が相次いだ。宮城県南部の露地栽培野
菜への影響についてデータがない以上、福島県に準じて出荷を止めざるを得な
かった……。>


19’.<(宮城)(プロメテウスの罠)県境の先で:17 壊された安全な野
菜>朝日デジタル2014年6月26日05時00分 有料設定
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209643.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11209643
<◇No.960
宮城県丸森町小斎(こさい)の農業北村保(56)が、原子力損害賠償紛争解
決センターに和解を申し立てた理由は、「出荷をしなかったのではなく、そっち
のために出荷できなかったのだ」という点に尽きる。北村の損害賠償請求に対し
て、東京電力は支払いを拒否している。その理由はこうだ。「法律の専門家等と
中間指針を踏まえ検討させていただきましたが、放射能汚染を懸念し北村様自ら
のご判断により、野菜の出荷および作付けを断念されていることから、賠償金を
お支払いする合理的な理由が確認できませんでした」だが、露地野菜に放射能汚
染があるのかないのかを合理的に判断する材料が当時の丸森町になかった。だと
したら、影響がわからない農作物を出荷しないのは当然ではないか。それがな
ぜこっちの責任なのか。・・・・・「あなたが勝手に出荷を止めたんでしょ。そ
ういういい方です。それで何もなかったことにされてしまってはかなわない。丸
森も影響を受けたと、記録に残さないといけない」・・・・・・・・・「安全性
を届けることに誇りを感じていた。手塩にかけて育ててきた農作物が、ちょっと
でも喜ばれないものになってしまったことが、なんともつらいんです」神奈川か
ら丸森に移り住んで20年。もうすっかり地域になじんだ。地元の人々にも世話
になっている。放射能が不安だからといって移住するつもりはさらさらない。だ
からこそ、東電の対応にやりきれなさを感じるのだ。「できることなら、畑の土
を事故前に戻して欲しい。それはできない相談だろうから、損害賠償を求め
ているんです。被害の重大さを認識してもらうために」>

20.<(宮城)希望新聞:東日本大震災 原発避難者の自立、見守る 仙台の
美術家、週1回「カフェ」>毎日新聞 2014年06月27日 東京朝刊 会員限定
http://mainichi.jp/shimen/news/20140627ddm013040025000c.html
<仙台市青葉区立町のビルの一室で週に1回開かれる「ふくしまほっこりカ
フェ」は、東京電力福島第1原発事故で福島県から避難してきた母子らが自由に
語らう場だ。今年でオープンから2年を迎え、今も住み慣れない土地で暮らす被
災者らを、実家のように包み込む。・・・・・原発から約15キロの福島県南相
馬市を離れ、東京都内の避難先から11年秋に宮城県名取市に移った主婦、佐伯
理絵さん(43)はオープン当初、頻繁に通っていた「常連」の一人だ。夫は福
島県内の職場に通い、小学生の娘の世話に追われながら「周りに友達がいなく
て、話せる場所もなかった」と振り返る。胸の内を明かせる相手を求めていたと
ころ、カフェの存在を知り早速訪ねた。迎えてくれた関口さんは考え方が前向きで
「元気をもらい、立ち直るきっかけとなった」と話す。・・・・・・・・・・一
方で今も新しく訪れる避難者がおり、関口さんは、こうした場が必要とされてい
ることに、やるせなさも感じている。「ここは通過する場所。しがみついていた
ら自立できない」。静かに見守ることにしている。問い合わせはビーアイ(電話
022・262・2969、メールzoukabako@gold.ocn.ne.jp)。>

21.<(東京)希望新聞:東日本大震災 現地に住み込み、仮設で学習支援 東
京の元教員、藤崎さん>毎日新聞 2014年06月27日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140627ddm013040029000c.html
<原発事故により福島県内で避難生活をする子どものため、東京都世田谷区の藤
崎万喜男(まきお)さん(64)が今春まで1年間、現地に住み込んでボラン
ティアで学習支援に取り組んだ。現在も通いながら活動を続けており「福島の復
興のために役立ちたい」と話している。小学校の教員を2010年3月に定年退
職。震災1年後、学習支援のNPO法人「ビーンズふくしま」(福島市)を毎日
新聞の報道で知った。同市内にアパートを借りて単身で移り住み活動に加わっ
た。活動は週5回。・・・・・藤崎さんの1年間にかかった生活費は部屋代や光
熱費、家電のレンタルなどで約163万円。「仮設住宅の空室をボランティアに
開放してくれれば、もっと活動しやすくなる」とも話す。浪江町は現在、こうし
た受け入れを認めていない。藤崎さんは春に自宅に戻り、月に1度、1泊2日で
活動を続ける。「勉強を楽しみにしてくれる子どもたちの様子が励み」と笑顔を
見せる。>

福島第一では、
22.<地下水バイパス、止まらない濃度上昇 くみ上げ井戸、放射性物質 1
年4カ月で4.7倍 >毎日新聞 2014年06月26日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140626ddlk07040145000c.html
2pの長い記事<福島第1原発に流れ込む汚染前の地下水をくみ上げて海に流す
「地下水バイパス」について、くみ上げ用の12本のうちの1本で、放射性物質
のトリチウムの濃度の上昇が続いている。東京電力は25日、この井戸で過去最
高の1リットル当たり2100ベクレルを検出したと発表、観測を始めてから約
1年4カ月で濃度が約4・7倍になるなど上昇が止まらず、対応を迫られてい
る。最高値を更新したのは、12本の井戸のうち最も南側にある1本。東電が水
を23日に採って調べた。これまでの最高値は、16日に採取した水から検出さ
れた同2000ベクレルだった。・・・・・・・・>

23.<「凍土壁」早くも黄信号 地下トンネル、汚染水抜き難航 >東京新聞
2014年6月26日 (添付図があります)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014062602100003.html
<・・・・・このまま問題が解決しないとどうなるか。凍土壁を造る凍結管をト
ンネル部分だけ避けて設置すると、トンネルの幅は約四メートルあるため、巨大
な隙間ができて壁は完成しない。水抜きをしないままトンネルに穴を開けると、
凍土壁はできても地中や海を汚染する。東電は、建屋の接合部が凍らない場合、
トンネル内にセメントを少しずつ充填しながら、水を抜くことも検討している。
ただ、この工法は、作業員の被ばくリスクが高まるなど大きな危険を伴う上、確
実にトンネルがふさがる保証はない。規制委の田中俊一委員長は、今回の水抜き
作業が難航していることについて、「福島第一のような(厳しい環境の)所は試
行錯誤的に多重性を持って考えておく必要がある、との教訓ではないか」と
し、複数の対策を試みる必要があるとの考えを示した。・・・・>
・・・・規制委員長のコメント、他人事のよう・・・。

24.<遠隔操作で燃料取り出しへ 第1原発3号機プール>2014/06/25 21:22??
記事全文<東京電力は25日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで
2015年度前半に開始予定の燃料取り出しは、遠隔操作で行うと発表した。
プールからの燃料取り出しがすでに始まっている4号機では、作業員が現場でク
レーンなどを操作しているが、3号機は炉心溶融が起きたほか原子炉建屋が水素
爆発で大破し、プールがある場所の放射線量が高い。作業員の被ばくを防ぐた
め、敷地内にある別の建物から遠隔操作し、燃料を取り出す。3号機のプールに
は使用済み燃料514体と未使用燃料52体の計566体が入っている。>

25.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月27日03時12分
 東京朝刊  
<26日正午現在 1.6マイクロシーベルト毎時  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

規制委が、
26.<廃炉計画の変更認可 境界地点高線量で規制委>福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062616525
<東京電力福島第一原発の汚染水を貯蔵するタンクから出る放射線などの影響
で、原発の敷地と外部の境界地点の被ばく線量が基準の約10倍になっている問
題で、原子力規制委員会は25日、平成28年3月末までに年間1ミリシーベル
ト未満に線量を下げるとした東電の廃炉に向けた実施計画の変更申請を認可し
た。 変更した実施計画では、27年3月末までに中間目標である年間2ミリ
シーベルト未満を満たし、その1年後に規制委が承認した基準の年間1ミリシー
ベルト未満を達成するとしている。・・・・・・>

27.<「方針ない案は審査できぬ」 規制委、事業者を批判?>河北新報6月26日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140626_73013.html
<原子力規制委員会は25日の定例会合で、新規制基準の適合性審査(安全審
査)を申請した一部の事業者の姿勢を厳しく批判した。名指しこそしなかった
が、日本原燃や東北電力が念頭にあるとみられる。両社は審査対応の抜本的な見
直しを迫られた形だ。定例会合で、施設の安全対策担当の更田豊志委員は「最近
の懸念例」として、「事業者自身が方針を決めていない『案』に対し、規制委の
見解を求めたり、反応を見たりするのは審査と言えない」と批判。「このままで
は審査を進めるのが難しい」と指摘した。地震・津波対策担当の島崎邦彦委員長
代理は「審査は全て公開されているのに(他の審査で申請書への記載が必要とさ
れた)内容を反映させずに申請する事業者がいる」と苦言を呈した。・・・・・
・・・・・・>

国会で、
28.<避難計画は国責任で 山下氏 自治体まかせを批判>しんぶん赤旗6月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-26/2014062604_03_1.html
山下芳生議員は19日の参院内閣委員会で質問し、原発事故が起きた場合の避難
計画について国が責任をもつべきだと主張しました。・・・滋賀県が隣接する福
井県の原発事故時に放射能が原発から5~30キロ圏内の緊急防護措置区域
(UPZ)を超え、60キロまで拡散すると予測していることを示し「国が決め
た防護策の準備をしていない地域が広大にある。どうするのか」とただしまし
た。原子力規制委員会の田中俊一委員長は「福島原発と同規模の事故は繰り返さ
ない。滋賀県の予測は北風が吹くような(放射能の)影響が大きくなる日を選ん
でいる」と発言。山下氏は「新たな安全神話だ」と批判しました。滋賀県北部の
中山間地と重なるUPZの住民・5万7千人の避難のためにはバス5000台が必
要。しかし、実際には困難なため約500台でピストン輸送して避難する計画に
せざるをえません。山下氏は、それでも「バス確保に苦労している」とする同県
知事のコメントを示し、「国と電力会社が責任を持つべきだ」と迫りました。山
本一太内閣府特命担当相は「コメントする立場にない」と無責任な姿勢に終
始。・・・・・・・>
・・・・・・・答弁がとんでもないです。

29.<被災地の保育士増を 高橋氏 原発事故後に仕事増>しんぶん赤旗6月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-26/2014062605_02_1.html
<・・・・・・・・高橋氏は、子ども被災者支援法の趣旨は、低線量被ばくの健
康への影響が十分解明されていないもとでの不安や生活上の負担に対して支援す
るものだと指摘。福島県の「健康影響調査」(2次検査)での“90人が悪性
(腫瘍)またはその疑いがある”との結果からも「『原発事故との因果関係がみ
られない』という結論は早すぎるのではないか」とただしました。環境省の塚原
太郎環境保健部長は、専門家の見解では「原発事故によるものとは考えにくいと
されている」などと答弁。高橋氏は「福島県立医科大学に質問した際にも“当面
のところ(因果関係は)考えにくい”という回答だった。現時点で断定すべきで
はない」と強く抗議しました。>
・・・・・・見出しとは別に記事内容のこのテーマも重要です。

原発立地自治体、
30.<(新潟県)知事 ヨウ素剤未配備を謝罪 6月県会開会>新潟日報
2014/06/26 11:24 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics
/20140626120236.html
<県議会6月定例会が25日開会し、・・・・・・・・・ヨウ素剤未配備問題に
ついて泉田知事は、懲戒免職となった職員の責任に言及するとともに「組織にお
いても会計事務処理、組織管理、予算執行管理、物品管理、危機管理における問
題点が明らかになった」と語り、再発防止策を講じると強調した。柏崎刈羽原発
をはじめとする原発の再稼働問題については「原子力規制委員会により規制基準
に適合すると認められたとしても、安全を確保するものではない」とあらためて
指摘し、東電福島第1原発事故の検証と総括が不可欠だとした。6月定例会に
は、原発が止まっていても課税できる「出力割」を導入する核燃料税の条例改正
案が提出された。知事は「原子炉が停止している状態でも、一定の防護、安全
対策の財政需要が生じる」と説明した。・・・・・・・・>

31.<秋の訓練で利用 松江市長が考え>朝日デジタル2014年6月26日12時37分
 有料設定
http://www.asahi.com/articles/CMTW1406263300001.html
<◆放射性物質拡散予測  中国電力島根原発(松江市)の事故を想定した放射
性物質の拡散予測について、松江市の松浦正敬市長は「訓練として最悪を想定す
ることも必要」として、県と国に予測を出すように要望し、10月に予定してい
る原子力防災訓練に盛り込む考えを明らかにした。25日の定例会見で質問に答
えた。松浦市長は、拡散予測では、東京電力福島第一原発事故が島根原発で起き
たという想定が一つのケースになると説明。予測を踏まえた上で訓練しないと、
「現実味がなくなる」と話した・・・・・・・・>

原発周辺自治体、
32.<(静岡)浜岡原発再稼働56%が反対 菊川市民アンケート>朝日デジ
タル2014年6月26日03時00分
記事全文<菊川市が実施した市民アンケートで、隣接する御前崎市にある中部電
力浜岡原発の再稼働に反対する回答が過半数を占めた。25日の定例記者会見
で、アンケート結果を発表した太田順一市長は「市としての意見を決める参考に
する」と話した。市民アンケートは毎年実施しているが、浜岡原発に関する設問
は初めて。4月3日から5月2日まで、20歳以上の市民2千人を無作為抽出し
て郵送で調べた。1012人から回答があり、回答率は50・6%。「浜岡原発
の今後についてどう思うか」との質問に、「停止しておいた方がよい」との回答
が56・1%で、「安全が確認できれば稼働した方がよい」の22・6%の倍以
上に達した。太田市長は「住民の理解が得られなければ再稼働は容認しない」
との立場を改めて表明した。>

33.<(青森)原子力政策の論戦深まらず/むつ市長選>デーリー東北2014/6
/26?09:00???????????????
記事全文<現職の死去に伴い、無所属新人2候補が争うむつ市長選。市内での操
業が予定される使用済み核燃料中間貯蔵施設など、原子力政策をめぐる主張が
真っ向からぶつかる半面、街頭での論戦には発展していない。市の原子力政策へ
の対応は、下北地域に集中立地する関連施設の行方にも大きく影響するが、目
立った争点となっていないことに、物足りなさを覚える有権者もいる。>

34.<(滋賀県)3氏が届け出=原発政策も争点に-滋賀知事選>時事通信
(2014/06/26-09:12)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062600165&g=pol
<嘉田由紀子知事の任期満了に伴う滋賀県知事選が26日告示され、元経済産業
省官僚の小鑓隆史氏(47)=自民、公明推薦=、共産党県常任委員の坪田五久
男氏(55)=共産推薦=、元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)の無所属
新人3氏が立候補を届け出た。投開票は7月13日。・・・・・・>
・・・・・・予想された通りです。

政府は、
35.<原発政策「争点にならず」=菅官房長官>時事通信(2014/06/26-11:57)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062600422&g=pol
<菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、同日告示された滋賀県知事選での
原発政策の扱いについて「(争点には)ならないと思う。経済再生、教育、待機
児童解消など地域に密接した問題が争点になるだろう」との見方を示し
た。・・・・・・・・>

36.<河川で放射性物質測定 環境省、8月から>朝日デジタル2014年6月25
日16時30分
記事全文<環境省は、全国の河川や地下水の放射性物質の測定を8月から始め
る。東京電力福島第一原発事故をきっかけに改正された水質汚濁防止法に基づく
もの。対象は47都道府県の計220カ所。原発事故のあった2011年の夏か
らの1都8県約1千カ所の調査とともに、全国の放射性物質の拡散を調べる。結
果の速報は9月ごろから始め、環境省のホームページでデータを公表する。11
月ごろには全国の速報値が出そろうという。水中や底の土の放射性物質を、種類
を特定せずに測定する。異常な値が出た時には、速やかに公表し、詳しく調査す
る。調査は基本的に年1回ずつ。>

(脱)反原発行動告知の記事、
37.<川内原発の再稼働反対 28日に「首都大行進」 ノーニュークスデイ
行動 4回目 東京 明治公園>しんぶん赤旗2014年6月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-26/2014062605_05_0.html
<九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に反対する「緊急!! さようなら原発
 首都大行進」が28日、東京・明治公園でおこなわれます。主催者は「『川内
原発を再稼働させるな!』の意思を可視化し、声を轟(とどろ)かせよう」と参
加を呼びかけています。「首都大行進」は、首都圏反原発連合、原発をなくす全
国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループが共同しておこ
ないます。4回目の「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」行動
です。・・・・・【第1部】午後0時45分から、明治公園で大集会(当初の予
定は午後1時からでしたが、時間が変更になりました)【第2部】2時30分か
ら「首都大行進」。明治公園をスタートし、青山通り、原宿を歩き、「原発
再稼働やめろ」の声を響かせます。この日の行動は、脱原発世界会議、経産省前
テント、再稼働阻止全国ネットワークが協力します。>

38.<(反原連 あす官邸前行動>しんぶん赤旗6月26日
<首都圏反原発連合(反原連)は27日、午後6時から8時まで、川内原発再稼
働反対、原発ゼロを訴える首相官邸前抗議行動を行います。官邸前と国会正門前
にスピーチエリアを設けます。この日は、全国各地で行動が行われます。>

参考記事、
39.<川内原発:火山対策、予知頼みの無謀 専門家警告>毎日新聞 2014年
06月26日 14時14分
http://mainichi.jp/select/news/20140626k0000e040260000c.html
4pにわたる長~い記事<◇火砕流で原子炉爆発の恐れ  原子力規制委員会に
よる九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機の適合性
審査が、大詰めを迎えている。安倍政権は「再稼働1号」と期待するが、周辺は
巨大噴火が繰り返されてきた地域だ。このまま通して大丈夫なのか。他にも同様
のリスクを抱える原発がある。東大地震研究所火山噴火予知研究センターの中田
節也教授(火山岩石学)に聞いた。規制委が川内原発の審査を優先したのは、九
電による地震や津波の想定を「妥当」と評価したからだ。火山については「稼働
期間中に巨大噴火が起こる可能性は十分低い」という九電の説明を、大筋で了承
した。
 だが、川内原発のある南九州は、図のように巨大噴火による陥没地形「カルデ
ラ」の集中帯だ。「カルデラ噴火は日本では1万年から数万年に1回起きてお
り、同じ場所で繰り返すのが特徴です。姶良(あいら)カルデラは前の噴火から
約3万年、阿多カルデラも約10万年が経過しており、両カルデラのある錦江湾
の地下にマグマがたまっているというのは火山学者の常識。そろそろ何かの兆候
があっても不思議はありません」。中田教授はそう警告する。・・・・・・・・>

39’.<(火山のこと)先日、気になるニュース映像があった>西日本2014年
06月25日 01時53分
記事全文<先日、気になるニュース映像があった。火山噴火予知連絡会の藤井敏
嗣会長が、巨大噴火の予測について「そこまでわれわれの科学は、火山学は進ん
でいない」と記者会見で発言し、現在の科学の限界に言及したからだ。藤井会長
は東大名誉教授で日本火山学会の元会長。「ミスター火山学」として有名との紹
介もある。そんな第一人者が「非常に困難」と明言する中長期の噴火予測に、九
州電力が取り組む。川内原発を再稼働させるために。鹿児島湾北部の「姶良(あ
いら)カルデラ」などを監視し、巨大噴火の兆候があれば原発を止め、核燃料を
運び出す。原子力規制委員会にもこう説明し、理解を得ているという。地殻変動
や火山活動は観測できたとして、噴火の可能性を誰が、どう見極めるのか。
瓜生道明九電社長に会見で尋ねると「月日の特定は無理だが、兆候は把握でき
る」と自信満々。頼もしいような、怖いような…。 (岩本誠也)>
・・・・・記者の率直な感想です。しかも、いったいどこへ燃料を移せる場所が
あるのでしょう???
?
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40.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](4)人口要件 実は骨抜きに>新
潟日報2014/06/25 11:50
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140625120035.html
<東京電力が首都の遠隔地に原発を建てた背景には、人口要件も関係している。
「原子炉建設予定地点と人家の間は1キロ、大熊町、双葉町まではそれぞれ3キ
ロも離れている。しかも、ほとんどが山林、原野で、初めて原子炉を設置するに
は最も適当な場所だ」東電は1966(昭和41)年、福島第1原発1号機の設
置許可を国に申請した。先の発言は、その年の社報に載った建設準備事務所幹部
の言葉だ。人口の少ない地方の過疎地こそが適地との考え方がうかがえる。発言
の念頭にあるのは、64年5月に国の原子力委員会が定めた原子炉立地審査指針
に違いないだろう。適地を判断するための三つの要件が挙げられている。原子炉
から一定の距離の範囲は人が住まない「非居住区域」であり、その外側は「
低人口地帯」であること。そして「原子炉敷地は人口密集地帯からある距離だけ
離れていること」だ。日本の原子力発電事業は始まったばかりで、安全性に不安
を抱えていた時代だった。・・・・・・・・・・とはいえ決して人口の少ない過
疎地への設置を求めたわけではないという。
・・・・・松田はその仕組みを解説する。「電力会社は安全施設を強化して、事
故の時に出る放射線量が敷地の中で一気に減るようにした」基準の数値を被ばく
線量としたことは、電力会社にとって好都合のように映る。人口要件は事実上、
骨抜きになっていたからだ。それにもかかわらず、東電をはじめとする各電力会
社は原発を過疎地に建設していった。なぜなのか>

40’.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](5)大都市立地 掛け声倒れ>
新潟日報2014/06/26 10:05
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140626120222.html
<原子力委員会が原子炉立地審査指針を定める前年の1963(昭和38)年、
電気関係の業界誌に挑戦的な論文が載った。題名は「大容量原子力発電所 大都
市中心部に設置可能か」。共著者の筆頭には、東京電力の原子力事業の中核を担
い、後に副社長になった豊田正敏(90)の名がある。このころは国内初の原
発、東海発電所(茨城県)の建設に携わるため日本原子力発電に出向していた。
当時、原発の立地に関して、米国では原子炉を人口密集地から一定程度離すよう
求めており、日本でもこれを踏まえた検討が進んでいた。論文はこの流れを問題
視した。「このような制度があると原子力発電所の敷地選定が困難で、候補地の
数が限られる上、大都市からかなり離れざるを得ない」 さらに、事故が起き
ても放射性物質を原発内部に閉じ込められるのであれば、周辺地域の人口の多さ
は立地の制約にはならないとの見解を示した。「人口密集地帯の近くに原子力発
電所を設置するという機運が起こってきている」と強調した。この論文が発表さ
れて以降も各方面から都市設置を説く主張が繰り返され
た。・・・・・・・・・・東電福島第1原発事故では、放射性物質を原発内部に
閉じ込められず、周辺環境が広く汚染された。かつて都市立地を論じた豊田は
今、当時と異なる見解を述べる。「大都市ではできない。事故が起きたら都市は
全滅だ。社会的問題になり、原子力を続けられなくなる」このリスクを地方が代
わりに背負ってきた。その一つが柏崎刈羽地域だった。>

41.<エネルギーの自治をめざして生活クラブが電力小売会社の設立を決定>
朝日デジタル?2014年6月25日
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CPRT201415498.html
<・・・・・・今年度、電力小売会社「株式会社
生活クラブエナジー」の設立、太陽光発電所2か所(群馬県・栃木県)の立ち上
げ、そして、風力発電所(北海道)1か所の建設に参画することを、6月23日
に開催した第25回通常総会で決定しました。エネルギーの自給をめざした歩みを
すすめます。・・・・・▼太陽光と風力の発電所を建設  今年度は、鶏卵の生
産者である(株)生活クラブたまごの遊休地を活用し、群馬県と栃木県の2か所
に太陽光発電所をつくります。その建設資金は、各地域の生活クラブ・生活クラ
ブ連合会、地元の提携生産者からの出資や融資でまかないます。また、市民団体
と連携して、北海道に風力発電所を建設します。・・・>

西日本新聞の昨夕刊では、1面トップに、3””.の記事。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
1面左端に、3”””.記事、
3面、32面、35面にも上方の一連のこの社の記事がちりばめられています、
2面に、
42.<社説 原発ゼロの夏 過度の依存見直す契機に>
興味のある方は11時過ぎに⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/
32面九州経済欄に、一連の九電の記事の下に、
43.<九州経産局が節電推進大会 来月1日福岡市>
35面に、小さく1.の記事。
今朝の紙面は以上です。(6.27.5:55)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2209】
2014年6月26日(木)地震と原発事故情報 -部分転載
━━━━━━━
☆.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (下)
   規制委員人事案に見る福島への悪影響 
凍土壁の問題点  山崎久隆(たんぽぽ舎)
☆.「短信」3点
  ▲女性パワープラス男性パワーも…たんぽぽ舎の近況
  ▲鹿児島県川内原発動かすな!ハガキが広く普及
  ▲東京電力合同抗議の賛同団体が96団体へ-100まであと一歩
☆新聞より
  ◆太平洋側コンビナート M9地震で半数液状化
                 (6月24日東京新聞より抜粋)
  ◆再稼働不安 保守議員も 原発検証の請願採択
         (6月25日東京新聞「別冊南海日日新聞」より抜粋)
  ◆地震保険、震災のたびに値上げ 巨大被害では受け取り減額も
           (6月23日朝日新聞より見出しのみ)
━━━━━━
※6/28学習会にご参加を!
 東京電力解体講座第7回-元原発技術者の伝えたい本当の怖さ

 日 時:6月28日(土)18時より20時まで
 お 話:小倉志郎さん(小冊子「原発を並べて自衛戦争はできない」の筆者)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円(学生400円)
 主 催:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
━━━━━━━
┏┓
┗■.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (下)
 |  規制委員人事案に見る福島への悪影響 凍土壁の問題点
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 昨日発信の【TMM:No2208】(上)よりつづく

 凍土壁の問題点

 では凍土壁に展望があるのか。
 1500メートルもの長大な「壁」を地下に作ること自体、大きなリスクを伴う。
既に福島第一の敷地では、1~4号機の原子炉建屋とタービン建屋が「壁」と
なって存在しており、地下水は建屋周囲で高くなっている。そこから内部に流入
しているから、外側に壁を建てれば今度は壁の外周で地下水位が上昇し、深部に
は高圧がかかり表面では地下水がわき出す。
 これは事実上の液状化状態だ。地震が起きれば凍土壁は浮き上がり(水より軽
い氷)壁の下から決壊する可能性がある。それも数百メートルが一度に起きると
したら、想像を絶する。
 その段階では建屋が不等沈下などで損傷していたら大量の地下水が流れ込む可
能性もある。
 もう一つ怖いのは、原子炉建屋のすぐ山側の斜面だ。これは凍土壁に限らない
が、凍土壁により10メートル盤で地下水が止められている状態では、陸側の地下
水位が上昇する。原発の脇では湧水のくみ上げが行われるが、上流の地下も水が
多くなり、崖地や傾斜地では円形滑りが起きやすくなる。もし原発のすぐ後方の
崖地が崩落する事態になれば大惨事につながる。特に4号機側の後ろの崖の真下
には使用済燃料の共用プールがある。これが崩落した土砂に埋まる事態になれば
新たな危機が発生する。
 凍土壁の問題に戻れば、共用後の問題点として、建屋からの汚染水流出が懸念
される。東電は壁で囲んだ後ならば問題が無いという考えかも知れないが、それ
はとてつもなく甘い見通しだ。
 建屋内に多数のポンプと水位計を設置し、壁の内外にも水位計をつけた観測井
戸や注入井戸などを作り、地下水位と建屋水位を同期させて全体を下げていくと
いう方針だが、失敗すれば汚染水の大量流出を引き起こす危険性もありうる。
 さらに大きな課題は、建設途中での建屋周辺の地価干渉物と凍土壁の関係だ。
凍土壁は1m間隔で地下30mよりも深くパイプを打ち込み、冷媒で冷やすため、
配管やトレンチなどの構造物と干渉する。
 約6mもの幅のあるトレンチでは、コンクリートの配管を4~5本貫通させて
施行する。この時にトレンチそのものを破壊したり内部の配管類、ここにも汚染
水があると思われますが、これを破壊するなどすれば、施工中に大量の汚染水漏
出にもなりかねない。そのようなことが起きない工法はまだ開発途上で、完成し
ているわけではない。
 最後に、凍土壁が出来ても果たしてそれが有効かどうかが分からない。理屈の
上ではうまくいくのだろうが、壁を設置してみたら予想も付かない位置からの地
下水回り込みなどで、結局止水できないという事態もありえる。
 300億円以上費やして「効果がありません」では、何をしているのか分からな
いことになる。
 被曝の問題も深刻だ。凍土壁の建設では、建屋の周りでの土木工事が必要だ
が、ここはとても線量の高いエリアが沢山残っている。とりわけ過酷なのは、
1、2号機の間にある排気筒のエリアだ。排気筒自体が最大25シーベルトもの放
射線を出しているため、この側での作業はとてつもなく危険だ。これも全く解決
していない。東電によれば「設置したらすぐに逃げる」を繰り返すというのだ
が、そんな突撃隊のような作業環境は、いまさらあり得ないだろう。まず問題を
取り除いてから作業すべきだ。
 建屋周辺のガレキは、例えば破壊された車両は最後の一台を残すのみとなった
というが、これまでは逆洗弁ピット内に落っこちたままだったりと、とてつもな
い状況だった。
 現状の厳しさと裏腹に、報道もほとんどされなくなったフクイチの現場は、静
かに危機を深めている。

┏┓
┗■「短信」3点
 └──── 

▲女性パワープラス男性パワーも…たんぽぽ舎の近況
 うれしい話。このところ男性パワー(ボランティア)が何人もたんぽぽ舎へあら
われてきています。Tさん、Mさん、Kさんなど。
 3年前の東京電力福島第一原発事故の直後は、たんぽぽ舎へは女性パワーが何
人も何人も訪れてうれしかったが、男はごくわずか。それが、今年の3~4カ
月、男性ボランティアが増大してきた。珍しい事象だがうれしい話である。
共にガンバローゼ

▲鹿児島県川内原発動かすな!ハガキが広く普及
 6月12日(木)~14日(土)川内原発再稼働阻止行動で東京から120名、全国から
70名以上が3日間活躍した。その時、県庁前などで合わせて3種類のハガキ(川
内止めろ、規制委は川内原発再稼働するな、テントを守ろう)がかなり普及され
て、3種類合計で400枚近く普及できました。県知事や九電社長へ今頃、続々と
ハガキが届いていることだろう。

▲東京電力合同抗議の賛同団体が96団体へ-100まであと一歩
 東京電力は、福島第一原発事故の責任を取れ!のスローガンで行動中の東京電
力合同抗議の賛同団体が96になりました。100まであと一歩。
 新団体:脱原発中野も、我らずーっと日大全共闘、汚染水問題を憂うる京都府
民の会、反戦老人クラブ滋賀、明大土曜会、一般社団 協同センター・東京。
 今後も賛同していただける団体をひきつづき募集中。会費なし。
 東京電力への抗議の意志ある団体はどなたも歓迎。

┏┓
┗■.新聞より
 └──── 

 ◆太平洋側コンビナート M9地震で半数液状化

 経済産業省は23日、南海トラフ巨大地震などマグニチュード(M)9クラスの
巨大地震が起きた場合、太平洋側にある石油コンビナートの半数近くで液状化が
発生する可能性が極めて高いとの調査結果を公表した。同日開かれた有識者らに
よる石油や天然ガスに関する会議で提示した。経産省は事業者を支援し、防災対
策を急ぐ。(後略) (6月24日東京新聞より抜粋)

 ◆再稼働不安 保守議員も 原発検証の請願採択
 愛媛県八幡浜市議会は20日の本会議で、四国電力伊方原発(同県伊方町)の敷地
内活断層の現地調査などを国に要請する請願を採択する一方、再稼働反対や廃炉
を求める請願2件は継続審議にした。中途半端ではあるものの、議会の大半を占
める保守系議員の間にも、原発に対する不安と不信が広がっていることがうかが
える。 (後略)(6月25日東京新聞「別冊南海日日新聞」より抜粋)

 ◆地震保険、震災のたびに値上げ 巨大被害では受け取り減額も
        (6月23日朝日新聞より見出しのみ)

★ 井上澄夫 さんから:
名護市、岩礁破砕に反対=辺野古埋め立て 6・26 時事
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に向けた名護市辺野古沿岸部の埋め
立て工事に伴う海底の岩礁破砕について、名護市は26日、「漁業や産業に重大
な影響を及ぼす」として反対する意見書を防衛省沖縄防衛局に提出した。
 意見書は、仲井真弘多知事が埋め立てを承認したことに対しても、環境への配
慮など「公有水面埋立法上の基準に適合している(と判断した)根拠が明確でな
い」と批判した。 
 意見書は沖縄防衛局が提出を求めていたもので、同局は近く意見書を添えて県
に破砕許可を申請する。名護市に隣接する宜野座村の宜野座村漁業協同組合も反
対の意見書を提出しているが、名護漁協は破砕に同意している。

「基地の県内移設に反対する県民会議」が制限水域の拡大に抗議し、名護市議会
が拡大に抗議し撤回を求める決議と意見書を賛成多数で可決しました。 

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1163目報告☆

青柳行信です。6月26日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

☆本日、九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30 アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多

☆『1000日目記念誌冊子』6/25
スモール・ブライアン(宮崎)さん4冊。
・・・・・
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。
<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1163目報告☆
呼びかけ人賛同者6月25日3392名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
ある人は 石油がなくなるから 原発がいるんだと とても短絡的な
表現をしていました。石油の用途は 何が多いのかな?と思い、調べてみました。
火力発電所で燃やすよりも トラックや自家用車で使う方がはるかに多いのです。
石油が無くなったら、車を捨てて 歩きましょう。
あんくるトム工房
石油の消費  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3062

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆お辞儀して「金目でしょ」は消えません どうして辞任を突きつけないのか
      (左門 6・26-699)
※《石原伸晃大臣の”金目”な日々●夫人同伴外遊1千万円●沖縄視察ダイビング●大
臣室で女性職員と昼ビール》(週刊文春7・3号)と言われなくとも、慎太郎親
子鷹の「金目」暮らしは自他ともに認めるところ。そのような御仁を大臣にする
こと、わけても環境大臣など務まるはずのないところに任命する自民党の末期的
症状。町長も県知事も、「このような発言をする者を担当大臣に置くことは町
民・県民が許しません。責任を取って辞任してください!」と言うべきであると
見守っていたのですが・・・・。被災者の皆さん、県民のみなさん、国民の皆さ
ん声を上げましょう!

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 さま
<25日の毎日新聞朝刊に再稼働「政治家責任逃れ」の良い記事>について報告
します。

良い記事なので、広く紹介しようと思ってインターネットで検索したところ、こ
の記事が見つかりませんでしたが、舩津 康幸さんが
URLを教えてれました。
⇒http://mainichi.jp/area/news/20140625ddp041040019000c.html

『わかる:川内原発、補正書再提出 再稼働「政治家責任逃れ」 
世論恐れ、規制委に転嫁

 九州電力は24日、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向けた追加書
類を原子力規制委員会に再提出した。大幅に提出が遅れたことで、規制委の審査
もずれ込んでいるが、川内原発が再稼働1番手になる公算は変わらない。政府は
その後も規制委の基準に適合した原発を順次再稼働させる考えだ。だが、この段
階においても最終的に誰が再稼働の責任を負うのか不透明なままで、「政治家が
逃げている」という批判の声も上がっている。【宝満志郎、原田哲郎、鈴木一生】

 福島原発事故の後、原発は民主党政権下で一度だけ再稼働している。2012
年7月の関西電力大飯原発(福井県おおい町)だ。この時は当時の野田佳彦首相
ら関係3閣僚が協議して最終決断し、枝野幸男経済産業相が地元に出向いて再稼
働を要請した。

 これに対し、安倍政権は今年4月、「規制委の基準に適合すると認められた場
合には、その判断を尊重し再稼働を進める」と明記した「エネルギー基本計画」
を閣議決定。規制委の独立性を盾に、規制委の審査に合格すれば半ば自動的に再
稼働できるという仕組みをつくった。閣僚たちも「規制委の安全基準がすべて。
政治判断はしない」といった発言を繰り返している。

 国が想定している審査合格後の流れは、電力会社が立地自治体に再稼働の意思
を伝え、立地市町村長、次いで知事が再稼働に「同意」するというパターンだ。

 この場合、再稼働の最終責任を負わされかねないのが地元首長だが、鹿児島県
の伊藤祐一郎知事は「規制委をつくり、そこに安全審査を委ねたので、その最終
結論に従って対応する」と述べ、政府と同様「規制委がすべて」というスタンス
を示す。薩摩川内市の岩切秀雄市長も「再稼働に『同意』するだけで『許可』を
するわけではない」と話し、再稼働の責任は負わないという考えだ。

 一方で、規制委側は困惑を隠せない。田中俊一委員長は「稼働するかしないか
は社会、国民、政治の判断。規制委が関与することではない」と反論し、規制委
はあくまでも技術的な判断をするだけだと強調。九電幹部も「原発は国策だから
国に関わってほしい。できれば総理に来てほしい」と訴え、規制委同様に責任を
負わされることを警戒する。』

この中でも大事なのは『これに対し、安倍政権は今年4月、「規制委の基準に適
合すると認められた場合には、その判断を尊重し再稼働を進める」と明記した
「エネルギー基本計画」を閣議決定。規制委の独立性を盾に、規制委の審査に合
格すれば半ば自動的に再稼働できるという仕組みをつくった。
閣僚たちも「規制委の安全基準がすべて。政治判断はしない」といった発言を繰
り返している。』と述べた部分です。

 この大きな再稼働実現の戦略の前に、反原発勢力は最近「福井地裁大飯原発運
転差し止め判決で有名になった基準地震動問題」は各地で取り上げ始められまし
たが、過酷事故問題は原子力市民委員会や国会で取り上げられ始めていました
が、福井地裁大飯原発運転差し止め判決の後、感心が薄れています。

 川内原発の公聴会中止にも何も言わずに、新規制基準の適合性審査に合格の判
定がされたら、あまりにも悔しいと思います。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、九電の株主総会です。新聞紹介は休む予定でしたが、先ほど、地元紙の
ページに、九電に関わる記事が3件、張り出されましたので紹介します。
また、小さな記事ですが、福一の地下が相当な範囲で汚染されている事実を東電
が発表した旨の記事も合わせて紹介しておきます。

この記事は、今朝の福岡都市圏で配達された新聞には記事がありません、
1.<再稼働不安、大きさ実感 いちき串木野、石神・緊急署名の会代表に聞
く>西日本電子版2014年06月26日 03時00分 更新?
http://qbiz.jp/article/40598/1/
記事全文<鹿児島県いちき串木野市の市民団体「避難計画を考える緊急署名の
会」が市民に募った九州電力川内原発再稼働に反対するよう田畑誠一市長らに求
める署名が、市人口の半数を超えた。会の石神斉也代表(81)に受け止め方を
聞いた。
?5月10日の活動開始から短期間での過半数だが。
「再稼働に対する市民の不安の大きさを実感した。署名集めに回ると、玄関で原
発への心配を話し込む人が多くいた。地域的な偏りもなく全域から集まった」
?市民の不安の最大理由は何だと感じたか。
「川内原発からの距離の近さ。市は6?23キロしか離れていない。年間を通し
て原発の風下に当たることも大きい。漁業の町なので、原発の温排水が漁獲減を
招いたとの指摘や、福島第1原発事故のような海洋汚染を嫌う市民感情もあった」
?署名は「生命を守る避難計画が確立していない中での再稼働は反対」との趣旨
だった。ならば、十分な避難計画ができれば、市民は再稼働を許すと思うか。
「当初は避難計画不備を訴えたが、署名活動を通して、再稼働自体への不安が強
いことが分かった。『十分な避難計画など策定不能』と考える人も多かった」
?伊藤祐一郎知事は再稼働に必要な同意の範囲を「知事と県議会、薩摩川内市長
と同市議会」とし、いちき串木野市を認めていない。田畑市長は「署名は重く受
け止める」としながら「議会などの意見も踏まえて対応する」とし、再稼働の是
非を問う住民投票の考えは「ない」とした。
「田畑市長は、まずは伊藤知事や九電に、人口の過半数が再稼働に反対した事実
を伝えてほしい。国や県は“準地元”のいちき串木野市の声も尊重すべきだ」「私
はかつて軍国少年だったが、鹿児島大空襲で焼け出され、おばが亡くなった。日
本は国策で戦争を進めた歴史がある。原発も国策。子や孫のため、間違った国策
を無理強いすることは二度と許されない」>
・・・・・・市民の過半数の署名を集めた中心人物です。

5面下方に、
2.<「原発の早期再稼働を」 九州の経済4団体>西日本電子版2014年06月26
日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40608/1/
記事全文<九州経済連合会、九州商工会議所連合会、九州経済同友会、九州経営
者協会の4団体は25日、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)と玄海原発(佐賀県
玄海町)の一刻も早い再稼働を求める要望書をとりまとめ、国に送付したと発表
した。要望書では、今夏の電力需給状況が昨夏より厳しくなるとの見通しを踏ま
え「企業のさらなる節電は難しい」と指摘。「原発停止が長引けば電気料金再値
上げの懸念が強まり、企業の設備投資マインドが減退し、産業・生活への大きな
影響が憂慮される」として、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査の迅速
化などを訴えた。内閣府や経済産業省、原子力規制委、九州選出の国会議員など
に送付したという。>??

32面九州経済欄のトップに、
3.<九電の寄付金、7割減の1.2億円 13年度>2014年06月26日 03時00
分 更新
http://qbiz.jp/article/40602/1/
<九州電力は25日、2013年度に地域貢献の名目で行った寄付の総額が1億
2300万円だったことを、社会貢献の実績をまとめたCSR報告書で明らかに
した。前年度の4億2300万円から約7割減。原発の停止で3年連続の大幅赤
字になった影響を受けた。項目別では、電気事業に資する大学講座5400万円
▽福岡県大牟田市、北九州市の公害患者救済4100万円▽地域・社会共生活動
2800万円。地域・社会共生活動には史跡・伝統文化保存、次世代育成などが
含まれる。一方、九州国際重粒子線がん治療センターなど佐賀県内の3施設は2
年連続で寄付を見送ったが、将来的に寄付をする方針は変えていない。九電は、
07?11年度に年間10億円以上の寄付を続けてきたが、13年度の寄付
額は、過去10年で最多の08年度(15億5200万円)の10分の1以下。
13年に33年ぶりの本格的な電気料金値上げを実施したことで、電気料金を原
資とする経費を削減したことも響いた。>
・・・・・・いつまでも、消費者から得たお金を勝手に使って、君臨すべきでは
ありません。?

福島第一の現場で、もちろん、この地元紙の新聞社の紙面にはありません、※も
ちろんとは言いすぎでしょうか?
4.<深層地下水も汚染=トリチウム4700ベクレル-福島第1>時事通信
(2014/06/25-21:09)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062500972&g=soc
記事全文<東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出し
ている問題で、東電は25日までに、より深い層にある地下水も汚染されていた
と発表した。東電は従来、汚染地下水の地中への浸透について否定的な見方を示
していたが、地中深くに浸透している可能性が浮上した。東電によると、1、2
号機タービン建屋の海側で、4日に採取した地下約25~30メートルの深さの
地下水から、1リットル当たり4700ベクレルのトリチウムが検出された。こ
の深さでのこれまでの最高値で、東電が地下水を海に放出する際の目標値として
定めた同1500ベクレル未満を上回る。>
・・・・・・コントロールされているどころか、地中深く人間様の見ることがで
きないところで汚染は想像以上に拡大しています。
今朝は以上です。(6.26.4:13)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ 紅林進 さんから:
6月28日(土)に東京の「明治公園で開催されます「6.28 NO NUKES DAY 川内原
発を再稼働させるな!
さようなら原発★首都大行進」のご案内を転載させていただきます。

【日時】2014年6月28日(土)12:45~ 大集会 14:30~ 首都大行進(デモ)
*「明治公園にて大集会」、13:00からとしてお知らせしてきましたが、12:45か
らの変更となりました。ご了承ください。

【集合場所】明治公園
アクセス:JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅下車 徒歩5分
     都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車 徒歩2分
     東京メトロ銀座線「外苑前」駅下車 徒歩15分?
【主催】首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす
全国連絡会
【協力】脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

▼大集会(12:45~@明治公園)
*著名人などを迎えての集会です。福島、川内原発現地からの報告、大飯原発差
止訴訟にからも。

登壇者(敬称略)
アピール:内橋克人、澤地久枝、中山千夏、伴英幸
福島からの報告
川内原発現地からの報告
大飯原発裁判について:海渡雄一
閉会宣言:鎌田慧
司 会:木内みどり
登壇者情報は決まり次第更新します。

▼首都大行進(デモ)(14:30 明治公園出発/予定)
* 青山、原宿を通るデモコースです。原発再稼働反対の声を街に轟かせましょう!

*サウンドカーに
【i ZooM i Rockers Hi-Fi feat. ECD & S.B. (SASPL)】 登乗決定!

デモは以下の順番で出発予定です。
ドラムブロック~セーフティーブロック(お子様連れや高齢のかたが待たずに出
発できるブロック/ゼロノミクマが目印です!)
~サウンドカーブロック~一般参加ブロック~団体・組合ブロック

▼呼びかけ
自民党安倍政権は、大きな 「脱原発の世論」を無視し、民主党政権の打ち出し
た「原発ゼロ」を撤回、エネルギー基本計画に原発再稼働を明記しました。更に
原子力規制委員会において、これまで厳しい指摘をしてきた地震学の島崎邦彦委
員長代理を退任させ、「原子力村」の住民と交代させる人事を強行しました。
311の福島原発事故から学ばずそれ以前の政策に戻し、そして事故被害者を置き
去りにしようとしています。

今現在、稼働中の原発はゼロで電気は足りているのにも関わらず、避難計画も未
整備なままに各地の原発の再稼働が画策され、鹿児島県の川内原発が優先的に再
稼働されようとしています。噴火や火砕流の危険性も高い川内原発は、絶対に稼
働するべきではありません。
川内原発の再稼働を阻止する事は、今後目論まれている再稼働ラッシュ阻止の最
重要焦点です。

先日「大飯原発3、4号機差止訴訟」では原告団が勝つという、画期的な司法判
断がありました。原告団や弁護団の皆さんのご尽力は言うまでもなく、この勝訴
は多くの人々の脱原発運動の実り、結晶です。

6月28日、「首都圏反原発連合」「さようなら原発1000万人アクション」「原発
をなくす全国連絡会」が中心になり、川内原発を再稼働させないために、集会と
デモを呼びかけます。
首都東京で「川内原発を再稼働させるな!」の意思を可視化し、声を轟かせま
しょう!

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2208】
2014年6月25日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
☆1.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (上)
   規制委員人事案に見る福島への悪影響
   凍土壁の問題点      山崎久隆(たんぽぽ舎)
☆2.スクープ!東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染
   年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在
   原発事故の放射性物質が広野火力発電所まで飛来したことが原因
  (週刊朝日2014年6月27日号より抜粋)
☆3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆3年経った。まだ賠償逃れを続けるのか?
   6.26東電株主総会アクション
   場所:東京国際フォーラムホールA付近
  ◆6/29「国策による原発と国策での戦争の共通項を考える」
  講師:山本宗補さん(フォトジャーナリスト)
   場所:柳沢公民館 視聴覚室
☆4.新聞より
  ◆川内原発再稼働は秋以降 電力需給西日本で厳しく
   高浜など「第2陣」審査に影響 九電が申請書再提出
                  (6月25日日本経済新聞より抜粋)
━━━━━━━
※6/26【学習会】にご参加を! 参加歓迎!
 槌田ゼミ新シリーズ 福島原発事故基本講座第3回
 「原子炉安全確保のためのDBA思想の破たん」
             DBA:Design Basis Accident=設計基準事故

お 話:槌田敦さん(元理化学研究所員、元名城大学教授)
日 時:6月26日(木)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (上)
 |  規制委員人事案に見る福島への悪影響
 |  凍土壁の問題点
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

汚染水(トリチウム)とサブドレン再稼働

 2013年8月21日、ある報告書がひっそりと原子力学会から出された。
その内容は『福島第一原発の滞留水循環冷却で発生する汚染水で、課題となって
いるトリチウム処理に関する対応策』というものだ。原子力学会が出すからとて
も画期的と思いきや、『海洋希釈放出が「現実的」』などと陳腐なものだった。
それが理由か、あまりニュースにもならなかったが、これをまとめたのは『日本
原子力学会・福島発電所事故調査委員会』その委員長が田中知(さとる)東京大
学教授だった。
 現在、汚染推対策については規制庁も東電の打ち出す方式に問題が無いとはし
ていない。特に凍土方式遮水壁(いわゆる凍土壁)については、着工を「黙認」
はしているが「認可」しているわけではないという中途半端な状態だ。
 東電に対して20数項目にわたる質問を出し、一定の回答はあったものの、信頼
性が確保できるかなど課題はまだ多いと見ているようだ。
 その中心にいるのが更田委員だが、田中知教授が入ることでトリチウム汚染水
が大量放出される危機が迫っている。
 もともと規制委員会も「基準以内の水は放出してもかまわない」というスタン
スではある。しかし「放出水が本当に基準内であるのか、もし基準を超える放出
が起きそうな事態になったらどうやって止めるのか」などの安全対策に重大な欠
陥がある福島現地の状態では、簡単に放出を認められない事情があった。
 福島で起きている危機を代表するかのようなタンクからの汚染水漏れ、大雨が
降ったら簡単に決壊する堰、今も3年前の原発汚染水が溜まっているトレンチが
何時破損するか分からない4m盤の惨状、こういったこと一つ一つをとっても、
基準内であることを「担保不能」な現場の実態を知るにつけ「基準以内の水」で
あると確認する術があるのかどうか不安になるのは当然である。
 しかし新しい規制委員は、おそらくそんなこと知ったことではないのだろう。
自ら主張してきた「基準に達しない水」は、東電に対して「排出せよ」と言い出
すに違いない。
 この場合、トリチウムの排水中法定基準は「1リットルあたり6万ベクレル」
である。
 しかし東電は、これを十分達成するための「安全率」的な下駄を履かせ、「1
リットルあたり1500ベクレル」と四十分の一の自主基準を設けた。これに基づき
地下水バイパスは5月21日から反対の声を押し切って実施されているが、田中委
員は、これにどのような意見を出していくかが大きな問題だ。
 そして東電の汚染水対策のうち、もう一つ重要な設備の再開がある。
 それは「サブドレン再稼働」である。
 1~4号機周辺には約60本の井戸が掘られており、3.11以前にはフル稼働
で日量850トンの地下水を汲み上げて放出していた。しかし地震と津波で壊滅的
打撃を受け、今に至るも稼働不能状態である。この井戸が動かないため、原発周
辺の地下水は、以前は地上から12m以上の深さ(おおむね原子炉建屋の最底部)
に止まっていたのに、今では地表に溢れんばかりになっている。
 この地下水を食い止めるために凍土方式遮水壁が建設されているのだが、サブ
ドレンが働くことで、さらに地下水を下げることが出来、建屋内部の汚染水を抜
く作業に着手できるという計画だ。
 問題は、汲み上げた水をどうするのかだが、原発から数百メートル離れた上流
部分で汲み上げているパイパス地下水と異なり、原発の間際で汲み上げれば当然
原子炉建屋やタービン建屋内の汚染水も吸い出すことになる。この中には高濃度
の放射能を含むと考えられるが、セシウムなどは現在建設中の別の処理建屋で取
り除く計画だ。ALPS2号のような設備なのだろうと思われる。
 しかしトリチウムは除けない。そのため、現在のところ東電はサブドレン水を
どうするかを「未定」としている。だがタンクの増設計画を見る限り「サブドレ
ン水用の貯水タンク」が建設されるようには見て取れない。
 結局またしても、汚染水の海洋放出になってしまうのではないかと強く危惧す
るが、それを後押ししそうなのが、新たに委員に就任した田中知氏である。
 福島第一の今後にとっても、とんでもない人事になっているのではないだろう
か。(下につづく)

┏┓
┗■2.スクープ!東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染
 |  年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在
 |  原発事故の放射性物質が広野火力発電所まで飛来したことが原因
 └──── 
 東京電力福島第一原発から21キロ先にある広野火力発電所の一部が高線量放射
能で汚染されていた実態が本誌の取材で明らかになった。東電はこれまで事実を
ヒタ隠しにしてきたが、本誌は内部文書を入手。そこには、年間170ミリシーベ
ルトにもなる汚染物の存在が記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌
記者・小泉耕平がリポートする。
○ 東京電力幹部は苦悩の表情でこう告白した。
「原発から20キロメートル圏外に高線量の廃棄物がある事実を、国民に知らせな
い。国から税金を投入されているうちの会社は、政府が打ち出す住民の帰還に影
響することを危惧しているようです。これでいいのか……」
 そしてこの幹部は、裏付け資料として複数の東電内部文書を筆者に示した。
 その一つは、<高線量廃棄物等の保管方法について>と題されたもので、今年
4月に作成されていた。その中には今まで公表されていない驚くべき新事実が記
されていた。
<現在、広野火力発電所には構外へ搬出できない高線量廃棄物等があることか
ら、構内での保管方法について、添付資料のとおり実施するよう、関係箇所への
周知徹底宜しくお願いします>
 原発ではなく火力発電所構内に、高線量の廃棄物が保管されている―。一体、
どういうことなのか。
 資料にある東電の広野火力発電所は、福島県広野町の北端に位置する。総出力
は440万キロワットにのぼる。福島第一原発からは、南に約21キロの地点にあ
り、事故後、原発から半径20キロ圏内に設定された「警戒区域」(現在は避難指
示区域)のわずかに外側だ。すぐ西には、原発の事故収束作業の拠点であるJ
ヴィレッジがある。
○ なぜ、高線量廃棄物が存在するのか。資料には、顛末がこう書かれていた。
<福島第一原子力発電所より放出された放射線の影響で「広野火力発電所第6号
機増設工事のうち発電所本館建物及び機械台基礎他新設工事他2件」にて使用し
ていた資材(ネット・シート類)及び廃材等の線量が0.5μSv(マイクロシーベル
ト)/h以上となりました>
 原発事故の放射性物質が、広野火力発電所まで飛来したことが原因だった。
 資料を読み進めると、発見された高線量廃棄物の処理に難渋した様子がうかが
える。
<リース業者や産廃業者より、0.5μSv/h以上となった資材及び廃材(以下汚染物
という)については、その受入れを拒否されました>
<受入れ拒否となった汚染物については、平成25年1月頃、広野火力発電所の建
築グループ殿のご指示により構内の南門駐車場エリア等に大型土のう袋に入れ
て、仮置きすることとなりました>
 処分できない高線量廃棄物は、東電の指示で、工事を請け負ったゼネコンが構
内で保管することになった。資料には保管場所や容積、放射線量など詳細が記さ
れていた。
<台上モータープール南側約16立方m、ネット等 0.8~19.3μSv/h>
<南門駐車場南側裏約84立方m、ネット・廃プラスチック等0.7~0.9μSv/h>
<南門駐車場南側手前 約10立方m ネット等 0.5~0.7μSv/h>
 合計すると約110立方メートルと、かなりの分量である。
 国による除染作業が空間線量で毎時0.23マイクロシーベルト以下を目標に実施
されていることを考えると、全体的に高い。
○ 注目すべきは、毎時19.3マイクロシーベルトという値だ。年間に直すと約170
ミリシーベルトにもなる。国際放射線防護委員会(ICRP)の見解によると、
被ばく量が100ミリシーベルトを超えるとがんになるリスクが増えるとされ、原
発作業員でも年間被ばく量の上限は20ミリシーベルトに制限されている。いかに
高い数値かがわかるだろう。
 この火力発電所がある広野町全域は、福島第一原発から20~30キロ圏内にある
ため、大量の放射性物質の放出などに備え、屋内退避や避難の準備をしておくよ
う求められた「緊急時避難準備区域」に指定されていた(2011年9月に解除)。
 だが、今回、内部資料で発覚した数値からは、一部で深刻な汚染があったこと
がうかがえる。
「原発事故からかなり時間が経った後に計測して、この数値です。事故直後な
ら、より高かったはず」(前出の東電幹部)
○ 京大原子炉実験所の小出裕章助教がこう語る。
「事故直後は北風が吹いていたので、南側の浜通り一帯がかなり汚染されたと思
われます。広野火力発電所は原発からの距離も近く、これくらいの数値が出ても
不思議ではありません」
 (後略)(週刊朝日2014年6月27日号より抜粋)

┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 
 ◆3年経った。まだ賠償逃れを続けるのか?
  6.26東電株主総会アクション

6月26日(木)9時~東京国際フォーラムホールA付近(東京駅丸の内南口出口)
よびかけ:東電前アクション!

 3・11事故から3回めの東京電力株主総会がやってきます。誠意ある償いを怠
り続ける東京電力に対し、私たち「東電前アクション!」は今年も抗議行動を行
います。
私たちは以下の加害責任を追及します。
・被害者への賠償責任。さらに、賠償を遅延させていることへの責任。
・被ばく労働者を生み出していることの責任。
・地球環境を放射能汚染し続けていることの責任。

取材も予想されます。多くのアピールを求めています。
ぜひともご参加をお願いします!
詳細はhttp://antitepco.ldblog.jp/archives/38799473.html

 ◆6/29「国策による原発と国策での戦争の共通項を考える」
講師:山本宗補さん(フォトジャーナリスト)

日時:6月29日(日)14:00から16:30(開場13:30)予約不要 資料代:100円
場所:柳沢公民館 視聴覚室(西武新宿線、西武柳沢駅南口徒歩1分)
主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
連絡先・谷川(090-7832-2524)
同時に写真展も開催
日時:6月24日~6月30日
場所:柳沢公民館1階ロビー 無料

┏┓
┗■4.新聞より
 └──── 
 ◆川内原発再稼働は秋以降 電力需給西日本で厳しく
  高浜など「第2陣」審査に影響 九電が申請書再提出

 九州電力は24日、川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提に
なる審査の申請書を原子力規制委員会に再提出した。申請書の記載ミスで時間を
費やしたことが響き、再稼働は秋以降にずれ込むのが確実。1965年以来ほぼ半世
紀ぶりに電力需要が最も多い8月に国内で原発が1基も動かないことになり、原
発依存度が高い西日本で特に需給は厳しくなる。
 (6月25日日本経済新聞より抜粋)

★ 井上澄夫 さんから:
今から64年前、1950年のこの日、6月25日、朝鮮戦争が勃発しました。
諸記事の冒頭に6・25付琉球新報・社説「戦争遺骨の焼骨方針 遺族の心を傷
つけるな」を置きます。

 「魂魄の塔」は糸満市の米須(こめす)海岸の近くにあります。そこには沖縄
戦後、収容所が建てられていました。収容されていた真和志村(現在は那覇市
内)の住民が、周囲に散乱していた35,000体もの遺骨を収集、米軍よりセメント
を譲り受け、1946年2月27日に塔を建立しましたが、遺骨はその後、国立沖縄戦
没者墓苑に転骨されました。設置管理者は県遺族連合会です。
 厚労省はこういう身元不明の遺骨のDNA鑑定をしようとはしません。

名護市議会(比嘉祐一議長)が25日の6月定例会最終本会議で、「日米両政府
による辺野古沖立ち入り制限水域拡大合意の撤回を求める」決議と意見書の両案
を賛成多数で可決しました。
 荒らされた辺野古のテントへの支援の輪が広がり、「新基地つくらせない二見
以北住民の会」が基地建設撤回を求める署名運動を始めています。 

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************


上映と中村敦夫さんのお話

<JCJふらっしゅ 2377号より>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<新着>
■07・04 『福島 生きものの記録 シリーズ2~異変~』
        上映と中村敦夫さんのお話 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●主催:鎌倉・岐れ路の会、脱原発文学者の会鎌倉、
   「福島生きものの記録」支援プロジェクト鎌倉

日時:7月4日(金)18:30~21:00(開場18:15)
ところ:鎌倉生涯学習センターホール (JR鎌倉駅東口より徒歩3分)
入場券:¥1000 中高生・¥500 
     [取扱い:鎌倉島森書店、松林堂書店、たらば書房、邦栄堂書店]
問合せと申し込み:
0467-24-0501(貞兼) 080-5544-5937(崔)
メール: crossroadcafe_kamakura@yahoo.co.jp

──“ふくしま”から拡散した大量の放射性物質──
  生態系にどんな影響をもたらしたのか?
  原発事故、3年目の記録 
 [監督・岩崎雅典 撮影・明石太郎 録音・吉田茂一 2014年群像舎制作 /85分]

 2年目の記録『~被曝~』(2013年)に続く記録の2作目『~異変~』。3年3ヶ月
を経てもいまだ収束のメドも立たないレベル7の福島第一原発事故。そこに住んでい
た人間だけでなく野生の生きものたちが、その後どうなっているのか? カメラはた
んねんに彼らの「今」を写しとります。制作を手がけた岩崎雅典監督は、これまで
30年以上に渡って、地球環境と野生たちの生態をテーマに作品を作り続けてきまし
た。上映作品は、もの言わぬフクシマの野生たちからわたしたちへ、つきつけられた
の厳しい訴状のように思えます。
 上映後、俳優で日本ペンクラブ理事・環境委員長でもある中村敦夫さんのお話を聞
きます。

主催:鎌倉・岐れ路の会、脱原発文学者の会鎌倉、
  「福島生きものの記録」支援プロジェクト鎌倉
後援:鎌倉市教育委員会
 鎌倉上映会当日の収益は「福島 生きものの記録支援プロジェクトへのカンパとさ
せていただきます。

靖国参拝違憲訴訟の原告になりましょう

金信明です。複数のメーリングリストにお送りしています。重複して受け取られた方はお許しください。

九州・山口にお住まいの皆様へ
史上最悪の安倍首相の靖国参拝違憲訴訟の原告になりましょう。

2013年12月26日午前、安倍晋三は公用車で靖国神社に参拝を強行しました。「内閣総理大臣安倍晋三」と記帳し、正式に祓いを受けて昇殿参拝しました。戦後日本の平和憲法が日本と他国の死者たちとの誓約として二度と戦争をしないという世界に誇るべき理想を掲げて来たことにも、ご存じのように解釈改憲の拡大、集団的自衛権、秘密保護法、武器輸出、原発輸出と、安倍は本当に危険な方向に日本を持って行こうとしています。
こうした安倍晋三に直接異議を突きつける一つの手段として、靖国参拝違憲訴訟は重要な闘いになっています。
関西の仲間とともに大阪地裁に提訴した第一次原告は546名に達しています。そのうち九州・山口の原告は130名です。(関東の仲間たちは東京地裁に同様の提訴をして闘っています。)
大阪地裁での第一回口頭弁論は
7月28日(月)10:00~ 202号法廷で行われます。原告の陳述は龍谷大学の学生が1名行う予定です。
今、第二次原告の提訴の準備を進めています。第二次提訴の原告も第一次の提訴と合流して同じ法廷で闘うことになります。
8月15日という日本のアジア侵略戦争終了の記念日(アジアの解放の日=韓国では「光復節」という解放記念日)が第二次原告の募集締め切りになります。原告には日本国籍だけでなく誰でもなることができます。真に平和を願い、この危険な崖っぷちに立っている日本を何とかしようと願う人々が一緒になって闘える場として、この訴訟を担っていきましょう。
原告になるための費用は3千円だけです。どうぞ下記までご連絡ください。
メール
shin-kim@titan.ocn.ne.jp 木村真昭まで

東京のホームページ
http://homepage3.nifty.com/seikyobunri/index.html

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1162目報告☆

青柳行信です。6月25日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1162目報告☆
呼びかけ人賛同者6月24日3392名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月24日1名。
   木津愛美
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
テント前での歌と踊りのパフォーマンス、よかったですねえ。
26日には 皆さんに披露しましょう。
あんくるトム工房
Q電前 踊るへんてこりん http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3061

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆大臣も都会議員も超劣化 謝らされてる意味を解せず
      (左門 6・25-698)
※このような莫迦殿が選ばれる選挙制度を許してきた我々主権者に責任があるの
です。
一大反省して「憲法違反(状態)」の選挙制度を改革して、
選挙民の声に相応した真の選良を議員にするようにしなければ、政治を誤り、
国を誤り、地球を汚染する大罪を犯しつつあります。
その担当大臣がこの劣化ぶりです。
弁護士たちだけでなく国民の多数が立ち上がって取り組むようにしましょう!

★ いのうえしんぢ さんから:
マイウェイ(脱原発替え歌の歌詞)

6月26日九電株主総会 下記 お知らせ
10:00から サウンド・カラオケデモ
  <青柳が歌います>

いま再稼働 近づくこの時に
ふとたたずみ 私はふりかえる
あふれる汚染水 たまった核のゴミ
原発にかかった お金いくらだ?

どれほど月日が流れても残りつづけ
未来の誰かにまかせたくはないから
君につげよう 原発はいらないと
私の心の決めたままに

私には愛するみなさんがいるから
核から守りたい 道をつくるだけ
すべてはやさしい未来のために

地震と火山にかこまれる土地のなかで
避難がいるよな発電はいらないから
君につげよう 原発えらばないと
私の心の決めたままに

私には愛するみなさんがいるから
核から守りたい 道をつくるだけ
すべてはやさしい未来のために

明日、九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30 アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5

呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<新規制基準適合性に係わる審査の異常性>について報告します。

2013年7月8日に川内原発、7月12日に玄海原発の再稼働申請書が提出さ
れて、原子力規制委員会の新規制基準適合性に係わる審査が120回おこなわれ
てきました。

この審査は九州電力の原発の審査だけではなく、関西電力、四国電力、北海道電
力と加圧水型の同じタイプの審査が行われました。

そして、過酷事故そのものの審議以外の、爆発の危険が伴わない原子炉設備とか
移動式の付帯設備とかの審査はそれなりに行われてきました。

しかし、爆発や原子炉建屋内の放射性物質漏えい時期等の危険性が伴う対策につ
いては、まともな議論がされていないのが実情です。

 福島第一原発の1・2・3・4号炉で起こったようなメルトダウンやメルトス
ルーによる爆発や大量の放射性物質の飛散については、まともな事故原因調査や
再現実験はほとんど行われていません。

 NKHの科学部が貴重な再現実験を行って、放映を行っているので、再現実験
がどういうものかは国民にも理解できると思われますが、原子力規制委員会や東
京電力、他の電力会社はまともな再現実験をほとんど行っていません。

 再現実験には、大量の費用と時間と危険性が伴うので簡単には行えません。し
かし、国内外でスリマイル島の過酷事故やチェルノブイリの過酷事故の再現実験
は長期にわたって、大変な費用をかけて行われてきました。

 しかし、新規制基準における過酷事故対策は、モデル実験や実証実験による検
討はほんの少しだけで、ほとんどの検討はコンピュウターシミュレーションで行
われています。

 そして、使用されたコンピュウターシミュレーションプログラムの信頼性が疑
わしいので、その信頼性をいかに高めるかの検討だけに新規制基準適合性に係わ
る審査のほとんどの時間を費やしています。

 国内外のモデル実験で格納容器内の水蒸気爆発が何度も発生しているのに、モ
デル実験結果を利用して、シミュレーションプログラムの信頼性を高め、そのプ
ログラムで水蒸気爆発が起こらない条件を証明しようとしています。モデル実験
で水蒸気爆発が起こらない事を証明しようとする計画は全くありません。

 昔は、航空機の開発は風洞実験で行われてきました。現在ではコンピュウター
シミュレーション技術の著しい発達で、シミュレーションでの開発が進んでいま
す。しかし、風洞実験や実物機の飛行実験で検証されているのです。

 しかし、炉内が1500℃以上にもなる高温炉では、その中で起きる現象が複
雑で、その現象をすべてシミュレーションするようなことはできません。

 現在でも高温炉の開発に於いては、シミュレーションは補助手段で開発はモデ
ル炉、実証炉で行われます。

 メルトダウンが起きた時、炉内が2800℃にもなる原子炉は世界中に無数に
有る高温炉の中でも最も危険な炉です。

 ヨーロッパを中心に、近代的な高温炉の設計は200年間ほど行われてきました。

その世界的な200年に渡る経験を踏みにじるような、新規制基準適合性に係わ
る審査には高温炉の設計者の一人としては、絶対に許せません。

 そして、先行している川内原発の新規制基準適合性に係わる審査でも、まだ事
前準備段階で、過酷事故が起こるかどうかの審議はまだほとんどされていません。

★ 被ばく労働者・梅田裁判弁護団の渡邉陽 さんから:
弁護団では、7月5日土曜日に原発労働110番(電話相談)を開催いたしま
す。第3回目となりますので、ぜひ多くの方に知っていただき、お電話いただけ
ればと考えています。

■原発労働110番のお知らせ■
原発での労働を経験された方のご相談に応じる110番を開催します。
現在報道されている福島第一原発だけではなく、これまで全国の原発において、
定期点検等のために、多くの下請け労働者が過酷な被ばく労働に従事してきました。
福岡市在住の梅田隆亮さんは、昭和54年、配管工として島根原発と敦賀原発の
定期検査業務に従事しましたが、そこでは安全教育などほとんど行われることな
く、全国からかき集められた下請け労働者たちは、計器類を他の労働者に預け、
放射性物質が飛び交う劣悪な労働条件のなかマスクすら着用することなく危険な
被ばく労働に従事していました。 間もなく梅田さんは、原因不明の鼻出血や吐
き気、めまい、全身倦怠感などを発症し、内部被ばくをしていることが確認され
ました。しかし、労災申請の準備を始めた梅田さんのもとには元請会社などから
の脅迫や圧力が相次ぎ、梅田さんは労災申請を断念せざるを得ませんでした。そ
の後も梅田さんは『ぶらぶら病』の諸症状に悩まされ続け、平成12年、ついに
急性心筋梗塞を発症しました。意を決して労災申請に及んだ梅田さんに対し、国
は、被ばくと急性心筋梗塞との因果関係を否定して救済を拒みました。
 梅田さんと同じような被ばく労働に従事してきた下請け労働者は全国で数十万
人にのぼるといわれています。しかし、これまで我が国で被ばく労働に起因する
ものとして労災が認められた作業員は僅かに十数名にとどまっており、梅田さん
をはじめとする大多数の被ばく労働者は泣き寝入りを余儀なくされています。
そこで、梅田さんの労災不支給決定の取り消しを求める裁判を担当している弁護
団では、全ての原発労働者の救済を目指し、このような労働者の方にご相談いた
だく110番を開催します。
ご自身の健康に関する不安や悩みのほか、原発での労働の実態に関する情報など
も是非お寄せください。働いていた時期、期間、場所は問いません。秘密は厳守
されますので、お気軽にお電話ください。

【日時】2014 年 7 月 5 日(土)10:00~16:00
【電話番号】092(642)8525(電話相談)
【相談料】無料です。
【主催】原発労災梅田事件弁護団
【問い合わせ先】
福岡市東区馬出2丁目1番22号 福岡五十蔵ビル2階 弁護士法人奔流 (弁護
士 池永 修)
TEL 092(642)8525/FAX 092(643)8478

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日、九電が申請書類の補正書を再提出したと報道がありました。
その一方で、また、薩摩川内市での住民軽視の事実を伝える記事(1.)が地元
の放送であったようです。
今朝は、その記事から、いちき串木野市等での動きの続報、九電の再申請、九電
火力、山口県上関、そして、明日の電力会社の株主総会の記事(6.)へとつづ
けます。

1.<薩摩川内市議会 安定ヨウ素剤「誤服用は補償対象外」>南日本放送
[06/24 18:51]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062400003446
<川内原発での重大事故を想定し、薩摩川内市が来月にも原発から5キロ圏内の
住民に配布する安定ヨウ素剤について薩摩川内市は、ヨウ素剤を誤って服用して
健康被害が出た場合、国の補償などの対象にならないとする判断を示しました。
これは24日の薩摩川内市議会の答弁で市の担当者が示したものです。それによ
りますと、安定ヨウ素剤を国の指示に従って服用して副作用などの被害が出た場
合、国が補償などの責任を持つものの、国の指示がないのに服用して副作用など
の被害が出た場合、個人の責任になり、補償の対象にもならないということで
す。一方、安定ヨウ素剤の服用に関して国の担当部局である原子力規制庁の原子
力防災課はMBCの取材に対し、国の指示による服用が原則としたものの、個
人に国の指示が届かないケースや緊急の場合など「当てはまらない可能性もあ
る」としています。薩摩川内市では原発5キロ圏内の住民およそ4800人を対
象に、来月にも安定ヨウ素剤を事前配布する予定です。>
・・・・責任は、住民ということです、とんでもない。

昨日他紙既報、(昨日1.の記事)
2.<いちき串木野市 再稼働反対の署名、市の人口の過半数に>南日本放送
[06/24 18:56
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062400003442
<・・・・・・・・田畑市長は「市民の半数以上の署名を重く受け止めている。
議会の意見なども聞いて今後、判断したい」と話しています。>

2’.<再稼働反対署名が過半数 いちき串木野市長、住民投票は「ない」>西
日本電子版2014年06月25日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40517/1/
<鹿児島県いちき串木野市の田畑誠一市長は24日、記者団の取材に応じ、九州
電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働反対を九電と県に申し入れるよう市長
らに求めた署名が人口(2万9995人、5月末現在)の半数を超えたとされた
ことに「重く受け止める」と述べた。ただ、再稼働の是非を住民投票で問う考え
は「ない」と否定。市議会や、市長が出席して30日から15カ所で開く市政報
告会の議論を踏まえて再稼働への対応を考えるとした。伊藤祐一郎知事は再稼働
の同意権は「県と薩摩川内市の首長と議会」に限定している。・・・・・・>

県外の団体からも、
2”.<(鹿児島県)川内原発:「人間の根源的権利奪う」 市民団体、7市町に
再稼働反対を要請>毎日新聞 2014年06月24日 地方版
記事全文<市民団体「平和と民主主義をめざす全国交歓会」(大阪市)は20
日、県や薩摩川内市など30キロ圏の9市町のうち7市町を訪れ、九州電力川内
原発1、2号機の再稼働反対を要請した。要請書は、関西電力大飯原発3、4号
機の運転差し止めを命じた福井地裁判決に触れ、「住民を被ばくさせずに避難さ
せることなど無理。避難は安心して生き、子どもをその地で育て命をつないでゆ
く人間としての根源的権利を奪うもの」と再稼働に同意しないよう求めている。
県への要請には、四反田昭二・原子力安全対策課長らが対応。福井地裁判決につ
いて県の見解などを事前質問し回答を求めていたが、県側は「県の姿勢は知事が
申し上げている通り」と繰り返した。判田明夫・事務局次長らは「誠意がない
」と県の対応を批判した。>

3.<川内原発、審査合格8月以降=再稼働時期は依然未定―九州電力>時事通
信?6月24日(火)18時27分配信
記事全文<九州電力は24日、原子力規制委員会に対して、優先的に審査が進めら
れている川内原発1、2号機(鹿児島県)の申請書類の補正書を提出した。4月末
に提出した補正書に記載漏れなどの不備があったため出し直した。規制委の審査
に最終的に合格するのは8月以降となる見通しで、再稼働時期は依然未定。規制
委は今後、九電が提出した補正書を精査。問題がなければ、7月にも川内原発の
審査書案を作成し、公表する。その後、約1カ月かけて一般から意見募集を行
い、大きな変更点がなければ審査書を完成させる。>
?
地元紙も、
3’.<川内原発再稼動 九電、審査書類を再提出>南日本新聞(2014 06/25 00:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=57801
・・・・・・今後の日程に関する添付図参照を・・・。

3”.<川内原発の補正申請書を再提出、再稼働は秋以降か>TBS系(JNN)?6月
24日(火)22時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140624-00000062-jnn-soci
九州電力は24日午後、前回よりも1400ページ多い8600ページに及ぶ補
正書を再提出しました。これをもとに原子力規制委員会は、事実上の審査の合格
証となる審査書の案を作成することになります。

3”’.<川内原発の再稼働申請、九電が24日再提出 >日本経済新聞 電子版
2014/6/24 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF23027_T20C14A6PP8000/
<九州電力は24日、川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼
働に向け、安全対策の大枠を記した「設計の基本方針」を原子力規制委員会に再
提出する。川内原発は規制委による優先的な安全審査の第1号。4月に提出した
際に不備が見つかり、規制委が再提出を求めていた。九電が4月末に提出した
「基本方針」では42件の記載漏れが見つかった。規制委が追加の説明も求めたた
め、当初予定していた5月末から提出が大幅に遅れた。再稼働に向けたハードル
は多い。「工事計画」と「運転管理体制」の提出、原発機器の検査、国民からの
意見募集、地元自治体の同意など手続きが山積している。川内原発が実際に再稼
働するのは、電力需要のピークである8月中旬には間に合わない公算が大きい。


3””.<九電が再補正申請書を提出 川内原発1、2号機再稼働で>産経新聞?6
月24日(火)18時30分配信
記事全文<九州電力は24日、川内原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働に向
け、原子力規制委員会の審査に基づく指摘事項を反映させた補正申請書を規制委
へ再提出した。九電は4月に補正申請書を出したが、規制委から記載漏れなどを
指摘され、修正作業を進めていた。今回の補正申請書では、原発事故時の前線基
地となる「免震重要棟」の設計に、基準地震動(想定される最大の揺れ)を
400ガルで盛り込むなど安全対策を手厚く記述した。規制委はこの補正申請書
を基に、事実上の合格証となる「審査書案」を作成し、意見公募を経た上で正式
に原発の安全性を認めることになる。九電は電力需要がピークになる夏の再稼働
を目指していたが、規制委の審査が終了しても、地元の同意や、原発設備の検査な
ど手続きが必要となるため、再稼働は秋以降になる見通しとなっている。>

4.<(九州電力)>苓北火力の点検延長 ボイラー管蒸気漏れ発見で>毎日新
聞?6月24日(火)20時33分配信
記事全文<九州電力は24日、定期点検のため運転を停止している熊本県苓北町
の苓北発電所1号機(石炭火力、出力70万キロワット)で、ボイラー管からの
蒸気漏れが見つかったと発表した。25日までの予定だった点検期間は延長す
る。梅雨明け以降まで長引けば、最需要期である夏の電力需給に大きな影響を与
える可能性がある。九電によると、数千本あるボイラー管のうち、ボイラー上部
の3本(直径34ミリ、厚さ6.2ミリ)に破断や亀裂が見つかった。これらを
新しい管に取り換えるほか、類似する場所を再点検するなどして原因を調べる。
苓北1号機は、運転停止中の原発を代替し、基幹電源となっている九電管内3基
の石炭火力のうちの1基で、出力規模も最大。昨年3月にも運転中に蒸気漏れ
を起こした。記者会見した辻浩平・発電本部部長は「梅雨が終わるまでになんと
か復旧させたい」と話した。>

5.<(山口県)上関原発建設計画:5質問、すべて黒塗り 県の情報公開、6
回目補足説明>毎日新聞 2014年06月24日 地方版
記事全文<県は23日、中国電力上関原発の埋め立て免許延長申請について可否
を判断するため、中国電に求めている6回目の補足説明の文書を部分開示した。
毎日新聞が開示請求していた。質問は5項目あるが、すべて黒塗りで、港湾課の
担当者は「審査中のため公開できない」と理由を説明した。文書は5月14日付
で中国電に送付したA4判2枚で、来年5月15日までの回答を求めている。2
枚目に質問内容が計17行にわたって記載されているが、黒塗りで内容は判別で
きなかった。中国電は4月11日付で、県から要求されていた5回目の補足説明
を文書で回答。政府が閣議決定したエネルギー基本計画が原発を「重要なベース
ロード電源」と位置づけたことなどから、「新増設が全く認められないとい
う訳ではない」と主張した。だが、村岡嗣政知事は「十分な説明が尽くされてい
るとは言えない」として6回目の補足説明を求めた。>

電力会社の株主総会は明日、
6.<「脱原発」割れる自治体 9電力、26日株主総会 >朝日デジタル2014
年6月24日05時00分 有料記事設定
http://www.asahi.com/articles/DA3S11205829.html?ref=nmail_20140624mo&ref=pcviewpage
沖縄電力をのぞく電力9社は26日の株主総会で、株主が提出した「脱原発」議
案への賛否を問う。各電力の株主である地元自治体はどう動くのか。脱原発から
電力会社側の支援まで、対応は大きく分かれそうだ。
■トップ自ら責任追及  脱原発議案は市民団体や自治体などが提出した。9電
力すべての総会に提案されたのは初めてだ。各電力とも原発再稼働を支持する金
融機関などが多くの株を持っており、議案は否決される見通しだが、自治体の姿
勢からは脱原発の声の受け止め方の違いが見える。
・特に強く脱原発を訴え続けているのは大阪市だ。関西電力株の約9%を持つ筆
頭株主で、「原発への依存が今の経営悪化を招いている」と主張している。原発
に代わり再生可能エネルギーや火力発電所を増やすことなどを求める5議案を京
都市と共同提案した。
・東北電力の株を持つ宮城県美里町は、昨年に続き脱原発の株主提案に賛成す
る。加えて、今年は初めて会社側の役員選任案に反対する方針だ。
・中部電力浜岡原発から半径20キロ圏内にある静岡県牧之原市の西原茂樹市長
は18日、「浜岡原発は永久停止すべきだ」とのコメントを出した。ただ、「原
発政策の方向性は国が決めるもの」として、脱原発の株主提案には賛否をつけず
に「白票」を投じる。これは結果的に反対票になるという。緊急時の避難対策を
目的とした地域協議会設置を求める株主提案には賛成する。
■関係深くしがらみも
・一方、東京電力株の1・2%を保有する東京都は昨年、脱原発の提案への賛否
は棄権したものの、経営の透明化などを自ら株主提案で求めていた。それが、今
年は株主提案をしないことに転じた。今年就任した舛添要一知事が、東電の経営
は国が判断すべきだとの立場を取るためだ。
多くの地元自治体は電力会社と古くから密接につながりがあり、会社提案に反対
しづらい事情もある。
・北陸電力に初めて出された脱原発の株主提案に対して、筆頭株主の富山県は態
度を明らかにしていない。自治官僚出身の石井隆一知事の後援会長は、北陸電力
元社長でいまも相談役だ。県議会は議席の4分の3を自民党が占める。これまで
北陸電の総会には会社側提案しか出されたことがなく、県は賛成し続けてきたと
いう。
・九州電力の株主である宮崎県も、これまで会社側の提案に賛成し、株主提案の
脱原発議案には反対してきた。今年もその方針は変わらないとみられ
る。・・・・・・・■送配電システム、電力各社統一へ・・・(この記事部分は
省略しました)・・・・
■脱原発の株主提案への対応は、自治体によって異なる
【自ら株主提案】大阪市、京都市 【賛成へ】宮城県美里町など 【口頭で脱原
発主張へ】兵庫県、神戸市 【白票を投じ、結果的に反対に】静岡県牧之原市 
【態度未定。昨年は会社寄り】富山県、宮崎県など【透明性求める提案とりや
め】東京都 >

経済界、
7.<(東海4県企業)26.2%が原発「徐々に廃止すべきだ」>毎日新聞?6
月24日(火)20時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000094-mai-bus_all
<帝国データバンクが24日発表した東海4県の企業に対する調査で、原発の扱
いについて回答企業の26.2%が「徐々に廃止すべきだ」と答え、「順次再稼
働すべきだ」の25.5%を上回ったことが分かった。全国で他に「廃止」が
「再稼働」を上回ったのは東京電力福島第1原発事故があった東北だけで、帝国
データバンクは「南海トラフ巨大地震に対する警戒感の高まり」と分析してい
る。調査は5月、東海4県の2625社に行い、1155社(44%)から回答
を得た。大半が中部電力の顧客企業とみられ、中部電が4月に実施した企業向け
電気料金値上げの影響も聞いた。経常利益が「減少する」と答えた企業は
52.6%で全国平均の50.7%を上回った。・・・・>

原発関連訴訟、
8.<(伊方原発)運転差し止め訴訟 336人が追加提訴>毎日新聞?6月24日
(火)19時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000073-mai-soci
<四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止め訴訟で、広島、長崎の被爆
者団体代表を含めた23都道府県の336人が24日、新たに松山地裁に追加
(4次)提訴した。原告は1~3次と合わせて31都道府県の1338人。四国
の全95市町村の住民に広がった。広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直
(すなお)さん(89)と長崎原爆被災者協議会会長の谷口稜曄(すみてる)さ
ん(85)の他、医師の肥田舜太郎さん(97)、日本原水爆被害者団体協議会
事務局長の田中熙巳さん(82)らが名を連ねた。・・・・・・>

福島第一の現場で、
9.<(福島第1原発)凍土遮水壁の工法変更毎日新聞?6月24日(火)21時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000127-mai-soci
<東京電力は24日、福島第1原発の汚染水対策の凍土遮水壁について、土を凍
らせる海側の凍結管(長さ26.4メートル)の埋設方法を変更すると発表し
た。従来の方法では、汚染された地下水が地層深くまで浸透し、海に流出する恐
れがあるため。新工法では土が十分凍らず、凍土壁ができにくくなる懸念がある
という。東電によると、原子炉建屋周辺で地下約25メートルを流れる地下水か
ら1リットル当たり3100~4700ベクレルのトリチウムが検出された。こ
のまま凍結管を埋めるための穴を掘ると、汚染地下水が、海岸に設けた遮水壁よ
り深くまで浸透し、海に流出する可能性がある。このため、あらかじめ太いパイ
プを埋設し、その中で穴を掘るという。東電は「凍結の具合が変わるかどうか
は把握していないが、外側にもう一つ管があるので、冷えにくくなる」とみてい
る。>
・・・・・・次々といい加減な発表・・・。

10.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月25日03時32分
 東京朝刊  
<24日正午現在 1.6マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.5マイクロシーベルト毎時>

被災地フクシマ、
11.<東電、審議に疑問示す 浪江の和解案受諾、不透明に>福島民友
(06/24 10:25)
http://www.minyu-net.com/news/news/0624/news9.html
<東京電力福島第1原発事故の裁判外紛争解決手続き(ADR)で、浪江町民に
長期避難に伴う慰謝料を増額すべきとの和解案が示されたことをめぐり、東電は
23日、同町議会に「個別的事情に基づいた判断が必要」と回答した。ADRは
申し立てた約1万5000人の住民に共通した問題であるとして一律増額の和解
案が提示された経緯があり、東電の見解はADRの判断そのものを否定する考え
とも取られ、和解案受諾は不透明な状況になった。・・・・・・・>
・・・・・・・政府の”慢心”を横目に、東電は裁判所をもなめきってますね。

「金目」地元では、
12.<住民「謝罪より判断材料を」 石原環境相「金目発言」>福島民友新
聞?6月24日(火)11時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00010007-minyu-l07
<・・・・・・・・施設の必要性を理解している根本さんは用地提供を悩み、住
民説明会に7度出席したが、明確な内容がなく不満がたまった。「失言は避難者
と大臣との心の距離の表れ。故郷を失うわれわれの犠牲をよく理解していない」
と話した。・・・・・・・・>

12’.<「金目」発言、「あれが本音でしょう」 大熊・双葉住民、消えぬ不
信感>朝日デジタル2014年6月24日05時00分 有料設定
http://www.asahi.com/articles/DA3S11205885.html
<福島県の大熊、双葉両町に政府が建設を計画している除染廃棄物の中間貯蔵施
設。石原伸晃環境相は23日、福島を訪問し、地元との交渉を「最後は金目」と
表現したことを謝罪した。両町は評価したが、住民には、政府の本音が見えた気
がして、「単純なお金の話ではない」と不信感をぬぐいきれない人もいる。「私
たちに・・・>

13.<古里の治安町民の手で 富岡町消防団員でつくる「とみおか守り隊」>
福島民報?6月24日(火)12時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000018-fminpo-l07
<・・・福島第一原発事故に伴う避難区域の連続空き巣事件で、福島県富岡町で
空き巣容疑の犯人逮捕につながる情報を寄せたとして同町の「とみおか守り隊」
は23日、双葉署から署長感謝状を贈られた。町消防団員による組織で、避難区
域の町内で見守り活動を続ける。贈呈式で安藤治隊長(64)=町消防団長=、
隊員の宍戸弘道さん(55)=町消防団庶務分団長=は古里を守る決意を新たに
した。 同隊は約30人が1日3交代制で毎日、午前7時から午後6時まで消防
車で町内を巡回している。4月上旬の午後5時半ごろ、宍戸さんの班が巡回中、
あるアパートの前に止まっている不審なワゴン車を発見、双葉署に通報した。ワ
ゴン車は逃走したが、この情報がその後の犯人逮捕につながったという。・
・・・・・・・>
・・・被災者の故郷を守りたい一心の行動・・・> 

14.<国際協力大使7人に委嘱状>福島民報?6月24日(火)12時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000015-fminpo-l07
<国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として各国に派遣される福島県
出身者7人への「うつくしま国際協力大使」委嘱状交付式は23日、県庁で行わ
れた。・・・7人は8月末までに渡航し、各国で2年間活動する。・・・・・・>

15.<(福島)木戸川サケ漁、再興に交付金 避難区域水産業で初>朝日デジ
タル2014年6月25日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6S4RHWG6SUGTB009.html
<復興庁は24日、楢葉町の名物だった木戸川のサケ漁再興のため、稚魚孵化
(ふか)施設などの整備費用に1580万円の復興交付金を配分すると発表し
た。同庁によると、東京電力福島第一原発事故による国の避難指示区域内で、水
産業への配分は初めて。木戸川漁協によると、木戸川のサケ漁は江戸時代から続
く町の名物で、1河川あたりの捕獲量で本州一になったこともある。秋の産卵期
には遡上(そじょう)したサケで川が埋め尽くされ、町の貴重な観光資源だった
が、震災の津波で孵化施設などが壊れた。同庁や町によると、今回の交付金は震
災前にあった三つの孵化場のうち、最大規模で1千万匹以上を養殖できる「第1
ふ化場」や、サケの遡上を止めて漁をしやすくする「ヤナ場」、捕ったサケを切
り身やイクラに加工する施設などの設計費にあてる。・・・・・・・・>

16.<震災後、原町で2度目 小麦の収穫始まる>福島民報?6月24日(火)9時
23分配信
記事全文<福島県南相馬市原町区高(たか)地区の特定農業法人「高ライスセン
ター」の畑で23日、同市特産の「多珂うどん」用の小麦の収穫が始まった。東
京電力福島第一原発事故発生後は昨年に続き2度目となる。 ライスセンターの
関係者が約9ヘクタールの畑に実った黄金色の小麦をコンバインで刈り取ってい
る。今月中に収穫を終える予定。県の放射性物質検査で安全性を確認した上で製
粉し、出荷する。 佐々木教喜社長(64)は「今年の小麦は出来がいい。放射
性物質が検出されないことを願っている」と話した。>

17.<24日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月25日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(野菜・果実・山菜・キノコ)」、「環境放射
線モニタリング・メッシュ調査結果⑫」・・・・・。
・・・・「関連死 双葉町で一人認定・・・」、1729人になりました。

18.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月24日 17:30
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140624/1635637
<▼空間放射線量率(24日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

19.<(宮城県)福島の野菜ふんだんに 伊達で被災の料理人、仙台に洋食
店>河北新報?6月24日(火)14時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000013-khks-ent
<福島第1原発事故の風評被害に苦しむ農家を応援しようと、福島県の農産物を
ふんだんに使う洋食店が今月、仙台市青葉区にオープンした。伊達市で東日本大
震災に遭った料理人が「福島産の野菜や果物のおいしさを知ってもらい、敬遠さ
れる現状を少しでも変えたい」と腕を振るう。・・・伊達市に住んでいた大村さ
んは震災発生後、勤めていた市内の高校寮の食堂で、風評被害の現実を目の当た
りにした。安全性を懸念する保護者の要望を受けて事故後2年間、生徒の食事は
山形県産米を使った。パートで働いていた農家の女性からは、放射性物質の測定
検査をクリアしているのに、野菜が売れない苦境を聞かされた。・・・大村さん
は「一生懸命育てられた野菜が食べられないのはもったいない。お世話にな
った福島の人たちの生活再建に少しでも役立ちたい」と話す。秋には果樹王国の
復活をアピールするメニューを計画している。・・・・・・・>
・・・・・・気持ちは分かるが・・・・・>

20.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:15 カンパで測定器購
入>朝日新聞デジタル?6月24日(火)7時30分配信 (有料記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000009-asahik-soci
<◇No.958 宮城県丸森町小斎(こさい)地区の農業北村みどり
(57)・保(56)夫婦は、自分たちの手で農作物の放射線量を測ることにし
た。しかし、どう測ればいいのかが分からない。2011年6月、保はネットの
動画サイト「ユーチューブ」を見ていた。チェルノブイリ原発事故の影響につい
ての番組だ。ドイツで民間人が、部屋の片隅に置かれているコンパクトな放射線
測定器を使い、イノシシ肉の放射線量を測る場面が出てきた。測り方までは出て
こなかったが、測定者が「この肉は基準値を超えているから食べられない」など
と説明していた。・・・農家仲間に相談した。7月末、8軒の農家が測定器を共
同購入することでまとまった。それにしても資金が足りない。各農家がそれぞれの人
脈でカンパを呼びかけることにした。顧客や学生時代の恩師、親戚などから計
811万円が3カ月で集まった。10月、機械を購入した。ベラルーシ製で、費
用は150万円だった。どうせなら、より多くの人に使ってもらおう。部屋を借
りて機械を置き、民間測定室にすることにした。名称は「みんなの放射線測定
室・てとてと」。「手と手をつなぐ」から名前を取った。・・・・・14年4月
末までに、農作物を3700件測った。農家は、農作物を売るか売らないかを決
められるようになった。北村夫婦も12年5月から、安全と判断した野菜の出荷
を再開した。その際、出荷する野菜の線量を明示することにした。消費者もそれ
で判断できるからだ。「何をやり、何をやめるべきか。諦めるべきか、様子見す
るべきか。それには具体的な放射線量を知らないとわかりませんから」だが、ま
だ納得したわけではなかった。東電に責任を認めさせたい。>

21.<(宮城県)ホヤの輸入再開を 県漁協、駐仙台韓国総領事に要望>石巻
かほく2014.06.24
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2014/06/20140624t13002.htm
<県漁協(阿部力太郎理事長)は20日、福島第1原発事故の影響を理由に県内
などの水産物輸入を全面禁止している韓国の李凡淵駐仙台総領事に対し、県内産
ホヤの輸入再開を要望した。講演のために石巻グランドホテルを訪れた李総領事
に、阿部理事長が要望書を手渡した。浅野亨石巻商工会議所会頭、仲介した渥美
巌県議会副議長(東松島選挙区)も同席し、石巻産ホヤの安全性とおいしさを訴
えた。李総領事は「4月に石巻市の仮設住宅で『ホヤビビンバ』を振る舞った。
日本の政府や自治体と一緒になり、本国にPRしていきたい」と答えた。県内の
養殖ホヤは、震災前は年間生産量約9000トンのうち7割ほどを韓国に出荷し
ていた。・・・・・・・>

原発立地自治体、
22.<女川原発、独自に安全性検討会 宮城県と2市町、10月にも>河北新
報?6月24日(火)6時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000007-khks-l04
<東北電力女川原発(宮城県女川町、宮城県石巻市)の安全性をめぐり、宮城県
と立地2市町は23日までに、原子力などの専門家から意見を聞く独自の検討会
を10月にも設置することを決めた。検討対象は(1)東日本大震災に伴う施設
や設備へのダメージの状況(2)原子力規制委員会の適合性審査(安全審査)に
よる安全性向上の程度(3)東北電の安全への取り組み-などの見通し。委員は
県内外の専門家十数人を想定。・・・・・東北電は昨年12月、2号機について
再稼働の前提となる安全審査を規制委に申請。既に審査が始まっている。県によ
ると、原発の安全性に関する独自の専門家組織は福井や新潟、静岡など7県に設
置されている。>

23.<安全協定締結は災害対策指針後>東奥日報2014年6月24日
<22日投開票の六ケ所村長選で初当選した前副村長の戸田衛氏は24日、本紙取材
に対し、村内に立地する核燃料サイクル施設の新たな原子力災害対策指針が国か
ら示されない限り、六ケ所再処理工場操業に向けた日本原燃との安全協定を締結
しない考えを明らかにした。>

24.<(福井県)破砕帯の再検証「議論尽くさず」 福井県が規制委調査団を
批判>福井新聞(2014年6月24日午後6時35分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/51570.html
<原子力規制委員会が活断層と認定した日本原電敦賀原発2号機(福井県敦賀
市)直下の破砕帯(断層)の評価を再検証するため開かれた有識者調査団の評価
会合に関して、福井県の櫻本宏安全環境部長は24日の県議会一般質問で、「電
力事業者と規制委との間で十分なコミュニケーションが図られず、議論が尽くさ
れない結果に終わったことは遺憾」と批判した。規制委の調査団は、活断層を否
定する原電の追加調査結果を21日の会合で検証。原電側が有識者の指摘に対す
る回答を説明したが、有識者からは活断層の可能性を否定できないとの意見が相
次いだ。今回の議論を踏まえ、次回会合で評価書の修正に入る方針も示した。原
電が会合に先立ち規制庁に求めた外部専門家2人の同席と、2人の見解を添付
した資料の提出も認められなかった。・・・・・・・・>

原発周辺自治体、
25.<青森・むつ市長選 候補者の訴えと横顔>河北新報?6月24日(火)6時10
分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000008-khks-l02
<◎再生エネ拡大必要/新谷泰造さん(64)無新 福島第1原発事故を機に
「住民の生命を守り、生活を維持するためには自然エネルギーの推進が必要」と
の思いを強めている。反原発と再生可能エネルギーの拡大を訴えの柱に据え
る。・・・・・◎地域活性化を推進/宮下宗一郎さん(35)無新(自・公推)
 前市長であり、父でもある故順一郎氏の急逝を受け、官僚を辞める決意をし
た。「どこにいても古里、むつ市のことを考えていた」。地域への思い入れは強
い。・・・・・>

26.<無所属3新人立候補へ 滋賀県知事選、26日告示>京都新聞?6月24日
(火)23時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000027-kyt-l25
任期満了に伴う滋賀県知事選(7月13日投開票)が26日、告示される。2期
8年務めた嘉田由紀子知事(64)が今期限りの退任を表明しており、これまで
に前内閣官房参事官の小鑓(こやり)隆史氏(47)、共産党県常任委員の坪田
五久男氏(55)、前民主党衆院議員の三日月大造氏(43)の新人3人が、い
ずれも無所属での立候補を予定している。新人同士の選挙は16年ぶりで、激し
い戦いが見込まれる。・・・東日本大震災後には原発問題で積極的に発言して注
目を集めた嘉田県政の流れを引き継ぐか、新たな方向性を選ぶか、・・・坪田氏
は、・・原発再稼働反対、・・・三日月氏は・・・原発に対する実効性のある防
護態勢の実現を主張する・・・・>

政府が、
27.<火力発電所の3割1カ月以上停止 南海トラフで被害想定>佐賀新聞
2014年06月24日 20時18分??
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10204/77374
<経済産業省は24日、南海トラフ巨大地震によって中部と西日本地域に電力を
供給する火力発電所の70%が1週間以上停止する可能性があるとの試算をまと
めた。28%は1カ月以上停止するという。産業構造審議会の自然災害対策を検
討する作業部会の中間報告で示した。原発停止で火力依存の状態が続いており、
原発再稼働がどの程度のスピードで進むか見通せない中、火力の災害対策が課題
になっている。・・・・・・>
・・・・・この発表の仕方に異議あり、原発だって危ない・・否、取り返しのつ
かない危険があり、比較にならない・・・。

海外、
28.<(インド)IAEA追加議定書の批准決定毎日新聞?6月24日(火)20時25
分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000097-mai-int
<【ニューデリー金子淳、ウィーン坂口裕彦】インド外務省報道官は23日、イ
ンド政府が国際原子力機関(IAEA)による原子力施設の抜き打ち査察を認め
る追加議定書の批准を決定したと明らかにした。・・・・インドは首都でも頻繁
に停電が起きるなど、電力不足が深刻化。IAEAなどによると、インドでは現
在21基の原発が稼働中で、6基が建設中。原発の発電量は全体の2%程度とさ
れるが、2050年までに25%まで増やす計画とされる。・・・・IAEA関
係筋は「NPTに加盟していないインドは、他国に比べて、元々の条件が緩やか
だ。今回も範囲は限られていて、過大評価はできない」と語った。ただし、原発
輸出を目指す日本企業にとっては、民生分野では、核兵器などに転用されな
いことをIAEAの監視・検証で確認したと説明できるメリットも生まれた。> 

参考資料、
29.<学習会開き政策提言へ>朝日デジタル2014年6月25日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/CMTW1406240700005.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_CMTW1406240700005
<●環境エネ研・飯田氏ら公約に反映視野 来月にも骨子、9月正式に  環境
エネルギー政策研究所長の飯田哲也氏が29日、エネルギーや復興政策に関する
学習会を郡山市内で開く。7月にも政策提言の骨子をまとめ、9月をめどに正式
に提言する。飯田氏は秋の知事選の候補者の選挙公約に、提言を反映させたい考
えだ。29日の会合は「福島から問い直すエネルギー戦略」の準備会。4月にス
タートして以降、橋下徹大阪市長のエネルギー政策のブレーンを務めた飯田氏や
植田和弘・京大教授のほか、「ふくしま会議」の赤坂憲雄代表理事や、地域の自
立的な発電に取り組む会津電力社長の佐藤彌右衛門(や・う・え・もん)氏らが
出席している。提言の扱いについて、飯田氏は朝日新聞のインタビューに「
知事選の候補者の公約に反映してもらえればと考えている。自民党や民主党の県
連にも『考慮してください』と働きかける」という。一方、参加者の1人は「提
言を知事選と絡めるかは決まっていない」と話している。・・・・・・・
飯田哲也氏が朝日新聞のインタビューに語った主な内容は以下の通り。
――佐藤雄平知事の4年間の県政の評価は。
県民の不安を解消する施策を打っていない。いまだに避難者が多くて非常事態が
続いているにもかかわらず、対応がとれているとは言い難い。
――秋の知事選にはどうかかわるのか。 ・・・・・・・>

30.<事故後10年全て20ミリシーベルト未満 帰還困難区域除染後の線量
 国が試算>福島民報2014/06/24 08:55
http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
<政府は23日、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域で除染を行った
場合、事故発生十年後の空間放射線量が大半の地域で避難指示解除の要件となる
年間20ミリシーベルト(毎時3.8マイクロシーベルト)を下回るとする試算
結果を発表した。ただ、個人の年間被ばく線量は大半が12~2ミリシーベルト
で、政府が除染の長期目標とする「1ミリシーベルト以下」を上回ると推計。今
回の試算結果が、帰還時期を見通す指標になるかは不透明だ。・・・・・・>
・・・この記事、昨日既報(11.の記事)だが、被災地の地元紙の丁寧な説明と
添付図があります。

31.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](3)広大な土地求め管外へ>新潟
日報2014/06/24 13:01
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140624119831.html
<東京電力が最初の原発建設地に選んだのは、都心から200キロ以上離れた福
島県の太平洋岸だった。1960年8月、県に双葉、大熊両町の用地確保を申し
入れた。2011年に未曽有の事故を起こした福島第1原発(全6基)の建設用
地である。電力供給区域外への進出だった。沖縄県を除く全国9地区の大手電力
で、原発の管外設置は東電だけだ。・・・・・・・・・東電の社史にもこんな記
述がある。「東京湾沿岸、神奈川県、房総地区で広大な用地を入手することは困
難と判断され、福島県と茨城県の沿岸地域を対象に調査・検討が進められること
になった」実際、敷地面積は福島第1が約350万平方メートル、全7基の柏崎
刈羽原発は約420万平方メートルに及ぶ。全国の原発でも有数の広さだ。
・・・・・・東電は費用面から広い土地に原発を集中立地させる手法を選んだ。
その結果、福島事故では複数基が同時に非常事態に陥ったため対応に手が回ら
ず、状況の悪化につながった。豊田は悔やむ。「本当は1カ所当たり4基ぐらい
で止めるべきだった。福島第1も柏崎刈羽も多すぎた」(文中敬称略)>
・・・東電の電力開発事情を伝える・・・興味のある方は会員登録してご覧くだ
さい。

32.<【ビキニ被ばく60年】第2部:漂う「当事者」(6)福島分断する賠
償金問題「ふるさと取り戻す」>カナロコ by 神奈川新聞?6月24日(火)11時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00087858-kana-l14
<「悲しいことに福島県民間の分断が、賠償や除染が進まないことで起きてい
る。福島から逃げた人が戻ってきたら『おまえたちは裏切り者だ』と言われたと
いう話もあった」 4月20日、広島、ビキニ事件、福島の3人の核の被害者が
実体験を紹介した「ビキニ被災60周年・三浦市民集会」(三浦市三崎)で、福
島市在住の穂積順子(34)は神妙な面持ちで語った。・・・・・・・住民同士
のいざこざの根本に、穂積は被災者の賠償金問題を挙げる。「避難地域に指定さ
れている限りは1人につき月10万円の賠償金が入ってくる。福島県はみんな被
害を受けたのに、『なんであの人たちだけもらえて(避難地域外の)自分たちは
もらえないのか』と思うみたいです。でも憤りの矛先が違う」同県楢葉町から
避難した40代の男性は、家族といわき市の仮設住宅で暮らす。「国は(避難者
を自宅に)戻そうとしているが、信用できない。国にしてほしいことは、原発
20キロ圏内の土地を全部買い上げること。俺たちを追い出したんだから。そう
したら『補償金額が区域によって数千万円単位で違う』という話で分断されるこ
ともない。結局、最後はお金の話なんだよ」と本音を吐露し
た。・・・・・・・・3人姉妹の母でもある穂積。娘の保育園では、散歩道を線
量計で測定するなど細心の注意を払う。震災後から勉強を重ね、知識も身に付け
た。食品の放射能検査結果なども含め、数字と向き合わない日はい。・・・・・
晩発性の甲状腺障害など、低線量被ばくに対する健康管理についても懸念があ
る。・・・・・「核
と人類は共存できないことを一番分かっているはずのに、なぜ原発政策をこれほ
ど推進してきたのか。安心して住める福島を取り戻すには100年、200年か
かるかもしれない。それでも、ふるさとを取り戻す闘いを諦めるわけにはいかな
い」 =敬称略〈おわり〉>

33.<今年も原発関連の質問相次ぐ日立総会>東洋経済オンライン?6月24日
(火)6時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140624-00040846-toyo-bus_all
長~い記事<最高益でも株主の目は厳しかった――。日立製作所 <6501>
は6月20日、株主総会を開催。出席株主は1356名、総会時間は1時間30分(前年は
1403名、1時間41分)。議案は取締役全員の任期満了に伴う選任の1つのみで、承
認された。 日立の足元の業績は絶好調だ。・・・・・・・・2011年3月の福島
第一原子力発電所の事故後、原発に対する賛成や反対意見など、日立の原発事業
に対するスタンスに対し、株主からの質問は毎年寄せられているが、今年もやは
り多かった。「原発から撤退したらどうか」、「原発が全基停止しているが、日
立の懸念は」などである。 それらの意見に対して魚住弘人執行役常務は、「原
発は社会インフラを担う重要な設備。世界的に二酸化炭素(CO2)の低減策の方法
の一つとして、有効なエネルギーであると認識されている。また原子力は、計画
から運転、
廃炉に渡り、100年に及ぶ長い間責任を持ってやる必要がある」と返答。毅然と
して日立の原発へのスタンスを説明した。逆に「原子力を技術的な面でもっと
もっと進めていいのではないか」という意見に対し、魚住執行役は「技術開発を
一生懸命やっているし、今後ともやっていきたい」と述べた。・・・・・・・・・>

34.<(九州)東電賠償金で利益予想を上方修正 発電所向けバルブ大手>朝
日デジタル2014年6月24日23時50分
記事全文<発電所向けバルブ大手の岡野バルブ製造(北九州市)は24日、東京
電力福島第一原発事故の賠償金1億2200万円を、東電から受け取ったと発表
した。原発近くの立ち入り禁止区域にある事務所の工具やパソコンなどの備品分
のほか、営業ができずに得られなかった利益分という。これを受け、2014年
11月期決算の純利益予想を、1月に発表した1億2500万円から2億2千万
円に上方修正した。一方で、全国で止まっている原発向けの工事が先送りになっ
た影響で、売上高は85億円から80億円に下方修正した。島根原発(松江市)
や志賀原発(石川県)向けの震災対策弁の販売も、一部繰り延べになったという。>
・・・・・この企業、反原発の運動を理由に、雇用の延長しなかったと訴える訴
訟をかかえていますよね。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面に、3.の類似記事と4.の記事。
今朝の紙面はこれだけです。
昨夕刊、1面に、
35.<「バイオマス発電」好循環 九州にも広がり>2014年06月24日 15時00
分 更新
http://qbiz.jp/article/40475/1/
<福島第1原発の事故以降、原子力や化石燃料に代わるエネルギーとして、木材
などを利用したバイオマス(生物資源)発電が注目を集めている。ただ、燃料の
安定供給が難しくまだ全国的に普及はしていないが、10年以上前に取り組みを
始めて着々と事業を拡大している自治体がある。中国山地の中央部に広がる林業
の町、岡山県真庭市だ。エネルギーの自給自足とともに雇用創出にも挑む現場を
訪ねた。・・・・・・・・・・・九州にも広がり  九州でも、大分県日田市が
生ごみやふん尿の処理に発電を組み合わせ、売電して利益を上げるなど、バイオ
マス発電は徐々に広がっている。日田市では、市バイオマス資源化センターが市
内で回収した生ごみや豚のふん尿などを発酵させ、発生したメタンガスを燃
やして発電。・・・・さらには発酵後の残りかすで肥料も製造。吉武大三セン
ター長は「資源循環と焼却ごみ減量が主目的であり、売電利益は副次的なもの」
と強調する。福岡県大木町のおおき循環センター「くるるん」でも、生ごみや人
のし尿などを原料にメタン発電し、施設内の必要電力の7割を賄う。・・・・・・>
4面に、
36.<全電源喪失 福島第一原発「3.11」⑪ 「電源復旧 いざ作
業・・・余震が阻む」>
今朝は以上です。(6.25.5:30)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。
※明日は、特に急ぎの記事がなければ、この新聞記事紹介は休みます。

★ 山田敏正 さんから:
転送します。

日経新聞電子版(6月23日)で岡山大津田先生がインタビューに答えてい
ます。
 その中で、津田先生は「福島県内に限らず放射能で汚染されたと考えられる地
域で、小児甲状腺がんの過剰発生がないか監視することだ。また放射線の影響を
受けやすい妊婦や小さな子どもが、なるべく汚染された地域に住まないでいいよ
うな態勢をつくることだ」と指摘しています。
 現在の状況では、メディアは最大限これくらいしか言えないのでしょうが、日
経にこう掲載されたことは注目すべきと思います。

統計軽視の医学界 福島発がんリスクを見誤るな
疫学専門家に聞く 編集委員 滝順一 本経済新聞 電子版 2014/6/23

 岡山大学の津田敏秀教授は、多数の人間を観察対象にして病気の原因などを調
べる疫学の立場から、低線量放射線被曝(ひばく)の問題を提起する。年間被曝
量が100ミリシーベルト以下であっても、放射線の影響ははっきりと表れると主
張。福島県の検診で見つかり始めた小児甲状腺がんの増加に警鐘を鳴らしている。

■チェルノブイリ事故直後でも10代の子どもに発症がみられた

 ――低線量の放射線被曝のリスクに関し、「しきい値なし直線(LNT)モデ
ル」で防護を考えるのが一般的だ。つまり放射線量がどんなにわずかであっても
発がんリスクはある。ただ小さいので喫煙や生活習慣など他のリスク要因と比べ
て見分けがつかないとされる。
 「それは誤った言い方だ。放射線の影響をすべてのがん、すべての年齢層の人
間でみるからで、放射線の影響が出やすい若年層に対象を絞ったり、がんの種類
別にみたりすれば、100ミリシーベルト以下でも影響が出るとした科学論文は海
外にいくつもある。
小児の甲状腺がんのように、放射線以外の理由でかかることが極めてまれな病気
では影響はよりはっきりしている」
 「例えばエックス線CT(コンピューター断層撮影装置)で5ミリ~50ミリ
シーベルトのエックス線を浴びた人は、浴びていない人に比べて発がんリスクが
高いことがわかっている。国際がん研究機関(IARC、世界保健機関の関連組
織)が約100万人を対象にする大規模調査をしている。低線量の影響は見分けら
れないというのは誤った知識だ」
 ――福島県で、原子力発電所事故のとき18歳以下だったすべての子どもを対象に
甲状腺検診が実施され、がんの子が見つかっている。これを多くの専門家は、超
音波診断装置による精密検査のため触診では見つからないような小さなしこり
(結節)まで見つける「スクリーニング効果」の結果だと説明している。
 「スクリーニング効果の結果だとする証拠はあるのだろうか。国立がん研究セ
ンターに登録された甲状腺がんの年齢別の発生データや、福島県内の地域別の被
曝量などを相互に比べて解析すると、原発から離れた中通り(福島県中部)でも
統計的に有意な数の患者が見つかっている。放射性ヨウ素が事故直後に流れ込ん
だことと、放射性セシウムによる外部被曝が今も続くことが要因とみられる」
 「福島で甲状腺がんが見つかった子どもの平均年齢が15歳前後で、旧ソ連の
チェルノブイリ原発事故後の発症パターンと違うとも説明される。だがチェルノ
ブイリでも事故直後は10代の子どもに発症がみられたという事実を見落としてい
る。検診を担当する医師らに統計学の知識が不足している」

――製薬大手ノバルティスファーマの高血圧治療薬の臨床試験をめぐる事件では、
大学医学部が製薬会社の社員に統計解析を任せていたことが明るみに出た。日本
の医学界は統計解析に弱いのか。

「日本に近代医学が導入された19世紀後半は、欧州において実験医学が花盛り
だった。
フランスの医師クロード・ベルナールが代表的な存在だが、実験から病気が起き
る因果関係を突き止められるとした。欧米では20世紀半ば以降、多数の人間を観
察して仮説をたて病気にかかる要因を突き止めていく疫学の考え方が台頭し、医
学を実験室から社会戻したとされる。疫学において大事なのは、病気とその原因
の間に一対一で対応する
因果関係はないということだ。しかし日本の医学界は実験医学こそが医学の本流
だと今でも信じている人が多い」

■病気とその原因を1本の線で結ぶことはできない

 ――生活習慣病では一対一で対応する特定の病因はないかもしれないが、感染症
についての「コッホの原則」はどうか。ある病気から特定の微生物が見つかり、
これを動物に感染させると発症、その患部から問題の微生物が見つかる。その場
合、病気はその微生物が原因で起きたとみるのが普通だ。
 「感染症であっても、自然現象は一般に一対一対で対応する因果関係を言明で
きない。ひどい下痢などの症状を呈する病気をコレラと呼び、その患者からみつ
かる微生物をコレラ菌と呼んでいるにすぎない。コレラ菌を持っていてもコレラ
のような症状を示さず、コレラのような症状の患者にコレラ菌が見つからないこ
ともある。病気とその原因を1本の線で結ぶことはできない」
 ――疫学に対する見方として、集団を相手にするので個別の因果関係はわからな
いとの限界が指摘される。
 「調べれば、個別の事象の因果関係がわかるとするのは誤解だ。すべての科学
は仮説に基づき多数のデータを集めて解析、その結果をみて仮説を修正し、再び
データを集める。この繰り返しだ。因果関係を明らかにするのが科学の仕事な
ら、それはデータによるしかない。仮説(概念)と観察データ(現実)の間をつ
ないで、真実に迫る上で不可欠なのが、統計学だ。だから統計学は科学の文法だ
といわれる」
 「日本の行政はこうした科学的なものの見方ができず、例えば水俣病において
も特定の症状と水銀汚染を対応づけようとしたのが、過ちだった。同じことを福
島で繰り返してはいけない」
 ――福島ではどうすればいい。
 「福島県内に限らず放射能で汚染されたと考えられる地域で、小児甲状腺がん
の過剰発生がないか監視することだ。また放射線の影響を受けやすい妊婦や小さ
な子どもが、なるべく汚染された地域に住まないでいいような態勢をつくることだ」

■取材を終えて

 津田さんは日本の医師のあり方に対し、辛辣な分類を提唱している。自らの臨
床経験だけに頼り海外論文などに疎い「直観派」、生物学的な実験で病気のメカ
ニズムがわかると考える「メカニズム派」、疫学的なデータをもとに議論する
「数量派」の3つがある。日本では直観派とメカニズム派が主流を占め数量派が
極めて少数であることが、水俣など公害病や放射線問題での混乱の根っこにある
とする。

 昨年来、相次いで明るみに出ている臨床研究をめぐる不正事件をみると、確か
に日本の医学界は統計解析を軽視してきたように思える。

 福島原発事故に起因する放射線影響は、当初心配されたほど深刻ではないとの
指摘が多い。疫学はこうした楽観論が見落としがちな側面を浮かび上がらせる。
福島県などは、同県以外における子どもの甲状腺検査との比較やがんの大きさな
どを根拠に、これまでに見つかった甲状腺がんを事故の放射線の影響だとはみて
いない。これに対しても疫学からは反論がある。ここは医学者間でしっかり議論
をしてもらいたい。

 また、疫学だけでは特定の個人の発症原因が事故による放射線なのかどうかを
明らかにはできない。津田さんによれば、発症と病因を一対一対応で証明するこ
とは原理的にできないことになる。この指摘は福島事故のこれからを考えるうえ
で非常に重要に思える。

★ 前田 朗 さんから:
小田実、電子全集が完結
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/06/blog-post_24.html

★ 井上澄夫 さんから:
 防衛省は移設先となる辺野古の代替施設整備を急ぐ。6月下旬にも滑走路など
代替施設を設ける米軍キャンプ・シュワブ内用地の既存施設を解体する工事に本
格着手する。海底の地質を調べる海底ボーリング(掘削)調査は7月中の開始を
めざしている。
 政府は来春に埋め立てや本体工事に入り、2022年度以降に辺野古移設を完成さ
せる段取りを描いていた。それでは5年以内の普天間運用停止に間に合わない可
能性が高く、着工前倒しや工期短縮を検討している。〉
 「6月下旬にも滑走路など代替施設を設ける米軍キャンプ・シュワブ内用地の
既存施設を解体する工事に本格着手する」とありますが、同基地内では埋め立て
工事のための作業ヤードの建設も進めます。
 名護市が抵抗して行政手続きが滞っているので、沖縄防衛局が辺野古漁港を使
用して作業ヤードを設置する見通しは立っていません。そこでキャンプ・シュワ
ブの陸上部分に作業ヤードを設けるのではないかという報道もありますが、それ
は辺野古漁港に設置予定の作業ヤードとは別物という情報もあります。
 また記事には「政府は来春に埋め立てや本体工事に入り」とありますが、すで
に報じられているように、政府が11・16投開票の知事選前の埋め立て着工を
もくろんでいるという報道もあります。
 ただし防衛局HPは(株)中央開発による海底ボーリング調査は7月から11
月30日までとしています。埋め立て着工を急ぐためボーリング調査を早めに終
えることも考えられますが、そのあたりは調査の進捗度もからむでしょうから、
なお事態は流動的というべきかもしれません。情報を追います。

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1161目報告☆

青柳行信です。6月24日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30 アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5

呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1161目報告☆
呼びかけ人賛同者6月23日3391名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月23日3名。
   松尾展子 匿名者2名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
この時期、雨が少ないと楽ですね。
西日本新聞が 「30Km圏外でも危険」という記事を
1面トップでの載せました。
それによると、近隣の市町村は大きな被害を受けます。
しかも どこも避難計画が出来ていません。
できるわけがないのです。
あんくるトム工房   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3060
      原発は 廃炉にしましょう。

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆伸晃君詫びてる意味も分からない 生き恥ばかりの此処「引き目でしょ」
      (左門 6・24-697)
※「品位を欠く表現で~」と書いてある文章の意味が分からない読み方である。
一連の発言は「品位」どころかモラルの感覚を喪失している。
そのように下劣な者が「被災者に寄り添って」くれては別種の迷惑が派生する。
新聞に写っている「お詫びのお辞儀」まで先輩に助けられなければ出来ない者で
あることが写し出されている。
親子とも品性下劣のオンパレードはもうたくさんだ!

★ 黒木 さんから:
<30キロ圏外も高放射線量 鹿児島市も「避難必要」 [鹿児島県]>
西日本新聞朝刊 2014年06月23日

東京電力福島第1原発事故と同規模の過酷事故が、九州電力川内原発(鹿児島県
薩摩川内市)と玄海原発(佐賀県玄海町)で起きた場合、避難が必要とされる高
線量の放射性物質が原発から半径30キロ圏外にも飛散する可能性があること
が、民間調査会社「環境総合研究所」(東京)の試算で分かった。風向きによっ
ては、国が事前の避難準備を求めるおおむね30キロ圏の緊急防護措置区域
(UPZ)を越えて鹿児島市や福岡市の一部にも及ぶ計算となり、国に対策の見
直しを求める声が強まりそうだ。

 同研究所は福島原発事故後、最も放射性物質の飛散が多かった2011年3月
15日の福島県飯舘村や福島市などの放射性セシウム、ヨウ素の観測データから
飛散総量を推定。推定した放射性物質の飛散総量が放射性プルーム(放射性雲)
となって移動し、降雨で九州各地に落下した場合の、1時間平均の空間線量率を
レベル別に地図に示した。原子力規制庁が12年に公表したのと違い、山や谷な
どの地形を考慮し、より正確な試算になっているという。

 それによると、原発周辺で軒並み高線量を算出。風速毎秒2メートル(市街地
で日常的に吹いている風)で西南西の風が吹いた場合、川内原発から東に約6キ
ロの医療機関では事故直後、1時間当たり294マイクロシーベルト。国が1週
間以内の避難を求める基準値(同20マイクロシーベルト)の15倍に相当する
高い値だ。

 原発周辺で年30日程度観測される北西の風だと、原発から30キロ超の鹿児
島市内でも最大24マイクロシーベルトに達した。薩摩川内市、いちき串木野市
などの約5万7千人が鹿児島市を避難先に指定されているが、風向き次第で避難
が困難となる可能性がある。

 玄海原発では、北風が吹けばプルームが30キロ圏の佐賀県伊万里市を越え、
約31キロの同県有田町に達し、同町内で線量は43マイクロシーベルトに上る
場所があった。

 西風は年間を通じ少ないものの、建物などがない海上を通ると飛散距離が伸
び、福岡市にまで到達。線量は西区内では最大56マイクロシーベルト、早良区
32マイクロシーベルト、城南区30マイクロシーベルト、南区29マイクロ
シーベルトに達した。

 UPZ内ではない有田町は今のところ、避難計画を独自に策定する予定はな
い。福岡市は「30キロを越える自治体がどうすべきか、国は早く指針を示して
ほしい」(防災・危機管理課)と強調する。原子力規制庁は、プルーム通過時の
被ばくを避けるための防護措置地域(PPA)をおおむね50キロ圏内とする考
えは示しているが、「具体的な対策は今後の検討課題」としている。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
川内(せんだい)原発の立地する薩摩川内の隣―いちき串木野市での署名活動、
ついに過半数超えの記事が先ほどネットに現れました。
今朝は、そのいちき串木野市関連から、薩摩川内市など鹿児島、佐賀、福岡と進
めていきます。※36.に元川内原発職員の記事があります。

1.<再稼働反対署名「市民の過半数に」 鹿児島・いちき串木野市>西日本電
子版2014年06月24日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40412/1/
<鹿児島県いちき串木野市の市民団体「避難計画を考える緊急署名の会」(石神
斉也代表)は23日、九州電力川内原発(薩摩川内市)を再稼働させないよう九
電と県に申し入れることを田畑誠一市長らに求める署名が、人口(2万9995
人、5月末現在)の半数の1万5千人を超えたと発表した。17日の前回提出後
の集計分を24日、市に提出する。署名は「事故に備えた避難計画が十分でな
い」として5月10日から募った。石神代表は「原発に対する市民の不安が署名
数にあらわれた。市長は市民の意思を尊重してほしい」と述べ、人口の半数を超
えた重みを強調した。>

2.<(いちき串木野市)川内原発再稼働に同意しないよう要望書提出>南日本
放送 [06/23 18:52]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062300003419
記事全文<川内原発の再稼働についていちき串木野市の市民団体が23日、田畑
誠一市長に対し再稼働に同意しないよう求める要望書を提出しました。要望書を
提出したのは、いちき串木野市の市民団体「川内原発の安全を考える市民の会」
です。子供を持つ母親らおよそ20人が23日市役所を訪れ、田畑市長に川内原
発の再稼働に同意しないよう求める要望書を手渡しました。そして福島原発の事
故を教訓に、子供たちのために原発が再稼働しないよう要望しました。要望につ
いて田畑市長は「重く受け止めたい。議会などの意見も聞いて判断したい」とし
ています。>

3.<いちき串木野市長 原発避難説明会でフクシマ被災者を侮蔑??住民「油
断」・「甘かった」>HUNTER2014年6月23日 07:55
http://www.data-max.co.jp/2014/06/23/post_16457_dm1716.html
長い記事<今月18日に鹿児島県いちき串木野市で開かれた、九州電力川内原子力
発電所(薩摩川内市)の事故に対する避難計画の住民説明会で、同市の田畑誠一
市長(3期目)が、福島第一原発の事故によって故郷を失った被災者らを侮蔑す
る発言を行っていたことが明らかとなった。発言の中で田畑市長は、「私に言わ
せたら」と断った上で、福島第一原発事故の背景として、国や電気事業者だけで
なく住民にも「油断」があったと明言。さらに、「電気事業者も住民の皆さんも
甘かった」と厳しく批判していた。原発事故の責任は国と電力会社が負うべきも
ので、「安全神話」に騙されてきた住民を責めるのは筋違い。原発に故郷を奪わ
れ、避難生活を余儀なくされている人たちの心情を無視した発言に、被災地
だけでなくいちき串木野の市民からも反論の声が上がりそうだ。・・・・・・・
問題発言が飛び出したのは、先週18日。川内原発の立地自治体・薩摩川内市に隣
接するいちき串木野市の羽島小学校体育館で開かれた「原子力災害避難計画住民
説明会」の席上だった。午後7時から始まった説明会には、地元住民ら約140名
が参加。住民避難計画について県と市が説明したあと、質疑応答で「原発再稼働
を進めるつもりか」と聞かれた市長が、答える中での発言だっ
た。・・・・・・・・>
・・・・・・・・記事中に、「録音記録に基づく市長発言の詳細は次の通」、と
発言を活字にしてあります。

4.<(鹿児島)原発シェルター、運用に穴 薩摩川内市内3カ所>朝日デジタ
ル2014年6月24日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG6P0SQCG6NTLTB017.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6P0SQCG6NTLTB017
長い記事<九州電力川内原発(薩摩川内市)の重大事故時に、原発から5キロ圏
の要援護者が一時避難するための屋内退避施設(シェルター)が3カ所できあ
がった。放射線を遮る工夫が施されているが、肝心の運用方法はまだ決まってお
らず、国や県、市も明確な指針を持ち合わせていないのが現状だ。課題を探った。
■人が殺到する恐れ  今月6日、薩摩川内市で完成したシェルター3カ所のう
ち2施設が住民に公開された。原発から約2・8キロ、旧寄田小の施設は体育館
の一角を改修したもので、放射性物質が外から入らないよう密閉できる。総工費
7600万円。地元の自治会長、中向幸一郎さん(64)は「窓がないので圧迫
感を感じた。ここに避難した人は、外の様子や離ればなれになった家族など、い
ろいろ不安を感じるかもしれない」と語った。・・・・・
■待避後どこへ、未定  旧寄田小などの施設には、4日間動く非常用発電機を
置いた。市は食料や日用品などの備蓄も検討している。とはいえ、シェルターは
あくまで一時避難用の施設だ。中に逃げ込んだ人はその後、どうなるの
か。・・・・・・
■対放射線、基準なし・・・・・たとえば毎時何マイクロシーベルトの空間放射
線量まで耐えられるのか――。シェルターの予算を配分する内閣府原子力災害対策
担当室の担当者は、一般のコンクリート建屋よりも防護に優れているとしつつ、
「明確な設計基準は設けていない」と説明する。シェルターを設計、建築する業
者は一般競争入札で選ばれたが、薩摩川内市建築住宅課によると、施工業者に対
し、放射線への耐用性について具体的な指示は出していないという。・・
〈屋内退避施設(シェルター)〉 原発の大事故時、ただちに避難できない5キ
ロ圏内の要援護者の一時避難先として、既存施設を改修して原発立地や周辺の
17道府県で設置が進む。国の「原子力災害対策施設整備費補助金」で全額まか
なわれ、対象となる高齢者施設や病院、公民館など約150施設のうち、約30
施設で改修が済んだという。薩摩川内市では旧滄浪(そうろう)小、旧寄田小と
民間病院の計3カ所で開設済み。今年度中、さらに5キロ圏内の公民館2カ所に
開設の予定だ。>

5.<(鹿児島県)集団的自衛権:行使容認に反対 県総決起集会、市街地行進
も 600人がアピール>毎日新聞 2014年06月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140623ddlk46010323000c.html
<集団的自衛権の行使容認に向けた政府・与党の動きが強まる中、「戦争をさせ
ない1000人委員会県実行委員会」は20日、鹿児島市名山町のみなと大通り
公園で「戦争への道を許さない! 県総決起集会」を開いた。約600人(主催
者発表)が「二度と戦争はしないぞ」と声を上げながら市街地を行進し、県民に
アピールした。・・・・・集会では「福島原発事故の対応で、それがうそである
ことは明らか」と指摘。「憲法の『平和のうちに生存する権利』は戦争しない国
の姿勢、原発事故などの恐怖から解放されることで実現されると確信している」
と訴えるアピール文を採択した。>

次の記事、他紙既報ですが、この社が今になって報道、
6.<(佐賀県)再稼働反対署名12万人分提出 「知事は対話を」>朝日デジ
タル2014年6月24日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6K5HTGG6KTTHB00F.html
<市民団体「さよなら原発!佐賀連絡会」などのメンバーが、九州電力玄海原発
や川内原発の再稼働中止を求める署名12万5052人分を、県に提出した。
20人ほどのメンバーが17日に署名を県庁に届けた。反原発団体からの要請
に、県は玄関ホールで立たせっぱなしでの応対を続けていたが、この日は新行政
棟1階の部屋で対応した。代表の豊島耕一・佐賀大名誉教授(66)が「再稼働
の問題も迫っており、知事は開かれた場で一般市民と対話して欲しい」と要望し
たのに対し、県の担当者は「まずは担当課で話をしていきたい」。「国の基準だ
けでなく県独自のものも設けて欲しい」との意見に対しても、「県が基準を作っ
ていくのは現実的ではない」と否定した。>

こちらの記事も他紙既報ですが、
7.<「再稼働反対」誓い新たに 佐賀県庁前の街頭活動100回>西日本電子
版2014年06月24日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40443/1/
佐賀県内の脱原発団体でつくる「さよなら原発!佐賀連絡会」が毎週金曜に佐賀
市の県庁前で続けてきた街頭活動が100回に達した。福島第1原発事故から3
年3カ月。参加者は少しずつ減ってはいるが、玄海原発をめぐり原子力規制委員
会の審査も進むなか、参加する人たちは「何とか世論を盛り上げ、再稼働を阻止
したい」と言う。・・・・・・全国の原発が止まり23日で281日となった。
一方で安倍政権は4月、原発の推進を掲げたエネルギー基本計画を閣議決定。鹿
児島県の川内原発を皮切りに再稼働を進めるとみられる。玄海原発も先頭グルー
プで審査が進む。古川康知事は国の判断を待つ姿勢を繰り返し強調しており、与
党が多数を占める国会を考えると「再稼働を止められるのは民意だけだ」と
豊島さん。「民意のうねりで政府に原発ゼロを決めさせるまで、旗は下ろしませ
ん」と力を込める。>

8.<(福岡県)福島第1原発事故 東電、国への損害賠償 訴訟に向け説明会
 十数人が集まる??県弁護士会>毎日新聞 2014年06月23日 〔福岡都市圏版〕
記事全文<福島原発事故による九州、沖縄への避難者が東電や国に損害賠償を求
め、9月にも集団訴訟を起こす。県弁護士会の弁護団(団長、吉村敏幸弁護士)
は22日、訴訟に向けた説明会を中央区で開き、避難者十数人が集まった。弁護
団によると、原発事故の避難者による訴訟は全国17地裁で18件起こされ、九
州では初めて。県内には主に首都圏から約700人が避難し県弁護士会の災害対
策委員会が相談を受けてきた。今後、九州、沖縄への避難者から原告を募り、慰
謝料500万~1000万円以上を求めて提訴する予定。川崎市から避難し、西
区で娘(4)と生活する40代女性は「神奈川からの自主避難では裁判で勝つ見
込みは少ないかもしれないが怒りを伝えたい」と話した。訴訟に関する問い
合わせは福岡第一法律事務所092・721・1211。>

金目発言続報、
9.<石原環境相:金目発言「深く反省。心からおわび」謝罪行脚>毎日新聞 
2014年06月23日12時32分
http://mainichi.jp/select/news/20140623k0000e040178000c.html
石原伸晃環境相は23日午前、東京電力福島第1原発事故の除染に伴う中間貯蔵
施設を巡る「最後は金目(かねめ)でしょ」との自身の発言について、建設候補
地の福島県大熊町の渡辺利綱町長と面会し「深く反省している。町民に不快な思
いをおかけし、心からおわびしたい」と謝罪した。・・・・・・同県会津若松市
にある大熊町役場出張所を訪問。「品位を欠く表現で、お金で解決すると受け止
められ、厳しい意見をいただいた」と頭を下げた。午後には、もう一つの候補地
である同県双葉町の伊沢史朗町長や佐藤雄平知事とも会い、発言をわび
る。・・・・中間貯蔵施設計画を巡り地元首長と面会するのは5月27日に用地
補償方針などを示して建設受け入れを要請して以来。>

9’.<「金目」発言問題 石原環境相、福島県訪れ佐藤知事らに謝罪>フジテ
レビ系(FNN)?6月24日(火)0時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140624-00000155-fnn-soci
<・・・・・・午後4時すぎに、佐藤知事と面会した石原環境相は、手元の文書
を見ながら謝罪した。石原環境相は「品位を欠く表現によりまして、お金で解決
すると受け止められ、現在も厳しいご意見を頂戴していることについては、深く
反省をしているところでございます」と述べた。さらに石原環境相は、中間貯蔵
施設の議論の前進に向けて、県外での最終処分の法制化をより明確化すること
や、住民の生活再建策と地域振興策を早急に示すことなどを明らかにし
た。・・・・・・>

9”.<「被災者の心に寄り添う」=「金目」発言で福島知事に謝罪-石原環境
相>時事通信(2014/06/23-18:04)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062300605&g=eco
<・・・・・境相は「金で解決するという意図ではない。被災者の心に寄り添っ
て丁寧に仕事をしたい」と強調した。・・・・・・佐藤知事は「住民に本当に寄
り添い、誠心誠意対応してほしい」と注文を付けた。その上で、汚染土を30年
以内に県外で最終処分する政府方針の法制化や具体的な地域振興策の提示などを
改めて要請。環境相は「早急に示したい」と応じた。面会には、井上信治副大
臣、浮島智子政務官も同席した。環境相は知事らとの面会に先立ち、建設候補地
の同県大熊、双葉両町の仮役場を相次いで訪れ、謝罪した。双葉町の伊沢史朗町
長は同相との面会後、記者団に「素早い対応で謝罪に来たことは重く受け止めた
い」と一定の評価を示した。>
・・・・行政の長は甘いですね。

9”’.<(石原環境相)「金目」発言、謝罪行脚…住民の不信感消えず>毎日新
聞?6月23日(月)22時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000107-mai-pol
<◇住民、不信感消えず  「金目」発言で石原氏が謝罪しても、住民の怒りは
収まらない。政府が5~6月に計16回開いた中間貯蔵施設の住民説明会に、石
原氏は一回も出席しなかったことが住民感情を大きく損ねた要因となってい
る。・・・・・・・・・・・・・。謝罪した石原氏がお金で解決する意図を否定
しても、「発言は施設ありきで計画を進める政府の本音」と映る。・・・・・・
「古里を元通りにしてくれるなら、お金は一円もいらない。施設への理解を得た
いのなら、石原氏は仮設住宅を訪れて直接謝罪してほしい」と話した。>

政府が、
10.<(復興庁)風評対策で強化指針…「美味しんぼ」騒動受け>毎日新聞?6
月23日(月)23時13分配信
記事全文<復興庁は23日、東京電力福島第1原発事故に関する「風評対策強化
指針」をまとめた。漫画「美味(おい)しんぼ」の放射線影響に関する描写が論
議を呼んだことを踏まえた措置だが、これまでと似通った内容が目立ち、かえっ
て対策の難しさを印象づけた。指針の柱に据えたのは、風評の源を取り除く▽正
確で分かりやすい情報提供▽風評被害を受けた産業の支援--の3点。考え方と
しては昨年4月にまとめた風評被害対策の政策集と同様で、復興庁は「今回はよ
り伝わりやすい文言に見直した」と説明している。新たに盛り込んだのは、経済
団体を通じた社内食堂などでの福島県産食材の一層の活用。また福島県への修学
旅行者数を回復させるため、震災の「語り部」の増員を目指すとしている。>
・・・・・・・危ない諸策を次々・・・。

10’.<福島県に修学旅行を誘致強化へ 風評被害対策で>テレビ朝日系
(ANN)?6月23日(月)20時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140623-00000058-ann-pol
<・・・・・・根本大臣は関係省庁を集めた会議で、放射線に関する情報発信や
福島県への修学旅行誘致を強化する方針を確認しました。また、福島県産の食品
の利用を民間企業に促すため、近く経団連に対して要請する考えです。>
・・・・・・最近、気になるのは、加工食品の表示で、原料を“国産”と表示して
いる商品です。

11.<被ばく量、除染で20ミリ以下に=10年後、帰還困難区域で初推計―内閣
府>時事通信?6月23日(月)21時21分配信
記事全文<内閣府は23日、東京電力福島第1原発事故で住民帰還の見通しが立た
ない帰還困難区域(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)について、事故から10
年後の年間個人被ばく量の推計値を明らかにした。それまでに除染をした場合と
しない場合を想定。除染をすれば、避難指示解除の条件の一つとしている年間20
ミリシーベルトを下回るとした。帰還困難区域での被ばく線量推計は初めて。福
島市内で開かれた原発周辺地域の復興策を検討する赤羽一嘉経済産業副大臣の私
的懇談会で示した。> 

11’.<(帰還困難区域)年間被ばく線量、内閣府が試算公表毎日新聞?6月23
日(月)23時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000113-mai-soci
<内閣府は23日、東電福島第1原発事故で帰還困難区域(年間被ばく線量50
ミリシーベルト超)に指定された地域を中心に、個人の年間被ばく線量の推計試
算結果を公表した。年間被ばく線量が100ミリシーベルトの地点でも、除染を
行えば事故から10年後の2021年に、避難指示解除の目安となる20ミリ
シーベルトを下回ると試算している。内閣府は、試算を復興計画や住民の意向確
認の時などに活用していく。ただ、避難自治体や住民からは、年間被ばく線量を
1ミリシーベルトまで下げることを求める声もある。・・・・・・・・内閣府の
担当者は「さまざまな仮定を置いた上での推計であり、試算結果の数値は幅を
もって解釈する必要がある。今後、住民に分かりやすい形で情報提供し、復興施
策に活用させる」と話している。>
・・・・・怪しい計算を次々と・・・・発表する側が「幅をもって解釈する必
要・・・・」と自ら主張!!

12.<福島第1周辺廃炉加速の国際拠点 政府の研究会が構想報告書>西日本
2014年06月23日 20時49分
記事全文<政府の「福島・国際研究産業都市構想研究会」は23日、福島市で会
合を開き、東京電力福島第1原発周辺を、ロボットの研究開発や技術者の育成な
ど廃炉を加速する国際的な拠点にする町づくり構想の報告書をまとめた。今後、
国と福島県の自治体などによる推進会議を設置し、具体化に向けた検討を進め
る。構想では、廃炉作業や災害対応に当たるロボットの実証実験をする設備を設
け、国際競技会の開催も検討。長期間の廃炉作業を見据え、人材の育成と確保を
目的とした技術者の研修拠点を整備する。また最新鋭の石炭火力発電や再生可能
エネルギーに関する事業の集積を図る。>

13.<原賠機構、東電に894億円追加交付=福島原発事故の賠償資金>時事
通信(2014/06/23-18:24)
記事全文<東京電力は23日、福島第1原発事故の賠償資金として、政府の原子
力損害賠償支援機構から894億円の追加交付を受けたと発表した。交付は29
回目。7月末までに支払う賠償金は累計で4兆1441億円となる見通し。>  

被災地フクシマ、
14.<慰謝料の増額和解案に格差懸念 国、東電の動き鈍く>福島民友
(06/23 10:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/0623/news11.html
<東京電力福島第1原発事故の慰謝料(月10万円)の増額を東電に求めた浪江
町の町民約1万5000人に対し、国の仲裁機関が5万円を上乗せする和解案を
4月下旬までに提示したケースをはじめ、ほかの避難区域住民からの申し立てに
も慰謝料や財物の損害賠償など賠償の指針を超えて増額を認める和解案が次々と
示されている。和解案が避難住民に与えた影響は大きく、原発周辺の市町村から
は賠償指針そのものの見直しを求める動きが広がっているが、1カ月以上が経過
しても東電は回答を先延ばししているほか、国の動きも鈍いままだ。浪江町議会
は23日に上京し、政府と東電に対し、和解案の速やかな受諾を求める要望を提
出する。・・・・・提示された和解案は、紛争審査会の定めた中間指針に基
づいた賠償でなく、申立者の個別の事情に応じて算定されたものだ。被災者それ
ぞれの事情を反映した賠償となる一方で、申し立てていない被災者との賠償格差
を懸念する声も強まっている。

15.<11施設再開できず 被災高齢者施設 全て相双、整備難航>福島民
報?6月23日(月)9時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000001-fminpo-l07
<東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した浜通りを中心とする特別
養護老人ホームや介護老人保健施設など34高齢者施設のうち、11施設が再開
できずにいる。県の集計で分かった。全て相双地区の施設で、避難先のいわき市
や郡山市で仮設施設を整備するにも、資材や人件費の高騰による入札不調で建設
が難航している。深刻な介護職員不足で規模を縮小せざるを得ない施設もあ
る。・・・・・県は県外から相双地方などに介護職員を呼び込むため、研修費用
や就職準備金を無利子で貸し付け、1~2年間の勤務で全額の返還を免除する取
り組みを始めた。ただ、一部の施設関係者からは「被災地に空き物件はほとんど
ない。住まいや医療、教育などの環境整備を併せて進めなければ県外から職員は
集まらない」との声が上がっている。>
・・・・・被災地は、混迷を極める。

15’.<【被災高齢者施設】 待機者解消が課題 南相馬の特養施設 震災前
の倍、500人に>福島民報2014/06/23 12:30
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/06/post_10247.html
<・・・・■需要に対応できず  南相馬福祉会が運営する特別養護老人ホーム
福寿園(南相馬市原町区)。待機者数は、同市小高区の同ホーム「梅の香」が再
開の見通しが立っていないことなどを背景に、震災前の2倍の約500人にまで
膨らんでいる。県老人福祉施設協議会が相双地方にある9つの特別養護老人ホー
ムの入所待機者数を調査したところ、今月5日現在、合計2208人に上ってい
る。介護職員の不足で需要に対応しきれていないのが現状だとい
う。・・・・・・開発申請の許可などに時間がかかり、事業再開予定は当初の平
成27年度から、28年度にずれ込む見通しとなっている。担当者は「28年度
再開という目標でさえ、一番肝心な職員の確保に見通しが立てばの話だが」と付
け加えた。>
・・・・・・・事態が深刻・・・・関連死につながる・・・。

16.<復興を願い“華やかな舞” いわきでフラガールフェス>福島民友新聞?6
月22日(日)14時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00010016-minyu-l07
<第5回ジャパン・フラガールフェスティバルは21日、いわき市のスパリゾート
ハワイアンズで開かれ、全国から集った。・・・・山形県から四国地方まで全国
の32チーム、約500人が出演した。・・・・・・・・・>

17.<23日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月24日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果⑪」・・・・・。

18.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月23日 17:40
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140623/1634572
<▼空間放射線量率(23日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

19.<(栃木県)原発避難の森田さん講演 古里失った現実の重さ、子どもた
ちに体験語る 那須塩原>下野新聞6月23日朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140623/1633533
<・・福島第1原発事故により、ことし4月下旬まで福島県楢葉町から市内に避
難していた森田省一さん(64)が19日、南小で「避難者から見た原発事故」と題
し4~6年生計約190人を前に自身の体験を語った。古里を失った原発避難者
が語る重い事実に、児童らはじっと耳を傾けた。森田さんは福島第2原発から3
キロ強の場所に自宅があり、事故後は親類がいる市内に家を借り一家5人で避
難。現在は家を新築し茨城県高萩市で暮らしている。・・・・・・・・・当時は
原発事故のニュースにくぎ付けとなり「夢に古里が出てくるようになり、大好き
な魚釣りの場所や山菜採りに行った山々が失われていく現実を受け入れられずに
いた」と苦悩を明かした。>

20.<(栃木県)買ってつながり福島支援 被災者手作り品をカフェなどで販
売>下野新聞6月23日朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140623/1633536
<東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県の仮設住宅避難者
らの手作り小物を県内のカフェなどに委託して販売するプロジェクト
「FukuFuku」がすそ野を広げている。NPO法人「とちぎユースサポー
ターズネットワーク」(宇都宮市、岩井俊宗代表)が福島県内で行った復興支援
活動に参加した若者有志が「栃木に戻ってもできる活動を続けよう」と展開。現
在、県内7カ所の販路を、本年度は10カ所程度まで広げたい考えだ。同プロジェ
クトは2012年、同ネットワークが福島県いわき市で毎月行った復興支援活動
の参加者ら約5人で運営している。・・・・・・・>

21.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:14 出荷を取りやめ
た>朝日デジタル2014年6月23日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11204575.html
<◇No.957 宮城県丸森町北東部、小斎(こさい)地区の北村みどり
(57)は、福島第一原発の爆発から間もない2011年3月24日、農作物の
出荷を取りやめた。「ここで百姓として生きていけるのかわかりません。4月以
降の発送は、白紙とさせていただきます」  3月時点で、首都圏を中心に計
28軒の顧客に野菜を宅配便で直送していた。その全員に通信を送った。理由
は、丸森は福島県境なのに、放射能汚染の実態が一向にわからないままだったか
らだ。・・・・・・・
 11年4月15日、丸森町の隣の角田市で、県南部の有機農業や自然農の農家
が集まった。「農業をどう続けるか」を話し合うためだった。2人の意見に賛同
する声が多く出た。>

22.<(宮城県)栗原市民、思い複雑 汚染稲わら撤去の訴え→最終処分場招
く?>河北新報6月23日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140623_13022.html
<福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場問題をめぐり、宮城県栗
原市民の間に複雑な思いが交錯している。県内3候補地の一つに深山嶽が選ばれ
た栗原市は、登米市に次いで県内で2番目に多い汚染稲わらを抱える。即時撤去
を切望しつつも、強硬に主張すれば地元への建設を誘発しかねない。住民らは自
らの願いと国の思惑との間で身動きできずにいる。「自宅の裏に(汚染稲わら
を)いつまで置くつもりか。延長期限を示してほしい。地域が犠牲になってい
る」一時保管期限2年の満了を7月に控え、栗原市栗駒地区で6日夜開かれた説
明会。住民の1人が保管主体である県の寺田守彦農林水産部技監兼次長、佐藤勇
市長に詰め寄った。栗原市には放射性物質に汚染された稲わら925トンがあり
、県が栗駒を含む市内5カ所で分散管理している。栗駒地区には最終処分場候補
地の1カ所、深山嶽がある。・・・・・・・他の候補地や候補から外れた他市町
村と比べ、「川上」と「川下」双方の問題がより深刻な栗原市。その苦悩は深
く、市民は固唾(かたず)をのんで議論の行方を見守っている。>

23.<(埼玉県)福島の伝統食守りたい 秩父農工科高が食材栽培、提供へ>
埼玉新聞6月23日
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/06/23/06.html
<福島第1原発事故の影響で失われつつある福島県阿武隈地域(飯舘村や浪江町
など)の食文化を守ろうと、秩父市大野原の秩父農工科学高校(大野勝生校長)
の生徒が20日、福島市内で避難生活を送る同地域の女性農業者の指導で、郷土
料理の食材に使う植物「オヤマボクチ」の苗24本を学校の試験栽培地に植え
た。苗を植えたのは、同校農業科の課外活動で設立した模擬会社「秩父元気プロ
モーション」“社員”の3年生8人。福島市に避難している女性農業者が設立した
任意団体「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」の渡辺とみ子会長(60)と
永沢利子さん(67)の2人が講師を務めた。・・・・・・・・・>

24.<(岡山)移住者と地元、つむぐ畑 一緒にハーブ栽培>朝日デジタル
2014年6月24日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6M42WGG6MPPZB003.html
<東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の後、首都圏や福島県などから移住
してきた人たちが、岡山市東区で地元の人から畑を借り、ハーブの栽培を始め
た。収穫したハーブは販売もし、移住者と地元の人たちとの交流活動の資金にす
る予定だ。これからの畑仕事に参加してくれる人も募集している。栽培を始めた
のは、瀬戸内市の中央公民館を拠点に活動する市民グループ「つむぐる」。移住
者と地元の人がともに「楽しみ、学び、つながる」ことを目的に2012年に発
足した。中心メンバーは約20人。これまでに映画上映会や多国籍料理教室、講
演会、つり教室などを開いてきた。・・・・・・・・・>

25.<(長崎県)福島の高校生、長崎原爆式典参列 市民団体が招待>【共同
通信】2014/06/23 18:00??
記事全文<記者会見する「福島と長崎をむすぶ会」の広瀬方人代表=23日午
後、長崎市役所 東京電力福島第1原発事故で多くの住民が避難した福島県南相
馬市の高校生10人が、長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典に参列するこ
とになった。招待する長崎市の4市民団体が23日に記者会見し明らかにした。
「長崎の原爆被害とその後の復興を学び、福島の未来を考えてほしい」と目的を
説明している。市民団体によると、南相馬市にある県立高4校の10人と引率の
教諭2人が8月6~11日に長崎市を訪問。原爆資料館を見学したり、長崎や全
国の高校生と一緒に被爆者の体験を聞いたりする。市内観光も予定している。招
待は昨年に続き2回目。>

26.<(岐阜県)「安倍政権反対」市民らパレード>朝日デジタル2014年6月
23日11時14分
http://digital.asahi.com/articles/CMTW1406232200001.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_CMTW1406232200001
<集団的自衛権や特定秘密保護法、原発再稼働といった安倍政権の政策に反対す
る市民らが21日、岐阜市の中心市街地でデモ行進をした。「6・21もう黙っ
とれん1000人パレード」。「九条の会」など県内の市民団体でつくる実行委
員会が主催し、約千人が参加した。 岐阜市金町5丁目の金公園で行進前に開か
れた集会。・・・・>

27.<(鳥取県)告知記事 講演会:原発事故後のリスクを講演 鳥取で29
日>毎日新聞 2014年06月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20140623ddlk31040296000c.html
<鳥取市幸町の市人権交流プラザで29日午後1時半から「原発事故後の健康不
安に向き合う?放射能のリスクと子どもの健康」と題した講演会がある。東京電
力福島第1原発事故後に福島県内などで健康相談などに取り組んできた相模原市
のさがみ生協病院内科医、牛山元美さんが「臨床医から見た福島の現状」を話
す。また、福島の子供たちを鳥取県内に招く「保養キャンプ」を運営してきた川
西清美さん▽小林浩子さん▽立林真己さんが活動を通して「見えてきたこと」を語
る。資料代など参加費500円。問い合わせは主催する市民団体「えねみら・
とっとり」の共同体表、山中さん・・・>

28.<(滋賀県)集団的自衛権:反対アピール文採択 東近江で県母親大会>
毎日新聞 2014年06月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20140623ddlk25010290000c.html
<母親が社会問題などについて学ぶ県母親大会が22日、東近江市立聖徳中学校
(同市聖徳町1)であり、約800人が参加した。日本母親大会は米国の水爆実
験をきっかけに1955年に始まり、今年で60回目。県内でも毎年各地で大会
が開かれている。この日は午前中に19の分科会が開かれ、労働問題や環太平洋
パートナーシップ協定(TPP)、取り調べの可視化、沖縄の基地問題などにつ
いて学んだ。午後からは福島県いわき市出身の講談師、神田香織さんが「子ども
たちに平和な未来を手渡そう?講談師が語る原発ゼロ福島の祈り?」と題して講演
した。大会では集団的自衛権や消費増税、原発再稼働などに反対するアピール文
を採択した。>

福島第一の現場、
29.<3カ月ぶり同時運転、状態は安定せず ALPS停止系統>福島民友
(06/23 10:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/0623/news12.html
<東京電力は22日、福島第1原発の汚染水からトリチウム以外の62種類の放
射性物質を取り除ける「多核種除去設備(ALPS)」でA~Cの3系統のう
ち、部品の不具合のため唯一停止していたC系統と呼ばれる1系統でも運転を再
開したと発表した。3系統全てが同時に運転するのは約3カ月ぶり。国と東電は
ALPSを汚染水対策の「切り札」と期待するが、依然として試運転から本格稼
働への移行のめどはついていない。設備自体も不安定な状態から脱していない状
況だ。東電によると、C系統は22日午前9時に起動し、異常はないという。当
初は19日に汚染水処理を再開する予定だったが、点検中に配管の接続部からさ
びによる腐食が見つかったため、延期していた。東電は、さびの発生を抑える
対策として、C系統の約40カ所に予防装置を取り付けた。既に再開している残
りのA、Bの2系統にも今後、同様の腐食防止対策を講じるため、一時的に運転
を休止する見通し。>

原発関連施設立地自治体、
30.<(六ケ所村長選)反核燃では飯食えぬ…推進派が圧勝 青森>毎日新
聞?6月23日(月)20時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000096-mai-soci
<・・・・・◇「安全」と思うかは別  「勝因は『サイクル事業と共存共栄
し、推進する』と訴え、村民に理解されたこと」。22日夜、当選した戸田衛
(まもる)氏(67)は記者団にこう答えた。投票率は62.94%。核燃事業
は1985年に県と村が受け入れ。2004年、日本原燃が経営する使用済み核
燃料再処理工場での試験が始まったが、完成の見通しは立たない。年度から本格
化した電源3法交付金は11年度までに約423億円が交付されてい
る。・・・・・・毎日新聞は22日、投票所で100人に尋ねたところ、戸田氏
には94人が投票していたが、核燃サイクルを「安全だと思う」と答えたのは
41人にとどまった。戸田氏陣営で動いた農業の男性は「本当は反対。自分たち
にいいことは
なんにもない。だけど反対と言ってるだけじゃ、飯は食えない」とつぶやいた。
今回、「核燃に頼らない村を」と訴えて立候補した菊川慶子さん(65)は「若
い人たちは村外に出て行くか、原子力関連で働いている」と現状を話す。日本原
燃と関連会社が県内で雇用する社員は約5600人。相当数が村内に住むと見ら
れ、有権者9000人弱の同村では圧倒的な存在感だ。>

原発周辺自治体、
31.<民主議員、三日月氏に秘書団 滋賀県知事選>京都新聞?6月23日(月)23
時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000023-kyt-l25
<滋賀県知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に立候補する前民主党衆
院議員の三日月大造氏に対し、民主党の国会議員が秘書軍団を送り込むなど支援
を活発化させている。三日月氏は民主党を離党し、党推薦を受けていないが、党
にとって知事選の勝敗が海江田万里代表の進退にも影響するとみられており、て
こ入れを強めようとしている。・・・・・・・・・・一方、前内閣官房参事官の
小鑓(やり)隆史氏への支援で、推薦する自民党は河村建夫選対委員長ら党幹部
や、青年局の国会議員を集会や街頭、企業・団体回りに続々と投入している。党
選対本部は「こちらは支持率が高く、党を前面に出していく」と迎え撃つ構え
だ。・・・・共産党県常任委員の坪田五久男氏を推薦する共産党も、市田忠義
党副委員長ら幹部や国会議員を送り込む。党選挙対策局は「原発の再稼働や集団
的自衛権など国政と連動した課題を示し、対決構図を鮮明にしていく」と強調す
る。>

海外、
32.<インド、査察の追加議定書批准へ 原発の透明性アピール>佐賀新聞
2014年06月23日 23時46分??
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10209/77058
<【ニューデリー共同】インド政府が、国際原子力機関(IAEA)による原子
力施設への事実上の抜き打ち査察が可能となるIAEA追加議定書の批准を決め
たことが分かった。インド外務省報道官が23日、記者会見で明らかにした。イ
ンドは2009年に議定書に署名後、批准を保留していた。日本からの原発輸出
の前提となる日印原子力協定の締結交渉にも影響を与える可能性があ
る。・・・・・・・・>

電力会社、
33.<電力各社、送配電システム統一へ 小売り自由化向け整備>朝日デジタ
ル2014年6月23日23時50分
記事全文<地域を超えて電力を融通するため、2015年度に発足する広域運営
推進機関の概要が23日、経済産業省の電力システム改革の作業部会で示され
た。いまは電力各社で異なる送配電システムの仕様を、この機関の主導で統一す
る。16年からの電力小売り全面自由化に向け、新規参入しやすい環境を整える
狙いだ。
東日本大震災後、東京電力が計画停電をした反省から、いまある一般社団法人電
力系統利用協議会(ESCJ)に代わって発足する。新機関は国の認可法人と
し、政府の監視を強める。大手電力も参入企業も含め、全電気事業者を会員と
し、理事会をチェックする評議員会には消費者や大口需要家の代表も入れる。最
大5人の理事のうち、電気事業者の出身者は3人とし、出向元に戻らないことを
前提に採用する。家庭の電気使用量など小売りに必要な情報も一元管理するた
め、参入企業の開発費用を抑えられるという。>

34.<北海道電、化学物質含む残材の適切処理を徹底=泊原発の発煙騒ぎで>
時事通信(2014/06/23-20:10)
記事全文<北海道電力は23日、泊原発(北海道泊村)構内の仮設ごみ置き場で
今月5日午後に発生した発煙騒ぎについて、発電所での工事を請け負った協力会
社が、化学物質を含む残材の廃棄処理を適切に行わなかったことが原因だとする
調査結果をまとめた。> 

参考記事、
35.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](1)87年停電の拡大防ぐ>新潟
日報2014/06/22 10:49
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140622119575.html
長い記事<日本がバブル景気の熱気に浮かされ始めた1987(昭和62)年の
夏、首都圏で大停電が起きた。その危機的状況の回避に東京電力柏崎刈羽原発が
貢献したという知られざる歴史があった。7月23日、東京都内は気温が39度
に達する猛暑となった。午後1時すぎに突然、東電管内の1都5県で約280万
戸が停電した。・・・・・・・・・>

35’.<[電力 首都へ 後編・巨大基地](2)水力見切った県人社長>新
潟日報2014/06/23 11:08
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140623119582.html
長い記事<「第三の太陽は、まさに昇ろうとしている。原子力平和利用も急速な
進展を見せ…あわただしい夜明け前の空気が立ち込めている」  東京電力は
1955(昭和30)年11月の社報で原子力発電への期待をこう表現した。社
長室に「原子力発電課」を置くことも報じた。他電力に先駆けた動きで、当初の
課員は5人だった。・・・・・・・・・竹内は「65年ごろまでは原子力が夢の
エネルギーだと日本中が期待していた。東電も、もう原子力しかないという雰囲
気だった」と振り返る。東電は原子力発電に大きな期待をかけた。その実現の地
に選んだのは、なぜか供給エリア外の福島であり、新潟だった。>
・・・二つの記事とも東電の電力開発事情を伝える・・・興味のある方は会員登
録してご覧ください。

36.<(原子のクニ)見返り 地域に役立たず>朝日デジタル2014年6月23日
10時12分 有料記事?
http://digital.asahi.com/articles/ASG6M3DNZG6MTTHB003.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6M3DNZG6MTTHB003
<6部 再考:8 徳田勝章・元川内原発次長  ――川内原発(鹿児島県薩摩川
内市)の次長まで務めあげた元九州電力社員が、再稼働に慎重な姿勢だと聞い
た。福島の事故は、九電の原発立地に30年近くかかわった私にとっても、原発
から6キロの私が住む峰山地区の住民にとっても、衝撃だった。日本では起きな
いとされていたメルトダウン(炉心溶融)であれだけの被害が出たのだから。事
故直後、川内原発3号機増設計画の凍結をひとりで要望書にまとめ、10キロ圏
の自治組織の賛同を得て薩摩川内市長に提出した。今なされている再稼働に向け
た審査の結果は、住民に丁寧に説明がなされるのが第一。私自身は賛成も、反対
もない。
――九電では、どういうキャリアを積んだのか
1956年に入社し、南九州各地を回った後、76年に本店に異動した。配属さ
れた環境部は、環境アセスを担う自然環境と立地対策を担う社会環境に分かれて
いて、私は後者だった。
――具体的には、どういう仕事を担ったのか?・・・・・・・
――退職後も、立地屋の仕事をしたと聞いている・・・・・・・・
――峰山地区では、住民組織の代表としてまちづくりの先頭に立っている。意外な
気もするが
  05年に峰山地区コミュニティ協議会という地区の網羅的な組織の初代会長
に就き、活動を続けている。ここは70~80年代、原発反対派が住民の9割を
占めた地区。私を「いまいましい」と思う人がほとんどだったが、ここに住み始
めてからの地域活動を評価してくれたのだと思う。原発は、迷惑施設なんだか
ら、住民は見返りでもないと受け入れたくないわけだ。でも、見返りは必ずしも
役立っていない。立地屋としては、それが残念だった。原発立地を地域振興につ
なげないと。
――役立っていない原因はどこにあるのだろうか・・・・・・・・・・・・ただ、
峰山の振興計画は原発があろうとなかろうと、再稼働しようとしまいと、一切関
係ない中身にしている。原発マネーが上乗せされれば、なおいいねというぐらい
自立したものにしないといけない。実際、原発で潤うのは、原発からはやや離れ
た市街地の飲食店やタクシー業界、旅館ホテルなどに限られる。峰山は何もしな
ければ取り残されかねない。だから、自立した計画が余計必要になる。
――両者の関係は、繁華街を抱える唐津市と、立地自治体である玄海町と似ている
部分もありそうだ・・・・・・・・・・ここは人口1500人で65歳以上が
35%超。水田農業主体の地区だ。だが、定住促進の取り組みが実り始め、ここ
4、5年で子育て中の12、13世帯が移住してきた。現在のは3回目の振興計
画。そのつど現状を踏まえながらバージョンアップしてきたし、今後もそうして
いくつもりだ。
原発で事故があれば市民生活は吹き飛ぶ。岩切秀雄市長は消極的だが、市全体で
再稼働の賛否を問う住民投票をすれば、かなり厳しい結果が出るというのが住ん
でみての実感だ。
〈峰山地区コミュニティ協議会〉 PTA、農業委員会、土地改良区など地区内
のほぼ全ての組織(50団体)が加盟しハード・ソフト両面で地域振興を展開す
る。今年度の予算は市の補助を含め約1千万円。地区の空き缶回収業者を風力発
電(12基)参入まで支援したり、荒れた山を観光公園にしたり。市内の他の
47地区もならって振興計画を作り、市の総合計画に組み込まれた。原発と関係
ない、独自のまちづくりに全国から視察が相次いでいる。>

37.<活断層と再稼動は無関係である - 池田 信夫>アゴラ?6月23日(月)10時
21分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140623-00010002-agora-soci
長い記事<きのう原子力規制委員会は専門家会合を開き、日本原子力発電の敦賀
原発2号機の直下にある断層について最終判断を保留した。これについて読売新
聞は「[委員会の]見解が変わらない限り、2号機の再稼働はできない」と書いて
いるが、これは誤りである。・・・・・・・・・敦賀2号機が設置許可を受けた
1982年には、耐震設計指針には「過去5万年以降に活動した活断層について配慮
する」という規定があるだけで、建設を禁止していない。活断層の上に重要施設
を建てることを禁じたのは2012年の改正だから、敦賀2号機には適用できない。
適用するためには、少なくとも委員会規則で「活断層をバックフィットの対象に
する」という明文の規定が必要だ。これは今まで私が話を聞いた専門家(反原発
派も含
む)の一致した意見であり、安念潤司氏ものべている。このような手続きを踏む
までは、原発は通常どおり運転しながら安全審査を並行して行なうのが通例だ。
原発を運転するかどうかを決めるのは委員会ではなく、安倍首相である。>

38.<GEvsシーメンス 重電市場揺るがしたM&Aの裏側  編集委員 安
西巧> (4ページ)日経2014/6/23 7:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ1905T_Z10C14A6000000/
長々文記事<世界の産業界が注目していた仏重電大手アルストムをめぐる
M&A(合併・買収)攻防戦が決着した。先行して交渉を進めていた米ゼネラ
ル・エレクトリック(GE)に対し、“寝耳に水”だったフランス政府の強い要請
で買い手として名乗りを挙げた独シーメンス。総額2兆円近くが動くとみられる
今回のM&Aは三菱重工業や東芝、仏アレバなども巻き込み、どちらに転んでも
世界の重電市場の勢力図を大きく塗り替えることになるとみられていたが、シェ
ア首位のGEに軍配が上がったことで、ライバル各社は大きな戦略転換を迫られ
る。・・・・・・・・・・・・・・・・>

39.<(福岡・北九州市)「省エネでエコマネー」 北九州市と小国町が環境
で連携 節電協力で宿泊割引>西日本電子版2014年06月24日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40439/1/
<内閣府から環境モデル都市に指定されている北九州市と熊本県小国町は23
日、環境事業に共同で取り組む連携協定を結んだ。連携の第1弾として、節電の
ため電力使用ピーク時に商店街や百貨店に出掛ける「まちなか避暑地活動」に参
加した北九州市民に、小国町の宿泊施設の割引券を支給する事業を始める。小国
町が3月、モデル都市に指定されたことから連携を決めた。事業は北九州市民が
対象。・・・・・・・>

40.<人模様:東電、緊迫の49時間を記録??白石草さん>毎日新聞 2014年
06月23日 東京夕刊?
http://mainichi.jp/shimen/news/20140623dde041070036000c.html
<福島第1原発事故(2011年)で、対応に追われる東電内部の様子を記録し
たドキュメンタリー「東電テレビ会議 49時間の記録」(206分)が、優れ
た科学報道をたたえる今年の「科学ジャーナリスト大賞」を受けた。制作統括を
務めたインターネットテレビ局「OurPlanet?TV」代表の白石草(は
じめ)さん(44)は「原発で何が起きたかを多くの人に知ってほしい」と話
す。東電が公開した数秒?10分程度の映像274本(計49時間)を時系列で
並べ直し、専門用語の解説や字幕を足した。刻々と悪化する状況を見る人に共有
してもらうため、加工は最小限に抑えた。背広(本店)と作業着(現地)との本
音のやりとりから、事態の深刻さが伝わる。大手テレビ局で経験を積み、01
年に独立した。非営利のメディア。人権や環境といった従来のテーマに「福島」
も加わった。「大メディアが忘れてしまうこともしつこく追いかけます」。自主
上映希望はウェブサイト(http://www.touden49.net/)へ。>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、9.の類似記事が下方に、
29面に、39.の記事。
昨夕刊4面に、
41.<全電源喪失 福島第一原発「3.11」⑪ 「官邸の迷走 不信感募り
過剰介入へ」>
今朝は以上です(6.24.5:33)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ 前田 朗 さんから:
文学の課題を引き受ける
立野正裕『洞窟の反響――『インドへの道』からの長い旅』
(スペース伽耶、2014年)  
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/06/blog-post_23.html

★ 井上澄夫 さんから:
【へのこ速報】 2014・6・24
安倍政権が極端に前のめりに辺野古新基地建設を急いでいます。政府が想定する
スケジュールについて6・24付日経が比較的まとまった記事を書いたので、役
立つと思い速報します。
 6・24付日経記事「米空中給油機を7月から県外へ 首相、普天間移設の進
展示す」から。
 〈沖縄県の地元負担軽減を巡っては、辺野古の埋め立てを容認した仲井真知事
が普天間基地の5年以内の運用停止を主張している。そのためには普天間基地に
ある航空機などを別の場所に移設する必要があり、安倍首相が言及した7月から
のKC130空中給油機の県外移転は目玉の一つ。8月下旬にかけて15機が段階的
に山口県岩国市の岩国基地に移転する。

 24日には、首相官邸で普天間の負担軽減に向けた推進会議を開く。仲井真知事
も出席し、移設スケジュールなども議論する方向だ。
 防衛省は移設先となる辺野古の代替施設整備を急ぐ。6月下旬にも滑走路など
代替施設を設ける米軍キャンプ・シュワブ内用地の既存施設を解体する工事に本
格着手する。海底の地質を調べる海底ボーリング(掘削)調査は7月中の開始を
めざしている。

 政府は来春に埋め立てや本体工事に入り、2022年度以降に辺野古移設を完成さ
せる段取りを描いていた。それでは5年以内の普天間運用停止に間に合わない可
能性が高く、着工前倒しや工期短縮を検討している。〉
 「6月下旬にも滑走路など代替施設を設ける米軍キャンプ・シュワブ内用地の
既存施設を解体する工事に本格着手する」とありますが、同基地内では埋め立て
工事のための作業ヤードの建設も進めます。

 名護市が抵抗して行政手続きが滞っているので、沖縄防衛局が辺野古漁港を使
用して作業ヤードを設置する見通しは立っていません。そこでキャンプ・シュワ
ブの陸上部分に作業ヤードを設けるのではないかという報道もありますが、それ
は辺野古漁港に設置予定の作業ヤードとは別物という情報もあります。

 また記事には「政府は来春に埋め立てや本体工事に入り」とありますが、すで
に報じられているように、政府が11・16投開票の知事選前の埋め立て着工を
もくろんでいるという報道もあります。

 ただし防衛局HPは(株)中央開発による海底ボーリング調査は7月から11
月30日までとしています。埋め立て着工を急ぐためボーリング調査を早めに終
えることも考えられますが、そのあたりは調査の進捗度もからむでしょうから、
なお事態は流動的というべきかもしれません。情報を追います。編集部

◆首相、仲井真知事と会談 鉄道導入を要請 6・23 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140623/plc14062322430015-n1.htm

◆◆米空中給油機を7月から県外へ 首相、普天間移設の進展示す 6・24 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS23022_T20C14A6PP8000/

◆沖縄知事選、下地氏が立候補検討 選挙構図に影響 6・23 共同
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062301002511.html

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************

第38回福岡YWCA平和の集い

福岡の柴田です。
※重複して読まれた方はご容赦下さい。

福岡YWCAが毎年7月に開催してきた「平和の集い」が、昨年より装いを新たに
「平和の集い~1日まるごとPEACE館~」として、YWCA会員のみならず、で
きるだけ多くの人々、とりわけ若い世代の人々にできるだけ参加しやすい催しと
なりまして、今年も開催します。ぜひ御来場・御参加していただいて、平和のこ
とについて考える機会としていただければ幸いです。

なお今回は、私ども「沖縄とむすぶ市民行動・福岡」も企画段階から協力させて
いただいております。



【拡散希望】※以下、チラシより一部加筆修正の上転載します。


第38回福岡YWCA平和の集い
~1日まるごとPEACE館~

福岡YWCAでは、「平和の集い~1日まるごとPEACE館~」とし「平和」な社
会について考え行動につなげる1日としています。特定秘密法案や集団的自衛権
など戦後の平和国家としての歩みを無視する動きが激しさを増しています。依然
解決されない沖縄の駐留米軍基地問題が本土の私たちにも責任の一端があること
を自覚し、問題を共有し、今後の活動に生かしていきたいと願っています。
協力:沖縄とむすぶ市民行動・福岡

■日時:2014年7月5日(土)
    10:30~18:30

■会場:福岡YWCA会館
    福岡市中央区舞鶴2-8-15(九州キリスト教会館の真向かい)
    http://fukuoka.ywca.or.jp/access.html
    https://goo.gl/maps/Dyt1T
○地下鉄赤坂駅から徒歩5分、西鉄バス「法務局前」「舞鶴1丁目」バス停から
徒歩3分
○会場に駐車場はありません。なるべく公共交通機関をご利用下さい。お車でご
来場の際には、近隣の有料駐車場をご利用下さい。

・1階:雑貨・衣料フリーマーケット
・2階:Peaceカフェ&NGO活動紹介【入場無料、カフェでは有料で飲食を提供】
    沖縄とむすぶ市民行動・福岡
    震災支援西南学院学生グループ「いと」
    ビッグイシュー販売
・3階:講演会
(1)11:00~12:30 【入場無料】
「ユースの貧困と孤立の予防と解消に取り組んで」
 一般社団法人ストリート・プロジェクト ごちハウス
 理事長 坪井恵子さん
(2)14:00~15:30 【入場無料】
「憲法問題学習会 なぜ、今、『集団的自衛権』なのか!!」
 戦争への道を許さない福岡県フォーラム
 代表 弁護士 津留雅昭さん
(3)16:00~17:30 【参加費500円】
「米軍基地は何を守るのか 沖縄米軍基地問題から」
 九州大学法学部教授 出水 薫さん


 福岡YWCAでは毎年「平和の集い」を開催し、その時々に合ったテーマで「平
和」について考え、学んできました。昨年から「平和の集い~1日まるごと
PEACE館~」とし「平和」な社会について考え行動につなげる1日としてい
ます。
 特定秘密法案や集団的自衛権など戦後の平和国家としての歩みを無視する動き
が激しさを増しています。依然解決されない沖縄の駐留米軍基地問題が本土の私
たちにも責任の一端があることを自覚し、問題を共有し、今後の活動に生かして
いきたいと願っています。
 また一方では、女性や子どもたちに貧困が広がっています。貧困と孤立の中で
彷徨う10代の子どもたちのために4月から新たに「ごちハウス」をオープンされ
た一般社団法人ストリート・プロジェクトの坪井恵子さんに、お話を伺います。
 福岡YWCAはこれまで行ってきた海外から来た子どもたちの学習支援ハッピース
クール活動を基盤に、今年度から日本の子どもたちにも学習支援をひろげ、将来
は多世代・多文化の人たちが集い、出会い生きる力をつける場となることを目指
しています。
 様々な背景をもつ子どもたちのために、いろいろな人や団体がチカラを出し合
い、子どもたちと一緒に未来を作ることを願って開催します。是非、お誘いあわ
せて、ご参加ください。

■ミニチャリティーバザー 同時開催(1階にて)
 バザー収益は、YWCAの下記の活動を支えるために用いられます
○東日本大震災の被災者支援のため(夏の保養キャンプ ママと幼児さん支援)
○福岡YWCAの活動のため子どもの学習支援と居場所「YWCAハッピープレイス」
※寄贈品募集(詳細は事務所まで)未使用の雑貨、食器。しみ汚れのない衣料
 お受けできないもの:家具、本、雑誌、花器、剣山、刃物、電気製品、下着、
クッションなど


■主催:(公財)福岡YWCA
    福岡市中央区舞鶴2-8-15
    TEL 092-741-9251 FAX 092-712-2515
    E-mail fukuoka@fukuoka.ywca.or.jp



--
**********************
努力 未来 前進 平和
**********************

** 柴田 一裕(Kazuhiro Shibata)
** KFD03707@nifty.com
** http://www.kshibata.net/

** 沖縄とむすぶ市民行動・福岡
** http://www.okimusu.info/

署名、目標1万5千筆突破!

みなさま



5月10日から取り組んできた、いちき串木野市での再稼働反対の署名活動。

21日、22日と南九州を襲った大雨の中、多くの仲間が戸別訪問に集まってくれました。

そして、今日も大雨の中、繰り返し、繰り返し、必ず達成するという熱い思いを胸に、事務所を出て行ったそうです。

そして、見事に目標を達成しました。

現在の集計で、1万5284筆となっています。

明日、明後日も署名が返って来るそうなので、最終集計は24日になりますが、いちき串木野市民の過半数の署名を集めることができました。

川内原発の再稼働を阻止するために、これに勝る力はありません。

川内原発から30キロ圏に住む住民の2人に1人以上の人が「反対です」と、自らの意思を明らかにしたのです。

かつて、串間原発を阻止した大きな力は、住民投票条例の可決でした。

いちき串木野市議会や市長がこの過半数の市民の意思を踏みにじるならば、再び、その道を選択することになるかもしれません。

しかし、2011年3月11日を経験した今、市民の声は届くと信じています。



この、素晴らしいニュースが最初に威力を発揮するのは、26日に開催される九電株主総会の場です。

九電消費者株主の会では、再稼働に関しては以下の議案を提案しています。



(原子力発電所の再稼働に関する宣言)

第41条

原子力発電所の稼働に当たっては、当該自治体において実効性ある避難計画が策定されたと判断されるまでの間、それを行わない。



提案理由

福島第一原子力発電所の事故では各自治体で避難対応に格差があり、住民に過剰な被曝が発生した。

福島県の県民健康調査によると、震災時概ね18歳以下の全県民を対象にした甲状腺検査では、

2013年12月末時点で、「悪性ないし悪性疑い」は75例とされるなど、今後更なる放射線障害の発生等が懸念される。

政府は「原子力災害対策指針」において原子力事業者、国、地方公共団体等の役割を示している。

また、原子力規制委員会は「適合性審査と原子力防災は車の両輪である」としている。

しかしながら原子力防災の現状は極めて不十分と言わざるを得ない。

もし、玄海原発及び川内原発において重大事故が発生すれば九州の住民は混乱し、

円滑な避難ができなくなり多くの住民が被曝する事態となる。

公益企業として住民の安全を確保する観点からも避難計画の確認・検証は必須であり、

実効性のある避難計画が確認されるまでは川内原発、玄海原発の再稼働は行わない。



九電取締役会からは、意味不明の意見が総会招集通知書の中に書かれていますが、

いちき串木野市民の過半数の反対署名は、この取締役会の意見を葬り去ります。



私たちは、川内原発の再稼働を阻止するための大きな力を獲得しました。

このまま、前に進みましょう。



深江


☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1160目報告☆

青柳行信です。6月23日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1160目報告☆
呼びかけ人賛同者6月22日3388名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
合唱 福岡あらぐさの演奏会を聞きにいきました。
特に子供たちがたくさん参加した「ぞうれっしゃ」は感動しました。
元気のいいこどもたちのためにも 戦争に巻き込まれる 集団的自衛権の
容認などとんでもない話しです。
外交努力を積み重ねる国際関係こそ 今、大事なことです。
あんくるトム工房 
ぞうれっしゃ  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3059
集団的自衛権  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3058

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆犠牲者が出るのは先刻承知のすけ 「血を流す」のが至上命令(アベノミク
ス総理大臣)
      (左門 6・23-696)
※《「信濃毎日」は「集団的自衛権の行使とは米国の戦争のために日本の若者の血
を流すということですね」との志位氏の質問を冒頭に引用し、「考えているのか
命の重さ」と題する社説を掲載(1日付)。「朝日」はドイツ軍を例に、後方支
援でも55人が死亡したことを明らかにする(既詠6・15―688)など、メ
ディアを通じても問題の核心が浮き彫りになりました(『しんぶん赤旗』6・
22)。安倍首相は「先刻承知の上で」やっていりのですから悪魔の所業です。
国民もその欺瞞と恐ろしさが判りはじめたようです。昨日の内閣支持率が43
パーセントに下落。もっともっと下げて、もう一度政権を「投げ出す」ところま
で追い詰めましょう!

★ m.k. さんから:
青柳さん
鹿児島県いちき串木野市での再稼働反対の署名が1万5284筆を
突破したというニュースが入ってきました。
うれしいです。この中のわずか50筆弱ですが、私が
集めた署名も入っています。最初のピンポンを押すのは
とても勇気がいりました。お説教されたり、「うちは賛成だから」と
冷たく言われたりもしましたが、それ以上に「ありがとう」「がんばって」という
声をもらいました。「がんばんなさい」ともらった、まだあったかいゆで卵は
とてもおいしかった。
動いていれば、ほんの少しかもしれないけど、何かが変わる、
結果が出る、と実感できた串木野行きでした。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<新規制基準適合性審査会合第108回の
イグナイタ(点火プラグ)の検討はでたらめである>について報告します。

2014年4月26日の新規制基準適合性審査会合第108回で、
イグナイタ(点火プラグ)による格納容器の水素爆発対策が検討されています。

この審査会で川内原発1号炉、2号炉審査会合イグナイタの検討が行われています。
検討の詳細は、議事録53ページから56ページ
https://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/h26fy/data/20140424.pdf

と資料2-1川内原発1号炉、2号炉審査会合における指摘事項の回答の45
ページから54ページに掲載されています。
https://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/h26fy/data
/0108_02-1.pdf 

この変更申請書では九州電力はイグナイタの点火時期を水素濃度8%から6%と
変更しています。
水素の燃焼は早いほうが良いと説明し、点火時期を水素濃度8%から6%と変更
しています。
原子力規制委員会は6%で点火しても、水素燃焼ではなく、水素爆発が起きると
説明し、イグナイタの点火した時の爆炎の影響の説明を求めています。

 九電も、イグナイタで8%の水素に点火させた場合、爆燃にとどまると、初め
て爆発が起きる事を 認めていますが、水素爆発の影響は少ないと説明しています。
イグナイタは11ケ所設置していますが、イグナイタで水素に点火しても爆風が
周りの危機に影響を与えるのは、3m付近までなので、爆炎の影響で3m付近の
危機の機器の温度が上昇するのは110℃(70℃プラス40℃)程度であり問題
ないと説明しています。
温度の計算はしても、圧力の計算はしていません。

 確かに、11ケのイグナイタで水素濃度が6%に成ったところをかたっぱしか
ら点火爆発させてゆけば、格納容器が爆轟で吹き飛ぶことはないかもしれません。

 しかし、更田原子力規制委員は爆轟が起きるタイミングでイグナイタに点火さ
れる大変ことになるので、イグナイタの点火は慎重に行わなければならないと発
言しています。
 しかし、規制庁の担当官はこれでよいのではないかと判断しているようです。
順調にゆけば、格納容器が爆轟で吹き飛ぶことはないが、何か一つ異常が発生す
れば格納容器が爆轟で吹き飛ぶような運を天に任せるような対策は許せないと思
います。
 また、溶融燃料・コンクリート反応によるCOの量は計算もしていません。
こんな単純な検討で、水素爆発対策が認可されることには、納得できません。

★ 神谷杖治 さんから:
中西正之 様
皆様
色々な情報を有り難う御座います。
中西さんご指摘の「電力会社や財界が取った最大の戦略の新規制基準の適合性審
査の認定、特に過酷事故対策と戦うことを避けるのではなく、最大の戦いにしな
ければならない」と言われる通りだと思います。

過酷事故対策が問題ですが、その過酷事故は「複数蒸気発生器での細管同時破
断」という、最も可能性のある事故を無視し、小口径破断も中口径破断の無視し
た、「大口径破断」の単独事故しか問題にしていません。
単独事故対策に限定した「絵に描いた様な非現実な事故」です。電源がすべて正
常であっても、大・中・小口径破断が無くても、「複数蒸気発生器での細管同時
破断」で過酷事故は必至です。
このことは、熊本県知事への説明資料に書いておきました。
規制委員会は「安全を保証」するのではなく、単に「基準を満たしているか否
か」だけを審査すると言っています。安全か否かの判断は政治判断に任せるので
すが、政治の方は技術判断をする能力は無いので、「規制委の判断に依存する」
という、誰一人安全性を保証しない審査です。
こういう実態を明らかにして、「審査の不当性」「安全判断の不当性」を訴え続
けなければなりません。
皆さん、一層頑張りましょう。

★ 紅林進 さんから:
明日6月24日(火)に、東京・水道橋のたんぽぽ舎の「スペースたんぽぽ」に
て、「市民による国際連帯運動の拡がりを-核の廃絶を目指して  全9回シ
リーズ」の第3弾として、韓国・李大洙さんによる下記の講演が開催されます。

韓国・李大洙さん講演「脱原子力、世界平和のためのアジア市民の役割」

(市民による国際連帯運動の拡がりを-核の廃絶を目指して  全9回
シリーズ 第3弾)

日時:6月 24日 (火) 19:00 ~ 21:00
場所:スペースたんぽぽ (たんぽぽ舎と同じビルの4F)
    東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F    
    地図http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
講師:李 大洙さん(アジアの平和市民ネットワーク運営委員長)
参加費:800円(学生400円)
主催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
    http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=202
協賛:No Nukes Asia Actions Japan (NNAA)
    http://ermite.just-size.net/nnaa/
◎東アジアでの軍事的緊張、北朝鮮の核実験、最大の原発密集地帯の
危険性をもう一度考えなければならない。
◎軍産複合体を主軸とする核支配体制を解体しなければ、人類の持続的
な未来は開かれない、これが福島の重要な教訓である。
◎原発の全盛期に建設された原発は寿命がつきているにもかかわらず
寿命の延長という対症療法に依存しているため危険性が高まっている。
◎日本と韓国、台湾を主軸とするアジア脱原子力運動の課題があり、
特に日本の取り組みが重要である。
◎国と企業を脱核の道に転換させるのは、組織された市民の連帯の力
である。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝、2社の世論調査の結果がネットにありました。
また、ここ九州の地元紙の西日本新聞の今朝の1面トップは、大きな扱いで「原
発から30キロ圏外の問題」を指摘する重要な記事(3.と3’.)です。
そして、川内(せんだい)原発周辺地域、そうした記事からはじめます。

1.<(世論調査)集団的自衛権「反対」が過半数 行使拡大懸念6割、共同通
信調査>佐賀新聞2014年06月22日 19時29分??
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10201/76698
<共同通信社が21、22両日に実施した全国電話世論調査による
と、・・・・・・安全が確認された原発の再稼働に賛成は36・8%、反対は
55・2%。・・・・・>

2.<世論調査―質問と回答(6月21、22日実施)>朝日デジタル2014年6月
22日23時06分
http://www.asahi.com/articles/ASG6Q46M1G6QUZPS003.html
<・・・・・◆安倍首相の原発・エネルギー政策への取り組みを評価しますか。
評価しませんか。評価する 22 評価しない 57・・・・>

2’.<内閣支持低下43% 発足以来最低に 朝日新聞世論調査>朝日デジタ
ル2014年6月23日00時07分
http://digital.asahi.com/articles/ASG6Q7FSVG6QUZPS008.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6Q7FSVG6QUZPS008

3.<30キロ圏外でも高放射線量 原発事故時の飛散状況を試算>西日本電子
版2014年06月23日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40345/1/
重要な記事<福島第1原発事故と同規模の過酷事故が、九州電力川内原発(鹿児
島県薩摩川内市)と玄海原発(佐賀県玄海町)で起きた場合、避難が必要とされ
る高線量の放射性物質が原発から半径30キロ圏外にも飛散する可能性があるこ
とが、民間調査会社「環境総合研究所」(東京)の試算で分かった。風向きに
よっては、国が事前の避難準備を求めるおおむね30キロ圏の緊急防護措置区域
(UPZ)を越えて鹿児島市や福岡市の一部にも及ぶ計算となり、国に対策の見
直しを求める声が強まりそうだ。同研究所は福島原発事故後、最も放射性物質の
飛散が多かった2011年3月15日の福島県飯舘村や福島市などの放射性セシ
ウム、ヨウ素の観測データから飛散総量を推定。推定した放射性物質の飛散総
量が放射性プルーム(放射性雲)となって移動し、降雨で九州各地に落下した場
合の、1時間平均の空間線量率をレベル別に地図に示した。原子力規制庁が12
年に公表したのと違い、山や谷などの地形を考慮し、より正確な試算になってい
るという。・・・・・・・・UPZ内ではない有田町は今のところ、避難計画を
独自に策定する予定はない。福岡市は「30キロを越える自治体がどうすべき
か、国は早く指針を示してほしい」(防災・危機管理課)と強調する。原子力規
制庁は、プルーム通過時の被ばくを避けるための防護措置地域(PPA)をおお
むね50キロ圏内とする考えは示しているが、「具体的な対策は今後の検討課
題」としている。 >
・・・・・・・・玄海・川内からの添付図も重要です。
関連記事が続きます、
3’.<圏外自治体、独自の避難計画も 原発事故試算>西日本電子版2014年06
月23日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40349/1/
<・・・・・・「30キロ圏から来た人の避難先が優先され、市民がどこに逃げ
るかはまだ決まっていない」。5月末、京都市であった「脱原発をめざす首長会
議」の勉強会で、京都府京丹後市の中山泰市長は訴えた。・・・・・福岡市は九
州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から最短で約37キロ。京丹後市と同様に、福
岡県の地域防災計画からは外れているが、独自に50キロ圏に入る市民の避難計
画(暫定版)を4月に策定した。50キロ圏の人口は約56万人。市は半分近い
約27万人分のヨウ素剤を確保しており、残りは3年かけて用意するという。同
川内原発(鹿児島県薩摩川内市)北部にある熊本県水俣市も最短約37キロにあ
る。環境総合研究所(東京)の試算で、風向きによっては高線量の放射性物
質が及ぶとの結果だった。同市は、30キロ圏の鹿児島県出水市からの避難先と
なっているが、一部市民から、独自の避難計画の策定を求める声が強まってい
る。・・・・・・・・・・・・・・環境総合研究所の青山貞一顧問は「山間部よ
りも谷間に放射性物質が流れやすいなど地形で経路は大きく左右される」とし、
規制庁の試算は不十分だとみる。地形を考慮すると、試算の計算量が数十万?数
百万倍違うという。同研究所は、国土地理院の地形情報も踏まえて試算。風速が
毎秒2メートルだと、放射性プルーム(放射性雲)となった放射性物質は1時間
で約7・2キロ移動し、4時間強で30キロ先に到達する計算。行政の試算によ
ると、川内、玄海両原発では30キロ圏内の住民が圏外に避難するまでに24
時間前後かかるとされ、一定量の被ばくは避けられそうにない。 >

川内原発関連、
4.<(鹿児島県)原発30キロ圏 姶良で説明会 老老避難に不安>南日本新聞
(2014 06/22 06:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=57740
記事全文<九州電力川内原発(薩摩川内市)の重大事故を想定した避難計画の住
民説明会が21日、半径30キロ圏内の姶良市であり、参加者の大半は30キロ
圏外の住民だった。同市の圏内住民は9世帯11人と少ないが、平均年齢76歳
と高齢化が進み、事故時は30キロの線引きにかかわらず周辺と連携した避難が
見込まれる。高齢者同士の避難の不安や行政の支援を求める声が聞かれた。>
・・・・紙面ではもっと長い記事? 30キロ圏を厳密に適用してわずかに9世帯
が対象、と。

5.<(金目発言)石原環境相、23日福島県で謝罪へ>毎日新聞?6月22日
(日)20時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00000054-mai-pol
<・・・福島第1原発事故の除染に伴う中間貯蔵施設を巡る地元交渉に関し、
「最後は金目(かねめ)でしょ」と発言した石原伸晃環境相が23日、福島県を
訪問し、建設候補地の同県大熊、双葉両町長、佐藤雄平知事に謝罪する。同日午
前は会津若松市で渡辺利綱大熊町長、同日午後はいわき市で伊沢史朗双葉町長、
福島県庁で佐藤知事にそれぞれ謝罪する。井上信治副環境相と浮島智子環境政務
官も同行する。・・・・・・・・・・・・>
・・・・・・・被災者には直接会わない???

被災地フクシマ、
6.<(福島・飯舘村)再起の歴史、我らも 天明の大飢饉で打撃>毎日新聞?6
月22日(日)23時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00000079-mai-soci
長い記事<福島第1原発事故で福島県飯舘村が庁舎を福島市に移転させた「全村
避難」から、22日で3年がたった。飯舘村比曽(ひそ)地区では、住民有志ら
が国による除染の効果を確認しようと、独自で住宅地や農地の放射線量を測定す
るなど、自分たちに何ができるかを模索し始めた。同地区は1780年代の「天
明の大飢饉(ききん)」の大打撃から復興した歴史があり、「子孫の自分たち
も」と帰還への道を探っている。・・・・比曽地区では原発事故前、86世帯計
339人が暮らしていた。だが事故後に居住制限区域(年間被ばく線量20ミリ
シーベルト超50ミリシーベルト以下)となったため、日中は立ち入りできて
も、夜間宿泊はできない。国による除染作業は今年度、ようやく本格化。同県二
本松市に避難した農業、菅野(かんの)義人さん(62)は5月、地区の有志と
共に、住宅地や農地の放射線量の測定を始めた。・・・村議だった菅野さんは
「比曽地区史」の編さんに携わり、地区の先祖の歴史を知った。天明の大飢饉で
約90戸が数戸にまで激減。存続が危ぶまれた地区を立ち直らせるため、子供を
産んだ家庭にコメを配った「赤子養育仕法」などの「復興策」が文献に残されて
いた。・・・・・>
・・・・以下、過去にならって、元の場所へ復帰の試みを紹介しているが、原発
でもたらされた被害は天災とは異質なもの、・・・・。

7.<(飯館村)「風化防ぎ語り継ぐ」 避難の飯舘村描いた絵本好評 福島>
産経新聞?6月22日(日)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00000000-san-l07
<福島第1原発事故の被害で避難を強いられている飯舘村の避難の様子やその後
の奮闘を描いた絵本「がんばっぺ までいな村」が好評を得ている。分かりやす
い内容で全国や海外などからも注文が相次いでいる。絵本は自然豊かで“までい
(丁寧)”に暮らしていた飯舘村に震災と原発事故後が襲い、避難を余儀なくさ
れた住民の苦労と前向きに生きる様子を描いた。飯舘村の菅野典雄村長の妻で元
小学校校長の菅野允子さん(68)が「風化を防ぎ、語り継いで行きたい」との
思いから約1年かけて絵本作りを進めてきた。絵本作家のかとーゆーこさんの優
しいタッチの絵に允子さんが文章を付けた。・・・・・これまでの売り上げはす
べて飯舘村の子供支援の基金に寄付・・・・・・・・絵本は1500円。A
4判、32ページ。・・>

8.<(福島)川内で「家路」上映会 300人が鑑賞>朝日デジタル2014年6
月23日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6Q5HPQG6QUGTB00H.html
<内村など県内が撮影場所となった映画「家路」の上映会が22日、村の小学校
の体育館であった。映画の主題歌「アイニユケル」を歌ったSalyuさんと作
詞・作曲の小林武史さんによるミニコンサートも催され、詰めかけた約300人
が楽しんだ。主演の松山ケンイチさんが原発事故後の警戒区域でコメ作りを始め
るというストーリー。村内に映画館はなく、初めて鑑賞する人も多かっ
た。・・・・・・・>

9.<高卒の求人、出足好調 県内企業、人手不足で積極姿勢>福島民友
(06/21 11:15)
http://www.minyu-net.com/news/topic/140621/topic2.html
<来春の新規高卒者を対象とした、県内企業からの求人の受け付けは20日、県
内8カ所のハローワークで始まった。福島労働局によると、同日午後3時現在の
受け付け件数は279件(前年同期比93.8%増)、求人数は851人(同
82.6%増)と大幅に増加した。復興需要や景気改善などを背景に一般の有効
求人倍率が高く、中途採用でも人手不足を補えない分、高卒者を採用して長期的
に育成しようと考える企業が増えているとみられる。・・・・・・・・・>

10.<除染基準転換に賛否 国の個人線量活用方針 「効果薄い作業減」 
「反対住民の混乱招く」>福島民報2014/06/22 09:11
http://www.minyu-net.com/news/topic/140621/topic2.html
長い記事<環境省が個人被ばく線量を活用した除染方針を7月中にも策定するの
を受け、除染を担う市町村には戸惑いが広がっている。空間放射線量に換算した
除染の目安「毎時0・23マイクロシーベルト」以上の地域の住民でも、年間追
加被ばく線量は1ミリシーベルト以下になるケースが多い。市町村からは「個人
被ばく線量が基準になれば大幅な線量低減を見込めないエリアの除染事業を縮小
できる」と評価する声がある一方、「住民が混乱する」として、毎時0・23マ
イクロシーベルトの目安を維持する動きもあるなど対応が分かれている。
■揺れる現場? 環境省の個人被ばく線量に基づく除染方針の策定は今月、福島、
郡山、相馬、伊達の市を交えた除染の勉強会で打ち出された。・・・・・・・・>
・・・・・・重要な問題です。0.23マイクロシーベルトの算出根拠だって、問題
があるのに・・・。添付図参照。

11.<実数とずれ、国が放置 総務省の全国避難者情報システム不評>河北新
報6月22日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140622_71017.html
<東日本大震災後に総務省が整備した全国避難者情報システムの形骸化が進んで
いる。登録が必ずしも義務ではない上、避難先から元の自治体に戻ってもデータ
を抹消しない例が多く、広域避難者の把握という機能を果たせなくなっている。
岩手、宮城、福島の被災3県は改善を求めるが、国の動きは鈍い。・・・・
(算出法切り替え) 福島県いわき市はことし2月、「実態が反映されていな
い」として、避難者情報システムに基づく市外避難者数の発表を停止し、原発避
難者特例法に基づいた届け出人数に切り替えた。特例法は福島第1原発事故の影
響を受ける13市町村の住民が対象。避難先で被災者向けのサービスを受ける際
には住民登録を求めており、いわき市はより正確に現状を反映していると判断し
た。その結果、市外避難者は4979人(昨年12月時点)と従来の3分の2に
減った。市関係者は「避難者が多いままだと、帰還できない地域との印象が強く
なる」と、切り替えた背景を説明する。・・・・・・
(複数カウントも)被災者を受け入れている自治体の見方も厳しい。福岡市はシ
ステム上の避難者が136人に上るが、実際に把握しているのは92人。担当者
は「システムは参考程度にすぎない」と冷ややかだ。・・・・・・・
(3県が改善要望)・・・・・岩手、宮城、福島3県はシステムの見直しを要望
しているものの、国は方向性すら示していない。総務省住民制度課は「復興庁と
も相談をしているが、どのような方式がいいのか、結論が出ていない」と言
う。・・・・・・・・>
・・・・・・なんというお粗末な実態でしょう!!

12.<22日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月23日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

13.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月22日 17:14
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140622/1633524
<▼空間放射線量率(22日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

14.<(栃木県)那須塩原、那須の住宅表土除去費用、さかのぼって交付へ 
総務省>下野新聞6月21日 朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140621/1631445
総務省は20日までに、那須塩原市と那須町が除染のため独自に財政負担している
住宅敷地の表土除去について、2013年度分にさかのぼって費用を震災復興特
別交付税として交付する方針を固めた。本年度分の除去費用に留まらない支援を
求めた自民党国会議員らの要望に応えた格好で、今年9月に交付する見通しだ。
また次年度以降の除去費用も同交付税で手当てする。・・・・・・伊藤政務官は
過年度分の財政支援について「限りある財源の中だが、きちんと精査した上で地
域が希望を持ってもらえるよう手当てしていきたい」と説明。次年度以降につい
ては「『1回(交付税を)出したから後は知らない』では通じない。これまでと
同じ手法で除去をしていく場合は対象とする」と述べた。両市町によると12、
13年度に、那須塩原市は16億円、那須町は1億7300万円をそれぞれ住宅向け
の表土除去費用として負担した。>

15.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:13 町も頼れないんだ
な>朝日デジタル2014年6月22日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11203156.html
<◇No.956 宮城県丸森町で取れた農作物に、放射能の影響はどれだけ及ん
でいるのか。福島県境の筆甫(ひっぽ)地区でも、住民の間で不安が広がってい
た。2011年4月に入って、住民組織事務局長の吉沢武志(37)のところ
に、住民から「安心して野菜が食べられない」との相談が来るようになった。出
荷する野菜だけではない。自家用に栽培している野菜を食べていいのかどうかさ
え分からないのだ。吉沢は4月中旬、町の農林課に電話した。町が放射能を測定
した野菜に、筆甫の物が入っているのだろうか。・・・・・・・・・・すると、
その職員から意外な答えが返ってきた。
「もし筆甫の野菜を測って高い線量が出てしまったら、もう町では対処できな
い。だから測っていないんだ。わかってくれ」ああ、町も頼れないんだな。吉沢
はこのとき、はっきりと自覚した。・・・・・丸森町長の保科郷雄(64)は、
農林課でのこのやり取りのことを承知していないという。「事実を明らかにして
いこうとの動きがある一方、役場内で事実を表に出さないようにする動きがあっ
たのも事実かもしれない」 
知事の村井嘉浩(53)の文書回答によると、県は11年、筆甫地区を含む丸森
町内で13品目15点の農作物の検査を東北大に依頼した。その結果、いずれも
基準値以下だった。しかし、どの生産者の農作物なのかは「公表していない」。
宮城県で風評被害が認定されたのは、原子力損害の範囲などを定めた11年8月
の中間指針以降だ。だが、出荷制限を受けた肉牛などが対象で、農作物について
の風評被害が認められたのは13年1月にまでずれ込んだ。県内はいまも、野菜
は出荷制限の指示が出ていない。>

16.<(埼玉県)加須で双葉支援のマグロ解体ショー 新鮮な刺身に故郷思
う>埼玉新聞?6月22日(日)16時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00010002-saitama-l11
<・・福島第1原発事故で避難している福島県双葉町民らが加須市騎西に開設し
た交流施設「双葉せんだん広場」で21日、マグロの解体ショーが行われた。約60
人の双葉町民が参加。新鮮な刺し身に舌鼓を打ちながら、海辺の故郷に思いをは
せた。広場は町民が集団避難していた旧県立騎西高校近くに今年3月、オープン
した。町民が立ち上げたNPО法人「タクイハート」(幾田慎一代表理事)が運
営。避難所の閉鎖後、町民と地域の触れ合いの場になっている。解体ショーは埼
玉と東京の避難者支援団体「エネチェン大作戦」(吉木陽子代表)が企画し
た。・・・・・・・・・・>

17.<(島根県)ドキュメンタリー:住民の絆を壊す、原発事故の現実 福
島・双葉町の記録、上映??松江>毎日新聞 2014年06月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20140622ddlk32040323000c.html
<◇アマ映像作家・堀切さん、避難所に通い制作 東京電力福島第1原発事故で
避難を余儀なくされた福島県双葉町の住民を追ったドキュメンタリー「原発の町
を追われて 避難民・双葉町の記録」が21日、松江市白潟本町で上映された。
避難所に通って制作したアマチュア映像作家、堀切さとみさん(48)=さいた
ま市=の講演会もあり、原発事故が住民の絆を壊していった現実を報告し
た。・・・・・・・・堀切さんは講演会で「住民の命を最優先に考えるというこ
とが一筋縄にいかないことを痛感した」と訴えた。午前中の上映会には約40人
が参加。雲南市の60代女性は「事故が人間関係にひびを入れたことが分かっ
た。改めて悲惨さが伝わった」と話した。午後にも2回の上映会があった。>

18.<(徳島県)講演会:核兵器、原発の歴史語る 名大・沢田名誉教授、徳
島で講演>毎日新聞 2014年06月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20140622ddlk36040387000c.html
<原子力の歴史と恐ろしさを考える講演会「核兵器・原発と放射線被ばく??人類
の未来に向けて」(原発ゼロ徳島連絡会など主催)が21日、徳島市藍場町2の
あわぎんホールであった。広島市出身の被爆者で、理論物理学を専門とする名古
屋大名誉教授、沢田昭二さん(82)が核廃絶を目指す活動と、核兵器や原発の
歴史について語った。・・・・・沢田さんは「政府は内部被ばくを軽視してい
る。低い放射線量でもどの臓器に、どんな形で入るかで体への影響は違う。福島
第1原発の放射性物質が海に出ないよう、真剣になってほしい」と訴えた。>

19.<(広島県)広島マスコミ九条の会:「戦争前提の規制」指摘 中区で専
修大・山田教授、言論の自由巡り講演>毎日新聞 2014年06月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20140622ddlk34040282000c.html
<県内の報道関係者などでつくる「広島マスコミ九条の会」が21日、中区で設
立9周年の総会を開いた。山田健太・専修大教授(言論法)が「岐路に立つ言論
の自由」と題して講演。取材側にも規制をかける特定秘密保護法や、鼻血と福島
第1原発事故による被ばくに関する表現で漫画「美味しんぼ」に閣僚や自治体の
抗議が相次いだことに触れ、「公権力が自分たちと違う意見は認めない方向に
なってきている。戦争の反省から保障された表現の自由が制限され、戦争を前提
にしたメディア規制が着々と始まっている」と指摘した。>

福島第一の現場、
20.<ALPS、全3系統が再稼働 福島第一原発>日本テレビ系(NNN)?6
月22日(日)20時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140622-00000031-nnn-soci
福島第一原発で、汚染水から放射性物質を取り除くALPSは、22日から残る
1つの系統が運転を再開し、約3か月ぶりに3系統全てが稼働する状態となっ
た。22日午前から運転を開催したのは、ALPSの「C系統」。・・・・3系
統全てが稼働するのは今年3月18日以来、3か月ぶり。東電は、これにより1
日約750トンの汚染水の処理が可能になるとみている。>

21.<地下水位の変動なく 海洋放出1カ月、効果見通せず>福島民友
(06/22 10:00)
http://www.minyu-net.com/news/news/0622/news9.html
記事全文<東京電力福島第1原発事故の汚染水対策「地下水バイパス計画」は
21日、1~4号機建屋に流れ込む前にくみ上げた地下水の海洋放出が始まって
から1カ月が経過した。これまでの6回にわたる放出量は計約6800トンに上
る。ただ、1~4号機建屋に1日約400トン流入する地下水量を100トン程
度減らせるとの触れ込みで始まったものの、現時点で建屋周辺の地下水の水位に
ほとんど変動はなく、効果は見通せない状況だ。
地下水バイパスは、1~4号機建屋の周囲の地中を凍らせる「凍土遮水壁」、汚
染水から62種類の放射性物質を除去できる「多核種除去設備(ALPS)」と
ともに国、東電が汚染水問題の抜本策に位置付けている。しかし、建屋に向けて
流れる地下水の速度は非常に遅い上、専用井戸は建屋から100~400メート
ルも山側に離れているため即効性に課題が残る。東電は「効果は1カ月では分か
らず、数カ月程度はかかる」と説明している。地下水バイパスの効果を早急に上
げるためには、建屋により近い場所に井戸を設置すべきとの指摘もあるが、東電
は「建屋周辺の地中には配管などが相当数埋設されており、現行の場所が井戸を
掘れるぎりぎりの位置」としている。>

22.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月23日03時17分
 東京朝刊  
<22日正午現在 1.5マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.5マイクロシーベルト毎時>

原発関連施設立地自治体、
23.<六ケ所村長に戸田氏初当選 核燃施策の推進訴え大差>佐賀新聞2014年
06月22日 23時40分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10202/76725
<核燃料サイクル施設が立地する青森県六ケ所村で22日、任期満了に伴う村長
選が投開票され、核燃推進派の前副村長戸田衛氏(67)が、会社経営菊川慶子
氏(65)やアルバイト梅北陽子氏(61)ら無所属新人の3氏を大差で破り初
当選した。3氏はいずれも核燃施策に反対の姿勢を示していた。投票率は62・
94%。村では日本原燃が10月の完成を目指し、使用済み核燃料再処理工場の
建設を進めている。東京電力福島第1原発事故後初の村長選で、核燃施策の是非
が争点となったが、反対票は伸びなかった。得票数は戸田氏が5144票、菊川
氏が152票、梅北氏が96票、無職関千尋氏(50)が22票。3期務めた推
進派の現職古川健治氏(80)は引退表明の際に戸田氏を後継指名。戸田氏
は核燃施設との共存共栄を訴え、18人の村議全員の支持を受けて安定した戦い
を進めた。戸田氏は22日夜、報道陣に「推進が村民に理解された。再処理工場
操業時には村として安全協定などで対応したい」と述べた。菊川氏は「原発事故
をきっかけにいろいろ考えた村民もいたが、思ったより票が少なく残念」と話
し、梅北氏は「根強く反対する村民がいることを示せた」と振り返った。>

原発・電力関連企業、
24.<三菱重工・シーメンス連合敗れる 仏アルストム、GEへの売却決定>
産経新聞?6月22日(日)21時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00000561-san-bus_all
<【ベルリン=宮下日出男】フランスの重電大手アルストムは21日に開いた取
締役会で、同社エネルギー部門について、米電機大手ゼネラル・エレクトリック
(GE)に売却することを決定した。共同提案でGEに対抗した三菱重工・独電
機大手シーメンス連合は敗れ、争奪戦が決着した。・・・・・・>

0-電力、
25.<大手電力と新電力、組み合わせ購入倍増 料金節約が狙い>朝日デジタ
ル2014年6月22日11時30分
http://www.asahi.com/articles/ASG6P4H91G6PULFA004.html?iref=comtop_list_biz_n03
<企業や自治体が大手電力と、新規参入した電力会社(新電力)から、電気を組
み合わせて買う事例が倍増する見込みだ。経済産業省によると、全国で3月末の
実績は約700件。だが4月以降の開始予定が約600件あり、全部で約
1300件になる。複数から電気を調達して、料金を安く抑えるのが狙いだ。経
産省は、この数字を23日の電力システム改革の作業部会に示す。「部分供給」
と呼ばれる契約の仕組みで、料金は安いが供給力が不安定な新電力と、安定供給
できる大手電力との契約を組み合わせる。・・・・・・・・・・・>

参考記事、
26.<(社説)[電力自由化] 消費者本位の競争促せ>南日本新聞(?6/21
付?)??????????????????????
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201406&storyid=57716
<改正電気事業法が成立し、電力小売りが2016年から全面自由化されること
が決まった。鹿児島県内なら現在は九州電力からしか電気を買えないほとんどの
一般家庭でも、自由に電力会社を選べるようにな
る。・・・・・・・・・・・・・・来年の通常国会に、18年から20年をめど
に全国の送配電網を開放して新規事業者も公平に利用できるようにする「発送電
分離」の法案を提出し、電力システム改革は最終段階を迎える。ただ、電力会社
の反発が強く、政府は配送電会社を持ち株会社として傘下に置くことができる
「法的分離」にとどめる方針だ。これでは新規事業者が不利な利用条件を設定さ
れかねない。消費者に電力の多様な選択肢を提供し、安定供給できる公平な電力
市場をつくることが重要だ。>
・・・・・・・抜け道を準備して、既存電力会社に便宜・・・。

27.<今週の本棚・新刊:『原発事故と放射線のリスク学』=中西準子・著>
毎日新聞 2014年06月22日 東京朝刊
記事全文<(日本評論社・1944円)化学物質のリスク評価の第一人者が、放
射線の健康影響を分析し、「研究生命をかけて」という強い決意で提言を書い
た。広島・長崎の被爆者約12万人についての60年以上の追跡調査には、化学
物質の研究をはるかにしのぐ蓄積がある。専門家からの聞き取りやデータの解析
を進めた著者は、被ばく線量の推定値が実際の2?3倍過大に評価されているこ
となど、日本の行政の不思議な対応に気づく。国が直轄で除染を行う地域では、
帰還の条件をめぐって住民と行政の合意形成が難航している。著者は「一ミリ
シーベルトは不可能という実態を認め、また、二〇ミリシーベルトは通常の生活
環境としては高すぎる」として、「年五ミリシーベルト以下」という新しい除染
・帰還の目標値を示す。「一五年間の平均的被ばく量は五○ミリシーベルトを超
えない」などの条件から導いたもので、リスクの大きさを他の化学物質とも比較
した上での提案である。「今回の放射線問題で一番大切なことは、一定のリスク
の受容は必要だと正直に言うこと」と著者は言う。本書が混迷を打開する議論の
契機となることを期待する。>
・・・・あくまで、参考です。

今朝届いた西日本新聞朝刊?紙面では、
1面トップに、3.の記事、見出しは、
3”.<30キロ圏外も高放射線量 玄海原発事故 民間試算 福岡市も要避難
レベル 川内は鹿児島市まで到達>
3面に続きがあります。
3”’<焦る自治体 独自の避難計画策定 国の試算は「不十分」>
2面に、1.の記事がありますが、原発問題の文はありません、
5面下方に、20.と23.の類似記事。
今朝の紙面は以上です。(6.23.4:47)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ 田場祥子@VAWW RAC さんから:
本日は沖縄慰霊の日です。
辺野古浜通信をお届けします。
**
今週の日程(6月23日慰霊の日、27日髙江、28日辺野古、29日髙江)について

■ 6月23日 慰霊の日、抗議と集会が開かれます。
□ 午前9時頃より平和祈念公園入口にて、安倍総理大臣とケネディ駐日米国大使
に対する抗議行動が呼びかけられています。
□ 国際反戦沖縄集会は午後1時頃、「魂魄之塔」にて行われます。
国際反戦沖縄集会、今年は高江フラが踊るそうです、踊る曲は「カウラナ・ナ・
プア」邪悪な使者の書類にはサインしないというフラの曲。七尾旅人の「沖縄県
東村高江の唄」、そして「平和の琉歌」 渾身の3曲だそう、必見ですね。

明日、天気予報は曇りですが気温は31度、湿度も高く、外を歩くと大きく体力を
奪われます。30分ごとの水分補給を心がけてください。また夕方には風も出て、
ところによっては雷を伴う雨風がある見込みです。

■ 6月27日金曜日 髙江 ※ こちらについては、関係する方々の中でだけ、回覧
お願いします。
午後1時 N1テント前にて(仮)髙江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会立ち上
げが行われます。
これから7月、辺野古の作業が目前に迫ると同時に、N1への工事強行も同じ時期
に行われます。髙江が手薄にしないためにも、これまで以上の連絡、連携が必要
となってきています。もろもろ、決意も含めて確認し合いましょう。

■ 6月28日土曜日 辺野古
午前9時 辺野古浜集合 辺野古海上行動PR行動が行われます。国会議員、県議
会議員も含めた多くの県民の参加をお願いいたします。乗船希望者は8時半テン
ト集合

■ 6月29日日曜日 髙江
午後2時 髙江座り込み7周年報告会 東村農民研修施設(村営グラウンド向
い・公民館2F)こちらでも、古謝美佐子さん、高江フラの演奏があります!
平和市民連絡会では、午前11時県庁前発のバスも用意しています。詳細は連絡下
の長嶺さん(090-2712-6486)までご連絡ください。
以上。
他にも、情報などございましたら…辺野古浜通信 henoko@pure.ocn.ne.jp までご
連絡お願いいたします。すぐの掲載、発信など、私的状況により出来ないことも
ありますが、出来るだけ多くの方とシェア出来るよう努力いたします。どうかよ
ろしくお願いいたします。

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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【修の呟き日記】

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【修の呟き日記】
 先週も無事仕事をやり遂げることができました。感謝です。私の仕事は車にお乗せしてご自宅から病院へ安心して安全に無事にお連れすることです。その際にお一人で通院される場合は病院受付の方にその後の対応をお願いするのですが、その対応が病院によってかなり違います。「よろしくお願いします」と声を掛けても、知らん振りする病院もあれば、患者さんの手を取り、身体を支えながら介助してくれる病院もあります。また一人で通院する方のために診察に同席しようとしたら、家族以外の同席を拒否される医師もいます。病院との付き合い方も患者さん以上に私たちにとっても重要で、それぞれの病院の対応について理解しておかないと、それこそ患者さんにご迷惑を掛けることになります。さてこのこととは直接関係はありませんが、7月5日(土)午後1時半から、佐賀市の県教育会館で介護職の労働環境を考える「県介護集会」が開催されるそうで、私もぜひ参加したいと思っています。(6月17日付佐賀新聞参照)

 次に、有明海再生に向けた話。19日付佐賀新聞は長崎地裁が国営諫早湾干拓事業開門調査差し止め訴訟で9月18日に干拓地や周辺漁場視察を行うと伝えています。長崎地裁は先の仮処分決定では漁業被害について触れていなかったのが、被害の実態について調べようというのですから少しは期待していいのではないでしょうか。またコラム「記者席」で、県政担当の栗林賢記者が国が沿岸4県に呼び掛けている「開門に触れない前提での話し合い」に期待を寄せる古川康佐賀県知事を批判、「開門するか、しないかー二択しかない以上、どこからも不満が出ない解決はあり得ない」と指摘し、「県議会と県には問題の本質と正面から向き合うため、国任せではない、主体的な動きを期待したい」と、訴えています。私もそう思います。7月11日(金)午後2時から佐賀地裁で間接強制異議申し立ての弁論が行われます。漁民の大鋸武浩さんが意見陳述を行う予定で、傍聴参加の方は午後1時に佐賀県弁護士会館駐車場にお集まりください。(6月20日付佐賀新聞とチラシ参照)

 さて、佐賀市での脱原発を訴える金曜行動が20日で100回目を迎えました。この日は私も含めて約50人が参加。いつもは10人前後ですからいつもの5倍。最も危険な原発がある玄海原発の立地県で声を上げようと2012年7月13日の大雨の日に抗議行動を開始。これからも原発廃炉を勝ち取るまで続くと思います。だって私たちの生命と生活が脅かされ、いつ生命と日常生活が奪われるか分からないからです。みなさん!共に立ち上がりましょう!7月4日午後2時から、佐賀地裁で「原発なくそう!九州玄海訴訟」の口頭弁論が行われます。この日は作家の早乙女勝元さんと福岡在住の避難者が意見陳述を行います。傍聴される方は12時半までに佐賀県弁護士会館にご集合ください。(6月21日付佐賀新聞とチラシ参照)

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1159目報告☆

青柳行信です。6月22日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1159目報告☆
呼びかけ人賛同者6月21日3388名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
雨になりました。
雨の中、天神コア前で 「やだよ戦争!」天神行動がありました。
それぞれがプラカードを持ち 横断歩道前やコアのショウウィンドウ前でアピー
ルをしました。
あんくるトム工房
やだよ 戦争!  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3057

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』小倉志郎著出る
      (左門 6.22-659)
※《この本は「遺言」のつもりで書いた。
原発の利権にかかる者や、原発を推進する権力者側にとっては、都合の悪いこと
も書き連ねた。
読者のみなさんのなかには、
「原発をつくった人間が何を今さら善人ぶりやがって!」と思われる方もいるだ
ろう。
原発をエネルギー資源の少ない日本にとって「救世主」であるかのような夢を見
て疑わなかった私自身、痛切に責任を感じている。
いや感じるだけでなく、責任の一端を担っていることは確かである。
しかし、長年、原発の建設や保守・点検に携わった人間だからこそわかることを
書き留めることで、「贖罪」の思いもこめた》(同署「はじめに」より)。

★ 弁護士 池永 修 さんから:
<九州避難者訴訟提訴説明会のご案内>
本日、福島第一原発事故後に主に九州に避難してこ られた方々を対象に避難者
(集団)訴訟の提訴説明会を行います。
福島第一原発事故から早3年が過ぎましたが避難者の方々にとって福島第一原発
事故は現在進行形で続いています。
弁護団では一人でも多くの避難者の方々にこの九州初の集団提訴に加わっていた
だきたいと考えています。
あまり日にちがなくて恐縮ですが、可能であれば皆様とつながりのある避難者の
方々に情報提供していただきたくお願い申し上げます。

日時 2014年6月22日午後1時~3時
場所 福岡県弁護士会館3階ホール
   福岡市中央区場内1-1(福岡地方裁判所内)
主催 福島原発事故被害者弁護団福岡
当日連絡先:090-2824-5317

★ 京都の菊池 さんから:
6/22奈良/映画「放射線を浴びたX年後」上映、
http://www.fragment-group.com/kaku-kaken/information.html#140622

【講演】 伊東英朗監督
【シンポジウム】 伊東英朗監督 荒木田岳(福島大学)土屋由香(愛媛大学)
【司会】 小路田泰直(奈良女子大学)

日時:2014年6月22日(日)13:15~17:30(開場12:45)
場所:奈良女子大学 コラボレーションセンター3階 Z306(定員60名)
http://www.nara-wu.ac.jp/crades/access.html
参加無料・事前申込不要
(当日の入場状況によって、入場を制限させていただく場合がございます。あら
かじめご了承ください。)
主 催:科研「原子力開発および原子力「安全神話」の形成と戦後政治の総合的
研究」
連絡先:奈良女子大学文学部小路田泰直研究室 0742-20-3311

映画「放射線を浴びたX年後」については、
劇場映画 「X年後」公式サイト
http://x311.info/

劇場映画 「X年後」公式サイト|上映日程
http://x311.info/blog/theater/

NNNドキュメント「放射線を浴びたX年後」 映画化!
http://www.ntv.co.jp/document/news39.html

伊東英朗監督については、ローリングストーン日本版のホームページの
2013年 4月 5日
伊東英朗 インタヴュー|54年の6回の水爆実験で広がった放射能が日本全土を
覆っていた
http://www.rollingstonejapan.com/politics/sh/sh-1302-hideaki-ito/

インタビューは
愛媛県のテレビ局、南海放送のディレクターである伊東英朗が、8年間にわたり
取材を続けるビキニ事件を描いたドキュメンタリー映画『放射線を浴びたX年後』。
この事件の解決を福島の原発事故へとつなげたいと語る、監督の想いとは─。
と書き始まり

口口
聞き手
「映画を観て、1954年3月に行われたビキニ環礁の水爆実験で、第五福竜丸
以外に1000隻以上の船が被ばくしていたことにまず驚きました。」
・・・
口口
聞き手
「映画では、監督自ら被災した漁民や遺族の方に取材を行っていますね。遺族の
方から「墓場までききに行け!」と言われているシーンは印象的でした。」
・・・
口口
聞き手
「当時、放射性下降物が太平洋や日本を始めとする、アジアを覆っていたという
のは?」
伊東さん
「米原子力委員会の機密文書には、54年の6回の水爆実験で広がった放射能が日
本全土を覆っていたことが記録されています。
日本人の上に、確実に放射性降下物が降っていたんです。
さらにアメリカ政府から慰謝料として200万ドル(当時の日本円で約7億
2000万円)を受けとり、今後この問題について何も問わないという文書を交
わしました」
・・・
・・・
伊東さん
「『今は福島が問題なんだから、大昔のことをやってる場合じゃないでしょ
う』って言われることもありますが、
僕はビキニ事件を解明しないと福島の問題は見えないと思う。
現在、福島の状況を理解するために、チェルノブイリやその他の被ばく実験を参
考にすることが多いと思います。
でも、日本全土が放射性降下物で覆われて、長期間にわたって被ばくした魚を食
べ続けた可能性が高いわけですし、
マグロ漁船に乗っていた人たちは特に強い被ばくを受けています。
身近に被ばく者がいるわけです。それが現実に何を引き起こしているのか、まず
は医学的に解明しないといけない。当時マグロ漁船に乗っていた方には、すでに
ガンなどで亡くなっ
てしまっている方も多い。今、生きている方もガンを患っている人が多いんで
す。その相関関係を解明することで、福島の問題につなげることができるはずで
す。60年近くたった今
だからこそ、そのスパンでの被害の状況が見えてくる。本当に貴重なデータにな
ると思うんです」
口口
聞き手
「そのためにも、多くの方に映画を観てもらいたいですね。」
伊東さん
「映画を作った目的はそこにあります。劇場で上映することだけが目的ではない
んです。とにかく、事件を知ってほしい。
映画を観てこの事件に興味を持っていただいて、皆さんに調査をしてもらいたい
んです」
口口
聞き手
「調査とは、具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか。」
ということをこのインタビュー記事は伝えています。上記URLで、ぜひ記事全
文をお読みください。

荒木田岳さんについては、下記を参照ください。
福島大学の荒木田岳(たける)さん(=行政学=)が、
5月28日、金沢市内で講演し、東京電力福島第1原発事故から3年余りが過ぎ
た福島の現状について報告したことについて、
毎日新聞が5月29日にウェブでは(新聞でも)
毎日新聞 2014年05月29日 17時38分(最終更新 05月29日 19時09分)に、記
事を発信しています。
http://mainichi.jp/select/news/20140530k0000m040014000c.html
・・・
荒木田氏は、原発事故による住民への影響を明確に説明しない国や福島県の姿勢
を批判、
「人々が被ばくし続けている現状を人権問題としてとらえ、改善しないといけな
い」と訴えた。
・・・
 講演で荒木田氏は、事故前後に放射性物質や被ばくについての基準が大きく変
わったことを疑問視し、
「事故後にルールを変えるのは禁じ手だ。事故前の基準に照らし、現状で本当に
安全なのかを考えるべきだ」と訴えた。
その上で「『国が大丈夫と言っているから大丈夫』と安心するのではなく、避け
られる被ばくは避けるべきだ」との考えを示した。
・・・
 被ばくに対する福島の県民世論については
「住民も本当は不安で仕方ないが、『風評被害を招く』として、国に対する懐疑
論は表に出てこない。復興ムードが多様な考えを抑圧している」と指摘。
「言えない苦しさを推し量って、被災者や自主避難者を支援してほしい」と呼び
掛けた。

土屋由香さんについては、
土屋 由香 - 研究者プロフィール - 愛媛大学
http://kenqweb.office.ehime-u.ac.jp/Profiles/0002/0000048/profile.html
http://www.e-cis.net/tsuchiya_web/

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
福岡では、昨日夕方からまたかなり強い雨になりました。
さて、今朝も川内(せんだい)原発関連の記事からはじめます。

こちらの記事に重要・重大な指摘が、
1.<鹿児島県 原発避難計画で大きな間違い??あり得ないオフサイトセンター
「退避」を明記?>HUTER2014年6月20日 08:00
http://hunter-investigate.jp/news/2014/06/-1116-20-2.html
長い記事<九州電力川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の避難計画に関す
る県と地元自治体による住民説明会で配布された資料に、原発災害時のイロハを
無視した記述があることが判明した。問題の資料は鹿児島県が作成し、住民説明
会で配布している「鹿児島県地域防災計画(原子力災害対策編)の概要」。県は
その中で、原子力災害時の最重要拠点施設「オフサイトセンター」の扱いを、根
本的に間違っていた。大失態と言っても過言ではなく、避難計画の是非を論じる
入り口で、すべての作業を止めるべきだ。・・・・・・・オフサイトセンターと
は、原子力災害時に、国、地方自治体などの関係者が参集し、緊急時の情報を共
有しながら住民避難などへの適切な対応を導くための拠点となる施設。「原
子力災害対策特別措置法」(原災法)が、原発の存在する都道府県内に「緊急事
態応急対策拠点施設」を設置することを定めており、この拠点施設を「オフサイ
トセンター」と呼ぶ。・・・・・特別に整備されたオフサイトセンターが、原発
事故時に最も重要な存在となる理由が二つある。まず、原発施設に対する安全規
制と防災対策を的確かつ迅速に行うため配置される「原子力保安検査官」と「原
子力防災専門官」が、ここにしかいないこと。専門家が常駐しているのはオフサ
イトセンターだけなのだ。そして、最大の理由として挙げられるのは、住民避難
の方向を決定するためのデータを提供する緊急時迅速放射能影響予測ネットワー
クシステム「SPEEDI」の端末が、ここにあること。県庁内にも端末は
あるが、法令が定めた拠点施設はあくまでもオフサイトセンター。住民避難の的
確な指示は、専門家が集まることになっているオフサイトセンターでしか出せな
いはずなのだ。事実、福島第一の事故では、県庁内の端末で受けた
「SPEEDI」の情報が膨大過ぎたため、分析することさえできなかったとい
う。オフサイトセンターが機能しなければ、住民避難計画など机上の空論。どこ
に逃げればいいのかさえ分からぬまま、放射能被害が拡大することになる。が、
鹿児島県は、オフサイトセンターについての認識が欠如してい
た。・・・・・・・『オフサイトセンター、市町村、県の出先機関はあらかじめ
設定した機能移転先に退避し、必要な業務について、継続して実施』と書かれて
いる。しかし、前述したよ
うにオフサイトセンターに『退避』などということはあり得ない。あってはなら
ないことなのだ。・・・・・川内原発の事故に対応するオフサイトセンターは、
薩摩川内市内にある「鹿児島県原子力防災センター」(下の写真)である。ここ
からの「退避」を余儀なくさせる事態とは、即ち原発事故が福島第一を上回る規
模で、センター自体が壊滅的被害を受けた場合だけ。それ以外のいかなる状況に
あっても、ここの人間が逃げ出すことは許されない。前述したとおり、県庁内に
はオフサイトセンターに詰めている国の原子力防災専門官などはおらず、県独自
で原発事故における10条通報や15条通報に即応できる可能性は皆無に近
い。・・・・・>
・・・・・・・・是非、検索して全文ご確認ください。

佐賀県、
2.<九電「唐津市並み」提示 原子力安全協定>佐賀新聞2014年06月21日 09
時40分??
記事全文<九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)をめぐる原子力安全協定締結の
協議で、伊万里市の塚部芳和市長は20日、九電が「事前説明」を含む唐津市並
みの協定内容を提示していることを明らかにした。塚部市長は「事前了解」を含
む立地自治体並みの内容を求めており、さらに交渉を続ける方針を示した。市議
会一般質問で、九電との安全協定交渉の現状を説明した。市長自ら九電側の担当
である副社長と4回にわたり交渉したといい、「現段階では(事前説明を含む)
唐津市並みの協定まではこぎつけた」と答弁した。ただ、「原発事故が起きた場
合は立地自治体だけの問題ではなくなる。UPZ圏内(原発から半径30キロ
圏)は同じ安全協定内容でしかるべきだ」と述べた。これまで通りに「事前了
解」を含む内容を求めて交渉を続ける方針を強調した。塚部市長は「粘り強く求
めていき、九州電力にも意識を変えてもらうようにお願いしている」と話した。
唐津市の安全協定では、九電は県や玄海町に説明した原発に関わる「重要事象」
について、できるだけ早く唐津市に説明、市は意見を述べることができるとして
いる。>

3.<=一般質問ピックアップ= 県議会>佐賀新聞2014年06月21日 09時52分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/76312
?<・・・・佐賀県議会は20日、一般質問最終日の質疑を行い、古賀陽三議
員、福島光洋議員、川崎常博議員、古賀善行議員(以上、自民)、徳光清孝議員
(県民ネット)の5議員が登壇した。・・・
■原子力防災対策
県が実施した原発事故時の避難時間推計について、徳光議員が「前提が甘い」と
指摘し、避難計画を含む防災対策の完了を再稼働の判断条件にすべきとし、県の
考えをただした。古川知事は、原発の半径5キロ圏内と30キロ圏内の2段階で
の避難を想定している国の原子力防災指針の考え方に触れ、「県の推計は30キ
ロ圏内の全員が一斉に避難するケースも想定しており、国が示した考え方より厳
しい前提でも試算している」と説明。再稼働についても「現在の避難計画でも対
応は可能」との認識をあらためて示し、「再稼働とは別に避難計画の見直しは不
断に行っていく」と述べた。・・・・・・・・>

昨日、他紙既報ですが、
4.<(佐賀県)「再稼働ノー」県庁前の抗議行動100回目>佐賀新聞2014年
06月21日 09時42分??
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/76307
<福島第1原発事故を契機に、佐賀市の県庁前で毎週金曜夜、脱原発を訴えてき
た抗議行動が20日、100回目を迎えた。歳月とともに事故の記憶は薄らぎ、
ピーク時に50人いた参加者も最近は10人程度。それでも参加者たちは「再稼
働が迫っている今こそ、ノーの声を結集したい」と力を込める。・・・節目のこ
の日、普段より多い約40人が集まり、声を張り上げた。抗議は1時間。ここ2
年間、大雨の日も見られた金曜夜の光景だ。最初の抗議行動は2012年7月
13日。福島事故から1年後、東京の首相官邸前で始まった抗議デモに連動し、
玄海原発の立地県でも脱原発の声を上げ始めた。市民運動とは無縁だった人たち
も参加し、かつてない広がりを見せた。しかし、当時の民主党政権が掲げた「
2030年代に原発ゼロ」方針も、政権交代で原発回帰へとかじを切る。安倍首
相が原発の早期再稼働への意欲を隠さないのは、事故から3年が経過し、原発問
題に対する市民の関心が薄らいでいることも背景にある。呼び掛け人の豊島耕一
さん(66)は「熱を帯びた市民運動はいずれ冷めていくもの。ただ、通行人の
反応はむしろ良くなっているし、追い詰められた感じはない」と冷静だ。川内原
発(鹿児島県)が全国の原発に先駆けて再稼働の手続きを進める中、「再び反対
の声は盛り上がる」。その時まで、こうして立ち続ける。>

5.【金曜日 官邸前】
<“金目”政府に再稼働させない 原発ゼロへ官邸前抗議>しんぶん赤旗6月21日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-21/2014062115_01_1.html
<首都圏反原発連合(反原連)は20日、首相官邸前抗議を行いました。福島第
1原発事故の被害を受けた福島の人々の痛みを忘れ、原発再稼働に突き進む安倍
政権に対し、2900人(主催者発表)の参加者は、「川内(せんだい)原発再
稼働反対」「原発やめろ」と声をあげました。福島第1原発事故の除染で出た汚
染土の中間貯蔵施設建設をめぐって「最後は金目(かねめ)でしょ」といった石
原伸晃環境相の発言や、原発を推進する政府に批判の声が相次ぎました。・・・・・
・千葉県八千代市の男性(46)は「政府に対して、国民はもっと怒っていい。
再稼働しようとしたり、石原環境相が暴言を吐いたり。自民の政治はもうやめて
ほしい」といいます。
・先週、福島県南相馬市の仮設住宅を訪ねたという埼玉県飯能市の男性(77)
は「安倍首相と石原環境相は被災者がどんな状況に置かれているのかをわかって
いない。実態がわかれば、再稼働も輸出もできるわけがない」と語りました。
・相模原市の会社員男性(46)は「このまま稼働ゼロで廃炉にすべきだ。声を
あげ続けて、私たちの実際の行動で、再稼働をとめる」と話しました。・・・・・>
・・・・・写真―被災地双葉出身の方と思われるの顔に“無念さ”があらわれてい
ます。叫びたい!!

5’.<【金曜日の声 官邸前】「最後は金目」本音出た>東京新聞6月21日
<・東京都中野区の役者 鯨エマさん(41) 原発に絶対の安全はない。一刻
も早くなくすべきだ。再稼働はあり得ない。一つ許したら、次々再稼働される。
事故のことが忘れられてきている。声を上げ続け、安倍政権の暴走を止めなくて
はならない。
・東京都江戸川区のアルバイト 古谷(こや)善純さん(47) 石原伸晃(の
ぶてる)環境相が中間貯蔵施設建設をめぐり「最後は金目(かねめ)」と発言し
たのを聞き本音が出たと思った。何もしなければ再稼働もどんどん進められてい
く。福島の人とも連携し行動していきたい。
・東京都町田市の主婦 田中富美枝さん(77) 夫の実家は福島県浪江町の農
家で、今も故郷に帰るめどはつかない。あんな事故が起きたのに再稼働なんて信
じられない。たった3年で原発事故や福島のことが薄れていくように感じて切な
い。>

6.<福島・南会津 脱原発デモ100回目>河北新報6月21日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140621_63007.html
<福島県南会津町で毎週金曜日に開かれている「さよなら原発集会」が20日、
100回目を迎え、参加者は脱原発社会の実現を訴えた。集会は東京の首相官邸
前で開かれる脱原発集会に触発され、2012年7月に始まった。会津鉄道田島
駅前に十数人が集まり、駅前周辺約1キロをデモ行進。「原発再稼働反対」「子
どもたちの未来を守ろう」と呼び掛けた。参加した町内の主婦長谷川幸子さん
(66)は「多くの人が避難している福島の現実を見ると、原発の再稼働は絶対
に許せない」と話した。集会の呼び掛け人の元新聞記者岡村健さん(75)は
「政府が脱原発を決めれば、集会を続けずに済んだ。原発を持ち続けるのは危険
で、廃炉費用を考えると経済的でもない。福島の地から訴え続けたい」と、集会
を続ける考えを示した。>

7.<(愛媛県)脱原発デモ:再稼働反対など訴えて、金曜デモ100回 県庁
前で市民ら>毎日新聞 2014年06月21日 地方版
記事全文<四国電力伊方原発(伊方町)の再稼働反対などを訴え、毎週金曜に市
民らが県庁前で続けてきた脱原発デモが20日、100回目を迎えた。約30人
が「全原発をなくすまで続けよう」と気勢を上げた。2012年7月に有志らが
集まったのが始まり。年末年始も含めて続いてきた。県原爆被害者の会事務局長
の松浦秀人さん(68)は「100回でも200回でも続ける」と誓っていた。>

8.<(愛媛県)伊方原発:検証の請願採択 八幡浜市議会、意見書提出へ>毎
日新聞 2014年06月21日 地方版
記事全文<八幡浜市議会は20日、四国電力伊方原発(伊方町)の安全性につい
て「新たな知見で徹底検証を求める請願」を賛成多数で採択した。議会は近く、
趣旨に沿った意見書を原子力規制委員会に送る。請願は「伊方原発をとめる会」
(松山市)が出していたもの。意見書は伊方原発直下の活断層の現地調査を求め
るとともに、佐田岬半島の深部低周波地震と大地震との関連などについて「徹底
的な調査と解析を強く求める」としている。「八幡浜・原発から子どもを守る女
の会」が出し、11日の総務委員会で採択された伊方原発再稼働反対の請願は継
続審査となった。>

9.<(福井県)日蓮宗の僧侶、東尋坊で祈り 「復活の場所に」>朝日デジタ
ル2014年6月22日03時00分
記事全文<日蓮宗の僧侶伊藤顕允(けんいん)さん(52)=岐阜県各務原市=
が21日、東尋坊で祈りを捧げた。自殺防止活動に取り組むメンバーの案内で定
期見回りにも参加した。県内には現在、原発反対を訴えながら全国を回る「命の
行進 2014」で日本山妙法寺の僧侶らが滞在している。伊藤さんも訴えに賛
同し今月9日~28日の石川県から福井県までの行進に同行中で、県庁前の「金
曜行動」にも参加した。伊藤さんは「自分の人生の中でここは死ぬべき場所では
ないと気づく『復活の場所』になって欲しい」と話した。>

被災地フクシマ、政府が、県が、
10.<「研究都市構想」記載 復興庁が避難区域再生計画見直し>福島民友新
聞?6月21日(土)13時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00010007-minyu-l07
<東京電力福島第1原発事故で避難区域などがある県内12市町村の復興や帰還促
進の取り組みを定めた「避難解除等区域復興再生計画」について、復興庁は20
日、佐藤雄平知事の申し出に基づく改定計画を発表した。同原発周辺を中心とす
る浜通りの産業振興に向け、赤羽一嘉経済産業副大臣の私的研究会が策定を進め
る福島・国際研究産業都市構想に関する記載が改定計画に盛り込まれた。改定は
2013(平成25)年3月の計画策定以降で初めて。改定計画を受け、佐藤知事は
「福島・国際研究産業都市構想が計画に位置付けられ、避難地域の復興・再生を
推進する上でさらなる前進があった」との談話を出し、内容に一定の評価を示し
た。・・・県は「構想に関する文言が計画に盛り込まれたことで、構想の重要性
が政府
全体で共有される。構想実現に向け、関係省庁と交渉しやすい環境が整った」と
している。>
・・・・また、お金を使う計画を推進・・。

政府が、
11.<企業への働き掛け強化=風評被害対策で新指針-政府>時事通信
(2014/06/21-10:08)
<・・・・・福島第1原発事故に伴う農林水産物などの風評被害防止に向け、政
府は21日、新たな対策指針の内容を固めた。福島県産品を積極的に取り扱って
もらえるよう、企業や経済団体への働き掛けを強化。食品に関する放射性物質の
検査結果など、関係省庁がホームページ(HP)や冊子で公表している情報は、
より簡潔で分かりやすい内容に刷新する。新指針は復興庁で23日開かれる関係
省庁作業部会で正式決定する。東日本大震災発生から3年以上経過しているが、
福島県を中心とした被災地ではいまだに風評被害が続いており、農業、観光と
いった産業への影響は深刻。このため、安倍晋三首相が5月に根本匠復興相に対
策強化を指示していた。>
・・・・・・・??   

12.<関連死で自殺歯止めかからず 福島県内>福島民報2014/06/21 08:58
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062116427
<東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が原因とみられる福島県内での自殺
に歯止めがかからず、今年は5月末までに8人が命を絶った。内閣府が20日、
福島市で開いた被災3県合同の初の自殺対策会議で明らかにした。平成23年6
月の統計開始からの累計は54人に上るが、会議では原発事故という特殊要因を
抱える本県に特化した自殺防止対策はまとまらなかった。
■50~60代に集中 福島、岩手、宮城の被災3県の震災関連自殺者数は今年
に入っての岩手、宮城両県はそれぞれ1人となっている。統計開始からの県内の
自殺者は岩手県を24人、宮城県を18人上回っている。・・・・・・・・・・・
■「特殊事情考えて」・・・・・・・・・・原発事故により古里への帰還時期が
見通せず、避難者が精神的に追い込まれている本県のケースも紹介されたが、対
応策は取りまとめに至らなかった。会議終了後、内閣府の担当者は、本県向けの
対策について「自殺の背景を見極める必要がある」と説明し、早急に対策を講じ
る考えは示さなかった。一方、県内の出席者の一人は「国は福島の特別な状況を
考慮してほしい」と求めた。>

13.<被災者のアルコール依存症対策強化 県、専門チーム設置>福島民友新
聞?6月21日(土)13時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00010010-minyu-l07
<震災と原発事故による長期避難のストレスでアルコール依存症になる被災者が
増える恐れがあるとして、対策の強化を進める県は福島医大と協力して、同依存
症対策に特化したプロジェクトチーム(PT)を設けた。PTが主力になり、被災者
が多い浜通りに予防対策を進めるモデル地区を指定する方向で調整し、早期発
見、早期治療につなげる効果的な方策を探る考え。20日の6月定例県議会代表質
問で、ふくしま未来ネットワークの水野さち子議員(会津若松市)に鈴木淳一保
健福祉部長が答えた。・・・・・・>
・・・・この問題も相当深刻のよう・・・。

14.<(楢葉町)で9月にもフォローアップ除染 基準設定は言及せず>福島
民友(06/21 11:15)
http://www.minyu-net.com/news/topic/140621/topic1.html
<環境省は楢葉町で9月にも、除染効果の薄い高線量部分を取り除く「フォロー
アップ除染」に取り組む。20日にいわき市で開かれた同町議会全員協議会で示
した。同省は3月末までに約2400世帯で直轄除染を行い、4月から除染効果
を確認する事後モニタリングを行っている。また除染に同意していなかった約
40世帯は、8月以降順次行う。フォローアップ除染を行う箇所は、放射性セシ
ウムが集まりやすい雨どいの下のほか舗装面のひび割れ、側溝、屋根の雨だれな
どを想定している。町議からは木戸ダムやフォローアップ除染を行う明確な基準
を設けるよう求める声も上がったが、同省担当者は明言を避け
た。・・・・・・・・>

15.<太陽光発電が稼働 水土里ネット福島、東北電力に売電>福島民友
(06/21 11:15)
http://www.minyu-net.com/news/topic/140621/topic3.html
<県土地改良事業団体連合会(水土里ネット福島)は、福島市の県土地改良会館
屋上に発電出力約30キロワットの太陽光発電施設を設置し、20日、同会館で
開始式を行った。年間発電量は一般家庭約5戸分に当たる約2万5000キロ
ワット時で東北電力に売電する。同連合会によると、年間売電収入は約90万円
を見込む。太陽光パネル120枚や発電状況を示す表示モニターなどを設けた。
工事費は約1011万円。・・・・・・・>

16.<白河振興へ草の根ソーラー推進>朝日デジタル2014年6月22日00時05分
http://digital.asahi.com/articles/CMTW1406220700001.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_CMTW1406220700001
<・・・・・・・白河市北東部、中島村との境に近い中学校の跡地。約9200
平方メートルの敷地で11日、太陽光発電所の完成式があった。「10年以上使
われていなかった土地」(白河市)に、深い紺色のパネルがずらりと並び、発電
を始めていた。設置したのは、同市の再生可能エネルギー(再エネ)会社、白河
エナジー。社長の鈴木俊雄さん(67)は、「大きな資本が来て発電して利益も
受け取り『はい、サヨナラ』では原発と変わらない。地域のお金で発電所を造
り、生んだお金がまた地域に戻る仕組みが必要だ」とあいさつし
た。・・・・・・・・・・・・・設置した6区画の発電所はそれぞれ約50キロ
ワットの発電容量で、うち5区画を市内の5企業に売却。企業は電気を東北電力
に売り、年間
約200万円の収入を得て、10年程度で初期投資を回収できる見込みだ。オー
ナーとなった塗装会社経営の坂本辰則さん(32)は「地域の活性化につながる
し、地球温暖化の原因の二酸化・・・・・・・・・・>
・・・・福島県内では、自然エネルギーの推進記事が多い。

17.<21日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月22日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

18.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月21日 17:25
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140621/1632483
<▼空間放射線量率(21日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

19.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:12 どこで取れた野菜
か>朝日デジタル2014年6月21日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11201372.html
<◇No.955
宮城県丸森町筆甫(ひっぽ)の空間放射線量は、町の測定や、住民組織事務局
長の吉沢武志(37)による「線量マップ」で、徐々に明らかになった。町が
2011年5月12日に測定した結果、県境に住む佐藤くに子(70)の自宅近
くの筆甫川平地区の交流センターで、毎時1・33マイクロシーベルト。町内で
最も高い数値だった。一方、マップには6月14日から7月14日にかけて測定
した結果が載った。交流センターで1・30、佐藤くに子宅のそばで1・20
だった。低い数値ではない。だが、東北大学の石井慶造(66)が3月21日に
丸森駅前で測った1・48は下回った。・・・・・・・問題は空間放射線量だけ
ではなかった。野菜など、農作物への放射能の影響も、やはりよくわからなかった
のだ。・・・・丸森町も4月1日付の広報紙でホウレンソウとキャベツ、ミズ
ナ、ブロッコリーの結果を示した。空間放射線量の測定に続き、町は東北大の石
井慶造にこれらの野菜の測定を依頼した。発表値はやはり基準を下回っていた。
だが、町内のどこで取れた野菜なのかが載っていない。疑問に思った吉沢は、町
役場に電話をかけた。思わぬ答えが返ってきた。>

20.<(宮城県)指定廃棄物最終処分場問題 町民が候補地見学 加美町>大
崎タイムス6月22日
記事全文<東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設を
めぐり、加美町は20日、一般町民を対象に、国に候補地として挙げられた同町田
代岳国有地の現地見学会を開いた。「全くの不適地で、選定基準すら満たしてい
ない場所」と国や県に対し強く反発する同町。町民に候補地を見てもらい、さま
ざまなリスクを肌で感じてもらおうと企画した。>

21.<(新潟県)長岡で避難者が交流会 長期化する悩み共有>新潟日報
2014/06/21 20:12
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140621119362.html
<東京電力福島第1原発事故で福島県から本県に避難している人たちの交流会が
21日、長岡市の蓬平温泉の旅館で開かれた。故郷の自治体職員も交えた情報、意
見交換が行われ、長期化する避難生活の悩みや近況を語り合った。交流会は、新
潟県などでつくる東日本大震災復興支援協議会が企画した。今回は県央や中越を
中心とした地域に避難している約100人が参加した。・・・・・・・・・・被
災市町村ごとに意見交換する場も設けられた。南相馬市の会合では、市職員が除
染の進み具合をはじめ復興状況を説明。参加者からは「避難者の帰還について南
相馬市がどう考えているのか見えない」と不満の声も上がったが、最後は冗談を
言いながら笑い声が響いていた。南相馬市小高区から三条市に避難し、交流
活動に取り組んでいる佐竹紀さん(74)は「避難4年目になって、それぞれが今
後について決断が迫られ、厳しい状況になっている。今日はざっくばらんに話す
ことができて良かった」と話していた。交流会には泉田裕彦知事も参加し、約2
時間避難者から話を聞いた。>

22.<(岡山県)お金が無くても移住できる姿を示したい」原発事故被災の母
子移住へ>DAILY NOBORDER?6月21日(土)9時6分配信????
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00010003-noborder-soci
<福島県郡山市の母親(33)が、9月の新学期を目途にわが子を連れ岡山県へ母
子移住する。仕事が軌道に乗り始めた夫(38)を郡山に残しての母子移住。マス
クも要らない、伸び伸びとした生活がわが子を待っている。生まれ育った故郷へ
の愛着はあるが、子どもの命よりも商業を守ろうとする街には暮らせないという
想い。そして、母親は力強く言う。「避難・移住をためらっているお母さんたち
に、お金がなくても避難できるという姿を見せたい」
決め手は医師の言葉だった。 「半年ごとに、経過観察のために検査をしていき
ましょう」 今春、小学6年生の長男、2歳になったばかりの次男と共に「ふくし
ま共同診療所」(福島市)で甲状腺検査を受けた。福島県立医大での検査でも
「A2」判定を受けていた長男は、ここでもやはり多発性のう胞と診断された。加
えて咳が治まらず、風邪かもしれないと病院をいくつか変えてみたか変わらな
い。湿疹も出始めた。足を骨折したこともある。・・・・・・・・・・・>
・・・・・・・こうした体験をしている人が数知れずいるはずですが・・・・。
政府等は放射能との関係を否定し続ける。

23.<(千葉)子どもたちの甲状腺検査、市民の手で>朝日デジタル2014年6
月22日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG6N5HCTG6NUDCB01V.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6N5HCTG6NUDCB01V
<福島第一原発事故による放射線の影響を懸念し、市民らの手で、子どもたちに
甲状腺の検査を受けさせる動きが県内に広がりつつある。一方で自治体の動きは
鈍い。市民からは「行政が責任を持って継続調査すべきだ」との声も上がってい
る。
■「本来は行政が責任を」 千葉市中央区の「ちば市民放射能測定室」(愛称・
しらベル)の事務所で15日、4歳から20歳の35人が医師に超音波(エ
コー)検査を受けた。器具をのど元にあてると、甲状腺の画像がパソコン上に映
し出され、状態を診断できる。・・・・・・・・・検査を行ったのは、千葉市に
昨年9月、設立された市民団体「甲状腺検診ちばの会」(倉形正則代表、
070・5439・7432)。検査実施は初めてだ。通常、医療機関に申し込
むと6千円ほどかかるが、原則無料とし、代わりに千円ほどのカンパを求めた。
次回は7月に実施する予定だ。
倉形代表は「本来であれば国や行政が責任を持つべきもの。これまでも検査の実
施を呼びかけてきたが、なかなか動いてくれないので自分たちで取り組まざるを
得なかった」と話す。県内ではこのほか、市民団体「こども東葛ネット」や茨城
県の常総生協などが昨年9月、「関東子ども健康調査支援基金」を設立。これま
で松戸市や流山市、茨城県内などでエコー検査を実施している。木本さゆり共同
代表(44)は「ほかの自治体でも不安を訴える声は多い」という。
■鈍い自治体、助成は松戸のみ・・・・・・・・ただ、他の自治体に同様の動き
は見られず、様子見の状況だ。県健康づくり支援課の担当者は「国が専門家を集
めて被曝に対する影響を検討しており、動向を注視している」と話している>

24.<(東京)東電の賠償制度悪用=詐欺容疑で男2人再逮捕-警視庁>時事
通信(2014/06/21-11:55)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062100159&g=soc
<東京電力福島第1原発事故による風評被害の賠償制度を悪用した詐欺事件で、
警視庁組織犯罪対策3課などは21日、賠償金として約550万円をだまし取っ
たとして、詐欺容疑で、・・・・男2人を再逮捕、新たに・・・・・同課による
と、3人とも「金をだまし取ったことは間違いない」などと容疑を認めている。
同課は浅野容疑者らが同様の手口で計約3000万円を詐取したとみて調べてい
る。逮捕容疑は、2012年8月下旬、営業実体がないのに「福島県を中心にコ
ンパニオン派遣の仕事をしている。原発事故後に極端に売り上げが低下した」な
どとする虚偽の書類を東電に提出。同9月下旬に賠償金約550万円をだまし
取った疑い。>
・・・・・・・こうしたことで、被災者を愚弄する輩は許せません。 

福島第一の現場で、
25.<東電、6回目地下水放出 汚染水対策、海洋に1765トン>福島民友新
聞?6月21日(土)13時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00010005-minyu-l07
<東京電力福島第1原発の汚染水対策「地下水バイパス計画」で東電は20日、
1~4号機建屋に流れ込む前にくみ上げた地下水1765トンを海に放出した。海洋放
出は5月21日に始まって以降、6回目。東電によると、タンクにつながる配管を通
じ原発敷地南側の外洋(原発港湾外)に放出した。水の放射性物質濃度は、東電
と第三者機関が分析した結果、放射性トリチウム(三重水素)が東電の基準値
(1リットル当たり1500ベクレル)を下回る1リットル当たり120~130ベクレル。
放射性セシウム、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の濃度は検出
限界値未満だった。放出作業は午前10時11分に始まり、午後5時16分に終了し
た。・・・・・・・>
・・・しっかりと放射性物質がはいっています。こうしたことが常態化して、い
まタンクのためられている汚染水もいずれこうした延長線上に、始末されるか??

26.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月22日03時14分
 東京朝刊  
<21日正午現在 1.5マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.5マイクロシーベルト毎時>

規制委、
27.<敦賀活断層、評価書作成へ=規制委>時事通信?6月21日(土)18時48分配信
記事全文<日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下に活断層があると認定
した原子力規制委員会の専門家調査団は21日、見直しの必要があるか議論する会
合を開いた。座長役の島崎邦彦委員長代理は「次回、評価書の修正等について議
論する」と述べ、活断層に関する評価書案の再作成に入る考えを示した。これま
での議論で、調査団のメンバーは活断層を否定する原電の主張に対し、疑問点を
指摘したり否定的見解を投げ掛けたりしている。21日の会合終了後、記者会見し
た原電の星野知彦開発計画室長は、活断層を認定した評価書について「ほとんど
書き換わると思っている。変わらないならロジカル(論理的)でない」などと述
べた。>
・・・原電側が、“書き換わる”と“自信”・・・。

原発立地自治体、
28.<(新潟県)柏崎刈羽原発に第2緊急時対策所横村所長「3~4年後めど
に」。新潟日報2014/06/21 21:30
記事全文<東京電力柏崎刈羽原発の横村忠幸所長は21日、同原発内に免震重要棟
と同等の設備を持つ緊急時の対策拠点施設を、新たに建設する方針を明らかにし
た。横村所長は取材に対し「免震重要棟の代替施設で、3、4年後の完成を目指
し、基本設計を進めている」と話した。この日、同原発を視察した住民組織「透
明性を確保する地域の会」の委員からの質問に答えた。視察後の質疑応答で「地
域の会」の委員が「緊急時の電源対策は電源車など仮設が多いが、大丈夫なの
か」と尋ねた。横村所長は「免震重要棟のような施設をもう一つ建て、電源を供
給したいと考えている」と述べた。新たに建設するのは、免震重要棟がある
1~4号機側と反対の5~7号機の陸側。規模は同程度で、テレビ会議、電源、通
信の各設備などを備え、緊急時の対策拠点としたい考え。原子力規制委員会の新
規制基準にはなく「あくまで自主対策の一環」(横村所長)という。
横村所長は「何らかの災害で免震重要棟が壊れることも想定し、あえて免震構造
ではなく原子炉建屋のような強固なものを考えている」と話した。免震重要棟
は、2007年の中越沖地震で当時の緊急時対策室の扉が開かなくなり、通信設
備が使用不能になったことを教訓に建設、10年1月から運用が始まった。同年7
月には福島第1原発にも建設され、福島事故対応の拠点となった。>
・・・・・地震で扉が開かなくなって使えなかった、と。?

29.<(新潟)柏崎刈羽原発、住民団体が視察>朝日デジタル2014年6月22日
03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6P31J4G6PUOHB002.html
住民団体「柏崎刈羽原発の透明性を確保する地域の会」は21日、東京電力柏崎
刈羽原発を訪れ、再稼働のための適合審査を受けている7号機のフィルター付き
ベントなどを視察した。・・・・・・・「地域の会」は同原発について様々な立
場をとる柏崎市や刈羽村の住民で構成。東電による「トラブル隠し」発覚後の
2003年に発足し、視察は19回目、福島第一原発事故後は4回目。
約1年ぶりとなる今回は、全ての電源が失われた際に原子炉冷却などの電力を供
給する発電機車や、冷却水を確保する貯水池、標高15メートルの防潮堤を見て
回った。7号機のフィルター付きベントも初めて訪れ、圧力が上昇した格納容器
から放射性物質を含む蒸気を薄めて外に逃がす設備を内部から確認し
た。・・・・・・・>

30.<河瀬・敦賀市長:新交付金制度を要望 原発長期停止で、資源エネ庁に
 /福井>毎日新聞 2014年06月21日 地方版
記事全文<敦賀市の河瀬一治市長は20日、経済産業省資源エネルギー庁を訪
れ、原発の長期停止に伴う立地自治体の経済支援として、新たな交付金制度の創
設などを求める要望書を提出した。今年4月に閣議決定された「エネルギー基本
計画」では原発立地自治体の地域支援を定めており、具体的な要望を示すことで
早急に取り組むよう促すのが狙い。同庁の試算では、原発に関わる作業員の流出
や電力事業者の発注減などで、将来的に敦賀市と美浜町で計約100億円の経済
損失が生じるとされている。敦賀市では原発に頼らない産業構造構築に向け、
2017年度に新産業団地の完成を予定しているが、企業誘致に要する立地補助
金などの確保が財政的に難しい状況のため、財源を担保する交付金制度を求めた
。また、現在は原発が廃炉になると電源三法交付金の交付対象期間外とされるた
め、原発の解体撤去が完了するまで交付対象期間を延長することなども要望した。>

31.<(青森県)東通原発 7月に「避難対策検討会」発足 重大事故を想
定>デーリー東北新聞社?6月21日(土)10時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00010000-dtohoku-l02
<青森県は7月にも、東北電力東通原発(東通村)の30キロ圏(緊急時防護措置
準備区域=UPZ)の該当5市町村などで組織する「避難対策検討会」を発足させ
る。5市町村が4月までに重大事故に備えて策定した避難計画では、避難で使うバ
スの確保対策など課題が山積している。このため、県が調整役となって解決策を
協議し、年度内にも一定の検討結果を取りまとめる考えだ。20日の県議会定例会
一般質問で、横浜力議員(自民)の質問に三村申吾知事が明らかにした。県原子
力安全対策課によると、中心となる構成メンバーは避難元の5市町村のほか、広
域避難先の青森、弘前両市。県警や自衛隊も加わり、緊急時の交通誘導体制を構
築するほか、海路や空路でも避難が可能かどうか検討する。・・・・・・・・・・・
・・同原発の重大事故時の避難をめぐり、県はことし4月、30キロ圏の対象住民
約7万3千人の避難時間推計を試算。一般的モデルでも65時間10分かかり、短縮に
向けたさまざまな課題が浮上。一方、5市町村は個別に避難計画を策定した経緯
もあり、県主導で整合性を取る必要があるとの声が上がっていた。・・・・・・・>

32.<燃えぬ核燃選挙 青森・六ヶ所村長選、22日投開票>河北新報6月21日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140620_21003.html
<・・・・・・対する反核燃派。菊川慶子氏(65)の陣営は「反対する人たち
の気持ちの受け皿になりたい」と票の掘り起こしを図る。第一声に山本太郎参院
議員が駆け付けたが、聴衆は数えるほどだった。関千尋氏(50)と梅北陽子氏
(61)は再処理工場廃止などを訴える。
 福島第1原発事故を受け、原子力災害に対する不安を抱える住民は村内でも増
えた。一方、核燃サイクル施設の立地が進むにつれ、関連の雇用が増え、住民生
活に深く関わっているのも現実だ。反核燃派候補の街頭演説を聞いた無職女性
(40)は、家族が核燃関連の仕事に就く。「六ケ所で事故が起きることが一番
怖い。でも核燃サイクル事業を廃止されたら、生活できなくなる」と複雑な胸の
内を明かす。反核燃の市民団体関係者は反対派3人の立候補に困惑しながらも、
「今の世代が抱える不安を、次世代まで引き継いでいいのか、という視点で考え
る必要がある」と選挙戦の意義を語った。>

33.<浜岡原発5キロ圏 ヨウ素剤事前配布 悩む地元市>@S[アットエス]
by 静岡新聞?6月21日(土)7時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000001-at_s-l22
長い記事<原発事故時に服用すれば甲状腺被ばくを防ぐ効果があるとされる安定
ヨウ素剤を平常時から原発5キロ圏内の住民に配っておく「事前配布」に向けた
全国初の説明会が、九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で始まっ
た。静岡県内で事前配布の対象になるのは、中部電力浜岡原発5キロ圏にかかる
御前崎、牧之原両市。圏内人口は計約5万人で、薩摩川内市の4800人を大きく上
回る。実施に向けて、県内の関係者は多くの課題を指摘する。原子力規制委員会
は5月23日、県と御前崎、牧之原両市をはじめ全国の原発立地自治体から職員を
集め、都内で事前配布のシミュレーションを行った。集まった住民役の職員はヨ
ウ素剤の説明を受けた後、問診票に記入し、薬剤師や保健師のチェックを受け
た。・・
・・・・・薩摩川内市は原発5キロ圏内の住民約4800人に対し、計10回の説明会
を予定する。これに対し、御前崎市の対象住民は約3万5千人、牧之原市は約1万4
千人。御前崎市の担当者は「説明会はかなり多くなるだろう。一番の問題は多数
の医師や薬剤師らをどう確保するか。まだ開催の見通しは立たない」と頭を悩ま
す。・・・・・・・・・県は7月上旬、薩摩川内市が行う事前配布の住民説明会
に職員を派遣し、実際の配布に向けて参考になる情報を集めるという。ただ、県
内での配布時期は「現時点では未定」としている。・・・・・・・・・
◇県薬剤師会常務理事 賀川義之氏に聞く安定ヨウ素剤を扱う上での課題と服用
の注意点について、県薬剤師会で常務理事を務める賀川義之県立大薬学部教授
(臨床薬剤学)に聞いた。・・・・・・>
・・・・・・・以下、検索してどうぞ。

原発・電力関連メーカー、
34.<(アルストム争奪)完全買収撤回が奏功 GEに軍配>毎日新聞?6月21
日(土)23時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000085-mai-bus_all
<日米独の重電大手3社によるフランスの重電大手アルストムのエネルギー部門
を巡る争奪戦は、仏政府が20日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の提案
を支持し、同社に軍配が上がる公算が大きくなった。三菱重工業・独シーメンス
連合は今後、米仏の巨大連合に対抗するためにも、提携関係を強化することにな
りそうだ。・・・・・仏政府の支持を勝ち取ったこの提案内容は、三菱重・シー
メンス連合の提案と似ており、同連合は結果的にGEからの好条件を仏政府が引
き出す「取引材料」に使われた格好。また、GEが雇用保証を守れない場合の違
約金や、原発事業について拒否権を仏政府に与えるまでの譲歩案を提示したの
は、日独連合に敗れるわけにはいかないためだ。・・・・・・・・GEのエネ
ルギー部門の売上高は5兆円。アルストムと単純合算すれば7兆円となり、
3.5兆円のシーメンス、1.2兆円の三菱重工を大きく引き離すことができ
る。加えてアルストムは欧州やアフリカなどを中心に多数の顧客を持つ。三菱重
工にとっても、アルストムとの提携は世界展開を加速させる絶好のチャンスだっ
た。GE・アルストム連合の誕生で「グローバルな連携が加速する」(重電大手
幹部)との見方が強い。・・・・・・・>
・・・・・こうした背景も知っておきたい。

参考記事、
35.<(けいざい深話)数土改革:4 廃炉責任者に原発事故知る男>朝日新
聞デジタル?6月21日(土)16時0分配信 (有料記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000014-asahik-bus_all
長い記事<数土文夫は4月1日の東京電力会長就任と同時に福島県に足を運ん
だ。福島は東電にとって重い「十字架」。県内12自治体をあいさつ回りした。
福島強化を掲げる数土が「廃炉責任者を経営に直結させる」と起用したのが、新
設された「福島第一廃炉推進カンパニー」のプレジデント、増田尚宏だった。事
故時、福島第二原発所長として地獄を見た。彼も主流と言えない男だっ
た。・・・・・・・。
・・・・・いま、朝日新聞の紙面では、このような会長交代前後の東電内の動き
を伝える連載記事が続いています。興味のある方はご覧ください。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
5面に、34.の類似記事。
今朝の朝刊は以上です。
昨日の訂正 22.の記事 誤:クマ料理委禁止⇒正:クマ料理禁止。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば1014日 テント日誌 
6月20日(金)商業用原発停止275日

<希望の牧場の吉沢さんが牛とともに登場した>
3時ごろテントに着いたらいつもと雰囲気が違う。テント前に希望の牧場の車止
まり、カメラを抱えた人がうろうろしていた。農林省前から吉沢さんの怒りのス
ピーチが轟く。福島から被曝牛を連れて来たと言う。牛は日比谷公園に置いて来
たので見られなかったが…

彼が移動した後、今度は桜チャンネル部隊がたくさんの日の丸を掲げて農林省前
に現れわめき始めた。テントからは何を言っているのか判別出来なかったが、何
でも水産省が尖閣漁業活動を阻止したことへの抗議だった様だ。

 そして吉沢さんがテント前に戻ってきて車の屋根から経産省と聴衆に向けて長
時間にわたって福島の様子や被曝牛のことなど切々と叫んだ。そして原発の再稼
動は絶対するべきでないと。テント前はカメラマンと聴衆でごった返す。
そして桜チャンネルがテントに来るとでも思ったのか、公安、機動隊がたくさん
現れて物々しい感じだった。

いつもならテント前にテーブルを出して来訪者にそなえる時間なのにそれも出来
ない。そんな時街宣車が通る。すわ!来襲?と身構えたら違う派で「脱原発がん
ばれ!俺たちも原発反対!」と叫んで行った。原発は皆の問題だと改めて思う。

そんなざわざわした中、柏から来た人、初めて来た人などとの会話が弾む。
柏、松戸などホットスポットが多いこと、東海第2原発も再稼働しようとしてい
るが反対しないといけないことなどなど。

 5時きっかりに桜チャンネルの抗議は終わりテントに寄らず引き上げていっ
た。安心していつもの準備に掛かる。若いSさんが作業を手伝ってくれて助かっ
た。吉沢さんは赤いオブジェの牛を引いて国会前に向かう。夜になって福島の方
等も訪れて賑やかな一日でした。夜にわか雨との予報が外れてよかった(I・K)

★ Kazashi さんから:
「イラク戦争において米軍は、民間居住地域で劣化ウラン弾を使用。
一般市民への危害を禁じた国際法などに違反
オランダNPO、情報公開法で位置情報など入手」
『ガーディアン・オンライン』2014年6月19日(以下、抄訳)

2003年のイラク戦争において、米軍の攻撃機や戦車によって発射された劣化ウラ
ン弾はおよそ1万発に上ったこと、またその位置情報が明らかとなった。PAXがま
とめた報告書によれば、これら1万発の劣化ウラン弾は、サマワ、ナシリヤ、バ
スラなどを含む、人口密集地帯か、その周辺で使用されている。また、1,500発
は、戦車などの標的ではなく、軍隊を標的として発射されている。
こうした事実は、一般市民への危害を禁じた国際法、および、米空軍による「劣
化ウラン兵器は、戦車や装甲車など、硬性の標的にのみ使用されるべきである」
とする指示(1975年)にも違背するものであると、今回の報告書は指摘している。

劣化ウラン弾発射のGPS座標(位置)情報、標的リスト及び発射数とともに情報
提供したもので、オランダ軍が昨年駐留した地域の劣化ウラン汚染を懸念したオ
ランダ国防省の要請に対し米軍が与えてあったものを、今回、PAXが情報公開法
を利用して入手したものである。
米国防省は、今回の情報公開に関するコメントの要請に応えていないが、ある軍
事的関係者は、軍事的標的に関するこうした大変センシティヴな情報をオランダ
国防省が公開したことに「驚いている」と述べている。

PAXによれば、今回の情報公開は、劣化ウラン問題に関する「情報の透明性」を
高める第一歩ではあるが、イラク戦争では30万発を越える劣化ウラン弾が使用さ
れたと推定されている。なお、1991年の湾岸戦争においては、約78万発の劣化ウ
ラン弾が米軍によって使用されている。[これは、湾岸戦争だけで、300トン以
上の放射性廃棄物・劣化ウランが環境中に拡散されたことを意味する。]PAXに
よれば、イラクでは、劣化ウラン弾によって300個所が汚染されている。

[今回の『ガーディアン』記事の原文全文は、下記サイトを参照:
http://bit.ly/1yoC0YE
また、PAX報告書 ”Laid to Waste: depleted uranium contaminated military
scrap inIraq”(June 20, 2014)は、下記サイトを参照:
http://www.bandepleteduranium.org/en/laid-to-waste]

『終わらないイラク戦争/フクシマから問い直す(勉誠出版、2013)
『劣化ウラン弾/軍事利用される放射性廃棄物』(岩波ブックレット、2013)

★ 井上澄夫 さんから:
日米合同委員会による制限水域拡大合意についての2県紙報道は重要です。小野
寺防衛相は「作業の安全確保」のためと強弁していますが、広大な制限水域の設
定が何のためかは明らかです。

東シナ海にも南シナ海にも暗雲が漂い始め、東アジアの平和は重大な危機に瀕し
ています。安倍首相は自ら危機をつくりだして、この国を戦争に向かわせようと
しています。解釈改
憲はまぎれもなく改憲であり、骨抜きにされてきた9条を最終的に死文にします。
------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00から デモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


《川内原発再稼働の流れ》 現時点での 

青柳です。6月21日。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎東京では、6月28日(土)に明治公園で「NO NUKES DAY 川
内原発を再稼働させるな! さようなら原発★首都大行進」という集会とデモをします。
この行動は、「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」
「首都圏反原発連合」の3団体の共同呼びかけによるものです。内橋克人、澤地久枝、中
山千夏、伴秀幸、鎌田慧氏らのスピーチと、福島、川内、大飯原発裁判からの報告があります。

----------------------------------------------------------------------

《川内原発再稼働の流れ》 現時点での <青柳予想>

1. 九電による「補正書」提出予定が、5月末から6月にずれ込み、
● さらに7月/頭(予想)         ↓
          ↓
2. 規制委員会が、審査合格証(新基準に適合)の原案となる「審査書案」作成
 (原子力規制委員会が川内原発の審査報告書を出す日) → ◎ 国会周辺または日比谷野外音楽堂で「緊急行動」
●7月/中旬(予想)  
          
          ↓           
3. 4週間(一か月)程度の意見公募パブコメを経て、審査書として完成
●8月/中旬 (予想)           ↓
          ↓               
              ▲ 8/31 全九州・全国集会 「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)  
                       呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

4. 国の担当者が審査結果について住民説明会を行う
     ※住民説明会を行う5市町:(1箇所につき、1000人程度)
       薩摩川内市、いちき串木野市、阿久根市、さつま町、日置市
●9月/中旬(予想) 
          ↓
              ◎9月23日(土)に東京・代々木公園で、
              「フクシマを忘れない! 再稼働を許さない! さようなら原発全国大集会」(デモあり)
  全国からの数万人の大結集

                      ▲ 鹿児島・3.11実行委員会呼びかけ:(案)
          ↓            1.県議会初日に中規模集会 2.9/28(日)全国に呼びかけての大規模集会
5. 再稼働の地元同意(地元:県知事と薩摩川内市長と鹿児島県議会(9/12開会→10/10ごろ、閉会)
●10月/初頭~中旬 (予想)           ↓
          ↓             
6. 3週間後、九電が再稼働実施
●10月/末~11月/初頭 (予想) 

----
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp


当面の流れです

当面の流れです。

9月23日には、東京で全国集会が入っています。
それに合わせて、反原発運動全国連絡会では会議を入れています。
株主総会を外してまで、補正書の提出を見送っていることを考えると、
6月末提出の線はないのではと思います。
4月末に、基準地震動の件で島崎委員長代理から宿題をもらっており、その答えが出せるかどうかだと思いますが。
取りあえず、9月議会初日は、また県庁行動が入ると思います。

深江

-----Original Message-----
From: 南方新社 [mailto:info@nanpou.com]
Sent: Friday, June 20, 2014 8:14 PM
To: "Undisclosed-Recipient:;"@z-oha-vzmta031-sv.z-seg.bbiq.jp
Subject: 鹿児島からの報告

鹿児島からの報告


6/17 3.11の実行委員会事務局会議がありました。
次の行動としては

8末の臨時議会の線が消えた、とみて、9月議会に照準を合わせようということになりました。

9月議会は、昨年の例では9/12開会→10/10ごろ、閉会、ということです。
ということで、
1.県議会初日に中規模集会
2. 9/28(日)全国に呼びかけての大規模集会
のラインで、6/26の全体実行委員会に提案する予定です。

大まかなスケジュールは
九電補正書 6/末?
審査書案   7/頭?
審査書案以降1カ月パブコメ対応  8/頭まで?
審査書通過後、5か所の地元説明会対応  9/頭まで?

以上は、青柳さんにはお伝えしています。

8/31に企画があれば、可能な範囲で呼びかけます。

--------------------------------
図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1158目報告☆

青柳行信です。6月21日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00デモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5

呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

【転送・転載大歓迎】

呼びかけ人賛同者6月20日3388名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月20日1名。
   匿名者
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
20日夕方から 警固公園で 『憲法守ろう 9条を生かそう』と
集会とデモがありました。
300人くらいが参加しました。
あんくるトム工房
天神界隈ウォーキング  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3056
戦争する国にするな  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3055
死の商人が武力行使もくろむ http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3054

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆九条を素直に読めば明答あり 心の歪みが写す自衛権
      (左門 6・21-694)
※「自民党が20日、侵略をした国などを制裁する集団安全保障の際、自衛隊が
武力を行使する案を示したことに公明党が強く反対し、集団的自衛権を与党協議
が紛糾した」(朝日新聞、6・21)というが、初めから憲法違反であることが
明白であるのに、何とか屁理屈を付けて、9条に穴を開けようという邪念が八幡
の藪知らずへ迷い込んでいるのだ。「集団的自衛権」は「武力による威嚇または
武力の行使は永久にこれを放棄する」との文言に違反するから、公明党は自民の
土俵の上で反発するのではなく、その議には与りませんと言うべきである。「平
和の党」を標榜するであれば、しっかり筋を通すべきです。

★ 下関 大谷正穂 さんから:
「あなた、もう雇わない」 -そんな理由は通じない-
「反原発運動に名前を出して賛同しているよね」「(会社に)メシ食わしても
らっているよね」-。原発の関連部品を造っている岡野バルブ製造株式会社(本
社・北九州市門司区)に41年勤め今年2月末に定年退職した蝶野善夫さんが、
定年間近になっても一向に明らかにされない再雇用条件を尋ねた時に戻ってきた
会社の言葉です。

法律では年金空白が生じないよう、企業に65歳までの希望者全員の雇用確保を
義務付けています。同社は再雇用を拒否したあと、定年3日前になって「時給
800円のパート契約で再雇用」を持ちかけてきました。月にフルに働いたとし
ても12万円、手取り9万円程度の額です。他の再雇用希望者とは20万円以上
で契約しています。
「原子力ムラ」の圧力
福島原発事故で明るみに出た政府-電力会社-学者-マスコミなどのつくる「原
子力ムラ」は人命より利益優先の姿勢を持ち続け、鹿児島県の川内原発再稼働の
かまえをみせています。対岸の門司で起きている原発のない世の中を望む労働者
への再雇用差別は、原発関連メーカーにもこの姿勢が貫かれていることを示
しています。蝶野さんへの差別を許すことは、「原子力ムラ」の暗躍を見逃すこ
とになります。個人の思想、信条を管理する特定秘密保護法の企業版適用を広め
ることにもつながります。ますます政府や会社の顔色をうかがう社会をひろめる
ことを手助けします。
蝶野さんと支援団体の方を招きお話を聞く会を持ちます。ぜひ、いらしてくだ
さい。
話す人
「わたしは働きたい」
蝶野善夫 さよなら原発北九州集会賛同者/自治労・全国一般岡野バルブ製造分会
「背景にあるもの-原発と労働」
竹内俊一 さよなら原発門司連絡会/門司地域労働組合協議会事務局長
日時 6月22日(日) 午後2~ 4時
場所 下関細江カトリック教会ホール
入場料 500円
主催 蝶野さんを支える会、下関労働教育センター
連絡先 電話 083-223-4585(10~15時)、
FAX083-235-0303
*速報! 労働審判で蝶野さんの地位確認を勝ち取りましたが6月20日、会社は
異議申し立てをしました。*
※青柳さん 26日九電株主総会で再稼動を阻止するための行動で会いましょう。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
最近、金曜行動も各地で100回目を迎える旨の記事をよく見かけます。
昨日の冒頭の記事の行動、国の被災者に対する態度や石原発言に怒り心頭の主催
者の声を時間があればホームページを検索して聞いてみてください。
まず、冒頭にその記事の続報、続いて川内(せんだい)原発、玄海原発関連の記
事へとつづけます。

1.<被ばく牛連れ、国に抗議 福島・浪江の畜産農家>共同通信2014/06/20
18:13? (写真あり)
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062001002043.html
記事全文<東京電力福島第1原発から半径20キロ圏の旧警戒区域内で被ばくし
た牛を飼育している福島県浪江町の畜産農家吉沢正巳さん(60)が20日、牛
を連れて東京・霞が関に現れ、殺処分を指示した国に抗議した。吉沢さんは午後
1時半ごろ、支援者らも集まった農水省前に、牛1頭を載せたトラックとともに
到着。拡声器を使って「40年間、福島県は東京のために電気を送ったのに、お
れたちは今捨てられるんだ」と怒りをぶつけた。この後、農水省担当者に牛の調
査やえさの確保を求めて要請書を手渡したほか、石原伸晃環境相が「最後は金目
でしょ」と発言した問題で、環境省前でも抗議の声を上げた。>

1’.<(東京)福島から被ばく牛連れ、農水省前で抗議>AFP=時事?6月20
日(金)19時10分配信 (写真あり)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000040-jij_afp-int
記事全文<【AFP=時事】東日本大震災に伴う東京電力(TEPCO)の福島第1原子
力発電所の事故で被ばくした牛の保護・支援を続けている非営利団体「希望の牧
場・ふくしま」は20日、被ばくした牛1頭を連れて都内の農水省前を訪れ、原発
周辺の牛たちの皮膚に白い斑点が生じている理由を調査するよう政府に要求した。>

1”.<(福島)白い斑点の和牛連れて抗議 浪江の男性ら、東京で>朝日デジ
タル2014年6月21日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6N5CHFG6NUTIL03G.html
<・・・・・農場を「希望の牧場」と名付けて預かり分を含め約350頭を飼っ
ている。
 この日、2トントラックで連れてきたのは10歳ほどのオスの黒毛和種。首や
胴体に白い小さな斑点ができており、吉沢さんは被曝の影響を疑っている。農水
省前では、牛を荷台後方に動かそうとした吉沢さんと、牛が道路に降りないよう
警戒する警察官が押し合いになる場面もあった。>

こちらに、この牧場のホームページ⇒http://fukushima-
farmsanctuary.blogzine.jp/ 吉沢さんの訴えを映像で見ることができます。 

2.<(川内)原発再稼働に反対相次ぐ いちき串木野市で避難計画説明会>西
日本電子版2014年06月21日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40303/1/
<鹿児島県と同県いちき串木野市は19日夜、同市内で、九州電力川内原発の重
大事故に備えた避難計画の住民説明会を催した。同市は県内の自治体で唯一、市
全域が原発30キロ圏の避難対象区域に入るだけに市民の関心は高く、同日まで
に30キロ圏で16回開かれた説明会で最多の350人が参加。再稼働反対の意
見が相次ぎ、市民の根強い不安があらためて浮き彫りとなった。「原発ができる
前からここに住む俺(おい)たちが、何で逃げんといかんのか」「原発事故の避
難は何カ月にもなる。そこまで考えて計画を作っているのか」?。住民の怒声が
飛ぶたび、拍手が起きる。再稼働阻止の集会のようだが、参加者に反原発団体の
メンバーは少なく、多くが一般市民だ。・・・・・・・・・同市は年間を通
じて原発の風下に当たることが多く、大きな被害が出る恐れがあるが、立地自治
体ではないため再稼働の是非の判断権はなく、薩摩川内市に比べて経済効果も少
ない。原発に対する市民の反発は強く、市内の団体が募る再稼働反対署名は市人
口の約半分に達した。出席した田畑誠一市長は「一日も早く原発ゼロを目指さな
ければならない」と早期に脱原発を実現する必要性を強調。一方で、市民からの
「再稼働に反対してほしい」との再三の申し出には「議会の議論も考慮しながら
判断したい」と述べるにとどめた。参加者の女性(54)は「市長は市民の不安
の声を無視しないと信じている」と言葉に力を込めた。 >
・・・・・「なんで俺たちが逃げんといかんのか」これが普通の感覚です。

3.<原発事故時、住民避難に鉄道利用を 鹿児島県がJRなどに要望へ>西日
本電子版2014年06月21日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40313/1/
<鹿児島県は20日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)で重大事故が起きた
際、九州新幹線や在来線を住民避難に活用できるよう、JR九州など鉄道事業者
に働き掛ける方針を明らかにした。一部の自治体では列車による避難の検討が始
まっており、県原子力安全対策課の四反田昭二課長は「列車は一度に多くの住民
を速く避難させることができるし、新幹線は地震にも強い」と有効性を強調し
た。・・・・避難計画は自家用車の利用が原則。運転できない人のためにはバス
を使うが・・・・・・薩摩川内市の岩切秀雄市長は既に九州新幹線の活用をJR
九州に打診。また、全域が30キロ圏に入る同県いちき串木野市は19日の避難
計画に関する住民説明会で、JR鹿児島線や避難先に通じるJR指宿枕崎線の
活用を、県を通じて同社に要望する方針を示した。川内原発の30キロ圏は、九
州新幹線とJR鹿児島線、第三セクターの肥薩おれんじ鉄道が南北に貫く。JR
九州、肥薩おれんじ鉄道とも「可能な限り協力していきたい」としているが、高
線量下では運行ができなくなるほか、車両の除染の問題など課題は多く、実効性
は不透明だ。>

4.<薩摩川内市が企業・施設の避難誘導マニュアル作成へ>南日本放送
[06/20 18:30]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014062000003336
記事全文<薩摩川内市は川内原発1,2号機で重大事故が起きた際に備え、企業
や施設向けの避難誘導マニュアルを独自に作成することを明らかにしました。こ
れは20日の薩摩川内市議会の一般質問で、谷津由尚議員の質問に対して市当局
が明らかにしたものです。市の防災計画には日中に多くの人が集まる施設や企業
などには原発事故の際の避難対応は盛り込まれていません。リスクを減らすため
にもマニュアルが必要ではないかとの議員からの指摘に対し、市の新屋義文危機
管理監は、市独自の避難誘導マニュアルを作成する考えを示しました。内容につ
いては今後、検討を進めていくとしています。>
・・・・まだまだ課題が山積みです。

佐賀県、
5.<原発事故避難の手引書策定へ 知事、県議会で答弁 [佐賀県]>西日本
2014年06月19日 00時20分)
記事全文<古川康知事は18日、九州電力玄海原発(玄海町)での重大事故に備
え、「日ごろから避難行動の在り方をしっかり伝えることが重要だ」と述べ、住
民向けの避難の手引書を策定する考えを示した。6月県議会の一般質問で、江口
善紀議員(県民ネットワーク)の質問に答えた。原発事故を想定した避難時間の
推計で、住民が指示を待たずに一斉避難すれば、6割の人が指示に従った場合に
比べ、半径5キロ圏の住民避難が約10時間遅くなるとの結果が出た。知事はこ
の結果を踏まえ「屋内退避も有効な避難手段だということを日ごろから伝えた
い」と強調。県消防防災課によると、2011年秋に県内全戸に配布した「原子
力防災のてびき」の改定、再配布を検討するという。>

5’.<一般質問ピックアップ= 県議会>佐賀新聞2014年06月20日 10時52分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/75960
<佐賀県議会は19日、一般質問2日目の質疑を行い、服巻稔幸、岡口重文、定
松一生、大場芳博(以上、自民)、武藤明美(共産)の5議員が登壇した。古川
康知事は、玄海原発(東松浦郡玄海町)の事故に備え、唐津市の離島で整備して
いる放射線防護施設について、全島民が避難できるよう整備していく考えを示した。
(離島の放射線 防護施設整備) 武藤議員が、現在整備している七つの離島の
うち五つの島で住民全員を収容できない状況を指摘し、今後の対応をただした。
古川知事は、現在の整備工事をしている施設について事業主体の唐津市に対し
「可能な限り収容人数を増やすような設計を要請する」と話し、「島民全員を収
容できるよう整備していきたい」と対応する考えを述べた。現在の事業は緊急経
済対策の予算で行っており、新たな整備には財政的な課題がある。古川知事は
「どんな交付金が活用できるかを含め、早く対応できるよう(唐津市を)支援し
ていく」と語った。・・・・・・・・・・>

6.<(佐賀)金曜の原発反対運動、県庁近くで100回>朝日デジタル2014年
6月21日03時00分
記事全文<毎週金曜夕、県庁近くで続いてきた原発反対運動が20日、100回
になった。
市民団体「さよなら原発!佐賀連絡会」のメンバーらが、2012年7月から古
川康知事へ声を届けようと始めた。年始以外は休んでないという。この日は、代
表の豊島耕一・佐賀大名誉教授(66)ら50人ほどが参加。午後6時から約1
時間、「玄海原発再稼働反対」「原発いらない」と県庁を向いて訴えた。呼びか
け人のひとり、杉野ちせ子さん(62)=佐賀市=は「通行人の反応はよくなっ
ている。原発がなくなるまで続けたい」。>

7.政府、
<廃炉・自由化後の原発論議 経産省・有識者委が初会合>SankeiBiz?6月20日
(金)8時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000006-fsi-bus_all
< 経済産業省は19日、原子力政策の見直しに向けた課題を議論する総合資源
エネルギー調査会原子力小委員会の初会合を開いた。原子力発電所の廃炉を円滑
に進めるための方策や、競争が激しくなる電力自由化後も巨額の資金を必要とす
る原発を維持する仕組みなどを検討する。4月に閣議決定したエネルギー基本計
画の具体化を図り、今年度内をめどに取りまとめる。・・・・・・・・>

関連記事、
7’.<原発再稼働にらみ転換 使用済み核燃料「空冷」に> 日本経済新聞
2014/6/20 2:00 会員限定記事 添付図あり
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73020420Q4A620C1EE8000/
<経済産業省が原子力発電所から出る使用済み核燃料を空冷保管する方法を進め
るのは、今秋以降の原発再稼働に備える狙いがある。一部の原発では再び使用済
み燃料が出始めると3年でプールが満杯になるからだ。「核のごみ」問題の解決
には地中に埋める最終処分地をみつける必要があるがメドは立たない。今回の見
直しは再稼働を前にした時間稼ぎの面もある。・・・・・・・問題は再稼働で新
たに出る使用済み核燃料の行き場がないことだ。再稼働すれば、九電玄海原発
(佐賀県)、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)、日本原子力発電東海第2原発
(茨城県)はあと3年でプールがいっぱいになる。容量に10年以上の余裕がある
のは、泊、東通、志賀、川内原発の4カ所しかない。電力各社はプール内の燃料
のすきまを詰めて実質的な容量を広げてきたが、それも限界になりつつある。
青森県六ケ所村の再処理工場は稼働のメドがたたず、原発のプール内に貯蔵さ
れるだけ。全原発が停止しているため、しばらく問題は顕在化しなかったが、再
稼働が現実味を帯びてきたことで経産省も動かざるをえなくなったのが実情
だ。・・・・・・・使用済み核燃料の貯蔵容量を増やすには、プールの貯蔵能力
を増やすか、陸上に乾式貯蔵の施設をつくるか、2つの手法がある。原子力規制
委の田中俊一委員長が「プール方式より、乾式貯蔵にした方が圧倒的に安全だ」
と述べるなど、専門家からは乾式貯蔵を推進する声が出てい
る。・・・・・・・・福島第1原発の事故では電源が失われ、プールの水が蒸発
で減っても建屋内は高線量で近づけなかった。水がなくなると燃料が溶けて被害
が広がる恐れがある。
プールは建屋内でむき出しなのでテロの危険性も指摘されている。・・・・・一
方、原発が立地する地元自治体には乾式貯蔵に抵抗感もある。放射線量の高い使
用済み燃料が「永久に置かれるかもしれない」という懸念がぬぐえないためだ。
経産省は交付金を上積みするが、住民の理解が得られるかどうかは不透明だ。使
用済み核燃料は六ケ所村の再処理工場でガラス固化体に加工したうえで、地中深
くに埋めて最終処分する方針だ。国も候補地を自ら選定する方針を示すが、最終
処分地のメドはまったく立たない。最終処分地がみつからないままでは、乾式貯
蔵が長引く恐れもある。>

国会で、
9.<原子力委、原発事故受け機能縮小 改正設置法が成立>西日本2014年06月
20日20時02分
記事全文<国の原子力委員会の委員を5人から3人に削減するなど機能を縮小す
る改正原子力委員会設置法が20日、参院本会議で可決、成立した。原子力委は
東京電力福島第1原発事故後、原発を推進する組織としての位置付けや不透明な
委員会運営が批判され、組織改革が求められていた。改正後は、原子力政策の基
本方針となる「原子力政策大綱」は策定せず、内容を簡素化した「基本的考え
方」を示すにとどめる。役割もプルトニウムの管理など原子力の平和利用や放射
性廃棄物の処分問題に限定する。ただ、原発維持のための組織として業務が拡大
する可能性もある。>

10.<石原環境相の不信任・問責案否決=「金目」発言、与党も反省促す>時
事通信?6月20日(金)14時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000119-jij-pol
<衆院は20日午後の本会議で、東京電力福島第1原発事故に伴う除染土などの中
間貯蔵施設建設に絡み、「最後は金目」と発言した石原伸晃環境相に対する野党
7党提出の不信任決議案を、与党の反対多数で否決した。参院も同日夜の本会議
で、野党7会派が提出した環境相問責決議案を与党の反対多数で否決した。>
・・・・・石原慎太郎氏は欠席したそうです。

10’.<石原氏の不信任・問責否決…国会が事実上閉会>読売新聞?6月20日
(金)22時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00050155-yom-pol
<第186通常国会は20日、150日間の会期末にあたる22日を前に、事実
上閉会した。・・・・・・・・>

10”.<「金目」発言撤回 環境相 国会閉会後、来県し謝罪 辞任強く否
定>福島民報2014/06/20 08:22
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062016408
<・・・・・・・・石原氏が謝罪のため本県を訪問する日程について、環境省は
「まだ調整中。決まり次第公表する」としている。・・・・・・・・>

被災地フクシマ、
10”’.<「仮設で直接謝罪を」 石原氏発言、傷癒えぬ住民ら怒り>福島民友
(06/20 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/0620/news10.html
<・・・・・・「大臣個人の考えだというならば、発言直後に撤回して謝罪すれ
ばよかった。即座に撤回しなかったのは、金次第で中間貯蔵施設のことを押し通
そうという国の姿勢が表れているのではないか」と話した。「謝りに来るなら、
知事や町長だけでなく、仮設住宅を回って住民に謝ってほし
い」。・・・・・・・・>

11.<中間貯蔵施設どう対応 福島・双葉、大熊両町長インタビュー>河北新
報?6月20日(金)6時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000003-khks-l07
<福島第1原発事故で発生した除染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の設置に
関する住民説明会が終了し、焦点は候補地の福島県双葉、大熊両町と県の対応に
移る。説明会で出された意見をどう受け止め、生かしていくのか。伊沢史朗双葉
町長と渡辺利綱大熊町長に、それぞれ今後の見通しを聞い
た。・・・・・・・・・・・>
・・・・時間があれば検索してどうぞ。

12.<福島第1安全協定見直しへ 福島県と大熊、双葉両町の権限を強化>河
北新報??
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140620_63014.html
<東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊、双葉両町と福島県、東電が締結
している第1原発の安全確保協定について、県と両町が見直しの協議を進めてい
ることが19日、分かった。現在の協定は原発の稼働が前提で現状に合わないた
め、原発事故の収束と廃炉に向けた作業の中で安全を確保する内容に改める。県
や両町などの権限も強化するとみられる。・・・・・・関係者によると、現段階
の見直し案では、県と両町に加え、県が設置した廃炉安全監視協議会にも権限を
付与し、立ち入り調査などができるようにする。・・・・・>

13.<福島第1原発事故 中間貯蔵施設 7年後に「1.2?2.1マイクロ
シーベルト」 /福島>毎日新聞 2014年06月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140620ddlk07040189000c.html
<◇帰還時期明示求める双葉町に政府提示  中間貯蔵施設の住民説明会の開催
受け入れの条件として「帰還時期の明示」を求めていた双葉町と町議会に対し、
環境省が先月下旬、町内3カ所でのモデル除染の結果を基に7年後(2021
年)に空間線量が「毎時1・2?2・1マイクロシーベルト」まで下がると回答
していたことが分かった。ただ、推計値であることから、町は「これが帰還でき
る時期とは考えていない」と慎重な姿勢だ。・・・・・・・・・同省はモデル除
染結果を基にした「事故から10年後」の推計値を提示した。しかし、町は「状
況によって変動する」との考えから公表しておらず、国側も住民説明会で帰還時
期の明示を求める住民への説明を避け、最終日の郡山市内での会場で言及した
。帰還時期を巡る問題は19日の議会でも取り上げられ、伊沢町長は「(国の回
答が)本当に正しいのか分からず、数字が独り歩きしては困る」と公表しない理
由を述べた。>

14.<県内原発全基廃炉の意見書、本宮市議会も採択>福島民友(06/20 09:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/0620/news6.html
<本宮市議会は19日、6月定例会の最終本会議で、東京電力福島第1、第2原
発の全基廃炉と風評対策を国に求める議員提出の意見書を全会一致で採択した。
これにより、県内全13市議会で県内原発の全基廃炉を求める意見書や決議、請
願を可決、採択する対応が出そろい、いまだ決議などで明確な意思表示をしてい
ない県市長会の判断にも影響する可能性が高まった。・・・・・・・・>

15.<楢葉町内で事業再開の意向、全体の3割以下>朝日デジタル2014年6月
20日10時38分
http://www.asahi.com/articles/CMTW1406200700001.html
<●楢葉町商工会が調査 東京電力福島第一原発事故により町全体が避難する楢
葉町で、町内での営業再開を考え
ている事業者が3割以下にとどまることが町商工会の調査で分かった。町は「早
ければ来春以降の帰還を目指す」としているが、町に戻る人数がわからずに事業
者が再開をためらう実態が浮き彫りになった。楢葉町商工会(仮事務所・いわき
市平)が今年4月、235ある全加盟事業者を対象に実施。半分近い104事業
者から回答を得た。それによると、「今後町内で営業を再開するか」との問いに
「既に再開した」や「いずれする」と答えたのは、69事業者(全体の
29.4%)のみ。これに対し、「今後も再開しない」は18(同7.7%)、
「どちらとも言えない」は17(同7.2%)だった。無回答には再開に消極的
な事業者も含まれ、実際に再開しない割合はさらに高くなるとみられ
る。・・・・・>
・・・・・・膨大な除染後の汚染物質が野積みされている地域で果たして生活が
再建できますか?

16.<福島医大、甲状腺がん診断の子ども“心のケア”支援強化>福島民友新
聞?6月20日(金)13時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00010015-minyu-l07
<本県の子どもを対象に、東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べ
る甲状腺検査について、検査を行う福島医大は本年度、甲状腺がんと診断された
子どもや保護者の不安に応える支援チームの人員を増やし、心のケア支援を強化
する。19日の6月定例県議会代表質問で、自民党の長尾トモ子議員(郡山市)の
質問に鈴木淳一保健福祉部長が答えた。同大は昨年11月、医師や看護師、臨床検
査技師、精神保健福祉士など専門家計10人で心のケアに特化した支援チームを結
成、4月から新たに臨床心理士と社会福祉士の2人を加えた。・・・・・・甲状腺
検査で、がんや「がんの疑い」と診断された人は3月末現在で90人に上ってお
り、このうち良性と判明した1人を含む51人が手術を受けている状況を受け、が
ん診断で
不安を抱える子どもや保護者への支援を強化した。>

17.<長期病気休暇は133人 13年度県職員、震災後に増加傾向>福島民友新
聞?6月20日(金)11時21分配信
記事全文<県は昨年度、病気で長期休暇を取った県職員が133人に上り、このう
ちうつなどの精神疾患は92人で7割を占めたことを明らかにした。19日の6月定例
県議会代表質問で、共産党の宮川絵美子議員(いわき市)の質問に鈴木正晃総務
部長が答えた。県によると、病気で長期休暇を取得した職員は2010(平成22)年
度が101人、11年度が109人、12年度が121人。このうち精神疾患は10年度63人、
11、12両年度が76人で、いずれも震災以降、増加傾向にある。また、12~13年度
にかけては若手職員の精神疾患が特に多いのが特徴で、13年度は92人のうち20代
の割合が4分の1を占めた。>

18.<福島・富岡の記憶守れ! 避難区域の民家から古文書など搬出>河北新
報6月20日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140620_63009.html
<福島第1原発事故で古里を追われた住民の生活の記憶や地域の歴史を風化させ
まいと、町全域が避難区域にある福島県富岡町は19日、民家に残された手記や
各種会合の資料、地域の活動をつづったノートなどの搬出と保全活動に乗り出し
た。被災家屋を解体して進める除染作業やネズミ被害によって営みの足跡が失わ
れる前に、搬出を急ぐ。対象は、はがきや写真、古文書、個人の日記や新聞な
ど。集会所に残る会合の記録や冊子なども集める。江戸末期から現代にかけて残
されたものを想定している。・・・・・・・・>
・・・・・原発は、地域の歴史や伝統も破壊します。

19.<飯舘の「メガソーラー」着工 20年間で13~14億円の収入へ>福島民友
新聞?6月20日(金)13時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00010014-minyu-l07
<東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村で計画されていた大規模太
陽光発電施設(メガソーラー)事業の起工式が19日、同村で行われ、関係者が工
事の安全を祈願した。出力は東北最大規模の10メガワット(1万キロワット)
で、稼働開始は2016(平成28)年4月を予定している。同施設は、村と電気設備
会社「東光電気工事」(東京)が共同出資して事業を行う。村が資本金9000万円
のうち4000万円を出資し、同社の青木宏明常務が社長を務める「いいたてまでい
な太陽光発電」が運営する。建設予定地は同村飯樋(いいとい)地区の村有牧草
地の計約14ヘクタール。年間発電量は約1100万キロワット時で、一般家庭約2500
世帯の電力消費量に相当するという。パネル枚数は計4万2462枚。発電した電力
は東北電力に全
量売電する。・・・・・・・・・>

20.<線量測定に高校生結集 福島高生が外部被ばく独自研究>福島民友
(06/20 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/0620/news8.html
<福島高生が、県内外の高校生の力を借りて全国各地で個人の外部被ばく線量を
測定する独自の研究に乗り出した。19日までに個人線量計を郵送、生徒に線量
計を身に着けてもらい日常生活の中でデータを収集、そのデータを比較分析して
全国に発信する。海外の高校生が測定に参加する計画もある。「福島が安全なの
は他の地域と比べれば分かるはず」。復興に向けて正しい情報を発信したいと、
生徒たちは強い思いで臨む。研究するのは文部科学省のスーパーサイエンスハイ
スクール(SSH)指定に伴い設置されたSS(スーパーサイエンス)部放射線
班の生徒5人。・・・・・・・・・>
・・・・・

21.<青いダイヤ豊作 高田梅収穫始まる>福島民報?6月20日(金)10時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000042-fminpo-l07
<福島県会津美里町で特産の高田梅の収穫が始まっている。・・・・・・今年は
少雨の影響で実が例年よりやや小ぶりだが、開花時期に天候に恵まれ、豊作だと
いう。高田梅はゴルフボールほどの大きさが特徴で、青々とした実は「青いダイ
ヤ」とも呼ばれている。実の大きさに比べ、種が小さく肉厚で梅漬けや梅酒の原
料として重宝されている。地元はもちろん、県外にも多くのファンがいる。東日
本大震災、東京電力福島第一原発事故で同町の仮設住宅に避難する楢葉町民は、
地元の農家に習いながら高田梅の収穫や梅漬け作業を体験している人もいる。>
・・・・・

22.<クマ大量出没 分布域ほぼ全国的に拡大、春から夏も人身被害>産経新
聞?6月20日(金)8時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000570-san-life
<ツキノワグマの大量出没が懸念される中、クマの分布域が平成15年から10
年間に北海道や本州で拡大したことが、クマ研究者らでつくる日本クマネット
ワーク(JBN)の調査で分かった。全国的な分布調査は、環境省が15年度に
まとめて以来。「クマがいないとされていた地域にも生息している可能性があ
る」として、早急なクマ対策を自治体などに促している。・・・・・・・
◆原発事故も影響?  「今年、ツキノワグマの大量出没の発生が心配されてい
る」。JBNの調査報告書はこう指摘し、大量出没時の対策の検討を求めてい
る。クマの餌となるブナの実が、昨年の豊作を受け、今年は周期的に凶作と見込
まれているためだ。餌を求めるクマは人里に出てくる恐れがある。特に東北地方
では出没件数とブナの実りが関係しているとされ、クマの生息数の多い岩手県で
は3月から出没注意報を発令している。・・・・・・・調査は23年度から3年
かけて実施された。それによると、ヒグマが生息する北海道で分布の拡大が確認
された。ツキノワグマは本州と四国に生息しており、生息数がわずかな四国を除
き、拡大傾向にあることが分かった。拡大傾向は大量出没年でない年にも見ら
れ、定着した可能性がある。・・・・福島県では東北自動車道以東の阿武隈山地
に拡大。23年の東京電力福島第1原発事故後、広い範囲で人の立ち入りが制限
されているため、生息密度が上昇する可能性を指摘している。・・・・・・・>
・・・・・・・クマ料理委禁止などで立ち入りができて狩猟しても、獲物を活用
できない、関東・東北各地の新聞には、毎日、クマの出没を伝える記事があります。

23.<20日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月21日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・「環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果⑩」、「放射性物質の検査
結果(野菜・果実・山菜・キノコ」・・・・。
・・・「原発関連死 一人認定 葛尾村・・・」・・合計1728人になりました。

24.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月20日 17:30
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140620/1631426
<▼空間放射線量率(20日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

25.<(宮城県)(プロメテウスの罠)県境の先で:11 マップをつくろ
う>朝日デジタル2014年6月20日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11199365.html
<◇No.954
宮城県は2011年4月5日になって、ようやく丸森町内の空間放射線量の測
定を始めた。測定地点は「町役場付近」。県の資料によると、この日は毎時0・
32マイクロシーベルトだった。モニタリングカーでの測定とされている。しか
し、福島県境の筆甫(ひっぽ)地区については、相変わらず汚染状況がわからな
いままだった。東北大教授の石井慶造(66)から「安全」のお墨付きは得たも
のの、町内の線量を独自に測る必要性を、町も感じていた。5月になって、町は
ようやく線量計を入手した。役場職員の個人的なつてで長野県の高専から借り
た。・・・・・・・・地区住民組織事務局長の吉沢武志(37)は、4月21日
の石井の講演会を聞いても、筆甫の実情がわからないままで納得がいかなかった
。町が放射線量を測り始めてからも、吉沢は筆甫で測定を続けた。・・・・吉沢
は、町の測定で測りきれない分を埋めるために独自に測定をしているつもりだっ
た。「それなのに批判される。ちょっと悲しかったですね」ある日、事務所にい
た吉沢が受話器を取った。知らない男性の声で、名乗らなかった。「あんたらの
やっていることが、丸森全体の風評被害につながっているんだぞ」 男は、マッ
プの作製を強い口調で非難した。吉沢は淡々と答えた。「測ることに決めました
ので」>

26.<(新潟県)仮設住宅入居期限 1年延長 知事 制度改善の必要性強
調>新潟日報2014/06/20 08:43
記事全文<東京電力福島第1原発事故などで福島県から本県に避難した人向けの
仮設住宅について、県は19日、入居期限を2016年3月末まで1年延長する
と発表した。5月に延長を決めた福島県の要請を受けた。延長は3回目。泉田裕
彦知事は19日の会見で「受け入れ側(の自治体)が期限を判断できた方が生活
再建のめどが立てやすい。国に制度の改善を引き続き求めたい」と述べた。災害
救助法の適用を受ける仮設住宅の入居期限は原則2年以内だが、福島県など被災
自治体の判断で、1年ずつ延長することができる。福島県から本県に避難した人
からは「1年ごとに延長を繰り返されても、将来の生活が見通せない」と、まと
まった期間の延長を求める声が多く上がっている。だが、県境を越える広域
避難の場合、福島県の要請がなければ、災害救助法に基づく仮設住宅は提供でき
ないのが現状だ。家賃は本県が立て替え、福島県に請求。国と福島県が全額負担
する。泉田知事は「被災した自治体が住民を救済して国が金を出す構造になって
いるから、広域避難がうまくいかない」と指摘。受け入れ自治体が入居期限を決
められるよう、災害救助法の見直しを求める考えを強調した。県によると福島県
から本県には、病院や福祉施設などを除き約4180人が避難している。このう
ち約3300人が民間アパートや公営住宅などの借り上げ仮設住宅に入居してお
り、今回の入居期限延長の対象となる。ほかの人は、自費でアパートを借りるな
どしている。>
・・・・どこの自治体でも共通の事情、知事の指摘の問題を改善して・・・。

福島第1の現場で、
27.<(福島原発汚染水)濃度過小評価 173件の修正値が確定>毎日新
聞?6月20日(金)23時37分配信
記事全文<東京電力福島第1原発の汚染水測定の際、ストロンチウム90など
ベータ線を出す放射性物質の濃度を過小評価していた問題で、東電は20日、計
173件の修正値が確定したと発表した。昨年8月にタンクから約300トンが
漏えいし、当時1リットル当たり8000万ベクレルと発表した汚染水の濃度は
同2億8000万ベクレルに、元のタンクから直接採取した汚染水も同3億
2000万ベクレルから同4億1000万ベクレルにそれぞれ上方修正した。東
電によると、昨年1~10月に採取した試料のうち、測定値の信頼性が低いと判
断した173件を再評価した。うち67件は分析する試料がすでにないため、理
論式で補正した。高濃度汚染水を測定する際はいったん薄めないと正確に測れない
が、誤って薄めずに測定したことが過小評価につながったという。>

28.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月21日03時27分
 東京朝刊  
<20日正午現在 1.5マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

規制委、
29.<“浜岡原発”本格審査開始 海底調査の拡充求める>テレビ朝日系
(ANN)?6月20日(金)19時8分配信
記事全文<想定される東海地震の震源域にあるとして、3年前に運転を停止した
浜岡原発4号機について、再稼働のために必要な原子力規制委員会の本格的な審
査が始まりました。20日の審査では、中部電力が浜岡原発周辺の活断層などの地
質調査に基づき、浜岡原発を襲う最大級の地震規模「基準地震動」を算出する根
拠を説明しました。これに対して、原子力規制委員会は、内陸部の断層の図面の
精度を上げることや周辺の海底調査のやり方を拡充するよう求めました。中部電
力は、次回の審査までに再調査するなどして報告するとしています。>

30.<再処理工場審査 規制委「補正申請は内容不十分」>デーリー東北新聞
社?6月20日(金)10時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00010002-dtohoku-l02
<原子力規制委員会は19日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の新規制基
準への適合を確認する13回目の審査会合を開いた。日本原燃が5月末に提出した
補正申請に対し、規制委の審査チームは「検討途中のものではなく、最終形を出
してほしい」などと厳しく指摘。補正後でも内容が不十分との見解を示した。審
査は1月にスタート。・・・・・・・・・原燃の青柳春樹執行役員は検討途中の
内容を含む申請について「非常に広範にわたる審査だし、初めてのことなので配
慮いただきたい」と理解を求めたが、最終的には近くあらためて補正する意向を
示した。>

31.<(島根の団体が)「確実な断層調査を」朝日デジタル2014年6月20日12
時15分
http://digital.asahi.com/articles/CMTW1406203300001.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_CMTW1406203300001
<◆反原発団体 規制委に要請書◆ 島根原発に反対する山陰の住民でつくる「さ
よなら島根原発ネットワーク」は19日、都内の参議院議員会館で、2号機の適
合性審査で指摘を受け、中国電力が進めている活断層の追加調査について、確実
な調査を指導するよう求める要請書を原子力規制庁の担当者に手渡した。要請書
は、規制委の田中俊一委員長宛て。ネットワークによると、芦原康江・松江市議
や社民党の福島瑞穂議員も同席。メンバーが規制庁の担当者に、「規制委が実施
すべきだとした溝を掘るトレンチ調査が予定されていない」「宍道断層が徐々に
延びて22キロになった経緯があり、住民には中電の調査能力に疑念がある」と
伝えた。渡辺桂一・管理官補佐は「しっかり調査してもらい、不足があれ
ば追加調査を求める」と答えたという。>

原発立地自治体、
32.<(新潟県)屋外被ばくはがれきから 県技術委 福島原発事故で結論>
新潟日報2014/06/20 10:57
記事全文<東京電力柏崎刈羽原発の安全性を検証する県技術委員会は19日、東
電福島第1原発事故の課題別会合を新潟市中央区で開いた。事故で放出された放
射性物質が復旧作業にどう影響したかについて議論。原子炉建屋外にいた作業員
の被ばくの主な要因は、汚染されたがれきによると結論付けた。高線量下の作業
をテーマにした課題別会合は今回で議論を終えた。今後、検証内容を精査し、技
術委の本会合に報告する。技術委にはこの会合を含めて六つの課題別会合がある
が、議論を終えたのはこの会合が初めて。終了後、委員で放射線医学総合研究所
の立崎英夫氏は「事故後の屋外作業では、線量が高い場所を特定する方法の検討
が必要になる」と述べた。>

33.<(茨城県)知事、対象拡大に否定的 県の原子力災害対策「国の指針に
基づき対応」>茨城新聞2014年6月20日(金)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14031842641997
<県南6首長が県の原子力災害対策の対象範囲を全県域に拡大するよう求めてい
る問題で、橋本昌知事は19日の定例会見で、「国の原子力災害対策指針は原子力
施設からおおむね30キロを対策の対象にしている。まずは国の指針に基づき対応し
ていく」と述べ、対象拡大に否定的な見解を示した。要望しているのは牛久、龍
ケ崎市などでつくる稲敷地区6市町村放射能対策協議会(会長・池辺勝幸牛久市
長)。福島第1原発事故で放射能汚染が広がった経験を踏まえ、(1)30キロ圏にとら
われない対策(2)事故発生の通報体制や安定ヨウ素剤の整備(3)原子力安全協定に
関わる重大問題についての情報提供と意見表明の機会-を県全域を対象に求めて
いる。これについて橋本知事は「県の広域避難計画で30キロ以遠は避難者を受け入れ
る地域。そこまで避難区域と考えると対応状況が大変複雑になる」と指
摘。・・・・・・・>

34.<(福井)毎週金曜、訴え100回 原発・再稼働に反対行動>朝日デジ
タル2014年6月21日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG6K5S45G6KPGJB00M.html
<・・・・・今月13日午後6時、県庁と関西電力地域共生本部との間の歩道に
続々と人が集まった。2012年7月13日から毎週続く「金曜行動」の100
回目。午後7時半までに200人を超えた。90回以上参加してきた大西真治さ
ん(66)=越前市=は「100回は重い」。敦賀市で暮らす家族の未来を案じ
て足を運ぶ。
 西村明宏さん(70)=福井市=は全回に参加。きっかけは1回目の2日前、
原発問題住民運動県連絡会による毎月11日の「原発ゼロをめざす市民行進」で
県庁周辺を歩いたことだ。当時は国内の全原発停止から2カ月
後・・・・・・・・・・・・>

35.<高浜原発事故想定し8月防災訓練 福井県、30キロ圏の住民避難を検
証>福井新聞ONLINE?6月20日(金)18時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00010002-fukui-l18
<西川一誠福井県知事は20日、関西電力高浜原発(同県高浜町)での重大事故を
想定した県原子力防災総合訓練を8月31日に行うと表明した。東京電力福島第1原
発事故を踏まえ、原発事故時の災害対策の重点地域を原発からおおむね30キロ圏
に拡大した県原子力防災計画の改定を基に、30キロ圏住民が参加する初めての広
域避難訓練となる。・・・・・・・高浜原発から30キロ圏の人口は、県内が高
浜、おおい、小浜3市町全域と若狭町の一部で計5万5千人。県外は舞鶴市や福知
山市など京都府内7市町の計12万8千人に上る。・・・・・・県は訓練の事故想定
などを県内4市町や関係機関と検討し、30キロ圏内のどの範囲を対象に住民避難
訓練を行うかや避難ルート選定など詳細な内容を詰めていく考え。ただ、同要綱
では避難
ルート途中に設置するスクリーニングの実施場所がまだ定まっていない。県の川
上修司危機対策監は「スクリーニング場所は(福井県など関係4府県が参加す
る)国のワーキンググループで検討しており、訓練までに決まるよう調整してい
る」と強調。また、30キロ圏に入る京都府にも訓練の実施を伝えたことを明らか
にし「京都とは連携していかなければならない。訓練に参加するのか、府の考え
を聞き協議していきたい」と述べた。>

36.<(鳥取県)「原発再稼働ありき」批判 中電、初の地区説明会>日本海
新聞6月20日
http://www.nnn.co.jp/news/140620/20140620072.html
<中国電力が原子力規制委員会に適合性審査を申請している島根原発2号機(松
江市鹿島町)について、中電による住民説明会が19日、米子市で始まった。安全
対策を説明した中電に対し、住民からは「再稼働ありき」との声が出た。鳥取県
と米子、境港両市からの要望を受けた対応で、地区ごとの説明会は初めて。両市
の16公民館で8月上旬まで開かれる。初日の和田公民館は約60人が参加。中電側
は、原発の新規制基準を受けて防波壁などの浸水対策や放射性物質を減らすフィ
ルター付きベント(排気)設備を強化したことを紹介した。住民側からは、原子
炉格納容器の対策や使用済み核燃料の処理方法などに疑問の声が上がり、「現状
で再稼働はあり得ない」「原発一辺倒の姿勢だ」との指摘があった。・・・・
・・・・・・・・>

電力会社、
37.<関電、使用率90%突破 エアコン使用増え、今夏初>西日本電子版
2014年06月20日 13時36分 更新
<記事全文<関西電力は20日、管内の電力供給力に対する需要の比率を示す使
用率が、今夏初めて90%(速報値)を突破したことを明らかにした。各地で気
温が上がり、エアコンなどの電力消費が増えたとみられる。20日の最大供給力
2179万キロワットに対し、需要は午前11時台に1974万キロワットとな
り、使用率が90%をやや上回った。関電によると、火力発電7基を計画的に停
止させており、事前予想でも使用率は90%と見ていた。関電は今夏、火力発電
所をフル稼働させることで供給力を最大2960万キロワットまで積み増す計画
だ。>

38.<中部電と大ガス、火力発電分野で東電に共同事業提案>時事通信?6月20
日(金)6時0分配信
記事全文<東京電力 <9501> が火力発電分野の強化のために進めている包括提携
企業の選定で、首都圏展開を狙う中部電力 <9502> と大阪ガス <9532> が共同で
の事業を提案していることが19日、分かった。3社連合が実現すれば、地域や業
種の垣根を越えたエネルギー業界の連携が加速する契機になりそうだ。提携には
東京ガス <9531> も意欲を示しており、東電は絞り込みに向けて各社との協議を
続ける。>?? ????????

39.<(近畿経産局)関電・海南発電所を調査 火発老朽化で>毎日新聞?6月
20日(金)12時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000058-mai-bus_all
<近畿経済産業局は19日、老朽化している関西電力の海南発電所(和歌山県、
総出力210万キロワット)に立ち入り調査した。初の原発ゼロの夏となり、電
力需給が厳しくなることが予想される中、火力発電所のトラブルの回避が狙い
だ。・・・・・・・関電は今夏、昨年動いていた大飯原発(福井県)が停止し供
給力が低下しているため、海南4号機など計10基の火力の定期検査を繰り延べ
し、夏の間も動かし続ける方針。だが、海南発電所は営業運転開始から44年を
経過、関電の火力発電所の中で最も古く、トラブルのリスクも高い。このため、
経産局は今回、夏を前に立ち入り調査を行うことを決めた。同局は20日にも、
老朽化している姫路第2発電所(兵庫県)も立ち入り調査する予定。・・・>

40.<(佐賀)Jパワーが松浦火力の内部公開 タービン落下事故後初めて>
西日本電子版2014年06月21日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40309/1/
Jパワー(電源開発)は20日、3月に蒸気タービン落下事故を起こした松浦火
力発電所2号機(出力100万キロワット)=長崎県松浦市=の内部を、初めて
報道陣に公開した。7月の予定だった通常運転再開は1年近く遅れる見通しで、
現在、出力を40万キロワット程度に抑えて運転する仮復旧が8月中旬にできる
よう作業を急いでおり、村山均常務は「作業は遅れなく進んでいる。1日、1時
間でも早く復帰させたい」と述べた。・・・・・この日は、九州経済産業局の広
実郁郎局長=写真中央=らが同発電所の立ち入り調査を実施。約1時間半かけて
タービンやボイラーを見て回り、「少しでも早い仮復旧と事故原因の究明を期待
している」と注文を付けた。>

自然エネルギー、
41.<固定価格買い取り認定、3月急増 太陽光発電、駆け込みで>東京新聞
2014年6月20日 17時20分
記事全文<再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、認定を受けた太陽光
発電設備の出力容量が3月に急増し、前月末までの累計から約7割増えたことが
20日、分かった。実際の買い取りでは、設備認定時の価格が適用される。4月
に買い取り価格が引き下げられたため、その前に認定を受けようとする駆け込み
申請が集中した形だ。4月申請分から導入された認定取り消しの新ルール逃れの
思惑もあったとみられ、事業者の意識が問われている。太陽光の事業者向け価格
(消費税抜き)は、制度がスタートした2012年度1キロワット時当たり40
円だったが、13年度は36円、14年度は32円に下がった。>(共同)

参考記事、
42.<(「寄り添う」って? 福島大の3年:中)福島の今、語れない学生>
朝日新聞デジタル?6月20日(金)11時30分配信 (有料記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000009-asahik-soci
<「福島の人は、なぜ福島の外に避難しないの?」「福島から来たのになぜ答え
られないのか」  東日本大震災から1年半後の2012年9月。フランスを訪
れた福島大の学生は、反原発を掲げた出席者からの質問に立ち往生した。国際
NGOと大学の協力で実現した意見交換会の一こま。同行した丹波史紀准教授に
よると、別の学生が1年後に訪れたドイツでも状況は大きくは変わらなかった。
就職活動でも、学生たちは壁にぶつかっていた。「多くの企業で福島の実情を聞
かれるんですが、答えられなくて」。そんな相談を複数の教職員が受けている。
■汚染土の仮置き場を見学、表情一変  福島大は11年4月、被災者支援の中
核となる「うつくしまふくしま未来支援センター」を設け
た。・・・・>??????????? ??????? ??????? ??????
43.<(竹内敬二の窓)「第二の安全神話」にすがる 編集委員・竹内敬二>
朝日デジタル2014年6月20日18時29分??
http://www.asahi.com/articles/ASG6H4FCXG6HPTIL004.html
長い記事<九州電力・川内(せんだい)原発(鹿児島県)を筆頭に、原発再稼働
の動きが急だ。だが、万が一の事故への準備には大きな穴があいてい
る。・・・・・・、「福島事故のような放射能放出をまじめに考えると、とても
避難計画はできない」という声が広がっている。ある意味、当然だ。
「住民5万人が○○市に5年間、あるいは永久移住」といった福島のような事故シ
ナリオを描いて市民に示せるはずもない。今つくられているのは、「事故の際は
渋滞もなく住民がテキパキと避難して、短時日で家に戻る」というような計画
だ。これは果たして原発大事故への対応と言えるのだろう
か。・・・・・・・・・・>
・・・・・時間があればどうぞ。

44.<(原子のクニ)原発こりごり 民意代弁>朝日デジタル2014年6月20日
12時29分
http://www.asahi.com/articles/ASG6L3JHYG6LTTHB002.html
<■第6部 再考:7 吉原毅・城南信用金庫理事長  ――脱原発で経営への影
響は・・お客様がどう思うか心配だった。ところが、うちのお客様は個人と中小
オーナー企業の方々。個人は、原発はもうこりごり。浄水場から放射性物質が検
出された。農家だと、うちの作物は大丈夫かなって話になる。幼稚園も、心配し
て子どもを休ませるとか。だから「原発なんかとんでもない、頑張って」と言わ
れる。まさに民意。お客様の声を代弁するという新たなサービスを開発したわ
け。 オーナー企業の方々は人格者が多い。・・・・・・・・・>
・・・・・こちらの記事も時間があればどうぞ。

45.<(九州)在福岡ネパール名誉領事に津上賢治氏 九電副社長>西日本電
子版2014年06月21日 03時00分 更新
記事全文<九州電力は20日、津上賢治副社長(63)が在福岡ネパール名誉領
事に就任したと発表した。ネパール大使館から要請を受け、5月30日付で任命
された。九電本店が入る福岡市中央区の電気ビル内に6月23日に名誉領事館を
開設し、日本とネパールの友好強化に協力する。津上氏は26日に副社長を退任
し、子会社の九電産業社長に就任する予定。>
・・・・九電が、こんなところにまで、・・・・。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、10.の類似記事、
7面経済欄に、41.の類似記事、左スミに小さく、
46.<三菱重工連合が出資増額提案 仏重電買収>
13面文化欄、
47.<死にゆく馬の瞳は訴えてきた 福島の牧場の写真集を出版 「3.11
 FUKUSHIMA 被曝の牧場」>
・・・・本と写真家を伝える。
35面の真ん中に小さな囲み記事で、3.の記事。
昨夕刊の4面に、
48.<全電源喪失 福島第一原発「3.11」⑩ 「原子炉水位の測定 車の
バッテリーを使え」>
今朝は以上です(6.21.5:59)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2204】
2014年6月20日(金)地震と原発事故情報-一
━━━━━━━
☆1.川内原発再稼働をやめろ!
   全国一斉「原子力規制委」抗議行動 第2波
              「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆2.「新規制基準」は問題だらけ
   地震動想定が古い・昔のまま(甘い基準)
   東海第二廃炉訴訟第6回弁論-原告側の主張

☆.新聞より2つ
  ◆核のごみ埋設研究施設公開 地下水難敵 排水に追われ
   北海道 地下350m「何万年保管」疑念  (6月20日東京新聞より抜粋)
  ◆除染目安 引き上げ検討 0.23マイクロシーベルトの2倍程度
   環境省と市町村             (6月7日福島民友より)
━━━━━━━
※6/24(火)学習会にご参加を!
 核の廃絶を目指して  9回シリーズの第3弾

 講 師:李 大洙(い です)さん(アジアの平和市民ネットワーク運営委員長)
    「脱原子力、世界平和のためのアジア市民の役割」
日 時:6月24日(火)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円(学生400円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.川内原発再稼働をやめろ!
 |  全国一斉「原子力規制委」抗議行動 第2波
 └──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」

 私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、新規制基準の施行日以来、再稼働
審査よりも放射能汚染水対策を!と主張し、連続的に原子力規制委員会への抗議
行動をしてきました。しかし、規制委は、既に120回も審査会合し、今は川内原
発の「審査書案」作成に着手しています。
 東電福島第一原発(イチエフ)の放射能汚染水対策も廃炉への道も見えず、コ
ントロールもブロックもできていない中で、原子力規制委員会の再稼働容認は許
せません。まして、事故を踏まえていない新規制基準で、地震対策も火山噴火対
策もプラント評価も全く不十分なままで、また、避難対策も住民理解も得られな
いままで、再稼働などあり得ません。
 私たちは、6月12日~14日の鹿児島・川内行動に多数参加して川内原発再稼働
反対を訴えました。13日午後には鹿児島市内で全国相談会を開催(参加120名)
し、鹿児島・川内現地や他原発現地の方々とともに、避難問題など川内原発再稼
働阻止のための行動を論議しました。その中で再稼働推進組織・原子力規制委員
会を糾弾し川内原発の再稼働を阻止することも確認しました。
 そこで、「新規制基準」施行(7月8日)から2年目に入る9日(水)に「全
国一斉規制委抗議行動」第2波を提案します。
 原子力規制委員会(六本木一丁目)のみならず、全国の規制庁現地事務所に対
して抗議したいと思います。
 首都圏及び原発現地・周辺の方々の同時行動への参加を呼びかけます。

 川内原発再稼働をやめろ!全国一斉「原子力規制委」抗議行動 第2波

日時:7月9日(水)12時~13時半
   (原発立地での行動は7月7日~11日の週を検討中)
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
    (http://www.nsr.go.jp/nra/map.html)
    港区六本木1丁目9番9号 TEL:03-3581-3352(規制庁)
    東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」
徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
     http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
     メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
     TEL 070-6650-5549
     FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
       (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎
気付)
協力:原子力規制を監視する市民の会
   http://kiseikanshishimin.jimdo.com/ @kanshi_chu
┏┓
┗■2.「新規制基準」は問題だらけ
 |  地震動想定が古い・昔のまま(甘い基準)
 |  東海第二廃炉訴訟第6回弁論-原告側の主張
 └──── 
○ 日本原子力発電(原電)と国に東海第二原発の運転差止を求めている訴訟の
第6回口頭弁論が5月15日、水戸地裁(新谷晋司裁判長)で開かれた。
 この日、原告側から青木秀樹弁護士が「新規制基準に適合していれば安全であ
るかのように考えるのは許されない。審査要件には、避難計画の策定がないこ
と、災害で同時多発的に故障が起こる事態に言及していないこと、想定外の巨大
地震への対策が欠落している」と指摘。
 「万が一にも福島第一原発のような事故を起こさない基準かを水戸地裁として
も審査すべきだ」と迫った。
○ 続いて海渡雄一弁護士は「新規制基準は、福島第一原発事故の原因として津
波だけを強調し、地震による損傷を考えようとしないが、外部電源は明らかに地
震で喪失しており、非常用電源喪失についても地震による配管損傷があるとする
見解がある。要は、福島第一原発事故の原因が未だ明確でなく、新規制基準で
も、旧安全指針の不備、欠陥は是正されていない」と指摘した。
 海渡弁護士はさらに伊方原発訴訟の最高裁判決(1992年)が「(原発事故災
害)が万が一にも起こらないため、原子炉を設置する者の技術的能力並びに申請
に係る原子炉施設の位置、構造及び設備の安全性につき、科学的、専門技術的見
地から十分な審査を行わせる」としていることを挙げ、「最高裁判決の考え方
は、重大事故による住民への生命健康に対する被害を未然に防止するため堅持さ
れるべき」と迫った。
 これに対し、新谷裁判長は「裁判所としては踏襲する」と明言した。
○ 次いで内山成樹弁護士が、「新規制基準は原子力発電所に関する地震動想定
には何ら変更がなく、その手法は福島第一原発事故以前と同一であり、一部では
『地震動評価』について『適切に』の文言が多数カ所ある。何が適切かどう判断
するかが記載されていない『審査ガイド』は全く基準の名に値しない」と述べ、
新規制基準の是正を求めた。
 国は、今回の弁論で原電が経営基盤が弱く事故後の補償能力がないため、原発
設置許可は無効とする原告側の主張は「原告の利益と関係がないので、主張自体
できない」として経営面に踏み込むことを拒否、反論した。
○ 閉廷後、記者会見した原告団は「最高裁判決は極めて重要。裁判所がはっき
り言ってくれたことは極めて良かった。今後、申請が新規制基準を満たしても原
発の安全は確保できない。法律論だけで逃げている国を断罪し、基準の合理性そ
のものを判断するよう、安全審査そのものに風穴を開ける。裁判は次の新しい段
階、これからが本当の闘いとなる」と結束を固めた。(週刊新社会6月10日号より)

┏┓
┗■新聞より2つ
 └──── 
 ◆核のごみ埋設研究施設公開 地下水難敵 排水に追われ
   北海道 地下350m「何万年保管」疑念
 原発から発生する高レベル放射性廃棄物の埋設処分技術を研究する幌延深地層
研究センター(北海道幌延町)で今夏、発熱機能をもたせた模擬廃棄物を使う試験
が始まるのを前に、日本原子力研究開発機構(原子力機構)は19日、現場を報道陣
に公開した。エレベーターで降りること4分あまり、ようやく地下350mの調査
坑道に到着した。
 すぐ実感したのが地下水の多さだ。コンクリート床のあちこちに水たまりが見
えた。坑道の壁はコンクリートで覆われているが、脇の排水溝には常に水が流れ
ていた。事業主体の原子力機構によると、毎日約120トンの水がわき出るため、
ポンプでくみ上げて排水する作業が欠かせない。(中略)
 穴は直径2.4m、深さ4.2mもあり、数字から感じるより実物を見た方がずっと
大きく感じた。たった1本の廃棄物を埋めるだけでこの大きさ。
 すでに発電で出た核のごみは何とかする必要があるが、何万年も安全に保管で
きる場所が日本にあるのだろうか。現場を見て、あらためて最終処分の難しさを
実感した。(6月20日東京新聞より抜粋)

 ◆除染目安 引き上げ検討 0.23マイクロシーベルトの2倍程度 環境省と市町村
 除染後の目標値とする年間追加被ばく線量「1ミリシーベルト」を達成するた
め、政府が目安としている空間線量「毎時0.23マイクロシーベルト」について、
環境省と県内の一部市町村が、約2倍の毎時0.4から0.6マイクロシーベルト程度
への引き上げを事務レベルで検討していることが6日、分かった。
 政府は0.23マイクロシーベルトの根拠として、長期的な放射線防護の目標とす
る1ミリシーベルトを1時間あたりの放射線量に換算し、自然界の放射線量を加
えて算出している。
 一部の市町村からは、除染を実施しても0.23マイクロシーベルトを上回る地域
が多いことから「除染による達成は困難」として、環境省により現実的な数値に
見直すよう求める声も上がっている。
 福島、郡山、相馬、伊達の4市と環境省は今月、空間線量について協議する場
を設ける方針で、除染の進展や放射性物質の自然減などを踏まえ、意見を交わす
とみられる。(6月7日福島民友より)

★ 井上澄夫 さんから:
辺野古のテント村が荒らされました。
6・23平和宣言から「県外移設」の文言を外すことについてウソつき知事が開
き直り、
防衛省は農水省の同意を得て埋め立て予定地をスッポリ包む海域での漁業制限水
域を大幅拡大します。

【知事を糾弾する2県紙・社説】
「県外」要求削除 平和宣言に値するのか 6・20 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-227254-storytopic-11.html

◆社説[「県外」要求削除]公約との関係説明せよ 5・20 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=73614

◆辺野古の抗議テント荒らされる 展示物など破壊 6・20 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=73694

◆辺野古テント村 荒らされる 資料、折り鶴など散乱 6・20 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-227263-storytopic-1.html

【防衛省が農水省の同意を得て漁業制限水域を大幅拡大】
◆漁業制限を大幅拡大 辺野古移設の回答受け 6・20 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=73639

【仲井真ウソつき知事の見苦しい開き直り】
◆知事「思い不変」平和宣言 文言外し釈明 6・20 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=73634

◆平和宣言「県外」削除を決定 知事、意図なし強調 6・20 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-227259-storytopic-3.html

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
       10:00デモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm

ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5

呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
   ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
  ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************




大阪朝鮮高級学校ラグビー部長編ドキュメンタリーが上映されます!

竹森@排外主義にNO!福岡です。

高校の無償化という国の施策から排除されたままの
朝鮮学校の高校生たちが、現在小倉でも裁判で原告となって闘っています。
☆会としてはこういった問題も含めて
 来週22日日曜日午後4時からは街頭行動を行います、
 これもよろしくご協力ください。天神コア前です。

そんな大阪の高校生たちのドキュメンタリー映画ができました。
ぜひとも、足を運んでいただきたくお知らせします。

KBCシネマ((福岡市中央区天神)という劇場での
1週間の上映が実現しました、貴重な機会です。
1週間しかないので、今から、手帳に記録して予定を入れてください。
お見逃し無く!



「60万回のトライ」
http://www.komapress.net/
大阪朝鮮高級学校ラグビー部長編ドキュメンタリーが上映されます!
彼らが目指すノーサイドとは?
 
大阪生まれ、大阪育ち、見た目は日本人と変わらない。
そんな彼らが通うのは大阪朝高。
高校ラグビーの激戦地で強豪校の仲間入りを果たし、
日本一を目指して闘っている彼らの胸には、いったいどんな思いがあるのか?
朝鮮半島の南と北、日本―3つの社会をつなぐ大切な存在
在日朝鮮人高校生たちの「いま」を映しだす


上映時刻詳細はまだ未定ですが、
KBCシネマのホームページを参照してください。
http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/
KBCシネマ 6月28日(土)~7月4日(金)






フリーターユニオン福岡
http://fufukuoka.blog.so-net.ne.jp/

今日の生き方
http://blog.livedoor.jp/uimaki1957/

子どもたちを戦争に行かせたくない!武力で平和はつくれない

今週も、小倉駅前で平和アクション「子どもたちを戦争に行かせたくない!武力で平和はつくれない」をします。

微力ですが、引き続き訴えていきたいと思います。少人数でやっています。どうぞ、ご一緒にアピールをお願いします。



川辺希和子

***********************************



日時:6月21日(土)17時~18時半

場所:小倉駅前(南口)

内容:参加者による平和トーク

   署名(平和憲法を持つ日本国民にノーベル平和賞を)

   紙芝居(せんそうのつくりかた)

傘アクション

   リーフレット(平和憲法どうなる?子供たちの将来を考えていますか?)等、配布

   他

(呼び掛け:「キリスト者・九条の会」北九州)

(このメールの問い合わせ:080-5283-0319 かわべ)

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1157目報告☆

青柳行信です。6月20日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1157目報告☆
呼びかけ人賛同者6月19日3387名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
集団的自衛権の問題が 煮詰まっています。
世論の力で、通さないようにしましょう。
地方議会からも反対の意思表示が上がっています。
もう一押し、二押ししましょう。
あんくるトム工房
機雷除去は 武力行為  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3053

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆被災地の心も知らぬボンクラを与党で庇ふ「世も終わりでしょ」
      (左門 6・20-693)
※問責決議案は「極めて無神経で許しがたい発言。
大臣の職を続ける資格はない」と追及しているが、
当人は、「誤解を与えたということであればお詫びしたい」と常套の遁辞。
「誤解」どころではない!君に「人の心も政治家の矜持もない」のだ。
それを庇う与党、助太刀の「公明党」ともに同じ穴のムジナ。
政治を腐敗堕落させている張本人である。

★ 前田 朗 さんから:
京都府向日市の市議会議員・杉谷伸夫さんからのメールの転送です。
     *****:
6月18日、京都府向日市議会で、私が共同提出者の一人となって提出した下記の意見
書が可決されましたので、お知らせします。
 採決結果は、賛成10:反対9でした。反対は自民系会派と公明党。その他の会
派・議員が賛成。
  ーーーーーー
福井地方裁判所の「再稼働差し止め」判決を尊重し、大飯原発の再稼働中止を求
める意見書

 原発の再稼働中止を求める世論は一層高まり、時事通信の5月の世論調査では
「原発ゼロ」を求める声は、84.3%に達している。
 このような中で、5月21日、福井地方裁判所(樋口英明裁判長)は、「ひと
たび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を
及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の
信頼性が求められて然るべきである」と指摘し、「大飯原発から250キロ圏内
の住民は、運転によって人格権が侵害される具体的な危険がある」と延べ、関西
電力大飯原発3,4号機の運転再開の差し止めを命じた。
 いま、原子力規制委員会による新基準に基づく原発審査が進められているが、
原発の危険性の本質やそのもたらす被害の大きさは、福島原発事故を通じて十分
に明らかになっており、審査が終わっても、原発の安全性が確保されるものでは
なく、そのことを明確にしたのが、今回の福井地方裁判所の「再稼働差し止め」
判決である。
 原発から約60~70キロメートルに居住する向日市民は、この判決の当事者
である。
 我々、向日市議会は、平成24年3月「大飯原発の再稼働中止を求める意見
書」を全会一致で可決したが、ここに改めて、向日市民の生命と安全を守るた
め、今回の福井地方裁判所の判決を尊重し、大飯原発3、4号機の再稼働を中止
することを、国に対し強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成26年6月18日
京都府向日市議会

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。?
今朝も川内(せんだい)原発関連の現地の動き(関連として泉田新潟県知事発
言)、佐賀県、九電、伊方原発関連、電力株主総会、石原発言・・とつなげてい
きます。

その前に、きょうです、石原発言も怒りに拍車をかけた、
0.<(東京で)被ばく牛と都内で猛抗議 福島・浪江の牧場代表、あす計画>
河北新報?6月19日(木)6時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000004-khks-l07
<福島県浪江町の旧警戒区域内で、福島第1原発事故で被ばくした牛を飼い続け
ている男性が被ばく牛1頭を連れ出し、東京都内で20日午後、国や東京電力に
抗議活動を計画している。福島第1原発から20キロ圏にある旧警戒区域内の家
畜は域外への移動が禁じられており、論議を呼びそうだ。男性は原発事故後、
「希望の牧場・ふくしま」を設立した吉沢正巳代表(60)。国の殺処分命令を
拒否し、福島第1原発から約14キロ離れた牧場で和牛など約330頭の牛を
「学術研究」目的で飼い続けている。抗議活動は農林水産省、経済産業省、東電
本店前などで予定。・・・・・・・・・旧警戒区域内の牛を許可なく域外に移動
した例はない。福島県畜産課は「福島県産牛の全頭検査を完全実施し、安全安心
を必死にPRしてきた努力が無になりかねない」と困惑している。農家の避難に
伴い餓死したり、国の殺処分命令で安楽死させられたりした牛は計3447頭。
旧警戒区域内では現在、殺処分を拒否した吉沢代表ら複数の農家が計640頭の
牛を飼い続けている。>

川内原発のある薩摩川内市の南隣の市、
1.<いちき串木野市議会 再稼働反対の陳情、継続審査に>南日本放送[06/19
18:43]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014061900003320
記事全文<いちき串木野市議会の総務委員会は19日、川内原発を再稼働しない
よう県に申し入れてほしいとする市民グループからの陳情について、継続審査と
しました。陳情はいちき串木野市の市民グループ「避難計画を考える緊急署名の
会」が行ったもので、市民グループは、およそ3万人の市民の半数近くとなるお
よそ1万3800人分の再稼働反対の署名も提出しています。この陳情を審査し
た、いちき串木野市議会の総務委員会に19日、市民グループの石神斉也代表が
参考人として出席しました。石神代表は今の避難計画では入院患者や福祉施設の
入所者らの避難はスムーズにできないとして、再稼働しないよう県に申し入れる
ことを求めました。これに対し、委員をつとめる議員からは「今のエネルギ
ー事情を考えれば再稼働は必要」などの意見が出て、採決の結果3対2で陳情は
継続審査になりました。市民グループは、今後も署名活動を続ける方針です。>

2.<いちき串木野市で初めての原発避難計画説明会>南日本放送 [06/19 18:48]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014061900003319
記事全文<川内原発の重大事故を想定した避難計画の住民説明会が18日夜、初
めていちき串木野市で開かれました。住民からは迅速な避難のため海からの避難
や道路の改良を求める声などが相次ぎました。いちき串木野市は全域が川内原発
から30キロ圏内で、18日夜、説明会が開かれた羽島地区は10キロ圏内にな
ります。いちき串木野市では初めてとなった避難計画の説明会には、住民およそ
130人が出席。県といちき串木野市の担当者が避難計画を説明しました。住民
からは羽島地区は川内原発からの避難道が県道43号の1本しかなく、重大事故
の際には避難に不安があるとして早急な道路の改良や海からの避難を求める声が
出ました。このほか、原発から半径10キロ以上のところにいる体の不自由
な人たちについてもきちんとした避難計画を作るよう求める意見も出されまし
た。住民から様々な声が相次いだいちき串木野市での避難計画説明会は19日夜
と20日も開かれます。>

2日前から類似記事が続きます、
3.<薩摩川内市でヨウ素剤説明会 長期的取り組み必要 [鹿児島県]>2014年
06月19日(最終更新 2014年06月19日 00時04分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/95897
<・・・・・・・・・見慣れぬ医薬品に不安の声が上がる一方、淡々と受け入れ
る住民も少なくなかった。錠剤のヨウ素剤は使用期限が3年で更新しなければな
らない。5キロ圏への転入者に対応する必要もあり、今後も長期的に説明会は続
く。・・・・・・・3歳未満の乳幼児は錠剤ではなく、避難先で薬剤師が粉末剤
を液状にして飲ませる。配布時点では3歳未満でも、成長すれば錠剤の配布が必
要となる。また、5キロ圏に転入した人たちにも説明会をした上で配布しなけれ
ばならない。県薬務課の千葉重人課長は「転入者や乳幼児の成長に対応するた
め、定期的に説明会をしていきたい」と話す。・・・・・>
・・・・“3歳児は、避難先で処方”、避難途上で被曝する可能性大なのに、矛盾
だらけです。3.11の際も、服用したのは福医大関係者などだけだったと聞
く、それもこっそり服用した、と。

関連記事、このような知事になってもらいたい、
4.<(新潟県)5キロ圏は戸別に事前配布 (泉田)知事、ヨウ素剤配布問題
で>新潟日報2014/06/19 20:45
記事全文<北海道電力泊原発(北海道泊村)の半径5キロ圏にある北海道共和町
が、原発事故時に服用する安定ヨウ素剤を事故後に配布する方針を固めたことに
関して、泉田裕彦知事は19日の記者会見で「県内で方針を変えることは考えられ
ない」と述べ、5キロ圏は戸別に事前配布する考えをあらためて示した。
原子力規制委員会は原則、5キロ圏は事前配布するよう指針を示している。これ
に対し共和町は誤飲や紛失の懸念があるとして、事故が起きてから配るとした。
本県は指針に基づき事前配布を検討している。(泉田)知事は会見で、この方針
を変えないとの見解を示した上で、服用方法について「幼児、乳幼児は錠剤を溶
かして飲むことになるが(錠剤を)砕く行為は医療行為になる。薬剤師がいない
とできないが、その扱いはどうなるのか」と疑問を呈した。>

あわせて、こちらの記事も、どうぞ、
4’.<新規制基準や事故対応 知事に聞く ヨウ素剤 高線量下での配布は困
難>新潟日報2014/06/19 11:16
記事全文<東京電力柏崎刈羽原発をはじめ、全国の原発で再稼働に向けた原子力
規制委員会の審査が行われている。東電福島第1原発事故を受けてつくられた新
規制基準は、原発を抱える地域の住民の安全確保に十分と言えるのか。泉田裕彦
知事に新規制基準や、事故に備えた法体系の問題点などについて聞いた。(報道
部・長野清隆)
-福島事故から3年余りたちました。この間、日本の原子力政策をめぐる構造は
変化したと思いますか。
「震災後、いくつか形式的な取り組みがあった。一つの例が原子力規制委員会の
発足だ。(前身の)原子力安全・保安院は同じ経済産業省内に原発を推進する立
場の資源エネルギー庁があった。推進と規制が一人の大臣の下では組織として十
分機能しないのではないかと、本県は問題提起してきた。確かに規制委は(独立
性の高い)三条委員会になった。だが、原発の設備が新規制基準に適合している
かどうかは判断するが、住民の生命、安全の確保に関する点については説明責任
を放棄している」
-新規制基準のどこに問題がありますか。
「例えば、初めて基準に盛られた免震重要棟は、2007年の中越沖地震をきっ
かけにして柏崎刈羽原発や福島第1原発に設置された。それなのに、スタート段
階では暫定的措置として設置しなくてもいいことになっている。逆に緩んだ部分
もある。原発1基当たりからの(事故時の)放射性物質の排出上限が100テラ
ベクレルになった。これは甲状腺等価線量で300ミリシーベルト以上の被ばく
をする可能性があることになり、住民の健康に影響を与える前提の基準だ。住民
目線というより、規制当局がいかに責任を回避するかという形の基準に変えた」
-福島事故を踏まえ、法制度や事故への備えについて現状をどうみていますか。
「福島第1原発事故では当初、特に4号機で線量が高くなり、作業員が中に入れ
ない状況だった。高線量下の作業を誰がするのか。チェルノブイリ原発事故では
民間事業者だけでなく、国の機関も出動して収束させた。日本は今、事故が起き
たら、どうやって原子炉を冷やすのか決まっていない。消防なのか、警察なの
か、それとも自衛隊なのか。民間事業者は労働安全衛生法上、制約があって上限
線量が決まっている。民間同士の労働契約で作業を強いることはできない。そう
した議論を避けているのは極めて問題だ」
-事故時に服用する安定ヨウ素剤の配布についてはどう考えますか。
「国が責任の所在を回避している事例の一つに、ヨウ素剤の配布がある。福島事
故では福島県三春町がヨウ素剤を配ったが、国が服用指示を出さなかった。理由
は副反応があるからだ。国はこの副反応を抑えるため、医師から問診を受けて配
るとしたガイドラインを作った。過酷事故が起きると、原発から半径5~30キ
ロ圏には屋内退避の指示が出る。柏崎刈羽原発では40万人以上が対象だ。屋外
の線量が高い中で誰が配るのか。中越沖地震では道路が通れなくなった。緊急車
両がたどり着けない混乱の中、医師の説明付きで配れるのか。国は不可能なこと
を求めている」

昨日の2.類似記事、
5.<鹿児島県知事「10キロ以遠は総合判断」 原発事故、要援護者避難計画
[鹿児島県]>2014年06月19日00時07分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/95899
<・・・・・・・・・・13日の知事発言に対し、県内の反原発団体は「人命軽
視」「弱者切り捨てだ」などと一斉に反発。17日の3団体に続き、18日は
「反原発・かごしまネット」と「県護憲平和フォーラム」が、発言の撤回と謝罪
などを求める要請書を県に提出した。18日、伊藤知事は「議会中はしない」と
立ち止まっての記者団の取材に応じず「県地域防災計画を改訂するのか」との問
いには「するわけない」と否定した。=2014/06/19付 西日本新聞朝刊=>
・・・・福岡では記事は見かけない、知事が立ち止っての取材を拒否・・・・、
後ろめたいか?

鹿児島には現役の活火山があります、川内原発から50キロです、
6.<桜島163回目爆発、噴煙3000メートル>南日本放送 [06/19 10:00]
記事全文<桜島の昭和火口で19日朝、爆発的噴火があり、噴煙が火口から
3000メートルの高さまで上がりました。鹿児島地方気象台によりますと、
19日午前8時17分に桜島の昭和火口で今年163回目の爆発的噴火がありま
した。噴煙は火口から3000メートルの高さまで上がり、大きな噴石が5合目
付近まで飛んだということです。気象台では鹿児島市北部や桜島の北西方向に降
灰予報を発表しています。>

7.<(佐賀県)本当に決めていない 知事4選出馬意向聞かれ>2014年06月19
日 10時03分??
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/75565
<古川康佐賀県知事は18日、県議会一般質問で来年4月に任期満了を迎える知
事選への対応をただされ、多選のメリット、デメリットに触れた上で「現時点で
は本当に決めていない。もうしばらく考えたい」と述べた。・・・・・古川知事
は、九州新幹線長崎ルートや商工共済問題など「課せられた問題を先送りせずに
判断し、前進させられた」と、これまでの県政運営を評価した。一方で「有明海
再生は道筋すら見えず、原発問題も私自身の反省を含めて問題がすべて解決した
ことにはなっていない」と課題を挙げた。さらに「2年後には有田焼400年も
迎え、やりたいことが存在するのも事実」と語った。・・・・・・その後、報道
陣に、去就を判断する時期は、9月か11月になるとの考えをあらためて示
した。>
・・・・やらせ問題のけじめはどうする???

7.<(九電苅田発電所)経済産業局が立ち入り、点検状況など確認>毎日新
聞?6月19日(木)19時33分配信
記事全文<九州経済産業局などは19日、九州電力苅田発電所(福岡県苅田町)
を立ち入り調査した。新2号機は1972年の運転開始で老朽化が進んでおり、
電力需給が厳しくなる夏を前に、政府が電力各社に求めた発電設備の点検状況な
どを確認した。新2号機では昨年、ボイラー管の腐食に伴う運転停止などのトラ
ブルが発生した。九州経産局の広実郁郎局長は新2号機や同発電所の中央制御室
などを回り、補修状況や監視態勢を確認。調査終了後、九電幹部に「歴史ある発
電所の安全と電力の安定供給をお願いしたい」と話していた。20日は電源開発
(Jパワー)の松浦火力発電所(長崎県松浦市)を調査する。>
類似記事、
7’.<老朽火力の点検万全を 九州経産局長、九電苅田立ち入り>西日本電子
版2014年06月19日 20時20分 更新
http://qbiz.jp/article/40212/1/
・・・・・・・・・原発に依存し続けたツケです。

伊方原発関連、
8.<伊方原発:再稼働「必要」改めて 雇用、経済を考慮??山下町長 /愛
媛>毎日新聞 2014年06月19日 地方版
記事全文<伊方町の山下和彦町長は18日、四国電力伊方原発3号機の再稼働問
題について「町内雇用や経済だけを考慮すれば必要」との考えを改めて述べた。
「(再稼働に必要な)地元同意は原子力規制委員会の安全審査の結果を待って判
断すべきだとの考えを変えるつもりはない」と強調、「審査結果が出て、国から
再稼働の要請があれば議会と相談させていただく」と述べた。同日開会した6月
町議会の冒頭で述べた。山下町長にとっては、4月の町長選で3選されて以降、
初の議会。関西電力大飯原発の運転差し止めを認めた福井地裁判決については触
れず、一般質問でも山下町長の見解をただす質問は出なかった。>

9.<(四国・徳島)未来を考える脱原発四電株主会:メンバーら、知事宛て要
望書提出 /高知>毎日新聞 2014年06月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20140619ddlk39040650000c.html
<四国電力の個人株主らで作る「未来を考える脱原発四電株主会」(徳島市)の
メンバーら5人が18日、県庁で、尾崎正直知事宛ての要望書を提出した。26
日の株主総会で株主提案する原発事業の撤退などへの賛同を求めた。県は四電株
約3%を保有する5番目の大株主。同会は、伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働
などに反対する四国4県の個人株主ら20人で構成。株主提案は9回目で、98
人(計8万500株)の賛同を得て、原発事業の撤退▽積極的な情報開示▽取締役
の人数や報酬の減??を求め、定款の変更を提案する。・・・・>

株主総会関連、
10.<(石川県)北陸電力:脱原発をすすめる株主の会、事前質問書を提出 
総会へ向け31項目>毎日新聞 2014年06月19日 地方版
記事全文<北陸電力の株主でつくる「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の
会」(中垣たか子代表)は18日、同社に、株主総会(26日)への事前質問書
を提出した。質問は全部で31項目。志賀原発(志賀町)の廃炉や原発が稼働し
ない状態での電力需給、同原発敷地内の活断層調査などの他、使用済み核燃料の
再処理や女性社員の地位向上などについて、同社の見解をただしている。同会は
「率直な疑問に対して、真摯(しんし)に対応してほしい」としている。同会の
株主らは総会に「脱原発」を目指す議案を既に提案している。>

11.<石原氏「金目」発言を撤回、「地元を訪れ直接謝罪したい」 参院環境
委>産経新聞?6月19日(木)11時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000516-san-pol
<石原伸晃環境相は19日、参院環境委員会に出席し、除染廃棄物を保管する中
間貯蔵施設をめぐる福島県側との交渉について「最後は金目」と発言したことに
ついて謝罪し、発言を撤回した。今国会閉会後に福島県を訪問し、関係者に直接
謝罪する意向も示した。・・・・・・・・・・石原氏は参院環境委で「品位を欠
いた発言で誤解を招き、心からおわびしたい」と重ねて謝罪。その上で「速やか
に地元を訪れ、直接謝罪したい」と語った。これまで拒んでいた発言撤回につい
ても「発言が意図せざる理解をされた。撤回したい」と述べた。野党側は「政治
家失格だ」(民主党の増子輝彦氏)と自発的な辞任を求めたが、石原氏は「十分
反省している。その上で職務を全うしたい」と拒否した。>

11’.<野党、石原環境相の問責決議案を提出 金目発言> 日経新聞2014/6
/19 16:01
<民主党など野党8党は19日夕、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う中間
貯蔵施設建設をめぐり「最後は金目」と発言した石原伸晃環境相の問責決議案を
参院に提出した。>
一方で、
11”.<通常国会、20日に事実上閉幕=与党ペースの法案処理>時事通信
(2014/06/19-23:50)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014061900848&g=pol
<第186通常国会は20日、衆参両院で閉会中審査の手続きなどを行い、22
日の会期末を前に事実上閉幕する。安倍内閣の支持率が高水準で推移する中、政
権に対する野党の足並みがそろわず、国会運営は終始与党ペースで進んだ。この
結果、政府の新規提出法案の成立率は97%を超える見通しだ。参院選が行われ
ない年に通常国会が延長されないのは、2006年以来8年ぶ
り。・・・・・・・・・・>
・・・・・・石原問題、20日最終日に幕引き?!

現地では、
11”’.<辞任より復興推進を=石原環境相「金目」発言に―福島県大熊町長>
時事通信?6月19日(木)16時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000102-jij-pol
福島県大熊町の渡辺利綱町長は19日、・・・・・・・、「福島にとって大切な時
期なので、ブランクができてはまずい。政策にしっかり取り組んでもらいたい」
と述べ、辞任より復興推進に取り組むよう求めた。同県会津若松市の仮町役場で
記者団に語った。同町は同県双葉町とともに、中間貯蔵施設の建設候補地。環境
相が同県を訪れて謝罪する意向を示したことについては「許される発言ではない
し、多くの町民が不快に感じている。(謝罪して)けじめをつけることは大事
だ」と述べた。>

11””.<「金目」発言撤回に地元町長ら「一定の評価」>読売新聞?6月19日
(木)19時36分配信?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00050141-yom-pol
<・・・・・・・・・双葉町の伊沢史朗町長はいわき市の仮役場で記者団に対
し、「発言には非常に不快感を持っていたが、撤回したことは一定の評価をした
い」と語った。「大変な判断をしなくてはならない住民のことを考えて適切な発
言をしてほしい。真摯(しんし)な気持ちで反省していただきたい」と注文を付
けた。>

政府が、
12.<原発、円滑な廃炉策検討 経産省の有識者会議が始動>日経新聞
2014/6/19 12:06
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS19006_Z10C14A6EAF000/
<経済産業省は19日、電力会社が原子力発電所の廃炉を円滑に進めるための方策
について検討を始めた。廃炉に必要な専門家を確保する手法などを練る。有識者
など26人で構成する「総合資源エネルギー調査会原子力小委員会」で同日から議
論を始め、今年度内をメドに結論をまとめる。
委員長は安井至・独立行政法人製品評価技術基盤機構理事長が務める。前防衛
相の森本敏・拓殖大特任教授も委員に入り、原発の安全保障上の位置づけも議論
する。政府は4月に決めたエネルギー基本計画に、原発への依存度を「可能な限
り低減させる」と明記した。今後、全国で老朽化した原発の廃炉がすすむ見通
し。廃炉には専門家が必要だが、東京電力福島第1原子力発電所事故以降、大学
の原子力学科を志望する学生は減っている。同委員会では人材や技術を確保する
方策を検討する。一方、エネルギー計画は原発を、安くていつでも発電できる
「重要なベースロード電源」と位置づけ、当面は活用する方針を示した。2016年
に電力小売りが全面自由化されて競争が激しくなると、電力会社が巨額投資の必要
な原発を維持できない可能性もある。同委員会では自由化後も原発の運転や廃
炉、使用済み核燃料の管理が続けられる仕組みも検討する。>
・・・・・“円滑な廃炉・・・”の見出しだが、あくまでも目的は“原発の維持”!

12’.<(原子力小委)「ベースロード電源」原発政策の議論開始>毎日新
聞?6月19日(木)21時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000099-mai-bus_all
<・・・・・・・・原子力小委では、このほか、電力会社など原子力事業者の損
害賠償額の上限を設けていない原子力損害賠償制度の見直しや、プルトニウムと
ウランを混ぜた「MOX燃料」を利用するプルサーマル計画など核燃料サイクル
政策のスケジュールなどを検討する。>

12”.<国のエネルギー計画へ福井知事意見 経産省の原子力小委が初会合>
福井新聞(2014年6月19日午後4時32分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/51362.html
<・・・・・・・・・原発立地地域の代表として委員に選ばれた西川一誠福井県
知事は「エネルギーのベストミックスを決める道筋を明確にすべきだ」と主張し
た。・・・・・・西川知事は「基本計画で原発の位置付け、方向性は示された
が、まだ煮詰まっていない部分がある。しっかり議論して結論を出す必要があ
る」と指摘。具体的には廃炉に向けた取り組みや原発立地地域の振興策などを挙
げ「あと20年たてば全国のほとんどの原発が40年を迎える。廃炉対策は解決
すべき重要な課題だ」と述べ「廃炉技術の研究は成長産業にもつながる。国際的
な協力を図りながら進めるべき」と主張した。地域振興に関しては「電力消費地
中心の議論にとどまらず、立地地域に目を向けた対策を」と訴えた。・・・・・
・・・・>

13.<「核のごみ」機構理事長に近藤氏=東電出身者以外は初>時事通信
(2014/06/19-11:41)
記事全文<原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定などを担う原子
力発電環境整備機構(NUMO)は19日までに、前原子力委員会委員長の近藤
駿介東大名誉教授を新しい理事長に迎える人事を内定した。経済産業相の認可を
得た上で、7月にも就任する見通し。東京電力出身者以外が理事長に就くのは初
めてだ。山路亨委員長は任期途中で退任する。地方自治体を対象にした公募方式
による処分場の選定作業が進まず、政府・与党からの批判が高まっていた。今回
の交代は、事実上の更迭となる。>
・・・・・・・こうした分野で、経産省と一体でこれまで東電が牛耳っていたよ
うです。

14.<汚染水対策で技術支援=大林組や日揮など11件-経産省>時事通信
(2014/06/19-19:42)
記事全文<経済産業省は19日、東京電力福島第1原発の放射能汚染水対策を進
めるため、国内外の企業を対象に公募した技術開発支援事業の選定結果を発表し
た。1件当たり4億円を上限に補助金を出し、海水浄化など難易度が高い4分野
の技術開発を後押しするもので、計11件が選ばれた。海水浄化では、三菱重工
業や大林組、日揮などが応募した5件の技術を選定。土壌から放射性物質を集め
る技術は日揮などの2件、汚染水貯蔵タンクの除染技術はIHIと大林組、神戸
製鋼所の3件を指定した。無人で掘削工事を行う技術は大林組が選ばれた。> 

被災地フクシマ、
15.<ネズミ駆除に補助金 楢葉町、6月議会に予算計上>福島民報?6月19日
(木)11時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000013-fminpo-l07
<東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で全町民が避難している福島県楢葉
町は、住民帰還に向け家屋のネズミ駆除費と屋内清掃費を補助する。18日に開
会した6月定例議会に、住宅衛生環境向上推進事業費として3億7530万円を
盛り込んだ平成26年度一般会計補正予算案を提出した。ネズミ駆除費、屋内清
掃費とも1世帯当たりの上限は15万円。要望のあった約1200世帯に補助す
る。・・・・・・・・>

15’.<避難で荒廃した住宅の清掃事業 楢葉町が独自に開始>福島民友新
聞?6月19日(木)10時45分配信
<来春以降の住民帰還を目指す楢葉町は9月、東京電力福島第1原発事故に伴い長
期避難で荒廃した住宅内の清掃事業を独自財源で開始する。・・・・町には現
在、地震と津波被害で解体を決めた家屋を除き、約2千世帯の住宅があ
る。・・・町はこれまで、国に対して住宅の屋内清掃を要望してきたが、東電の
財物賠償の対象に含まれているとして国は拒否。そのため5月末に帰町判断を示
した町は、屋内清掃が早期の帰還に向けて必要不可欠として独自財源での実施を
決めた。
・・・・除染が終わった町と言われて、住宅の外側は拭き上げて一見きれいに見
えるが中は動物の巣になっている、と言われていることへの対応のようです。

16.<県内の「待機児童」327人 避難者帰還や出産増で悪化>福島民友新
聞?6月19日(木)10時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00010000-minyu-l07
<県内の保育所などに入所できずに自宅で生活する「待機児童」は昨年10月現在
で前年同期に比べ倍増の327人に上り、震災前の水準まで悪化したことが18日、
分かった。県によると、自主避難者の帰還や県内で出産する妊婦が増えたのが主
な要因。住民帰還や出生率向上は本県復興にとって追い風になるが、除染などを
優先する県や県内市町村では、子育て環境整備が帰還などに対応できていない状
況が浮き彫りになった。県にとって、原発事故による子育て世代の県外流出への
対策は喫緊の課題で、県などは県内の子育て環境の整備を重点施策に盛り込
む。・・・・・・・・・・・>
・・・・・・・この記事の背景が気になります。

17.<流出は0.2~0.5% 森林表土のセシウム>福島民報2014/06/19 10:35
記事全文<日本原子力研究開発機構(JAEA)は18日、1年間に森林斜面か
らダムなどに流出する放射性セシウム量は、斜面の表土に含まれるセシウム全体
の0.2~0.5%と非常に低い割合だったと発表した。放射性セシウムが残る
ことから、森林除染が必要になるとの見方を示している。24年11月から今年
3月まで、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された川俣、浪江、大
熊、川内4町村の森林と、相双地方のダムやため池4カ所、6水系の河川を対象
に調べた。大雨時を除き、ダムなどから河川への放射性セシウムの流出も微量
だった。JAEA福島研究開発部門福島環境安全センターは「ダムなどに流れ込
んだ放射性セシウムは底土に堆積し、水中は濃度が低い。農業用水などへのダム
の水の使用は可能」との見解を示した。>
・・・・最後のことばがおかしいのでは?

18.<放射線教育指導者を養成 小中高教諭らが研修会>福島民報2014/06/19
10:33
http://www.minpo.jp/news/detail/2014061916384
<県教委の放射線教育推進支援事業の指導者養成研修会は18日、郡山市のビッ
グパレットふくしまで開かれた。小中高校での放射線教育の推進に向けて指導者
養成を図るのが狙いで、昨年に続いて2回目。市町村教委や県の教育事務所の担
当者、小中高校の担当教諭ら約120人が出席した。・・・・・・・・>

19.<(集団的自衛権)南相馬市議会「行使容認しない」意見書可決>毎日新
聞?6月19日(木)20時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000096-mai-soci
<福島県南相馬市議会は19日、集団的自衛権の行使を容認しないよう政府に求
める意見書を全会一致で可決した。自民系会派も賛成し、自民市議の一人は「市
民目線で同調した。東日本大震災でお世話になった自衛隊員が海外で殺された
り、人を殺したりしてほしくない」と述べた。・・・・・意見書は、集団的自衛
権行使を目指す政府側見解について「憲法の枠をはみ出ている」と指摘
し、・・・・・東京電力福島第1原発事故後、放射線量の高い地域などで任務に
あたった自衛隊員に謝意も示した。自民市議によると、被災地感情として、自衛
隊員が戦闘行為に巻き込まれないでほしいとの思いが強いという。>

20.<福島第1原発事故 避難者訴訟 古里喪失慰謝料の基準は? 裁判所質
問に原告「意味わからない」>毎日新聞 2014年06月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140619ddlk07040321000c.html
<◇双方、かみ合わず  原発事故の避難区域の住民らが東京電力を相手取った
「福島原発避難者訴訟」の第5回口頭弁論が18日、地裁いわき支部(杉浦正樹
裁判長)であった。原告が請求の柱に据える「古里喪失」慰謝料について、杉浦
裁判長は「避難慰謝料などと区別する基準が分からない」と述べ、原告側が「裁
判所の言っていることこそ分からない」と応酬。議論はかみ合わず、裁判所は、
原告側が求める避難区域の現場検証への回答を再び留保した。同訴訟を巡って
は、原告弁護団が「過去の公害・基地騒音訴訟では裁判所が早期の現場検証を
行っている」と裁判所に同様の対応を求めている。裁判所は4月の第4回口頭弁
論で、「被告側の反論がそろってから判断する」と回答を留保したが、この日ま
でに被告側の反論が準備書面で出たことから、原告側は「現場検証の可否判断の
前提条件はそろった」とみていた。・・・・・・裁判長は5分間の合議後、「十
分理解できない」と後日の回答を要求。原告側は「裁判所が書面で質問を」と求
め、双方が議論を尽くすことを確認した。・・・・>

21.<(埼玉)原発避難賠償請求 原告「責任取って」 国・東電側、棄却求
める??地裁初弁論 >毎日新聞 2014年06月19日 地方版
<東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされたなどとして、福島県か
ら埼玉県内などに避難した6世帯16人が国と東電に対し、慰謝料など計約2億
3100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、さいたま地裁
(脇由紀裁判長)であった。国と東電側は請求棄却を求めた。福島県浪江町から
さいたま市見沼区に避難している男性(63)が意見陳述し、「現在も事故によ
る被害は収まっておらず、事故の原因や責任の所在もあいまい。きちんと責任を
取ってほしい」と訴えた。・・・・・・・・現在も避難生活を強制され、それに
対して国や東電が十分に責任を取っていないことが悔しくて仕方ない」と憤っ
た。裁判を傍聴した同県双葉町の井戸川克隆・前町長(68)=加須市=は「
原発事故は人災。私は町民を被ばくさせてしまった責任がある。(国と東電は)
人道的に対応してほしい」と話した。>

22.<けさ(19日)、ホッキガイの試験操業 四倉、久之浜、沼之内から出
港>いわき民報2014年06月19日(木)更新
記事全文<県漁業協同組合連合会(野﨑哲代表理事会長)は19日、いわき地区に
おけるホッキガイの試験操業を震災後初めて開始した。約475㌔漁獲され、小
名浜魚市場での放射性物質検査の結果、検出限界値(1㌔あたり10ベクレル未
満)未満となったため、いわき仲買組合(遠藤浩光代表理事組合長)を通じて同
日午後にも市中央卸売市場をはじめ、福島、郡山、会津若松各市、茨城県水戸市
の卸売市場に出荷する。 同日はホッキガイの産地として知られる四倉のほか、
久之浜、沼之内各漁港から市漁業協同組合所属の貝桁(けた)網漁船4隻が出港
し、各漁港の沖合約300~500㍍、水深10~25㍍地点で貝桁網漁を行った。
各漁港で水揚げしたのち、小名浜魚市場に集積。放射性物質検査をへて箱詰め作
業を実施した。 4年ぶりの出荷に同市場は活気にあふれ、いわき仲買組合ホッ
キ部会の浜田栄一部会長(67)は「(今日漁獲したのは)かなり大きいほう。ま
ずは着実に実績をつくり、ゆくゆくは東京への販路を拡大していきたいね」と、
笑顔をみせていた。県水産試験場によると、ホッキガイの漁期は6月~翌年1月
で、今回は貝毒の検査を実施したことなどから開始時期を6月中旬にずらした。
いわき沖は相馬沖と同程度の資源量を誇るといい、今回水揚げされた個体は10㌢
前後が中心で、7、8年ほどかけて成長したものとみられる。市場の流通などに
より単純比較はできないが、震災前は1㌔あたり300~500円ほどの卸値が
付いていたという。>

23.<(福島)19日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量量測定値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月20日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・「環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果⑨」、「放射性物質の検査
結果(果実・野菜)」、「海底土壌のモニタリング結果」、・・・。

24.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月19日 17:24
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140619/1630366
<▼空間放射線量率(19日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

25.<(宮城)(プロメテウスの罠)県境の先で:10 砂が入っても大丈
夫>朝日新聞デジタル?6月19日(木)6時0分配信 (有料記事)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11197415.html
<◇No.953  宮城県丸森町長の保科郷雄(64)は、東北大学の石井慶
造(66)に、住民向けの講演会を開いてもらうことにした。放射線の専門家が
町内で放射線量を実際に測定し、安全だと判断した。それで住民の不安を和らげ
ることができる、と考えたからだ。講演会は2011年4月21日午後、丸森ま
ちづくりセンター2階の集会室だった。お年寄り中心に多くの町民が詰めかけ、
満員になった。石井は、放射線とは何かという基礎知識から説明を始めた。
福島原発事故で遺伝子に悪影響を与えうる放射線を出す放射性物質が飛び散った
こと。・・・・・・・その上で、総括として「安全です」と説明した。
いま、石井は振り返る。「当時は研究者として、その時点までの知識とデータ
で、ものをいうしかありませんでした。逆に、安全ではないというなら根拠を示
さなければならなかった。それがないから安全だといったんで
す」・・・・・・・・・その後、石井は宮城県が設置した「健康影響に関する有
識者会議」メンバーの一員になった。会議は、福島県が行った健康管理調査を、
宮城県内でもすべきかどうかを検討した。最終的に、「県南部の年間被曝(ひば
く)線量は健康に及ぼす影響はなく、調査の必要はない」との見解をまとめた。
このため、宮城県で調査は実施されなかった。>

福島第一では、
26.<第一原発に新監視室 28年度 廃炉作業を一元管理>福島民報2014/06
/19 08:46
http://www.minpo.jp/news/detail/2014061916366
<東京電力は18日までに、平成28年度に福島第一原発の廃炉作業を一元的に
監視・制御する「新中央監視室」を設置する方針を固めた。現在、原子炉と汚染
水の管理を別々の施設で行っているため、重大なトラブル発生時に情報が共有さ
れず迅速な対応が取れないとする指摘が出ていた。施設全体の状況を総合的に把
握し、危機管理機能を向上させる。福島第一原発の監視・制御機能を移行するイ
メージは【図】の通り。・・・・・・・・・・・・ただ、新中央監視室に監視・
制御態勢を移行するためには、各種設備の大幅な更新が必要になる。東電福島復
興本社広報部は「機能集約に向けて、設備をいかにスムーズに更新できるかが鍵
を握る。的確に準備を進めたい」としている。>

27.<海洋放水トリチウム濃度上昇 地下水バイパス暗雲 >東京新聞2014年6
月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014061902100003.html
<・・・・・どの井戸からトリチウムが多くもたらされたのか。東電の分析で
は、南側三本の井戸だけで、全体の九割以上を占めていることが判明。これらの
井戸は、いずれも水漏れを起こしたタンクから百数十メートルと近く、地下水の
流れの下流に当たる。ほぼ水と同じ性質のトリチウムが先行して流れ込んだとみ
られる。最も南の井戸だけでもくみ上げを止めれば、全体の濃度は現在の二割程
度に下がることは確実。放出する地下水を増やしたいなら、汚染度が低いとみら
れる北側に新たに井戸を掘るなどの手段も考えられる。しかし東電は「地下水バ
イパスは十二本の井戸を一体として運用している。地元住民の方々のご理解は得
ている」(小林照明原子力立地・本部長代理)などとして新たな手を打とうと
はしない。ただ、このまま濃度が上がれば、地元漁協の理解が得られ続けるかど
うかは疑問で、地下水バイパスそのものが頓挫しかねない。>
・・・・・・・・地下水の汚染は相当の範囲で拡大、結果、くみ上げても流すた
めには、薄めることだけが唯一の手段のようです。

28.<正門周辺の大気中の環境放射線量> 毎日新聞 2014年06月20日03時34
分 東京朝刊  
<19日正午現在 1.6マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

電力会社、
昨日他紙既報ですが、
29.<(茨城)東海第2の安全対策現場を公開 原電、審査申請後初めて>茨
城新聞2014年6月19日(木)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14030996912837
<・・・・・また、同日は「キャスク」と呼ばれる特殊容器で使用済み核燃料を
乾式貯蔵する施設も公開した。キャスクは現時点で既に15基が核燃料を収納済み
で、全体容量は24基のため再稼働すると3~4年間で満杯になる見通
し。・・・・・・・・>
・・・・使用済み核燃料保管事情は、どこの原発施設も同じ様です。

30.<8月電気料金、全社値下がり=燃料安で2カ月連続>時事通信?6月18日
(水)17時1分配信
記事全文<電力10社の8月分の電気料金が、2カ月連続で一斉に値下がりすること
が18日、分かった。火力発電用の石炭や液化天然ガス(LNG)など輸入燃料の価
格下落が要因。東京電力の場合、電気使用量が月290キロワット時の標準家庭の
料金は、前月より約30円安い8510円程度となる。関西電力は約20円安い8140円程
度で、他社も10~30円台の値下がりが予想される。都市ガス各社でも、ガス原料
のLNGの価格下落を受け、8月は値下げが相次ぐ見通し。東京ガスの標準的な家庭
向け料金は、約30円安い6045円程度となる見込み。>

自然エネルギー
31.<秋田・湯沢に地熱発電所を新設 オリックス>河北新報6月19日??
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140619_42005.html
<リース大手のオリックス(東京)が秋田県湯沢市秋ノ宮に地熱発電所を新設す
る計画を進めていることが、18日分かった。出力は2000キロワットで、東
北で稼働している他社の七つの地熱発電所と比べても最小クラス。こうした中規
模の地熱発電所は環境影響評価が不要なため運転開始までの期間を短縮できると
され、同社は同様の発電所を全国的に展開する予定だ。・・・・・・・・・オ
リックスは13年11月、東芝と共同で岐阜県高山市に事業会社を設立し
2000キロワット規模の地熱発電所を15年から稼働させる計画を打ち出し
た。5年間で全国10カ所程度の発電所新設を目指す。>
・・・・・・共同する相手は東芝・・。

海外、
32.<仏アルストム買収で改善案=三菱重・シーメンスに対抗―米GE>時事通
信?6月20日(金)0時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000002-jij-n_ame
<【ニューヨーク時事】米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は19日、フ
ランス重電大手アルストムのエネルギー事業買収をめぐる改善案を提出したと発
表した。原発分野で仏政府の関与を残すなど、より受け入れやすい内容とし、三
菱重工業とドイツ総合電機大手シーメンスの共同提案に対抗する。・・・・>
・・・主導権争い?が続いています。

33.<インド首相の訪日延期か 地元紙報道>朝日デジタル2014年6月19日05
時00分
記事全文<インドのモディ首相の来日が8月上旬以降に延期される見通しとなっ
た。7月上旬の訪日が想定されていたが、国会での新年度予算審議を優先するた
めという。地元紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)が18日、報じた。日
本政府関係者は「確認中」としている。 安倍晋三首相が5月に総選挙で勝利し
たモディ氏と電話会談し、来日を要請していた。首脳会談では、日本からインド
への原発輸出に必要な原子力協定の締結に向けた交渉や経済協力なが議題に上る
見通しだ。>

参考記事、
34.<ウクライナと共同で原発周辺観測 東京大の超小型衛星>共同通信
2014/06/19 10:57 
記事全文<完成した「ほどよし3号」(左)と「ほどよし4号」=3月、東京都
内(東大提供) 日本とウクライナが共同プロジェクトとして日本時間20日未
明、超小型衛星2基をウクライナ製ロケット「ドニエプル」に搭載し、ロシア・
ウラル地方のヤースヌイ基地から打ち上げる。衛星は東京電力福島第1原発と、
1986年のウクライナ・チェルノブイリ原発における事故による周辺地域の環
境変化を同時に観測する。超小型衛星は東京大が、ロケットはロシアとウクライ
ナが出資した企業コスモトラス(本社モスクワ)が運用。東大によると、衛星は
1基当たり3億円以下の低コストで開発した。プロジェクトは今後、低予算での
宇宙開発を可能にする「重要な一歩」となる。>

35.<避難弱者への対策 原発再稼働の条件に>エコノミックニュース?6月19
日(木)17時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000018-economic-bus_all
<「再稼働の審査が先行している6原発の半径30キロ圏内にある52市町村の
避難計画のうち、病院で個別の避難計画を作っているのは217施設中18施設
にとどまる」との新聞報道に、日本共産党の志位和夫委員長は「病院の避難計画
は8%、老人ホームなど社会福祉施設の避難計画は25%にとどまる。避難弱者
への対策なしに原発を動かすなど、全く論外」と原子力規制委員会が安全基準に
照らして安全と判断した原発は早期に再稼働させる方針の政府を厳しく批判。避
難計画など、地域の安全対策ができていない状態での再稼働はしてはいけないと
の考えを強く示した。一方、原発再稼働に日本経済団体連合会、日本商工会議
所、経済同友会のいわゆる経済3団体トップは今月、安倍晋三総理に早期の原発
再稼働を要請。先月には「原発再稼働プロセスを加速すべき」などとしたエネル
ギー問題の緊急提言も出した。・・・・・・この中でも、あげている「立地地域
が求める防災対策等に万全を期す」という点からすれば「避難弱者への対策」は
「再稼働の条件にすべき」との声もある。>

36.<福島原発映画の脚本家、被災者をおとしめる国に怒りの主張!>シネマ
トゥデイ?6月19日(木)21時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000028-flix-movi
<原子力エネルギー問題の実像に迫る映画『あいときぼうのまち』の舞台あいさ
つが19日、都内・シネマート六本木で行われ、メガホンを取った菅乃廣監督、脚
本家の井上淳一、さらには千葉美紅、黒田耕平、大島葉子、大池容子、瀬田直、
里見瑤子、伊藤大翔、杉山裕右ら出演者が勢ぞろい。檀上で井上は、「われわれ
は映画の中で『東電』という名をあえて出した。この作品は、想像力の足りない
政治家や国への水際の抵抗です!」と主張した。・・・・本作は、日本の原子力
政策に翻弄(ほんろう)され続けた福島のある一家の、4世代約70年
(1945~2012年)にわたる葛藤の日々を描いた壮大な人間ドラマ。福島県出身の
菅乃監督が初めてメガホンを取り、若松孝二監督の弟子で『戦争と一人の女』で
長編初監督も
務めた井上が脚本を担当した。・・・・・・・・・> 

37.<希望新聞:東日本大震災 福島の幼稚園、奮闘の記録 震災後の3年、
子の成長描く>毎日新聞 2014年06月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140620ddm013040014000c.html
<東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により甚大な被害を受けた福島県の
幼稚園。経験のない事態に、手探りで最善の教育を目指し、子どもたちのために
努力し続けた四つの園の3年間を同県出身の映像作家、伊藤義将さん(43)ら
が記録しDVDにまとめた。原発事故でショックを受けた子どもたちが、奮闘す
る先生たちのもとで成長してゆく姿が描かれている。DVDは「原発事故、福島
の幼稚園は?環境喪失の中で保育の原点に立ち返る」(企画・制作、全日本私立
幼稚園幼児教育研究機構)。避難区域内で再開できない園、移転を余儀なくされ
た園、原発から離れているが、放射線量が高い園もある。・・・・・・・・・・・>

38.<【ビキニ被ばく60年】第2部:漂う「当事者」(1) 根拠なき「安
全宣言」 今なお島民に後遺症>カナロコ by 神奈川新聞?6月19日(木)10時39分
配信?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00087018-kana-l14
長い記事<米国によるマーシャル諸島・ビキニ環礁での水爆実験から60年が過
ぎた。爆心地に近いロンゲラップ島は深刻な被害を受け、今なお後遺症に苦し
む。そして、広島、長崎、ビキニを経験してきたわれわれは、東日本大震災の原
発事故でまたも核の恐ろしさを思い知らされた。故郷から避難し、生活や文化も
壊された島民たち。その姿は福島の現状とも重なる。第2部では、ロンゲラップ
島民や福島の人たちの「歩み」から放射線被害とどう向き合うか考えた
い。・・・・・・・・・・・・・日本は2011年3月11日、東京電力福島第
1原発の事故を経験した。政府は今年4月、第1原発から20キロ圏内の一部
で、「避難指示区域」を初めて解除した。事故後3年で踏み切った解除がくしく
もロンゲ
ラップの安全宣言と重なる。・・・・・・・現地に溶け込み、カメラを手に取材
を重ねた島田は島民に信頼されていた。「シマダ、この娘を撮って」。声の先に
は孫娘と一緒の女性がいた。女児の足の指を数えると6本あった。奇形と放射能
の因果関係が疑われた。「自分の孫がこういうふうになっているというのを知っ
てほしかったのだろう。家族の一員のように接し、ぐっと近づいて写真を撮って
きたからね。ただ何よりも被害を立証するのは島の人の証言、体験です
よ」・・・・・・・>
・・・・・・“奇形”フクシマでも同様のことがあると聞きますが、・・・。

39.<(原子のクニ)脱原発は公益にかなう>朝日デジタル2014年6月19日11
時14分
http://digital.asahi.com/articles/ASG6L3HG0G6LTTHB001.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6L3HG0G6LTTHB001
長い記事<■第6部 再考:6 吉原毅・城南信用金庫理事長 ――東京に本店を
置き、信金で全国2位の預金量。そのトップが脱原発を唱えている
大震災の年の4月、ホームページに「原発に頼らない安心できる社会へ」という
メッセージを出した。仲間のあぶくま信用金庫(福島県南相馬市)さんは、(福
島第一原発から半径20キロ圏内が立ち入り禁止の警戒区域となり)営業地域が
半分なくなっている。誰も同情しないのはおかしいって話で、敵討ちをせんと、
困った人たちをうちで引き取ることにした。・・・・・・・・・・・・>?

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に11.の類似記事、
9面に紙面全体を使って特集記事、
40.<原発避難間に合うのか 玄海・川内 関連県30キロ圏住民>
・・・・・・詳細の地図、データ等も多数あります、
・・・・・・下方に「現実性に乏しい中味」環境経済研究所上岡直美見氏の指摘
が掲載されています、
32面九州経済欄に、7’.の記事、
その下に、
40.<北九州で汚泥燃料化施設の起工式 九州で2例目>西日本電子版2014年
06月20日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40217/1/
<下水汚泥からバイオマス燃料を作る北九州市の施設「日明汚泥燃料化セン
ター」の起工式が19日、同市小倉北区西港町の日明浄化センター内の建設予定
地であった。2015年10月稼働予定。下水汚泥の燃料化施設は、九州では熊
本市に続き2例目という。北九州市内で発生する下水汚泥の約4割を集め、年間
7千トンのバイオマス燃料を作る計画。新日鉄住金八幡製鉄所の火力発電所(同
市戸畑区)などで石炭の代用品として活用される。施設の建設と20年間の運営
は、市が新日鉄住金エンジニアリング(東京)に45億5千万円で委託。市は汚
泥の処理費を年約2億円削減できるほか、燃料として活用することで年1万
1200トンの温室効果ガス削減効果を見込む。>
昨夕刊4面に、
41.<全電源喪失 福島第一原発「3.11」⑨ 「原子炉へ代替注水 発想
なかった消防車」>
5面に、紙面半分を使って、
42.<祈りを力に チェルノブイリのイコン 元警官の無念と悔やみ 暴き続
けた衝撃の機密」>
今朝は以上です。(6.20.4:47)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2203】
2014年6月19日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
━━━━━━━
☆1.「原発禁止世界大会(仮称)」が必要でしょう-私の提案-
   広島、長崎、ビキニ、福島と4度の被爆体験を持つ日本から
   世界に向けて発信すべき    永野 勇(「原発さよなら千葉」)
☆2.第102回!鹿児島市天文館街宣!6/20(金)18時から19時に参加を!
   川内原発再稼働阻止・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に
   起ち上がろう!
   今この時、道行く多くの県民にアピールしないで、
   一体いつアピール出来る?   岩井 哲(かごしま反原発連合有志)
☆3.新聞より6つ
  ◆「金目」発言を撤回 石原環境相 辞任否定、福島で謝罪へ
                     (6月19日東京新聞夕刊より抜粋)
  ◆「仮設回って謝罪を」 環境相「金目発言」 被災住民憤り
                     (6月19日東京新聞夕刊より抜粋)
  ◆海洋放水トリチウム濃度上昇 地下水バイパス暗雲
   東電「問題ない」策打たず      (6月19日東京新聞より抜粋)
  ◆規制委 防火・耐震が焦点 東海第2、安全審査開始
                     (6月18日茨城新聞より抜粋)
  ◆「福島 生きものの記録」2作目 日比谷で完成上映会
                     (6月19日東京新聞より抜粋)
  ◆チェルノブイリとフクシマ 原発事故に衛星の目
   東大とウクライナ あす打ち上げ   (6月19日東京新聞夕刊より抜粋)
━━━━━━━
※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
 6/20(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第106回

 日時:6月20日(金)18:00~20:00
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
      当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時
間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「原発禁止世界大会(仮称)」が必要でしょう-私の提案-
 |  広島、長崎、ビキニ、福島と4度の被爆体験を持つ日本から
 |  世界に向けて発信すべき
 └──── 永野 勇(「原発さよなら千葉」)

○ 今、日本をはじめ世界各国で原発反対の取組がなされています。
 そして、そのような取組をされている方々は、国内だけでなく、この地球上の
原発を止めることを願っていると思います。なぜならば国内だけで原発を止めて
も、この地球上の原発を止めない限り本当の安全・安心を達成出来ないからで
す。例えば、韓国や中国の原発が大事故を起こせば、九州をはじめ日本各地への
影響は甚大となります。
○ 世界中の原発の状況は、現在稼働中のものは、30か国で429基 (約3.9億kw)
です。これ自体を「狂気の地球」と表現している方がおりますが、今後の増設
中・計画中、とりわけ日本に近い中国は、凄まじいです。(詳細については、日
本原子力産業協会の資料を参照して下さい)
 このような危険な原発をこの地球上からなくすには、まず「新増設は認めな
い」という世界規模での取組が不可欠だろうと思います。
 新増設がなければ、ほとんどの原発製造が事業として成り立たず、 結果とし
て原発を止める大きな一歩となるからです。
 核兵器のない平和で公正な世界を目指している「原水爆禁止世界大会」と同じ
ように、年一回の「原発禁止世界大会(仮称)」の取組を真剣に考え、実行する
時にきていると思います。
 広島、長崎、ビキニ、福島と4度の被爆体験を持つ日本から世界に向けて発信
すべきでしょう。

○参考:「日本原子力産業協会の資料によれば、2013年1月1日 現在の状況」は
次の通りです
 現在運転中の原発は、30か国で429基(約3.9億kw)
 建設中は、76基(約7800万kw)
 計画中は、97基(約1.1億kw)
 トータルでは、41か国で602基(約5.78億kw) となります。
 また、@niftyニュー スによれば、中国については、つぎのような情報もあり
ます。
 現在、中国では13基の原子炉(約1080万kw)が稼働中だが、中国国務院はすで
に32基の新規建設を承認し(内28基は建設中)建設承認の前期作業に入った原発
は38基ある。建設・計画中だけで計70基で、2020年までに現在の7倍の約7000万
kwと、日本を上回る規模になるが、中国政府は2050年までに230基(約3.24億
kw)まで増やし世界最大の原発大国となる計画である。世界的にも例のないス
ピードで建設を進めている。

☆事故情報編集部より:原水爆禁止世界大会は、毎年、広島・長崎の原爆投下
日=8月6日と9日より前の日程で8月上旬に開催されている。

┏┓
┗■2.第102回!鹿児島市天文館街宣!6/20(金)18時から19時に参加を!
 |  川内原発再稼働阻止・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に
 |  起ち上がろう!
 |  今この時、道行く多くの県民にアピールしないで、一体いつアピール出
来る?
 └──── 岩井 哲(かごしま反原発連合有志)

○明日の18時から19時の金曜行動は、天文館街宣です。
 今回は、通常のパターンに戻りますが、天文館を<リレートーク・チラシ配
り・署名運動・シール投票・抗議ハガキ販売・資金カンパなど>の熱気溢れる
「地元パワー」で賑わしましょう! (中略)
○私たちは、先般の第90回金曜行動から、天文館に於ける「再稼働阻止・連続街
宣行動」を、<共同街宣行動>として展開し始めました。
 「かごしま反原連」としては、通常、第1金曜(この日だけは、県庁前抗議行
動のあと、集会用具の片付けの後、近場で「相談会」が慣例)を除く、第2・第
3・第4・(第5)金曜日を、天文館街宣に充てて行きたい。
多くのみなさまが、旗・横断幕・プラカード・チラシ・楽器・出来れば
「シール投票板」などの各種ツールを持ち寄り、それぞれの思いを胸に、ご参加
頂きたいと存じます。
今この時、道行く多くの県民にアピールしないで、一体いつアピール出来る
というのでしょうか?お互い全力を挙げて、市民のみなさまに対する広汎な情宣
活動に努めましょう!そのため、17時45分~18時前までに、献血センター前にお
集まり下さい。どうか、よろしくお願いいたします。

┏┓
┗■3.新聞より6つ
 └──── 
 ◆「金目」発言を撤回 石原環境相 辞任否定、福島で謝罪へ
 石原伸晃環境相は十九日の参院環境委員会で、東京電力福島第一原発事故に伴
う中間貯蔵施設建設をめぐる「最後は金目」発言について、「品位を欠いた発言
で誤解を招いた。おわびして撤回する」と述べた。国会閉会後に福島県を訪れ、
直接謝罪する考えを示した。
 野党議員からの辞任要求に対しては「職責を全うしたい」と述べ、辞任の考え
がないことを明らかにした。
 石原氏は委員会で発言の趣旨について「用地補償や生活再建、地域振興など、
地元の要望に応えるためにはしっかり予算を確保するのが大事という意味だっ
た」とあらためて釈明した。
 福島県選出の増子輝彦氏(民主)は「県民の心を踏みにじる発言。中間貯蔵施
設について理解を得る上で大きな影響がある」と指摘。「すぐに辞任すべきだ」
と迫った。これに対し、石原氏は「金で解決できるとは言っていない。あらぬ誤
解については謝罪する」とかわし、辞任する考えがないことを強調した。(後
略)(6月19日東京新聞夕刊より抜粋)

 ◆「仮設回って謝罪を」 環境相「金目発言」 被災住民憤り
 東京電力福島第一原発事故の中間貯蔵施設建設について、石原伸晃環境相が
「最後は金目でしょ」との発言を撤回し、福島県で謝罪する考えを示した。だ
が、施設の建設候補地とされている福島県大熊、双葉両町の町民の憤りは収まっ
ておらず「住民に直接謝罪を」などの声が相次いだ。
 「謝りに来るなら、知事や町長だけでなく、仮設住宅を回って住民に謝ってほ
しい」。大熊町から約100km離れた会津若松市に避難している吉田恵美子さん
(64)は訴えた。(後略) (6月19日東京新聞夕刊より抜粋)

 ◆海洋放水トリチウム濃度上昇 地下水バイパス暗雲
   東電「問題ない」策打たず
 東京電力福島第一原発で、地下水が建屋に流れ込んで汚染水になる前にくみ上
げ、海に放出する「地下水バイパス」をめぐり、放出している水に含まれる放射
性物質のトリチウム濃度がじりじり上がり続けている。昨年夏に三百トン超の高
濃度処理水が漏れたタンク群近くの井戸水が、全体の濃度を押し上げている。東
電はこの事実に気づきながら、対策を取ろうとしない。(後略) (6月19日東
京新聞より抜粋)

 ◆規制委 防火・耐震が焦点 東海第2、安全審査開始
 原子力規制委員会は17日、日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)が
再稼働の前提となる新規制基準に適合しているかどうか確認する初の審査会合を
開いた。古い原発で使われている燃えやすい電気ケーブルの防火対策と、耐震設
計の目安となる基準地震動関連に質問が集中した。

 評価食い違い、長期化も
 17日の東海第2原発の安全審査初会合で、原子力規制庁と原電は新基準に基づ
く安全対策をめぐり、「これで適合と言われても納得できない」(規制庁)、「現
状では問題ないと考えている」(原電)と評価に食い違いが目立ち、審査は長期化
する可能性が高まってきた。(後略)(6月18日茨城新聞より抜粋)

 ◆「福島 生きものの記録」2作目 日比谷で完成上映会
 東京電力福島第一原発事故による放射性物質が生態系に与える影響を追うド
キュメンタリー映画「福島 生きものの記録」の2作目が完成し、20~22日の3
日間、千代田区立日比谷図書文化館で完成上映会が開かれる。岩崎雅典監督(73)
は「被ばくの影響を見ていくのは当初から長期戦になると考えていた。できる限
り続けていきたい」と話す。(中略)
 完成上映会は20日14:30、21日14:00と17:30、22日14:00の計4回。問合せは、
群像舎=TEL 03-3267-3997へ(6月19日東京新聞より抜粋)

 ◆チェルノブイリとフクシマ 原発事故に衛星の目
   東大とウクライナ あす打ち上げ
 日本とウクライナが共同プロジェクトとして日本時間二十日未明、超小型衛星
二基をウクライナ製ロケット「ドニエプル」に搭載し、ロシア・ウラル地方の
ヤースヌイ基地から打ち上げる。衛星は東京電力福島第一原発と、一九八六年の
ウクライナ・チェルノブイリ原発における事故による周辺地域の環境変化を同時
に観測する。
 超小型衛星は東京大が、ロケットはロシアとウクライナが出資した企業コスモ
トラス(本社モスクワ)が運用。東大によると、衛星は一基当たり三億円以下の
低コストで開発した。プロジェクトは今後、低予算での宇宙開発を可能にする
「重要な一歩」となる。(後略)(6月19日東京新聞夕刊より抜粋)

★ 松岡 さんから:
<book14-55『絵で読む 広島の原爆』(那須正幹・西村繁男)>
那須正幹(文)・西村繁男(絵)著『絵で読む 広島の原爆』(福音館書店)を
読んだ。この本は『ヒロシマ・ノワール』の著者の東琢磨さんに教えてもらい、
購入した。この本のカバー裏に「生存者の証言をもとに再現された、広島の町と、
そこに暮らす人びとのようすが描かれています。」「再現された場所に、今も、
立つことができます。被爆者が飛び込んだ橋の上に立ち、現実の光景と50年前
とを見比べることのできる、広島ガイドです。」「核兵器の原理、放射線障害、
核軍拡、原子力発電など、被爆後50年間の核に関する基本的な知識を盛りこん
だ、核問題資料として活用できます。」とある。私の買ったこの絵本はネットで
購入した古本なので、前の持ち主が展示物が資料にするための鉛筆での書き込み
があるものだった。前の持ち主の姿が浮かんできた。著者の那須正幹はあの
『ズッコケ三人組』の作者で、小学校教員の時、この本は子どもたちに大変人気
があった。
また、西村繁男の当時の被爆状況を再現した精密な絵は「宝石」のように感
じさせられた。この本は多くの被爆者の証言のもとに作られているが、佐伯敏子
さんの証言が参照されていることも分かる。それは「描いた人を『絵人間』と呼
んだ人は『ヒロシマは歳をとらない、あの日のまんま』と言っています。」から
分かる。(西村繁男「復元図絵解き」)これは東さんのご教示による。この本を
現職で広島の修学旅行のを取り組んでいた時に出会っていたらよかったのにと
思った。

★ 井上澄夫 さんから:
記事の冒頭に2県紙・社説を置きます。
 ◆社説・高江訴訟上告棄却 罪深き最高裁の政府追従 6・19 琉球新報
 ◆社説[石原氏「金目」発言]こんな大臣はいらない 6・19 沖縄タイムス
  石原伸晃(のぶてる)環境相には彼の公式HPを開けば意見を送ることがで
きます。
  http://www.nobuteru.or.jp/contact.html

6・19付QABニュース「ジュゴンの食み跡多数見つかる」にこうあります。
 〈7月にも基地建設に向けたボーリング調査が実施される辺野古沿岸部で、絶
滅危惧種のジュゴンの食み跡が多数確認されました。
 「北限のジュゴン調査チーム・ザン」は18日にキャンプシュワブ沿岸およそ50
メートルの場所で潜水調査を実施しました。その結果、1ヶ月以内のものとみら
れる50本以上のジュゴンの食み跡が見つかりました。〉
 辺野古沿岸域と大浦湾はジュゴンにとって死活的に重要な餌場です。埋め立て
はジュゴンの生存の根を絶ちます。

6・19付琉球新報記事「辺野古沿岸水域、きょうにも拡大合意 日米合同委員
会」は防衛省が計画している広大な海域の立ち入り制限やブイ設置の意味をわか
りやすく解説しています。熟読を。

仲井真知事は6・23沖縄全戦没者追悼式で読み上げる平和宣言に今年は県外移
設を盛り込みません。県外移設公約を破棄し「普天間移設」推進に転じる姿勢を
いよいよ鮮明にしつつあります。

安倍の解釈改憲強行に抵抗する自治体議会の動きが出始めました。読谷村議会が
沖縄で初めて解釈改憲反対の意見書を可決し、北中城村議会は集団的自衛権の行
使容認について慎重審議を求める意見書を可決しました。いずれも全会一致です。
 また20日には那覇市議会が「閣議決定を急ぐ安倍内閣の姿勢は容認できな
い」とする意見書を賛成多数で可決する見通しです。

6・23が近づいてきました。沖縄戦の前年に起きた南洋戦について、6・19
付八重山毎日が重い証言と投稿を掲載しました。どうか熟読を。
 ◆南洋戦から70年 もう一つの地上戦 (1)  サイパンで家族を失った小
浜雪子さん 「おねえちゃん」 悲痛な声… 今も耳に6・19 八重山毎日
 ◆(投稿) 慰霊の日・・・サイパン島を思う  新城華秀 6・19 八重山毎日
 また6・19付QABのルポ「戦後69年 シリーズ慰霊の日(3) 慰霊碑の存
続には」も一読に値します。

------集会等のお知らせ------

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
   6月26日(木)「8:30集合」
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
チラシ表:http://tinyurl.com/mrkpqk6
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 8107 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30~17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
   電話:092-411-4860
地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
   ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
  ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
aoyagi@tent-hiroba.jp
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
************************


最後の呼びかけです

まさに、最後の呼びかけです。

いちき串木野市の人口は3万人に少し足りません。
不在の(住んでいない)方も結構いる感じです。
そんな中で、過半数の1万5千筆にあと1189筆まで来ました。
戸別訪問も、3回目、4回目という状況です。
署名をしてもらった家でも、再度訪問し、「ご家族の皆さん、全員署名をしていただいていますか?」と、
漏れのないよう必死の署名集めをしています。
かつて九州で、これほどの取り組みをした経験はありません。

その上で、やはり「住民の過半数」という数字が重要です。
それを実現させることが、川内原発の再稼働阻止!全ての原発の即時廃炉に向けた最も大きな力になります。
ここまできたら何が何でも実現させましょう!
一人一人の積み上げで、それが実現できます。
歴史が変わる瞬間を体感できます。
ぜひ、最後の署名行動にご参加ください。

深江

-----Original Message-----
From: 南方新社 [mailto:mukohara@nanpou.com]
Sent: Wednesday, June 18, 2014 3:02 PM
To: "Undisclosed-Recipient:;"@z-oha-vzmta051-sv.z-seg.bbiq.jp
Subject: 最後の呼びかけです

最後の呼びかけです。

川内原発最大の被害自治体
隣接、いちき串木野へ、行こう!

5月10日から始まった、全戸戸別訪問署名活動。1万3千戸全戸訪問も2巡目ほぼ完了。署名も続々と集まり、先週1万を突破。
昨日、2回目の市長提出では1万3811筆に達しました。

目標の1万5千筆もはっきりと視界に入ってきました。
次の週末が最後の土日。6月21日、22日。

これまで行かれた方、まだ行ったことのない方、
ぜひ一度、いちき串木野の現地事務所に足を運んでください。
カウントダウンに入った目標1万5千筆達成の瞬間をぜひ現地で迎えてください。

最後の呼びかけです。よろしくお願いします。

日  時:2014年5月10日(土)~6月22日(日)
       *平日参加も大歓迎です。
        特に在宅率の高い4:00-7:30のゴールデンタイム
集合場所:いちき串木野市 緊急署名の会 現地事務所
       〒896-0021 いちき串木野市住吉町134番地
       (市役所正面向かって左隣、串木野駅から徒歩15分)
       電話 0996-32-9726 
       宿泊も可能。寝袋を持参ください。
実施主体:避難計画を考える緊急署名の会

*資金カンパもお願いしています。
郵便振替
反原発・かごしまネット
01780-7-137859

--------------------------------
図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
--------------------------------

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1156目報告☆

青柳行信です。6月19日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--

本日、「さよなら原発!福岡」例会 6月19日(木)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
   地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1156目報告☆
呼びかけ人賛同者6月18日3387名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
日本の各地で 安倍のファッショ的なやり方に反対する動きが高まっています。
大きなうねりを作って、あべこべの策動を 食い止めましょう。
あんくるトム工房
集団的自衛権と秘密保護法   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3050
やだよ 戦争    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3051
鹿児島の原発いらない  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3052

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「金目」しか知らぬ大臣伸晃坊 考えもせず本音を漏らす
      (左門 6・19-692)
※石原財閥に育てられた石原親子(慎太郎とともに)のありのままの感覚でしょう。
「品のない発言」と批判をかわすためには言ったが、どこが「品を欠いている
か」は分からない体質なのだ。
そして、18日の与党の決定は、「一丸となって不信任案を葬り去る」と言うから、
このボンボンにお灸をすえることのできる自民党員も公明党議員もいないのだ。
自浄能力のない「驕る平家久しからず」の象徴的出来事である。

★ 弁護士 池永 修 さんから:
<九州避難者訴訟提訴説明会のご案内>
来る2014年6月22日(日)、福島第一原発事故後に主に九州に避難してこ
られた方々を対象に避難者(集団)訴訟の提訴説明会を行います。
福島第一原発事故から早3年が過ぎましたが避難者の方々にとって福島第一原発
事故は現在進行形で続いています。
弁護団では一人でも多くの避難者の方々にこの九州初の集団提訴に加わっていた
だきたいと考えています。
あまり日にちがなくて恐縮ですが、可能であれば皆様とつながりのある避難者の
方々に情報提供していただきたくお願い申し上げます。

日時 2014年6月22日午後1時~3時
場所 福岡県弁護士会館3階ホール
   福岡市中央区場内1-1(福岡地方裁判所内)
主催 福島原発事故被害者弁護団福岡
連絡先:福岡第一法律事務所 ℡ 092-721-1211 担当(弁護士八木)
     ただし,説明会当日は,090-2824-5317(弁護士近藤携帯)に連絡
してください。

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<新規制基準の適合性審査に於ける格納容器の水蒸気爆発の検討>について報告
します。
川内原発の新規制基準の適合性審査に於いて、格納容器と原子炉建屋が水蒸気爆
発で吹き飛ぶかどうかの検討は最も重要な課題と思われます。

川内原発の過酷事故対策で九州電力は世界に例のない、キャビティ(格納容器下
部に大量の水を貯めて、溶融核燃料を冷却する対策書を2013年7月8日に提
出しました。

 過酷事故対策のもっとも重要な部分で、このような奇策が提出されたので、新
規制基準の適合性審査で今でも問題になっています。

 2013年9月20放映の「特報フロンティア、徹底検証・原発新基準九電の
審査を追う」によると、 平成25年8月15日の原子力規制委員会の第9回新規制基
準適合性に係る審査会合の会議で九電の過酷事故対策方法が批判されました。

 その後、NHK:10月 8日火 午前0時40分「原発の安全とは何か~九電と規制
委50時間の議論~」の放送で九電の過酷事故対策は水蒸気爆発の危険性が大きい
と、厳しく批判され、九電は「これまでの実験において想定される溶融物の実験
結果から、大規模な水蒸気爆発が実機(格納容器)で起こる可能性は十分に少な
かろうと」答弁した事が放映されました。

 その後、九州電力は、2013年12月17日の第58回審査会での資料
2-2-7のページ3.3-4の2行目より、「また、水中に炉心デブリを落下
させた実験としては、スウェーデン王立工科大学で実施されたDEFOR実験が
ある。
 このように、MMCI実験としては、水プールに溶融物を落下させた条件での
実験結果はDEFOR実験のみでありサンプルが少ないため、FCIに関する実
験的知見も加味して、知見を整理する。」と説明しています。
 この九電が言う唯一つ、水蒸気爆発が起こらない実験は英文にあります。
http://www.nks.org/scripts/getdocument.php?file=111010111729836
この試験報告をみるとすぐに判りますが、この試験はガラス水槽の中で行われて
います。
擬似溶融核燃料は普通はジルコニュウムや酸化ウランなどの2000℃以上の超
高温溶体が使用されます。
実験の危険性が大きい場合には、鉄等の1600℃以上の高温溶融金属が使用さ
れます。
しかし、このDEFOR実験のみは、1000℃程度の高温溶体を使用しています。
 使用された擬似溶融核燃料は、北岡さんから教えていただきましたが、「酸化
ジルコニウムないし酸化ビスマスと酸化タングステン」ZrO2-WO3 (eutectic),
1231°C;Bi2O3-WO3 (eutectic), 870°Cで、九電の言う川内原発で水蒸気爆発が起
こらないこ
とを証明する実験はガラス水槽の中で、1231℃や870℃の擬似溶融核燃料を
使用して行われています。

 第58回審査会の資料で、多くの過酷事故解析のモデル試験では、実験装置と
模擬溶融核燃料に何を使用したかが、詳しく説明されていますが、スウェーデン
王立工科大学で実施されたDEFOR実験のみは、実験装置と模擬溶融核燃料に
何を使用したかが隠ぺいされています。
 しかし、英文のDEFOR実験を読めば、何が隠ぺいされたかは直ぐに分かり
ます。
 そして、第58回審査会でも川内原発の過酷事故対策における水蒸気爆発の可
能性が低いことは、何も証明できませんでした。

 また、2014年4月3日の第102回審査会で、4電力会社が過酷事故対策
の改良版を提出しました。

 第102回審査会議事録の42ページから47ページの記録を添付します。

https://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/h26fy/data/20140403.pdf

以前に、原子力規制委員会から、格納容器に水蒸気爆発が起きるとの森山氏論文
がある事を指摘されていたので、答弁しています。

 この答弁は九州電力が行っています。

 九州電力は『森山氏論文や海外のモデル実験でも多くの格納容器内水蒸気爆発
が確認されているが、それらは実験中にトリガリング(引き金になる外乱)を与
えた時で、キャビティ水(窪み部水)は純静定であり、トリガリングとなりうる
要素はない』と説明しています。

 九州電力は過酷事故の発生時、トリガリングが有れば格納容器内水蒸気爆発が
起きるが、トリガリングはモデル実験のためにわざわざ行われたもので、実際の
実炉ではトリガリングは起きないと思われる。したがって、過酷事故の発生時、
格納容器に水蒸気爆発が起きない事が証明できるとしました。

 原子力規制委員会からは、実炉に於いて、どのようなトリガリングが起きるか
どうかの検討もしないで、起きることはあり得ないと説明し、過酷事故の発生
時、格納容器に水蒸気爆発が起きない事が証明できたとの九電の説明はおかし
い。もう一度再検討しなさいと命令されています。

 4月3日の第102回審査会、4月24日の第108回審査会でも川内原発の
過酷事故対策における水蒸気爆発の可能性が低いことは、何も証明できませんで
した。

 鉄鋼や銅などの金属の製錬作業に於いて、水蒸気爆発がこれまでたくさん起き
ています。

 これらの作業に於いて、国内外の100年間以上の経験から、水蒸気爆発が起
きる主な原因は3ケースある事が分かっています。

その1は、新規制基準の適合性審査で11ケ月審査が続けられてきた、溶融金属
が連続して安定して流れ落ちているとき、何らかのトリガリング(外乱)があ
り、水中で球状化した溶融金属の水蒸気被膜が破けて、水中の衝撃波により水蒸
気爆発が起きるケースです。

その2は厚い鋼板容器に内張されている耐火煉瓦が損傷し、厚い鋼板が溶融金属
で急激に溶かされて穴が開き、どっと大量の溶融金属が水中に落下して、水中で
球状化した溶融金属の水蒸気被膜が破けて、水中の衝撃波により水蒸気爆発が起
きるケースです。

その3は製錬中の溶融金属の上部に製錬中に発生するスラグ(〓)ができて、そ
の上に大量の水が漏れ、スラグ(〓)は熱伝導率が低いので大量の蒸気は発生し
ないが、何らかの原因(トリガリング)でスラグ(〓)が破けて、水中で球状化
した溶融金属の水蒸気被膜が破けて、水中の衝撃波により水蒸気爆発が起きる
ケースです。

この3つのケースでの水蒸気爆発は1、2、3の順番で巨大になります。

川内原発の過酷事故では、1のケースは新規制基準の適合性審査で検討が行われ
ているように、メルトスルー時に溶融核燃料が綺麗な流れに成って落下する場合
です。

2のケースはメルトスルー時に16cm厚みの圧力容器を溶融核燃料が急速に破
いて、大量の溶融核燃料がどっと水中に落下する場合です。

3のケースは1のケースように溶融核燃料が綺麗な流れに成って落下し、水中で
キャビティ(格納容器下部)のコンクリート上に堆積し、崩壊熱で発熱し、溶融
核燃料とコンクリートが反応し、溶融核燃料がクラスト(軽石)で覆われ、何ら
かの原因(トリガリング)でクラスト(軽石)が破れて、水中で球状化した溶融
核燃料の水蒸気被膜が破けて、水中の衝撃波により水蒸気爆発が起きるケースです。

以上の3つのケースは製錬技術者や高熱技術者なら常識として知っている事です
し、知っていなければ命がいくつあっても足りません。

新規制基準の適合性審査には製錬技術者や高熱技術者はだれもいないと思われま
すが、1のケースだけでも9ケ月で検討が終了できなければ、水蒸気爆発問題が
いつ検討終了するのか、想像もできません。

★ 向原祥隆(反原発・かごしまネット) さんから:
最後の呼びかけです。

川内原発最大の被害自治体
隣接、いちき串木野へ、行こう!

5月10日から始まった、全戸戸別訪問署名活動。1万3千戸全戸訪問も2巡目ほ
ぼ完了。署名も続々と集まり、先週1万を突破。
昨日、2回目の市長提出では1万3811筆に達しました。
目標の1万5千筆もはっきりと視界に入ってきました。
次の週末が最後の土日。6月21日、22日。
これまで行かれた方、まだ行ったことのない方、
ぜひ一度、いちき串木野の現地事務所に足を運んでください。
カウントダウンに入った目標1万5千筆達成の瞬間をぜひ現地で迎えてください。
最後の呼びかけです。よろしくお願いします。

日  時:2014年5月10日(土)~6月22日(日)
       *平日参加も大歓迎です。
        特に在宅率の高い4:00-7:30のゴールデンタイム
集合場所:いちき串木野市 緊急署名の会 現地事務所
       〒896-0021 いちき串木野市住吉町134番地
       (市役所正面向かって左隣、串木野駅から徒歩15分)
        電話 0996-32-9726 
       宿泊も可能。寝袋を持参ください。
実施主体:避難計画を考える緊急署名の会

*資金カンパもお願いしています。
郵便振替 反原発・かごしまネット 01780-7-137859

★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さんから:
メールサービス 2014年6月18日 第419号
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 集会・アクション
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■全国のデモ開催情報まとめ
http://www47.atwiki.jp/demomatome/

■6.28 NO NUKES DAY 川内原発を再稼働させるな!
さようなら原発★首都大行進
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4252

【日時】2014年6月28日(土)13:00~大集会 14:30(予定)~ 首都大行進(デモ)
【集合場所】明治公園
http://www.winriver.net/tokyo/map/park/park/meiji.php
アクセス:JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅下車 徒歩5分
     都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車 徒歩2分
     東京メトロ銀座線「外苑前」駅下車 徒歩15分?
【主催】首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす
全国連絡会
【協力】脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク
▼大集会(13:00~@明治公園)
▼首都大行進(デモ)(14:30 明治公園出発/予定)
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反原発関連ニュース
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■石原「金目」発言のホンネ 首を取りに行こうとしないマスコミ
(田中龍作ジャーナル 2014年6月17日)
http://tanakaryusaku.jp/2014/06/0009495

■ザ・御用学者、原子力規制委へ 「スタンスはこれから考える」
(田中龍作ジャーナル 2014年6月13日)
http://tanakaryusaku.jp/2014/06/0009475

■原発避難民 「どうして福島に帰そうとするのか」
(田中龍作ジャーナル 2014年6月9日)
http://tanakaryusaku.jp/2014/06/0009448

■「なぜ東電を強制捜査しないのか」 検察審査会を人間の鎖で包囲  
(田中龍作ジャーナル 2014年6月4日)
http://tanakaryusaku.jp/2014/06/0009430

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝も、川内(せんだい)原発を巡る記事から佐賀県、九州電力関連の記事へと
進めていきます。

1.<九電社長、再提出の時期「未定」 川内原発の審査書類>西日本電子版
2014年06月18日 20時02分 更新
http://qbiz.jp/article/40121/1/
<九州電力の瓜生道明社長は18日、原子力規制委員会から再提出を求められて
いる川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向けた申請書類につ
いて、「再提出ができる時期は分からない」と述べた。九電は、川内原発の審査
合格に向けて4月末に提出した申請書類に記載漏れが指摘され、再稼働の時期の
めどが立たない状況が続いている。瓜生社長は「再提出に向けて(規制委の事務
局の)原子力規制庁から毎日ヒアリングを受けており、少し時間がかかってい
る。収束に向かいつつあるようだが、最初の申請であり規制庁も万全を期してい
るのだと思う」と話した。>

2.<川内原発10キロ以遠・要援護者避難 知事「国動向で判断」>南日本新
聞(2014 06/19 00:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=57682
記事全文<伊藤祐一郎知事は18日の県議会代表質問で、九州電力川内原発(薩
摩川内市)の重大事故を想定した医療機関・社会福祉施設の要援護者避難計画の
うち、「現実的でない」と発言していた原発から半径10キロ以遠の計画につい
て、「当面国の動きなどを見ながら、要援護者の保護を最大限図る観点から今後
判断したい」と述べた。・・記事全文は19日付南日本新聞>
・・・・紙面ではもっと長い記事のようです。

2’.<30キロ圏要援護者避難 知事「国の動き見て検討」>南日本放送
[06/18 18:39]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014061800003304
記事全文<川内原発の再稼働を巡り、「要援護者の避難計画を30キロ圏まで作
成するのは現実的でない」とした自らの発言について、伊藤知事は18日の県議
会で当面は10キロ圏内で作成した上で、30キロ圏については国の動きを見な
がら検討する考えを示しました。原発事故を想定した要援護者の避難計画につい
ては県の防災計画で、国の指針に基づいて原発から30キロ圏内で作成するよう
定めています。しかし、伊藤知事は今月13日、「要援護者の避難計画の30キ
ロ圏までの作成は現実的でない」と述べて、計画を作成しない考えを示していた
ものです。18日の県議会で伊藤知事は原子力規制委員会が先月公表した「緊急
時の被ばく線量と防護措置効果の試算」で30キロ圏では「屋内待避が合理
的」としていることを理由に「10キロ圏内の医療機関、社会福祉施設について
は、避難計画を夏頃までに作成することにしており、それ以遠の地域の対応につ
いては、当面、国の動きを見ながら、要援護者の保護を最大限図る観点から、今
後検討したいと考えている。」と述べました。>

3.<原発避難計画発言で知事辞職など申し入れ>南日本放送 [06/18 18:32]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014061800003302
<伊藤知事の要援護者の避難計画が「30キロ圏までは現実的でない」との発言
に対し、反原発団体などが発言の撤回と知事の辞職を求める申し入れ書を提出し
ました。申し入れ書を提出したのは2つの市民団体です。このうち「反原発・か
ごしまネット」は要援護者の避難計画作成についての伊藤知事の発言に対して
「避難計画を作成する義務や責任を放棄することにほかならない」などとして、
発言の撤回と、県民へ謝罪した上で辞職するよう求めています。>


3’.<川内原発:要援護者避難計画巡る知事発言、3市民団体が抗議 「作らな
い」の考えただす、申し入れ書提出 /鹿児島>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140618ddlk46040607000c.html
<・・・・・市民団体「川内原発建設反対連絡協議会」などは17日、知事の考
えに抗議する申し入れ書を提出した。申し入れ書は「要援護者避難計画はお手上
げですという態度は、知事として不適格」と指摘してい
る。・・・・・・・・・・・・・・・・>

今朝の紙面に関連記事、
3”.<鹿児島・薩摩川内 市民85%再稼働反対 1000人から返信 市民団体
が調査>しんぶん赤旗6月19日朝刊紙面13面(西日本のページ)
・・・・・「さよなら原発いのちの会」の県庁での会見記事、どこかで紙面をご
らんください。

関連記事、
4.<原発30キロの病院、避難計画作成1割 遅れる弱者対策>朝日新聞デジ
タル?6月18日(水)5時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000014-asahi-soci
<再稼働の審査が先行している6原発の半径30キロ圏内にある全52市町村の
避難計画のうち、病院で個別の避難計画を作っていたのは全217施設中18施
設(8%)にとどまることがわかった。老人ホームなど社会福祉施設も全823
施設中204施設(25%)で、入院患者ら避難弱者の計画作りがほとんど進ん
でいない実態が明らかになった。朝日新聞は先月下旬、再稼働審査が先行する泊
(北海道)、高浜(福井県)、大飯(同)、伊方(愛媛県)、玄海(佐賀県)、
川内(鹿児島県)の6原発から30キロ圏にある11道府県を通じて避難計画の
策定状況を調査した。国の先月末時点の調べで、全体の住民向け避難計画は全て
の市町村が作成済みだった。各道府県の地域防災計画では病院や、老人ホー
ムなど社会福祉施設に対し、個別の避難対策を取るよう求めているが、避難弱者
対策の遅れが顕著になっている。・・・・・・・>
・・・・・・添付図表を参照ください。

4’.<原発避難、病院9割計画なし 再稼働審査先行の30キロ圏52市町村
 弱者対応進まず>朝日デジタル2014年6月18日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11195563.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11195563

4”.<原発避難計画、現場に丸投げ 経路・手段「矛盾だらけ」>朝日デジタ
ル2014年6月18日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11195464.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11195464

5.<川内原発5キロ圏 初のヨウ素剤説明会>南日本新聞(2014 06/18 06:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=57663
記事全文<鹿児島県と薩摩川内市は17日夜、九州電力川内原発の重大事故に備
え、半径5キロ圏内の住民を対象とした安定ヨウ素剤の事前配布説明会を同市久
見崎町の滄浪地区で開いた。対象となる170世帯302人の半数に当たる
151人が参加した。ヨウ素剤の説明会は全国で初めて。今後9回開き、7月
27日に一斉配布する。(記事全文は18日付南日本新聞 )>

5’.<鹿児島・川内原発:ヨウ素剤配布前に説明会 慣れぬ薬、住民困惑 再稼
働備え5キロ圏??薩摩川内>毎日新聞 2014年06月18日 西部朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140618ddp041040030000c.html
<説明会後、参加した女性(81)は「慣れない薬なので副作用が不安」と話し
た。3歳未満の乳幼児への対応も課題の一つだ。乳幼児は放射性ヨウ素による内
部被ばくの影響が特に大きいとされるが、事前配布ができず、事故が起きた場合
は、30キロ圏外の避難所で薬剤師が液状に調合したものを飲ませることにな
る。だが県の避難時間シミュレーションでは、5キロ圏の住民が30キロ圏外に
避難するには標準パターンでも約10時間。5キロ圏の別の地区で1歳半の娘を
持つ母親(36)は「服用が間に合うのか心配」と懸念する。原則として事故が
起きてから配布される5?30キロ圏のUPZ(緊急防護措置区域)の住民にも
不安がある。避難所まで行かなければ手に入らず、UPZ内に住む男性(61
)は「近くにないと、いざという時には間に合わない」とこぼした。>

昨日も、同様の川内原発周辺でのヨウ素剤のことが記事(昨日の4.と4’.)
にあったが、
5”.<安定ヨウ素剤、全国初の説明会 課題は>南日本放送 [06/18 19:25]
記事全文<原発事故が起きた際の甲状腺被爆を防ぐために川内原発から5キロ圏
内の住民に来月、安定ヨウ素剤を配布するのを前に17日夜、薩摩川内市で全国
でも初めてとなる説明会が開かれました。安定ヨウ素剤の事前配布は、福島第一
原発事故で、自治体による配布に混乱が生じたことからこれを教訓に国が決めた
もので、川内原発では5キロ圏内のおよそ2400世帯、4800人が対象に
なっています。17日夜は原発から数キロのところにある薩摩川内市の滄浪地区
で説明会が開かれ、対象となる300人のうちおよそ150人が参加し、医師か
ら安定ヨウ素剤についての説明が行われました。原発の重大事故による放射線被
ばくの中でも放射性ヨウ素は大気中に大量に放出され、それを吸い込むと「甲
状腺がん」を発症する可能性がありますが、予防薬である安定ヨウ素剤をあらか
じめ服用し、甲状腺を安全なヨウ素で満たすことで有害な放射性ヨウ素の取り込
みを防ぐ効果があり、原発事故の初期の対策としては、重要といわれています。
ただ、安定ヨウ素剤はアレルギーによっては服用できないケースもあります。説
明会でも住民への問診が行われましたが、不安の声も上がりました。配られるヨ
ウ素剤は、3年で更新されるということで、今後、住民自らがヨウ素剤を管理す
ることになりますが、指示がないのに誤って飲むことや紛失などの懸念もありま
す。また重大な原発事故の場合、混乱のなかで服用指示が住民に適切に伝わるか
も課題です。安定ヨウ素剤の住民説明会は今後、地区別に9回行われ来月2
7日に一斉配布されます。>

今朝は、こんな記事もありました、
6.<ヨウ素剤事前配布せず、全国初 北海道共和町、誤飲や紛失懸念>西日本
2014年06月19日02時04分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/95922
記事全文<北海道電力泊原発(北海道泊村)の半径5キロ圏にある北海道共和町
が、原発事故時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤について、誤飲や紛失の懸念
があるとして事前配布せず事故後に配る方針を固めたことが18日、同町への取
材で分かった。5キロ圏の全国25市町村(住民が避難中の福島県内を除く)の
うち事故後配布の方針が明らかになったのは初めて。福島第1原発事故後に配布
が遅れたことを踏まえ、原子力規制委員会が原則として事前配布するよう指針を
改定した。この結果、ヨウ素剤管理が住民任せとなり、共和町の方針は住民管理
への強い不安を反映したものと言える。>
・・・・・・・何をしても、完全ではない、原発は動かさないことにつきる。

7.<(佐賀県)再稼働反対署名12万人 古川知事に提出>佐賀新聞2014年06
月18日 10時28分
http://www.saga-s.co.jp/column/genkai_pluthermal/20201/75232
<反原発を訴える県内外の市民団体などでつくる「さよなら原発!11・10九
州沖縄集会実行委員会」は17日、玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対
する12万5052人分の署名を古川康佐賀県知事に提出した。重大事故の可能
性や避難計画の不備を指摘し、再稼働を認めないよう求めている。活動は昨年
11月の集会から開始し、九州を中心に12万人を超え、県内は1万458人の
署名が集まった。提出先は九州7県の知事で、13日には鹿児島県の伊藤祐一郎
知事に提出した。この日は、「さよなら原発佐賀連絡会」の豊島耕一代表らが県
庁を訪れ、県原子力安全対策課、消防防災課、新エネルギー課の担当者に12万
人超の署名の目録と、佐賀、長崎、福岡3県の実際の署名約4万人分を提出し
た。豊島代表は「署名した人の気持ちを受け取ってほしい。知事は開かれた形で
県民と対話する場をつくるべき」と訴えた。県の担当者は「署名の内容は知事に
報告する。面談については、まずは担当課が丁寧に対応したい」と答えた。市民
団体は県独自の審査機関設置を求めたが、県は「規制権限がなく、国と同等レベ
ルの専門家をそろえてやるのは現実的に難しい」と従来の考えを繰り返した。提
出後、会見した豊島代表は「県が独自で安全性を判断しないのは地方自治の本旨
から外れている。市民との対話も避けるのではなく、自分の言葉で原発について
語るべき」と県の姿勢を批判した。県はこれまで原発関係の要請は県民ホールで
立ったまま受け取る対応を続け、別の市民団体が改善を要請していた。この
日は部屋を用意して対応した。原子力安全対策課は「今回は事前に市民団体と人
数や時間などの調整ができた。対応を変えたということではなく、今後も事前に
調整がつくかを含めて個別のケースで判断する」と説明している。>?

8.<九電、「PRA」担当部署を7月新設>時事通信?6月18日(水)20時1分配信
記事全文<九州電力 <9508> は18日、原子力の安全性向上の取り組みとして、7
月に確率論的リスク評価(PRA)を導入・管理する部署を本店と九州の2原子力発
電所にそれぞれ新たに設置すると発表した。PRAを活用して原発の弱点の抽出や
効果的安全対策の検討を行い、安全性の向上を図る。>

8’.<九電、原発リスク解析部署を新設 幅広く危険性管理>西日本電子版
2014年06月19日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40142/1/
<・・・・・・・・・専門部署として、発電本部内に十数人態勢の「リスク管
理・解析グループ」を設置し、各原発に3人前後の担当者を配置する。災害や人
為的ミスに伴うさまざまな事故や故障の発生確率や影響の大きさを数値化する手
法「確率論的リスク評価(PRA)」を活用し、安全対策の拡充につなげたい考
え。・・・・>

関連記事、
9.<中国電力:原発リスク部署新設 技術チームと連携、応用 /島根>毎日
新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20140618ddlk32020485000c.html
<中国電力はこのほど、本社(広島市)に原発のリスク評価を担当する専門部署
を新たに設置すると発表した。島根原発(松江市)の技術チームと情報交換しな
がら、発生した事故や故障などが、どのように進んでいくかなどを検討し、原発
リスク管理に応用する。今年度下半期に設置予定。
 東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、電力各社でつくる電気事業連合会
(東京都)と電力中央研究所(同)が、事故防止対策を検討する「原子力リスク
研究センター」を設置することを受けた措置。・・・・・・・・・・・>

石原発言続報、
10.<(「金目」発言)石原氏への問責 野党8党提出へ毎日新聞?6月18日
(水)22時17分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000123-mai-pol
<民主党、日本維新の会など野党8党は18日、国会内で幹事長・国対委員長会
談を開き、福島第1原発事故の汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、石原
伸晃環境相の「最後は金目でしょ」発言の対応を協議した。19、20両日、衆
参両院の各環境委員会で石原氏の説明を聞いた上で、参院に問責決議案、衆院に
不信任決議案を提出することで大筋合意した。・・・・衆参ともに与党が多数を
占めており、不信任、問責両決議案は本会議で採決されても、否決される可能性
が高い。しかし、政府・与党は被災地の反発が強まることを警戒。自民党の石破
茂幹事長は18日の記者会見で「石原氏がどう説明し、野党がどう認識するか
だ」と距離を置いた。た。・・・・・・・>

被災地フクシマ、
11.<福島第1原発事故 石原環境相「金目」発言 県議会、抗議方法巡り紛
糾 /福島>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140618ddlk07040178000c.html
<県議会6月定例会が17日、開会した。中間貯蔵施設を巡って石原伸晃環境相
が「最後は金目でしょ」と発言した問題で、県議会の各会派が抗議の方法につい
て意見が割れ、調整が難航、本会議の開会が1時間45分遅れた。開会直前の
17日午前、県議会の4会派(議員5人以上)の代表者が石原発言への対応を協
議し、「抗議すべきだ」というところまでは意見が一致した。ところが、抗議の
方法になると議論は紛糾。県議会の全会一致による議決が必要な「決議」や「意
見書」による抗議に、自民が反対。杉山純一幹事長は「自民会派で環境相に真意
を確認したうえで抗議するので、必要ない」と説明した。・・・・・結局、3回
目の代表者会議で譲歩し、4会派は「抗議文」を出すことに落ち着いた。・・
・・・・>

12.<国の回答納得できない…中間貯蔵施設に慎重姿勢>読売新聞?6月18日
(水)22時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00050114-yom-soci
<東京電力福島第一原発事故の汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設候補地
になっている福島県双葉町の町議会が18日開かれ、伊沢史朗町長は、施設の安
全性や地域振興策などについて「国から納得できる回答が得られていない」と述
べ、施設を受け入れるかどうか慎重に判断する考えを示した。・・・・・・・・・>

13.<(福島県田村市)集う/やっと戻れた古里 生家を憩いの場に/今泉富
代さん(66)渡辺徳子さん(64)姉妹>河北新報6月18日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140618_63011.html
<・・・・・福島県田村市都路地区中心部にある築100年を超す古民家。すぐ
隣に住む今泉富代(ひさよ)さん(66)と妹の渡辺徳子さん(64)の生家
だ。両親と兄が他界した後、しばらく空き家だったが、交流の場として1日に再
出発した。屋号は「よりあい処 華(はな)」。50人は座れる広い空間にテー
ブルが置かれ、のんびりと自由な時間を過ごせる。・・・・・・・・・ことし4
月1日、福島第1原発の半径20キロ圏内にある都路地区東部の避難指示が解除
された。姉妹の自宅は約21キロの地区中心部にある。孫たちが通う古道小学校
が今春再開したのに合わせ、避難先から戻った。休業中の商店が多く、街はひっ
そりとしていた。・・・>
・・・・被災地の一面・・・・>

14.<帰還に向け川内村が検証委設置へ 健康面の影響を提言>福島民友新
聞?6月18日(水)11時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00010008-minyu-l07
<一部地域が避難区域となっている川内村は今月下旬、避難区域の住民帰還に向
けた除染などの検証委員会を発足させる。村では避難指示解除に向けた長期宿泊
が始まっており、避難区域の除染結果や住民の健康面への影響などを検証する。
17日開会した6月村議会で遠藤雄幸村長が明らかにした。
 検証委には、放射線の専門家や医師など有識者5人程度を委員に委
嘱。・・・・・村の避難指示解除準備区域ではすでに除染が完了。しかし、一部
に放射線量の高い場所があるなど住民の放射線に対する不安は根強い。村は専門
家による検証を行うことで、住民不安の解消につなげたい考えだ。>?

15.<福島で20日「自殺対策会議」 東日本大震災後、増加傾向>福島民友
(06/18 09:25)
記事全文<森雅子少子化担当相(参院福島選挙区)は17日の閣議後会見で、本
県など被災3県の自殺防止対策の担当者を集めた官民連携ブロック会議を20日
に福島市で開くことを明らかにした。東日本大震災後に本県の自殺者数が増加傾
向にある問題を受けての対応で、内閣府によると被災に伴う自殺関連のブロック
会議の開催は初という。会議では、医師や自殺対策に取り組む団体の意見交換な
どを通じて対策強化を図る見通し。>?

16.<福島県米、被ばくに影響なし=子ども1500人調査―東大教授>時事通
信?6月18日(水)17時53分配信
記事全文<東京電力福島第1原発事故による被ばく状況を継続的に調査している
東京大の早野龍五教授は18日、福島県三春町の小中学生約1500人から2年連続で
放射性セシウムが検出されなかったと発表した。調査対象の6割は県産米を食べ
ており、同教授は「県産米は内部被ばくに影響していない」と話している。原発
事故のあった2011年から、体内の放射性物質を測定するホールボディーカウン
ターを使って同町の全ての小中学生を調査。その結果、12、13年は放射性セシウ
ムが検出限界値(全身で300ベクレル)を超える子供はいなかったという。12年
から調査に併せて食材の産地を聞いたところ、約6割が県産米を、2割以上が県産
の野菜を食べていた。>
・・・・・・最近、このような主張をする発表が増えています。(昨日の14.
の記事も)・・・注視しましょう。

17.<18日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月19日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・「環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果⑧」、「放射性物質の検査
結果(魚介類・加工食品)」、「牧草・飼料作物の放射性物質検査結果」、・・・。
・・・「イシガレイ3点基準超・・・」、「田村の牧草1点基準超・・・」の見出
しがあります。

18.<(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野
新聞6月18日 17:30
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140618/1629275
<▼空間放射線量率(18日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)?
・・・・・・・>

宮城県、昨日20.の記事、地元紙では、
19.<宮城・丸森筆甫と和解 原発事故ADR・東電、福島並み賠償受諾>河
北新報6月18日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140618_73032.html
<・・・・・・・・・東電側は同センターに提出した回答書で、和解案受け入れ
理由として、同センターが示した(1)自主避難区域の伊達市や相馬市に囲まれ
ている(2)居住制限区域がある福島県飯舘村に近接(3)住民に被ばくへの相
当程度の恐怖や不安を抱かせる状況にあった-との指摘を検討したと述べている。
 一方で、早期解決の観点から「本件限りの解決金として、和解案を受諾する」
と記し、「筆甫地区を除く丸森町など宮城県南地域、および福島県南地域などに
ついては認められない」と答えた。住民側の吉沢武志筆甫地区振興連絡協議会事
務局長(37)は「東電側が賠償を認めたのは大きな一歩。しかし、賠償のほか
にも除染の方法や健康調査などさまざまな面で福島県と差がある。国には、そう
した面でも県境の壁をなくす政策を求めたい」と話した。>

20.<(プロメテウスの罠)県境の先で:9 丸森なら測りました>朝日デジ
タル2014年6月18日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11195462.html
<◇No.952 宮城県丸森町長の保科郷雄(ほしなくにお)(64)は
2011年3月22日、東北大学大学院工学研究科教授の石井慶造(いしいけい
ぞう)(66)に電話をかけた。保科と町職員が14日以降、放射線量を測定す
るよう県に申し入れたのに、動いてくれなかったからだ。「頼りは東北大学しか
ない」。東北大職員だった親戚を通じて石井を紹介されたのだ。「丸森町には測
定機器がない。どうしたらいいでしょうか」。保科が電話口で訴えると、石井は
あっさり「丸森町なら測ってきましたよ」。前日の21日午前、石井は仙台市の
東北大を車で出発。空間放射線量を測りながら南に向かった。「福島に近い県南
部で線量が高いはずだ」と考えた自主的な行動だった。・・・・・・・「ちょっ
と高いな。これは住民にも知らせる必要がある」  仙台に戻ると、その日のう
ちに大学のホームページにアップした。県が丸森町を測っていないことを、石井
は知らなかった。「町内を調べてほしい」との保科の要望を受け、石井は「住民
が多く集まる場所」として、町役場で空間線量を定期的に測ることにし
た。・・・・・・石井は、「放射性ヨウ素は時間が経てば消えるし、4月4日の
レベルでも年間3ミリ。ICRPが示す放射線作業者の限度の年間20ミリシー
ベルトにも満たない」として、「町は安全」と判断した。
だが、石井はここから南、県境の筆甫(ひっぽ)方面には行かなかった。「地図
が頭に入っていなかった。汚染は同心円状で、丸森の汚染は深刻ではないと思っ
てしまった。SPEEDIのデータもわからず、筆甫のすぐ南に汚染地域の福島
県飯舘村があるという認識もなかった」>

埼玉県、
21.<原発事故集団訴訟 被災者ら意見陳述「生活めちゃくちゃ」>埼玉新
聞?6月19日(木)0時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00010000-saitama-l11
<東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされ、福島から県内に避難し
てきた被災者6世帯16人が国と東電を相手取り、慰謝料など計約2億3千万円の損
害賠償を求めた集団訴訟の第1回弁論が18日、さいたま地裁(脇由紀裁判長)で
開かれた。意見陳述では、福島県浪江町から県内に避難してきた原告の60代男性
が、事故発生から避難生活を強いられてきた経過を振り返り「私たち避難者は無
理やり移動させられた。原発事故によって、家や生活をめちゃくちゃにされた」
と憤りをあらわにした。国と東電に対しては「大変な被害についてきちんと責任
を認めてほしい」と訴えた。代理人弁護士も東電や原子力損害賠償紛争解決セン
ターによる不十分な損害賠償手続きに触れ「被告(東電と国)は事故と被害を過小
評価している」と批判。「事故を発生させた責任が国と東電にあることを法的に
明らかにすることが訴訟の目的」と強調した。・・・・・・・・・・・>

22.<(宮城県)福島第1原発事故 浪江から避難の大内さん「戻れば命削る
ことになる」 宮城で集会>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140618ddlk07040559000c.html
<◇「古里決別」への思い語る「放射能被害を考える市民の会・みやぎ」の集会
が15日、仙台市青葉区であり、原発事故で浪江町を追われ同市若林区に移住し
た接骨院経営、大内善一さん(50)と長男聡(あきら)さん(26)が放射能
汚染の実情と古里への決別の思いを語った。大内さんは一時帰宅で4回、浪江町
に入った際、線量計で各所を測定した結果を報告。JR常磐線浪江駅前にあるか
つての自宅兼店舗裏の地表面で毎時約15マイクロシーベルト(年間被ばく量で
約80ミリシーベルトに相当)を記録したと指摘した。町の山側の居住制限区域
では昨年2月時点で同79マイクロシーベルトを示した場所もあったといい、毎
回、国のモニタリングよりずっと高い数値が出ると述べた。その上で「古里
に戻りたくても戻れない喪失感は強いが、戻れば命を削ることになる。無力感を
抱え仮設住宅で暮らす避難町民に心のケアが必要だ」と訴えた。・・・・・・・・>

23.<「東日本」避難者はいま:真実の記録、伝え続ける>毎日新聞 2014年
06月18日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140618ddn010040029000c.html
<東京電力福島第1原発事故後、福島県双葉町から一家4人で福井県坂井市に避
難した川崎葉子さん(63)は、町役場機能がある福島県いわき市へ来春引っ越
すために準備を進めている。地元ではカルチャースクールなどを経営する実業
家。双葉町はほとんどが帰還困難区域となり、「町へ帰れるメドはたっていな
い。でも、できるだけ近い所でコミュニティーを作り直すために頑張らない
と」。被災者向け説明会などに顔を出す日が続く。・・・・・・・・・今春、被
災後の経験をつづった「原発3キロメートル圏からの脱出 今日まで…そしてこ
れから」(致知出版社)を出版した。月1度帰る自宅はネズミのフンだらけで胸
が痛むが、知人の映画監督らと、双葉町の記録映画の撮影も進める。「町に足を踏み
入れる人は少ない。国やマスコミが伝えない、伝えきれない真実を誰かが記録し
なければ」。使命感を胸に、活動を続ける。>

24.<(福島県)広野火力発電所の高線量放射能汚染 東電と食い違う従業員
の証言〈週刊朝日〉>dot.?6月18日(水)11時41分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140618-00000013-sasahi-soci
長い記事<福島県広野町にある広野火力発電所の一部が高線量放射能で汚染され
ていた実態が本誌の取材で明らかになった。福島第一原発から21キロの距離にあ
る同発電所は11年4月22日、「屋内退避指示区域」の指定が解除され、同6月には
運転が一部再開された。また、6号機の増設工事は事故後も続き、13年12月には
運転を開始している。従業員や工事関係者、帰還者たちの健康被害が懸念され
る。・・・・「広野火力発電所周辺は単身寮やJヴィレッジがある東電の重要な
拠点。昨年冬には、新設が決まっている最新鋭の石炭ガス化複合の発電所につい
て、東電福島復興本社の代表が会見で説明していました。東電は高線量の廃棄物
が出たことを、表ざたにしたくなかったのではないか」・・・>

福島第一の現場、
25.<(福島第1)輸送容器、基準満たさず 核燃移動計画に狂い>毎日新
聞?6月18日(水)22時43分配信
記事全文<東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから
核燃料を取り出して、年内に敷地内の共用プールに移す計画を変更すると発表し
た。4号機の核燃料を移すと、今度は共用プールの容量が不足するため、計画で
は、共用プールにあった一部の核燃料をプールから出して輸送・貯蔵容器(キャ
スク)に入れた形で貯蔵することにしていた。しかしキャスクの設計が国の新し
い基準を満たさず、使えなくなったという。このため、4号機にあった未使用の
核燃料157体の貯蔵ができなくなり、別の輸送用キャスクを使っていったん6
号機の使用済み核燃料プールに移して保管することにした。年内に4号機のプー
ルから核燃料の搬出を終える計画自体に変更は無いとしている。4号機のプ
ールには事故時、使用済み1331体と未使用204体の核燃料が保管されてい
たが、今月16日現在で計1078体の核燃料を取り出し済み。>

26.<基準超え井戸で最高値=くみ上げは継続―福島第1>時事通信?6月18日
(水)11時24分配信
記事全文<東京電力福島第1原発の汚染水の増加を抑制する地下水バイパス計画
で、東電は18日、放射性物質のトリチウム濃度が海への放出基準を超えていたく
み上げ用井戸で、過去最高値を検出したと発表した。東電は、井戸水を集めるタ
ンクへの影響評価を続けており、タンクでの分析では基準未満になるとして、く
み上げを継続している。この井戸では、16日採取の水で1リットル当たり2000ベ
クレルのトリチウムを検出(放出基準は同1500ベクレル未満)。タンクでの分析
結果は、12本ある井戸の水量割合から、同306.8ベクレルになると評価している。>

27.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月19日03時51分
 東京朝刊  
<18日正午現在 1.6マイクロシーベルト毎時?  数値は東京電力のホーム
ページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

国会で、
28.<「核のごみ」機構>理事長人事を了承>毎日新聞?6月18日(水)22時37分
配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000125-mai-sctch
<原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定作業などを担う「原子力
発電環境整備機構」(NUMO)は18日の評議員会で、東京大名誉教授で前内
閣府原子力委員会委員長の近藤駿介氏(71)を新理事長に充てる人事案を了承
した。機構は歴代、東京電力OBが理事長職を占めてきたが、外部有識者が就く
のは初めて。実質的な業務を担う副理事長には、関西電力元社長の藤(ふじ)洋
作氏(76)が就任する。・・・・・・・・>

規制委、
29.<東通原発で規制委 活断層の議論決着まで本格審査せず >朝日新聞デ
ジタル?6月18日(水)20時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000053-asahi-soci
<原子力規制委員会は18日、東北電力東通原発(青森県)について、敷地内断
層の議論が決着するまでは、本格的な審査に入らない方針を確認した。同原発と
同じ型の沸騰水型炉(BWR)に共通する課題のみ、審査の効率化のため他原発
と合同で進める。・・・・・・・・・・・・>

電力会社、
30.<(中部電力)浜岡原発周辺「活断層ではない」調査結果発表毎日新聞?6月
18日(水)21時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000107-mai-bus_all
<中部電力は18日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の敷地や周辺の地層のずれに
ついて、地質調査の結果、改めて「活断層ではない」と発表した。「後期更新世
(約13万~1万年前)以降の活動はなく、地震を起こしたり、地震に伴ってず
れを起こしたりするものでない」と説明している。・・・・・・・中電は過去、
H断層系を「活断層ではない」としていた。だが2012年8月、原子力安全・
保安院(当時)から「データの拡充を検討すべきだ」と指摘され、追加調査をし
た。>

31.<(茨城)東海第二の安全対策現場公開 水密扉・ベント装置…>読売新
聞?6月18日(水)21時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00050120-yom-sci
<日本原子力発電は18日、再稼働に必要な安全審査を原子力規制委員会に先月
申請した東海第二原発(茨城県)について、安全対策を進めている現場を報道陣
に公開した。この日公開されたのは、津波の浸水を防ぐために原子炉建屋の入り
口付近に設けられた高さ約5メートル、厚さ約90センチの「水密扉」や、非常
時にポンプ車などから直接、原子炉内に水を送るために設置した注水口な
ど。・・・・・同原発は運転を始めてから35年余りがたっている。運転開始の
当初に設置された電気ケーブルの防火対策が課題となっており、同社は燃えやす
いケーブルに防火塗料を塗るなどの対策をとる予定だ。規制委がこの対策で十分
な安全性が確保されていると判断するかどうかが、今後の審査で注目される点だ。>

31’.<【茨城】東海第二原発 適合審査申請内容 新たに想定 地震の揺れ
に耐えられる? >東京新聞2014年6月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20140618/CK2014061802000144.html
<日本原子力発電(原電)は十七日、東海第二原発(東海村)の適合審査の申請
内容について地元の東海村議会に初めて説明した。「老朽化した原発の安全性
は」「新たに想定し直した地震の揺れに耐えられるのか」「独自のケーブルの難
燃化対策は有効なのか」。原電の安全対策に対し、議員の疑問と懸念が続出し
た。全議員が所属する原子力問題調査特別委員会で原電の担当者が説明した。議
員側は、一九七八年の営業運転開始から三十五年が経過した原発の老朽化を危ぐ
し、原則四十年の法律上の寿命をどう考えるか質問。原電は「点検や機器の交換
で設備的には安全性を確保している」と主張した。さらに議員は、原発の建設
時、基準地震動を二百七十ガルで評価していたのに今回の申請で最大九百一ガルま
で引き上げたことを「原子炉や配管などは換えていないのに、数倍の地震動に耐
えられるとは理解しがたい」と疑問視。原電は「もともと、一千ガルの地震動に
耐えられる設計だった」とした。委員会は、原電のいずれの答えに対しても、根
拠となる資料の提出を求めた。・・・・・・>

地元紙の記事はこちら、
31”.<規制委、防火・耐震が焦点 東海第2、安全審査開始>茨城新聞2014年
6月18日(水)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14030137351108
<・・・・・・・規制委は地震の審査ガイドの中で、「震源を特定しない地震
動」を設定する際に2004年の北海道留萌支庁南部地震など、具体例を考慮するよ
う求めているが、原電の申請はこの点が「白紙」。審査に臨む原電側の姿勢に疑
問が投げ掛けられた。更田豊志委員は「火災の問題はきちんとした説明を受けて
議論を進めていきたい」と述べた。会合後に取材に応じた原電の増田博副社長は
「細かな考え方は今後の審査で説明できる」と話した。初会合は、原電の増田副
社長ら約20人が出席して安全対策を説明。規制委は今後2週間を目途に審査の主
な論点を提示する方針。・・・・・・・・・・・>
・・・・・どこの原発も地震動を引き上げても、もともとの躯体の構造は変わっ
ておらず、それでも大丈夫と言い張る電力会社の動きは共通している、どこかの
原発で手を加えると、すべてに波及するからでしょう!

32.<関西電力が「東京営業部」新設へ 首都圏営業に注力>朝日新聞デジタ
ル?6月18日(水)9時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000018-asahi-bus_all
<関西電力は「東京営業部」を来夏にも新設し、首都圏での電力販売を本格化す
る方針を固めた。地域ごとに大手電力が独占している家庭向けの電力販売が
2016年に自由化されるのをにらみ、販売態勢を見直す。中部電力も首都圏へ
の販売に力を入れており、競争が激しくなりそうだ。関電は4月から、子会社を
通じて首都圏で企業向けに販売を始めたが、販売先はグループ企業など十数件に
とどまる。・・・・・・・・・・・・・東京営業部の新設と同時に、発電や小売
り、送電・配電などの各部門を独立採算とする「社内カンパニー制」も、15年
6月に始める方向で最終調整している。>??

原発施設立地自治体、
33.<(新潟県)「原発停止中でも東電に課税」 新潟県が条例案提出へ>朝
日デジタル2014年6月18日21時20分
http://www.asahi.com/articles/ASG6L5J6WG6LUOHB01C.html?iref=comtop_list_pol_n05
<新潟県は18日、同県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所が停止していても、東
電に核燃料税を課税できるようにする条例案を6月定例県議会に提出すると発表
した。5年間で160億円の税収を見込む。・・・・・・今年度の税収は、2カ
月分のみの徴収となるため5億3千万円。
 泉田裕彦知事は18日の会見で、停止中の原発にもリスクがあり、行政が対応
する費用がかかるとし、課税協議に応じた東電について「かなり適切な判断」と
評価した。出力への課税と原発再稼働の関係は「再稼働の前提という認識はもっ
ていない」と話した。県によると、全国の原発が停止する中、原発が立地する福
井、青森など8道県で同様の仕組みをすでに導入している。一方、東電福島第一
原発事故の後、福島県は状況にそぐわないなどとして同税を廃止したため、東電
管内では原発の出力量への課税は新潟県が初めて。>

34.<(茨城)県議会:14議案を可決・同意し閉会>毎日新聞 2014年06月
18日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20140618ddlk08010304000c.html
<・・・・・・・・一方、日本原子力発電東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求
める意見書や集団的自衛権の行使容認に反対する意見書は否決した。>

35.<(茨城県)東海第2原発:原電、住民説明会開催の方針 来月から複数
回??東海村議会・原子力問題委>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
記事全文<東海第2原発の安全審査(再稼働)申請を巡り、東海村議会は17
日、原子力問題調査特別委員会(豊島寛一委員長)を開き、日本原子力発電の担
当者から申請内容を聴取した。情報公開や住民への説明責任を問われた日本原電
は、来月にも同村内で住民向け説明会を開催する方針を示した。川崎篤子村議が
日本原電に対し、「住民への説明会を実施しないのか」と質問。日本原電東海事
務所の柳原寛司副所長は「東海村でまず説明会を行いたい」と述べた上で、実施
方法については「自治会長らと相談し、村民の皆さんが参加できるようにした
い」と複数回開催する考えを示した。また、ほかの市町でも説明会の開催に応じ
る考えを示している。また、相沢一正村議に改正原子炉等規制法で規定する運転
期間(原則40年)が迫っていることへの認識を問われ、日本原電の担当者は
「安全対策が新規制基準に合致しているか判断してもらうことが先決であり、現
時点で40年制限を超える延長については答えられない」と述べた。>

36.<核燃料サイクル事業の是非が争点 六ケ所村長選>デーリー東北新聞
社?6月18日(水)9時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00010000-dtohoku-l02
<任期満了に伴う六ケ所村長選が17日告示され、いずれも無所属新人で同村の会
社経営菊川慶子(65)、前副村長の無職戸田衛(67)、盛岡市の無職関千尋
(50)、青森市のフリーター梅北陽子(61)の4氏が立候補を届け出た。投開票
日は22日。選挙戦は、村内で展開される核燃料サイクル事業の是非が争点。事業
推進を掲げる戸田候補に、他の3候補が反核燃を訴えて挑む構図となっ
た。・・・・・・・・・・・・・・>


原発周辺自治体、
37.<原発問題、三者三様 滋賀県知事選前に公開討論会>京都新聞?6月18日
(水)23時19分配信?????????????
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000028-kyt-l25
26日告示される滋賀県知事選(7月13日投開票)を前に、立候補を表明して
いる無所属新人3人による公開討論会(日本青年会議所滋賀ブロック協議会主
催)が18日、大津市におの浜1丁目のピアザ淡海で開かれた。・・・・・・・
原発問題では3人の考えが分かれた。三日月氏は「安全な避難態勢の確立なくし
て再稼働はあり得ない。それが十分かを国や電力会社に求めていく」と強調し
た。小鑓氏は「事故を二度と起こさない国の態勢ができた。それを踏まえてエネ
ルギー政策を考えるべき」と語り、坪田氏は「一番大事なのは原発をなくす政治
判断。エネルギーの組み合わせ論は原発を残すための詭弁(きべん)だ」と訴え
た。>??

38.<(滋賀県)琵琶湖:魚の被ばく予測、「福井原発事故」想定し研究開
始??毎日新聞 2014年06月18日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140618ddn012040034000c.html
<福井県の原発で事故が起きた場合、琵琶湖の生態系がどのような影響を受ける
かシミュレーションする研究を、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)
が今年度から3年計画で始めた。主に魚類の被ばくの程度を予測し、食べられな
い期間の事前把握などに役立てる・・・・・・・・・・>

原発関連機器メーカー、
39.<三菱重・シーメンス提案に反発=仏アルストム-新聞報道>時事通信
(2014/06/18-19:09)
記事全文<【ミュンヘン時事】18日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネ
によると、仏重電大手アルストムは、同社のエネルギー事業を三菱重工業と独総
合電機大手シーメンスが共同で買収する提案に反発している。同紙によると、ア
ルストムは提案通りガス発電事業をシーメンスに売却すれば、社の解体につなが
ると主張。また、三菱重工が蒸気・原発タービンなど3事業でアルストムと三つ
の合弁会社を設立する一方で、同じ分野の自社事業は合弁に含めず単独でも運営
する提案内容となっている点について「競争相手なのかパートナーなのか」との
疑問が、アルストムに生じているという。>
・・・・主導権争い??

自然エネルギー、
40.<太陽光発電、42件認定取り消し 九州経産局>西日本電子版2014年06
月19日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/40130/1/
<九州経済産業局は18日、再生可能エネルギーの買い取り制度の認定を受けな
がら稼働が遅れている九州の太陽光発電施設227件のうち、42件(合計出力
5万6千キロワット)の認定を取り消すことを明らかにした。取り消しが決まっ
た全国の施設の約3割を九州が占めた。8月までに全件を調べる予定で、件数は
さらに増える可能性がある。・・・・・・・九州経産局によると、取り消し処分
が決まった九州の42件は発電をやめるケースが目立つが、連絡がつかなかった
り、調査の呼び出しに応じなかったりする事業者も含まれるとい
う。・・・・・・・・>

参考記事、
41.<(京都)講演会予告:「水俣と福島」考える 熊本学園大の中地教授、
21日・左京 /京都>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20140618ddlk26040406000c.html
<ダイオキシンやアスベストなど公害問題の調査や水俣病の考察で知られる中地
重晴・熊本学園大教授の講演会「水俣と福島から国の責任を問う」が21日午後
2時から、京都市左京区の京都大農学部W106教室である。NPO法人「市民
環境研究所」(同区)の主催で無料。中地さんは東京電力福島第1原発事故で住
民に健康影響への不安が広がったことを受け、津田敏秀・岡山大教授らと
2012年11月、福島県双葉町と宮城県丸森町、比較対照のための滋賀県長浜
市木之本町の3地域の住民を対象に自覚症状の調査を実施した。その結果、木之
本町に比べ、双葉町と丸森町では鼻血をはじめさまざまな症状の訴えが多かった
という。13年9月にまとめた報告書では「被ばくとの関連性を否定できない」と
考察している。講演ではこの調査結果を踏まえ、低線量被ばくの問題などを話
す。・・・・・・・・>
・・・・是非、聞いてみたいが・・・・。

42.<(京都)福島第1原発事故 戻らぬ笑顔、涙で向き合う 震災前の飯舘
村写真展??23日まで京都造形大>毎日新聞 2014年06月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20140618ddlk26040384000c.html
<東京電力福島第1原発事故で、全村避難状態が続いている福島県飯舘村の写真
展が17日、京都造形芸術大瓜生館(京都市左京区)で始まった。震災当時、飯
舘村に隣接する浪江町に住み、現在は被災者として福島市で暮らす元看護師の管
野千代子さん(68)が、2010年8月?翌年2月に撮影した作品を展示。川
遊びをする子どもたちや、稲刈り後に一服する住民ら、手が届かなくなった震災
前の日常生活をとらえた40点が並んでいる。23日まで。・・・・・午前10
時~午後6時。入場無料。・・・・・>

43.<(核リポート 原発銀座:2)原子力は街の血液>朝日デジタル2014年6
月18日17時40分
http://www.asahi.com/articles/ASG5Y4288G5YPTIL00N.html?iref=comtop_list_nat_f02
長い記事<原発へのスタンスはともかく、「原発城下町」と言われる福井県敦賀
市で暮らしてみると、原発から切り離された暮らしを送るのはほぼ困難というこ
とを知った。子どもが風邪や歯の治療などで、何度も病院で診てもらったことが
あった。窓口で医療費を支払い、後日、市役所から還付手続きの封筒が届いた。
小学生の医療費は、原則として月に500円。これを超える額は戻ってくる仕組
みになっていた。
原資は「原発マネー」だった。原発があることを理由に、地元自治体が「地域振
興」を主な名目に受け取るお金で、「迷惑料」との指摘もある。原発マネーは、
電源三法交付金と呼ばれる国の交付金、県の核燃料税、電力会社の寄付金や原子
力施設の固定資産税、法人住民税などだ。・・・・敦賀市では、電源三法交付金
で子どもの医療費助成、お年寄り向けの介護タクシーのクーポン券が配布された
り、病院や図書館、保育園、公民館、清掃センターなど暮らしに直結する職場の
人件費がまかなわれたりしている。・・・・・「原子力は街の血液。これなしに
は生きていけない」。原発で働く労働者の送迎をしているバス会社の社員の言葉
である・・・・・・・>

44.<変わらぬ構造 再稼働論議を問う](5)意思表示>新潟日報2014/06
/18 13:48
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140618118671.html
<5月30日、原子力規制庁で滋賀県知事の嘉田由紀子(64)が穏やかな口調
で迫った。「原子力事業者と結んでいる安全協定の法制化をお願いしたい」  
向き合った規制庁長官の池田克彦(61)は原発の安全・防災対策を詳細に説明
した後、「努力したい」と答え、席を立った。  滋賀県内に原発はない。だ
が、隣接する福井県の若狭湾周辺には13基の商業用原発がある。嘉田が規制庁
に働き掛けたのは、紳士協定である安全協定を法制化することで、原発周辺の自
治体の発言力を高めたいとの狙いからだ。東京電力福島第1原発事故を受け、国
は原発から半径30キロ圏内の自治体に避難計画の策定を義務付けた。滋賀県長
浜市から日本原子力発電敦賀原発までの最短距離は13キロほどだ。嘉田は取
材に、周辺自治体の憤りを吐露した。「県境があるから再稼働について何も言え
ない。万が一事故が起きたら、被害は立地自治体と変わらないはずなのに」滋賀
県と、福井県に接する長浜、高島両市は昨年4月、電力会社と安全協定を締結し
た。協定は情報提供の在り方などを定めたものだ。再稼働に際して必要とされる
「地元同意」に関し、立地自治体が事実上有している意思表示の権利はない。電
力会社との調整がつかず、盛り込むことができなかった。嘉田は原発から30キ
ロ圏内を「被害地元」と呼び、危機感を募らせる。「滋賀県はいわば無権利状
態。これでは県民の命と財産、近畿圏の水源である琵琶湖を守れない」本県では
昨年1月、締結済みの県、柏崎市、刈羽村を除く県内28市町村が柏崎刈羽原
発を運転する東電と安全協定を結んだ。とはいえ、原発の運転に影響するような
意思表示の権利は入っていない。市町村側が立地自治体並みの権利を求めなかっ
たためだ。・・・・・・・
◎「地元同意」範囲拡大を・・・・・・・・・>
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45.<病床で「あとを頼む」=強い信念、卓越した行動力?評伝・山田恭暉前
隊長>時事通信2014年06月18日 18時36分
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014061800852&g=soc
京電力福島第1原発事故の収束作業を志願する「福島原発行動隊」の初代理事
長、山田恭暉さん(75)が17日、志半ばで他界した。厳しい作業が続く第1
原発の状況や、現場入りが果たせていない行動隊の今後を、最期まで気に掛けて
いたという。・・・・・・・・原発事故が起きたのはそんな時だった。「これは
大量の被ばく要員が要る。老人の出番だ」。東大工学部で学んだエンジニアの山
田さんには、事態の深刻さがすぐに分かった。早速、手紙やメール2500通を
友人・知人に送り、「若年作業員の被ばくをわれわれの世代が肩代わりしよう」
と訴えた。しかし、「人手は足りている」と言う東電の壁は厚かった。賛同者は
瞬く間に2000人を超えたが、意欲をそがれ、焦りが募る。「除染や被災者
支援など手近な活動を」との声も上がったが、「あくまで本丸は原発構内での収
束作業」と、山田さんは揺るぎなかった。・・・・・・・・行動隊は今も、以前
と変わらず現場入りを目指して活動を続ける。創設者のリーダー不在でも、揺る
がない組織をつくり上げたところにも、山田さんの類いまれな資質が見て取れる。>

46.<=講演採録=大江健三郎さん>佐賀新聞2014年06月18日 11時52分
http://www.saga-s.co.jp/column/saga_rensai/20401/75305
<差別のない社会づくりを目指す「人権社会確立第34回全九州研究集会」が5
月下旬、福岡市で開かれた。・・・・・・今、日本人として必要な本質的なモラ
ルは、福島第1原発事故をいかに受け止めるかである。「目には見えない放射
能」-。この国は、次世代を生きる子どもたちが安心して生きていけるかどう
か、はっきりしない環境にあるのだ。そんな状況にも関わらず、東京五輪・パラ
リンピック招致で安倍首相は「コントロールされている」と原発の汚染水対策に
ついて国際公約した。これは世界の国々に、日本の原発技術を売り込むための発
言にすぎない。政治家が、明らかなうそを外国で言ってしまったのだ。これに対
し、日本の司法が大飯原発(定期検査中の2基)の再稼働に「待った」をかけた
ことは、この国の行く末を決める「譲ることのできないモラル」が示されたと
言ってよい。小説家として私がこうした言論を展開できるのも、70年前の憲法
が日本の歴史で初めて個人の権利を認めたからなのである。・・・・・・・・・・>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、10.の類似記事、
3面に、8’.の記事、
34面九州経済欄に、1.の記事。
昨夕刊に、4面に、
47.<全電源喪失 福島第一原発「3.11」⑧ 「4号機地下は水没」口開け
るマンホール」>
同じ面のテレプラという読者の声欄に、
48.<原発問題を考える> として、原発再稼働への賛否意見をひとつづ掲載
しています。
今朝は、以上です。(6.19.6:07)
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2202】
2014年6月18日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
  ━━━━━━━
☆1.石原発言-石原環境大臣の「最後は金目でしょ!」発言を
   褒めてあげましょう    井上 啓
☆2.浜岡原発再稼働を許さない静岡県内脱原発市民団体の取組報告
   静岡県内の60以上の団体が参加(見込み)、交流会も4回
                竹野 昇
☆3.年間20mSvで帰還を押し付ける原子力規制委員会を批判する
   とんでもない数値だ。法律は年1mSvだ
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その7
             木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
☆4.新聞より7つ
  ◆「金目発言」環境相が謝罪 撤回は否定  (6月17日東京新聞夕刊より
抜粋)
  ◆石原氏「不快な思いおわび」撤回は否定
   中間貯蔵施設の建設「最後は金目」発言
   福島知事「県民の気持ち顧みない言葉」  (6月17日朝日新聞夕刊より
見出しのみ)
  ◆ヨウ素剤遅れる配布 住民説明や副作用、悩む自治体
   全国初、ようやく鹿児島で  (6月17日朝日新聞より見
出しのみ)
  ◆原発避難 病院9割計画なし 再稼働審査先行の30キロ圏52市町村
   弱者対応進まず (6月18日朝日新聞より
見出しのみ)
  ◆避難計画 現場に丸投げ 経路・手段「矛盾だらけ」
   責任負わぬ国 再稼働推進   (6月18日朝日新聞より見出
しのみ)
  ◆中国の原発建設加速 大地震頻発内陸部でも再開へ
   住民不安「当然リスクある」(後略) (6月17日東京新聞より抜粋)
  ◆原発避難、情報乏しいまま決断 当時の責任者「福山調書」入手
   自治体任せの計画無責任   (6月17日朝日新聞見出しより)
━━━━━━━
※6/19トークショーにご参加を!
   おしどりマコのドイツ見聞記 私たちに足りないのは知識と怒り、
   知りたがりの怒りんぼになろう!
日 時:6月19日(木)19時より
出 演:おしどりマコ・ケンさん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:スペースたんぽぽ講座会議、ふくしま集団疎開裁判の会
参加費:1000円(学生500円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.石原発言-石原環境大臣の「最後は金目でしょ!」発言を
 |  褒めてあげましょう
 └──── 井上 啓

 石原環境大臣の「最後は金目でしょ!」発言を褒めてあげましょう。
 自民党の体質は1954年の最初の原子力予算づくりから一貫として「金目」が決
めると信じていることを正直に発言したのですから。
 取消を求めることはありません。
 原子力に推進がとことん「金目」によって進められてきたことが事実なのです
から。
 福島県知事以下、危険な地域とわかっていながら、もっともらしい除染でいか
にも「安全」が確保されるかのように県民を誤魔化し、東電を守り、原子力利用
を進めようとする
人々の根性が、はっきり見えてきたことを、さすが環境大臣と褒めてあげたい。

┏┓
┗■2.浜岡原発再稼働を許さない静岡県内脱原発市民団体の取組報告
 |  静岡県内の60以上の団体が参加(見込み)、交流会も4回
 └──── 竹野 昇「浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク」世話人
「浜岡原発を考える袋井の会」事務局長

○ 安倍政権になってから原発再稼働の動きが進んでいます。中部電力の浜岡原
発も再稼働に向けてのまきかえしが進んでいます。それにストップをかけるた
め、まず県内の脱原発
団体の結束が大切と、「浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク」を5
月18日に立ち上げました。これまで全県交流会を3回もち、互いの活動経験の交
流を重ねてきました
が、重要局面でまとまって動けるように、4回目の会合で「静岡県ネットワー
ク」を立ち上げることに決まりました。現在各団体で正式参加に向けて役員会や
総会で議論してもらっ
ている段階ですが、最終的には60以上の団体参加を見込んでいます。
 メーリングリストで情報を共有する「脱原発メーリングリスト」はすでに今年
1月から始めています。個人登録の形をとっているのですが、120人以上がメー
ルでつながっていま
す。
 来年9月、中電の安全対策と称する工事が完了すれば、再稼働申請となりま
す。その再稼働にストップをかけるのは、周辺自治体と県知事の再稼働は認めら
れないとの判断です。
○ 浜岡原発から31キロ圏内の市民団体・個人は、すでに6回、「upz市民交流
会」を開いて、情報交換・共同取組を行っています。upz自治体と中電との安全
協定締結の作業に影響
を及ぼせるよう、市民が作ったモデル「協定案」を作成し、各市長や行政の担当
者に提出・説明も行っています。カギは、「運転には、自治体の事前了解」事項
をきちんと協定文に
入れさせるです。
○ 川勝静岡県知事に「再稼働を認めないでください」と要請する、100万人署名
の準備も進めています。来年9月提出をメドに、再稼働反対署名を全県で集める
体制を作れるよう、
努力しているところです。
○ きちんと体制ができれば、全国特に浜岡原発事故が起きれば深刻な影響を受
ける神奈川・東京・埼玉・千葉、愛知、山梨に住む人たちにも協力を呼びかける
予定です。
 署名文が出来上がりましたら、このメルマガに掲載してもらいます。署名期間
は約1年間を考えています。その際にはよろしくご協力をお願いします。

┏┓
┗■3.年間20mSvで帰還を押し付ける原子力規制委員会を批判する
 |  とんでもない数値だ。法律は年1mSvだ
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その7
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

○原子力規制委員会は「科学的・技術的」で無く、政治的な提言をいくつも出し
ている。
ここでは20mSv帰還を紹介する。
 「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方(線量水準に応じた防護
措置の具体化のために)」(平成25年11月20日、原子力規制委員会)だ。
 この中で「我が国では、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告等を踏ま
え、空間線量率から推定される年間積算線量(20ミリシーベルト)以下の地域に
なることが確実である
ことを避難指示解除の要件の一つとして定めている。」、但し「長期目標とし
て、帰還後に個人が受ける追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になるよ
う目指すこと」と追記
して。
 この「基本的考え方」は2013年9月に開始した「帰還に向けた安全・安心対策
に関する検討チーム」最後4回目の11月11日の検討会合を終えた後に出された。
検討チームの春日文
子委員が「表現が他人事のような印象を与える」と指摘しているように何ともお
かしな表現であるが、年間20mSvを明記した「基本的考え方」を決定することが
重要だったのだ。
○この20mSvは、日本の法律に照らしても、とんでもない数値だ。法律で定めら
れた一般市民の被曝限度は「年1ミリシーベルト」であり、放射能マークが掲示
され一般市民の立ち
入りが禁止されている放射線管理区域は「年5.2ミリシーベルト」であり、原
子力発電所等の労働者がガンや白血病で亡くなった場合の労災認定基準は年5ミ
リシーベルトから(累
計5.2ミリシーベルトで認定された事例あり)であり、放射線業務従事者の基
準(5年間で100ミリシーベルト)と同レベルであるからだ。
○また、チェルノブイリ事故から5年後の1991年、ソ連崩壊後のロシア・ウクラ
イナ・ベラルーシで決められた「移住の義務=年5ミリシーベルト」、「移住の
権利=年1ミリシー
ベルト」に比べても、あまりに危険な年間20mSvである。
○なお、この年11月10日の毎日新聞報道~この検討チームが実施を決めた住民へ
の聞き取り調査を、田中俊一委員長が撤回、代わりに自治体の首長から聴取する
よう指示し、提言案
に「避難住民の意見は反映されない見通しになった」~に対して、原子力規制委
員会が毎日新聞記者の記者会見参加を拒否したことも忘れてはならない。官公庁
が誤報を理由にメ
ディアの会見取材を認めない措置をとるのは異例で異常だ。

(参考)
「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」:
     http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kikan_kentou/
「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方(線量水準に応じた防護措
置の具体化のために)」(平成25年11月20日、原子力規制委員会):
     http://www.nsr.go.jp/nra/kettei/data/20131120kikan.pdf
┏┓
┗■4.新聞より7つ
 └──── 
 ◆「金目発言」環境相が謝罪 撤回は否定

 石原伸晃環境相は十七日午前の閣議後の記者会見で、東京電力福島第一原発事
故で発生した除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設に向けた被災地との交
渉に関連し「最後は
金目(かねめ)でしょ」と発言したことについて、「誤解を招いたことは心から
おわび申し上げたい」と釈明した。しかし、発言撤回については「撤回するとか
の話ではない。何を
聞かれたから言ったとか正確に覚えていない」と否定した。(中略)
 福島県の佐藤雄平知事は十七日、石原伸晃環境相の発言について「県民のふる
さとを思う気持ちを全く顧みない発言だ。避難している人や県民にとって、どん
なに厳しい状況か分
かっているのか」とあらためて批判した。(6月17日東京新聞夕刊より抜粋)

 ◆石原氏「不快な思いおわび」撤回は否定
  中間貯蔵施設の建設「最後は金目」発言
  福島知事「県民の気持ち顧みない言葉」  (6月17日朝日新聞夕刊より見
出しのみ)

 ◆ヨウ素剤遅れる配布 住民説明や副作用、悩む自治体
  全国初、ようやく鹿児島で (6月17日朝日新聞より見出しのみ)

 ◆原発避難 病院9割計画なし 再稼働審査先行の30キロ圏52市町村
  弱者対応進まず (6月18日朝日新聞より見出しのみ)

 ◆避難計画 現場に丸投げ 経路・手段「矛盾だらけ」
  責任負わぬ国 再稼働推進  (6月18日朝日新聞より見出しのみ)

 ◆中国の原発建設加速 大地震頻発内陸部でも再開へ
  住民不安「当然リスクある」

 中国で設計寿命が長い国産・第3世代原発が年内に初めて着工される見通しに
なった。中国政府は東京電力福島第一原発の事故を受け、すべての原発建設を凍
結したが、2012年10
月に「安全対策は十分」として第2世代の建設再開に踏み切っていた。背景には
深刻な大気汚染への対策や電力不足の解消があるが、大地震がたびたび発生する
内陸での建設再開の
動きに、地元住民は不安を募らせている。(後略)(6月17日東京新聞より抜粋)

 ◆原発避難、情報乏しいまま決断 当時の責任者「福山調書」入手
  自治体任せの計画無責任  (6月17日朝日新聞見出しより)

★ 藤原節男(脱原発を実現する原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ) さんか
ら: ※ 元原子力安全基盤機構検査員 元三菱重工業(株)原発設計技術者

< NHK・ETV特集 <シリーズ 原発事故への道程>「置き去りにされた慎重論、そ
して“安全神話”は生まれた」>

頭書の件、私(藤原節男)のフェイスブック投稿で人気があった記事です。紹介し
ます。
フェイスブック投稿⇒ http://goo.gl/7F1hsj

NHK・ETV特集 <シリーズ 原発事故への道程>「置き去りにされた慎重論、そし
て“安全神話”は生まれた」
動画前編:http://www.at-douga.com/?p=6879
動画後編:http://www.at-douga.com/?p=6881
2011年9月18日に放送された、NHK・ETV特集 <シリーズ 原発事故への道程>
「前編:置き去りにされた慎重論」「後編:そして“安全神話”は生まれた」を紹
介します。(所要時間:各編約1時間30分)

前編:置き去りにされた慎重論
 広大な大地を不毛の地に変え、人々を放射能被ばくの恐怖に陥れている福島原
発事故。世界で初めての多重炉心溶融事故だった。原子力発電の安全性神話は、
たった一度の“想定外”の地震・津波によりもろくも崩れ去った。なぜ福島原発事
故は起きてしまったのか。事故原因の直接的な究明とともに今必要なのは、歴史
的な視点で安全神話形成の過程を見直すことである。
 私たちはある資料を入手した。『原子力政策研究会』の録音テープ。1980年代
から90年代にかけて、我が国の原子力発電を支えてきた研究者、官僚、電力業界
の重鎮たちが内輪だけの会合を重ね、原発政策の過去と行く末の議論をしていた
のだ。議事は非公開と決めていたため、当事者たちの本音が語られている。さら
に、生存する関係者も福島原発事故の反省を込めて、今その内幕を率直に証言し
始めた。この資料と証言をもとに、福島原発事故までの歩みを2回シリーズで徹
底的に振り返る。前編は、原子力発電所の我が国への導入を決めた1950~70年代
前半のれい明期をみる。
 当初は安全性の不確かな未知のテクノロジーを地震大国に立地することへの疑
問など慎重論が主流であった。しかし米ソ冷戦の論理、そして戦後の経済復興の
原理によって強引に原発導入が決まっていった。
太平洋戦争に石油などの資源不足で敗北した過去や、世界で唯一の被爆国という
過去を背負った日本が、原発建設に至るまでの道のりで「経済性追求」と「安全
性確保」の矛盾を抱えていった過程を検証する。

後編:そして“安全神話”は生まれた。
 原子力政策研究会に集った原発関係者たちの録音テープと新たな証言により、
なぜ福島原発事故が起きたのか、その歴史的深層を探るシリーズ。後編は原発が
次々に建設された1970年代以降、日本の原発で事故は起きないという「安全神
話」がいかにして誕生したか、その過程を明らかにする。
 1973年石油ショックの翌年に電源三法が成立し、「安全」を前提に原発建設が
加速していった。このとき、日本で初めて原発の安全性を科学的に問う裁判「伊
方原発訴訟」が始まっていた。裁判は原発建設に反対する地元住民と科学者たち
による原告と、建設を推進しようとする国によって争われた。そこでは今回の福
島原発で起きた「全電源喪失」や「炉心溶融」などの事態がほぼすべて俎上に載
せられていた。公判中にスリーマイル島やチェルノブイリ原発の事故も起き、安
全性の見直しが迫られる状況も生まれた。
 しかし最高裁は「行政裁量の分野」だとし、反対派の訴えを退けた。
原発の安全性を正面から問うルートが失われるなか、誰も疑問を挟めなくなった
行政と業界、学術界により安全神話は膨張していくことになる。日本における最
初で最後の本格的な原発法廷の消長を軸にして、安全神話がいかにして一人歩き
していったか、その歴史的メカニズムを検証する。

★ 北海道の江田 さんから: