■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
=脱原発を実現する原子力資料情報室(CNIC)のメールマガジン=
No.0307
3月、4月のイベント情報、他
【2023年2月27日】
原子力資料情報室(CNIC)Citizens'
Nuclear Information Center
※購読の登録・解除・変更は読者の皆様ご自身でお願いいたします
(方法下記)
──────────────────────────────
◇今号の内容◇
[1]【イベント情報】
・3/1 原子力資料情報室パブコメセミナー「核のごみ基本方針改定案の問題点を知り、自分の意見を届けよう」
・原子力資料情報室連続ウェビナー「GX基本方針を徹底検証する」
3/8 第1回 GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針と原発活用政策の問題点
3/18 第2回 文献調査が進む北海道寿都町から見る核ごみ政策の問題点
4/11 第3回 核融合と核開発
・3/3 オンラインセミナー「『核のごみ』の最終処分に関する問題点と現地活動の最新報告」(阻止ネット)
・3/17~ NPA講座「福島からみたポストコロナ時代Part9-システムチェンジのための脱原発・気候正義講座3」
[2]
原子力資料情報室とは
────────────────────────────
■ [1] 【イベント情報】
・3/1 原子力資料情報室パブコメセミナー「核のごみ基本方針改定案の問題点を知り、自分の意見を届けよう」
・原子力資料情報室連続ウェビナー「GX基本方針を徹底検証する」
3/8 第1回 GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針と原発活用政策の問題点
3/18 第2回 文献調査が進む北海道寿都町から見る核ごみ政策の問題点
4/11 第3回 核融合と核開発
・3/3 オンラインセミナー「『核のごみ』の最終処分に関する問題点と現地活動の最新報告」(阻止ネット)
・3/17~ NPA講座「福島からみたポストコロナ時代Part9-システムチェンジのための脱原発・気候正義講座3」
────────────────────────────
●原子力資料情報室パブコメセミナー
「核のごみ基本方針改定案の問題点を知り、自分の意見を届けよう」
日時:3月1日 16時~17時
https://cnic.jp/46445
岸田政権はGX(グリーントランスフォーメーション)基本方針を打ち出し、原発回帰政策を推進しようとしています。
高レベル核廃棄物、いわゆる核のごみの処分政策でも、2023年2月10日に基本方針の改定案を発表しました。それと同時に、この基本方針に対する意見募集(パブリックコメント)を3月12日まで受け付けています。
岸田政権は、この方針を決定し、核のごみの最終処分場選定プロセスの加速化を目論んでいます。その内容に果たして問題はないのでしょうか?
経済産業省の審議会「放射性廃棄物ワーキンググループ」の委員でもある当室の高野聡が核のごみ基本方針改定案の問題点を解説します。
■日時:3月1日 16時~17時
■講師:高野聡(原子力資料情報室、放射性廃棄物ワーキンググループ委員)
■定員:500人
■参加費:無料(ご寄付歓迎 https://cnic.jp/support/donation )
■申し込み:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_2DxhaEM6S9SI43RA-OfBwQ
■関連資料:
基本方針案の概要(経済産業省資料)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/saisyu_syobun_kaigi/dai8/siryou1.pdf
特定放射性廃棄物の最終処分に関する基本方針(案)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/saisyu_syobun_kaigi/dai8/siryou2.pdf
■「特定放射性廃棄物の最終処分に関する基本方針」の改定案に対するパブリック・コメント:
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620223005&Mode=0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※当日はZOOMで配信を行います。
※コロナ感染拡大等、諸事情により内容の変更や中止もありえます。あらかじめご了承ください。
■主催・お問合せ:原子力資料情報室(CNIC)https://cnic.jp/
●原子力資料情報室連続ウェビナー「GX基本方針を徹底検証する」
日時:3月8日、3月18日、4月11日 各回とも14時~15時半
https://cnic.jp/46428
岸田内閣はGX(グリーントランスフォーメーション)の名のもとに、原発積極活用方針を打ち出しました。
2月10日にはGX基本方針および推進法案を閣議決定、今後、原発の運転期間延長などを含む法改正を行うとみられます。
原発活用政策には多くの問題点がありますが、中でも注目したい3つのトピックを取り上げて連続講座を開催します。ぜひご参加ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第1回 GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針と原発活用政策の問題点
■日時:3月8日(水) 14時~15時30分
■講師:松久保肇(NPO法人原子力資料情報室、原子力小委員会委員)
■申し込み:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_OADn9SoLTMCVrIlcgRK0kw
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第2回 文献調査が進む北海道寿都町から見る核ごみ政策の問題点
■日時:3月18日(土) 14時~15時30分
■講師:南波久さん(子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会)
高野聡(原子力資料情報室、放射性廃棄物ワーキンググループ委員)
■申し込み:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_iG0kqCYORSCDe_J6bf7KUA
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第3回 核融合と核開発
■日時:4月11日(火) 14時~15時30分
■講師:田窪雅文さん(ウェブサイト「核情報」主宰)
■申し込み:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_iveumGYQRh2hrYBOlCAIvQ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■定員:各回とも500名
■参加費:いずれも無料(ご寄付歓迎 https://cnic.jp/support/donation )
※当日はZOOMで配信を行います。
※コロナ感染拡大等、諸事情により内容の変更や中止もありえます。あらかじめご了承ください。
■主催・お問合せ:原子力資料情報室(CNIC)https://cnic.jp/
●3/3 オンラインセミナー「『核のごみ』の最終処分に関する問題点と現地活動の最新報告」
北海道には「核のゴミを受け入れがたい」とする条例がありますが、2020年10月に寿都町は文献調査に応募し、神恵内村が政府の調査申し入れを受諾しました。こうして北海道の2町村で文献調査が始まって2年になります。文献調査は高レベル放射性廃棄物の処分地選定の第一段階です。
しかし、寿都町では町を2分するほどの反対の声があり、これまでに反対署名、住民投票直接請求などの取り組みを進めてきました。この度、オンライン学習会を開催し、2名の方からお話をいただきます。ぜひご参加ください。
〇講師及び内容
1)山本行雄弁護士:最終処分法と制度の問題点について
山本弁護士は「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会の法律アドバイザーです
2)「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」の三木信香さん:文献調査反対の思いと活動
〇日時:2023年 3月3日(金)14:00-16:00予定 ※ZOOMでのオンライン開催
〇参加費:無料
〇主催:「六ヶ所再処理工場」に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク(略称:阻止ネット)
〇申込み:原子力資料情報室の伴英幸まで。cnic@nifty.com(@を小文字にしてください)。ZOOMアドレスをお知らせします。
●3/17~ NPA講座「福島からみたポストコロナ時代Part9-システムチェンジのための脱原発・気候正義講座3」
https://cnic.jp/46396
当室の高野聡がコーディネーターを務める新時代ピースアカデミー(NPA)の「福島からみたポストコロナ時代」のパート9「システムチェンジのための脱原発・気候正義講座3」が、3月17日から6回シリーズで始まります。開催日は3/17、3/30、4/13、4/27、5/11、5/25です。時間は3月17日のみ、金曜の午後7時~午後9時、それ以外は木曜の午後7時~午後9時です。
ズームを使用したオンライン講座です。高野が独自にセレクションした講師陣による講座となります。ぜひご応募ください。
〇申し込み
・コース受講:9000円
https://apply.npa-asia.net/items/70946418
・単発受講:2000円
https://apply.npa-asia.net/categories/2813805
〇受講に関する問い合わせ
当室ではなく、新時代ピースアカデミー(info@npa-asia.net)の方までお願いします。
〇コース概要
脱原発と気候危機克服は並行して進めるべきです。なぜならこの二つは、単なるエネルギー問題だけではなく、既存の権力の支配関係、価値観、システム全般をめぐる変革の闘いだからです。「システム転チェンジ」が世界で叫ばれる理由もそこにあります。
この講座では脱原発運動と気候正義運動を深く学び、現行システムを根こそぎ変えるための抵抗への想像力を広げることを目指します。日韓の脱原発・気候正義連帯のために、韓国の社会運動家を招いた講演も行います。
〇開催方法
オンライン開催・定員50名
〇プログラム内容
◆第1回 3.11福島原発事故を覚えていますか?ー事故から12年、避難者の声に耳を澄ます
開催日:2023年3月17日(金)19:00-21:00
講師:宇野朗子(福島原発事故区域外避難者)
概要:2023年3月11日で福島原発事故から12年がたった。岸田政権が原発推進のドライブをかける中、私たちはもう一度原発事故の被害の大きさと被災者の切り捨てが進む現状をしっかり認識すべきではないか。
区域外避難者の宇野朗子さんから、事故直後の状況と京都に避難するまでの過程を伺うとともに、避難者の被害と尊厳の回復を求める活動の意義を学ぶ。なぜ脱原発が必要なのか、どのように脱原発社会をともに作り上げて行けばよいのか改めて考えたい。
◆第2回 柏崎刈羽原発が再稼働してはだめな理由 ー3つの「検証委員会」の議論を読み解く
開催日:2023年3月30日(木)19:00-21:00
講師:佐々木寛(新潟国際情報大学国際学部教授)
概要:岸田政権は去年、原発推進強化を打ち出した。その一つが今年夏以降のさらなる原発の再稼働だ。そのうち、最も早く再稼働がされる恐れがあるのが新潟県の柏崎刈羽原発6,7号機だ。新潟県は2003年から自治体独自の「技術委員会」を設置し、2017年からは避難委員会と健康生活委員会を合わせ「3つの検証委員会」を運営している。
避難委員会委員でもある新潟国際大学の佐々木教授をお招きし、現在までの3つの検証委員会の評価をお聞きするとともに、原発再稼働の問題点を究明する。
◆第3回 見捨てられた「黒い雨」被ばく者ー被ばく隠ぺいの歴史を紐解く
開催日:2023年4月13日(木)19:00-21:00
講師:小山美砂(ジャーナリスト)
概要:原爆投下直後に発生した、放射性物質を含むいわゆる黒い雨を浴びた被ばく者が健康被害を訴えた「黒い雨」訴訟は、現行の勝訴で終わった。しかし国の無責任な態度と被ばくの過小評価・隠蔽により判決まで長い歳月が流れた。
「黒い雨」訴訟を追跡したジャーナリストの小山美砂さんからこの裁判の問題点について解説を伺いながら、広島・長崎の被ばく者、さらにはグローバルヒバクシャや福島原発事故被ばく者の救済の道を一緒に考えたい。
◆第4回 ドイツの核ゴミ公論化はいかにして進んでいるのか?ー熟議実践の現場を知る
開催日:2023年4月27日(木)19:00-21:00
講師:岡村りら(専修大学准教授)
概要:ドイツでも以前は無責任な核ごみ管理を行っていた。アッセにある中低レベル核廃棄術処分では大量の地下水が流れ込み、崩壊の危険性も指摘された。ゴアレーベンでは高レベル核廃棄物処分場をめぐり、激しい抗議運動が起こった。しかし福島原発事故以後、利害関係者や様々な社会構成団体、一般市民が参加する時間をかけた公論形成が進められている。
ドイツの核ゴミ問題に詳しい岡村りら准教授からその実態を聞き、日本に与える示唆点を検証する。
◆第5回 破綻している再処理計画そしてプルトニウム問題ー核兵器廃絶に向け日本がまずすべきこと
開催日:2023年5月11日(木)19:00-21:00
講師:松久保肇(原子力資料情報室)
概要:青森県・六ヶ所村の再処理工場は去年12月に26度目の稼働延期がなされ、完成目標は2024年度上期に定められた。事実上破綻している核燃料サイクルに日本政府が固執する一方、核兵器の原料ともなるプルトニウムを約46トン保有している。このこと自体が東アジアの安全保障の脅威となっている事実にもっと目を向けるべきではないか。
原子力資料情報室の松久保事務局長が使用済み核燃料再処理の問題点を解説しながら、核廃絶に向け日本政府がまずすべきことを提言する。
◆第6回 どのようにして3万人がソウル気候正義マーチに集まったのか?ー共同執行委員長に聞く
開催日:2023年5月25日(木)19:00-21:00
講師:ハン・ジェガク( 9月気候正義行動組織委員会共同執行委員長)
概要:2022年9月24日、ソウルで3万人以上が参加する気候正義マーチが開催された。韓国で盛り上がる気候正義運動の広がりを象徴するものだった。このマーチは環境団体だけでなく、人権・フェミニズム・障がい者・性的マイノリティ・労働者・農民・若者など様々な分野の団体が1年間、議論を重ね、綿密な準備をしてきた。
このイベントの組織チームとして活躍したハン・ジェガクさんから、成功を収めた秘訣と方法を学ぶ。
────────────────────────────
■[2]原子力資料情報室とは
────────────────────────────
【参加・支援をお願いいたします】
原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつくられた非営利の調査研究機関です。
産業界とは独立した立場から、原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行ない、それらを市民活動に役立つように提供しています。
このメールマガジンをふくむ当室の活動は、毎年の総会で議決に加わっていただく正会員の方々や、活動の支援をしてくださる賛助会員の方々の会費、みなさまからのご寄付などによって支えられています。
ぜひ私たちと一緒に、原子力のない世界への取り組みの輪に加わってください。
会員案内、その他支援方法についてはこちらから。
https://www.cnic.jp/support
●CNIC(原子力資料情報室)公式Twitter
https://twitter.com/CNICJapan
●CNIC Facebookページ
https://www.facebook.com/CNICJapan
□当室や関連団体の書籍・リーフレットのご注文はこちらから
CNICの本屋さん
http://cnic.cart.fc2.com/
──────────────────────────────
原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”No.0307
以上
================================
特定非営利活動法人 原子力資料情報室(CNIC)
Citizens' Nuclear Information Center
共同代表:山口幸夫・西尾漠・伴英幸
〒164-0011 東京都中野区中央2-48-4 小倉ビル1階
TEL.03-6821-3211 FAX.03-5358-9791
e-mail: cnic@nifty.com
URL: https://cnic.jp
開室:月~金/10:00~18:00
=====================================
Citizens' Nuclear Information Center(CNIC)
1F Ogura Bldg, 2-48-4 Chuo Nakano-ku,
Tokyo,
164-0011, Japan
phone 81-3-6821-3211, fax 81-3-5358-9791
https://cnic.jp
cnic@nifty.com
======================================
◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです
◎原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”
の配信停止はこちら
⇒ https://www.mag2.com/m/0000066670.html?l=qmy097384c