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引き続き地権者らとともにオスプレイ配備反対、基地建設反対を強く訴えていきましょう。


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 佐賀空港への自衛田輸送機オスプレイ配備計画をめぐり、駐屯地予定地の地権者でつくる管理運営協議会が予定地売却の可否を諮る臨時総会を51日に開く予定の前日、臨時総会や多数決での議決無効、軍事基地化と配備反対を訴えて30日午前10時から、佐賀市川副町犬井道を約200人がそれぞれプラカードなどを持ち街頭パレードを行いました。

 パレードには、悪性リンパ腫と診断されていたことを公表した立憲民主党の原口一博衆院議員も参加し、防衛省現地事務所前では改めて計画の不当性を訴えました。

 地権者有志の会は20日、有明海漁協南川副支所あてに、駐屯地予定地は「共有地」のため全員合意が必要で多数決での売却は無効、地権者でつくる管理運営協議会の規約に基づかない臨時総会の開催も無効などと指摘した内容証明を郵送しています。今日まで支所から回答は届いていません。51日の支所が言うところの臨時総会が注目されますが、法律などを無視した売却決定は認められません。引き続き地権者らとともにオスプレイ配備反対、基地建設反対を強く訴えていきましょう。

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石木ダム問題を知るツアー

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素晴らしい企画です。ぜひ参加してみたい。

※ひろばメール通信、テント維持、人間の尊厳を勝ち取る諸活動。 出来るところでのご支援ご協力よろしくお願いします。

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※ひろばメール通信、テント維持、人間の尊厳を勝ち取る諸活動。

出来るところでのご支援ご協力よろしくお願いします。

(郵便振替)01730-3-133906 青柳平和連帯基金

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(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

ブログ「平壌日記」の更新をしました。 「写真展『平壌の人びと』を東京で再び開催」

★ 伊藤孝司 さんから:

 

ブログ「平壌日記」の更新をしました。

「写真展『平壌の人びと』を東京で再び開催」

http://kodawarijournalist.blog.fc2.com/


(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

化学物質問題市民研究会 メールサービス 2023年4月29日 第870号

★ 安間 武 さんから:

 

化学物質問題市民研究会 メールサービス 2023429日 第870

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■集会・アクション

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◆デモ抗議開催情報まとめ[反戦・反新自由主義][@wiki

http://www57.atwiki.jp/demoinfo/

 

■下記は、当研究会トピックス No 547/2023429日付けで紹介した記事の一部です。

全ての記事は下記ページでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/topics/topics_master.html

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■おもしろニュース・とんでもニュース■政府・与党・国会・司法■学術会議■憲法・憲法審査会

■宗教と政治■マイナカード・保険証■政党・選挙■五輪・万博■メディア・ジャーナリズム

■ヘイト・差別・ジェンダー・人権・LGBTQウクライナプチニュース

 

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■原発・エネルギー

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◆最大22kW発電、国内最大級「洋上風力」が北九州市で稼働へ

(ニュースイッチ 2023428日)

https://newswitch.jp/p/36775

 

◆核のごみ「政府の責任で最終処分」新たな基本方針を閣議決定

NHK NEWS WEB 2023428日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230428/k10014051991000.html

 

◆原発政策の大転換なのに…拙速な審議、再生エネなど5本の「束ね法案」が衆院で可決

(東京新聞 2023428日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/246711

 

◆原発推進法案が衆院で可決。

検査や審査など「他律的要素により停止していた期間」を運転期間から除外し、最長70年以上の原発まで容認しかねない。その審査は原子力規制委員会から経産省に移り、誰がどう審査するかはこれから考えるという。

なんと無責任な原発回帰の逆行か!

(山添 拓 2023427日)

https://twitter.com/pioneertaku84/status/1651531212002050048

 

◆チョルノービリ原発事故から37年 現地で追悼式典

NHK NEWS WEB 2023427日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230427/k10014050481000.html

 

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■沖縄・全国の基地問題

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◆「沖縄全戦没者追悼式、コロナ禍前に近い規模で実施」玉城デニー県知事が方針 623日に開催

(沖縄タイムス 2023428日)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1143818

 

◆嘉手納町長「容認できない」 防錆整備格納庫の移設計画伝えた国に反発

(沖縄タイムス 2023428日)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1143884

 

◆沖縄で続く人権蹂躙 赤嶺氏、地位協定改定を要求 衆院憲法審

(しんぶん赤旗 2023428日)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-28/2023042802_03_0.html

 

◆辺野古新基地の護岸着工から6年 市民「声上げ続ける」 中止訴え海上で抗議

(琉球新報 2023426日)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1700631.html

(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

マイナン バー制度の根本的欠陥は「番号管理」ではなく「共通番号」 & 消費税はそれ自体が悪税- いちろうちゃんのブログ

★ 田中一郎 さんから:

 

高福祉・高負担」で消費税増税による社会保障福祉充実には「マイナンバー制

度」が必要、マイナンバー・アレルギーを克服しましょう、の主張に反論:マイナン

バー制度の根本的欠陥は「番号管理」ではなく「共通番号」

& 消費税はそれ自体が悪税- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-e21809.html


(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

熊本の旅行社が企画した5/27「石木ダム問題を知るツアー」のご案内です。

★ 松本美智恵 さんから:

 

熊本の旅行社が企画した5/27「石木ダム問題を知るツアー」のご案内です。

 

案内チラシ表:https://tinyurl.com/2mm5ey28

     裏:https://tinyurl.com/5x8f2ap7

 

下見に同行された寺嶋さんの動画。

https://www.facebook.com/100000819663378/videos/pcb.6165009903536271/233612149320102

(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

映画「標的」の上映会のご案内

★ 弁護士 渡邉敦史(福岡県直方市 8区市民連合) さんから:

 

    映画「標的」の上映会のご案内

案内チラシ:https://tinyurl.com/4vtsfabf

 

5月7日(午前。午後の2回上映)

西嶋監督、植村さん(記者本人)のトークセッション

主催:直鞍9条の会


(第4394目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

●5.3憲法集会の案内●2023年 憲法施行記念福岡県民集会

●5.3憲法集会の案内●

https://tinyurl.com/t5j8nyst

  2023年 憲法施行記念福岡県民集会

武力で平和はまもれない 戦争する国 許されない

日時:5月3日(水・祝)13時半開演(13時開場、16時終了予定)

場所:なみきスクエア・ホール(JR・西鉄千早駅西側出口向かい側)

参加費:1000円(大学生以下無料)

主催:2023年憲法集会実行委員会

内容 

・第1部 平和のためのコンサート

・第2部 「安保3文書」と憲法9条~最前線の沖縄からの報告~ 仲山忠克さん(弁護士)

     若者からの発言


(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

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(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

第172回市民憲法講座 【戦争を起こさないために】 いま日本に求められている外交とは何か 

★ 高田 健 さんから:

 

第172回市民憲法講座 【戦争を起こさないために】

いま日本に求められている外交とは何か 

お話:猿田佐世さん(新外交イニシアティブ〔ND〕代表・弁護士)

 

「いま必要なのは戦争を起こさないための外交です」(41日付朝日新聞「be」)辺野古の基地問題、原発、安全保障など日本のさまざまな課題を独自の外交ルートでアメリカ議会、政府に働きかけ、現実を少しずつ変えてきた猿田さん。

岸田政権が進める軍拡路線ではなく「戦争を回避する」ための「もうひとつの外交」はどのように可能なのでしょうか。ともに考えてみませんか?ご参加をお待ちしています。

日 時:5月27日()18:30開始

場 所:文京区民センター3階C会議室

参加費:800円

主催◆許すな!憲法改悪・市民連絡会


(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

辛淑玉さん、最高裁で勝訴確定。 「ニュース女子」賠償確定 制作会社の上告退ける―最高裁

★ 前田 朗 さんから:

 

包括的差別禁止法のために02

https://maeda-akira.blogspot.com/2023/04/blog-post_27.html

 

辛淑玉さん、最高裁で勝訴確定。

「ニュース女子」賠償確定 制作会社の上告退ける―最高裁

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042701061&g=soc

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230427-OYT1T50201/

https://news.yahoo.co.jp/articles/afd78549d691f92f8a2db9aa1c129aecccf07a94

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1143548

 

辛さん「長くて、長くて、長かった」ニュース女子裁判、最高裁で製作会社の敗訴確定

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1701746.html

https://jp.reuters.com/article/idJP2023042701001304

(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

2023年4月28日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

★ たんぽぽ舎 さんから:

 

TMM:No4756

紹介内容全文こちら⇒HP http://www.tanpoposya.com/

 

2023年4月28日()地震と原発事故情報-

             4つの情報をお知らせします

1.「子ども食堂」物価高ずしり-食材や容器高騰、運営ギリギリ

  世界の軍事費300兆円過去最高 日本も6兆円で過去最高

  あなたは2つの事実をどう考える?

   柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

2.束ね法案 議論生煮え 「原発60年超」など衆院可決

  再エネもいっしょくた「わかりにくくする意図」識者指摘

  電力会社の能力不足で停止期間が長くなっても運転期間が延びる

  安保法など重要政策で「束ね」連発

    (4月28日「東京新聞」朝刊2面「核心」より抜粋)

3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆汚染水を海に流すな!5.16東京行動

   共催:これ以上海を汚すな!市民会議/

    さようなら原発1000万人アクション実行委員会

★4.新聞・配信より3つ

  ◆原発60年超法案衆議院通過、新潟県関係議員の反応は?

   自民「より規制強化」と評価、立憲民主「審議不足」と批判

      (4月28日「新潟日報」デジタルプラスより抜粋)

  ◆地質データ全面開示せず、柏崎刈羽原発の耐震安全性討論会

   東電、専門家との議論平行線

    (4月28日「新潟日報」デジタルプラスより抜粋)

  ◆チェルノブイリ原発事故37年 式典で侵攻の終結と復興を願う

   (4月27日「共同通信」より抜粋)


(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

国際環境NGO FoE Japanおよび原子力規制を監視する市民の会は、 以下の抗議声明を発出しました。

★ 満田(国際環境NGO FoE Japan) さんから:

 

4月27日、「GX脱炭素電源法案」が衆議院本会議にて可決されました。

自民、公明、維新、国民が賛成しました。

立憲民主党の山崎誠議員、共産党の笠井亮議員が、反対討論に立ちました。

本法案の問題を浮き彫りにするスピーチでした。

(衆議院TVからアーカイブ映像をみることができます)

 

国際環境NGO FoE Japanおよび原子力規制を監視する市民の会は、

以下の抗議声明を発出しました。

ぜひご一読ください。また、拡散いただけますと幸いです。

https://foejapan.org/issue/20230427/12630/

(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

大分 島田雅美さん追悼の詩  ※ (4/25逝く) 大分九電支社前毎日反原発で立つ

★ ギャー さんから:

 

  大分 島田雅美さん追悼の詩

    (4/25逝く) 大分九電支社前毎日反原発で立つ

 

 「島田さん」

 

星も見えない街の夜にあっても

星を求め

星とともに

歌を歌い

星に捧げる

星を見上げることなく

スマホに目を転じる時

星はますます見えなくなる

星がぼくらとともにあるかぎり

この地球(ほし)もなくならない

この星を忘れない

大好きな人がまた一人

星になった

島田さん

あなたの人間に優劣をつけることへの

きっぱりとした拒絶

この世界に

「特別偉い人間」なんかいないんだという

あたりまえの確信

誰もがたいせつにされる世の中への

揺るぎのない眼差し

星のように

はっきりとした声を発し

ぼくらを勇気づける

永遠とは

このことだ!


(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

あんくるトム工房 来んしゃい金曜 脱原発

★ 横田つとむ さんから:

 

 青柳さん

 

金曜行動に参加しました。原子力政策のひどさに呆れます。

危険な状況を国民はどのように感じているのでしょうか。

 あんくるトム工房  来んしゃい金曜 脱原発

  https://uncletom71.blog.fc2.com/blog-entry-1236.html

         

明日から島根、三瓶山に移動します。ブログの掲載は不定期となります。


(第4393目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

「原発なくそう!九州玄海訴訟」第42回口頭弁論

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 「原発なくそう!九州玄海訴訟」第42回口頭弁論が28日午後、佐賀地裁で開かれました。前日、多くの人の反対の声を無視し「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」が衆議院で可決されたことから、傍聴参加者らは岸田政権の原発回帰政策への批判が相次ぎ、原発活用に抗し、一日も早く原発をなくすためにがんばろうという声が上がりました。

 この日は、子どもの甲状腺がん多発と福島第1原発事故の関連性を裏付ける準備書面の口頭要約と福島県の避難者、氏家剛さんが家族や友人、知人と別れての避難生活の苦悩などについて意見陳述を行いました。傍聴から漏れた人たちは近くの会場で、模擬法廷を楽しみました。次回、第43回口頭弁論は721日です。ぜひ傍聴行動にご参加下さい。

昨日(4月27日)、「GX脱炭素電源法案」が衆議院本会議にて可決されました。 自民、公明、維新、国民が賛成しました。

みなさま(重複の際は失礼します。このようなメールが必要でない場合、恐れ入りますが、本メールの返信にてお知らせください)

FoE Japan
の満田です。

昨日(427日)、「GX脱炭素電源法案」が衆議院本会議にて可決されました。
自民、公明、維新、国民が賛成しました。
立憲民主党の山崎誠議員、共産党の笠井亮議員が、反対討論に立ちました。本法案の問題を浮き彫りにするスピーチでした。(衆議院TVからアーカイブ映像をみることができます)

国際環境NGO FoE Japanおよび原子力規制を監視する市民の会は、以下の抗議声明を発出しました。
ぜひご一読ください。また、拡散いただけますと幸いです。

https://foejapan.org/issue/20230427/12630/

2023427
国際環境NGO FoE Japan
原子力規制を監視する市民の会

声明:原発GX法案の衆院可決に抗議
福島原発事故の教訓を踏みにじり、将来に禍根を残す

本日、「GX脱炭素電源法案」が衆議院にて可決されました。私たちはこれに強く抗議します。

本法案は、原子力基本法、原子炉等規制法、電気事業法、再処理法、再エネ特措法の改正案5つを束ねたものです。「束ね法案」にすることにより、一気に法案の審議が進められ、多くの問題が明らかになったのにもかかわらず、わずか一カ月で採決に持ち込まれました。

福島原発事故は終わっていない。事故原因の解明も道半ば

福島原発事故は終わっていません。多くの人々がふるさとを失いました。生業、人とのつながり、四季折々の自然の幸を分かち合う喜びを失いました。

断腸の思いで避難を強いられ、今もふるさとに帰れない人が多くいます。

原発事故は、日本全国の電力供給に大きな影響を与えました。当時、街の明かりは消え、計画停電が実施されました。すなわち、電力供給の不安定化を招いたのです。原発が電力の安定供給に資するというのは大きな誤りです。

原発事故に対する国および東電の責任は、あいまいにされたままです。

万が一次なる事故が生じたときに、原子力事業者だけは賠償金が払いきれず、再び、国による手厚い支援が行われ、そのツケは国民および将来世代にまわされるということがくりかえされるでしょう。

事故当時、福島第一原発1号機は運転開始後40年の高経年化技術評価による審査に合格したばかりでした。高線量が続き立ち入れない場所も多く、高経年化が事故の進展にどのような影響を与えたのかは不明です。私たちは、まだ原発事故に人知が及ばない部分があることを謙虚に認識すべきです。

国民の声が蔑ろに

GX基本方針は「案」が固まってから、年末年始にパブリックコメントが行われ、3,966件が寄せられました。しかし、その内容について、GX実行会議など公式な場で検討されたわけではありません。

また、1月から3月にかけて、札幌、仙台、埼玉、名古屋、大阪、富山、広島、高松、福岡、那覇で、経済産業省による「説明・意見交換会」が開催されました。参加者からは、原発推進政策、とりわけ運転期間延長に関して、批判や疑問の声があがりました。「出された意見をきちんとGX基本方針に反映してほしい」と述べた人も多かったです。

しかし、経済産業省は、「ここでだされた意見は、GX基本方針に反映されるわけではない」と発言しました。

また、国会審議のやり方も、今回「束ね法案」として一括して提案されました。原子力基本法のように、原子力行政にかかわる法案の大きな改定や、いままでの運転期間の規制の在り方を覆すことなど、多岐にわたる論点を束ね法案としてでは、丁寧な審議を行うことができません。

原子力基本法を原子力産業救済法に

改定原子力基本法では、「国の責務」としつつ、実際は、国民の理解の促進、地域振興、人材育成、産業基盤の維持および事業環境整備などを含み、原子力産業を手厚く支援する内容を盛り込んでいます。

しかし、本来、原子力事業者が自らの責任で実施すべき内容を、国が肩代わりすることになり、結果的に、国民負担で、原子力事業者を過度に保護するものとなっています。

エネルギー安定供給、自律性の向上に資する原子力を活用としていますが、これは誤りです。たとえば、大規模集中型電源である原発の事故やトラブルは、電力供給に広範な影響を与えることは、現に福島第一原発事故が示している通りです。また、ウラン燃料は100%輸入に依存しています。つまり国産エネルギーではありません。国際情勢の不安定化と無縁ではないのです。

運転期間制限削除には立法事実なし

2012年当時、運転期間上限に関する定めは、明らかに「規制」の一環として原子炉等規制法に盛り込まれました。このことは、今国会において岸田首相も答弁している通りです。

2012626日付内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室の資料によれば、原子力安全規制の3本柱として、重大事故対策の強化、バックフィット制度、③40年運転規制の導入が挙げられています。この3つは福島原発事故の教訓を踏まえたものです。

その後、運転期間の上限を撤廃する理由となる、新たな事象が生じたわけではありません。すなわち、これを削除する立法事実はないのです。

政府は、運転期間の上限は「利用側の政策」として整理したと説明し、その根拠として、原子力規制委員会の令和2年7月29日の文書(「運転期間延長認可の審査と長期停止期間中の発電用原子炉施設の経年劣化の関係に関する見解」)をあげています。しかし、当該文書の主旨は、運転期間から長期停止期間を除外することに否定的な見解をまとめたものであり、策定過程において、運転期間の上限の撤廃の可否について委員の間で議論が行われたものではありません。根拠とはなりません。

運転期間の上限に関する規定を原子炉等規制法から電気事業法に移すことに伴い、原発の運転期間の延長についての認可権限は、原子力規制委員会から経済産業大臣に移管されます。認可にあたっての基準も、劣化評価に基づく安全規制から、電力の安定供給を確保することに資するか、事業者の業務実施態勢を有しているか、など利用上の観点からの認可となります。

審査では劣化は見つからない

政府は、原子炉等規制法に30年を超える原発の劣化評価を規定することにより、規制は強化されるとしています。しかし、従来から、原子炉等規制法に基づく規則で、30年超の原発に対する10年ごとの劣化評価は、高経年化技術評価として行われてきました。今回、これを法律に格上げすることになりますが、基本的には、従来の制度の延長線上であり、新しい制度というわけではありません。

今回の改定は、原子力規制委員会の権限を縮小し、規制を緩和するものとなります。

劣化に対する審査は現状でも問題を抱えています。圧力容器の劣化について予測に基づく評価が現実に合わない事態が生じています。今年1月に発生した高浜4号機の制御棒落下事故は、関電は数か月前に特別点検を行ったのにも関わらず、劣化を見つけることができませんでした。限られた検査範囲から外れる箇所で生じた劣化による事故でした。未知なる劣化を審査により見つけることはできません。事故が起きてからでは遅いのです。運転期間の制限撤廃は原発事故のリスクをたかめ、人々の生命と暮らしを危険にさらすものです。

「運転停止期間の除外」には合理性がない

今回、電気事業法に運転期間の延長に関する認可が移管されることに伴い、延長申請の際、関連法令の制定・変更に対応するため、行政処分、行政指導、裁判所による仮処分命令、その他事業者が予見しがたい事由--によって運転停止を行っていた期間については運転期間に上積みできることとしています。

運転停止が事業者にとって予見できない事由に起因するものであったとしても、当然、経年劣化は進行します。

利用側の観点にたったとしても、運転延長を認めるか否かの判断基準は、その時点および将来における電力の需給状況であり、過去においての運転停止の事情は、将来的な電力需給とは関係ありません。停止期間を運転期間に上積みできるという合理的な理由はありません。

ここにあげられている運転停止事由に関しては、当時、運転停止を命令もしくは要請すべき社会的なあるいは法令上の要請があり、法律に基づく権限により、それぞれの行政機関あるいは司法により判断されたものです。「運転停止の必要がなかった」と経済産業省が認定することは適切ではありません。

GX脱炭素電源法案を国会で承認することは、福島原発事故の教訓を蔑ろにし、国民の安全を脅かし、未来世代に大きな負担を負わせることになります。将来にわたって禍根を残します。私たちは強く抗議します。

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国際環境NGO FoE Japan
173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983
  / FAX: 03-6909-5986
E-mail: info@foejapan.org

電気事業法等の一部を改正する束ね法案3 <原子力基本法の改悪>

★ 中西正之 さんから:

 

電気事業法等の一部を改正する束ね法案3

<原子力基本法の改悪>

 - [a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005-4.pdf]新旧対照条文(PDF形式:630KB[img:image001.gif]

「原子力基本法の改悪」については、新旧対照条文の93ページから98ページに「原子力基本法改正案」として説明されています。

 93ページに、第一章総則の(目的) 第一条で、「地球温暖化の防止を図り」と新しい大目標が追加されており、地球の気候危機対策の世界的な大義のため、福島第一原発のメルトダウン事故の反省からこれからの日本の原発の運転を縮小していくと決められていた原発縮小策を180度反転し、原発の積極的な利用を拡大していくことを明記しています。

 次に(基本方針)として、第二条に3の項目が新設されており、エネルギーとしての原子力利用は福島原発事故の反省したうえで、その事故防止のために最善かつ最大の努力をしなければならないと規定しています。

 そして、そのあと94ページに(国の責務)の項が新設されています。

第二条の二に、二項目の新設が行われています。

 一番目に、「国が原子力発電の電源を国内の電源の安定供給の確保及び脱炭素社会の実現に向けた発電事業における非化石エネルギー源の利用の促進及び エネルギーの供給に係る自律性の向上に資することができるよう、必要な措置 を講ずる責務を有する。」と規定し、原発の積極的な採用が国の責務と定めています。

二番目に「 原子力施設が立地する地域の住民をはじめとする国民の原子力 発電に対する信頼を確保し、その理解を得るために必要な取組及び地域振興その他の原子力施設が立地する地域の課題の解決に向けた取組を推進する責務 を有する。」と規定し、国民の多くが原発電力の増大に積極的な賛成に向かうよう国が努力する責務があると定めています。

第二条の三に5項目の施策が新設されています。

第二条の三

「国は、原子力発電を適切に活用することができるよう、原子力施設の安全性を確保することを前提としつつ、次に掲げる施策その他の必要な施策 講ずるものとする。」と定め、原発推進の5件の施策が新設されています。

 原発関連の人材の育成、原発に関する研究及び開発に取り組む事業者、国立機関、等への積極的な援助、原発事業者が原発の安全対策設備への投資を行う時の積極的な援助、原発の使用済み燃料の再処理や廃炉について、関係地方公共団体との調整などへの援助、使用済み燃料の最終処分を行う時の国民の理解を促進する施策などを積極的に行う、の5件の原発推進策が新たに明記されています。

 第二条の四に2項目の原子力事業者の責務が新設されています。

(原子力事業者の責務)として、原発の運転にあたっての、防災について地方公共機関への協力の強化、および国または地方公共機関が、原子力施設が立地する地域で実施する地域振興策に協力する事としています。

原子力基本法は、これからの日本の原発の運転強化ができるよう、新規促進策を大量に新設しています。


(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

☆「非行歴や前科を有する人を支援する者等による『入管法改定に反対する声明書』」が公表されました。

★ 前田 朗 さんから:

 

☆「非行歴や前科を有する人を支援する者等による『入管法改定に反対する声明書』」が公表されました。

4月23日夜から4月25日午後9時30分時点において計664名の個人・団体から賛同を頂くことが出来ました。

声明文は、以下のウェブページにおいて公表されました。

https://note.com/torinokosarenai/n/n120876fea60c

 

☆平和力フォーラム横浜2023

転換期の思想を問う――未来を拓くために

的場昭弘さんへのインタヴュー(第2回)

https://maeda-akira.blogspot.com/2023/04/blog-post_26.html

 

2回 マルクスとともに考える

5月13日(土)1400開場、1430開始~1640終了

戦争と差別と腐敗の資本主義を超えるための、「的場マルクス学」の形成と展開の「入門編」である。西欧における産業革命と資本主義の形成過程で噴出した矛盾を解決するために、社会主義・共産主義の思想と理論が形成される過程の一断面。

 

☆包括的差別禁止法のために01

https://maeda-akira.blogspot.com/2023/04/blog-post.html

 

国連人権高等弁務官事務所と、平等権信託(Equal Rights

Trust)は2023年、『マイノリティの権利を保護する――包括的差別禁止法を発展させるための実務ガイド』を公表した。

ProtectingMinority Rights, A Practical Guide to Developing ComprehensiveAnti-Discrimination Legislation, United Nations Human Rights Office of the HighCommissioner and Equal Rights Trust, 2023.


(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

「沖縄で何が問題になっているか」ー沖縄と連帯する会・ぎふ

★ 近藤ゆり子 さんから

 

沖縄と連帯する会・ぎふ

https://okinawarentaigifu.jimdo.com/

サイト内「沖縄関係ニュース動画など(沖縄2紙の基地問題、軍備拡大、戦争記憶等に関するニュースのピックアップ)」を更新しました。

毎回、たくさんのニュースの見出し&URLにリンクを張っています。

(「見出し」を読むだけでも、”本土”の新聞やテレビではわからない「沖縄で何が問題になっているか」について、いくらかでも知ることができます)

 

<以下、近藤によるサマリー>

 

・浜田靖一防衛相は、22日、北朝鮮による「軍事偵察衛星」発射に備え、「破壊措置準備命令」を出した。自衛隊は、PAC3の先島諸島への配備に着手。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦の展開に向けて準備を進める。準備命令が出るのは2012年以来。

23日午前には、C2輸送機1機が与那国空港に到着し、車両などを搬入した。与那国町へのPAC3配備は初めて。

関係者によると、2229日の間、航空自衛隊芦屋基地、築城基地、高良台分屯基地(いずれも福岡県)から沖縄県の宮古島市、石垣市、与那国町にPAC3を配置する計画で、空自のC2輸送機、海自の輸送艦などで必要な装備・機材、レーダー装置を備えた車両などを搬入することになっている。

玉城デニー知事は「唐突だ。説明不足と言わざるを得ない」と不快感を示した。「まずは説明を求め、情報をしっかり精査する」と述べた。

 

・20日、日米両政府は、日米合同委員会で、那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市西海岸への移設計画に合意した。日米合意から50年近くが経過した軍港返還は本格的に動き出すことになる。この合意により、代替施設建設に向けた作業が加速する。ただ、軍港代替施設の機能は定まっておらず、移設で強化される可能性は否めない。県全体の基地負担も増す恐れがある。

また、日本政府や県は「現有機能を維持する」と説明するが、根拠に乏しい。米軍は2003年以降、軍港の年間使用回数を公表していない。現在の使用頻度が分からない中では機能維持なのか強化なのか検証しようがない。

県民有志が始めた浦添西海岸の埋め立てに反対するインターネット上の署名は20日現在、約3万3千人分集まるなど、反対する意見も根強い。

 

・20日、陸上自衛隊の補給拠点を沖縄市池原の沖縄訓練場内に設ける防衛省の計画を巡り、「自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会」は、沖縄市役所を訪ね、弾薬庫などの建設に反対する決議文を平田嗣巳副市長に手渡した。


(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

2023年4月27日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

★ たんぽぽ舎 さんから:

 

TMM:No4755

紹介内容全文こちら⇒HP http://www.tanpoposya.com/

 

2023年4月27日()地震と原発事故情報-

           3つの情報をお知らせします

1.リニアの電力使用量もしっかり考えよう

  リニアの東京~大阪間の電力は70kW前後で原発一基分にもならない

  「原発が3つも4つも必要」という説は推進側の誇大宣伝では?

    上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

2.5/13()肉球新党オンラインセミナー第12

  原発事故から12年の取材報告 知っているようで

  実は知らない原発のお話

  講師:おしどりマコ さん+ケンさん (漫才師) 肉球新党

3.新聞より2つ

  ◆原発推進法制 反省置き去りの回帰だ 社説

    (427日京都新聞「社説」)

  ◆ 投票率 三木義一 (青学大名誉教授)  

     (427日東京新聞朝刊21面「本音のコラム」より)

━━━━━━━

4/30()脱原発青空川柳句会

 

 日 時:4月30日()12時より15時  場 所:経済産業省前

  選 :乱 鬼龍  入選者に呈賞あり

━━━━━━━

5/3(水・休日)あらたな戦前にさせない!

    守ろう平和といのちとくらし2023憲法大集会

 

 日 時:5月3日(水・休日)11時サブステージ

     13時 開会 1430分 パレード開始

 会 場:有明防災公園(ゆりかもめ「有明」駅より2分)

 主 催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委

 

 たんぽぽ舎も、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」など

 複数の団体とともにブースを出します。

 参加者に「東海第二原発の再稼働反対」を訴えます。

     共に参加しましょう。

━━━━━━━

5/6()4回連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』

  最終回「=関係性=」

  「祖国(朝鮮)と異国(日本)との絶えざる関係を生きる存在」

 

 お 話:高 演義さん(フランス文学者)

 日 時:5月6日()14時より16時 1330分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」  参加費:800

 

   ◇予約受付中  たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035

   「ヤフーメール」   <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

   ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 


(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

(報告)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめる べきこれだけの理由:老朽化と安全工学」- いちろうちゃんのブログ

★ 田中一郎 さんから:

 

(報告)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめる

べきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2023

425日)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-5dc97b.html

 

◆(当日録画)20230425 UPLAN 後藤政志「原発をやめるべきこれだけの理由:

老朽化と安全工学」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=IepB1qQf0DA

(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

あんくるトム工房 九電本店前テント

★ 横田つとむ さんから:

 

 青柳さん

 

九電本店前のテント設営です。

ニュースで言ってました。「原発を60年動かす」というのは

とても無責任な方針だと思います。

原発をとめましょう。

 あんくるトム工房  九電本店前テント

  https://uncletom71.blog.fc2.com/blog-entry-1235.html


(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

本日、原発なくそう!九州玄海訴訟 第42回口頭弁論

青柳行信です。2023年 4月28日(金)

 

本日、原発なくそう!九州玄海訴訟 第42回口頭弁論

意見陳述(氏家剛さん・福島県からの避難者、九州避難者訴訟原告)

http://no-genpatsu.main.jp/ ニュース・クリック

 

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第4392日目。

     呼びかけ人賛同426日まで合計4547名。

原発とめよう!の輪をひろげる【賛同者】を募っています。  

 

★ 私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。 

    <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

 

★ 青柳行信のフェイスブック 原発情報

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

 

  よみがえれ!有明海 フェイスブック

https://www.facebook.com/groups/521895675701145

 

    「理不尽な公共事業NO!の会」フェイスブック

https://www.facebook.com/groups/1469730836815299

(第4392目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

>       2023.4.28

 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>             2023.4.28

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     〈デジタル金曜日〉始めました!電子版のサブスクサービス

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 【1】注目の記事

 【2】編集長コラム

 【3】次号予告

 【4】新刊本のご案内

 【5】お知らせ

 

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【1】注目の記事  

 

■スペシャル対談 河野洋平×中島岳志

「危険な憲法観、岸田政権のやり方は止めなきゃいかん」

 

軍拡の道に進む岸田文雄政権に、政治家の河野洋平氏、本誌編集委員の中島岳志氏が苦言を呈した。さらに、現在の世界状況の中で、日本が果たすべき役割は何なのか、両者が語り合った。

 

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■いまあらためて考える九条の会

 

日本国憲法施行から76年。改正や戦争への危機感から2004年に結成されたのが「九条の会」だ。呼びかけ人の一人、大江健三郎さんが亡くなった今年は、その原点を思い返したい。まずは「芸人9条の会」の松元ヒロさんに、「憲法くん」から見た今の日本を聞いた。

 

●「憲法くん」の松元ヒロさんインタビュー

「憲法を守らないような政府はかえればいいんです」

聞き手・文聖姫本誌編集長

 

●「九条の会」事務局長・小森陽一さんインタビュー

新しい言葉で戦争と平和をめぐる議論が可能に

聞き手・竪場勝司

 

●「九条の会」呼びかけ人9人の発言を再録

彼らの言葉は平和への「遺言」

井上ひさし/梅原猛/三木睦子/奥平康弘/大江健三郎/加藤周一/鶴見俊輔/小田実/澤地久枝

 

2004年6月、九条を中心に日本国憲法を「改正」し、日本を「戦争をする国」に変えようという動きが強まる中、各界の著名人が「九条の会」を結成し、平和憲法を守り、世界に輝かせる運動を呼びかけた。今年3月3日に小説家の大江健三郎さんが死去したことで、呼びかけ人9人のうち8人が故人となり、残るのは作家の澤地久枝さん1人となった。05年に製作されたDVD『9NINE 憲法9条は訴える!』に収録された呼びかけ人9人の発言を再録する。彼らの言葉はまさしく平和への「遺言」だと言える。

 

●ロングセラーの絵本『戦争のつくりかた』

「戦争できる国」のありさまをやさしい言葉とイラストで描く

竪場勝司

 

DVD『9─NINE─ 憲法9条は訴える!』には、2004年に発行された絵本『戦争のつくりかた』を俳優の根岸季衣さんが朗読するシーンが収められている。この絵本は「戦争できる国」になると、どんなことが起き、どんな国になっていってしまうのかを、やさしい言葉とイラストで描いている。

 

●「九条の会」呼びかけ人のメッセージ、「憲法くん」、『戦争のつくりかた』

新装DVDでよみがえる憲法9条の輝き

竪場勝司

 

「九条の会」の呼びかけ人である9人全員のメッセージなどを収めたDVD『9─NINE─ 憲法9条は訴える!』が再販される。

 

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【2】編集長コラム

 

憲法九条

 

 今号の特集は「いまあらためて考える九条の会」。「九条の会」、もっと言えば、「九条」について、きちんと考えておきたいという思いがありました。

 

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」──戦争放棄を定め、戦力を保持しないことをうたった九条は、きな臭いいまこそ輝きを増します。河野洋平×中島岳志スペシャル対談もお見逃しなく。岸田文雄政権や憲法について、河野さんの指摘は読み応えがあります。

 

※今号の表紙右上の年数が「2022年」になっていることが4月24日(月)に判明しました。表紙は発売前週の金曜日(今号は21日)に校了するため修正できませんでした。「2022年」は「2023年」の誤りです。お詫びして訂正します。(文聖姫)

 

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【3】次号予告:2023512日(第1423)号

 

【特集 G7サミット直前 ヒロシマを心に刻む】

●注目あつまる原爆資料館|猪木蓮

 

●核保有国が集まり、どんな合意形成をするというのか|宮崎園子

 

●核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員、川崎哲さんに聞く

 

●珠玉の原爆文学30タイトル|土屋時子

 

【不謹慎な旅

●カッパ淵と『遠野物語』|写真・文 木村聡

 

【くらし お金】

NISAって何? どういうもの? 来年からの新NISAも解説します|内藤眞弓

 

 

【好評連載】

●在日韓国人政治犯 第2回|福島尚文

●らんきりゅう|雨宮処凛

●半田滋の新・安全保障論

 

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【4】新刊本のご案内  

 

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

 

黒沼ユリ子著 1000+税 A5判並製・124

 

世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ

高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(202211月刊)

 

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【5】お知らせ

 

【春のデジ金キャンペーン!】https://onl.sc/QdkiYvE

『週刊金曜日』のサブスクサービス「デジタル金曜日」を41日から30日までの間に新規契約された先着50人の方に、大好評の「猫様」ポストカードセットをもれなく、さらに金曜日発行書籍4点の中から希望の1点をプレゼントします。この機会にぜひ!

 

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アムネスティ・アップデート□■□ 2023.4.27 通巻1050号

日本に逃れてきた難民の人たちの過酷な現実を描いた映画「マイスモールランド」の全国上映会を開催します。この映画を通して、日本の難民・移民の問題、また入管の問題について、一緒に考えませんか。


□■□ 2023.4.27
通巻1050 ━━━━

アムネスティ・アップデート


□■□
目次 ━━━━━━━━━━━━

[NEWS] 日本:国連特別手続の専門家らの共同書簡を受けてのNGO共同プレスリリース
[FOCUS] <無料上映会>全国8カ所で開催 映画「マイスモールランド」
[ACTION] スリランカの抗議活動への弾圧 即刻停止を
[EVENT] 「死刑廃止を考える」 入門セミナー (大阪)


□■□
最新のニュース (更新3) ━━

──────────────────
日本:国連特別手続の専門家らの共同書簡を受けてのNGO共同プレスリリース
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国連特別手続の専門家らが日本政府に対し、国会審議中の入管法の国際人権法違反を懸念。徹底的な見直しと情報提供を呼びかける。国際人権法上の義務と日本の誓約に沿った対応が求められる。
https://www.amnesty.or.jp/news/2023/0426_9910.html

ミャンマー(ビルマ):空爆による大惨事 各国は航空燃料の供給停止を
https://www.amnesty.or.jp/news/2023/0422_9904.html

ウズベキスタン:家庭内暴力禁止の法律成立
https://www.amnesty.or.jp/news/2023/0421_9903.html


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今週のフォーカス ━━━━━━

──────────────────
<無料上映会>全国8カ所で開催
映画「マイスモールランド」
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「マイスモールランド」は、日本に逃れてきた難民の人たちが直面する過酷な現実を、17歳のクルド人サーシャの視点で描いた、今、世界で注目されている作品です。2022年度のベルリン国際映画祭で、アムネスティ国際映画賞《特別表彰》を受賞しました。

幼い頃から日本で育った主人公のサーシャは、ある日突然、家族の難民申請が不認定となり、在留資格を失います。「仮放免」の状態となり、これまでの普通の高校生としての日常が一変。働くことや無許可で県外に出ることも禁止、医療保険などの公的支援を得ることもできなくなります。

日本は1981年に難民条約に加入し、難民の受け入れがはじまってから40年以上が経ちます。しかしながら、現在も実際に難民として認められる人の数はほんのわずかで、保護されるべき難民が十分に保護されていません。

現在、国会で審議されている「出入国管理及び難民認定法案」(入管法改正案)も、難民を受け入れるどころか、命が脅かされかねない国への難民の強制送還を可能にするなど、国際人権基準を満たしておらず、改悪と言わざるをえません。

国連の特別報告者と作業部会も先週、この改正案は国際法に違反している、と懸念を表明。日本政府に対し、原則収容主義や新設された収容代替措置の問題、司法審査の欠如などについて、徹底的に見直すよう求めています。

> 詳細はこちら

アムネスティ日本では、5月~7月にかけ、全国8カ所(和歌山、岩手、兵庫、茨城、神奈川、石川、栃木、埼玉予定)で映画「マイスモールランド」の無料上映会を開催します。

より多くの方々に日本の難民・移民の問題、また入管の問題について知っていただくことで、この社会に生きる一人ひとりの命と人権を考える機会になればと思っています。

多くの方のご来場をお待ちしています。

> 上映会の詳細はこちら


□■□
オンライン署名 ━━━━━━━

世界の国々の人権状況を改善するために、メールを送ってください。たくさんの声が集まれば救われる人たちがいます。

スリランカの抗議活動への弾圧 即刻停止を
> 署名に参加する

その他のオンライン署名
> 一覧を見る


□■□
イベント案内 ━━━━━━━━

5/13 <無料上映会>映画「マイスモールランド」 (和歌山)
> 詳細はこちら

5/14 <無料上映会>映画「マイスモールランド」 (岩手)
> 詳細はこちら

5/18 「死刑廃止を考える」 入門セミナー (大阪)
> 詳細はこちら

5/20 <無料上映会>映画「マイスモールランド」 (兵庫)
> 詳細はこちら

5/20 読書会 「顔のない遭難者たち」 (オンライン)
> 詳細はこちら

5/20 「死刑廃止を考える」 入門セミナー (東京)
> 詳細はこちら

5/20 「死刑廃止を考える」 入門セミナー (大阪)
> 詳細はこちら

5/21 <無料上映会>映画「マイスモールランド」 (茨城)
> 詳細はこちら

その他のイベント・セミナー
> 一覧を見る


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オスプレイ配備反対チラシ配布を伝える佐賀新聞

EPSON532.jpg



 佐賀空港への自衛田オスプレイ配備計画の反対を訴えたチラシ配布を佐賀市の玉屋百貨店前交差点で26日正午から行いました。この行動を各紙が地方版で伝えってくれました。そのうち佐賀新聞が掲載した記事を紹介します。

明日です!原発なくそう!九州玄海訴訟 第42回口頭弁論 4月28日(金)意見陳述(氏家剛さん・福島県からの避難者、九州避難者訴訟原告)

●原発なくそう!九州玄海訴訟 第42回口頭弁論

4月28日(金)意見陳述(氏家剛さん・福島県からの避難者、九州避難者訴訟原告)

集合場所 佐賀商工ビル4階 A・G会議室(佐賀市白山2-1-12)

   13:30 裁判前集会(佐賀商工ビル4階) 下記HPニュース・クリック

   14:00 進行協議  (佐賀地方裁判所)

   15:00 口頭弁論 (佐賀地方裁判所)

   16:00 報告集会 (佐賀商工ビル4)A・G会議室

【報告集会・原告団総会】

時間: 2023428 04:00 PM 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する

https://us06web.zoom.us/j/81874388357?pwd=UkRTZmNTY3hTYmtjbVAzT3EzelNTdz09

ミーティングID: 818 7438 8357

パスコード: 464080

 

「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団

ホームページURL:http://no-genpatsu.main.jp/


(第4391目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

電気事業法等の一部を改正する束ね法案2 <電気事業法の改悪>

★ 中西正之 さんから:

 

★ 中西正之 さんから:

 

電気事業法等の一部を改正する束ね法案2

<電気事業法の改悪>

2023228日に「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されています。

この法案は、5本の電気事業に関する基本的な法案を一括して束ねて作成されており、極めて悪質な法案でありながらも、一般国民にはその内容の真実が非常に分かりにくい様に作成されているようです。

そのため、この束ね法案は詳しく調べる必要が有るようです。

[a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005.html]「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました (METI/経済産業省)

これらの法案の詳細な説明は、

 - [a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005-3.pdf]法律案・理由(PDF形式:364KB[img:image001.gif]

 - [a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005-4.pdf]新旧対照条文(PDF形式:630KB[img:image001.gif]

で行われています。

法律案・理由の資料は86ページ分あります。

新旧対照条文は116ページ分あります。

法律案・理由の資料の資料は、読んでみてもすぐには理解しづらいようです。

ただ、新旧対照条文は、旧条文と新設条文の比較が行われているので、かなり内容が分かります。

「電気事業法の改悪」については、新旧対照条文の4ページから11ページに新設案件「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」として掲載されています。

 「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」については、20113月に発生した福島第一原発のメルトダウン事故の反省を生かすため、新設された原子力規制委員会と原子力規制庁の管轄とされるようになりました。

 そして、その管轄下で今市民の間でも大きな問題として取り上げられている、川内原発1、2号機の40年間運転後の20年間運転延長に付いての審議が行われています。

 また、鹿児島県庁でも、「川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会」が開催されて、川内原発1、2号機の40年間運転後の20年間運転延長の良し悪しが検討されてきました。

 ところが、「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」の管轄官庁を原子力規制委員会と原子力規制庁から、原発推進官庁の経済産業省の管轄に移管し、これまでの新規制基準による審査や、「川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会」の論議は日本の法的には根拠のないものとする新規悪法と推定されます。

2023228日に「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されています。

この法案は、5本の電気事業に関する基本的な法案を一括して束ねて作成されており、極めて悪質な法案でありながらも、一般国民にはその内容の真実が非常に分かりにくい様に作成されているようです。

そのため、この束ね法案は詳しく調べる必要が有るようです。

[a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005.html]「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました (METI/経済産業省)

これらの法案の詳細な説明は、

 - [a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005-3.pdf]法律案・理由(PDF形式:364KB[img:image001.gif]

 - [a:https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230228005/20230228005-4.pdf]新旧対照条文(PDF形式:630KB[img:image001.gif]

で行われています。

法律案・理由の資料は86ページ分あります。

新旧対照条文は116ページ分あります。

法律案・理由の資料の資料は、読んでみてもすぐには理解しづらいようです。

ただ、新旧対照条文は、旧条文と新設条文の比較が行われているので、かなり内容が分かります。

「電気事業法の改悪」については、新旧対照条文の4ページから11ページに新設案件「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」として掲載されています。

 「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」については、20113月に発生した福島第一原発のメルトダウン事故の反省を生かすため、新設された原子力規制委員会と原子力規制庁の管轄とされるようになりました。

 そして、その管轄下で今市民の間でも大きな問題として取り上げられている、川内原発1、2号機の40年間運転後の20年間運転延長に付いての審議が行われています。

 また、鹿児島県庁でも、「川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会」が開催されて、川内原発1、2号機の40年間運転後の20年間運転延長の良し悪しが検討されてきました。

 ところが、「(原子力発電工作物である発電用原子炉の運転期間)」の管轄官庁を原子力規制委員会と原子力規制庁から、原発推進官庁の経済産業省の管轄に移管し、これまでの新規制基準による審査や、「川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会」の論議は日本の法的には根拠のないものとする新規悪法と推定されます。


(第4391目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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