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修の呟き

2013.11.24(14:46) 1135

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 佐賀県沖の有明海で、秋芽ノリの摘み取りが始まりました。佐賀県有明海漁協によると、秋芽ノリの初入札は29日の予定で、今季の販売目標は昨季と同じ21億枚、210億円を目指しているそうです。順調に生育し、大きな被害もなく、11季連続の日本一が実現できるよう願っています。
 さて、長崎地裁は既に確定している国営諫早湾干拓事業の開門調査を覆し開門中止の仮処分を決定し、さらに開門反対派に開門派を相手取り提訴する意思確認の求釈明を行いました。対策を行ってこなかった国の責任を問わずに、被害者と被害の恐れがある切実な問題を抱える漁業者と営農者の当事者同士を裁判所でさらに争わせるという前代未聞の行為に多くの批判が起きています。開門を求める漁業者らは21日、「求釈明は違法で、紛争解決にはならない」として、長崎地裁に撤回を求める意見書を提出しました。
 佐賀新聞によると、意見書は「(開門を命じた福岡高裁の)確定判決の効力を否定しようとするもので、法秩序と法的安定性、司法に対する国民の信頼確保と維持の観点から大きな問題をはらむ」と主張。「民事訴訟法に定められた裁判所の釈明権を逸脱する違法性がある」として撤回を求めています。会見した開門派の馬奈木昭雄弁護団長は「求釈明で示されたような訴訟が起こせるなら、われわれが新しく開門差し止めの仮処分決定の効力を止める提訴もできる理屈になる。だが、そんな非常識なことは法律家なら誰もしない」「別の裁判所で開門判決が出るたび、その効力を消す訴訟が無限に繰り返される。長崎地裁の求釈明は紛争解決にならず、(漁業者と営農者の)被害者同士の対立を激化させるものだ」と、長崎地裁の対応を批判されたようです。
 一方、林芳正農相は22日、「可能なら3者で話し合いの場を持ちたい」として佐賀、長崎両県の関係者に協議を打診したことを明らかにしました。しかし、佐賀新聞によると古川康佐賀県知事は前向きな姿勢を示したものの、中村法道長崎県知事は「開門を前提とした話には応じかねる」と、否定的な考えを示したそうです。
 私は開門反対派の全く話し合いに応じない姿勢に憤りを禁じえません。なによりも既に被害を訴えている漁民には長崎県民もいるのです。長崎県知事はまだ被害を受けていない営農者の立場に立ち、既に被害を受け救いを求めている漁民の声を無視する姿勢は理解できません。それこそ中立の立場で話し合いの場を作るのが長崎県知事の本来の役割だと思います。それすらできないのは、私は諫早湾干拓事業に後ろめたさがあるとしか思えません。一日も早く開門調査を実施しないと、有明海はそれこそ死の海になりかけません。どうかみなさん、豊饒の海有明海を取り戻すためお力をお貸しください。
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