☆原発とめよう!九電本店前ひろば第997目報告☆
青柳行信です。1月11日。
● ★原発とめよう!九電本店前ひろば★ ●
『 1000日目 記念の集い 』
日 時: 1月13日(月・休日) 午後1:30~
場 所: 農民会館 4ホール
福岡市中央区今泉1丁目 電話092-761-6550
地図:http://tinyurl.com/mss4mmm
★ 木村京子さん【1000日メッセージ】
テント1000日 この揺るがぬ拠点の強さ、優しさ、暖かさを思います。
原発が廃炉の日をまたここで迎えましょう。
★ 板井優(原発なくそう!九州玄海訴訟」弁護団共同代表)さん【1000日メッセージ】
2011年3月11日、東日本大震災と共に、東京電力福島第一発電所の事故
が起こりました。あれから三年経とうとしています。
しかし、未だに約15万人が故郷から避難をしている事態が続いています。
私たちは、2012年1月31日、佐賀地方裁判所に「原発なくそう!九州玄
海訴訟」を提起し、以来昨年末で7137人の原告が提訴しています。
私たちはフクシマのような原発事故を九州で起こしてはならないという思いで、
まさに「フクシマ世代」としてこの九州の地で、「全ての原発を廃炉に」を合い
言葉に闘いを続けています。
ところで、私たちが立ち上がる1年弱前の2011年4月から九電本店前ひろ
ばで、青柳行信さんはテントを張り、その報告をメールで毎日かかさずたくさん
の人に届け、「原発をとめよう」と闘いの日を送ってこられました。
そして、今年1月14日に青柳さんのメール「原発とめよう!九電本店前ひろ
ば」報告が1000回目を迎えるといいます。
私は、私たちが原発から自由になるには、青柳さんのような実践は欠かせないも
のと思い、心から尊敬を申し上げるものです。
しかし、闘いは道半ばであり、原発をとめるためにはこれからも闘いを継続しな
くてはなりません。
誠に勝手で申し訳ありませんが、これからも九電本店ひろばでの闘いを継続さ
れることを祈念して、ともに原発をとめるまで一緒に頑張りたいと思います。
「原発とめよう!九電本店前ひろば」座り込み1000日目を迎える日に
★ 河内俊英(久留米大学))さん【1000日メッセージ】
青柳さん
千日テントお疲れさま
脱原発、玄海・川内廃炉当然
ガンバロウ九電前広場
応援に行きます
★ 永島昇(脱原発・放射能汚染を考える北摂の会)さん【1000日メッセージ】
九電本店前テントひろば1000日をお祝いします
2011年10月に訪問させていただいた時が548日目でした。電力会社の
本社前でテントを張って対峙するということで、緊張していくと、青柳
さんににこやかに迎え入れていただき、色々な話を聞かせていただきま
した。闘いを生活にされた青柳さんの、闘いへの確信と心の余裕にふれ、
元気づけられました。
私たちも、何かをしなくてはとの思いから「脱原発・放射能汚染を考える
吹田の会を開始したのが2011年5月でした。そして月2回のニュース
を発行しながら、常に運動から離れないようにしてきたつもりです。
今なお市民の過半数が原発の再稼働に反対しているのは、日常的な闘いの
継続が大きな力となっています。九電本店前テントひろばを先頭に、東京の
経産省前テントひろば、首相官邸前金曜抗議行動、大阪の関電前金曜抗議
行動、そして全国で止むことなく行なわれている各地の行動こそが、反原発
の闘いを風化させない力となっています。
その先頭を切る九電前テント前ひろばの1000日を祝うと同時に、私たちも
また継続した運動に参加していくことを誓いたいと思います。
☆.・メッセージ y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで.・☆
【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第997目報告☆
呼びかけ人賛同者1月10日3113名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】1月10日1名
福留時子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
政府や電力会社は 原発再稼動に向けて 焦っているようです。
こんな危ないもの 動かしてはいけない。
市民の関心は 遠のいているかのように見えますが、
地震が起こるたび、工場の爆発事故が起こるたびに
心の中で 心配しているようです。
化学工場での爆発事故も 起こるべくして起こっているし、
下水道工事での硫化水素の発生も 起こるべくして起こっています。
原発だけが 安全だとは 言えないのです。
あんくるトム工房
手抜き審査 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2814
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「ハルマゲドン」は狂気宗団(オウム)のみならずアベノミクスは終末の形
相 (左門 1・11-533)
※新約聖書の黙示録15章16節~、「三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンと
いう所に、
王達を召集した。・・・・すると、
稲妻と諸々の声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
・・・・大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町は破壊された」。
これは比喩的な表現で、「地上の王たちが神に敵対する勢力に率いられて、
最終的戦いのために終結する戦場とみなされている」(岩波キリスト教辞典)。
原発を売る者と買う者とは、自然の秩序に反し、神の意志にも反して、
利権でのみ動く「王達」である。
原発利権国家を比喩していると言っても的外れでない実態である。
阻止しなければ・・・・。
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、規制委の手抜き審査を伝える記事(6.の記事)などがありますが、ま
ず昨日の九州の、20.の関連記事から始めます。
1.<川内原発再稼働 「6月判断へ努力を」 薩摩川内市長が九電に要請>
【南日本新聞】01/10 06:30
⇒http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=53903
記事<・・・・・・・岩切秀雄市長は、川内原発1、2号機の再稼働の同意判断
について、「(6月県議会で判断したいとの)知事の意向に従ってクリアできる
よう努力してほしい」と要請した。懇談終了後に岩切市長が明らかにし
た。・・・・・・。>
・・・・・市長が会談でこんなことを言っていたようです。
次の記事を注意深く見ておきましょう、電力会社と新聞社の関係です、
2.<西日本新聞社グループが新年祝賀会>西日本01月10日 19時02分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/30297/1/
記事<西日本新聞社グループの新年祝賀会が10日、福岡市のホテルで開かれ、
地場企業をはじめ各界から約500人が参加した。西日本新聞社や西日本支店長
会などが主催。川崎隆生社長は「新媒体など新聞屋として“新分野”に挑戦してい
く1年にしたい」とあいさつ。西日本政経懇話会の松尾新吾会長(九州電力相談
役)は「電力会社が地域貢献から手を引かざるを得なくなった今、新聞社の活動
が頼りになる」と話した。>
・・・・・・・新聞もこうしたことを念頭に置いて読みます。
さて、次に福島第1の現場の記事、
3.<ストロンチウム公表せず 第1原発汚染水、6~11月採取> 【福島民友
新聞】
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0110/news6.html
記事<福島第1原発の港湾内の海水や観測用井戸の地下水に含まれる放射性スト
ロンチウムについて、昨年6~11月までの半年間に採取した約140件の測定
値を公表していなかったことが9日分かった。東電は「測定結果に誤りがある可
能性があり、公表していなかった」と説明している。海水や地下水の放射性物質
濃度は、東電が汚染状況を監視する目的で定期的に核種ごとの数値を発表してい
る。東電によると、公表していなかった半年分の測定値は、ベータ線を出す放射
性物質の全体の測定値に対し、ベータ線を出す放射性物質に含まれるストロンチ
ウムの値が上回るケースがあった。東電は「以前使用していた分析装置に異常が
あった可能性がある」としている。未公表分の測定値は、新たな装置で再計
測を進めており、今月中にも正確な値を公表する予定。>
・・・・・・こういうことをするから、すべてがあやしく思われてしまいます。
久々に、フクイチを全国紙で報道、
4.<汚染水処理を再開=クレーンのモーター交換-福島第1原発>時事通信
01/1020:26
記事全文<東京電力は10日、福島第1原発で汚染水から放射性物質を減らす装
置「ALPS(アルプス)」の運転を再開したと発表した。放射性物質を吸着さ
せた廃棄物の保管容器を交換するクレーンで7日未明にトラブルがあり、8日午
前から汚染水の処理を停止していた。>
5.<原発境界15カ所で制限超=年8ミリシーベルト-福島第1>時事通信
01/1021:49
記事全文<原子力規制委員会と東京電力は10日、福島第1原発の敷地境界付近
で、制限値として定められた年間被ばく放射線量1ミリシーベルト未満を達成で
きていない場所が100カ所中15カ所あることを明らかにした。最も高い敷地
南側では同約8ミリシーベルトに達するという。>
関連記事、
5’.<汚染水タンクの放射線対策検討 規制委が専門家と会合>共同通信1月10日
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/01/post-8797.html
記事<東京電力福島第1原発の汚染水を貯蔵するタンクから出る放射線の影響
で、原発の敷地境界での被ばく線量が基準の約8倍になっているとして、原子力
規制委員会は10日、専門家や東電を交えた会合を開き、対策を検討し
た。・・・・・・・・・・・>
規制委のとんでもない審査作業を報じる、
6.<原発 手抜き審査 重大事故対策 事業者任せ 規制委、独自解析せず>し
んぶん赤旗1月10日(金
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-10/2014011001_01_1.html
原発の新規制基準の審査をめぐり、原子力規制委員会による重大な“手抜き審査”
の懸念が9日までに浮上しました。規制委は、原発の重大事故対策が有効かどう
かを評価するため、事業者が提出した結果をチェックする独自の解析、いわゆる
「クロスチェック解析」をいまだに実施せず、今後実施するかどうかも決めてい
ませんでした。・・・・・・ 旧原子力安全委員会や旧原子力安全・保安院は、
設置許可や工事計画認可の審査などで、事業者が提出した解析結果の妥当性を評
価するため、一部で独自に解析を行っていました。事業者が解析に用いたコード
とは異なるコードで解析することで、事業者による解析の不具合や入力ミスなど
が過去に見つかっています。・・・・・この問題をめぐっては、さらに、
解析に用いるコードの信頼性にも疑問符が付いています。東京電力が昨年12月
13日に発表した福島第1原発事故の未解明点の調査報告は、2号機の溶融燃料
の落下を解析したコードで「再現は困難…モデル改良による解析の信頼性向上の
努力が必要」と指摘しています。・・・・・・・{福島事故以前より大改
悪}・・・・・・元原子力安全委員会事務局技術参与・滝谷紘一氏の話 私が、
新基準適合性審査に提出された電力会社の申請書とその説明資料に目を通してい
る中で、過酷事故の解析結果が判断基準を満たしているという結論に疑問を持つ
解析ケースがいくつか出てきました。しかし、資料をただ見ているだけでは、疑
問点を定量的に明らかにすることは甚だ困難です。そこで、規制委員会がクロスチ
ェック解析を行い、その結果を公表することに大きな期待を持っていました。規
制委員会がそのクロスチェック解析をやらないで、電力会社の解析は妥当である
と判断することになれば、それは由々しき手抜き審査であると言わざるをえませ
ん。・・福島事故以前に原子力安全・保安院と原子力安全委員会が安全審査を
行っていた際には、事業者による事故解析の妥当性を綿密に調べるために、クロ
スチェック解析が導入されました。その当時と比べても、大変な改悪になります。
政府は、
7.<エネルギー計画、時間かけ議論=菅官房長官>時事通信01/1011:35
記事全文<菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、今月中の閣議決定を目指
す「エネルギー基本計画」について、「責任あるエネルギー政策を策定するには
徹底した議論が必要だ。与党側からも、時間をかけてしっかり調整してほしいと
いう要望があった」と述べ、決定には一定の時間がかかるとの見通しを示した。>
こちらに解説的な記事があります、
7’.<原発政策 政権「二枚舌」 再稼働方針は不変>東京新聞1月10日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014011002100003.html
記事<安倍政権の原発政策で矛盾が表面化している。安倍晋三首相や自民党の石
破茂幹事長は「原発依存度をできる限り低減させる」と強調するが、昨年末、政
府がつくったエネルギー基本計画案では原発を「基盤となる重要なベース電源」
と位置付けている。原発再稼働にも突き進もうとしており首相らの言葉は「二枚
舌」と批判されかねない.。・・・・・・・
首相は六日の年頭記者会見で、原発について「エネルギー源の多様化を図りなが
ら、可能な限り依存度を低減するのが基本方針だ」と強調した。・・・・・首相
らは、脱原発を求める世論を意識。「首相が決断して即ゼロに」と求めている小
泉純一郎元首相の影響力も考慮し、原発政策を語る時は必ず「依存度減」を強調
する。石破氏も「小泉氏と方向性は変わらない」と取りつくろ
う。。・・・・・・・政権は、各電力会社が原子力規制委員会に申請した再稼働
の審査が終わる見込みの春ごろから、原発を再稼働させていく方
針。・・・・・・・・・・・・ 政府は、計画案を一月中に閣議決定する方針
だったが、ずれ込む可能性もある。>
・・・・基本は変わらない。
8.<原賠機構に廃炉部門 改組、東電任せを転換 経産省方針>朝日デジタル
1月10日05時00分
⇒http://digital.asahi.com/articles/DA3S10917702.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S10917702
記事<経済産業省は、東京電力福島第一原発の廃炉・汚染水対策を進めるため、
来年度にも政府の原子力損害賠償支援機構に廃炉部門をつくる。そのため、昨年
夏に政府がつくった国際廃炉研究開発機構(IRID)の機能を吸収し、廃炉部
門の責任者にはIRIDの山名元(はじむ)理事長が就く見通しだ。・・・・
IRIDは、福島第一原発の廃炉に向けた技術を開発する技術研究組合として、
電力会社や原発メーカーを集めてつくられた。経産省は組織改編のため、今度の
通常国会に原賠機構法の改正案を提出する。 IRIDの機能を吸収する原賠機
構の廃炉部門には、数十人の専門家を集める。技術開発を進めるとともに、東電
の廃炉作業を監督し、問題があれば改善を命令できるようにする。・・・ただ
し、賠償と廃炉は性格が異なり、廃炉支援が中途半端に終わるおそれもある。一
時しのぎのような組織改編には経産省内でさえ「不自然」との声があり、幹部も
「うまくいかなければ、仕組みを再設計する」と話してい
る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・畑違いの組織の統合に問題点はな
いのか。IRIDの山名元・理事長に聞いた。
――木に竹をつぐような組織改編に見えます。
「昨年暮れに経産省・資源エネルギー庁の担当者から聞かされたときは驚いた。
賠償と廃炉は世界が違う。『賠償の世界は全然わからない。でもしょうがないの
かな』と思った」
「100点満点で採点すると、IRIDができたことは20点、機構といっしょ
になることで45点。機構で廃炉の専門家を雇い、東電に指示できる点は前進だ」
――合格点に達していません。なぜですか。
「本来は英国のNDAのような公的な廃炉専門機関をつくり、技術と資金と責任
を持たせるべきだ。原発事故後、そう主張してきたが、一向にそうならない。日
本ではいつも役所の組織や予算の議論から始まる」
「まずは廃炉に向けてどんな技術戦略をとるかが重要だ。それから、戦略を進め
るためにどんな組織が最適か、費用はいくらかかるかを考えないといけない」
――今回の統合はあべこべになっていませんか。
「機構を使わないと組織と資金を保証する方策がない、それしかないということ
だろう」
――数十年もかかる廃炉事業に対応できますか。
「あと数年が勝負だ。数年内に廃炉の全体的な計画を立て、技術と資金と要員を
投入できる体制をつくらないといけない。今のようにだらだらやっていたら、地
下水や海への汚染が広がる。急がないといけない」
*やまな・はじむ 1953年生まれ。動力炉・核燃料開発事業団(現在は日本
原子力研究開発機構)に15年勤務した後、京大原子炉実験所教授。工学博士。>
8.<10カ所に11万人投入=原発災害も想定-南海トラフ地震の対処計画策
定・防衛省>時事通信01/1020:17
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000918
防衛省は10日までに、南海トラフ巨大地震の対処計画をまとめた。多数の孤立
地域が発生することを想定し、首都直下地震の計画を上回る艦艇約65隻、航空
機約300機を派遣。約10カ所の目標を設定し、11万人超の陸上自衛隊員を
速やかに被災地に投入するほか、米軍との連携強化や原発事故への対応なども盛
り込んだ。・・・・・・・・・・・・・・・ 原発事故では、津波などで浜岡原
発(静岡県)と伊方原発(愛媛県)が被災すると想定。陸自の化学部隊が原発敷
地外で住民避難やスクリーニング、除染などに当たることを計画している。>
昨日既報だが、こちらの記事に図があります、
9.<燃料溶融、再現実験へ 原子力機構、東海で年度末から>茨城新聞1月10日
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13892771702784
記事<・・・・福島第1原発事故で起きた燃料溶融がどのような経緯をたどった
か解明するため、日本原子力研究開発機構(原子力機構)が今春、全長約30センチの
小型核燃料棒1本を溶かす小規模な再現実験を東海村の研究炉で行うことが9日、
分かった。福島第1原発の廃炉作業は原子炉で溶けた燃料をどのように取り出す
かが最大の課題だが、溶融した経緯や燃料の状態は分かっていない。原子力機構
の杉山智之研究主幹は「実験で得られたデータを福島の事故解析の精度向上に役
立てたい」と話している。・・・・ 原子力機構によると、実験を行うのは東海
村にある原子炉安全性研究炉(NSRR)。3月末までに実験に着手する。>
被災地フクシマ、
10.<2月末までに再開通=震災で通行止めの常磐道>時事通信01/1011:49
記事全文<太田昭宏国土交通相は10日の閣議後の記者会見で、東日本大震災と
東京電力福島第1原発事故の影響で通行止めになっていた、常磐自動車道の広野
インターチェンジ(IC、福島県広野町)-常磐富岡IC(同県富岡町)間につ
いて、「2月末をめどに再開通できる見通しになった」ことを明らかにした。同
区間は、震災で路面のひび割れなどの被害が発生し通行止めとなったが、原発事
故の警戒区域に指定されたため、工事が遅れていた。>
11.<住民投票条例案を提出へ=中間貯蔵施設で住民請求-福島県楢葉町>時
事通信01/1010:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000249
記事<福島第1原発事故の除染で発生する放射能汚染土などを保管する中間貯蔵
施設をめぐり、建設候補地の一つである福島県楢葉町の住民グループは10日、
松本幸英町長に同施設建設の是非を問う住民投票条例の制定を直接請求した。松
本町長は、20日以内に町議会を招集し、賛否を示した意見を付けて条例案を提
出する。・・・・・・・・・・住民グループは昨年12月、条例制定を求める署
名を町選挙管理委員会に提出。町選管は、条例制定の直接請求に必要な有権者の
50分の1(126人)を大幅に上回る2151人分の有効署名を確認した。>
12.<避難者支援で連携確認 本県と受け入れ7府県>福島民友(01/10 10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0110/news10.html
記事<県と、東京電力福島第1原発事故による本県からの避難者を受け入れてい
る関西地方の7府県は9日、京都市で連絡会議を開き、避難者への支援をより充
実させるために連携していくことを確認した。県によると、関西地方では初開
催。京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良、和歌山の近畿6府県と岡山県には昨年12
月現在、県内から約2500人が避難しており、原発事故に伴う本県の取り組み
などの情報共有を目的に開いた。県と7府県の担当者ら約30人が出席した。意
見交換は非公開で行われた。・・・・・・・・・・・>
13.<復興への闘い 震災3年の現実(8)第1部 市町村の苦悩 消えない
住民不安>福島民報01/10 12:59
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/01/post_8987.html
記事<平成24年夏、除染廃棄物の焼却減容化施設建設の候補地に挙がった飯舘
村蕨平(わらびだいら)行政区の住民説明会が福島市で開かれた。「安全性が信
用できない」。村や環境省による施設の説明に住民からは反発する声が上がっ
た。村は施設の安全性や必要性の他、村民が避難している周辺6市町の下水汚泥
を受け入れる構想を明かし、建設する意義を訴えた。東京電力福島第一原発事故
発生以降、放射性物質を含んだ汚泥は、県内の下水処理施設で処理できずに敷地
内にたまり続けていた。1キロ当たり8000ベクレル以下なら産業廃棄物管理
型処分場で埋め立てられるが、周辺住民の反対に遭い、どの処分場でも埋設でき
ていなかった。8000ベクレル超の汚泥は国が処理することになっているも
のの、処分先が見つかっていなかった。・・・・・・・・>
14.<相馬双葉漁協で今年初めての試験操業 カレイなど水揚げ>福島民友
(01/10 11:20
⇒http://www.minyu-net.com/news/topic/140110/topic3.html
記事<相馬双葉漁協は9日、今年初めての試験操業を相双沖で行い、同漁協所属
の底引き網漁船15隻がアカガレイやアンコウ、カレイなどを水揚げした。今年
も週1回のペースで試験操業を行い、冬の主力品種「ズワイガニ」は来週の操業
から水揚げが始まる見通し。・・・・・・試験操業はいわき地区でも来週から行
われる予定。>
15.<10日県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の環境放射線量測定
値・放射性物質の検査結果(キノコ・野菜)・県内死者・行方不明者数>福島民
報1月11日朝刊
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
・・・・・記事の見出しに、「クロダイから1万2400ベクレル いわき沿
岸・・・・」とあります。
※注意:このページは、毎日同じURLで紙面が更新されます。
※ここにある数字は、モニタリングポストの周りが除染された環境の下での数値
です。
栃木県、
15.【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)下野新聞1月10日 17:35
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140110/1470197
記事<▼空間放射線量率(10日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。
地上1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メート
ル)・・・・・・・・>
千葉県、
16.<出荷制限シイタケ販売 千葉県、自主回収を指示 君津市の直売所>
【千葉日報】1月10日
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/173943
記事<千葉県は9日、東京電力福島第1原発事故の影響で、国から原木シイタケ
の出荷制限を受けている君津市で、生シイタケ約160キロと干しシイタケ約1
キロが農産物直売所で販売されていたと発表した。県などが検査をした結果、放
射性セシウムは国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)以下だったと
いう。県は直売所にあるシイタケの撤去と、すでに販売されたシイタケの自主回
収を指示した。・・・・県森林課によると、シイタケは、君津市三直の商業施設
「房総四季の蔵」内にある農産物直売所「旬の蔵」で、昨年11月14日~今年
1月7日に販売されていた。同市内の女性生産者2人が出荷しており、商品には
「君津産シイタケ」と記載されたラベルが貼られているという。・・・・2
人のうちの1人が放射性物質の自主検査をし、基準値以下であったため、直売所
に検査結果を提示し出荷。直売所は検査が公的機関によるものと思い込み、販売
した。もう1人の女性は直売所で販売されているのを見て、出荷したという。同
市の県中部林業事務所に7日、「君津市産のシイタケが売られている」と通報が
あった。>
・・・・・出荷制限されたこうした作物がその後どうなっているか、心配です。
規制委の続き、
16.<女川、島根原発の審査開始へ 来週に規制委、再処理会合も>【共同通
信】01/10 17:30???
⇒http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011001002112.html
記事、原子力規制委員会は10日、再稼働に向け申請があった東北電力女川原発
2号機(宮城県)と中国電力島根原発2号機の第1回審査会合を16日に開くと
発表した。・・・・・・・・・・会合では、各事業者から、地震や津波などの対
策や、電源車やポンプなど事故対策設備の配備状況の説明を受ける。・・・・・
女川2号機と島根2号機は、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型炉。規制委は
沸騰水型炉を専門的に審査するチームを設置する方向で検討している。>
こちらでは、早速、
16’.<女川原発2号機審査申請 東北電社員、周辺地区へ訪問始める>河北
新報1月10日
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140110t13022.htm
記事<東北電力女川原発は9日、原発に関する情報を地元の宮城県女川町と石巻
市牡鹿地域の住民に説明する「こんにちは訪問」を始めた。2号機について昨年
末に再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請したことなどを報告
した。住民からは安全対策の徹底を求める声が相次いだ。・・・・女川町宮ケ崎
地区では、所員2人が東日本大震災の被災者が暮らす仮設住宅など14戸を回っ
た。・・・・・・・・・・・・こんにちは訪問では24日までに、原発所員延べ
約140人が約4200戸を回るという。>
茨城県、原発関連業界も動き出す、
17.<原子力施設の安全誓う 茨城原子力協、3年ぶり賀詞交歓会>茨城新聞1
月10日
⇒http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
記事<茨城原子力協議会(佐藤守弘会長)の新年賀詞交歓会が9日、水戸市内のホ
テルで3年ぶりに開かれ、会員の原子力事業者や関係機関、市町村の代表ら約380
人が原子力施設の安全操業や新しい技術の開発推進などを誓い合っ
た。・・・・・・・・・>
電力、
18.<丸紅が首都圏で5発電所、新電力最大に 1500億円投資>日経1月10日
(有料会員限定)
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNZO64781800R31C13A2MM8000/
記事<丸紅は2016年までに首都圏で5カ所の火力発電所を動かす。発電能力は現
在の10倍の60万キロワットに増え、新電力(特定規模電気事業者)で最大規模に
なる。建設な
どにかかる総事業費は1500億円。他社からの調達分を含めた販売量は約170万世帯分
と3倍になる。電力小売りが家庭向けを含めて全面自由化されるのをにらみ、最大市
場の首都圏では他地域の電力会社や異業種大手の参入が相次ぐ。今後各社の能力増強
で競争が激化、電気料金の低下にもつながりそうだ。・・・・・・・・・・・>
19.<中部電、12月発受電量は0.6%減=3カ月ぶりマイナス>時事通信
01/1014:33
記事全文<中部電力が10日発表した2013年12月分の発受電実績(速報)
によると、発受電電力量は前年同月比0.6%減の120億6600万キロワッ
ト時と、3カ月ぶりのマイナスだった。マイナスは前年よりも気温が高く暖房需
要が減少したため。>
都知事選挙、
20.<脱原発、争点なじまず=菅官房長官-都知事選>時事通信01/1012:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000457
記事<菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、東京都知事選の争点として
2020年東京五輪開催に向けた街づくりや少子高齢化対策などを挙げ、「基本
的には自分の生活に身近な問題が争点になるのではないか。国政選挙とは違う」
と述べた。東京には原発がないことを念頭に、原発問題は争点になじまないとの
認識を示すとともに、「脱原発」を掲げての出馬を検討する細川護熙元首相をけ
ん制した発言とみられる。・・・・・・・・・・・・・・>
20’.<自民都連、都知事選で舛添氏支援を決定 >日経1/10 10:53
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS10009_Q4A110C1EB1000/
記事<自民党東京都連は10日午前、党本部で幹部会を開き、都知事選(23日告
示、2月9日投開票)に立候補する意向を表明した舛添要一元厚生労働相の支援
を決定した。都議会自民党が前日に決めた方針を了承した。都連会長を務める石
原伸晃環境相は幹部会後、石破茂幹事長と会談し、「都連として舛添氏を推薦し
たい。党本部で十分検討してほしい」と伝えた。舛添氏が2010年に自民党を離党
して除名処分となった経緯から、党本部としての公認や推薦は見送るとみられ
る。・・・・・>
20”.<細川元首相が都知事選に立候補へ>共同通信1月10日(金)13時57分配信
記事全文<細川護熙元首相(75)は10日、東京都知事選(23日告示、2月
9日投開票)に立候補する意向を固めた。周囲に対し、脱原発が進まない現状な
どを挙げ「今の政治状況は心配だ。落選してもいいからやる」と表明した。脱原
発で連携を模索する小泉純一郎元首相と週明けに会談する。複数の関係者が明ら
かにした。・・・・細川氏は争点として脱原発を前面に掲げる意向だ。民主党な
ど野党内に支援の動きが出ているが、立候補する場合は政党の推薦などを得ずに
無所属で臨み、幅広い有権者層からの支持獲得を目指す方向だ。・・・細川、小
泉両氏は昨年10月にも会談し、脱原発を目指すことで一致していた。・・・・・>
20”’.<細川氏と小泉氏脱原発で連携か、自民党には警戒感>TBS系(JNN) 1
月10日(金)18時49分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140110-00000042-jnn-pol
記事<細川護煕元総理が、東京都知事選に出馬する意向を固めました。脱原発で
小泉元総理と連携するものとみられ、自民党には警戒感が広がっていま
す。・・・・・元総理が、東京都知事選へ出馬するという極めて異例の事
態。・・・・・・・・・・・・・16年前に、政界の第一線から退いた細川氏が
出馬の意向を固めたことに・・・・・・
「細川氏の『政治が心配だ』という(出馬情報だけでは)コメントしかねる」
(自民党 石破茂幹事長)・・・・困惑する石破氏。・・・・・「とんでもない
話だ。細川さんが出るなら全力でつぶさないといけない」(自民党幹部)
最近は、原発の再稼働を進める安倍政権を強く批判していた細川氏。昨年10
月、「原発ゼロ」を主張する小泉元総理と会談したといいます。自民党内には、
細川氏と小泉氏が連携し、「脱原発」が都知事選の争点となることに強い警戒感
があります。
「もし、そういう事態になったら、党内に衝撃が走るぞ」(自民党幹部)
小泉氏の周辺によれば、週明けには脱原発を主張する小泉元総理と会談するもの
と見られます。
「細川さんは、選挙運動する必要ないよ」(小泉元首相)
圧倒的な支持率を誇った2人の総理のタッグとなるころもあって、周辺にこう自
信を漏らしたといいます。
「殿、ご乱心」(甘利明 経済再生相)
「若い方が、割と知らないというのが、私の印象としては意外な印象を持ったと
ころ」(自民党 石原伸晃都連会長)
一方で、自民党内には、2人は既に「過去の人」であり大勢に影響しないという
見方も出ています。・・・・・・・・・・・去年12月に、日本維新の会を離
党、議員辞職し、出馬が取りざたされていた東国原英夫前衆院議員
は、・・・・・・・・・・・・自身については、「2000%ない」と現時点で
は、出馬しない意向を明らかにしました。・・・・・・・・・・・・・・>
都知事選立候補者をめぐる興味深い記事、
20””.<本命不在か!荒れ模様の東京都知事選~候補者たちの知られざる一
面>データ・マックス
2014年1月10日 10:33
⇒http://www.data-max.co.jp/2014/01/10/post_16455_nk1.html
記事<・・・・・・・・・<果たして都知事に相応しい人物
か>・・・・・・・・しかし政界引退以来の16年間を「テレビも見ないし、新聞
もとらない」という隠遁生活をおくってきた老人に、世界で最も近代化が進んだ
大都市のトップが務まるのかどうか。しかも東京都知事は、時には首相の権力を
しのぐとも言われるほど強力なものだ。・・・・・・・・・・・・それでは細川
氏以外の都知事候補はどうか。1月6日に日弁連元会長の宇都宮健児氏が、7日
には元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が出馬を表明した。いずれも話題性はあ
るが、どのくらいの票を集められるのかは不明だ。その他の泡沫候補も続々と立
候補を表明しているが、まず論外だ。・・・・・・そのなかで自公の「本命」と
される舛添要一
氏も、8日に事実上の立候補表明を行ない、自民党の都議団に挨拶した。2010年
に自民党を除名された舛添氏だが、厚生労働大臣時代につちかった公明党との強
い絆がある。都内の公明票は100万票と言われるので、優位は揺るがない。当初
は舛添氏の擁立に難色を示していた自民党本部も、最後は折れた形になってい
る。・・・・・<舛添氏は愛人スキャンダルが障壁に?>・・・・だがそんな舛
添氏でも、実はスキャンダルを抱えているのだという。関係者はこう述べ
る。・・・・・舛添氏には、複数の愛人と非嫡出子がいる。すでに成人している
子どももいるが、なかには障害を持っている子どもがいて、舛添氏は参院議員時
代に毎月25万円の養育費を払っていた。ところが議員を辞めたとたん、相手に無
断で月額
8万円に減額してしまった。怒った相手といま調停中らしい」・・・・まだ勝負
はわからないということか。・・・・・・・・・・>
今朝届いた西日本新聞朝刊紙面で、
2面に、
21.<社説 国政の潮流も占う審判に 東京都知事選>
社説検索は10時半すぎた頃に⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/
すぐ横に、20.の都知事選の一連の類似記事、
5面下方に、小さく10.の類似記事、
28面に、
22.<糸島市長・市議選 市民団体の主催で18日に公開討論会>
昨日の紙面には、こんな人の記事もありました、
23.<西部ガス 酒見俊夫社長 営業部門の効率化推進へ>01月10日 03時00
分 更新
http://qbiz.jp/article/30237/1/
記事<・・・・・・?東京ガスのように、発電事業に参入しないのか。
「検討は進めているが、電力システム改革や原発再稼働の行方を読み切れないで
いる。火力発電所を自前で建設するのは莫大(ばくだい)な投資を伴い難しい
が、他社との提携などいろんなスキームが考えられる」・・・・・・>
昨日の訂正:次の記事の出所は、西日本新聞ネットでした。
4.<核燃料溶融、再現実験へ 原子力機構、3月下旬に>(01月09日 17時27分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/62389
今朝は、以上です。(1.11. 6:23)
※編集作業簡略化のため、見出しと記事の前後の「」を<>に変更しています。
※この新聞記事紹介へのご意見は等、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
上記、舩津さんの新聞報告。
規制委のとんでもない審査作業を報じる、
6.<原発 手抜き審査 重大事故対策 事業者任せ 規制委、独自解析せず>し
んぶん赤旗1月10日(金
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-10/2014011001_01_1.html
についてコメントします。
この記事の内容は、9月20日のNHKの「特報フロンティア」に端を発して、
日本科学者会議福岡核問題研究会が熱心に取り組んで、さよなら原
発!11.10九州沖縄集会で取り上げられ、原子力市民委員会との連帯研究、
佐賀県議会原子力特別委員会での井野博満先生の参考人意見陳述等で強化されて
きて、現在さよなら原発!九州沖縄連絡会とさよなら原発!福岡実行委員会が取
り上げている、原発再稼動の科学的・技術的問題が東京でも検討され始めた事の
証明と思われます。
この記事の中には、過酷事故解析コード「MAAP」の言葉は出てきません
が、専門的に見れば「MAAP」は明らかに大きな欠陥を持ったコ-ドであり、
原子力規制委員会と電力会社が「MAAP」の解析結果のみに国民の命を預ける
ので有れば、到底許されないことと思われます。
たとへ、しんぶん赤旗一紙のみといえども、全国紙の一面トップにこのような
大変に重要な指摘が掲載された事は、九州のさよなら原発!運動の大きな前進と
思われます。
★ 黒木 さんから:
たんぽぽ舎です。【TMM:No2061】2014年1月10日(金)午後 08:45
地震と原発事故情報より転載
「買収」で成り立つ原発立地
│ 中部電力浜岡原発の金ばらまきの実態--全て電気料金である
│ 原発の見返りに中電から18年間で少なくとも114億円を受取った町
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
○原発を立地する際に、巨額の寄付が問題になってきた。それ自体は隠れもな
い事実であり、結局自治体財政を補助金や寄付金依存にしてしまい、健全な運
営が出来なくなるという批判も前から行われてきた。しかし今回明らかになっ
た規模は、常軌を逸していると言わなければならない。
電源三法交付金は期限が決まっているし固定資産税は減価償却により減って
いく。そこで「寄付金」という名の買収が横行するのであるが、増設問題が持
ち上がると常にセットとなって支出されている。
それ自体は何処の電力もやっていることである。
例えば今2020年オリンピックに向けて再開するかどうかで問題になっている
福島県楢葉町のJビレッジも、元はといえば福島第一原発7、8号機増設への
見返りとして県に東電から寄付されたものだった。
現在は当然のように東電が福島第一復旧の最前線に使用しているが、元はと
いえばそういう事情があるからである。
この建設に要した130億円は、福島第一原発建設仮勘定という名目で電力料
金に算入される発電所建設費に計上されていた。この7、8号機はもちろん原
発震災により中止されたが、建設費のうち一部が発電所建設費用の経費に算入
されているから、この寄付金の一部は電気料金として東電の電気を使用してい
る需要家が負担させられている。
他電力での地元寄付金も、当然のように電気料金に含まれて徴収されている。
毎年支払われている地域振興費という名目の資金は、電気事業会計上はおそら
く発電所の運営費に含まれているだろう。
電力の各種費用計上については、東電もそうだが何処の電力も明細を公開し
ていない。明朗会計にはほど遠いのである。
様々な費用が勝手に計上され、それが電気料金の原価に算入されていること
は想像に難くない。経産省が費用と認められないとカットした寄付金の事例も
あるが、全部チェックされて落とされたとは到底考えられない。落とされない
ように名目を曖昧にする手法が会計処理でも行われているだろう。
今回、中日新聞がスクープしたのは、中部電力浜岡原発の「3、4号機増設
問題」に絡んだ旧浜岡町(現在は御前崎市)に渡された「非公表の」巨額補助
金だった。
-----------------------------------
■『原発見返り再三金銭を要求 旧浜岡町が中電に』
中部電力が浜岡原発3、4号機の増設同意時に、立地する旧浜岡町(現静
岡県御前崎市)に非公表の寄付53億円を約束していた問題で、町は53億円以
外に1970(昭和45)年度以降、「共存共栄のため」などとして、町議らの視
察研修や茶畑の防霜対策などさまざまな名目で中電に資金提供を求めていた。
中日新聞が入手した町の文書で分かった。増設同意前の金銭授受の見返りに
「増設問題への協力」を約束した念書もあった。
町はこうした収入を「寄付金」のほか「負担金」という細目に振り分けて
会計処理していた。いずれの細目も決算書で中電からの収入かどうかを判別
できず、第三者の目が届きにくい不明朗な形で“中電頼み”の行政運営が続
いていた。
本紙が入手したのは、御前崎市教育委員会が保管している旧浜岡町の「原
発関係文書」で、1970~1987年度の中電との金銭授受を示す文書が含まれて
いる。
文書によると、町は道路や水道、病院など公共施設・設備の整備に加え、
町議や町内会長らの「原発先進地視察研修」、原発増設に向けた「町内会調
整」の費用まで中電に依頼、請求していた。
公表している寄付36億円や非公表の寄付53億円に、これらさまざまな名目
の資金提供を合わせると、町は中電から18年間で少なくとも計114億円を受
け取っていた。
同じ期間に国が電源三法に基づき町に交付した85億円の1.3倍の規模。
専門家は「恒常的な寄付金頼みは自治体の財政運営として不正常だ」と指摘
している。
町は3号機増設に正式同意する半年前の1982年2月、テレビ中継局新設へ
の協力を中電に依頼した際、「ご協力要請額」を3800万円と明示した上で
「3号機着工問題の収拾という状況等もご理解いただき…」と記載。同年3
月に同額を受け取ると、「もちろん浜岡発電所の運営ならびに増設問題にも
協力いたします」との念書を差し入れていた。
中電は町との交渉経過や支払い実態について「個別具体的な内容は回答を
差し控える」(本店広報部)と話している。(1月6日 中日新聞より)
-----------------------------------
○言うまでもなく、巨額の寄付により利益を得る集団からみれば、反原発運動
など邪魔くさくてしょうが無い。不倶戴天の敵になろう。こういう連中の中か
ら、いわゆる「嫌がらせ事件」と呼ばれる「脅迫」「威力業務妨害」「殺人未
遂」「殺人予備」 などの犯罪を行う集団が発生したか、あるいはそれらに金
が流れたと思われる。
今回のような巨額の資金をバックに、世論を操作し、異論を排し、地域社会
をコントロールすることを「選挙」の場で行えば「公選法違反」で厳しく罰せ
られる。中部電力がやっていることは、それとほとんど同じことだ。全電力会
社が大なり小なりやっていることも同じだ。そんな手法が効かなくなるために
は、こういう行為に対して厳しい批判を、受け取った側に対しても行う必要が
ある。古い話で何であれ時効だなどと言わせないで、情報公開法や株主の権利
や消費者の知る権利(原資は電気料金である)を駆使して明らかにしていきたい。
☆【反原発へのいやがらせの歴史展 Part2】が今月18日(土)、19日(日)の
両日、新宿区立区民ギャラリーで開かれる。是非ご参加を。
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
☆19日終了後、スペースたんぽぽで一定期間、展示を継続する予定です。
詳細はこのメルマガでお知らせします。
★ 井上澄夫 さんから:
10日夜、沖縄県議会で仲井真知事辞任要求決議が賛成多数で可決されまし
た。背景に知事の埋め立て承認に対する大多数の県民の強い批判があることは明
らかです。
この決議可決は19日投開票の名護市長選に大きく影響すると思われます。
★ 前田 朗 さんから:
大江健三郎を読み直す(2) 大江健三郎『晩年様式集』(講談社)
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/01/blog-post_723.html
------集会等のお知らせ------
●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。
● ★原発とめよう!九電本店前ひろば★ ●
『 1000日目 記念の集い 』
日 時: 1月13日(月・休日) 午後1:30~
場 所: 農民会館 4ホール
福岡市中央区今泉1丁目 電話092-761-6550
地図:http://tinyurl.com/mss4mmm
参加費: 1500円(飲食含)
主 催: 「1000日目記念集い実行委員会」
連絡先: (080-6420-6211 ・y-aoyagi@r8.dion.ne.jp)
メッセージ大歓迎
http://ameblo.jp/yaaogi/entry-11731681670.html
☆.・‥…━━━…‥‥‥━━━…‥‥ ‥☆
<皆様からのメッセージで
1000日目記念の手作りパンフを作成します。
全員のメッセージが採録された、
思い出の数々の写真をちりばめた小冊子は
皆様の活動の良き記念にもなることでしょう。
(1000日目記念の集い編集部ハンナ&マイケル)>
☆.・‥…━━━…‥‥‥━━━…‥‥ ‥☆
●1月14日(火)14:00から14:30
九電テント前で「1000日目当日」集会
<当日現場で記者会見>
14:30から 九電本社 「再稼働しないようの要請」交渉申し入れ●
■ 「さよなら原発!福岡」例会 1月23日(木)18時30分~
福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw
「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」
ホームページHP http://bye-nukes.com。
● 原発労働者梅田裁判第9回口頭弁論 (301号大法廷)●
2月26日(水)午後1時15分 福岡地方裁判所
福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
〇門前集会12:45~ 〇入廷行進13:00~
〇裁判開始13:15(口頭弁論)
● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
原告総数 原告総数 7256(+29) (1/9現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html
○--------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>
************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
************************
● ★原発とめよう!九電本店前ひろば★ ●
『 1000日目 記念の集い 』
日 時: 1月13日(月・休日) 午後1:30~
場 所: 農民会館 4ホール
福岡市中央区今泉1丁目 電話092-761-6550
地図:http://tinyurl.com/mss4mmm
★ 木村京子さん【1000日メッセージ】
テント1000日 この揺るがぬ拠点の強さ、優しさ、暖かさを思います。
原発が廃炉の日をまたここで迎えましょう。
★ 板井優(原発なくそう!九州玄海訴訟」弁護団共同代表)さん【1000日メッセージ】
2011年3月11日、東日本大震災と共に、東京電力福島第一発電所の事故
が起こりました。あれから三年経とうとしています。
しかし、未だに約15万人が故郷から避難をしている事態が続いています。
私たちは、2012年1月31日、佐賀地方裁判所に「原発なくそう!九州玄
海訴訟」を提起し、以来昨年末で7137人の原告が提訴しています。
私たちはフクシマのような原発事故を九州で起こしてはならないという思いで、
まさに「フクシマ世代」としてこの九州の地で、「全ての原発を廃炉に」を合い
言葉に闘いを続けています。
ところで、私たちが立ち上がる1年弱前の2011年4月から九電本店前ひろ
ばで、青柳行信さんはテントを張り、その報告をメールで毎日かかさずたくさん
の人に届け、「原発をとめよう」と闘いの日を送ってこられました。
そして、今年1月14日に青柳さんのメール「原発とめよう!九電本店前ひろ
ば」報告が1000回目を迎えるといいます。
私は、私たちが原発から自由になるには、青柳さんのような実践は欠かせないも
のと思い、心から尊敬を申し上げるものです。
しかし、闘いは道半ばであり、原発をとめるためにはこれからも闘いを継続しな
くてはなりません。
誠に勝手で申し訳ありませんが、これからも九電本店ひろばでの闘いを継続さ
れることを祈念して、ともに原発をとめるまで一緒に頑張りたいと思います。
「原発とめよう!九電本店前ひろば」座り込み1000日目を迎える日に
★ 河内俊英(久留米大学))さん【1000日メッセージ】
青柳さん
千日テントお疲れさま
脱原発、玄海・川内廃炉当然
ガンバロウ九電前広場
応援に行きます
★ 永島昇(脱原発・放射能汚染を考える北摂の会)さん【1000日メッセージ】
九電本店前テントひろば1000日をお祝いします
2011年10月に訪問させていただいた時が548日目でした。電力会社の
本社前でテントを張って対峙するということで、緊張していくと、青柳
さんににこやかに迎え入れていただき、色々な話を聞かせていただきま
した。闘いを生活にされた青柳さんの、闘いへの確信と心の余裕にふれ、
元気づけられました。
私たちも、何かをしなくてはとの思いから「脱原発・放射能汚染を考える
吹田の会を開始したのが2011年5月でした。そして月2回のニュース
を発行しながら、常に運動から離れないようにしてきたつもりです。
今なお市民の過半数が原発の再稼働に反対しているのは、日常的な闘いの
継続が大きな力となっています。九電本店前テントひろばを先頭に、東京の
経産省前テントひろば、首相官邸前金曜抗議行動、大阪の関電前金曜抗議
行動、そして全国で止むことなく行なわれている各地の行動こそが、反原発
の闘いを風化させない力となっています。
その先頭を切る九電前テント前ひろばの1000日を祝うと同時に、私たちも
また継続した運動に参加していくことを誓いたいと思います。
☆.・メッセージ y-aoyagi@r8.dion.ne.jp まで.・☆
【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第997目報告☆
呼びかけ人賛同者1月10日3113名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】1月10日1名
福留時子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
政府や電力会社は 原発再稼動に向けて 焦っているようです。
こんな危ないもの 動かしてはいけない。
市民の関心は 遠のいているかのように見えますが、
地震が起こるたび、工場の爆発事故が起こるたびに
心の中で 心配しているようです。
化学工場での爆発事故も 起こるべくして起こっているし、
下水道工事での硫化水素の発生も 起こるべくして起こっています。
原発だけが 安全だとは 言えないのです。
あんくるトム工房
手抜き審査 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2814
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「ハルマゲドン」は狂気宗団(オウム)のみならずアベノミクスは終末の形
相 (左門 1・11-533)
※新約聖書の黙示録15章16節~、「三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンと
いう所に、
王達を召集した。・・・・すると、
稲妻と諸々の声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
・・・・大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町は破壊された」。
これは比喩的な表現で、「地上の王たちが神に敵対する勢力に率いられて、
最終的戦いのために終結する戦場とみなされている」(岩波キリスト教辞典)。
原発を売る者と買う者とは、自然の秩序に反し、神の意志にも反して、
利権でのみ動く「王達」である。
原発利権国家を比喩していると言っても的外れでない実態である。
阻止しなければ・・・・。
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、規制委の手抜き審査を伝える記事(6.の記事)などがありますが、ま
ず昨日の九州の、20.の関連記事から始めます。
1.<川内原発再稼働 「6月判断へ努力を」 薩摩川内市長が九電に要請>
【南日本新聞】01/10 06:30
⇒http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=53903
記事<・・・・・・・岩切秀雄市長は、川内原発1、2号機の再稼働の同意判断
について、「(6月県議会で判断したいとの)知事の意向に従ってクリアできる
よう努力してほしい」と要請した。懇談終了後に岩切市長が明らかにし
た。・・・・・・。>
・・・・・市長が会談でこんなことを言っていたようです。
次の記事を注意深く見ておきましょう、電力会社と新聞社の関係です、
2.<西日本新聞社グループが新年祝賀会>西日本01月10日 19時02分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/30297/1/
記事<西日本新聞社グループの新年祝賀会が10日、福岡市のホテルで開かれ、
地場企業をはじめ各界から約500人が参加した。西日本新聞社や西日本支店長
会などが主催。川崎隆生社長は「新媒体など新聞屋として“新分野”に挑戦してい
く1年にしたい」とあいさつ。西日本政経懇話会の松尾新吾会長(九州電力相談
役)は「電力会社が地域貢献から手を引かざるを得なくなった今、新聞社の活動
が頼りになる」と話した。>
・・・・・・・新聞もこうしたことを念頭に置いて読みます。
さて、次に福島第1の現場の記事、
3.<ストロンチウム公表せず 第1原発汚染水、6~11月採取> 【福島民友
新聞】
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0110/news6.html
記事<福島第1原発の港湾内の海水や観測用井戸の地下水に含まれる放射性スト
ロンチウムについて、昨年6~11月までの半年間に採取した約140件の測定
値を公表していなかったことが9日分かった。東電は「測定結果に誤りがある可
能性があり、公表していなかった」と説明している。海水や地下水の放射性物質
濃度は、東電が汚染状況を監視する目的で定期的に核種ごとの数値を発表してい
る。東電によると、公表していなかった半年分の測定値は、ベータ線を出す放射
性物質の全体の測定値に対し、ベータ線を出す放射性物質に含まれるストロンチ
ウムの値が上回るケースがあった。東電は「以前使用していた分析装置に異常が
あった可能性がある」としている。未公表分の測定値は、新たな装置で再計
測を進めており、今月中にも正確な値を公表する予定。>
・・・・・・こういうことをするから、すべてがあやしく思われてしまいます。
久々に、フクイチを全国紙で報道、
4.<汚染水処理を再開=クレーンのモーター交換-福島第1原発>時事通信
01/1020:26
記事全文<東京電力は10日、福島第1原発で汚染水から放射性物質を減らす装
置「ALPS(アルプス)」の運転を再開したと発表した。放射性物質を吸着さ
せた廃棄物の保管容器を交換するクレーンで7日未明にトラブルがあり、8日午
前から汚染水の処理を停止していた。>
5.<原発境界15カ所で制限超=年8ミリシーベルト-福島第1>時事通信
01/1021:49
記事全文<原子力規制委員会と東京電力は10日、福島第1原発の敷地境界付近
で、制限値として定められた年間被ばく放射線量1ミリシーベルト未満を達成で
きていない場所が100カ所中15カ所あることを明らかにした。最も高い敷地
南側では同約8ミリシーベルトに達するという。>
関連記事、
5’.<汚染水タンクの放射線対策検討 規制委が専門家と会合>共同通信1月10日
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/01/post-8797.html
記事<東京電力福島第1原発の汚染水を貯蔵するタンクから出る放射線の影響
で、原発の敷地境界での被ばく線量が基準の約8倍になっているとして、原子力
規制委員会は10日、専門家や東電を交えた会合を開き、対策を検討し
た。・・・・・・・・・・・>
規制委のとんでもない審査作業を報じる、
6.<原発 手抜き審査 重大事故対策 事業者任せ 規制委、独自解析せず>し
んぶん赤旗1月10日(金
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-10/2014011001_01_1.html
原発の新規制基準の審査をめぐり、原子力規制委員会による重大な“手抜き審査”
の懸念が9日までに浮上しました。規制委は、原発の重大事故対策が有効かどう
かを評価するため、事業者が提出した結果をチェックする独自の解析、いわゆる
「クロスチェック解析」をいまだに実施せず、今後実施するかどうかも決めてい
ませんでした。・・・・・・ 旧原子力安全委員会や旧原子力安全・保安院は、
設置許可や工事計画認可の審査などで、事業者が提出した解析結果の妥当性を評
価するため、一部で独自に解析を行っていました。事業者が解析に用いたコード
とは異なるコードで解析することで、事業者による解析の不具合や入力ミスなど
が過去に見つかっています。・・・・・この問題をめぐっては、さらに、
解析に用いるコードの信頼性にも疑問符が付いています。東京電力が昨年12月
13日に発表した福島第1原発事故の未解明点の調査報告は、2号機の溶融燃料
の落下を解析したコードで「再現は困難…モデル改良による解析の信頼性向上の
努力が必要」と指摘しています。・・・・・・・{福島事故以前より大改
悪}・・・・・・元原子力安全委員会事務局技術参与・滝谷紘一氏の話 私が、
新基準適合性審査に提出された電力会社の申請書とその説明資料に目を通してい
る中で、過酷事故の解析結果が判断基準を満たしているという結論に疑問を持つ
解析ケースがいくつか出てきました。しかし、資料をただ見ているだけでは、疑
問点を定量的に明らかにすることは甚だ困難です。そこで、規制委員会がクロスチ
ェック解析を行い、その結果を公表することに大きな期待を持っていました。規
制委員会がそのクロスチェック解析をやらないで、電力会社の解析は妥当である
と判断することになれば、それは由々しき手抜き審査であると言わざるをえませ
ん。・・福島事故以前に原子力安全・保安院と原子力安全委員会が安全審査を
行っていた際には、事業者による事故解析の妥当性を綿密に調べるために、クロ
スチェック解析が導入されました。その当時と比べても、大変な改悪になります。
政府は、
7.<エネルギー計画、時間かけ議論=菅官房長官>時事通信01/1011:35
記事全文<菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、今月中の閣議決定を目指
す「エネルギー基本計画」について、「責任あるエネルギー政策を策定するには
徹底した議論が必要だ。与党側からも、時間をかけてしっかり調整してほしいと
いう要望があった」と述べ、決定には一定の時間がかかるとの見通しを示した。>
こちらに解説的な記事があります、
7’.<原発政策 政権「二枚舌」 再稼働方針は不変>東京新聞1月10日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014011002100003.html
記事<安倍政権の原発政策で矛盾が表面化している。安倍晋三首相や自民党の石
破茂幹事長は「原発依存度をできる限り低減させる」と強調するが、昨年末、政
府がつくったエネルギー基本計画案では原発を「基盤となる重要なベース電源」
と位置付けている。原発再稼働にも突き進もうとしており首相らの言葉は「二枚
舌」と批判されかねない.。・・・・・・・
首相は六日の年頭記者会見で、原発について「エネルギー源の多様化を図りなが
ら、可能な限り依存度を低減するのが基本方針だ」と強調した。・・・・・首相
らは、脱原発を求める世論を意識。「首相が決断して即ゼロに」と求めている小
泉純一郎元首相の影響力も考慮し、原発政策を語る時は必ず「依存度減」を強調
する。石破氏も「小泉氏と方向性は変わらない」と取りつくろ
う。。・・・・・・・政権は、各電力会社が原子力規制委員会に申請した再稼働
の審査が終わる見込みの春ごろから、原発を再稼働させていく方
針。・・・・・・・・・・・・ 政府は、計画案を一月中に閣議決定する方針
だったが、ずれ込む可能性もある。>
・・・・基本は変わらない。
8.<原賠機構に廃炉部門 改組、東電任せを転換 経産省方針>朝日デジタル
1月10日05時00分
⇒http://digital.asahi.com/articles/DA3S10917702.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S10917702
記事<経済産業省は、東京電力福島第一原発の廃炉・汚染水対策を進めるため、
来年度にも政府の原子力損害賠償支援機構に廃炉部門をつくる。そのため、昨年
夏に政府がつくった国際廃炉研究開発機構(IRID)の機能を吸収し、廃炉部
門の責任者にはIRIDの山名元(はじむ)理事長が就く見通しだ。・・・・
IRIDは、福島第一原発の廃炉に向けた技術を開発する技術研究組合として、
電力会社や原発メーカーを集めてつくられた。経産省は組織改編のため、今度の
通常国会に原賠機構法の改正案を提出する。 IRIDの機能を吸収する原賠機
構の廃炉部門には、数十人の専門家を集める。技術開発を進めるとともに、東電
の廃炉作業を監督し、問題があれば改善を命令できるようにする。・・・ただ
し、賠償と廃炉は性格が異なり、廃炉支援が中途半端に終わるおそれもある。一
時しのぎのような組織改編には経産省内でさえ「不自然」との声があり、幹部も
「うまくいかなければ、仕組みを再設計する」と話してい
る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・畑違いの組織の統合に問題点はな
いのか。IRIDの山名元・理事長に聞いた。
――木に竹をつぐような組織改編に見えます。
「昨年暮れに経産省・資源エネルギー庁の担当者から聞かされたときは驚いた。
賠償と廃炉は世界が違う。『賠償の世界は全然わからない。でもしょうがないの
かな』と思った」
「100点満点で採点すると、IRIDができたことは20点、機構といっしょ
になることで45点。機構で廃炉の専門家を雇い、東電に指示できる点は前進だ」
――合格点に達していません。なぜですか。
「本来は英国のNDAのような公的な廃炉専門機関をつくり、技術と資金と責任
を持たせるべきだ。原発事故後、そう主張してきたが、一向にそうならない。日
本ではいつも役所の組織や予算の議論から始まる」
「まずは廃炉に向けてどんな技術戦略をとるかが重要だ。それから、戦略を進め
るためにどんな組織が最適か、費用はいくらかかるかを考えないといけない」
――今回の統合はあべこべになっていませんか。
「機構を使わないと組織と資金を保証する方策がない、それしかないということ
だろう」
――数十年もかかる廃炉事業に対応できますか。
「あと数年が勝負だ。数年内に廃炉の全体的な計画を立て、技術と資金と要員を
投入できる体制をつくらないといけない。今のようにだらだらやっていたら、地
下水や海への汚染が広がる。急がないといけない」
*やまな・はじむ 1953年生まれ。動力炉・核燃料開発事業団(現在は日本
原子力研究開発機構)に15年勤務した後、京大原子炉実験所教授。工学博士。>
8.<10カ所に11万人投入=原発災害も想定-南海トラフ地震の対処計画策
定・防衛省>時事通信01/1020:17
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000918
防衛省は10日までに、南海トラフ巨大地震の対処計画をまとめた。多数の孤立
地域が発生することを想定し、首都直下地震の計画を上回る艦艇約65隻、航空
機約300機を派遣。約10カ所の目標を設定し、11万人超の陸上自衛隊員を
速やかに被災地に投入するほか、米軍との連携強化や原発事故への対応なども盛
り込んだ。・・・・・・・・・・・・・・・ 原発事故では、津波などで浜岡原
発(静岡県)と伊方原発(愛媛県)が被災すると想定。陸自の化学部隊が原発敷
地外で住民避難やスクリーニング、除染などに当たることを計画している。>
昨日既報だが、こちらの記事に図があります、
9.<燃料溶融、再現実験へ 原子力機構、東海で年度末から>茨城新聞1月10日
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13892771702784
記事<・・・・福島第1原発事故で起きた燃料溶融がどのような経緯をたどった
か解明するため、日本原子力研究開発機構(原子力機構)が今春、全長約30センチの
小型核燃料棒1本を溶かす小規模な再現実験を東海村の研究炉で行うことが9日、
分かった。福島第1原発の廃炉作業は原子炉で溶けた燃料をどのように取り出す
かが最大の課題だが、溶融した経緯や燃料の状態は分かっていない。原子力機構
の杉山智之研究主幹は「実験で得られたデータを福島の事故解析の精度向上に役
立てたい」と話している。・・・・ 原子力機構によると、実験を行うのは東海
村にある原子炉安全性研究炉(NSRR)。3月末までに実験に着手する。>
被災地フクシマ、
10.<2月末までに再開通=震災で通行止めの常磐道>時事通信01/1011:49
記事全文<太田昭宏国土交通相は10日の閣議後の記者会見で、東日本大震災と
東京電力福島第1原発事故の影響で通行止めになっていた、常磐自動車道の広野
インターチェンジ(IC、福島県広野町)-常磐富岡IC(同県富岡町)間につ
いて、「2月末をめどに再開通できる見通しになった」ことを明らかにした。同
区間は、震災で路面のひび割れなどの被害が発生し通行止めとなったが、原発事
故の警戒区域に指定されたため、工事が遅れていた。>
11.<住民投票条例案を提出へ=中間貯蔵施設で住民請求-福島県楢葉町>時
事通信01/1010:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000249
記事<福島第1原発事故の除染で発生する放射能汚染土などを保管する中間貯蔵
施設をめぐり、建設候補地の一つである福島県楢葉町の住民グループは10日、
松本幸英町長に同施設建設の是非を問う住民投票条例の制定を直接請求した。松
本町長は、20日以内に町議会を招集し、賛否を示した意見を付けて条例案を提
出する。・・・・・・・・・・住民グループは昨年12月、条例制定を求める署
名を町選挙管理委員会に提出。町選管は、条例制定の直接請求に必要な有権者の
50分の1(126人)を大幅に上回る2151人分の有効署名を確認した。>
12.<避難者支援で連携確認 本県と受け入れ7府県>福島民友(01/10 10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0110/news10.html
記事<県と、東京電力福島第1原発事故による本県からの避難者を受け入れてい
る関西地方の7府県は9日、京都市で連絡会議を開き、避難者への支援をより充
実させるために連携していくことを確認した。県によると、関西地方では初開
催。京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良、和歌山の近畿6府県と岡山県には昨年12
月現在、県内から約2500人が避難しており、原発事故に伴う本県の取り組み
などの情報共有を目的に開いた。県と7府県の担当者ら約30人が出席した。意
見交換は非公開で行われた。・・・・・・・・・・・>
13.<復興への闘い 震災3年の現実(8)第1部 市町村の苦悩 消えない
住民不安>福島民報01/10 12:59
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/01/post_8987.html
記事<平成24年夏、除染廃棄物の焼却減容化施設建設の候補地に挙がった飯舘
村蕨平(わらびだいら)行政区の住民説明会が福島市で開かれた。「安全性が信
用できない」。村や環境省による施設の説明に住民からは反発する声が上がっ
た。村は施設の安全性や必要性の他、村民が避難している周辺6市町の下水汚泥
を受け入れる構想を明かし、建設する意義を訴えた。東京電力福島第一原発事故
発生以降、放射性物質を含んだ汚泥は、県内の下水処理施設で処理できずに敷地
内にたまり続けていた。1キロ当たり8000ベクレル以下なら産業廃棄物管理
型処分場で埋め立てられるが、周辺住民の反対に遭い、どの処分場でも埋設でき
ていなかった。8000ベクレル超の汚泥は国が処理することになっているも
のの、処分先が見つかっていなかった。・・・・・・・・>
14.<相馬双葉漁協で今年初めての試験操業 カレイなど水揚げ>福島民友
(01/10 11:20
⇒http://www.minyu-net.com/news/topic/140110/topic3.html
記事<相馬双葉漁協は9日、今年初めての試験操業を相双沖で行い、同漁協所属
の底引き網漁船15隻がアカガレイやアンコウ、カレイなどを水揚げした。今年
も週1回のペースで試験操業を行い、冬の主力品種「ズワイガニ」は来週の操業
から水揚げが始まる見通し。・・・・・・試験操業はいわき地区でも来週から行
われる予定。>
15.<10日県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の環境放射線量測定
値・放射性物質の検査結果(キノコ・野菜)・県内死者・行方不明者数>福島民
報1月11日朝刊
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
・・・・・記事の見出しに、「クロダイから1万2400ベクレル いわき沿
岸・・・・」とあります。
※注意:このページは、毎日同じURLで紙面が更新されます。
※ここにある数字は、モニタリングポストの周りが除染された環境の下での数値
です。
栃木県、
15.【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)下野新聞1月10日 17:35
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140110/1470197
記事<▼空間放射線量率(10日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。
地上1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メート
ル)・・・・・・・・>
千葉県、
16.<出荷制限シイタケ販売 千葉県、自主回収を指示 君津市の直売所>
【千葉日報】1月10日
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/173943
記事<千葉県は9日、東京電力福島第1原発事故の影響で、国から原木シイタケ
の出荷制限を受けている君津市で、生シイタケ約160キロと干しシイタケ約1
キロが農産物直売所で販売されていたと発表した。県などが検査をした結果、放
射性セシウムは国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)以下だったと
いう。県は直売所にあるシイタケの撤去と、すでに販売されたシイタケの自主回
収を指示した。・・・・県森林課によると、シイタケは、君津市三直の商業施設
「房総四季の蔵」内にある農産物直売所「旬の蔵」で、昨年11月14日~今年
1月7日に販売されていた。同市内の女性生産者2人が出荷しており、商品には
「君津産シイタケ」と記載されたラベルが貼られているという。・・・・2
人のうちの1人が放射性物質の自主検査をし、基準値以下であったため、直売所
に検査結果を提示し出荷。直売所は検査が公的機関によるものと思い込み、販売
した。もう1人の女性は直売所で販売されているのを見て、出荷したという。同
市の県中部林業事務所に7日、「君津市産のシイタケが売られている」と通報が
あった。>
・・・・・出荷制限されたこうした作物がその後どうなっているか、心配です。
規制委の続き、
16.<女川、島根原発の審査開始へ 来週に規制委、再処理会合も>【共同通
信】01/10 17:30???
⇒http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011001002112.html
記事、原子力規制委員会は10日、再稼働に向け申請があった東北電力女川原発
2号機(宮城県)と中国電力島根原発2号機の第1回審査会合を16日に開くと
発表した。・・・・・・・・・・会合では、各事業者から、地震や津波などの対
策や、電源車やポンプなど事故対策設備の配備状況の説明を受ける。・・・・・
女川2号機と島根2号機は、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型炉。規制委は
沸騰水型炉を専門的に審査するチームを設置する方向で検討している。>
こちらでは、早速、
16’.<女川原発2号機審査申請 東北電社員、周辺地区へ訪問始める>河北
新報1月10日
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140110t13022.htm
記事<東北電力女川原発は9日、原発に関する情報を地元の宮城県女川町と石巻
市牡鹿地域の住民に説明する「こんにちは訪問」を始めた。2号機について昨年
末に再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請したことなどを報告
した。住民からは安全対策の徹底を求める声が相次いだ。・・・・女川町宮ケ崎
地区では、所員2人が東日本大震災の被災者が暮らす仮設住宅など14戸を回っ
た。・・・・・・・・・・・・こんにちは訪問では24日までに、原発所員延べ
約140人が約4200戸を回るという。>
茨城県、原発関連業界も動き出す、
17.<原子力施設の安全誓う 茨城原子力協、3年ぶり賀詞交歓会>茨城新聞1
月10日
⇒http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
記事<茨城原子力協議会(佐藤守弘会長)の新年賀詞交歓会が9日、水戸市内のホ
テルで3年ぶりに開かれ、会員の原子力事業者や関係機関、市町村の代表ら約380
人が原子力施設の安全操業や新しい技術の開発推進などを誓い合っ
た。・・・・・・・・・>
電力、
18.<丸紅が首都圏で5発電所、新電力最大に 1500億円投資>日経1月10日
(有料会員限定)
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNZO64781800R31C13A2MM8000/
記事<丸紅は2016年までに首都圏で5カ所の火力発電所を動かす。発電能力は現
在の10倍の60万キロワットに増え、新電力(特定規模電気事業者)で最大規模に
なる。建設な
どにかかる総事業費は1500億円。他社からの調達分を含めた販売量は約170万世帯分
と3倍になる。電力小売りが家庭向けを含めて全面自由化されるのをにらみ、最大市
場の首都圏では他地域の電力会社や異業種大手の参入が相次ぐ。今後各社の能力増強
で競争が激化、電気料金の低下にもつながりそうだ。・・・・・・・・・・・>
19.<中部電、12月発受電量は0.6%減=3カ月ぶりマイナス>時事通信
01/1014:33
記事全文<中部電力が10日発表した2013年12月分の発受電実績(速報)
によると、発受電電力量は前年同月比0.6%減の120億6600万キロワッ
ト時と、3カ月ぶりのマイナスだった。マイナスは前年よりも気温が高く暖房需
要が減少したため。>
都知事選挙、
20.<脱原発、争点なじまず=菅官房長官-都知事選>時事通信01/1012:47
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011000457
記事<菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、東京都知事選の争点として
2020年東京五輪開催に向けた街づくりや少子高齢化対策などを挙げ、「基本
的には自分の生活に身近な問題が争点になるのではないか。国政選挙とは違う」
と述べた。東京には原発がないことを念頭に、原発問題は争点になじまないとの
認識を示すとともに、「脱原発」を掲げての出馬を検討する細川護熙元首相をけ
ん制した発言とみられる。・・・・・・・・・・・・・・>
20’.<自民都連、都知事選で舛添氏支援を決定 >日経1/10 10:53
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS10009_Q4A110C1EB1000/
記事<自民党東京都連は10日午前、党本部で幹部会を開き、都知事選(23日告
示、2月9日投開票)に立候補する意向を表明した舛添要一元厚生労働相の支援
を決定した。都議会自民党が前日に決めた方針を了承した。都連会長を務める石
原伸晃環境相は幹部会後、石破茂幹事長と会談し、「都連として舛添氏を推薦し
たい。党本部で十分検討してほしい」と伝えた。舛添氏が2010年に自民党を離党
して除名処分となった経緯から、党本部としての公認や推薦は見送るとみられ
る。・・・・・>
20”.<細川元首相が都知事選に立候補へ>共同通信1月10日(金)13時57分配信
記事全文<細川護熙元首相(75)は10日、東京都知事選(23日告示、2月
9日投開票)に立候補する意向を固めた。周囲に対し、脱原発が進まない現状な
どを挙げ「今の政治状況は心配だ。落選してもいいからやる」と表明した。脱原
発で連携を模索する小泉純一郎元首相と週明けに会談する。複数の関係者が明ら
かにした。・・・・細川氏は争点として脱原発を前面に掲げる意向だ。民主党な
ど野党内に支援の動きが出ているが、立候補する場合は政党の推薦などを得ずに
無所属で臨み、幅広い有権者層からの支持獲得を目指す方向だ。・・・細川、小
泉両氏は昨年10月にも会談し、脱原発を目指すことで一致していた。・・・・・>
20”’.<細川氏と小泉氏脱原発で連携か、自民党には警戒感>TBS系(JNN) 1
月10日(金)18時49分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140110-00000042-jnn-pol
記事<細川護煕元総理が、東京都知事選に出馬する意向を固めました。脱原発で
小泉元総理と連携するものとみられ、自民党には警戒感が広がっていま
す。・・・・・元総理が、東京都知事選へ出馬するという極めて異例の事
態。・・・・・・・・・・・・・16年前に、政界の第一線から退いた細川氏が
出馬の意向を固めたことに・・・・・・
「細川氏の『政治が心配だ』という(出馬情報だけでは)コメントしかねる」
(自民党 石破茂幹事長)・・・・困惑する石破氏。・・・・・「とんでもない
話だ。細川さんが出るなら全力でつぶさないといけない」(自民党幹部)
最近は、原発の再稼働を進める安倍政権を強く批判していた細川氏。昨年10
月、「原発ゼロ」を主張する小泉元総理と会談したといいます。自民党内には、
細川氏と小泉氏が連携し、「脱原発」が都知事選の争点となることに強い警戒感
があります。
「もし、そういう事態になったら、党内に衝撃が走るぞ」(自民党幹部)
小泉氏の周辺によれば、週明けには脱原発を主張する小泉元総理と会談するもの
と見られます。
「細川さんは、選挙運動する必要ないよ」(小泉元首相)
圧倒的な支持率を誇った2人の総理のタッグとなるころもあって、周辺にこう自
信を漏らしたといいます。
「殿、ご乱心」(甘利明 経済再生相)
「若い方が、割と知らないというのが、私の印象としては意外な印象を持ったと
ころ」(自民党 石原伸晃都連会長)
一方で、自民党内には、2人は既に「過去の人」であり大勢に影響しないという
見方も出ています。・・・・・・・・・・・去年12月に、日本維新の会を離
党、議員辞職し、出馬が取りざたされていた東国原英夫前衆院議員
は、・・・・・・・・・・・・自身については、「2000%ない」と現時点で
は、出馬しない意向を明らかにしました。・・・・・・・・・・・・・・>
都知事選立候補者をめぐる興味深い記事、
20””.<本命不在か!荒れ模様の東京都知事選~候補者たちの知られざる一
面>データ・マックス
2014年1月10日 10:33
⇒http://www.data-max.co.jp/2014/01/10/post_16455_nk1.html
記事<・・・・・・・・・<果たして都知事に相応しい人物
か>・・・・・・・・しかし政界引退以来の16年間を「テレビも見ないし、新聞
もとらない」という隠遁生活をおくってきた老人に、世界で最も近代化が進んだ
大都市のトップが務まるのかどうか。しかも東京都知事は、時には首相の権力を
しのぐとも言われるほど強力なものだ。・・・・・・・・・・・・それでは細川
氏以外の都知事候補はどうか。1月6日に日弁連元会長の宇都宮健児氏が、7日
には元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が出馬を表明した。いずれも話題性はあ
るが、どのくらいの票を集められるのかは不明だ。その他の泡沫候補も続々と立
候補を表明しているが、まず論外だ。・・・・・・そのなかで自公の「本命」と
される舛添要一
氏も、8日に事実上の立候補表明を行ない、自民党の都議団に挨拶した。2010年
に自民党を除名された舛添氏だが、厚生労働大臣時代につちかった公明党との強
い絆がある。都内の公明票は100万票と言われるので、優位は揺るがない。当初
は舛添氏の擁立に難色を示していた自民党本部も、最後は折れた形になってい
る。・・・・・<舛添氏は愛人スキャンダルが障壁に?>・・・・だがそんな舛
添氏でも、実はスキャンダルを抱えているのだという。関係者はこう述べ
る。・・・・・舛添氏には、複数の愛人と非嫡出子がいる。すでに成人している
子どももいるが、なかには障害を持っている子どもがいて、舛添氏は参院議員時
代に毎月25万円の養育費を払っていた。ところが議員を辞めたとたん、相手に無
断で月額
8万円に減額してしまった。怒った相手といま調停中らしい」・・・・まだ勝負
はわからないということか。・・・・・・・・・・>
今朝届いた西日本新聞朝刊紙面で、
2面に、
21.<社説 国政の潮流も占う審判に 東京都知事選>
社説検索は10時半すぎた頃に⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/
すぐ横に、20.の都知事選の一連の類似記事、
5面下方に、小さく10.の類似記事、
28面に、
22.<糸島市長・市議選 市民団体の主催で18日に公開討論会>
昨日の紙面には、こんな人の記事もありました、
23.<西部ガス 酒見俊夫社長 営業部門の効率化推進へ>01月10日 03時00
分 更新
http://qbiz.jp/article/30237/1/
記事<・・・・・・?東京ガスのように、発電事業に参入しないのか。
「検討は進めているが、電力システム改革や原発再稼働の行方を読み切れないで
いる。火力発電所を自前で建設するのは莫大(ばくだい)な投資を伴い難しい
が、他社との提携などいろんなスキームが考えられる」・・・・・・>
昨日の訂正:次の記事の出所は、西日本新聞ネットでした。
4.<核燃料溶融、再現実験へ 原子力機構、3月下旬に>(01月09日 17時27分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/62389
今朝は、以上です。(1.11. 6:23)
※編集作業簡略化のため、見出しと記事の前後の「」を<>に変更しています。
※この新聞記事紹介へのご意見は等、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn
★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
上記、舩津さんの新聞報告。
規制委のとんでもない審査作業を報じる、
6.<原発 手抜き審査 重大事故対策 事業者任せ 規制委、独自解析せず>し
んぶん赤旗1月10日(金
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-10/2014011001_01_1.html
についてコメントします。
この記事の内容は、9月20日のNHKの「特報フロンティア」に端を発して、
日本科学者会議福岡核問題研究会が熱心に取り組んで、さよなら原
発!11.10九州沖縄集会で取り上げられ、原子力市民委員会との連帯研究、
佐賀県議会原子力特別委員会での井野博満先生の参考人意見陳述等で強化されて
きて、現在さよなら原発!九州沖縄連絡会とさよなら原発!福岡実行委員会が取
り上げている、原発再稼動の科学的・技術的問題が東京でも検討され始めた事の
証明と思われます。
この記事の中には、過酷事故解析コード「MAAP」の言葉は出てきません
が、専門的に見れば「MAAP」は明らかに大きな欠陥を持ったコ-ドであり、
原子力規制委員会と電力会社が「MAAP」の解析結果のみに国民の命を預ける
ので有れば、到底許されないことと思われます。
たとへ、しんぶん赤旗一紙のみといえども、全国紙の一面トップにこのような
大変に重要な指摘が掲載された事は、九州のさよなら原発!運動の大きな前進と
思われます。
★ 黒木 さんから:
たんぽぽ舎です。【TMM:No2061】2014年1月10日(金)午後 08:45
地震と原発事故情報より転載
「買収」で成り立つ原発立地
│ 中部電力浜岡原発の金ばらまきの実態--全て電気料金である
│ 原発の見返りに中電から18年間で少なくとも114億円を受取った町
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
○原発を立地する際に、巨額の寄付が問題になってきた。それ自体は隠れもな
い事実であり、結局自治体財政を補助金や寄付金依存にしてしまい、健全な運
営が出来なくなるという批判も前から行われてきた。しかし今回明らかになっ
た規模は、常軌を逸していると言わなければならない。
電源三法交付金は期限が決まっているし固定資産税は減価償却により減って
いく。そこで「寄付金」という名の買収が横行するのであるが、増設問題が持
ち上がると常にセットとなって支出されている。
それ自体は何処の電力もやっていることである。
例えば今2020年オリンピックに向けて再開するかどうかで問題になっている
福島県楢葉町のJビレッジも、元はといえば福島第一原発7、8号機増設への
見返りとして県に東電から寄付されたものだった。
現在は当然のように東電が福島第一復旧の最前線に使用しているが、元はと
いえばそういう事情があるからである。
この建設に要した130億円は、福島第一原発建設仮勘定という名目で電力料
金に算入される発電所建設費に計上されていた。この7、8号機はもちろん原
発震災により中止されたが、建設費のうち一部が発電所建設費用の経費に算入
されているから、この寄付金の一部は電気料金として東電の電気を使用してい
る需要家が負担させられている。
他電力での地元寄付金も、当然のように電気料金に含まれて徴収されている。
毎年支払われている地域振興費という名目の資金は、電気事業会計上はおそら
く発電所の運営費に含まれているだろう。
電力の各種費用計上については、東電もそうだが何処の電力も明細を公開し
ていない。明朗会計にはほど遠いのである。
様々な費用が勝手に計上され、それが電気料金の原価に算入されていること
は想像に難くない。経産省が費用と認められないとカットした寄付金の事例も
あるが、全部チェックされて落とされたとは到底考えられない。落とされない
ように名目を曖昧にする手法が会計処理でも行われているだろう。
今回、中日新聞がスクープしたのは、中部電力浜岡原発の「3、4号機増設
問題」に絡んだ旧浜岡町(現在は御前崎市)に渡された「非公表の」巨額補助
金だった。
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■『原発見返り再三金銭を要求 旧浜岡町が中電に』
中部電力が浜岡原発3、4号機の増設同意時に、立地する旧浜岡町(現静
岡県御前崎市)に非公表の寄付53億円を約束していた問題で、町は53億円以
外に1970(昭和45)年度以降、「共存共栄のため」などとして、町議らの視
察研修や茶畑の防霜対策などさまざまな名目で中電に資金提供を求めていた。
中日新聞が入手した町の文書で分かった。増設同意前の金銭授受の見返りに
「増設問題への協力」を約束した念書もあった。
町はこうした収入を「寄付金」のほか「負担金」という細目に振り分けて
会計処理していた。いずれの細目も決算書で中電からの収入かどうかを判別
できず、第三者の目が届きにくい不明朗な形で“中電頼み”の行政運営が続
いていた。
本紙が入手したのは、御前崎市教育委員会が保管している旧浜岡町の「原
発関係文書」で、1970~1987年度の中電との金銭授受を示す文書が含まれて
いる。
文書によると、町は道路や水道、病院など公共施設・設備の整備に加え、
町議や町内会長らの「原発先進地視察研修」、原発増設に向けた「町内会調
整」の費用まで中電に依頼、請求していた。
公表している寄付36億円や非公表の寄付53億円に、これらさまざまな名目
の資金提供を合わせると、町は中電から18年間で少なくとも計114億円を受
け取っていた。
同じ期間に国が電源三法に基づき町に交付した85億円の1.3倍の規模。
専門家は「恒常的な寄付金頼みは自治体の財政運営として不正常だ」と指摘
している。
町は3号機増設に正式同意する半年前の1982年2月、テレビ中継局新設へ
の協力を中電に依頼した際、「ご協力要請額」を3800万円と明示した上で
「3号機着工問題の収拾という状況等もご理解いただき…」と記載。同年3
月に同額を受け取ると、「もちろん浜岡発電所の運営ならびに増設問題にも
協力いたします」との念書を差し入れていた。
中電は町との交渉経過や支払い実態について「個別具体的な内容は回答を
差し控える」(本店広報部)と話している。(1月6日 中日新聞より)
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○言うまでもなく、巨額の寄付により利益を得る集団からみれば、反原発運動
など邪魔くさくてしょうが無い。不倶戴天の敵になろう。こういう連中の中か
ら、いわゆる「嫌がらせ事件」と呼ばれる「脅迫」「威力業務妨害」「殺人未
遂」「殺人予備」 などの犯罪を行う集団が発生したか、あるいはそれらに金
が流れたと思われる。
今回のような巨額の資金をバックに、世論を操作し、異論を排し、地域社会
をコントロールすることを「選挙」の場で行えば「公選法違反」で厳しく罰せ
られる。中部電力がやっていることは、それとほとんど同じことだ。全電力会
社が大なり小なりやっていることも同じだ。そんな手法が効かなくなるために
は、こういう行為に対して厳しい批判を、受け取った側に対しても行う必要が
ある。古い話で何であれ時効だなどと言わせないで、情報公開法や株主の権利
や消費者の知る権利(原資は電気料金である)を駆使して明らかにしていきたい。
☆【反原発へのいやがらせの歴史展 Part2】が今月18日(土)、19日(日)の
両日、新宿区立区民ギャラリーで開かれる。是非ご参加を。
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
☆19日終了後、スペースたんぽぽで一定期間、展示を継続する予定です。
詳細はこのメルマガでお知らせします。
★ 井上澄夫 さんから:
10日夜、沖縄県議会で仲井真知事辞任要求決議が賛成多数で可決されまし
た。背景に知事の埋め立て承認に対する大多数の県民の強い批判があることは明
らかです。
この決議可決は19日投開票の名護市長選に大きく影響すると思われます。
★ 前田 朗 さんから:
大江健三郎を読み直す(2) 大江健三郎『晩年様式集』(講談社)
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/01/blog-post_723.html
------集会等のお知らせ------
●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。
● ★原発とめよう!九電本店前ひろば★ ●
『 1000日目 記念の集い 』
日 時: 1月13日(月・休日) 午後1:30~
場 所: 農民会館 4ホール
福岡市中央区今泉1丁目 電話092-761-6550
地図:http://tinyurl.com/mss4mmm
参加費: 1500円(飲食含)
主 催: 「1000日目記念集い実行委員会」
連絡先: (080-6420-6211 ・y-aoyagi@r8.dion.ne.jp)
メッセージ大歓迎
http://ameblo.jp/yaaogi/entry-11731681670.html
☆.・‥…━━━…‥‥‥━━━…‥‥ ‥☆
<皆様からのメッセージで
1000日目記念の手作りパンフを作成します。
全員のメッセージが採録された、
思い出の数々の写真をちりばめた小冊子は
皆様の活動の良き記念にもなることでしょう。
(1000日目記念の集い編集部ハンナ&マイケル)>
☆.・‥…━━━…‥‥‥━━━…‥‥ ‥☆
●1月14日(火)14:00から14:30
九電テント前で「1000日目当日」集会
<当日現場で記者会見>
14:30から 九電本社 「再稼働しないようの要請」交渉申し入れ●
■ 「さよなら原発!福岡」例会 1月23日(木)18時30分~
福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
地図:http://tinyurl.com/mkzzusw
「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」
ホームページHP http://bye-nukes.com。
● 原発労働者梅田裁判第9回口頭弁論 (301号大法廷)●
2月26日(水)午後1時15分 福岡地方裁判所
福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
〇門前集会12:45~ 〇入廷行進13:00~
〇裁判開始13:15(口頭弁論)
● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
原告総数 原告総数 7256(+29) (1/9現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html
○--------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
aoyagi@tent-hiroba.jp
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