修の呟き





私は、赤旗が他の一般紙やテレビニュースに比較して国内ニュースにしろ国際ニュースにしても優れて多様性があることを高く評価しています。今日の赤旗から特に注意深く読んだニュースを紹介したいと思います。
まず1面トップは沖縄県議会が辺野古への「移設」断念の意見書可決し、名護市長選あす告示。県議会が知事不信任を可決は時間が遅かったため掲載されていません。左肩には派遣業者が献金攻勢をかけ、法改悪狙い厚労相ら9議員と公明党に寄付やパーティー券購入を行っていたという政治が業界よりの政策を実施しているという話。
このほか3面には「靖国神社って何?」「『参拝』何が問題?」という見出しの特集。「安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐって、NHKなど一部のメディアが『不戦の誓い』をしたなどという首相の説明を無批判に流しています。靖国神社とは何か、首相の参拝がなぜ世界から厳しい批判をあびるのか、問題の根本を説き明かした報道はほとんどみられません」として、半ページ以上を使って靖国神社の成り立ちから説き明かしています。また、2面左下で、「首相靖国参拝の狙い 侵略美化歴史観を“国論”化」の見出しの囲み記事を展開しています。
さらに、4面左肩には「NHKはいま 視聴者市民ができること」の見出しで、元NHKディレクター戸崎賢二さんの寄稿。戸崎さんは「『右翼』の首相によって、『右翼』がNHKの最高議決機関に送り込まれるなどという事態は、前代未聞、戦後の放送法制定以来初めてのことではないか」と指摘され、「NHKに自立した批判的報道を望む市民は、手をこまねいていてはすまない時代なのである」として、「NHKの自主・自立を要求する立場の市民が、グループで、または団体を作って、調査、研究、発言する活動を広く開始してはどうだろうか」と、提案されている。
6面経済面トップは「原発のウソ 安倍政権のエネルギー計画案にみる」の見出しで、ポイントごとに計画案に反論しています。ぜひお読みください。7面国際面トップはアルゼンチン北中部コルドバ州の控訴裁が環境悪化を懸念する周辺住民が反対していた米国系大手バイオ企業モンサント社の工場建設を一時中止するよう命じる判決を言い渡したという記事です。
そして社会面トップは「モザンビーク 日本の農地大開発が土地奪う 強権政治に批判の中、安倍首相訪問」の記事。安倍首相がゼネコンや商社の関係者を同行して中東・アフリカ4カ国を歴訪中で、その中の一つモザンビークで日本などによる大規模農業開発に「農民を犠牲にするな」と反発が起こり、日本のNGO(非政府組織)や研究者も「安倍首相は農民の声に応えて」と声を上げている、という内容。
以上上げただけでも多種多様な内容で、さらに様々な話題、ニュースが掲載されています。私は党員ではありませんが、一般紙以外にぜひ赤旗を併読されることをお勧めします。
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