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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1014目報告☆

青柳行信です。1月28日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1014目報告☆
呼びかけ人賛同者1月27日迄3137名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さま
お疲れさまです。
週刊金曜日の さらん日記 面白かったですね。
私たちの 市民運動の雰囲気が よくあらわされていました。

朝日新聞に載っていた 甘利氏の金集め ひどいものです。
まったく電力会社と 癒着しているのがよくわかりました。
政治屋と 金の癒着を きちんとしない限り 社会はよくなりません。
カネに汚れた 政治屋は 公職から 退いてもらいましょう。
あんくるトム工房
1000日目 その後  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2845
甘い汁を吸う甘利   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2844

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆靖国と「従軍慰安婦」なぜ揉める 祀られる神の裏表ゆえ
(左門 1・28-550)
※籾井NHK会長の発言は確信犯として探りを入れているものだから徹底的に批
判しなければならない。靖国神社に祀られている「英霊」の多くは、「奪いつく
し、殺しつくし、焼き尽くす」という三光作戦を強行したのです。「奪う」中に
は財物だけでなく「女性の操」もありました。ですから、安倍首相などが、「心
ならずも戦地に赴いて戦士された兵士」という形容句は事実を隠しており、被害
者は二重の意味で許せないのです。私の先輩で僧侶の方は、召集された時将校で
したが、「慰安婦」を買う割引券=「突撃票」を配っていたことを漏らしておら
れました。是非、死ぬ前に告白してくださいと頼みましたが、実行せぬまま他界
されました。「軍が組織的に関与」した事実を、関係者が正直に告白すること
が、許しと和解への前提になるのです。籾井氏や橋下氏らの開き直りからは関係
破壊しか生まれません。そのようなヤクザな者を私の視聴料で賄うことは絶対許
さない!

★ 西岡由香 さんから:
青柳さま
こんにちは。いつも情報ありがとうございます!
いま発売されている「週刊金曜日」の7ページ目に、先日のテント1000日
記念の集いの4コママンガを描きました。青柳さんやハンナ&マイケルさんも
登場していますので、ごらんいただけたらうれしいです。<さらん日記>
<1000日目 その後  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2845>

★ ハンナ&マイケル さんから:
九電本店前ひろばテントからの帰り、新天町を通っていたら、知らない人から声
をかけられました。私のベレー帽につけてあった笑う太陽のドイツの脱原発の
バッジを指さして、「つけてくれて、ありがとう」ですって。『それ、私も持っ
てますよ』とか、『仲間ですね、お互い頑張りましょう』とか、声をかけられた
ことならあります。でも、なぜ「ありがとう」? この人から買ったっけ?、
と。一瞬、判断にまよいました。そうしたら、福島から避難してきた方でした。
福島では大っぴらに脱原発が口にしにくい状況にある、と噂ではきいていたし、
27日付けの毎日新聞でも、原発避難者に対していじめ、「原発のところに帰れ」
とか、北から来た人を「脱北者」と呼ぶ、などと、ひどい状況が報道されていま
したが。それにしても、脱原発バッジを見て、見知らぬ人にでも、思わず「あり
がとう」と声をかけてしまった方の心情を思うと、胸が痛みました。今度の
3.9の集会は、そんな被災者たちと繋がる集会にしたいと願います。

● さよなら原発!福岡集会<3.11(三周年)>●
集会日時:3月9日(日)午後2時から
場所:福岡市須崎公園 福岡市中央区天神5-8
地図:http://tinyurl.com/6od2twa
デモ:午後3時から天神周辺と九電前
主催: さよなら原発!福岡集会実行委員会
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(080-6420-6211・青柳)
カンパ募金振込先
・郵便振替01770-5-71599 さよなら原発! 福岡
 1口500円(何口でも大歓迎)

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
ここ数日、福島第1の現場を伝える記事が見当たりません。
今朝は、被災地の子供たちの実情を伝える記事から始めます。
中断以降に、東電のとんでもない献金問題、後段に九州の記事が続きます。

1.<東日本大震災:被災地の子供、心に影 教研集会で報告>毎日新聞 2014
年01月27日 東京朝刊
⇒http://mainichi.jp/shimen/news/20140127ddm041040115000c.html
記事<東日本大震災で被災した子供たちが、ストレスから友人との関係をうまく
築けないでいることについては、滋賀県で26日まで開催された日本教職員組合
(日教組)の教育研究全国集会でも報告された。中には東京電力福島第1原発事
故に絡む「いじめ」の具体例もあり、「心の復興」の難しさが浮き彫りになった。
◇「原発の所に帰れ」「脱北者」といじめ 震災前にできた整列、今はできず
「原発の所に帰れ」。福島県内の中学校に勤務する女性講師(27)は、けんか
での生徒の言葉に胸を痛める。「軽い気持ちなのだろうが、言われた子供は深く
傷つく」。こうしたいじめは昨年から目立ってきたという。・・・・中学の北に
位置する原発周辺地域からの転校生を「脱北者」と呼び、のけ者にするケース
も。女性講師は「原発さえなければとの思いから、原発近くで暮らしていた人に
怒りの矛先が向く雰囲気があり、子供も影響を受けている」と述べた。「震災で
たくさんの人が亡くなったのを見たのに、平気で『死ね』『消えろ』と言う」。
津波被害を受けた沿岸部の小学校で3年生の学級担任をしている男性教諭の報告
だ。・・・・1、2年時に他校の体育館などに間借りして授業を受け、仮設住
宅暮らしが長い子供もいる。男性教諭は「ストレスを抱えて相手の気持ちに寄り
添えず、人間関係を築けない子供が増えた。発達に課題のある児童は学級の半
分」と明かす。・・・・震災前の3年生にできた集会での整列が、今の学年には
できない。「震災の混乱で学校が十分しつけをできず、保護者も子供をみる余裕
がない。『荒れる』背景をきちんと分析しなければならない」と教諭は語っ
た。・・・・3日間で約1万人が参加した集会は26日、「すべての子供に豊か
な学びを保障することの重要性を共有した」などとするアピール文を発表し、閉
幕した。・・・・・・>

2.<東日本大震災:被災園児25%問題行動 引きこもり、暴力 長期ケア必
要--厚労省調査>毎日新聞 2014年01月27日 東京朝刊
⇒http://mainichi.jp/shimen/news/20140127ddm001040207000c.html
記事<岩手、宮城、福島3県で東日本大震災当時に保育園児だった子どもへの調
査で、暴力や引きこもりなどの問題行動があり、精神的問題に関する医療的なケ
アが必要な子が4人に1人に達することが、厚生労働省研究班(研究代表者=呉
繁夫・東北大教授)の調査で分かった。友人の死や親子の分離、被災地での生活
体験が原因と考えられる。サポートが行き届いていない子も多いとみられ、専門
家は早期の対応を求めている。・・・・・調査には、国立成育医療研究セン
ター、福島県立医大、宮城県子ども総合センター、岩手医大などが参加し、藤原
武男・国立成育医療研究センター研究所部長が26日、仙台市で開かれたシンポ
ジウムで発表した。・・・・・対象は、大震災が起きた2011年3月11日に
、3県内の保育園の3~5歳児クラスに在籍し、調査への協力に同意した子
178人と保護者。アンケートと面接を、震災後1年半以降となる12年9月~
昨年6月にかけて実施した。保育園の所在地は▽岩手=宮古市、陸前高田市、大
槌町▽宮城=気仙沼市▽福島=福島市、いわき市、南相馬市、富岡町。比較する非
被災地域として三重県で同様の調査を実施した。・・・・・・・・・・それらを
集計した結果、被災3県で25・9%の子が医療的ケアが必要な状況と分かっ
た。原因として、▽友人を亡くした▽家の部分崩壊▽津波の目撃▽親子分離--など
が挙げられた。三重では同様の状態の子は全体の8・5%にとどまり、被災地は
その約3倍に達した。被災地の子たちには、めまいや吐き気、頭痛、ののし
り、押し黙りなどの症状があり、このままケアを受けずにいると、学習や発育に
障害が出て、将来の進学や就職などにも影響する可能性があるという。・・・過
去の災害と子どもの精神的問題に関する調査は、比較的年齢が高く、幼児期の被
災影響に関する調査は珍しい。・・・・・・・・・・チームは今後約10年、同
じ子への調査を続け、毎年状態を把握していく計画だ。>
2’.<4人に1人問題行動=被災園児、暴力や爪かみ-医療ケア必要・厚労省
研究班>時事通信01/27-11:31
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014012700246
記事<・・・・・・・・・・・・研究班の藤原武男国立成育医療研究センター研
究所部長は「普通に暮らしている子どもでも、ストレスによる問題行動が起きて
いる。家庭、学校が連携して子どもを見ていく必要がある」と話している。>
・・・・・・・・こころのケアは難しいです。

被災地フクシマ、
3.<中間貯蔵施設、計画見直しを=高濃度廃棄物は拒否-福島県楢葉町>時事
通信01/27-12:03
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014012700299
記事<福島県楢葉町の松本幸英町長は27日、福島県庁に佐藤雄平知事を訪れ、
東京電力福島第1原発事故の除染に伴う放射能汚染土などを保管する中間貯蔵施
設について、「今後の町づくりなどに大きな影響を及ぼす。敷地を集約する工夫
なども検討するべきだ」と述べ、施設の配置など整備計画の見直しを政府に要望
するよう求めた。佐藤知事は「真摯(しんし)に受け止める」と述べた。>

4.<3年ぶり出初め式 楢葉町消防団>福島民報01/27 09:33
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2014012713548
記事<楢葉町の消防団出初め式は26日、町内の楢葉南小で行われた。東日本大
震災と東京電力福島第一原発事故後は中止しており、3年ぶりの再開となった。
・・・・・・・・町によると、団員数は220人。震災前から減少傾向だった団
員の確保や組織体制の再構築などが課題だという。>

5.<福島のコメは「世界中で一番安心安全」 一大消費地の首都圏で
PR>SankeiBiz 1/27 08:15
⇒http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140126-00000006-biz_fsi-nb
記事<福島県は26日、東京都江東区のイトーヨーカドー木場店で、県産米の安
全性をPRするイベントを開催した。会場には佐藤雄平知事も駆けつけ「生産、
流通、消費の各段階で検査をしており、世界中で一番安心安全の農産物と自負し
ている」と安全性を強調した。
・・・佐藤知事によると福島第1原発でトラブルが発生する度、近隣の温泉宿
で予約がキャンセルになるなど、県内の風評被害はいまだ根強いという。このた
め3月11日で東日本大震災から丸3年を迎えるのを前に、一大消費地の首都圏
で直接消費者に安全性をアピールすることによって、消費拡大につなげる考え
だ。・・・イベントでは佐藤知事やJAグループ福島の庄條徳一会長が、全袋検
査を行っているコメの検査態勢などを説明。タレントの安めぐみさんとともに
2013年の県産米「天のつぶ」で作ったおにぎりを試食し、来店客に天のつぶ
や県産のリンゴを配布した。・・・・・・
福島県とイトーヨーカドーはこれまでも、県産の農産物の販売促進や風評被害
の払拭(ふっしょく)を目的として、共同で店頭での取り組みを実施している。
この日、会場では福島県産米の販売も行われた。 >
・・・・・・・・????? 
6.<27日県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の環境放射線量測定
値・放射性物質の検査結果・県内死者・行方不明者数>福島民報1月28日朝刊
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:このページは、毎日同じURLで紙面が更新されます。
※ここにある数字は、モニタリングポストの周りが除染された環境の下での数値
です。

栃木県、
7.<【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)下野新聞1月27日 17:30
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140127/1487952
記事<▼空間放射線量率(27日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。
地上1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メート
ル)・・・・・・・・>

宮城県、
8.<加美町、処分場反対の意見書可決 臨時町議会開催>西日本01月27日 17
時53分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/65901
記事<福島第1原発事故で発生した1キログラム当たり8千ベクレル超の放射性
物質を含む「指定廃棄物」をめぐり、環境省が宮城県内最終処分場の候補地の一
つに挙げた加美町で27日、臨時町議会が開かれ、候補地から除外するよう求め
る意見書を全会一致で可決した。・・・・・・意見書は「年間約87万人が訪れ
る薬らい山観光への影響や、地滑り、雪崩による自然災害の恐れを考慮しておら
ず、疑問を感じる」と指摘。・・・・・>

新潟県、
9.<海外からも買い付け 新潟のニシキゴイ>朝日デジタル1月28日03時00分
⇒http://digital.asahi.com/articles/ASG1W3V60G1WUOHB002.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG1W3V60G1WUOHB002
記事<・・・・県錦鯉協議会(約490業者)のまとめでは、2010年の海外
への販売額は全体の約8割で、少なくとも10億円を超えた。11年の東京電力
福島第一原発事故を受け、海外輸出は放射能汚染の恐れで一時落ち込んだもの
の、持ち直してきたという。・・・・・>
・・・・・錦鯉の輸出にも影響している・・・・。

山形県、
10.<よ~く混ぜてみそ造り・河北 「ハチドリ一滴の会」が初企画>山形新
聞 1月27日(月)15時27分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-00000607-yamagata-l06
記事<福島第1原発事故の影響で福島県内から本県に避難している家族を招いた
有機みその手づくり講習会が26日、河北町溝延で開かれた。・・・・安心でおい
しい食事を知ってもらおうと、避難者支援のボランティアサークル「ハチドリ一
滴の会」(八矢昭司代表)が初企画。同地区で20年以上みそ造りを教えている農
業後藤浩一さん(68)方を会場に、寒河江市や大江町などに移り住んだ家族ら約
15人が参加した。>

政治にまつわる金、東電のとんでもない行動、
11.<甘利経済再生相パーティー券、電力9社覆面購入>朝日新聞デジタル 1
月27日(月)9時51分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-00000012-asahi-soci
記事<原発を持つ電力各社が2006年以降、原発再稼働を訴える甘利明経済再
生相のパーティー券を水面下で分担して購入してきたことが朝日新聞の調べで分
かった。平均的な年間購入額は数百万円とみられるが、各社の1回あたりの購入
額を政治資金規正法上の報告義務がない20万円以下に抑えていた。法律の抜け
道を利用し、資金源の表面化を防いだものだ。・・・・・電力会社役員が自民党
に個人献金していることは判明しているが、電力各社が電気料金を原資にパー
ティー券を分担購入していたことが明らかになるのは初めて。・・・・・・複数
の電力会社幹部によると、甘利氏が電力会社を所管する経済産業相に就いた06
年、電力9社は1回あたり約100万円分のパーティー券を分担購入。各社担
当者が協議し、事業規模に応じて分担額を決めた。この枠組みは翌年以降も続
き、東電などの関連会社が加わることもあった。東電は11年の原発事故後にや
めたが、他の8社はほぼ同じ金額で購入を続けてきたという。

11’.<(原発利権を追う 東電総務部:上)パーティー券、極秘裏仕事>朝
日デジタル1月27日05時00分
⇒http://digital.asahi.com/articles/DA3S10947055.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S10947055
記事<東京・日比谷の東京電力本店3階にある総務部は秘密の多い組織だ。昔か
ら政治家秘書がパーティー券の購入を求めて足しげく通う。40代の総務部総務
課長が窓口役を務め、政治家ごとに重要度を査定して購入額を決める。総務課長
経験者が取材班に打ち明けた。 「他の部署にはできない重要な裏の仕事です。
社内では他の部の部長よりも総務課長が偉かった」・・・・・取材班は10年前
から政界対策を担う東電総務部の実態に迫るためにOBを含め接触を重ねたが、
一様に口は堅かった。それでも原発事故後は少しずつ話す人が出てきた。元幹部
の一人はこう明かした。「総務部は表に出せない資金を扱う。中でも国会議員の
パーティー券の購入はトップシークレットです」・・・・・・・東電は毎年
、自民党を中心に50人以上のパーティー券を計5千万円以上購入してきた。さ
らに100社以上の関連会社も購入し、グループ全体で約1億円に達したとい
う。それでも各社1回あたりの購入額を名前が公表されない20万円以下に抑え
たため、世に知られることはなかった。・・・・・近年の総務課長の査定が最も
高かった政治家の一人が甘利明経済再生相だ。「甘利さんは東電副社長から参院
議員になった加納時男氏のパートナーのような役割だった」と元総務部幹部は言
う。甘利氏は2002年のエネルギー政策基本法成立に尽力し、06年に経済産
業相に就任。年を追うごとに重要度が増していった。今や原発再稼働を急ぐ電力
業界が最も頼りとする政治家の一人だ。
東電は実質国有化され、経営陣に経産官僚が送り込まれた。パーティー券購入は
打ち切られ、総務部に秘書が現れることはほぼなくなった。「有力政治家とは事
故前に払った金のおかげでなんとか関係を保っている」と東電幹部は嘆
く。・・・・・だが、東電グループ全体が政界と資金関係を絶ったわけではな
い。東電の主要グループ企業「関電工」の総務部は「議員名は差し控えるが、会
社としてパーティー券購入はしている。役員ら個人の購入は関知していない」と
取材に答えた。・・・・原発再稼働を目指し、電力会社は政治家に近づく。かつ
て政界対策を担い、電力業界に君臨した「東電総務部」の閉ざされた世界に迫
り、「電力と政治」について考えたい。>
・・・・甘利経産相―東電からお金をもらっている人が監督官庁の長!

政府、原発輸出、
12.<安倍首相:インド訪問 原子力協定、日印進まず 「厳格管理」深い
溝>毎日新聞01月27日 東京夕刊
⇒http://mainichi.jp/shimen/news/20140127dde007010028000c.html
記事<【ニューデリー杉尾直哉、竹島一登】安倍晋三首相はインド訪問で、成長
著しいインドへの日本企業進出の先頭に立つ「トップセールス」を展開したが、
原子力協定で前進はなかった。被爆国として核拡散防止条約(NPT)未加盟の
インドに厳格な管理を求める日本と、独自の核開発の歴史を持ち、核戦略を縛ら
れたくないインドの立場の違いが背景にある。・・・・「日本の技術がインドに
貢献できる余地は残っている」。安倍首相は25日、ニューデリーで開いた科学
技術セミナーで技術協力に意欲を示した。セミナーには原発メーカーの東芝、日
立関係者などが参加。インドのシャルマ商工相は原子力を念頭に、「日本は福島
の災害を克服した偉大な国だ」と持ち上げた。一方で、安倍首相とシン首相
との首脳会談では、懸案の日印原子力協定について「早期妥結」を確認するにと
どまった。・・・・・2007年に協定を締結した米印間では具体的な建設協議
が始まっているが、米国の技術は日本の原発メーカーの技術と一体化しているこ
とから、インドはウラン濃縮や再処理などに日本の技術導入が不可欠として対日
協定を急ぐ。・・・・・日本は協定締結に向けた交渉に当たり「インドが再度核
実験すれば協定を無効にする」との条件を主張、インドは拒否してきた。・・・
インド外務省のバンバワレ東アジア局長は協定交渉を「非常に微妙な問題だ」と
語る。安倍首相はシン首相に会談で、「インドの核実験全面禁止条約
(CTBT)署名を重視している」と指摘し、署名するよう求めた。日本は4
月、軍縮
・不拡散イニシアチブ(NPDI)外相会合を広島で開催する予定で、「妥協は
できない」(政府関係者)という事情もある。>
・・・・・すでに原発を持つ国へ輸出をすすめる愚かさ。

13.<歴史・秘密保護で論戦=28日から代表質問-国会>時事通信01/27-18:36
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014012700668
記事<国会は28日の衆院本会議で、安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演
説に対する各党代表質問を行い、与野党の論戦が始まる。・・・・・東京都知事
選(2月9日投開票)で争点の一つとなっている原発政策も取り上げられる見通
しで、激しい議論が交わされそうだ。・・・代表質問は衆院で28、29両日、
参院は29、30両日に行われる。>
・・・・・・・・首相は、「外遊ばかりせず、国内で民意を受け止めた仕事をす
べきです。

原発立地地域、
14.<伊方再稼働どう思う? 環境市民団体が街頭調査>愛媛新聞ONLINE 1月
27日(月)11時35分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-09068901-ehime-l38
記事<四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働問題で、原発30キロ圏の大洲
市の環境市民団体「グリーンコンシューマーおおず」(加戸弘二代表、約30人)
が26日、同市東大洲の農産物直売所前で再稼働の賛否を問う街頭アンケートを行
い、市民の関心を喚起した。・・・・午前9時半から2時間、買い物客に賛成、分
からない、反対の3択でボードにシールを貼ってもらい、理由を尋ねた。全267人
中189人と多数だった反対意見の人は「恐ろしいものは要らない」「節電で大丈
夫」などと発言。35人だった賛成者は大半が電気代への悪影響を指摘したほか
「商売で四電の人が来てくれるので」と話す人もいた。「分からない」は43人
だった。 「グリーン―」は2001年に市民有志で結成し、ごみ減量や肱川水質問
題などに
取り組んでいる。>

北海道、
15.<函館市民に不安の波 大間原発建設差し止め提訴へ>河北新報1月27日
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20140127_02.htm
記事<電源開発(Jパワー)が建設中の大間原発(青森県大間町)をめぐり、北
海道函館市が同社と国に建設差し止めを求める訴訟提起に向け、準備を進めてい
る。提訴に踏み切れば、自治体が国を相手に原発訴訟を起こす初のケースにな
る。工藤寿樹市長の決断を、市民の原発に対する不安感が後押しす
る。・・・・・・>
・・・・・少し長い記事です。

参考記事、以下、関心のおありの方は検索してどうぞ、
16.<(プロメテウスの罠)事故と犯罪:4 雨がっぱ姿で接見>朝日デジタ
ル1月27日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S10947090.html
記事<・・・・・・加畑と頼金は、雨がっぱ姿で交互に毎日接見した。事務所に
帰ると、そのつど、かっぱをウエットティッシュで拭いた。頼金は2度ほど、自
転車で接見に行った。加畑が別の用で車を使っていたためだ。自転車を使った
18日、福島市内の線量は最高値で毎時12・7マイクロシーベルトだった。 
「一言いってくれればすぐに車を戻したのに」。加畑はいまも申し訳ない思いで
いる。」

都知事選挙関連、
17.<東京都知事選に隠されつつも、政局は動く(前) >データ・マックス1
月27日 10:47
⇒http://www.data-max.co.jp/2014/01/27/post_16456_ngk_1.html

17’.<都知事選の原発論議 東北の首長、歓迎と戸惑い>河北新報1月27日
⇒http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20140127_01.htm
記事<原発・エネルギー政策が争点に浮上する東京都知事選の行方を、福島第1
原発事故の影響を受ける東北の知事や市町村長が注視している。福島県を中心に
脱原発の世論喚起を期待する首長がいる一方、原子力との共存を図ってきた青森
県など原発立地の自治体は警戒を強める。1300万首都は電力の一大消費地。
省エネ都市への転換を求める声もあった。「都民は福島の苦い経験を共有してほ
しい。日本の中心で脱原発が選択されれば、世論を動かす原動力になる」。原発
事故で町全域が避難区域に指定された福島県浪江町の馬場有町長は、脱原発の争
点化を歓迎した。・・・・・・・・>
・・・・以下、個々の首長の言葉が伝えられています。

17”.<朝日新聞世論調査>朝日デジタル1月27日22時14分
http://www.asahi.com/articles/ASG1W3TY3G1WUZPS001.html
記事<・・・・・・・現在停止中の原子力発電所の運転再開には「賛成」は
31%で、「反対」の56%の方が多かった。東京都知事選で原発の問題を争点
にすることは「妥当だ」が38%、「妥当ではない」が49%。ただ、
20~40代の女性では「妥当だ」が「妥当ではない」を少し上回った。>

九州、
18.<西部ガス、160万KWの大型LNG発電所検討 「他社と共同で」>
西日本電子版01月27日 15時17分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/31142/1/
記事<西部ガス(福岡市)は27日、北九州市若松区の響灘地区に総出力160
万キロワット規模の液化天然ガス(LNG)火力発電所を建設する方針を発表し
た。今後3年で経済動向などを見極めて事業化を最終判断するが、他社と共同で
2017年度に着工、20年度の稼働を目指す。西部ガスが火力発電所を設ける
のは初めてで、電力事業に本格参入する。・・・・・・建設候補地は、11月に
運転開始予定の「ひびきLNG基地」に隣接する社有地約23万平方メートル。
3月末に環境影響評価(環境アセスメント)の手続きに着手する。燃焼ガスと蒸
気の双方を活用する高効率の複合発電(コンバインドサイクル)を採用。当初は
出力数十万キロワットで稼働し、段階的に設備を増強する。・・・・・総出
力は、九州の火力発電所では九州電力の新大分発電所(大分市、計229万5千
キロワット)、新小倉発電所(北九州市、計180万キロワット)に次ぐ規模
で、川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市、計178万キロワット)に迫る規
模。発電した電力は、九州電力や特定規模電気事業者(新電力)への卸供給を想
定しており、小売りも検討する・・・・・・・・>
18’.<九電独占変わるか 西部ガス、エネルギー自由化視野>西日本電子版01
月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/31193/1/
記事<・・・・・・「まずは第一歩。やらないことには前に進まない」。酒見俊
夫社長は27日の記者会見で本格的な電力事業参入への決意を口にし
た。・・・・九州の電力供給は現在、九州電力がほぼ独占。メーカーなどが九電
の送電線を使って九電向け卸供給や大口向けの小売りを手掛けるが、シェアはわ
ずか。西部ガスも福岡、長崎、熊本県の供給区域内では都市ガス供給を独占して
いる。 しかし、昨年11月には電力システム改革の第1弾として改正電気事業
法が成立し、付則には電力小売りの全面自由化などの工程が明記された。ガスに
ついても経済産業省の有識者会議「ガスシステム改革小委員会」の論議が始まっ
ており、電力と同時期に小売りが完全自由化される可能性もある。・・・・・・
今回の
火力発電所建設に伴う投資額は2千億円規模とみられる。提携企業と分担すると
はいえ、巨額の投資が西部ガスの負担になるのは間違いない。電力事業を軌道に
乗せられるかが、同社が「総合エネルギー企業」に進化するための試金石とな
る。・・・・・・◆同業大手も続々・・・・・・・◆雇用や投資も生まれる、北九
州市長・・・・・・・・・・・>

19.<「電力の鬼」は何を思う>西日本電子版[01月28日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/31171/1/
<「電力の鬼」と呼ばれながら、茶をたしなむ風流人でもあった松永安左エ門
(1875?1971)。・・・日中戦争が始まり、軍国主義が強まる中、「官
僚は人間のクズ」と公言(後に新聞紙上で謝罪)し、戦後も、国策の電力会社の
温存を図る勢力と真っ向から対立。電力供給をブロックごとの民間企業に独占さ
せる「9電力体制」を築き、戦後復興に向けた電源開発の資金を確保するため電
気料金の大幅値上げを断行した大物財界人だ。・・・・戦争で国家管理が強ま
り、社長を務めていた電力会社が国に取り上げられると、一切の公職を退き、終
戦まで山荘で茶道に興じる日々を送った。・・・・・・・・松永が生きていれ
ば、原発事故に揺れる今の電力業界についてどう思うだろうかということだった。
「原発などやめてしまえ」と言うのか。それとも、「国が何と言おうと、さっさ
と原発を動かせ」と言うのか。・・・・・>

20.<【地域と原発 宮崎・串間から】(6)漁業 昔のままに輝く豊かな
海>西日本電子版[01月27日 11時54分 更新]
http://qbiz.jp/article/31129/1/
記事<・・・・・・・・串間の海は、古里の人々に恩恵を与え続けてい
る。・・・・「原発に反対してくれた漁師のおかげで海は昔のまま。そして今の
状況がある。感謝します」。轟さんはしみじみと話した。 >
20’.<【地域と原発 宮崎・串間から】(7)政争 置き去りへの危機感強
く>西日本電子版[01月27日 13時41分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/31137/1/
記事、・・・・・・・その「夢」は福島の原発事故が打ち砕いた。住民投票が立
ち消えになると、業者は町中に掲げた「豊かな串間をつくろう」などと書いた看
板を全て撤去した。・・・・・・>
20”.<【地域と原発 宮崎・串間から】(8)証言 「原発は政治なんです
よ」>西日本電子版[01月28日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/31179/1/
記事<・・・・・・さらに精査し、3カ所まで絞り込まれたとき、串間の名は消
えていた。原発立地に必要なもう一つの重大要素である「政治の安定」が欠けて
いたからだ。・・・・「原発を地域に受け入れてもらうには相当な時間がかか
り、長きにわたる地元の盤石の支援体制がいる」と元社員は指摘する。串間は、
政争が激しく選挙ごとに市長が入れ替わる点が敬遠された理由だっ
た。・・・・・・・・・・>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
1面のトップは、18.の記事、
3面にも、18’.の記事、
5面下方に、
21.<原爆症審査7割却下>
こちらに関連統計資料があります、厚労省のホームページから
21’.<疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分科会の開催結果につい
て> 厚生労働省健康局総務課2014年1月27日
⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000035846.html
26面福岡版に、
22.<糸島市長選 候補者の横顔>
・・・・立候補している二人を紹介しています。
34面に、20”.の記事があります。
今朝の紙面jはこれだけです。(1.27.4:46)
紙面にない記事、
23.<原爆の人体影響報告書を米が公開 投下直後の広島、長崎調査>(01月
27日 20時53分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/65960
記事<広島と長崎への原爆投下直後、日米の研究者らが両市内などで原爆の人体
への影響などについて調査した内容をまとめた報告書を、米エネルギー省が27
日までにインターネット上で公開した。長崎大の長瀧重信名誉教授が明らかにし
た。報告書は米陸軍が1951年にまとめた全6冊の「原子爆弾の医学的影
響」。45年8月に原爆が投下された直後の同9月以降、日本人や米軍の医師や
研究者ら計約180人が広島、長崎に入り、爆心地からの距離など各条件下で、
放射線の人体への影響などを調べた。長瀧名誉教授は「原爆投下直後の人体への
影響について世界で最も詳しい報告書」と話している。>(共同)
・・・・・当時、こうしたデータ取得が優先されたんですね。

※この新聞記事紹介へのご意見等は、ysykf@yahoo.co.jpまでお知らせください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば870日目 テント日誌 1月27日(月)特別版商業用
原発停止138日目

 「伊方の家」通信  No.4       14.01.27

No3を発信してから随分時間がたった。東京は都知事選をめぐる動きでヒート
アップしているのだろうが、伊方の家も10日から随分慌ただしくなった。
 10日には東京からOさんが応援に駆け付け、大飯監視テントの中心メンバー
だった若いU君もスクーターでやってきた。積もる話をしながら、翌日の佐多三
崎半島でのチラシ配布の準備をする。
 11日、新年最初のゲート前行動は30名の参加と賑やかなものであった。徳島か
ら学生たちも参加していれば、宇和島からは幼児連れの若いママたちも参加して
いる。南予地域、松山、今治、新居浜、徳島、大阪、東京からと広くつながり、
全国の原発現地の幟旗がはためいている。いよいよ再稼働阻止へ正念場の闘いの
火ぶたを切った、という思いが伝わる。
 きらら館でなごやかに昼食を取った後、20名で戸別チラシ配布に向かう。皮き
りの今日は半島の先端地域、旧三崎町エリアからスタートした。瀬戸内側に、か
つて村落決議でもって原発に長く反対してきた地域があると聞いて勢い込んで向
かったが、山が海へと落ち込んでいく斜面に家が軒を重ねるように建ち並んでい
て、古い石段を上り下りしながらのチラシ配布は本当にきつかった。若いU君で
さえ「こんなに大変なチラシ配布は初めてだ。大飯の時以上だ。そのかわりここ
でのチラシ1枚の重みは東京での1000枚に匹敵する」という。
 今日のチラシ配布の中で、井戸川さんの講演会について、ポスターを貼ってあ
げるから持っておいでと言ってもらったり、詳しいことが決まったら連絡ほしい
という電話を後ほどもらったり、足の便さえあれば参加したい、という要望を聞
いたりと手ごたえ十分であった。
 チラシ配布終了後、伊方の家で10人ほどが今後について相談。そしてそのあと
新年会として、Iさんが用意してくれた魚で鍋を囲む。

 12日は早朝からIさんの車で今治まで村上誠一郎の国政報告会を聞きに行
く。もしかしたら何十年ぶりかで今治にいる友人と会えるかも…と期待したが、
それは叶わなかった。帰りに松山で伊方原発止める会のKさんと会い、お話を伺
う。基準地震動をめぐって四電の自信なげな泣きの入った興味深い話や、東京都
知事選への期待や、ざっくばらんで情熱的な話しぶりにおおいに共感させられる。

13日は東京のOさんの超安全運転で九町の手前あたりに行き、チラシ入れす
る。港は広々としていたが、家々は傾斜地に建っていてやはり石段を上り下りし
てのチラシ配布は苦労であった。

14日、Oさんは今日東京に帰るのであるが、帰りのバスまでの1時間ほど八幡浜
市内でチラシ入れをしようという。Oさんの熱意・エネルギーに感心しながら一
緒にチラシ入れで歩き回った。遠くで振り返った時のチラシにジっと見入る年配
者の姿が印象に残る。翌15日は、1人で伊方の家近辺でチラシ入れをおこなっ
た。すると中にごく近くで、反原発のステッカーが入口に貼ってある家があっ
た。それを見た時の感動は大変なものであったが、後ほど伺い話をすると、ゆう
き農産生協のステッカーも貼ってあり、斉間さんをよくご存じの方であった。夕
方M子さんがやってきたが、M子さんも以前からよく知っていて、来る途中でそ
の方と出会い、私が訪ねたことが話題になったそうだ。
 井戸川さんの講演会をなんとか伊方町内で実現したいといろいろ努力が払われ
たが、確保できたかに思えた会場は町当局から待ったがかかり、結局ダメとなっ
た。急きょ、八幡浜を16日に切り替え、15日は高知ともつなげて南の方の宇和島
市で開催することになった。伊方ではずっと長く言論・表現の自由はなかったと
いう。ようやく薄日がさしてきているように思えたが、まだまだ壁は厚いと思い
知らされる。

16日、丁度半島の中ほどにチラシ入れに行く。途中出会った人たちは事故への不
安を口にする。終り頃、同行のHさんが石段をずっと上に上った家に行ったまま
降りてこない。20分ほど待ったであろうか。おばあちゃんたち5人が集まってい
るところで話しこんだそうだ。おばあちゃんたちは口々に不安を言い、止めな
きゃいけない、再稼働させてはいけない、四電は信用できない、事故があれば自
分たちは見捨てられる、助けてほしい、と言ったそうである。彼は「原発を止め
る役目の人か」と聞かれたそうだ。やはり住民の中では不安が渦巻いているのだ。

 17日から、テントの行動や再稼働阻止全国ネットワークの全国討論会や対規制
庁交渉に参加するために上京した。経産省前でマイクを持って見上げた時、あま
りにもコンクリートの巨大な塊に取り囲まれて異様な気分であった。海とみかん
畑の続く山と軒の低い家々の風景に慣れ親しんだ身にとって霞が関の光景は「世
界が違う」という実感であった。この「異様な世界」が地方の地域社会の運命を
弄び、蹂躙していくのかと改めて怒りが湧いてくる。
 長くなったので一旦これで終え、21日に戻ってからのことは次へと回したい。
  (Y・T)

★ 前田 朗 さんから:
※「ブラック企業」批判・今野晴貴講演報告
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/01/blog-post_27.html

※ヘイト・クライム禁止法(47)フィジー
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/01/blog-post_7340.html

★ 井上澄夫 さんから:
●政府の動きが急です。1・27付産経が「政府が名護市との協議開始を週内に
も市側に打診することが26日、分かった。辺野古での代替施設建設に向けた調
査や設計を4月以降に予定し、作業を加速させるための措置」と報じました。
 新基地建設に反対する稲嶺市長の厳しい姿勢はわかっていながら、あえて名護
市に突撃しようというのです。
政府は(1)キャンプ・シュワブ沿岸域でのサンゴの分布状況や保全の調査
(2)同沿岸域でのジュゴンの監視装置に関する調査(3)大浦湾側の埋め立て
や護岸の設計-の3件について、調査を受注する業者を募集する入札の公告をす
でに行い、続いて新基地陸上部のボーリング地質調査についても入札の公告を行
ないました。
 一方でそういう既成事実作りを先行させ、名護市に「辺野古移設」を容認させ
ようとしています。
 つい先日、1月19日に名護市民によって新基地受け入れ拒否の明確な意思表
示がなされたばかりだというのに。

●1年前の1月27日、「オール沖縄」の沖縄代表上京団が日比谷野外音楽堂で
決起集会を開いたあと、銀座デモを行ないました。その翌日、28日には政府に
申し入れを行ない、代表が安倍首相に「建白書」を手渡しました。
 しかし安倍首相は「沖縄の民意」が詰まったその「建白書」にまったく応え
ず、1・19名護市長選で鮮明に示された名護の民意も踏みにじって、埋め立て
着工へと突進し始めました。

★ ギャー さんから:
「アススベテ症候群」
明日すべてが明らかになる
「あばよ」
あの頃のいいかげんな自分に別れを告げる
ご苦労さん
ごまかしだけで自分を飾る
お化粧だけがうまくなったね
これからウソで塗り固められた現実を生きる
子どもたちには線量計は必携品になったね
GPSで監視されるよりも
線量計付きのスマートフォンだろ?
監視しつづけなくちゃならないのは
「秘密保護法」で秘密を作る
政府と官僚どもの国家権力だろう
おれたちは監視される側ではなくて
国家権力を監視し解体する立場にいる

★ 松岡 さんから:
<book14-06『戦争とたたかう/憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(水島朝
穂)>

水島朝穂著『戦争とたたかう/憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(岩波現代
文庫)を読んだ。この本は憲法学者・久田栄正氏の第二次世界大戦中のルソン戦
体験を札幌学院大学で元同僚だった水島朝穂氏が聞き取りをし、関連する膨大な
資料にあたり、また多くの生存者の証言とも照らし合わせながら構成したもの
(現代評論社1987年刊)の文庫本化である。久田氏は旧制四高時代、京大時
代と反軍国主義的な思想を持ち、就職後短期間で招集され、見習士官を経て陸軍
主計少尉として任官後、1944年夏に満州からルソン島への派遣命令が下され
る。米軍上陸後、圧倒的攻勢のなかで飢えと病で兵士たちは次々と倒れていく苛
酷な戦場で久保田氏は生きのびた。そして、その戦場体験を戦後に「平和的生存
権」を中核にした憲法思想として生かしていく。その思想は戦争体験を原点にし
て深められたものであった。聞き取りをされた水島氏は戦後派の世代であり(
「戦争を知らない子供たち」の世代)あり、戦争との出会いは「ベトナム戦争」
であったと「プロローグ」に書かれている。私は水島氏より9歳上の世代で、
「父親が戦死している」最後の世代である。私より若い世代の水島氏がこのよう
に真摯ですぐれた戦争体験の聞き取りと歴史的検証をされていることに大きな感
動を覚えた。私も父親の戦死と関わって「戦争の記憶」にこだわってきたが、さ
らにそれを深めようという気にさせてもらった本だった。

<目次>
プロローグ 「戦争を知らない子供たち」の世代から
1 一貫した反軍精神
2 軍隊の内務班生活/人間改造への抵抗
3 「満洲」へ/経理部将校となる
4 「ルソン決戦」への道程
5 米軍リンガエン湾に上陸
6 退却行はじまる
7 「人間廃業」の戦場
8 日本軍隊の崩壊/降伏
9 捕虜収容所における「憲法論争」
エピローグ 平和憲法に生きて
戦争とたたかうということ 久田栄正
参考文献
岩波現代文庫版あとがき
久田栄正氏略年表

------集会等のお知らせ------

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!福岡」例会 1月30日(木)18時30分~
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
   地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

● 原発労働者梅田裁判第9回口頭弁論 (301号大法廷)●
 2月26日(水)午後1時15分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1-1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会12:45~   〇入廷行進13:00~
   〇裁判開始13:15(口頭弁論)

● さよなら原発!福岡集会<3.11(三周年)>●
集会日時:3月9日(日)午後2時から
場所:福岡市須崎公園 福岡市中央区天神5-8
地図:http://tinyurl.com/6od2twa
デモ:午後3時から天神周辺と九電前
主催: さよなら原発!福岡集会実行委員会
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(080-6420-6211・青柳)
カンパ募金振込先
・郵便振替01770-5-71599 さよなら原発! 福岡
 1口500円(何口でも大歓迎)

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
 3月28日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
原告総数 原告総数 7299(+25) (1/23現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○--------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
  午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
  ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
  場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
   <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
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佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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