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<エイモリー・B・ロビンス著「新しい火の創造について」>

2018.03.31(15:00) 13556

第2537目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:
<エイモリー・B・ロビンス著「新しい火の創造について」>

2018年3月24日の福岡核問題研究会3月例会で岡本良治氏から「脱原発,気候変動
対策とライフスタイル革命」の報告が有りました。
この報告は、私の知らない事がたくさんあったのですが、その中にエイモリー・
B・ロビンス著「新しい火の創造」の引用がありました。

新しい「新しい火の創造:中国、概要版」の存在は筒井哲郎氏「原発は終わっ
た」の引用からその存在を知りました。また、アメリカの「ローレンス・バーク
レー国立研究所」と「ロッキーマウンテン研究所」と「中国エネルギー財団」が
協力して作成した「新しい火の創造:中国、概要版」が中国のエネルギー基本政
策に大きな影響を与えたと思われる事に衝撃を受けていました。

しかし、「新しい火の創造」のオリジナルについては気が付いていませんでした。
そして、福岡核問題研究会3月例会で「新しい火の創造」のオリジナルについて
初めて知る事ができました。

 ダイアモンド社から2012年10月4日にエイモリー・B・ロビンス著「新しい火
の創造」の日本語訳が出版されています。

 この「新しい火の創造」の原題は「Reinventing Fire」で日本語への翻訳者の
山本泰氏は直訳すると「火の再発明」となるが日本語としてしっくりこないので、
「新しい火の創造」としたと説明されています。

 この516ページの分量のある書籍は、アメリカのシンクタンク「ロッキーマウ
ンテン研究所」の長年の研究成果をまとめたもののようですが、福島第一原発の
悲惨な過酷事故の結果を見て、京都議定書以後、世界の中で検討を続けられてい
た世界のエネルギー政策で原発の選択肢の放棄の国際的な合意が固まってきた事
を受けての記念出版のようです。

 ジエレミー・リフキン著の「第三次産業革命」もアメリカの著名なシンクタン
クの総力を挙げた結論からまとめられた世界のエネルギー政策で、この「第三次
産業革命」と「新しい火の創造」は、切り口は違うのですが、アメリカ社会の中
から、新しい理論が生まれ、アメリカの内部にもそれらを受け入れる組織が表れ
てきたが、どちらかと言えばヨーロッパで一番良く受け入れられ、中国やインド、
中東やアフリカでもかなり受け入れられてきたようです。そして、パリ協定で世
界のほとんどの国が、このような新しいエネルギー基本計画を受け入れるように
なったようです。

 しかし、不思議なことに、日本では原発の推進勢力も、原発に反対勢力も、こ
れらの見解にはあまり注目されてこなかったようです。また、パリ協定に真っ向
から反対している国は、日本だけのように思われます。

 福島第一原発の悲惨な過酷事故の発生から7年間経つのに、どうして今までパ
リ協定の本当の意味を知らなかったのか、不思議な気持ちがしました。日本より
も、海外の方が、福島第一原発の悲惨な過酷事故の教訓をよく生かしているよう
です。
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