第5回エネルギー情勢懇談会に付いて1<オランダロイヤル・ダッチ・シェル社のガイ・オーテン副社長>
第2567目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:
第5回エネルギー情勢懇談会に付いて1
<オランダロイヤル・ダッチ・シェル社のガイ・オーテン副社長>
第5回エネルギー情勢懇談会では、オランダロイヤル・ダッチ・シェル社のガ
イ・オーテン副社長(テレビ会議参加)、フランスEDF社のマリアンヌ・レニ
ョー副社長、フランスENGIE社のディディエ・オロー副社長の有識者を招い
て、説明を受けています。
第5回エネルギー情勢懇談会の議事録を示します。
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/studygroup/ene_situation/005/pdf/
005_011.pdf
「根源的に不確実な将来に対する意思決定」の資料を示します。
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/studygroup/ene_situation/005/pdf/
005_005.pdf
オランダロイヤル・ダッチ・シェル社は「売上高は25兆円、企業戦略としては、
その下に、石油ガス開発ということでいうと、最近はガスシフトの傾向というこ
とで、生産量に占めるガスの比率が徐々に上がってきているということでござい
ます。」と紹介されています。日本の「昭和シェル石油」もグループ会社です。
ロイヤル・ダッチ・シェル社はオランダに本社を置く超大企業ですが、日本で
はトップ企業のトヨタ自動車と同じ規模の会社です。
ガイ・オーテン副社長はテレビ会議での参加ですが「根源的に不確実な将来に対
する意思決定」について説明されています。
パワーポイントの資料の冒頭に、A4版2ページ程度の注意書が掲示されてい
ます。非常に小さい字で細かく説明されていますが、ロイヤル・ダッチ・シェル
社の基本的な考えが説明されています。
ロイヤル・ダッチ・シェル社はオランダに本社を置く、世界的な巨大な石油メ
ジャーですが、早くから石油などのエネルギー資源の採掘や精製や販売などを、
世界中に拠点を置いて長い間続けて今日に至っています。
そして、巨大な企業ですから、世界の流れを見て、石油から天然ガスへのシフ
トも行っているようです。又再生可能エネルギーにも力を入れているようです。
しかし、OECD加盟国の石油の使用は少し減少してくるが、OECD非加盟国
の発展途上国は、石油の使用量はかなり増えると考えているようです。
世界的な巨大な石油メジャーですから、急激な変化は考えていないようです。
ロイヤル・ダッチ・シェル社は政府主導で行われるマウンテンシナリオと市場主
導で行われるオーシャンシナリオの2ケースで将来の世界のエネルギー予測を行
っているようです。
マウンテンシナリオはEUタイプのようで、オーシャンシナリオはアメリカタ
イプのように思われますが、どちらか一方に成ってしまうとは考えにくいようで
す。
また、ロイヤル・ダッチ・シェル社はEV(電気自動車)の与える影響も重視し
ているようです。日本では、ニッサンの電気自動車の発売が始まったばかりの頃
は、電気自動車の航続距離を考えれば、先行投資だと思われていたようですが、
ここ二・三年年の間に海外では電気自動車が世界のエネルギーに大きな変革をも
たらすようになると考えられており、世界経済に大きな影響が出始めています。
ロイヤル・ダッチ・シェル社は、脱炭素化にはシフトをしていますが、所帯が大
きいので急激な変化はあまり取れないようです。
資源エネルギー庁は、パリ協定の実行はまだまだとの考えのようで、強い味方を
得たようです。
今までの海外の報告を読んでいると、日本政府ほど原発に巨額の援助金で支援す
る国は、海外ではどこも無いようです。
★ 中西正之 さんから:
第5回エネルギー情勢懇談会に付いて1
<オランダロイヤル・ダッチ・シェル社のガイ・オーテン副社長>
第5回エネルギー情勢懇談会では、オランダロイヤル・ダッチ・シェル社のガ
イ・オーテン副社長(テレビ会議参加)、フランスEDF社のマリアンヌ・レニ
ョー副社長、フランスENGIE社のディディエ・オロー副社長の有識者を招い
て、説明を受けています。
第5回エネルギー情勢懇談会の議事録を示します。
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/studygroup/ene_situation/005/pdf/
005_011.pdf
「根源的に不確実な将来に対する意思決定」の資料を示します。
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/studygroup/ene_situation/005/pdf/
005_005.pdf
オランダロイヤル・ダッチ・シェル社は「売上高は25兆円、企業戦略としては、
その下に、石油ガス開発ということでいうと、最近はガスシフトの傾向というこ
とで、生産量に占めるガスの比率が徐々に上がってきているということでござい
ます。」と紹介されています。日本の「昭和シェル石油」もグループ会社です。
ロイヤル・ダッチ・シェル社はオランダに本社を置く超大企業ですが、日本で
はトップ企業のトヨタ自動車と同じ規模の会社です。
ガイ・オーテン副社長はテレビ会議での参加ですが「根源的に不確実な将来に対
する意思決定」について説明されています。
パワーポイントの資料の冒頭に、A4版2ページ程度の注意書が掲示されてい
ます。非常に小さい字で細かく説明されていますが、ロイヤル・ダッチ・シェル
社の基本的な考えが説明されています。
ロイヤル・ダッチ・シェル社はオランダに本社を置く、世界的な巨大な石油メ
ジャーですが、早くから石油などのエネルギー資源の採掘や精製や販売などを、
世界中に拠点を置いて長い間続けて今日に至っています。
そして、巨大な企業ですから、世界の流れを見て、石油から天然ガスへのシフ
トも行っているようです。又再生可能エネルギーにも力を入れているようです。
しかし、OECD加盟国の石油の使用は少し減少してくるが、OECD非加盟国
の発展途上国は、石油の使用量はかなり増えると考えているようです。
世界的な巨大な石油メジャーですから、急激な変化は考えていないようです。
ロイヤル・ダッチ・シェル社は政府主導で行われるマウンテンシナリオと市場主
導で行われるオーシャンシナリオの2ケースで将来の世界のエネルギー予測を行
っているようです。
マウンテンシナリオはEUタイプのようで、オーシャンシナリオはアメリカタ
イプのように思われますが、どちらか一方に成ってしまうとは考えにくいようで
す。
また、ロイヤル・ダッチ・シェル社はEV(電気自動車)の与える影響も重視し
ているようです。日本では、ニッサンの電気自動車の発売が始まったばかりの頃
は、電気自動車の航続距離を考えれば、先行投資だと思われていたようですが、
ここ二・三年年の間に海外では電気自動車が世界のエネルギーに大きな変革をも
たらすようになると考えられており、世界経済に大きな影響が出始めています。
ロイヤル・ダッチ・シェル社は、脱炭素化にはシフトをしていますが、所帯が大
きいので急激な変化はあまり取れないようです。
資源エネルギー庁は、パリ協定の実行はまだまだとの考えのようで、強い味方を
得たようです。
今までの海外の報告を読んでいると、日本政府ほど原発に巨額の援助金で支援す
る国は、海外ではどこも無いようです。
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