今朝(20日)、我が家に届いた新聞には有明海再生に向けた記事が3件掲載されていましたので、紹介します。佐賀新聞と赤旗は昨日紹介しました有明海4県漁民のつどいについて伝えています。
佐賀新聞では佐賀県太良町の漁業者平方宣清さん(61)が「タイラギ漁が2季連続で休漁となり、漁業者がタマネギ収穫のアルバイトで生計を立てている現状を紹介。今回の決定を『多くの漁業者が有機をもらった』と評価しつつ、『海の状況は最悪で、タイラギは休漁しても稚貝ができない。開門して漁業ができる海に戻してほしい』と訴えた」と、紹介しています。赤旗は堀良一弁護団事務局長が「6月11日までに開門しなければ1日49万円、1カ月で約1500万円の税金が支払われることになると指摘。国が開門に向け、すぐに対策工事に着手しなければ『国は税金を無駄遣いすると言っているに等しい』と述べたことや、長崎県島原市の漁業者篠塚光信さん(55)が「1年1年水質が悪くなっている。一刻も早く開門につなげていかないと、漁業が崩壊するのは時間の問題だ」と話されたことを紹介しています。
また今日付けの赤旗日曜版には国営諫早湾干拓事業潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁の確定判決に従わない国に対し、佐賀地裁が11日、2ヶ月以内に開門しない場合、漁業者49人に一人あたり1日1万円の制裁金を支払うよう命じる決定を下した記事が紹介されています。堀良一弁護団事務局長とともに、太良町の漁業者大鋸武浩さんのコメントが掲載されていますので紹介します。
「今回の決定で希望の光がさしました。経済状況は苦しいですが、気持ちは多少明るくなりました。開門に向けて、ダメ押しの決定だと思います。確定判決も重いですが、さらに重いものです。
しかし国は、すぐにでも開門調査を行うと宣言しなければならないのに抗告しました。決定の重みを全く分かってい ない。
林芳正農水相は『一層難しい状況になった』と言いました。被害だけは垂れ流し誰も責任をとりません。



海の状況は相変わらずで、ノリは不作でアサリもとれません。農水相はまず、われわれと会って漁業被害を認めてほ しい」
これらの新聞が手元にある方はぜひ一読をお勧めします。ない方はとりあえず赤旗の日刊紙か日曜版のご購読をお勧めします。
佐賀新聞では佐賀県太良町の漁業者平方宣清さん(61)が「タイラギ漁が2季連続で休漁となり、漁業者がタマネギ収穫のアルバイトで生計を立てている現状を紹介。今回の決定を『多くの漁業者が有機をもらった』と評価しつつ、『海の状況は最悪で、タイラギは休漁しても稚貝ができない。開門して漁業ができる海に戻してほしい』と訴えた」と、紹介しています。赤旗は堀良一弁護団事務局長が「6月11日までに開門しなければ1日49万円、1カ月で約1500万円の税金が支払われることになると指摘。国が開門に向け、すぐに対策工事に着手しなければ『国は税金を無駄遣いすると言っているに等しい』と述べたことや、長崎県島原市の漁業者篠塚光信さん(55)が「1年1年水質が悪くなっている。一刻も早く開門につなげていかないと、漁業が崩壊するのは時間の問題だ」と話されたことを紹介しています。
また今日付けの赤旗日曜版には国営諫早湾干拓事業潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁の確定判決に従わない国に対し、佐賀地裁が11日、2ヶ月以内に開門しない場合、漁業者49人に一人あたり1日1万円の制裁金を支払うよう命じる決定を下した記事が紹介されています。堀良一弁護団事務局長とともに、太良町の漁業者大鋸武浩さんのコメントが掲載されていますので紹介します。
「今回の決定で希望の光がさしました。経済状況は苦しいですが、気持ちは多少明るくなりました。開門に向けて、ダメ押しの決定だと思います。確定判決も重いですが、さらに重いものです。
しかし国は、すぐにでも開門調査を行うと宣言しなければならないのに抗告しました。決定の重みを全く分かってい ない。
林芳正農水相は『一層難しい状況になった』と言いました。被害だけは垂れ流し誰も責任をとりません。



海の状況は相変わらずで、ノリは不作でアサリもとれません。農水相はまず、われわれと会って漁業被害を認めてほ しい」
これらの新聞が手元にある方はぜひ一読をお勧めします。ない方はとりあえず赤旗の日刊紙か日曜版のご購読をお勧めします。
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