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福島県浪江町の馬場町長~胃がんの手術後に被曝量の高い地域に帰還すべきではなかった

2018.06.28(18:29) 14980

第2626目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 渡辺悦司 さんから:

前信で体調不良による辞職をお伝えしました福島県浪江町の馬場
町長ですが、1時のNHKニュースが今日の午前9時半ごろに亡くなっ
たことを伝えました(69歳でした)。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180627/k10011497411000.html
私の前信で、町長の胃がんの手術を2013年と書きましたが、NHK
の記事によればこれは間違いで2014年でした。お詫びして訂正し
ます。

いずれにしろ、胃がんの手術後に被曝量の高い地域に帰還すべ
きではなかったことだけは確かです(昨年3月末と報道)。

胃がんは、一般には術後の生存率が良好ですが、被曝状況下で
は、決してこのようなことはありません。

チェルノブイリ事故では、事故前に57~62ヵ月あった胃がんの診
断後の生存期間が、事故6年後に15.5ヵ月にまで短縮し、事故10
年後には2.3ヵ月にまで激減してしまったという調査があります(核
戦争防止国際医師会議ドイツ支部著・松崎道幸監訳『チェルノブ
イリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害』合同出版(2012
年)75ページ)。

ネットでは下記の153ページにあります。
https://inis.iaea.org/search/search.aspx?orig_q=RN:30028377

しかも、最近、この現象を説明する機序の1つも解明されてきました。

それは(1)放射線がもたらす「炎症」と、(2)「炎症」によるがんの進
行・悪性化(浸潤・血管新生・転移)の加速・促進、というメカニズム
です。

炎症による作用は、発がんだけではないのです。

この、放射線による炎症とその炎症によるがん進行・悪性化の促進
という内容は、デヴィータ『がんの分子生物学 第2版』、宮澤ほか
『がん増殖と悪性化の分子機構』など、教科書的な文献にすでに取
り入れられています。

すでに、環境・復興行政関係では、環境大臣政務官、復興副大臣
が若くしてがんで死去していることは、以前にお伝えしました。

もちろん、個別の事例について放射線関連を証明することは不可
能に近いでしょうが、これだけ連続して起こるということは、もはや
単なる偶然とは言えないでしょう。

今回の訃報は、非常に多くの一般住民が、ニュースにならないま
ま、がんになったり、病気になったりして、亡くなって行っていること
を示唆しています。

帰還政策を中止し、チェルノブイリ法の基準(年間5mSvで強制移住、
1mSvで移住の権利の保障)で避難を組織しなければなりません。

放射能は「見えない危険」「見えない敵」ですから、予防的な措置を
講じなければ、一般住民は言うに及ばず、行政側、権力側の人々
も、例外なく犠牲は避けられないということなのです。
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