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北九州市の洋上風力発電の拠点整備について2

2018.06.29(11:13) 15012

第2627目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:
北九州市の洋上風力発電の拠点整備について2

<ドイツ・ブレーマーハーフェン市の洋上風力発電の拠点整備>

平成25年6月27日に北九州市・NEDO洋上風力発電シンポジウムが行われたようで、
経済産業省の岩本晃一氏が「洋上風力産業による港湾都市ドイツ・ブレーマー
ハーフェンの経済復興成功物語」の報告を行われたようです。
http://www.nedo.go.jp/fuusha/doc/20130627_06A.pdf
ドイツ・ブレーマーハーフェン市は、人口が約11万4千人(2015年)の港湾都市
で、北九州市よりはかなり小さい都市のようです。ブレーメンの音楽隊で有名な
ブレーメンは1358年に加盟したハンザ同盟の港町として栄えていたそうですが、
ウェザー川の奥約50kmの位置にあったので、大型船が通行できないので、川
口の北海に面したブレーマーハーフェン市に港湾都市ができて栄えていたようで
す。

「1980年代後半、新興国が造船業に参入、市のほとんどの造船所が閉鎖(3千人
失業)。地域経済は米軍、造船業、海運業、水産加工業の4分野に依存していた
が、うち米軍経済と造船業の2分野が一気に失われた。失業率は1980年5.8%から
2005年25.6%(統計修正後23.7%)へと急激に悪化。人口が1985年13.4万人から
2000年12.1万人に一気に激減。2001-02年、危機感を持った市政府のなかに経済
復興チームが結成(当時のチーム長が現在の経済振興公社BIS総裁)。」そして、
洋上風力発電の拠点整備に力を入れて、目覚ましい復興に成功したそうです。

 洋上風力発電には「今やトライポッドは高さ40~60m・重さ700~900トン、ナ
セルは300~400トン。工場・港湾の敷地内であっても移動は短距離、ましてや道
路上の運搬は不可能。工場から直ちに海に出荷可能な港湾、耐荷重性港湾及び深
い水深の港湾が必須。」と説明されています。

 11ページに発電機などを収納する“ナセル”の輸送状態の写真、12ページにブ
レードの積み込み状態の写真が掲載されていますが、洋上風力発電設備は特に巨
大な部品が使用されているので、積み出しに専用の基地が必要なようです。

 ブレーマーハーフェン市の洋上風力発電の拠点では、既に大量の洋上風力発電
設備の組み立てと積み出しが通常の状態になっており、市の経済と雇用の活性化
に成功しているようです。

「○ 成果;
- 2008年以降、直接雇用として、洋上風力分野で3千人増、港湾全体では1.7万
人増。
失業率は2009年15.3%にまで大幅に低下( 2011年は16.3%、ドイツ全体では8
%)。
2020年目標に更に1万人の雇用創出を予定。
- フルタイム正規雇用者は2003年4.31万人から2010年4.67万人、7年間で+8.4
%増加。
- 事業所売上高計は2000年28.4億€(3627億円)から2008年34.0億€、(4341億円)8
年間で+20.0%増加。」と報告されています。

 55ページに「タグボートに曳航されてトライポッドが運ばれていく様子」が示
されています。この報告書で、洋上風力発電の拠点整備で何をするのかの様子
がだいたい分かるようです。
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