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「緊急集会:タブー化していいの?被ばくと健康~「美味しんぼ」騒動を考える」

こんな声もあります。転送します。杉野



みなさま(重複失礼、拡散歓迎)
FoE Japanの満田です。
昨日実施した「緊急集会:タブー化していいの?被ばくと健康~「美味しんぼ」騒動を考える」
を朝日新聞が記事にしてくれました。

スカイプでお話しをされた伊達市にお住まいのお母さん。
ポイントは

・「美味しんぼ」の「福島の真実」は、福島の愛があふれていて、読んでいて懐かしくなった。
・風評被害を助長したのは、むしろ政府の反応。
・政府が調査をして批判しているのかと思ったが、そうではない。県民健康管理調査の基本方針には、体調の変化についてきくような欄はない。
・国は線量できめつけるのではなく、きちんとした健康調査を。

以下にはりつけますので。ぜひご一読ください。


今回の美味しんぼの騒動で私が一番驚いたことは、政府官僚からの抗議の声です。
漫画の表現が、どうしてここまで問題視されるのかが理解できませんでした。
私は福島県庁からの抗議文がなかったらこの話題はよくわかっていなかったかも知れません。

この騒動のお陰で、「福島の真実」を読むことができました。とても愛情溢れる内容で懐かしい郷土料理や福島の海や山の幸が描かれていて本当に懐かしくあの頃には戻れないと思うとこの本は永久保存版だとも思いました。

話をもどしますが、どうぜ鼻血がでたといってみても因果関係は認められないことは自分でもよくわからなかったからです。

私の息子の事故後半年で数回鼻血をだしました。その後鼻血以外でも心配なことが何度もありました。

しかし、この騒動が風評被害助長させたということでまた騒ぎになっているわけですが、


いつもなら、いくらネットで話題になったとしてもこんなに社会現象までなることはなかったと思います。

官僚や福島県庁から抗議が次々にだされましたね。
風評被害を助長させたのは作者ではなく政府や行政だと私は思っています。

でも福島県から抗議文がでましたので、調査しているのかとも思い県庁に電話して聞いてみました。

担当者からは「県民健康調査」「甲状腺検査」「ホールボディカウンター」をしているということを言われました。

「県民健康調査の基本調査は、いまだに25.9%しか回収できていませんし、その基本調査の中には体調の変化や、健康について書く欄ももありませんし他の検査の問診にも入っていません。

なのにどうやって県民の健康状態を把握できているのでしょうか。できていないのに抗議文を送ったのならば、これは問題ではないのでしょうか?

担当の方には、鼻血だけではなく健康調査をすることを望みますと要望しました。
これは医療機関にではなくて住民直接にです。
行政でも、各健康相談窓口もありました。NPO団体でも健康相談会など行われていました。

是非今までの調査を集計してもある程度把握できますし、もちろん内容を公表するべきではないでしょうか?

私も事故後福島県内で暮らしてきてまだまだ不安や疑問がたくさんあります。
でもなかなか言えないんです。特に県内や身近な人、お医者さんには聞けないんです。


私以外にも、家族の健康に不安を持っている方は多くいらっしゃることに今回改めて確認いたしました。
これは是非国を挙げて調査をするべきことだと思います。

過去のデータや知見で判断することは切り捨てに過ぎません。
今起きていることにちゃんと目を向けてください。

今調査しないと、またうやむやになってしまいます。
線量だけでの決め付けでは、今後なんにも解明できません。

個人線量計の数値にはかなり疑問があります。

これは不安を煽るとかそんな初期的なレベルではありません。

現実をしっかり把握するための大切な調査になると思います。

風評被害という言葉を使うのならば政府はや県はしっかりと情報を出し、現地を歩いて調査をしてください。

何度もいいますが、この調査は医療機関での調査ではなく私たち一人一人にお願いしたいです。

被ばくとは直接関係がなくても事故によっておきていることだと認識して謙虚な態度で臨むことが一番大切ですし安心につながることだと思います。
そうしないと私たちはいつまでたっても宙ぶらりんのままです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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