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<変動電源のバックアップ電源の問題と石炭燃料の使用について>

2018.08.30(19:49) 15914

第2689目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:

第5次エネルギー基本計画策定に向けたパブリックコメントの結果について6

<変動電源のバックアップ電源の問題と石炭燃料の使用について>

 意見番号143から204までは、については、変動電源のバックアップ電源の問題
と石炭燃料の使用についての意見がたくさん有ります。
第5次基本計画(案)は、「風力発電や太陽光発電など天候により出力変動する
電源(変動電源)にはバックアップ電源に揚水発電も有るが、大量の火力発電が
必要である。将来、技術革新により、蓄電池や水素のコストが急激に低下し商業
ベースに乗るように成れば、風力発電や太陽光発電などが脱炭素電源に成るが、
今の技術の発展段階では、大量の火力発電が必要なので、当面は脱炭素電源には
なれないと説明されています。

寄せられたご意見概要では、第5次基本計画(案)で、ドイツの現状を報告して
おり、ドイツでは今でも石炭火力発電が変動電源のバックアップ電源に使用され
ており、石炭火力発電の発電比率が少なくは成っていなく、CO2の削減にも効
果が上がっていないとの説明があるが、ドイツの現状を正しく説明していないと
の意見が表明されています。

パブリックコメントの意見の中では、風力発電や太陽光発電など天候により出力
変動する電源(変動電源)は、変動電源では有っても、予測できない電源ではな
く、送電線の強化により平準化することにより、変動調整をする等して、自然エ
ネルギーだけで100%の電力を供給できるのに、化石燃料発電を続けるのはおかし
いという意見もたくさん有ります。この件は、もっともっと日本国内で、現状に
実態をよく確認して、認識を深めていく必要が有ると思われます。石炭は大量に
CO2を発生する化石燃料なので、脱炭素化は脱石炭のような意見も有るようで
す。しかし、第5次基本計画(案)はそのような見解とは違う面も有り、意見の
違いも有るようです。

意見番号202と203に、CCSの推進についてのパブリックコメントが有ります。
同じような意見のパブリックコメントが2通有ったのかもしれませんが、このパ
ブリックコメントは私がエネルギー基本計画(案)のパブリックコメントの3通
目を提出し、受け付け番号201805270000476691で受領されたパブリックコメント
の内容です。

**************
『加えて、温室効果ガスの大気中への排出を更に抑えるため、IGCC・IGF
C等の次世代高効率石炭火力発電技術等の開発・実用化を推進するとともに、2
020年頃のCO2回収・有効利用・貯留(CCUS)技術の実用化を目指した
研究開発、国際機関との連携、CCSの商用化の目途等も考慮しつつできるだけ
早期のCCS Ready導入に向けた検討を進めるなど、環境負荷の一層の低減に配慮
した石炭火力発電の導入を進める。』と説明されているが、CCSの商用化は既
に始まっている。カナダでは、石炭をガス化炉でガス化し、水素を製造し、CO2
は油田後に圧入している。アメリカでは、産業廃棄物のオイルコークスをガス化
炉でガス化し、水素を製造し、CO2は油田後に圧入している。CCS(CO2回収・
貯留)は既に商業生産設備である。
**************

第5次基本計画(案)では、CCSは未来の技術と説明しているように思われま
すが、政府も真剣に取り組んでいることは説明されています。

 2015年には日本で鉄を1億113万トン製造しており、CO2を1億8,266万トン排出
しています。
http://www.jisf.or.jp/business/ondanka/kouken/keikaku/documents/4-
1tekkowg20170215.pdf

これらの現状を放置し、電力問題だけを検討していては、日本のCO2の排出量
はとてもパリ協定には追い付かないように思われます。
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