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2014.07.27(11:46) 1728

【修の呟き日記(2014.7.27)】①
 佐賀市の身障者不採用問題で齊場三十四佐賀大学名誉教授が佐賀新聞に寄稿され、28日付のオピニオン欄に「レッテル貼りやめよう」の見出しで掲載されていました。
 寄稿記事によると、齊場名誉教授は日本福祉大学卒で、医療ソーシャルワーカーを経て、1994年に佐賀医科大(現・佐賀大医学部)教授。2009年から医学部名誉教授、国際医療福祉大教授。専門は障害者らのバリアフリーやリハビリテーションなどで、両下肢障害で松葉づえを利用されているそうです。
 齊場名誉教授は、身障者不採用問題について冒頭、「なんとも寂しいニュースである。障害者の持つ強い就労への願いを受けながら、無理解からか、その願いを形にできなかった」と感想を書かれています。そして、「手の不自由さや言語障害があると、低就労能力との認識を持たれる傾向が急に高まる。その結果、絶対にしてはいけない「辞めさせるデータ」を収集するために試験就労を実施するという事例にこれまで数多く出会ってきた。わかりやすくいえば、著書『五体不満足』で知られる四肢欠損の乙武洋匡さんのような障害のある人に『ホチキス作業』という明らかに実行不可能プログラムで審査、結果『できない』ので低能力だとレッテルを貼り、尊厳を傷つけるといういじめ行為に近いことが、まかり通っているとの認識が必要であろう」と指摘されています。
 また、「今回の反省を踏まえ、自治体には採用手順の見直しではなく、外部委員も含めた就労のための特別チームを首長直属で設置し、重い障害を持ちながらも、一般社会での活躍を可能とする意欲的な障害者を輩出できる就労モデル都市を目指してほしい」と訴えられています。
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佐賀市の行為は、2月19日に日本でも発効した障害者権利条約に明らかに違反しています。条約14条は「身体の自由及び安全についての権利」が明記され、「生きるための最低限の支援は原則として無償」とされ、条約19条は「自立した生活及び地域社会への包容」には、障害のある人にはどこで誰と生活するかを選択する機会があると書かれています。障害を理由に障害者が不利益を生じることがなく、他の人と同じ水準の生活を送ることを条約は保障しているのです。
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