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OECDのCSNIのSURC-4実験報告について3

2018.12.06(19:47) 17354

第2788日目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:

OECDのCSNIのSURC-4実験報告について3
<SURC-4実験が解明している3シミュレーションプログラム>

 OECD(経済協力開発機構)のNEAのCSNI(原子力施設安全委員会)
は、MCCI(コアコンクリート反応)の実験とシミュレーションプログラムの
開発は、世界の原発のシビアーアクシデント対策のためには、極めて重要と考え
たようです。
 そして、ISP-24の「SURC-4実験プロジェクト」では、国際的に開
発の進んできた3シミュレーションプログラムの、CORCON(コルコン)、
DECOMP(デコンプ)、WECHSLを主にして、検討を行っています。
 CORCON(コルコン)のプログラムはMELCORという解析プログラム
の中のMCCI解析プログラムで、MELCORは日本の原子力規制機関で使用
されてきたプログラムのようです。
 DECOMPはMAAPという解析プログラムの中のMCCI解析プログラム
で、MAAPは日本の原発製造会社や電力会社で使用されてきたプログラムのよ
うです。
加圧水型原発の新規制基準の適合性審査(案)のパブリックコメントで、加圧水
型原発を所有する電力会社は、MAAPとDECOMPを使用しているが、原子
力規制庁はMELCORとCORCONを使用している。新規制基準の適合性審
査では、MELCORとDECOMPでクロスチェックが行われていないとの意
見が提出されました。原子力規制委員会は、「加圧水型原発を所有する電力会社
は、DECOMPでのMCCIの検討を行っていないので、原子力規制庁がクロ
スチェックは行えない。」との見解を示して、この問題は処理されています。
OECDのCSNIのSURC-4実験報告はMELCORとDECOMPがど
の程度信用できるのかの検討を行っています。
OECDのCSNIのSURC-4実験報告Volume 1の35ページ、表3.1にS
URC-4実験条件で、MCCIの数値シミュレーションに参加した世界のグ
ループの一覧表が掲載されています。
日本の原子力機関は、この数値シミュレーションには参加していないようです。
このVolume 1で報告されている、MCCIの数値シミュレーション結果は、実験
条件だけ提示して行われ、その後から実験結果の公開が有り、実権結果よりも、
数値シミュレーション予測が先行しており、数値シミュレーション予測がどの程
度の信頼性が有るかを検証したようです。
 MELCORやDECOMPは、1ケ所の原子力規制機関で開発されているよ
うですが、入力条件の設定により、かなり結果の数値が変動するので、入力条件
の設定が各研究機関の腕の見せ所のようです。
 SURC-4実験は、コンクリートには玄武岩コンクリートを使用しており、
日本の原発とよく似た条件のようですが、試験用のデブリはSUS304のステ
ンレス鋼を200kg使用し、実験の途中でZr(ジルコニウム)金属を20kg添
加するような簡単な実験条件で、実炉の場合と比べてかなり条件が単純化されて
います。
 しかし、このような単純な条件での実験でも、1988年当時のシミュレーシ
ョンプログラムは、予測精度が低い事が分かったようです。
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