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オスプレイの基地化になった場合の被害予想

2014.07.31(16:24) 1742

 有明海再生のために「よみがえれ!有明海訴訟」支援する全国の会の事務局でご奮闘されている岩井三樹さんが、佐賀空港がオスプレイの基地化になった場合の被害予想についてまとめられました。今後の佐賀空港軍事基地化反対、オスプレイ配備反対運動の参考になればと思い紹介します。
 
【オスプレイが佐賀空港に配備された場合の予想される被害】
 沖縄の普天間基地に2012年10月1日にオスプレイは強行配備されました。そのことによって沖縄県民が受けている被害の状況、及びオスプレイ配備によって起こりうる被害についてまとめてみました。

1、 欠陥機オスプレイ
 試作機段階で1991年と92年に事故、7名死亡、2名負傷、2000年4月には乗員9名全員死亡、同12月には乗員4名全員死亡、2012年4月にモロッコで墜落、4名全員死亡、同6月には米国フロリダ州で墜落事故を起こし、これまで30人以上が死亡したとの報告がある欠陥機といわれています。しかも墜落事故の原因はいまだに究明されていません。

2、 騒音被害
 騒音問題も深刻化しています。オスプレイの着陸時の最大騒音値は93デシベルで地下鉄車内の騒音に匹敵するといわれます。沖縄では各地で90デシベル以上(騒々しい工場内に相当)が記録されています。日常生活に大きな影響を与えています。
 また、低周波音問題も深刻で、人間に聞こえにくい100ヘルツ以下の低周波音のことで、オスプレイからは20ヘルツ以下の超低周波音が出ており、パニック障害、長期記憶の低下、イライラ感の増大など身体への影響が大きいといわれます。

3、 農業、ノリ養殖などへの影響と環境の破壊
 オスプレイは地上約60メートルで飛ぶことがあり、航空法・同施行規則が定める最低安全高度(150メートル、人口密集地では300メートル)を大幅に下回り、風圧によるハウス農業やノリ養殖への悪影響、直下の自然環境が危惧されます。

4、 夜間飛行による漁業への影響
 オスプレイの訓練は夕方から夜にかけてが多く、夜間飛行による明かりでノリ養殖場が照らされ、ノリ被害が起こることが予想されます。

5、 地域経済と環境の変化・悪化
 佐賀空港には自衛隊のオスプレイ17機と陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県神埼市吉野ヶ里町)攻撃型ヘリコプター「コブラ」を含む50機を配置し、600名の自衛隊員を常駐させるといわれています。そのうえ米軍オスプレイの配備に伴い米軍兵士も常駐するとなれば、基地がある地域に見られるようなバーや飲食店、遊戯店、風俗店などが進出し、地域の環境や経済は大きく変化し、悪化するのは間違いありません。

6、 沖縄米軍基地による強姦事件
 沖縄では、沖縄返還以降2009年まで米兵犯罪検挙数は5634件、そのうち強姦を含む凶悪犯罪は562件です。しかし、この数字の背後で、どれだけ女性が傷つき、泣き寝入りを強いられていたか分かりません。
<2000年から約10年間に具体的に明らかになった米兵による性犯罪>
① 2000年7月3日 未明、19歳の海兵隊がアパートに侵入し、14歳の女子中学生などの身体に触るなどの行為で逮捕される。
② 2001年1月9日 海兵隊伍長が女子高生のスカートをまくりあげ、カメラで下半身を撮影し、逮捕される。
③ 2001年6月 飲食店から帰宅途中の20代女性が駐車場で米軍嘉手納基地所属の軍曹に強姦される。
④ 2002年11月2日 帰宅途中の女性が39歳の海兵隊少佐に自宅まで送るよう懇願され、乗用車に乗せたところ車内で襲われる。抵抗したため未遂で難を逃れる。
⑤ 2003年5月25年 友人らと飲食中の19歳の女性が海兵隊上等兵に店外に連れ出され、民家の路地で殴られたうえ強姦致傷を受ける。
⑥ 2004年8月22日 20代女性が嘉手納基地で勤務する34歳の米軍属に自宅に侵入され、強姦される(この軍属は98年にも強姦事件を起こしており、余罪で発覚)。
⑦ 2005年7月3日 27歳の空軍二等軍曹による10歳の少女への強制わいせつ事件起こる。
⑧ 2007年10月1日 22歳の飲食店従業員が空軍大佐である母親と同居する21歳の息子に強姦致傷を受ける。
⑨ 2008年2月11日 14歳の女子中学生が35歳の海兵隊員に車内で強姦される。
⑩ 2008年2月 22歳のフィリピン人女性が28歳の陸軍兵士にホテルで強姦される。
これらは沖縄県警が具体的に掴んでいる事件にすぎず、水面下の事件については想像するほかありません。佐賀でも同じような事態が懸念されます。

7、 集団的自衛権の閣議決定で、戦争をする国づくりが進められてきている中、オスプレイは最高速度555㎞/毎時と米軍の輸送ヘリの2倍以上の高速で、航続距離も長く、空中給油をした場合最大で3700kmも飛行できます。オスプレイの配置は侵略力の強化を目的にしており、戦争になれば真っ先に攻撃を受ける可能性が高い基地です。

8、 佐賀空港の米軍オスプレイ基地化は、佐賀空港を足場に日本全土での低空飛行訓練が日常化され、普天間飛行場から辺野古移設までの一時的なものと言っていますが、国の沖縄の本土化目標から永久化する可能性があります。

 以上が岩井さんのまとめですが、これに加えて私が東京在勤中にお付き合いした米軍機墜落事故被害者の椎葉寅生さんや故舘野正盛さんの経験はそれこそ悲惨そのものでした。性犯罪も許しがたい問題ですが、米軍機をはじめ軍事機の事故では被害住民救出より軍事秘密が優先され、その後の補償も被害に見合うことはありません。
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