

【間接強制異議審判決】
確定判決に従わない国に対し、制裁金として1日45万円を原告漁民に支払わせる間接強制に国が異議を申し立てていた裁判の判決が12月12日午前11時、佐賀地裁で言い渡されます。ぜひ注目していただき、合わせてお近くにお住まいの方は傍聴行動に参加していただくようお願いします。
さて、佐賀県沖の有明海で取れた秋芽ノリの初入札会が26日、佐賀市の県有明海漁協で行われました。佐賀新聞によると、今回は初摘みを厳選した最高級ブランド「佐賀海苔 有明海一番」の出品数が初めてゼロになったほか、赤潮が中西部で発生したため、色落ちした上、小潮での種付けで赤腐れ病が広がったため、今回の販売枚数は昨季比7・3%減、販売額は12・6%減で、平均単価は前年比85銭安の14円7銭だったそうです。
有明海は漁船漁業の衰退で、ノリ養殖に特化した海に変貌していますが、そのノリさえも厳しいのが現状です。有明海が死の海になる前に、諫早湾開門を実現しなければなりません。そのためにも、間接強制異議審で勝利し、早期開門に向け農水省を追い詰めたいと思います。
<間接強制異議審判決傍聴行動のご案内>
と き 12月12日(金)午前11時~
ところ 佐賀地裁
*傍聴行動参加のみなさんは、10時20分に佐賀県弁護士会館前に集合して下さい。10時30分、地裁前で弁護団長あいさつ。11時判決旗出し。その後報告集会を行います。
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