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鴻池運輸争議が、解決しました

2014.12.15(20:33) 2163

筒井です。

鴻池運輸争議が、解決しました。

以下、報告です。



 遂に、鴻池運輸資本を屈服させたぞ!

  和解を勝ち取ったぞ!

 鴻池運輸解雇撤回争議が、2014年12月10日福岡高等裁判所における和解勧告により、組合の勝利的内容で決着した。
 2010年10月20日、鴻池運輸は「雇用契約期間満了」を口実に、それまで4年4ヶ月に渡って契約更新を繰り返してきていたパート職員であった浜本氏を雇い止めにした。
 私たちは、この雇い止めは解雇権の濫用であり無効である。また、この雇い止めの真の理由は、浜本氏が組合に加入し3点の職場改善要求を出したことに対する報復であり、不当労働行為である、と主張し闘ってきた。
 当初から、有期雇用契約の雇い止め無効を法的に主張するのは、非常に難しかった。私たちは、不当労働行為を主張したが、「組合を嫌っていた証拠がない」として、労働委員会及び裁判所双方から不当労働行為の成立を否認されてきた。
 私たちは、この認定に不服を申立て争ってきたが力及ばなかった。
 そこで私たちは、せめて鴻池運輸から謝罪を勝ち取ることを戦略的目標に据えて闘ってきた。その目標が,福岡高裁による和解勧告により、実現できたのだ。鴻池運輸社長鴻池忠彦名義による陳謝文の交付という形で、謝罪を勝ち取ることができた。謝罪文は、裏面のとおりである。
 私たちは、「これでよし」として、闘いの矛を収めることにした。
 一人の非正規労働者の闘いが、ここまで鴻池運輸資本を追い詰めたことの意義は計り知れない。非正規の闘いの力強い一歩を踏み出すことができたのではないかと思っている。
 労働者は、一人では弱い存在である。しかし、団結して闘えば、資本と対等に渡り合えることを私たちの闘いにより実証できたと思っている。
 全ての働く仲間の皆さん。
 一人でも入れる福岡地区合同労働組合に加入して、共に闘おう!
 いつでも、相談受け付けます。

  2014年12月

        福岡地区合同労働組合
              福岡市東区箱崎3丁目33番10-402号
              電話:092-651-4816
           

和解条項
1 控訴人ら及び被控訴人は,控訴人浜本が平成 2 2 年 1 0 月2 0 日付けをもっ
て被控訴人を退職し たこ とを担互に確認す る。
2 被控訴人は, 中央労働委員会命令の取消を求めて係争中の東京高等裁判所平
成 2 6 年 ( 行コ) 第 3 1 3号不当労働行為再審査命令取消請 求控訴事件の控訴 を取り下げる。
3 被控訴人は,控訴人組合に対 し, 本 日,福岡県労働委員会平成 2 2 年
( 不) 第 3号鴻池運輸不当労働行為救済 申立事件 ( 以下「 第一次申立事件」
という。) の平成 2 3 年 1 0 月 2 1 日付け命令主文第 2 項に定める謝罪文を手交し,控訴 人組合は, これを受領 した。
4 控訴人組合は ,第一次申立事件及び福岡県労働委員会平成 2 3 年 ( 不)
第 1
4 号鴻池運輸不当労働行為救済申立事件 ( 以下 「 第二次申立事件」 とい 。 ) に関する当庁平成 2 6 年 ( 行コ) 第 3 7 号行政処分取消等請求控訴事件の控訴 を取り下げる。
5 被控訴人は,福岡県労働委員会平成 2 5 年 ( 不) 第 1 1号鴻池運輸不当労働
行為救済 申立事件 ( 以下 「 第三次申立事件」 という。 ) に関する福岡地方裁判
所平成 2 6 年 ( 行ウ) 第 4 4 号行政処分取消請求事件を取 り下げ,控訴人組合は, この取下げに同意する 。
6 控訴人組合は ,福岡県労働委員会平成 2 6 年 ( 不)第 8 号鴻池運輸不当労働 行為救済 申立事件 ( 以下 「 第四次申立事件」という。 )を取り 下げる。
7 控訴人ら は, 取下げによって確定し た第一次申立事件及び第三次申立事件の福岡県労働委員会の命令の履行を求めない。
8 被控訴人は, 控訴人ちに対し , 本件並びに上記第一次申立事件ないし 第四次申立事件の解決金 として 2 5 0 万円の支払義務があるこ とを認める。
9 被控訴人は,控訴人に対し ,前項の金員を,平成 2 6 年 1 2 月 2 6 日酌
00銀行00支店 名義の普通預金口座 ( 番号 ) に振り 込む方法に
より支払う。 ただし ,振込手数料は被控訴人の負担 とする。
10 控訴人らは,被控訴人に対し ,本件紛争が本和解によって全面的かつ円満に
解決 したことに鑑み,一 今後,被控訴人の本社及 び営業所等への抗議行動,街宣
活動を行わず, 誹誘中傷 しないこ とを約束する。
11 控訴人ら は,本件にお けるその余の請求を放棄する。
12 控訴人ら 及び被控訴人は ,控訴人らと被控訴人 との聞には,この和解条項に
定めるもののほかに,何ら の債権債務のないことを相互に確認する。
13 訴訟費用は,第 1, 2 審とも, 各 自の負担とする。
以 上


【謝罪文】

平成 26 年 12 月 10 日



福岡地区合同労働組合
代表執行委員 筒井 修 殿

                                                                    鴻池運輸株式会社
                                                                      代表取締役社長 鴻池忠彦


鴻池運輸株式会社が行った下記の行為は、 福岡県労働委員会によって労働組合法第
7 条 第 2 号に該当する不当労働行為と認定されました。
今後、 このようなことを行わないよう留意します。

                                    記

1 平成 2 2 年 8月2 3 日の団体交渉において、 交渉人数を 5名以内に限定するという条 件に固執して交渉に応じず、 短時間で退席したこと 。
2 貴組合の申し入れた団体交渉ル ルの設定に関する交渉について、 平成 2 2 年 9
月8 日付けでこれを行うつもりはない旨回答 し、 ルー ルに関するその後の協議に応
じなかっ たこと。
3 平成 2 2 年 10 月19 日の団体交渉において、 3項目の要求に関 して調査の期日、対象者を明らかにせよとの組合の要求に対し、 回答を書面で提出したので、 会社としての回 答は十分
で あるとしか回答しなかったこと。
  
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