fc2ブログ

【修の呟き日記(2014.12.21)】

EPSON253.jpg
【修の呟き日記(2014.12.21)】
 「万全の対策でただちに開門を!確定判決不履行1周年抗議全国集会in長崎」が21日午後1時30分から、長崎市の長崎原爆資料館ホールで、約150人が長崎を中心に東京や佐賀から駆け付けて開かれました。
 国営諫早湾干拓事業をめぐり潮受け堤防排水門を開門し漁業被害調査を行うように命令した福岡高裁の確定判決を無視し、履行期限が切れて20日で1年を迎えます。三権分立さえを無視し続ける国に、怒りが爆発しました。
 基調報告を行った馬奈木昭雄弁護団長は判決を無視し開門にいまだに応じない国の姿勢を批判するとともに「このままだと有明海沿岸の職業としての漁民がいなくなる。開門に向け全力をあげる」と、力強く決意を述べられました。漁民からは干拓事業以降の有明海異変や不漁の実体、苦しい生活など切実な問題を報告され、「開門以外に有明海再生はない」「判決を守らせ、一日も早い開門を目指したい」「これでも日本は法治国家かと思うと憤りを感じる」「判決さえ守らない。国を国民の手で動かしたい。力を貸してください」などと訴えられました。
 その後、住民生活を無視した強制収用を伴う石木ダム建設に反対している住民やオスプレイ配備反対佐賀県連絡会メンバー、原発なくそう九州玄海訴訟原告団長、全国公害被害者総行動事務局長などがそれぞれの取り組みを紹介し、確定判決が守られないことに対し危惧を表明しました。
 また全国署名が13397筆も集められていることを報告、諫早湾がギロチンによって閉め切られた来年4月14日までに3万筆を目指すことも明らかにしました。そして「国・農水省は、ただちに開門確定判決を履行せよ!国・農水省は、ただちに漁業も農業も防災も成り立つ万全の開門準備工事に着手せよ!」などと訴えた「集会宣言」を採択しました。
 最後は弁護団と漁民が壇上に上がり、全員で「ガンバロー」を唱和して終了しました。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる