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第二次世界大戦開戦80周年と「満州事変」88周年+台風15号と安倍官邸★ 早稲田大学の水島朝穂 さんから

2019.09.18(17:50) 21921

★ 早稲田大学の水島朝穂 さんから:

直言更新のお知らせ(2019年9月16日)過去の歴史といかに向き合うか
―第二次世界大戦開戦80周年と「満州事変」88周年+台風15号と安倍官邸

■だいぶ涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今週は「直言ニュース」がお休みのため、更新のお知らせのみお送りします。
http://www.asaho.com/jpn/index.html
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2019/0916.html

■ 今週は、「過去の歴史といかに向き合うか――第二次世界大戦開戦80周年と「満
州事変」88周年」です。
9月1日のポーランドでのドイツ大統領の言葉と行動を紹介し、日本との違いを
書きました。お読みください。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2019/0916.html

この大統領とは、大学院生時代、1979年11月5日にギーセン大学の研究室で会っ
ています。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0417.html
憲法学で博士号をとり、論文テーマは「屋根のない市民--住宅設置の義務と住
居を求める権利の間」というホームレスの憲法問題です。80年前に第二次世界大
戦が始まった街、ポーランド・ビエルンを訪れ、爆撃が始まった早朝4時40分か
らの式典で挨拶した大統領のことを紹介しています。

■ 明日より福岡に滞在し、また来週は中国に滞在するため、「直言ニュース」は
お休みします。
さきほど「直言」を3週間分完成しました。9月8日の台風15号の被害が深刻で
す。千葉ではまだ大規模停電が続いています。9月23日の直言「安倍政権が史上
最長となる「秘訣」――飴と鞭(アベと無知)」の冒頭部分を下記に引用します。
全体は、9月23日に下記をクリックしてください。更新されています。
http://www.asaho.com/jpn/index.html

■ 中国滞在中のため、来週の「直言」の冒頭部分を下記に出します。

台風15号が注目されるようになったのは、『朝日新聞』9月7日付夕刊第1社会
面の3段記事「台風15号 関東上陸の恐れ」だった。翌8日11時、気象庁が緊急記
者会見を開き、「関東を直撃する台風としては、これまでで最強クラス」「今晴
れているということで安心している人も多いかもしれないが、夜になって接近と
ともに世界が変わる」と、予報官は緊張した表情で語った。新聞記事(少なくと
も朝毎読)には残っていないが、テレビで繰り返し流れる「世界が変わる」とい
う言葉が耳に残った。

8日夜の段階で、JRと私鉄が「計画運休」となった。千葉市では9日午前4時半
ごろ、瞬間最大風速57.5メートルを観測。千葉県を中心に大規模な停電と断水が
発生した。猛暑のなか、冷房が使えず、水も十分に確保できず、熱中症で死者も
出た(『東京新聞』11日付)。

私自身、9日午前は、電車の運休と入場規制で、職場に着くまでいつもの2.5倍
もかかった。だが、新聞の一面トップは、第4次安倍第2次改造内閣の発足に向け
た動き。8月に首相官邸で「できちゃった婚」会見をやった小泉進次郎議員の入
閣がメインにすえられた(おかげでIT担当や地方創生担当の「ポンコツ大臣」の
ボロ隠しになった)。

猛暑のなかの長時間の停電・断水は人の命に関わる真正の緊急事態である。内
閣改造を延期して、ただちに関係閣僚会議を開催して、首相自らが防災服を着て
市原市あたりを短時間でも視察して、言葉を発することが必要ではなかったか。
「・・・トップの声と姿を見たとき、人々は事柄の重大性を感じ、それぞれの立場
で行動を起こすきっかけをつかむ。各官庁のどんな「指示待ち公務員」でも、
「いつもと違う。これは大変だ」という気分になる。その気分の無数の重なり
が、その後の組織の動きと勢いを決める。・・・」(直言「「危機」における指導
者の言葉と所作」参照)。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2004/1101.html

1999年9月、茨城県東海村JCO臨界事故の際、小渕恵三首相は内閣改造を4日間延
期した。野中広務官房長官の判断とされている。今回、35度を超える猛暑のなか
で、冷房と水がないという状態に首都圏の住民が置かれていた。その11日、12日
と、所管大臣たちは、冗談を飛ばし会いながらのんびり引き継ぎをやっていた。
首相動静欄を見ると、安倍首相が千葉で起きている事態への無関心のほどがわかる。

停電復旧が遅れたのは、倒木が多くて前に進めないからだという。メディアは
その事実を垂れ流すだけ。猛烈な風が拭けば倒木が大量に生ずることは想定の範
囲内ではなかったか。関係閣僚会議を開き、各省庁横断的に、ヘリや重機、倒木
対応の特別部隊を編成して、それと東電の復旧チームが連携する。その調整や応
援の手配などは、国の関与なしにはありえない。いつも「私が指示しました」と
いう安倍首相が、こういう時にはなぜか沈黙する。初動の最も大切な時に、下村
博文・憲法改正推進本部長(現・選対委員長)の次男の結婚披露宴に3時間近く
出席して、「別の件で忙しい」と、内閣改造のことをにおわせて会場の笑いを
とっていたという(『日刊ゲンダイ』9月14日付)。初動対応が求められる局面
にもかかわらず、会議を招集しようともせず早めに自宅に帰っている(9日午前
に気象庁長官と16分間だけ会った)。緊張感のない、日常的な日程のこなし方
(首相動静欄で8日から12日までチェックを)。これは無能ではなく、事態の重
大性を理解できない厚顔無知ではないか

安倍政権では、災害のたびに、同じことが繰り返されている。くどいようだ
が、記憶を呼び起こしていただきたい。「平成26年豪雪」(2014年2月)の時は
高級料亭で天ぷら、
http://www.asaho.com/jpn/img/2014/1027/5.jpg
広島の豪雨災害の時はゴルフを中断せず(同8月)、熊本大地震(2016年4月)の
時は、酒を飲んだ後の赤ら顔でぶら下がり記者会見、大阪府北部地震(2018年6
月)の際は赤坂の料亭で高級しゃぶしゃぶ、西日本豪雨(同7月)の時はご存じ
「赤坂自民亭」、
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2018/0716.html
台風21号(同9月)の時は、総裁選のための新潟訪問。北海道胆振東部地震(同9
月)の時も「やってる感」を懸命に演出していた(直言「大災害と「大災相」」
参照)。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2018/0910.html
この首相は大規模災害における対応がまったくなっていない。この点、トランプ
も似た者同士で、9月1日の大型ハリケーン「ドリアン」の対応を理由に、ポーラ
ンドでの第二次世界大戦開戦80周年式典を欠席。ゴルフを楽しんでいるのをCNN
がスクープした。・・・
【以下、来週の9月23日付「直言」を参照してください】

■ 次の「直言ニュース」は10月に出します。
それまで、どうぞお元気でお過ごしください。 水島朝穂

(第3074目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より)
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