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記事を二つ転送します

2015.02.24(20:02) 2381

杉野です。

記事を二つ転送します。

川内原発・玄海原発関連、
1.●●「規制委、最悪の想定甘く 原発「過酷事故」審査、専門家が疑問視 注
水遅れ試算10分まで [鹿児島県]」西日本(2015年02月16日 00時16分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/145806
全文「原発が新規制基準を満たしているかどうかを判断する原子力規制委員会の
審査が「不十分」とする声が専門家の間で高まっている。特に原子炉(鋼鉄製)
内で核燃料の温度コントロールがきかなくなり、核燃料などが超高温になって炉
を破損する過酷事故対策を疑問視。事故ともなれば大混乱が予想されるが、九州
電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の場合、九電は注水作業の遅れを計画より
10分遅れまでしか想定していないのに、規制委は新基準に適合とした。専門家
の試算では35分遅れると事故は防げない恐れが高まり、「作業遅れの影響評価
が不十分だ」と指摘する。問題点を指摘するのは、旧原子力安全委員会事務局で
8年間、技術参与だった滝谷紘一さん(72)=埼玉県所沢市=ら。
大地震などで原子炉につながる配管が破断し、注水によって核燃料を冷やせなく
なった場合、電力会社は移動式発電機車をつなぎ、原子炉格納容器内で注水を再
開。原子炉下のキャビティーと呼ばれるスペースに水をため、落下する燃料など
の炉心溶融物を徐々に冷やす対策を行う計画だ。溶融物を冷やせないと事故の進
行を止められず、外部に放射性物質が漏れ出す恐れが一気に高まる。
九電は、この事故発生から原子炉が破損し、炉心溶融物が流出するまでの時間を
川内1、2号機では約90分と推定。だが作業員の人員態勢などを基に49分後
には注水を再開し、キャビティーには水位約1・3メートルの水をプールのよう
に貯水でき、落下溶融物を十分に冷やせるとした。さらに、注水作業が計画より
10分遅れ、事故発生から59分後に始めても、水位約1メートルの貯水が確保
できることをコンピューター解析で確認したとしている。
滝谷氏は、東京電力福島第1原発事故直後の大混乱を念頭に、この作業遅れを
10分までしか想定していない点を疑問視する。
規制委は昨夏、注水再開が35分遅れた場合の過酷事故の進行モデルを公表して
いる。これに基づき滝谷氏が試算したところ、35分遅れでは川内原発の貯水水
位はわずか20センチ、玄海3、4号機では、注水前に溶融物が落下することに
なり、冷却が難しくなる。ところが規制委は、過酷事故対策で作業の10分遅れ
までしか想定していない川内原発について、新基準を満たすとした「審査書」を
決定した。12日に審査書を決定した関西電力高浜原発の過酷事故対策も、川内
原発とほぼ同じだ。
滝谷氏は「35分遅れる想定だと、事故を食い止められない解析結果となるのを
恐れ、あえて計算、審査しなかった疑いがある。福島の事故を考えると、さらに
作業が遅れることもあり、規制基準を満たしているとは言えない」と批判。原子
力規制庁も「10分以上作業や判断が遅れれば、この対策が機能しなくなる恐れ
が出てくる」と認めている。」=2015/02/16付 西日本新聞朝刊=
・・・この記事には、川内1・2号機と玄海3・4号機を比較する絵図もあります。

1’.●●「規制委、最悪の想定甘く 原発「過酷事故」審査 専門家が疑問視 
注水遅れ試算10分まで」西日本電子版2015年02月16日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/55962/1/
前の記事からの続き「▼「審査水準十分ではない」原子力規制委 過酷事故対策
に対し、原子力規制委員会の審査レベルが十分ではないことは規制委自体も認め
ている。過酷事故である炉心溶融が発生すれば、原子炉から溶融物が漏れ出し、
格納容器下部のコンクリートと反応し、水素や一酸化炭素などが発生、格納容器
の爆発につながる恐れも指摘されている。規制委の更田豊志委員長代理は昨年9
月末の記者会見で、九州電力川内原発1、2号機の対策評価についてコメントす
る中で、次のように述べた。「(コンピューター)解析コードの成熟度が
MCCI(溶融炉心・コンクリート反応)を取り扱うようなレベルに達している
という判断にはありません」
ところが更田氏は同じ会見で「事業者の解析結果が妥当であることを審査の中で
確認しています」とも述べた。これに対し旧原子力安全委員会事務局の技術参与
だった滝谷紘一氏は「更田氏の見解は論理的に筋が通っていない。本当のところ
は、MCCIについて審査を行えるレベルに、規制委自体が達していないという
ことだ」と指摘する。
東京大の井野博満名誉教授(金属材料学)も「炉心溶融が起きるような過酷事故
は、MCCIや水素、水蒸気爆発などのきわめて複雑な事象が起きる。川内原発
などの対策が十分とは言えない」と問題視する。
MCCIを防ぐ方法として、海外ではプールのように圧力容器下に水をためる方
法ではなく、「コアキャッチャー」と呼ばれる溶融物を受け止める設備が、新設
炉で広がり始めている。ただ、規制委は「コアキャッチャーを設置するには発電
所を全部解体して組み直さなければならず、新設のようなもの。既設炉を想定し
た新規制基準が求めるものではない」などと説明している。」

★ たんぽぽ舎
【TMM:No2412】2015年2月20日(金)
┏┓
┗■1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
 |  なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
 |  「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○川内原発の再稼働 早くて4月以降に
 九州電力は再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所について、再稼
働に必要な書類を今月中に原子力規制委員会に提出できない見通しになりました。
このため、川内原発の再稼働は早くてことし4月以降になる見通しです。
    【後略】

○ この種のニュースは他にもいくつか流れているのですが、なぜ稼働できない
かの説明が、単に書類提出が遅れているだけのごとくに伝えられています。そん
なはずがないのであって、実際に起きているのは、構造上の問題、耐震等の評価
の間違い、根拠のない、または薄弱な評価結果などが、いっぱい書かれているの
ではないかと思われます。
 特に「白抜き黒枠公開」によりデータや解析結果が見えなくされた「工事計画
認可申請書」でさえ、書かれている内容には驚かされる。
 九電が書いているのだから、基準値には余裕があるとの内容だと思っていた
ら、「一次冷却系配管」「加圧器逃がし弁管台」「ECCS配管」「蓄圧注入系
統」「余熱除去系配管」そして「蒸気発生器細管」が、軒並み基準値を超えてい
て、一言で言えば「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になってい
ます。
 事業者の解析でさえ、ぎりぎりの強度しか無いことになり、これで安全などと
言えるはずもない状態です。
○ 基準地震動の、ほぼ2倍の「1260ガル」程度に襲われれば、地震と同時にこ
れら重要配管の多くは亀裂を生じ、破断し、機能を失い、数分で炉心崩壊になる
と思われます。このくらいの地震は南九州の地震地体構造を考えると、いくらで
も起こりえるわけで、これでは合格など出来ないわけです。
○ 特に、蒸気発生器については、川内原発1号機は新しいものに交換していま
すが、2号機は建設当時に取り付けた「F51」がそのまま付いています。構造
上の欠陥と材料の性能不足とで、蒸気発生器細管に減肉やひび割れが多発し、施
栓をしてしのいだ代物を、まだ使おうというですから「論外」といわなければな
りません。
 実際に、2号機の審査書をみると、蒸気発生器が最も厳しい応力値になってい
ます。これを「合格」させる「度胸」が、規制委に無いことを真に祈るのみです。

○ 規制委ヒアリング「規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~」が19日に参議院議員会
館で行われました。後日その報告をまとめます。

 <関連URL>
(1) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・前半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C2ranme0co0

(2) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・後半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=X7JeNEsgbd0

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