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【修の呟き日記(2015.07.18)】

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【修の呟き日記(2015.07.18)】
 やっと体調が元に戻りました。一時は、喉の痛みと発熱があり、元々前立腺肥大で風邪薬の影響もあり尿閉塞になり、それでいて仕事は休めず先週から今週前半までたまらなく苦しみました。そんなこんなでいつまでも身体を休めている状況ではないので、仕事を終えた16日は「特定秘密保護法の廃止を求める市民の会・佐賀」がJR佐賀駅前で行った「戦争法案」衆院採決抗議行動に、17日は脱原発金曜行動と佐賀県平和運動センター主催のデモに参加しました。今日は澤地久枝さんの行動提起にこたえて道路に面した我が家の小屋に「アベ政治を許さない」と書いた標語を張り出しました。
 さて、「特定秘密保護法の廃止を求める市民の会・佐賀」事務局長の松枝正幸さんが佐賀新聞論説委員宇都宮忠氏への質問を既にシェアしましたが、的確な指摘だと思います。宇都宮氏の論説には日頃から疑問を持っていました。佐賀新聞論説は16日付では横尾章氏が「国民無視の強行だ」と「安保法案採決」について批判していただけに、真逆の内容に愕然としました。
 先日、菅義偉官房長官の記者会見で時事通信社記者が、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに使う土砂の県外からの搬入を規制する県条例が成立したことをめぐり、「国としても、ある意味見限ってもいいような気がするが、その辺はいかがでしょうか」「もう、そんな連中は放っておいてもいいと思うんですけど、いかがでしょうか」と質問したそうです。まるで記者はまるで政府与党、官僚であるかの発言で、ジャーナリストとしての立場を投げ捨てています。宇都宮氏の論説も根拠も示さずに安倍首相の発言を引用し、「安保法案」の正当性を論じています。まるで政府与党、官僚かのように。
 「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」(双葉新書)ニューヨークタイムズ東京支局長(当時)のマーティン・ファクラーさんは「日本で取材活動をするなかで感じたことは、権力を監視する立場にあるはずの新聞記者たちが、むしろ権力側と似た感覚をもっているということだ。似たような価値観を共有していると言ってもいい。国民よりも官僚側に立ちながら、『この国をよい方向に導いている』という気持ちがどこかにあるのではないか」と指摘し、その原因の一つとして日本のメディアの採用方式を挙げています。そしてこう述べています。
 「テレビ局や全国紙の記者の経歴を眺めてみれば、東京大学や京都大学をはじめとする有名国立大学、早稲田大学や慶應大学をはじめとする難関私立大学の出身ばかりだ。これ以外に入社する方法がないのではと思うほど、記者になる道は限られている。
 日本のキャリア官僚は、不思議なことにそのほとんどが東京大学や京都大学から輩出される。東大や京大に続いて、早稲田大学や慶應大学などの難関私立大学の出身者が多く官僚に採用されていく。つまり、官僚とジャーナリストは同じようなパターンで生み出されていることになる。大学で机を並べていた者たちが、官庁と新聞社という違いはあるにせよ、“同期入社組”としてそれぞれが同じように出世していく。」
(写真は16日のJR佐賀駅前の抗議行動と17日のデモ、今日の小屋掲示です)
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平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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