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新型コロナ対策の基本は食の安全

2020.07.23(09:53) 28131

杉野です。

以下は、たんぽぽ舎通信から、部分です。

┏┓
┗■2.新型コロナ対策の基本は食の安全
| なによりも大切なことは免疫力をつけ感染症への
| 抵抗力をつけること
└──── 天笠啓祐(環境・食品ジャーナリスト)

●有効な対策はあるのか?

新型コロナウイルスによる感染症が、ようやく収束に向かって動き
だしたところです。
しかし、いつ終息宣言が出されるのか、まったく予測がつきません。
世界中に広がっているため、海外との行き来が始まれば、またいつ国内
での感染拡大が起きるか分かりません。
WHO(世界保健機関)がパンデミック終結を宣言するのは、世界中
から感染者がいなくなり、それが2週間続いた後です。そう考えると、
終結までの時間はとてつもなく長くなりそうです。

政府や専門家は、対策として抗ウイルス剤やワクチンに希望を
見出していますが、抗ウイルス剤は副作用が大きく、安全な薬剤開発は
極めて困難です。
なぜかというと、人間にとってウイルスはなくてはならない存在
だからです。人間のDNAの半分以上はウイルス由来です。ウイルスが
他の生物の遺伝子を移し入れることで、人間は進化してきたのです。

ウイルスの大半が人間と共存している大切な存在であり、例えば肺に
は170種類近いウイルスが存在しています。また、ウイルスの中には、
赤ちゃんを守る膜を形成するなど、大切な役割を果たしているものも
あります。ウイルスを攻撃することは、自分自身を攻撃することに
つながるため、どうしても副作用が大きくなるのです。

ワクチンも恐らくできないと思いますし、できたとしてもすぐに効果
が失われます。なぜかというと、コロナウイルスは変化が激しく、今回
の新型コロナウイルス用ワクチンができたとしても、ウイルスは
生き残りをかけて変化し、新々型コロナウイルスが登場して、ワクチン
を無効にしてしまう可能性が強いからです。
いま政府は「ウイルスとの闘い」という表現を使っていますが、
人間がウイルスを敵視して闘えば闘うほど、ウイルスは変化し、時には
今回のように新型となって人間に襲いかかってきます。

また、いまの社会は、ウイルスや細菌を敵視し、清潔志向を強め、
抗菌グッズや除菌消臭剤を広め、免疫力低下をもたらしてきました。
いま進行中の過度の消毒社会は、新型コロナウイルス対策にはなります
が、子どもたちの間では他の感染症への抵抗力が落ち、アレルギーや
過敏症が増加することになりかねません。

●自分の免疫力が頼り

では有効な対策はあるのかというと、最終的には自分の免疫力以外、
基本的にはないといっていいのです。
逆に言うと、私たちには自然に備わっている、病原性の微生物と闘う
武器をもっているということなのです。
もちろん、新型コロナウイルスのような感染力が強く、強い病原性を
持ったウイルスから自分や家族、周囲にいる仲間を守ることは必要
です。そのために人込みを避けたり、マスクや手洗い、うがいは基本
ですが、限界があります。

最終的に、なによりも大切なことは、免疫力をつけ感染症への抵抗力
をつけることです。
今回のケースでも、命を落とした方は、高齢者であったり、持病を
持っていたりといった、免疫力が弱い方が大半です。きちんとした
食事をとり、適度な運動を行って体力をつけ、ストレスのない生活を
送ることが肝要です。いい加減な食生活、運動不足、ストレスは、
いずれも免疫力低下をもたらすからです。この3つの中でも、とくに
食の問題は大きく、栄養バランスを考えた安全性が高い食品をきちんと
摂ることが大事です。

●どのような食生活が良いのか?

ではどのような食生活が良いのでしょうか。免疫力を高めるため
には、筋肉を強化することと腸内細菌を豊かにすることが大切です。
筋肉をつけるには運動に加えて、バランスの良い食事が大事で、
とくに蛋白質をしっかり摂ることです。信州大学教授が提唱し広がって
いる、速歩とゆっくり歩きを交互に繰り返すインターバル速歩と、
運動直後に牛乳を飲むことは筋肉を強化し、免疫力を上げることに
有効です。

今若者の間で、サッカーなど運動を行った後にプロテイン(たんぱく
質)摂取が、さかんに行われていますが、一理あるのです。この場合、
サプリメントや健康食品ではなく、牛乳がおすすめです。日常的にも
大豆やお肉、お魚など高たんぱくな食材を食べるように心がけたい
ものです。

免疫力の源泉のもうひとつが、腸内細菌です。腸内フローラ
(細菌叢)とも言いますが、これを豊かにすることが大切です。
私たちの便は、3分の1が食事の排泄物、3分の1が腸の表面の細胞
の削られたもの、3分の1が腸内細菌といわれているように、大量の
腸内細菌によって守られ、免疫系が支配されています。
そのためには、バランスの良い食事に加えて、農薬や食品添加物
といった腸内細菌に悪い影響をもたらす化学物質がまったく使われて
いないか、ほとんど使われていない食材が大事です。もし農薬が残留
していれば、腸内フローラの質を落とし、免疫力が低下しかねない
からです。

今回の新型コロナウイルス感染症拡大が示したことは、日常的な行動
や食生活の大切さです。
今後、さらに新しく病原性を増したコロナウイルスや新型インフル
エンザウイルスが登場することが十分考えられます。
地球環境を壊してきたつけはこんな形で私たちに襲ってくるのです。
日ごろから免疫力を高めていくことに心がけましょう。そのためには
バランスの良い食事をとり、運動を行い、ストレスのない生活を送る
という基本に加え、安全な食生活を送ることです。
今回のパンデミックは、食の安全の大切さを改めて教えてくれたと
いえます。

出典:「よつばつうしん」第112号-視点 論点-
「関西よつ葉連絡会」2020.7発行より了承を得て転載
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