<“ドイツの「国家水素戦略」について”の報告書を作成しました>
★ 中西正之 さんから:
<“ドイツの「国家水素戦略」について”の報告書を作成しました>
2020年6月10日に“ドイツの「国家水素戦略」”が発表されました。
日本では、2018年に第5次エネルギー基本計画のエネルギー基本計画が策定され、第4次エネルギー基本計画に比べると、「脱炭素化」の問題が大きく取り上げられました。
これまでは、エネルギー基本計画は、「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」で検討されてきましたが、第5次エネルギー基本計画の脱炭素化の問題の検討の為に、新しく「エネルギー情勢懇談会」が開催され、パリ協定の2050年目標のCO2の削減のためのシナリオが検討されました。
しかし、日本の現状では、現在日本の保有する既存技術の適用の範囲では、パリ協定の目標達成のためのシナリオの提起は困難で有り、2050年の数値目標は提示しない。今後ニューテクノロジーの出現によって、パリ協定の目標達成はできると思われると説明されてきたと思われます。
この問題は、第5次エネルギー基本計画では、日本の水素戦略が充分には討議されていない事を、第5次エネルギー基本計画のパブリックコメントで提起してきました。
ところが、ドイツ語で記載されたドイツの「国家水素戦略」を読んでみると、ドイツではパリ協定の2050年目標のCO2の削減のためのシナリオが明確に確定されたことが分かりました。
そして、ドイツの「国家水素戦略」は日本第6次エネルギー基本計画を策定するための論議において極めて重要な参考資料と思われ、“ドイツの「国家水素戦略」について”を作成しましたので報告いたします。
http://npg.boo.jp/kieyuku/nonukes_nocarbon/die-nationale-wasserstoffstrategie-repo.pdf
日本の第6次エネルギー基本計画は、ドイツと同じ様に、早い時期に原発の運転を停止し、石炭火力発電も停止し、パリ協定の目標達成のできるシナリオを策定する必要が有ると思われます。
(第3389目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より)
<“ドイツの「国家水素戦略」について”の報告書を作成しました>
2020年6月10日に“ドイツの「国家水素戦略」”が発表されました。
日本では、2018年に第5次エネルギー基本計画のエネルギー基本計画が策定され、第4次エネルギー基本計画に比べると、「脱炭素化」の問題が大きく取り上げられました。
これまでは、エネルギー基本計画は、「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」で検討されてきましたが、第5次エネルギー基本計画の脱炭素化の問題の検討の為に、新しく「エネルギー情勢懇談会」が開催され、パリ協定の2050年目標のCO2の削減のためのシナリオが検討されました。
しかし、日本の現状では、現在日本の保有する既存技術の適用の範囲では、パリ協定の目標達成のためのシナリオの提起は困難で有り、2050年の数値目標は提示しない。今後ニューテクノロジーの出現によって、パリ協定の目標達成はできると思われると説明されてきたと思われます。
この問題は、第5次エネルギー基本計画では、日本の水素戦略が充分には討議されていない事を、第5次エネルギー基本計画のパブリックコメントで提起してきました。
ところが、ドイツ語で記載されたドイツの「国家水素戦略」を読んでみると、ドイツではパリ協定の2050年目標のCO2の削減のためのシナリオが明確に確定されたことが分かりました。
そして、ドイツの「国家水素戦略」は日本第6次エネルギー基本計画を策定するための論議において極めて重要な参考資料と思われ、“ドイツの「国家水素戦略」について”を作成しましたので報告いたします。
http://npg.boo.jp/kieyuku/nonukes_nocarbon/die-nationale-wasserstoffstrategie-repo.pdf
日本の第6次エネルギー基本計画は、ドイツと同じ様に、早い時期に原発の運転を停止し、石炭火力発電も停止し、パリ協定の目標達成のできるシナリオを策定する必要が有ると思われます。
(第3389目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より)
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