☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1585目報告☆
青柳行信です。8月22日。
【転送・転載大歓迎】
●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
新作 音楽と詩 九電本店前ひろば
https://youtu.be/z0JXiqUxFDw
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1585目報告☆
呼びかけ人賛同者8月21日合計3965名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】8月21日5名。
長谷川 照・和子 久間さやか 匿名者2名。
★ 私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまでした。
蒸し暑い 1日でした。
夕方から 金曜行動に参加しましたが すごいどしゃ降りでした。
九電前テント8月21日 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3594
どしゃ降りでした http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3593
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「武器を手に なんで日本人が 血ィ流がさな あきまへんのや」
大阪詩人会議
(左門 2015・8・22-1121)
※結語の段落:「それとのもなんでっか/どうしても米軍のケツにくっついて/
戦争したいいうんやったら/おたくはんらと/おたくはんらの息子や孫だけで/
アベノアーミ-つくって/鉄砲かついで/最前線に/つっこんでいきはりまっ
か」と鋭い指摘です。(しんぶん赤旗8・21号)。
このユーモアと批判の精神に満ちて、詩の形で表明されたのは、京大の教師と
学生の会の声明につづくもので、うれしく頼もしくあります。私たちもそれぞれ
の「方言」で声明を出しましょう!!!
★ 札幌の小林善 さんから:
<鹿児島・川内原発トラブル>
二次冷却水の塩分濃度上昇の事故は、復水器冷却海水管からの漏洩もしくは管板
貫通部からの漏洩(これは余りないだろう)以外にはあり得ません。
とにかく、二次冷却水側に冷却海水が混じったら、原発をいったん止めて、調査
と対策をしなければならないはずです。塩分除去装置があるから動かし続けるな
んて言うのは邪道もいいとこですね。
二次冷却水は、蒸気になって、発電機タービンを回すものですから、水の純度に
ついて厳しい条件がついている筈です。
以上、元機械工学エンジニアより
★ 舩津康幸 さんから:
8月22日の原発事故被害地域・原発・電力の関連記事。(記事番号51.ま
で) 記事紹介全体はこちらに⇒ http://tinyurl.com/nordjrc
こちらのFBにも書き込んでいます⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu
おはようございます。
昨日、川内(せんだい)原発で事故があったことが伝えられています。今朝もそ
の川内(せんだい)原発関連の記事からはじめます。
原発事故被害地域の実情を平易な文で伝える女性誌の記事がきょうもあります。
(20.)
1.●●●「川内原発1号機、フル出力運転を延期 機器の不具合で」日経新聞
2015/8/21 13:16更新
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB21H04_R20C15A8EAF000/
「九州電力は21日、再稼働した川内原子力発電所1号機(鹿児島県)の機器の不
具合が原因で、25日に予定していた100%のフル出力での運転を延期すると発表
した。原因を特定する作業に1週間程度かかるため、9月上旬に予定している本
格的な営業運転も遅れる可能性がある。原子炉やタービンに問題はなく、電気の
供給は続ける。
川内1号機は14日から発電と送電を開始して出力を段階的に高めていた。再稼働
の工程が遅れる不具合は初めて。21日は出力を75%から95%まで引き上げる予定
だったが、出力上昇の中断を発表した。タービンを回した後、蒸気を冷やして水
に戻す復水器内に海水が入っていたのが原因だ。
同社によると、20日午後2時20分ごろに復水器にたまった水を次の系統に送る復
水ポンプの出口で、水質を管理する計器の警報が鳴った。調べたところ、復水器
に微量の海水が混入していたことが21日に判明した。通常は海水は混ざらない。
脱塩装置で不純物を除去しており、全体の運転に影響はない。他の復水器を使っ
て現在の出力は維持できるが、出力の上昇は一時見合わせる。
原因を特定し、修理する作業に1週間程度かかる。九電は「安全確保を最優先に
工程を慎重に実施する」と説明している。」
1’.●「川内1号機、出力上昇を延期=2次冷却水に海水混入か―九電」時事通
信?8月21日(金)10時33分配信 ※絵図有
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015082100245&g=soc
「・・・・・●復水器には、冷却用の海水を取り込む細管が1台当たり約2万6000
本通っている。九電はこの中のいずれかに穴が開き、海水が復水器内に漏れたと
みている。点検で漏えい箇所が見つかれば、その配管を封鎖する。
同様のトラブルは全国で過去に50回ほど起きているといい、川内原発では初め
て。●九電では玄海原発1号機(佐賀県玄海町)で1997年、99年の2回あったという。
川内1号機は11日、新規制基準に基づき全国の原発で初めて再稼働した。出力は
16日に50%、19日に75%に到達し、21日に95%に上昇させる予定だった。」
<中略>
21.「「私が大量被ばくしたのは国と東電のせい」元双葉町長・井戸川氏の裁
判始まる」弁護士ドットコム?8月21日(金)17時23分配信
http://www.bengo4.com/gyosei/1127/n_3581/
「2011年3月に福島第一原発の事故が起きたとき、原発が立地する福島県双葉町
の町長だった井戸川克隆氏が「被ばくと避難によって精神的苦痛を受けた」など
として、東京電力と国に1億4650万円の損害賠償を求める裁判を起こしている。
その第1回口頭弁論が8月21日、東京地裁で開かれた。・・・・
井戸川氏は福島原発1号機で水素爆発が起きた3月12日15時36分、屋外にいて、入
院患者や福祉施設入居者らの避難指導をしていた。その際、空からぼたん雪のよ
うに放射性降下物が落ちてきたせいで、大量の被ばくをしてしまったという。
この日の意見陳述で、井戸川氏は「この事故が起きる前、国や東電は、核の『平
和利用』をうたい、『原発は絶対安全』を繰り返し、何があっても『止める。閉
じ込める。冷やす』と言い続けていた」「国や東電が、適切な事故防止対策を
し、関係自治体にも適切な情報提供をしていれば、原発事故被害は最小限にとど
まったはず」と主張。国・東電には、事故を防げず、適切な避難命令を出せな
かったことで、住民を被ばくさせた責任があると訴えた。
●「被ばくの法的責任を明らかにするのが目的」 井戸川氏の代理人の松浦麻里
沙弁護士は「被ばくの責任が国・東京電力にあることを、法的に明らかにするこ
とこそが、訴訟の目的だ」と意見陳述した。・・・・」
<中略>
47.「核は手に負えぬ怪物 「原発労働者」寺尾さん憂慮」朝日デジタル2015
年8月21日11時31分
http://digital.asahi.com/articles/ASH8D52P1H8DTIPE02N.html
全文「11日に再稼働した九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)。原
発での過酷な労働実態をまとめた「原発労働者」(講談社現代新書)の著者で、
ミュージシャンの寺尾紗穂(さほ)さん(33)はこれをどうみるのか。「核は
怪物」と考える寺尾さんは、「再稼働は残念で悲しい」と言う。
2011年の福島での原発事故後、各地の原発の点検などに従事してきた労働者
に取材し、今年6月に「原発労働者」を出した。
「効率化」の号令のもと、過密日程での作業を強いられ、被曝(ひばく)が原因
と疑われる健康被害があっても労災認定の壁は高い――。原発労働者たちの話は切
実だった。●「原発は常に誰かの犠牲の上に動いている」と感じた。「再稼働を
検討する中で、現場にいる人たちの声はどれだけ反映されたのか」との疑問が消
えない。
原発での汚染水の隠蔽(いんぺい)や、建屋内のボヤのもみ消しを証言する人も
いた。「核は人の手に負えない怪物。それをコントロールできるかのように振る
舞うから、うそが生まれる」
●出版後、元電力会社員という男性から「事故はきちんと記録、処理されてい
る」と反応があった。元労働者に伝えると、こう言われた。「その人も見えてな
いね。何重にも連なる下請けから、電力会社に報告されない事故もある」
川内1号機の再稼働で、原発由来の電力が再び流れ始めた。寺尾さんは、著書に
「人の健康を蝕(むしば)み、時に命を奪いながら作られた電気で自分は生きて
いる」と書いた。8日、福岡市で開いたライブでは、原発がテーマの曲を披露し
た。詞にこんな一節がある。
〈泥の上に花を 咲かすその術を 私は知らない〉」
<後略>
★ 梶原商成 さんから:
青柳さん、こんばんは^^
お疲れ様です。
本日もブログ更新しました。
「原発」や「戦争」の根源を突き詰めていくと
必ず「おカネ」に行き着き、さらに掘り下げると、、
結局は今の私たち一人ひとりの「生き方」に辿り着きます。
そうした内容をブログの記事およびHPで説いてます。
◆更新記事
⑬『納税者』=『半永久的債務者』(おカネの仕組み)
http://ameblo.jp/46493236/entry-12064285556.html
◆先月に完成したHP
http://way-to-peace.org/
扱っているテーマが膨大ですが、
今の社会の在り方や仕事の価値観にメスを入れ、
皆が本当の意味で平和で自由に暮らせる社会の提案と、
気付きや創造のカギとなる情報の発信を行っています。
是非ご覧ください。
拡散・シェア、コメントやメッセージも大歓迎です。
発信の機会に感謝します。AKI
★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2568】2015年8月21日(金)
┏┓
┗■.原発再稼働阻止の闘いと連動させ
| 福島の原発被害者・避難者の命と生活を守る闘いに取り組まねば
| 福島を忘れない全国シンポジウム・現地視察ツアー報告
└──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)
7月11日、反原発自治体議員・市民連盟主催の「第3回福島を忘れない!全
国シンポジウム」が福島市内で開かれた。地元の議員と福島原発避難者訴訟の原
告団の皆さんが24人。全国から議員が28名、一般市民が48名、計100名が参加。
福士敬子さん(反原発自治体議員・市民連盟共同代表)の開会挨拶の後、武笠
紀子さん(元松戸市議)の司会により、以下の現地報告が行われた。
1.「避難解除は何を意味するのか」 川俣町議会議員 菅野清一
2.「帰還困難区域は今」 浪江町議会議員 馬場 績
3.「避難解除地区の現場から」 伊達市議会議員 菅野義明
4.「全村避難を決断した葛尾村の現状」 葛尾村議会議員 松本静男
5.「全村避難の飯舘村はいま」 飯舘村議会議員 佐藤八郎
6.「原発公害被害者たちの裁判闘争の現場から」
福島原発被害弁護団共同代表 弁護士 小野寺利孝
7.「川内原発再稼働の動きと取り組み」
再稼働阻止全国ネットワーク 木村雅英
質疑討論、まとめの後、北海道岩内町議員の佐藤英之さん(反原発議員・市民
連盟 共同代表)が閉会の辞を述べ、集会宣言が採択された。
翌7月12日は、バス2台に乗り地元の議員の案内で、飯舘村、川俣村山木屋地
区、葛尾村を回り、原発被害の現状と町村民が直面している困難な問題等につい
て説明を受けた。
2日間参加して強く感じたことは、福島第一原発過酷事故後4年4カ月経った
今、原発事故被害地域は、復旧・復興どころか以前にも増して深刻な問題が複雑
に絡み合い、住民を苦しめ続けている事であった。
◎黒いフレコンバッグの山、山、山…除染は誰のため?
2年ぶりに訪れた原発事故被害地域でまず目についたのは、除染された汚染
物の袋詰め(フレコンバッグ)が至る所に山積みされている異様な光景だった。
バスが飯舘村に入ると、車内の線量計は、それまでの0.08マイクロシーベルトか
ら2.07とぐんぐん上がる。
全村避難の飯舘村にも、このフレコンバッグの仮置き場は40カ所以上あると聞
いた。以前は緑豊かな日本一美しいと言われたこの村に毎年移住する人びとがい
たそうだが、今や村のあちこちには立派な家が残っているものの、人も犬・猫の
影もない。川俣町議の菅野清一さんは、「空間線量の高い山木屋地区の除染面積
波約2000ヘクタールで、除染費用は450億円。除染廃棄物は75万袋。除染廃棄物
の仮設焼却炉の総事業費は200億円。4~5年後には中間貯蔵施設へ移す手筈だ
が、肝心の中間貯蔵施設の建設は全く進んでいない」と語る。葛
尾村の松本静男村議も「2015年3月までの2年間(第一期分)の除染面積は、住
宅470軒、森林・農地・草地・道路等で1520ヘクタール。除染工事費464億円。フ
レコンバック72万袋」と、いずれも除染=金食い虫の実態を明らかにした。
除染は「移染」でしかなく、ゼネコンの漠大な儲けだと頭ではわかっていた
が、フレコンバッグ山積みの現地での話しを聞いて、心底怒りがこみ上げてきた。
◎飯舘村民は人体実験のモルモット?―帰還政策に納得していない住民―
飯舘村の佐藤八郎村議は、村民置き去りの帰還政策の問題について語った。
「12月に除染開始。本格除染には2~3年かかる。4月21日、住民に関係なく行
政だけが『平成29年春までに避難解除』を発表した。住民の6割は帰還政策に反
対している」「飯舘村は森林が75%。森林を除いた土地の85%は除染したと言わ
れているが、放射性物質の残る森林をそのままにして帰還しろというのか?飯舘
村民は人体実験のモルモットか!」と怒る。「3.11以前は、豊かな山の幸で
ある山菜採りを毎年楽しんだが、原発事故で山の茸は216,700ベクレルまで汚染
された」「初期被爆の問題もある。この1年、世界的なデータに基づいて解明作
業をやっている」「昨年村長は、1.3~2.0マイクロシーベルトもあるところで村
の職員26人を働かせた。村長は加害者の代理人になっている」と語気を強めた。
佐藤八郎村議はシンポジウムでも、「加害者は国と東電で、被害者は私たちと子
孫だ。憲法で保障されている生存権、幸福追求権を国はないがしろにしている。
村民は、加害者によって常に分断され続けている。国は無法者だ
◎避難者を切り捨てる国の暴挙
政府は6月12日、東電福島第一原発の過酷事故の被害を受けた福島の復興指
針を改定、閣議決定した。指針の骨子は、イ.福島県の「居住制限区域」と「避
難指示解除準備区域」の避難指示を、2016年度末までに解除する。ロ.東電によ
る両区域への住民に対する精神的損害賠償(慰謝料として月10万円)を2017年度
末で終了。ハ.原発事故の営業損害と風評被害の賠償は、2016年度分までとす
る。ニ.事業者の自立支援を図るため2016年度までの2年間集中支援する。
というものである。
この復興指針の改定によって福島県は「帰宅困難区域」以外の避難者に対す
る住宅無償提供を2016年度末で打ち切る事になる。とんでもない事だ。いまだ11
万人以上もの避難者はどうなるのか?国を信じて、帰還の準備を始める避難者が
一体どれほどいるだろうか?
川俣町議の菅野清一さんは、「年間20ミリシーベルト以下の山木屋地区には、
帰宅困難区域はない。7割くらいの住民が居住している。しかし現実は…農地の
土を5cm削って農作物が作れるか。農業は土が命。それなのに”命の土”を
5cmはぎ取って形だけの除染を行っても、営農環境にはない」と断言した。農
業が出来ない農民に生きる勇気が湧いてくるだろうか?
更に菅野清一町議は、「年間20ミリシーベルト(これ自体納得のいかない数
値だが)以下と言われても、除染しないところがいっぱいあるので住民は不安
だ」とも語った。
では自主避難者はどうなるか。子どもを抱えた母親はできるだけ放射能から遠
ざかった所で育児をするため、夫や老親との別居生活を余儀なくされている人が
多い。仕事を失い、2重生活による生活困窮者も少なくない。今でもギリギリの
生活を強いられているのだ。国や県は、住宅費をどうやって捻出しろというの
か。安倍政権は、「自立を促す」という名目で被害者へのあからさまな棄民政策
を打ち出した。東電も見て見ぬふりだ。怒りで動悸がおさまらなかった。
◎立ちあがった原発被害者!と手をつなごう!
最後に、川俣町議の菅野清一さんの力強い報告を伝えたい。「避難住民が
次々と法的手段に訴えている。避難者訴訟が1万人を超えた。2015年5月24日に
は「ひだんれん」が結成された。「手をつなごう!立ちあがろう!」と、16団
体・24,700人が団結して闘っている」
原発の再稼働阻止の闘いと連動させて、福島の原発被害者・避難者の命と生活
を守る闘いに取り組まねばと心に刻んだ。
★ 田中一郎 さんから:
(最初に若干のこと)
1.福島原発告訴団 8・19東京第1検察審査会激励行動&院内集会
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/08/blog-post_20.html
(この集会については昨日みなさまにご報告申し上げておりますが,今日,「福
島原発告訴団」のブログに重要な文献が2つ掲載されました。ぜ
ひ,ごらんになってみてください:田中一郎)
★ M.Shimakawa さんから:
福島映像祭2015 上映作品とイベントを紹介!
9月12日~9月18日・福島映像祭・http://fukushimavoice.net/fes
*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*°☆:*:・°★:*:・
2013年にスタートした「福島映像祭2015」。今年も9月12日(土)
から18日(金)までの1週間、東京・東中野の「ポレポレ東中野」
で開催します。
今回の映画祭では、福島第一原発事故後の若者たちの交流と成長
を描いた『種まきうさぎ』、生業(なりわい)訴訟の原告、樽川和
也さんを追った『大地を受け継ぐ』を劇場初公開!イベントでは、
恒例となった福島中央テレビの佐藤崇報道制作局長をゲストに迎え
るトーク「ふくしまの未来~福島中央テレビの現場から」など4つ
を企画しています。福島県いわき市久之浜を題材として構成される
ドキュメンタリーパフォーマンス「かげろう」の上演など、初の映
像パフォーマンスも!
震災・原発事故から4年半という時間経過や、人びとの心や状況
の変化を共有できればと思っています。まずは上映作品、イベント
をチェックしてみてください!
福島映像祭2015 http://fukushimavoice.net/fes
★ 藤原節男(原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ) さんから:
【原子炉級プルトニウムで核爆弾ができる】
http://goo.gl/0eFSI5
現代世界をどう捉えるか2010.05.08⇒
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2010/05/post-32c0.html?
・もんじゅ再開の意味するもの:潜在的核兵器保有国日本 / 日印原子力協定
/ “核”を求めた日本~被爆国の知られざる真実~
「核抑止力に相当するものをもんじゅによって日本は持っている」
http://www.youtube.com/watch?v=PS7QRM5no4A
元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授:
プルトニウムは軍事転用も可能なので、外交上の隠れたパワーになっている。核
抑止力に相当するものをもんじゅによって、日本は持っているという側面がある
ことは確か。
エネルギー資源のほとんどない日本にとって、資源が増殖するという夢のような
技術が喉から手が出るくらい欲しいのはよく理解できる。しかしそれは原理的に
可能というだけであって、実用化できるかどうかは別の問題だ。そして技術的に
極めて困難であることは、日本を除く先進諸国が増殖炉から早々と撤退したこと
からも分かる。それでも尚、日本が高速増殖炉を推進したいいくつかの理由がある。
一つは、資源の乏しい日本にとって極めて魅力があるということ。しかも“国産”
のエネルギー源となる。また、“クリーンエネルギー”などと称して、原発の増設
を進める鳩山政権にとって、核燃料サイクルの確立は急務の課題でもある。原発
の国内での増設だけでなく、海外への原発“売り込み”においても、高速増殖炉や
再処理技術の確立は急務を要する。
この間、海外への原発の“売り込み”において、韓国やロシアに“敗北に次ぐ敗北”
を喫している日本は、使用済み核燃料の引き受けなどの、“売り込みサービス
セット”などをも“セット販売”しないとロシアやフランスとの販売競争に勝てな
い。そういう観点からも、もんじゅ再開を急いだのだ。
更に、元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授の述べているように、プル
トニウムを大量に保持しているということは、潜在的核兵器保有国であるという
ことでもある。
宇宙ロケットという名のロケットは、大陸間弾道ミサイルに転用可能であり、プ
ルトニウム処理技術は、いつでも核兵器への転用可能を意味する。日本の技術力
をもってすれば、いつでも好きな時に、長距離核ミサイル所有国となれるのだ。
もちろん、現在の日本は、内外の諸事情により、核兵器保有国にはなれないが、
国際情勢の緊迫化や、国民意識の変遷によっては、“いつでも核兵器保有国”にな
りうるのであり、そういう潜在的核兵器保有国ということは、現在でも国際政治
においては、「外交上の隠れたパワー」となっており、鳩山政権もまた、自民党
政権と同様、そういう“カード”を保持しておきたいのである。
潜在的核保有国であり続けるためには、大量の兵器級プルトニウムを所有してい
ることに対して、国際社会に対する“口実”が必要なのであり、もんじゅを廃炉に
すると、その“口実”がなくなってしまう。
★ 安間 武 さんから:
-------------------------
集会・アクション
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■全国のデモ開催情報
◆デモ抗議開催情報まとめ
http://www57.atwiki.jp/demoinfo/
◆日本全国デモ情報
http://www.magazine9.jp/demoinfo/
■戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 行動予定(東京)
http://kyujokowasuna.com/?page_id=891
■SEALDs 8月、9月行動スケジュール
http://www.sealds.com/#where-we-re-from
■政権べったりの報道をやめろ!怒りの声でNHKを包囲しよう!
8.25NHK包囲行動
2015年8月25日(火)午後 6:30~
NHK放送センター(渋谷) 西門前
(チラシ)
http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf
■DAYS JAPAN 講演会 【いま、戦争を考える】
戦争法案が押し進められている今だからこそ伝えたい本当の戦争の姿
8月25日(火) 19:00-21:20(18:30開場)
なかのZEROホール 小ホール(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口出て
左徒歩8分)
「私が見た戦争」(パレスチナ、イラク、アフガンの戦争)
綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督) 広河隆一(DAYS JAPAN 発行人、フォ
トジャーナリスト)「戦争とジャーナリズム」
むのたけじ(100歳のジャーナリスト、元朝日新聞記者)
特別スピーチ:佐竹美紀(SEALDsメンバー)
(チラシ)
http://www.daysjapan.net/event-info/pdf/chirashi201508_1.pdf
ac7t-ysm@asahi-net.or.jp
★ 川島 さんから:
久留米でも、子どもやパートナーを戦争に行かせない!と女性やお母さんたちが
立ち上がりました。皆さま、ご参加よろしくお願い致します。
【8.25子どもを戦争にやったらいけん!違憲!デモパレード】
8月25日(火)16:30~17:30 西鉄久留米駅前で集会&デモパレー
ドを行います。
16:30 集合(アピールトーク・リレートーク)
16:50 パレード・スタート
(パレード:西鉄久留米→明治通り→日吉町交差点(折り返し)→一番街
→西鉄久留米駅)
主催:子どもを戦争にやったらいけん!違憲!!の会
代表:堀田富子 0942-21-7254
歌あり、バルーンアートあり、お笑い芸人(モドキ?)ありのパレードです。
ぜひ、お子さんと一緒にお出かけ下さい
♪楽器や音の出るものなどもお持ち下さい~
----集会等のお知らせ------
●「憲法違反の安保法案の廃案を求める憲法市民集会」
福岡 最大総結集行動 ●
9月6日(日)11時30分集会 12:00デモ 天神周辺
冷泉公園(福岡市博多区上川端町7)
チラシ表 http://tinyurl.com/o7s8eq6
チラシ裏 http://tinyurl.com/pjapuco
呼びかけ 福岡県弁護士会
● ドキュメンタリー「日本と原発」の上映会 ●
<日時、場所> 案内 開催日8月29日迄
http://tinyurl.com/pmzzk55
●<私のフェイスブック>●
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448
●「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページ●
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/
●原発いらない!九州実行委員会ホームページ●
http://bye-nukes.com
●元原発作業員梅田隆亮さんの労災認定を求める裁判●
第14回口頭弁論 9月25日(金)10:00~門前集会@福岡地裁正門前
法廷10:30-17:00(途中休憩含め)(301号)
被告国側証人:宇佐俊郎さん(長崎大学病院国際被爆者医療センター)
原告側証人:矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授、物理学専門)
<熊本の原爆被爆裁判で原告側参考人、「内部被爆」の危険性に詳しい>
原発労働裁判 梅田さんを支える会 ニュースレターNO.13
http://tinyurl.com/og9qwsa
第15回口頭弁論10月7日(水)13:00~門前集会@福岡地裁正門前
法廷13:30-15:30
証人尋問 国側の証人 大居慎治・医師(松江赤十字病院)
●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
第14回口頭弁論期日10月9日(金) 午後2時 佐賀地裁
原告総数 原告総数 9690名 (8/20日現在)
ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html
第15回口頭弁論期日(予定)12月18日金)午後2時 佐賀地裁
●「原発なくそう!九州川内訴訟」弁護団のHP●
http://no-sendaigenpatsu.a.la9.jp/index.html
●玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会●
MOX控訴審 第1回口頭弁論
9月7日(月)16時~福岡高等裁判所 501号法廷
◆詳細案内 http://u888u.info/mYnS
◆控訴理由書 http://u888u.info/mYmD
○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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【転送・転載大歓迎】
●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
新作 音楽と詩 九電本店前ひろば
https://youtu.be/z0JXiqUxFDw
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1585目報告☆
呼びかけ人賛同者8月21日合計3965名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】8月21日5名。
長谷川 照・和子 久間さやか 匿名者2名。
★ 私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまでした。
蒸し暑い 1日でした。
夕方から 金曜行動に参加しましたが すごいどしゃ降りでした。
九電前テント8月21日 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3594
どしゃ降りでした http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3593
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「武器を手に なんで日本人が 血ィ流がさな あきまへんのや」
大阪詩人会議
(左門 2015・8・22-1121)
※結語の段落:「それとのもなんでっか/どうしても米軍のケツにくっついて/
戦争したいいうんやったら/おたくはんらと/おたくはんらの息子や孫だけで/
アベノアーミ-つくって/鉄砲かついで/最前線に/つっこんでいきはりまっ
か」と鋭い指摘です。(しんぶん赤旗8・21号)。
このユーモアと批判の精神に満ちて、詩の形で表明されたのは、京大の教師と
学生の会の声明につづくもので、うれしく頼もしくあります。私たちもそれぞれ
の「方言」で声明を出しましょう!!!
★ 札幌の小林善 さんから:
<鹿児島・川内原発トラブル>
二次冷却水の塩分濃度上昇の事故は、復水器冷却海水管からの漏洩もしくは管板
貫通部からの漏洩(これは余りないだろう)以外にはあり得ません。
とにかく、二次冷却水側に冷却海水が混じったら、原発をいったん止めて、調査
と対策をしなければならないはずです。塩分除去装置があるから動かし続けるな
んて言うのは邪道もいいとこですね。
二次冷却水は、蒸気になって、発電機タービンを回すものですから、水の純度に
ついて厳しい条件がついている筈です。
以上、元機械工学エンジニアより
★ 舩津康幸 さんから:
8月22日の原発事故被害地域・原発・電力の関連記事。(記事番号51.ま
で) 記事紹介全体はこちらに⇒ http://tinyurl.com/nordjrc
こちらのFBにも書き込んでいます⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu
おはようございます。
昨日、川内(せんだい)原発で事故があったことが伝えられています。今朝もそ
の川内(せんだい)原発関連の記事からはじめます。
原発事故被害地域の実情を平易な文で伝える女性誌の記事がきょうもあります。
(20.)
1.●●●「川内原発1号機、フル出力運転を延期 機器の不具合で」日経新聞
2015/8/21 13:16更新
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB21H04_R20C15A8EAF000/
「九州電力は21日、再稼働した川内原子力発電所1号機(鹿児島県)の機器の不
具合が原因で、25日に予定していた100%のフル出力での運転を延期すると発表
した。原因を特定する作業に1週間程度かかるため、9月上旬に予定している本
格的な営業運転も遅れる可能性がある。原子炉やタービンに問題はなく、電気の
供給は続ける。
川内1号機は14日から発電と送電を開始して出力を段階的に高めていた。再稼働
の工程が遅れる不具合は初めて。21日は出力を75%から95%まで引き上げる予定
だったが、出力上昇の中断を発表した。タービンを回した後、蒸気を冷やして水
に戻す復水器内に海水が入っていたのが原因だ。
同社によると、20日午後2時20分ごろに復水器にたまった水を次の系統に送る復
水ポンプの出口で、水質を管理する計器の警報が鳴った。調べたところ、復水器
に微量の海水が混入していたことが21日に判明した。通常は海水は混ざらない。
脱塩装置で不純物を除去しており、全体の運転に影響はない。他の復水器を使っ
て現在の出力は維持できるが、出力の上昇は一時見合わせる。
原因を特定し、修理する作業に1週間程度かかる。九電は「安全確保を最優先に
工程を慎重に実施する」と説明している。」
1’.●「川内1号機、出力上昇を延期=2次冷却水に海水混入か―九電」時事通
信?8月21日(金)10時33分配信 ※絵図有
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015082100245&g=soc
「・・・・・●復水器には、冷却用の海水を取り込む細管が1台当たり約2万6000
本通っている。九電はこの中のいずれかに穴が開き、海水が復水器内に漏れたと
みている。点検で漏えい箇所が見つかれば、その配管を封鎖する。
同様のトラブルは全国で過去に50回ほど起きているといい、川内原発では初め
て。●九電では玄海原発1号機(佐賀県玄海町)で1997年、99年の2回あったという。
川内1号機は11日、新規制基準に基づき全国の原発で初めて再稼働した。出力は
16日に50%、19日に75%に到達し、21日に95%に上昇させる予定だった。」
<中略>
21.「「私が大量被ばくしたのは国と東電のせい」元双葉町長・井戸川氏の裁
判始まる」弁護士ドットコム?8月21日(金)17時23分配信
http://www.bengo4.com/gyosei/1127/n_3581/
「2011年3月に福島第一原発の事故が起きたとき、原発が立地する福島県双葉町
の町長だった井戸川克隆氏が「被ばくと避難によって精神的苦痛を受けた」など
として、東京電力と国に1億4650万円の損害賠償を求める裁判を起こしている。
その第1回口頭弁論が8月21日、東京地裁で開かれた。・・・・
井戸川氏は福島原発1号機で水素爆発が起きた3月12日15時36分、屋外にいて、入
院患者や福祉施設入居者らの避難指導をしていた。その際、空からぼたん雪のよ
うに放射性降下物が落ちてきたせいで、大量の被ばくをしてしまったという。
この日の意見陳述で、井戸川氏は「この事故が起きる前、国や東電は、核の『平
和利用』をうたい、『原発は絶対安全』を繰り返し、何があっても『止める。閉
じ込める。冷やす』と言い続けていた」「国や東電が、適切な事故防止対策を
し、関係自治体にも適切な情報提供をしていれば、原発事故被害は最小限にとど
まったはず」と主張。国・東電には、事故を防げず、適切な避難命令を出せな
かったことで、住民を被ばくさせた責任があると訴えた。
●「被ばくの法的責任を明らかにするのが目的」 井戸川氏の代理人の松浦麻里
沙弁護士は「被ばくの責任が国・東京電力にあることを、法的に明らかにするこ
とこそが、訴訟の目的だ」と意見陳述した。・・・・」
<中略>
47.「核は手に負えぬ怪物 「原発労働者」寺尾さん憂慮」朝日デジタル2015
年8月21日11時31分
http://digital.asahi.com/articles/ASH8D52P1H8DTIPE02N.html
全文「11日に再稼働した九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)。原
発での過酷な労働実態をまとめた「原発労働者」(講談社現代新書)の著者で、
ミュージシャンの寺尾紗穂(さほ)さん(33)はこれをどうみるのか。「核は
怪物」と考える寺尾さんは、「再稼働は残念で悲しい」と言う。
2011年の福島での原発事故後、各地の原発の点検などに従事してきた労働者
に取材し、今年6月に「原発労働者」を出した。
「効率化」の号令のもと、過密日程での作業を強いられ、被曝(ひばく)が原因
と疑われる健康被害があっても労災認定の壁は高い――。原発労働者たちの話は切
実だった。●「原発は常に誰かの犠牲の上に動いている」と感じた。「再稼働を
検討する中で、現場にいる人たちの声はどれだけ反映されたのか」との疑問が消
えない。
原発での汚染水の隠蔽(いんぺい)や、建屋内のボヤのもみ消しを証言する人も
いた。「核は人の手に負えない怪物。それをコントロールできるかのように振る
舞うから、うそが生まれる」
●出版後、元電力会社員という男性から「事故はきちんと記録、処理されてい
る」と反応があった。元労働者に伝えると、こう言われた。「その人も見えてな
いね。何重にも連なる下請けから、電力会社に報告されない事故もある」
川内1号機の再稼働で、原発由来の電力が再び流れ始めた。寺尾さんは、著書に
「人の健康を蝕(むしば)み、時に命を奪いながら作られた電気で自分は生きて
いる」と書いた。8日、福岡市で開いたライブでは、原発がテーマの曲を披露し
た。詞にこんな一節がある。
〈泥の上に花を 咲かすその術を 私は知らない〉」
<後略>
★ 梶原商成 さんから:
青柳さん、こんばんは^^
お疲れ様です。
本日もブログ更新しました。
「原発」や「戦争」の根源を突き詰めていくと
必ず「おカネ」に行き着き、さらに掘り下げると、、
結局は今の私たち一人ひとりの「生き方」に辿り着きます。
そうした内容をブログの記事およびHPで説いてます。
◆更新記事
⑬『納税者』=『半永久的債務者』(おカネの仕組み)
http://ameblo.jp/46493236/entry-12064285556.html
◆先月に完成したHP
http://way-to-peace.org/
扱っているテーマが膨大ですが、
今の社会の在り方や仕事の価値観にメスを入れ、
皆が本当の意味で平和で自由に暮らせる社会の提案と、
気付きや創造のカギとなる情報の発信を行っています。
是非ご覧ください。
拡散・シェア、コメントやメッセージも大歓迎です。
発信の機会に感謝します。AKI
★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2568】2015年8月21日(金)
┏┓
┗■.原発再稼働阻止の闘いと連動させ
| 福島の原発被害者・避難者の命と生活を守る闘いに取り組まねば
| 福島を忘れない全国シンポジウム・現地視察ツアー報告
└──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)
7月11日、反原発自治体議員・市民連盟主催の「第3回福島を忘れない!全
国シンポジウム」が福島市内で開かれた。地元の議員と福島原発避難者訴訟の原
告団の皆さんが24人。全国から議員が28名、一般市民が48名、計100名が参加。
福士敬子さん(反原発自治体議員・市民連盟共同代表)の開会挨拶の後、武笠
紀子さん(元松戸市議)の司会により、以下の現地報告が行われた。
1.「避難解除は何を意味するのか」 川俣町議会議員 菅野清一
2.「帰還困難区域は今」 浪江町議会議員 馬場 績
3.「避難解除地区の現場から」 伊達市議会議員 菅野義明
4.「全村避難を決断した葛尾村の現状」 葛尾村議会議員 松本静男
5.「全村避難の飯舘村はいま」 飯舘村議会議員 佐藤八郎
6.「原発公害被害者たちの裁判闘争の現場から」
福島原発被害弁護団共同代表 弁護士 小野寺利孝
7.「川内原発再稼働の動きと取り組み」
再稼働阻止全国ネットワーク 木村雅英
質疑討論、まとめの後、北海道岩内町議員の佐藤英之さん(反原発議員・市民
連盟 共同代表)が閉会の辞を述べ、集会宣言が採択された。
翌7月12日は、バス2台に乗り地元の議員の案内で、飯舘村、川俣村山木屋地
区、葛尾村を回り、原発被害の現状と町村民が直面している困難な問題等につい
て説明を受けた。
2日間参加して強く感じたことは、福島第一原発過酷事故後4年4カ月経った
今、原発事故被害地域は、復旧・復興どころか以前にも増して深刻な問題が複雑
に絡み合い、住民を苦しめ続けている事であった。
◎黒いフレコンバッグの山、山、山…除染は誰のため?
2年ぶりに訪れた原発事故被害地域でまず目についたのは、除染された汚染
物の袋詰め(フレコンバッグ)が至る所に山積みされている異様な光景だった。
バスが飯舘村に入ると、車内の線量計は、それまでの0.08マイクロシーベルトか
ら2.07とぐんぐん上がる。
全村避難の飯舘村にも、このフレコンバッグの仮置き場は40カ所以上あると聞
いた。以前は緑豊かな日本一美しいと言われたこの村に毎年移住する人びとがい
たそうだが、今や村のあちこちには立派な家が残っているものの、人も犬・猫の
影もない。川俣町議の菅野清一さんは、「空間線量の高い山木屋地区の除染面積
波約2000ヘクタールで、除染費用は450億円。除染廃棄物は75万袋。除染廃棄物
の仮設焼却炉の総事業費は200億円。4~5年後には中間貯蔵施設へ移す手筈だ
が、肝心の中間貯蔵施設の建設は全く進んでいない」と語る。葛
尾村の松本静男村議も「2015年3月までの2年間(第一期分)の除染面積は、住
宅470軒、森林・農地・草地・道路等で1520ヘクタール。除染工事費464億円。フ
レコンバック72万袋」と、いずれも除染=金食い虫の実態を明らかにした。
除染は「移染」でしかなく、ゼネコンの漠大な儲けだと頭ではわかっていた
が、フレコンバッグ山積みの現地での話しを聞いて、心底怒りがこみ上げてきた。
◎飯舘村民は人体実験のモルモット?―帰還政策に納得していない住民―
飯舘村の佐藤八郎村議は、村民置き去りの帰還政策の問題について語った。
「12月に除染開始。本格除染には2~3年かかる。4月21日、住民に関係なく行
政だけが『平成29年春までに避難解除』を発表した。住民の6割は帰還政策に反
対している」「飯舘村は森林が75%。森林を除いた土地の85%は除染したと言わ
れているが、放射性物質の残る森林をそのままにして帰還しろというのか?飯舘
村民は人体実験のモルモットか!」と怒る。「3.11以前は、豊かな山の幸で
ある山菜採りを毎年楽しんだが、原発事故で山の茸は216,700ベクレルまで汚染
された」「初期被爆の問題もある。この1年、世界的なデータに基づいて解明作
業をやっている」「昨年村長は、1.3~2.0マイクロシーベルトもあるところで村
の職員26人を働かせた。村長は加害者の代理人になっている」と語気を強めた。
佐藤八郎村議はシンポジウムでも、「加害者は国と東電で、被害者は私たちと子
孫だ。憲法で保障されている生存権、幸福追求権を国はないがしろにしている。
村民は、加害者によって常に分断され続けている。国は無法者だ
◎避難者を切り捨てる国の暴挙
政府は6月12日、東電福島第一原発の過酷事故の被害を受けた福島の復興指
針を改定、閣議決定した。指針の骨子は、イ.福島県の「居住制限区域」と「避
難指示解除準備区域」の避難指示を、2016年度末までに解除する。ロ.東電によ
る両区域への住民に対する精神的損害賠償(慰謝料として月10万円)を2017年度
末で終了。ハ.原発事故の営業損害と風評被害の賠償は、2016年度分までとす
る。ニ.事業者の自立支援を図るため2016年度までの2年間集中支援する。
というものである。
この復興指針の改定によって福島県は「帰宅困難区域」以外の避難者に対す
る住宅無償提供を2016年度末で打ち切る事になる。とんでもない事だ。いまだ11
万人以上もの避難者はどうなるのか?国を信じて、帰還の準備を始める避難者が
一体どれほどいるだろうか?
川俣町議の菅野清一さんは、「年間20ミリシーベルト以下の山木屋地区には、
帰宅困難区域はない。7割くらいの住民が居住している。しかし現実は…農地の
土を5cm削って農作物が作れるか。農業は土が命。それなのに”命の土”を
5cmはぎ取って形だけの除染を行っても、営農環境にはない」と断言した。農
業が出来ない農民に生きる勇気が湧いてくるだろうか?
更に菅野清一町議は、「年間20ミリシーベルト(これ自体納得のいかない数
値だが)以下と言われても、除染しないところがいっぱいあるので住民は不安
だ」とも語った。
では自主避難者はどうなるか。子どもを抱えた母親はできるだけ放射能から遠
ざかった所で育児をするため、夫や老親との別居生活を余儀なくされている人が
多い。仕事を失い、2重生活による生活困窮者も少なくない。今でもギリギリの
生活を強いられているのだ。国や県は、住宅費をどうやって捻出しろというの
か。安倍政権は、「自立を促す」という名目で被害者へのあからさまな棄民政策
を打ち出した。東電も見て見ぬふりだ。怒りで動悸がおさまらなかった。
◎立ちあがった原発被害者!と手をつなごう!
最後に、川俣町議の菅野清一さんの力強い報告を伝えたい。「避難住民が
次々と法的手段に訴えている。避難者訴訟が1万人を超えた。2015年5月24日に
は「ひだんれん」が結成された。「手をつなごう!立ちあがろう!」と、16団
体・24,700人が団結して闘っている」
原発の再稼働阻止の闘いと連動させて、福島の原発被害者・避難者の命と生活
を守る闘いに取り組まねばと心に刻んだ。
★ 田中一郎 さんから:
(最初に若干のこと)
1.福島原発告訴団 8・19東京第1検察審査会激励行動&院内集会
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/08/blog-post_20.html
(この集会については昨日みなさまにご報告申し上げておりますが,今日,「福
島原発告訴団」のブログに重要な文献が2つ掲載されました。ぜ
ひ,ごらんになってみてください:田中一郎)
★ M.Shimakawa さんから:
福島映像祭2015 上映作品とイベントを紹介!
9月12日~9月18日・福島映像祭・http://fukushimavoice.net/fes
*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*°☆:*:・°★:*:・
2013年にスタートした「福島映像祭2015」。今年も9月12日(土)
から18日(金)までの1週間、東京・東中野の「ポレポレ東中野」
で開催します。
今回の映画祭では、福島第一原発事故後の若者たちの交流と成長
を描いた『種まきうさぎ』、生業(なりわい)訴訟の原告、樽川和
也さんを追った『大地を受け継ぐ』を劇場初公開!イベントでは、
恒例となった福島中央テレビの佐藤崇報道制作局長をゲストに迎え
るトーク「ふくしまの未来~福島中央テレビの現場から」など4つ
を企画しています。福島県いわき市久之浜を題材として構成される
ドキュメンタリーパフォーマンス「かげろう」の上演など、初の映
像パフォーマンスも!
震災・原発事故から4年半という時間経過や、人びとの心や状況
の変化を共有できればと思っています。まずは上映作品、イベント
をチェックしてみてください!
福島映像祭2015 http://fukushimavoice.net/fes
★ 藤原節男(原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ) さんから:
【原子炉級プルトニウムで核爆弾ができる】
http://goo.gl/0eFSI5
現代世界をどう捉えるか2010.05.08⇒
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2010/05/post-32c0.html?
・もんじゅ再開の意味するもの:潜在的核兵器保有国日本 / 日印原子力協定
/ “核”を求めた日本~被爆国の知られざる真実~
「核抑止力に相当するものをもんじゅによって日本は持っている」
http://www.youtube.com/watch?v=PS7QRM5no4A
元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授:
プルトニウムは軍事転用も可能なので、外交上の隠れたパワーになっている。核
抑止力に相当するものをもんじゅによって、日本は持っているという側面がある
ことは確か。
エネルギー資源のほとんどない日本にとって、資源が増殖するという夢のような
技術が喉から手が出るくらい欲しいのはよく理解できる。しかしそれは原理的に
可能というだけであって、実用化できるかどうかは別の問題だ。そして技術的に
極めて困難であることは、日本を除く先進諸国が増殖炉から早々と撤退したこと
からも分かる。それでも尚、日本が高速増殖炉を推進したいいくつかの理由がある。
一つは、資源の乏しい日本にとって極めて魅力があるということ。しかも“国産”
のエネルギー源となる。また、“クリーンエネルギー”などと称して、原発の増設
を進める鳩山政権にとって、核燃料サイクルの確立は急務の課題でもある。原発
の国内での増設だけでなく、海外への原発“売り込み”においても、高速増殖炉や
再処理技術の確立は急務を要する。
この間、海外への原発の“売り込み”において、韓国やロシアに“敗北に次ぐ敗北”
を喫している日本は、使用済み核燃料の引き受けなどの、“売り込みサービス
セット”などをも“セット販売”しないとロシアやフランスとの販売競争に勝てな
い。そういう観点からも、もんじゅ再開を急いだのだ。
更に、元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授の述べているように、プル
トニウムを大量に保持しているということは、潜在的核兵器保有国であるという
ことでもある。
宇宙ロケットという名のロケットは、大陸間弾道ミサイルに転用可能であり、プ
ルトニウム処理技術は、いつでも核兵器への転用可能を意味する。日本の技術力
をもってすれば、いつでも好きな時に、長距離核ミサイル所有国となれるのだ。
もちろん、現在の日本は、内外の諸事情により、核兵器保有国にはなれないが、
国際情勢の緊迫化や、国民意識の変遷によっては、“いつでも核兵器保有国”にな
りうるのであり、そういう潜在的核兵器保有国ということは、現在でも国際政治
においては、「外交上の隠れたパワー」となっており、鳩山政権もまた、自民党
政権と同様、そういう“カード”を保持しておきたいのである。
潜在的核保有国であり続けるためには、大量の兵器級プルトニウムを所有してい
ることに対して、国際社会に対する“口実”が必要なのであり、もんじゅを廃炉に
すると、その“口実”がなくなってしまう。
★ 安間 武 さんから:
-------------------------
集会・アクション
-------------------------
■全国のデモ開催情報
◆デモ抗議開催情報まとめ
http://www57.atwiki.jp/demoinfo/
◆日本全国デモ情報
http://www.magazine9.jp/demoinfo/
■戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 行動予定(東京)
http://kyujokowasuna.com/?page_id=891
■SEALDs 8月、9月行動スケジュール
http://www.sealds.com/#where-we-re-from
■政権べったりの報道をやめろ!怒りの声でNHKを包囲しよう!
8.25NHK包囲行動
2015年8月25日(火)午後 6:30~
NHK放送センター(渋谷) 西門前
(チラシ)
http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf
■DAYS JAPAN 講演会 【いま、戦争を考える】
戦争法案が押し進められている今だからこそ伝えたい本当の戦争の姿
8月25日(火) 19:00-21:20(18:30開場)
なかのZEROホール 小ホール(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口出て
左徒歩8分)
「私が見た戦争」(パレスチナ、イラク、アフガンの戦争)
綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督) 広河隆一(DAYS JAPAN 発行人、フォ
トジャーナリスト)「戦争とジャーナリズム」
むのたけじ(100歳のジャーナリスト、元朝日新聞記者)
特別スピーチ:佐竹美紀(SEALDsメンバー)
(チラシ)
http://www.daysjapan.net/event-info/pdf/chirashi201508_1.pdf
ac7t-ysm@asahi-net.or.jp
★ 川島 さんから:
久留米でも、子どもやパートナーを戦争に行かせない!と女性やお母さんたちが
立ち上がりました。皆さま、ご参加よろしくお願い致します。
【8.25子どもを戦争にやったらいけん!違憲!デモパレード】
8月25日(火)16:30~17:30 西鉄久留米駅前で集会&デモパレー
ドを行います。
16:30 集合(アピールトーク・リレートーク)
16:50 パレード・スタート
(パレード:西鉄久留米→明治通り→日吉町交差点(折り返し)→一番街
→西鉄久留米駅)
主催:子どもを戦争にやったらいけん!違憲!!の会
代表:堀田富子 0942-21-7254
歌あり、バルーンアートあり、お笑い芸人(モドキ?)ありのパレードです。
ぜひ、お子さんと一緒にお出かけ下さい
♪楽器や音の出るものなどもお持ち下さい~
----集会等のお知らせ------
●「憲法違反の安保法案の廃案を求める憲法市民集会」
福岡 最大総結集行動 ●
9月6日(日)11時30分集会 12:00デモ 天神周辺
冷泉公園(福岡市博多区上川端町7)
チラシ表 http://tinyurl.com/o7s8eq6
チラシ裏 http://tinyurl.com/pjapuco
呼びかけ 福岡県弁護士会
● ドキュメンタリー「日本と原発」の上映会 ●
<日時、場所> 案内 開催日8月29日迄
http://tinyurl.com/pmzzk55
●<私のフェイスブック>●
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448
●「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページ●
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/
●原発いらない!九州実行委員会ホームページ●
http://bye-nukes.com
●元原発作業員梅田隆亮さんの労災認定を求める裁判●
第14回口頭弁論 9月25日(金)10:00~門前集会@福岡地裁正門前
法廷10:30-17:00(途中休憩含め)(301号)
被告国側証人:宇佐俊郎さん(長崎大学病院国際被爆者医療センター)
原告側証人:矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授、物理学専門)
<熊本の原爆被爆裁判で原告側参考人、「内部被爆」の危険性に詳しい>
原発労働裁判 梅田さんを支える会 ニュースレターNO.13
http://tinyurl.com/og9qwsa
第15回口頭弁論10月7日(水)13:00~門前集会@福岡地裁正門前
法廷13:30-15:30
証人尋問 国側の証人 大居慎治・医師(松江赤十字病院)
●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
第14回口頭弁論期日10月9日(金) 午後2時 佐賀地裁
原告総数 原告総数 9690名 (8/20日現在)
ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html
第15回口頭弁論期日(予定)12月18日金)午後2時 佐賀地裁
●「原発なくそう!九州川内訴訟」弁護団のHP●
http://no-sendaigenpatsu.a.la9.jp/index.html
●玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会●
MOX控訴審 第1回口頭弁論
9月7日(月)16時~福岡高等裁判所 501号法廷
◆詳細案内 http://u888u.info/mYnS
◆控訴理由書 http://u888u.info/mYmD
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★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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