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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1593目報告☆

青柳行信です。8月30日。

【転送・転載大歓迎】

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
    新作 音楽と詩 九電本店前ひろば 
   https://youtu.be/z0JXiqUxFDw 

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1593目報告☆
呼びかけ人賛同者8月29日合計3977名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★ 私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
  <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
東京での国会包囲の 集会とデモはすごい大人数の参加になりそうです。
福岡の集会も 盛り上げて 安倍政権に ストップを掛けたいものです。
安倍は ヤメロ。 ケンポ― 守れ。 戦争ハンタイ。
若い方のコールにも すごい 力が こもっていました。
30日(日)には 福岡市でも 集会とデモがあります。
みんなで 参加 しましょう。
あんくるトム工房
8・30みんなこぞって街に出よう  
http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3605

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆8・30百万人行動の一人とて札幌の東で九条の旗立つる
    (左門 2015・8・30-1129)
※「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・
全国100万人大行動」は大きな反響を呼んでいます。政界も
注視しており、女性週刊誌や夕刊紙は特集を組みました」(しん
ぶん赤旗29日)。私は札幌にいます。今日は、厚別区の「ふれ
あいまつり」にアベノミクス批判の文章を送り、展示されるので参加し
「9ちゃん幟(「九条は世界の宝」)」を掲げて訴えます。31日
は、「恵庭事件・長沼事件のたたかいは 今日に続き、明日を開く
~日米地位協定は憲法違反訴訟へ~」で講演・提案をします。

★ 鳥原良子(川内原発反対連絡協議会) さんから:
みなさまへ
反対連協で市長申し入れを依頼していたところ、
28日13時半~を約束し、申し入れ内容に関連して、
出席者が抗議も含めて意見を述べました。

こちら12名に対し、
薩摩川内市広報室2人が、14時50分まで対応されましたが、
市長、副市長2人は、公務で欠席、

原子力安全対策室のメンバーは
台風被害対策のため欠席でした。

本日の申し入れでは付随した質問もいくつかしました。
回答説明については、後日の連絡待ちです。   

冷却用配管はチタン製
みなさま

川内原発の復水器の配管は、
高価ですが、銅ではなくチタン製とのことです。
復水器の配管の取り付け作業に携わった技術やさんが、
間違いないと昨夜言っていました。
当時、高価なチタンを使うことを
すごく誇らしげに復水器据え付け会社の社長が自慢されたとのこと。
チタンは摩耗に強いとのこと。

配管は6系統あるうち、1系統約13000本の検査で
5本の損傷が発見され、その5本と予防のため周辺64本
計69本の配管に栓をして海水を遮断するという。

検査した1系統だけが、
高温高圧水が流入する構造のため、摩耗して穴が開いたと見られ、
残る5系統は破損する状況にないので検査せず、27日から
出力上昇作業に入るという。

老朽化したわずか1ミリ厚さの配管をすべて検査すべきではないのか?
地元薩摩川内市住民グループは、驚きを隠し得ません!、
28日午後、薩摩川内市長に、
九州電力へ原子炉を止めて配管の総点検要請をするよう、申し入れ↑しました。

★ 田中一郎 さんから: 
原子力規制委員長 桜島関連質問に「答えてもしようがない」 
知事は海外 ― 川内原発再稼働関係者たちの無責任|政治ニュース|
HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
 http://hunter-investigate.jp/news/2015/08/post-745.html

★ 広瀬隆 さんから: 
全国のみなさま
 川内原発は大事故直前のまま運転中です。
 インターネットのダイヤモンドオンラインで、下記の日程で、私の連載記事
「川内原発再稼働阻止」を掲載してきましたが、今日の記事は、再稼働中の川内
原発の最大の欠陥を、もとNHKアナウンサーの堀潤さんが教えてくださったき
わめて重大な内容です。大事故直前の、大変なことが、鹿児島県で進行中です。
http://diamond.jp/articles/-/77425

 すぐに読んでください。その要点を説明します。
 第一回の対談は下記ですが、今日はその二回目です。
http://diamond.jp/articles/-/77414
 堀さんが、アメリカにいた2012年に、三菱重工製の新しい蒸気発生器が破損事
故を起こして、サンオノフレ原発の2基が廃炉になって、三菱に1兆円近い賠償
を請求したのです。いいですか、廃炉ですよ!
 その経過が重要です。日本ではまったく報道されていませんが、なんとアメリ
カのNRC(原子力規制委員会)が三菱重工の製造工場に抜き打ちで立ち入り検
査をした結果、三菱がまともな対策をとっていないことが明らかになって、それ
でアメリカの電力会社が廃炉を決断していたのです。大事件です。
 その蒸気発生器は、ほとんど新品でした。
 その三菱重工製の欠陥製品を使って、8月11日から動かし始めたのが、鹿児島
県の川内原発1号機なのです。

 意味が分かりますか? 川内原発では、21日に復水器の細管破損が発見され
て、一昨日からその破損部分だけ栓をして出力上昇を再開しましたが、この「復
水器」は二次系の話です。
 アメリカの事故で判明した欠陥のある「蒸気発生器」は一次系、つまり原子炉
に直結する熱水が流れている巨大装置です。こちらは、1万本以上の細管を使っ
て、熱を二次系に伝えるのです。
 川内原発の大事故は、秒読みです。
 4年以上も動かしていなかった装置です。
 九州電力は、このような金属材料の欠陥(腐食)についてシロウトです。欠陥
を知っているのはメーカーなのです。
 10月に予定している2号機の再稼働は、もっとおそろしいことになります。腐
食だらけの、古い蒸気発生器を使って動かすのですから。
 日本の報道はゼロです。堀潤さんの重大な警告を聞いてください。
 川内原発は、即時廃炉にすべき原子力発電所です。

 堀さんのあとは、田中三彦さんが、日本の原子力規制委員会が大事故を起こす
真犯人だということを、わかりやすく話してくれます。
 そのあとは、古賀茂明さんに登場していただきます。

 全国に、事実を広めてください。事実が、最も重要です。日本のテレビと新聞
は、まったく現実を伝えていません。意見より先に、事実を伝えることです。
 再稼働に賛成する人間をゼロにする力は、事実にあるのです。まだ、再稼働の
賛成者は3割もいます。 
 ダイヤモンドオンラインは、読者が激増しています。日本人全体の知識を高め
ましょう。
 このサイトのタイトルの下にある小さな「バックナンバー」をクリックする
と、すべての記事が読めます。    

 ◆第1回 7月17日金曜 http://diamond.jp/articles/-/74801
   【川内原発の地震対策は、まったくなっていない!】
 ◆第2回 7月21日火曜 http://diamond.jp/articles/-/74973
   【日本を壊滅させる川内原発再稼働と火山の脅威】
 ◆第3回 7月24日金曜 http://diamond.jp/articles/-/74983
   【日本の原発にテロ対策はない】  
 ◆第4回 7月28日火曜 http://diamond.jp/articles/-/75003
   【報道されないトリチウムの危険性】
   この記事は、1日で45万人の人が見ました!!
 ◆第5回 7月31日金曜 http://diamond.jp/articles/-/75078
   【フクシマ原発事故被害者の賠償を放置したまま再稼働など許されるか】
 ◆第6回 8月 5日水曜 http://diamond.jp/articles/-/75637
   【原子力発電は「大量殺人」ではないのか?】
 ◆第7回 8月 8日土曜 http://diamond.jp/articles/-/75642
   【電気が足りているのに、なぜ原発を動かす必要があるのか?】
 ◆第8回 8月12日水曜 http://diamond.jp/articles/-/75646
   【原発ゼロで、なぜ電気が足りているのか?】

このあとは、ダイヤモンド社論説委員・坪井賢一さんとの対談
もとNHKアナウンサー・堀潤さんとの対談
        (現在、堀さんの対談2回目までです)
もと国会事故調メンバー・田中三彦さんとの対談
       もと通産省官僚・古賀茂明さんとの対談  
と続きます。バックナンバーを見てください。

★ 梶原商成 さんから:
青柳さん、おはようございます。
  ブログ更新しました。
 ◆「継続消費」と「長寿化」
http://ameblo.jp/46493236/entry-12067059496.html

新文明社会に移ることで、初めから長持ちするモノを製造でき、
おカネの為に延々とモノをつくり続ける必要も無くなります。

★ 舩津康幸 さんから: 
8月29日夕方の原発事故被害地域・原発・電力の関連記事。(記事番号30.
まで) 記事紹介全体はこちらに⇒ http://tinyurl.com/nooh73f
こちらのFBにも書き込んでいます⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

こんばんは。
十分なネット検索ができる体調にはないのですが、ざっとヒットする記事を並べ
替えてみました。
◆30日は「戦争させない!」行動のある日です。各地で行動に参加を予定してい
る人も多いのでは、関連記事を冒頭に紹介します。
◆次に、川内(せんだい)原発の地元の記事からはじめます。

1.「30日「全国100万人行動」国会前などで」毎日新聞 2015年008月29
日 02時49分
http://mainichi.jp/select/news/20150829k0000m040060000c.html
「参院で審議中の安全保障関連法案を巡り、学生団体「SEALDs(シール
ズ)」のメンバーらによる抗議行動が28日夜、東京・永田町の国会前で行わ
れ、大勢の参加者が廃案を訴えた。30日には「国会10万人・全国100万人
大行動」と題し、全国各地で一斉集会が予定されており、実行委員会は「廃案を
目指すすべての勢力と連帯する。取り組みの輪は大きく広がり続けている」とし
ている。
 市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は30日に
国会周辺で大規模集会を主催する。シールズや多分野の研究者でつくる「安全保
障関連法案に反対する学者の会」なども参加し、午後2時から法案の廃案と安倍
政権退陣を訴える抗議行動を展開する予定。」
<中略>

◎◎川内原発の地元では、粘り強い行動が続いています、

2.◎◎●(薩摩川内)「市は九電に要請を 冷却器損傷で連絡協 1号機停止な
ど」しんぶん赤旗8月29日15面
「川内原発建設反対連絡協議会は28日、再稼働した同原発1号機で20日に発生し
た復水器の冷却水拝観損傷をめぐって、薩摩川内市に1号機を直ちに停止させ原
因究明を行うことや事故やトラブルが発生した際、早急に情報公開させることを
九電に要請するように申し入れました。市側は広報担当者が対応。・・市の対応
に参加した12人のメンバーが不満の声をあげました。鳥原良子会長は、復水器の
トラブルが報告されたのは翌21日。住民の安全を立場として、九電の対応に危機
意識を持たないのか」と迫りました。メンバーの山下勝次さん
は「・・・・回答できる人に対応してもらいたい。早急に回答を求める」と訴え
ました。・・・・・井上かつひろ市議が同席・・・・」
・・・・この記事はネット上にはないようです。

2’.◎◎◎「追う再稼働:川内原発、運転差し止め訴訟 新たに189人が提訴 
原告、計2668人 /鹿児島」毎日新聞2015年08月29日
追う再稼働:川内原発、運転差し止め訴訟 新たに189人が提訴 原告、計
2668人 /鹿児島  県民らが九州電力と国を相手に九電川内原発1、2号
機(薩摩川内市)の運転差し止めなどを求めている訴訟で、新たに189人が
28日、鹿児島地裁に提訴した。7回目の提訴で、原告の・・・・」
・・・・粘り強い運動が継続されています!!

3.●●●「川内1号機、電気出力100%=原発再稼働から18日で―九電」時事通信8
月29日(土)15時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000051-jij-soci
「九州電力は29日、再稼働させた川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の電気
出力が100%になったと明らかにした。
1号機は通常時の出力である89万キロワットに、再稼働から18日で達したことに
なる。
九電は11日に川内1号機で核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く起動作業を行
い、再稼働させた。14日からは発電と送電を開始していた。
発電は発生させた蒸気でタービンを回すことで可能となるが、その蒸気を水に戻
す復水器と呼ばれる設備で冷却用細管5本が損傷。細管内の海水が漏れたため、
21日から出力上昇を中断した。
その後、損傷した細管に栓をするなどの対策を行ったとして、27日から出力上昇
を再開。9月10日にも原子力規制委員会の検査を通過して営業運転に移行すると
いう。」
・・・・●さらっと、当たり前のように伝える通信社の記事!! 

4.◎◎「【金曜日の声 官邸前】 「反対の声 上げ続ける」」東京新聞2015年8
月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kinyoubinokoe/list/CK2015082902000175.html
「安全保障関連法案と九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に対する抗議行動
が二十八日夜、国会周辺であり、小雨交じりの中、「憲法守れ」「原発いらな
い」などと、安倍政権への訴えが響き渡った。
法案への抗議は学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急
行動、シールズ)」が呼び掛けた。参加した横浜市の教育NPO代表、上條直美
さん(51)は「この法案を通したら戦争が近づきかねない。反対の声は上げ続
けたい」と話した。
原発再稼働への抗議は首都圏反原発連合が主催。妻(62)と来た東京都世田谷
区の無職坂本功さん(69)は「原発なしで今年の猛暑も乗り切れたのだから、
今こそ脱原発に踏み切るべきだ。安倍首相の英断に期待したい」と力を込めた。」
<後略>

★ 大牟田市 樋口茂敏 さんから: 
青柳様
連日のテント守、ご苦労様です。
大牟田から2つのお知らせです。

(1) 連続講座「原子力発電と私たちのくらし」第10回記念講座・小出裕章氏講
演会を開催します。
    9月11日(金) 18:00~
    大牟田文化会館小ホール
    テーマ「福島第一原子力発電所事故と未来」
    講師 元京都大学原子炉実験所助教  小出裕章さん
    参加費 前売り券600円  当日券700円
    案内チラシ http://tinyurl.com/pycquh2

(2) アベ政治を許さない!大牟田行動
    毎週 火、木、土曜日の17:30~18:00
    「アベ政治を許さない」などのプラカードを黙って掲げる。
    場所:大牟田市築町公園
    どなたでも自由に参加できます。ただし、政党、団体等の旗ごご遠慮い
ただきます。
    
★ たんぽぽ舎 さんから: 
【TMM:No2575】2015年8月29日(土)
┏┓
┗■1.安保(戦争)法制で日本は核武装に一歩近づく
 |  戦争する国は核兵器製造の潜在能力、原発を手放さない
 |  原子力(原発)産業と軍事産業は重なり合う(三菱、東芝、日立など)
 |  安保(戦争)法制と原発再稼働は車の両輪
 └──── 渡辺寿子(たんぽぽ舎会員)

1.核武装を追求し続けてきた日本

  現在安倍政権は民意を無視して、安保(戦争)法制成立と原発再稼働にやっ
きになっている。この2つの政策は安倍政権の柱をなすとともに、密接なつなが
りがある。この2つを結びつけているものは、戦後すぐから今日まで核武装を追
求し続けてきた日本の核(原子力)政策である。
 核の利用はウランが核分裂する時に出る厖大なエネルギーを兵器に使うことか
らはじまり、後にそのエネルギーを発電に利用するようになった。ゆえに核の軍
事利用と平和(商業)利用は表裏一体である。戦後の日本の核(原子力)導入
も、日本がアメリカとの戦争に負けたのは原爆を持たなかったからだと考えた中
曽根康弘ら保守政治家の、原爆を持ちたいという欲望から始まった。
 日本の原子力の利用は最初から現在に至るまでエネルギーの確保であるととも
に、核兵器製造の潜在能力として位置づけられてきたのである。とりわけ1964年
の中国核実験の成功に衝撃を受けた佐藤栄作首相(当時)は非核三原則を掲げな
がら、日本の核武装の可能性について裏では熱心に調査・研究させていた。敗戦
国日本の保守層、支配層にとって核武装は今日にいたるまで悲願なのである。

2.原子力と宇宙利用は「我が国の安全保障に資する」

  原子力の憲法といわれる「原子力基本法」は原子力の研究、開発、利用を平
和目的に限っていた。過去形にしたのは、これが改悪されてしまったからである。
 2012年6月自民党は政権党であった民主党に働きかけて「規制委員会設置法」
の「附則」という形で、違う法律であり、しかも上位の法律である原子力基本法
第二条に第二項を加え、(原子力は)「我が国の安全保障に資する」の文言を違
法にすべり込ませてしまったのだ。「安全保障に資する」とは軍事的力になると
いうことである。
 2008年に政府は「宇宙基本法」というものを成立させている。それまで国会決
議などで宇宙利用は平和(商業)利用に限るとされていたのに、この法律にも
「我が国の安全保障に資する」文言を入れ込んでいたのだ。この2つの法律に
「我が国の安全保障に資する」の文言を入れたことにより、日本は核兵器製造と
その運搬手段にロケットやミサイルを使うことを法的に容認したことになった。
 衛星、ロケットなど宇宙技術も原子力と同じく軍事技術そのものである。安保
法制が成立すれば偵察衛星など宇宙の軍事利用は公然と進むであろう。小惑星探
査機「はやぶさ」や無人補給機「こうのとり」などの成功で日本の宇宙技術はす
ばらしいと浮かれている場合ではない。

3.核兵器製造の潜在能力としての原発

  現在、高純度(軍用)プルトニウム生産炉である「もんじゅ」は再開の見込
みはなく、「もんじゅ」にプルトニウムを供給する再処理工場も完成の見通しが
立たず、プルトニウム利用を柱とする核燃サイクルは崩壊している。核燃サイク
ルを根幹としてきた日本の原子力政策は失敗した。
 しかし戦争の出来る国作りをめざしている安倍政権にとって、核兵器の材料と
技術を維持するため、核燃サイクルとともに普通の原発も絶対手放したくないも
のである。
 3・11福島原発大事故を受けて、原発を廃止せよ!の世論が高まっていた
2011年9月石破茂(当時自民党政調会長)は「核の潜在的抑止力を維持するため
に、原発をやめるべきとは思いません」と発言した。原発の維持は核保有国、特
に中国との対抗上、日本もいつでも核兵器を持てるんだぞと威嚇する材料なので
ある。
 安倍政権が、電気は足りているのに、反対の世論を無視し、危険を冒し、巨費
をかけさせてまで原発再稼働に必死になる大きな理由は原子力ムラの利権の保持
とともに核武装能力の維持なのである。
 再稼働とともに原発輸出もまた原発産業の維持、ひいては核武装の潜在能力の
維持につながる。

4.アメリカは国益のため日本とインドの核武装を容認する

  日本の核武装を阻止してきたアメリカはレーガン政権になって、核武装につ
ながる高速炉もんじゅと高速炉の再処理施設の建設を認めた。アメリカは、アメ
リカの管理下で日本に核武装能力を持たせ、中国と対峙させた方が中国の核がア
メリカに向けられるより、国益に適うと判断したためではないか。
 2008年アメリカは米印原子力協定を結び、NPT不参加国インドに核関連物質
と技術を例外的に輸出することを認めた。これもインドの核を中国に対峙させる
狙いがあると思われる。アメリカが認めているのでインドはNPTに参加せず、
核保有国なのに、世界中からウランを購入できている。

5.安保法制により核兵器に一歩近づく

  安保法制が成立すると日米の軍事一体化がより進み、米軍が配備する核兵器
を自衛隊が運用するようになる可能性があると懸念したが、その懸念は早くも現
実となった。
 8月5日、安保法案の審議で中谷防衛相は戦闘中の他国軍を支援する弾薬輸送
に関し、「核兵器の運搬も法文上は排除していない」と明言したのだ。安保法制
で日本は核兵器に一歩近づくおそれが十分にある。
 安倍首相は広島の平和記念式典で非核三原則に言及しなかった。「自衛のため
の必要最小限にとどまるならば、核兵器の保有も使用も憲法に違反しない」とい
うのが、歴代内閣の見解である。
 核兵器について7月26日付朝日新聞にショッキングな記事が載った。この夏原
子力技術者を集めた国際セミナーでのこと。
 長崎大核兵器廃絶センター長の鈴木達治郎が「核兵器を作るよう命じられたら
従うか」と受講者に問うと、複数の日本人がためらいもなく「Yes」と答えた
という。第二次大戦中日本の一流の科学者たちが原爆開発に携わった歴史が脳裏
によみがえった。

6.安保法制と原発再稼働は車の両輪

  戦争の出来る国作りをめざす安倍政権にとって安保法制と原発再稼働は一体
のものであり、車の両輪である。安保法制により戦争が現実のものとなり、日本
中の原発が攻撃される危険が増大する。田中規制委員長は原発へのミサイル攻撃
に対する備えは審査していないと答弁した。川内原発の再起動が強行され、安倍
政権は原発へ回帰しようとしている。
 安保法制が成立すると防衛(軍事)費が増大し、軍事(兵器)産業に多くの税
金が投入される。三菱、東芝、日立など原発産業と軍事産業は重なっている。こ
れらの企業のもうけが、原発の維持、再稼働に回るおそれもある。安保法制と原
発再稼働は日本を重大な危機に陥れるものである。この2つを一体のものとして
とらえ、安倍政権を打ち倒す闘いを大きくしていくことが今求められている。

参 考:『隠して核武装する日本』増補新版
         核開発に反対する会編 205頁 1500円
    『原発を並べて自衛戦争はできない』山田太郎著
         15頁 50円 2冊とも、たんぽぽ舎で扱い中
───────────────────────────────
☆関連行動のご案内・ご参加下さい!
  明日、8/30(日)戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人大行動
  午後2時より
  主催:「戦争法案廃案!安倍政権退陣!総がかり行動実行委員会」
 原発も、戦争も、一旦は、もうこりごりと止めたものなのに、なぜ? どうして?
 たんぽぽ舎も参加します。
 30日(日)12時すぎには、官邸前抗議でおなじみの「財務省上」交差点付近で、
 たんぽぽ舎のノボリ旗(黄色)を立てる予定です。

┏┓
┗■2.今は西日本が危ない-原発事故
 └──── (『食品と暮らしの安全』2015年9月号・巻頭言より)

  鹿児島県の川内原発1号機が再稼働し、猛毒を作らない電力供給は、1年
11ヵ月で終了。
 この危険性を警告するかのように、桜島が活発化し、噴火警戒レベルが避難準
備の4に引き上げられました。
 再稼働の審査に合格した原発は、川内2号機、高浜3・4号機、伊方3号機で
すが、高浜原発は福井地裁が稼働を認めない決定をしています。
 九州と四国で、原発再稼働が進められているので、西日本で原発事故によるリ
スクが高まっています。

★ 前田 朗 さんから:
ヘイト・スピーチ研究文献(35)人種差別撤廃法の制定を
師岡康子「私の視点:人種差別撤廃法案 今国会での成立をはかれ」
朝日新聞2015年8月29日
http://maeda-akira.blogspot.jp/2015/08/blog-post_27.html

★ 高野(沖縄意見広告運動事務局) さんから:
すでに発表されているとおり、明日8月30日より、
辺野古基金による意見広告が始まります。

※伊波さんのツイッターより
辺野古基金が全国51 紙へ辺野古意見広告の掲載を決定。
沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議と
ヘリ基地反対協が掲載主体となり、沖縄意見広告運動が協力する。
8月30日から9月9日に全国で掲載。
第1弾は沖縄タイムスと琉球新報、朝日新聞
 
----集会等のお知らせ------

●「憲法違反の安保法案の廃案を求める憲法市民集会」
     福岡 最大総結集行動 ●
9月6日(日)11時30分集会 12:00デモ 天神周辺
冷泉公園(福岡市博多区上川端町7)
 チラシ表 http://tinyurl.com/o7s8eq6
 チラシ裏 http://tinyurl.com/pjapuco
呼びかけ 福岡県弁護士会
※実行委員会 
日時 ・9月3日(木) 13:00
場所 福岡県弁護士会館(福岡高等裁判所敷地内)
地図http://tinyurl.com/pgk37y9

●<私のフェイスブック>●
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページ●
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●原発いらない!九州実行委員会ホームページ●
http://bye-nukes.com

●元原発作業員梅田隆亮さんの労災認定を求める裁判●
第14回口頭弁論 9月25日(金)10:00~門前集会@福岡地裁正門前
   法廷10:30-17:00(途中休憩含め)(301号)
  被告国側証人:宇佐俊郎さん(長崎大学病院国際被爆者医療センター)
  原告側証人:矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授、物理学専門)
  <熊本の原爆被爆裁判で原告側参考人、「内部被爆」の危険性に詳しい>
原発労働裁判 梅田さんを支える会 ニュースレターNO.13
http://tinyurl.com/og9qwsa

第15回口頭弁論10月7日(水)13:00~門前集会@福岡地裁正門前
    法廷13:30-15:30
   証人尋問 国側の証人 大居慎治・医師(松江赤十字病院)

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第14回口頭弁論期日10月9日(金) 午後2時 佐賀地裁
   原告総数 原告総数 9720名 (8/28日現在)
ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html
第15回口頭弁論期日(予定)12月18日金)午後2時 佐賀地裁

●「原発なくそう!九州川内訴訟」弁護団のHP●
http://no-sendaigenpatsu.a.la9.jp/index.html

●玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会●
MOX控訴審 第1回口頭弁論
9月7日(月)16時~福岡高等裁判所 501号法廷
http://u777u.info/nqEP

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★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆       
     午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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