

【9.14福岡高裁請求異議控訴審】
先日の有明海再生を拒んだ福岡高裁の判決には驚きましたが、諫早湾干拓事業潮受け堤防を開門させ、海と漁業の再生のための闘いは続きます。
14日には開門調査を命じた確定判決の勝訴原告の漁業者に、制裁金などの強制執行をしないよう国が求めた請求異議訴訟の控訴審第3回口頭弁論が福岡高裁で行われます。先の不当判決を言い渡した大工強裁判長と同じ裁判長で油断できません。そのためにも法廷を多くの漁民、市民の支援者で埋め尽くすことが大切です。多くの方の傍聴参加をお願いします。
さて、この裁判で国側は「10年間で失われる漁業者の共同漁業権は2013年8月末で消滅し、それを前提とした開門請求権も消滅している」と、とんでもない主張を展開しています。前回の弁論で馬奈木昭雄弁護団長は、国が主張した漁業権の消滅は開門期限の13年12月20日より4カ月ほど前だったことから、「国はいつでも主張できたはず。急いで思いついたように今更言うのは議論の蒸し返しで、ふざけた対応」と批判しています。前回弁護団が反論したにもかかわらず、国は再反論をしてきているようで、注視する必要があります。以下の要領で傍聴参加を呼び掛けます。よろしくお願いします。
と き 9月14日(月)午前11時~
ところ 福岡高裁
* 10時福岡高裁門前集会。11時法廷傍聴。終了後、中央市民センターで報告集会。
問い合わせ 「よみがえれ!有明訴訟」支援する全国の会 電話0952-25-3121
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