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<アンモニアのエネルギー利用に関する予備的調査>

2020.11.29(09:24) 30297

★ 中西正之 さんから:

<アンモニアのエネルギー利用に関する予備的調査>
2015年10月付けでIEEJ(日本エネルギー経済研究所)が「アンモニアの需給及び輸入価格の現状について」―アンモニアのエネルギー利用に関する予備的調査―の報告を行っています。
https://eneken.ieej.or.jp/data/6317.pdf
最近株式会社JERAからアンモニアをキャリアに利用して、水素の大量使用により、2050年までに石炭と天然ガスの火力発電所からのCO2の発生量を実質ゼロにするとの発表が有りました。
この発表は、2020年10月14日に開催された[水素閣僚会議2020]で行われており、世界に向けて当面アンモニアを使用し、条件が成熟すれば水素を使用し、石炭焚き発電所と天然ガス発電所を水素焚き発電所にし、2050年までに火力発電所からのCO2の発生を無くするとの宣言です。
これらの事が分かったので、この報告書を調べてみました。
この報告書は、2015年発表の物ですが、既に専門のエネルギー経済研究所により、その可能性についての事前調査が行われており、それらの目的を達成する事の可能性が大きい事が報告されています。
初めに、アンモニア工業の説明が行われています。
世界の水素の生産物の主な使用用途は、アンモニアで、そのアンモニアは尿素[CO(NH2)2]と硫安などの化学肥料の製造に使用されているようです。
そして、この化学肥料の大量生産が、世界の農産物の急激な増産を生み出し、世界の人口の急激な増加を生み出したようです。
 日本では、中東の安価な石油を主原料として、アンモニアを製造し、化学肥料の大量生産を行っていたようですが、二度のオイルショックにより、石油価格が暴騰し、石油を主原料としたアンモニア生産は国際的な競争力を失って、アンモニアの製造設備が縮小され、アンモニアは海外からの輸入に依存するように成ったようです。
 そして、オイルコークスや廃プラスチックなどの安価な産業廃棄物を原料とするアンモニア製造設備のみは新規に建設されるようになったようです。
 その結果、日本では世界各国からのアンモニアの輸入インフラが既に出来上がっているようです。
 しかし、これらのアンモニアを日本国内の火力発電所所の燃料に使用するとなると、輸入量がけた違いに多くなります。
 また、今のアンモニアの製造に使用されている水素は、化石燃料を使用したグレー水素が多く、再生可能エネルギー電力から製造されるグリーン水素か、化石燃料から製造されCCS処理されたブルー水素かから製造されたアンモニアを輸入する必要が有ります。
 そして、中東のアンモニアは、グリーンアンモニアもブルーアンモニアもかなり安価になるようで、アンモニアを燃料とする発電は採算が取れるようになってきたようです。

(第3512目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より)
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