
【修の呟き日記(2015.09.16)】
今日(16日)は昼、佐賀市唯一のデパート佐賀玉屋前で「特定秘密保護法の廃案を求める市民の会・佐賀」が行った「戦争法案」反対行動に参加。雨の中、報道各社も取材に来ていて、松枝事務局長が約1時間にわたりハンドマイクで憲法違反の「戦争法案」の危険性について訴えました。夕方は、「暮らしを守る佐賀県実行委員会」がJR佐賀駅南の街角広場で毎日行っているスタンディング行動に参加。ここでは行き交う人々や車の中から手を振るなどほとんどの人が何らかの反応を示してくれます。それだけ「戦争法案」に不安を抱いている方が多いということでしょう。
また、佐賀県選出の3衆院議員と2参院議員、鴻池委員長宛に下記内容の文章をFAXしました。FAXでの要請は今回3回目です。
お願いです。「安保法案」の採決強行はやめてください。
元最高裁長官をはじめ最高裁裁判官や元内閣法制局長官、圧倒的多数の憲法学者が「安保法案」は憲法違反だと指摘しています。また多くの国民が同法案に反対し、各社世論調査で同法案の「今国会での成立に反対」が「賛成」を上回る結果が相次いでいます。
政府は一貫して、集団的自衛権行使について「あくまで日本人の命を守るため」と主張されてきました。しかし、度重なる審議中断や首相らの答弁内容が繰り返し変わるなど、同法案への疑問は強まる一方で、立法事実が破綻しているように思われます。また同法案の違憲性についても元最高裁長官を含む全法曹が断じています。しかも同法案は意図的な憲法9条に背くものであり、もし同法案に賛成すれば、国会議員の厳粛な憲法尊重擁護義務違反になります。
さらに国民として見逃せないのが、自衛隊中枢が国会審議や国民世論を無視して暴走する実態が明らかになったことです。戦前のような5・15事件、2・26事件のような軍部の暴走はないと思われているのでしょうか。私は安倍政権独裁以上にそれこそ軍事クーデターによる軍部独裁を危惧します。軍部独裁を許さないためにも立憲主義を守ることがことさら大切だと思います。
そして、中央公聴会が昨日、地方公聴会が今日行われ、締めくくり総括質疑後に委員会での強行採決が行われようとしています。公聴会直後に採決日程を組むやり方は、国会ルール違反で、公聴会開催は国民から広く意見を聞いて審議を充実させるのが国会法の趣旨です。公聴会直後の採決は、国民の声を踏みにじる暴挙です。どうか貴殿がこの暴挙に加担することなく、立憲主義を守り、民主主義の立場に立って活動されることを要望します。
2015年(平成27年)9月16日
佐賀市嘉瀬町中原5-4
力久 修
(写真の左端が私です)
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