【修の呟き日記(2015.09.18)】
「与党が17日、民主党など野党の反対を押し切って、参院特別委員会で安全保障関連法案の採決を強行した。『審議は熟していない』と続行を求めた野党各党の主張に耳を傾けなかった。国会の内外で拡大する『憲法違反』との根源的な指摘を軽視したとも言わざるを得ない」-18日付佐賀新聞が1面に掲載した共同通信配信の解説記事です。的を得た内容で、多くの報道機関が与党の採決強行を批判しています。
同時に国会前をはじめ全国各地で国会ルールを無視し、憲法違反の法案の強行採決に怒りの声が轟きました。佐賀新聞は佐賀市内での動きを伝えています。「戦争をさせない佐賀県1000人委員会」が呼び掛けた抗議集会には200人が党派を超えて参加。塾に向かう途中の中学3年生もマイクを握り、「最近国会のニュースを見ていて、おかしい、一方的だと思った」と訴えました。このほか「特定秘密保護法の廃止を求める市民の会」と佐賀県弁護士会も街頭演説を行い、強行採決への批判と本会議での廃案を求めた、と伝えています。記事にはありませんが、このほか暮らしを守る佐賀県共同実行委員会もスタンディングとアピールを行いました。
朝日新聞の「天声人語」にあたるコーナーで、佐賀新聞には「有明抄」というのがあります。今日の「有明抄」は(宇)氏が担当。同氏はこれまでも安倍政権の政策を無批判に、裏付けもなく伝えるということを繰り返しています。同氏は「平和を守る手段や国際連帯の必要性で考えの違いがあらわになった。左右イデオロギー対立も多分に含まれていたため、国をどう守るかという点で、かみ合うところがなかったのは残念である」という極めて主観的な見方を示し、違憲の指摘には一切触れず、「政府の主張は日米同盟を強固にして抑止を高めることである」と、多くの人の疑問には応えず、安倍政権の主張をそのまま述べ、「『戦争法案』という非難があたらないことを運用で見せてほしい」と代弁。
酷い内容です。同紙は現場の記者を含め、紙面でも健闘されているだけに、残念な「有明抄」です。
「与党が17日、民主党など野党の反対を押し切って、参院特別委員会で安全保障関連法案の採決を強行した。『審議は熟していない』と続行を求めた野党各党の主張に耳を傾けなかった。国会の内外で拡大する『憲法違反』との根源的な指摘を軽視したとも言わざるを得ない」-18日付佐賀新聞が1面に掲載した共同通信配信の解説記事です。的を得た内容で、多くの報道機関が与党の採決強行を批判しています。
同時に国会前をはじめ全国各地で国会ルールを無視し、憲法違反の法案の強行採決に怒りの声が轟きました。佐賀新聞は佐賀市内での動きを伝えています。「戦争をさせない佐賀県1000人委員会」が呼び掛けた抗議集会には200人が党派を超えて参加。塾に向かう途中の中学3年生もマイクを握り、「最近国会のニュースを見ていて、おかしい、一方的だと思った」と訴えました。このほか「特定秘密保護法の廃止を求める市民の会」と佐賀県弁護士会も街頭演説を行い、強行採決への批判と本会議での廃案を求めた、と伝えています。記事にはありませんが、このほか暮らしを守る佐賀県共同実行委員会もスタンディングとアピールを行いました。
朝日新聞の「天声人語」にあたるコーナーで、佐賀新聞には「有明抄」というのがあります。今日の「有明抄」は(宇)氏が担当。同氏はこれまでも安倍政権の政策を無批判に、裏付けもなく伝えるということを繰り返しています。同氏は「平和を守る手段や国際連帯の必要性で考えの違いがあらわになった。左右イデオロギー対立も多分に含まれていたため、国をどう守るかという点で、かみ合うところがなかったのは残念である」という極めて主観的な見方を示し、違憲の指摘には一切触れず、「政府の主張は日米同盟を強固にして抑止を高めることである」と、多くの人の疑問には応えず、安倍政権の主張をそのまま述べ、「『戦争法案』という非難があたらないことを運用で見せてほしい」と代弁。

酷い内容です。同紙は現場の記者を含め、紙面でも健闘されているだけに、残念な「有明抄」です。
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