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<お知らせ>川内原発異議申立ての結果について

2015.12.15(20:02) 3265

<お知らせ>川内原発異議申立ての結果について
2015年12月15日
 12月11日の原子力規制委員会臨時会議で審理された決定書等が、13日夜に異議申立人総代に届けられました。そのため、急遽14日2時から福岡市役所で記者会見を開催しました。
 なお、審理資料と決定書等は原子力規制委員会サイトで公開されています(以下リンク参照)。
 https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000094.html
 そして、記者会見で以下の総代コメント( http://tinyurl.com/z9b6pez )を配布・説明しました。

川内原発の異議申立ての決定書等について
                          2015年12月14日
                   異議申立人総代
                   青柳行信 鳥原良子 北岡逸人
総評
 これでは原子力規制委員会の存在意義・価値が無い。このままの日本の原子力行政では、原発事故を防げず・原子力災害の被害を拡大させるであろう(世界最高水準の原子力行政とは言えず、行政機関の良心を示せなかった内容である)。
 異議申立て制度が活かされていない(裁判と違い専門性の高い違法性だけでなく不当性に関する審理が期待されたが、判決の様な法律論の判断に終始して、科学的・技術的専門性に欠ける残念な内容であった)。
 それは、3.11前の原子力安全・保安院の様な中立性・独立性に欠ける、原発再稼働ありきの推進側に偏った内容である(倫理なき原子力推進委員会になり下がっている)。

決定書の出た時期について
 再稼働の前であるべきだった(早期再稼働を求める推進側の論理に支配され、多くの国民の不信・不安を無視している)。

決定書を出す過程について
 審理は公開される必要があった。審理の過程が不透明で担当者の資質・能力に疑義がある(異議申立てした許可処分を出した担当部署だけで決定書を準備したと推察されるが、それでは審理の客観性と中立性を全く担保できない)。

異議申立適格について
 非常に狭く適格範囲を考えていて問題(直接的な被害のみでなく、間接的な被害・行政機関の不当性の是正を認めるべき)。

異議申立ての内容について(異議申立ての理由がないと判断されたことについて)
 異議申立ての内容と原子力規制委員会の存在理由を恣意的に狭く解釈し、原子力防災・地元同意・核ゴミ問題等の判断から逃げている(原子力行政の専門機関としての良心・能力を示せず、3.11後の新体制下における最初の再稼働判断の責任の重さを自覚していない)。

異議申立ての内容について(反論がなされた内容について)
 従来の九州電力などの反論の範囲を出るものではなく、科学的・技術的な専門機関としての反論・批判になっていない(希望的観測に満ちた机上の空論である)。

※ 取材に来て頂いた報道機関(順不同)
 テレビ:NHK/RKB/TNC/KBC 新聞:毎日/西日本/朝日/読売/日本経済/共同通信/南日本

◎総代コメント作成には口頭意見陳述人等から急遽寄せて頂いたコメントを活用しています。
 ・石橋さんのコメント(記者会見で配布) http://tinyurl.com/z5sgbrs
 ・中嶌さんのコメント http://1drv.ms/1J4n4lm
 ・三好さん、中西(参考人)さん、小倉さん、木村さんのコメント http://tinyurl.com/j3an9ne
※この<お知らせ>のPDF等は右記リンクからダウンロードできます⇒ http://1drv.ms/1J4n4lm


<記者会見の報道記事等>

「川内原発再稼働への異議申し立て 原子力規制委が棄却(NHK 12月14日 20時45分)」
 鹿児島県にある九州電力川内原子力発電所の再稼働に反対して、全国のおよそ1500人が求めていた異議申し立てについて、原子力規制委員会は、14日までに申し立てを棄却しました。
 原発の新しい規制基準の下で初めて再稼働した九州電力の川内原発について、地元を含む全国のおよそ1500人は、原子力規制委員会が出した再稼働に必要な「設置変更許可」を取り消すよう求めて、異議申し立てをしていました。
 これに対し原子力規制委員会は、14日までに、申し立てを棄却することを決定しました。棄却した理由について原子力規制委員会は、申し立てで不備や違反があると指摘している最大規模の地震による揺れの想定や、使用済み核燃料の保管方法などに不合理な点は見つからず、審査や判断の過程に問題はないとしています。
 申し立てをした人たちの代表は14日福岡市役所で記者会見し、このうち北岡逸人さんは「再稼働ありきの内容で、これでは原子力規制委員会の存在意義がない」と述べました。

(右写真はNHK福岡放送局サイトより転載)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151214/k10010340981000.html
(この記事は以下のNHK福岡放送局のサイトで数日間は動画を視聴できます)
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20151214/4264521.html

「川内原発申請許可への異議棄却 規制委、市民団体申し立て(共同通信 2015年12月14日 19時08分)」 http://this.kiji.is/49075474265081341?c=39546741839462401
 原子力規制委員会は14日までに、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準に適合するとした規制委の許可を不当とした、市民団体の異議申し立てを棄却した。市民団体が14日、福岡市で記者会見し明らかにした。
 原子力規制庁によると、行政不服審査法に基づき、再稼働の前提となる新基準に則した許可や認可への異議申し立ては12件あり、何らかの決定を出すのは今回が初めて。
 規制委の決定書によると、棄却は11日付。理由を「基準に不合理な点は見当たらず、適合するとした過程に違法、不当な点はない」としている。
(※この記事は以下リンクの東京新聞など多くの地方紙が報道しています)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015121401001858.html

「川内原発 設置変更許可、異議申し立て棄却(毎日新聞2015年12月14日 19時53分(最終更新 12月14日 21時17分))」 http://mainichi.jp/articles/20151215/k00/00m/040/058000c
 原子力規制委員会は、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準に適合したとする設置変更許可に対する市民や団体の異議申し立てを棄却した。棄却は11日付。申立人の代表が14日、福岡市で記者会見して明らかにした。全国の各原発を巡り十数件ある同様の異議申し立てで規制委の決定は初めて。
 再稼働に反対する全国の約1500人が行政不服審査法に基づき申し立てていた。決定書によると、規制委が避難計画の実効性を検証していないなどとする訴えに対し、「避難計画は地方公共団体が必要な措置を講じ、規制委の審理の対象とならない」などと判断した。
 申立人代表の青柳行信さんは「規制委は判断から逃げ、存在意義がない」と批判した。今後、決定書を申立人全員に送り、6カ月以内に提訴するか判断するという。【関東晋慈】

「川内原発許可への市民の異議棄却 原子力規制委(西日本電子版2015年12月15日 03時00分 更新)」 http://qbiz.jp/article/76872/1/
全文「九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準に適合するとした原子炉設置変更許可の取り消しを原子力規制委員会に求めていた市民団体の代表らが14日、福岡市で記者会見し、異議申し立てが棄却され、執行停止が認められなかったことを明らかにした。
・再稼働の前提となる新規制基準に基づく原発審査への異議申し立てについて、規制委が決定を出すのは初めて。決定書は11日付。
・市民団体のメンバーら1500人が行政不服審査法に基づき、昨年11、12月に異議と執行停止を申し立て、「規制委は福島原発事故の真相解明をそこそこに、新規制基準の作成と原発再稼働の審査を優先した」「規制委や事業者が噴火を予知できるとは思えない」などと指摘していた。
・規制委は決定書で「審査や判断過程に違法または不当な点はない」「(執行停止をする)具体的、現実的な危険が存在するとは認められない」などと訴えを退けた。
・代表らは会見で「裁判と異なる科学的、技術的な専門性のある審理を期待していたが法律論の判断に終始した」と主張。国に対して決定取り消しを求める裁判を起こすかどうかについては「まだ何も決まっていない」と述べた。」

「川内原発の設置変更許可、市民らの異議申し立てを棄却(朝日新聞 2015年12月15日02時43分)」 http://www.asahi.com/articles/ASHDG5JDTHDGTIPE02S.html
 九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準を満たすとした設置変更許可の取り消しを市民らが原子力規制委員会に求めた異議申し立てについて、規制委は11日付で棄却した。13日夜に申立人総代が郵送で決定書を受け取り、確認した。
 この許可は原発再稼働の前提となるもので、再稼働に反対する福岡、鹿児島両県の市民団体などの呼びかけに応じた全国1500人が昨年11月、行政不服審査法に基づき申し立てた。想定される最大の揺れを示す基準地震動の策定に問題がある▽避難計画の実効性を確認していない――などを理由に挙げた。
 規制委は決定書で、基準地震動の審査や判断過程に違法、不当な点はなく、避難計画の実効性は設置変更許可の基準要件ではない、などとして退けた。
 申立人総代の3人は14日、福岡市内で会見し、決定が川内原発の再稼働後となったことなどを批判。福岡市の北岡逸人さんは「決定は原発推進に偏った印象」と述べ、薩摩川内市の鳥原良子さんは「避難計画を検証するところがないのは問題。住民の不安は解消されない」と訴えた。(小林舞子)

「川内原発 再稼働反対派の異議申し立て棄却(2015年12月15日 読売新聞)」
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20151215-OYS1T50014.html
 九州電力川内(せんだい)原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する脱原発派が14日、福岡市内で記者会見を開き、原子力規制委員会の設置変更許可に対する異議申し立てが棄却されたと発表した。
 発表によると、全国の約1600人が昨年11月に異議を申し立てた。再稼働の前提となった原発の新規制基準について、「最新の知見が尊重されていない」などと主張し、川内1、2号機の設置変更許可の取り消しを求めた。これに対し、規制委は「国際原子力機関や世界各国の安全基準を参考にしており、問題はない」として、今月11日付で異議を棄却した。

「規制委、異議申し立てを棄却 川内原発許可巡り(日本経済新聞 2015年12月15日3:30 朝刊)」 http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKKZO95136530V11C15A2CR8000
 原子力規制委員会は14日までに、九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準に適合するとした規制委の許可を不当とした、市民団体の異議申し立てを棄却した。市民団体が14日、福岡市で記者会見し明らかにした。
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