【修の呟き日記(2016.08.09)】
今日は長崎に原爆が落とされて71年目。田上富久平和祈念式典での長崎市長が読み上げた「平和宣言」も被爆者代表の井原東洋一(とよかず)さんの「平和への誓い」も心に響く内容だった。それに比べ安倍首相が読み上げた誓いがウソっぽくて空疎で、聞いていた怒りがこみ上げてきた。「平和宣言」は核軍縮交渉での核保有国と核兵器の抑止力に依存している国の対応を批判し、「我が国は日本国憲法の平和の理念に基づき、人道支援など、世界に貢献することで信頼を広げようと努力してきました。ふたたび戦争をしないために、平和国家としての道をこれからも歩み続けなければなりません」と訴え、安倍首相が進める憲法改悪などの動きに危惧を表明。井原さんは「日中戦争や太平洋戦争などで日本が引き起こした加害の歴史を忘れてはいけない」といい、政府に対しては、憲法に反する安全保障関連法を廃止し、米国の「核の傘」に頼れぬよう訴えた。二人が読み上げている時にテレビ画面に映った安倍首相の顔が歪んで見えた▼天皇のビデオメッセージには様々な意見が表明されている。国民間で天皇制について議論をするチャンスだ。どなたかが「平成の玉音放送」と言われていて驚いた。天皇は現憲法上の「象徴」を強調されていたが、私たちの心の中には「神」の存在としての「戦前の天皇」のままだったのかもしれない。それにしても今日の佐賀新聞は天皇一色の紙面で気持ち悪かった。必要以上の情報が無理やり入れ込んであり、果たしてこれほど紙面をつぶして「天皇報道」が必要だったのか検証してほしい▼佐賀中央法律事務所ニュースが届きました。2ページに吉田俊介弁護士が「危険すぎる憲法改正案『緊急事態条項』について解説。「権力を縛る安全装置として憲法の機能を停止させる緊急事態条項を絶対に憲法に挿入してはいけないのです」と訴えています(写真)▼第24回原発ゼロCafé(カフェ)のご案内。8月27日(土)午前10時~から佐賀市の神野公民館で、原発の様々な問題について話し合います。どなたでも参加できます(写真)。



今日は長崎に原爆が落とされて71年目。田上富久平和祈念式典での長崎市長が読み上げた「平和宣言」も被爆者代表の井原東洋一(とよかず)さんの「平和への誓い」も心に響く内容だった。それに比べ安倍首相が読み上げた誓いがウソっぽくて空疎で、聞いていた怒りがこみ上げてきた。「平和宣言」は核軍縮交渉での核保有国と核兵器の抑止力に依存している国の対応を批判し、「我が国は日本国憲法の平和の理念に基づき、人道支援など、世界に貢献することで信頼を広げようと努力してきました。ふたたび戦争をしないために、平和国家としての道をこれからも歩み続けなければなりません」と訴え、安倍首相が進める憲法改悪などの動きに危惧を表明。井原さんは「日中戦争や太平洋戦争などで日本が引き起こした加害の歴史を忘れてはいけない」といい、政府に対しては、憲法に反する安全保障関連法を廃止し、米国の「核の傘」に頼れぬよう訴えた。二人が読み上げている時にテレビ画面に映った安倍首相の顔が歪んで見えた▼天皇のビデオメッセージには様々な意見が表明されている。国民間で天皇制について議論をするチャンスだ。どなたかが「平成の玉音放送」と言われていて驚いた。天皇は現憲法上の「象徴」を強調されていたが、私たちの心の中には「神」の存在としての「戦前の天皇」のままだったのかもしれない。それにしても今日の佐賀新聞は天皇一色の紙面で気持ち悪かった。必要以上の情報が無理やり入れ込んであり、果たしてこれほど紙面をつぶして「天皇報道」が必要だったのか検証してほしい▼佐賀中央法律事務所ニュースが届きました。2ページに吉田俊介弁護士が「危険すぎる憲法改正案『緊急事態条項』について解説。「権力を縛る安全装置として憲法の機能を停止させる緊急事態条項を絶対に憲法に挿入してはいけないのです」と訴えています(写真)▼第24回原発ゼロCafé(カフェ)のご案内。8月27日(土)午前10時~から佐賀市の神野公民館で、原発の様々な問題について話し合います。どなたでも参加できます(写真)。



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