
国の醜さあらわー諫早湾開門すれば有明海再生基金案パー
農水省と有明漁民、市民、弁護団との意見交換が27日午後1時すぎから、佐賀県太良町の大浦公民館で行われた。国側が佐賀県など4県や各漁協。漁連でつくる協議会で話し合われている有明海再生のための基金案をめぐり意見交換が行われた。
馬奈木昭雄漁業者側弁護団長が①基金案は開門しても執行されるのか②「開門の是非」について、協議会とは別の場で議論するというが、どうゆう場でいつごろまで行うのかと質問。国側は農水省農地資源課の横井績課長が一人で答弁を繰り返し、基金案は和解に応じるものとして提案、別の場の進め方など具体的に申し上げることはできないなどと応え、基金案はあくまでも「開門なし」が前提と示唆した。
馬奈木弁護団長が最後に、次回和解協議の11月1日まで基金案がまとまらない場合でも他の議論はしないというのはおかしいと指摘し、基金案を営農資金や被害補償などに使うなど、議論を尽くしていこうと訴えました。
漁民からは「開門しか有明海再生は実現できない」という訴えが続きました。
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