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第11回川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会について3

★ 中西正之 さんから

 

第11回川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会について3

2023324日に第11回川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会が開催されています。

配布資料はすでに公開されているので、配布資料の中にも、重要な情報があります。

[a:https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/documents/104928_20230324155033-1.pdf]資料2-2:川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会報告書(案)資料(PDF3,499KB

資料2-2 は、129ページ分の資料です。

そして、25ページ以後に、(6) 分科会における質疑応答が報告されています。

ここでは、開催回、委員、質問、回答がまとめられています。

(1) 特別点検結果 原子炉容器

(1) 特別点検結果 原子炉格納容器

(1) 特別点検結果 コンクリート構造物

(2) 劣化状況評価結果 低サイクル疲労

(2) 劣化状況評価結果 中性子照射脆化

(2) 劣化状況評価結果 照射誘起型応力腐食割れ

(2) 劣化状況評価結果 熱時効

(2) 劣化状況評価結果 絶縁低下

(2)劣化状況評価結果 コンクリートの強度低下及び遮蔽能力低下

(3) その他

に分類され、報告されています。

この中で、特に「(3) その他」の項目に、重要な内容が示されています。

109ページに第3回審議会での守田委員の設計の経年化問題についてのコメントと九州電力の回答が示されています。

九州電力は、ATENAで設計の経年化問題が取り組まれていると説明しています。

110ページに第4回審議会での守田委員より設計の差異に付いての質問があり、九州電力より、5電力16プラントの違いを検討しているとの説明があります。

112ページに第6回審議会での守田委員より再度の設計の差異に付いての質問があり、九州電力はECCSの再循環方式に差異があることが確認されたと報告しています。

125ページから129ページに、第10回審議会における水蒸気爆発の危険性の問題が、NO.69、NO.70、NO.71、NO.72、NO.74、NO.75、NO.76で詳しく説明されています。

第10回審議会の議事録はまだ公開されていません。

しかし、この報告を調べると、九州電力の回答や、座長の回答が大問題であることがよく分かります。


(第4362目☆原発なくそう!九電本店前ひろば★より)

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平和な有明海

Author:平和な有明海
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佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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