日本政府はG7共同声明の日本語版を改ざんしてまで汚染水を海に流すな! 改ざんされた日本語訳の撤回を求める申し入れ書に団体賛同を!
★ 温品(ぬくしな)惇一(放射線被ばくを学習する会) さんから:
日本政府はG7共同声明の日本語版を改ざんしてまで汚染水を海に流すな!
改ざんされた日本語訳の撤回を求める申し入れ書に団体賛同を!
G7広島サミットに先駆けて4月、札幌でG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催
されました。
採択された共同声明71項に議長国・日本の意向で、福島第1原発の事故対応につ
いて書かれています。
① 汚染水の海洋放出について原文では、IAEAの規則などに沿い、人と環境に害を
及ぼさないことが、
廃炉と福島復興に不可欠だとされています。
ところが日本政府の日本語訳では、「ALPS処理水の海洋放出が廃炉と福島復興
に不可欠」という趣旨に
改ざんされています。
② 汚染土の持ち出し・再利用についても、原文では
「国際社会と緊密に連絡をとりながら、オープンかつ透明な方法で行うよう奨励
する。」と釘をさされているのに、
日本語訳では、まったく逆に「オープンで透明性をもって、国際社会との緊密な
コニュニケーションをとりながら進められている」
と評価されたかのように装っています。
5月のG7広島サミットで採択された首脳声明26項には①の汚染水に関する英文が
そのまま盛り込まれ、
日本語訳も、札幌と同じに改ざんされています。国内外から批判の声が上がる中
で、G7首脳声明の
日本語訳を改ざんしてまで、汚染水の海洋放出を強行しようとしています。
147市民団体が連名で環境大臣、経産大臣、外務大臣に、
改ざんされた日本語訳の撤回を求める申し入れ書を提出していますが、
環境省、経産省は「修正の必要なし」、外務省は経産省に丸投げです。
この状況を突破し、オンライン話し合いによる改ざん日本語訳撤回に向けた取り組
みの一環として、
改ざん日本語訳撤回を求める申し入れ書への賛同団体を再募集します。
お申込みは https://forms.gle/zwXJQaCqUyktnSzB9
詳しくは
http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-bc4644.html を参照し
てください。
よろしくお願いいたします。
(第4434日目☆原発止めよう!九電本店前ひろば★より)