fc2ブログ

■「福島原発汚染水海洋投棄反対国際書簡」に 賛同署名してくれたみなさん、ありがとうございました!

★ 佐藤大介(No Nukes Asia Forum Japan) さんから:

 

■「福島原発汚染水海洋投棄反対国際書簡」に

賛同署名してくれたみなさん、ありがとうございました!

 

韓国の環境、農漁民、労働、市民社会団体が参加している「放射能汚染水海洋投棄阻止共同行動」が、世界海洋デーの6月8日、ソウル、釜山、蔚山、大田、全北、忠北、光州、全南などで記者会見を行い、「福島原発汚染水海洋投棄反対国際書簡」を発表した。31か国から、1048名と243団体が署名した。国際書簡は、以下を要求している。

・日本政府は、福島原発の放射能汚染水を海洋投棄しないでください

・日本政府は、福島原発の放射能汚染水を陸上で保管してください

・日本政府は、海洋放出が安全であるというプロパガンダをやめてください

IAEAは、日本政府と東京電力の汚染水海洋投棄の擁護をやめてください

 

■【韓国・全国漁民会総連盟の執行委員長、キム・ヨンチョルさんからのメッセージ】

620日福島市での「汚染水を海に流すな!福島行動」で代読されました。以下、抜粋です)

 

福島第一原発事故で発生した汚染水の海洋放出を阻止するために、日々奮闘されている日本の市民の皆さん、福島の漁民の皆さん、こんにちは。私は、漁業を生業とするキム・ヨンチョルと申します。

 

海は私たち漁民にとって生活の基盤です。生涯、海だけを見つめながら暮してきました。海は、住み慣れた我が家であり、仕事場であり、家族・友人のような人生の同伴者でもあります。海にいつも感謝の気持ちを捧げながら生きてきました。

 

それなのに、隣国の日本が原発事故で発生した放射能汚染水を海に捨てるというとんでもない計画を立ててしまいました。この知らせをはじめて聞いたとき、私はたいへん驚き、慌てずにはいられませんでした。汚染水の海洋放出は、私たちのような漁民の暮らしだけでなく、この大切な海を滅ぼすということです。

 

完全に安全だと検証されるまで、汚染水を一滴も海に流させないようにする道だけが、いま私たち漁民が全力でとりくまなければならないことだと思います。私たちが沈黙すれば、日本政府は私たち漁民が海洋放出に同意したと理解するでしょう。

 

韓国で汚染水の海洋放出に不安を感じる人たちは、すでに海産物の消費を控えるようになっています。すでに被害が出始めています。海洋放出が現実になれば、私たち漁民の生計は完全に破綻するでしょう。私たち漁民は生きていけなくなります。

 

ひとたび汚染水が海に捨てられると、再び拾い集めることはできません。子供たちに核汚染のない海を譲り渡すために最善をつくしましょう。尊敬する日本の市民の皆さま、漁民の皆さま、韓国と日本という国境を越え、「汚染水の海洋放出を阻止する」というたった一つの目標に向けて、最後まであきらめず、共に頑張って闘い抜きましょう!


(第4454日目☆原発止めよう!九電本店前ひろば★より)

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる