「米軍オスプレイの事故報告を受け、ただちに佐賀駐屯地の工事を中断して、市民説明会の開催を求める申し入れ」を行いました。

　米海兵隊は、昨年6月８日に米カルフォルニアで起きたMV22オスプレイの墜落事故について、同機に特有の構造的欠陥が原因だったとする調査報告書を公表しました。防衛省は今回の報告書を受け、陸上自衛隊が保有するV22オスプレイの飛行を見合わせています。佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり防衛省は説明会で「オスプレイは安全で、事故は人為的ミスが原因」と再三説明してきました。しかし、機械的故障でしかも構造的な欠陥であることが明らかになった以上、米軍機を含む欠陥機オスプレイは直ちに飛行を停止し、欠陥機を売りつけた米に返却し、撤去すべきです。佐賀空港へのオスプレイ配備計画はとんでもありません。欠陥機オスプレイ配備は、佐賀県民や有明海沿岸住民に命を危険にさらす行為にほかなりません。

　「佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備に反対する市民有志」は31日午後、九州防衛局佐賀現地事務所と佐賀県庁、佐賀市役所へ「米軍オスプレイの事故報告を受け、ただちに佐賀駐屯地の工事を中断して、市民説明会の開催を求める申し入れ」を行いました。それぞれ検討し、返事をするとの回答でした。