修の呟き

六ヶ所再処理・プルトニウム 質問主意書回答まとめ

杉野です。参考にしてください。

六ヶ所再処理・プルトニウム 質問主意書回答まとめ

三陸の海・岩手の会 永田です。
 六ヶ所再処理工場に係わり、プルサーマルも含めプルトニウム政策について
川田龍平参議院議員から質問主意書を提出していただきました。
5月16日提出、5月29日答弁書受領 答弁書をまとめHPにアップしました。
以下は私たちのMLでお知らせしたものを転送いたします。


◯ 質問主意書第4弾
「六ヶ所再処理工場の稼働により生成されるプルトニウム等に関する質問主意書」の答弁のまとめを
HPにアップしました。
プルトニウムの消費計画、使用済みmox燃料処理・処分計画、ミサイル攻撃対策について答えず
再処理・プルサーマルを推進!
http://sanriku.my.coocan.jp/193_110Q&A&C.pdf
概略はまとめ1頁の以下です。
答弁書まとめ(概略) (詳しくは各質問のコメントを参照して下さい)
1) 六ヶ所再処理工場で製造されたプルトニウムをプルサーマルで消費できる見込みは(質一)、消費計画が定まらないまま再処理工場の稼働できるのか見解は(質四)に答えず。「利用目的のないプルトニウムは持たない」と回答。 *プルトニウムの消費計画を示すことをせず無責任な再処理政策が行われている。
2)現有プルトニウム48トン(国内11トン、英仏37トン)を平和利用できない場合どのように管理するのか事例を上げて問うた(質二)が答えず。 *(質一)で「利用目的のないプルトニウムは持たない」と回答しているが、大量の現有プルトニウムをプルサーマルで消費できるはずない。核兵器転用を防ぐ調査研究にも答えないようでは国際的に疑念を持たれるばかりだ。
3)政府機関のどこが、どのようなスケジュールで使用済みMOX燃料の処理・処分に関する計画を策定するのか(質三)について答えず。六ヶ所再処理工場で行う予定はないと回答。 *使用済みMOX燃料の処理処分を今後の検討課題とし先送りし、伊方3号(16/157体)、高浜3号(24/157体),4号(4/157体)機でプルサーマルを実施(6/6現在)。課題を先送りする無責任政策だ。
4)我が国の再処理工場におけるミサイル攻撃対策を具体的に示されたい(質五)に「仮定の質問に答えられない」とし、一般論では「早期察知、多層的な防護、機動的・持続的対応をする」と回答。 *北朝鮮の宋日昊日朝国交正常化交渉担当大使は「もし戦争になったら真っ先に被害を受けるのは当然日本だ」と牽制した、との報道(4/23)があった。仮定の質問と切り捨てる問題ではない、再処理工場はプルトニウムを製造する軍事工場としてマークされているはずだ。国の危機管理意識に問題があるのではないか。
5)核施設を抱えて戦争はできない、平和憲法を守る姿勢を(質六)問うた。「憲法の下専守防衛、非核三原則を守ってきた。米軍の前方展開を維持し日米同盟の抑止力を強化し国民の命と平和を守る。」との回答。  *米国に従属しその抑止力の下で平和を守るとしている。自立した外交により世界平和へ貢献しょうとする姿勢が見えない。



◯ 海水中トリチウムモニタリングデータ改ざんの疑い
12日の例会でアクティブ試験中(2006年度〜2008年度)六ヶ所再処理工場から膨大なトリチウムを
 海洋へ放出した。東北電力東通原発沖海水で3回検出、環境科学技術研究所は尾駮港で33回測定し6回検出しています。ところが原燃と青森県は同期間に50〜60回海水を測定しましたが全て不検出(2Bq/L以下)だった。これについて国へ2度質しましたが、疑いを否定はせず、マニュアル通りやっているとの答弁でした。
それで、原燃と青森県へモニタリングの疑義について問い質す必要があるのではないかとなり、
資料を確認することにしました。 

*仏ラ・アーグ再処理工場周辺海域の調査結果が以下pdf(英文)に出ています。

世界の商用再処理工場周辺海域ではどうかフランスのIRSN(放射線防護・原子力安全研究所)の報告書がありました。300頁以上ありダウンロードに時間がかかります。2010年〜2011年の報告書です。
http://www.irsn.fr/EN/publications/technical-publications/Documents/IRSN-Report-Radiological-State-Environment-France-2010-11.pdfp4の地図でLa Hague ,Flamanville,Paluel,Penly などの位置が確認できます。
p75〜77にかけて海水中のトリチウム濃度が出ています。
p96のヨーロッパ海域地図に海水のトリチウム濃度分布のシミュレーションがあります。
 2000Bq/m3=2Bq/L(トリチウム検出限界値:原燃・青森県)です。
 原燃は2007年に海へ1300TBq(テラベクレル)放出しています。上の表<脚注「1,012」は10の12乗の間違いです>

このようなことを確認し、青森県・原燃へモニタリングを正しく行うように申入れをしなければいけないと思っております。(今までのトリチウム測定データをまとめてみたいと思っております。)

*海水中のトリチウムに関する資料をもう一つお知らせします。日本原子力学会論文
「下北沖海域における海洋中放射性核種移行予測システムの構築とケーススタディ」
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/taesj/7/2/7_J07.025/_pdf これを見ると、2Bq/Lをはるかに超える数値が予測されているように伺えます。Fig.15
 それにもかかわらず一度も検出されていなかったことはありえません。

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  1. 2017/06/18(日) 14:54:46|
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佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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