修の呟き

<伊方原発3号機のキャビィティは容積が小さく弱く水蒸気爆発ですぐ壊れる>

【報告】第2280日目★原発とめよう!九電本店前ひろば★より
★ 中西正之 さんから:
<伊方原発3号機のキャビィティは容積が小さく弱く水蒸気爆発ですぐ壊れる>

日本の原発の再稼働については、福島第一原発で過酷事故を起こしていない加圧
水型原発を所有する電力会社の加圧水型原発の適合性審査が先行してきました。

 しかし、2014年7月に川内原発1・2号炉の適合性審査書案が公布されるまで
になったので、適合性審査は沸騰水型原発を所有する電力会社の沸騰水型原発に
ついても進んできました。そして、平成27年(2015年)6月9日(火)の第236回
適合性合同審査会で、特に「格納容器雰囲気直接加熱の防止」「溶融炉心と冷却
材の相互作用について」「溶融炉心とコンクリートの相互作用について」を中心
に丸一日詳細な検討が行われています。
https://www.nsr.go.jp/data/000115631.pdf
この議事録の中で、70ページに規制庁の杉山氏が「というはPWRに比べて、
格納容器の体積はぐっと小さいわけなんです。ですから、同じ水蒸気発生量に対
して、当然、全体の圧力上昇に対して、より大きな寄与があると考えられる」と
説明しており、また福島第一原発で過酷事故を起こした沸騰水型原発を所有する
電力会社は、メルトダウンが発生した時の水蒸気爆発対策問題を国際的な知見で
検討を行っています。

 しかし、沸騰水型原発よりも格納容器の容積が8倍ほども大きい加圧水型原発
を所有する関西電力、九州電力、四国電力、北海道電力は、メルトダウンが発生
した時の水蒸気爆発対策問題をまともに検討してきませんでした。

 ところが、OECD(経済協力開発機構)の SERENA-Projectの報告書やJAEA-
Research 2007-072 報告書を良く調べると、メルトダウンの発生時、キャビティ
に水が溜まって大水蒸気爆発が起きて、一番にキャビティのコンクリート壁が破
壊され、その破壊から格納容器も破壊される。そして、沸騰水型原発のキャビテ
ィの内容積はかなり大きいが、それに比較して、加圧水型原発のキャビティの内
容積はかなり小さく、加圧水型原発の方がかなり危険と説明されています。

 今まで、加圧水型原発では、玄海原発3・4号機と大飯原発の3・4号機のキ
ャビィティ構造はかなり調査してきました。

 今回、伊方原発3号機のキャビィティ構造を適合性審査会合で使用された配布
資料から調べてみました。

 そして、第50回適合性審査会の資料3-2-2のⅣの3頁で見つけました。
伊方原発3号機のキャビィティの構造図面↓を添付します。
http://tinyurl.com/y8443b9o


 この構造図面を見ると、伊方原発3号機のキャビィティは福島原発のキャビィ
ティに比べて、極めて狭い事が分かりました。

 また、玄海原発3・4号機と大飯原発の3・4号機のキャビィティ構造のコン
クリート厚みに比べて、比較にならないほど薄い事が分かりました。

 OECD(経済協力開発機構)の SERENA-Projectの報告書やJAEA-Research 2007-
072 報告書の対象原発は、伊方原発3号機が建設された頃の原発だったのかとも
想像されるのですが、
やはり伊方原発3号機に大水蒸気爆発が起これば、格納容器は無茶苦茶な状態に
なることが良く分かりました。
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  1. 2017/07/17(月) 08:46:09|
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佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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