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修の呟き

2013.08.31(20:44) 984

 29日付赤旗が警察官5人に取り押さえられ直後に急死した、佐賀市の知的障がいがある安永健太さん=当時(25)=の事件について、28日に開かれたきょうされん近畿・北陸ブロックが主催した「障がいがある人の人権と地域生活を考える関西フォーラム」で取り上げられたと伝えていました。


 事件は2007年9月25日夕方、安永さんが授産施設(作業所)から自転車で帰宅途中、「(安永さんが)車道を蛇行運転していた(警察発表)」のを佐賀県警佐賀署のパトカーが発見し、警察官が「酩酊状態と判断」しパトカーにより追跡。この後、安永さんが信号停車中のバイクに衝突、転倒した。その際、警察官が保護しようとしたところ、安永さんが抵抗。そして、応援に駆けつけた警察官を含む5人によってうつぶせの状態で取り押さえられた。直後に、安永さんはけいれん、呼吸困難などの症状が出て、救急搬送先の病院で死亡した。


 遺族は2008年3月、警察官が安永さんを取り押さえる際に暴行を加えたとして、特別公務員暴行陵虐致死の疑いで佐賀地検に刑事告訴。佐賀地検は直後に不起訴処分とした。そのため、遺族は翌月、事件について真相解明を求め、障がいのある人が安全に暮らせる社会をめざし佐賀地裁に、佐賀県警の警察官5人を特別公務員暴行陵虐致死容疑で付審判請求。その際、付審判請求を求める署名活動が行われ、全国で11万人以上が署名した。この結果、佐賀地裁は2009年3月、直接暴行を加えたとされる警察官1人を特別公務員暴行陵虐罪で付審判を開始すると決定。その後、特別公務員暴行陵虐致傷罪へ訴因変更。


 しかし、佐賀地裁は2011年3月、懲役1年の求刑に対し、被告人の警察官が安永さんを殴ったとする目撃証言は取り押さえ行為を見間違えた可能性があるとして無罪判決を言い渡した。検察官役の弁護士は控訴したが、福岡高裁は2012年1月、控訴を棄却した。さらに上告したが、最高裁第二小法廷は同年9月、上告を棄却し、警察官の無罪が確定した。現在は民事裁判で係争中。


 赤旗によると、フォーラムで安永さんの父親の孝行さん、弟の浩太さんが支援を訴え、弁護団長の河西龍太郎弁護士が「事件は警察が知的障がいの特性を全く知らなかったことで発生した」と指摘、知的障がいについて警察への教育を徹底することを強調されたそうです。また、シンポジウムでは、「知的障がいは見た目で識別できない。地域で本人のことをいかに知ってもらうかが課題」(奈良県てをつなぐ育成会)との発言や啓発活動の報告があったり、発達障がいの子どもを持つ神戸市の母親は、障がいへの無理解や誤解から万引きと間違われたり、挙動不審で通報される事例が後をたたないとし、「障がいの特性を理解してほしい」と、訴えられたそうです。


 同じ佐賀市に住むものとして、安永さん親子の民事裁判の闘いを応援していきたいと思います。
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